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2014/02/04 平成26年議会改革検討委員会(第2期)本文(要点)

                  午前10時00分 開議
◯委員長(宍戸治重君)  議会改革検討委員会(第2期)を開会する。
 本日の流れについては、協議事項について、1、検討課題について、(1)、「議会選出監査委員を初めとした行政委員会委員長等の出席要請のあり方」について、(2)、一日一常任委員会の開催、(3)、一般質問の時間配分について、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めてまいりたいと考えるがよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 協議事項に入る。
 協議事項の項目1(1)、「議会選出監査委員を初めとした行政委員会委員長等の出席要請のあり方」について、本件を議題とする。
 出席要請に係る検討経過について、前回の議論を受け一部修正を行ったので、お目通し願いたい。


◯議事係書記(星野 東君)  修正内容について説明する。
 さきの委員会における御議論を受け、(1)の末尾に括弧書きで「行政委員会委員長(議会選出監査委員を除く)の出席要請のあり方に関する確認事項」を加えるとともに、アの文中、「5日前」の後に括弧書きで「会期内第1回目の議会運営委員会開催日」を、「4日前」の後に「本会議第4日目、予算・決算審査特別委員会設置日」をそれぞれ付記することとした。また、イの文中、「出席を要請するものとし」の前に「議案の審議(審査)等を深めるため、」を加えるとともに、「配意」を「配慮」に改めることとしたものである。


◯委員長(宍戸治重君)  このような形で取りまとめたいと考えるがいかがか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 では、検討経過についてはこのような形で文書に残すこととし、議会選出監査委員の出席要請のあり方に関しては「議会選出監査委員の役割と一般質問のあり方」についての中で検討を継続することとしたいと考えるがいかがか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 次に、協議事項の項目1(2)、一日一常任委員会の開催、本件を議題とする。
 前回の委員会では、市民や議員の傍聴面でのメリットや会期設定への影響等の観点から、一日一常任委員会制導入の要否についてはそれぞれ意見があったところである。


◯委員(石原 恒君)  配付された資料によれば、多摩26市のうち18市で一日一常任委員会制が導入されている状況のようである。導入市では会期中の委員会日程がどのように設定されているのか。


◯副主幹(藤井泰男君)  国分寺市議会などの事例では、常任委員会日4日プラス予備日1日の設定となっているようである。


◯委員(石原 恒君)  本市議会においても、常任委員会日4日プラス予備日1日の日程設定は可能であると考えるところであり、そのような形でお願いしたい。


◯委員(高谷真一朗君)  導入を想定したシミュレーションなどは行っているのか。


◯事務局長(郷原 彰君)  会期設定への影響等について研究している部分はあるが、具体的なシミュレーション等を実施しているわけではない。


◯副主幹(富永幹雄君)  実態として常任委員会がそれぞれ別日程で開催されている他の市議会においても、必ずしも全ての市議会が一日一常任委員会制の導入を直接の意図として設定したものとは限らないようである。


◯委員長(宍戸治重君)  閉会中の委員会開催の実態等についてはいかがか。


◯副主幹(富永幹雄君)  他市議会での状況について詳細は承知していないところであるが、本市議会においては、議会改革の一環として閉会中における常任委員会の積極的な開催に向けた取り組みを進めてきたところである。なお、本会議での審議を重視するのか、委員会での審査を重視するのかといった方向性については、各市議会の考え方によりそれぞれといった印象もあるところである。


◯事務局長(郷原 彰君)  なお、配付資料中の会議日数欄の見方として、本市議会では本会議最終日休憩中に開催する、いわゆる委員会審査報告書の確認のために開催される委員会も含まれていることに御留意を願いたい。


◯委員(土屋健一君)  他市議会での状況も一方ではあろうが、本市議会においては、この2月に開催する閉会中の常任委員会においても同一日程での開催が見られるところであり、現実的な問題として一日一常任委員会制の導入については困難なのではないかと考えるところである。


◯委員(高谷真一朗君)  会期中における対応と閉会中における対応を分けて考えればよろしいのでないか。


◯委員長(宍戸治重君)  休憩する。
                  午前10時20分 休憩



                  午前10時57分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  議会改革検討委員会(第2期)を再開する。


◯委員(石井良司君)  一日一常任委員会制導入の必要性について、まだ議論が尽くされていないように感じるところである。一日一常任委員会制の導入に伴う会期等への影響は大きなものがあり、導入によるメリットとされた点も、閉会中における委員会開催の活用により従前の日程設定でも十分調整は可能なものと考える。現状のままでもよろしいのではないか。


◯委員(緒方一郎君)  今後の議会改革の方向性として、委員会中継の対象を今回提案した予算・決算審査特別委員会から常任委員会等へと拡大していきたいと考えており、そのためにはまず、一日一常任委員会制の導入が不可欠であると考えるところである。庁内限定での中継といった手法も含め、その検討を担保願いたい。何よりも、この一日一常任委員会制の導入で議会改革のスタートを切ることが重要であると考えるところである。


◯委員(高谷真一朗君)  現状、委員会への傍聴者が多くないのは事実であるが、従前においても付議事件によっては委員会に傍聴者が殺到した事例もあったところであり、一日一常任委員会制の導入は市民の知る機会を保障する観点から重要な課題と考えるところである。また、議員の傍聴機会を確保する観点からも、少数会派に配慮した対応が求められているものと考えるところである。将来的な委員会中継を視野に入れ、一日一常任委員会制を実現願いたい。


◯委員(栗原健治君)  複数の委員会が同時開催されることにより、重要議案の審査がふくそうしてしまうなど、市民の知る権利が保障できない状況が現実にあるものと考える。また、委員会記録の作成にも一定の期間を要する状況であり、一日一常任委員会制の導入には市民の知る権利の保障において十分なメリットがあるものと考える。ぜひ実現願いたい。


◯委員(嶋崎英治君)  議会を見える化することは非常に重要であると考える。本市議会をより開かれた議会とすることが本委員会の責務であり、ここでさらなる一歩を踏み出すべきである。
 これまでの本市議会における知る権利を保障するための取り組みは、いわば議会の進化と捉えられるべきものであるが、中継による情報公開はもう目前である。その前提となる一日一常任委員会制をぜひ実現したいと考える。


◯委員長(宍戸治重君)  さまざまな意見が出されたところであるが、今のところ意見がまとまるところまでには至っていないようである。


◯委員(嶋崎英治君)  現状、一日一常任委員会制を導入していない市議会は、多摩26市でもわずか8市である。


◯委員(岩田康男君)  本市議会においては、委員会を重視してきた歴史的な経緯があることにも留意願いたい。


◯委員長(宍戸治重君)  休憩する。
                  午前11時11分 休憩



                  午前11時29分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  議会改革検討委員会(第2期)を再開する。
 協議事項の項目1(2)、一日一常任委員会の開催については、それぞれの意見を調整し工夫する方法を検討願うことでよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 では、協議事項の項目1(2)、一日一常任委員会の開催についての検討は、本日のところは一旦終了する。
 次に、協議事項の項目1(3)、一般質問の時間配分について、本件を議題とする。
 提案理由の説明を願う。


◯委員(後藤貴光君)  提案理由欄に記載のとおり、会派構成人数が議会活動において公平に反映させられる仕組みを構築すべきであり、会派構成人数がふえると1人当たりの持ち時間が減少してしまう現行の制度には公平性の観点から問題があるものと考える。よって、会派基礎時間を廃止し会派構成人数で案分する、また制限時間に答弁時間を含めるなどの見直しを図ってはどうかと考えるものである。


◯委員長(宍戸治重君)  本件における現状等について事務局から説明はあるか。


◯副主幹(富永幹雄君)  本市議会における一般質問の質問時間設定等の現状について説明する。
 本市議会では、先例事項により所属議員3人以上をもって構成する会派(交渉団体)をベースとする基礎時間・1人当たり持ち時間合算方式制度を採用しており、会派単位による質問時間を設定し、質問時間には答弁時間を含まないものとしているところである。


◯副主幹(藤井泰男君)  各市議会における一般質問者数等の実績について説明する。平成24年第3回定例会における一般質問者数としては、本市では議員数28人のうち20人が実施し、議員数に占める一般質問者数は約71%となるが、26市全体では約82%の実施となっているところである。


◯委員長(宍戸治重君)  現状において、本市議会における質問実績が必ずしも少ないというような状況にはないものと認識するところである。
 本件を議論するに当たり、各委員から求めたい資料等はあるか。


◯委員(岩田康男君)  質問者数の実績等については資料として用意を願いたい。
 議員にとって、一般質問とは全力を傾注して取り組むべきものであり、本件の議論において、そうした決意を形として示すことができればよいと考えるところである。


◯事務局長(郷原 彰君)  先ほどの担当の説明に補足する。先ほどの説明にあった昭和54年に本市議会において確認された先例事項においては、一般質問に係る日程の目安を2日間とし、一般質問に要する全体の時間数をあらかじめ想定するなど、一定の御議論の上に申し合わせた内容であると認識するところである。
 なお、準備等に時間をいただければ、本市議会における一般質問実績についてデータ等をお示しすることは可能と考えるところである。


◯委員(緒方一郎君)  先ほど紹介のあった先例事項を確認した当時において、諸派に属する議員が誰であったのかをお調べ願いたい。また、他の市議会においては午後8時を超えても一般質問を行っている事例や、武蔵野市議会における総括質問の実施事例などもあるところであり、それぞれの市議会において独自性もあるようである。一般質問は、いわば議員の晴れの舞台であり、本件に係る今後の議論においても、諸派のあり方や質問時間に答弁時間を含むか否かなど、現状に即した議論をお願いしたいと考えるところである。


◯委員(嶋崎英治君)  質問回数の制限の有無等についても他の市議会の状況を調査願えればと考える。


◯委員長(宍戸治重君)  資料要求等についてはそのようなことでよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 協議事項の項目1(3)、一般質問の時間配分について、本日のところは一旦終了する。
 協議事項の項目2、次回委員会の日程について、本件を議題とする。
 既に御確認いただいているとおり、次回の委員会については2月18日火曜日午後1時からとし、次々回の委員会については3月27日木曜日午前10時からとしたいがよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 協議事項の項目3、その他について何かあるか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 では、本日の議会改革検討委員会(第2期)を散会する。
                  午前11時56分 散会