午後1時00分 開議
◯委員長(宍戸治重君) 議会改革検討委員会(第2期)を開会する。
本日の流れについては、報告事項について、1、議長への諮問事項に関する一部検討経過報告について、及び協議事項について、1、検討課題について、(1)、一日一常任委員会の開催、(2)、一般質問の時間配分について、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めてまいりたいと考えるがよろしいか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
そのように確認する。
報告事項に入る。
報告事項の項目1、議長への諮問事項に関する一部検討経過報告について、本件を議題とする。
本日午前中に正副委員長から正副議長に対し、さきの委員会において確認した諮問事項に関する一部検討経過について口頭にて報告を行ったところである。
この件について何かあるか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
報告事項を終わる。
協議事項に入る。
協議事項の項目1(1)、一日一常任委員会の開催、本件を議題とする。
休憩する。
午後1時08分 休憩
午後1時33分 再開
◯委員長(宍戸治重君) 議会改革検討委員会(第2期)を再開する。
協議事項の項目1(1)、一日一常任委員会の開催については、4会派より共同提案のあった内容について会派に持ち帰り検討願うことでよろしいか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
そのように確認する。
次に、協議事項の項目1(2)、一般質問の時間配分について、本件を議題とする。
配付資料等の説明を願う。
◯議事係書記(星野 東君) 前回の委員会において資料等の要求があった内容について説明する。
1点目は、平成24年第3回定例会時における各市議会の一般質問者数等の状況についてである。
(配付資料説明)
2点目は、一般質問の質問時間等に係る先例事項確認時における諸派の状況についてであるが、昭和54年当時、2人会派である三鷹市民同志会及び1人会派である三鷹革新連合の2会派が活動していたところである。
◯委員長(宍戸治重君) 休憩する。
午後1時38分 休憩
午後1時44分 再開
◯委員長(宍戸治重君) 議会改革検討委員会(第2期)を再開する。
◯委員(石原 恒君) 本件の検討を進めるに当たり、議論の整理を願いたい。
1点目は会派持ち時間制を維持するか否かの問題であり、2点目は質問時間設定に答弁時間を含むか否かの問題である。こうした内容については個別に議論していくことが必要であると考えるところであり、あわせて本件の検討に当たっては、諸派に対する一定の配慮についても求めたいと考えるところである。
◯委員長(宍戸治重君) 提案会派からは会派基礎時間の廃止が提案されているが、会派持ち時間制に係る見直しについては含まれていないようである。
◯委員(嶋崎英治君) 本市議会における最大会派からの提案であり、その苦労については理解するところである。本件の検討に当たっては、一般質問とは議員個人に与えられた権利であるとの観点から議論願いたいと考えるところである。我が会派のスタンスとしては、質問時間のみの時間設定で1人当たり30分を割り当てることとしたいと考えるところである。
◯委員(緒方一郎君) 我が会派としても、一般質問は議員一人一人に与えられた権利であり、保障すべきであるとの立場である。会派持ち時間制を議員持ち時間制に改め、諸派も含め質問時間のみの時間設定で1人当たり25分をお願いできればと考える。2日間で一般質問を実施するとすれば、このような時間設定とすることが妥当であると考えるところである。
◯委員(高谷真一朗君) 会派持ち時間制を廃止して、議員単位で質問時間を付与すべきであると考える。実績を考慮すれば、質問時間のみの時間設定で1人当たり20分程度が想定されるところである。
◯委員(栗原健治君) 一般質問については議員それぞれが有する権利として保障願いたい。時間設定については、質問時間のみの時間設定で20分から30分と会派内においても議論があるところである。
◯委員(嶋崎英治君) 本市議会の録画中継のホームページ画面を見ると、再生時間として一般質問における議員ごとの質問・答弁のトータル時間が表示されているが、会派間でかなりの差異があるように感じられるところであり、これについては一定の意図が働いているのではないかと認識するところである。仮に答弁時間を含んだ時間設定とした場合には、答弁に質問時間の多くを割かれてしまうおそれもあり、この場において質問時間のみの時間設定を合意事項として議論いただきたいと考えるところである。
◯委員(石井良司君) 現状の会期設定を考慮すれば、質問時間のみの時間設定とした場合には1人当たり20分が付与できる限界ではないかと考えるところである。
◯委員(嶋崎英治君) それは議員に対して付与するという意味か。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◯委員(後藤貴光君) 会派持ち時間制には質問時間を会派内で互いに融通できるメリットがあるところであり、会議時間の読みやすさという観点からは答弁時間を含めた質問時間設定のほうが、メリットがあるところである。なお、先例事項における質問時間・答弁時間の想定割合は7対3となっているが現状では5対5程度であると承知している。
◯委員(岩田康男君) この議会改革委員会(第2期)においては、会派にこだわらず各委員からさまざまな意見が出され自由闊達に議論が進められたほうがよいと考えるところであるが、会派内で時間を融通することはやめたほうがよいのではないか。また、答弁時間を含めた質問時間設定に改めることについては、難しい課題があると考えるところであり、答弁時間の長短の問題ではなく、求める内容を答弁でどのように引き出すかという質問者側の問題ではないかと考えるものである。
◯委員(後藤貴光君) 会派内での質問時間の融通については何ら問題はないものと考えるところであり、そもそも我が会派の提案は会派持ち時間制は維持することを前提とした上でのものである。
◯委員(嶋崎英治君) 我が会派では、質問時間のみの時間設定で1人当たり30分をとの立場であるが、現在、我が会派に付与されている1人当たり20分では短いとの認識からである。
◯委員(土屋健一君) 会派持ち時間制を維持した上で、1人当たり時間掛ける会派所属議員数で質問時間を付与してはどうか。
(「それでは膨大な時間を要する」と呼ぶ者あり)
◯委員(岩田康男君) 会派内での質問時間の融通は行わないほうがよい。また、答弁時間を含めた質問時間の設定は執行機関側に有利に働くこととなるものと考える。
◯委員(後藤貴光君) 先例事項の想定どおりに7対3の時間割合できっちり運用できれば問題はないのではないか。
◯委員(嶋崎英治君) 先ほど公明党からは1人当たり25分との提案があったところであるが、その理由について根拠等があれば伺いたい。
◯委員(緒方一郎君) 我が会派は副議長会派であり、副議長となった議員は一般質問を余り実施していない実態がある。その結果として、我が会派では実質的に1人当たり20分の質問時間で一般質問を行っているところであるが、再質問等を考慮すれば質問時間が足りないとの印象があり、1人当たり25分をとの提案を行ったものである。
◯委員長(宍戸治重君) 一般質問の時間配分について、各会派からそれぞれ意見をいただいたところである。
休憩する。
午後2時16分 休憩
午後2時35分 再開
◯委員長(宍戸治重君) 議会改革検討委員会(第2期)を再開する。
それぞれの意見等について改めて確認したい。
◯委員(岩田康男君) 質問時間の設定には答弁時間を含まず、議員持ち時間制とし、1人当たり30分を付与することを提案したい。
◯委員(高谷真一朗君) 質問時間は1人当たり20分とし、その設定には答弁時間を含まず、議員持ち時間制としたい。
◯委員(緒方一郎君) 質問時間の設定には答弁時間を含まず、議員持ち時間制とし、1人当たり25分でお願いしたい。
◯委員(嶋崎英治君) 質問時間の設定には答弁時間を含まない、いわゆる片道で1人当たり30分とし、議員持ち時間制としたい。
◯委員(石井良司君) ドント方式による時間設定においては、所属議員数の多い会派が相対的に1人当たりの質問時間が減少するという課題があるものと認識するところである。会派持ち時間制の見直しの問題については、検討の余地はあると理解するところである。仮に議員持ち時間制で考えた場合、議員1人当たり20分の質問時間ではどうかと考える。
◯委員(高谷真一朗君) 先ほど主張した1人当たりの付与時間20分については、実績における平均時間から妥当と判断した時間数であり、全体のバランスを考えそれぞれ判断をいただきたい。
◯委員長(宍戸治重君) 休憩する。
午後2時41分 休憩
午後2時52分 再開
◯委員長(宍戸治重君) 議会改革検討委員会(第2期)を再開する。
協議事項の項目1(2)、一般質問の時間配分については、質問時間をそれぞれ20分、25分、30分で付与した場合のシミュレーションを事務局において作成願うことでよろしいか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
そのように確認する。
なお、今後における検討課題の進め方等については、次回委員会において協議をしたいと考える。
協議事項の項目2、次回委員会の日程については既に確認済みであり、4月における委員会の開催日程については、休憩中に確認したとおり4月8日火曜日午後2時から4時及び4月25日金曜日午前10時から正午とすることとしたい。
協議事項の項目3、その他について何かあるか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
では、本日の議会改革検討委員会(第2期)を散会する。
午後2時53分 散会