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2013/12/13 平成25年調布基地跡地利用対策特別委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(伊東光則君)  ただいまから調布基地跡地利用対策特別委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩



                  午前9時31分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査申し出について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時32分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 行政報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  おはようございます。それでは、私から総括的なお話をさせていただきます。
 本日は、報告事項は4件でございます。1点目の報告事項は、お手元の資料1のとおり、新川防災公園・多機能複合施設(仮称)整備に伴う掘削土の一部保管についてでございます。詳細につきましては担当から御説明いたしますが、本件は掘削土の保管場所として暫定的に調布基地跡地を利用することから、関係する府中市、調布市にも情報提供しておりますことを申し添えるものでございます。
 2点目は、味の素スタジアムにおけるネーミングライツ契約の更新についてでございます。市が出資しております株式会社東京スタジアム、平成15年3月からネーミングライツを導入してきておりましたが、現在の契約が平成26年2月末で終了いたすことに伴いまして、同社と味の素株式会社との間で契約が更新されましたので、御報告をさせていただくものでございます。
 そのほか、3点目、4点目は定例的に御報告しております調布飛行場の離着陸状況と味の素スタジアム輸送人員についてでございます。それぞれの報告事項につきましても担当から御説明いたしますので、よろしくお願いします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  おはようございます。それでは、お手元の資料に沿って御説明をさせていただきます。今、企画部長から概略を申し上げましたとおり、今回は御報告事項が4件でございます。
 資料1をごらんください。新川防災公園・多機能複合施設(仮称)整備に伴う掘削土の一部保管について御説明します。新川防災公園・多機能複合施設の工事では、地下の施設を建設するために土を一旦掘り、施設建設後に一部の土を埋め戻す、もしくは盛り土を行う必要がございます。この掘削した土を保管して再利用するための土の置き場について、市内や近隣で適地を探しておりましたが、このたび調布基地跡地の中で都有地を借用することが可能となりましたので、調布基地跡地特別委員会の委員の皆様に御報告をするものでございます。
 資料をごらんいただきまして、まず掘削の概要ですが、期間は平成25年12月から平成26年4月までを予定をしております。掘削する土の量は約11万立米です。掘削した土の一部を再利用して、建物周辺の埋め戻し土、盛り土及び公園整備時の改良土として使用をいたします。
 この土の保管場所ですが、府中市朝日町三丁目13番1、面積は2,999.1平方メートル、土地の所有者は東京都です。左側中ほどの地図をごらんください。小さくなっておりますが、青く塗られているところ、こちらが保管場所として借用する予定の都有地です。当該の土地は、昨年9月の本委員会にお諮りをいたしました、府中市が消防署と給食センターの移転先として都から購入する予定の土地の一角でございます。左側下段の公図をごらんいただければと思います。上のものを拡大してございますけれども、青く塗られているところが保管場所として借用する予定の都有地です。公図をごらんください。青く囲まれている13−1と書いてあるところです。こちらが今回都から借用する予定の土地でございますが、右隣の13−6が現在の白糸台消防署の移転用地、また南側──下側の13−7が府中市で給食センターを移転集約して建設する予定の土地となっております。
 では、右側の上段の(2)のところをごらんください。この場所に保管する土の量は約7,000立米を予定をしております。先ほど掘削する土の量を11万立米というふうに申し上げましたが、保管する以外の土については処分をする予定だそうでございます。7,000立米の土の保管方法ですが、敷地周辺を高さ3メートルの万能鋼板で囲い閉鎖管理をいたします。当該用地に保管する期間は、搬入を始める平成26年1月から平成29年3月までの3年3カ月を予定しています。
 保管場所への土の搬出入についてです。搬入は平成26年1月の約1カ月間で行い、1日約30台のトラックで搬入することを予定をしています。搬出につきましては、平成27年から平成28年にかけて工事の進捗状況により随時搬出する予定です。搬出入の経路ですけれども、右側のページの中央の地図をごらんいただければと思いますが、そこに赤で示しておりますとおり、主な経路を3経路予定をしております。東八道路から武蔵境通りか天文台通りへ左折をし、甲州街道を通ってスタジアム通りから当該用地へ向かう2経路と、それから東八道路から人見街道を通って左折をしてスタジアム通りへ入り、当該用地へ向かう経路、この合計3経路につきまして、交通量等を鑑みつつ、いずれかの路線に集中しないような配慮を行いながら運用をする予定でおります。
 なお、掘削土につきましては、都民の健康と安全を確保する環境に関する条例第117条第1項の規定に基づき、土地利用の履歴等の調査を実施し、土壌汚染のおそれはないものとして届け出済みでございます。また、敷地内の小型焼却炉が設置されていた範囲につきましては、同条例第117条第2項の規定に基づき土壌の汚染状況調査を実施し、全試料、全項目で汚染土壌処理基準値を下回り、土壌汚染は確認はされませんでした。また、敷地内の空間放射線量につきましても調査をした結果、国が示す基準を下回っていることも確認をしているところでございます。資料1の説明は以上でございます。
 それでは、次に資料2、味の素スタジアムのネーミングライツの更新について御説明を申し上げます。資料2をごらんください。株式会社東京スタジアムと味の素株式会社はネーミングライツ契約の更新に合意をしたという、こちらが記者発表の資料でございます。期間は平成26年3月1日から平成31年2月末までの5年間で、契約期間は5年間で10億円でございます。
 1ページおめくりいただきまして、3ページをごらんください。そちらにこれまでの契約期間及び金額が参考として記載をされておりますが、今回の契約で通算16年間という契約期間になります。これは、大型公共施設としては国内で最長となります。また、今回5年間で10億円でございますので、年額2億円ということになりますが、現時点でサッカースタジアムとしては国内最高額というふうになっているそうでございます。資料2についての御説明は以上でございます。
 次に資料3をごらんください。調布飛行場の7月から9月の離着陸状況の御報告です。1ページおめくりをいただきまして、5ページ目になります。7月の離着陸集計表、5ページになっておりますが、2地点間輸送は597回で、前年同月に比べて1回の減、それから合計が1,201回で、前年同月に比べて72回の減でございます。
 6ページ目、次ページの8月ですけれども、2地点間輸送は777回、前年同月に比べて20回の減、合計は1,440回、前年同月に比べて135回の減となっております。
 次ページ、9月でございますが、2地点間輸送が543回、前年同月に比べて33回の減、合計は1,148回、前年同月に比べて40回の減となっております。
 前年同期の7月から9月と比較をいたしますと、今年が3カ月で3,789回、前年が4,036回と、247回の減となっております。なお、御存じのとおり、平成25年6月から島嶼部への定期便に限りまして計器飛行方式が一部導入をされております。7月から9月までの計器飛行方式──IFRの実績でございますが、7月は50回、8月は6回、9月は14回で、この3カ月間では合計70回のIFR方式での離着陸であったとの報告を受けているところでございます。
 次に、資料4、味の素スタジアム輸送人員についてでございます。御存じのとおり、サッカーJリーグ戦や音楽イベントなど、入場者が多数見込まれる場合に主催者がバス事業者に依頼をして、周辺駅から味の素スタジアムまでシャトルバスを運行してございます。平成25年3月9日から平成25年12月7日までの利用実績でございます。いつ、どのようなイベントがあったかということがるる書かれておりまして、最後、10ページをごらんいただければと思います。10ページの一番右側の欄にありますとおり、この期間のシャトルバス利用者は5万627人でございました。総入場者に対する平均乗車率は5.7%、昨年の5.5%よりも上回っているようでございます。私からは以上です。


◯委員長(伊東光則君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(長島 薫さん)  よろしくお願いします。まず最初に、新川防災公園・多機能複合施設(仮称)整備に伴う掘削土の一部保管についてお聞きいたします。こちら、東京都が所有している土地に保管するということになりましたけれども、場所としては府中市内にございますし、調布基地跡地の一部ということになりますので、府中市あるいは調布市──調布市については運ぶときの通過経路にも入っておりますし、両市とはどのようなやりとりがあったのか。
 また、こちら、住宅地ではありませんけれども、周辺に学校等の施設がございますが、その周辺の施設とはどのようなやりとりがあったのかについて御説明いただけますでしょうか。お願いいたします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  まず、府中、調布両市との確認の状況と申しましょうか、質問委員おっしゃいましたとおり、調布基地跡地の中で、そういう意味でいえば、その土地を暫定的とはいえ活用させていただくということでございますので、もちろん東京都、それから府中市、調布市、この両市に対して、このようなことを行うのでという確認をさせていただいているところでございます。それは、東京都さんとの間で土地を貸していただけるかどうかといういろいろな手続等がございましたので、確実性が上がりましたところで、貸していただける可能性が出てきたという時点で、府中、調布両市に対して、この同じ資料で、このような概要で、このような経路で、このような土を、このような期間、ここに暫定的に置かせていただくのだということを御説明をし、それぞれの市の事務局から、それぞれの市の跡地の委員さんに対して、それぞれの市の手法ございますけれども、御説明をいただいているところでございます。
 それから、周辺との関係ということでございます。今おっしゃられましたとおり、特に学校さんなどもございますし、福祉施設もある地域でございます。三鷹市といたしましても大変配慮をして対応をしたいと思っておりますが、まずは三鷹の跡地の委員さん、そして両市の委員会に対してきちっと説明をして、御了解を受けた上で手続はスタートしてまいりますので、実際に搬入が始まる前に、このような形で、このように搬入をさせていただきますということを施設長さんなどにきちんと御説明に上がる予定でおります。そういう意味で、今それの前段階ですね。まずは御報告をし、御了解をいただいた上で手続を進めてまいりますので、まだ今時点で御説明に上がっているということではなくて、ちゃんといつからどういうふうにということがはっきり確定しました後に、御説明に上がる予定でおります。


◯委員(長島 薫さん)  ありがとうございます。では、まだ現在、府中市、調布市、両市の調布基地跡地についての委員さんに御説明している段階ということで、例えば両市から何らかの反対とか、そういった、あるいは文句というのもなんですけれども、意見とか、そういうことが出てくる可能性についてはどのように把握していらっしゃるんでしょうか。お願いいたします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  それぞれの事務局さんに確認をさせていただいている範囲でのお答えをさせていただきますが、まず調布市さんでは、先月末までの間に私どもが提供いたしましたこの資料を跡地の委員さんお一人お一人に御説明をいただいて、御説明はもう既に終了しているというふうに伺っております。
 それから、府中市さんは、一昨日跡地の委員会が開かれ──それぞれ委員会の開き方が市によって違いますので、11日が跡地の委員会であったやに伺っております。昨日その結果を伺いましたところ、安全面ですとか、いろいろな質問は出ましたけれども、委員会の中で特段の反対意見等は頂戴をしていないやに伺っております。ただ、府中市さんの議会のルールとして、跡地の委員会の中でこの御説明があった後で、最終的には最終日の本会議でそれが報告をされて手続終了ということになるんだそうでございますので、現時点では委員会の質疑応答が終わって、委員会での御報告は無事に終了しているというようなお話を承っているところでございます。


◯委員(長島 薫さん)  ありがとうございます。では、調布市はおおむね問題なし、府中市も問題ないだろうけれども、最終日、本会議の報告を待ってということで、動向を十分に注意して、その後、周辺の施設の方々に誠意を持った対応をしていっていただきたいと思います。
 次に、味の素スタジアムのネーミングライツについてお聞きいたします。前回更新のときのことを私、存じませんので、まず気になったのが、前回の契約期間が6年間なのに対し、今回は5年間。最初の契約期間が5年間、次が6年間、そして今回は5年間という年数の違いはなぜなのかというところはいかがでしょうか。お願いいたします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  今までの契約は6年間でございましたのは、平成20年に契約を結ぶ際に、実はことしが国体の年であるということがございますので、スタジアム側と味の素さんが御相談をする中、やはりこの味の素スタジアムという名前を国体のときまで使わせていただくというような、そういう御相談の中で、6年間という少し異例の──前も5年間でしたので、5年間ではなくて6年間というような形での御契約になったというふうに聞いております。そういう意味でいいますと、今回の特殊事情はなくなりましたので、また5年間で契約をと、そういうふうに通例に戻ったというふうにお考えいただければと思います。


◯委員(長島 薫さん)  ありがとうございます。では、金額のほうなんですけれども、これも第1期の5年間が12億円、第2期の6年間は14億円、今回は5年間で10億円と、1年当たりの金額にするとそれぞればらつきがありますけれども、そのあたりの事情というのはどういったことなんでしょうか。お願いします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  それは、スタジアムさんと味の素さんとの間の交渉事でございますので、なぜその金額なのかというのは詳細には私どもも……。交渉の経過でそうなったということだと思います。そういう意味でいうと、なぜ14億円だったのか、なぜ今回10億円なのかという、そのなぜというよりも、この間、11年間、ネーミングライツを契約をして、味の素スタジアムという名前で活動してきて、そのことに対する味の素側の会社としての、それがいかに、広告宣伝効果がどれぐらいあるかとか、やはり味の素スタジアムでいろんなイベントをしたり、味の素が主催をするものじゃなくても、やはりJリーグでも何でも味の素スタジアムで開催というふうにどんどん打ち出されていくわけですので、その価値をどのように味の素側が評価をし、それを東京スタジアム側としてどのようにお願いをしていったかという、その交渉の結果だと思いますので。
 ただ、先ほども申し上げましたが、一番長い契約期間に今なっているという、ほかのネーミングライツと比べましてもですね。それから、サッカースタジアムとしては一番高い──ちょっと前まで日産スタジアムなどはもっと高いお金だったようですけども、やはり契約を更新する際に価値が少しずつ変わっていく場合がございます。同じ金額でということではない場合も、特に多額になっている場合はありますので、金額を見直す中で、ほかのスタジアムよりもやはり固定的に、年間2億円という価値をつけていただいたということは、味の素側も評価をした上で再契約を結んでいただいたというふうに私どもとしては考えたいと思っております。


◯委員(長島 薫さん)  ありがとうございます。味の素さんと11年にわたってネーミングライツの契約を結んで、味の素スタジアムという名前、あとアミノバイタルフィールドですね、してきたわけですけれども、味の素さんとしてそのことについて、例えばどのような御感想をお持ちなのかといったことなどの情報はございますでしょうか。お願いいたします。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  個別の一つ一つの御感想というよりは、例えば感謝デーなどというのが開かれました折には、さまざまな健康に関連したような商品ですとか取り扱っていらっしゃいますので、その御来場者の方々に自社の企業としての取り組みや、市民の皆様にスポーツや健康の大切さを訴えるような企画を充実して提供されておられる中で、そこで当然さまざまな商品や企業イメージを広く御来場者の方々に伝えられるとともに、さまざまな中継などを通じて音声や映像でそれが露出していくわけですから、それが今回の長期にわたる国内のスポーツ施設最多の金額での契約が実現したことに結びついていると思いますので、十分高い御評価というのが当然あるんだろうというふうに伺っておりますし、感謝デーの際にも企業の方々が大変喜んで地域にも貢献していただいているというふうに受けとめております。以上です。


◯委員(長島 薫さん)  ありがとうございます。ぜひとも今後とも協力し合って、お互いにとってプラスになるようにやっていっていただきたいと思います。私からの質問は以上です。


◯委員(吉沼徳人君)  おはようございます。よろしくお願いいたします。ちょっとここは、きょうは調布基地跡地利用対策の特別委員会なんですけども、もしお答えいただけないようでしたら結構ですけども、1月一月で搬出を、1日30台でするということで、これで7,000立米の土が運ばれるということなんですけど、現実には11万立米の掘削土が出るわけですね。これは表に全量出るんでしょうか、11万立米は。1日30台で、1カ月間で7,000立米を運ぶとすると、この計算ですと、7,000立米ですと、11万立米だと14倍強の土が出てくるわけですけども、1月は、例えば60台の中の30台がこっちに行くのか、それとも1月は30台しか掘削しないのか、ここから出る車はいないのかどうかということをちょっと聞きたいのと。
 あと、この全量を運び出すのには、1日大体何台ぐらいのトラックが掘削土を運び出すのかが伺えればと思います。よろしくお願いします。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  まだ工事の具体的な日程の予定、立てるところ、詰め切っている段階ではありませんので、済みません、直ちにこの場で確定的なお答えがしづらいところでありますけれども、短期間で当然全量が、この11万立米全てが出ていくということではございませんので、工程が整い次第運ばれる部分、それから府中のほうへ持っていくものにつきましては、ここにきょう記載されている期間の中で7,000立米というものを移動しますが、全体の工事というのはさまざまな規模、さまざまな工程、段階を経ながら対応をいたしますので、そのあたりはまた工程など、より具体的なスケジュールが見えてきた時点で御報告させていただければというふうに思います。現地で11万立米全ての台数の管理とかというところまで、この日の時点でお伝えはちょっと難しいので、改めてまた機会を与えていただければと思います。


◯委員(吉沼徳人君)  ということは、11万立米全てが外に出るということですね、表には。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 そうすると、かなりの台数の車が出入りすると思うんで、直接調布基地跡地とは関係ないんですけども、市内のどこをその車が通るかによって相当の渋滞も予想されると思うんで、市民の安全に対しては十分配慮をお願いしたいと思います。以上でございます。


◯委員長(伊東光則君)  どなたかいますか。


◯委員(嶋崎英治君)  今の土の話、これで正式に両市とも了解したということで、公になっていいということだと思うんですが、両市からこの搬出に当たって注文──三鷹市にこうしてほしいとか、あるいは事業者にこうしてほしいとかっていう注文というのはあったのかどうかが1つね。
 それから赤線、工事車両というか、搬入車両のルートがありますよね。これに当たって甲州街道云々というのがありますから、ガードマンが立つとか立たないとかっていうのがあるのかどうか、このことをちょっと教えてください。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  まず両市からの注文といいますか、先ほど申し上げましたとおり、委員会の皆様に御説明をそれぞれの市の事務局のほうからしていただいた結果として、特段のお申し越しは今のところございません。ただ、もちろん、これを事務的に進める際に、それぞれの市との間では、安全の問題ですとか、やはりルートの分散の問題ですとか、それから、ここにも書かせていただいていますが、例えば土はどういう土なのか、安全性が確認された土なのかとか、そういうようなことは先方からお問い合わせをいただくということもございますし、私どものほうからも、やはりきちんとした対応で、暫定的とはいえ置かせていただくものですよということをちゃんと御説明する必要がございますので。まして、私どもの市域ではなくて、他市さんの市域に置かせていただくものでございますので、そういう意味でこの資料をまとめ、この内容で事務的にも御説明をし、それぞれの事務局サイドで一応きちんと理解をした上で、それぞれの委員会に御説明をいただいているということになります。
 それから、ルートのガードマンの件でございますが、甲州街道にガードマンが立つということは想定をしておりませんけれども、もちろん最終的な搬入のところで誘導の人等が立つということはあるかとは思います。


◯委員(嶋崎英治君)  次に調布基地跡地の離発着状況で、1点お尋ねします。騒音とか、時間が遅くなったとかっていうことでの苦情っていうのはあったでしょうか、なかったでしょうか。そこだけです。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  時間が遅くなるということは、IFRが入りましても日没ルールというのは遵守されておりますので、IFRが入ったからといって離発着の時間が延びたとか、そういうことはございませんので、そういうことはございませんし、というわけで、そういうような苦情ももちろんございません。
 離発着が多くなったかどうかということにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、IFRの件数は3カ月で70件というふうな実績はありますけれども、一方で、前年同期と比べて回数が減となっております。これは、去年IFRの御議論をいただいたときにも何度か質問をいただいて、御説明をさせていただきましたが、もちろんIFRが入ることで飛ぶ部分と、それからやはり、そもそもIFRがあっても飛べないレベルの天候不順で飛べない部分と、それはその年によって大変天候に差がございます。ことしも、やはりこの3カ月は台風が大変多い時期でございましたので、そういうようなことも影響して回数が減になっておりますので。そういう意味でいえば、少なくとも三鷹市には、IFRが入ったから、回数がふえたからというようなことを含めての騒音等による、そのことについての苦情等は入ってございません。


◯委員(嶋崎英治君)  私の質問は以上で終わります。


◯委員(森  徹君)  この道路、学校がある関係で通学時間帯の配慮というのはぜひしっかりとお願いしたいと思います。事故が起きないように、ひとつよろしくお願いします。
 それから、この保管場所が、東京都が持っている土地と、土地所有者が東京都ということですが、この3年3カ月間の保管料というのはどのぐらいなんでしょうか。これをお聞かせください。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  ただいまの時点での事務処理でございますけども、年内に東京都さんと今年度の1月、2月、3月の分の契約を交わさせていただくということで準備を進めておりますが、現時点では、ですから今年度についての予定の賃料ということで御了解をいただきたいんですけども、おおむね、月額80万円少々というような、そのぐらいのところでの金額で今年度についての御契約になろうかと思います。
 ですから、3,000平米ほどになりますので、月で平米で割ると270円ぐらいという平米の単価に、割り戻すとなるのかなと思います。以降につきましては、年度ごとの手続をというお話も承っておりますので、今後の状況を見て逐一、確定した時点でまたお伝えできるとは思いますが、当面の予定では今のような金額でございます。


◯委員(森  徹君)  そうしますと、これは3年3カ月合わせて契約するということにはなっていなくて、年度ごとに対応していくと。しかし、基本的にはこの3カ月、これが基本になって契約が進んでいくというふうに考えていいんでしょうか。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  そもそもあの土地をお借りする目的も丁寧に御説明させていただいておりますので、この一定の期間、安心して私ども使わせていただくということを前提に、手続につきましては年度ごとということで、今御質問されたとおりでございます。


◯委員(森  徹君)  この保管場所は、新川防災公園の整備に伴う土の保管以前に、この場所がどこかの工事だとか、そういうようなところで利用されていたという経緯があるんでしょうか。それとも、今回三鷹市のこの事業が初めてなんでしょうか。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  ここの公図で13−1だけということではないんですけれども、この一帯、今回府中市さんがお買い求めにこの後なるであろう部分も含めて、京王線の地下化のところの資材置き場等に使われていたというふうに聞いております。
 あと、ごめんなさい、それが終わりました後、国体の駐車場に使いまして、そして今、この後13−1の部分は三鷹市にということになっております。


◯委員(森  徹君)  じゃあ、掘削残土といいましょうか、その保管場所としては京王線の地下の工事と今回ということで理解していいわけですね。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  京王線の工事の際に掘削残土を置いていたかどうかはちょっとわかりません。資材置き場というふうに聞いております。


◯委員(森  徹君)  そうすると、この残土置き場ではなくて、建設の資材置き場として利用されていたと。ちょっと私、最初の御答弁で残土というふうに理解しちゃったもんですから、再度お願いします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  失礼いたしました。京王線の工事のほうは資材置き場として使っていたというふうに聞いております。


◯委員(森  徹君)  そうしますと、その資材置き場として京王帝都ですか、そこが使っていた使用料といいましょうか、これはわかりますか。それと今回の費用との関連、わかればお答えいただきたいと思いますが。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  ちょっと手元に今資料がございませんので記憶で発言をさせていただいて恐縮でございますが、東京都との間で、この13−1を貸していただくような交渉をしていく中で、私どもも今まではどのような形で賃貸借をしていらしたのかということをお聞きしたときに、京王線の地下化の工事は東京都の事業なので、東京都が自分で使っているところに事業者さんが資材を置いているという扱いになっているので、事業者さんに対して貸しているのではないのだという説明を受けたことがございます。
 ですので、東京都は東京都の土地を東京都の事業で使う際には、そこはお金が発生をしない理屈になっているようでございますので、今までそこの部分で幾らかの契約があって、例えば単価幾らでしたと、そういうようなことはなかったんですよというような説明を受けたことがあります。


◯委員(森  徹君)  これは踏切渋滞の高架化事業、その一環、中央線の高架化と同じような対応だったんだと思いますが、その部局が違うので、そこが賃貸料が発生するかしないかということはわかりませんけども、その辺がわかれば、そういうことが全く東京都内の事業だから、無償で自分の持っている土地に置いたのか、それとも賃貸料が発生したのか、その辺は今のところは三鷹市としては掌握していないと。それとも、あくまでも無償だと、東京都の事業なので、東京都の持っている土地だから、そこはそういう金額的なものは発生しないで置いたというふうに理解してよろしいですね。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  そのとおりです。


◯委員(森  徹君)  この保管料、こういうのは基準っていうんでしょうか、三鷹市としても初めてですか、こういう事業というのは。今までも、ほかでもそういうのがあったかどうかわからないんですけども、その保管料の基準といいましょうか、算出した基準といいましょうか、その辺はどういうところに置かれたんでしょうか。それを最後にお願いします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  私ども、今回東京都の財務局と三鷹市との間での土地の賃貸借契約ということになります。賃借料ということになるのですが。東京都の財務局のほうで鑑定を行って、というわけで、先ほど申し上げましたとおり、国体の駐車場で使っていた、それが使い終わった後で鑑定を行って、土地の評価を先方でお決めになって、それで、そこから鑑定をとったものを基準にして幾らですよと、先ほど内田が申し上げましたような金額でお貸ししますよというような通知が来たというようなことになっております。


◯委員長(伊東光則君)  ほかにどなたか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 では、以上で行政報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時12分 休憩



                  午前10時13分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 議会閉会中継続審査申し出について、本件を議題といたします。
 調布基地跡地の利用促進について積極的な対策を講ずること、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。
                  午前10時14分 散会