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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成26年文教委員会) > 2014/11/13 平成26年文教委員会本文
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2014/11/13 平成26年文教委員会本文

                  午前9時27分 開議
◯委員長(渥美典尚君)  おはようございます。ただいまから文教委員会を開会いたします。
 初めに休憩をとって、本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時27分 休憩



                  午前9時27分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  それでは、委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 教育委員会側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時28分 休憩



                  午前9時30分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  委員会を再開いたします。
 教育委員会報告、本件を議題といたします。
 本件に対する教育委員会側の説明を求めます。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(山口忠嗣君)  おはようございます。今回教育委員会からは4点、御報告をさせていただきたいと思います。1点目、全国学力・学習状況調査の調査結果についてでございます。2点目が、東京都の児童・生徒体力・運動能力、生活・運動習慣等調査結果についてでございます。3点目、三鷹市立の小・中学校児童・生徒の問題行動等の実態についてということでございます。4点目が、駅前図書館、空調工事のために休館をいたしますので、これに対する御報告ということになります。それぞれ担当課長より御報告をさせていただきます。


◯指導課長(川崎知已君)  では、最初に、全国学力・学習状況調査について説明をさせていただきます。お手元の資料をごらんください。全国学力・学習状況調査は小学校6年生、中学校3年生の全児童・生徒を対象とした国の悉皆調査となっております。全国で小・中学校合わせて約3万校、約215万人の児童・生徒が参加しているものです。実施日は、平成26年4月22日、水曜日でした。実施内容は、国語、算数、数学、学習状況に関する質問紙調査です。調査は、主に知識に関するA問題と、主に活用に関するB問題の2種類を国語、算数、数学でそれぞれ出題しています。本調査で測定できる学力は特定の一部分であって、学校における教育活動の一側面であることについて御理解いただけたらと思っております。
 それでは、1枚目のほう、小学校の結果について御説明させていただきます。三鷹市の平均正答率は、国語、算数とも、東京都平均、全国平均を、平均して上回っております。学習状況は水準以上であると言えます。平均正答率の数値では、三鷹市は東京都や全国に比較して著しい課題は見受けられませんが、設問別分析によりますと、三鷹市において正答率の低い設問は東京都や全国においても低い共通した傾向が見られました。その設問例と主な課題、学習指導に当たってのポイントを記載しましたので、その下段のほうをごらんください。
 続いて、2枚目の中学校のほうをごらんいただけたらと思っております。三鷹市の平均正答率は国語、数学とも、東京都平均、全国平均と比較して上回っており、学習状況は水準以上であると言えます。小学校と同様に、平均正答率の数値で三鷹市は東京都や全国と比較して著しい課題は見られません。こちらも同様に、三鷹市において正答率が低い問題に関しては、東京都や全国においても正答率が低いという共通した傾向が見られました。各学校には、三鷹「学び」のスタンダードにもあるように、授業において生徒が判断をしたり、説明をしたりする場面を大切にした指導の充実を図るように伝えてまいります。
 では、3枚目をごらんいただけましょうか。3枚目、4枚目ですが、実は、これは悉皆調査であります平成21年度、平成25年度及び平成26年度の平均正答率を比較してあります。本資料は、三鷹市の平均正答率が東京都と全国の平均正答率をどの程度上回ったかを示しております。なお、全調査において三鷹市の平均正答率は東京都と全国平均を上回っております。問題の難易度がその都度異なるので一律には比較はできませんが、小学校では国語Aについては、全国との比較で7.7ポイント、国語Bは6.4ポイントと、特に国語Aは過去2回を上回る数値を示しました。算数は過去2回とほぼ同じ傾向を示し、算数Aは4.5ポイント、算数Bは8.4ポイント上回る数値を示しました。
 次のページに中学校のものが出ております、ごらんください。中学校国語では、国語Bの難易度が高く、過去2回よりも平均正答率自体が低くなっておりますが、三鷹市と全国との比較では8.1ポイントと、大きな上回り方を示しております。数学A、Bは過去2回に比較して最も大きい数値で全国を上回っております。
 今後の、結果の活用でございますが、まず授業改善推進プラン等への反映をさせることで、結果を踏まえた授業改善の計画を全ての学校で行います。これにつきましては、既に学校から提出をさせたところでございます。さらに、現在各校が作成している平成27年度教育課程に反映させているところです。
 あわせて三鷹「学び」のスタンダードをもとに、各学園が「学び」のスタンダードの策定を進め、地域、家庭の状況も踏まえ、家庭学習を含めた望ましい学習習慣について、学校、家庭、地域が一体となって学力向上を推進する総合的な方策を示すよう、こちらのほうからお願いしているところでございます。
 以上で全国学力・学習状況調査の報告といたします。
 続きまして、東京都児童・生徒体力・運動能力、生活・運動習慣等に関する調査について、御説明をさせていただきます。この調査は、総合的な子どもの基礎体力向上方策に基づいて、平成23年度から都内公立学校の全児童・生徒を対象として、東京都児童・生徒体力・運動能力、生活・運動習慣等調査を開始したものでございます。本調査の目的は、児童・生徒の体力が低下しているという状況に鑑み、学校における児童・生徒の体力・運動能力等の向上に関する継続的な検証、改善サイクルを確立するところにあります。
 調査対象は都内公立小学校の全児童・生徒で、調査期間は平成26年4月から6月まででした。では、資料の1枚目、2枚目について説明をさせていただきます。この1枚目は小学校、2枚目は中学校でございますが、平成25年度と平成26年度の東京都及び三鷹市の結果を一覧にしております。三鷹市の欄は、東京都の平均を上回っているものを青で、下回っているものを赤で示しております。また、平成25年度と平成26年度の三鷹市の児童・生徒の結果を比較し、今年度が上回っている場合は青い矢印で、下回っている場合は赤い矢印で示してあります。
 資料の3枚目をごらんいただいてよろしいでしょうか。こちらは小・中学校の最上級学年である小学校6年生と中学校3年生を取り上げたグラフと、昨年度と今年度、2カ年続いて課題が見られた種目を取り上げたグラフを示しております。この2枚を見ながらで大変恐縮でございますが、小学校6年生、中学校3年生の男子、及び中学校3年生の女子は、過去3年間では、平成25年度を除き、都の平均を上回っております。小学校6年生女子は、過去3年間では、平成24年度を除き、都の平均を上回っております。
 それから、そのグラフの右になりますが、同児童・生徒の経年変化とあります。これは、同じ集団の児童・生徒の変化を3年間追ったものです。今の中学校3年生を対象に、中学校2年、中学校1年という形で追ったという意味でございます。平成26年度の小学校6年生男子は、小学校第4学年のときは都の平均を下回っていましたが、第5学年の段階で都の平均を上回り、第6学年ではさらに都との差を広げました。平成26年の中学3年生男子は、中学校第1学年のときは都の平均と同じでしたが、第2、第3学年では、2年続けて都の平均を上回りました。平成26年度の小学校6年生女子は、第4学年から3年間連続で都の平均を上回っています。平成26年度の中学校3年生女子は、中学校第1学年から3年間連続で都の平均を上回っております。
 このような体力等に関する調査の全体的な傾向について申し上げたいと思っております。先ほどの1枚目、2枚目をごらんいただけますでしょうか。こちらの1枚目、2枚目の右の部分ですが、ここに合計点というところがございます。これは、さまざまな体力調査を行ったものを数値化して、それを得点化するものなんですが、この合計点によりますと、全体的な傾向としては、昨年度と比較して向上しております。特に小学校女子は、全学年で昨年度の同学年よりも向上していることがわかります。また、平成25年度に都の平均を下回った学年は、1つ上の学年に進学した今年度、小学校の2年生の女子、中学校2年生の女子を除き、都の平均を上回っております。ただし、今年度入学しました小学校1年生は、男女とも都の平均を下回っているため、今後体力向上に向けた指導の充実が必要です。
 なお、平成26年度は、調査の前に児童・生徒が調査種目のやり方を十分理解してから実施できるように、練習期間を設けることを各学校にお願いしました。このことも調査結果に影響したものと考えております。
 今後の体力向上に向けてでございますが、日常的に体を動かすことや、楽しみながら運動に親しむことを狙いとして、体育や保健体育の授業だけでなく、休み時間等を有効活用する、クラブ活動や部活動の振興を図っていきます。また、体育の授業の中で多様な動きをつくる運動や、体力を高める運動に取り組み、体幹を鍛える取り組みとあわせ、バランスのとれた体力向上を目指します。
 各学校の課題を明らかにして、体力向上に向けて、一校一取り組み、一学級一実践など、計画的、継続的な取り組みを推進してまいります。小学校、中学校の反復横跳びと小学校のシャトルランはほぼ全ての学年で記録が伸びております。これらの種目は調査種目にある程度のなれが必要であるため、平成26年度は調査前の練習期間を設けたことが効果的だったと考えられます。このことから、調査に当たっては、児童・生徒に調査種目について十分理解させてから実施するような配慮が必要と考えます。
 それでは、済みません、引き続きまして、平成25年度児童・生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査について御説明をさせていただきます。この調査は、文部科学省が実施している全国調査で、調査対象期間は平成25年4月1日から平成26年3月31日までの期間の調査でございます。
 最初に、不登校です。不登校の定義は、何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により、児童・生徒が登校しない、あるいはしたくてもできない状況にあり、年間30日以上欠席した児童・生徒を示します。なお、病気や経済的な理由によるものを除きます。
 では、三鷹市立小・中学校の状況です。小学校におきましては、小学校の不登校児童数は、平成24年度の2人に対しまして、平成25年度は5人と増加しました。全児童に占める不登校児童数をあらわす出現率は東京都の0.43%に対して、三鷹市は0.06%と約7分の1のポイントでした。
 中学校について御説明します。中学校の不登校生徒数は、平成24年度の31人に対して、平成25年度は26人に減少しました。この減少傾向は、平成21年度から継続しております。出現率は東京都平均の3.03%に対して0.96%と、3分の1以下の数値でした。こうした出現率の低さは東京都の区市の中でも最低レベルであり、小・中一貫教育による中1ギャップの軽減や、初期段階での家庭訪問や面談等が効果を上げているものと考えております。
 続きまして、2点目の暴力行為に入ります。ここで言う暴力行為は、児童・生徒が故意に有形力を加える行為を意味します。対教師暴力、生徒間暴力、対人暴力、器物破損の4形態に分かれます。なお、家族・同居人に対する暴力は除きます。三鷹市立小・中学校の状況です。小学校では発生件数はゼロ件でした。暴力行為については、過去3年間発生しておりません。中学校です。中学校は発生件数が6件で、平成22年度の14件をピークに毎年減少しております。平成25年度に発生した6件の内訳は、生徒間暴力が5件、対人暴力が1件でした。なお、いじめによるものではなく、いずれも言い争いやふざけなどがエスカレートして暴力行為に至ったというケースです。いずれのケースにしましても、学校と警察や児童相談所との間で連携し、保護者も加えて指導するなど、再発防止に当たりました。
 3点目のいじめに入らせていただきます。いじめの定義は、同じ学校に在籍している児童・生徒など、一定の人間関係にある他の児童・生徒が行う心理的、または物理的な影響を与える行為で、行為の対象となった児童・生徒が心身の苦痛を感じているものを指します。なお、いじめの行為はインターネットを通じて行われるものも含みます。
 三鷹市立小・中学校の状況でございますが、認知件数につきましては、小学校の認知件数は75件で、平成24年度の53件よりも増加しております。中学校の認知件数は94件で、平成24年度の82件よりも増加しています。これは、昨年9月のいじめ防止対策推進法の施行や、昨年度後半から三鷹市内全校で、学校いじめ防止基本方針の策定といじめ対策委員会の設置に当たるなど、教員の意識向上と組織体制の整備が図られたことが要因として考えられます。
 いじめの対応ですが、小学校では冷やかしや悪口など、嫌なことを言われたというケースが最も多く、次いで軽くぶたれる、遊ぶふりをしてたたかれる、蹴られる、仲間外れや無視といった順番になっております。これは東京都も同様な傾向でございます。中学校につきましては、冷やかしや悪口など、嫌なことを言われたというケースが最も多く、次いで仲間外れや無視、軽くぶつかられる、遊ぶふりをしてたたかれる、蹴られるとなっております。こちらも東京都と同じ傾向でございます。
 発見のきっかけについてですが、小学校は本人からの訴えが最も多く、次いで本人の保護者からの訴え、学級担任による発見となっております。中学校も本人からの訴えが最も多く、次いで学級担任による発見、本人の保護者からの訴えとなっております。担任と児童・生徒及び保護者との日常的な関係づくりが比較的良好であることや、いじめの早期発見に向けた教員の意識が向上していることなどが考えられます。
 最後ですが、年度末までの解消状況について御説明させていただきます。小学校は認知件数が75件中、3月31日で解消したものが68件、いじめ行為は解消しているが、継続観察しているものが5件、取り組み中のものが2件でした。取り組み中の2件は年度末になってから認知したものであり、年度がかわってから解消されております。中学校は、認知件数94件中、3月31日現在で解消したものが90件、いじめ行為は解消しているが、継続観察しているものが3件、取り組み中のものが1件でした。取り組み中の1件は、被害生徒がいじめの理由ではなく、家庭の事情により転出したため、自然の解消をしております。以上で説明は終わらせていただきます。


◯三鷹図書館長(宇山陽子さん)  私からは、三鷹駅前図書館空調改修工事に伴う休館について報告をさせていただきます。駅前図書館の入っております三鷹駅前コミュニティ・センターで、ことしの夏から来年3月までということで空調設備改修工事を行っておりますが、これは内容としましては、冷暖房設備の工事ということで、空調機配管の交換ですとか、換気設備工事ということで、換気扇及びダクトの交換というような工事内容で、かなり大がかりな工事になっております。コミセンとしては全面休館をせずに階ごとに工事を行っていますけれども、最初地階から始まりまして、4階、3階、2階、1階というふうにやっておりますが、いよいよ駅前コミセンの部分にかかってきまして、まず3階の事務室部分が11月20日から年内いっぱいということで工事を行いまして、そして2階の駅前コミセンの開架部分、こちらが来年1月から2月21日までということで工事をいたします。
 これに伴いまして、図書館を1月4日から2月27日まで休館いたします。休館期間中なんですけれども、特設カウンターを設置して、予約本についての貸し出し、あるいは返却本の受け付け、それからこれは件数は少ないんですけれども、大学図書館への紹介状発行などの業務については特設カウンターで行うということを予定しております。
 カウンターの開設時間は、平日が10時から午後8時まで、土曜、日曜、祝日は10時から午後5時までということで、通常の開館時間中、開設をするということを予定しております。休館期間中には、書架にある本とか雑誌、CDなどは書架のほうを全て養生してしまって取り出せないような状況になっておりますので、これらの閲覧とか貸し出し、予約のついた本の抜き取りというような作業、あるいはレファレンス等は行えないということになっております。
 そして、移転して業務を行う場所ですけれども、まず事務室のほうは11月中から工事に入りますけれども、駅前コミュニティ・センターの4階会議室をお借りして業務を継続します。そして、1月に入ってからの特設カウンターは3階の中会議室というところを同じくお借りをします。ここで行います。
 それから、返却本ということで、返却、この間にされてくる本は書架に戻すことができませんので、4階の会議室をお借りして、その間戻せない本を置くという形で考えております。工事が終了しましたら、その間に戻ってきた本を書架に戻しまして、蔵書点検を25日から27日まで行いまして、28日の土曜日から再開という予定にしております。以上です。


◯委員長(渥美典尚君)  教育委員会側の説明は終わりました。これより質疑に入ります。


◯委員(吉沼徳人君)  おはようございます。よろしくお願いいたします。最初に、学力のほうは全般的に国にも、東京都にも平均値以上であるということで、これからも頑張って教育指導をお願いしたいと思うんですけど、2番目、資料2の東京都児童・生徒体力・運動能力、生活・運動習慣等の調査結果の中で、やはり問題にもなっていると思うんですけど、物を投げるという行為について、先日も新聞報道にあったのですが、やはり専門家の話でも、投げる施設、場所がないのではないかということがそのときにも指摘をされておりまして、今回、専門の技術指導員をつけるということでありますけども、前回だか、前々回かな──去年、前回これをやったときにも私はお話ししたんですけど、市内の児童遊園の利用について、午前中、あるいは子どもたちの学校のある時間帯については、ある程度高齢者とか幼児に提供して、子どもたちが帰ってくるような、例えば3時ごろからは、キャッチボール程度ができるようなことを公園の担当課と話し合いをしてほしいというお話をしてありましたんですけども、その辺のお話し合いの結果について、どのような結果が得られたのか、ちょっとお話を伺っておきたいと思います。
 それと、これ、見ても学年別には1年生が2年生、2年生が3年生になればどんどん伸びてはいるんですけど──伸び率の問題だと思うんですけど、伸びてもまだ東京都の平均値に達していないところもあるんですけども、ほかの、三鷹市における体力向上に向けた取り組みというのが、市の取り組みとして技術指導の先生を配置するということはあるんですけど、それ以外のところは昨年度とまるで変わっていない状況なんですけども、何かこれ新しいことをしなくてもよいのかどうか。これ、全部が東京都の平均より上に、というのは難しいかと思うんですけど、恐らくこれ見ると半分ずつぐらいだと思うんですね。もう少し何か違った体力増進のための方策というのは考えていらっしゃらないのかどうかということを2点、お聞きしたいと思います。
 それと、あと資料3の小学校・中学校における不登校人数のところなんですけども、例えば中学校で昨年の31人が26人に減ったんですけど、この減ったのは、例えば1年生から2年生になり、2年生から3年生になる在校生の中で減ってきたのか、あるいは3年生であったんだけど、卒業しちゃったからいなくなっちゃったのか、その辺のところはどういう状況になっているのか。それは、小学校の場合も、2人が5人にふえたんですけど、この5人の中にその2人は含まれているのかどうかですね、というようなこと。
 それと、その下の小・中学校の暴力行為発生事件のところで、ちょっと私が勉強不足なんですけど、3の対人暴力。1番は対教師、次は生徒間というのはわかるんですけど、対人というのは、これ誰のことを指しているのか。先生と生徒以外のどういう関係の人たちに対する暴力なのかということをお尋ねしたいと思います。以上でございます。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(山口忠嗣君)  私から1点目の公園でのボール投げの件でございます。こちらにつきましては、かねてより公園担当のほうとも公園自体の使い勝手等についてさまざま議論をしているところでございますけれども、やはりボールを投げるということは、公園を囲む周りの環境の問題もございますけれども、やはり道路に飛び出さないようにするとか、あるいは民家と隣接している公園も多く、そこのガラスを割ってしまう危険があるとか、さまざま、ほかの利用者の方との関係も当然そうなんですが、それ以外の関係でも、そういったところでボール投げをさせるというのはなかなか難しい状況にあるということがございます。
 まあ、なかなかボールを投げる場所というものの確保というのは難しい状況ではございますけども、当然学校の校庭、この有効活用ということも第一義的にございますので、そういったところで今回、ソフトボール投げ等の能力については、繰り返し、1つはコツということもあろうかと思いますけれども、能力的に向上するような方策を立てたということでございます。走ったり、あるいは跳んだりということについてはそういった危険がございませんので、さまざまな場所を活用しながら体力向上に向けた取り組みをしてまいりたいというふうに考えてございます。


◯指導課長(川崎知已君)  御質問をいただきました3点について、お答えさせていただきます。
 まず、体力向上に向けての取り組みについて、同じ取り組みでよいのかということでございますが、1つは、来年度、体力調査のためではありませんが、やはり正しいフォームとか、正しい理解のもとに調査に臨む必要があるかと思います。今年度もこのことを実施している学校はやはり伸びているところがありますので、引き続きこの、十分な練習というか、理解させて、そして正しいフォームでとか、正しい方法でという形での指導や練習はやっていきたいと思っております。
 それから、投げる力ですけども、放課後の校庭開放とか、地域子どもクラブなどの活用も図っていく必要があるかなというふうに考えております。
 さらに、一校一取り組みとか、一学級一実践というところですけれども、これまでは課題を明確にして、それに応じたところが非常に弱かった部分があります。昨年度当たりから課題に応じた一校一取り組みが始まりましたので、このあたりのところ、もうちょっと、同じ内容でも目的にかなったというか、狙いを明確にしたところでの体力向上をしていく、質の向上を図っていく必要があるかと思います。
 2点目の不登校の人数ですけども、中学校に関しましては、中学校3年生が抜けて、中1が入ってきたということで抜けたと。中学校の3年生の部分が抜けたと、その多い学年が抜けたということが1つの要因にもなっております。14名卒業し、9名残ったという形なんですね。
 次です。小学校の2人から5人の中で、この2人が入っているかということでございますが、2人がまだ5人の不登校の中には継続して不登校の状態にあるということでございます。
 それから、対人暴力というところの対人とは何かということなんですけども、教師とか、生徒とかっていった一定の人間関係の中で起こったものが対教師暴力だったり、生徒間暴力なんですけども、一定の人間関係のないところで起こった暴力、まちで会った人を殴ってしまったとか、そういったこともなんですけど、この三鷹の場合のこの1件というのは、実は小学生にからかわれてしまった中学生が腹が立って暴力を振るったということでございます。


◯委員(吉沼徳人君)  ありがとうございます。確かに公園は環境的に、大きな公園もあるし、小さな公園もあるんですけども、公園の広さにもよると思うんですけどね、できれば、都内のほうでは公園にフェンスを張ってキャッチボールをしたり、野球ができるような環境をつくっている区もあるわけですので、ある程度大きな公園についてはフェンスを高くして、多少の、キャッチボール程度のことができるような配慮はできないのかなと思っておりますけども、ぜひ御検討をいただきたいと思います。
 それと、学校の校庭を使ってって言っても、一番キャッチボールというのはスペースをたくさんとると思うんですね。それで、僕、いつも見ていて思うんですけど、大変上手に校庭を使っているのは大成高校なんですよ。物すごく狭いですよね、あそこ、校庭が。でも、野球があって、それからサッカーがあって、それからハンドボールもたしかやってますね、同じ校庭で。非常に高い移動用のフェンスを使って、野球のボールがサッカーの練習をしているほうに入らない、あるいはハンドボールのほうに入らないというような設備を持っているんですけども、ああいったようなものは市では考えられないのかどうかね、学校の中で。例えば──授業中は別としても、先生がついてますけども、例えば放課後、例えば地域クラブを活用して何かをするといっても、やはり保護者の方、あるいはそれを見ている方っていうのは危険ということが非常に伴っているんで、恐らくさせないというようなことが出てくると思うんで、ああいったものがあれば、またそれができるのではないかと思うんです。その辺のところはいかがなものでしょうか。
 それと、今の一番最後の暴力行為のところなんですけど、すぐ上に全て学校内での発生であるというふうに書いてあるんですけど、さっきおっしゃった対人の1人というのは、小学生に対して中学生が暴力を振るったということなんですけど、それは学校の中ではなくて表であったということなんでしょうか。以上でございます。済みません、もう一度お願いできますか。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(山口忠嗣君)  大成高校でうまく校庭を使われているということがあるようでございます。外から見てもわかりますとおり、全面に校庭、まず高いフェンスが張ってあると。その中をまた、そういった移動式の高いネットで仕切って活用されているということでございます。
 今、外環絡みでも、例えば北野スポーツ広場が閉鎖になって、というようなことで、例えばフェンス1つを立てようとしても、これが驚くほどの金額がかかるということもあります。そういった設備投資の部分もございますので、そういった好事例を参考にさせていただきながら、与えられた条件の中で最大限努力してまいりたいというふうに思います。


◯指導課長(川崎知已君)  先ほどの御質問ですが、これは下校途中に起こったことなんです。下校時は学校管理下ということだったので、学校管理下の1つの事故というか、件数として中に含めたということになっております。


◯委員(吉沼徳人君)  わかりました。学校、対人のことはわかりました。
 今部長からも答弁あったんですけども、やっぱり子どもたちにできるだけいい環境を与えてあげたいと思いますんで、御研究いただいて、投資金額が少なくて何かいい方法があれば御検討いただきたいと思います。以上でございます。ありがとうございました。


◯委員長(渥美典尚君)  他にございますか。


◯委員(半田伸明君)  平成26年度東京都児童・生徒体力・運動能力、生活・運動習慣等調査結果についての行政報告につき、質問します。先ほどのキャッチボールの件なんですが、私もこの件については、しようがないよねっていう目でずっと見てたんですが、現実的な被害がちょっと1件発生しました。これは決算でも聞きましたが、実は大沢台学童でボール遊びが禁止になりました。これはなぜかというと、児童遊園内なんですよ。で、児童遊園内に学童保育所があるのは、三鷹は2つなんですね。その場で質問したのは、大沢台が禁止になるんだったら、もう片方の児童遊園の上に建っている学童保育所もボール遊び禁止にならないと、これはおかしいよねという話と、もう一つは、児童遊園の上に建っているというだけでボール遊びが禁止になる学童保育がある一方で、児童遊園ではないから、学童保育所のお庭の中でボール遊びをやってもいいという学童保育があるということは、放課後のあり方につき差別が発生していますねと。
 大沢台の学童のボール遊びが禁止になったのは、これはちょっといろいろ、さまざまな事情がありまして、これはやむを得ない、仕方ないなと思って話聞いてたんですが、それはちょっとプライバシーにかかわることなので、この場ではちょっと原因は言及しませんけども。そのときに、やむなくとった行動は、学校の校庭をちょっと、やっぱりうまく使いましょうと。校長先生も御理解ある方で、事情はよくわかりましたということで、結局どうなっているかというと、学校までわざわざ行くわけですね、学童保育所からね。大沢台の場合はそんなに遠くもないんでね、まあ、いいのかなという目で見てたんですが、こうなってくると、片や児童遊園というものを管轄している公園の担当の課が都市整備部にあって、地域子どもクラブをまとめている育成課があって、片や体力を調査云々という教育委員会サイドもあってと。
 こう考えてみると、先ほど川崎課長の答弁で地域子どもクラブという話もありましたけども、こういう現実的な差異が発生してるっていうのは、私はやっぱり看過できないことだと思う。じゃあ、だから児童遊園でボール遊び全面的にやっていいですよというのは、それはちょっと違うと思うんだけども、このように現実的な問題が発生している以上は、検討しますで済ませるんではなくて、実際にこういう事例が発生しているっていうことを参照しつつ、都市整備部及び子ども育成のほうと1回ちょっと話を本当にしてもらったほうがいいんじゃないだろうか。
 ただ、校庭に行く、じゃあ、学童に対してですよ、校庭を開放する比率を上げましょうと。じゃあ、地域子どもクラブとの割合とか、やり方どうするとか、あと、地域子どもクラブの中で体力向上というのに本気で取り組むんであれば、地域子どもクラブの中で、例えばコーディネーターさんいらっしゃいますよね。年間七、八十万円でしたか、報酬も支払われているわけですから、そのコーディネーターさんに対してボール遊びの比率を高めるよう相談をしてもいいだろうし、さまざまな方策が考えられます。
 つまり、教育委員会サイドの問題ではなくて、複数にまたがる案件がこうやって発生している以上、そろそろこの件については本格的に取り組んでもらってもいいんじゃないだろうかと思いますが、いかがでしょうか。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(山口忠嗣君)  まさに今、放課後の使い方についてさまざま議論がありますし、子どもたちの時間の使い方ということについてどういった方向性を出していくかということが、国も含めて議論されているところでございます。当然学校、学力向上に向ける部分もありますし、体力向上に向ける部分もあろうかと思います。子ども・子育て施策の中でも子ども育成課と教育部、そして場所が当然必要になりますから、場合によっては都市整備部というような3部にまたがる議論、調整というのが今後いずれにしても出てくるかなというふうに思っていますので、その部分については、これはそういった計画の中できちっと取り組んでまいりたいというふうに思います。


◯委員(半田伸明君)  場所が必要ということで都市整備部ということではなくて、都市整備云々と今お話ししたのは、児童遊園というものを管轄しているところが都市整備部だと。決算に臨む前に事前にちょっと担当レベルとやりとりしたんですけど、こんなやりとりをしたんです、児童遊園をなくしちゃえばいいやんと、2つの学童保育所。児童遊園の中に学童保育所があるという設定を外してしまえばいいじゃないか。その2つだけ児童遊園を外すことはできないのかという話をしたら、何をむちゃなことをと。これはそのとおりなんですよね。実際に児童遊園ということを外すというのはなかなか難しい。その2つの学童保育所を児童遊園の中につくらざるを得ない過去の背景もいろいろあったわけですよね。
 じゃあ、児童遊園じゃないところに建てかえるというのは、これは現実的ではない。そのように考えると、やはり現実的なところに落ちつくためには、学校の校庭をやっぱりうまく使うしかないのかなと思うんですね。投げる行為のアップについて──アップさせるのがいいかどうかは、ちょっと私は正直わかりませんけれども、それが問題だともし考えるんであれば、先ほどの現実的な差異も含めて、ぜひ横断的な対応をそろそろ本格的に取り組んでいただきたいと思います。今の御答弁でよくわかりました。
 それと、平成25年度三鷹市立小・中学校児童・生徒の問題行動等の実態についての行政報告につき、質問します。まず、左下、三鷹市小・中暴力行為発生件数の御説明の中で、中学校のところなんですが、6件と。生徒間暴力が5件という発言がありました。我々がいただいている資料では生徒間暴力は9になっています。これは、どのようになっているのかをちょっと教えてください。


◯指導課長(川崎知已君)  中学校の発生件数は6件なんですね。それで、この生徒間暴力でかかわった子どもたちが9人ということなんです。件数が6件で、それにかかわった子どもたちが9人ということでございます。


◯委員(半田伸明君)  なるほどですね。じゃあ、括弧して人となっているから9人ですよと。9人が9件事件を起こしたわけじゃなくて、事件の件数は5件ですと。それは、わかりやすく書きましょう、これ。これはちょっとわからないですね。ここは今、括弧書きという話もありましたけど、ここはもうちょっとわかりやすい御説明をね、資料を今後お願いできればと思います。今事情はわかりました。じゃあ、この件は結構でございます。
 それと、いじめ発見のきっかけという右側の項目ですね。学級担任発見云々、いろいろ並んでおります。例えば人権擁護委員会だとか、いじめホットライン──東京都にありますね、いつでしたか、学校でいじめホットラインの小さなカードが配られたことがありました。そういうところに例えば電話しましたと。学級担任に相談しているわけでもないですよね、いきなりいじめホットラインに電話しちゃった場合に。そういう外のルートから発覚した場合は、このいじめ発見のきっかけの表のどこに該当するんでしょうか。


◯指導課長(川崎知已君)  ここには、ちょっと表には書いてないんですけども、その他に入っているんですね。ただ、実はその他が三鷹の場合はなくて、ここでは表から外させていただいたところなんです。調査上はその他の部類に入ります。


◯委員(半田伸明君)  となると、学校以外のルートがありますよということを、例えばちっちゃな名刺サイズのカードをつくって子どもたちに配ることがあっても、届いていない、効果がですね。もちろん、学級担任を信頼しているからっていうんだったら話は全く、もちろん別ですよ。その他ゼロというのは、なるほどと聞いていて思ったんですが、私はちょっと危惧しているのは、学校以外に相談することができるという認識が、そもそも親御さんにない可能性はあるんじゃないか。カードを配りました、カード届きました、例えば冷蔵庫に張ってありますとか、マグネットでというようなケースだったらわかるんだけども、このあたりの分析はどう考えていらっしゃるでしょうか。


◯指導課長(川崎知已君)  委員御指摘のように、外の相談機関に関するものについては周知しているところでございます。実は、まず子どもが──担任に相談するとか保護者に言うとかっていうケースもあるんですけども、例えばそういうところに電話することも間々あると思うんです。そのときに、大抵相談の方としては、ちょっとこの話はお母さんにしたのとか、お父さんにしたのかなとか、あるいは担任の先生にしてみたのっていうあたりでの返しがあるんですね。それで、子どもが1つ勇気をもらって、保護者や担任に言ったというケースもあると考えております。
 ですので、ただ、学校が把握しているものは、子どもたちがそこに相談して言ってきたということではないので、要するに担任の先生は本人から言ってきたというふうに思っておりますし、保護者から言った場合は保護者のほうに言ったというふうに思っているので、そこの部分がちょっと暗数で見えない部分がある。つまり、外の相談機関に相談をして、外の相談機関から例えば学校に入ったとかというようなことがあれば、多分ここで1件また上がってくるかと思うんですけども、そういった形が考えられます。


◯委員(半田伸明君)  一応確認しておきますが、児童は直接電話っていうのはなかなか現実にはなくて、多分保護者なんだろうなと思うんですが。一応確認なんですがね、そういう、学校以外に相談するケースがあるんだなと認識している親が、例えばいじめの被害に遭ってますよと、そういうところに電話しましたよというケースがあった場合に、さっき言った外から学校に来るケースがあった場合に、そのケースは件数として確実にカウントされる、これは間違いないですか。一応確認です。


◯指導課長(川崎知已君)  はい、外から、例えば人権擁護委員の相談もそうですけども、例えば子ども家庭支援センターさんのほうからそういったことが、いじめが発覚した場合には、外部からという形での件数としてカウントしてまいります。


◯委員(半田伸明君)  くどいようですが、そのケースはいじめ発見のきっかけの表に載ってくるんですね、新規で、そういうケースがあった場合。いかがでしょうか。


◯指導課長(川崎知已君)  はい、項目の中に外部機関からの報告っていう形で件数としては上がってまいります。


◯委員(半田伸明君)  それと、相談状況(複数選択)というところに移ります。スクールカウンセラー等相談員という項目で、小学校17件、中学校8件とあります。これをちょっと確認しておきたいんですが、スクールカウンセラーに直接最初に相談に行ったケースに限定した数字なのか、それとも学校の担任の先生に相談をした後に、担任の先生もしくはスクールカウンセラー──一緒のケースもあれば、スクールカウンセラーが二次的なケースもあろうかと思いますけど、そういうのを含んでいるのか、いないのか、この実態を教えてください。


◯指導課長(川崎知已君)  この件に関しましては、複数回答になっておりますので、子どもの中でスクールカウンセラーと担任に相談したとなると、両方にまたがった数になってまいります。なので、どちらが最初に相談したかという形ではなくて、誰に当座相談したのかというあたりで、子どもから聞いた数を学校のほうが把握して、こちらのほうに調査に上げてまいります。


◯委員(半田伸明君)  多分そんなことだろうと思ってましたが、となると、スクールカウンセラー等相談員に対する数字が圧倒的にこれ、少ないですね。例えば小学校だったら学級担任65件、スクールカウンセラー等相談員17件ですか。スクールカウンセラーの先生にも相談したんだよということであるならば、当然そういう報告があるだろうし、にもかかわらずこれだけの件数しかない。これは、見方を変えれば、スクールカウンセラーっていう存在がまだまだ子どもたちに受け入れられていない、もしくは知られていない。この人だったら助けてくれるんだっていう支えになっていないという可能性があるのではないか。このあたりはいかがでしょうか。


◯指導課長(川崎知已君)  スクールカウンセラーに関しましては、必ず年度当初に職員を紹介するときにほかの先生、転入で来た教員等のときに、まず子どもたちに紹介しますし、スクールカウンセラー便りという形で子どもたちにも、保護者にも出しているので認識がないわけではないんですが、教員が要するに月曜から金曜までフルでいるのに比べて、スクールカウンセラーが勤務するのが中学校でいけば週1回、年間35回、小学校も年間35回で、市としてのカウンセラーということなので、全体的に子どもたちと接している時間の数としては、教員などと比べると5分の1になっているところがあるので、そこらあたりのこともあり得ると思っております。


◯委員(半田伸明君)  今実情を聞いてよくわかりました。5分の1ということであるならば、逆に多いのかもしれないですね。小学校だったら25%ぐらいですか、実情はよくわかりました。
 それと続けてなんですが、三鷹市小・中暴力行為発生件数の中で、先ほど、中学校ですよ、9人という話ありましたですね。5件で9人ですね。一方、右側の表にいじめの態様(複数選択)っていう表があります。そこに例えば冷やかしだとか、仲間外れだとか、たたかれるとか、いろいろ分類がなされております。生徒間暴力で5件で9人の実態がこのいじめの態様のどこかに入っているという認識で合っているでしょうか。もしくは、この5件が──5件って、要は中学校なわけですけど、このいじめの態様の中学校の部分のどの部分に該当するのかはわかるでしょうか。


◯指導課長(川崎知已君)  平成25年度の調査に関しましては、こちらの生徒間暴力の子たちと、このいじめの態様の中に、要するにかぶっているかどうかっていうことですね。いじめの態様でいけば、ひどくぶつかられる、たたかれる、蹴られるとかっていうところの恐らくそこに該当する項目かと思いますが、平成25年度の調査に関しましては、実際の数としましては、この暴力行為に入っている子どもたちと、そして、このいじめに入っている子たちとはかぶっていないので、分かれた数字になっております。


◯委員(半田伸明君)  今の質問をしたのは、いじめはいじめの調査があって、暴力行為は暴力行為の調査があって、連関していないんだったら嫌だよなという意識の質問でした。今のお話を聞いていて、実態がよくわかってらっしゃるということだったので、それはほっとしましたけど、暴力行為の件数がいじめの、実は100%でしたとかですね。ただ、その場で決闘──この間も府中で何か事件があったみたいですけど、決闘をする、しないということで、いじめじゃないんだよ、ただのけんかだよっていうケースもあるだろうし、それは暴力行為はいろいろありますね。
 気になってるのは、いじめの中でたたかれるとかはまさに暴力ですから、そういったことが実はこの暴力行為発生件数の中の実態ですよということかどうかを連関させながら、今後把握に努めていただきたい、そういった趣旨の質問でした。今の御答弁で満足をいたしました。
 それと、小学校についてなんですが、これはちょっと一般的な話になりますけど、児童数が平成20年度以降減少してますよね。8,000人、7,986人、7,949人、どんどん減少していますよと。一方、いじめの認知件数としては、平成24年度と平成25年度を比較した場合に20件近くふえていますよと。中学生の場合には30人ぐらいの微増なので、前年度に比較してですね、82件から94件っていうのは理解できなくもない。ところが、児童が減っているほうの小学校でいじめの件数がふえている。これはどのように分析をなされていらっしゃるでしょうか。


◯指導課長(川崎知已君)  1つ、一番大きなものは教員の意識が変わってきたことだと思っております。何かと申しますと、昨年度いじめの防止対策推進法の施行があったこと、それに伴って学校としての基本方針をつくったこと、そして、いじめに向けての校内の委員会を設置したことの中で、要するにこれまでは子どもが訴えてきたものに関して、いじめという形でのものが多かったと思うんですけど、子どもが訴えてこなくても、日常の子どもたちの様子を見て、直接子どもが訴えてなくても、その様子を見て、これは要するにいじめであるということで、子どもたちの微妙な人間関係のところの変化を捉えて、そこをいじめという形で1つ上げて、そして、複数の目でもう一回それを確認をしてっていう形で、こちらのほうに御報告いただいているっていうところが多くなっているということでございます。


◯委員(半田伸明君)  となると、ああ、これはいじめだろうなということを担任が発見するケースが──例えば意識が変わってですよ、御指摘のとおり先生の意識が変わって、ああ、これは気をつけんといかんなということで注意深く見てて、件数で、これもそうだ、これもそうだ、みたいになっちゃって、気がついたら二十何件ふえてたという理屈はよくわかるんですが、もしそうであるならば、確認をしたいんですが、いじめ発見のきっかけってありますね。学級担任発見が小学校15件となってますね。本人訴え22件、本人の保護者から19件となってますけど、じゃあ、この学級担任発見というのはふえたんでしょうか、減ったんでしょうか。


◯委員長(渥美典尚君)  資料を見るようでしたら、座ったままでも御答弁いただいて構いません。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(山口忠嗣君)  認知件数がふえたということにつきましては、今指導課長のほうから御答弁申し上げた内容も当然あろうかと思いますし、アンケートの実施等、より子どもたちがいじめられているとすれば、そのものを表出しやすい環境なり、仕組みなりを学校全体の中でとったということで、当然児童・生徒からの自己申告というものもふえているということだろうというふうに今、推定をしておりますが、詳しい数字については今見ておりますので、お待ちください。


◯指導課長(川崎知已君)  大変失礼いたしました。昨年度は担任の発見が小学校は9件でした。今年度が担任の発見が15件ということで、担任からの発見はふえているということでございます。


◯委員(半田伸明君)  6件の増加に対して22件増加してるんですよ。ね、ここなんですね。結局説明の仕方で学校の先生の意識が変わったっていう答弁があり、その答弁に対して、ああ、そうですかって、これは簡単な話。ところが、客観的な数字を追っかけていくと、果たしてそうなのかという疑問が当然出てくるわけです。去年の資料を見返していますと6件という差があるっていうのは、これは重々こっちもわかってます。それで答弁を求めたのはちょっと申しわけなかったんですけど、にもかかわらず、伸び率から比較した場合に、実は学校のほうが力を入れてるっていう証左にはなり得てないなと、私は思ったんですね。
 ここは大変重要な観点だと思います。つまり──これ以上言いませんが、この22件ですか、ふえた中の割合でどのルートがふえたのか。学級担任発見がさっき6件とありましたね。当然それ以外がふえてるはずなんですね。そういったことを考えていった場合に、学校での取り組みは果たして今まで正しかったのかどうか、こういったことを今後考えていく必要があると思います。もちろん正しいんですよ。正しいんですが、その伸び件数に合うだけの実態が、学級担任が全てを把握して、ああ、じゃあ、学校の先生、大丈夫だなというんだったら、こっちは安心なんですが、そこの問題意識をちょっと持っていただきたいなっていうのがあります。
 これは、これ以上は言いませんので、件数が伸びた、学校の意識が変わったからではないですよねというところが、数字ではわかるんじゃないかなと私は思いますので、本当にこういうのでいいのだろうかというのは、どっかのタイミングでやっぱり考えてほしいと思います。これ以上は言いません。この件は結構でございます。
 それと、これで最後の質問になりますが、ことし2月、これの平成24年度版の行政報告ありましたですね。そこでやりとりしたのは、解消しているもの、一定の解消が図られたが、継続支援中、解消に向けて取り組み中と、判断するのは誰なんだ。担任の先生だと。それは、入り口と出口と一緒なのはおかしいじゃないかというような議論をやった記憶があります。その後、当時の議事録、きのうも追っかけていたんですけども、年度末にゼロになるのはおかしいじゃないかというような質問をしたんですね。
 その後に、私ちょっと実は3月でこれ一般質問取り上げたんですが、そのときの教育長の答弁をちょっともう一回見返していて改めてなるほどなと思ったことがありまして、年度末にゼロになっている。ところが、再発しましたと。新しいことじゃないですよね、再発なんですから、再びなわけですから。年度末ゼロになったのが再発した、これが9件という答弁を教育長はしてるんですよ。じゃあ、年度末に解消してなかったんですねと言いたくもなるわけですね。
 私はこの答弁は大変重要な答弁だと思って認識をしておるんですが、そうなってくると解消したと判断した人の判断ミスもあり得るのではないか。結局そのように考えていくと、じゃあ、その9件というのは何だと。その9件が当然解消に向けて取り組みしてもらわなきゃいけないのは、これは言うまでもない話なんですけども。そうなってくると、年度末にゼロになるのは、やっぱり実態は違うんですねと思うわけですよね、こちらとしては、そういう答弁がある以上は。その9件というのは正直な答弁だったんだろうなと思います。
 重要なことは、その年度末にゼロになるわけがないので、ゼロとしてしまった後に、再発をしてしまったという報告がある場合、一体何をやっていたんだということはやはり言わなきゃいけない。あと、もう一つは、年度末にゼロになったっていうことについて──今回はゼロではないですけどね、じゃあ、その判断が甘くはなかったかを自己反省をしなければならない。これ、私はいまだに問題意識で持っているんですね。
 改めて部長にお伺いしたいと思います。年度末にゼロじゃなくて、今回は2件というのがありますけれども、年度末に解消した、いや、その後発生しました、再発しましたというような答弁があるというのは、これは大変大きな問題であって、それは学校の先生の判断ミス、もしくはその上司の校長、副校長の判断ミスを、そのままストレートに教育委員会が受け取ってしまったとも言い切れない部分がありますね。この実態の把握については、より厳格に精査をやっぱりしていくべきである。特に怖いのは、解消したと報告しているものを、本当に解消したのかの客観的な査察が必要であると、私は全く同じことを言い続けてるわけなんですけど、この点についてはいかがでしょうか。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(山口忠嗣君)  このいじめの様態というのは多様でございますし、年度を超えてから再発をしたということであるとすれば、学年がかわっているということがございますので、当然学校における子どもたちの環境というのも変わった中での再発ということだろうというふうに思います。従前、年度を超えた段階で解消をしたという判断と、これが再発をしたんだという判断、この2つの判断について、これ、今教員が単独で、例えばいじめを認知しました、いじめを防止しました、あるいは解消しましたという判断をしているわけではございません。これは学校長以下、チームで多面的な観察をする中でいじめが発生していないかどうか、発生するとすれば、これを解消に向けてどうやったらいいかというようなことで、結果としてこの状態を見ると解消したんだという判断があったということは、これは間違いありません。
 ただ、これについて、結果として再発をしたということが、従前のいじめが十分に解消されていなかったのではないかということについて、100%そうではありませんというのは私のほうからは現段階では言えませんので、こういったケースについて、ケース・バイ・ケース、それぞれどうして再発に至ってしまったのかということを詳細に分析する中で、今後の対応としていきたいというふうに思います。


◯委員(半田伸明君)  査察っていう言葉は私は正しいと思ってますよ。なぜなら、教育委員会は学校とは違うんですよ。学校はあくまで学校の校長をトップとしたピラミッド型組織ですから、それと別に教育委員会があるわけですからね。だから相互の連絡をするために校長会、副校長会があるわけですね。一体どうなってるんだということを言うことは当然のことですよ。解消したものが再発してるっていうこと自体があり得ないですね。学年がかわったっておっしゃいますね。学年がかわって再発というのも不思議な話ですね。同じ学年で2カ年ずつ、小学校の場合は。1年生であって、年度末なくなって、2年生で再発をしたというケースと、2年生であった、年度末解消した、3年生で再発したというケースは、当然これ意味が違ってくるわけですね。このあたりも、やっぱり実態を見てほしいと思います。
 それで、私が危惧していることは、もう何度も同じことを言ってますが、結局教員側のひとり相撲になってしまっているのではないかという意識がいまだにあります。校長、副校長は、先ほどチームという言い方をおっしゃいました。チームっていうんであれば、先ほど伸び率の話もしましたけども、やっぱり数字的にあれっていう部分が当然出てくるわけです。チームで対応するっていうのを私は信じたいと思います。その信じることに対して、言葉は悪いですが、ぜひ裏切らない結果をですね。例えば解消したというんだったら、再発はゼロで当たり前であるわけですね。
 3月31日解消しました、4月1日発生しました、これじゃ話にならないわけです。このあたりの実態をいま一度1件1件につき、より詳しく査察を入れていただきたい。学校の校長にどうなってるんだ、担当の教員に対してどうなってるんだというようなことは、そのあたりをじっくりと対応していただきたいと思います。
 この辺で質問を終了しますが、件数の伸びについてチームの対応ということについては、引き続きそれはより熱を帯びてやっていただきたいと思いますが、先ほどるる申し上げた問題点につき、いま一度ちょっともう一回考え直していただきたいと思います。実態をもう少し詳しく把握をしていただきたいと思います。以上で終わります。


◯委員長(渥美典尚君)  他にございますか。


◯委員(石原 恒君)  では、よろしくお願いいたします。私からは、資料4から確認していきたいと思います。今、館長からも改修工事のお話いただきましたが、まずこれ、御説明あったかと思いますけども、確認します。利用者にはどのような形で通知、お知らせをしたのかお伺いしたいのと、あと、書架のほうの資料は見れないということですけれども、貸し出しはできるわけですよね。その貸し出しするときの端末が中に入っているのか、外に、利用できるのかということを確認したいと思います。よろしくお願いします。


◯三鷹図書館長(宇山陽子さん)  まず周知の仕方ですけれども、工事がもう既にコミセンのほうでも始まっていますので、早い段階からことしは工事をやりますということはお知らせをしてきたんですけれども、まず「広報みたか」の今度の日曜日発行号ですね、そちらのほうでもまずお知らせをしまして、いろいろ館内の掲示ですとか、そういったところも含めて広範にお知らせをしていこうというふうに考えております。
 それから、この休館をしている期間中ですけれども、特設のカウンターというのを設けておりまして、ここのところに端末の移設を、工事をして行いまして、そちらの端末で対応するという形をとっております。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。「広報みたか」でも通知いただくということです。ありがとうございます。私の結構よくお話を聞く──駅前図書館を利用される方からもお話をよく聞くんですけど、こういう工事があるってことをお話しされてないので、知らないのかなって、ちょっとそんな不安を感じて今お話を伺いました。
 もちろん図書館ですから、閲覧してゆっくり読まれる方も多くいらっしゃると思います。そういう意味では、貸し出しだけじゃなくて、今コミセンのほうの工事も進めてますけども、こういったところをうまく利用して、閲覧される方はその場所を借りて、予約は各自で端末を使っていただくんですけれども、そういった余り支障がないような形でコミセンを利用しながら本を読めるような環境をつくっていただきたいと思いますけど、何かその辺の工夫のところをちょっとお話をいただければなと思います。よろしくお願いします。


◯三鷹図書館長(宇山陽子さん)  そうですね、貸し出しは市として予約がもう既についていて、予約の本というのは、物によっては20人待ちとか30人待ちみたいな形になっているので、いつその本が確保されて、その方のところに行くかというのがコントロールできない状態でして、この休館中にもそれが確保されて提供できる状態になり、それが、提供する場所が駅前コミセンになっているというような方に主に貸し出しをするというための特設カウンターというふうになっております。
 閲覧の場所っていうのはなかなかちょっと、狭い会議室をお借りして対応しますし、ほかの階もちょっとコミセンとして使っているので、なかなか駅前コミセンで提供するというのはちょっと場所の提供は難しいところですけれども、この間、ちょっとほかのところを御利用いただけるように御案内をするとか、そういう形で、申しわけないんですけど、この期間中については御了解いただければと思います。


◯委員(石原 恒君)  駅前図書館は本当に駅にも近くて、本当にコミセン自体も利用者が多い環境ですので、うまくこの利用者との調整をとりながら、会議室を1室ちょっと借りるとか、その辺はもちろん住協の方とも相談しながら、そういった場を提供していただくようにちょっと御相談していただければと思います。ちょっとこれは要望でございますので、よろしくお願いいたします。
 あと、資料3のいじめ等のことの話をさせていただきますが、先ほど最初の、冒頭の御説明の中で、インターネットの部分も入ってるよということでしたね。前、こういった報告の中でもよく出てきてますが、LINEのことなんですね。特段これが含まれてるかどうかはちょっとよくわからない、実態としてね、インターネットの裏サイトの部分かもしれませんし、ちょっとわからないんですけど、具体的なところを御説明してなかったので、LINEが限られた世界でされてるっていうことで、なかなか実態が周りに知られてない部分があると、グループでつくっているんでね。いじめの温床になってる部分もありますし、何か話では、そういったいじめの対象の人だけをグループにするような、そういったこともなされてるという話は聞いております。このLINEという形で何か調査というのをしているのでしょうか。ちょっとその辺、お伺いしたいと思います。


◯指導課長(川崎知已君)  この調査に当たりまして、LINEということでの特別な枠での調査はしておりません。また、毎月開かれます生活指導主任会で報告する中で、御指摘のようにLINEが1つの子どもたちのいじめや仲間外れであるとかっていうことの温床になっているってことの危機感は、生活指導主任、我々も持っております。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。そういった情報の共有がなされているそうですけど、ぜひそういった実態をよく、やっぱり我々教育にかかわる立場の者としては理解しておかないといけないのではないかと思っております。何か最近では、実際のLINEそのものの仕組みをしっかりと先生も学んでほしいということで、大学のほうでも、いろんな大学でも若者がそういう講師をしてそういった取り組みを、教えていただいてるということもしているというふうに聞いています。
 先生方も年齢の高い方もいらっしゃいますし、LINEがどういったものかってわかってらっしゃらない方はたくさんいらっしゃると思います。こういったことの──まずLINEがどういったものかっていうことをやはり知っていただくことで、この問題がどこにあるのかっていうのも、言葉だけじゃなくて、やはり実際として感じていただけるのかなというふうに思います。何かそういった勉強会とかがありましたら、そういった機関もありますので、そういった調整をしていただいて、LINEの問題、今後どういうふうに取り組んでいくのかということをやはり考えていくことが、これから必要なのではないかなと思いますので、ぜひ御検討をよろしくお願いいたします。
 それとあと、体力のほうですけれども、私も子どもがいますので、先生、校長先生ともよく話します。このソフトボール投げの、なかなか三鷹市は伸びないということで、どういった対策をしてるのかっていう話もよく聞く機会がありますので、学校としても、本当に取り組んでくださってることはよくわかっております。それで、この結果がまず各家庭に、平均も出ていますよね。国がどうだ、それで各校がどうだ、三鷹市がどうだっていうその平均も出てますけど、本人、児童・生徒がどの値、位置にあるかっていうのは、何かそういった通知は、まずしていますでしょうか。よろしくお願いします。


◯指導課長(川崎知已君)  学校から子どもたちに個別の票が渡っておりますので、そちらで、家庭のほうで見ていただくようにはなっております。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。個票があるということですね。その個票には結果だけ載っているのではなくて、例えば家庭でこういうことをやってほしいとか、家庭で取り組んでほしいことはこういうことだとか、学校ではこういうことを取り組んでいるとか。あとはまた、今スクール・コミュニティをやっていますけど、地域ではどういうことをやるんだ、やらなきゃいけないっていうところも踏み込んだものになっているんでしょうか。いかがでしょうか。


◯指導課長(川崎知已君)  家庭での取り組みまでのところを言及したものはないんですが、この体力がどういう体力であって、どんなことをしていったらいいのかというところでは、個票というよりも、子どもたちに渡すリーフレットの中にそのものが入っております。


◯委員(石原 恒君)  全般的な話ということですね。それを見ながら、各家庭で、じゃあ、どういう取り組みをしたらいいのかなっていうのを考えてほしいというふうに捉えればいいんですね。きちっと親がそういうふうに見ていただければいいなというふうに思いますので、そういう意味では、学校だけでの取り組みではやっぱり限界がありますので、家庭、あと地域での取り組みが必要であると思います。そういったところもうまく働きかけをしていただくような、そういったものにしていただければなというふうに思います。
 あと、学力調査ですけれども、私も文科省の資料をぱぱっとけさ見たんで余り頭に入ってないんですが、まず1つ目ですけれども、これ問題自体が、選択の問題がありますね。これ、本当に選択の問題で学力がはかれるのかなというふうに思います。例えば、本当にその子の学力を調査するのであれば、ちゃんと計算してその数字を書くとか。もちろん、採点のいろんな事務量を考えたら、選択で1番、2番とか選んだほうが楽ですけれども、本当ならば、学力を求めるんであれば、ちゃんと計算をさせて、それで数字を書くとか。これは算数ですよ、算数、数学のことですけども、そういった形でないと本当の学力調査っていうのははかれないんじゃないかなっていうふうに思います。
 というのは、やはりわからなくても、これ選択でたまたま合ったとか、そういうこともありますよね。そこも包含している部分もあると思います、もちろん。でも、本当の学力調査をするんであれば、そういうことが必要ではないかなというふうに、私、個人的に思いますが、文科省の今この問題のあり方について、三鷹市の教育委員会の立場としてはどういうふうにお考えか、お伺いしたいと思います。


◯指導課長(川崎知已君)  確かに御指摘のとおり、選択肢でいくときに偶発的に合ってしまったということがあった場合には、当然偶発的な正解ということであれば、そこにある意味での正しさがどうかというあたりは御指摘のとおりだと思います。ただ、特にB問題に関しましては、これは活用を解く問題ですので、そこは記述式になっているんですね。そういった意味で、もちろん選択式というところで、私たちが子どもたちの学力を分析するときに、そういった偶発的な部分もあり得るということも視野に入れながら分析していく必要があるだろうと考えております。


◯委員(石原 恒君)  それも織り込み済みだとは思いますけれども、はい、ちょっと質問させていただきました。
 あと、毎年というか、この学力調査、報告をいただいておりますが、ポイントの捉え方、パーセントの捉え方っていうのは、ちょっと自分の中でまだしっくり来ないんですね、特に平均で捉えるっていうのが、本当にその捉え方でいいのだろうかなっていう。それを東京都、あと全国で比較して、それで数%はいいから、ああ、よかったね、悪かったねっていう、その評価自体が私はどうかなっていうふうに思っております。重みづけも、このパーセントでどう見たらいいのか、どう分析してるのか。ただ上がりました、下がりましたっていうことの報告がありますし、その辺も全般的に今後というか、今現在でもそうですけど、捉えているのかなって思っております。
 あと、私自身が思うのは、むしろ平均ではなく、ある程度のできぐあいによって、例えばA、B、Cがいいのかわからないですけど、点数にかかわる人が何人いて、その人が何人入っているかという、そういう分布的なものが私は逆に必要ではないかなと。一番下である点数が低い人たちがどれぐらいいて、その子たちにどう対処すべきかって、そういったところが具体的な取り組みではないかなというふうに思います。ちょっとその辺の考え方っていうことについて、ちょっとお話をいただければと思います。


◯指導課長(川崎知已君)  このパーセントっていうのは、実は100点満点でつくっていることではないのでっていうか、100点満点でつくっているんではなくて、全部の問題数の中で何%ができたかっていう形なのでパーセントということにはなっておりますが、いずれにしましても平均値というところで見ますと、同じ平均値でも分布が広い平均値もあれば、分布が狭い平均値もあるとか、あるいはフタコブラクダを描くような平均値もあるので、平均値で一概に学力を把握するということは非常に危険が多い、逆に、それだけで終わってしまってはいけないというふうに思っております。
 各学校には、実は各学校ごとに分布表を配付して、どういうふうに分布しているのか。学校のほうではそれをもとに、じゃあ、どの層を上げていこうかというあたりを授業改善推進プランのほうに反映していく、あるいは学校の教育課程の編成のときに編成していくという形で、分布の中でどの部分を引き上げていけばいいのかとか、どの部分の伸びをもっと保障しなければいけないのかというところでの分析はいただいたところです。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。これも前からちょっと、私もお願いしてて、分布のところはどうなっているかっていうのは毎年ちょっとお願いしているんですけど、どうしても平均のデータしか出てこないので、今回もちょっとそういったお願いをしたので、もう出ているんでしたらば、ぜひこういったところでも見せていただきたいなっていう。もちろん、学校名を出すとかじゃなくて、三鷹市全体でもいいんですね。そういった形で見ると、ああ、三鷹市、また全国とどこの山があるのか、そういうのが見えてくるのかなと思います。今後の報告書のあり方について、ぜひ検討をいただきたいと思います。これは要望でございます。
 それと、先ほどの体力の話の中で、実際のテストの前にいろんなやり方を教えるとか、そういう話もありましたが、この学力調査前に丁寧な説明というか準備っていうのは、いきなりテスト、調査をするのか、何かそういった準備があるのか。また、三鷹市がいつもいいのは、何かそういった取り組みがあるのか、何かありましたら御説明お願いします。


◯指導課長(川崎知已君)  学力調査に関しましては、もちろん子どもたちに、この日に学力調査があるってことは年間予定の中で当初にお示しをしていますし、あした調査があるとかってことは、予定としては話はしております。ただ、調査に当たっての何か特段の準備っていうのは三鷹市ではしておりません。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。これは最後でございます。これは、三鷹市が全般的に学力調査、高いですよね。これをいいと捉えるべきと思います、私も。ただ、この結果、何だったかっていうふうに、いろいろと評価されていますけども、これまでの取り組みもありますし、もちろんお子さんはどんどんシフトしていくわけですから、その中でこれを維持しているっていうのは何か、やっぱり三鷹市独自の取り組みだというふうに見ていいと思いますね。そこはどういうふうに見てらっしゃるか、ちょっと御説明をお願いします。


◯指導課長(川崎知已君)  1つ、やはり小・中一貫教育というところは外せないことだと思います。つまり、9年間の中で子どもたちの学びを見ておりますんで、例えばノートのとり方であるとか、あるいは授業の中で考えるところを設けようということで、小学校と中学校、同じ学園の中でそういった9年間の中で授業形態をそろえていくとかっていうところというところなども、今始めて、研究をしているところも多々あります。このように学力を9年間で伸ばすという視点で研究などをしてきた成果ということは、1つの要因としてはあり得ると考えております。


◯委員(森  徹君)  それでは、何点か質問させていただきます。大分質問、多く出されてきてますので、絞って幾つかお聞きしたいと思うんです。この学力テストですが、調査結果、これいろいろ読ませていただいて、全国平均、それから東京都平均──今の質問もありましたけども、三鷹市が全国、東京都と比較して上回っていると。したがって、学習状況は水準以上だという、こういう分析結果になってますよね。こういう横にらみって言っちゃいけないんですが、東京都、全国から上回ってるからよしというふうには考えてないんだろうと思います。
 特に教育の専門家の方からも、学力テストに対していろいろ意見もありまして、当時の文部省も学力テストを一定期間やめた時期もありましたよね。それから、相当お金をかけて調査をするわけですけども、悉皆でなくてもいいんじゃないかと。一定の傾向を見るんだ、これが全てではないという立場ですが、決して三鷹の教育委員会、横にらみで、これでよかったというふうにはなってないと思うんですよね。
 それで、今回の結果を総合的に判断、分析されて、今後の課題っていいましょうか、今回の調査結果の分析、文教委員会に対するこの報告だけではちょっとわからない、もっと深いところを知りたい、教育委員会がいろいろ課題として分析した内容を報告を求めたいっていう、知りたいっていうものがあるんですが、この調査結果から今後の課題って言いましょうか、今回の結果の判断、これをもう少し考えてる点あったら、報告していただければというふうに思いますが、いかがでしょうか。


◯指導課長(川崎知已君)  例えば御指摘のように、この調査そのものは学校教育の一部を測定しているものにすぎませんので、これをもって教育がいいと言っているわけではなくて、一側面として捉えているということでございます。それを踏まえまして、例えばこの今、特に子どもたちに求められるのは、根拠を明確にして伝えていく、根拠を明確にして自分の説を述べていくとかっていうところが1つの課題、これから伸ばしていく力かと思っております。
 例えば聞く、話すの問題では、授業の中で、話し合いの授業があって、その話し合いの中で相手の話を聞いていくこと、あるいは適切に発言するという指導も行われているんですけども、立場を明確にして、そして根拠に基づいて述べていくっていうところは、三鷹のまだまだこれから伸ばしていかなきゃならない力だと考えております。


◯委員(森  徹君)  そういう結果が、例えば小学校の国語のAとBという、このところに平均正答率が国語Aでは80.6ですか、Bでは61.9と、この数字になって出ているのかなというふうに思いますけども、しかし、ここでも三鷹市としては全国平均、東京都平均を上回っていて、活用に関する力は高いと言えるというふうに言ってるんですよね。やはり今言われた、そこに1つの課題があるという状況と、活用に関する力は高いと言える。この辺はどんなふうに理解していいんでしょうか。実際に61.9だから高いよというふうに見ていいのか、しかし、また3分の1ぐらいの児童たちはまだこの辺の力はついていないという点では、必ずしも高いというふうに判断していいのか、ちょっとこの辺もう少し御答弁があれば、お願いします。


◯指導課長(川崎知已君)  確かに記載では活用に関する力は高いと言えると書いてありますが、これは比較したときに高いということでの意味合いで書いたことでございます。子どもたちのこれからの時代に求められていくところは、先ほどから何度も申し上げているように、立場を明確にして、根拠を明確にして、きちんと相手に伝わるように述べていくという力が求められてますんで、これからまだまだ伸ばしていかなきゃならない力、高いというよりも、今後三鷹市が──まだ比較としては高いんですけども、三鷹市の子どもたちにはつけていかなければならない力だと認識しております。


◯委員(森  徹君)  はい、わかりました。やはり教育っていうのはなかなか数字だけでは、数字として評価は出るんですけども、数字がひとり歩きしちゃうと、今後どう手を打っていくのかっていうことが、やはり間違ってはいけませんよね。あくまでも数字で、全国平均も含めて。しかし、全国が低ければ、三鷹がその中で高くても、これは努力しなくちゃいけない部分ですから。教育っていうのは、数字は1つ頭に入れながらも、現実の、やはり現場の実際に児童・生徒を教えている先生たちが具体的につかんでいる、これをどれだけ、こういう三鷹市の教育に生かしていくっていう、教育委員会がそうしっかりとつかめているかどうかということが大切だと思いますし、そのことを文教委員会にも、私どもも教育の専門家ではありませんけども、議会に対してしっかりと三鷹の子どもたちの現状はこうなんだ、課題としてはこうあるべきだと、それに対して議会でも議論してほしいというようなやりとりがぜひ必要だと思いますので、そういう努力もお願いしたいというふうに思うんですね。
 それから、正答率の高さのところで、小・中一貫教育の効果っていうことを報告がありましたけども、私、大分昔でにしみたか学園で始まったときに、習熟度授業を視察させていただいたときに、習熟度授業というのは果たしてそれでいいのかなと。なかなか、よく授業についていけないっていいましょうか、わかれば伸びる子どもでも、そこが一番、何ていうんでしょうか、努力しなけりゃいけないクラスに入れられると、非常にそこが重苦しいと。先生も一生懸命教えてるんだけども、なかなかそういうおくれてるってわからない子どもさんが多い中で、非常に果たしてこれでいいんだろうかっていうことがあったんですが、三鷹市の小・中一貫教育というのは、国の学習指導要領の中で小・中一貫教育をやっていて、そこは相互乗り入れ授業が1つ、ポイントですよね。それから、乗り入れで、数学の場合に小学校の先生が行って、数学だっていうふうに聞いていますけども、そこも習熟度ですよね。
 そういう三鷹市の小・中一貫教育が教育の効果がありというふうに言われたんですけども、その辺、もう少し具体的に──私が知り得てる範囲内では、三鷹の小・中一貫教育の効果が果たしてここに出ているのかっていうふうに言い切れるんだろうかっていう、ちょっとクエスチョンがあるんですが、その辺、具体的につかんでる内容っていいましょうか、小・中一貫教育、こういうところで効果があったんだというものがあれば、御答弁いただければというふうに思います。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(山口忠嗣君)  小・中一貫教育も含めて、コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育の成果ということも多分に寄与しているのではないかという、指導課長からの答弁でございました。その要素はかなり大きい部分があろうかと思います。今、習熟度別学習と小・中一貫教育、これはまた別の問題ですけれども、小・中一貫教育でいえば、これはたまたまですが、昨日、教育委員会訪問で中学校に行きまして、数学の授業がございました。そこに小学校の先生が来ているということなんですけれども、今まさにやろうとしている内容、中学校で中学校の先生が児童・生徒に教えようとしている内容を、小学校ではこういうふうに習ったよねということで、小学校の先生が登壇をして、そこで振り返りをして、だから、決して、中学校の数学というと非常に敷居が高いようだけれども、もう既にそういう内容を小学校で習っているんですよ、もう一度ここを思い返してくださいねということで、ステップを非常になだらかにしながら中学校の数学の新たなハードルに挑んでいくと、そういうような仕掛けというか、仕組みづくりというか、そういったことで取り組んでいる姿も見てまいりました。
 全ての科目において、そういった乗り入れ授業はございますし、そういった中で100%乗り入れ授業がスムーズにいっているかどうかというのは、これはまた教員、先生方の理解度の問題もございますので、これからさらに皆さんの習熟度を上げていく必要はあろうかと思いますけども、そういう部分では、子どもたちの学びにこれがつながっているということについては間違いないところだというふうに考えております。


◯委員(森  徹君)  ありがとうございました。それで、今まで質問した中での答弁の中で、大分私もこれから質問する内容、答弁の中にも既にされてると思うんですけども、資料1の設問別分析からっていう、1ページの右側にありますね、三鷹市立小学校児童のというところで、それで国語Bの設問例というところで、討論会での発言に対し、指定された立場から質問か意見を書くという、この部分が低いという、これは結局こういうことでいいんでしょうか。
 いわゆる理解をして、それに対してまとめて答えるという、そういう力が足りないっていいましょうか、その結果が34.9、都は、29.2、国は、という、この部分というのは理解力、それをまとめて自分が表現するというか。これ、一番大切なところですよね。自分の考えを理解をして、自分の頭で考えて、こうだと。それが間違ったとしてもね。ああ、間違ってるからいけない、低いんでしょうけども、ともかく、それをより正確に答えていくという、この部分がここでは34.9%なんですよというふうにここでは理解をしてるんですが、そういうことでいいんでしょうか。


◯指導課長(川崎知已君)  実はこの問題は、卒業文集をつくるのに当たって、パソコンでのワープロ打ちがいいのか、手書きがいいのかってあたりを子どもたちが議論してる、学級会の様子がずっと続いてる問題なんですね。ある子どもの発言の後に、では、あなたはその後に意見を述べるのか、質問するのかというあたりを明確にして自分の発言内容を書きなさいという問題なんです。
 この内容が理解されていないというわけではない──ほかの問題ができておりますので、この内容が理解されてないわけではないんですが、ある子どもたちとの話し合いの中で、そこで自分が質問なのか、意見なのかを決めて、質問なら質問の文章を答えていく、つくっていく、意見なら意見というところでの文章をつくっていくという問題で、ここでちゅうちょしてしまった子たちが多いというのは、理解力というよりも、むしろもっと自信を持たせてもいいかなと。つまり、自分がどういう立場でどういうふうに意見を言っていくのかというところを、スキルもあるでしょうし、自信を持たせていくという両方が必要なのかなというふうに思っております。


◯委員(森  徹君)  そうですね。このところだけではよくわからないですね。それこそ数字がひとり歩きしちゃいけないと言いましたけども、これだとね、えらい低いなっていうことが残ってるのと、その設問自体がもう少し背景がわからないと、この報告書だけではね、ちょっと我々もね。話があっちこっち飛んじゃいけないんですが、少し早目にいただいたってことで非常によかったと思います、この資料が、前日じゃなくて。しかし、質問するに当たって、まだこれではね、ちょっと、たくさんしっかりとした資料をもらっても、それを読みこなして質問しないなんていうこともあるかもしれませんけどもね、だから、この程度の資料でいいんだろうというふうには考えてないと思いますけども、もう少し、学力テストでいろいろ問題になっている調査結果の報告だけに、もう少し我々が理解できるようなものにしていただければいいかなというふうに思います。これは、ぜひ今後、資料のつくり方も含めて、お忙しいでしょうけども努力していただければと思います。
 それから、最後に1点。いじめの問題、この問題で質問をさせていただきますが、先ほど他の委員からもいろいろ認知件数、解消件数のことで質問もありましたけども、現状をつかんだ──いじめの実態をつかんだ、それに対して努力すると、この数字が少ないということは、よかったなというふうに思うんです。思うんですが、これだけ、こんなに認知件数が小学校で75、しかし、解消が68と、中学校で94で、90解消と。非常にいじめの問題っていうのは、これは本当に大変。だから、たまたまいろいろ問題が起きた自治体、学校ではいろいろマスコミ等で報道されて大変なんですけども、やはり、それぞれの学校や、現場や、教育委員会、どこもこの問題で本当に苦労をしてると思うんです。
 ですから、ただ数字を集約してっていうことだけにいかないので、この点での実際はこういう報告がされてるんですけども、いじめに対する──私も議会一般質問でもこの問題、何回か質問させていただいてるんですが、今三鷹市として、この数字は数字としていいんですけども、いじめ、これは根絶に向けて努力するんですけども、これはなかなか難しいですよね。ゼロにはならないと思いますし、しかし、そこには学校だけの問題でなくて社会的な背景っていうのがあるし、それから、日本は過度に競争教育だっていうことの指摘も国連からもされてるっていう現状がある中で、今、いじめの根絶、解消に最も今力を入れなければならない、また入れているということを、この未然防止の取り組みというところには書いてはあるんですが、ここに書き切れないものがあれば、もう少し具体的に教育委員会としての苦労話も含めて報告していただければと思います。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(山口忠嗣君)  いじめをめぐるこれまでの経過、さまざまございました。最新のデータがこの平成25年度のデータということでございますけども、今こういった取り組み、三鷹における独自の取り組み──例えば子ども憲章の制定であるとか、あの中にもいじめの問題が入っているというようなことも含めて、今これを制度化をして、組織的にいじめの未然防止、早期発見、早期対応に資していこうと、役立てていこうということで、今条例化を考えているところでございます。
 また、その中では、具体的なアクションプランとしてのいじめ防止推進対策の基本方針というものも制定する予定でございますので、具体的な中身につきましてはその段階で御説明をさせていただきたいというふうに思います。


◯委員(森  徹君)  じゃあ、最後にこの点だけ答弁していただければと思います。いじめ発見のきっかけ、本人の訴えというのが多いですよね。それから、本人の保護者から。これは本人が親に、だから、本人が訴えたから、形としては直接なのか、保護者からなのかという違いであって、本人がそのことを訴えたと、この数字が多いということですが、この辺はどんなふうに理解をされているんでしょうか。


◯指導課長(川崎知已君)  御質問の趣旨に沿った答えになるかということでございますが、1つは、自分がいじめを受けてることに対して担任に訴えていくってことや、自分の親に訴えていくっていうのは1つの力──もちろん、いじめがいいことではないんです。いいことではないし、子どもの尊厳を傷つける、尊厳を損なうような行為であるということを前提に、自分が置かれているその窮地を保護者に訴えていく、あるいは身近な教員に訴えていくというのは、1つ、子どもが自分の今後、生きていく力の上で、非常に重要な力であると教育委員会としては考えております。ですので、まず身近な者に訴えていくというところに関しては、親に話しても大丈夫、担任に対しても話しても大丈夫だという、1つのある程度の信頼関係ができているというふうに考えております。


◯委員(森  徹君)  済みません、最後と言ったんですけど、もう一つ。そういう子どもは訴えますよね。具体的にいじめの状況がわかって、解決をしていくと。そういう子どもたちに、一応解決したっていうことに認識するんですけども、その後のフォローっていうのは。例えば、解決してよかったとならないですよね。当然、それは一応収束したかのようだけども、その後の経過観察じゃないけども、経過をしっかりとフォローしていかないといけないと思うんですけど、その辺の努力されてる点があったら、御答弁いただく。これ、最後にします。


◯指導課長(川崎知已君)  学校からいじめに関しては、実は定期的に調査をいただいております。こちらのほうでは、学校とやりとりしているものの中に状況記録シートというものがございまして、そこで1回いじめという名前が上がった子に関しては、その後どうだったのか。解消したというふうに報告があっても、名前が残ってますので、前ここに名前があるこの子についてはどうなっているのかというあたりで、学校から上がってきているいじめ状況調査──いじめ状況シートですね、記録シートですね。状況記録シートを学校と交換する中で、これまで名前が上がっていた子については追跡調査をしたり、こちらのほうから伺ったり、あるいは再発防止に対してどういうふうにしているのか、あるいは、再発した場合にはどのような形で今後考えていくのかというあたりの情報を共有化する中で、指導をさせていただいているところでございます。


◯委員(宍戸治重君)  じゃあ、よろしくお願いします。もう大方、皆さんの深い議論がありましたので、私のほうからはその点は省いた上で質問させていただきたいと思います。
 まず、学力調査の調査結果についてですが、先ほど来、当初から、この調査は一部であるとか、一面の評価であるというような言葉をわざわざ使っているということにちょっと違和感を感じたんですけど、もちろん、そういうことは僕らもわかってるわけであって、じゃあ、全体的に学力調査、全体的な調査っていうのはあるのかと。どういうところで行われているのかということなんですけど、また、子どもたちの学力を本当に調査しているのかどうかということも、御答弁あったら、いただきたいなというふうに思います。
 それと、当初、最初に御説明があったように聞いてますが、この分析をどういうようにして、また学校の現場に反映していくのかっていうのを、いま一度ちょっと確認をしておきたいなというふうに思います。
 それと、私はコミュニティ・スクール、小・中一貫校に期待をしているところですし、こういう、いいと言われる結果が出るのは、その効果だというふうに期待しているんですね。それを、じゃあ、こういう結果にどう反映してきたのかっていうのも、きちっと整理をしなきゃいけないんじゃないかというように思うんですが、その点について。
 それから、3枚目、4枚目の、大変わかりやすいんですが、このグラフ、3のところだけを取り上げたグラフなんで、えらい効果があるなっていうふうに見えるんだけど、じゃあ、これを見たときにどう感じるのかっていうことです。下がないっていうことですよね、簡単に言えば。大して変わらないんだという差なんですよ、本来的には。だけど、上のほうだけちょん切ってあるからえらい差があるように見えますが、この表現方法はどうなのかっていう疑問があるんですが、いかがでしょうか。
 とりあえず学力調査結果について、先に質問します。


◯指導課長(川崎知已君)  3点、御質問をいただいたと思っております。まず、1点目なんですけども、この学力の一部をはかるという表現ですけども、やはり、ペーパーテストではかれるものに関しては学力の一部というところと考えております。もちろん、全国全て、学力全てを一遍にはかるという調査は現実問題にはできませんので、ともかく知識だけを問うとか、思考力を問うとかっていう調査がありますが、やっぱりこの調査に関しましては学力の側面をはかってる。ただ、それが、その側面からの1つの指標になっているということで考えております。
 2点目なんですが、分析に関しては、各学校のほうに、先ほどお示ししましたように分布表ですね、子どもたちの分布がどうなってるかっていうのをお示しをして、自分たちの学校の学習指導上の課題は何かということを明確に把握していただいた上で授業改善推進プランというものを立てていただき、こちらのほうにも御提出いただき、それを2学期以降の授業等にも生かしていただいている。また、次年度以降の教育課程、学校の教育計画を作成する際にも、この学力調査については活用を図っているところでございます。
 それから、確かに御指摘のように、小・中一貫教育の効果が、何が効果を奏したのかというあたりを分析をして、それを学力の伸びとどうつなげていくのかといったあたりの分析については、御指摘のとおりで、そのあたり、例えば一番大きいのは、やはり9年間で子どもたちの力をどう育てるかという観点があるかないかっていうところは三鷹の教員の大きな違いです。6年間だけの視点で見ていくのと、自分が見ている間だけで伸びていけばいいやというのと、中学校卒業以降にどういう力が求められるから、何をしなきゃいけないのか、それを中学校の教員と小学校の教員が共有し合っていくという、まず意識があっての授業が成立している。
 そこで、じゃあ、少し抽象的な学習が始まっていく中学校のときまでには、小学校で何をちゃんと培っていかなきゃならないのかと。先が見えての学習指導と、短いスパンでの授業とでは大きな違いがある。学園研究というものを各学校で実施しているわけですけども、これは学園として小学校、中学校が9年間のスパンの中で子どもたちの学力をどう伸ばしていくのかというあたりを、そのためにどういうふうな共通実践をしていくのかっていうあたりを研究しているものでございますが、こういうものの研究成果というものを踏まえて、また今後分析の中に述べていきたいと考えております。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(山口忠嗣君)  1点、最後の御質問ですね。悉皆、全国学力・学習状況調査のグラフの件なんですが、これは、上のほう、頭のほうだけをお示ししているということではなくて、これは全体像なんですね。ここに載ってる数字というのは、例えば国の緑をずっと左側に持ってきて三鷹に重ねたときに、どのくらい上回っているかという、ポイントがこれだけ高いですよと。これ、その意味ではパーセンテージなんですけども。というような見え方ですので、別にいいところをデフォルメしてこういったグラフをつくっているということではなくて、ありのままをグラフ化してお示しをしているというところでございますので、そのように御理解をいただければと思います。


◯委員(宍戸治重君)  はい、ありがとうございました。私の子ども、人のうちの子どもの話はできませんから、自分のうちの子ども──もう大人になっちゃいましたけど、留学したりなんかして帰ってくると、全然発言が変わってくるんだよね。なぜそういうことを言うかというと、別に留学したことを偉そうに言うわけじゃなくて、子どもって変わってくるんですね、ディベートであったり、自分の意見を言うというのがね。
 日本人、僕なんかも余り人前で意見を言わないほうなんですね。そういうのは、日本人みたいな感覚から、グローバルな世界に行く中で、こういうことが今大切だということが言われる時代ですよね。そういうことがきちっと理解ができて、これを評価することが必要だというふうに考えなければいけないと思うんですが、先生方によっては、その辺のところに感覚的に差がないのかどうかね。それを、どう生かしていくかというのは、その辺の意識を持っているか、持っていないかによって全然変わってしまう。その効果が生み出せるか、生み出せないかにもかかわってくると思うんですが、これを先ほど誰が評価して、どう生かしていくのかっていう質問は、やはりどこかで──標準的な考え方とか、マニュアルとかっていうのは必要ないのかもしれないけど、そういう点では、考え方としては教育委員会はどういうふうに捉えているんでしょうか。


◯指導課長(川崎知已君)  まず授業改善推進プランにつきましては、全ての教員がその結果に基づいて、あるいは当該学年じゃない場合はこれまでの自分たちの行ったテストっていうんでしょうか、こういうようなものに基づいて行うわけですけども、これを誰かがやっていくのではなくて、各個人が自分の学級の様子、さまざまな資料に基づいて作成することになっております。そうしないと、自分の学級の課題を見出して、そこから解決していく力にはなりませんので、各学級の担任が自分の学級の様子を見てやっていただくということを、まず示しているところです。
 その上で、三鷹のほうでは、特に教員の意識差というものがあったりとか、あるいは子どもたちに必要な力がある程度、こんなところは伸ばしたいというところがありますので、今年度お示ししたように、三鷹「学び」のスタンダードの中の学校版の中に、三鷹の子どもたちについては、こうした力を授業の中で培っていきましょうということで、学校版の学力スタンダードをお示しして、その中で1つの水準を設けていっているところでございます。


◯委員(宍戸治重君)  余りくどい議論もあれですから、一応これから求められる人材としての基礎教育として、やはりBというところが大変重要だというふうには僕も認識しているところです。そういう意味では、しっかりと取り組んでいただけるようにお願いをして、次に移りたいと思います。
 運動能力や体力調査のほうですが、たまたま私は、他の委員さんも同じですが大沢と野崎というところで暮らしておりますが、僕は、簡単な話が、学校から帰って、うちにいるなと。外で遊んでこいというようなことで子どもたちを指導っていうか、何ていうかね、そういうふうに扱ってきたつもりなんです。
 というのは、小学校、中学校は男の子には剣道をやれということで、体力をつけさせるという意味で、勉強よりクラブ活動をやれというようなことで無理やりやらせてきたんですが。そういうことを考えると、地域的ないいところは山があり、坂がありね、川があり、そういうところは大沢台小学校ですから、大変恵まれていたということで、うちの子はそれなりに体力はあるのかなというような気がいたします。
 しかしながら、一般的に考えると、生活習慣の中にソフトボールだけでなくて、なかなか体験をすることや何かが少ない時代だというのはわかりますよね。その時代の中で学校教育だけにこの体力増強が任せられるのかと。一番長い時間、学校で過ごすわけですから、これは学校でやらざるを得ない部分も大きいというふうに思いますけども、じゃあ、家庭に何か求められるかというと、実際には求められないんじゃないかと。例えば道路でボール投げをしてはいけません、公園ではいけません、なんていう話になってくると、じゃあ、家で体力をつけるのは普通じゃあ考えられない。学校の校庭も、一般開放といっても、何をやってもいいという昔の時代と変わってきてしまって、一定の時間はグループの団体が使ってしまっていたりなんかするということを考えると、なかなか難しいなっていうふうに思ってるところですが、そういう面でも、全体的に体力とか、スポーツとかといった面を考えたときに、その芽を早く、本当の持ち味としての、一人の子どもが何かを感じられるだけの場所をこれからつくっていかなければいけないんだろうと思うんですが、そういう点では、教育委員会としての考え方はどういうふうになっているんでしょうか。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(山口忠嗣君)  おっしゃるとおり、なかなか日常生活の中で運動を十分にできるという機会──時間も含めてかと思いますが、そういう状況にあろうかというふうに思います。学校の校庭については、極力有効活用ということで努めてまいりたいと思いますけれども。学校生活、休み時間等も含めて、この資料2をごらんいただきますと、幸いなことに、対前年でいいますと上向きの矢印が多くなってきているということで、現段階での取り組みというのは一定の成果を上げてきているのかなと思いますけれども。さらなる、この赤い矢印が少しでも少なくなるようなことで、学校の中では、校庭の有効活用であったり、あるいは屋上の有効活用であったりということになろうかと思いますけれども、さまざま関係部局とも連携しながら、そういった運動の機会、場の確保ということに努めてまいりたいというふうに思います。


◯委員(宍戸治重君)  最近では、いろんなことで学校で取り組んでおられますけど、マラソン大会であるとか、いろいろなことでぜひ基礎的な力をつけていただけるようにお願いしたいなというふうに思います。
 それと、スポーツの関係で3枚目のグラフなんですけど、平成25年がこれだけ落ちてしまっているっていうのは何だったんでしょうか、これ。それこそ先ほどいい成績を出すためにやってるわけではないだろうけど、事前に説明があったとか、ないとかっていう問題も、深く考えればね、自然の中に調査をして、自然の持ってる力を調査するのが当然だと思いますが、いかにもこれは、どういうことなのっていうように捉えているんでしょうか。


◯指導課長(川崎知已君)  この左のグラフに関しましては、学年が違ったところでの調査になっておりますので、平成25年度の子どもたちのこの時点での体力が、ほかの平成24年度の6年生とか、平成26年度の6年生、中学校3年生とちょっと違った集団であろうと考えているんです。例えば今、小学校6年生の子たちが中学校1年生になっております。そうしますと、この先ほどの2枚目の中学校のグラフのところを見ていただくと、確かに合計点だけで見ますと、都よりももちろん平均値は低いわけですし、昨年度よりも下がってることがわかります。ということは、昨年度の1年生よりも下がっているってことで、この学年そのものが全般的な傾向として体力の点数が低くなっているのではないかと考えております。


◯委員(宍戸治重君)  個人差とか、世代差とかね、それは当然数字の上に出てくるんだから、多少前後があるのは当然だというふうに思いますし、私自身も中学卒業するときに150センチなくて、高校時代に20センチ伸びてね、本当に自分が体力があるなって思ったのはやっぱり大学生になってからだったということから考えると、余り心配しないでもいいのかなと。
 それと、このグラフが、右側のグラフでも年次ごとにずっと平均的に、直線的に伸びていくみたいなことばかりが求められなくてもいいのかなって、個人的には思いますけどね。でも、本当に心肺能力であったり、そういうものを考えると、やはり必要なときに必要な運動はしておかなければいけないのかなっていう思いもしますので、ぜひしっかりと取り組んでいただきたいなというふうに思います。
 次に、いじめの関係なんですが、先ほど他の委員さんから細かい点まで御質問、質疑がありましたけど、私のほうからは、担任の先生の、何ていうんですか、意識が高まったという、また発見能力が高まったということで伺ってはいるんですけど、相談状況の欄を見ると、学級担任が65、担任以外の教員が25というような、それと養護教員も含めても先生方に対する相談というのは大変多いし、ここにも130のうちの90ぐらいはね、そういう先生方に相談をしているんだけど。ただ、これは複数回答ですから、実数とは違ってきていると思いますけど、1人があちこち行ってるという可能性も十分にあります。
 発見のきっかけを考えると、学級担任の発見と、担任以外の教員を足しても17なんですよね。それで、本人の訴えと本人の保護者からで40ぐらい発見されるんですね。決して先生方の能力が上がったわけじゃなくて、意識が高まったとは言い切れないんじゃないかというふうに──これもちょっと極端な言い方しますけど。やはり、じゃあ、僕たち保護者の1人からすれば、先生方にそれを全部ね、発見を、負担をかけられるかというと、難しいこともわかりますけど、そういう見方からすると、先生方が本当は一番長い時間生徒、子どもを見てるということからすれば、この辺のきっかけっていうのを先生方にどこまで期待できるんだろうか。


◯指導課長(川崎知已君)  教員の意識が高まったというのは、これは決して間違った解釈ではないと考えております。先ほども御指摘ありましたけども、昨年度、担任が発見したのが9件だったのが、ことし15件。ほかが、本人の訴えが17件なのは同じ数なんです。それから、アンケートなどの取り組みで2件ふえているとか、保護者は同数、本人等以外がゼロから2件という形で、担任への相談が伸び率としては一番高くなっているので、私どもはそのように解釈したんですね。
 ただ、でも、もう一つは、教員がそういったことに関する、いじめに対してきちんと向き合うという意識があるので、子どもたちや保護者のほうが相談に安心して行けるようになったというふうにも考えております。ただ、いずれにしても、いじめというのがやはり教員の目の届かないところでも起こるし、さまざまな部分で起こっているし、それから、子どもが生活してれば、そういった流動的なものは、子どもたちの中の人間関係の流動的なものはあるわけですし、そこを学校だけではなくて、やはり学校と家庭とか、地域とか、さまざまな目で見ていただくというふうな社会全体の意識の醸成というのは、本当にいじめ根絶に向けて考えていくためには必要なことだと考えております。
 しかし、まず学校生活で起こっていることですので、教員たちが自分のクラスだけではなく、学校全体を見る視点で、それから、少しあれっと思うことに関しても、いじめという疑いを持って見ていくという危機感は必要だと考えております。


◯委員(宍戸治重君)  ありがとうございます。発見ということからすると、なかなか意識が高まったっていうのはね──発見してから、それを解消しようということも、先生方の中の意識が高まったというふうには受け取れますよね、間違いなく。そういうことからすれば、いじめの解消に向けた取り組みはされているというふうに僕も理解しますけど、担任の役割っていうのは本当に難しいなって僕らも思うんですよね。
 子どものことからすると、うちの子も背がちっちゃいうちはいじめられて、背が大きくなったら逆にいじめちゃったみたいなところもあったりして。ただ、それがね、学校内だけじゃない。学校の中で画びょうが入ってたなんていうのは当たり前のことであってね、実際にはある。ところが、僕らは言うなという話をよくしたことがあります。
 そんなことで、これからも、じゃあ、これ九十何件、先生方に相談しているんだけど、15件きりいじめと判定しなかったというのはどういうことなのか、ということもちょっと疑問にも思うし、実際にはいじめじゃなかったって考えればそれまでなんだけど、そういうもんなのかなと。その辺のちょっとややこしいところがやっぱりいじめなんだろうというふうに思いますので、その辺もしっかり取り組んでいただきたいなというふうに思います。以上で終わります。


◯委員長(渥美典尚君)  他にございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようですので、以上で教育委員会報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前11時47分 休憩



                  午前11時48分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  委員会を再開します。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまです。
                  午前11時49分 散会