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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成25年調布基地跡地利用対策特別委員会) > 2013/03/22 平成25年調布基地跡地利用対策特別委員会本文
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2013/03/22 平成25年調布基地跡地利用対策特別委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(伊東光則君)  ただいまから調布基地跡地利用対策特別委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩



                  午前9時32分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査申し出について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 休憩いたします。
                  午前9時33分 休憩



                  午前9時34分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 行政報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  おはようございます。それでは、私から総括的なお話をさせていただきます。本日は、報告事項が5件でございます。
 まず1点目、資料1をごらんください。平成24年12月21日に開催されました第7回調布基地跡地関連事業推進協議会、いわゆる四者協の会議結果等の御報告でございます。これまで本委員会において御了承いただきました調布飛行場の就航率向上及び三宅島航空路線開設について、調布基地跡地の土地利用計画の一部変更について、それぞれ四者協で確認がなされているところでございます。
 次に、資料2でございます。調布飛行場新ターミナルの供用開始についての資料でございます。新ターミナルは平成25年4月2日に供用開始となります。
 続きまして、資料3でございます。調布飛行場における航空機事故調査報告等についての資料でございます。本件は平成23年10月3日に共立航空撮影株式会社の小型セスナ機が調布飛行場への着陸に当たりまして、滑走路上でバウンドし、前脚を損傷し、走行不能となった事故に関するものでございます。平成23年10月11日の本委員会に事故概要について御報告しておりますが、今回、事故調査報告等について東京都から文書が送付されてきましたので御報告するものでございます。
 4点目としての資料4でございます。市道第800号線についてでございます。この道路は東京都が三鷹都市計画道路3・4・19号として整備を進め、完成後に三鷹市に移管される路線でございます。本件は今議会に議案として提出し、既に議決をいただいておるところでございますが、この調布基地跡地に関連する道路でありますことから、改めて御報告させていただくものでございます。
 最後の資料5でございますが、調布飛行場の離着陸状況についての定例の御報告となります。
 それぞれ詳細については担当より御説明させていただきます。よろしくお願いします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  おはようございます。よろしくお願いいたします。それでは、お手元の資料に沿って御説明をさせていただきます。先ほど企画部長から概略を申し上げましたが、今回は報告事項が5点でございます。
 資料1は、平成24年12月21日に開催された調布基地跡地関連事業推進協議会、いわゆる四者協で配付をされた資料です。資料の右肩に平成24年12月21日、調布基地跡地関連事業推進協議会というふうに小さい文字が打ってございますので、御確認を下さい。9月の本委員会にて御了承いただきました調布飛行場の就航率向上及び三宅島航空路線開設について、資料1の1ページにある内容で地元3市と東京都が合意をいたしました。また、この合意に当たっては、安全対策や騒音対策、離着陸回数削減について、資料1の2ページの内容につきまして、東京都が取り組んでいくということも確認をされたところでございます。
 なお、本案件を了承するに際して、四者協の席上で清原三鷹市長から、本委員会での御議論も踏まえて5つの点について重ねて意見を申し述べましたので、御紹介をさせていただきます。
 まず1点目として、安全対策と騒音対策について、何よりも徹底した安全の確保を最優先するとともに、航路近辺で騒音等の影響を受ける市民の皆様の安心と安全が守られることが大前提となるということを申し述べました。また、2点目として、離着陸回数の削減については、特に個人所有の飛行機に対する方策について、引き続き実効性のある取り組みを行うことを申し上げました。また、3点目として、東京都の取り組み内容の運用について、その運用について厳格に行うとともに、運用結果等については地元3市に対して適時的確な情報提供を望むということを申し上げました。また、4点目として、調布飛行場への交通アクセスの改善については、飛行場への交通の利便性の向上について東京都が主体的に検討、調整することを重ねて要望をいたしました。また、5点目として、計器飛行方式の運用及び三宅島航空路線の開設手続については、四者協の合意に基づいて、手続を進める際の具体的な工程などについては明らかになり次第、地元3市に情報提供をするということも要望をいたしました。
 次に資料1の3ページ、4ページをごらんください。調布基地跡地の土地利用計画につきまして、こちらも9月の本委員会にて御説明した内容と同じでございます。従来は下水道処理場用地として位置づけられていた土地の一部につきまして土地利用を変更し、府中市が東京都から購入して給食センターと消防署の用地にするという内容について御了承をいただきました。3ページが従来のもの、変更前のもので少し地図なども古いものを使っているようでございますが、これを4ページの内容、更新の後のものとして新しく表記をし直して、12月21日に協議に付され、正式に了承をされたところでございます。
 以上が12月21日に開催された四者協での合意の内容の御報告でございますが、この合意を受けて、地元3市と東京都が確認書を取り交わしております。5ページ、6ページに、東京都と三鷹市が2月6日付で締結した確認書をおつけしています。薄くなっていますが印影もごらんいただけるかと思います。内容は、先ほど御説明をいたしました四者協で合意をした資料1の1、2ページと内容は同じでございます。
 それから、次に資料2の御説明を申し上げます。7ページをごらんください。3月14日付で東京都港湾局から出されたプレスリリースの資料でございます。4月2日から供用開始となる調布飛行場新ターミナルについての内容です。
 1ページおめくりいただいて8ページにありますとおり、延べ床面積が1,422平米、鉄骨造2階建てとなっています。新たな機能がそこに幾つか記されておりますけれども、特に新ターミナルは災害発生時に航空輸送基地の本部となる防災等会議室の機能も有しているというようなことが書かれてございます。なお、本日、東京都が主催をして、飛行場の直近にお住まいの地域住民の皆様のみを対象とした新ターミナルの内覧会を開催しているというふうに聞いております。これは、工事等で御迷惑をおかけした地域の皆様への東京都側の配慮として、都から招待状をお渡しして開催をしているというものだそうで、一般に公開されているものではございません。本委員会の皆様には、4月以降、御希望があれば御視察の機会を調整させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 では、資料3の御説明をいたします。資料3は調布飛行場における航空機事故調査報告等についてです。これは、平成23年10月3日に調布飛行場において発生をした航空機の滑走路逸脱事故について、事故の調査報告書が本年2月22日に国土交通省運輸安全委員会から公表されたことを受けて、調査報告書の概要と東京都の今後の対応について、東京都港湾局から調布飛行場の地元3市に対して3月15日付で文書で報告があったものです。
 9ページに、まず調査報告書の概要がまとめられてございます。(1)、事実情報といたしまして、事故の起こった日時、場所、乗組員等、また機体の損傷として、胴体尾部損傷、プロペラ湾曲、着陸装置前脚損傷など、中破したというふうに書かれてございます。
 分析の欄には、当日の気象状況や機長の操縦の状況が書かれています。1項目めには、機体に問題がなかったということが書かれておりますし、また、2項目めには、事故当時の気象について、風向きや風速が変動し、着陸操作に影響を与えやすい状況であったと推定されるとしております。また、最後に、機長の機体操作の状況について細かく具体的に記載をされているようです。
 3番目は事故原因です。1項目めでは、本事故は、着陸時の最初の接地後にバウンドし、2回目の接地時に主脚より先に前脚が接地をして、その後バウンドを繰り返し損傷したものと推定されるというふうにしています。また、2項目めでは、同機が着陸時にバウンドしたことは、降下率が減少しないまま主脚が接地したことによる反発力と減速が十分でなかったために残った揚力が相乗したことによるものだと推定されるというふうにしています。
 10ページ目をごらんください。最後に、バウンドを繰り返す状況となったのは、高くバウンドした同機を再接地させるために機首下げ操作を行い、前脚から接地したことによるものと推定されるというふうにされております。
 10ページ目の2といたしまして、都の今後の対応としては、本事故に係る運輸安全委員会の調査報告書が出された旨の周知と安全対策の徹底を、調布飛行場運航事業者及び自家用機運航者に要請するというふうにしています。なお、これまでの東京都としての対応は、事故発生後に航空機の運航の安全確保に万全を期すよう、調布飛行場運航事業者及び自家用機運航者に要請をしたほか、毎月1回開催する運航担当者の会議の場でも、航空機の安全運航に係る規則の遵守などを要請してきたということが付記されております。
 なお、10ページの上から4行目に記載してありますとおり、航空機事故調査報告書の全文は専門的な内容でページ数も多いことから、本日の委員会資料には省略をさせていただいておりますが、報告書全文は運輸安全委員会のホームページで公開されておりますので、下のほうに参考としてURLをおつけしております。また、資料として紙で御入り用の際には、このような体裁のものなんでございますが、企画経営課までお問い合わせいただければ、お届けをいたします。
 三鷹市といたしましては、事故のあった当初より、都の技監が地元各市に報告とおわびに来庁した際などに市長から直接安全確保の徹底を強く要請するとともに、その後も経過の報告を求めてまいりました。今回の都からの報告は、三鷹市を初めとする地元3市のこれらの要望を受けてのものというふうに考えております。今回、最終的な事故報告書が国から出たことを受けて、改めて都として地元市への説明と、それから都としての見解、今後の対応についての報告があったものというふうに考えております。
 なお、本件の事故当事者の機長につきましては、事故直後に乗務を停止して、社内において特別訓練計画を立て、座学と実学による特別な訓練を実施した後、再度の審査を行って、知識や技能が確実に付与されたことを確認の上乗務に復帰したという報告を、東京都が共立航空から受けているというふうに聞き取っております。
 また、この間、先ほど御説明した計器飛行等の都の取り組み体制にも含まれているとおり、従来からある航空運送事業の操縦者に向けた定期的な審査に加えて、国の航空法の改正を受けまして、それ以外の操縦者──自家用機の操縦者等に対しても特定操縦技能審査制度が創設されるなど、安全対策に向けた取り組みも重ねて行われているところでございます。東京都としても安全性の確保のため、毎月開催される運航担当者会議や、都独自の取り組みとして、事業者を対象とした安全啓発講習会の開催などに取り組んでいるところですが、三鷹市といたしましてもこれらの取り組みについて注視しつつ、都から定期的な報告を要望していきたいというふうに考えております。
 航空機事故に関する報告書と都の取り組み等についての御報告は以上でございます。
 資料4につきまして、市道第800号線でございますが、今議会に議案として提出し、既に議決もいただいてはおりますが、調布飛行場跡地に関する道路でございますので、これまでの経過等についても含めて道路交通課長から御説明を申し上げます。


◯道路交通課長(大川原秀一君)  おはようございます。私からは、市道800号線の今後の移管のスケジュールについて御説明をしたいと思います。11ページの資料4をごらんください。場所ですが、調布基地跡地の2号線ということで位置づけられております都市計画道路3・4・19号線でございます。今回、認定をしたところが水車通りの交差点から都道110号線の人見街道までの間、約660メートルでございます。
 今後のスケジュールについて御説明をいたします。まず、本定例会において3月6日に認定の議決をいただきました。これを受けまして、3月15日に市道800号線としての認定の告示を既に行いました。その後、今年度、平成24年度の末でございますが、東京都において現在都道として認定されておりますが、それを都道の廃止を行います。あわせて平成25年度当初において、三鷹市において市道区域の供用開始の告示を行うことによって、正式として市道としての道路管理を行うことになります。道路としての引き継ぎは以上のスケジュールでございます。
 あと土地の引き継ぎについてでございますが、今後市から東京都へ都有地、道路部分になっている都有地、これは調布市域も含む土地の譲渡の申請を平成25年度に行います。その後、東京都からの譲渡を受けて、譲渡を完了する予定になっております。あわせて譲渡については、三鷹市から調布市へもあわせて通知を行う予定になっております。私からは以上でございます。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  それでは、最後になりますが、資料5の御説明を申し上げます。調布飛行場の平成24年10月から12月までの離着陸状況でございます。13ページをごらんください。10月は2地点間輸送は586回で、前年同月に比べて150回の増、合計は1,457回で、前年同月に比べ345回の増になっております。1ページおめくりいただきまして、11月ですが、2地点間輸送は539回で、前年同月に比べ137回の増、合計は1,378回で、前年同月に比べ198回の増となっております。12月ですが、2地点間輸送が566回、前年同月に比べ51回の増、合計は1,273回で前年同月に比べて188回の減となっております。
 前年同期の10月から12月と比較をいたしますと、平成24年が4,108回、平成23年が3,753回で355回の増となっております。これは、昨年度、新中央航空に法令違反がありました関係で、平成23年9月に航空局から新中央航空に対して厳重注意がなされ、航空局の確認が終わるまで機材のやりくり等が困難となって、欠航が多くなったことが原因だというふうに、調布飛行場より報告を受けてございます。参考までに、そのさらに前年度と今年度を比較をいたしましたところ、ほぼ同じ規模で運航しておりますので、昨年がその機材のやりくりの関係で欠航が多かったために、少なかったというふうに御判断をいただければと思います。
 なお、定例で御報告しております味の素スタジアム輸送人員については、Jリーグがシーズンオフであり、この間バスが稼働するような大規模なイベントもなかったことから、今回の御報告はございません。
 御用意した資料は以上でございますが、1点、追加で御説明をさせていただきます。3月6日の毎日新聞で報道されましたので委員の皆様のお目に触れる機会もおありだったかと思いますが、3月5日の午後1時過ぎに、調布飛行場の駐機スポット上で整備中の軽飛行機のエンジン付近にあった布が燃えるというぼやがございました。火は作業員がすぐに消しとめ、飛行場の運営にも影響がなかったとのことでございます。
 この件につきましては、当日、飛行場管理事務所の所長からまず電話で第一報が入り、その後、メール等で報告があったところです。ぼやがあった際に飛行場の職員がすぐに駆けつけたのですが、そのときもう既に火は消火された後で、ただ念のために消防と警察に通報し、鎮火確認を受けたというふうに聞いております。また、東京都から国土交通省に報告をいたしましたところ、いわゆる航空機の飛行に関する事故ではないので、これは航空機事故とは扱わないという判断を既に受けているというふうに聞いております。私からの御説明は以上でございます。


◯委員長(伊東光則君)  市側の説明は終わりました。これより質疑に入ります。


◯委員(石原 恒君)  おはようございます。では、質問をさせていただきたいと思います。まず、四者協が行われたということで、市長からも5つの点で要望もしていただいたということで、ありがとうございます。具体的な工程は決まり次第ということですけれども、まず就航率の向上で、来年度、平成25年度早期をめどにということですけれども、いろんな条件が整ってからっていうことになるんですが、どんなに早くてもいつごろからっていう可能性があるのか、大体その辺のめどっていうところの、夏なのか、秋なのかとか、その辺の準備が整う段階がどの辺なのかっていうことをお聞きしたいと思います。
 次に、2ページ目にありますが、前回も御質問しましたけれども、今までは整備または給油で使って、外来機の使用は認められていましたけれども、今後、給油のみの外来機は原則認めないということになってきます。前回の質問では、6月から11月にかけての数値を26回ということで御報告をいただきました。その後、12月、1月、2月の3カ月間における給油のみの使用というのはどれくらいだったのかお伺いします。それと、今後給油のみの使用はできないということをどのような形で周知されようとしているのかについてもお伺いしたいと思います。
 市道800号線のことでございますが、課長から今後の予定を御報告いただきましたが、できれば、これは要望でございますけれども、今おっしゃったことをこの図と一緒に載せていただくのがいいかなと思いますが、その辺のお考えを聞かせていただきたいなと。工程的なものもあわせて情報として御提示いただければよかったのかなというふうに思います。まずはそこまで、お願いいたします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  では、私からは3点、就航率の向上については、いつごろからIFRが始まるかという点と、給油のみの回数と、それから今後の給油のみについての周知の方法ですかね、よろしゅうございましょうか。
 就航率の向上につきまして、今東京都側が国との間で、関係者との間で鋭意調整をしているところだと聞いておりまして、私どもは、できれば4月の当初から始めたいのだというふうな説明を内々には受けているのですが、きょう時点でまだいつから始めるという確たる情報、きのうも、きょうも確認をしておりますけれども、今のところまだいただいてはおりません。幾つか、国交省との間ですとか、それから管制を受ける横田基地との間ですとか、そういう幾つか段取りがあるようでございまして、それの手続を東京都港湾局としては必死で今踏んでいるところだというふうに聞いております。その1つのプロセスがきょうお出しいたしました地元市との確認書の取り交わし、それが2月6日付ということで済んでいるわけですけれども、東京都と地元市との関係は四者協の合意、確認書の取り交わしで済んでいるわけですが、あとは実際に飛ぶためのいろいろな手続に今入っているところだと聞いております。
 ですので、実際に整っていつからということ自体は、私どもも今、日付を待っているということですが、今質問委員さん、夏なのか、秋なのかというお問いかけでございましたけれども、私どもは春からというふうには一応聞いているところではございますが、申しわけございません、きょう時点でそれが何月何日からであるかという情報は入ってございません。
 それから、給油のみの回数は何回だったのかというお問い合わせでございまして、これも今飛行場のほうに確認をいたしましたところ、10月から12月の3カ月間でということでのお返事があったのですが、離着陸回数として8回、離・着陸ですので、4フライト8回ということですね。それが給油のみの目的で離着陸したフライト数だというふうに聞き及んでおります。
 今後の周知の方法ということでございますけれども、外来機であっても、調布飛行場を利用していただく場合には、事前にその飛行場の使用届というのを、要するに登録をしていただくというような手続があるんだそうでございます。昨年度、調布飛行場を使ったことのある飛行機に対して、既に全ての使用者に対して、4月以降は給油目的のみでの飛来はできませんよということを既にお知らせ済みだそうです。ですので、今後もし新たに登録されるという方がいらっしゃれば、もちろんそのたびにお知らせするんだとは思いますが、既に今実績のある方にはお知らせをしてあるということで、飛行場の所長が申しますには、給油目的を断るということになっていることについて、飛行機を運用する側の方にとっては、えっというような反響もどうやらあるそうでございますけれども、それは地元とのお約束なので、飛行場としてはきちんと遵守をしていくのだというふうなコメントをもらっているところでございます。私からは以上です。


◯道路交通課長(大川原秀一君)  800号線のスケジュールの説明において、口頭だけでなく、より詳細なペーパーが必要ではなかったかということなんですが、今後の要望としまして、今後よりきめ細かい御説明に心がけていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。工程的なことは本当にまだ不明確ということで、大体春からを目標にされているということがわかれば。ありがとうございます。
 それと、あと、給油のこと。ぜひ周知を図っていただきたいんですが、1回、もともと登録されている方々は多分そうやって伝えられると思うんですけれど、要は目的地が全く違うところで、何ていうんですかね、何かのトラブルで寄らなきゃいけなかった、それはもちろん受け付けはするんでしょうけれども、そういうことを受け付けていない飛行場だっていうことを、もっとより効果的に伝えることも、やはり今後検討いただきたいなというふうに思います。
 あと、多分準備はされていないと思いますけれども、こういった小規模の飛行場、日本各地にもありますけれど、こういったところは、こういった給油のみはできないのかとか、その辺の条件ももし調べられるんでしたらば、こういった取り組み等を参考にしていただければなというふうに思います。
 事故のことについてちょっとお伺いというか、まずは約1年半経過したわけでございますけれども、ちょっと遅いかなというふうな感じがします。国土交通省のいろんな調査が入ってのことだとは思いますけれども、それにしてもちょっと遅いかなというふうに思います。その間、住民の方も御心配なさっただろうし、その辺も十分に御配慮いただければなというふうに思います。今回、市議会の中では、委員会として御報告いただきましたけれども、この結果は周辺住民の方にはどういった形で御説明がされるのか、機会がないんでしたらば、そういった報告書が配布されるのか、その辺のお考えをお聞かせいただきたいなというふうに思います。
 それと、この事故に関してですが、分析がされていますけれども、機長が風を考慮して早目の進入速度で、エンジン出力を絞るタイミングを遅くしてというふうに書いてありますが、この判断は正しかったんでしょうか。その辺はどのように伺っているでしょうか、お伺いしたいなというふうに思います。
 あと、これは共立航空撮影株式会社の、要は航空写真を撮る会社だと思うんで、基本的にはそういった作業員のみだと思いますけれど、仮にこれがドルニエ機だったら、本当に搭乗されている可能性もありますし、そういうところはすごく心配なところですが、この天候でこういう状況下のときにはこういう操縦をするのか、ドルニエ機の場合もあり得るのか、その辺のことをわかっていればお伺いしたいなと思います。以上、よろしくお願いいたします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  まず、事故の調査結果ということで、1年半が経過していて、遅いのではという御質問ですが、私どもも、私が昨年4月に着任しました以降も、委員会の開催されるたびに、まだですか、まだですかというふうにお問い合わせをして、東京都としても、まだなんですと。東京都としてハンドリングできるスケジュールでもないものですから、東京都としても、自分たちも待っているところなんだというような回答をもらっていたところなんですね。
 そういう意味で、早いか、遅いかといえば、私どもも非常に待っておりましたということでございますが。一方で、この東京都にしても、それから、共立航空という会社にいたしましても、この事故調査の結果を待たずに、改善措置といいますか、もちろん東京都としてはこの当該の会社に限らず、調布飛行場を利用する全ての──もちろん新中央を含めての全ての航空事業者と、それから自家用機の操縦者に対しての注意喚起、もしくは研修等を行ってきて、ゆめゆめこういうことが二度と起きないようにということを厳重に監視してきたところでございますし、この会社自体も、この報告書を待たずに社内での研修の強化ですとか、先ほど申し上げましたとおり、当該の機長への再研修、再教育であるとか、そういうことを行ってきておりますので。調査報告書自体は今になりましたけれども、対策自体はもう事故の直後からとられてきたというふうに、私どもとしては捉えております。もちろん、こういうことは常に気をつけ続けなければいけないことではございますので、調査報告書が出たからといって、逆にこれで終わりということではなくて、日々きちんとしたチェック体制、定期的な報告を求めていきたいというふうに思っております。
 それから、操作につきまして、私も詳しいわけではございませんので、私が読み取った範囲でということでお聞き取りいただければと思いますけれども、本来であれば、無理に着陸をしないで、バウンドした時点で1回飛び立つというふうにすべきだったのではないかと推定されるというような事故調査報告書の中の記載にはなっているようでございます。なので、それはもう一回やり直しができることではございませんので、事故は起こってしまったわけなんですけれども、ということを前提にして、つまり、こういうような気象条件のときに、そういうような状況に陥ったときに、要するに1回バウンドしてしまったようなときに、次にどうアクションすべきなのかということについての再教育ですとか、そういうことを研修などがなされたというような報告もございますので、別な判断をすべきだったので、そういう判断ができるように再教育をしたというような報告を受けているところでございます。
 それから、ドルニエ機にもあり得るのかという御質問は大変お答えしにくい御質問でございますが、私が今申し上げられますのは、ドルニエ機を運航しております新中央を含めて、再度の注意喚起がなされて、もちろんそれぞれの社の中で、こういう事故が身近で起こりましたので、全てのパイロットに対しての注意喚起や、ある意味研修ですとか、そういうものが行われたと思っておりますし、ドルニエ機を運航している新中央航空につきましては、重大な事故を過去に起こしたことはないということはわかっておりますので、現時点ではそういう事故は起こっていないということは申し上げさせていただければと思います。
               (「周辺住民への」と呼ぶ者あり)
 失礼いたしました。公表ですね。ちょっと東京都に確認をさせていただければと思います。基本的には、今回も国の報告を受けて東京都が地元3市に対して報告をしたというものを、きょう御報告をしているという形になってございますので、国の報告書は報告書として、これ自体はインターネットで国は公表をしているわけですけれども、東京都がどのように対応するのか、事故経過について東京都が対策も含めて、今までやってきたことも含め、これからの対策も含めてどうするのかというのは、東京都のほうからどのように対応するのかをきちんと確認をしてまいりたいと思います。


◯委員(石原 恒君)  答弁ありがとうございます。そうですね、いろんな国のことですので、市からも、東京都からも言ってもなかなか報告が出ないのは仕方ないのかなという部分はありますけれど、これまでもいろいろと要求をされていたということが今回の話でよくわかりました。
 あと、住民への説明は、一方で、やっぱりそういった計器飛行のことでお願いしている立場でもございますし、三宅島の就航のこともお願いしている立場ですので、悪いことは伝えないというのはやはりよくないことでございますので、きちっとこういうことを報告をして、やはり信頼関係を築くことをしていただきたいなというふうに思いますので、三鷹市からも東京都のほうに働きかけをお願いしたいなというふうに思います。
 ドルニエ機のほうは今までも事故がなかったということですし、一応そういった教育もこれからも行っていくということも確認をさせていただきました。ぜひ、こういったちょっとした事故でも、大きく事故に広がることもありますし、先ほどもちょっと別の報告ではありましたけれども、そういったささいなことでございますけれども、明らかにしていくことがやっぱり信頼関係を築く第一歩だと思いますので、ぜひ今後ともよろしくお願いします。課長からも定期的な報告を要望していきたいという言葉もいただきましたので、ぜひよろしくお願いいたします。ありがとうございます。


◯委員長(伊東光則君)  どなたか。


◯委員(吉沼徳人君)  よろしくお願いいたします。ちょっと2点ほど教えていただきたいと思います。2ページの、東京都の取り組み内容の離着陸回数の削減の取り組みの丸の一番最初のところなんですけれど、駐機スポットを20%から34%引き上げるということによって、これは離着陸回数の削減にどのように、どこの部分がどう影響して削減につながるのかということをちょっと1つ教えていただきたいと思います。
 それと、もう一つが、離着陸回数の削減に一生懸命取り組んでいただいているんですけれども、報告書の毎月の離着陸回数の集計表の中で、航空測量とか、航空写真撮影というものについては、何か削減とか、そういった規制とかっていうものは一切載っていないのですけれども、これを足すと、大体2地点間の輸送回数と余り変わらないくらいの回数があるんですけれど、これについては削減とか、そういった規制というのは一切ないのでしょうか。以上、2件お願いいたします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  駐機スポットの削減割合ということで、駐機スポットというのは、つまりとめておく駐車スペースのような、駐機ですので飛行機をとめておく場所なんですね。単にとめておく場所ではなくて、飛行機の場合、例えばとめておくだけでなくて車輪を固定するですとか、いろいろな機能がありますので、ただとめるということではなくて、きちんとそういうスポットのところにきちんととめなくてはいけないということがあるようですが、このスポットの数を減らすということは、つまり調布飛行場にとめられる飛行機の数を減らすということでございますので、実際に調布飛行場から離発着する回数が必然的に減っていく。つまり、そこにとまっているものが少なければ、飛び立つものも少なくなるということで、削減につながるというようなことになっております。
 それから、写真撮影等の業務用の飛行場についての規制等はないのかということで、現時点では、業務用のものについての削減の割合とか、そういうことは想定はされておりません。まずは自家用機、個人で所有していらっしゃるものの削減を東京都として進めているところですね。
 1つには、やはり安全管理という面からいいましても、運航事業者としてきちんとコントロールできるところについてはかなりいろいろ指導したりとか、管理をすることもできるわけですけれども、個人利用の方、今回、免許更新のような形で、技能をきちんと2年に1度推しはかるというような法改正もなされましたけれども、やはり、まずは個人利用、そういう意味でいえば、個人の利用で、全部が全部趣味活動ではないかもしれませんけれども、基本的には御自分の趣味活動の中でお使いになっているものから順番に減らしていく。業務のものは今はまだ削減をしていないというようなことになっております。


◯委員(吉沼徳人君)  ありがとうございます。駐機スポットの削減が20%から34%にふえるんですけれども、そうすると、今までは満車というか、いっぱいに入っていたのか。それで、この20%から34%になることによって何機くらいその駐機台数が減るのか、その辺はおわかりでしょうか。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  今ここで削減をして、駐機スポットを減らす工事を実際しているところだったんですけれども、今まで96機とめられるというふうだったものが78機になるというふうに聞いております。


◯委員(吉沼徳人君)  今までは、そうすると96機満杯にとまっていたのが、今度78機になるという解釈でよろしいのか、それとも、空いていたんだけれども、今までも78機以下であったんだったら、余り変わりがないということなんですけれど、その辺のところはいかがでしょう。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  ごめんなさい、満車だったかどうかは、ちょっと今手元ではわからないのですが、飛行場の所長とこの話をしていましたときに、やはり減らすことで、とめられなくなる機が出るようなこと、いろいろな影響が実際には出るので、クレームじゃないですけれど、利用者の方からはいろいろ飛行場のほうには言ってみえるのだというようなお話を聞いたことがありますので、削減には役立っているのではないかと判断しているところでございます。


◯委員(吉沼徳人君)  できれば、もうちょっと調査をしていただいて、現実にもともと78機以下しかなかったんであれば、余りこれ、削減の意味はないかなというふうに感じます。
 それと、あと航空測量と写真撮影のほうなんですけれど、これは結局今のお話ですと、1日の離着陸回数2万3,000回を超えないうちは、ある程度そのまんまにして、超えるようになったときに調整をするというようなことでよろしいんでしょうか。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  そういう意味でいいますと、今自家用機を入れても2万3,000回は当然下回っているわけでございますけれども、下回っている中で、より減らせるように努力をしているところでございます。やはり業務用のものは業務用のものとして飛行場として活用しつつですね、なるべくほかの面で削減をしていくというようなことを、今対策としてとっているということです。


◯委員(吉沼徳人君)  わかりました。なるべく離着陸回数の少ないように、住民に被害のないようによろしくお願いいたします。以上で終わります。


◯委員長(伊東光則君)  どなたかいらっしゃいますか。


◯委員(森  徹君)  じゃあ、済みません。先ほど、市長が5点申し入れをしたということですが、その4番目のアクセスの利便性、ちょっとこれ、もう少し詳しくといいましょうか、その背景も含めてこのアクセス問題、報告いただければと思います。
 それから、三宅島の航空路線の開設で、平成26年度の早期をめど、これも早期っていうのは春ということなんでしょうか、具体的にあれば。
 それから、市道の800号線の開通で人見との接続場所ですね。ここ、信号が現在は西側にあると思うんですが、この場所の交通安全対策といいましょうか、ここの取りつけの部分というのが信号機の場所からちょっとずれるのかなと。現在はわかりませんけれども、ちょっとこの辺の安全対策と。それから、交通量がかなり水車通りからこちらに動いているんだと思うんですけれども、その辺の状況も含めて安全対策問題、お答えいただければと思います。以上、3点です。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  まず私からは2点、お答えを申し上げます。まず、市長から4点目に申し上げましたアクセスの問題、これは9月の本委員会で御議論をいただいて御了承という結論を出していただきましたときにも、市長のほうに委員長、副委員長から御報告を頂戴したときに、委員会の御意向の1つとして、アクセス、便数がふえるということもあるのであれば、飛行場へのアクセスの問題をきちんと対応してほしいという御意見を頂戴をして、それを受けて市長が四者協で発言をしたという経過もございます。
 もちろん、市といたしましても、大沢の崖の下ということで、比較的現時点では定期的なバス路線も、みたかシティバスがぐるっと回って通っているというところがございますけれども、なかなかアクセスしにくいというお声もいただきます。就航率が向上し、三宅島航空路線が新設されるとなれば、御利用者がふえるということがもちろん想定されますので、飛行場まで行く方、もしくは飛行場に着いて、そこから都心等へ出られる方の利便性をより向上させてほしいんだということ。それは、やはり地元市に任せ切りにするのではなくて、東京都のコミューター空港でございますので、東京都としてきちんと主体的に取り組んでほしいんだということを、まずは申し上げたということでございます。
 もちろん、三鷹市としても、それは調布、府中もそうだと思いますけれど、三鷹市としても協力をしないということではございませんので、既にバス事業者さんとの交渉をしたいんだがというような相談を東京都から受けたりとかはしてございまして、バスの路線等はなかなか難しい問題もございますけれども、東京都が主体的に動いてもらいつつですね、三鷹市としてもバックアップをしていきたいなというふうに思っているところでございます。
 それから、三宅島の新路線、こちらも早期をというふうに書いてございます。私どもは平成26年度のやはり春、可能であれば4月というようなことを聞いてはおりますが、これもまだ確定したわけではございませんので、平成26年度の春をめどに準備をしているというふうに聞いているところでございます。私からは以上です。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  交通に関して2点ほど御質問をいただきました。まず、人見街道との接続の交差点の件でございますが、こちらは野川公園のほうから出てくる形がちょっと変則的になっておりまして、それにあわせて現状の形、あるいは出入りの部分を考えて今の形で信号機が設置されたというふうに聞いております。今後、ちょっとその状況をまた見ながら、スムーズな流れとか、交通安全上課題があれば、また市としても交通管理者等に要請していきたいと考えております。
 2点目の交通量、水車通りからの転換ということですけれども、まだ完全に100%というか、そちらのほうに流れが移ったということではなく、水車通りのほうもまだ残っておりますが、時間の経過とともに周知されると、だんだんそちらのほうに移っていくんじゃないかというふうに考えております。データ的には、まだ東京都のほうでもそういったデータをとっているということではないので、こちらについても、また今後の推移を見ながら、必要な対策があれば今後検討していきたいと考えているところでございます。


◯委員(森  徹君)  ありがとうございました。東京都に申し入れた中で、都が主体的にということですけれども、これは予特でも質問させていただいて、西部ゾーンとの関係の見直しってありましたよね。これを東京都に働きかけたという市長の申し入れの背景には、そこの辺での東京都から補助金だとか、そういうようなものも頭に入れながらの──例えば、東京都が具体的にバス事業その他で、都営バスその他を持ってくるということよりも、三鷹市のコミュニティバスとの関係での補助金とか、そういうものもあるんでしょうか。これが再質問ですね。
 それから、あと、市道800号線、これは天文台通りの、ある面で1つのバイパス的な役割も果たしていくんだろうと思うんですね、西のほうに抜ける。そういう点での地域の安全対策という点でも、その辺をしっかりと見ながら安全対策をお願いしたいと。これは要望的になりますが、よろしくお願いします。じゃあ、その1点。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  東京都の港湾局の課長さんと私ども担当者同士の議論の中では、例えば都バスが運行なんていうのはどうなんですかということを申し上げたことはないわけではございません。非常に難しいんだという会話をしたという記憶がございます。
 それから、私どもとしては、やはり今委員おっしゃったとおり、補助金などが出て、コミュニティバスがパワーアップするのであればという思いは、三鷹市側としてはもちろんないわけではございませんけれども、それもなかなか一朝一夕にはいかないようでございますので、ここから実際のバス事業者さんにいろいろ問い合わせをしたりとかする中で、一番いい方法は何なのかということを、東京都を前面に押し出しつつ三鷹も協力をして進んでいきたいなというふうには思ってございます。


◯委員(森  徹君)  わかりました。西部ルートは唯一の赤字ということで、いろいろ過去も路線の見直し、それでもまだ黒字になっていないという。しかし、地域にとっては、交通不便地域ですから非常に大切な、これを市として簡単に廃止という方向には行かないんだろうと思うんですね。そういう点で、三宅島の路線を受け入れると。では、地元は安全面でもリスクを負いながら受け入れるって形になるわけですから、ぜひ東京都からしっかりと補助金を引き出すというようなことも含めてですね、三鷹市としても働いていただければというふうに思います。よろしくお願いします。答弁は結構です。


◯委員(後藤貴光君)  それでは、1点、お伺いしたいと思います。調布飛行場における航空事故調査報告の関係なんですけれども、報告の内容を読ませていただくと、今回の事故っていろいろ、若干の気象状況の影響というのもあったにしても、機長によるヒューマンエラーっていうんですかね、そういった部分が主っていうような形の報告だとは思うんですけれども。通常、もっと大型のジャンボジェットとか、そういうような形のものっていうのは、非常にコンピューター制御とか、そういう部分と人間の訓練と、そういうのが非常にミックスするような形の中で高い安全性を維持していると思うんですね。
 だから、実質としては、何ていうんですかね、大型のそういうふうな航空機とセスナ等のこういう小型のというのを比較すると、離発着回数の実質からすると、こういった小型のほうが、これは実際に調べたわけではないんですけれども、事故件数というか、そういう発生件数が多いのではないかというような印象を受けるんですけれども。そういった中で、この調布飛行場というのは周りが住宅街ですよね。そういったところを勘案すると、もちろんパイロットの方の訓練で十分にやっていただくということは必要だと思うんですけれども、今回もいろいろ計器飛行を導入したりとか、いろいろな取り組み、さまざま法改正とかありますけれども、さらにこの調布飛行場という立地の状況を考えるときに、より一層の安全性を向上するために、何ていうんですかね、機械的な部分での制御っていうものを要件、そういったものも高めるような取り組み、あるいはそういった課題発信力ですかね、ことし三鷹市でテーマにしている部分もありますけれども、そういった部分。
 これから東京都のほう、国のほうでも安全基準、安全の報告を受けての何らかのアクションというのは出てくると思うんですけれども、そのあたりの今後の工程であったりとか、あるいは三鷹市としての具体的な今後の要望であったりとか、そのあたりの対策、それについてはどのように進めていくのか、考えているのかお伺いしたいと思います。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  ヒューマンエラーを防ぐという意味で、機械的なものをというのが今の御質問の中にもございましたが、三鷹市単体としてそのようなことをということはなかなか難しいかなと思いますけれども、やはり私どもといたしましては、今質問委員おっしゃったとおり、やはりどうやってヒューマンエラーを最小にしていくのか、ゼロにしていくのかということに尽きるんだと思うんですね。ですので、そのことについての、やはりきちんとした対応も重ねての要望。それから、実際にどういうふうにチェックをしていらっしゃるかということの御報告。それを地元は常に見ていますよということを発信することで、飛行場のスタッフの方だけではなくて、航空事業者さん、それぞれのパイロットの方が、今まさにおっしゃったとおり、住宅地の中にある飛行場を使っているんだということの責任といいますか、事の重大性をきちんと日々感じていただくことがヒューマンエラーを防いでいく、結局のところ近道なんじゃないかなというふうに私どもとしては思っております。
 ですので、それは常に発信をしつつ、きちんと地元市なりのチェックをさせていただくということで、今後さらに注視していきたいなというふうに思っております。また、私どもよりも東京都のほうには専門家もおりますので、東京都の専門家、実際に飛行場に勤務している専門家の方のお話なども伺いながら、きちんとした対応をとっていただくようにお願いをしてまいりたいというふうに思っております。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  今課長が申し上げたとおりでありますけれども、若干つけ加えますと、今回の事故との直接気象上の関係ということではありませんが、まさに今後の計器飛行に対応した運航なども現実に起こってまいりますから、そういう状況などもぜひ東京都から各航空会社や関係事業者にも的確な情報把握に努めて、そういう新たな運航方式による安全性の向上などが図られているのかと、そういったところも確認をしながら、機材や空港のシステム全般の刷新とかっていうのはなかなか多くの課題もあるとは思いますが、現状できる技術的な取り組みの実効性をきちんと確認をしながら、安全性について見きわめを地元としてもさせていただきたいと、こういったことを東京都にも伝えていくことができればと、こういうことも考えております。


◯委員(川原純子さん)  済みません、離着陸回数削減の取り組みのところなんですが、先ほど御説明もありましたけれど、この協定時の約束20%からさらに34%に引き上げるということで、20から34というこの数字がどのようなことから割り出されたのかっていうことをお聞きしたいと思います。
 それと、あと、これは私からの資料に対しての要望なんですが、調布基地跡地の土地利用計画のこの現行と、それから変更案なんですけれど、この図も何度か前にもいただいてはいるんですが、ちょっと裏表だと見比べしにくいので、できましたら並行して置いていただけると助かると思いますので、よろしくお願い申し上げます。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  まず、2点目のほうの資料への御要望につきましては、今後配慮させていただきます。申しわけございません。裏写りしてしまったり、見づらかったりなさったかと思います。どうも失礼をいたしました。
 それから、20%から34%という、その34%の数字の根拠ということで、ごめんなさい、今すぐにその根拠はこれでございますという資料が今手元にないのですが、先ほど申し上げました協定締結時は119機だったものを、今96機にしていて、平成25年度には78機にするという、その削減を、実際に削減ができる数というのが飛行場の中で割っていくとそういう数になるということがありますので、そういう数等を勘案してのパーセンテージではなかったかと思いますけれど、申しわけございません、今手元に、はっきり、これなので34%でございますという数字は、申しわけございません、持ってございません。


◯委員(川原純子さん)  済みません、この34という数字がどこから割り出されたのかっていうことだけ、また後ほど教えていただければと思います。以上です。


◯委員(半田伸明君)  四者協で一定の前進があったと。その四者協の前には当然我々の跡地委員会があった。跡地委員会の正副委員長の報告を受けて、市長がそれを重く見られて発言なされたことについては心から敬意を表したいと思います。非常に大切な5つの話だったのかなと、私は思います。
 あと、問題なのは、この東京都の取り組み内容というところなんですが、先ほど申し上げたような委員会の経過を経て、市長が発言をして、四者協という非常に重みのある場でこの取り組み内容が交わされた。これが交わされたでおしまいだったら、ちょっと困るわけですよね。三鷹市として、そういう特別委員会を経て市長が発言したことに基づいて取り組み内容が交わされたっていうことの重みを考えますと、これはちょっとあえてこの言葉を使いますが、三鷹市としてしっかりとこれを監視をしていかなければいけない。
 実際に20%から34%っていう話は、実際に工事がある云々というお話、答弁得て、ああ、それはちゃんと実行に移っているんだなということで私は聞きましたが、例えばほかのところ。ここに例えば体験飛行は禁止するとありますね。ちょっと上に行きましょう。2万3,000回上限、実際は1万6,000弱というところの数字がありますね。外来機の整備または給油というところは、給油目的の使用を原則禁止とありますね。ルールは幾つかあるわけです。現状、東京都さんからの報告をいただいている事項もありますよね。
 そのことを踏まえて改めてお伺いしたいのは、これらをどのように三鷹市はチェックをしていくのか。市長発言があったということはかなり重い事実ですので、現場レベル及び東京都の──本体と言っていいんでしょうかね、新宿レベルと比較して、実はこれがないがしろになったんだったら、これはもう話にならないわけですね。だから、これはきっちりと監視をしていかなければいけない。改めて、どのような姿勢で臨まれるのかを一応お伺いをしておきたいと思います。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  もっともな御指摘でございまして、そうしたことを踏まえまして、市長自身が先ほど5点の中で、厳格にこの運用を行うこと、そして、その運用結果等については適宜的確な情報提供を行うことと。要は、我々はこういうふうに約束したことについてどのように守ったのか、それをわかるようにしなさいと、このように申し上げておりますので。具体的な、それが十分か、不十分かについては、これからのやりとりの中で決めていきたいと思いますが、我々もこの約束がどのように守られてきたのか、そして、それを市民や本委員会にどのように説明できるかということを観点に、この内容の遵守についてしっかり対応していきたいと、このように考えております。


◯委員(宍戸治重君)  いろいろ質問が出ておりましたけれども、よろしくお願いします。まずターミナルの件なんですが、ちょっと単純な質問で、実際には開かれると、ちょっと大き目の地方の空港と違って、ターミナルといっても事務的なものくらいで、地域産業とか、それの振興なんていうのは考えられない状況なんだろうと思うけれど、何か話が出ておりましたらお願いします。
 それと、実際に三宅島航空路線が開設されるということになっているわけなんですけれど、ドルニエ機が現在就航されていますけれど、その主要目的と、その利用者がどういうような交通アクセスを利用しているのかっていうのはわかるんですかね。そういう予測からすると、これからの三宅島航空路線が開設すると、どういうふうに人が動くのかとかということがわかってくるんだろうっていうふうに思います。その辺、おわかりでしたらお願いしたいと思います。
 それから、この800号線を開通すると、じゃあ、どうやって車が動いていくのかというと、南北道路を考えると、これに一番近い天文台通り、それから調布保谷線、小金井のほうにある、ここの地図に載っている、これは東八までの通りかな、それを考えると、余りメリットがない。800号線の延長線上はつつじケ丘から、まだ工事が終了していないところもありますけれど、それの延長線上にあると。それもこれも人見街道で府中へ行く、小金井へ行くっていうメリットっていうのも余りないような気がしますけれど、どういう車がふえていく、どのくらいの交通量を予測しているのかっていうのは今現在わかるんでしょうかね。とりあえずそこを。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  まずターミナルの地域振興的なということで、私どもも実は中をまだ見たことはございませんで、詳細は不明でございますが、ここまで来る議論の中では、例えば島嶼部の物品の少なくとも展示ですとか、御紹介などはできたらいいんじゃないのかというような議論があったやに聞いておりますので、何かそういうような地域活性につながるような何かを付加していきたいという思いはあるのではないかと思います。申しわけございません、現状を確認しておりませんけれども、アイデアの中ではそういうものもあったということを御紹介させていただきます。
 それから、今の新中央のほうの利用者等の皆さんが実際にどのような交通アクセスをお使いになっていらっしゃるかというのは、実は三鷹市から、本委員会の御意向を受けて市長が四者協の中でアクセスをぜひということを申し上げたことをきっかけにいたしまして、港湾局のほうでも非常に重く受けとめて、今、大島、新島、神津島便が飛んでおりますけれども、その御利用者の方に交通手段に関するアンケートというのをとっているというふうに聞いております。アンケート結果をまだ頂戴したわけではないので、それが出ましたら、また御報告をさせていただければと思います。どういうふうにやっているかまでは聞いていないので、一応こういうアンケートをとるのだというようなお話を聞いたことがございまして。ですので、東京都としても、少なくとも今まず御利用になっていらっしゃる便の皆様がどんなふうに交通アクセスを考えていらっしゃるか、実際にどう御利用なのかということを調べつつ、では、この先就航率が向上したり、また新たに三宅が加わったりというときにどうしていくべきなのかという対策を講じるのに使いたいと思ってアンケートをとっているというような話は聞いているところでございます。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  私のほうから、市道800号線の交通量等の考え方についてお答えいたします。こちらの跡地全体として都市計画道路が配置されておりますが、例えばスタジアム通りと言われる府中3・3・25号とか、その全体の計画の中でこちらの3・4・19号も配置されたと。全体の交通をどのように分散したり、あるいは通過交通を処理するかということの中で、一番この3・4・19号、市道800号線につきましては、水車通りがこの地域、メーンの通りになっていたと。当時の交通量でいきますと、約1日6,000台という数字が出ております。
 この路線が逆にできないとしますと、水車通りにそれ以上の負担がかかってくるということで。済みません、6,000台というのは水車通りの既存と将来を合わせての数字でございますが、その負担が全てかかるっていうことを避けるために、この路線は必要だということで。また、さらにこの飛行場へのアクセス、そのためにこの路線が整備されたというふうに考えているところでございます。


◯委員(宍戸治重君)  じゃあ、後のほうからの答弁に。6,000台っていうのが果たして多いのか、少ないのかっていうと、実際には僕もあそこに立って見ているわけじゃないんで、ひっきりなしに通るのが6,000台なのか、何かよくわかりませんけれど、こう考えると、水車通りを通っていたものが通るんだということからすれば、まあ、それなりの交通量もあるけれども、これだけ整備された道路にしては、信号でとまっちゃうほどの混雑はないのかなっていうような気はします。
 そういう意味から、これから便利さがわかってくれば、甲州街道と東八道路の間の道として、場合によれば利用者がふえるのかもしれない。それと、公園の間にあるということで、その交通量からすると、途中で人が渡ったりなんかする可能性というのは十分ありますよね。柵はあるようですけれど、そういう点でも安全性には十分注意して動向を注視していただきたいなっていうふうに思います。
 ターミナルの関係なんですが、もちろん産業振興っていうほどのことはないにしても、三鷹から発信するような、例えばジブリであるとか、スタジアムであるとかっていうもののパンフレットっていいますかね、何かそういうものもやはり、そういう意味での利活用をするように、ぜひ──提案できる場所があるんですかね、そういうところでは活用していっていただきたいなと思います。あそこに島のものを並べられても、じゃあ、誰が行くんだみたいなことになっちゃうわけですよね。そこからまた、そういう意味での発信をどうするかっていうことも、できるんだったらやってもらいたいなっていうふうに思います。一応何か御答弁がありましたら、お願いします。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  ターミナルの地域活性化に向けた取り組みということで、私も現物これから見るんですけれども、前、設計時点に聞いた話では、やはり1階においては、島嶼物産とか、そういうのを置きますよということを聞いておりますが、基本的には2階に上がりますと、たしか展望ロビーがあるはずなんですね。そのほかにユーティリティースペースという、本来、だから地元開放用施設なんですね。そういうこともあってですね、それにやっぱりギャラリー的な使い方もできるっていうふうに聞いているんですよ。
 ですから、それが島嶼運航に対する地元のPR用のパネルとかを飾るのかどうか、そういうのも今後運用の仕方では地元から提案していいのではないかというふうに考えておりますので。ただ、三鷹だけのものではないので、その辺、3市とも御相談しながらですね。やはり、逆に島嶼の人にこの地元3市を御紹介する機会でもありますから。それで、観光のためにここを通過する方々にも、やはり島嶼だけでなく地元3市に触れていただく機会でありますので、今後いろんなことを議論していきたいというふうに考えておりますので、また御要望があればこの委員会でも承っていきたいというふうに考えております。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  道路の関係でございますが、委員おっしゃられるとおり、公園を挟む形でこの道路は計画配置されております。また、周辺の天文台通りとか、そういった全体の状況を今後注視しながら、適切な安全対策等も今後検討しながら進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


◯委員(宍戸治重君)  ありがとうございました。最後に、もう一つ、ターミナルができて、羽田や何かと違って、空港が絵になるようなものまでは大規模なものじゃないですけれど、僕らも昔からよく花火を見にいくのはあそこで見るとかね、ターミナルを中心に、観光までは行かないけれど、何とかスポットくらいの、今、夜になると高速道路の電気がずっと一直線に並ぶんだよね。非常にいい景色であるところは、それと開放感があるし、夜も何となく違った雰囲気の場所で、いい場所だなっていうふうには思っています。そういうことからしたら、それがいいのかどうかわからないけれど、何か観光スポットに活用できるような1つの地点として、ターミナルがどういうふうな電飾をされるのかわかりませんけれど、活用できるようにお願いして終わりたいと思います。ありがとうございました。


◯委員長(伊東光則君)  以上で行政報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時49分 休憩



                  午前10時56分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 まず、議会閉会中継続審査申し出について。
 調布基地跡地の利用促進について積極的な対策を講ずること、本件については、議会閉会中の継続審査を申し出ることと確認させていただきたいと思います。これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 続きまして、次回委員会の日程について確認させていただきます。
 次回委員会は、4月中に行政視察を行うこととし、日時については正副委員長に御一任いただき、その間別途委員会開催の必要があれば、あわせて正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、委員会を開かないこととなった場合には、その旨御連絡することといたしますので、よろしくお願いいたします。
 その他、何かありますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。
                  午前10時58分 散会