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2013/06/18 平成25年東京外郭環状道路調査対策特別委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(加藤浩司君)  東京外郭環状道路調査対策特別委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩



                  午前9時30分 再開
◯委員長(加藤浩司君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査申し出について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩



                  午前9時33分 再開
◯委員長(加藤浩司君)  委員会を再開いたします。
 市側の皆様、御苦労さまでございます。
 都市整備部報告、本件を議題といたします。本件に対する市側の説明を求めます。


◯事業担当課長(小出雅則君)  おはようございます。よろしくお願いいたします。
 報告事項、1番目、生活再建救済制度で取得した用地の買戻しについて、資料1のほうで御説明させていただきます。
 外環沿線区市の土地開発公社、区市、東京都、並びに国土交通省は、東京外郭環状道路の都市計画制限により生活設計に支障を来している地権者の方の救済措置として、生活再建救済制度を創設し、三鷹市は国・東京都と平成15年10月に生活再建救済制度の用地の取得に関する基本協定を締結いたしました。本協定に基づきまして、土地開発公社は、外環の事業化が決定する平成21年度までの間、地権者の申し出によりまして、外郭環状道路事業用地にかかわる用地を取得してきました。土地開発公社が取得した用地につきましては、取得後8年以内に国が買い戻すことになっておりますので、平成23年度より順次買い戻しが実施されているところでございます。
 それでは、資料1ページをごらんください。1、国による買い戻しについてです。(1)の今回、国が買い戻した用地は、こちらに記載してありますとおり、平成18年度取得用地を除きまして、平成17年度から平成21年度取得用地の全てで、件数、16件でございます。面積は約5,700平米、補償金額は、用地費、事務費、利子支払い額等を入れまして21億8,000万円余の金額になっております。
 (2)の用地取得から買い戻し完了までの経過ということで、本年4月19日に国と公社で土地売買に関する契約の締結をしまして、5月8日、公社から国へ用地の引き渡しとなりました。5月31日に国による補償金の支払い、同日に公社が借入金の支払いをしたという経過がございます。国は平成24年度より本格的な用地取得に取り組んでいるということから、中央ジャンクション整備に必要な用地を早期に取得するというために、今回一括して買い戻しが行われたものでございます。
 2ページから4ページ、こちらが位置図となっております。御確認いただければと思います。なお、3ページ、4ページに記載されております平成18年度取得用地でございますけれど、こちらにつきましては、平成26年度に買い戻しをすることで、国と協議を進めてるところでございます。資料1のほうの説明は以上でございます。
 続きまして、報告事項の2点目になります。中央ジャンクション事業地内のスポーツ施設等の利用についてです。資料2の1ページをごらんいただきたいと思います。現在、中央ジャンクション事業地内の北野遊び場広場につきましては、国の許可を得て暫定利用をしているところでございます。同様に、北野スポーツ広場、北野南ゲートボール場、代替農地の実証実験地につきましても、国が取得した後も引き続き利用できるよう国に要望を行いました。その要望書を2ページから4ページに添付しているところでございます。
 4ページに位置図が記載しております。こちらにつきましては、方位の記号が小さくて恐縮でございますけれど、上が北ということで御確認いただければと思います。
 恐れ入りますが、1ページにお戻り願います。国はこの要望を受けまして、3月11日に東京外環道路予定区域等利用検討会を開催し、その中で審査、検討を行いまして、外環の工事が着手されるまでの間、三鷹市が引き続き利用できる方向で、調整を図ることとなりました。さきの本委員会におきまして、今年度も引き続き各施設が利用できることで、準備を進めている旨の報告をさせていただいたところでございますが、その後の調整におきまして、国からは用地の取得状況を踏まえ、今後準備工事に着手していきたいとの意向を聞いています。
 こうしたことから、北野南ゲートボール場につきましては、年度内いっぱいの利用が厳しい状況になりました。現時点におきまして、準備工事の内容を含めた工事の進め方が国から示されておりませんので、北野南ゲートボール場の利用期間につきましては未定でございます。国から説明を受け次第、本委員会に報告させていただきたいと考えております。
 また、北野スポーツ広場、代替農地の実証実験地、北野遊び場広場につきましては、本年度も引き続き利用できることとなりました。しかしながら、北野遊び場広場につきましては、その一部を閉鎖し、8月より遺跡調査、これは試掘調査になりますけど、こちらに取り組んでいくことで準備を進めているところでございます。現在、調査範囲などを調整しているところでございますけれども、閉鎖は北側の一部区域、遊び場広場全体の4分の1ぐらいの面積になるという形になると思いますが、こちらを予定しておりまして、施設の利用に大きな支障がないものと考えているところでございます。
 資料の最後に添付しております参考資料についてですが、参考資料1といたしまして、東京外郭環状道路(関越〜東名)の平成25年度予算額が300億円として、国土交通省のホームページに公表されたものを添付しております。
 また、参考資料2といたしまして、更新された外環事業のPRパンフレットを情報提供させていただきますので、御確認ください。説明は以上でございます。


◯委員長(加藤浩司君)  市側の説明は終わりました。これより質疑に入ります。


◯委員(石原 恒君)  おはようございます。本年度から委員になりましたので、どうぞよろしくお願いいたします。
 私からの質問は、資料2の中央ジャンクション事業地内のスポーツ施設等の利用について、お伺いします。今御説明ありましたとおり、南ゲートボール場につきましては、今年度中の利用が厳しくなるということでして、あとはスポーツ広場のほうは年度中はできるということでしたが、現在の利用状況について教えていただきたいなと。利用者の状況。概算でも結構ですので、教えていただきたいというのと、今後の方針につきまして、この利用されてる方々への説明、また広報のあり方についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。


◯事業担当課長(小出雅則君)  施設の利用状況につきまして御質問いただきました。スポーツ振興課のほうから情報提供をいただきましたデータでございますけれど、北野南ゲートボール場につきましては、平成23年度が約1,900人、平成24年度が約1,400人ということで推移しております。
 また、その他市内にございますゲートボール場、合わせて3カ所でございますけれど、下連雀ゲートボール場、井口特設グラウンドゲートボール場ということで、こちらは平成23年、3,100人、平成24年が2,800人という利用状況、井口特設グラウンドでは約200人という利用状況ということで聞いておるところでございます。
 今後どこまで使えるのかというところを今調整しているところでございますけれど、ゲートボール場の利用の状況が少し減少傾向にあるということもございまして、今スポーツ振興課との中での話し合いの中では、当該ゲートボール場を、北野のところがなくなったときにでも、下連雀のゲートボール場の中で何とか対応できる人数かなということで、そういう検討も今あわせて進めておるところでございます。
 また、その他の施設といたしまして、ゲートボール場の今後の方針につきましては、今お話ししたとおり、代替のゲートボール場を探していくということもあるんですけれど、下連雀ゲートボール場の中で対応できるんじゃないかということで、今考えております。
 広報は、ゲートボール協会を通しまして、閉鎖する2カ月ぐらい前までにはしっかりとお話をしていかなきゃいけないという状況でございますので、そういったことをスポーツ振興課を通してさせていただきたいというふうに考えてます。


◯委員(石原 恒君)  御説明ありがとうございます。この北野南ゲートボール場の予約っていうのは、これはやっぱりシステムの予約の方法でされてるんでしょうか。それとも、あいてれば使ってるんでしょうか。ちょっと、その辺私もちょっと勉強してなかったんですけども。もし、そうであれば、またその下連雀を使うときのシステムが変わりますし、ちょっとその辺を御説明いただきたいのと。
 あと、市内は、先ほど井口と下連雀にあるっていうことですが、あと周辺の調布とかですね、そういうところの周辺にはないのか、その辺は情報提供はされないのか、その辺の御質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


◯事業担当課長(小出雅則君)  利用の形につきましては、ゲートボール協会のほうに運営のほうを委託というか、全体のものを運営をお任せしてるところでございまして、ゲートボール協会のほうに、しっかりとその辺の使えなくなる日をPRさせていただきながら、運営のほうは対応をしていきたいというふうに考えているところでございます。


◯都市整備部長(大石田久宗君)  今答弁のあったとおりなんですけども、御質問の中では、要するに予約のシステムを聞いてるわけですよね。予約のシステム。それから、他市のゲートボール場の状況はということなんですけど、両方とも、これはもともと生涯学習の事業であって、我々、予約システムまでは承知してないです。それから、特に他市のゲートボール場は何カ所あってとか、そこも正確には把握しておりませんので、もしよろしければ、調べて御報告させていただきたいと思います。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。使えなくなる2カ月前に広報されるっていうことですので、そういうとき、近くの調布もこういうところがあるよという御説明があると、多分丁寧かなというふうに思いますので、ぜひ御検討くださいませ。よろしくお願いします。ありがとうございます。以上です。


◯委員(寺井 均君)  ちょっと確認をさせていただきたいと思うんですけども、平成21年度まで、さっき全件と言ってたので、この平成18年にやった平成26年の買い戻し予定以外のものは、平成21年までのものは全てこれで買い戻しがされたという理解でよろしいのかどうかということをお願いしたいと思います。
 参考に、平成22年以降で何件ぐらいあるのかということと、平成18年度取得用地が平成26年度買い戻しの予定の理由っていうんですか、これだけ遅くなった理由をちょっとお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。


◯事業担当課長(小出雅則君)  生活再建救済制度につきまして御質問をいただきました。平成21年度の買い戻しをもちまして完了するところでございますけど、全体件数としては25件でございます。
 それと、平成18年度の買い戻しにつきましては4件ございますけれど、こちらにつきましては事業全体の進め方に大きな影響がないということでございまして、具体的な場所といたしましては牟礼一丁目の地域が2件、また新川一丁目ということで、一番、牟礼の部分は大深度区域になる部分でありましたり、ジャンクションの一番南側の外れの部分でありましたり、そういうことがございまして、来年買い戻しで期限が来ますので、協議のほうを進めているということでございます。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  1点補足いたしますけど、平成22年度以降については、平成21年事業着手しておりますので、その後は生活再建救済制度による取得というのはございません。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございました。理解しました。
 せっかくですので、この改訂といいますか、新しくなったということなので、せっかくなりましたので、プラスされた部分とか、あと市民の方にぜひここだけは読んでいただきたい、見ていただきたいということがあれば、お示しいただければと思います。よろしくお願いします。


◯事業担当課長(小出雅則君)  パンフレットの内容でございますけれど、まず変わったところということで、表紙のほうに事業者が今まで国土交通省のほか、新たに東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社というところが、一番下の帯のところに入っているところでございます。
 それと、1ページおめくりいただきまして、計画全体というところの部分につきましても、平成24年4月には東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社に対して有料事業許可がされたっていうことが記載されているところとかですね。一番大きいところは、9ページ。東日本大震災の事例ということで、東日本大震災が起きたときに高速道路が果たした役割という、代替ルートとしての重要な役割を果たしたということを、ここでPRの中でさせていただいてるところでございます。
 あと、一番最後のページにつきましても、裏面でございますけれど、問い合わせ先ということで、国土交通省のほうにNEXCOのほうのお問い合わせ先が記載されたり、これまでの経過と説明の中で実施段階のこちらの部分ですけど、時点修正がされているというところでございます。


◯委員長(加藤浩司君)  次の質問者。


◯委員(野村羊子さん)  よろしくお願いします。生活再建救済制度で取得した用地の買い戻しについて、今年度ね、割と国の予算がついたのでっていうのも含めて、きちっとできたんだろうと思います。これはこれで、三鷹が借金を抱えるようなことにならなくてよかったとは思いますが。全体として、これで、国がこのジャンクション用地の中でどれくらい取得をしたことになるのかということを把握してらしたら、教えていただければと思います。
 関連しちゃうので次の項目も行きますが、今のスポーツ施設等の利用について、今年度末までの利用がゲートボール場については困難だろうという、準備工事が入るのでっていうお話がありました。ゲートボール場については遺跡調査等があるのかどうか。そして、準備工事、実際にどの範囲でっていうふうな形でまず入ってくるのかどうかということを把握していらっしゃるでしょうか。それについての住民説明会っていうものがなされるでしょうか。とりあえず、それについてお願いします。


◯事業担当課長(小出雅則君)  用地の取得状況につきましては、現時点で2割から3割ということで聞いてるところでございます。
 それと、ゲートボール場につきまして、遺跡の調査のお問い合わせをいただきましたけれど、ゲートボール場のところにつきましては埋蔵文化財包蔵地に入ってございませんので、遺跡調査は予定されておりません。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  準備工事についての御質問にお答えいたします。まだ市のほうにも明確な説明はないんですが、事務レベルでいろいろお話を聞いてる中では、当初中央道からの出入りですね、そういった工事にかかっていくということで。まだ、先ほど申し上げましたように、明確にプロセスっていうか、それは説明はありませんので、説明会等をどういうふうにやっていくかという説明もございませんが、実際にかかる場合には、そういったことは当然必要になるかと思いますので、調整をしていきたいと思います。


◯委員(野村羊子さん)  ありがとうございます。かなり、二、三割ということで、本当に随分進んできたなという印象がありますので、その辺の土地の管理っていうのをね、向こうにきちっと。全てのところですぐ工事っていうふうになるわけじゃなくて、それぞれ空き地、空き地みたいに見えたり、どういうふうになるのかっていうふうなところもありますので、その辺の管理をきちっと見ていただきたいっていうことは要望していただければと思います。
 それで、準備工事についてですけれども、説明会についてね、世田谷での方法、やり方っていうのは非常に不十分で、非常に狭い範囲にしかお知らせをしないということと、資料配布が不十分で、映像を映して終わるとか、その場で出た質問について、工事の掲示板、工事現場の塀に張った掲示板にA4サイズの紙を張って終わりにするとかいう事態があります。それについて、そういう状態でこの三鷹でそのことがね、行われるのでは困ると思うんです。
 世田谷はどこだっけ、中日本だったかな、ここは具体的な主体として動くのはどこになるのか。それで、そういうところについて説明会、あるいは工事の予定をね、例えば水道工事だったら、この先、数週間にわたってこういう予定ですよってことを周辺に配布するようなことをしますよね。そういうことすらしないわけで、世田谷の場合ではね、住民がわざわざ掲示板を見に行って、工事の進捗状況はこうだとか、今週はこれがあるようだっていうふうなことを確認に行かなければいけないっていう事態になっているので、そういう進行のされ方では本当に安心していられないと思うので、それについてきちっと要望を出すっていうふうなことをしていただきたいんですけれども。
 まず、ここの具体的な工事の主体はどこで、市としてそれにどれだけ説明会のあり方、住民説明について、どれだけきちっと言えていくのかというふうなことについてお願いいたします。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  準備工事の説明ということで、今後また調整していくことにはなりますが、中央ジャンクションの場合、東日本、中日本、両側にそれぞれかかるような形になりますので、説明につきましては、国土交通省とその両事業者のほうが主体的にやっていくことになるかと思います。説明の内容、あるいは周知についてでございますが、基本的にはやはり事業者がしっかり責任を持ってやるものだと、そういうふうに考えておりますが、当然三鷹市としましても、市民への影響、さまざまな影響が考えられますので、対応方針等でいろいろ整理した内容について、市としてもきちっと検証した上で事業者側の説明、事前にできる限り調整をして、確認しながら、必要なものを説明するように要請をしていきたいと思います。それにあわせて、周知につきましても、必要な周知をするように働きかけをしていきたいと考えております。


◯委員(野村羊子さん)  世田谷での説明会では、世田谷区はオブザーバーとしても参加しない。会場にはいても、主催者側のほうに立っていないというところがあって、それも姿勢として、確かに事業主体ではないので、そうではありませんけども、三鷹の場合、今、この間ずっとオブザーバーとして前に座って、質問されたら答えるっていうふうなね、ことをとっているので、そういうふうな形できちっと市が関与する。あるいは、市民に対して、直接の責任はもちろん国なり高速道路株式会社があるわけですけども、市が逆にきちっと事業主体をつかまえて、市民に対して責任を果たすようにきちっとやっていっていただきたいと思うんですが。
 そういうことをきちっとやっていけるかどうかっていうのを、この先の話なので、まだ何とも言いようがないでしょうけども、それについてもう1つ。
 ごめんなさい、さっき聞き忘れたことが1つあって、遊び場広場の北側4分の1程度を閉鎖するっていいますが、何か水道とかトイレとかがそれにひっかかるんじゃないかって、利用者の方からたしか不安の声を聞いたと思うんですが、それについて何か情報を得てますでしょうか。トイレと水場がなくなると、今までのような遊びができなくなるというふうな話をちょっと伺ったんですが、どういう状況になっているのか、わかる範囲で教えていただければと思います。


◯事業担当課長(小出雅則君)  北野遊び場広場についてのお問い合わせでございますけれど、今トイレなり、水道、そういった施設は使えるような形で、遺跡調査の試験掘りでございますので、そういう形で進めていくということで調整をしているところでございます。


◯都市整備部長(大石田久宗君)  世田谷区の対応に関連して幾つか御質問がありましたので、お答えいたします。世田谷区が説明会を世田谷区でやった場合に、狭い範囲とか、資料配布が不十分だと。その狭い範囲とか、資料配布が不十分っていうのは要望として伝えますけども、世田谷区の対応については三鷹市として批判する立場にありません。そういうふうに聞こえましたので、私としてはですね。そういうスタンスには立てませんし、だから、世田谷はオブザーバーとしても参加しないということだそうですけども、我々はこれまでもそうですけども、「対応の方針」に基づいてしっかりと市民の声を国なり、高速公団に対して、中日本等に伝えるために、こういう説明会にはお顔出しをさせていただきたいと思います。
 自治体の自治の問題がありますから、決して委員はそこに踏み込んでお話をされているんじゃないと思うんですけど、あえて付言するとすれば、世田谷には世田谷の事情があるだろうというふうに思いますので、それについて我々はコメントできません。


◯委員(野村羊子さん)  世田谷区の態度について聞いたわけでは決してありません。私が知っている事実として情報を伝え、それについて、三鷹市は三鷹の場面でどうするのか伺っただけなので。世田谷の住民が世田谷区に対していろいろ言ってるのは耳に入ってますが、それはそちらの問題であって、ここの問題ではないので、そういうことが起こらないように十分対処していただきたいと思います。とりあえず、いいです。


◯委員(大城美幸さん)  一、二点。生活再建のところで、先ほどジャンクション用地での取得が二、三割ということだったんですが、これからはもう生活再建ではなくて、国が直接買い取るという形になっていくのかと思うんですが、やはり、何ていうんですかね、あくまで市民の立場を市側が代弁し、市民の立場に立つという点から、この農地の代替の相談だとか、この土地の買い取りの件で国と地主とが直接やりとりしていく形になるんだけど、どこまで市が把握をし、市民に相談が乗れるのか、乗れないのかっていうか、かかわれるのかっていうことをちょっとお伺いしたいということと、あと、資料2の中央ジャンクションの件なんですけども、3月11日の検討会が有識者、国土交通省、三鷹市ってあるんですが、それぞれ何人で、三鷹市は誰が参加をされたんでしょうか。とりあえず。


◯事業担当課長(小出雅則君)  農地の相談につきまして、ちょっと私のほうからお話しさせていただきます。代替農地を取得するということで、今国・市、あとJAさん、入れながら調整をしているところでございますけれど、生産緑地、相続が起きますと、市のほうに生産緑地を解除してほしいという買い取り申し出が出てまいります。そこから1カ月間は三鷹市のほうで買い取りができる期間、その後2カ月間があっせん期間ということで、市もその期間の中で代替農地を取得したいという方にあっせんするということができる期間でございますので、生産緑地の制限解除が起きた段階でJAさんとよく調整しながら、代替農地としてなるのかどうなのかっていうことを、国も交えながら調整しながら、市もあっせんにかかわっているというような状況でございます。
 一般の宅地については、市のほうでは代替の土地というのを持ってございませんので、そこにつきましては事業者さんと市民の方、地権者さんとの話し合いの中でされていると聞いております。
 それと、検討会につきましては、国と市でございますけど、市のほうはスポーツ振興課長、緑と公園課長、まちづくり推進課長、3名のほうの出席でございます。また、有識者を入れまして、国のほうは2名の出席ということでございます。以上です。


◯委員(大城美幸さん)  ありがとうございます。有識者は何人なんでしょう。国土交通省が国で2名っていうふうに考えていいのかと思うんですが、有識者は三鷹市が推薦した有識者なのかどうかも教えていただきたいと思います。
 あと、一般宅地については事業者と地権者っていうことなんですが、行政はそこにはかかわらない、三鷹市と国の関係者っていうかはかかわっていないっていうふうに考えていいんでしょうか。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  検討会の有識者でございますが、1名ということで、これは国のほうから選出した学識者ということになります。
 2点目の市民とのかかわりということで、先ほどの答弁のちょっと補足になりますが、事業者が用地取得、さまざまな補償をするというのは当然基本なんですが、先ほど担当課長が回答いたしましたように、例えばそこに生産緑地がかかわる場合については、当然生産緑地の事務は三鷹市のほうの責務で行っている部分はありますので、そういった調整は当然入っていくと。
 また、例えば対象となるところで、学校を転入しなくてはいけないとか、そういう相談があれば、当然その関係部署のほうに市が調整して、調整できる範囲はございますけども、そういった調整もしていくということで、移転補償にかかわる部分、直接は事業者が行うことになりますが、そのほか関連する部分は、市もそういったところを調整をこれまでもしてきておりますし、これからもそういう必要があればしていきたいというふうに考えております。


◯事業担当課長(小出雅則君)  三鷹市が3名、有識者が1名、国のほうは2名ですね。でございますので、6名です。


◯委員(大城美幸さん)  一般宅地についても、その中身によって学校だとか、そういう関係で今の御答弁だと、相談の中身によっては市もかかわるということなので安心したんですけども、ぜひ、やはり引っ越さなければならないっていうことは、さまざまな問題が発生すると思うので、やはり市民の不安を少しでも減らすというか、市民の相談には丁寧に対応していただきたいというふうに思います。以上です。


◯事業担当課長(小出雅則君)  答弁、一部修正させてください。国土交通省の出席者でございますけれど、国土交通省、2名と申しましたうち1名は事務局でございまして、会議の委員としては1名です。計5人でございます。訂正させてください。


◯委員長(加藤浩司君)  以上で都市整備部報告を終了いたします。
 この際、その他、本日の行政報告以外で都市整備部に対する質疑のある方がいらっしゃいましたら、この場でお願いをいたします。


◯委員(野村羊子さん)  毎回で済みません、世田谷の土壌汚染の問題。東名ジャンクションの立て坑準備工事の部分における土壌汚染の状況、その後の調査等について、もし何か情報があれば教えていただければと思います。


◯都市整備部長(大石田久宗君)  その他の御質問ということでございますけども、ほかの自治体の土壌汚染についてまで、もしここで御質問されるということであれば、前もって御連絡をいただくかしないと、我々としては直接データを持ち合わせてない場合が多いんですね。特に、多分今の内容だと、急にここで御質問されてもデータは持ち合わせてないですよね。その他の御質問というのは、いろいろお聞きになりたいことはあるとは思うんですけども、一応行政報告について我々は準備をして御説明をしているわけですから、世田谷区の、ほかの自治体の土壌汚染というふうに言われて、すぐお答えできるような状況にはありません。もしお時間をいただけるんでしたら、調査はできますけども、それをまたこういう場で話すのか、あるいは直接データだけをお示しするのかわかりませんけども、そこはぜひ委員会の中で裁いていただいて、御判断をいただければなというふうに思います。


◯委員長(加藤浩司君)  今わかる範囲での土壌汚染についてのお示しができれば、お願いをいたします。


◯事業担当課長(小出雅則君)  準備工事の関係でございます。国土交通省のほうで立て坑工事に先立って道路のつけかえの準備工事をしている中で、土壌汚染というのがわかったところでございますけれど、その中で既設道路の切り回し工事は完了しているということで聞いておりますので、実際出てきたところは浅い、4メートルぐらいの層と深い層では出てきているというのは聞いてるんですけど、深い層のところは今回工事着手してないんで、それは多分そのまま手をつけてないという状況で聞いております。
 上の部分につきましては、下水管の工事が終わったっていうことなんで、下水を入れる際に土壌で汚染されているということがわかってる土については、許可を受けた適切な施設へその土を処理したのではないかというふうに考えているところでございますけれど、詳しい処理先等確認しておりませんので、現時点ではそういうことでございます。


◯委員長(加藤浩司君)  ほかによろしいですか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 以上で都市整備部からの報告等々を終わらせていただきます。
 市側の皆様、御苦労様でした。
 休憩いたします。
                  午前10時14分 休憩



                  午前10時15分 再開
◯委員長(加藤浩司君)  委員会を再開いたします。
 議会閉会中継続審査申し出について、本件を議題といたします。
 東京外郭環状道路建設問題について調査検討し、対策を講ずること、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会会期中とし、その間、必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。


◯委員(野村羊子さん)  今、この東京外郭環状道路は東名と大泉のところで工事を進捗を始めています。沿線として、一体のものとして、ある意味で広域で必要だからこれでやるんだって話になってますので、沿線の工事の進捗状況等について、他の自治体ということではなくて、同じ事業者の事業である、同じ一体の事業であるということとして、常に委員長のほうから情報提供していただけるように都市整備部のほうに依頼をしていただければと思います。日々動いている工事の状況と、その工事の進め方について、やはり三鷹にも影響することがいろいろあろうかと思いますので、それについてぜひそのことも毎回、他の自治体ということではなくて、同じ事業の一環として扱っていただけるように依頼していただければと思いますが、よろしくお願いいたします。


◯委員長(加藤浩司君)  休憩いたします。
                  午前10時17分 休憩



                  午前10時19分 再開
◯委員長(加藤浩司君)  委員会を再開いたします。
 野村委員の申し入れにつきまして、正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしと認めます。
 それでは、本日はこれをもって散会をいたします。御苦労さまでした。
                  午前10時19分 散会