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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成25年東京外郭環状道路調査対策特別委員会) > 2013/01/25 平成25年東京外郭環状道路調査対策特別委員会本文
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2013/01/25 平成25年東京外郭環状道路調査対策特別委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(加藤浩司君)  東京外郭環状道路調査対策特別委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩



                  午前9時31分 再開
◯委員長(加藤浩司君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時33分 再開
◯委員長(加藤浩司君)  委員会を再開いたします。
 都市整備部報告、本件を議題といたします。本件に対する市側の説明を求めます。


◯事業担当課長(小出雅則君)  おはようございます。それでは、報告事項の1番目、機能補償道路の説明の会の開催について、資料1のほうで御説明させていただきます。
 1ページ目をごらんいただきたいと思います。説明会の開催についてです。(1)目的でございますけれど、外環事業により分断される生活道路につきましては、その機能を補償する道路──これを機能補償道路と国のほうは位置づけておりますけど、これを整備することとしております。本説明会は、機能補償道路の素案について、図面などを用いて説明し、地域住民の皆様の具体的な意見を聞くということを目的にして開催するものでございます。
 次に(2)周知方法でございます。計画線からプラス100メートル、こちらの改変部周辺区域にお住まいの方々に対しまして、2ページにございます案内チラシを本日、1月25日でございますけど、ポスティングするということで国のほうから聞いてございます。また、市といたしましては2月3日の「広報みたか」、また市のホームページで広く市民の皆様にお知らせしていきます。
 また、(3)開催日についてですが、2月の13日、水曜日、15日、金曜日、16日、土曜日の3日間となります。
 続きまして、(4)内容についてです。オープンハウスにおきまして、機能補償道路の素案について、図面等により概要を説明し、意見をお聞きするとしております。国土交通省は「対応の方針」において、行きどまり道路の状況、周辺の生活道路の状況を把握した上で、地域の意見を聞きながら、区・市とともに検討し、それまでの利便性の低下を生じさせないよう機能確保に努めるとしております。利便性の低下をできるだけ生じさせることがないよう、ジャンクションの外周部や横断可能な箇所に機能補償道路を配置することで関係機関と協議を進めている段階でございます。
 (5)機能補償道路及び上部空間利用の検討の進め方についてです。3ページをごらんください。機能補償道路の検討と上部空間利用の検討のフローについてまとめたものでございます。機能補償道路の検討につきましては、今回素案を公表し、御意見をいただいた後に機能補償道路(案)を策定するとしております。また、さきの委員会において報告させていただきました、北野の里(仮称)を中心としたまちづくりワークショップにおいて、ふたがけ上部空間利用の検討、北野の里(仮称)周辺のまちづくりとも密接に関係してきておりますので、機能補償道路の位置等を前提条件にいたしまして、上部空間利用の検討もしていくこととなります。
 機能補償道路の検討におきましては、ハンプや狭さく等の設置による通過交通対策や環境施設帯の検討なども含め、地域の皆様の意見を聞きながら検討を進め、確定していくというふうにしております。説明は以上でございます。


◯委員長(加藤浩司君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(寺井 均君)  おはようございます。よろしくお願いします。
 今回、この説明の会なんですけども、これ個別説明、個別対応っていう形になっているかと思うんですけども、例えば体育館とかを使って全体的に一遍に説明してというような形をとらないで、今回こういう個別でやられている理由というのがもしわかりましたら、教えていただきたいなというのを思うのと、2点目が、この3ページの、今回一番上のところの素案の公表で、皆様の御意見をお聞かせくださいというところだと思うんですが、このスケジューリングといいますか、日程的に、これどのぐらいのサイトでやられるっているのが何かわかっているか、大体こうだろうという前例を含めて、わかりましたら教えていただきたいと思います。お願いします。


◯事業担当課長(小出雅則君)  オープンハウスの説明の方法ですけど、2ページのチラシをちょっとごらんいただければと思います。具体的に今回の説明の方法ですけれど、中央JCT地域、会場、北野3丁目常設会場という下に、2つ米印がございまして、2つ目の米印の中で、毎正時に、15分程度で機能補償道路の概要について御説明をさせていただきますということで、個別に国のほうは毎正時ごとに15分程度、いらした方を一緒に御案内するような形で、何回も何回もその開催時間中に、時間を特定しないでですね、広く御意見を聞いていきたいということで考えているということで、聞いてございます。
 それと、今後の機能補償道路の上部空間利用の検討の進め方という部分でございますけれど、先ほどちょっとお話しさせていただきましたように、まず今回、事業者素案を皆様にお示しして、いろんな意見を聞きながら、どういうふうにしていくのかという検討を道路管理者、市や都やなんかと一緒に検討していくという形になっていまして、まだ全体の細かなスケジュールとかフローが示されている段階ではございません。しかしながら、こういったことを1回素案を出しまして、こういったものをワークショップの中で皆さんとまた話し合いをしていく材料にしていきたいということで、今回開催いたします。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。全体でやって、個別対応とやったほうが短い時間でできるのかなとは思うんですけど、こういう形である程度長い時間をとって、こういうふうに開かれるということは一人一人丁寧に対応する、意見を聞きたいっていうことだと思いますので、その辺の、いつもよりは意見が多く出てくるのかなと思いますので、皆さんにその辺の意見を把握していただいて、細かいそれの報告もぜひお願いしたいなと思いますので、よろしくお願いします。以上です。


◯委員(野村羊子さん)  確認ですけれども、この機能補償道路っていうのは、今までずっとこういう言葉は出てきていますけども、都市計画道路、この間幾つか事業説明会等されています。今回この間の14日は調布のほうでまた説明会があるっていうスケジュールになっていると思いますけども、それ以外に今まで、つまり都市計画道路とかで定めてないところに道路を新たにつくるからこのような手続が必要なのかっていうふうなこととして理解していいのかということを、ちょっと確認させていただきたいと思います。お願いします。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  機能補償道路の基本的な考え方ということになるかと思いますが、都市計画道路も当然、例えば北野中央通り、あの地域の幹線道路ですので、それを機能を補完する都市計画道路として3・4・12等、そういった計画が進められていると。また、今の委員のほうから御指摘のありましたように、都市計画道路以外でも当然かなりの道路が分断されて、使えなくなる道路があるということで、それを補う道路が必要ということで、当然ジャンクションが中央道、外環に沿って大きく入ってきますので、同じような形では残せない部分が大半になると思います。
 ただ、その機能をやはり全体でそれを補って、今よりできるだけよくしていきたいということで、それをもって、今ないところについても外周部とか、あるいは横断する部分、そういったところをネットワークをして機能を補償していくという、そういった考えで進められているということで、よろしくお願いいたします。


◯委員(野村羊子さん)  わかりました。調布保谷線のほうでね、日常的に使っている道路が狭い道路だから、そこは信号がないっていうふうな形のね、今機能として非常に住民の皆さん困っている。一応何メートルか横へ動けば信号ができてっていうふうになるんだけども、非常に今までの使っているのと全然違ってきちゃうというふうなことで、事故も多いし、お困りの方も多いし、今後どうなるんだみたいな話にもなっているしということがありますね、現実に。だから、そういうようなこともきちっと意見を聞くとか、流れをしっかり把握していただいて、実際にどういうふうに人が動いているのかっていう現実をね、きっちり都や国へしっかり伝えるっていうことが非常に重要だと思うんです。
 そのことを含めて利便性を失わないっていうふうな意味なんでしょうけども、現実には、なれている道、使えなくなるっていうことだから、どうしてもいろんな意見とか、問題は起こってくると思いますけども、そこはしっかりしていただくという。将来的にね、私としてはもうそんなことしなくてもいいというふうになるほうがいいわけですけど、外環道、こんなジャンクション、でかいのつくられて、本当にまち、コミュニティが分断されちゃうわけだから。だけど、話としてはきっちり、推進する側としてはきちっとそれは、少なくともネットワークをきちっとやんなくちゃいけないだろうというのは思いますので、そこは丁寧に話を聞いていただきたいというふうに思います。お願いします。


◯委員(大城美幸さん)  先ほど寺井委員が言っていたことと重なるんですけど、最初の開催時期等、2月13日、15、16と、例えば16時、17時、18時と、この時間に15分間の説明を会場にいる人全体にするということですが、その後、全体で質疑応答が行われるのかな、それとも、もう説明だけで、あとは会場を見ていただいて個別の意見を聞くっていうことになるんじゃないかっていうのが、ちょっとそういうふうに思っているんですが、どうなんでしょうか。


◯事業担当課長(小出雅則君)  現段階で国のほうから説明を聞いているものといたしまして、全体の集まっている場で説明をするという形式ではございません。オープンハウス方式、オープンハウスで御来場いただいた方に御説明させていただく、そういった方法でやっていくと聞いております。そういった中でも、毎正時ごとに時間を定めて説明を15分ぐらいしていくという話は聞いてございますけれど、全体を通して時間を決めて一堂に集めて意見を聞いてっていうことは、現時点では聞いてございません。


◯委員(大城美幸さん)  そうすると、先ほど寺井さんが聞いたのは、個別説明をする理由はどうしてかっていうことなんですが、それには答えてないと思うんですけども、私も、ここの目的の最後に、地域の皆様の具体的な意見を聞くため開催するものですってあります。もちろん、個別の人々が、自分がこの道使ってるのに、使えなくなるじゃないかとか、そういう具体的な意見は当然出てくるので、個別に聞くことも大事なんですが、その自分が言った意見がどのように反映されるのかということと、あと、一人一人自分が言った意見はわかるけども、Aさんが言ったこと、Bさんが言ったこと、Cさんが言ったこと、それぞれ違う意見が出てるはずなんですが、それをやっぱり共通の認識にするという点では、全体会みたいなものがないと、共通認識にできないんじゃないかっていうことを考えると、全体の説明と質疑っていうのが必要ではないのかなって思うんですが、市としてはそういうことはお考えではないんでしょうか。
 それと、出された意見というのを、どこかで全体の意見というのは当然まとまったものが文章なり何か出てくるというふうに考えていいんでしょうか。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  今回の説明をした中で、地域の方からいただいた意見をどのように反映していくかという御質問かと思いますが、1つには、今これから示すものについては、当然事業者案というか、行政間で調整をした現時点の案を示していくと。先ほど担当課長のほうの説明にもありましたように、交通管理者ともまるきり協議をしていないということではなく、いろいろ確認をしながらそこを進めているわけですが、実際のさらに深めた協議はこれからになりますので、そういった交通安全上の線形とか、そういったものはこれからさらに詳しく協議をしていきます。
 今回いただいた意見、今委員おっしゃられたように、地元のそこにお住まいの方が、自分の前の道がどうなるとか、そういったことを中心に聞いていくことになります。また、例えば通学路の問題とか、地域全体にかかわるものも当然御意見としていただいていくということで、事業者側で考えた地域の目線的な部分で当然足りない部分もあろうかと思いますので、そういった意見をいただいて、それをまた行政間、関係機関で検討をして、このフローにありますように、案の段階でそれを公表していきますが、この案を、右側に地域まちづくりの検討の場、これ三鷹市も入って今後やっていく場になりますが、上部の利用と周辺のまちづくり、またこの機能補償道路も含めた形で総合的にそこは調整、御意見をいただきながら、検討の場として進めてフィードバックしていくと。そういった意見をフィードバックしながら、最終的に機能補償道路の検討ということで、そういった意見を反映していくと、そういった流れで考えているところでございます。


◯都市整備部長(大石田久宗君)  お答えは、今田口課長のお答えでお答えになっていると思うんですけども、本質的に聞かれていることは、共通の認識による説明で、全体で議論する場が必要なんじゃないかっていう、そういうお尋ねでもあるわけですね。それは会議の持ち方の本質でもあるので、私のほうからお答えさせていただきますと、今回はあくまでもとりあえず機能補償道路について説明を15分間でしたときに、どんな御質問なり意見が出るのかっていうのを把握した上で、必要があればそういうものを開催すると思うんです。多分、個別の、私の家の庭先の云々とか、そういう話になるということを想定して、この説明の会を開催すると思うんですよ。ですから、寺井委員からもあったように、また大城委員からもあったような、全体でとか、そういうまとめて共通するものを議論する場っていうのはこの後に出てくると思うんですね。ですから、そういうものが、共通するものがあれば、またまとめて説明したり、議論する場をつくってほしいということは要望することは我々もできますので、必要があれば要望していきたいと思います。
 それから、まとまったものが出てくるのかっていう御質問に対するお答えも、出てくると思いますよね、まとめてですね。だから、課長が答えたように、そういうものを前提にして、重要なのは、このふたかけ部分をどうしていくんだっていう議論をきちっとする場が控えていますから、その中で市としてはですよ、市はどういうふうに考えているかというと、全部そういうものを受けとめて、しっかりとそこで議論していきたいというふうに考えているわけです。


◯委員(大城美幸さん)  流れとか、おっしゃっている意味はよくわかります。具体的にお伺いしますけども、3ページのフローというか、これを見ると、意見の集約・取りまとめという、事業者がやる、そこの部分が今回当たると思うんですけども、そうすると、それはこの3日間だけで終わって、次へ進むっていうふうに考えてよろしいんでしょうか。それとも、今やはり公表される案を事業者、交通管理者っていうと結局市長も入るのかしらね、道路管理者との協議ってなってますので、そうすると、その公表の案をつくる前にどれだけ住民の声を聞いたかっていうことにかかると思うんですよね。
 もちろん、具体的な、私的な問題も含めた個別の意見を聞くのはこの3日間かもしれないけども、先ほど言われた交通安全というか、通学路の関係とか、町会の人たちがよく利用している道路がどこなのかとか、そういうことを考えると、一定程度まとまった町会だとか、学校の保護者、PTAなり、関係するところの団体の声とか、そういうのも聞いていく必要があるんじゃないかというふうに考えると、この3日間だけでこの意見の集約・取りまとめっていうのが終わるのかどうかということを確認しておきたいんですが、どうでしょうか。


◯都市整備部長(大石田久宗君)  そのスケジュール感、先ほど寺井委員のほうからもありましたけども、公表の前に住民の声、それから関係する団体の声を聞く必要もあるだろうと、それもそうなんですね。そのとおりなんですけど、まずね、今回のこの説明の会というのは、その前に都なり、国なり、市も含めてですね、この機能補償道路で示される案、これでどういう意見が出てくるんだろうと。さまざまな調整事項があるわけですね。細かくは今は決まってないことなんで言えないですけど、例えば歩道のあり方はどうだとか、道路の幅員はどうだとか、こことこことここで通過する、横断できる場所はいいのかとか、横断歩道のあり方はどうだとか、いっぱいあるわけですね。それについてたくさんの調整をしている中で、まず意見を聞いてみようじゃないかという、そういう取っかかりなんですよ。
 ですから、おっしゃったような完全にこれでいきますっていう正式な公表の前の前ぐらいですから、この段階で聞いた意見を生かしながら、これからさまざまな調整をしていくという段階にあります。だから、要望として正式に公表する前に、しっかりと関係する団体の声も聞く必要があるだろうという意見が委員会の中であったということをお伝えし、また、我々もそういう必要があるという声があったことをよく認識しておきたいと思います。


◯委員(大城美幸さん)  わかりました。ほかの人に譲りますとかって、信頼してないわけじゃないんですけども、行政が計画とか案とかって出したら、なかなか修正しないですよね。だから、調整・協議っていうのが、ライフライン事業者の調整・協議とかね、この後、いろいろ上部空間利用の問題とか、これからこうやっていくっていうことはよくわかるんですが、やはりなるたけ、何ていうのかな、住民の声を聞いて、住民の要求に基づくものをつくってもらいたいということで質問をしていますので、その意は酌み取っていただきたいと思います。以上で終わります。


◯委員(伊藤俊明君)  今のお話、説明聞いて、部長、課長からの説明でほとんどわかりましたので、あんまりあえてくどくは言いたくはないんですけど、私も一応地域の地元のことで、この機能補償道路というのに関心が一番、ある意味じゃ深いところだと、日々の生活に一番密着しているところだということなんで、安全確保はもちろんのこと、やっぱり利便性のむしろ向上するようなということで、先ほど来の説明の中でも、そういう個別の対応にした理由はそのように、この前の道が……。僕もね、そういうことかなという気持ちではいたんですが、そのような会はね、なかなか全体では言いにくいという、こんな小さな問題を言っちゃっていいのかとかっていろいろあるんですね、私なんか身近なところに相談受けてますので、やはりこういう会をしっかりと取り組んでいただきたい。
 そして、ただ、改変地域の住民の計画区域から約100メートルの範囲、逆に生活に余りにも密着しているがために、もうちょっと範囲を広げたりとかっていうことはお考えだったのかな。この100メートル。だから、僕なんか、逆に身近な問題なだけにね、個別の対応で、配る範囲とか、時間をちょっと長くとかっていうことがしていただければ。あとは聞ける体制は今の説明があるので、そういう体制で取り組んでいただけるなら十分ではないかと思いますけど、そういった意味で、いろんな意味でね、具体的なというか、非常に身近な質問が多々出る可能性が多いだけに、そこに住んでいる人でなければわからないこととか、人の流れ、車の流れ、いろいろ日々の生活の中で感じていることがあろうかと思いますので、そういう意味で間口を広げるような取り組みをもうちょっとできたらなと思ったんで、ちょっとその点だけお願いいたします。


◯事業担当課長(小出雅則君)  今まで外環事業でチラシや何かはポスティングする範囲という、同じ範囲内で今回どうも国のほうはポスティングのほうをするということで、市のほうに連絡が来ているところでございます。大体今のポスティングする範囲で3,000軒ほど対象範囲ございまして、さらに、でも、ポスティング以外に市の広報、2月の3日の今度出る広報で紙面をとって市民の皆さんに御案内いたしますし、市のホームページでも御案内していきますので。今回100メートルという範囲は従前と同じ範囲で国のほうも考えてしまっておりますので、今いただいた御意見につきましては、よく国にまた申し入れしておきます。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  市民の方への説明を深めるということで、1点補足をいたしますと、先ほどの大城委員のほうからもお話ありましたけど、町会等、まだ調整、確定はしておりませんけど、そういったところにもしっかり御意見を聞いて、個別の意見も大切ですけれども、その地域の意見、学校の関係者とか、そういったこともなるべくしっかり聞けるようなことを、今後国と東京都のほうに調整していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


◯委員(伊藤俊明君)  ありがとうございます。今はまだ前の前の段階だということなので、いろいろ段階を追って地域の声、またね、小学校、またPTA、地区委員会の声とか、いろいろあろうかと思いますので、丁寧な対応、進め方をよろしくお願いいたします。


◯委員(栗原健治君)  確認の意味で質問したいと思います。今回この機能補償道路及び上部空間利用の検討の進め方という中身自体は、中央ジャンクションの用地内ですよね、周辺といえども。周辺というか、ジャンクションの土地、予定地の内側、中につくられる道路ですよね。ということは、中央ジャンクションそのものの一機能のね、計画と位置づけられると思うんですよ。という点では、先ほどから委員から質問がありましたけども、全体のね、やっぱり説明をしっかりとする。地域の住民、また市内の人たちがそれを聞く場を持つ必要があると思います。
 必要があれば要望したいっていうことですけども、必要があるっていうふうに私は思います。実際に機能補償道路っていう小さな枠で見るんではなくて、ジャンクションの構造の1つっていう位置づけでね、ちゃんと説明会をするように要望していただきたいというふうに思います。機能補償道路の素案の今回は公表ということで、2月の13日と15日と16日にかけられると。地域のね、個別の対応は当然ですけれども、やはり学校、通学路が分断されるっていう点だとか、地域のコミュニティの部分でも本当に4分割されるような状況になるので、自治会、また町内会の人たちの団体のね、考え方というのをちゃんと聞く必要が、この素案の段階であるっていうふうに思います。
 バスの路線も切れるわけですよね。当然、そのバス事業者の考え方も聞かれることとなると思うんですけども、そういう方は個人でここに参加してくれっていうふうにはならないと思います。丁寧な対応でいうと、そこの部分ではね、バスの事業者は当然されているかとは思いますけれども、町内会だとか、学校のPTA関係の人たちだとかは、また校長も含めて意見を聞くのは当然のことだと思うんですけども。この点でね、素案を公表されて、意見の集約と取りまとめを事業者と交通管理者、道路管理者との協議っていうことでされるっていう中に、そこに組み込む必要があるというふうに思います。
 この点、必要があれば要望したいということなんだけれども、もう一歩、必要性があるという点で実施してもらいたい。全体の説明も、この素案の段階で行うと。これが終わった後、このフローを見ると、協議がされて、中央ジャンクションの本体の構造も含めて確定するという段階で、機能補償道路(案)の公表っていう形になるんですよね。ですから、本体の構造自体の確定する前に、言ってみればいろんな意見を聞いておく必要が、このジャンクションをつくるっていうことでいうと当然の責務だっていうふうに思います。その点でね、対応をどうなのかっていうのをもう一回確認したい。
 この機能補償道路っていう点でいうと、「対応の方針」というのが議論された経過があります。三鷹市として、現時点でこの機能補償道路のあり方をどのように考えているのか、検討の方針の中で三鷹市としてはどういう考えを持っていたのか、簡単でいいので確認しておきたいというふうに思います。


◯都市整備部長(大石田久宗君)  まず1点目ですね、中央ジャンクションの機能の計画については、全体の説明をして、聞く会を行ってほしいという要望ですから、それは先ほどと同じように伝えておきたいと思うんですけども、市としては、今の段階ではこれ、全体に説明できないっていうふうに思っているんですね。というのは、余りにも案が固まっていない、そういう意味ではね。素案をつくるために今必死に、今の段階ですよ。ですから、素案を説明した後どうするかっていうと、全体にも説明したらっていうことは投げかけてみますけども、今の段階では、ちょっと全体で議論するのは難しいだろうなとは思うんですけども。
 それから、素案の公表ですけどね、バス事業者、それから例えば町内会・自治会とか、諸団体、それから学校といったところですね、これはやっぱり話を聞いてほしいというのは、先ほど田口課長が言ったように話を聞くべきだって市も思ってますから、ちゃんと聞かなきゃだめでしょう、これは。ただ、いつかっていうのはね、繰り返しになりますけども、都と国と市が一緒になって今機能補償道路の説明会に向けた調整をしています、今ね。今の段階でいうと、行政実感としては、これなかなか団体の話を聞けるような状況にないんですね。まだ本当に決まってないことを、決まってないんですけど、これでいいですかっていう、そういう聞き方はできないじゃないですか。これでいきたいと思っているんですけど、どうでしょうかっていうふうな段階になったら、きちっとそれはやっておきたいというふうに思います。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  2点目の機能補償道路と三鷹市の基本的な考え方ということで、先ほどちょっと触れたところもあるんですが、この地域には北野中央通り、吉祥寺通り、また中央道の側道、地域としての主要な路線がございます。そういった機能はまずそこの基本的なところは機能としてきちっと確保していくと。さらに、これ地域検討会のほうでも出ていた意見でありますけれども、先ほど言ったようにジャンクションが真ん中にできて、地域が大きく4つに分割されるようになる。これを地域のネットワークをきちっとつくっていただきたいと、そういう御意見を多く出ていたと思いますので、そういった視点で、当然利便性がすごくよくなるというのはなかなか難しいところもあるんですけども、きちっと4つに分かれた地域がネットワークできるような、そういった視点でつないでいくと。
 また、今ある道路、車道の幅員とか、当然今の幅員以上にやはり通りやすい、安全が確保できるような、そういった道路構造をしてほしいということで、市としても意見を述べて調整をしているところでございます。
 また、さらに、最後に、この機能補償道路、この道路をまちづくりにうまく当てはめていくということが我々としても最大の課題だというふうに認識しております。一方で、うまくネットワークできて、通過交通が発生して、また違う課題が発生してもということがありますので、そういったこともきちっと検証しながら調整していきたいということが基本的な考え方でございます。以上でございます。


◯委員(栗原健治君)  部長、確認したいんですけども、素案がまだ定まってないようにお話し、今されたかと思うんですけど、今回、13日と15日と16日に出されるのは、素案が出されるわけですよね。今国交省と組んで、この場では今資料としては出されていませんけども、確認したものを出して意見を聞くわけですね、個人的にというか、その会場の場に来ている来場者に対して説明するわけだから。素案が案というふうに、そこは確認ちゃんとしてほしいんだけども、明確に定まってる中身がね、素案としてはあるわけですよ、この時点では、その13、15、16という時点ではあるので、それについて全体に対しての説明をするべきじゃないかというふうに言ってるので、定まってないからね、今の現時点ではやれないっていうのはちょっと違うんじゃないかっていうふうに思うんですけれども、どうでしょうか。


◯都市整備部長(大石田久宗君)  素案の今調整中ですから、素案としては出しますけども、当然出てくるわけですよね。ですけど、私が申し上げたように、素案の中身によっては抽象度は高かったりするわけじゃないですか。ですから、それは投げかけはしますけども、ちゃんとコースがこういうコースを考えているとか、あるいは幅員はこうだとか、ここには外周道路があるとかないとか、確定できるものかどうかというのを調整中なんです、今。ですから、今の段階でそれを素案に対して意見を求めるというのは、それは要望があったことは伝えますけども、素案を全体に投げかけるっていうレベルで素案ができるかどうかっていうのはちょっと難しいところなんですよ。ですから、そういう私の言い方になるんですね。
 素案として全体に投げかけて、あるいはいろんな団体に投げかけて議論ができるような部分と、ちょっとやっぱり素案で大枠過ぎるなっていうようなレベルがあるじゃないですか。これ、できを見ないとわからないので、本当に今ぎりぎりのところで調整中なんですよ。ですから、私の言葉というのはそういうふうになりました。でも、おっしゃることはわかりますよ。だから、案が出たら、全体に諮って、それで当然議論すべきなんじゃないのっていうのはよくわかります。


◯委員(栗原健治君)  もう一回質問しますよ。この素案調整中、ぎりぎりのところを詰めてるっていうふうに言ってますけども、市が詰めてるわけじゃないでしょう、市が。実際中身、知ってるわけじゃないんでしょう。これ、説明するのは、素案をつくってるのは国交省で、素案の段階で調整するのは東京都も入っているのかどうかわからない、国交省ですよね、基本的にこの素案を出してくるのは。これね、素案に対する会が持たれるわけですよ、オープンハウスで。個人、来場者に対してされるわけですよ。それは団体で来ようが、個人で来ようが、するわけですよ。
 これね、幅員がどうだとか、いろんな形状だとかどうなのかということも定まってないのに、そういう説明を全体にはできないっていうのは市の立場なんですか。国交省がそういうふうに言ってるんですか。あのね、これ、素案として機能補償道路の案をつくるための意見を聞くっていうことで情報提供するわけですよ、オープンハウスで。ですから、それについての説明会を全体としてもやってくれということを求めるのは当然だっていうふうに僕言っているんだけども、ちょっとかみ合っていないんじゃないか、正確に答えていないんじゃないかと思うんですけども、どうでしょうか。


◯都市整備部長(大石田久宗君)  では、正確にお答えさせていただきます。求めていきます。


◯委員(栗原健治君)  オープンハウスというのはね、個人的に対応ではなくて、全体でね、行政としても対応するってことは当然なので行ってほしいのと、「対応の方針」という中ではね、個別的なそれぞれの課題について議論していくと。その過程がね、この言ってみれば素案を公表して、市民の意見を聞くっていう1つの段階だと思うんですよ。その中にPTAだとか、学校、その地域の団体ですね、コミュニティを形成している人たちも含めて、まちぐるみでね、話を聞く場もしっかりと持つ必要があるんじゃないかというふうに思うので、確認させていただいたので、ぜひよろしくお願いします。大変重要なことなので、よろしくお願いします。


◯委員長(加藤浩司君)  以上で都市整備部報告を終了いたします。
 都市整備部の皆さん、御苦労さまでした。
 休憩いたします。
                  午前10時16分 休憩



                  午前10時17分 再開
◯委員長(加藤浩司君)  委員会を再開いたします。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会会期中とし、その間、必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。ありがとうございました。御苦労さまでした。
                  午前10時18分 散会