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2014/02/10 平成26年総務委員会本文

                  午後0時58分 開議
◯委員長(石井良司君)  それでは、総務委員会を開会いたします。
 御苦労さまでございます。休憩をとりまして本日の流れを確認したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 休憩します。
                  午後0時58分 休憩



                  午後0時59分 再開
◯委員長(石井良司君)  再開いたします。
 ただいま、休憩中に御確認いただきましたように、本日の流れにつきましては、1、行政視察、2、行政報告、その次に、次回の委員会の日程について、4、その他ということで進めたいと思いますが、これでよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。ありがとうございます。
 休憩いたします。
                  午後1時00分 休憩
              (日本無線株式会社三鷹製作所を視察)


                  午後2時44分 再開
◯委員長(石井良司君)  それでは、総務委員会を再開いたします。
 視察、皆さん、御苦労さまでございました。
 それでは、総務部の報告を議題といたします。本件に対する説明をお願いいたします。


◯総務部長・危機管理担当部長(馬男木賢一君)  今回、総務委員会に御報告させていただきます案件は1件でございまして、内容は平成25年度におけます三鷹市帰宅困難者対策訓練の実施についてというものでございます。帰宅困難者対策でございますけれども、さきの東日本大震災におきまして課題となったところでございます。本市におきましても、今週の金曜日、2月14日に訓練を実施することといたしました。初めて実施いたします訓練ということでございまして、総務委員会に御報告させていただくものでございます。詳細は防災課長から御説明させていただきます。


◯防災課長(大倉 誠君)  では、私のほうから2月の14日に実施をいたします帰宅困難者対策訓練につきまして御説明を申し上げます。今総務部長、申し上げましたとおり、3・11東日本大震災の際には三鷹駅周辺でも帰宅困難者が発生をしまして、その対応を行ったわけですけれども、その中でやはり幾つか課題も明らかになったところでございます。そういったことから、昨年3月に改定をいたしました地域防災計画におきまして、そういった帰宅困難者の対策を計画に明示するとともに取り組んでいくことといたしました。
 今年度に入りましてJR東日本三鷹駅、あるいは防災計画の中で帰宅困難者の一時滞在施設と指定をいたしましたネットワーク大学、消費者活動センター、あるいは産業プラザの各担当者、そして避難の誘導などをお願いする商工会や地元の商店会さんなどと、この帰宅困難者対策について協議を進めてまいりました。そして、これらの協議をした内容につきまして、実際に訓練という形で行うことで検証をいたしまして、さらなる課題を抽出した上でその解決に取り組んでいくということで、帰宅困難者対策を確立させていきたいと、このように考えて訓練を実施するものでございます。
 お手元に配付いたしました資料1ページをお開きいただきたいと思います。こちらに訓練の概要がございますけれども、訓練は2月の14日金曜日の午後2時から、三鷹駅周辺で実施をすることといたしました。訓練の参加者ですけれども、市として、部長申しましたとおり初めて実施する訓練でございますので、市の職員も災害対策本部の全ての対策部から職員を動員して、もちろん平日でございますから、それぞれ少しずつ職員を動員して実施をいたします。
 また、帰宅困難者役として一般の市民の皆さんからも公募をしたりいたしましたが、結果的に株式会社アトレさんを初め、駅周辺の企業の方も含めて100人を超える参加協力依頼がありまして、最終的には関係者も含めて200人近くの規模で訓練を実施できる見込みでございます。
 次のページの2ページに訓練の進行表がございますが、一応この時間軸は記しておりますけれども、これから御説明する訓練内容に沿って進めていく中で、あくまでもこの時間軸については参考としてごらんをいただければというふうに思っております。その訓練内容ですが、この資料の3ページ、帰宅困難者の流れの図表をごらんください。これをもとに御説明をしたいと思っております。
 大きく分けると3つの訓練を行うことにしております。まず1つ目は、この図でいいますと一番右側の矢印の流れ、つまり帰宅困難者を一時滞在施設まで安全に誘導する訓練でございます。駅で発生しました駅利用者、滞留者は、まずはJRさんの責任によりまして駅の改札口の外に誘導をいたします。改札口の外には市のほうで情報提供ステーション、こういったものを開設をすることにしております。ここでは鉄道の情報であるとか、周辺のバスの運行状況、あるいは道路の状況などについて、可能な限り情報提供を行ってまいります。
 その結果として、帰宅が可能だというような方については帰宅行動をとることになるわけですが、今回は訓練ですから帰宅困難ということで訓練参加者は判断し、その帰宅困難者を──後ほど具体的な場所は説明いたしますが、南口の1階の部分に設置します現地対策本部、その前に一時待機場所というのを設けますので、そちらに誘導いたします。そして、どの一時滞在施設に行ってもらうかのグループ分けを行います。このグループ分け、たとえ1泊、あるいは2泊とはいえ、可能な限り高齢者の方や障がい者の方、あるいは女性などへの配慮を行うことが必要であるためでございます。行き先の決まった帰宅困難者の皆さんをそれぞれの一時滞在施設まで誘導して収容すると、ここまでが1つの大きな訓練でございます。
 2つ目の訓練は、この図の一番下の部分でございます。帰宅困難者を受け入れる施設の開設と、それからその運営を行う訓練です。地域防災計画で指定しましたネットワーク大学、消費者活動センター、そして産業プラザに一時滞在施設そのものを開設して帰宅困難者の受け入れを行います。各施設には備蓄倉庫はありませんので、本部の倉庫から必要となる物資を搬送し、開設をすることにいたしますし、また、帰宅困難者役の皆さんには帰宅困難者についての心得であるとか、あるいは一時滞在の施設の滞在ルール、こういったものの説明や啓発もあわせてここで行うこととしております。
 3つ目の訓練ですが、図のちょうど真ん中の矢印の流れ、これは帰宅困難者や鉄道の利用者などへ迅速に、かつ的確な情報提供を行うための情報収集、あるいは伝達訓練になります。具体的にはJRや小田急バス、あるいは警察署などから情報提供を求め、これらの情報を先ほど御説明しました駅構内の情報提供ステーションのほか、現地対策本部や一時滞在施設に情報提供を行います。なお、これらの情報伝達には防災行政無線、MCA無線のほか、ICT街づくり推進事業で行ってきましたホームページ、ツイッター、安全安心メール、ケーブルテレビ、あるいは緊急速報メール、あるいはWiFiなど、こういった広報メディアを幅広く活用して行ってまいります。
 1ページおめくりいただくと、4ページ目に具体的な配置図が裏表でございます。これまで御説明しました帰宅困難者の具体的な動きでございますが、まずは三鷹駅の中から改札を出て、JRの職員がそこまで誘導をいたします。そこで市が設置する情報提供ステーション、具体的には今回は駅みどりの窓口の前ということになりますが、本番のときには当然JRが運行してませんので、駅の切符売り場の前に開設をすることを考えてございます。
 そこで、鉄道やバスの運行状況、道路の状況などを確認し、結果的に帰宅が困難ということで誘導員により、今度は1階にあります現地対策本部──これ、ちょうどジブリのバス停の前の小広場になりますけれども、そこに現地対策本部を置き、そこに一時お集まりをいただきまして、ここでグループ分けを行い、そこから指定された施設に誘導されてまいります。今回は三鷹市の単独の訓練となりますけれども、今後は三鷹駅周辺の帰宅困難者対策をともに行ってまいります武蔵野市とも連携を深めながら、合同の訓練の実施、こういったものにも取り組んでまいりたいと思います。
 この訓練、御視察をもしいただけるようであれば、14時から15時30分までの訓練でございますので、この現地対策本部にテントが立っておりますので、そちらのほうに訓練の開始の10分前、13時50分ぐらいまでにお集まりいただければ、一連の訓練の流れの御視察をいただけることと考えておりますので、もしよろしければ御視察にいらしていただければありがたいと思っております。私のほうの説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。


◯委員長(石井良司君)  説明は終わりました。
 委員さんから御質問などがございましたら、お願いしたいと思っております。ございませんか。


◯委員(伊東光則君)  御苦労さまです。こういう困難者のための訓練というのは大切だと思うんですけれども、ぜひしっかりと検証していただければなと思います。
 1つ質問させていただきます。200名ぐらいの方が参加するということですが、その内訳として誘導の係となる人、また、いろいろな設営をする係になる人と、あと帰宅困難者という立場で参加する方の人数の割合というか、その辺をまず教えていただければと思います。


◯防災課長(大倉 誠君)  今のところ、まず帰宅困難者役ですけれども、一般の公募とか企業からの手を挙げてくれた方が約100名ちょっとおります。それから、実はさまざまなちょっと検証をするに当たって市の職員にも一定程度帰宅困難者役を命じて、幾つかの帰宅困難者という立場でいろいろと仕掛けてもらうと言ったら言葉は悪いんですけれども、いろんなことをやっていただく、そういった方も実は20名ほどいまして、恐らく帰宅困難者役だけで120名を超えるということになっております。
 それから、誘導ですけれども、ここは地元の商工会、商店会の皆さんにも御協力をいただき、1つの一時滞在施設へ向かうところに数名ずつ──警察官も御協力をいただくということですので、の誘導員をつけて実施をしていきたいと。あと、受け手側の各施設のほうは、その施設の職員、そして市の職員と、ここもおおむね数名ずつで開設、運用をしていくと、このように考えてございます。


◯委員(伊東光則君)  そうですね、役割分担をしていただいて、そのポジションのまず活動、そして検証につながるようにですね。実際の災害が起きた場合はもっと複雑な状況も考えられると思いますので、ぜひいい訓練にしていただければなと思いますので、頑張ってください。


◯委員(岩田康男君)  御苦労さまです。非常にいい事業を次々とやられてますんで。武蔵野市は同じ日に同じ時間帯に訓練するんですか、それとも別なんでしょうか。駅にいる人がね、三鷹側に来るのか、武蔵野側に来るかっていうのはその人の自由ですよね。どっちにたくさん行くかっていうことで負担もね、いろいろあると思うんですが、武蔵野市との関係っていうのはどんな。


◯防災課長(大倉 誠君)  今回は三鷹市単独でこの日は訓練を行います。武蔵野市さんともさまざまな協議をこの訓練に当たって続けているんですけど、武蔵野市さんは当面、去年は吉祥寺で、ことしは武蔵境をある程度中心にやりたいと。先ほども申しましたが、近い将来、この三鷹というところを、三鷹市と武蔵野市が一緒になって合同の訓練、こういったものも実施をしたいねと、こんなような話し合いの状況になっております。


◯委員(岩田康男君)  当然三鷹が満杯で武蔵野の施設にまだ余裕があるとかね、逆のケースもあって、その辺の情報交換といいますかね、ここがだめなら三鷹側のここにありますよとか、そういったものっていうのが大事だと思うんですけど、その連携はこれからされるんだと思うんですが。
 もう一つですね、帰宅困難者っていうのは三鷹で働いてる人が駅に来て、行けないと。いろんなケースがありますけどね、三鷹で電車がとまっちゃったってケースもありますけど、三鷹の企業で──発生時間帯にもよるんですけど、企業の中で困難者をですね。ジブリがやりましたよね、この前のときね。企業の中でっていうのはどの程度進んでいるのかですね、何か連携があるのかですね。企業も、発生したときに自分たちの社員を会社の中で宿泊してもらうという準備っていうのは、各企業で行われてますよね。だから、それがどの程度進んでいて、これとの連携っていうのはされてるのかどうかっていうのも教えてください。


◯防災課長(大倉 誠君)  今委員さんおっしゃったとおり、企業等のほうでは昨年の4月に東京都が帰宅困難者対策条例を制定をする中で、むやみに帰宅をさせないと。そのために企業として一定の備蓄を確保し、それから滞在するスペースを確保するというようなことに取り組みを始めておりますけれども、まだ現状では私どもも、まずは駅の周辺の帰宅困難者対策、3・11のときに具体的な状況が生じましたので、ここを進めつつ、企業さんのほうでもこの条例施行に基づいてさまざまな取り組みを始めているということは承知をしていますが、啓発、あるいは私どもとの情報の共有化、連携等につきましてもこれから進めていきたい、このように考えております。


◯委員(嶋崎英治君)  訓練の場所に駅前コミセンが入っていない理由は何なんでしょうか。
 それから、もう一つ、4ページ目のところで、現地対策本部設置場所ですけど、先ほど大倉さんが小広場って言われたんで、小広場になったんですか、道路じゃなくて。あの場所は。


◯防災課長(大倉 誠君)  まず駅前コミセンは防災計画上でも、市民の皆さんが避難所として利用する施設というふうに位置づけましたので、ここについては今回も使用をいたしませんので、訓練の対象からは外してございます。
 それから、今の現地対策本部のところですが、ちょっと小広場という言葉が適切だったかどうかはあれですが、いずれにしても私どもとしてはここの部分については使用許可をとってお借りをすることにしてございます。


◯委員長(石井良司君)  次の質問者ございますか。いいですか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、以上で総務部の報告を終了いたします。ありがとうございました。
 休憩します。
                  午後3時02分 休憩



                  午後3時04分 再開
◯委員長(石井良司君)  再開いたします。
 それでは、次は次回の委員会の日程でございますが、次回の委員会は定例会の会期中といたしたいと思います。その間に何かありました場合には正副一任でお願いしたいと思います。よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ありがとうございます。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、それでは、本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでございました。
                  午後3時05分 散会