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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成26年まちづくり環境委員会) > 2014/11/04 平成26年まちづくり環境委員会本文
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2014/11/04 平成26年まちづくり環境委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(吉野和之君)  ただいまから、まちづくり環境委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩



                  午前9時31分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時33分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 生活環境部報告、本件を議題といたします。
 それでは、本件に対する市側の説明を求めます。


◯生活環境部長(清水富美夫君)  おはようございます。本日、生活環境部からは2件行政報告ございますので、順次御報告させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  おはようございます。それでは、資料1、ア、セアカゴケグモの対応について御報告させていただきます。平成26年9月25日に市内下連雀九丁目で特定外来生物に指定されていますセアカゴケグモが東京都福祉保健局及び環境局より確認がされましたので、東京都とともに連携して対応してきました経過等を御報告させていただきます。
 (ア)、経過でございます。9月24日水曜日の夕刻、東京都多摩府中保健所からセアカゴケグモらしきクモを市内で発見したという連絡が入りました。私ども、直接保健所に行きまして状況を確認したというのが24日の夕刻でございます。
 25日木曜日に、庁内でそれを受けまして、セアカゴケグモ対策連絡会議(第1回)を立ち上げて協議を行いました。午前中に、同時に下連雀ひかり児童遊園、下連雀鷹の子児童公園を保健所と合同で調査を実施しまして、その際に下連雀ひかり児童遊園で十数匹確認をし、駆除及び消毒を行ったという経緯でございます。一方で、下連雀鷹の子児童公園では確認されませんでした。
 別紙1をちょっと見ていただきますと、その場所が確認できますので、あわせてごらんいただければと思います。下連雀九丁目の下連雀ひかり児童遊園、この北側にありますベルディオ三鷹レジデンスという、このマンションのところで最初の1匹が見つかったということでございます。
 また、ちょっと資料1のほうにお戻りいただけますでしょうか。夕刻、東京都がこの24日に確認したクモを環境省のほうに送りまして、環境省のほうで確認、同定をしたということなので、そこで東京都がプレスリリースを行いました。こちらが別紙2になります。別紙2、都内におけるセアカゴケグモの確認について。こちらも同様の内容なんですが、一緒に同日24日に発見の状況を確認して、クモを持ち帰ったと。環境省に同定を依頼した。あるいは、発見時の状況として、マンションの庭でマンションの住民の方が通報された。あるいは、3の都及び市の対応については、マンションの管理組合に対して注意喚起を行う。あるいは、私どもに情報提供をいただいて、周辺の公園の調査あるいは駆除を行ったということでございます。東京都のホームページにも注意喚起をしておりますし、資料1のほうにも書いてありますけれども、市のほうでもホームページ、ツイッター、安全安心メール等で情報発信をしてございます。こちらについては、市で行ったホームページの内容を記載したものの写しを別紙3としておりますので、こちらでは市内で確認されたという第一報のこと、それから東京都の問い合わせ先、2ページ目には私どもの、市の問い合わせ先、あるいは関連リンクとしまして、どういったものがセアカゴケグモ、ハイイロゴケグモなのかというような環境省のホームページのリンク、あるいは東京都のリンクを載せてございます。
 別紙2のほうを、済みません、ちょっと漏らしましたので、別紙2の東京都のほうのプレスの中に、2ページにセアカゴケグモの写真が載っかってございます。ちょうど背中のところが、真ん中が赤くなっていまして、腹と言われているおなかの部分に砂時計状の赤いマークが記載されているのが特徴というふうに聞いてございます。
 3ページ目にも、こちらは環境省が出しているセアカゴケグモ・ハイイロゴケグモに御注意くださいという案内のものもあわせて添付させていただいていますが、背が赤い特徴、それからハイイロゴケグモでも、おなかのほうにちょうど砂時計状の赤いマークがある。
 あるいは、4ページのところをごらんいただきますと、ちょうど日本列島の地図がございまして、セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモが確認された自治体、全部で36自治体。この時点での9月25日現在での自治体数でございますが、36自治体。東京都もここで両方見つかったという部類に入っています。近隣の埼玉県あるいは千葉県、神奈川県でも同様に見つかっていますので、東北から沖縄まで確認をされているというような状況になってございます。
 また資料1のほうにちょっとお戻りいただきますと、26日以降の対応を記載してございます。9月26日金曜日に、下連雀ひかり児童遊園及び近隣の公園13カ所に注意喚起の看板を緑と公園課により設置していただいています。それは、別紙1の裏側に御注意という、こういった別紙1の裏面、2ページ目になりますけれども、こういったものを、公園でセアカゴケグモが確認されましたと、発見した場合はさわらないでくださいというような注意喚起の看板を周辺の公園13カ所に張ってございます。
 それから、と同時に、26日午前中に下連雀ひかり児童遊園の周辺の側溝等を保健所と合同で改めて調査をしています。これも別紙1の地図のところに黒いぽっちがあるところの側溝のポイントと、それから色を塗ったところ3カ所、1班、2班、3班という、3班に分かれて調査を行ったんですが、この色を塗った道路の周辺の側溝の調査を行っています。ちょうど2班と書いてあるところの下の南側のところに赤い丸ぽちがついているところがありますが、ここで1匹セアカゴケグモが確認されてございます。ですから、マンション、児童遊園、それから、この側溝という、このとりあえず3カ所が今のところ発見されている場所になってございます。
 調査箇所としましては82カ所、消毒としては念のため14カ所を行っています。その後、また午後になりますが、このひかり児童遊園の中でクモ1匹と卵のうという卵3個が改めて見つかっています。後日、東京都等にお願いをして確認をして、クモと卵であることを確認しています。この日に学校、保育園、学童保育所等への連絡もしてございますし、注意喚起を促すことも既にこの同日行っています。
 それから、27、28日が土日に当たりましたので、市民の皆様のお問い合わせ等に対応するために環境政策課と健康推進課で相談窓口を開設してございます。29日にも、この今までの対応について理事者に報告する、あるいは今後のことについても庁内で30日には改めて協議をしています。
 30日以降なんですけれども、基本的に市民の皆様からのお問い合わせはあるんですけれども、その以降のクモの発見はございません。その後、ひかり児童遊園、最初のうちは毎日必ず確認に行って、最近ではある程度もう確認ができていないので、1週間に1回程度の調査・確認をしているところです。
 この間、9月25、26日の同日でセアカゴケグモ対策連絡会議というのを5回開催してございます。資料1の裏面を見ていただきますと、今後の対応ということで、実は東京都から10月10日以降の対応について連絡がございました。これ、別紙4を同時に見ながら御説明をさせていただければと思うんですが、東京都の環境局自然環境部計画課緑施策推進担当課長名で来た文書、事務連絡になりますが、セアカゴケグモ対応における連絡体制等について。
 三鷹市が発見されたことを受けて、他市の状況も含めて、東京都の方向性を、こちら示していただいたものですが、クモの確認──この間、セアカゴケグモらしきクモが見つかったとか、捕まえたという御連絡があって、当初はそれを確認をしたり、東京都に連絡をしたりしてきたんですけれども、大体幸いにして違うクモであったということで、私どももほっとしているところなんですが。
 今後、東京都もある程度、10月10日ぐらいになった段階では、都内にセアカゴケグモがいるというような、そういうような状況の中で対応をするというふうに方向転換をしまして、もしかまれたとき、これは医療機関等に行っていただくこともそうなんですが、それが本当にセアカゴケグモかどうかによって医療の対応も変わってくるだろうということで、かまれたときには連絡をしてください。そのときには、そのクモをできれば殺していただいて、それを御持参いただくか、写真を撮っていただいて送っていただくか等々で同定をすることが可能なので、そういったことを東京都環境局を通して対応をしていただく。それと、大量に見つかった、何十匹も見つかったというときには、それがセアカゴケグモらしいクモであるということが確認できて大量に見つかったときは、私たちを通じて環境局のほうに同定、確認をしていただく、そういうようなルールになってございます。
 それから、見つけたということに関しては、実際に市民の方に──いわゆる殺虫剤で十分対応ができますので殺していただいて、それをなるべく手でつかまないように、割り箸とかでつかんでいただいて、ビニール袋に入れてごみとして出していただくようなお願いをしてございます。
 それから、当初より環境政策課及び健康推進課の窓口にセアカゴケグモの注意喚起のパンフレットを配置して資料提供とか説明を行っています。資料1のところのその他になりますけれども、そこに電話対応の件数を記載させていただいています。市民の皆様からの対応、25日、テレビ等の報道等もありましたので、皆様非常に関心が深くて、25日木曜日には1件だったものが、26日金曜日、報道等の影響で33件お問い合わせがありました。9月27日にはある程度落ちついて3件、28日、ゼロ件、29日──またこれも新聞報道等をされると、数件のお問い合わせ等が多くありますが、最初の33件の内訳が大体どこの場所なのか。下連雀というようなことで、皆様、どこの場所なのかということを非常に確認をしたいということでお問い合わせがありました。
 私どものほうとしては、下連雀九丁目のひかり児童遊園であるというようなことをお伝えしています。ああ、そこであればということで、意外と安心してというか、じゃあ、そこには当分行かないようにみたいな、そんなような配慮をしていただいたようなことを伺っています。
 10月1日から19日に関しましても、大体12件程度のお問い合わせがありましたが、こちらは先ほども御報告させていただいた、似たクモを発見しましたとか、あるいはどういう対応をしたらいいのかというようなお問い合わせがほとんどです。本日までの時点でもセアカゴケグモにかまれたという連絡はございません。ここで10月20日以降、11月3日までの市民のお問い合わせというのは5件ございますが、同じような対応をしているところでございます。私のほうからの報告は以上です。


◯都市農業担当課長(木村俊文君)  おはようございます。私のほうからは、資料2のイ、中原市民農園の閉園について御説明させていただきます。
 まず経過ですけれども、平成11年から土地所有者の御協力によりまして開園しておりました中原市民農園について、本年の9月、当該所有者から返還してほしい旨の申し出がありました。それで、私どもで検討の結果、返還に応じることとしまして、中原市民農園を閉園することといたしました。裏面に地図がございますので、ごらんください。中原小学校の西側になります。面積としては3,413平米、85区画の市民農園になります。
 表に戻っていただいて、2の返還申し出の理由ですけれども、所有者の方が今後の農業経営ですとか相続を見据えまして、当該用地につきまして将来的な利用の方法を検討したいということから返還の申し出がございました。
 3、返還のスケジュールですけれども、土地所有者との賃貸借契約の解除日ですけれども、平成26年の11月末日を予定しております。市民の利用期限につきましては、原則賃貸借の期間に合わせまして11月末日とさせていただきますけれども、土地所有者の御厚意によりまして、希望者につきましては年内いっぱい、片づけですとか収穫を年内いっぱいはできるということになっております。
 それから、(3)としまして、利用料の返還ですけれども、年額1万8,000円をいただいているところですけれども、秋冬物の野菜の栽培に支障が出るというようなことを考慮しまして、半額の9,000円を返還させていただきます。
 (4)の原状回復工事ですけれども、これも土地所有者とちょっと協議させていただきまして、なるべく市民の方が長く使えるようにということで、本来ですと原状回復工事をしてから返還というようなことになるんですけれども、これを1月に工事をさせていただくということで御了解をいただきまして、年が明けてから工事をさせていただくことになっております。
 それから、利用者への説明等ですけれども、利用者の方、85人いらっしゃいますけれども、個別に文書でお知らせするとともに、また、直接お電話で閉園について御説明をさせていただきました。また、10月4日の土曜日に中原地区公会堂におきまして閉園の説明会を開催させていただきました。当日、23組、24人の方がお見えになっております。いろいろ説明させていただきまして、御意見をいただきながら、御理解と御協力をお願いしているところです。
 5番としまして、今後の対応ですけれども、中原市民農園がなくなると──ほかに、下のほうに参考に書かせていただいておりますけれども、大沢市民農園と井口市民農園があるわけですけれども、西のほうにちょっと偏ってしまうというようなことから、中原周辺の代替用地の確保に努めるとともに、老人レジャー農園など、他の施設との連携を検討していくというふうに考えているところです。私からは以上です。


◯委員長(吉野和之君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(赤松大一君)  よろしくお願いいたします。まず、セアカゴケグモのほうからお聞きいたします。まず、このセアカゴケグモの今回の当該の地域に来た経路といいますか、その辺の検証といいますか、されているのか。東京都のほうの文書を拝見すると、可能性としてコンテナ等についてというふうに御説明いただいているんですが、今回のこの下連雀等に出たセアカゴケグモもやはりコンテナ等にくっついて来たのかとかっていう可能性があるのか、お聞きいたします。
 もう一つ、あと、このセアカゴケグモの行動範囲といいますか移動範囲。今回、消毒とか調査に関してはこの周辺していただいたんですが、市内全体と考えたときに、どの辺まで、今回のこのセアカゴケグモが移動する可能性があるのかということをお聞かせいただければと思います。
 あともう一つ、注意喚起の中で、かまれないように注意してくださいという注意があるんですが、例えば死んだセアカゴケグモを発見したときには、毒性といいますか、かまれない限りはさわっても大丈夫なのか。基本的にさわるときは手袋等になるかと思うんですが、例えば間違えて死んでいるものを素手でさわってしまっても大丈夫なのかということをお聞かせいただければと思います。お願いします。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  コンテナ等の可能性と書いてある部分で、例えば宅配便とかの、例えば九州とかの非常に多く発生しているところが、ある市では1万匹、1年間に発見されたとかっていうホームページでも確認しているところがあるんですけれども、そういった地域から、例えば宅配便の中の段ボールの中にくっついて移動するとか、いろいろな可能性としては考えられる。オーストラリアのものなので、オーストラリアから最初は多分コンテナで来たものであろうということは想像がつくんですけれども、そのほかいろいろなところに、今日本各地にいるというふうに聞いていますので、そういったところから引っ越しのケースだとか、いろいろなケースで来るという可能性があるという程度で、私どもも確認をしているところです。ただ、現実、このマンションの1匹がどういう形で入ってきたのかというところまでは、ちょっとやはり追いかけることは難しいということです。
 それから、行動範囲につきましては、クモ自体がそんなに動くものではないというふうに思っているところがありまして、一応先ほど御報告しました周辺、道路関係、非常に、側溝とか、暖かいところで暗いところが好きということなので、そういったところを中心に公園も含めて確認をしていますが、この周辺の3カ所しか今のところ確認がされていないので可能性としては少ないだろうということなんですが、本来ここのマンションで発見されたもの以外でも、場合によったら都内、あるというふうに想像できますので、行動範囲はそんなに多くないんですが、人とか、あるいはほかの、例えば自転車のところにくっついて移動するとか、いろいろなケースは考えられますので、移動の可能性もやはりあるんではないかというふうに思っています。
 かまれたときの──死んだものについては基本的にはかまれないというふうに認識してございますが、死んだ蜂もさわると刺されるとかっていうこともありますので、なるべく実際に素手で対応することのないようにお願いはしていきたいというふうに思っているところです。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。まず移動の件ですが、というか調査に関して、この地域、徹底的にやっていただいたんですが、今度、ほかの市内全体を見回したときに、今後調査というか、先ほど側溝とかが生存している可能性があると御説明いただいたんですが、今後市が全体で順次調査というか、していく検討はされているのかお聞かせいただければと思います。
 あともう一点、済みません、暖かいところを好むと御説明いただきました。逆に、今度、これからの季節になるとどんどん寒くなってくるかと思いますが、その上において、例えばこの気温においてセアカゴケグモが出ないという可能性というか、勝手に寒くなると死んでいっちゃうとかいうことがあるのか、ちょっと。気候に対応力といいますか、どのぐらい強いものなのか。多少寒くても元気だっていうのか、もしくは寒いとほとんど仮死状態になってしまうとかっていうことがあるのか、ちょっとお聞かせいただければと思います。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  今後、全市的に側溝等を調査する予定は今のところございません。例えば大量に発見されたとか、かまれたとかいうようなケースがあった場合は、またその周辺を確認していきたいと思いますが。東京都さんの話ですと、三鷹が発見された後──たしか江東区でしたか、でも発見されたとか、神奈川県のある市でも発見されたということもありますので、多分都内いろいろなところにいるだろうという認識が東京都さんでもありますので、三鷹市でも一応注意喚起はしてまいりますが、全市的な調査を行うという予定は今のところはございません。
 それから、実際に冬の状況がどこまで──普通寒いと死んでいってしまうんですが、側溝自体が下水の熱だとか、いろいろな熱の関係で越冬をするようなケースも見られるということになっています。ですので、いろいろな暖かいところをうまく探して冬を越えるんじゃないかなという──あくまでもこれは予想でしかないんですけれども、というふうに聞いてございます。ほかの地方でもそういうことを確認しているというケースも伺っています。


◯委員(赤松大一君)  わかりました。やはり注意喚起に関しては継続してしっかりと取り組んでいただく中と、あと一番大事なのは、最初の初期の段階でのさわらないとかいうことが大事だと思いますので。あと、子どもたちがよく集まる場所、今回も公園というところがありますが、あと小学校とかも非常に危ないと、もし発見されると危ないところでございますので、その辺しっかりと注意喚起いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
 済みません、次、農園のほうをお聞きいたします。今回丁寧に御説明いただきまして、利用者に電話での御説明、文書での説明、また、地区公会堂での説明会という形でやっていただいておりますが、具体的にどういう御意見があったのか、ちょっとここでお聞かせいただければと思います。
 あと、地権者に返還の際の、これ天地返しでよろしいんですかね、1月に予定されておりますが、これ、どのぐらいかけてやられるものなのか。あわせて、もし可能ならば、これ、どのぐらいお金かかるのか、お聞かせいただければと思います。
 あと、やはり大事なことは、利用者の注目があるのは代替用地はどうなっているのかと。確保に努めますと御説明いただきましたが、今現状、具体的に今どの辺まで代替用地確保に向けて話し合いとか、候補地とか、もしくは全くまっさらな状態か、お聞かせいただければと思います。以上です。


◯都市農業担当課長(木村俊文君)  まず、市民の皆さんから具体的な御意見ということですけれども、基本的には2年契約で貸し出しをしているものですから、それを1年未満でお返しするということで、その辺がちょっと、半分以下でお返しするということで、丁寧な説明はしておりますが、その辺がどうなのかなという御意見。
 それから、秋冬物がここで大体植えつけをするのが8月から9月というようなことのものもあるというようなことで、もう少し早くお知らせいただけなかったのかという御意見をいただきました。ただ、これは9月の後半になって所有者の方から返還の申し出がありましたので、ちょっとそれは難しかったということは御説明させていただきまして、御納得いただいているところです。
 あと、それから、当初、利用料金につきましては、10月返還を希望される方、11月返還というような方につきましては、11月までは6,000円を返還、10月末でも返還を希望されるという方については7,500円というようなことで御説明させていただきましたが、6月にひょうの被害もあって、なかなかことしはうまく夏野菜もとれなかったというようなことがありまして、もう少し返還金──お金の問題じゃないんだけれども、その辺、何とかならないのかというような御意見もいただきまして、ここでそういったことにも配慮いたしまして、半額を返還させていただくというようなことで回答しているところです。
 それから、工事期間に関しましては、工事を始めれば、そんなに、1週間以内で終わる工事になろうかと思います。金額ですけれども、これにつきましては大体数十万円かかります。当初予算化していないものですから、中の予算のやりくり、これから財政当局とも予算化については流用で可能なのかどうか、その辺のところは財政課と協議していきたいというふうに考えております。
 それから、代替農地等確保につきましては、今それに見合うような農地をちょっとピックアップさせていただいて、これから所有者等、具体的に当たってみようというふうに考えているところです。それからまた、JAさんとも連絡をとりまして情報提供をいただけるものはいただいて、協議をしていくというふうに考えております。以上です。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。まず今御説明いただいた、その説明会のときに、要は種植えっていうか、作付のタイミングの御意見があったとお聞きしたんですが、これ、今後、中原が閉園になって、あと2園、今現状として残っているんですが、やっぱり契約の際にその辺もしっかりと、今回9月、申し入れがあったと今御説明いただきましたけれども、今後お借りする契約の際に、地権者さんとその辺のタイミングというか、例えばもし返還希望をされる場合は何月までにとかっていうことを入れていくことも、やはり──本来はずっとお借りしていたいんですが、もし、やむを得ず今回のような中原市民農園のような御事情があって返還希望される場合には、その辺の希望の御意見を市のほうに言っていただくのは年の何月ぐらいまでということをしっかりと明記していくことも必要かと思いますが、その辺お聞かせいただければと思います。
 あと、済みません、代替用地、今JAとまたピックアップしていただいているということなんですが、やはり今回のこの85人の方、例えば多少、何ていうんですかね、メリットというか、要は優先的な何か利点をつけてあげられることが可能なのか、もしくは全く、今回ある意味で返還金をもって1つの契約がこれでなくなりますので、あくまでも全く同じ状態での今度申し込みをしていただくということになるのか。その2点、お聞かせいただければと思います。


◯都市農業担当課長(木村俊文君)  所有者との土地賃貸借契約書では、返還を希望する場合には3カ月前までに市のほうに申し出るものとするということで、一応契約書にはうたっているところです。今回、9月の後半にありましたので、その期間をもって返還するというようなことになります。こういう一定の途中解約の契約をしておきませんと、なかなか貸していただけないということもありますので、ここはちょっといろいろ担当者としても悩ましいところなんですけれども、契約書上は、一応希望する日の3カ月前までに市のほうに申し出るものとするということにのっとった内容となっております。
 それから、代替用地のほうですけれども、なかなか見つけるのはハードルが高くて大変なところですけれども、もし適当なところが見つかれば、今回の85人の方につきましては何らかの優先的な対応ということもちょっと検討をしたいというふうには考えているところです。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。先ほどの賃貸契約、家にしてもそうですし、解約申し出の場合、3カ月前とか、2カ月前とかありますが、契約書に関しては3カ月前という形でうたっていただいて、今回の事例に関して全くは問題ないかと思いますけれども、やはりできれば、先ほど言った利用者さんの、せっかく大事に育てようと思っているものに対しての影響が多少考えられることもありますので、その辺に関してはしっかり契約の際に、文書でうたうというのは非常に難しいかと思いますが、その辺の御配慮もいただきたいという趣旨を、しっかり土地をお借りいただく方に対して、できれば申し入れをしていただきたいなと思います。
 あと、優先に関しては、本当にまずは代替地の確保が第一でございますが、その辺も今御検討をいただくことを最優先で、今回85名の方、契約が切れるということもありますので、しっかりその辺の優先に関して今検討していきますと御答弁いただきましたけれども、その辺も最優先でちょっとお考えいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。以上で終わります。


◯委員(緒方一郎君)  よろしくお願いいたします。まず最初にクモのほうですけれども、市民の方から寄せられた問い合わせの件数の中に、私ども議員からの問い合わせの数も入っているんでしょうか、というのが1点です。
 市民の方からの問い合わせを引き継いで、代理でお聞きしたことも、せっかくのことなので議事録に残していただきたいこともありますので、再度ちょっとその後の対応を確認したいと思います。先ほど持ち込まれた原因ということについて、植栽業者がこの当該の公園のいじくりというか、植栽をいじっていたということで、その業者が土や何かと一緒に持ってきたんじゃないかという問い合わせに対してのお答えをもう一度お願いしたいと思います。
 それから、マンション内の消毒──マンション内にも草木等が、公園があるわけですが、個人のお宅のお庭と公共の部分がございまして、マンション内からも、そちらも消毒・駆除をしてもらえないか、調査してもらえないかという声があったんですが、私の範囲でございますので、その辺の対応についての基本的なお答えをお聞かせください。
 それから、マンション内外の犬や猫を飼っているお宅から、消毒をした後に公園を散歩させても大丈夫なのかというお問い合わせがありました。これに対してのお答えをお願いします。
 それから、当初、新聞報道が「九丁目」まで行きませんで「下連雀」ということがございましたので、その範囲についていろいろお問い合わせが、先ほど御説明ありましたとおり、ありました。一番多かったのが、井の頭公園なのかという話がありまして──都立公園ですね、井の頭公園とか、ほかの都立公園についての点検や連携はされたのでしょうか。
 それに関連してなんですが、当初、乳幼児等々がさわるのが危険だということがあったんですが、井の頭公園であれば、我々高齢者も朝の体操に行っているよということで、高齢者に対しても目を向けてもらえなかったのかということもありましたので、その辺の対応。
 それから、実際に翌日でございましたっけ、南浦小が集団下校されましたけれども、近隣の小学校、あるいは保育園、幼稚園の対応についてお教えいただきたいと思います。
 それから、今後の課題といたしまして、一部で風評被害といいますか、さっき近寄らないという話──じゃあ、マンションなんか住んでいる人はどうなんだという話があって、報道の仕方とかいろいろあるんですけれども、告知、広報、それから場所について、今回から得た教訓についてお話をいただきたいと思います。
 それから、最初に発見されたのは雄だったんでしょうか、雌だったんでしょうかということがありました。というのは、1匹だけじゃないぞと。ことわざにも言うようにクモの子を散らすようにと言うんだから、雌がいたら、そこで何十匹と排卵しているはずだというような話があって、そうした実際の現状というか、学術的なことについてもお聞かせいただきたいと思います。
 続いて市民農園のほうでございます。この中途解約につきましては、今契約書上については3カ月前にということがあったわけですが、何年契約で自動更新、あるいは1年前にその翌年のことを言う、その辺の部分をちょっと教えてください。
 それから、今度この農園を使用される方の要項については、例えば3カ月前にということがあれば、急に3カ月前に閉鎖されることもあるということは明記されているんでしょうか。これ、連動しておかないとおかしいんじゃないかと思うんですね。
 それから、この契約の仕方なんですが、資料2の経過の3行目のところに、「返還に応じる」っていう言い方があるんです。確かに申し出に対して応じるなんですが、御厚意でもって御協力いただいて借りているのに、応じるっていう言い方は、何か上から目線のようなことがあるので、行政用語上でお返しするとか、何かそういうことにはならなかったのかというのをちょっとお聞かせいただきたいと思います。以上です。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  先ほど問い合わせ件数につきましては、議員の皆様からもいただいているものについては入ってございます。マスコミについてはちょっと外してございます。
 それから、幾つかの部分については、済みません、緑と公園課に係ることなので、後ほど緑と公園課長のほうで回答していただければと思っておりますが、乳幼児、高齢者の対応ということなんですが、かまれたときにはやはり乳幼児、高齢者、あるいは病気の免疫の関係の薬を飲んでいらっしゃるとか、そういう方には若干症状が重くなる可能性があるということは伺っていますけれども、あくまでもかまれたときの対応としてになりますので、なるべくさわらないという第一原則を守っていただければ、そういう危険性も少なくなるのではないかなというふうに思っています。
 それから、小学校、幼稚園、保育園については、まず小学校につきましては指導課長名で各校長のほうにすぐに連絡が行って、校長から各生徒に文書でこういうことが起きた危険性があるのでというような連絡をしっかりしていただいたというふうに伺っています。幼稚園、保育園についても連絡体制の中で対応をしたというふうな確認をしています。
 それから、教訓──近寄らない、こういったクモ、特定外来生物がいるということをまず認識していただく。そういう意味で、マスコミ──報道機関があれだけ大々的に発表していただきましたので、それによって市民の皆様がそういう認識を得たのではないかなと。当然広報、ホームページもさせていただきましたけれども、クモがいたらさわらないというようなことが御家庭でもお話しになっていただいたと思いますし、それがこういうところにこういうクモがいたよという御連絡を私どもが受ける1つのきっかけにもなったのかなと思っています。そういう意味で、素早い対応というのがやはり今後も必要だろうという認識を持っています。
 それと、風評被害というところについては、今のところ、それに対する影響というのは私どものほうでは受けてはいないんですけれども、多少この公園の近くにビラを配った業者さんがいて、調査しますよとか、消毒しますよというようなことを配った業者さんもいたという情報は得ていますけれども、特にそれが悪徳業者とか、そうではなくて、適正な価格に近いような状況で消毒を心配な方はしますよということを配った方はいるという情報は得ています。
 それから、この確認されたセアカゴケグモなんですが、セアカゴケグモであるというところまでは私ども情報を得ているんですけれども、それが雄であったとか、雌であったとかっていうのが実は正直情報としては得ていないです。例えば発見のときの次の日の公園で十数匹確認されたっていうようなことで、明確な何匹というのが出ていないというのも東京都に確認したんですけれども、殺して持ってきますので、そのときに手足がばらばらになったりとか、やっぱりしてしまうんだそうです。そうすると、特徴があるところは、何匹か──確認できたのが7匹は間違いなく確認できたんだけれども、それ以外については、十数匹持ち込まれた中のプラスアルファというのは多分いるだろうと。そんなようなところもありまして、同定にはある程度注意をしているところはありますけれども、雄雌とか、正確な何匹というところまでは確認はできていない。ただ、セアカゴケグモがいたというのは間違いないということなので、そういうような方向で確認をしているところです。
 あと、私どものほうからすると、犬が、飼っている人が、入っても大丈夫かということに関しては、一応東京都のほうでは特にクモに直接さわらなければ、あと普通の公園の中の植え込みの中とか、あるいは一応そういうところもチェックして、いないというのをずっと確認はしてきているんですけれども、あえて側溝の中に足を入れるわんちゃんも多分いないとは思うので、一般的には大丈夫だろうというふうにお伝えはしているところです。私のほうからは以上です。


◯緑と公園課長(田中元次君)  私のほうから、下連雀ひかり児童遊園内を業者さんが植栽等をいじったという御質問ですね。こちらのほうなんですが、私ども確認いたしましたところ、清掃には入っておりますけれども、木の植えかえ等を近々にやったというような状況はないということで御報告をさせていただきたいと思います。
 また、マンション内の調査なんですけれども、9月26日、27日、両日、26日は私も同行したんですが、保健所の職員の方とともにマンション内の雨水ますの側溝などについて調査をいたしました。その範囲内においては、セアカゴケグモ等の確認というのはされなかったということでございます。26日には、公園で見つかったときには、マンションの入り口の側溝のところでもやはり見つかっておりますので、こちらのほうにつきましては、公園の消毒をしたときに、私どものほうで一緒にマンションの管理会社のほうにお断りをした上で消毒のほうもあわせてさせていただいております。
 井の頭公園というところでの御質問ございましたけれども、井の頭公園を管理しております東京都の西部公園緑地事務所のほうに私どものほうから問い合わせをいたしました。その時点におきまして、既に東京都のほうでも井の頭公園の西園について調査を行って、クモ等の確認はされなかったというような御報告をいただいております。
 あわせて、私ども公園のほうでつけた注意喚起の看板等については、つけるような御用意があるかということも御質問させていただいたんですけれども、発見されなかったということもありますので、都としてはそういうことは考えていないというような御返答はいただいているところでございます。私のほうからは以上です。


◯都市農業担当課長(木村俊文君)  まず1番目の土地賃貸借契約書の3カ月前までの解約申し出に対して、利用者との関係、こちらのほう、どのようになっているかという御質問がございました。これにつきましては、市民の利用者の皆様とは、規約という形で制定しているところですけれども、大変申しわけないんですが、ちょっと契約書のほうと連動がありませんで、利用者の皆様の規約については、そういった途中解約の規定がないということになっております。これにつきましては、今後、大沢と井口のほうが来年度新たな契約になりますので、こちらのほうに向けて改正を検討しているところです。
 ということで、今回につきましては、市民の皆様に御理解と御協力をいただくということで、何とか丁寧な説明を心がけているということでございます。現時点までに、大方市民の皆様には御理解をいただいているというふうに考えているところです。
 それから、説明資料の1番、「返還に応じることとし」という一言ですけれども、これは私がこの資料をつくるときに応じるという表現をしておりますけれども、これはあくまでも土地所有者の方の御協力によりまして開園をしている市民農園ですので、土地所有者の方からの御希望に沿って返還を検討させていただいたということで、ちょっと応じるという表現がふさわしくないなというふうには考えているところです。以上です。


◯委員(緒方一郎君)  ありがとうございます。今回、クモのことについては本当に各部、教育委員会も含めて連携をしていただいて、告知、広報、また、先ほど申しましたとおり、集団下校のような対応もしていただきましたので、ありがとうございます。今後とも、虫、動物、あるいはパンデミック含めて、いろいろな危機対応のぜひ教訓にしていただきたいと思います。
 後で結構ですから、雄と雌はちょっと聞いておいてください。
 それから、中原市民農園のことにつきましてはまさにそのとおりで、これは都市整備部さん、あるいは生活環境部さんも含めて、片方でそうした長期の契約の中での途中解約の条項があるならば、それに応じた形で、それを使っていただく市民の方については文書を点検をしていただいて、訂正をしていただくという方向でお願いをしていただきたいと思います。
 ちょっと1つ答弁漏れなんですが、この農園につきましては1年ごとの更新なんですか、それとも3年単位というような、そういう更新で、1年前に自動更新なのかという点がちょっと抜けておりました。それだけお願いいたします。


◯都市農業担当課長(木村俊文君)  済みません、答弁漏れがございました。契約につきましては、平成26年4月1日から平成28年3月31日までということで、2年間の契約ということになっております。自動更新ではなくて、新たに2年ごとに契約をさせていただくということになっております。
               (「利用者です」と呼ぶ者あり)
 今のは所有者のほうですが、利用者につきましては、同じように所有者との契約に合わせまして2年ごとの契約になっております。


◯委員(緒方一郎君)  これはほかの農園も2年単位なんですか。


◯都市農業担当課長(木村俊文君)  ほかの農園につきましても2年ごとになっておりまして、大沢と井口につきましては今年度末で切れると。今が2年目ですので、新たに4月、来年度は新たなスタートということになります。


◯委員(緒方一郎君)  じゃあ、そうした手続の整合性等について御配慮をよろしくお願いいたします。以上で終わります。


◯委員(栗原健治君)  それでは、確認も含めて。今回セアカゴケグモですけれども、小学校、中学校も対応されたんですか。幼稚園も含めて、幼保も対応されたということで、校長先生に文書でのお知らせなどもしたと。実際に子どもたちに渡した文書で、図柄も含めてわかるような形で行われたのか。小さな子どもはなかなか徹底することは難しいので、親御さんに、どんなクモなのかということを知らせていく徹底が必要なのと、今後も完全駆除するっていうのは難しいというふうに想定できるというふうに思うので、引き続き時期的に何月から何月までに活動が、行動が活発になって、どういう対処をするのか──対処というか、一時的なことではなくて継続的に知らせていくことが必要だと思うので、その点での対応を進めていただきたいと思うんですけれども、今後の対応についてお伺いしたいというふうに思います。
 あと、実際にかまれたケースは今回なかったわけですけれども、かまれたときにはやはり病院に行くっていうことになると思うんですね。各医院がそれに対応することができるっていうことが重要なので、各市内の病院──医院ですね、セアカゴケグモかどうかっていうのもなかなか特定することは難しい部分もあろうかと思うんですが、各医院に対しての情報提供と、それに対しての対応について協議されたのか、その点での対応の仕方ですね。もしされていなければ、どういう対応をするのかというのを確認しておく必要があると思うんですが、その点での状況を教えていただきたいというふうに思います。
 あと、市民農園ですけれども、本当に残念なことで、やっぱり相続の関係っていうことで言うと、法整備が重要だということだと思います。農家の御協力をしたいという方が大勢いらっしゃっても、なかなかそれがかなわない状況があるかと思うので、三鷹市としての課題というか、三鷹市だけでは対応できないこともあるとは思うので、申し入れ──都や国に対しての働きかけをしていただきたいというように思います。
 また、今回残念ながら契約解除されることになった方に対しては、次の機会には優先的な対応を検討したいということで、ぜひそれは今回の件でのデメリットというか、続けられなかったことに対しては一定の配慮をして、次の市民農園ができるっていう状況のもとでは対応していただきたいっていうことで要請しておきたいというふうに思います。
 法整備の点では、こういう課題があるっていうことを、もしはっきりしていれば、確認しておきたいと思いますのと、それについての働きかけについて今後の対応をお伺いしたいと思います。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  幼稚園、保育園等、小学校につきましても、セアカゴケグモ対策連絡会議の中のメンバーで、それぞれ所管課長がメンバーとしておりまして、そこを通じて関係の、例えば保育園、幼稚園等にも連絡が行って対応しているというふうに確認をしています。
 あと、安全安心メールを発信したりとか、あるいは市報でも10月5日号に緊急的な対応として広報させていただいたので、そういう意味では連絡が最終的には親御さん、保護者の方に対応していただく形が多々あろうかと思いますが、施設内、あるいは施設外についても広報等には努めてきてまいりました。御指摘の何月から何月ぐらいまで、多分春先からこの秋口ぐらいまでが非常に動きが活発になる時期になりますので、またその当初のところ、あるいは夏場とか、そういったところには市報等で注意喚起も含めて今後やっていきたいというふうに思います。そういう意味で御意見をいただきまして感謝いたします。
 それから、医療機関に関しましては、健康推進課から三鷹市医師会のほうに連絡をさせていただいて、情報提供をさせていただいて、こういったときには医療機関でどういう対応をするかということにつきましても連絡を差し上げているという確認をとってございます。私からは以上です。


◯都市農業担当課長(木村俊文君)  市民農園としての農地を借りるに当たって法的な整備、課題ですけれども、例えばなかなか生産緑地、あるいは納税猶予等がかかっておりますと、農地の貸し借りが市街化区域においてはできないというような問題がありますので、そういった意味でどうしても市民農園をお借りすると、農地をお借りするということについてなかなか足かせがあるというようなことになります。
 ここの場所につきましても、生産緑地をお借りしているというようなことがありますので、そういった意味では、万が一相続が発生すると生産緑地の買い取りの申請ができないとか、そういうようなハードルがありますので、なかなか農地をお借りすることがそう簡単ではないというようなハードルがあります。こういったことも含めまして、法整備をしていただくというようなことで、農業委員会のほうですけれども、建議ですとか、あるいは都市農業担当のほうとしてはさまざまな、いろいろな会議、そういった、例えば練馬区が主催している協議会等に法整備等の申し入れを協議会としてやっていくというようなことで、三鷹市としてもそれに賛同しながらやっているというようなことで、今後とも引き続きその法整備につきましては対応を、申し入れ等をやっていきたいというふうに考えております。以上です。


◯委員(栗原健治君)  まず市民農園の件ですけれども、わかりました。農のある三鷹市は本当に魅力あるまちづくりと位置づけもされているので、また市民の理解が本当に都市農業を支えていく力になりますし、その上で市民農園というのは大きな役割を果たしていると思います。また、殺到している、市民農園を借りたくてもなかなか借りられないという状況も現状あるかと認識しておりますので、今後代替地も含め、この区画だけではなくて、さらに区画数をふやしていく努力を進めていって、農のあるまちを推進していく役割を果たしていただきたいというふうに思います。要望しておきたいと思います。
 あと、セアカゴケグモですけれども、ビジュアル的なお知らせはすごく重要だと思うので、小さな子はなかなかそこは行かないわけですけれども、実際に目の行き届かないところで細かいところをほじくったり、手で小さな虫をさわったりするというのが子どもなので、この点では親御さんに対しての──地域的には本当に。
 これは看板として出したということですか。これ、今回この資料としていただいたカラーのものっていうのは配ってはいないんですか。
             (「公園に張ってあります」と呼ぶ者あり)
 実際に公園に張ってあると。
 地域的なところで言うと、看板とあわせてチラシを、その地域には配られることも1つ、重要かなというふうに思います。検討していただければというふうに思います。実際に今後の、セアカゴケグモだけではない部分もあるかと思いますので、緊急対応には保健所との連携も──今府中保健所になるんでしょうか、距離が広域になっているので、そこのところの連携も改めて確認して、今後の対応にも生かしていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。


◯委員(白鳥 孝君)  今お話がありましたけれども、保健所との関係なんですけれども、関係分担というか、その辺のところはきちんとできているのかどうか。例えば、これ、今後も合同で調査するといっても、保健所では例えば1人しか出さない、三鷹市のほうでは何十人も出すようなことがあれば──これはそういうシステムなのかどうかちょっとわかりませんけれども、どういうふうな分担で作業をするのか。また、しているのかということは、ちょっと今もお話がありましたように広域になってしまって、本来なら三鷹保健所というところの組織の中できちんとしたものが行われていたかなというふうには思うんですけれども、その辺が広域になっているがために、その辺の分担がちょっと壊れているんではないかなっていうふうに思うんですけれども、その辺はきちんとなっているのかどうか、ちょっと確認をしたいんですけれども、よろしくお願いします。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  今回の事例に関しましては、保健所との連携というのは非常にスムーズに対応できたというふうに思っております。最初の第一報から数時間で私ども、私と健康推進課長等々で実際に保健所に行って現物を見て確認をしたり、あるいは次の日の午前中には保健所の体制を整えて──私どもも同時並行的に緑と公園課等々と協力をして現場の確認、調査をする。保健所もそれこそ10人とか、2日目には十数人という方々がいらっしゃったりとかして対応をしていただいたり。保健所の課長と私とは携帯等で絶えず連絡・調整をして電話確認をする。そういう意味では、今回に限っては非常にいい連携がとれました。
 江東区さんは保健所を持っていらっしゃるので、先ほどもちょっとお話ししたんですが、東京都の福祉保健局のほうとの連携は余りなかったそうで、情報提供と同定確認程度で、作業については江東区さんの内部で完結できたというふうには伺っています。ですので、三鷹市は、そういう意味では保健所は、三鷹市としては設置されていないという認識なので、そういう意味では多摩府中保健所さんのほうで全面的にバックアップというか、一緒にやらせていただいたという認識を持ってございます。


◯委員(白鳥 孝君)  今のお話ではスムーズにいって、分担というか、そういった関係はスムーズにやっているということでございます。今後、このクモの話もどうなるかわかりませんけれども、今後また調査もしなければならないという状況の中で、やはり保健所もきちんと関係の役割というものをやらなければいけないかなというふうに思いますので、その辺もきちんと我々にもそういったことを教えていただいて、ちょっと保健所は三鷹市にも保健所が必要になるというようなこともあり得るかもしれませんので、今後そういったことを私たちも注意をしながら見ていきたいなというふうに思っております。どうぞよろしくお願いします。


◯委員(田中順子さん)  1つだけお伺いします。先ほどもちょっと出ておりましたけれども、クモの件でございますが、第一報のところでマスコミ等が「下連雀」っていう形で報道がされたということで、大変その後のいろいろな対応といいますか、市民の方の御心配──先ほどもちょっと出ていましたけれども、あったと思います。この場合の、特に今広域で保健所のほうも大変連携がうまくいっているというお話ではありましたけれども、そこのところも含めて、やはり地元の担当の部局がそのところを少し丁寧にといいますかね、細かくといいますか、御配慮いただく中で報道するというのは大変大事なことではないかなって今回感じました。
 ぜひ、これからもこういうことだけではなくて、それぞれのところで、マスコミは大変いろいろな意味でお知らせをするという、マスコミはマスコミの使命としているんだろうと思いますけれども、そこら辺の丁寧さといいますか、内容のというのは、大変第一報というのは本当に大事だと思っておりまして、そこら辺はぜひ今後お考えいただきたいなというふうに思っております。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  私も本当そのとおりと思っておりまして、そういう意味で、セアカゴケグモ対策連絡会議の中で担当部署はどこにするのか、マスコミ対応どこにするのか、あるいは市民の皆様にどういう形でお知らせしたらいいのかということを、その都度状況が変化していく中で御案内したり、あるいは夜の体制も含めて、あるいは当直のところに電話がかかってきて、当直の方が知りませんということのないように資料もしっかりお渡しして、重大な、例えばかまれた事案があった場合は直接私の携帯に連絡をとれるとか、マスコミでも必要に応じて対応、土日でも受けたりとか、そういう対応をさせていただきました。
 そういう意味で、今回のことは本当にいい──いいと言ったら申しわけないんですけれども、1つの教訓として、今後の危機管理の対応についての手順、あるいは対応についても生かしていきたいというふうには考えてございます。以上です。


◯委員(岩見大三君)  済みません、先ほどから保健所の対応の件ということで質問が出ていまして、ちょっとそれに関連してなんですが、今回のセアカゴケグモということも含めてなんですけれども、たしか保健所については、記憶によれば2008年以降、三鷹に保健所があったのがなくなりまして、今はたしか6市で1つの保健所というようなことだと思うんですけれども、その2008年以降、特段問題はなかったと思うんですけれども、今後さまざまなちょっと状況──今回のクモだけではなくて、事態を考えたときに、保健所のありようといいますか、についてはどのように考えられるかということを、ちょっと御意見としてお伺いできればというふうに思います。


◯生活環境部長(清水富美夫君)  もともと武蔵野、三鷹の保健所として十分機能を果たしていた保健所が府中のほうに行かれました。その後、両市の多分首長の努力によって──まだ一部、分院という形ですかね、そういう形でまだ保健所が残って機能はしているところでございます。こうした、先ほどの白鳥委員さんの御質問、御意見にもありましたように、やはり何かあって危機管理上対応する際に、やはり遠いよりは近いほうがいいだろうというのは当然だと思っております。今後、私どももその保健所の、これまで以上の機能が基礎的な自治体と連携しながら動いていくということからすれば、やはり今回の件も教訓にしながら、今後の保健所とのあり方、連携の仕方について考えていきたいと思っております。


◯委員(岩見大三君)  済みません、ありがとうございます。いろいろな事態が今後、このクモの件ではないんであれなんですけれども、想定されるかと思いますので、そういったことも視野に入れながら今後とも取り組みのほう、よろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。


◯委員長(吉野和之君)  以上で生活環境部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時42分 休憩



                  午前10時54分 再開
◯委員長(吉野和之君)  それでは、委員会を再開いたします。
 都市整備部報告、本件を議題といたします。
 初めに、項目アに対する市側の説明を求めます。


◯道路交通課長(大川原秀一君)  私のほうからは、三鷹市橋梁長寿命化修繕計画(案)について御説明いたします。
 資料1をごらんください。概要版にて説明をさせていただきます。1ページをごらんください。まず1の背景ですけれども、現在三鷹市が管理する橋梁は、全体で56橋ございます。このうち道路にかかる橋梁が54橋となっております。図1の円グラフが示すとおり、今後急速に老朽化が進み、市民生活の安全性を確保することが困難となります。
 2の従来の維持管理方法と課題についてでございます。表1をごらんください。かつての橋梁の維持管理は、損傷が深刻化した時点で大規模な修繕やかけかえを行う事後保全型で行われていました。三鷹市では、平成20年度から5年に1度の頻度で定期点検を行い、この結果をもとに橋梁の健全度を把握しながら、必要最小限の修繕及び耐用年数を迎えた橋梁のかけかえを行う経過観察型の維持管理を行っております。しかし、このままでは今後多くの橋梁が同時期に耐用年数を迎えることになり、市民生活の安全性を確保することが困難となるとともに、橋梁の修繕やかけかえに要する費用が市の財政に大きな負担となることが予想されます。
 2ページをごらんください。3の計画の目的でございます。従来から行われてきた経過観察型に1ページの表1の下段のような大規模な修繕、かけかえをしないことを前提とし、予防的な対策を計画的に行う予防保全型を加えた維持管理を行い、常に橋梁を健全な状態に保ち、市民生活に欠かせない安全安心な道路ネットワークを確保することにあわせ、ライフラインコストの縮減を図ることを目的としております。
 図の2をごらんください。経過観察型と予防保全型で維持管理を行っていく場合のイメージです。縦軸の左側が橋の健全度、右側が費用、横軸が年数となります。赤の線が経過観察型で維持管理した場合の橋の健全度と年数を示したものです。年数の経過とともに橋の健全度が低くなり、かけかえ時期を迎え、かけかえを行うことで健全な状態に戻ります。
 青の線が予防保全型で維持管理した場合の橋の健全度と年数を示したものであります。橋の健全度が低くなる前に予防的な対策を行い、それを繰り返すことで常に橋梁を健全な状態に保つことができます。
 下の色で塗り潰されている部分がそれぞれの修繕費の累計を示しているもので、その差がコストの縮減となります。
 3ページをごらんください。4番目の対象橋梁の分類でございます。道路にかかる橋梁54橋について、経過観察型と予防保全型の維持管理を行っていくものに分類をします。まず、経過観察型で維持管理を行う橋梁を図3のフロー図の流れに沿って分類していきます。その結果、30橋が経過観察型で維持管理を行う橋梁となります。それ以外のもの24橋が予防保全型で維持管理を行う橋梁となります。
 4ページをごらんください。5番目の経過観察型で維持管理する橋梁でございます。表2が経過観察型で維持管理を行う橋梁の一覧です。備考欄には選定理由が記載されておりますので、御確認ください。経過観察型で維持管理を行う橋梁は5年に1回の定期点検を行いながら、かけかえを前提として最小限の維持管理を行っていきます。
 5ページをごらんください。経過観察型で維持管理を行う橋梁の位置図となりますので、御確認ください。
 6ページをごらんください。6の予防保全型で維持管理をする橋梁についてです。表3が予防保全型で維持管理を行う橋梁の一覧です。架設年を年代ごとに色分けしておりますので、御確認ください。予防保全型で維持管理を行う橋梁は5年に1回の定期点検の結果をもとに、現状で損傷している箇所を初期段階で修繕します。その後は大規模な修繕、かけかえをしないことを前提とした予防的な対策を行い、それを繰り返すことで常に橋梁を健全な状態に保ちます。
 7ページをごらんください。予防保全型で維持管理を行う橋梁の位置図となります。架設を年代別に色分けしておりますので、御確認ください。
 8ページをごらんください。7、計画期間でございます。計画期間は昭和時代にかけられた21橋がかけかえ時期を迎える期間となる50年間とします。
 次、8の計画の効果についてです。図7をごらんください。予防保全型の維持管理を行うことで橋梁は常に健全な状態に保たれるので、安全安心が確保されます。また、かけかえによる通行どめ等が発生しないため安定した日常生活が確保されます。このことで安全安心できる道路ネットワークを安定して供給できます。
 9ページ、図8をごらんください。対象橋梁24橋について経過観察型と予防保全型で維持管理を行った場合の工事費を年度別に比較したものです。従来の経過観察型では多額な費用が短期間に集中するのに対し、予防保全型では計画的なスケジュールを組むことができるため、宮下橋のかけかえ予定年度を除き、年間1,800万円を上限とする工事費の平準化を図ることができます。
 10ページをごらんください。ライフサイクルコストの比較についてです。表4は、9ページの図8を期間別に表にしたものです。予防保全型で維持管理を行った場合は、今後50年間で約7.8億円の修繕費となります。一方、経過観察型で維持管理を行った場合は、今後50年間で21橋が更新時期を迎えることになり、その費用は約19.5億円となります。予防保全型で維持管理を実施していくことにより、かけかえを必要とせず、今後50年間で約11.7億円、約60%のライフサイクルコストの縮減の事業効果が得られます。
 図9は、表4を図にしたものです。
 次に参考資料1をごらんください。これは例として野川にかかる飛橋の50年間の具体的な長寿命化修繕計画案を示したものです。5年に1回の定期点検を行い、健全度を確認しながら、青字で例示した修繕を行っていきます。
 参考資料2は、本計画の本冊となりますので、後ほど御確認をお願いします。以上で説明を終わります。


◯委員長(吉野和之君)  これより項目アに対する質疑に入ります。


◯委員(赤松大一君)  よろしくお願いいたします。今回橋の中でも高欄についてちょっとお聞きしたいと思います。まず橋の本体とやはり高欄の部分の損傷が非常に危険を招くこともあります、劣化によってですね。例えば本冊の31ページの写真4−12に表記されております高欄と防護柵損傷、さびをしているところの写真をいただいておりますが、今回のこのぐらいのさびですと、やはり補修で済むかと思うんですが、実際に建てかえ──23ページのその他の事故を誘発する可能性が高い状態の場合に、高欄・防護柵の取りかえの対象にという修繕工法の設定をされておりますが、具体的にどのぐらいのレベルというか、取りかえになる際の、されるのか、具体的にお聞かせいただければと思います。
 あともう一点、古い橋に関して、特に勝渕橋は今回高欄の取りかえが終了しておりますが、古いタイプですと、高欄の下の部分がかなり幅が広くとってありまして、丸池公園のところにあるという特殊な設置背景もありますが、やはりその下のところからお子様方が頭が簡便に入ってしまうという状態で、川の下をのぞき込むということがありまして、そこをこちらとして前回、そこを何とかしてほしいという御要望をさせていただいた上で、当初トラロープを張っていただいて、そのすき間を、要は子どもたちがそこから頭を出して転落しないように措置をしていただきました。
 今既存の三鷹市の橋の中で、新しいのは大丈夫だと思うんですが、高欄取りかえに関しては狭くなっていると思うんですが、現状まだそのような広いすき間のあるタイプの橋がどのぐらいあるのかっていうことをお聞かせいただければと思います。以上です。


◯道路交通課長(大川原秀一君)  まず1点目の高欄ですけれども、どの程度になったら取りかえをするのかということなんですが、5年に1度点検をしていまして、そこで傷みぐあいをランクづけをしています。それで、A、B、Cとかですね。通常5年に1回の点検のときは、A、B、Cの次のDランクぐらいになったとき取りかえをいたします。
 傷みもかなりあるんですけれども、今高欄、どっちかといいますと、高欄取りかえというのは、高さの基準が以前の基準でつくられていまして、高さが足りないんですね。それで、今の橋の基準に合わせる高さにするために高欄をかえているというところが主な目的です。だから、あわせてそこの高欄の高さが基準内になっていても、点検の中で損傷度が基準以下になった場合は取りかえをするようにしております。
 それから、勝渕橋のような頭が入るようなちょっと特殊な橋っていうか、ガードレールをあそこは仮にちょっと設置をしていたものでああいうような形になっているんですが、現在のところ、あのような状況になっているような橋というのはございません。以上です。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。そうしましたら、高欄の取りかえの対象が高さの基準がという、今御説明をいただきました。今基準が足りない橋がどのぐらいあるのか、お聞かせいただければと思います。お願いいたします。


◯道路交通課長(大川原秀一君)  済みません、ちょっと数えさせていただいて──4橋です。以上です。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。高さの基準が足りないというところでございます。先ほど私の質問の中では下からくぐってというので、そういう橋は今ないといただきました。逆に、高さが低いと、そこを今度乗り越えてしまうこともあるかと思うんですが、といってこの4橋を一遍に取りかえるというのは非常にあれだと思うんですが、その転落防止とかいう、何か手だてがあるのかということ。暫定的に何かこう、補修というか、上げ底といいますか、することができるのか。
 じゃないと、ちょっと取りかえるまでは低いんですから、子どもたちとか、背の高い方とかが転落する可能性もあるかと思いますが、その辺はどのように対策をされていくのか、お聞かせください。


◯道路交通課長(大川原秀一君)  ちょっと今までは、高さが足りない橋梁に対しては予防的な措置というのはとっておりませんでしたが、このような御指摘、ちょっといただきましたので、今後何らかの形で危険性のないような予防措置をとれるような検討をしていきたいと考えております。以上です。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございます。やはり市民の方が安心して渡れる橋づくりのためのさまざまな御検討、引き続きしていただければと思っているところでございますので、よろしくお願いいたします。以上で終わります。


◯委員(緒方一郎君)  よろしくお願いいたします。まず1つ目が、この調査をする場合に、もちろん見た目の損傷とか経年ということがあるんですけれども、いわゆる内部といいますか、車が通ったときの音波とか、そういったもので内部の朽ちているとか、穴があいているとかっていうのはどのように調査をされるんでしょうか。
 それから、これちょっと確認なんですが、もちろん橋の話なんですが、橋がずっと行って、何か暗渠みたいに橋とは言えないようなところに潜っているようなのは、三鷹市内ではあるんでしょうか。
 それから、宮下橋がかけかえになりますけれども、特に玉川上水の場合はこのすぐ上流のところののり面を、風致を大事にするということからコンクリート化をしていないということがあって、橋は直したけれども、前のところが崩れちゃったら、詰まって橋を乗り越えちゃうっていうような、前後──特に前のほうですね、上流のほうに向かっての検討があわせてされているのか。
 それから、修繕時でございますが、修理時に、そこの橋を一旦閉鎖をするというやり方や、半分ずつにするとか、いろいろされております。そうしたアクセスについての運用上の注意というか。それから、前にもございましたけれども、そこを誘導している人にいつまでこれ続くのかとか言ったときには、全く答えられないということもありましたので、そうした通り過ぎる方への周知──周りの方への周知はされるんでしょうけれども、通り過ぎる方への何か周知とか掲示板みたいなものについてしてください。
 それから、補修履歴についてはどのような形で、これデータベース化をされるのか。補修履歴は単に履歴だけではなくて、都度点検を書き加えていく、でも、損傷があったとか、またこうなっちゃったとかっていうことのどういう使い方をされるのか。
 それから、今高欄・欄干の話がございましたけれども、景観──下をのぞく、コイがいるよとかってのぞくことも大事なんですが、自転車がそのまま見ていておっこちそうになる方もいらっしゃいましてね、その辺の高欄の高さのぐあいについてはどのような基準でされているのか。以上、お聞かせください。


◯道路交通課長(大川原秀一君)  まず1点目の調査ですが、ことしの7月に国から5年に1度の調査が義務づけられたっていうことで、三鷹市では、先ほど御案内したように、平成20年度からもやっておるんですが、その調査の内容は一応近接目視という内容で調査をしなさいっていうことになっております。ということで、内部の音波を使ってどうこうするとか、今のところそういう規定はありません。
 それから、2番目の暗渠ですけれども、部分的に中仙川に今暗渠されていない、開渠になっている部分というのが部分的にあると思うんですけれども、そこに道路が横断しているようなところ、あれがいわゆるボックスカルバートみたいな、ああいう形式になっております。
 あと、宮下橋──のり面ですね。これ、新橋もやったときも大変苦労したんですが、玉川上水も国の史跡になってしまったということで、なかなかのり面を今いじることができないっていうことで、今度宮下橋のかけかえについてはのり面の崩れの影響がなるべくないような、従来よりももっと広い幅で、玉川上水から外して、橋台を設置して、そこに橋をかけるというような検討も今行っております。詳細はまた国、それから東京都水道局と協議をしていきたいと思っております。
 それから、あと修繕のときのアクセスですね。通る方への周知っていうことでは、いつもある程度工事になるとそういう問題が出てくると思います。今後工事に当たりましては、現場に常駐している代理人だけではなく、交通誘導員にもしっかりこの工事の目的等を周知させまして、その辺の計画もはっきりお話しできるように教育をしていきたいというふうに考えております。
 それから、5番目、補修履歴ですけれども、今も補修の履歴を全部つくっております。それで履歴簿みたいな、橋梁台帳をつくっておりますので、そこに補修履歴を全部入れて、どこの何の部分をどういうふうに修繕したかっていう細かい修繕の履歴を今後そこに記入をしていきたいというふうに思っております。将来的には、今ちょっとまだ紙ベースになっているんですけれども、電子化も考えていきたいと思っております。
 それから、高欄の高さなんですが、今の基準ですと、1.1メートルの基準がないとだめっていうことで、昔の基準というのはそれをちょっと下回っているものですから、それに満たないところについては順次高欄の取りかえをしていきたいというふうに考えております。以上です。


◯委員(緒方一郎君)  例えば都道とか、大きな道路については、基本的にはそこにかかっている橋については東京都のほうがお金を出してくれるんでしょうか。つまり、ここには含まれていないというふうに考えたほうがいいんでしょうか。例えばそういうところについては交通量も多いので、先ほど申し上げましたとおり、超音波による診断等、逆にこちらから申し入れたりして安全の確保をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
 それから、補修履歴なんですが、これも何か起こったときにどうだったのかと見るのではなくて、やっぱり予防的なっていうふうなものがございますので、いち早く何らかの形のデータベース化にして、その後の点検のときで何かふぐあいがあれば書き込んでいって、それがたまったら何か点滅ができるとか、積極的に前倒しで何かをするというような方向性といいますか、考え方の方向性を持っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。以上2点。


◯道路交通課長(大川原秀一君)  補修の内容ですけれども、先ほどちょっと御案内したように、国もやっと重い腰を上げて、ことし初めて5年に1度っていう義務づけになったものですから、まず手始めに近接目視という方法をとっていると考えております。ですから、今後、それが一巡目した段階で、ある程度いろいろ問題点、課題も出てくると思いますので、国はまたその辺の課題を整理して、新たな点検方法等も出してくるんだと思います。
 あわせて市のほうでも、東京都でメンテナンス会議という会議がございますので、それに私どもも出席しておりますので、機会を捉えてそういう内部調査等の必要性も訴えていきたいというふうに考えております。
 それから、データベース化というのは絶対必要なものであると考えておりますので、今後利用しやすいようなデータベース化はどうしたらいいかというのを今後考えていきたいと思っております。以上です。


◯委員(緒方一郎君)  ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。


◯委員(栗原健治君)  よろしくお願いします。まず、今回のこの計画の中での表現なんですけれども、昭和年代につくられた橋梁っていう書き方があって、昭和っていう──私も昭和に生まれた時代の者ですけれども、ぱっと見てわからない部分があります。やはりかけられた時期、つくられた時期があると思うんですけれども、この資料1では、8ページ目でも、昭和時代にかけられたっていうふうに書かれていて、もう少しわかりやすい、何年代よりも以前とか、書き方がより具体的にわかる部分かというふうに思いますので、わかりやすい表現は必要ではないかという点を1点、伝えておきたいというふうに思います。
 近接目視っていうことで、予防保全ですけれども、部の体制として、どういう体制を組んでいくのか。技術者のスキルの点で、継続的に進めていくっていう点で、それの維持・確保、点検調査する中で確実に状況を、橋梁の環境を把握できるような力を持っている体制をつくる必要があるというふうに思うんですけれども、この点での今の現状と今後の技術者の確保、どういう体制をとっていくのかという点をお伺いしたいと思います。


◯都市整備部技監・調整担当部長(若林俊樹君)  今、技術者の件でございますけれども、先ほど課長のほうからもお話ししましたけれども、東京都のほうでメンテナンス会議というのを今立ち上げておりますけれども、その中で、23区については23区の中で技術者用の研修会をするということになっていまして、多摩地区についても、多摩の市長会のほうでそれと同じような形の研修会を開きたいということで、今調整している段階でございます。
 今、現実的には市のほうでやっている点検については、専門業者に委託して点検をしていただいているところでございますけれども、今後開かれる研修に参加すれば、市の職員であっても同じような形の能力を持って、橋のほうの点検も可能であろうというふうに今検討しているところでございます。


◯委員(栗原健治君)  じゃあ、現状で言うと、点検作業は事業者に頼んでいると。今後は市としても独自にできるように確保していきたいと、そういう方向で検討しているということで確認したいと思うんですが。業者任せではなく、ちゃんと技術者がいて初めてできるので、その点での取り組みはしっかりと行政が責任を持ってできるように体制を整えていただきたいというふうに思います。それは要望しておきたいと思います。
 表現ですけれども、わかりやすい表現でお願いしたいと思います。よろしくお願いします。


◯委員長(吉野和之君)  続きまして、項目イ、ウに対する市側の説明を求めます。


◯道路交通課長(大川原秀一君)  次ですが、三鷹台駅前通り整備事業の進め方について御説明いたします。資料2をごらんください。
 現在三鷹台駅前通りの整備事業を行っておりまして、平成30年度に整備完了を目標として現在取り組んでおります。電線共同溝への引き込み工事を平成29年度に実施することで、現在各電線企業者と調整を進めているところでございます。道路整備の詳細については、地域の意見を反映したものが求められているところであります。本事業の円滑な進捗のためには、引き込み工事前に街路灯等の整備が条件となっております。このことから、平成28年度には街路灯等を整備する必要がありますので、地域の意見の収集・取りまとめを次のとおり実施したいと考えております。
 まず1番目の地域の意見の収集・取りまとめの方法でございますが、三鷹台商店会及び三鷹台まちづくり協議会からそれぞれ意見を聞き、設計に反映をさせたいと考えております。まず、まる1、ステップの1ですが、市から検討可能項目及び各項目における選択肢、2から3の可能性を示します。検討可能項目及び各項目における選択肢の表が例になっております。例えば歩道の仕上げ、素材──アスファルト舗装にするのか、インターロッキングにするのか、また、インターロッキングにしたときはその色はどうするのとか。それから、横断抑止柵の色、街路灯の色。それから、植栽、種別──低木にするのか、中木にするのか、樹種はどうするのか。それから、小広場のオープンスペース、シンボルツリー、ベンチ等の有無、それから仕上げ──素材、色、それについて二、三の選択肢を示したいと考えております。
 次、まる2のステップですが、選択肢を示した後、議論、検討を行いまして、アンケート形式で記入、提出をしてもらう予定にしております。
 次の段階、ステップ3でございますが、集計結果を踏まえ、安全性、経済性を考慮した上で道路管理者として判断し、周知、報告を行っていきたいと考えております。
 2番目のスケジュールでございますが、まる1については、平成26年度秋、11月以降に予定をしております。まる2については、平成27年度春までに取りまとめたいと考えております。まる3については、平成27年度秋までに取りまとめたいと考えております。その間──1と2の間、適時実際の施工事例の見学会等も実施していきたいと考えております。説明は以上です。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  よろしくお願いいたします。連雀通り商店街まちづくりガイドラインについて、資料3のほうで御説明いたします。資料3をごらんください。こちらは連雀通り商店街活性化研究会が策定いたしました連雀通り商店街まちづくりガイドラインについて、市の窓口で配布などの周知についての協力依頼が本年10月7日にあったものでございます。
 それでは、これまでの経過も含めましてガイドラインの内容について御説明させていただきます。連雀通り商店街地区では、これまで連雀通りまちづくり協議会が中心となりまして、東京都が実施する都市計画道路の整備と一体となったまちづくりの検討が進められてきました。東京都は都市計画道路3・4・7号の事業認可を平成23年12月に取得し、現在用地買収を進めているところでございます。道路整備に伴い、今後沿道における建築、改築等が始まりますので、商店街活性化の取り組みをさらに進めるため、協議会と連携のもと商店会が中心となり、連雀通り商店街活性化研究会が平成24年に設立されました。
 研究会では東京都都市づくり公社のまちづくり支援事業における助成を受け、まちづくり専門家の助言を得ながら、まちづくり協議会や市とも連携し、平成26年6月に連雀通り商店街まちづくりガイドラインを策定いたしました。
 まちづくりガイドラインは、連雀通り商店街のまちづくりの羅針盤として、まちの改造コンセプトとその実現に向けた方針と取り組みをまとめたものです。地域で説明会を開催し、参加者から了解が得られましたので、商店街周辺住民及び関係者など、多くの方々に周知する目的でガイドラインの概要をA3サイズにまとめた「まちづくりの取り組み編」を10月に策定したところです。
 それでは、1ページおめくりいただき、ガイドラインの目次をごらんください。本ガイドラインは5章から構成されております。本日は4章に記載されているまちづくりの取り組みと整備のイメージの部分を中心に、概要版となるまちづくりの取り組み編を用いて御説明させていただきます。資料の最後の1枚、A3判が「まちづくりの取り組み編」となりますので、こちらをごらんください。本ガイドラインは中央下段に記載しておりますとおり、連雀通り商店街で新築・改築、テナント入店をお考えの方々に、地域の方々に親しまれるまち並みづくりの趣旨に御理解いただき、周辺と協調したまちづくりに協力を求めるものです。
 右側が本ガイドラインの適用区域が記載されているものでございます。適用区域は連雀通りの狐久保交差点から南浦交差点の約400メートルの区間で、おおむねですが連雀通り商店街地区まちづくり推進地区と重なる区域であります。
 左側は都市計画道路事業完成後の商店街通りのまち並みの整備イメージです。1点目といたしまして、1階の店舗利用の推奨であるとか、2点目といたしまして、お店に興味を持てるような1階の中が見えるしつらえ、3点目といたしまして、安心して買い物ができるようなバリアフリー化された歩道や店舗のバリアフリー化、4点目として、店舗前面に商品陳列することやベンチを置いたにぎわいの演出、5点目といたしまして、大きさや色等のイメージが統一された看板、6点目として民有地の緑、7点目として、地域のコミュニティを醸成するコミュニティスペースによる歴史・文化の継承など、連雀通り商店街の活性化に必要な大きく7項目を記載しております。
 裏面をごらんください。将来の連雀通り改造コンセプトです。1点目といたしまして、「OMOTENASHI」として、学校や勤め先から帰ってくると店主やお店の明かりが迎えてくれる通りであること。2点目として、「IKOI/YASURAGI」として、親たちが、楽しく遊ぶ子どもたちを見守りながら憩える通りであること。3点目、「SODACHI/MANABI」として、お店の商品や店主のわざが見える通りであることとしております。こうしたコンセプトに基づきまして、中央に記載しておりますまちづくりの取り組みを定めました。
 建物に関することといたしましては、先ほどまち並み整備イメージで御説明した7項目です。
 さらに商店街運営に関することとして、商店街活動への参加、地域の活性化に寄与する新規店舗についての2項目を記載しております。
 なお、本ガイドライン策定に当たっては、平成25年に地域生活者にアンケート調査を行い、地域住民が商店街に求めることを確認しながら進めました。
 また、参考資料となりますが、アンケート結果における施設要望が高い業種については、右下の参考データ2に記載しておりますとおりです。本ガイドラインはまちづくり推進地区整備方針に沿った商店街の再生の取り組みです。市としても、本委員会に報告した後、活性化研究会を初め、まちづくり協議会とも連携してガイドラインの周知を図り、魅力のあるまちづくりの実現に向けて取り組んでいきたいと考えております。説明は以上です。


◯委員長(吉野和之君)  市側の説明は終わりました。
 これより項目イ、ウに対する質疑に入ります。


◯委員(赤松大一君)  よろしくお願いいたします。まず、三鷹台駅前通り整備事業からお聞きしたいと思います。1点でございます。やはりまちづくりにおいては、一部の方の御意見ではなくして、広く、多くの方から御意見を集約し、それを実現していくことが重要かと思いますが、まる2のアンケートでございますが、これはどのような方々を対象としてアンケート記入、提出していただくのかというふうにお考えなのかお聞かせください。
 次に、まちづくりガイドラインのほうでございますが、やはりこういう形でいよいよ、商店街も独自に、既に今、朝市等取り組んでいただいて、本当に活性化に向けて御努力をしていただいている商店街でございます。今回このガイドラインをつくられて、内容を拝見しますと、やはり独自の自力をつけていくことと、あわせて近隣の新しく転居してきます杏林大学とか、ジブリとうまく協働しながらという内容もガイドラインにうたってありますが、主としてその辺の橋渡しというか、どういう形で──やっぱり商店街独自の、例えば杏林のほうに伺って話を聞いてもらうとかって、やはりその辺の窓口が非常に難しいかと思いますが、その辺の橋渡しは市がしっかりとしていくことも必要ではないかと思いますが、このガイドラインを受けてどのように市として応援をされていくのか、お聞かせください。
 また、手前ども、会派としても元気のなかった商店街が元気を出してきた商店街の例として、沖縄の栄とか、大須とか見てまいりまして、やはり大事な観点が、もともといた方々のパワー、プラスそこに新しい方々の力が入っていくことによって、大きな商店街の活性化につながっていくかと思います。先ほどのA3のところにもうたってありますが、テナント入店をお考えの皆さんへという形でこの大きなガイドラインの概略というか、A3判つくってありますが、この辺の新しい力の集約といいますか、その辺に関して、やはり商店街だけではなかなか発信力が弱いかと思いますが、その辺に関して全く新しい力、新しい人を集約するために市としてどのように取り組みをされていくのか、お聞かせいただければと思います。以上です。


◯道路交通課長(大川原秀一君)  三鷹台の駅前通りの整備の進め方で、どの程度の人までアンケートをとるのかという御質問ですが、三鷹台商店街と三鷹台まちづくり協議会からそれぞれ御意見をいただくんですが、それぞれ説明会を開催いたします。そのときに、もうちょっと細かい資料等をお配りをいたします。なかなか会員の方全部出られることはないと思うんですが、都合により出られない方については、出た方が、代表者が説明をしていただきまして、当日配布した資料をお持ちいただいて、その内容を説明をしていただいて、アンケートの用紙もあわせて配布をしたいと思いますので、その説明を聞いていただいて、わからないことがあったら私のほうに問い合わせ等もしていただいても結構なんですが、それで広く会員の方にアンケートをとっていきたいというふうに考えております。以上です。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  2点御質問をいただいております。杏林、ジブリとの橋渡しということでございますけれども、杏林学園さんとは分科会等も開催しておりますので、そういった中でこういった情報提供を今後させていただいて、何か一緒にできるところがあるのか、ないのか、検討してみたいと思っています。
 また、生活経済課とも庁内では連携しているところでございますので、生活経済課とも連携しながら、この2点目の特に新しい人との取り組みというところでは重要になってきますので、このガイドラインを今まちづくり推進課の窓口とともに生活経済課の窓口でも置きながら、新規入店の方があったときにいろいろなところで御紹介していきたいなというふうに考えています。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。アンケートのほうでございますが、今商店街とか、まちづくり協議会の説明会の中でといただきました。例えばそこに限らず、広くこのまちを使われている方々からの御意見の集約も必要かと思いますが、例えば住民協議会との連携とか。あと、子どもたちの視点からも非常に大事かと思いますが、例えば三鷹台周辺の小学校とか中学校の子どもたちからどういうまちというものが──子どもの視点からのアンケートというか、意見の集約も必要かと思いますが、あくまでも大人目線ではなくて子どもからの目線という形のアンケートとか、先ほど言った住民からの御意見の集約のアンケートのとり方とかの御検討はされたのか、お聞かせください。


◯道路交通課長(大川原秀一君)  もっと広い方からもアンケートの必要性があるんではないかということなんですが、私どもが今のところ考えている内容でございますが、スケジュールの3番、ある程度集計結果を踏まえて、道路管理者として案を絞った段階で住民協議会を通して市の考え方等、こういうものにしたいという案について説明はしてまいりたいというふうに考えております。
 ただ、ちょっと地域のお子様とか、その辺についてまでアンケートをとるのかということについては、現在の段階では考えておりません。以上です。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。子どもたちという点でございますが、アンケートに限らず、やはりいろいろな意味で、ちょっと子どもたちの意見が聞けるような施策をお考えいただいて、その上でアンケート、プラスそういう御意見をもってまちづくりに臨んでいただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。
 あと、商店街のほうでございますが、やはり新しい力という形でさまざまな行政の下支えが大事なものになってまいりますので、しっかりとその辺、現場の皆様と連携をとりながら、ここのモデルがやはり市全体の商店街活性化につながる大事なモデルになってくるかと思いますので、市としてもしっかりと下支えをしていただきながら、しっかりと成功裏に持っていっていただけるように望むところでございます。以上でございます。ありがとうございました。


◯委員(緒方一郎君)  よろしくお願いします。まず、三鷹台駅前通りのことですが、前提となる駅広の位置っていうのは、今、前のOdakyu OXのままだったんでしょうか、それともこの小広場があるほうに移ったんでしょうか。あるいは、移っていなければ、そういう時期についてお聞かせください。じゃあ、最初それだけ、まず。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  駅前広場につきましては、まちづくり推進地区整備方針を策定していく中で検討しているところでございまして、まず第1に、駅の利用者の滞留空間となる駅前に小広場を今確保しているところでございます。さらに、交通広場として三鷹台駅前の利用者、バスやタクシーなど、そういった公共交通を結節する交通広場を整備していきたいというふうに考えておりまして、そこにつきましては地域の地権者の方と今個別に御相談させていただいているところです。
 まず、しっかりと交通広場のことを地権者の方と詰めまして、その交通広場と小広場をつなぎ合わせる歩行空間、そういったものを、にぎわいの歩行空間で周辺地域の活性化をあわせて図っていきたいというふうには考えているところでございますけれども、今後、まちづくり推進地区整備方針を策定していく中で、その件は別途皆さんにお話しさせていただきたいというふうに考えています。


◯委員(緒方一郎君)  ということは、今の段階では駅広を移していないという結論でよろしいわけですね。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 わかりました。ありがとうございます。
 じゃあ、連雀通りのほうに行きます。大変この活性化研究会の皆様にも御苦労をいただきましてここまでやってきたと思いますが、幾つかお聞かせいただきたいと思います。全体の中で今バス停が3カ所あるんですかね。こういったバス停とか、あるいはバスベイといった考え方、増減とか位置決めというのはあるんでしょうか。今のままで、バスベイはなくて、そのままとめていく。
 それから、たしか下連雀だけが、狐久保のほうに1カ所だけあるんですね。そういったものをどうするのか、しないのかということ。
 それから、買い物をされる方の自転車の駐輪その他についてはどのようなイメージを持っていらっしゃるのか。
 それから、これを作成されましたときのどこかモデルになるような──国内でも、海外でも、どこでも結構なんですが、何かそういったものを幾つか想定されたのかどうか。
 それから、最終完成がいつごろという見通しでこれを進められているのか。この完成時期について、前もちょっとございました、ここだけではなくて調布保谷線もそうですが、途中経過の中で空間がだんだんあいていくと、あるいは建設も始まっていくところもございまして、こういった空間の敷地の利用についての一部利用であるとか、自転車の方や歩行者の方の滞留の場所であるとか。それから一方で、ごみの投棄場所になってはいけないという、そういう配慮もあるので、完成までのいろいろな運営面の注意事項についてどのように考えていらっしゃるのかどうか。
 それから、ここを最初にするときに、せっかくこれだけの商店街をつくるわけですから、ジブリとか井の頭公園の西園のほうからも回って、三鷹駅に行く前に、ここにおりて買い物もしていただけないかという話もありました。そうなると、これはちょっと交通形態のことですけれども、ここでおりちゃったらお金をもう一回払わなきゃいけないというのじゃなくて、ここで一旦おりても駅までお金、ワンコイン──ワンコインというか、所定の金額で行けるとか、そういった交通機関の検討もあわせてされたのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。
 それから、このガイドラインの「まちづくりの取り組み編」についての表現について幾つかお聞きしたいと思います。この中に、文豪の記憶という言い方をしているところがありました。これは、具体的にはどういう文豪──これ、何ページになるかな、2の将来の連雀通り改造コンセプトの「OMOTENASHI」というところですね。そこに文豪たちの記憶ってあるんですが、文豪たちっていうのは誰を想定していらっしゃるのか。記憶っていうのはどういうことなのかっていう、この表現の中身をちょっと教えていただきたいと思います。
 それから、これも非常に微妙な──実はこれをお示しになった方の中からもちょっとあったんですが、5ページ、(2)のコンセプトストーリーって、これは近所の小学生が書いた作文風にっていうことで、実際にこれ小学生が書いたものではないという前提でちょっとお伺いしますが、御議論もあったんだと思いますが、漏れ出てきたお話としては、中学校に入学するお兄さんたちをっていうんじゃあ、お姉さんたちはどうなんだっていう。男女平等っていうところまで行くのかどうかわかりませんけれども、お兄さんたちだけじゃないでしょう。それから、最後の下から2行目のお母さんが喜ぶっていうのは、買い物をされるのはお母さんだけではないので、どういう言い方がいいのか。
 だから、これ、小学生の作文風にとなっちゃったら、本当に小学生が書いたんなら、そういうことはちょっと指摘できないことなんですが、ただ、風に公のところがおつくりになった場合には、そうした男女平等であるとか、家庭環境であるとか、いろいろなことにも配慮した表現をしておかないと、せっかくの御提案にちょっと何かということになるんではないかっていう感じがするんですが、いかがでしょうか。以上です。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  バス停、バスベイにつきましては、都道でもございます。それと、バスの停留所の位置については国土交通省の運行の関係も出てまいりますので、今後協議をする予定という形になっているところでございます。
 それと、駐輪その他につきましては、道路の中には自転車はとめることはできないので、今後ですけれども、残地が出てくるか、出てこないか。残地を含めた買収ができるのか。その残地についても、道路区域に入るのか、入らないのかによっても、そこに駐輪ができるか、できないかになってくるかと思います。周辺のまちづくりの中で、大切なお客様が自転車で来られたときに、ちょっととめるようなスペースができないかどうかっていうことは今地域でも検討しているところでございますので、市も一緒に検討していきたいというふうに考えているところでございます。
 あと、どこかモデルになるような地区があったのかという御質問でございますけれども、モデルになる地区というよりも、私どもの整備地区の整備方針を策定していますので、そういったことも考えながら、どこかの地区を見てということではなく、協議会の中で議論してこういうふうな形で検討しています。ただ、勉強として、これまでもいろいろな地域のほうには見学や何かには行っているところはございます。
 あと、完成時期のことでございますけれども、道路事業と一体的にまちづくりを進めているところでございまして、都市計画道路3・4・7号線の事業認可でございますけれども、平成23年12月1日から平成30年3月31日までという事業認可の期間でございます。この期間の中で全て完成するかどうかというのはこれからのことになりますけれども、今用地買収を進めている──大体3割ぐらいというふうには聞いておりますけれども、用地買収が一定程度終わった段階で整備に入ってくると思います。その整備にあわせてこういったまちづくりも進めていくような形になろうかというふうに考えています。
 また、完成時期までの留意点等でございますけれども、人が滞留するようなところ、1つは滞留できるようなところは3メートル以上確保していこうということは、1つ考えているところでございます。できるだけ事業地域の中でも、歩行空間として用地買収したところを全部、全て閉鎖管理するのではなくて、活用できるところは安全安心の点で一部、部分的に防護柵や何かを置きながら人が通れるようなスペースや何かを、今東京都とも調整しながら進めているところでございます。
 それと、交通機関の検討ということで、すごく今大きいテーマでございます。現時点ではバスのルートをどういうふうにするとか、そこまでの具体のお話にはなってございませんけれども、検討していく中で1つの視点として、今いただいた御意見についても協議会の中で皆さんと考えていきたいなというふうに思っております。
 それと、もう一つ、文豪のお話でございますけれども、こちらにつきましては太宰ゆかりの地ということで、昔、太宰 治がこういった連雀の商店街にも顔を出していたというようなことがあったというふうに地域の方から聞いておりますので、想定しているのは太宰ゆかりというようなところでございます。
 また、表現のことで今御意見をいただいたところでございますけれども、私どものほうでつくった、行政のほうでつくった文章ではございませんので、今そういったお話は、お兄さん、お母さん、そういうことを御指摘をいただいたところでございますけれども、表現については私どもでも了解はしているところでありますけれども、御意見として協議会のほうにもまた伝えながら進めていきたいというふうに考えています。


◯委員(緒方一郎君)  ありがとうございます。その文豪なんですけれども、これの範囲でいうと、この範囲だと太宰だけしか来なかったのかっていう。連雀通り、先行くと瀬戸内さんもいたり、いろいろなことがありますのでね。わかりました。じゃあ、太宰さんを念頭に置いていると。
 表現のことは非常に微妙なことなんですが、微妙に感じる方たちもありますので、これは私だけではなくて、私が、これをおつくりになった方々、ごらんになった方からの御意見でございますので、多数決で決まったのかどうかわかりませんけれども、配慮をちょっとお願いしたいという意見があったということはぜひお伝えいただきたいと思います。
 それから、自転車の駐輪のことなんですが、それからお店が既に完成しているところもあって、評判になっているところがあって、御承知かと思いますが、JCBさんの近くのパン屋さんが大変評判になりまして、非常に交通で大変なというか、タクシーが行き抜けたり、自転車が行き抜けたり、大変なつづらっていうか、なったところのパン屋さんに自転車で割と遠くから来て、わあっととまっちゃうんですよ。だから、全部が全部評判のお店になれば一番いいんですけれども、遠くからね──今は割とこの近所の方なんですけれども、遠くからやっぱりここに来ていただけるということはすごく大事なことで、やっぱり駐輪場の確保についてはぜひ御検討をお願いしたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。要望で終わります。


◯委員(栗原健治君)  それでは、かなり議論も尽くされてきているので、私のほうから、私も指摘しておきたいと思ったのは、三鷹台駅前通りの整備事業では、やはり意見を集め、反映させていく上でも、利用者の視点というのは必要だと思います。駅前に行く自転車で通勤・通学している方ですとか、買い物をしている近所の人たちの意見は、このアンケートの意見を聞く対象となっている三鷹台商店会、また三鷹市まちづくり協議会の議論をしていく上でも有効だと思いますので、ぜひその点では検討して反映──意見も検討段階で進められるようにすることが必要かというふうに思いますが、再度確認しておきたいというふうに思います。
 あと、こちらの連雀通り商店街まちづくりも、三鷹は平坦なまちなので、やっぱり自転車を利用している方が多くいらっしゃいます。そういう点で、コミュニティサイクルなどの事業も、周辺から三鷹に住んでいない方が三鷹だとかに来て、各商店街を回ったり、特色のあるお店に行けるような将来的なビジョンも検討することもあるかと思うんですが、自転車を利用している方に対する優しいまちづくりというのも、これから魅力あるまちにしていく上でも重要ですし、連雀通りは特に道幅の狭いところで、自転車での買い物というのはなかなか難しい課題があったと思います。この点で、課題があるというふうに思うんですが、この点ではどういう──今後の課題になるのかなと思うんですが、状況がわかれば聞かせていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。


◯道路交通課長(大川原秀一君)  アンケートの件ですが、利用者、買い物のお客さんに対しても広くとるべきではないかというような御意見をいただきました。3番目の、先ほど御説明しましたけれども、ある程度市の案ができた段階で住民協議会のほうに御説明をしていきたいというふうに考えております。それは、住民協議会に対してやるという意味ではなく、井の頭の、住んでいる方を対象にしているという考え方で、窓口を住民協議会にさせていただくという考えでありますので、その中で自転車利用者の方とか、買い物利用者の方に対しても、広く周知できるような方策を考えていきたいと考えております。以上です。


◯まちづくり推進課長(小出雅則君)  まちづくり方針の6ページのほうにも記載しておりますけれども、方針と求められるものということで、6ページの一番下のところでも、商店街の駐輪場だとか駐車場、こういったものは地域の皆さんも課題だということで今受けとめておりますので、こういったことを今後どういうふうに整備していくのかっていうことが大きなポイントだというふうに、市のほうも考えているところでございます。


◯委員(栗原健治君)  連雀通り商店街まちづくりガイドラインということで、自転車を本当に利用されている方が多くいる中で、それに対応したまちづくりっていうのをこれからの1つの先行事例としていいまちづくりができれば、本当に新たな21世紀の未来につながっていくと思いますので、その点では通行しやすいっていうこともあわせて、利用しやすい環境ってどういうふうにしていくのかというのは検討して、生かしていく努力を市としてもかかわっていただきたいというふうに思います。
 三鷹台通り整備事業ですけれども、この計画づくりへの参画ということで言うと、案ができてから意見を聴取するというプロセスが、もう一歩踏み込んで、案づくりから御意見を聞いた上で進めていくのとは、やはり協働をするっていう上でも違うと思います。そういう点では、案づくりの案をつくってから出すということではない状況──この段階での意見も検討することは諮っていただきたいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。


◯道路交通課長(大川原秀一君)  今後の進め方は、貴重な御意見をいただきましたので、その意見が今後反映できるような何らかの形をちょっと考えていきたいなと考えております。以上です。


◯委員(栗原健治君)  三鷹台商店会、また三鷹台まちづくり協議会の意見を聞くっていう中に、両者にも諮ってそういう意見を聞くっていうこともどうなのかということを検討していただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。


◯委員長(吉野和之君)  以上で都市整備部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午後0時01分 休憩



                  午後0時14分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。次回委員会の日程については、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。
                  午後0時14分 散会