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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成26年文教委員会) > 2014/03/10 平成26年文教委員会本文
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2014/03/10 平成26年文教委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(渥美典尚君)  ただいまから文教委員会を開会いたします。
 初めに、休憩をとって審査日程及び本日の流れの確認をいたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩



                  午前9時30分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  再開いたします。
 審査日程及び本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、所管事務の調査について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時31分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  委員会を再開いたします。
 生活環境部報告、本件を議題といたします。本件に対する生活環境部の説明を求めます。


◯生活環境部長(清水富美夫君)  おはようございます。生活環境部からは、この平成25年度の文化行政につきまして御報告をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  おはようございます。それでは、平成25年度の文化行政につきまして、各事業を御報告させていただきます。初めに1番、太宰治賞関係事業実施状況でございます。こちらは第29回の太宰治賞を実施いたしました。選考委員会は昨年の5月8日に行われております。受賞作品につきましては、「さようなら、オレンジ」ということで、アフリカの難民の女性がオーストラリアの新たな地で、言葉という障害を乗り越えながら新たな人生を切り開いていくという内容の作品でございます。受賞者はKSイワキさんという方で、これはペンネームでございますけれども、大阪出身の女性で、現在オーストラリアに在住をしているという方でございます。
 第29回の応募数は1,378編ということになりまして、うち三鷹の方の応募が8編ございました。この受賞作品でございますけれども、芥川賞の候補作品ともなりまして、残念ですけども受賞は逃しておりますけれども、また、その後に、今度は本屋さんの店員さんがやります本屋大賞、こちらのほうでも10作品の中にノミネートをされているということでございます。こちらのほうの発表は4月8日というふうに聞いておりますので、期待をしているところでございます。
 そして、(2)番、第30回太宰治賞の作品の募集です。こちらは昨年の12月10日に募集を締め切りをいたしまして、応募数が1,149件と。うち三鷹の市民の方は7編の応募がございました。
 また、文学講演会でございます。こちらのほうは、この2月の大雪のため中止というふうにさせていただきましたけれども、予定では講師として大村彦次郎さんという方で、編集者でもあり、自身の著書も出していらっしゃるという方でございます。なお、当日は中止ということで、直接会場に15人程度の方がお見えになりまして、また電話によるお問い合わせも20件程度ございました。特に問題なく御理解をいただいたということでございます。
 続きまして2、財団法人中近東文化センターの事業実施状況でございます。こちらのほうは、現在博物館と図書館は通常の公開はしておりませんけれども、期間を限定いたしまして展示を公開していただいたということでございます。企画展ではございませんので特別な展示はありませんけれども、さまざまな民族衣装の試着なども体験ができるという、そういうものでございました。入館者が、この5日間実施をさせていただきましたけれども、254人の入館者をお迎えしたところでございます。
 2番目としまして、同じく一般公開。こちらは、先ほど申し上げたように通常は開館しておりませんけれども、事前に予約をして申し込まれた方には中を、展示を見ていただくという事業もしておりまして、年間を通して、1月31日現在ですけれども946人の方に来ていただいているというところでございます。
 そして、三鷹市との連携事業でございますけれども、ことしも小学校の団体見学ということで、職場訪問ということで、そちらも3校が入館されていらっしゃいます。それから、イの博物館ボランティア、こちらのほうは、これまで閉館するまでは20人ほどのボランティアの皆様が登録されていらっしゃいましたけれども、現在は三鷹の方で3人の方がボランティアとして登録をしていただいて、先ほどの入館のときに応対をしていただいているという状況でございます。
 続きまして3、太宰治顕彰事業実施状況でございます。太宰治文学サロンの運営でございますけれども、今年度も1月31日現在で1万141人の入場者をお迎えしております。平成20年の3月にオープンをいたしまして、毎年1万人以上のお客様をお迎えして6年が経過したところでございますけれども、累計の数字では8万7,000人ということで入館者をお迎えしております。また、文学サロンで行われております作品の朗読会でございますけれども、こちらのほうは延べで319人ということでお客様をお迎えしておりまして、現在は今年の6月まで三鷹の時代の作品について企画展を開催しているところでございます。
 続きまして4番、平成25年度の購入・寄贈美術等資料でございます。こちらは、本年度は購入資料はございませんでした。寄贈資料が32点ございまして、三鷹市の文化行政にぜひ役立ててほしいということで寄贈していただきました。その中で主なものでございますけれども、絹谷幸二さんという、こちらのほうは富士山を描いた絵画でございまして、「湖上富嶽」といいまして、評価額にしますと700万円という、なかなか高価なものを寄贈していただいております。
 続きまして、アニメーション美術館の関係事業実施状況でございます。アニメーション美術館の入場券でございますけれども、こちらのほうは特別枠として、本年度は販売数が2万337人ということで、前年と比較しましても113%と順調な伸びを示しているところでございます。これは、ジブリ映画がここで2本上映されておりますので、そういった影響を受けているのではないかというふうに考えているところでございます。
 また、アニメーション美術館との連携事業でございますけれども、今年度も三鷹市民、それから近隣市民の市民招待デーということで実施をさせていただいております。三鷹市民のほうが2,110人と。こちらのほうは、2,400人の招待で募集をいたしましたけれども、応募が3,600人ございました。実際に入場されたのは2,110人ということでございます。また、三鷹市民と、それから近隣市民のほうでございますけれども、こちらのほうも応募数は9,600人になりまして3.99倍と──約4倍ですね、の方々に応募していただきました。ただ、実際には2,005人という方の入館状況でございます。
 そして、今年度も小学校、それから幼稚園・保育園等の美術館見学を実施しております。小学校は3年生、15校、1,292人でございます。幼稚園・保育園のほうは28園と、806人のお子さんたちに見学をしていただいているところでございます。
 続きまして6番、公益財団法人徳間記念アニメーション文化財団の実施状況でございます。こちらも1月31日現在の数字でございますけれども、開館及び入館者数ということで、開館は242日ございます。入場者数は56万7,413人と。前年の同月比で0.7%、約1%増加をしているところでございます。前年度末はこれまで最高だった68万7,000人を入館していただいておりますけれども、まだちょっとそれを、今の状況では上回るのではないかという状況でございます。これも、先ほど申し上げました映画の影響を受けているのではないかなというふうに考えておるところでございます。
 続きまして、7番、中田喜直生誕90周年記念歌碑建立事業でございます。三鷹にゆかりのある中田喜直の功績をたたえるということで、生誕90周年を記念いたしまして歌碑を建立させていただいたところでございます。建立に当たっては、実行委員会を市内で活動される各関係団体に御協力いただきまして、14団体になりましたけれども、デザインや、それから設置場所の検討、制作などについていろいろ御協力をいただきました。また、御遺族の御協力もいただきまして、写真や、あるいは直筆譜のデータなどもお貸しいただいているところでございます。建立場所につきましては、井の頭公園の池のほとり、弁天橋付近に建立をすることができました。
 こちらの事業につきましては、寄附金を募りまして実施をしたところでございますけれども、関東近縁がほとんどでございますけども、134件の寄附をいただいたところでございます。金額にいたしまして178万4,000円ということでございます。この寄附金を経費の中に含めまして、経費は345万円かかっておりますけれども、うちこの178万4,000円につきましては寄附金で賄ったということでございます。
 続きまして8番、芸術文化振興財団の実施状況でございます。担当課長のほうから御説明させていただきます。


◯芸術文化担当課長(齋藤浩司君)  お手元資料の3ページの8に記載がございます、別紙資料、平成25年度公益財団法人三鷹市芸術文化振興財団事業経過報告という、別紙になってございますこちらの資料の内容につきまして、概略御説明させていただきたいと思います。御報告いたします各部門の事業でございますけれども、本資料集計時点での実施事業、公演数は全てこれ合計いたしまして253、入場者等動員数は合計で5万9,072人という状況でございます。各表ごと分かれてございます部門ごとに御説明いたします。
 最初に音楽事業でございます。本年も音楽部門では芸術文化センター、風のホールの特性を生かしたバロックやクラシック音楽を中心にさまざまなジャンルの事業を実施しております。特に昨年におきましては、11月に実施いたしましたターフェルムジーク・バロック・オーケストラ「ガリレオ・プロジェクト〜天空の音楽」におきまして、5周年を迎えました、みたか太陽系ウォークとの関連企画といたしまして、トークつきコンサートやレクチャー、さらに国立天文台や三鷹ネットワーク大学との御協力いただいた企画事業も開催いたしまして、事業や施設の相互交流も図ることができました。
 また、教育委員会、学校との連携による、プロ演奏家の市内全小学校への訪問演奏事業を今年度も例年どおり実施し、この関連企画として同じ演奏家による市内中学校2校の吹奏楽部への訪問指導や、保育園でのサマーコンサートを初めて開催するなど、ホールだけでないアウトリーチ事業も充実させることができました。
 続きまして、下の部分、演劇事業でございます。芸術文化センター星のホールを中心とした演劇や落語、映画など、今年度も多くのお客様に御来場いただいております。毎回御好評いただいています太宰治朗読会──「太宰を聴く」や、同じ太宰作品をモチーフとした演劇公演、若手劇団の登竜門として定着した演劇公演シリーズ、MITAKA“Next”Selectionなど、今年度も市内外から多くのお客様をお迎えできました。
 人気、実力を兼ね備えた落語家による独演会等も、例年同様好評をいただいており、多くの公演で満席の状況が続いております。
 また、映画部門では「三回忌・高峰秀子」と「洋画の名作を、あなたに」という2つのシリーズ企画で毎月上映を継続し、引き続き多くの映画ファンの方にも御好評をいただけております。
 続きまして、美術事業でございます。中心施設でございます三鷹市美術ギャラリーは昨年10月に開館20周年を迎えました。平成5年の開館以来、既に74万人を超える来館者をお迎えしたことになります。このギャラリーにおきましては、今年度既に2つの展覧会を開催いたしました。インドの染織と細密画──ミニアチュールの貴重なコレクションを紹介した畠中光亨コレクション、華麗なるインド展、及び過去3回にわたり三鷹市に寄贈された300点を超える現代版画全作品を初めて公開する、森秀貴・京子コレクションによる現代版画展でございます。ジャンルを全く異にする2つの企画展で、合わせた入場者数は約9,000名と、1万人にはちょっと届きませんでしたが、開催前の想定を上回る実績を残すことができました。なお、両展覧会、以下に記載ございますとおり、いずれの展覧会でも小学生対象のギャラリートークや出張授業を初めとするさまざまな教育普及活動も数多く実施いたしております。
 次に、文芸事業でございます。まず山本有三顕彰事業でございますが、有三記念館における年2回の企画展に加え、昨年度より夏休み子どもワークショップ、また、特に今年度は建物ツアーや有三記念館スケッチコンテストも新たに実施させていただき、有三及び記念館をより身近に感じていただけるよう新たな事業展開を図りまして、既に昨年度を上回る来館者をお迎えすることができました。
 太宰治文学サロンでの取り組みに関しましては、既に先ほどお手元資料の1ページ、3、太宰治顕彰事業実施状況において御報告させていただきましたとおりでございます。
 最後の項目、その他・共催事業でございます。昨年3月に三鷹市公会堂がリニューアルオープンいたしましたが、新たな施設をより積極的にPRするため、ここに記載ございますとおり、公会堂リニューアル記念見学ツアー及び小学生対象のダンスワークショップと発表公演を行う東京都との共催事業、パフォーマンスキッズ・トーキョーを新たに実施いたしたところでございます。私のほうからの御説明、御報告は以上でございます。


◯絵本館担当課長(築地 律さん)  私のほうからは、市内全域で展開しております、みたか・子どもと絵本プロジェクトについて、まず御説明をいたします。平成18年度からコミュニティ・センターを会場に開催しております、子どもと絵本ボランティア講座、平成25年で8回目を迎えました。7つのコミュニティ・センターを一巡し、新川中原コミュニティ・センターで2回目の開催となってございます。これらのボランティア講座で担い手を養成しておりまして、その横のつながり組織でございます、みたか・子どもと絵本プロジェクト連絡会が平成25年度に初めて駅前の商店の皆様とタッグを組む、三鷹駅前まるごと絵本市を開催いたしました。初めての取り組みでございましたが、連絡会のスタッフのほかに市内、市外、絵本コミュニケーターというボランティアの方を新たに募集いたしまして、たくさんの方に御来場いただきました。
 また、星と森と絵本の家の運営状況について御説明をいたします。1月末までの開館日数は例年と同じ程度で251日、入場者数は3万3,623人というふうに御報告させていただいております。平成24年の4月28日に絵本の家に隣接いたしますスペースに天文台の駐車場ができました。そのおかげをもちましてか、平成23年度に比べて平成24年度、利用人数が上がったんですが、それを上回るペースで御利用いただいております。車が満杯になっているということでもなく、大変広い範囲から親子連れ、あるいは御年配のグループ、健脚グループの方が歩いてお越しになったりと、多様な世代の方に御利用をいただいております。
 定例行事、あるいは体験活動につきましては、絵本の家のボランティアの皆さん、また市内で活動しておられるボランティアのグループの皆さんが大変にたくさんかかわっていただきまして、こちら資料にお示ししたように定例的な行事をにぎやかに開催していただいているところでございます。市民協働という独特のスタイルで定着してきたというふうに捉えております。
 平成25年度の絵本の家の特徴的な活動として、常設展示をしておりました部分に公募で原画を展示していただくということをいたしました。若い絵本作家を目指す皆さんなど、14人の応募がございまして、4人の方の原画を展示させていただいたところです。以上です。


◯委員長(渥美典尚君)  生活環境部の説明は終わりました。これより質疑に入ります。


◯委員(石原 恒君)  おはようございます。では、生活環境部からの御報告につきまして幾つか質問させていただきます。
 まず太宰治顕彰事業についてお伺いしたいと思います。お示しいただきましたとおり、入館者数1万141人ということでございますけれども、過去、近年5年ぐらいで結構ですけども、どういった推移があったのかお伺いしたいなと思っております。
 というのと、あと1万141名、その内訳として市内、市外、あと外国人の方、この辺の内訳も御説明できたらお願いしたいなと思います。
 あと回数が13回、これ隣に16回と書いてある、こっちは平成26年と見ればいいんですかね、全16回開催予定っていうのは。この3回ふやした背景と理由、その辺を御説明いただければと思います。
 それと、この朗読会の人数ですけれども、1回当たりの最多の数と最少の数、ちょっとその辺も教えていただければと思います。まず、お願いします。


◯芸術文化担当課長(齋藤浩司君)  太宰サロンの入館者数についてお尋ねいただいております。サロンの開館以来の人数というのは、平成19年度の3月にオープンいたしまして、平成20年度が1万8,000人、それから平成21年度が2万1,000人ということで順調に伸びていたんですが、この平成21年度前後まで市のほうでの太宰の取り組みというのもこの3年間盛り上っていたんですけれども、それ以降、ちょっと通常の取り組みに推移したというところもあると思うんですが、平成22年度で1万2,000人ということで、ここで大きく入館者数減らしております。また、大震災等の影響もありまして、平成23年度1万59人、それから、平成24年度で1万937人ということで若干戻していて、今現在、平成25年度が1月末現在で1万141人ということなので、一時の入館者数に比べればまだまだ足りてないんですけれども、一時の減少から比べると少しずつ戻しているのかなというふうに感じております。
 それから、朗読会の回数のお尋ねございましたけれども、委員さんお尋ねの13回というのは1月31日までの実施した回数13回でございまして、平成25年度はあと3回ほど、この1月以降に予定をしております。平成25年度ちょっと、平成24年度までは8回ほどだったんですけれども、かなりスペースの関係がありまして、大体25名ぐらいの方が定員ということで毎回開かせていただいているんですけれども、かなり応募の方多いということで、今年度試行的に16回やってみようということで、かなり数をふやして今年度、開催をいたしております。今申し上げたとおり定員25人ぐらいでやっておりますので、おおむねもう最高も最低も二十数名ということで、大きく差があるということは決してありません。
 あと、入館者の方の、ちょっと市内の方ですとか、市外の方というような細かい統計、数値はサロンの場合、ちょっととれておりません。サロン、おいでいただいた方はよく御存じだと思うんですが、かなり狭いスペースで、ガイドの方もいらしたりして御説明もするんですが、なかなか中で来た方にアンケートを御記入いただいたりとか、そういったことをやるスペースがなかなかなくて、来た方にどこからいらっしゃいましたとか、そういったことがなかなか聞けずに、ちょっと申しわけないんですが、そういう統計がとれてないという状況でございます。以上でございます。


◯委員(石原 恒君)  あと、済みません、市内外の、あと外国人の内訳、その辺はアンケートをとってないからわからないっていうことですかね、ちょっと済みません。


◯芸術文化担当課長(齋藤浩司君)  おっしゃるとおりなんで、その辺のこと、外人の方は見ればわかるかなというのはあると思うんですが、あえてちょっとその辺の統計は今とれてないというのが実態でございます。済みません。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。フィルムコミッション事業もね、やってらっしゃいますし、その辺は連携もお考えと思いますんで、その辺を連携してぜひ2万人台を行くのかわかんないですけども、ぜひ目指して頑張っていただければなと思います。いろんなメディアも使いながらですね、進めてもらえればなと思います。
 あと、次のページ、2ページのアニメーション美術館との連携事業についてお伺いしたいと思います。三鷹市民と、あと近隣市民の方々にはこういった招待をしていただいて、多くの方が応募をしていただきましてこういった人気があることがわかります。ちょっとこの辺の仕組みをちょっとお伺いしたいんですが、この2,400人という枠の中で、三鷹市民という枠が定められてるものなのか、関係なく近隣市も含めて抽せんをされてるか、その辺の仕組み、ちょっとお伺いしたいなと思います。
 それとあと、武蔵野市、小金井市、府中市、調布市、西東京市、これは確かに三鷹市の近隣市、隣接市でありますけれども、この5市との関係の中で相互の協力関係っていうのが、何かそういったものが結ばれているものがあるのか。例えば三鷹市がそれぞれの市の事業に何か参加できるような、そういったものができるような仕組みがあるのか、関係があるのか、その辺、ちょっとお伺いしたいなと思います。
 もう一つは、当然市とも隣接してますけど、杉並区、世田谷区とも隣接してます。この区部との関係、こういった関係があるのかないのか。特別区なので、そういった市部とはまた違った行政はされてると思いますけど、その辺関係があるのかないのか、ちょっとお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  まず三鷹市とその他の市の区分の状況ということでございます、入場者のですね。毎月これ2回、2日間行われておりまして、9月の29日のほうは三鷹市民だけの状況でございます。それで、翌月の10月1日、こちらが三鷹市の市民も含めて近隣市も一緒にということなので、特にここは区分をしておらないという部分でございます。
 それと、近隣の5市との協力関係でございますけれども、区部との関係ということも御質問ございましたが、現在のところ特に協力して何かを実施するというような状況には至っておりません。以上でございます。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。特にそういった枠組みがあるわけではないけれども、多く三鷹市民以外の方にも来ていただくということでしているということがわかりました。世田谷区、杉並区は三鷹以上に財政的ゆとりもあるでしょうけれども、でも、市部だけでなくね、多くやっぱり来ていただく、応募できるような環境もまた1ついいのかな。というのは、結局三鷹市の来訪者もふえるわけですから、いろんな方がかかわっていただくというのは非常にいい取り組みかなと。決して三鷹市民だけとかでなくて、多くの方が来訪いただいて、また三鷹のよさをわかっていただくという意味でもぜひ御検討いただければと思います。以上です。


◯委員(吉沼徳人君)  おはようございます。よろしくお願いいたします。最初に1ページ目の中近東文化センターの事業実績報告というところで、1のところで、これ三鷹市民特別公開って書いてあるんですけど、市民以外の方なんでしょうか、21名が何か、三鷹市民は233人と書いてあって、入館者は254名というふうに書いてあって、21人の方はどういった方が入られたのか。
 それから、一般公開で946名入ってるんですけど、これは先ほど予約でお申し込みをしてというお話だったんですけども、そのうち三鷹市民の方というのは何人ぐらいお入りになっていらっしゃるのか。
 それと、その下ですね、職場訪問ということで、にしみたか学園が井口と二小、それから連雀学園が第四小学校って書いてあるんですけど、これは学校全体でいらしたのか、何年生が何人ぐらい職場訪問をされたのかということですね。
 それから、その次に、次のページ、4のところの寄贈美術品なんですけども、市外の方から、このお二人ですけど、お二人とも市外の方なんですけど、32点いただいてるわけですけども、こういった方々は三鷹とどんな関係があって三鷹へ寄附をしてくださったのか。何か関係がないと、ただ三鷹をどうやって選んだかちょっとわからないので、どういう関係があってこの三鷹に寄附をしていただけたのかということがおわかりになったら、教えていただきたいと思います。
 それと、8番の平成25年度の芸術文化振興財団の事業報告の中で、音楽事業と演劇事業については、これは星のホールと風のホールが主体になっているんですけど、音楽事業のほうの入場者が演劇事業と比べるとかなり入場率が低く見えるんですけど、何かこれは原因、あるいはこれはこうだからしようがないんだとかっていうような理由みたいなものがあったら、ちょっと教えていただきたいと思います。以上です。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  初めに中近東文化センターについて御質問ございました。三鷹市民の特別公開の中で入館者254人、三鷹市民は233人となっております。これは、三鷹の市民の方と一緒にお友達だとか、御親戚だとか、一緒に来られた方も含まれて20人前後ふえていると、そういう状況でございます。
 また、一般公開ですね。申しわけございません、こちらのほうはちょっと三鷹の方が何人かというのは、こちらで把握はしてございません。
 それから、小学校の職場訪問でございますね。こちらのほうは小学校の5年生か6年生ということで、職場訪問の体験と職場訪問ということで、各小学校、3校ございますけれども、いずれも4人から5人程度ということで一緒に付き添いの方もいらしたというふうに話を聞いているところでございます。
 それから、寄附の御質問でございました。今回三鷹市外の方のお二人の方から寄附をいただいてるということで、その関係ということでございますけれども、最初の絹谷幸二さんの作品を寄贈いただきました、こちらの寄贈者は、細谷さんというふうにお名前出ておりますけれども、日商簿記の福祉学校の校長先生で、また学園の理事長をされている細谷さんから、三鷹市にいらっしゃるということで、ぜひ三鷹にということで寄贈を受けたものでございます。
 また、この2つ目のホルスト・アンテス以下29点ですね、こちらのほうは世田谷の山本さんという方から寄贈をいただきましたけれども、これは一昨年、この山本さんからは太宰 治の直筆の書簡をいただいております。それで、この方のお父様がこういった美術、あるいは文芸のコレクターでいらっしゃいまして、そういうことで一昨年それをいただいたと。引き続き美術作品も持っていらっしゃるので、こちらのほうもぜひ三鷹のほうへという御意向で御寄贈いただいたところでございます。以上でございます。


◯芸術文化担当課長(齋藤浩司君)  財団の音楽事業と演劇事業の入場率にちょっと差があるんではないかというお尋ねでございます。一番端的に申し上げまして、事業の数もあるんですけれども、芸術文化センターの風のホールの客席数が625と、星のホールなんですが、通常の席で250ということで、まずもともとチケットに売らなければいけない席の数がかなり違うということで、各事業ごとにそれなりの数を売るのは、どうしても風のホールのほうについては必要になってくると。
 また、星のホールに関しましてはいろんなパターンにホール全体を、客席を全て平らにしてしまったり、そこに仮設の椅子を出して客席を組んだりということで、かなり自由に客席数も設定することができまして、その事業の内容ですとか、集客の見込み等も含めてかなり調整をすることもできるというのが、演劇事業のほうの客席数と入場者率の関係にもあるのかなという部分、若干ございますけれども。いずれにいたしましても、音楽事業のほうにつきましては震災以降かなり音楽のこういったクラシックのコンサートについてどこのホールでも集客、なかなか伸び悩んでいるという状況もございます。
 ただ、私どものホールのほうも駅から離れたちょっと三鷹っていう場所で、クラシックの専用のホールということでやっておりますので、そこでなるべく市の方にも身近で本格的なものを聞いていただけるような選定は音楽の企画員も意を用いながらやっているということで、全てこの数だけで評価をしていただきたくない部分ございますけれども、まず一番大きな星のホールとの差で申し上げますと、今言ったような、最初に申し上げたような、客席数、それから客席の設定の仕方の状況によってかなり数字的にも差が出ているのかなというふうに感じるところは正直ございます。以上でございます。


◯委員(吉沼徳人君)  どうも御丁寧に説明ありがとうございます。寄贈品についてはよくわかりました、なぜ三鷹にいただけたかという理由がわかりましたので。ちょっと疑問に思ってたもんですから、これいただいたときに、どうしてこの方々が三鷹にくれたのかなということがちょっと疑問でしたので。
 あと、風のホールと星のホールのことなんですけど、数というよりは、入場者の率だと思うんですよね。数はそれは当然大きいところにはたくさん入るんですけど、入れば。やっぱりある程度入場率というのが採算性とも関係してくるんだと思うんですけども、できるだけしっかりとしたPRをして。というのは、風のホールもニューイヤー・ファミリーコンサートなんかは86%という率で入っておりまして、演劇のほうはほとんど80を超えているんですけど、音楽のほうはちょっと少ないので、それはPRの方法とか、いろいろなこともあると思いますけど、これから頑張ってたくさん入れるような方法を考えていただきたいと思います。以上です。


◯委員長(渥美典尚君)  他にございますか。


◯委員(半田伸明君)  文化行政について質問いたします。ちょっと一問一答になりますので、数の多さはちょっと御勘弁いただきたいと思います。
 まず1、太宰治賞関係事業実施状況についてお伺いいたします。これはですね、ここ数年決算の状況を見てますと、削減のされた部分があるのかないのかがちょっといまいち不透明な部分がある。この部分について、削減された項目がもしあるのであれば、何をどう、例えばパーティーだとか、あと本の選定だとか、1本幾らだとかあるわけですね。その総体しか出てこないわけですから、その実態はどうなのかをまずお伺いをしたいと思います。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  太宰治賞の経費につきましては、平成24年度に一度見直しを行いまして、その時点で宣伝諸経費、こちらのほうとか、あるいは贈呈式の経費として会場の借り上げ料とか、パーティー関係でございますけども、こちらのほうを経費として削減をしたところでございます。


◯委員(半田伸明君)  その削減っていうのは幾らぐらいなんですか。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  先ほど平成24年度に見直しを行ったと申し上げましたが、平成23年度は1,129万円が事業委託経費として計上されておりまして、平成24年度にはおよそ100万円でございますけども、1,019万5,000円という経費を予算化いたしました。


◯委員(半田伸明君)  大して減ってないわけですね。パーティーが大体四、五百万円だったイメージが残ってるんですが、パーティーのあり方も、例えば規模を半減するなど、もしくは私自身はこの太宰治賞自体の存在意義がもうないのではないか、廃止を含めて見直すべきだとかねてから申し上げておりますので、せめて間接経費ぐらいの見直しぐらいはより一層厳しい目で臨んでいただきたい。その旨申し上げておきます。
 次に、太宰治文学サロンについてお伺いをいたします。まずですね、直近の決算を見ておりますと──1年前、平成24年度になるわけですが、管理運営委託料として1,185万円計上されております。それと別個に賃借料として270万円ということになっております。まずお伺いしたいのは、どこに委託しているのか、そこを教えてください。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  文学サロンの管理運営の委託は、公益財団法人三鷹市芸術文化振興財団にお願いをしております。


◯委員(半田伸明君)  文学サロンがつくられたのはいつでしょうか。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  平成20年の3月でございます。


◯委員(半田伸明君)  となると、今もう約5年たつわけですね。お伺いしておきますが、芸術文化振興財団の職員数はこの5年で増減はどうなってますか。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  財団法人芸術文化振興財団の職員数はこの5年間では変更はございません。


◯委員(半田伸明君)  となると、同じ規模の職員数で事業がふえたことになりますよね。その認識で合ってますか、一応確認です。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  太宰文学サロンの事業といたしまして、この朗読会、当初はここまでの回数ではございませんでしたけれども、大変好評で人気があることから、朗読会の事業はふえております。以上でございます。


◯委員(半田伸明君)  ちょっと質問がうまく伝わってなかったようなんですが。要はですね、委託の相手先の人数の増減がないのに、この文学サロンがつくられたことによって、相手先である芸術文化振興財団は仕事がふえたということになるわけですねという質問だったんですが、いかがでしょうか。


◯芸術文化担当課長(齋藤浩司君)  済みません、先ほど井崎が御説明したとおり変わってないというお話だったんですが、この5年間というサロンができたときからというふうに認識してたんですけれども、サロンできたときに1名、これ非常勤の職員ですけれども、増員という形で、それ以降は変更がないということで御理解いただければと思います。


◯委員(半田伸明君)  じゃあ、答弁変わるわけですね、1名増だということですね。わかりました。要はですね、新規事業がふえていく場合にそれ相応の人の手当てがなされないと、これはいずれパンクする可能性が十分あるということだと思うんですね。だからこそ新規事業をふやしていいのかどうかという根本的な議論になっていくわけなんですが、今1名増って聞いてようやく納得をいたしましたが。となるとですね、1,185万円のうち、この1名増の人件費が充てられてるかどうかっていう話になっていくわけですね。ここはやはり見直しがあっていいと思います。
 と申し上げますのは、これが設立されてもう5年近くたちますが、毎年1,000万円以上の費用がかかっているわけでしょう。それで本当にいいのでしょうか。後で星森についても聞きますけど、物がつくられて、その結果毎年多額の運営委託費が経常的につくられていく。つまりですね、物をつくるときに事後発生する維持管理費をちゃんと測定できてますかっていう話になっていくわけですね。これは、この文化行政についての質問っていうよりは大きな質問になりますので、この場では聞きませんが、その点の問題意識は引き続き持っていただきたいっていうことを申し上げておきます。
 あわせまして文学サロンについて。先ほど石原委員からも質問ございましたが、もうちょっとお伺いしておきたいんですが、文学サロンの入場者数というか、日々多くの方いらっしゃってくださっているわけなんですが、ちょっと確認しておきたいのはですね、狭いっていうのはよくわかりますよ。狭いっていうのはよくわかりますが、いらっしゃった方が市内の方が何人で、市外の方が何人という内訳みたいなのはわかるんでしょうか。


◯芸術文化担当課長(齋藤浩司君)  おいでになった方を市外、市内どちらからかという確認なんですけども、これは先ほども御説明しましたとおり、おいでいただいた方に、こちらから特に入り口でチケットを買っていただいたりとか、そういうことは一切ない施設でございますので、自由に入っていただいた方にごらんいただいて、出ていっていただく。御説明が必要な方にはこちらのガイドとか職員が御説明をしたりするんですけれども、本当に御自身がふらっと入ってこられ、何もこちらがお声がけしなくても、やはり御自身でごらんになって御納得して出ていかれるような方。ですから、こちらと何のコミュニケーションもなく出ていかれるような方も多数いらっしゃいますので、そういう方々にわざわざこちらから、ちょっと市内からおいでですかとか、そういうお聞きの仕方はちょっとあえてせずに、そのまま出ていっていただいているような、逆にそういう配慮の仕方で楽しんでいただけるんではないかということで、ちょっと施設のスペースの関係もありますけども、アンケートを含めてちょっととれてないというのが実態でございます。


◯委員(半田伸明君)  続きまして、4番、購入・寄贈美術等資料についてお伺いいたします。これ実際には購入、もしくは寄贈を受けた場合、動産保険料にはね返りませんか。つまり、動産保険料のあり方が美術品の点数によって影響を受けるのかどうかについてはいかがでしょうか。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  動産保険でございます。トータル的に5,500点ほどございますけれども、三鷹市で所蔵している、それぞれに動産保険の評価額というのがついておりますから、点数がふえれば当然価格も変わってくるという状況です。


◯委員(半田伸明君)  そこが気になっておりましてですね、この場合、何だっけ「湖上」何とか、細谷さん、700万円とさっきお話ございました。大変ありがたい話ですよね。本当にありがたい話ですし、本当に言葉もないぐらいなんですが、そう思いながら、一方で、こういう寄贈がどんどんふえていった場合、動産保険料は幾らふえ続けていくのかはちょっとやっぱり考えていただきたいと思います。動産保険といってもいろんな種類がございますから、例えば他社等の入札のあり方なども含めて、これは抜本的に見直していただきたいと私は思っております。これはその旨お話しするっていうだけで、答弁は結構でございます。
 続いてアニメーション美術館。これはですね、もう設立されて随分たつわけなんですが、先ほどの御説明で113%って話がございましたですね。順調な伸びを示しているという御答弁があったかと思いますけども。これ聞いておきたいんですが、113%伸びっていうのは、当然この相手方が売り上げがふえたっていうことでよろしいんですよね、そこ確認しておきます。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  こちらの数値につきましては、平成26年の1月末現在で前年度比でその分の売り上げがふえたという御理解で。


◯委員(半田伸明君)  これは歴史が古いんで、いい悪いはちょっと議論は置いておきますけども、相手先に対する指定管理料が実は売り上げの増減にかかわらず4,000万円で固定されてるんですよ。これはね、私ちょっと問題だと思ってます。なぜ4,000万円台だったかというのは、当時さまざまな議論があったようなのでここではしつこく言いませんけども、売り上げに連動してですね、もちろん大切な相手先様でございますのでね、私は削減すべきだって見方なんですが、せめて連動するようなあり方で、契約のあり方をそろそろ見直していただきたい。
 もう10年以上たつわけですよね。もう随分時間たってるわけですから、景気も悪化している、職員の皆さんの給料もどんどん下がっている。ここは相手先の副理事でしたっけ、市長が入ってると記憶しておりますけども、こういうところの相手先の指定管理料が同一のままでいいのかっていうのは私はかねてから問題だと思ってましたので、これはどこかで考え直していただきたいと思います。
 続けまして星森に行きます。ここではですね、3万3,623人、多いですね、1月末時点で。もうちょっとふえる見込みだと、多分思いますけども。現時点でですね、3月末、年度末の段階でですね、どのくらいの伸びというか、どのくらいの人数になりそうだっていう予測は立てていらっしゃるのでしょうか。


◯絵本館担当課長(築地 律さん)  昨年の3月末で約3万7,000人だったんですが、2月末で3万6,000人までお見えになってます。で、例年3月、最後のほうで大きなお祭りをしますので、そこで月のトータルは3,500人ぐらいはお見えになるんじゃないかと。ですので、4万人弱ぐらいはことしはお見えになるんじゃないかなという想定をしております。


◯委員(半田伸明君)  何とか4万人超えてほしいですね。なぜこういう人数の質問をしたかというとですね、かねて予特でも質問しましたが、実はですね、市内で何人、市外で何人というデータがとれてないことが私はこれ、問題だと思ってるんですよ。この点について指摘して随分時間たちました。現状どうでしょうか。


◯絵本館担当課長(築地 律さん)  一度利用者のアンケートをとったことがございます。リピーターの方が大変多うございまして、どれぐらいの比率で市外の方がお見えになっているのかというのが、なかなかこれが延べ人数でやったら出ると思ってやったんですけれども、なかなか傾向というのがそのときつかめずに、窓口にいらしたときに、きょうは遠くからお越しいただきましたか、初めてお越しいただきましたかというふうにお話を伺って、大体の感じで傾向を見るというのが実態でございます。
 遠くのほうから、千葉とか江東区のほうとか、そういうあたりからリピーターでお越しになっている方が何人かいらっしゃるというようなことがあったり、近隣といっても、すぐそばが深大寺町なので、調布の方が結構いらっしゃるというような実態は把握しております。内訳、ジャストの人数はちょっと申し上げられません。


◯委員(半田伸明君)  ここ二、三年の星と森と絵本の家の職員体制、例えば正規何人、非正規という言い方がいいんでしょうか、臨職という言い方がいいんでしょうか、そういった体制の変更はございましたでしょうか、ここは一応聞いておきたいと思います。


◯絵本館担当課長(築地 律さん)  三鷹市職員、正職で3人、嘱託職員で2名、臨時職員については、日に当たり2人ということで配置されておりますが、先ほどの資料にもお示ししましたとおり、事業に市民の方がかなりの協力をしてくださっております。ボランティアとして来ていただく場合、そしてグループとして、フィールドとして提供する場合、あと例えば都内にあります科学館、美術館の方とコラボをして、向こうの人が来て持ち込みでしていただく、予算をかけないで事業をふやすという工夫をしております。


◯委員(半田伸明君)  そういうこと聞いてるんじゃなくて、職員体制がふえたか減ったかの傾向がここ数年変化があったかって聞いてるんですが、いかがでしょう。


◯絵本館担当課長(築地 律さん)  変更はございません。


◯委員(半田伸明君)  続けてお伺いいたします。絵本プロジェクトの推進の(1)、子どもと絵本ボランティア講座についてお伺いをいたします。各小学校でですね、朝の時間、特に低学年なんかそうなんですけど、朝の時間の地域の保護者の方がですね、ちょっと早目に行って読み聞かせの時間をやったりする場面がよくあるわけなんですけども、この子どもと絵本ボランティア講座で、修了者が自主グループを結成し地域で活動しておりますとありますね。朝読み聞かせをしてくださっているですね、保護者の方はこの講座を受けているかといったら、ちょっとそうは思えない。
 なぜなら学級の通信か何かでですね、ボランティアを募りますということで、朝時間的に余裕がある親御さんとか、女性の方が多いと聞いておるんですが、純粋にボランティアの感覚で学校にお邪魔してしゃべってらっしゃると。そういう話を聞いてるときいつも思うんですがね、このボランティア講座と絡めていつも思うんですが、ここをうまく連携できないかなというのがあるんですね。実際に絵本を読み聞かせをしている保護者さんにですね、こういう講座がありますと。自主グループの結成までうまくつなげて、各地域でぽこぽこと生まれていけば、これまたおもしろいことができるのかなと。
 ここで1つ問題が起きるのは、生活環境部と、もしくは学校っていうのはやはり教育委員会というところになっちゃいますので、やっぱり縦割りの問題がどうしても出てきます。そこで、この読書の習慣及び環境づくりっていうことを考えた場合、やはり教育委員会ともう少し議論を深めていったほうがいいのではないかと思うんですが、ここはいかがでしょうか。


◯絵本館担当課長(築地 律さん)  朝読書のボランティアの方に対しましては、みたか・子どもと絵本プロジェクト連絡会が行っております勉強会、名前は絵本を楽しむ会としておりますが、これに御参加を呼びかけております。実質小さいお子さんを持って活動される方と学校でボランティアをされている方の年齢層も違いますので、心がけて勉強会は一緒にするという形で連携をつくることにしております。
 また、子どもと絵本プロジェクト連絡会のチームが図書館のボランティアも兼ねておりまして、そこの場で学校の朝読書の会の方との連携も広がっているというふうには聞いております。


◯委員(半田伸明君)  朝読書のボランティアをお願いしますという学校の通信というかね、学級通信というか、実はこの生活環境部のこういう事業は特に記載がないと私は見てるんですが、記載があるんだったら私の見落としだろうと思うんですが、要は既存のボランティアさんに対して連携を図るというよりは、実はですね、学級通信とかで出すときに、こういう講座がありますよと。朝読書にボランティアで来てくださいだけではなくて、もう一歩踏み込んで、実は地域でこういう活動をやっていることもありますというふうにつなげていくのがポイントなんだろうなと、私は思っております。生活環境部と教育委員会とうまく、まさに協働してですね、いい方向に動いてもらえればなという目で見ておりますので、ひとつよろしくお願いをしておきたいと思います。
 それと、芸術文化振興財団のことについてお伺いをしておきたいと思います。まずですね、せんだって芸術文化振興財団、ツイッターのアカウントをお持ちになってらっしゃいますよね。映画で「ゴッドファーザー」やりますっていうのが流れたんですよ。いつから始まるんでしょうか。多分最近始まるんでしょうかね。あの「ゴッドファーザー」を見ることが果たして芸術文化振興なのかと。そんなもんはレンタルDVD屋に行きゃあ済む話じゃないかと。私は全くそのとおりだと思います。
 つまり何が申し上げたいかというと、一つ一つの事業が本当に芸術文化振興に役立っていると言えるかどうかの検証はしていらっしゃるんですかって言いたくもなるわけですね。例えばこの別紙の平成25年度の事業経過報告を見ておりますと、例えばある方のギター・リサイタルで入場者率が4割を切るような事業すらある。事前に予測できたんなら、これは当然避けるべきだと私は思います。この方のリサイタルの入場者率はこの方の既存の過去のリサイタルを見て数字をきちんと把握してらっしゃったんでしょうかと言いたくもなるわけですね。
 つまり費用対効果の側面、及び芸術文化振興のあり方を含めて考えていった場合に、これら音楽事業、演劇事業、美術事業、文芸事業、それぞれについて本当に一つ一つが文化振興に役立っているかの視点から考え直すべきだし、私はやっぱり一部の事業の廃止もあっていいんじゃないかと思いますが、この点、部長の答弁を伺いたいと思います。


◯生活環境部調整担当部長(宇山正幸君)  例えば映画の中身として「ゴッドファーザー」がありますと。その作品の中身というよりは、私どもは映画そのものが1つの文化であって、レンタルDVDで見るものと映画館で見るということとはちょっと違う側面で捉えておりますし、市民の方も恐らくそうなんだろうと思っております。また、文化全体でいいますと、例えば何か壁画とかですね、そういったものに対してお金を使うんじゃなくて福祉に充てろとか、そういう議論って昔からございます。そういうことでいいますと、やはり文化というものっていうのが価値観の相違っていいますかね、お金で換算できるものではないのではないかっていうふうに考えております。
 ただ、御指摘のとおり、この40%台っていうのは、やっぱり見込み違いっていうのがありますので、企画には見込み違いって必ずございますから、そういったものにつきましてはまた検討の価値に値するというふうに考えております。


◯委員(半田伸明君)  「ゴッドファーザー」の作品の是非がどうのこうの言うつもりはないんですが、内容が内容なだけにね、ああいう内容ですよ、ここでは言いません。それを上映するのが果たして文化なのかっていうのは、確かに部長おっしゃるとおり、それは感性の違いかもしれません。私はちょっと疑問に思いますね。芸術文化振興財団の事業そのものの見直しは、もう過去何度となく言ってきてるんですが、さすがに「ゴッドファーザー」の案内が流れてきたときは正直あきれました。それだけ言っておきます。
 これが最後の質問になります。2つ、これは部長にお伺いをしておきたいと思います。市内、市外、先ほど太宰治文学サロン及び星と森と絵本の家の2つを例にとってですね、市内と市外の人数の把握で質問をいたしました。確かに1つは会場が狭いということと、1つは市外の方のリピーターで、江東区でしたっけ、そういった他の区市町村から来てくださっているというありがたいお話もよくわかりました。が、ここで聞いておきたいのは、あの箱根みたか荘の議論のとき、市内利用率、市外利用率についての議論が沸騰したんです。同じ施設なんですね。芸術文化関係の施設というだけで市内利用率、市外利用率がとれてないっていうのは、私はやっぱり問題だと思います。
 確かに宇山さんがおっしゃられる文化とは何かっていうのはよくわかりますよ。よくわかりますが、最低限税金を使う以上はですね、ここのデータはきっちりとっておくべきだと思いますが、この点の御答弁をよろしくお願いいたします。


◯生活環境部調整担当部長(宇山正幸君)  御指摘のとおりだというふうに考えております。それは、やはり公の施設でございますので、市民のお金がどういうふうに使われてるかというところでは、やっぱり把握するべきだというふうに思いますし、普通事業一般に、プロモーションとか、そういうことを考えた場合にはやはり把握すべきではないのかなと思いますので、ちょっとこれは検討させていただきたいと思います。


◯委員(半田伸明君)  あと、あわせまして、例えばサントリーの財団とかを初めとして、芸術文化振興の事業をやっている団体というのは数多くあるわけですね。例えばちょっと畑は違いますけど、例えば1つの例を挙げますと、生涯学習だったら読売系だとか、芸術文化だったらサントリー系だとか、何かいろんな有名な話が、相手先の話がいろいろ聞こえてくるわけでございます。指定管理の非公募のあり方についても、ここは一定の議論がありましたが、同じような芸術文化振興をやってる団体は幾つかある中で、やはり芸術文化振興財団と比較して、例えば一定のプロポーザルをやるなど、費用対効果の削減ということも考えた場合に、芸術文化関連施設の──ここでも星森とか、文学サロンとかいっぱい出てきましたけど、やはり指定管理のあり方は公募も含めて、かつ他社さんのですね、知恵の拝借ということも踏まえてですね、やはり抜本的に見直す必要があるのではないかと思いますが、いかがでしょう。


◯生活環境部調整担当部長(宇山正幸君)  指定管理についてはさまざまな意見がございます。市としては一定の方針を貫いた上で、あるいは評価を得た上で現行決めてるところでございますけれども、特に、例えば星森とかいうところについては非常に市民との協働といいますかね、ここでもボランティアさんがたくさん活躍していただいていて、地域性っていうところでいうと、やっぱりそれの特徴を一番捉えられる職員配置には今なっているというふうに考えております。
 指定管理については市の方針が出ておりますけれども、これは恐らく本来の指定管理の議論というのがあった上でこういう結果になっておりますので、当面の間この方法でいきたいとは思いますけれども、御指摘の内容については十分検討する余地があるというふうに考えております。


◯委員(半田伸明君)  予算議会なんでね、予算のことは当然聞けないわけなんですけど、もう皆さん、わかっていると思うけど、予算にしても、決算にしても、芸術文化の文化費の項目を開くと、よく見てみたら、実際は建物の維持管理がほとんどなんですね。建物の維持管理、及び指定管理の相手先、運営委託もそうなんですけど、結局、箱があるから、それを維持するために7億円、8億円の文化費がかかっているというのが実態なんですね。
 ですから、私は予特の場でも言わせてもらいましたけど、やっぱり施設の廃止を含めて芸術文化関連の費用は抜本的に見直すべきだという目で見ておりますので、今るる質問させていただきました。やはり行革っていう視点から考えると、文化費は私は一定のメスを入れるべきではないかと思いますので、ひとつ今後の検証をよろしくお願いしたい。その旨申し上げまして、質問を終わります。


◯委員長(渥美典尚君)  他にございますか。


◯委員(宍戸治重君)  それでは、お願いいたします。細かい点ではいろいろ議論がありましたので、まず中近東文化センターの事業についてですが、知的財産として捉えていったときに、この利活用についてどんな議論がされたのかお伺いしたいというふうに思います。と申しますのは、せっかく三鷹市内にある施設であったり、それこそ知的財産でもありますから、これをいかに今まで以上に、何ていうんですかね、活性化をした美術館にさせるのも場合によっては三鷹市かもしれません。1つはネットワーク大学であったり、1つは、最近は各大学がいろいろな意味で協働と申しますか、取り組みをしている。1つは杏林大学のような話もあります。そういうような意味で、近くにICUもあったり、神学大学があったり、それぞれの特徴で、特徴からなかなか連携ができるかどうかわかりませんが、そういう意味では何か仕掛けができないかっていうふうに思ってますが、その点について。
 それと、大変利用者もふえて、星と森と絵本の家のことですが、日ごろの御尽力に敬意を表するところですが、本当の最初の、当初の目的は何だったのかという、先ほどちょっと議論もありましたが、そういう目的がどのくらい達成できてるのかということもいま一度見直す必要があるんじゃないかと。また、その中でも子どもの絵本、特にはじめての絵本から始まりまして、絵本についてはいろいろな取り組みがされてますけど、そういう絵本を通じて子どもたちの教育にどんな効果が出てるのかというようなこともきちっと整理をしておく必要がある。
 また、ほかの事業、例えば児童館であるとか、これから言うことは答えなくてもいいですが、例えば古民家が復原されるなんていうと結構いろんなことが考えられてくるなと思います。いろんなチャンネルがあって僕はいいと思いますけど、こういうややもすると何かイベントを打つのが先になってしまって、本来の目的から本来的には、ずれてないかというのも、やはりきちっと整理をする必要があるなと思うんですが、そういう点についてはいかがでしょうか。


◯生活環境部調整担当部長(宇山正幸君)  まず中近東のほうについて私からお答えしたいと思いますが、たしか平成12年だったと思います。閉館というのが発表されて、そのときにやっぱり一定の衝撃があって、庁内でいろいろ議論がされました。御指摘のように、閉館しちゃっていいのかっていうのが1つありまして、その後、予算がついたのはちょっと何年か忘れましたけれども、仕掛けをしようということで続いてるのが現在の事業ですので、現在やっていることが仕掛けそのものでございました。
 現在、ちょっと表立っては見えないんですけれども、中近東のほうで現地の発掘調査を実はずっとやっておりまして、そちらのほうの支援もほんの少しですけれども入れていると。そんなようなところが新しい仕掛けのところかなというふうに考えております。


◯絵本館担当課長(築地 律さん)  当初、絵本館構想ということで平成17年に言われておりましたときに、建物1つを建てて何かを解消できるものではないという御意見をいただいて、地域で施設を持たずに子どもと絵本プロジェクトということで、既存の施設と連携をしながら事業を市内全域に広がるようにするということと、それと平成21年に星と森と絵本の家ができたときに、市内全域の活動と、それから星と森と絵本の家が魅力的であるというふうに言っていただいて来ていただくこと、その両輪をバランスよく進めることで、当初目的としていた子どもが大人の人の直接のコミュニケーションの中で育つというモデル的な運営と、そのことを市内に広げていくということを目指してきたと考えております。
 平成25年度には初めて商店の方とタッグを組むというような新しい視点で、既存のと言われていてなかなか連携をしがたかった皆さんとも、お知恵を拝借することができまして、これからも、そういうふうに新しい方と手を組むということで、子どもたちがいろんな方と出会える仕組みを探していきたいと思っております。
 絵本の家ができたときに、これは教育の施設ではありません、ここへ来たら何かが子どもにとって直接よくなるということではないということで、そこには地域の人たちが子どもと活動するということにもなれていただく、大人の方にも子どもなれをしていただくというような視点もあったり、あるいは観光的な視点でも運営をするようにというふうに言われていると理解しております。そういうことでは、市外の方がふえていただくということは、観光的な観点からは、そちらの方面でやや果たしているところがあるかなと考えております。


◯委員(宍戸治重君)  まさしくね、今お答えいただいたのが。ただ、余りぼやけちゃうといけないところもあるんだろうというふうに思いますし、ある意味では差別化していく中のところ、部分もあるだろうと。それと一緒に、今言われたようないろんな事業の取り組みについてね、連携をしていくっていう中にその効果を狙っていくというのも大きな課題だというふうにも捉えてますので、今後ともぜひね、頑張っていただきたいと思います。
 中近東文化センターについては、取り組んでくださってはいますけど、なかなかぱあっとアドバルーンが上がるような事業っていうのはなかなかないんだろうけども、ぜひですね、これからも取り組んでいただきたいなっていうふうに思います。確認を含めて質問させていただきました。以上です。


◯委員長(渥美典尚君)  以上で生活環境部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時48分 休憩



                  午前10時59分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  委員会を再開いたします。
 教育委員会報告、本件を議題といたします。本件に対する教育委員会の説明を求めます。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(山口忠嗣君)  どうぞよろしくお願いをいたします。本日は、教育委員会から行政報告4件がございます。このうち1件目、教育委員会基本方針につきましては私のほうから説明をさせていただきたいと思います。
 それでは、資料1をごらんください。資料1の3ページからになります。基本方針につきましては、御案内のとおり三鷹市の教育が目指すべき中長期の施策の方向性、こちらについては三鷹市教育ビジョン2022に定められてるところでございますけれども、この教育ビジョン2022に基づきまして、教育委員会として各年度における取り組みについての基本的な方向性を取りまとめたものでございます。大きな流れや考え方につきましては、この教育ビジョン2022に基づいておりますので、今年度基本方針につきましては、前年度に御説明をいたしました内容について事業の進捗状況を踏まえました時点修正、あるいは状況の変化などを受けた内容となっているところでございます。
 この基本方針を受けまして、学校・学園ではそれぞれ学校経営方針、あるいは学園経営方針を作成するほか、今後、個別の事業につきまして予算審査特別委員会の御審議をいただく中で、その結果をもとに各施策について事業計画を策定いたしまして、改めてこの基本方針とあわせて文教委員会に御報告をさせていただくというものでございます。
 学校教育の変更点については私から、生涯学習については高階部長のほうから説明をさせていただきたいと思います。まず3ページでございますが、目標Iの1、コミュニティ・スクール機能の充実でございます。3行目の中ほど、保護者や地域の意向の反映につきまして、学校運営に加えまして学園運営への反映を追記をしたところでございます。加えて文言整理を行いまして、全体としてよりわかりやすい表現とさせていただきました。
 その下、2の地域人材の育成と協働の推進。こちらでは、4行目の後段でございます。「また」から始まります4行目の後段、教育ボランティアという文言がございますけれども、従前学習ボランティアという表現でございましたけれども、より広い概念といたしまして、こちらを教育ボランティアといたしました。この教育ボランティアの養成を明記するとともに、連携先としてニーズの高い大学、企業、NPO法人等を追記したところでございます。
 さらにその下、3、コミュニティ・スクールの充実に向けた支援体制の整備ということでございます。こちら、持続可能なコミュニティ・スクールに向けました支援体制につきまして、コミュニティ・スクール推進会議等でも御意見をいただいてございますので、こうした内容も参考としながら、それぞれの学園・学校の実態に合った支援体制の充実を図るということを記述させていただいたところでございます。
 ページをおめくりいただきまして4ページをごらんください。下から6行目、2の知・徳・体の調和のとれた三鷹の子どもを育てる教育内容の充実という項目がございます。一番最後の行、児童・生徒の望ましい生活習慣というところから次のページにかけてが修正点となります。こちら、現在仮称ではございますけれども、学力向上に向けました取り組みの1つといたしまして、三鷹「学び」のスタンダードというものを策定してございます。生活習慣、学習習慣の定着に向けた啓発を進めるとともに、推進事例等をこちらのほうに追記をさせていただいたところでございます。
 5ページ、その下でございます。3の三鷹らしい特色ある教育活動の推進と多様な学習機会の提供の欄でございます。記述内容そのものに変更はございません。よりわかりやすい表現とするための修正を、一部文言修正をいたしました。
 次に、4の生活指導の充実でございます。こちら、いじめ問題につきまして、国において平成25年9月にいじめ防止対策推進法が施行されたことを受けまして、4行目以降でございますが、いじめに対する市・教育委員会の今後の防止対策への対応等について記述をしたところでございます。
 6ページの一番上、5の多様な教育的ニーズに対応した教育の推進でございます。こちら、下から2行目、教育支援におけます教員間の連携、あるいは人材育成についての追記をしたところでございます。
 その下でございます。次に目標IIIの1、学園長・校長の学校経営ビジョンに基づく特色ある学園・学校づくりの推進でございますけれども、下から3行目、後段になりますけれども、保護者の意向を十分にというところ以降でございます。コミュニティ・スクールにおける各学園・学校の独自性を確保するための自律的な学園・学校マネジメントの推進を明記をしたところでございます。
 お隣7ページでございます。2、三鷹らしい教育の実現を目指す教員のキャリア支援と人材育成でございます。ちょうど中ほどになりますけれども、学校管理職という出だしがございますが、こちら学校管理職を初めとした教員等のマネジメント能力の向上等を目的といたしましたネットワーク大学との連携事業、みたか教師力錬成講座を明記するなど、文章構成の見直しを図ったところでございます。
 お隣、8ページ、ごらんいただきたいと思います。2番の安全で快適な学校施設づくりの推進というところでございます。2行目中ほどから、事業の終了によります時点修正、そして学校体育館の耐震化の早期実施や長寿命化、非構造部材の耐震点検等への取り組み、また一部未整備となっております中学校の空調設備の整備を追記したところでございます。
 お隣、9ページの6、校外学習施設「三鷹市川上郷自然の村」の効率的な運営の推進とあり方の検討、こちらでございますけれども、指定管理者の指定に際しまして御説明を申し上げたとおり、今後につきましてはさまざまな課題がまたございますので、さらなる経営改善と施設や自然教室のあり方につきまして継続して検討を行う旨明記をしたところでございます。
 学校教育の最後になりますけれども、目標Vの3、家庭や地域の教育力の向上で、先ほども出てまいりましたが、「三鷹「学び」のスタンダード」によります子どもたちの生活習慣、学習習慣に着目をいたしました学力向上への取り組みを追記したところでございます。


◯教育委員会事務局教育部生涯学習担当部長(高階豊彦君)  改めましておはようございます。私からは、続きまして第2部の生涯学習について御説明をさせていただきたいと思います。第1部の学校教育と同様に、平成25年度との変更点を中心に説明をさせていただきたいと思います。まず11ページでございますけれども、一ですけれども、生涯学習の推進目標についてでございますけれども、本文の冒頭の1行目から4行目の部分でございますが、教育基本法上の生涯学習の理念を4行で掲げまして、改めて三鷹市の生涯学習の推進目標との関連性を明確にしたところでございます。
 その下の二の基本方針に掲げた箱の中の4つのこの目標につきましては、これは平成25年度のものと変更はございません。
 続きまして各目標ごとに説明させていただきたいと思いますが、ページをめくっていただきまして12ページをお開きいただきたいと思います。目標Iでございますが、学習環境の整備の目標の中の2のライフステージ別の多様な学習内容の提供についてでございますが、平成25年度はここに大沢二丁目の古民家復原についての記述があったところでございますけども、それをちょっと整理いたしまして、その下の4の生涯学習にかかわる新たな拠点の整備の項目、続いて、項目の続きの隣の13ページ上のほうに続いていますけども、2行目の「また」以降でございます。そこに記述場所を移して整理をしたところでございます。
 やはり項目の4についてでございますけれども、御案内のとおり昨年11月に南部図書館みんなみが完成したことに伴いまして、時点修正を行うという意味で、平成25年度はございましたけれども、南部図書館の記述というのはこの4の中から削除をいたしております。
 続きまして、目標IIでございます。同じ13ページの目標IIでございますけれども、ここでは大きな変更は特にございません。そのままでございます。
 飛びますが、続きまして目標のIII、14ページでございます。14ページをお開きいただきたいと思いますが、目標IIIでございますが、ここは全体的に内容をこれから作成する事業計画との関係で整理をさせていただきまして、大きな方針としての内容に整理をし直したものでございます。具体的に申し上げますが、まず平成25年度にございました南部図書館(仮称)の整備は、先ほども申し上げましたとおり、事業終了に伴う時点修正によりまして削除をしたところでございます。
 次に、図書館の本来の目的の1つでございます読書活動の推進という、そういった大項目を立ち上げました。14ページ、下のほうですけれども、新たにそれを立ち上げて、平成25年度までは子ども読書プランしかなかったものを、平成26年度は市民全体にまで対象を広げて読書活動を推進していくことをうたったものでございます。
 まず(1)の市民との協働による読書活動の推進でございますが、さまざまな取り組みを担う人材を養成し、活動の機会を提供する中で多様な市民ニーズに対応できる読書環境とサービスの充実を図ることですとか、交流のための仕組みづくりを進めるとしたものでございます。
 次に14ページの一番下から15ページにかけての部分ですけれども、(2)の子どもの読書活動の推進でございますが、これまでの子どもの読書環境の整備に加えまして、子育て支援施設ですとか、関係部署との連携強化、また図書館の利用率の低い中高生のいわゆるヤングアダルト世代を対象にした取り組みの強化と、それから子どもの自主的な読書活動を推進するための情報サービスですとか相談機能の充実を図ることとしたものでございます。
 次に、15ページの2でございます。図書館のサービス向上のための取り組みでございますが、ここでは平成25年度ではレファレンスサービスの向上と地域資料のデジタル化という1つの項目に盛り込まれていた内容を2つに分けました。そのうちの1つは、図書館資料の充実、それから(2)としてレファレンスサービスの向上と地域資料の充実というこの2つの項目の中で、情報インフラとしての蔵書の構築と、それから障がい者、それから高齢者等情報弱者のための情報バリアフリー化ですとか、もう一つは、市民の主体的な生涯学習等を支援するレファレンスサービスの質の向上、それからデジタル化した資料──古文書ですけれども、こうしたものの公開の検討などを新たに盛り込んだものでございます。
 また、次の(3)、ICTを活用した快適なサービスの提供につきましては、平成27年度の図書館システムの更新に向けまして、読書や図書館利用の楽しみが増すようなサービスを検討していくこととしたものでございます。
 次に15ページの一番下でございますが、3の図書館ネットワークの強化に向けた取り組みでございますが、本館と分館につきまして計画的に改善、維持していくとともに、南部図書館みんなみの開館を受けまして、移動図書館ひまわり号のステーションの配置の見直しを進めることなどをうたったところでございます。
 次に16ページでございます。目標IVの市民スポーツ活動の推進の目標ですけれども、ここにつきましては、まず2の三鷹市スポーツ推進計画2022(仮称)の策定につきましては、後ほど、本日素案の説明をさせていただきますが、今後パブリックコメント等を経て平成26年度の早い段階で策定したいと思っているところでございますので、そうした時点修正的な修正を行ったところでございます。
 そして、最後になりますが、おかげさまで昨年10月、準備に準備を重ねて実施をいたしましたスポーツ祭東京2013が無事終了したことによりまして、この記述を削除をしたというものでございます。私からは以上でございます。


◯学務課長(内野時男君)  私からは、学校給食費の改定について御報告いたします。お手元にお配りしている資料の2でございます。学級給食費につきましては学校長が決定する事案となっておりまして、市の会計ではなくて、私費会計として扱われているものですけれども、今回小学校長会長、それから中学校長会長から教育長宛てに給食費について平成26年4月から改定したいということで文書が参りました。これを受けまして教育委員会としても検討した結果やむを得ない金額であるということで、この方向で行きたいということでございます。なお、保護者の皆さんが支払う給食費は、給食で使用する食材料費の実費のみでございます。そのほかの運営に係る経費、光熱水費ですとか、設備、施設、人件費などは全て設置者である市のほうで負担しております。
 改定の理由ということでございますが、資料2の裏のほうをごらんいただきたいと思います。5つばかり挙げさせていただいておりますが、現在の給食費が平成9年に改正されて、そこ16年と書いてありますが、この3月いっぱいで17年間になります。ここまで来て、平成9年の改定では小学校30円、中学校32円改定しておりますけれども、それ以来17年間据え置きで来ております。
 2つ目で、今回、平成9年4月から現在までの物価上昇分の相当分が必要になっているということです。3つ目としましては、消費税率が8%となりまして、その増となる分の加算が必要になっているということ。それから、4つ目としましては、平成17年度に食育基本法が制定されまして、献立の多様化が求められて、特に副菜等の工夫が必要になってきて食材が増してきているということがございます。5番目が、御存じのとおりアレルギー対応に伴いまして保存食の採取などが必要になっております。
 このようなことから、現行の給食費のままですと、子どもたちの学校給食の摂取基準、これを満たすことが非常に難しくなっておりまして、何年前かから栄養士も大分悲鳴を上げているような状態で来ておりました。今後も安全、それから質のよい給食の確保に努めるために改定が必要になっているということでございます。
 あと、このような状況でありまして、具体的な金額でございます。表のほうに戻っていただきますと、小学校で17円、または18円の値上げっていうことで、低学年が値上げ後が247円、中学年が258円、高学年が268円、中学校では19円の値上げで319円となります。この金額を決めるに当たりましては、栄養職員が給食で実際に使う食材──これ食材は全て登録制でございますけれども、これを食材をもとに平成19年の1カ月、毎日の献立と同じものを今つくった場合の単価を全て1カ月間出しまして、平均単価を出して比較しました結果、実際には今回の値上げ額よりも上回る金額となりますけれども、何よりもやはり保護者負担の面、それから献立の工夫、努力、それから他市の状況なども勘案しまして、校長会としてもこの金額にしたものでございます。
 なお、今回の値上げによる保護者の方の負担ですけれども、小学校平均ですと年間で3,445円、月額では313円、中学校では年間で3,705円、月額では337円の増となります。保護者の方への説明としましては、昨年末にPTAの代表の方に来ていただきまして、小・中の各校長会長と栄養士の代表から給食費の状況について説明をいたしまして、値上げせざるを得ない状況であることを説明いたしまして、年が明けて、金額が具体的な案をお示ししまして、2月に学校のPTAの会長の集まる場所でも説明させていただきまして、一定の御理解をいただいたところでございます。
 このようなことで改正させていただくことになりますので、御報告させていただきます。私のほうからは以上でございます。


◯教育委員会事務局教育部生涯学習担当部長(高階豊彦君)  続きましてウの三鷹市スポーツ推進計画2022の策定について御報告をさせていただきたいと思いますが、私からは最初に、この計画の位置づけと構成等、概要を簡単にお話しをさせていただきたいと思います。後ほど内容は担当課長のほうから説明させていただきます。
 まず、2ページをお開きいただきたいと思います。この計画の位置づけでございますけれども、平成23年6月に公布されましたスポーツ基本法に基づきまして、三鷹市教育委員会が策定するものでございます。計画の期間といたしましては、お隣の3ページのほうにございますけれども、平成26年度から平成34年度までの9年間を計画期間としております。
 次に、4ページから25ページにつきましては、例えば平成22年度に行った市民の意向調査ですとか、さまざまそれ以外の統計データ、あるいは実績に加えまして数年後の多機能複合施設(仮称)でございますけれども、そうした完成することですとか、あるいは昨年開催いたしましたスポーツ祭東京等々から得られた貴重な体験、あるいは経験がございます、それから反省点がございます。また、招致が決定した東京オリンピック2020の影響等々を踏まえまして、2年ほどかけてスポーツ推進審議会等の御協力もいただきながら検討を進めてまいりまして、現状認識と課題の整理を行ったところがこの4ページから25ページでございます。
 そして得られた課題等を分析する中で、26ページ以降の基本的な考え方ですとか、28ページの基本理念や体系、それから29ページからの具体的な施策の取りまとめを行ったものでございます。内容につきましてはこの後、担当課長のほうから説明させます。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設推進室長(中森邦夫君)  私からは、今高階部長の説明に補足をして説明させていただきたいと思います。資料は本日、3−1と3−2ということで、3−1が概要版ということでお示ししてございます。これからの説明は高階部長と同様に、資料3−2の本冊のほうを使って御説明させていただきたいと思っております。
 概要についてでございます。最初のほうは部長から御説明させていただいたような形で取りまとめてございます。6ページをごらんください。三鷹市のスポーツの現状と課題の中の現状でございますが、6ページの(2)、調査結果に見るスポーツ活動の状況ということで、平成22年に行われました生涯学習についての三鷹市民意向調査、これのデータを状況としてお出ししたものでございます。
 6ページの(2)のア、スポーツ実施率でございます。この中で実施率とは、この1年間で週1回以上スポーツを行った割合のことでございますが、それの2行目に、平成22年度のときには36%の方が週に1回以上はスポーツを行ったということの状況が出ていたということの御報告でございます。それから、その後にはスポーツ施設に期待する機能ですとか、行わなかった理由等のデータをこちらのほうにお載せしているところでございます。
 そして、13ページ以降については、現在の地域団体・協力団体の状況ですとか、三鷹市内のスポーツ環境の状況、施策の状況等を15ページ以降お載せしているところでございます。そして、そういった現状等を把握した上で、調査等の結果を受けて、22ページをお開きください。今後の課題ということで、22ページから25ページにわたって9つの課題を挙げたところでございます。
 1つ目、誰でも気軽にスポーツを親しむための取り組みの充実。これは、スポーツを実施していない方たちとか、そういった理由等を含めて、あとスポーツに対する市民の要求だとか、ライフスタイルの変更から、状況の変わり方から、スポーツに取り組む姿勢の見直しというのをうたったものです。そこで、下から2つ目ですが、それぞれの目的に合ったスポーツ活動を始めるきっかけを促す取り組みの充実が必要になっているということで、課題を1つ挙げさせていただきました。
 2つ目、(2)、目的に応じたスポーツ活動への支援でございます。先ほどのように競技スポーツだけではなくて、これから競技スポーツの中でも競技性を志向する方とそれ以外のレクリエーション的に使う方とか、日常生活の中で軽い運動をするというような形で目的が広がってまいりましたので、日常生活の中でできる運動、身近な場所での運動など、多様な目的に応じたスポーツ活動の支援が求められているということを記したものでございます。
 続きまして、(3)、子どもの体力向上への取り組みでございます。三鷹市の小・中学校とも、投てき種目は全国ですとか東京都の平均を、平成24年度の調査では下回ってございました。それで、今後学校の体力づくりの取り組みですとか、放課後のスポーツ活動の取り組みに加えて、地域や家庭とも連携したスポーツ活動の取り組みが必要ではないですかということを課題として挙げてございます。
 (4)でございます。高齢者や障がい者がスポーツに親しめる環境づくりということで、スポーツ基本法の中でも障がい者のスポーツについてもより充実していくということは取り決めてございますので、より身近で気軽にスポーツ活動に取り組むことができるような場所や支援の環境づくり、こういったものを高齢者や障がい者のためにもつくっていく必要があるということが課題として挙げてございます。
 (5)については、そういった推進するためにはスポーツ情報の充実、こういったものが必要ですということも書いてございます。
 (6)、スポーツ指導者・ボランティアの養成と活用でございます。先ほど申し上げたようにいろんなスポーツの目的等が広がってございますが、それぞれの場面や方向性に応じた適切な指導ができるスポーツ指導者の育成が求められています。それから、そういった指導者の方をマネジメントして、必要なところにマッチングさせるような人材ですとかシステムが必要になってきていると思います。それからもう一つ、これからは、する、見るだけではなくて、支えるということで、ボランティアなど、スポーツボランティアの参加拡充が必要ですねということを書いてございます。
 24ページをお開きください。(7)、スポーツ施設の整備と充実でございます。このスポーツ施設については先ほどお話がございましたが、新川防災公園・多機能複合施設の中に新たなスポーツの拠点をつくるということに事実上していくと。その中でも、市民の方がスポーツに期待する機能として健康づくり・介護予防、相談事業等の機能の充実などもさらに必要じゃないですかということを書いてございます。
 24ページ、(8)、三鷹の地域資源や人材の活用でございます。いろいろな施設、資源がございますけれども、こういった資源の連携ですとか、人の連携、こういったものが必要になってくるということで、8番等を書いてございます。
 最後に(9)でございます。スポーツを通した地域の仲間づくり・交流の充実でございます。スポーツ施設に期待する機能として、市民交流、仲間づくりを進めると、スポーツを通したそういった機能の充実が求められているところでございますので、そういった交流等を進める中で地域を通した地域の活性化が求められていますねということを書いてございます。
 こうした課題を捉えまして、26ページから具体的な施策等につながっていくということを考えてございます。26ページについては、基本的な考え方として理念を載せて、そして目標を4つ載せてございます。それについては、ちょっとページを進んでいただきまして28ページでございますが、こちらのほうでその目標を4つ挙げて、それの具体的な施策としてどんなものができるか、どんなものが必要かということを体系的にまとめたところが28ページにございます。
 こちらのほうでは4つの目標に加えて、こういった推進の体制の整備が必要だということで、28ページでは推進の体制についてのことも、5つ目として載っけているところでございます。
 またお戻りいただきまして27ページでございますが、こっちの目標を進めた結果として、達成できるような形の指標として数値目標を掲げてございます。27ページの四角の囲みの中でございますが、1つはスポーツ実施率、これを先ほど申し上げた平成22年度が36%でございましたが、これを平成34年には50%にしたいということで、その目標を立ててございます。あとは、市のスポーツ施設の利用者数を平成23年、平成24年は80万強、90万弱の利用者人数だったものを、平成34年には120万人にしたいという形で挙げているものでございます。
 ではページを進んでいただきまして29ページ以降、具体的な施策の展開についてお話しさせていただきたいと思います。29ページ、1の誰もが目的に応じて楽しめるスポーツライフの推進でございますが、この中では、(1)のア、相談体制の充実、それからイ、リコンディショニング機能の整備ということで、新たなスポーツ施設の建設に伴いまして相談体制を充実すること。それから、リコンディショニング機能ということで、日常的な体の不調を見直すという形の機能の整備が必要だということが出て、これはスポーツ推進審議会の意見としてもあるわけですが、こういったリコンディショニング機能の整備を行っていくことによって、ライフステージに応じたスポーツ活動のきっかけにしていきたいというふうに考えているといったところでございます。
 続きまして30ページ、(3)でございます。先ほども課題になってございました高齢者や障がい者のスポーツ機会の充実という形で、これについても従来のスポーツだけではなくて健康・福祉との連携をしながら取り組みを進めていくという形を記載しているものでございます。
 31ページのウでは、介護予防事業との連携についても明記をしたところでございます。
 そして、31ページ(5)、子どもの体力向上でございます。これについては先ほど申し上げましたような、乳幼児から含めて活動を進めていく方策が必要だということで提案をしているところでございます。
 続きまして32ページでございます。2のスポーツに親しむ環境の整備でございます。こちらの(1)、健康・スポーツの拠点施設の整備ということでございます。こちら新川防災公園・多機能複合施設(仮称)の中に整備されますスポーツセンターについて述べているところでございます。
 そして35ページをお開きください。スポーツ活動をともに支え合う人材の創出でございます。こちら、先ほど申し上げた形で、スポーツボランティアの育成、指導者の養成、こういったものが必要だということで、施策のほうを展開するということを考えているところでございます。
 そして、36ページでございますけれども、今度はスポーツを支える人材の活用ということで、(3)としてスポーツの指導者等の育成の仕方等について載せていたりとか、ボランティアについてのマッチングだとかいうことも書いてございます。
 そして、37ページ、4のスポーツを通したコミュニティの創生でございます。各団体、人とか機関、団体との連携ですとか、仲間づくりの交流を通してまちづくりの活性化を進めていくということを示したものでございます。
 あと5として、37ページ、推進体制の整備でございますが、こちらについては庁内の関係部課とのさらなる連携、それから関係団体、連携・協力等が必要になってくるということで、そういったものを充実、進めていくための検討等を書いているものでございます。
 済みません、追加させていただきますが、今後でございますけども、今後こういった文教委員会報告を経て、パブリックコメント等の実施をして、その後確定をしていきたいというふうに考えてございます。
 続きまして、北野スポーツ広場の利用の終了についてでございます。こちらは資料の4をごらんください。平成8年から東京外郭環状道路用地を借用した暫定的な施設として供用開始してまいりました北野スポーツ広場、これがことしの2月に国土交通省の整備局東京外かく環状国道事務所長から返還の要請が参りました。それに伴いまして5月末で利用を終了するということの報告でございます。施設の概要のところにございますが、所在地、面積等は記載のとおりでございますし、使用内容としても、現在は少年野球ですとかソフトボール、少年サッカーということでの御利用をいただいてきたところでございます。
 あと、利用者への周知方法でございますが、今後についてです。特に利用が多い団体については2月の20日から個別に電話連絡をして終了について周知したところでございます。そのほか、ホームページ、それから現地への周知文の掲示、これを3月の5日から既に始めてございます。それと、あとは利用団体、平日について利用の多いところについては電話で個別に連絡いたしましたが、そちらの団体と含めて、年に1回とか、月に何回とか使うような団体についても、周知文を個別に直接お送りするという形で考えているところでございます。あと「広報みたか」でございますが、こちらのほうの掲載については3月2週号──3月16日号のほうで掲載をして周知をするということで考えているところでございます。私からは以上でございます。


◯委員長(渥美典尚君)  教育委員会の説明は終わりました。これより質疑に入ります。


◯委員(石原 恒君)  じゃあ、よろしくお願いいたします。基本方針からお伺いしたいと思います。ページでいきますと、9ページのところにあります、目標Vの地域をつなぐ拠点となる学校をつくりますということで、2番目の学校を拠点とした子どもの安全・安心な居場所づくりの推進。これ、小学生に対しては割りかし今いろんな形で取り組んでくださってますが、この中学生の居場所づくりっていうのが関心がありまして、クラブ活動を基本としてやってらっしゃいますけれども、これは具体的にですね、現段階で結構ですけども、詳しい説明をもしいただければありがたいと思いますんで、お伺いしたいと思います。
 その下に、何度か出てきましたけど、今回「三鷹の「学び」のスタンダード」(仮称)ということが触れていただいております。今後の、仮称ですから、これから内容等も決めていかれると思いますけれども、保護者、地域の方々に説明等もありますけども、その辺に内容を決めていく段階でかかわってもいただきたいと思いますが、計画の全般についてお伺いしたいなと思います。
 次、裏の10ページにございますけれども、4番、NPO・企業・大学・研究機関などとの連携でございます。これはこれまでもされてるかと思います。ただですね、固定化してる部分もあると思います。今後いろんなところと、団体とかかわっていく、広げていくっていうところで、何かこう取り組みなどありましたらお伺いしたいなと。これまでもされてると思いますけども、そういったところをお伺いしたいなと思いますし、また特筆すべき点、お伺いしたいなと思います。
 それと、11ページの生涯学習についてお伺いしますけれども、これも例年ずっとされています学びの循環という取り組みの中で、これをどのように評価をされてきたのか。ちょっと評価自体がなかなか難しいのかなと思います。達成状況というところでのどんな評価を。単純にですね、これすごい内容、目標を見ますと、地域における人と人のつながりを創出し、コミュニティ創生にもつながるものであり、学びの効果やきずなが地域に受け継がれていく心豊かな社会の実現を目指しますというふうに、すごくいい話になっているんですが、こういったスローガンに対して、単純に人数、何人参加しましたっていうことでなく、これをどのように、こういう目標を意識しつつ評価をしているのか、その辺をお伺いしたいなということです。とにかく次の世代に受け継いでいかなきゃいけませんので、そういった固定化してはなりませんので、広げていくところの取り組みなどもお伺いしたいなと思います。
 あと、今回新たに計画出されました三鷹市スポーツ推進計画2022でございますけれども、22ページですかね、課題につきまして触れていただいております。これまでもいろんなアンケート調査で、それで見えたところを課題として挙げられてると思います。
 私が課題の1つとして思っておりますのは、施設予約がなかなかとれないといった課題がずっとあるかと思います。その背景にあるものもわかりますけれども、このことがちょっと触れられていない部分があってですね、施設予約をとれない、もう一方は、予約だけしてドタキャンする、そういったことも現実としてあります。そういったことの課題っていうのをどのように捉えて、これも非常に推進する上で必要なことかと思います。その辺のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
 あともう一つは、学校開放等で子どもたちがスポーツしていただく、そういったすごくいい取り組みかと思います。この計画にもその内容が組み込まれておりますけれども、これは私もそうですし、他の委員もおっしゃってることですけど、公園の活用は1つ考えていくべきかと思います。これは、市長部局にあります緑と公園課が担当でございますけども、スポーツ推進という立場では全然、何ていうんですかね、もっとですね、働きかけをね、していただきたいなと思います、スポーツ推進という立場で。管理者で言う立場ではいろいろ、いろんな市民の広く安全に使わなきゃいけないという立場での発言は当然あります。ただ、スポーツ推進という立場でございますので、そういったところはぜひ安全の面もちゃんと考えながらも、より多くの方がスポーツになじめる、親しめるっていうことでの要望、働きかけもぜひしていただきたいと思いますが、その辺のお考えをお聞かせいただきたいと思います。以上です。


◯指導課長(川崎知已君)  最初に、子どもの居場所づくりということで、中学校の居場所づくりということですが、現在は第三中学校のほうで部活動が始まるまでの時間であるとかというところで、三中フリースペースというところで、教員が会議などがあったときでサブグラウンドでサッカーをやったりとか、あるいは部活動が始まるまでの時間にゲームなどをしたりというところで行っているのが実態でございます。
 それから、2点目の「三鷹「学び」のスタンダード」(仮称)についてなんですけども、これは学校と家庭がそれぞれ子どもの学力向上に向けた取り組み、それぞれが行う取り組みについて提言していくものなんですが、既に学校については12月の段階でお示しをして、今後の授業改善のほうに役立てていただく。それから、家庭については、この間コミュニティ・スクール委員会、それからPTAのほうにも提言について情報をお出しして御意見等をいただく中で、教育委員会のところでそれを諮りまして、協議いたしまして、年度明けには各学校、家庭のほうに配布する予定でございます。
 3点目です。NPO法人等、さまざまな研究機関との連携のところなんですけども、特に今後、杏林大学の井の頭キャンパスが開設されて、杏林大学が全学部こちらのほうに来るというところで、そこで今後お互いにとって、子ども、それぞれの学生、それから三鷹の子どもたちにとってよりよい、お互いに利益のある、お互いに価値のある交流は何かというところで進めていきたいと思っております。以上でございます。


◯生涯学習課長(古谷一祐君)  先ほど学びの循環の評価、達成状況をどのような形でやる予定なのかというようなお話を伺いました。それにつきましては、学びの循環そのものが生涯学習プラン2022の中で新たに提示をさせていただいた言葉でございますけれども、最終的に生涯学習の場を、皆さん方に学んでいただいた後、市民としていろんな活動に加わっていただいて、それでまたそういう活動が一定の行き詰まりというわけではないんですが、新たな課題を持って、もう一度また学びの場に戻っていただくというような、そういうような形を想定しておりまして、最終的にはコミュニティの創生につなげていきたいというふうに考えている取り組みでございますけれども、具体的には、評価そのものにつきましては、現在のところ、平成24年度に教育委員会に限らず市長の部局である関係部課も含めてやっております事業を抽出いたしまして、平成25年度の現在取り組んでいるところでございますけれども、その評価を各課に自己評価という形でお願いして、今後どういう展開があるかということを検討してまいりたいというふうに考えております。
 また、その検討する場といたしましては、生涯学習計画推進会議という庁内会議がございまして、そういう会議の中で検討させていただいて、また今後どういう発展があるかということを含めて検討してまいりたいと思うんですが、何分まちづくりにつながるということで息の長い取り組みでございますので、全体としての生涯学習のサービスを把握した上で、その評価を重ねて、どういう形が本来適切な生涯学習のあり方かということを検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設推進室長(中森邦夫君)  2つございました。計画の中での施設予約がとれないけど、それを進めていくためにどうするんだということと、それから、学校開放の充実等との関連で公園等を活用したことについての働きかけについてということの御質問でございました。
 1つ目の施設予約がなかなかとれないという問題でございますけど、これについては、1つは、まず屋内施設に関しましては、新たな新川防災公園・多機能複合施設の中にできるスポーツセンター、これについては屋内施設でかなり面数と、それから室数と、開館時間等多くございます。そのため、屋内についてはかなり改善できるんじゃないかなというふうに考えてございます。
 あと、問題となるのは屋外施設のほうでございますが、これについては34ページでございますが、対応としては、(2)のイとして、身近なスポーツ施設の整備・充実、このイの中で休日等における利用が飽和状態にある体育施設については、今後民間ですとか大学の施設を借りるとか、そういったところでさらに利用の活用ができるような形で引き続き進めていく覚悟でやっていきたいなというふうに考えてございます。
 それから、2つ目の公園等を活用についての働きかけでございます。これについては、37ページの(4)で、スポーツを通したコミュニティ創生の中でございますが、地域資源や観光資源、人材を活用したスポーツ活動の推進という中で、身近な公園、遊歩道、広場、都立公園等の文化的な施設の周りの地域資源だとか、観光資源を使うということで明記してございますけども、こういった形で、今までのような競技スポーツだけではなくて、いろいろな目的に応じた──ウオーキングだとかジョギングも含めて、そういったものもできると思いますので、引き続き公園の担当部署のほうとも連携をとっていきたいなというふうに考えてございます。以上です。


◯委員(石原 恒君)  御説明ありがとうございます。ちょっと済みません、時間も限られてる中でちょっと。中学校の今お話を、三中でやってるフリースペースですかね、お話をいただきました。ぜひ、7校ございますから、こういったいろんな工夫をしながら、全校に広がるような取り組みをぜひ進めていただきたいと思います。それぞれ学校の特徴もあるかと思いますんで、その特徴を生かしながらぜひ進めていただきたいと思います。
 あと、「学び」のスタンダードも今年度、年度明けにはきちっとした形で示されるということでございますけれども、ぜひ浸透いただければなと思っております。また、新たな取り組みなので、なかなかまた現場のほうは混乱もするかと思いますので、しっかりと御説明いただければと思います。
 あと、関係機関ですけども、杏林大学のお話もありますが、ぜひそういった新たな資源を生かしながら、ぜひ判断していただければと思います。
 1つ、スポーツのほうですね。新しく新川防災公園・多機能複合施設(仮称)ができるということで、その分利用施設もふえるということで緩和されるんじゃないかなということでございますけど、今のままの仕組みだと、どうしてもまた飽和するということは起きると思います。しっかりと他の市の取り組みなども研究いただきまして、予約の段階でどうしたらいいかとか、そういうものをぜひ研究いただいて、この新しい施設にもきちっとそういった飽和をしないような取り組みをしていただければと思います。
 あと、公園のほうも今答弁いただきましたけれども、ぜひとも公園の利活用、いろんな工夫がこれから必要かと思います。ただ一辺倒だとなかなか、小さい子どもたちがボールに当たるとけがをするとか、そういったいろんな問題もあると思います。そういったところも障害があるかと思いますけれども、ぜひうまくお互いが譲り合って使えるような公園にしていただければと思います。以上です。ありがとうございます。


◯委員(吉沼徳人君)  じゃあ、よろしくお願いいたします。初めに基本方針の中の7ページなんですけども、7ページに三鷹らしい教育の実現を目指す教員のキャリア支援と人材育成という中の、そこの3行目のところにみたか教師力養成講座の充実を図りますというふうに書いてあるんですけど、教師力養成講座と錬成講座っていうのは、あれですか、それを受講された方が市の教員になるとは限らないわけですね、これね。
 そうすると、受講された方の中から、東京都に採用される方が何人いるかもわからないという状況なんですけども、今までにですね──前に私ちょっと伺ったことがあるんですけども、この教師力養成講座、錬成講座を受けて東京都に就職された教員の方がいらして、その方のうちのどのぐらいの方が三鷹に配属になったのか。よその市へ行ってしまったんでは、ちょっとこれ余り意味のない講座になってしまうんじゃないかと思うんで、そういったデータをちょっと教えていただきたいと思います。どのぐらいの方が受講されて、何人ぐらいが東京都に採用され、三鷹には何名が配属にされたのかというようなことをちょっと教えていただきたいと思います。
 それとですね、次に推進計画の中なんですけども、ちょっと知らなかったんで細かなことで大変申しわけないんですけど、それの6ページのところにですね、私知らなかったんですけど、三鷹体操というのが──注2のところなんですけどね、6ページの(1)の一番最後になりますから(2)の前のところに、三鷹体操っていうのはどんな体操で、どんなことをするのか、どこで実際にやってらっしゃるのか。私、ちょっと見たことがないと思うんですよ。ちょっと教えていただきたいと思いまして、済みません。
 それから、また細かくて申しわけありません。18ページの、平成23年と平成24年のイのスポーツに親しむきっかけとなる大会・事業の実施というところの真ん中のあたりよりちょっと上のところですね、平成23年度のスポーツ大会への参加者と平成24年度の参加者では、種目のところで、これ普通大概種目ってふえていくんですけど、2種目減ってるんですよね、平成23年から平成24年にかけて。何の種目がどんな理由で減ってしまったのかを、ちょっと教えていただきたいと思います。
 それと、その次の19ページの表4の中の下から2つ目に、親子フットサル教室というのが書いてあって、対象者が4歳児・5歳児と保護者と保護者って書いてあるんですけど、これ保護者同士がフットサルをやられるんですかね、保護者と保護者って書いてあるんですけど。その辺をちょっと、4歳・5歳児と保護者と保護者って書いてある、どういう組み合わせで対象があるのかちょっとわからない。ちょっとそこを教えてください。
 それから、あと27ページの基本的な考え方の一番最後に、指標としてスポーツ実施率、それから市のスポーツ施設の利用者数ということが、ちょっと石原委員とも重なるかもしれませんけど、現在の利用率はたしかこれを見ると、平成22年の調査ではスポーツ実施率は36%だと思うんですね。それで、これ50%に上げるって、これ14%ってすごい数だと思うんですよ。その下の施設利用者数とも関係するんですけども、120万人を目標として、先ほど80万弱ですか、現在の利用者が。ましてここで、資料の4でもあるように北野のスポーツ広場がなくなると、これ約3万人の利用者があるって書いてあるんですけど、そうすると約77万ぐらいの人しか今はいないんですけど、利用者が、それを120万にするためには、施設としても相当の施設が要る。確かに新川防災公園・多機能複合施設(仮称)ができることによって多少あると思うんですけども、77万が120万人になるということになると、これ中で民間の体育施設を利用したり大学と提携するというようなことが書いてあるんですけど、現実にもうICUの野球場、それからルーテルのテニスコート等はもう契約して使ってしまっているわけですから、どんなところをどういうふうにふやしてこの50%と120万人にしようとしているか。現実的にこんなものがこういうふうに利用できるとか、こんなところを考えているというようなことがあったら、教えていただきたいと思います。
 それとですね、31ページになります。31ページの(5)、子どもの体力向上というところのアの項目の中段あたりに、さらに、オリンピック教育推進校事業というのがあるんですけど、これというのは理数推進校みたいに東京都との何か関連みたいなものがあるのかどうか、これは市独自の事業なのか、その辺をちょっと教えてください。
 そこまでです。済みません、とりあえずお願いします。


◯指導課長(川崎知已君)  みたか教師力養成講座の受講生で、そのうちのどれくらいが三鷹の教員として採用されてるかという御質問でございます。平成21年度が小学校が大体25%、中学校が17%、平成22年度は小学校60%、中学校13%、平成23年度が小学校17%、中学校40%。昨年度ですけども、小学校は100%、中学校が20%ということでございます。
 それから、先ほどのオリンピック教育推進校事業は、これは東京都の事業を三鷹市のほうで受けて進めるものでございます。以上でございます。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設推進室長(中森邦夫君)  1つ目、三鷹体操とはどんな体操ですかということでございますが、これはスポーツ推進委員──昔の体育指導員の方、現在スポーツ推進委員という方なんですが、その方たちが考案をいたしました。中身としては、各種スポーツの動きを取り入れた体操でございます。例えばお相撲の四股を踏むだとか──流れの中ですけども、水泳のクロールですとかバタフライの動きを取り入れてみようとか、そういったことを取り入れた独自の体操でございます。
 どこでやっているかということでございますが、主にスポーツ推進委員さんたちが活躍していただくような場面がございまして、先日ですと小学生のソフトバレーボール教室ですとか、そういうところの最初にストレッチの後にやるとか、それから健康ウオーキングって健康推進課が行う事業もあるんですが、そちらの集合場所のほうに行ってから行うとか、そういった場面、場面ごとにつくって広めているところでございます。
 それから、スポーツ大会の減の理由でございます。スポーツ大会、これは市民体育祭の中でスポーツ大会、これは競技スポーツの関係でございますけども、例えばバレーボールとか、野球だとか、そういったものの大会をやっているのがスポーツ大会。それから、スポーツフェスティバルというのがもう一つ、市民体育祭の中に2つありますが、競技用スポーツ大会の減については、具体的に言えば、その2つについてはちょっと今すぐ資料は手持ちじゃないのでわからないんですけども、平成23年、平成24年、ちょっと比較をさせていただければと思っております。
 それから、19ページの親子フットサルの保護者と保護者というのは、これは済みません、ちょっと誤植でございます。申しわけございません。
 それから、27ページにおけます指標でございます。50%、120万の具体的な策はどんなところですかというところでございます。1つにはですね、従来の競技スポーツ的団体スポーツだけではなくて、今後についてはウオーキングですとか、それからランニング、そういったものも全部含めて行っていくこともスポーツと考えています。だから、レクリエーション活動についてもスポーツの一部という形で定義づけをしてございます。
 こういったものを含めて、まず実施率を上げていきたいということと、それから人数につきましても、先ほど申し上げましたように、新川のスポーツ施設についても運用の仕方についてはかなり工夫をしたいなというふうに考えてございます。例えば開館時間もあくということも含めて、それから個人利用をどうしたらできるのかとか、そういうことも含めて利用者についてはふやしていくということを考えているところでございます。私からは以上でございます。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(山口忠嗣君)  1点補足をさせていただきたいと思います。オリンピック教育推進校についてのお尋ねがございました。こちら、基本方針の5ページをごらんいただきたいと思うんですけれども、こちらのほうに言語能力向上推進事業、理数フロンティア校事業、そして、今お尋ねのありましたオリンピック教育推進校事業と、3つの事業ございます。指導課長がお答えしましたけれども、このいずれの事業につきましても、東京都の受託を受けまして三鷹の教育の中で実施すると、三鷹の事業として実施するというものでございますので、そのように御理解いただきたいと思います。


◯委員(吉沼徳人君)  どうも御丁寧にありがとうございました。ちょっと今、私の聞いたのと、教師力養成講座のところの答えなんですけども、私が伺ったのは三鷹の教師力養成講座というのは、たしか学生さんが受けられるんですよね、あれね。受講された学生の中で、何人受講されて、何人ぐらいが東京都に採用されて。全員が東京都に採用されてる方なんでしょうか。私は、何人が受講して、そのうちの何人が東京都で採用され、三鷹に配属になった方は何人ですかというちょっとお尋ねをしたんですけど、ちょっと回答が違ったようなんですけども、申しわけありません、もう一度お願いいたします。


◯指導課長(川崎知已君)  大変失礼いたしました。東京都に何人合格し、三鷹に何人採用されたということでしょうか。平成21年度が東京都に合格した者が、小学校6名、うち三鷹に採用された者が1名、中学校の場合は5名合格し、三鷹市で採用された者が2名でございます。平成24年度につきましては、小学校で合格した者が2名、採用された者が2名、中学校では8名合格し、うち2名が三鷹市で採用されたということでございます。


◯委員(吉沼徳人君)  ありがとうございます。せっかくですね、三鷹で協力をしたんであるんで、できれば東京都にも三鷹へ配属を依頼していただいて、せっかく三鷹の養成講座を受けたんですから、その辺も少し要請を強くお願いをしたいと思います。
 それとあと、済みません、もう一度、三鷹体操なんですけど、これっていうのは、そうすると音楽があってやるわけではないんですね。そうじゃなくて、その場その場でされる体操なんでしょうか。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設推進室長(中森邦夫君)  済みません、音楽もございます。音楽に合わせて各種の動きを取り入れながらする体操でございます。


◯委員(吉沼徳人君)  どうもありがとうございます。じゃあ、わかりました。それをちょっと1回、今度見てみたいと思います。どっかで見せていただきたいと思います。済みません。
 あと、数減の種目がちょっとわからないということですけども、もし今度あれでしたら、後日教えていただきたいと思いますので。なかなかふえることはあっても、減るっていうのはないんじゃないかと思ったんで、その減った原因もちょっとできれば一緒に教えていただきたいと思います。以上でございます。ありがとうございました。


◯委員長(渥美典尚君)  ちょっと一旦休憩します。
                  午後0時00分 休憩



                  午後0時01分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  委員会を再開いたします。


◯委員(半田伸明君)  諸般の事情で早く済ませなきゃいけないようなので。まずですね、基本方針、もう時間も限られておりますので、まず端的に申し上げます。6月の段階で「運営方針と目標」が出ますね。今回は基本方針が出ている。片や教育ビジョン2022がある。どうもそこがよくわからない。
 つまり、教育ビジョン2022に基づいて毎度毎度、毎年基本方針を変えなければいけないものなのかどうか。片や、「運営方針と目標」という行政報告も頂戴するわけです。ここはやはり整合性を持たせたほうがいいと思う。なぜ「運営方針と目標」のほかに基本方針の報告があるのか。教育ビジョン2022の関係だからということなのでしょうが、やっぱり重複、若干あるのかなという気もいたしますし、ここはちょっともう質問しません。教育委員会内部で御議論をいただきたいと思います。
 学校給食の件です。確認です。他市との比較っていうのはどうなんでしょうか。


◯学務課長(内野時男君)  他市の状況、現時点ですけれども、今回三鷹市が小学校で17円から18円値上げいたしました。中学校が19円値上げいたしました。他市では既にその金額になっているところもございます。中学校でいうと320円ですとか、小学校でいいますと、中学年が平均になりますけれども260円ぐらいになっているというところが既に二、三年前。といいますのは、平成20年のリーマン・ショック以後に急に学校給食の食材が値上がりいたしまして、その関係で対応していたところが既にあります。


◯委員(半田伸明君)  なぜそのような差が生じるんでしょうか、時期的に。三鷹市はそのときに導入しなくて、なぜ今なのか、ここを一応確認しておきたい。


◯学務課長(内野時男君)  三鷹市もですね、リーマン・ショック以後、平成21年、平成22年ごろ、かなり給食、苦しいということがありました。ただ、平成9年に改正したときに三鷹市がやはり多摩地区で一番給食費、高いレベルでした。そのときにまた消費税が、3年前に上げようかというふうにいったときに、ちょうど消費税の値上げの情報が入ってまいりました。そうすると、またそこで改正して、また今回で改正してという2段階になるということで、栄養士の方にはちょっと泣いていただいたんですけれども、献立の工夫などでしばらく延ばしてもらったというところでございます。


◯委員(半田伸明君)  学校給食費の実費を値上げするときにね、実はこれ口座振替でしたかね、いろんな方がいらっしゃると思いますけど、集まったお金は、例えば野菜とか買うときにですね、業者に直接払うのか、それともいわゆる学校給食会に一旦全額払って、そこが買うことになるのか、ここを一応確認しておきたいと思います。


◯学務課長(内野時男君)  一旦各学校の学校口座に入りまして、各業者から請求書が来ましたものを三鷹市の学校給食会の口座に入って、そこから業者に支払うという方法でやっております。


◯委員(半田伸明君)  学校給食会というものを、ちょっともう一度確認しておきたいんですが、東京都レベルの話ではなくて、これ、いただいた書面によりますと各校長会になっていますよね。そこを関係性を確認しておきたいんですが、三鷹市の学校給食会というのがありますよと。その市の学校給食会と都の学校給食会との関係はどうなっているのか。
 あとあわせて、ごめんなさいね、あともう一点。あとあわせまして、各小学校・中学校の校長会と、都の学校給食会と、市の学校給食会の三角関係はどうなのか、このあたりを御説明をお願いします。


◯学務課長(内野時男君)  都の学校給食会というのは、いろいろなパンなどを全てそちらで扱っています。それから、牛乳も一括で契約していただいています。それから、一部米なども。ですから、各学校の校長口座で入った給食費を三鷹市の学校給食会が取りまとめて各業者に支払ううちの1つが、東京都の学校給食会っていうことになります。


◯委員(半田伸明君)  となると、支払い相手先の1つでしかないと、都の学校給食会がね。それはよくわかりました。今回の市の学校給食の値上げに伴って、都の学校給食会から三鷹市の学校給食会に対して一部値上げをしてほしいと、払い先、委託先と言えばいいんですかね、都の学校給食会のほうから値上げをしてほしいみたいな話ってあったんでしょうか、なかったんでしょうか。


◯学務課長(内野時男君)  都の学校給食会からはそういう話は一切ございません。


◯委員(半田伸明君)  ちょっとしつこくて申しわけなかったんですが、実は3月8日にですね、静岡県でちょっとした記事が問題になったんですよ。衛生管理不備の学校給食会に知事、天下りだって断じたものがあった。つまりどういうことかというと、学校給食会にちょっと問題が起きた、ウイルスの関係で。結局衛生管理の人間がいなかった。その学校給食会、この場合は静岡県が問題になったんですが、学校給食会のメンバーは教育委員会関係者、学校長など、要は天下り先じゃないかということを静岡県知事っていう立場の方が断じた案件だったんです。
 今、市の学校給食会との関係を聞いて、なるほどと了解いたしましたが、こういう記事が──これ読売なんで、すぐ見つかると思いますので、後で見てほしい。こういう記事が流れちゃうとね、ああ、私たちの値上げ分はこういうところに流れちゃうのねと思われることが、私は怖い。だから、市の学校給食会が支払い先の相手の1つとして都の学校給食会に払っている。例えば市内産野菜だったら、市内の農家の方に払っているということの構図の説明を、値上げの際にやはり保護者に一定程度説明があってもいいのではないか。先ほどはPTA会長の話がありましたですよね。実際に保護者への説明っていうのは多分今回あろうかと思うんですが、こういうでかいニュースが流れた直後ということもありますし、ここはちょっとやはり意を用いていただきたいと思うんですよね。
 実際には、給食費には学校給食会の中間利益が上積みされているとまで言い切っちゃっているんです、この県知事は。この発言がいいかどうかは置いときますよ、置いときます。問題なのは、学校給食会という言葉がひとり歩きしてですね、今みたいな都とか市で別なんだよということの認識が浅いまま、今回の値上げは値上げで別途通知されるわけです。で、こういうニュースがある。となると、結びつけたくなるのも無理はない。
 だから、そういうことではないんですよと。純粋に物価のスライドって話がありましたですね、税率のアップという話がありましたですね。そういうことで、適正な値上げなんだよということの説明が保護者にあってもよいのではないかと思いますが、部長、いかがでしょうか。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(山口忠嗣君)  申しわけございません、御指摘いただいたニュースについては認識をしてございませんでしたけど、そういった誤解を招かないような、そういう意味での丁寧な今回の値上げに対する保護者説明というものに意を用いていきたいというふうに考えてございます。


◯委員(森  徹君)  今回は資料が早目にいただいたもんですから、土日かけて、それで質問項目がかなり多かったんですが、時間の関係で、それは予算委員会のほうで、我が会派の予算委員に私の資料を回して、そこで質問させていただいて、3点だけちょっとお聞きしたいんです。
 このページの8ページから9ページのところで、学級数増というところで、これは非常に悩ましい問題だと思うんですが、この辺の引き続き学校規模の適正化とか、学級数や編制基準の見直しとか述べられてるんですが、これ、もう少し具体的に現在検討されてる内容があれば、お聞かせいただければというふうに思います。
 それから、もう一つは、ページの15ページといいましょうか、図書館問題。南部図書館で、ここは昨年の11月のいつでしたか、二十何日かにオープンして、待望の南部地域で図書館。ただ、時間がほかの図書館に比べて17時で終わるという、現状でもそうなんでしょうか。
 それで、やはりこの図書館との関係では市民との協働という全体の流れの中で、この時間のやはり見直しっていいましょうかね、延長が検討されていいんではないかと、またそういう要望等も地域であるんではないかと思うんですが、この辺、検討されてる内容があれば。これも予算委員会的な話になっちゃうんですけども。
 それからですね、あとは、スポーツの資料、推進計画2022のページの23のところで、これ高齢者や障がい者がスポーツに親しめる環境づくり、ここではより身近でというところで、そういう場所や支援の環境づくりが必要ですって書いてありますね。これ、高齢者や障がい者だけじゃなくて、市民全体としてそういう環境づくりが必要だと思うんです。これはなかなか市長部局との関係で、教育委員会独立しているといっても、なかなか難しい。今の、私も今回質問、十分できなかったんですけども、教育委員会のあり方の問題でいろいろありましてね、それで、やはりそういう上からすると、北野のスポーツ広場ですか、これも閉鎖という方向が先ほどありました。
 そういう中で身近なっていう、環境づくりという点ですると井口グラウンドですよね。これ、教育委員会の立場としてはね、こういう計画を持って身近な環境づくりをつくっていくということからすると、これは廃止するという流れになっているんですけども、教育委員会としてはこのことをここに盛り込めないかとは思うんですが、率直な御感想っていいましょうかね、この辺、考え方。環境づくりとの関係で、井口グラウンドの位置づけはどうなのかという点をお聞かせいただければと思います。3点、よろしくお願いします。


◯総務課長(秋山慎一君)  基本方針に関連しまして、学級数の増への対応という御質問を頂戴しました。現在の取り組み状況といたしましては、庁内のプロジェクトチームを──これ平成24年の11月に設置をしておりますけれども、その中で市内の各学区域における児童数の増加の傾向を分析を行っているところでございます。特に高山小学校の学区域においてはかなりマンション等の開発が重なっておりまして、学級が児童数の増が確認をされているところでございます。
 分析に当たりましては、さまざまな係数を用いるということで、これプロジェクトチームの中でその推計の方法などについても検討して行っているところでございます。なお、今後も開発等の状況等がございますので、引き続き、これはこの学区に限ったことではございませんけれども、全市的な児童数の増を見きわめながら対応について検討していくと、そういう内容になってございます。私からは以上です。


◯三鷹図書館長(宇山陽子さん)  南部図書館が開館した後、開館時間というお尋ねをいただきました。たしか南部図書館は5時までということで、東部図書館、あるいは西部図書館と同じような開館時間ということになっております。あと、本館、それから三鷹駅前は8時までというような形でやっておりまして、土日は5時までという形です。
 開館時間についてはいろいろな形での御要望が寄せられていまして、東西、南部というようなところで、週1回でもいいから、もうちょっと遅くまでやれないのかというような声もありますし、あるいは本館の土日の開館時間をもっと遅くまでできないのかとかですね。あるいは、駅前について、もう少し8時を超えた時間までできないのかというような幾つかの御要望をいただいておりまして、開館時間の延長については南部の開館を受けたところで一定程度検討するというような、基本計画上もそういう位置づけがされておりますので、今後ちょっと検討していきたいというふうなところです。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(山口忠嗣君)  より身近で気軽にスポーツ活動を取り組むことについての御質問ということでございます。これは基本方針ということでございますので、個別の具体的な施設についての内容を記述する場所ではございませんけれども、先ほど別の御報告の中で北野スポーツ広場の廃止ということがございました。これに当たりましても、担当のほうでは代替の施設の確保に向けて、さまざま市内外の施設について、こういった施設がないかどうかということを検討してございます。
 なかなか既存の施設の中で代替になるような場所というのはございませんけれども、今後も各地域においてより身近なスポーツが楽しめるような施設の確保ということについては努めてまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。


◯委員(森  徹君)  ありがとうございます。高山小学校、この学級数増の適切な対応という点で、今のところは高山小地域、学区域ということですけども、それ以外で具体的な検討っていいましょうか。まあ、日本無線の跡地問題──あそこも高山小との関係になるんでしょうかね、三鷹の場合にはマンション問題というのはかなり大きな問題ですので、それ以外で、高山小以外でそういう対応、検討をされなくちゃならないところはほかにあるのか、ここだけなのかということを再度質問させていただきます。
 それから、井口グラウンドのことですが、やはり方向としてはね、多摩青果跡地との関係では、あそこはスポーツ施設の役割を終えたんだから、だから売るんだという、そういう答弁が市側であるのは十分承知しての文教委員会での質問なんですが、やはりここの具体的な方向性の中で環境づくりということが位置づけられているわけですから、改めてですね、市長部局との関係ではしっかりとした、やはりそういう環境、こういう計画を持っていながら売ると。だから、それは新たな環境づくりで市の持っている土地としては非常に大切なんだと。市側は財源確保等の点で売るという方向でなってるわけですけども、あの土地を一旦売ると、二度と三鷹市内にあれだけのまとまった土地というのは買えないと思います。そういう上からも、ぜひそことの話をしっかりと進めていただきたいと。これは要望になりますけども、よろしくお願いします。
 では、高山小のその点、ちょっとお願いします。


◯総務課長(秋山慎一君)  高山小学校と井口小学校は学童保育所を校外に出したということがございまして、この2校の学区域については、これまでも児童数がふえているという傾向でございましたけども、そういったことも踏まえて言いますと、将来的にも児童数の増加が見込まれるというのは、現状は高山小学校区域かなというふうに認識をしております。
 その他につきまして、緊急にそういった動向があるという状況は把握しておりませんので、今後とも市内のそういった開発状況、これはかなり地域差がございますので、それを的確に捉えていく必要があるなというふうに認識をしております。以上です。


◯委員(宍戸治重君)  1つ、2つお願いします。家庭教育というのが先日の事件が発生したのも、ある意味では家庭環境から来る。または貧困の連鎖っていうこともあります。そのようなことから考えますと、大変重要な課題だというふうに思ってますが、なかなか目立ったこれっていったものが、取り組みが見えてこないんですけど、そういう点については──これ見れば細かく書いてあるところもあるんですけど、全体論としてどうなのかということをお聞きしたい。
 それともう一つ、三鷹市のスポーツ推進計画がこれからつくられようとしておりますが、まず冒頭にスポーツ基本法の理念を尊重しって、これは間違いなくそれでもよろしいんですけど、特に地方分権であったり独自性が求められる今ですね、三鷹がどうしていくのかっていうこと。三鷹独自のものっていうのは、ついつい東京都の、基本法にのっとって東京都がつくったものが、またそれを三鷹が焼き直しをするような形でのもので果たしていいのかどうかというふうに考えられますけど、そういう点についてはどうなのか。
 また、それと、三鷹独自の考え方からすれば、この11ページのスポーツを行ってない方の今後行ってみたいスポーツとか、いろいろこれ見てますと、施設利用者と、施設利用しない、三鷹市内が全域がスポーツ施設にできる部分もあるわけですよね。そういう考え方というのを取り組んでいってもいいんではないかっていうふうに思ってますが、どうでしょうか。まさか道路をスポーツ施設だなんて宣言するわけにはいきませんけど、まあ、どこでもできる工夫ができる部分が多いんじゃないかっていうふうに思いますが、その点についてお尋ねをします。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(山口忠嗣君)  家庭教育、あるいは貧困の連鎖というようなことで例示をいただきましたけれども、おっしゃるとおりまさに学校での教育、こちらも大変大切なことでございますけれども、家庭における教育というものも大変重要であると。学校における教育がうまく進むかどうかということについて、やはりその基礎となる家庭での生活習慣等についてしっかりと身につけていただいてきてから、学校での学びにつなげていただくということが大事であるという、そういった認識の中で、基本方針の中にもお示しをいたしました、仮称ではございますけれども「学び」のスタンダードというようなものを位置づけて、これが1つの家庭教育へのきっかけになればというようなことで、これからお示しをしていきたいというふうに考えているところでございます。
 こうしたことを1つのきっかけとしながら、全市的な学校教育、家庭教育、こちらが車の両輪となって学力向上、あるいは生活習慣の向上といったことにつながっていけばいいなということで、今回の基本計画の中にも盛り込ませていただいたということでございます。以上でございます。


◯教育委員会事務局教育部生涯学習担当部長(高階豊彦君)  私からは2点、お答えをしたいと思います。スポーツ推進計画についてでございますけど、まず1点目の質問でございます。国や、あるいは東京都の計画の焼き直しでいいのかという御質問でございましたが、これまでも三鷹市の市民スポーツにつきましては三鷹方式と言われたぐらい、非常に独自の全国も注目するような内容でスポーツ行政を行ってきたわけでございますけれども、今後もスポーツ、今多機能複合施設、建設中でございますけれども、ああいったかなり、そういった意味では室内の施設がかなり拡充、これは期待できるところでございます。
 そういったことも含めて新たな三鷹方式ができるような、そういった取り組みを今後実施をしていきたいというのもございますし、それ以外にも、例えばリコンディショニングといった、これは三鷹市独自の機能でございまして、次の3つ目の質問にも係る部分でございますけれども、まさにリコンディショニングというのがこの特徴の1つでございますが、このリコンディショニングの考え方っていうのが、基本的に昔はやっていたけれども、しばらくやめていた方、あるいは全くスポーツをしない方とか、これから始めるに当たってこのリコンディショニングの考え方の中でいろいろ相談に乗ったりとか、今後どういうふうにアドバイスを行ったりしながら受け入れていくと。そういうリコンディショニング機能でございますけれども、こういったことが計画の中で非常に大きな市の特徴になっているところでございますので、そういったことも含めて三鷹市の独自性を出していきたいというふうに考えております。以上です。


◯生涯学習課長(古谷一祐君)  先ほどの山口部長の家庭教育についての答弁に補足させていただきたいと思います。生涯学習の側面からも家庭教育の充実が課題になっておりまして、基本的にはPTA活動を中心とした一日家庭教育学級等で具体的に実施しているところでございます。何分社会情勢が反映されてる部分が多い分野ですので、いろんな形で家庭教育の充実を図っていっていただければいいかというふうに考えております。以上でございます。


◯委員(宍戸治重君)  子どもって上手だから、遊ぶのが。工夫をしてどこでも遊べるのが子どもであったり、それに見習うと言うとおかしいですけど、大人だって、どこでだってスポーツができるっていう部分がありますから、何か全体的にはそういうような思いを持ちながら、スポーツ施設が足りないとか、そう言ってるだけじゃなくてね、もう少しスマートな、そういう施策展開ができたらおもしろいなというふうに思ってますので、よろしくお願いします。
 それと、家庭教育なんですが、今いろいろなことでね、事件性を帯びたものが出てきたりなんかしているところを見ると、非常に大切な部分なんで、ぜひしっかりと今の時代に合ったものをやっていけるようにお願いします。以上で終わります。


◯委員長(渥美典尚君)  では、以上で教育委員会報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午後0時29分 休憩



                  午後0時31分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  委員会を再開いたします。
 所管事務の調査について、本件を議題といたします。
 三鷹の教育・文化・スポーツの振興策に関すること、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次回委員会につきましては、5月14日水曜日、午前9時半とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
 休憩します。
                  午後0時31分 休憩



                  午後0時40分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  再開いたします。
 その他、ございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にございませんので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。
                  午後0時40分 散会