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平成26年第2回定例会(第4号)本文

               午前9時29分 開議
◯議長(伊藤俊明君)  おはようございます。ただいまから平成26年第2回三鷹市議会定例会第4日目の会議を開きます。
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◯議長(伊藤俊明君)  本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。
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◯議長(伊藤俊明君)  この際、議会運営委員長より報告願います。
 2番 赤松大一君、登壇願います。
                〔2番 赤松大一君 登壇〕


◯2番(赤松大一君)  おはようございます。議長より御指名を受けましたので、議会運営委員会の協議結果について御報告いたします。
 6月13日の議会運営委員会において、議長より諮問を受けた市長提出議案7件についての取り扱いを協議いたしました結果、次のとおり決定いたしましたので、報告いたします。
 議案第23号、議案第25号、議案第26号については即決とし、議案第22号、議案第27号については総務委員会に、議案第21号については厚生委員会に、議案第24号についてはまちづくり環境委員会にそれぞれ付託することが妥当であるという結論を見ました。
 以上、本委員会に諮問された議案の取り扱いについての協議結果を報告いたします。


◯議長(伊藤俊明君)  議会運営委員長の報告は以上のとおりであります。御協力のほどよろしくお願いいたします。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(伊藤俊明君)  この際、議事の都合によりしばらく休憩いたします。
               午前9時31分 休憩



               午前9時59分 再開
◯議長(伊藤俊明君)  それでは、休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
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    日程第1 議案第23号 三鷹市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例


◯議長(伊藤俊明君)  これより日程に入ります。
 日程第1 議案第23号 三鷹市青少年問題協議会条例の一部を改正する条例、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 議案第23号について、原案のとおり決することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはありませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定いたします。
 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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    日程第2 議案第25号 井の頭・玉川上水周辺地区複合施設(仮称)新築工事請負契約の締結
               について


◯議長(伊藤俊明君)  日程第2 議案第25号 井の頭・玉川上水周辺地区複合施設(仮称)新築工事請負契約の締結について、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。


◯28番(岩田康男君)  契約議案の質問をいたします。この工事の入札及び契約の過程及び契約内容の表を見ますと、いわゆる随契で決めた金額と入札をした金額の間にですね、当初入札した金額の間にかなりの開きがあるわけですが、この工事は、そもそもですね、特殊といいますか、複雑といいますか、そういう要件があったというふうには思われないんですが、何かあったんでしょうか。
 それでですね、こうした入札不調が生まれる要因として考えられるのは、最近の資材高騰、労務単価の高騰等で各地で入札不調があるということで、国土交通省も25年度に労務単価の変更を公表しましたが、それだけじゃなくて、資材関係全体ですね、設計単価がかなり高騰しているんじゃないかと思いますが、こうしたものに対応するといいますかね、公共工事の見積もりが。という形になっているのかどうかですね、第1点目、お尋ねしておきたいと思います。
 2点目はですね、ここの工事は、落札比率、予定価格については非公表です。この随契した金額とですね、予定価格というのはどういう関係になっているのかというのをお尋ねしたいんですが、法律では予定価格を超えることはできないというふうになっているわけですが、これ、非公表ですと、本当に超えていないかどうかっていうのがですね、どういう形で私どもわかるのか、公開をする必要はないのかお尋ねをします。
 3点目は、随意契約の場合ですね、随意契約だけじゃないんですが、今回みたいな事業者が予定をしている金額と実際上の契約金額に大きな開きのある場合にですね、工事がいわゆる安全安心、こういう品質保証をですね、業者は信頼をしていても、実際工事の中身がですね、信頼できるものかどうかというのはどこでチェックをするのかと。これは信頼というだけじゃなくて、実際的には実務的にチェックをしないとまずいと思うんですよね。この業者だとか、あの業者だからという意味じゃなくて。私どもかねてから下請企業といいますか、今は協力企業に対するいわゆる保障、働いている人たちの労務賃金に対する保障、こういうものは完全に履行されているのかどうなのかということを常に質問してまいりましたけども、特にこういう工事の場合ですね、そういったところのチェックが品質保証を確保する上での1つの保障になるというふうに思われるんですが、どういう形で下請や労働者に対する賃金保障というのを確認をするんでしょうか、するつもりがあるんでしょうか。
 4点目は、各地で今、公共工事がなかなか不調が多いと。特に東北3県もそうですが、オリンピックを控えた東京もそうですが、いろいろ条件があるというところからですね、市の公共工事に対する予算見積もりっていうのが26年度の予算で決めてありますが、こういったところに影響がですね、今後生まれるのか生まれないのか、こういった今後の見通しなどもですね、この機会に教えてもらえればと思います。
 以上です。


◯都市整備部技監・調整担当部長(若林俊樹君)  まず1点目のですね、資材単価が実勢単価に対応しているかということでございますけれども、これにつきましては、工事の起案の段階でですね、そのときの最新の単価を使っておりますので、実勢単価に対応しているものと判断しております。なお、工事契約後にですね、急激な材料等が上がった場合にはですね、単品スライド制とかですね、そういう形で対応していくというふうにしております。
 あと、4番目の質問でですね、今後の公共工事はどうなのかということでございますけれども、現在のところ、それほどすごく影響があるとは思いませんけれども、実際、今後どのようになるのか、その実態を見ていかないとはっきりしたことはわからないと思います。
 以上です。


◯総務部長・調整担当部長(馬男木賢一君)  私からは、質問の2番目と3番目にお答えいたします。
 まず不調随契の場合の金額の目安といったものでございますけれども、御質問にもありますように、いわゆる不調随契の場合、地方自治法施行令第167条の2第2項におきまして、契約保証金及び履行期限を除くほか、最初競争入札に付するときに定めた予定価格その他の条件を変更することができないと定められております。一方、本件につきましては、再度の入札を行いましても、なお予定価格を上回る金額が提示されたところでございます。したがいまして、当初設定した予定価格以下の金額が契約締結に向けました一定の目安ということになります。
 また、公表ということでございますけれども、いわゆる随意契約、あるいは特命を含みます随意契約につきましては、私どもでは情報公開条例第8条第1項第4号のエ、事業執行情報に当たるということで、非公表ということで運用しておるところでございます。
 質問の3でございます。3番目でございます。減額交渉をして決定した場合の賃金保障等についてのチェックということでございます。賃金等の労働条件につきましては、労働条件や最低賃金法などの法令遵守を当然の前提といたしまして、その具体的なあり方につきましては、契約自由の原則に基づきまして、労使間で自主的に決定されることが原則であると考えてございます。また、賃金ということでございますけれども、最近の建設業界におきましては、人件費の上昇、あるいはマンパワーの不足というようなことが伝えられておりまして、そのような外部環境の変化に対応する個々の事業者の方々のそれぞれの経営戦略というものもあろうかと考えます。
 以上を踏まえまして、御質問のチェック、調査につきましては、現在、考えてございません。
 以上です。


◯28番(岩田康男君)  公共工事という性質や業者との関係からそういう答弁になるんだとは思うんですけど、ただですね、現在のいろんな状況を見ますと、三鷹だけではなくて、入札不調というのはかなり全国的にありますよね。入札不調の要因について、いろいろありますけども、片方では入札が成立しているじゃないかという話もありますけど、しかし、全体的に建設工事の場合に、99.何%という工事が多いですよね。それは、やっぱり現在の実勢価格とですね、入札の見積もりのこの積算表っていうか、単価表が近いものかどうかというのは、これはなかなか議論のあるところですよね。東北3県では、入札不調になった場合には、金額を変えてもいいんだっていうぐらいのですね、ことをやっているわけですけど、当初の見積もりを変えてもいいんだっていうようなことを国土交通省はですね、言っていますけど、東北3県は特にそうなのかもしれませんが、復興を急いでいますのでそうかもしれませんが、しかし、全体としてこういう状況の中でですね、本当に安心してというか、我々の場合には品質保証ですよね。昨今、いろんな問題がですね、起きていて、別段この業者とか特定していません。一般的にですね、起きている事件等が最近目立ちますんで、そういう点では公共工事というのは安全で安心な工事をしてもらうっていうのが何よりも使命だっていうふうに思うんですよね。だから、そういう点でですね、今までの御答弁の域はそのとおりなんですが、しかし、こういう情勢の中でですね、やっぱり公共工事っていうものをどういうふうに考えたらいいかということは、さらに僕は考えていかなきゃならないんじゃないかなというふうに思います。
 もう一つは、その保障として、確かにですね、下請だとか、働いている人たちの労賃保障というのを市がどこまでチェックできるかっていう、それはあるでしょう。契約に基づいて信頼しているというのもそれはそうでしょう。だけども、そこのところがね、確実に保障されるっていうところは品質保証をする上でも確実な道なわけですよね。これは数々の事例が示しているわけですよ。だから、私は、こういう入札が不調になっているという要因がですね、資材高騰とか、いろんな問題があるこの時期にですね、やっぱり品質保証を確実にチェックできるっていう上で、踏み込んだ対応っていうのが僕は必要じゃないかと。今までのことは、それは限界はそうかもしれませんが、しかし、下請や働いている人たちの賃金保障が確実にされているかどうかというですね、そこにですね、踏み込んでやっぱりやる必要があるんじゃないかというふうに思いますんで、再度その2点お尋ねします。


◯副市長(津端 修君)  品質保証という面でですね、若干、もう少し説明をしたいと思うんですが、実は不調随契というのはですね、金額の多寡に関係なく随契に持ち込むわけではございません。一定のですね、率あるいは金額を設定する中で随契に持ち込むわけでございまして、2回のですね、入札において大きな開きが出た場合については、別途工事内容を変更して積算し直して、再度のですね──再度っていうか、別の案件としてですね、発注するような方法をとっておりますから、無理のないですね、金額の中での不調随契というふうに私どもは考えていますから、今御指摘のようなですね、労賃だとかに大きな影響が出るような金額の開きがあれば、再度の積算、あるいは予定価格の変更を含めましてですね、再入札をいたしますので、今回の随契につきましてね、そういった意味ではですね、それほどの大きな影響が出るというふうに考えていませんので、不調随契に持ち込んだという考え方でございます。


◯議長(伊藤俊明君)  いいですか。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)


◯17番(半田伸明君)  三鷹市のホームページに契約内容がアップされておりまして、拝見しました。2回の入札を経て最後は不調随契という結末です。契約の内容の中には「辞退」という文字もあります。あと不調随契という結末で、結局予定価格は非公表だということになっております。2回の入札によってこの不調随契に至るこのシステムの流れですね、ここを、結局最後の最後で不調随契ということになってしまったのはなぜか。当初の入札からですね、不調随契に至るまでの経過について、改めてお聞かせをいただきたいと思います。


◯総務部長・調整担当部長(馬男木賢一君)  不調随契に至る経過という御質問でございます。
 経過でございますけれども、本件、議案第25号の契約の方法という欄で一定程度お示ししておりますので、それに補足してお答えいたしたいと考えます。
 本件入札につきましては、制限付一般競争入札により5月9日に行いました。第1回目の入札では2つの共同企業体の参加がございましたけれども、いずれも予定価格を上回っておりました。そこで第2回目、再度の入札に付したわけでございますけれども、1つの共同企業体が辞退いたしましたので、入札参加は1つの共同体のみとなりました。しかしながら、提示されました金額はなお予定価格を上回っておりました。そこで、当該共同企業体と減額交渉を行いましたところ、予定価格以下の金額の提示がございましたので、地方自治法施行令第167条の2第1項第8号の規定によりまして随意契約の締結を行ったものでございます。
 以上でございます。


◯17番(半田伸明君)  わかりました。引き続き、ちょっと一言討論をやはりさせていただきたいんですが、議案上程の理由説明の際に、本件の場合は不調随契ということでですね、かなり特殊性があったわけでございます。もう少しですね、その理由説明を若干詳しくしていただけたらありがたいかなというふうに思います。また、我が会派は、一貫して高落札率調査制度を導入をすべきだという主張をしておるわけなんですが、今、質問に対する答弁を伺っておりまして、本件の特殊性──減額交渉という言葉もございました。その特殊性は十分理解できるところでございますので、本議案には賛成をいたします。


◯議長(伊藤俊明君)  これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 議案第25号について、原案のとおり決することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
(賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはありませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定いたします。
 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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    日程第3 議案第26号 三鷹駅前コミュニティ・センター空調設備改修工事請負契約の締結に
               ついて


◯議長(伊藤俊明君)  日程第3 議案第26号 三鷹駅前コミュニティ・センター空調設備改修工事請負契約の締結について、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 議案第26号について、原案のとおり決することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはありませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定いたします。
 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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    日程第4 議案第22号 三鷹市市税条例等の一部を改正する条例
    日程第5 議案第27号 平成26年度三鷹市一般会計補正予算(第1号)


◯議長(伊藤俊明君)  この際、日程第4 議案第22号及び日程第5 議案第27号の2件を一括議題といたします。
 お諮りいたします。以上2件は総務委員会に付託し、審査を願うことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
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    日程第6 議案第21号 子ども・子育て支援法等に基づく事業の運営及び設備の基準等に関す
               る条例


◯議長(伊藤俊明君)  日程第6 議案第21号 子ども・子育て支援法等に基づく事業の運営及び設備の基準等に関する条例、本件を議題といたします。
 お諮りいたします。本件は厚生委員会に付託し、審査を願うことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
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    日程第7 議案第24号 三鷹市まちづくり条例の一部を改正する条例


◯議長(伊藤俊明君)  日程第7 議案第24号 三鷹市まちづくり条例の一部を改正する条例、本件を議題といたします。
 お諮りいたします。本件はまちづくり環境委員会に付託し、審査を願うことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
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◯議長(伊藤俊明君)  以上で本日の日程は全部終了いたしました。これをもって散会いたします。
 なお、次回の本会議は6月30日午前9時30分に開きます。文書による通知はいたしませんから、さよう御了承願います。お疲れさまでした。
               午前10時19分 散会