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2014/06/06 平成26年議会改革検討委員会(第2期)本文(要点)

                  午前10時01分 開議
◯委員長(宍戸治重君)  議会改革検討委員会(第2期)を開会する。
 嶋崎英治委員がおくれているようであるが、委員会を進めてまいりたい。
 本日の流れについては、協議事項について、1、検討課題について、(1)、議会報告会の開催、(2)、予決委員会中継、続いて常任委員会中継、(3)、政務活動費について、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めてまいりたいと考えるがよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。


◯委員(嶋崎英治君)  開議時間についての錯誤があった。大変申しわけない。


◯委員長(宍戸治重君)  以後気をつけていただきたい。
 協議事項の項目1(1)、議会報告会の開催、本件を議題とする。
 各会派において検討した結果についてはいかがであったか。


◯委員(石井良司君)  開催に当たり多大な準備を要する点や、報告される内容自体が本来執行機関側において報告されるべき内容のものであり、議会報告会が二元代表制を担保し得るものとなるのかなど、議会として取り組む必要性については疑問も残るところである。


◯委員(緒方一郎君)  議会報告会については、多くの準備時間を要するとともに、本来執行機関側が行うべきものではないかとの批判もあるところである。今後に向けた検討の余地はあるとしても、現状実施されているような形での議会報告会であれば、行うべきではないと考えるところである。


◯委員(高谷真一朗君)  我が会派としては実施すべきと考えるところではあるが、2会派から示された懸念される事項についても理解はできるところである。議会報告会が市民の中でどれぐらい必要とされているのか、またその内容等によっては議会が軽んじられてしまう危険性もあるのではないかと考えるところであり、実施に当たっては十分な検討を要するものと考える。


◯委員(栗原健治君)  市民が議会報告会に求めるものを把握し、報告内容等については精査する必要があるものとは考えるが、議会報告会を実施することの意味はあるものと考える。ぜひ実施に向けた前向きな検討をお願いしたい。


◯委員(嶋崎英治君)  主張はこれまでと変わらない。議会報告会も最初からうまくはいかないだろうが、試行錯誤しながら進めていくべきであると考えるところである。確かに、議会報告会において本会議で行う委員会審査報告の内容を報告するだけであれば、そのニーズはないかもしれないが、各委員会が抱える行政上の課題点等を議会報告会で議論すればよいのではないかと考える。


◯委員長(宍戸治重君)  それぞれ意見を伺ったが、議会報告会の実施について、現段階で一致することは困難なようである。ここで一定の結論を出したいと思うところであるがいかがか。


◯委員(石井良司君)  今のままであれば実施する必要はないものと考えるところであり、どうしても実施したいということであれば、具体的な提案を求めたい。


◯委員(岩田康男君)  残念ながら、この場においては議会報告会をすぐに実施しようという雰囲気ではないようである。
 例えば、委員会の視察については市議会が独自に実施している活動であり、委員会の視察についてであれば執行機関側に関係なく内容、経過等報告ができるものと考える。早晩、議会基本条例の制定についても議論の対象となるものと考えるが、その際にはこうした方策も検討できるのではないか。


◯委員(石井良司君)  視察について議会報告会を実施しなければならない必要性とは何か。


◯委員(岩田康男君)  市民にとっては、視察の目的やその成果等について「みたか議会だより」だけではなかなかわかりにくいところである。また、他市議会の事例にもあるが、議会改革の方向性などについても報告してもよいのではないかと考える。
 実際に議会報告会を傍聴して、準備等が必要である点については理解したところであるが、議員が直接市民から物を聞かれる機会になるという点において、議会報告会には大きな効果があるものと考えるところである。


◯委員(石井良司君)  市議会として視察による成果等を示すことは難しいのではないか。会派や議員において報告すべき内容であると考えるところである。


◯委員長(宍戸治重君)  議会報告会の具体的な提案として、視察報告をとの意見が出されたがいかがか。


◯委員(高谷真一朗君)  視察報告については賛成である。防災訓練など市議会として独自に取り組んでいる内容についても報告してはどうか。また、報告会終了後に会派ごとにブースを設けてはどうかと考えるところである。


◯委員(石原 恒君)  東村山、調布の両市議会の議会報告会を傍聴したが、議決した内容についての報告はあったが、議会における議論の経過については余り言及がなかったように感じられたところであり、どのような意見があったかを示すことができればよいのではないかと考える。


◯委員(嶋崎英治君)  ただいまの議論は、議会報告会の本質的な問題についてのものと考えるが、我が会派では、議会報告会とは市民との対話の制度化であると理解しているところであり、その内容については、議会改革の現状等であってもよろしいと思うが、市民参加型の議会への転換に向けた大きな機会と捉えているところである。


◯委員長(宍戸治重君)  いろいろ意見も出されたところであるが、議会報告会の実施に当たっては、市民からの要望・意見等を議会が直接実現することができないなど、さまざまな課題があるものと考える。
 休憩する。
                  午前10時25分 休憩



                  午前10時51分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  議会改革検討委員会(第2期)を再開する。
 協議事項の項目1(1)、議会報告会の開催については、本市議会における議会報告会のあり方またはその代替策等について次回提案を願うことでよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 次に、協議事項の項目1(2)、予決委員会中継、続いて常任委員会中継、本件を議題とする。
 前回の委員会においても確認したが、その後の各会派における検討状況についてはいかがか。


◯委員(緒方一郎君)  ぜひユーストリームを活用し中継を実現したいと考える。まずは予算審査特別委員会から実施したい。


◯委員(高谷真一朗君)  ユーストリームによる中継であれば低予算での実現が可能であることから、まずは実施をしてみてはどうかと考えるところである。


◯委員(栗原健治君)  ぜひ取り組んではどうかと考える。東村山市議会の中継事例におけるカメラのアングル等については、本市議会での実施に当たり参考となるものと考えるところである。


◯委員(嶋崎英治君)  委員会への中継の導入により市議会への関心も高まり、市議会としての議決責任がさらに求められるようになるものと考える。すぐにでも実現したいと考えるところである。


◯委員(石井良司君)  予算審査はまさに議会の意思形成過程そのものであり、中継になじむかについては議論があるとともに、本会議中継におけるアクセス数においては厳しい現状があるものと認識するところである。委員会中継を実施することについては、現段階では時期尚早ではないかと考える。


◯委員長(宍戸治重君)  各会派から意見を聞いたところである。前回の委員会においては実施段階における課題点等についても意見が上がっていたところであるが、そうした点についてはいかがか。
 休憩する。
                  午前10時57分 休憩



                  午前11時24分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  議会改革検討委員会(第2期)を再開する。
 協議事項の項目1(2)、予決委員会中継、続いて常任委員会中継については、本日のところは継続とすることでよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 次に、協議事項の項目1(3)、政務活動費について、本件を議題とする。
 その後において何か動き等はあったか。


◯委員(岩田康男君)  名古屋市会の裁判例に係る資料を受領したところである。
 当該判決内容としては、議員個人による市政報告の発行自体は問題のないものとされ、市政報告中、政党・後援会活動分とみなされた約3割については返還せよとするものであった。そこで、当該市会においては判決内容において認められた範囲内で対応することとし、議員個人による市政報告の発行は引き続き行われており、自主的な判断により一部を個人負担としているとのことであった。
 また、政務活動費の交付対象を議員個人または会派の選択制としている文京区議会の事例についても調査してみたが、当該区議会においても議員個人による市政報告の発行を認めており、その内容については議会活動に限定されていることから特段の問題提起はないとのことであった。
 そもそも、前述の裁判例においても議員個人による市政報告の発行自体について違法と判断しているわけではなく、その内容においての争いがあったものであり、本市議会においても議員個人による市政報告については対応が可能であると考えるところである。


◯委員長(宍戸治重君)  そのような報告があったが意見等はあるか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 では、協議事項の項目1(3)、政務活動費についても継続とすることでよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 本件についても、次回委員会ではそろそろ結論を出したいと考えるところである。
 次に、協議事項の項目2、次回委員会の日程について、本件を議題とする。
 休憩する。
                  午前11時30分 休憩



                  午前11時42分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  議会改革検討委員会(第2期)を再開する。
 改めて確認する。
 協議事項の項目1の3項目についてはいずれも継続とし、(1)、議会報告会の開催については本市議会における議会報告会のあり方または議会報告会にかわる代替方策の検討を、(2)、予決委員会中継、続いて常任委員会中継についてはその具体的な実施方法等に係る研究を、(3)、政務活動費については先ほど報告のあった岩田康男委員の調査内容も含めた検討を、それぞれ会派に持ち帰り実施することとしたいがよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 協議事項の項目2、次回委員会の日程については、先ほど確認したとおり7月28日(月)午前10時から開催することでよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 協議事項の項目3、その他について、先ほど休憩中に早稲田大学マニフェスト研究所の「議会改革度調査2013」に係る調査結果について紹介があったが、ほかに何かあるか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 では、本日の議会改革検討委員会(第2期)を散会する。
                  午前11時43分 散会