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2014/05/21 平成26年議会改革検討委員会(第2期)本文(要点)

                  午後1時30分 開議
◯委員長(宍戸治重君)  議会改革検討委員会(第2期)を開会する。
 本日の流れについては、協議事項について、1、検討課題について、(1)、議会報告会の開催、(2)、予決委員会中継、続いて常任委員会中継、(3)、政務活動費について、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めてまいりたいと考えるがよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 なお、協議事項の項目1(1)、議会報告会の開催の協議に当たっては、さきに開催された東村山市議会及び調布市議会の議会報告会をそれぞれ見学願ったところであるが、その感想等について発言を願うこととし、事務局からも報告を願うこととする。また、(2)の予決委員会中継、続いて常任委員会中継の協議に当たっては、別室にスクリーン等を用意しているところであり、後ほど休憩をとり各市の実施事例について視聴を願いたいと考える。感想等については委員会再開後に改めて発言を願いたい。(3)の政務活動費については、その後の情報等があれば提供願いたい。
 では、協議事項に入る。
 協議事項の項目1(1)、議会報告会の開催、本件を議題とする。
 まずは、事務局から報告願う。


◯副主幹(藤井泰男君)  去る5月9日(金)に開催された東村山市議会の議会報告会の概要について報告する。
                    (資料説明)
 当日における参加者は70人ほどであった。
 3月定例議会の報告の後に開催された意見交換会においては、冒頭に司会者から、質問に対する答弁については議員個人としての見解は控える旨の発言があったとともに、意見交換会においては、コミュニティバス料金値上げの根拠について、継続審査中である市内小・中学校における特別教室等へのエアコン設置を求める請願の今後の審査日程について、採択された請願のその後の取り扱いについて、議員の本会議欠席理由について、東村山市議会基本条例の特徴点について及び通年議会の導入について等の質疑が寄せられたところである。
 なお、東村山市議会では今後、各定例会閉会後30日から40日程度をめどに議会報告会を開催する予定とのことであった。


◯副主幹(富永幹雄君)  去る5月17日(土)に開催された調布市議会の議会報告会の概要について報告する。
                    (資料説明)
 当日における参加者は約60人であった。
 なお、各常任委員会の報告の後に議題に供された「皆様からのご意見」の際には、議員倫理等今後の議会改革のあり方について、議会報告会の開催頻度やそのあり方について、高齢者敬老金について、保育所待機児童問題について等の意見が寄せられたところである。


◯委員長(宍戸治重君)  各委員から感想等はあるか。


◯委員(石原 恒君)  どちらの議会報告会にも参加させていただいたが、議会報告会そのもののあり方の問題などにも意見が出されていたところであり、それぞれ参加してよかったと思う。
 また、両市議会ともにアンケート調査を実施していたところであり、それらの集計結果も取り寄せられればと考えるところである。こうした議会報告会については、議会における議論の過程についての報告が求められているのではないかと考えるところである。


◯委員(岩田康男君)  東村山市議会の2日目の議会報告会を傍聴したが、当日は40人ほどの参加者があったところである。傍聴した感想としては、議会主体の報告会であり、おもしろみに欠ける内容となることについてはやむを得ないところかと考えるところであるが、スライドを活用するなどの運営への工夫が見られたところである。同市議会の日本共産党会派所属議員に話を伺ったが、何度もリハーサルを実施したとのことであり、それこそが議会改革であるとの意見も聞かれたところである。市民から質疑・質問を受け、答弁することの大変さはよくわかったところであり、参加した市民より議員のほうが満足度は高いのではないかと考えるところである。


◯委員(嶋崎英治君)  私も東村山市議会の議会報告会を傍聴したところである。
 常任委員会の報告が紋切り型になってしまうことについては、やむを得ないものと考えるところである。議会改革を目指す観点からの質疑も寄せられていたが、資料にも記載があるように当該市議会では多くの取り組みが進められてきたところである。
 なお、総額858億円にも上る予算特別委員会での審査時間が現状の時間で十分であると考えるのかとの質疑もあったが、当該市議会では質疑に係る持ち時間に討論時間も含めるとのことであり、それについては課題と認識したところである。
 総じて議会報告会の開催により、市民の理解は高まるものと考えるところである。


◯委員(寺井 均君)  私も東村山市議会の2日目の議会報告会を傍聴したところである。
 参加者は約40人ほどであったが、各委員会からの報告内容については他市議会と余り変わらないように感じられたところである。参加した市民からの質疑についても余り的確とは言えないものもあり、議論となるような大きな課題点もなく、大過なく進行したとの印象である。
 議会としての考え方なども示されていた点は評価できるが、テーマをより絞り込む必要などがあったものと考えるところであり、議会報告会のやり方として一考する余地があるものと考える。


◯委員(石井良司君)  私は調布市議会の議会報告会を傍聴し、東村山市議会には電話で話を伺ったところである。調布市議会の議会報告会では、議員それぞれが役割分担し会を進行している状況を確認したところである。しかし、報告内容については議会報に掲載されている内容であったり、執行機関側の報告そのままといった部分も見られるところであり、あれほどまでに努力して議会報告会を運営しているにもかかわらず、果たしてその必要性はあるのかといった印象も持ったところである。一方で、議会側には執行権のない現実もあるところであり、議会報告会のあり方についてもう少し検討してみる必要があるのではないかと考えるところである。


◯委員(後藤貴光君)  私も調布市議会の議会報告会を傍聴したところである。
 市民の立場から見た場合、議会による報告会として執行機関側の会との差異が見えづらいのではないかとの印象を持ったところである。議会が行う報告会には一定の限界があるものと考えるところであり、多くの時間をかけ、多くの議員が準備等を行うこととなる反面、その効果については若干の疑問が残るところである。


◯委員(高谷真一朗君)  私も調布市議会の議会報告会を傍聴したところである。開催に当たり、資料の作成には相当な苦労があったものと推察したところである。あれだけの努力を払ってもいろいろな意見が出されていたところであり、当該市議会でもこれからまた工夫を要するのではないかと考えるところである。やはり、市民の知りたい内容を提供することが重要であると考える。
 こうした事例のように、それぞれの議員が一緒に一つのことを行う機会はなかなかないところであり、実施する意味はあるものと考えるところである。なお、議会報告会の実施に当たっては、仕切り役の役回りが非常に大切であるととともに、市民からの質問のルール等についても考慮すべきであること、また、議員個人の意見を言うことができない難しさを感じたところである。調布市議会においても始めてまだ間もないところであり、本市議会でもぜひ実現できればと考えるところである。


◯委員(石原 恒君)  調布市議会では、参加者から提出を求める要望シートについての工夫が見られたところである。また、議会報告会において会派として主張できない部分については、インターネット中継への誘導を図るなど、議会報告会の役割の明確化を図るべきではないかと考えるところである。


◯委員長(宍戸治重君)  私は両市議会とも傍聴したところであるが、参加者の中には議員経験者や請願者等も含まれていたようである。
 傍聴した印象としては、当該報告会は誰が行う報告会であるのか、議会によるものなのか、行政側なのかといった線引きが希薄なのではないかと感じたところである。また、行政特有の専門用語の使用の問題やテーマの絞り込みのあり方の問題、会場のレイアウト等についても考えるところがあったところではあるが、全体として多くの参加者に来ていただいているものと感じたところである。意見交換のあり方や広報等を工夫し、主催者も参加者も互いが議会報告会になれていく必要があるのではないかと考える。


◯委員(石井良司君)  議会報告会の実施に当たっては、議会の権能を生かすものでなければ意味がないものと考える。今回傍聴した議会報告会について言えば、いわば執行機関サイドの情報であり、それらについては広報等で知り得る情報なのではないかと考えるところである。


◯委員(岩田康男君)  開始当初から高いレベルでの議会報告会を開催することはなかなか難しいのではないか。
 東村山市議会において聞いたところでは、今回の各常任委員会の報告内容については、3月議会の最終日における委員会報告書・委員長報告に基づいたものになっているとのことであり、そうであれば、いわば最終日の本会議の再現であり、おもしろみに欠けるのも当然である。当日の議会報告会では、即決議案については別の報告者が報告もしていたと記憶しているが、こうした報告のために何度もリハーサルを実施したそうである。
 今後、議会報告会になれてくれば、より発展していくものと思うが、開始当初の時点においてはこのような感じなのではないか。


◯委員(石井良司君)  議会報告会での報告内容が、本来執行機関側が報告すべき内容とイコールになってしまっているように感じたところである。議会全体の取り組みとして実施する必要性があるのかについては疑問のあるところであり、各会派における取り組みによって解決できる可能性もあるのではないかと考えるところである。


◯委員(緒方一郎君)  残念ながら議会報告会には参加できなかったが、議会報告会の開催の必要性については疑問を感じるようになってきているところである。その理由として、市民が求める議会報告会と議会が進める議会報告会との間にミスマッチがあるのではないかという点である。ある市議会での事例では、議会報告会は何度も同じようなことを報告しているのではないかとの批判の声も出ているとのことであった。また、開催準備等に時間がかかり過ぎる点もある。議会報告会に時間をかけるのであればもっと現場に来いとの批判の声もあるとのことであった。こうした点を勘案すれば、議会報告会の必要性については再検討を要するものと考えるところである。通年議会の導入等も含め、必ずしも日経グローカルの報道等に追従する必要はないものと考える。


◯委員(岩田康男君)  確かにマスコミの報道に追従して議会改革を行うようなことでは本末転倒ではないかと考えるところである。
 議員・会派が行う市政報告などにおいては、他の会派・政党の考え方等について話すことはできないところであり、そうした点からも議会として開催する議会報告会は議会の発展に寄与するものと考えるところである。議員が質問を受ける機会を持つということは、物すごく勉強になるものと考える。


◯委員(石井良司君)  現状の議会報告会では、決定された事項についてのみ報告する形となり、それについて私はこう考えるという部分を言えない難しさがあるのではないか。決定事項の報告だけであれば、関心のある人に対しては広報や傍聴で十分対応ができているのではないか。


◯委員(嶋崎英治君)  そうしたジレンマに対しては、議員間討議の機会を設けることで対応が可能となるものと考えるところである。


◯委員(岩田康男君)  石井良司委員の発言のとおり、議会報告会の開始当初の段階においては決定事項の報告程度とならざる得ないものと考えるところである。東村山市議会の事例においても、コミュニティバス運賃の値上げの質問について答えていたのは、値上げに反対の立場をとる日本共産党会派所属の委員長であったが、執行機関側の説明内容と議決結果について述べるにとどめていたところである。
 このような立場の異なる人からの意見や要望の声は、議員個人の市政報告会などでは出ないものである。


◯委員(石井良司君)  議会報告会を実施するのであれば、いわゆる行政側の報告だけでは意味がないものと考える。二元代表制のもとでの執行機関側との関係性において、議会の権能を発揮し得る報告会のあり方を検討すべきではないか。


◯委員(緒方一郎君)  議員間の自由討議についてはあってもいいのではないかと考えるところであるが、議会報告会とは分けて議論すべきであると考える。


◯委員(岩田康男君)  議員個人や会派としての考え方はあるとしても、議会報告会の場で委員長として発言できるのは委員会審査報告の範囲までではないかと考えるところである。


◯委員(高谷真一朗君)  例えば、議会報告会の会場に各会派のブースを設置するなどの方法も考えられるのではないか。議会による報告の部分と各会派との交流の部分に場面を分けてはどうか。


◯委員(栗原健治君)  さまざまな意見があったが、議論を進めるためには議会報告会の目的を明確化する必要があるのではないか。私としては議会での議論を伝える場との認識があるところであり、課題はあるものとは思うが、各議員の個人的な考え方なども示せるものになればよいと考えるところである。


◯委員(土屋健一君)  私は残念ながら他市議会の議会報告会を傍聴することができなかったが、議会報告会を実施するに当たっては、その目的が重要であると考えるところである。議会報告会は、あくまでも議会の活動を伝える場として設置されるものであり、決して議員のスキルアップの場ではないと考えるものである。


◯委員長(宍戸治重君)  さまざまな意見が出されたところであり、本日のところは結論を出すに至らないと考えるところである。
 協議事項の項目1(1)、議会報告会の開催については、継続とすることでよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 各自においてそれぞれ再検討を願いたい。
 引き続き、協議事項の項目1(2)、予決委員会中継、続いて常任委員会中継、本件を議題とする。
 休憩する。
                  午後2時35分 休憩



                  午後3時15分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  議会改革検討委員会(第2期)を再開する。
 休憩中に各市議会の中継事例について視聴いただいたところであるが、意見等はあるか。


◯委員(石井良司君)  委員の背中側から撮影している事例が見られたが、それについてはいかがなものかと考える。実施の是非については別だが、音質については悪くはなかったと思う。


◯委員(後藤貴光君)  本市議会で実施するとした場合には、音質の問題について不安が残るところである。あわせて会議全体の雰囲気がわかるような工夫が求められるものと考えるところである。


◯委員長(宍戸治重君)  各市議会における委員席の配列等については、それぞれ違いが見られるところである。


◯委員(土屋健一君)  東村山市議会については視聴に十分耐え得るものであったが、それ以外のユーストリーム活用事例については課題があると感じたところである。また、視聴したい部分のみを視聴することができない点などについても課題があるものと考える。


◯委員(嶋崎英治君)  東村山市議会の事例を初めとして、ユーストリームを活用した中継についても十分対応できるものと考えるところである。ユーチューブを活用した鳥羽市議会の議会中継には、若者からのアクセスがあると聞いているところであり、本市議会としても本市議会なりの委員会中継が実現できればと考えるところである。


◯委員(栗原健治君)  東村山市議会の事例については、別系統で音源をとっていることもあり、音質がクリアであった。委員会の中継に当たっては、視聴者があたかもその場で傍聴している視点・感覚で配信するのがよいと考えるところであり、東村山市議会の事例はそれが実現できているものと感じたところである。東村山市議会の事例程度であれば、カメラが定点であっても十分実用に耐えられるものと考えるところである。


◯委員(岩田康男君)  東村山市議会の事例程度の品質があれば十分と考えるところである。
 当該市議会において話を聞いたところでは、かけている経費は少額ではあるが、会場の形状を生かす、発言席を設けるなど、いろいろと工夫はしているようである。


◯委員(石原 恒君)  東村山市議会の事例は参考になるものと考える。委員会の中継を行うに当たり、発言席を設置することは重要な点ではないか。音質も十分であった。


◯委員(高谷真一朗君)  ユーストリームの活用事例の中で言えば、東村山市議会の事例が最もよかったところであるが、構築されたシステムにより中継を行っている武蔵野市議会や町田市議会の画質等と比較してしまうと、ユーストリームの活用事例については見劣りするというのが正直なところである。


◯委員(緒方一郎君)  本市議会で導入するに当たっては、協議会室を使用し、それぞれが起立して発言を行えば十分対応できるのではないかと考えるところである。また、こうした議会中継については何かほかの仕事等をしながら視聴しているとの声も寄せられているところであり、音質がある程度確保できれば、ラジオ感覚で視聴いただけるのではないかと考えるところである。武蔵野市議会の事例はカメラの切りかえが激しいために視聴者は目が疲れそうであり、定点カメラであっても十分であると考える。ぜひ実現に向けて御議論をお願いいたしたい。


◯委員(寺井 均君)  中継を実施するに当たっては、映像上で誰が何をしているのかが確認できることが重要であると考えるところであり、その意味では東村山市議会の事例程度であれば十分対応できているものと考える。なお、本市議会で導入する際には、横長の委員席の配列等に対応できるような工夫が必要となるものと考えるところである。


◯委員長(宍戸治重君)  視聴した感想等についてそれぞれ発言をいただいた。推進をとの声も含め、さまざまな意見が出されたところである。さきの資料においては、流山市議会は2台のカメラを定点で使用しているとのことであったが、本日視聴した限りでは1台のみのようであった。
           (「映像上は1台のみのようである」と呼ぶ者あり)


◯委員(岩田康男君)  流山市議会の映像にはなかったが、仮に後ろ姿であったとしても答弁者は映すべきであると考える。


◯委員長(宍戸治重君)  本市議会で実施するに当たっては、そうしたことについても一定の工夫は必要であると考える。


◯委員(岩田康男君)  ユーストリームにおいては映像の改変等ができないことから、発言訂正時における対応等も含め、実施に当たりさまざまな工夫が求められるものと考えるところである。


◯委員長(宍戸治重君)  そうした技術的課題についても検討を要するものと考えるところである。
 では、協議事項の項目1(2)、予決委員会中継、続いて常任委員会中継については、本日のところは継続とすることでよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 なお、時間の都合もあることから、協議事項の項目1(3)、政務活動費についても、本日のところは継続とすることでよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 次に、協議事項の項目2、次回委員会の日程については、既に確認をいただいているとおり6月6日(金)午前10時から開催することといたしたいがよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 なお、7月の開催日程については、会派視察等の日程に配慮しながら改めて検討いたしたい。
 協議事項の項目3、その他について何かあるか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 では、本日の議会改革検討委員会(第2期)を散会する。
                  午後3時40分 散会