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トップ会議録会議録閲覧会議録閲覧(平成25年度決算審査特別委員会) > 2014/09/19 平成25年度決算審査特別委員会本文
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2014/09/19 平成25年度決算審査特別委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(田中順子さん)  おはようございます。ただいまから平成25年度決算審査特別委員会を開きます。
 それでは、初めに休憩をとりまして附帯意見について確認をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩



                  午前9時46分 再開
◯委員長(田中順子さん)  委員会を再開いたします。
 それでは、先ほどお話がございましたけど、附帯意見の取り扱いにつきましては、それぞれの進行につきましては先ほど皆様からお話がありましたように、(2)から(4)については先ほど事務局のほうから御説明がありましたように確認をさせていただきたいと思います。それでよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認をいたします。
 休憩いたします。
                  午前9時46分 休憩



                  午後3時50分 再開
◯委員長(田中順子さん)  それでは、委員会を再開いたします。
 これより議案の取り扱いに入ります。議案番号順にそれぞれ採決いたします。
 議案第35号 平成25年度三鷹市一般会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。


◯委員(森  徹君)  それでは討論いたします。
 安倍自公政権が進めている「アベノミクス」経済政策は、ガソリン、食料品を初め、生活用品が軒並み値上がりするなど、庶民の暮らしを痛めつけています。
 また、年金の引き下げが、とりわけ所得の少ない高齢者の暮らしを二重に苦しめているのが実態です。
 三鷹市は、「新川防災公園・多機能複合施設(仮称)」に240億円の税金を投入する本格的建設を着工しました。
 市財政が厳しいと、財源確保を目的とした「事務事業総点検運動」を進め、125件、2億4,675万円の予算を削減しましたが、その中には削減してはならない障がい者福祉、高齢者福祉、ゼロ歳児保育の2園廃止など、福祉の後退があります。
 事務事業の総点検運動は、三鷹市の「高福祉・高環境」を後退させるものと言えます。
 地方自治法第2条第14項は、住民の福祉の増進を努めるために、最少の経費で最大の効果を挙げると掲げられているように無駄を省き、最小の経費で最大の効果を住民福祉に役立てることを自治体に求めています。
 しかし、「事務事業総点検運動」の中には、敬老金予算の88.8%、1,277万5,000円を削減するなど、高齢者に冷たく心のないものが見られます。
 事務事業の見直しは、地方自治法が求める、住民の福祉の増進に努める地方自治の精神に反するものと言えます。
 240億円の「新川防災公園・多機能複合施設(仮称)」事業を進める一方で、「大幅な財源不足が見込まれる」ことを理由に、「事務事業総点検運動」を進める市政のあり方に、市民の納得を得ることができるでしょうか。
 「総点検運動」の中で無駄や不必要な事業の廃止・縮小は当然としても市民にとって必要な福祉、暮らしの事業の廃止・縮小は直ちに中止し、市民から奪った「住民福祉」の予算の復活を求めるものです。
 240億円の税金が使われる公共事業であるにもかかわらず、完成後のランニングコストが市民に知らされていません。
 行政の専門家から、「消費税が8%へと引き上げられ、国民総生産(GDP)が7.1%と大きく後退する中で、これだけの大きな事業を進めることは理解できない」との声も聞かれます。
 市民の財産、「箱根みたか荘」も240億円の大型開発事業の財源確保のために売却されました。
 三鷹市は、「もっと市民の暮らしに力を入れてほしい」との市民の声に真摯に耳を傾け、暮らし・福祉に力を注ぐことを求めます。
 高齢者の肺炎球菌ワクチン助成、南部図書館建設、学童保育所の建てかえなど、市民要望を反映したものもありますが、以上問題点を述べ、2013年度三鷹市一般会計決算に反対します。以上です。


◯委員長(田中順子さん)  次に。


◯委員(後藤貴光君)  自由民主クラブを代表して討論します。
 平成25年度は、「都市再生」と「コミュニティ創生」を進め、持続可能な未来に向けて「三鷹市の価値」をより高める年度として位置づけ、また、「第4次基本計画の着実な推進」と「行財政改革の更なる推進」の2点を基本に据えて市政運営がされてきました。
 平成25年度は、10月に着工した新川防災公園・多機能複合施設(仮称)の整備が順調に進んでいることや、三鷹中央学園三鷹市立第三小学校の建てかえ、市施設等の耐震化が前進したことは、災害に強いまちづくりへの取り組みとして評価しています。
 また、南部図書館の開設や、3つの私立認可保育園の開設支援、三小、高山小、井口小の学童保育所の整備等は、子育て・教育環境の充実に資するものであり、評価できます。
 しかしながら、財政面においては、平成25年度の経常収支比率は91.9%で、平成24年度の93.4%から改善はされましたが、平成22年度以降、4年連続で90%台が続いており、民生費の比率が50%に届きそうな状況も憂慮されます。将来に向けて、持続可能なまちづくりを進めていくためには、財政の弾力性の維持と健全化が欠かせません。
 これらを改善するべく、さらなる税収増を目指したさまざまな施策への取り組みと、さらなる行財政改革の推進が求められます。事業の選択と集中を常に検証し、また、国や都からの補助金・助成金獲得に向けた研究をし、そして、不交付団体が不利益とならないようにする働きかけをより一層強化するなど、市民サービス充実のためにも、今後の三鷹市政の健全運営に取り組んでいっていただきたい。
 以上を申し添えて、賛成討論とさせていただきます。


◯委員長(田中順子さん)  次に。


◯委員(半田伸明君)  1、普通地方交付税の不交付団体である三鷹市が、ただの赤字借金をふやしているにすぎない臨時財政対策債の残高は、清原市政になって90億円もふえている。
 2、25年度は第三セクター債発行が可能な最終年度で、各自治体で土地開発公社の解散が相次いだにもかかわらず、三鷹市の場合は、土地開発公社から資産を三鷹市に移すも、負債を引き取らず土地開発公社に残すことにより、土地開発公社は三鷹市に多大な未収金を持つことになり、資産はない、借金はある、三鷹市に対しいまだ取り立てていない債権があるという異常な経理状態になっていることが原因となって、第三セクター債を発行して土地開発公社の三鷹市に対する未収金部分を整理できなかった。
 3、財政調整基金の一部は、過去に借金してまで積み増ししたものであり、借金をして貯金をするという民間では考えられないことが発生している。
 4、市民には各種控除廃止や増税が続き、税負担はふえている一方、25年度に市長、副市長2名、合計3名に対し支払われた給与は4,600万円余と高額であり、また、4年に一度3人合計で3,700万円以上も支払われる退職金制度はいまだ存在しており、教育長の退職金制度も同様である。トップみずから身を切る姿勢が全く見えない。
 5、箱根みたか荘廃止の際、廃止に向けて市民に対するパブリックコメントを、行政の都合で実施しないなど、協働とは名ばかりであることが判明した。
 6、各種証明書交付につき、自動交付機は、1件当たりのコストは約200円である一方、コンビニ交付は、1件当たりのコストは約1,847円であることが明らかとなった。自動交付機の9倍以上のコストがコンビニ交付にかかっている現状があるにもかかわらず、コンビニ交付を廃止していない。
 7、JAは民間である以上、みずから人件費を賄うべきなのに、JAに対する人件費補助がなぜか残っている。
 8、20年度から始まり、過去累計で1億2,000万円余の税金を投じながら、結局撤退という結果になったむらさき商品券事業について、多くの税金が無駄になった反省が全く見えない。
 9、地図情報を提供するわがまちマップについて、877万円もの費用をかけているが、マップ情報を提供しているところは民間で幾らでもある。
 10、コミュニティ創生の一環として、がんばる地域応援プロジェクトがあるにもかかわらず、町会等自治組織に加入する世帯数が減少傾向である。しかも、本プロジェクトは、衣類作成の補助を出す等の疑問の残る先例が発生している。事業をやる割には自治組織の拡充がない以上、廃止して当然である。
 11、各住民協議会活動事業費助成金をも上回る年収をもらう、天下りのコミュニティ・センター局長が存在している。
 12、補助金を出しているのに、どの事業に幾ら市費を充当したかの市費充当額の欄がない補助金実績報告書が存在する。
 13、補助金交付先が宿泊を伴う研修をする際に、市職員が出張手当をもらってまで参加しているという実態がある。
 14、民間で配食サービスは幾らでもあるのに、社会福祉事業団の在宅福祉サービス事業運営補助金の減額の兆しはない。
 15、調布市・府中市と共同で運営となっているあさひ苑とちょうふの里は、1床当たりの単価が民間に比べて高いのに、その高いままの状態でとまっている。
 16、社会福祉協議会にいる学童保育所指導員の人件費は下げる一方で、社会福祉協議会に常務理事として天下っている市職員OBの人件費は下がっていない。下は削るが上は削らないという姿勢はおかしい。
 17、環境学習の名のもとに実施されるエコミュージカル、交通安全の名のもとに実施されるつどい事業の際の芸能人のショーなど、そもそもやることに意味があるのか疑問を感じる事業が残っている。
 18、退去者数が入居者数を上回る状態なのに、SOHOの新規施設整備に補助を出している。
 19、学校の校長が、交際費という税金を使って、地域団体の新年会に参加する事態が発生している。
 20、校庭芝生化につき、全校整備が完了したら、維持管理に4,000万円を超える支出が想定されるのに、中断していない。
 21、学校ホームページにつき、更新回数が判明しないという信じられない状況のまま、毎年800万円を超えるコストがかかってしまっている。
 22、SNSは民間で幾らでもあるのに、「かきしぶ」の運営というだけで82万円を超える費用が発生してしまっている。
 以上の指摘は、代表質疑及び決算審査特別委員会の場で指摘したことである。
 決算審査とは、可決された予算が適正にかつ効果的に執行されたかを審査することを指す。今まで述べた指摘から明らかなように、25年度の予算が適正にかつ効果的に執行されたとは言えないことは明らかである。市はこれらの指摘を真摯に受けとめ、次年度予算案に反映されたい。
 以上より、本決算議案に反対する。


◯委員(緒方一郎君)  平成25年度決算討論。市議会公明党を代表し、平成25年度三鷹市一般会計に対する討論をさせていただきます。
 当該年度、市政運営に当たっては、「都市再生」と「コミュニティ創生」を進め、「第4次基本計画の着実な推進」と「行財政改革の更なる推進」を捉え、セーフティーネットを確保しながら多様な市民ニーズに対応し高環境・高福祉のまちづくりを進められました。
 「都市再生プロジェクト」では、井の頭・玉川上水周辺地区複合施設(仮称)整備における基本設計・実施設計を進められ、牟礼コミュニティ・センター体育館耐震補強工事、第五小学校、南浦小体育館実施設計で防災拠点の整備が拡充されました。
 「コミュニティ創生プロジェクト」では、市内6つ目の「三鷹駅周辺地区」の地域ケアネットワークの設立、7つ目の「大沢地区」の取り組み、見守りネットワーク事業の推進、買い物環境整備の拡充等で新たな支え合いが拡充されました。下連雀六丁目防災広場整備では、防災の側面から地域の新たなきずなが確立されました。
 「子ども・子育てプロジェクト」では、引き続き課題となっている保育所待機児童解消への新たな3園への新規開設支援、乳児家庭全戸訪問事業による不安・孤立解消、三小・高山・井口の3つの学童保育所整備による拡充も進みました。
 「健康長寿プロジェクト」では、待望の高齢者肺炎球菌ワクチン接種の一部助成が実施され、多くの高齢者の安心につながりました。
 三鷹市版のスマートシティー化とも言えるエコタウン開発奨励制度によって「大沢三丁目計画」、「中原一丁目プロジェクト」の認定を行い、「サステナブル都市の推進」がなされました。
 「地域活性化プロジェクト」では、待望久しい南部図書館が整備され、幼児から高齢者までが快適に過ごせる施設としていただき、開館準備から、多くの図書館サポーターとの協働で、図書の配架やガーデニング整備などの参加により協働による、新しい智の拠点となりました。
 「プログラム言語Rubyの活用」、「フィルムコミッション設置」による三鷹市の魅力発信においては、今後のにぎわいにつながることを期待したいと思います。
 また、何よりも戦後70年を前に積極的に推進された戦争体験のアーカイブ化事業は、全国の先駆的モデルとなり得るものと評価いたします。
 その上で、これからの施策が期待される、新川防災公園(仮称)整備事業関係については、市内業者への発注を優先し、市民全体で築いた防災公園にするべく、さらなる関係機関での取り組み、2、支援教育において三鷹市が進めてきた情緒通級の継続、3、安全安心のまち三鷹の強化として、民間青色パトロール車運行の周知・公募による拡充の取り組み、4、避難者行動要支援者事業の取り組みに当たっての、災害時要援護者支援事業の課題等を踏まえ、量的に拡大しマッチング等の人的支援の拡充、5、オンデマンド交通のさらなる調査検討を進めるとともに、既存コミュニティバスルートの見直しに努め、交通不便地域での早期解消への取り組み、6、買物環境整備事業のさらなる推進で、より広いエリア市民の利便性向上の取り組み、7、都市型水害対策事業に当たっての、何度も床上・床下浸水が起こっている箇所についての転居支援も含めたスポット的な対処の研究・検討等の早急な対応を望みます。
 平成25年度、リーマン・ショック等の影響をまだまだ抱える中、多くの市民の声に耳を傾け、市を挙げての果敢な取り組みを評価し、今後も不断の努力、運用・運営にしっかり取り組んでいかれることを要望し、本決算一般会計の賛成討論といたします。以上。


◯委員長(田中順子さん)  続きまして。


◯委員(石原 恒君)  平成25年度一般会計歳入歳出決算について、三鷹市議会民主党を代表し討論する。
 当該年度において「都市再生」と「コミュニティ創生」をさらに進め、持続可能な未来に向けて「三鷹の価値」をより高めていく年度として位置づけた。そして「第4次三鷹市基本計画の着実な推進」と「行財政改革の更なる推進」を基本として全庁挙げて取り組まれた年度であった。
 また、三鷹らしい取り組みとしては、市民と協働で企画・運営を行う「ワーク・ライフ・バランスのための民学産公協働講座」を実施するなど男女平等参画施策も推進した。
 東京都からの事務権限移譲に関しては、十分な事務の引き継ぎを行いつつ、市民サービスのさらなる向上に努めるなど、地域主権の確立に向けた取り組みを進めた。
 当該年度においては、市税収入がリーマン・ショックの影響を受ける前の平成22年度の水準まで回復していないが、今後とも市民のセーフティーネットを確保するとともに、多様なニーズに対応し未来に向けた施策を実施されることを要望する。
 そして当会派からは、当該年度の決算審査を通じて、以下の点に努めることを要望する。1、庁内プロジェクトチームを推進しつつ庁内の関係部署の連携を強め、市民に寄り添ったサービスの拡充に努めること。また、可能な限り庁内プロジェクトチームの透明化に努めること。2、市民が負担する使用料及び手数料については、社会情勢の変化や利用者の利用状況を勘案し、当初計画どおりの投資効果が得られない場合には、柔軟に見直しの検討を行うこと。3、東日本大震災当日、駅前コミセン、連雀コミセンが帰宅困難者の避難所となった。帰宅困難者対策を目的として整備した三鷹駅前WiFiについては、まずは駅前コミセンまでエリアを拡大するよう検討すること。4、これまで東児童館、西児童館では古い遊具や備品を清掃や補修をしながら大切に使用してきた。しかし、近年ほころびも激しくなり、安全衛生面から見ても限界に来ているものも多々ある。遊具や備品の状況を直接見て、児童館職員の声を聞いた上で更新計画に反映するよう努力すること。5、ゲートキーパー養成講座の受講対象者を市職員から市議会議員そして関係諸団体にも働きかけ、受講者の拡大に努めること。6、成人を祝福するつどいについては、あらかじめ参加者を把握した上で席の確保をするとともに、参加したくても参加できない方にも配慮することを念頭に入れ、実行委員会として協議し対応を図ること。7、公立小・中学校の先生には災害対策用のヘルメットが全員整備されている。児童・生徒の命と安全を守るため、折り畳み式防災ヘルメットを児童・生徒全員分整備するように早急に検討すること。
 以上のことを申し添えて、今後とも先進的・創造的な三鷹市であり続けることを強く要望し、本決算に賛成する。


◯委員長(田中順子さん)  これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第35号について、お手元に御配付の附帯意見を付し、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手多数であります。よって、本件は原案のとおり認定されました。
 続きまして、議案第36号 平成25年度三鷹市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。


◯委員(半田伸明君)  国民健康保険制度は、当初の制度設計で予定した加入者構造とは異なる状況が生まれていることは予算審査時に指摘した。保険給付対象者が多い保険というのは、そもそも保険として成立しない。だから、一般財源からの繰り入れをしなければならない。多くの矛盾を抱えたまま制度維持されている以上、論点としては一般財源からの繰り入れをどう判断するかに絞られる。
 質疑の過程で、一般財源からの繰入比率につき、24年度に比べ上昇していることが判明した。近隣他市と比較しても納得できるものがある。このレベルでの繰り入れを今後も期待し、予算審査時に指摘したことが決算時点である程度反映されたと判断し、予算案には反対したものの本決算議案には賛成する。


◯委員長(田中順子さん)  ほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第36号について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手全員でございます。よって、本件は原案のとおり認定をされました。
 続きまして、議案第37号 平成25年度三鷹市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第37号について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手全員であります。よって、本件は原案のとおり認定されました。
 続きまして、議案第38号 平成25年度三鷹市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。


◯委員(半田伸明君)  介護サービスは、本来、介護保険収入で事業運営を行えるようにするのが当たり前であり、予算審査時に、どんぐり山の運営の見直しを市側から図っていく必要があると指摘した。また、指定管理料の算出が適正か否か、民間と比べてどうなのか、より丁寧に精査していく必要があるとの指摘をした。質疑の過程で、現場レベルの人件費は下げるも、天下った方の人件費は削減していない事態が判明した。いわば下は削るが上は削らないということであり、このような状況で指定管理料が適正であったと判断することは困難である。天下りの方の人件費を真っ先に下げ、さらにはそもそも論として天下りを発生させないようにするのが当たり前である。真っ先に見直すべきところを見直さないという姿勢は根本から間違っている。執行に問題があったと判断せざるを得ない。
 以上より、運営の見直しを求めて予算時点では賛成としたが、残念ながら本決算議案は反対する。


◯委員長(田中順子さん)  ほかにございますか。


◯委員(石原 恒君)  平成25年度三鷹市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算について、三鷹市議会民主党を代表し討論する。
 三鷹市では、高齢者の皆さんができる限り住みなれた地域で自分らしい生活を続けられるように地域密着型のサービス体系を整備してきた。
 安定的に介護サービスを維持していくため、老朽化の進んだ「けやき苑」や「どんぐり山」については、当該年度、施設の大規模改修工事を行ったことは評価できる。
 その上で当会派からは、市内高齢者施設において職員数定数に対する充足率を把握し、安定的に介護サービスを維持できるよう、国・東京都に職員の処遇改善を要望することを申し添えて、本決算に賛成する。


◯委員長(田中順子さん)  ほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第38号について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手多数であります。よって、本件は原案のとおり認定されました。
 議案第39号 平成25年度三鷹市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。


◯委員(半田伸明君)  24年度予算は介護保険料の増額を前提としたものであり、最低所得層にも10%の大幅値上げとするなどの負担増があるのは問題だと我が会派は反対した経緯があり、25年度予算審査時に、低所得者・世帯に対する保険料軽減制度は拡充されていないと問題提起をした。質疑の過程で、25年度新たに低所得者・世帯に対する保険料軽減制度の拡充がなされていないことも明らかになった。
 よって、本決算議案に反対する。


◯委員長(田中順子さん)  ほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第39号について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手多数であります。よって、本件は原案のとおり認定されました。
 議案第40号 平成25年度三鷹市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。


◯委員(森  徹君)  それでは、後期高齢者医療保険は2008年、当時の自公政権によってスタートしたが、当時からこの保険制度そのものが高齢者の立場に立ったものではなく、病気にかかりやすく治療に時間がかかる高齢者75歳以上を別枠にするというもので、当時この制度に反対する世論と運動が参議院で廃止法案を可決させています。
 高齢者を年齢で命を差別する医療制度は、民主主義国家の保険制度として認められないし、後期高齢者医療保険制度を直ちに廃止し、安心して医療にかかれる制度の確立こそ、今後の方向です。
 三鷹市は国に対し、この医療制度の廃止を働きかけることを求め、本予算に反対します。以上です。


◯委員(半田伸明君)  予算時に、「国民健康保険制度そのものが多くの矛盾を抱えているのに、その一部だけ切り取ってみても、保険制度として成り立たないことは明らかである。国民健康保険の場合は、一般財源の繰り入れで何とかなるという側面があるが、後期高齢者医療については、広域化されてしまっている以上は、三鷹市としていかんともしがたいという現実がある」と指摘した。この現状は何ら改善されていない。そもそも年齢で区分する制度は問題である旨、かねてから指摘をしてきているところである。やはり、この制度は廃止するしかないのである。
 よって、本決算議案に反対する。


◯委員長(田中順子さん)  ほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第40号について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手多数であります。よって、本件は原案のとおり認定されました。
 以上で決算に関する議案の審査は全て終了いたしました。
 決算審査特別委員会審査報告書は、次回に正副委員長案をお示ししたいと思います。なお、先ほど付されました附帯意見につきましては、若干の字句の修正等、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認をさせていただきます。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、9月26日金曜日、午後2時より開きます。文書による通知はいたしませんから、さよう御了承願います。
 そのほか、何かございますか。


◯委員(緒方一郎君)  決算委員長に対して申し入れをさせていただきます。

                    申し入れ書
 田中順子決算委員長様
                                     市議会公明党
 下記の内容について申し入れます。
                      記
 1、決算及び予算委員会の答弁予定担当者については、別室での待機を含め、必ず出席をさせること。これについては議長に対して。
 2、残時間タイマーについては答弁席全体から見ることのできるよう、議長、事務局長席の後方等、上手奥の場所を検討すること。これは議会事務局に対して。
 3、照明の点灯や空調の調整等は開会前及び休憩後の再開を含め、小まめにチェックすること。これは議会事務局に対して。
 4、審議中の全員協議会室においては、全てのICT機器の持ち込みと使用を禁ずる旨、傍聴規則及び傍聴者への注意書きの追加を含め、再度徹底すること。これは議長に対して。
 以上の件につき、検討及び適切なお取り計らいをお願いいたします。以上。


◯委員長(田中順子さん)  今、4点ほど申し入れをいただきました。それぞれ関係先といいますか、議長でありましたり事務局に対してということになるかと思いますが、それぞれにきちんとこちらのほうからお伝えをいたしまして、今後の対応、それぞれ考えていただくようにお願いしたいというふうに思っております。よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、これをもちまして本日の決算審査特別委員会を散会させていただきます。大変お疲れさまでした。ありがとうございました。御苦労さまでございます。
                  午後4時22分 散会