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2014/12/18 平成26年議会改革検討委員会(第2期)本文(要点)

                  午前10時04分 開議
◯委員長(宍戸治重君)  議会改革検討委員会(第2期)を開会する。
 本日の流れについては、協議事項について、1、検討課題について、(1)、「議会選出監査委員の役割と一般質問のあり方(及び議会選出監査委員の出席要請のあり方)」について、(2)、政務活動費について、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めてまいりたいと考えるがよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 協議事項に入る。
 協議事項の項目1(1)、「議会選出監査委員の役割と一般質問のあり方(及び議会選出監査委員の出席要請のあり方)」について、本件を議題とする。
 本件については、大きく3つの要素に分けられるものと考えるが、それぞれについて各会派での検討結果について報告願いたい。


◯委員(岩田康男君)  前回の委員会散会後に、自由民主クラブを除く4会派で共同提案を提出したところである。検討課題の検討に入る前に、当該共同提案について先議することをお諮り願いたい。


◯委員長(宍戸治重君)  当該事項については、3、その他の中で取り計らいたいと考えていたところである。提案内容の中には、来期への申し送り事項といった表現も見られるところであり、まずは当面の個別の検討課題について検討を進めたいと考える。


◯委員(岩田康男君)  共同提案については、できれば前回の委員会の中で検討を始めたいと考えていたところであるが、残念ながら散会後の提出となり検討には至らなかったものである。
 個別の検討課題を取り扱うことについて反対するものではないが、それについては、もう結論が見えているのではないか。当該共同提案については、そうしたこれまでの議論を経た上で提案をしたものであり、既に結論が見えているものより先議してはどうかと考えるものである。


◯委員(寺井 均君)  個別の検討課題2件については、前回委員会の中で継続を確認したところであり、まずは継続案件である当該課題を検討後に、共同提案を取り計らうべきと考えるところである。


◯委員(岩田康男君)  検討課題2件について前回の委員会ではどのような結論となっていたのか。
              (「いずれも継続である」と呼ぶ者あり)
 当該検討課題2件に係る検討が行き詰まった段階で、緒方一郎委員から共同提案を提出したものと理解しているところであるが、共同提案提出の経緯についてはいかがであったか。


◯委員長(宍戸治重君)  休憩する。
                  午前10時15分 休憩



                  午前10時27分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  議会改革検討委員会(第2期)を再開する。
 改めて、協議事項の項目1(1)、「議会選出監査委員の役割と一般質問のあり方(及び議会選出監査委員の出席要請のあり方)」について、本件を議題とする。
 各会派における検討結果についてはいかがか。


◯委員(後藤貴光君)  議会選出監査委員である議員による一般質問の問題については、本市議会においては会派を単位として一般質問を実施している側面もあることから、当該議員の質問したい項目を会派所属の議員に振り分ける等により、会派内において調整でき得る内容であると考える。
 また、出席要請の問題については、現に代表監査委員の出席を求めているところであり、議会選出監査委員が出席する機会はあってもよいと考えるが、基本的には出席要請を行う必要性はないと考えるところである。


◯委員(寺井 均君)  まず、議会選出監査委員の役割についてはしっかりと示されるべきものであると考えるとともに、議会選出監査委員である議員による一般質問については、議員として市政に提案したい内容や思いがあるとすれば、それをまず示していただいた上で議論してはどうかと考えるところである。また、議会選出監査委員に対する出席要請の問題については、どのような質疑が想定されるのか、その有無も含め議論すべきであると考えるところである。


◯委員(石原 恒君)  議会選出監査委員であっても議員としての立場は当然あるものと考える。その一方で、「みたか議会だより」において代表監査委員との連名により決算審査等に係る意見が紹介されているものの、議会選出監査委員としての働きが議会の中で見えてこない課題があるものと考える。
 また、議会選出監査委員としての役割の重要性については、十分認識するところである。
 議会選出監査委員である議員による一般質問の問題については、議員として市民から寄せられる声等に応えるためには、その実施に向けてぜひ議論いただきたい課題と考える。
 なお、出席要請の問題については、議会選出監査委員の意見は原則として代表監査委員と同意見であるはずであり、出席は要しないものと考える。出席要請の要否については精査すべきであると考えるところである。


◯委員(岩田康男君)  議会選出監査委員である議員は、まず監査委員としての権能を発揮願うのが第一義であると考えるものである。それらを公表できないのは、その権能から考えてある意味では当たり前のことと考える。
 なお、出席要請の件についても、議会選出監査委員として委員会等に出席するのは当たり前のことと考えるものであり、議会から選出されている以上、議会選出監査委員に対しては議会からも物を言うべきであると考えるところである。前回の委員会でも発言したが、前年度における決算審査特別委員会において緒方一郎委員から議会選出監査委員に求めた回答については、私も確認したい内容があったところである。
 議会選出監査委員である議員による一般質問の件については、この間、武蔵野市議会における事例も確認したところである。一般質問の実施自体については議員の権利として当然のことと考えるが、その質問内容については議論があるところと考えるものであり、当該議員においては議事進行発言をかけられることを覚悟の上で実施すればよいと考える。そもそも一般質問実施の可否について、本委員会に伺いを立てるような必要性はないものと考えるところである。


◯委員(嶋崎英治君)  議論に当たっては、監査委員に議会選出制度がある意味を考える必要があるものと考えるところであり、議会を代表する存在としての議会選出監査委員には独自の役割が求められているものと考える。また、出席要請の件については、ぜひ出席をし、委員からの質疑にも備えるべきであると考えるところである。
 さらに、議会選出監査委員である議員の一般質問を禁じる法的根拠などはないことから、当該議員は一般質問を実施すべきであるとともに、その内容については議員本人の良識に任せるべきと考える。議会はそうした良識ある人物を監査委員として送っているものと考えるところである。


◯委員長(宍戸治重君)  ここで、石井良司委員から発言を求められているので、これを許す。


◯委員(石井良司君)  体調不良により定刻に出席することができなかった。申しわけない。


◯委員長(宍戸治重君)  では、各会派からそれぞれ意見を聞いたところである。
 議会選出監査委員である議員の質問権について否定する会派はないようであるが、その質問内容については精査を要するとの意見があった。また、出席要請の問題については、それぞれ意見に違いがあるようである。
 現状では、各会派の意見を取りまとめることは難しいようである。本件については本委員会におけるこれまでの議論を踏まえていただきたい程度のまとめ方になろうかと考えるがいかがか。


◯委員(岩田康男君)  議会選出監査委員である議員が一般質問を実施することについてであれば、自由民主クラブも合意できるのか。
              (「合意はできない」と呼ぶ者あり)
 では、この項目について合意することは困難な状況である。


◯委員長(宍戸治重君)  協議事項の項目1(1)、「議会選出監査委員の役割と一般質問のあり方(及び議会選出監査委員の出席要請のあり方)」については、一致せずということでよろしいか。
          (「一般質問や出席要請の件も含めてか」と呼ぶ者あり)
 そうした点も含めて一致せずということでよろしいか。
                (「やむなし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 次に、協議事項の項目1(2)、政務活動費について、本件を議題とする。
 改めて提案を募りたいと考えるがいかがか。


◯委員(寺井 均君)  使途基準の見直しということであれば、具体的な項目を挙げていただいた上で、それぞれを判断してはいかがかと考える。


◯委員(石原 恒君)  議員個人による広報活動への活用などは難しいと考えるが、政策立案能力を高めるためのセミナー参加等への積極的活用など、より各会派に働きかけていく内容で取りまとめられればよいのではないかと考えるところである。


◯委員(岩田康男君)  実績を見る限り、交付された政務活動費を使い切っているのは公明党と我が会派だけのようである。あたかも返還が目的であるかのような会派も見られるようであるが、使い切るのが本来の姿であると考える。
 現状、返還額があるということは、その使い方に問題があるのではないかと問題提起をしたものであり、具体的には、先ほど石原 恒委員から提案のあった内容等に活用すべきであると考えるところである。また、市民の目には日ごろの議員の活動が見えにくいということもあることから、議員活動に係る広報については大いに実施すべきであると考えるところであり、議員は広報・広聴を活用し市民の前にもっと姿を見せるべきであると考える。個人版市政報告の発行についても、東京都議会において政務活動費の活用を認めるところとなっており、本市議会においても認めていくべきであると考える。
 逆に、そもそも余るのであれば、政務活動費を削減するという議論もあり得るのではないかと考えるところである。


◯委員(嶋崎英治君)  前回の委員会の繰り返しになるが、我が会派としても政務活動費を議員としての活動に十分活用しているところである。また、市政報告の発行の問題については、表面に会派版、裏面に個人版を掲載するなど、一人一人個性があってもよいのではないかと考える。


◯委員(石井良司君)  現状の政務活動費の運用には使い勝手の悪さを感じるところである。例えば、政党主催の研修会などに対し政務活動費の活用を認めないことは理解をするが、そうしたものの中にも非常に有用なものもあり、その内容について判断した上で、何とか配慮をできないものかと考えるところである。また、個人版市政報告の発行については、両面印刷でA面に会派版、B面に個人版といった事例も見られるところであり、一方で法的課題等もあるところではあるが、政務活動費を活用できるようになればと考えるところである。


◯委員長(宍戸治重君)  それぞれ各会派の意見を聞いたところである。
 議員の政策提案能力向上のために政務活動費を活用することについては、一致しているようである。また、広報活動に一層活用すべしとの意見もあったところである。
 ただし、今後の検討に当たっては、使い勝手の問題程度で議論を進めていかなければ、残された時間において取りまとめることは困難ではないかと考えるがいかがか。
 休憩する。
                  午前11時00分 休憩



                  午前11時31分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  議会改革検討委員会(第2期)を再開する。
 協議事項の項目1(2)、政務活動費については、有効活用に向けた心がけや広報・広聴への活用等の提案もあったところである。有効活用を図る程度の内容であれば取りまとめることも可能ではないかと考えるところではあるが、その対応については現行制度下においても十分可能なものでもあることから、本件については一致せずといたしたいがよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 次に、協議事項の項目2、次回委員会の日程について、本件を議題とする。
 次回委員会の日程については、平成27年1月22日(木)午後1時30分から開催することといたしたいがよろしいか。
 休憩する。
                  午前11時33分 休憩



                  午前11時37分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  議会改革検討委員会(第2期)を再開する。
 協議事項の項目2、次回委員会の日程については、平成27年1月22日(木)午後1時30分から開催することでよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 次に、協議事項の項目3、その他について何かあるか。


◯委員(嶋崎英治君)  先ほどの4会派による共同提案については、前回委員会の開会中に提出したものではなかったのか。


◯副主幹(富永幹雄君)  先ほど休憩中に説明のとおり、前回委員会においては、緒方一郎委員より休憩の申し出があり、休憩中の協議において、当該委員から4会派による共同提案について口頭による説明があったものである。なお、委員会再開後に委員長から当該提案を受ける旨の発言があり、委員会散会後において緒方一郎委員から正副委員長に文書が手交されたところである。


◯委員長(宍戸治重君)  そのような経過であった。
 まずは、提案書について事務局に配付させる。
             (「議会改革についての共同提案」配付)
 提案内容について説明を願いたい。


◯委員(石原 恒君)  説明する。
             (「議会改革についての共同提案」朗読)
 これまでも委員会におけるインターネット中継や政務活動費等、一定の議論があったところではあるが、これらの項目について今期中の実施と来期への申し送りを要望するものである。


◯委員(岩田康男君)  補足する。
 来年度の当初予算は骨格予算化されるとのことのようであるが、もし予算審査特別委員会を設置するのであれば、インターネット中継を開始してはどうかと考えるところである。また、議会基本条例についてはこれまで議論していないが、その重要性を共有し、次期における制定の方向性を確認できればと考えるところであり、議会報告会の開催についても可能性を模索したいと考えるところである。
 こうした内容について、今期中の実現可能性を模索した上で、来期に申し送りたいとの意図で提案したものである。


◯委員(嶋崎英治君)  補足する。
 特に、項目の2にはこだわりがあるところである。既に、議会基本条例の制定については、本気で議論する段階に入っているものと認識するところである。
 本市議会ではこれまで、ウサギのように他に先駆けて議会改革を進めてきたところであるが、もう一度亀に戻って、議会改革についての議論ができればと考えるところである。
 なお、項目の5については、これまでのように議長の諮問機関として議会改革に取り組むのには限界があるものと考え、提案したところである。


◯委員長(宍戸治重君)  説明については以上のとおりである。質疑等はあるか。


◯委員(石井良司君)  項目の1から3については、これまでに検討してきたことではないのか。項目の4、5についてはともかくも、今さら事前に調整なく4会派で提案するというのはいかがなものかと考えるところである。こうした提案を受けること自体がおかしいのではないか。


◯委員(岩田康男君)  本委員会もそろそろ活動の終息を迎える時期であり、これまでの経緯は承知の上で、検討を継続し実現可能性を模索したいとの意図で提出したものである。
 今期における本委員会の役割を何らかの形で確認できなければまずいのではないかと考えるところである。外から改革しなければ改革が進まないのかといった論調も見られるところであり、本市議会がみずから改革できることを示す必要があると考える。


◯委員(石井良司君)  そうは言っても、項目の4ぐらいしか合意できそうな項目はないところである。


◯委員長(宍戸治重君)  休憩する。
                  午前11時50分 休憩



                  午後0時04分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  議会改革検討委員会(第2期)を再開する。
 先ほどの4会派による共同提案については、次回委員会において検討することといたしたいが、いかがか。
              (「それはできない」と呼ぶ者あり)
 ぜひそのように協力を願いたい。
 ほかに何かあるか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 では、本日の議会改革検討委員会(第2期)を散会する。
                  午後0時05分 散会