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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成25年東京外郭環状道路調査対策特別委員会) > 2013/08/21 平成25年東京外郭環状道路調査対策特別委員会本文
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2013/08/21 平成25年東京外郭環状道路調査対策特別委員会本文

                  午前9時58分 開議
◯委員長(加藤浩司君)  ただいまから、東京外郭環状道路調査対策特別委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時59分 休憩



                  午前9時59分 再開
◯委員長(加藤浩司君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで、しばらく休憩いたします。
                  午前9時59分 休憩



                  午前10時02分 再開
◯委員長(加藤浩司君)  委員会を再開いたします。
 都市整備部報告、本件を議題といたします。本件に対する市側の説明を求めます。
 まず、項目アの説明を求めます。


◯事業担当課長(小出雅則君)  おはようございます。よろしくお願いいたします。
 それでは、報告事項の1番目、ア、中央JCT準備工事について、資料1のほうで御説明させていただきます。1ページ目をお開きください。1、工事の概要についてでございます。国土交通省は本年8月2日付で中央JCT準備工事の入札を公告いたしました。
 (1)、工事名でございますけれど、H25東京外環中央JCT準備他工事。(2)、工事場所でございますが、北野三丁目から北野四丁目地内となります。(3)、工事内容ですが、中央ジャンクションに係る工事用車両につきましては中央高速に直接乗り入れできるようにし、地域の一般道路を極力利用しない計画とすることから、工事用道路等の整備を行うものでございます。工事概算数量につきましては(4)に記載のとおりでございます。本工事は、工事用道路等の土工事、舗装工事、排水溝等を行うものでございます。国土交通省からは、今回の工事のほか、工事用道路が中央高速に接続するための仮橋の工事を行う予定であると聞いております。工期につきましては、(5)に記載のとおりでございます。9月24日に開札後、翌日に落札業者が決定いたします。工期は契約締結の翌日から平成26年3月25日までとなります。
 続きまして2、準備工事に伴う中央JCT事業地内の公共施設について御説明いたします。国は工事説明会を開催した後、準備工事に着手していきたいとしております。事業地内にあります(1)、北野南ゲートボール場、(2)、北野遊び場広場の一部区画、(3)、北野ひがし児童遊園につきましては、施設閉鎖後撤去工事を行い、11月を目途に返還することで国と調整を進めているところでございます。
 説明につきましては以上でございます。


◯委員長(加藤浩司君)  市側の説明は終わりました。休憩いたします。
                  午前10時08分 休憩



                  午前10時41分 再開
◯委員長(加藤浩司君)  委員会を再開いたします。
 皆様、項目アに対する質疑についてはよろしいでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、以上で項目アについては終了いたします。
 次に、項目イの説明を求めます。


◯事業担当課長(小出雅則君)  それでは、報告事項の2番目、イ、東京外環(関越〜東名)大深度申請について、資料2のほうで御説明させていただきます。
 1ページをごらんください。大深度法手続の流れについてです。計画調整段階を経て使用認可申請段階となっております。現時点は現地調査、意向調査等でございますけど、こういったものを実施いたしまして、使用の認可申請直前の段階となっております。国は使用の認可申請に向けて準備を進めております。
 2ページをごらんください。大深度地下の公共的使用に関する特別措置法、第14条の規定でございます。こちらの規定ですが、使用の認可を受けようとするときは、同法第14条第2項第9号の規定に基づく自治体意見書を申請書に記載することが定められております。こうしたことから、国は法の規定に基づく意見の照会、こちらを三鷹市のほうに8月12日付で行われているところでございます。法第14条第2項第9号にあります法の制限でございますけれど、道路法の道路、河川法の河川、都市緑地法の緑地、都市公園法の公園等であります。このような施設の地下41メートル以深において、外環事業でありますトンネルが土地を使用することに対する主張の有無について意見照会を受けているものでございます。法第14条第5項の規定により、3週間以内に回答をすることとなっております。
 3ページをごらんください。意見照会対象範囲及び対象構造物を示した図となっております。意見照会は、沿線区市及び東京都へ行われていると聞いております。対象構造物となる構造物は41メートル以深のトンネル、断面図上段の青い部分でございます。こちらの部分、また41メートルより浅いトンネル部及び換気所部分、断面図下のオレンジ色の部分でございますけど、この部分につきましては意見照会の対象外となります。
 恐れ入りますが、1ページ目にお戻りください。認可までの手続の流れについて御説明いたします。申請につきましては、事業を所管する道路局所管大臣が──これは国交大臣になりますが、大深度地下使用の認可を所管する都市局所管大臣──これも国交大臣になりますけれど、こちらへ行うものでございます。審査は都市局が行うと聞いております。また、申請から認可までの目安となる期間は約6カ月であると聞いております。
 説明につきましては以上でございます。


◯委員長(加藤浩司君)  市側の説明は終わりました。これより質疑に入ります。


◯委員(石原 恒君)  質問させていただきます。今回の対象が41メートル以深ということで、意見照会もその3週間の中でさせていただかなきゃいけないということですが、これ、今市のほうで準備されている意見はどういった項目があるか、今現在、今月末ですね、3週間というと大体、その辺で、今準備されている意見というのはどういうふうに考えているかということ。
 あと、41メートル以浅というんですかね、浅いほうの対象はなっていないんですけども、これはいつ、もう既にされたか、その辺もちょっと済みません、教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯事業担当課長(小出雅則君)  今回の意見照会につきましては、法の手続に基づくものでございまして、実際に今道路法の道路、公園法の公園、そういったものを所管している三鷹市の中で41メートル以深、支障がないのかということを庁内の中で確認している段階でございます。支障のないことが確認できましたならば、その旨を回答するということの予定になっているところでございます。
 また、41メートルより浅い部分につきましては今回の範囲の対象となってございませんので、法の中での大深度申請の手続に当たる部分を回答させていただくことで準備のほうを進めているところでございます。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。今現在、庁内照会中ということですけれども、その結果はこの委員会の中でも報告というか、何か説明する機会はあるんでしょうか。


◯事業担当課長(小出雅則君)  回答につきましては、9月の次回の特別委員会の中で報告のほうをさせていただくように今考えているところでございます。


◯委員長(加藤浩司君)  ほかに。


◯委員(野村羊子さん)  大深度法の申請が今、申請するための意見書を求められているということで、これはその認可申請の後の利害関係の意見書とはまた別の、単にそのものがあるかどうかというふうなことの確認の意見書ということで確認させていただいていいでしょうかということが1点。
 今支障があるかないかの有無を確認中と言っていますけれども、可能性としてあるのかどうかっていう、今までの事業関係やってきているわけだから、それについては大体その可能性というのはどういうふうに捉えているのかっていうこと。
 これ、沿線地域全てにおいて同時に実施されていることなのかどうかというのを確認させてください。


◯事業担当課長(小出雅則君)  3点御質問をいただきました。1点目につきましては、申請に当たってのものでございまして、別途このフローにあります利害関係人の意見提出等につきましては、今後の手続、申請が終わった後進められていくものと考えております。
 また、大深度のところについての利用に関しての可能性につきましては、現時点で支障になるということはないというふうに考えておるところでございます。
 3点目、沿線区市に同時に行われているのかという御質問につきましては、沿線7区市と、あと東京都に関係する行政機関に今あわせて行われているというふうに聞いております。


◯委員(野村羊子さん)  ありがとうございます。大深度法の手続が最初に説明があったように、国交省内部で審査がされるっていうふうなことですけれども、この審査については第三者なり、専門家会議なり、そういうものがかかわるかどうか、あるいはそういう審査が公開される可能性があるのかどうかっていうふうなことの手続の、そういうようなことについては何か情報がありますでしょうか、お願いします。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  大深度のこの審査に関しての御質問ということでございますが、詳細については我々も説明は受けてはいないんですが、この大深度地下の公共的使用に関する特別措置法の第7条に大深度地下使用協議会を設置するということになっております。これについては、この必要な協議、審査を行うための組織ということで、国の行政機関等の長、またはその指名する職員をもって構成するということで、そういったところの中で審査が図られるものというふうに理解しております。


◯委員(野村羊子さん)  長と職員をもってということなので、第三者というか、国交省の職員以外の人は入ってこないという理解ですよね、これはね。
 それと、それについての協議の内容については、結果が出てくるまで何もわからないと、こちらのほうはわからないというふうに思うのか。説明会の開催等があると思いますけども、そういうような断片的な状況をひたすら待つというふうなことになるのでしょうか。現実に情報提供としてどの程度の進捗状況だみたいなね、そういうことが可能性があるのかどうかっていうふうなことについてお伺いします。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  その点についてもまだ我々のほうにも説明はいただいていないんですが、今後そういった説明会の中で、説明できる範囲で説明はしていくとは思うんですが、市としても確認できるところは確認していきたいと考えております。


◯委員(大城美幸さん)  大きく2つなんですけど、3週間以内に意見を三鷹市としてまとめなければならないわけですが、支障の可能性はないっていうふうに今お話があったんですけど、その意見をまとめるに当たって検討している関係部署とかっていう、先ほど答弁ありましたけど、外環の庁内にありましたよね、協議会っていうか、対策のが、そことの関係というか、そこの意見とか、そこでの検討とかっていうのはあるんでしょうかっていうことと。
 あと、大深度地下の使用協議会の設置、第7条というの、私はほかの関西のほうのちょっと資料を見ていたらそういうのがあるんだっていうのを見たんですけども、その中で広く一般への公開に努めることっていうふうにちゃんと記されている、一般への公開っていうことは市民への公開かなっていうふうに読み取ったので、やはり関係事業者とか学識経験者の意見を十分に聞くっていうようなことも書いてあって、市民の意見を聞くっていうふうなところはないんですけども、でも、協議会で市が意見を言う場とかもあるというふうに考えると、やはり三鷹市が市民の声をどれだけ把握をして、その場でちゃんと「対応の方針」に基づく意見も言っていくのかっていう姿勢が問われるし、一般への公開もしてもらうっていうことを徹底していただく要望もしていただきたいというふうに思うんですが、改めてお考えというか、決意というか。


◯事業担当課長(小出雅則君)  庁内連絡会議の関係と大深度の手続の中で、一般に公開ということについて、2点御質問をいただきました。庁内の連絡会議につきましては、先日こういった今後手続が行われる段階を迎えまして、庁内連絡会議を開催いたしまして報告はしているところでございます。そういった中で、支障ある、ない、現在41メートル以深に市としての施設ございませんので、支障になるということは考えてございませんけれど、改めて確認をしていきながら回答のほうをさせていただくように考えております。


◯都市整備部長(大石田久宗君)  2点目でございますけども、大深度地下使用協議会についての御質問がございましたが、直接これは国の機関、国が設置するものですから、しかも国の考え方として、いろんなところで開催しているんでしょうけども、今回どうするかっていうのは具体的に聞いておりませんし、その確認はいたしたいと思いますが、市民の意見を直接聞く機関ではないような気がするんですね。それは違いますね。というのはなぜかというと、各自治体の意見を照会をして、それを集約する、そして、利用についての一定の判断を下すというふうに理解できますから。ですから、そういう意味では、国に対してできるだけ開いてくれという要望があったということはお伝えしたいと思います。


◯委員(大城美幸さん)  庁内連絡会議のほかに専門家を呼んで市長部局とかでの何かなかったでしたっけ、専門委員会というか、何だっけ。助言者会議でしたか、そこはどうなんでしょうかっていうことと。
 あと、大深度使用協議会の設置、第7条なんですけど、これを設置されれば定期的に開催していくっていうふうになると思うんですけど、そこでこの協議会の活用の基本方針に書かれているんですけど、早い段階から個別事業に関する情報交換、個別事業間の調整を行うこととするという文言があって、まだ設置はされていないんですけど、今要望していかれるということもありましたけど、やはり自治体が市民の声だとか、市民の暮らしへの影響、環境だとか、この協議会が市民の声を直接聞くことはできないけれども、そこに自治体がかかわることで市民や三鷹市への影響を代弁していく場になると思うので、そのことを考えると、早い段階からの三鷹市にかかわる個別事業がどうなっていくのかという情報は収集する必要があると思うので、この協議会にかかわらず外環問題についての情報収集もなんですけども、ぜひ努力していただきたいというふうに思います。


◯事業担当課長(小出雅則君)  御質問いただきました助言者会議につきましては、外環事業を進める段階において適時開催しているところでございますけれど、今回の大深度の利用につきましては、道路法、公園法、そういった法に照らして、市としてそこが支障があるのか、ないのかというところを判断するところでございますので、現時点でしっかりと庁内で確認しながら判断して回答していきたいというふうに考えているところでございます。


◯委員長(加藤浩司君)  ほかによろしいでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 以上で項目イについては終了いたします。
 次に、項目ウの説明を求めます。


◯事業担当課長(小出雅則君)  報告事項の3番目、ウ、道路の立体的区域の決定及び区分地上権設定に関する説明の場について、資料3のほうで御説明させていただきます。
 1ページをごらんください。国土交通省、東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社は、道路の立体的区域の決定及び区分地上権設定に関する説明の場を開催することとなりました。また、(仮称)青梅街道インターチェンジの計画予定地につきましては、道路区域の決定とあわせて道路の立体的区域の決定を行うため、道路区域の決定及び区分地上権設定に関する説明会を開催することとなりました。
 (1)、説明会の目的についてです。関係地権者等を対象に、道路区域の決定、区分地上権の設定に伴う建築の制限等や区分地上権設定のための用地調査の進め方及び補償方法等について説明するものでございます。(2)、開催日及び開催場所については、記載のとおりでございます。
 続きまして、区分地上権設定について御説明いたします。3ページをごらんください。シールドトンネル部のうち40メートルより浅い箇所、浅深度でございますけど、浅深度部に区分地上権を設定するとしております。断面図をごらんください。ケース2の区間で、土地の買収はありませんが、建築の制限等がありますので補償がある区間となります。
 4ページをごらんください。区分地上権を設定する範囲の考え方についてです。区分地上権の設定範囲は、事業に伴う工作物に対するさまざまな影響を最小限に抑えるため、トンネル構造物の幅と高さに管理幅1メートルを加えた範囲としております。
 5ページから14ページでございますけれど、各地区の説明会のお知らせビラとなります。9ページをごらんください。(仮称)中央ジャンクション地域(北側)は、8月30日(金曜日)、9月1日(日曜日)、両日とも19時から20時30分、北野小学校にて開催いたします。説明会対象範囲につきましては、10ページの図面、赤い囲みの範囲となります。また11ページをごらんください。(仮称)中央ジャンクション地域(南側)は、8月28日(水曜日)、8月31日(土曜日)、両日とも19時から20時30分、調布市立滝坂小学校にて開催いたします。説明会対象範囲は12ページの赤い囲みの範囲となります。
 その他の地域につきましても、情報提供させていただいておりますので、御確認いただければと思います。説明は以上でございます。


◯委員長(加藤浩司君)  市側の説明は終わりました。これより質疑に入ります。


◯委員(石原 恒君)  1点だけ質問させていただきます。この説明会、いろいろな場で行われますけれども、その参加された方からの御意見もたくさん出てくると思います。そういった説明の内容も、こういった資料も添付されますけれども、議事録っていうのはホームページとか、何かそういうような形で──これまでもいろいろと説明会をやってこられていると思いますけれども、公表というか、そういったことは何か聞いていますでしょうか。


◯事業担当課長(小出雅則君)  今回の説明会でございますけれど、関係する権利者を対象に行うものでございまして、具体的に説明会、個別の個々の御事情、また財産等の問題もございますので、出てきた御意見がどのような形でまとまってくるのかということについては、まだ国のほうから説明は受けておりませんが、全体的に出てきた意見等について市のほうに情報提供をしてもらうように要望していくように今考えているところでございます。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。限られた時間等になっていますので、もちろんこれ参加できない方もいらっしゃると思うんで、ほかの方がどういった意見があるかっていうことも関心持たれると思うんですね、もちろん対象の方の中でですね。そういったところで、そういった方に対してどういった情報提供されるか、その辺がちょっと気になってますんで、よろしくお願いします。


◯委員長(加藤浩司君)  ほかに。


◯委員(野村羊子さん)  1つは、今の議事録の話もありますけども、市は同席をなさるのか、あるいはどういう立場でその場にいるのか、いないのかということが1点。
 それから、青梅地区だけ地上部が対象範囲っていうふうに書いてあるんですけども、これについては何か事情がわかっていたら。ほかは全部赤いケース2のところだけなんですけどね。つまり中央ジャンクション地域で地上部にひっかかる、地上部として例えば東八道路近辺の方とか何か、いろいろあるんだろうと思うんですけども、そういうところは今回対象にならないというのは、三鷹ではそれはもう終わったと思うのか、これからあると思うのかというふうなことがおわかりになれば。まずそれだけお願いします。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  説明会へ市が参加するかどうかということでございますが、これまでの説明会もそうでありますが、市としては全て関係する部分には参加したいと考えております。ただ、どういう立場で出るかということで、今回区分地上権ということで、補償の話になりますので、前に出て説明する立場になるのかどうか、ちょっとその辺はまだこれからの調整で、まちづくりに関連することがあれば、当然そういう役割のもと参加していきたいというふうには考えているところです。
 2点目の青梅街道インターの道路区域の決定ということで、中央ジャンクションについては、平成22年の8月と11月、道路区域の一部決定ということで、2回に分けて両方とも決まっている形になっておりますので、三鷹の中央ジャンクションについてはその道路区域は終わっているということで。青梅街道インターについてはその部分がまだ決定されていなかったので、今後の決定に向けての説明というふうに聞いております。


◯委員(野村羊子さん)  市がいつも説明会、国や都がやるものについてもきちっと参加していただいているのは私も心強く思っています。市民の皆さんの声をしっかり聞いて、今後の対応も含めてきちってやっていただければと思いますし、国や都との調整のためにも今後重要なことだと思うので、きちっとしていただければと思います。
 青梅街道についてはいろいろ事情があることは知っていますので、三鷹については既に終了しているっていうふうな話ですけども、そういうことを含めて市民の皆さんにもう一度現状というか、工事が今こういう段階に来ていて、この部分はいつ説明会があって確定されているんだとか、そういう全体像についての三鷹市民全体に対する中央ジャンクション全体像というんですかね、の説明というのがあってもいいのではないか。あるいは、説明の文書なり、ホームページにまとまって見たらわかるような状況とか。
 やっぱり国道事務所とかのを見ても何だかよくわからない、実際今どうなっているのみたいなことってわかりにくかったりするので、その辺三鷹市として、それの全体像がわかる、あるいはその辺のことをね、ちょっと市民に対する説明というのを検討していただきたいんですが、そういうことについてはどうでしょうか。お願いします。


◯事業担当課長(小出雅則君)  今委員のほうからもお話がありましたように、外環事業は三鷹市、非常に影響も大きいこともございまして、市のまちづくり推進課のほうのホームページの中でも、今までの経過の中からずっと掲載しているところでございます。今お話しいただきました、絶えず我々も時点修正をしていきながら、わかりやすいホームページを作成するように心がけていきますので、今後も引き続き新たな段階になったときに、市民の皆様に情報を適切に提供していきたいというふうに考えております。


◯委員(野村羊子さん)  この地図なんかも公開できるようになったら、すぐにそういうところに出していただければ、説明会、そんなのあったんだと思うような人でも、ああ、ここが工事になるんだっていうことがわかると思うので、その辺ぜひお願いをしたいと思います。やっぱり今後、日々市民生活に大きな影響がどんどん出てくるような事態になってきますので、何度も言いますけど、私はこの道路建設自体、無駄な公共工事だと思っていますけども、現実には本当に市民の生活をどう守るかのほうが重要だと思うので、その辺きちっと今後もしていただければと思います。お願いします。


◯委員(寺井 均君)  済みません。今回、区分地上権の設定に係る方の説明会ということなので、ウとエに関しての中央ジャンクション地域、北側、南側の三鷹市に係る方の人数ですね、わかればちょっと教えていただきたいんですけれども。


◯事業担当課長(小出雅則君)  国のほうから連絡を受けている数でございますけれども、中央ジャンクション北側部分でございますが、約160軒でございます。また、南側につきましては約200軒ということで、合わせておおむね360軒というふうに聞いてございます。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。160軒、合計360軒ということなので、その方が全員来ていただければいいかと思うんですけど、皆さん、かかわることなので、どうしてもこの日だめだということもありますので、そのサポートも含めたことも今後は考えていただきたいと思います。よろしくお願いします。以上です。


◯委員(大城美幸さん)  先ほど市も同席をされるということだったんですが、今回、かなり個別的なものになるんですけど、全体の説明をして、また個別の。これまでもそういうふうな説明会の流れだったんですが、その説明会の流れっていうのは。あと、説明会に当たって、質問等が出て三鷹市が答弁することが出れば、三鷹市が当然答弁するっていうこともこれまであったんですけども、事前に、この説明会に当たって三鷹市がどれだけかかわれる、かかわることができるのかっていうことと、その説明会がこれまでのように、全体の説明会に30分とか、40分とかかかって、全体での説明を受けて、残りは個別にっていうふうになるのか、最初から個別なのか、具体的にちょっとわかれば教えていただきたいんですけど。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  まだ説明会の内容そのものを具体的に確認はしていない部分もあるんですが、説明する内容としては、大深度の手続の流れ、また、その大深度にすることによって、安全の確保とか環境の保全、そういった内容を御説明するのと、あと区分地上権についてでございますが、一般論の恐らく説明になるということと聞いております。要するに、深さによって補償の割合等が当然変わってくるということで、具体的にどのぐらいになるとか、そういう説明はないとは思いますが、そういった一般論の全体の説明をした後、また個別には相談に入っていくというように考えているところでございます。


◯委員(大城美幸さん)  三鷹市が説明会にどれだけかかわれるのかっていうことをちょっと聞きたいと思ったのは、これまでの具体的じゃない外環道のジャンクションの説明とか、いろんなこれまでの説明会でも、やはり何ていうんですか、向こうが言いたい説明をもちろんきちんと、いろいろ映像とかを流したり、いろいろ説明するんですけども、質疑の時間が十分かっていうこととか、最初から1時間半しか時間がないですよね。そういうことを考えると、やはりもっと市民の声をきちんと丁寧に聞くっていう姿勢が国や都にあるかっていうことをいつも思うんですね。それを考えたときに、三鷹市がもっと時間を十分に聞いてくださいっていうか、そういうことの意見を国や都に言って、この時間帯をもうちょっと延長することができるのかどうかっていうことと、やはり、この対象となる、一番影響を受ける360軒の人たちがどれくらい来るかっていうことだけど、土曜か日曜に開催してくれっていうことの要望があって、必ず今回全部見ると、土曜か日曜が1日は入っていて、そこは努力をされているんだなっていうのは見たんですけども、時間の設定、意見を聞くという姿勢の問題をぜひ要望していただきたいのと。
 やはり、対象となる360軒の人たちがどれだけ来たかっていうことで、来れなかった人たちへのフォローっていうか、その人たちは全く心配事がないとか、そういうことではない、意見がないということではないと思うので、その人たちの意見をどう吸い上げるかということについては、国や都任せではなくて、三鷹市としてもその人たちの意見を吸い上げてくれるように都や国に求めていただきたいんですが、お考えはどうでしょうか。


◯事業担当課長(小出雅則君)  説明会の開催時間についての御質問をいただいたところでございますけれど、三鷹市内での説明会は午後7時から8時半ということで、説明会会場自体、学校のセキュリティーもございますので、片づけも含めて9時半に全部撤収できるようなスケジュールの中で設定しているところでございます。8時半という時間制限がございますけれど、説明会が終わった後も、可能な限り個別に、今までの説明会でも対応させていただいているような状況もございますので、今回もそういったことで、会場のほうの許す範囲の中で対応するような形は国のほうに求めていきたいというふうに考えております。


◯都市整備部長(大石田久宗君)  2点目ですね、来れなかった人へのフォロー、先ほどの委員のほうからもありましたけども、これはしっかりやっていきたいと思うんですけども、三鷹市としてはできません、フォローというのは。なぜかというと、説明主体は国ですから、説明の内容も含めて国が責任を持って説明するわけですから、来られなかった人はちゃんと後で追っかけていって国が説明をできる。あるいは国が別の仕掛けを、例えばオープンハウスとか、わかりませんけども、いろんなやり方があると思うんですが、国としてその説明を全ての関係者に貫徹するようにきちっと要望してまいります。


◯委員(栗原健治君)  よろしくお願いします。区分地上権の設定で、対象者はこの地図に記されたところということですが、40メートルよりも浅い区間なので、直接真上にある住宅だけが対象になっていますけれども、その周辺の市民にとっても関心のある、また、中身についても知りたい情報がある説明会なので、周りの市民の参加についてはどのような対応を国としては考えているのか、市として情報をつかんでいることを教えていただきたいと思います。


◯事業担当課長(小出雅則君)  対象地権者の方は、先ほど人数をお知らせさせていただきましたけれど、そのほかに、お住まいになっている方と、周辺計画線から10メートルの範囲の方。今回、区分地上権を設定するに当たりまして測量作業に入っていきます。用地測量を行うというふうに聞いておりますので、そういった測量で立ち会ったりすることが出てきますので、そういった方にも御案内のほうをさせていただくんだということで、聞いているところでございます。


◯委員(栗原健治君)  そうしたら、その案内については、地権者は当然地上部分のところにはダイレクトメールかと思うんですが、その周辺10メートルというところはポスティングされるんですか。情報を確認させていただきたいと思います。


◯事業担当課長(小出雅則君)  ポスティングをするというふうに聞いてございます。北側でおよそ約230軒、中央南側のほうで310軒、そういった方々にポスティングをするというふうに聞いているところでございます。北側が230軒、南側が310軒というふうに聞いております。


◯委員(栗原健治君)  わかりました。国交省が周知徹底するのは当然ですけれども、市のほうにも問い合わせはあると思いますので、適切な対応を図っていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。


◯委員(野村羊子さん)  済みません、今の区分地上権の設定で、具体的には設計が終わってから、どの人がどうなるっていうことが確定するんですよねっていう確認と、そのときには、もう既にこういう公開の説明ではなくて、個別交渉に即入るという、そういう段取りなんだというふうな理解でいいのかどうかということをお願いします。


◯事業担当課長(小出雅則君)  今回は区分地上権で用地買収のほうはございませんが、用地測量ということで、きちっと筆にどのぐらいの割合で入ってくるのかっていう、分筆できるような形の測量をするというふうに聞いております。具体的にそういった測量をして明確に範囲を定めていくと。恐らく幅ぐいも20メートルごとにその浅深度になるところについては打って、地域でもわかるような形の測量が進められるのだろうというふうに考えているところでございます。設計との絡みはございません。


◯委員(野村羊子さん)  でも、設計がきちっとできていなければ、どれが真上であるかどうか。その道路のトンネルの構造物から1メートルの幅を持たせると言っていますけれども、確定し切らないのではないかと思うんですが、今からその幅ぐいを打って用地を確定するというふうなことであるならば、それが基本的な緯度・経度が決まった設計図がなければ、本来それはできないことではないかと思うんですが、それについての情報提供がないまま実際に用地測量が行われると、そういう事態だというふうなことの理解でいいのかどうか。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  今、事業担当課長のほうからお話がありましたように、まだ設計が全て確定したという話は我々も聞いてはいないんですが、今委員さんのお話にありましたように、今後、区分地上権の設定に伴う補償を対象者と協議をしていく中では、ランプの位置、また深さ、そういったものが決まらないと、制限する率、そういったものを出して補償額を算定するということになりますので、そういったものは決まる段階で話に入っていくものだというふうに、我々も理解しているところでございます。


◯委員(野村羊子さん)  結果的に、では、具体的な話になるのは今年度ではないだろうというふうに思っていいのか。この大まかな話の中で、例えば何メートルくらいのところだったら何分の一くらいのみたいな、そういう大まかな金額的な、あるいは計算上可能になるような目安が示されるのかどうかということ。
 それと、結局ぎりぎりひっかからなかった人でも、現実には影響が及ぶ可能性はありますよね。環八の代々木トンネルでは、その横の人たちが結果的に家にひびが入ったり、傾いたりってことが起こっているわけですね。つまり、そのトンネルの真上でなくても、そのような影響が及ぶ可能性はあると。その辺のことについてはどう対処するのかっていうふうなことについては、何らかの情報があるでしょうか。


◯事業担当課長(小出雅則君)  補償について、どういうふうになるのかという御質問についてお答えいたします。今後、調査におきまして測量等を実施して、面積や何かが決まっていくということでございます。
 具体的な補償額につきましては、現時点でお答えできる段階にはないというふうに、国のほうから聞いているところでございます。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  3点目の、実際その区域から外れる、隣の方の影響というお話でございますが、基本的にこの今回の説明については、工事等による影響ということではなく、地下の使用できる部分についての補償、制限される部分の補償ということでありますので、そこの部分は別というふうに考えております。


◯委員長(加藤浩司君)  よろしいでしょうか。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 以上で、項目ウについては終了いたします。
 以上で、都市整備部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前11時28分 休憩



                  午前11時29分 再開
◯委員長(加藤浩司君)  委員会を再開いたします。
 次回委員会の日程については、9月定例会会期中に開催することとし、その間、必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。どうもありがとうございました。
                  午前11時30分 散会