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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成25年議会改革検討委員会) > 2013/02/25 平成25年議会改革検討委員会本文(要点)
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2013/02/25 平成25年議会改革検討委員会本文(要点)

                  午前10時01分 開議
◯委員長(石井良司君)  議会改革検討委員会を開会する。
 本日の流れの確認をする。報告事項が1、三鷹市議会災害対策支援本部設置要綱(案)について、協議事項が1、検討課題について、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めることで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 傍聴者の入室のため休憩する。
                  午前10時03分 休憩



                  午前10時04分 再開
◯委員長(石井良司君)  議会改革検討委員会を再開する。
 報告事項に入る。事務局から説明を求める。


◯副主幹(藤井泰男君)  それでは、報告事項の1、三鷹市議会災害対策支援本部設置要綱(案)について説明する。
 昨年取りまとめた、三鷹市議会災害対策支援本部設置要綱について、今年度改定作業が進んでいる三鷹市地域防災計画との整合性を図るため、総務部との調整を進めてきたところであるが、ここで三鷹市地域防災計画の改定素案が固まったことから、現時点での修正箇所を報告する。別紙1の黄色いマーカーを塗ってあるところが時点修正したところである。
 第2条に、「これを支援するために、」という文言を追加し、第9条の後に第10条として、議会本部の廃止について新たな条文を追加したものである。また、別表第1に、「役員」という文言を追加し、別表第3の所掌事務については、三鷹市災害対策本部の部班編成の見直しにより、変更をしたものである。


◯委員長(石井良司君)  この件について、何かあるか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 次に、協議事項の1、検討課題について、別紙2について事務局から説明を求める。


◯議事係主任(小菅 稔君)  別紙2、流山市議会におけるユーストリーム中継の実績(視聴者数)について説明する。
 こちらは、前回の本委員会において、ユーストリーム中継のアクセス数について質疑があった件に関する資料としてまとめたものである。記載されている人数については、平成25年2月21日現在のものであり、生中継は含まれていないとのことである。また、生中継については、正式な数字の把握はしておらず、事務局職員が生中継時の画面を確認している限りでは、中継を始めた当初で十数人程度、最近では四、五人程度ではないかとのことである。なお、日にちの右に書かれている丸数字はコンテンツ数である。
 参考に、直近で開催されたその他の委員会の実績を紹介すると、議会運営委員会の2月19日開催が3人、2月8日開催が24人、議会広報広聴特別委員会の2月12日開催が11人、2月4日開催が12人、いずれも2月21日現在の累計の数字である。


◯委員(後藤貴光君)  体調不良で遅くなった。申し訳ない。


◯委員長(石井良司君)  それでは、協議事項であるが、前回、(1)から(4)について提案会派から説明をしてもらった後、一定の議論をしてもらった。また、今、調査事項についても報告をしてもらったところである。今後の進め方については、4月に最終答申を提出したいと考えていることから、次回3月27日には一定の結論を出したいと考える。全会派一致できないものについて時間をかけても仕方がないので、(1)から(4)について各会派から協議できるものを確認してもらいたい。


◯委員(栗原健治君)  第1会派から聞いてはどうか。


◯委員長(石井良司君)  とりあえず、栗原委員からお願いする。


◯委員(栗原健治君)  (1)の議員研修については、ぜひ実施したい。


◯委員(岩田康男君)  (3)もぜひお願いしたい。(2)、(4)について議論することもやぶさかではないが、難しい問題ではないかと考える。


◯委員(高谷真一朗君)  (2)のユーストリームの話がしやすいのではないかと考える。(4)については、委員会を設置する方向で確認がとれていると認識しており、この2つを先に検討すべきと考える。前回の議論から、(3)の議会議事録公開のスピード化は難しいと考える。議論の順番としては、(2)、(4)、(1)、(3)となるものと考える。


◯委員長(石井良司君)  (2)、(4)あたりが可能ということか。


◯委員(高谷真一朗君)  そういうことになる。


◯委員(粕谷 稔君)  今、事務局から流山市議会の紹介があったが、情報公開の観点から、まずは(2)のインターネット放映について、可能性を探る意味も含めて、議論を進めることがよいと考える。(4)についても議論の余地はあると考える。(1)については、希望者中心ということを考えると、公平性の問題があると考える。現在行っている全員参加での議員研修の回数をふやすことは考えられるのではないか。(3)については、事務局の仕事量を考えると難しいと考える。議論の順番は、高谷委員と同じく、(2)、(4)、(1)、(3)と考える。


◯委員(伊藤俊明君)  とにかく議論することはやぶさかではないが、どれを、と言うことは難しい。(1)については、公平性を担保できればよいのではないかと考えるが、基本的には問題意識を共有する会派の中で講師を招けばよいと考える。制度改革等議会全体で問題意識を共有しなければならないようなことについての勉強会ならばよいと考える。(2)のユーストリーム等による情報公開については、前回事務局からメリット・デメリット等報告があったが、まだ検討の余地があり、時期尚早と考える。(3)の議事録については、できるにこしたことはないが、費用対効果も考えると、事務局の創意工夫の中で努力してもらう程度かと考える。(4)については、市民に読んでもらえる議会だよりにしていきたいとは思うが、A4判にすれば費用もかかる。変えるのであれば、会派内でも要望がかなりあったので、検討する余地はあると考える。(2)以外は議論できるのではないか。


◯委員(嶋崎英治君)  (3)については、現時点でメリットがあるのか。それよりも、(2)のほうが先と考える。他の自治体で経費をかけながらもやっているということは、市民の要望であり、開かれた議会のため実現したいと考える。順番は(2)、(4)、(1)。(3)は、議論する必要はないと考える。


◯委員長(石井良司君)  議論の順番は、それぞれ考え方が異なるようであり、(1)、(2)、(3)、(4)で進める。


◯委員(高谷真一朗君)  今、3会派が(2)、(4)、(1)と主張しているのだから、そのようにしたほうがよいのではないか。また、(1)、(2)、(4)については、会派で調整してくることになっていたと認識しているが、どうなのか。


◯委員長(石井良司君)  前回、各会派からいろいろな意見をもらったので、今回は優先順位をつけ、検討すればよいものと考えている。


◯委員(高谷真一朗君)  そうであるならば、議論の順番を変えてもよいのではないか。


◯委員長(石井良司君)  それでは、(2)、(4)、(1)と進めていくことで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 それでは、(2)、「情報公開の一環として、当面「予算・決算審査特別委員会(順次、常任委員会→特別委員会)へのインターネット(含むユーストリーム)放映」に実施に向けて見積もり調査する。」について、意見はあるか。


◯委員(粕谷 稔君)  情報公開という点では、確かに政務調査費の1円以上の領収書という部分では進んではいるが、インターネット中継を実施することによって、市民が知り得る機会の拡充ということにはなると考えている。今すぐということではなく、可能性を探っていきたい。市民にとっても、何が議論になっているかがわかるだけでも情報公開というものは進んでいくのではないかと考える。市がどんどん情報公開を進めているのだから、議論の場を積極的に公開していくことは、市議会としてもメリットのあることだと考える。たとえだめになっても、次期の委員会でも可能性は探ってもらいたいとの思いでいる。


◯委員(岩田康男君)  インターネット中継の実施については、やれるのならばやったほうがよいが、費用の面で議論すべき点がある。開催された常任委員会における資料をホームページに掲載する等できることをやるべきと考える。
 もう一つは、自由民主クラブから明確に反対との意見が出ており、(2)は(4)とも整合しないと考える。


◯委員(高谷真一朗君)  認識については、そちらの会派でよく話し合ってもらいたい。
 インターネット中継のイメージは、機材をざっくり入れると何百万円とかかるが、ユーストリームなら安価でできるというメリットがある。デメリットとしては、バナー広告が入ったり、画質が悪い等あるが、それでも流山市議会では一定の視聴者がいる。(4)のインターネット中継については、委員会室にカメラ等機材を設置する大がかりなことを想定していたが、ユーストリームのように安価でできるものは積極的に進めるべきと考える。


◯委員(岩田康男君)  文言が変わったということか。


◯委員(高谷真一朗君)  議論を進める中で中身が変わったということである。


◯委員(岩田康男君)  (4)の文言を変えてもらわないと、このままでは議論にならない。


◯委員長(石井良司君)  休憩する。
                  午前10時29分 休憩



                  午前10時35分 再開
◯委員長(石井良司君)  議会改革検討委員会を再開する。


◯委員(粕谷 稔君)  確かに広告や画質の問題等あるとは思うが、答申にインターネット中継の可能性を探るといったことを盛り込むことはできるものと考える。


◯委員(高谷真一朗君)  答申の形はどのようなものを考えているのか。例えば、調査・検討をする委員会を設置してくださいといった答申はできるのか。


◯委員長(石井良司君)  答申のあり方のついては、最初の委員会で確認したように、結論が出たもののみ載せることとなるが、こういった意見があった等口頭で報告することなどはできると考える。


◯委員(高谷真一朗君)  申し送りはできると考える。いずれも4月に結論が出るものではない。腰を据えて、情報公開に特化した委員会を設置してほしいという要望を出せないか。一定期間にわたって協議すべき案件と考える。


◯委員長(石井良司君)  口頭で報告するぐらいしかできないのではないかと考える。


◯委員(高谷真一朗君)  この委員会で合意が得られて、設置するということになれば可能ということか。


◯委員長(石井良司君)  1会派でも反対ならそれはできない。


◯委員(岩田康男君)  委員会の設置の要望等を申し送るとしても各派代表者会議で決めることであり、ここは議長からの諮問事項を議論する委員会なのだから、ここで決めて申し送ることは難しいと考える。


◯委員(高谷真一朗君)  そうすると、次回の3月27日までに、各派代表者会議に委員会の設置をお願いして、ある程度の結論を出せば可能ではないか。


◯委員(岩田康男君)  議会改革は休みのない課題であり、なくなるとは考えられないが、我々は、答申した項目について各派代表者会議がどう扱うか見守るしかない。


◯委員(高谷真一朗君)  この委員会は、答申として議論をまとめたものを各派代表者会議に送る役割だけなのか。


◯委員(粕谷 稔君)  委員長の言うように、決まったものしか載せないということになると、今までずっとやってきて防災の件しか残らないということになってしまうのではないか。


◯委員長(石井良司君)  それと政務調査費の件の2つということになるかと思われる。


◯委員(粕谷 稔君)  それだけでは少なくないか。


◯事務局長(郷原 彰君)  11月12日に行った中間答申の内容は、防災関連のものとなっているが、最終答申に載せるとなると、政務調査費の使途に関すること、そのほかにまとまるものがあればそこに加わってくるものと認識している。本委員会に各会派から提出された項目はまだ半分以上手をつけていない状況であり、まとまった項目については今の議長に提出するが、過去の議会のあり方検討委員会においても、議長がかわった後も同じように委員会を設置して議論を続けた経過もあるところである。結論が出ずに継続して今後の協議に委ねることも可能ではないかとは考えるところである。具体的に(2)は、実施するとは言っておらず、実施に向けて見積もり調査することとなっている。(3)においても、事務局としては常日ごろから委託業務の内容や音声反訳ソフトの検証等調査研究をしているところであり、まとまれば答申の内容に載るが、まとまらなかったからといって一切検討をしないということになるわけではないものと考えるところである。


◯委員(嶋崎英治君)  伊藤委員に聞くが、引き続き調査をすることもだめだということなのか。


◯委員(伊藤俊明君)  現時点では時期尚早であり、明確に反対するということである。前回の説明の中でのメリット・デメリットの話や本会議場でもふぐあいがあったりといった状況では、議論することはよいが、やはり時期尚早と考える。


◯委員長(石井良司君)  (2)の内容は、先ほど事務局長が言ったように、見積もり調査するということである。前回、金額的なことや内容について事務局から報告している。なぜ今、議論になっているかといえば、(4)でインターネット中継が出てきてユーストリームの話などがリンクしてきたからである。そういう流れを理解して話をしていかないとおかしなことになってしまうので、お互いに注意してもらいたい。


◯委員(嶋崎英治君)  引き続き調査研究をしていくということで合意できる余地はないか。


◯委員(加藤浩司君)  我々は、インターネット中継を実施するには、まだ議論する必要があると考える。デメリットの面を考えていくと、ユーストリームで実施していくことは難しいと考える。流山市の事例のように、二、三十人のために導入することがいいのかどうかということも含めて考えていかなくてはならない。


◯委員(粕谷 稔君)  ユーストリームについては、バナー広告ということは確かにあるが、インターネット中継があるという前提のもとでの、情報公開度という部分が重要であると考える。決してユーストリームでやると我々は主張しているわけではなく、委員会のインターネット中継の実施に向けて見積もり調査するということについて、同意いただけないか。


◯事務局長(郷原 彰君)  インターネット(含むユーストリーム)放映となっているが、実施に向けて調査研究するということであれば、昨年秋に町田市庁舎が新しくなり、全ての委員会室がインターネット中継対応となった。そういう時代なのかとも感じるが、現状の委員会室等の環境で回線を引いてどのような中継ができるのかなどいろいろ研究しなければならない。インターネット中継そのものの調査研究という意味では、現状では本会議しか中継を実施していないこともあり、事務局は調査研究を行っていくつもりである。


◯委員(岩田康男君)  前回、経費がかかるから、ユーストリームならどうかという話になって、今度は、ユーストリームは問題があるから削るというふうに理解した。


◯委員(粕谷 稔君)  文言上、削ることは構わないが、議長から諮問を受けて、議会改革を進めようという思いは同じと考える。先ほど局長も言っていたように今すぐ導入するわけではないので、問題意識も共通と考える。予算・決算特別委員会は協議会室で行うので大勢が入ることができる。第2、第3委員会室にも順次導入とは言ってはいるが、そこまですぐに求めるものではない。二元代表制での情報公開という部分で議会改革の検討をしているのだから、調査研究というところでは合意できるのではないかと考えている。ユーストリームが気に入らないのであれば削っても構わない。


◯委員長(石井良司君)  そういうことではなく、三鷹市議会としてインターネット中継について調査研究は今までもやっていて、これからもやっていくことであり、それを答申に載せることが適切であるのか疑問があるところである。


◯委員(栗原健治君)  (2)は、情報公開の一環として、と書いてある。我々は議会議事録公開のスピード化ということを求めたが、費用対効果を考えるとインターネット中継のほうが現実的であるとは思う。議事録ができるまでの間、動画記録や音声記録をインターネットで公開する環境づくりはできると思う。視聴している人数の問題は別として、議事録の中身を映像記録として見られる期間を確保することも1つの考え方ではないかと考える。インターネット中継にこだわらず、映像や音声なども含め、記録として、どのように、迅速に公開することができるのかについて検討することが必要なのではないか。


◯委員(嶋崎英治君)  岩田委員に伺いたい。市側の資料をインターネットで公開させるということだが、既に委員会等に提出されているものを公開することは簡単であると考える。同僚の半田議員がクラウド化して、市民でも誰でもツイッターで見られるようにしている。合意できれば、資料はいつでもできるのではないか。


◯委員(岩田康男君)  (2)や(4)の話から離れてしまうが、情報公開の方法として、本会議のようにインターネットで公開することが一番望ましいが、公平性、技術等いろいろ問題があり、大変だということは経過も含め理解しており、いろいろ調査をしてみたいと考えるところである。
 なお、少なくともどういう行政報告が議会に対しされたのか、そういうことを載せる程度なら、大げさなことをしなくても済むのではないかという意味で先ほど発言したものである。


◯委員長(石井良司君)  この問題ばかり議論しても話が進まないので、継続ということでよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 次に、(4)、「主に議会の情報公開について。委員会などのインターネット中継に関しては率先して推進していきたいとするが、財政状況の厳しい折、コスト面も勘案しなければならない。また現在の議会だよりの紙面構成の刷新などを議員が検討する「議会報作成委員会(仮称)」の設置をしていきたいと考える。」について、協議願う。


◯委員(高谷真一朗君)  あえて前半部分は提案に含めないこととする。前回、議員が議会報づくりに積極的にかかわるのか、あるいは、紙面のあり方について議員で議論した上で内容については事務局に任せるのかといった話があり、議会報作成委員会の設置までは大枠同意を得られたものと思っていたが、どうなのか。


◯委員長(石井良司君)  前回、毎回は難しいが、方向性を決める委員会ぐらいまでならよいのではないかという流れで、持ち帰って議論してもらうということであったと認識している。


◯委員(伊藤俊明君)  持ち帰り、会派で議論した結果、現時点で市民からの要望や問題等あるのであれば考えられるが、現時点においては変える必要はないのではないかということだった。決して我々の会派が満足しているわけではないが、変えるとなるとかなり思い切った転換が必要である。逆に、そのあたりについては何か考えていることがあるのか。


◯委員(石原 恒君)  全てを満足しているわけではないとのことだが、その辺の意見を出すことをこの委員会において行いたいと考えるものであり、市民が何も言わないからということではなく、我々議員が発信したいという強い意思を込めたものにすべきだと考える。また、一般質問に係る議会だよりの掲載については、一定の制約があると理解している。議会だよりの紙面構成に当たって、いろいろな意見を出すための委員会の設置を考えているところである


◯委員(嶋崎英治君)  議会報に何が欠けているのか。何が議論されたのか、なぜその議案に反対なのか、なぜその請願に反対なのかが載らない点である。それを市民に対して発信してほしい。議員で編集委員会をつくる前に、我々はそこが欠けているのではないかということが、議会だよりを改革する一番の主張である。それは載せていくべきだと考える。反対する理由はないと思う。とりあえずそれが一番欠けていると思う。


◯委員(栗原健治君)  前回、議会報については委員会を設置して検討するということだったと理解しているが、どういうふうに伝えていくかという中身の問題であると思う。これもまた予算にかかわることだが、検討することには意味があると考えるところであり、きちんとした議論が必要と考える。


◯委員(粕谷 稔君)  大事なことは中立性という点であり、現在の紙面のよいところは、一般質問についてはチェック等編集に当たり、いろいろやりとりをした上で掲載され、ほかの委員会等の記事も掲載されている。討論等についてはアンダーラインを引くこと等でわかるようになっており、市民が知りたいことがわかるようになってきているとは思うところであり、会派の主張がより強くなってしまうことについてはいかがなものかと考える。紙面のあり方についての議論は可能ではないかと考えるものであり、我々がしっかりとかかわっていかなくてよいのかと考えるところである。議会改革の一環としての課題として提出されているものであるのであるから、まず問題の洗い出しから始めればよいのではないかと考える。市議会への関心度を高めるために、紙面に対する市民の声を調査してもよいと考えるところである。


◯委員(栗原健治君)  もっと魅力のあるものとするためにはどうしたらよいのかということでは、議案等の中身、どうして賛成、反対なのか、そういったところがわかりにくい反面で、興味のあるところであると考える。一般質問に関する石原委員の悩みは理解できるところであり、項目が多いと本文の内容が減ってしまう。限られた紙面であることから、議員が紙面の中身について考えることについては意味のあることであると考える。


◯委員(粕谷 稔君)  今の発言は、討論に関するフォローを載せたいということなのか。


◯委員(栗原健治君)  討論内容が載せられるべきであるとともに、議員の考えを知りたいという市民にどう対応するのかを検討することは必要であると考えるものである。


◯委員(高谷真一朗君)  中身を議論する委員会の設置を求めている。過去にもいろいろ協議をして変えてきた経緯はあるが、手にとってもらえるような議会報をつくるための検討をする議会報作成委員会について、皆さんに検討してもらいたいということである。皆さんの話を聞いていると、いろいろと課題がありそうなのでぜひ検討していただきたい。


◯委員(加藤浩司君)  いろいろな意見を出す場ということであるならば、委員会ではなく別の形の場ではないのか。


◯委員長(石井良司君)  当初の案では継続的な委員会をということであったが、話の流れの中で毎回やるのは難しいということで、最初だけ委員会をつくって検討してはどうかという話に変わってきたという経緯である。


◯委員(岩田康男君)  三鷹の議会だよりは、他に先駆けて会派名や名前を載せ、改善を図ってきたところであり、改善したい際には、各派代表者会議等で提案して、その都度改善してきた。議会報を改善する方法についてはいろいろあるが、委員会をつくって、編集にまで携わるとなると気が引けるが、議会報について、市民がどういう意見を持っているのか、改善するならどういうところなのか、そういうことを検討する検討委員会ならばあってもよいのではないかと考える。しかし、事務局ともよく協議しなければならないのではないか。ある広告会社の調査によると、議会を知る一番の媒体は、市政報告会やインターネットではなく、断トツで議会だよりとのことであった。重要なことであるから、改善に改善を重ねることはよいことであると考えるが、編集にまでかかわるとなると、自分で原稿を書くのか、他人の原稿にまで意見を言うのか、それはまた大変な作業になってくる。改善について意見を言う、あるいは答申する、事務局と協議をするということについてはよいのではないかと考えるところである。


◯委員長(石井良司君)  その方法の1つとして、委員会をつくってほしいということであると理解するが、皆さんの考えはいかがか。


◯委員(高谷真一朗君)  形にはこだわらない。


◯委員(伊藤俊明君)  読みやすく、市民に愛されるものにすることはよいが、費用がかかることや、委員会の設置となると我が会派としては何人入るのかといったことが問題となる。


◯委員長(石井良司君)  まとまらないようなので、継続としたいがいかがか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 次に、(1)、「議員と議会の研修の改善。個別の研修課題について希望者中心、に集中研修会を行なう。」ことについて、協議を願う。


◯委員(岩田康男君)  経過を申し上げる。最初は、我々の提案は希望者だけではなく、全員であったが、この議会改革検討委員会での提案は、希望者ということになった。なぜかというと、各派代表者会議での議論で、強制して全員出席にする必要があるのか、自分で研究したい人はそれでよいのではないかといった意見があったことから希望者中心ということにしたものであるが、希望者中心とはいっても広い意味である。行政のチェックをする上で、議員が制度等の中身を勉強する機会があったほうがよいのではないかということである。先日行われたような議員全員での研修は大変有意義なものであるが、今回の提案は費用をかけずに市の担当者等を呼んで、実務レベルの研修を行うというものである。研修会の制度を設けて、とにかく議員が勉強会を行う機会があったほうがよいのではないかという提案である。


◯委員長(石井良司君)  対象は全員ということでよいのか。


◯委員(岩田康男君)  例えば、厚生委員を中心に医療制度の勉強をする。厚生委員でなくとも医療制度を知りたいという人を含めて行う。自分で勉強したくてもまず機会がない。こういう機会を設けないとなかなか勉強できるものではない。政策的な課題については会派で行えばよいことであるが、制度の問題については会派でじっくり時間をとって行うことは難しいことから、議会として行ったほうがよいと考えるものである。


◯委員(高谷真一朗君)  例えば、厚生委員会が研修会を行う場合、厚生委員会からその旨全議員にお知らせを流し、参加者を募るということか。


◯委員(岩田康男君)  そういうこともあるだろうが、議会として行うこともある。


◯委員(加藤浩司君)  今ある研修会に加えて行うということか。


◯委員(岩田康男君)  そういうことであるが、費用はかからない。制度そのものを勉強して、制度そのものを知ってもらいたい。時間はかかるが費用はかからない。そういう機会でもないと勉強しないから、強制的にそういう機会、制度を議会として設けるということである。


◯委員(粕谷 稔君)  それはよいことであるとは思うが、費用はかからないとはいえ、部課長を拘束することになることから市側への影響についてはどのように考えているのか。また今、さまざまな改革がめじろ押しとなっているところであるが何を優先するのか。


◯委員(岩田康男君)  部課長については、むしろ喜んで時間を割いてくれると考えている。優先課題については、何が必要かは協議により決めることと考える。


◯委員長(石井良司君)  先ほど話があったように、現在の研修会のほかに全議員対象の研修会を行ってはどうかということについては、議論をしてもよいのではないかと考える。そんなに多くはないが予算もあることから、今、岩田委員が言った市職員による研修会もよいが、そういったことも含めて議論を願いたい。


◯委員(加藤浩司君)  決定機関は各派代表者会議ということで確認されれば構わない。


◯委員(高谷真一朗君)  研修会というと全員協議会のようなものを想像していたが、説明を聞くと勉強会ということのようであるがどのように考えているのか。


◯委員(岩田康男君)  勉強会ということでも構わない。


◯委員(加藤浩司君)  内容も含めて各派代表者会議で検討すべきことであると考える。


◯委員(岩田康男君)  各派代表者会議において問題提起することで構わない。


◯委員長(石井良司君)  そのようなことでいかがか。


◯委員(嶋崎英治君)  研修会をすることは問題ない。


◯委員長(石井良司君)  名称は研修会でよいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 次に、(3)、議会議事録公開のスピード化について、協議を願う。


◯委員(栗原健治君)  前回、費用の面やスピードを上げるにしても1週間ぐらいしか縮まらないといった話であった。最初のインターネットのところでも少し話したが、4カ月後、6カ月後でないと見られない状況となっており、市民の知る権利を守るためには傍聴しなければならないという状況は改善しなければならないという認識を共有したいと思っている。画像媒体や音声だけでも記録して公開することは、そんなに負担のかかることではない。議事録自体のスピード化というのは、費用対効果の面でかなり意見が多かったことから難しいとは思うが、市民に知らせるための努力ということは必要であると考えることから、もう少し詰めた議論をお願いしたい。


◯委員長(石井良司君)  前回までの議論では、議事録の公開については、市民への公開ということと議会の中で議員が早く見たいという2つの論点があった。ここで考えているのは、市民に対する議事録の公開ということでよいのか。


◯委員(栗原健治君)  そうである。


◯委員長(石井良司君)  インターネット等電子媒体による公開の方向性と1週間ぐらいの期間短縮の方向性について持ち帰りとなっていたものと認識している。


◯委員(栗原健治君)  そこの部分はかなりハードルが高いという印象を受けた。記録という部分ではどうなのかという新たな問題を提起したい。


◯委員(粕谷 稔君)  先ほど、映像という形で残すという話があり、それは理解するが、映像をDVD等に残すとなるとすごい量になってしまい、予算もかかると考える。


◯委員(栗原健治君)  音声はどうか。


◯委員(粕谷 稔君)  音声は記録していると認識している。


◯委員(栗原健治君)  それを聞くことはできるのか。


◯委員(粕谷 稔君)  それは技術的なことではないか。


◯委員(栗原健治君)  画質にこだわらなければそんな量にはならないものと考える。


◯委員(粕谷 稔君)  量としてはやはりかなりなものになると考える。本会議場であればシステムもあるが、そうでなければ編集作業も出てくる。


◯委員(栗原健治君)  編集はせずにそのまま残す。ハンディーカメラでも高度なものがあるから音声もよい。


◯委員(粕谷 稔君)  費用対効果の問題があると考える。


◯委員(石原 恒君)  本会議での映像は、1日の容量はどれぐらいになるのか。


◯副主幹(富永幹雄君)  インターネットで配信するための映像形式でDVD1枚、約5ギガバイトに1日分が収まる程度である。


◯委員(栗原健治君)  音声だけでも議事録ができるまでの間、公開することについて検討できないであろうか。


◯委員長(石井良司君)  あくまで提案は議事録の公開についてであり、1週間程度は短縮できるということであった。


◯委員(栗原健治君)  公的に残る記録として、議事録がとても重要なものであることは認識している。それがつくられるまでの間の時間の短縮ということは課題であると考える。6カ月後に公開されるからよいということではないが、費用対効果ということで言うと考えさせられる部分はある。


◯委員(高谷真一朗君)  一定のニーズはあるのか。


◯委員(栗原健治君)  市民が知りたいときに知ることができるという情報公開のニーズが担保されるということである。


◯委員(後藤貴光君)  音声という話があったが、膨大な量を全部つないだら、どこで聞けばよいかわからない。チャプターのようなものが入っていないと一体誰が聞くのかという話になるのではないか。また、発言者ごとにチャプターを入れるとなると、どう対応するのかという話にもなってくるものと考える。


◯委員(栗原健治君)  そこまで行くと費用もかかってくる。会議録ができるまでのつなぎであるので、そこは市民に理解してもらうことになる。そこでまた、もっとわかりやすくしてほしいという要望が出てくれば、対応を検討すればよいことであると考える。今の経済状況では、しっかりしたことをやろうとすれば、費用の話で全て終わってしまう。議論の内容を知ることができる環境をつくることは、音声を公開すればできることであると考える。


◯委員(加藤浩司君)  議会議事録公開のスピード化に話を戻すが、これから議論していく中ではそういう話も出てくるであろうと思う。前回の話で、1週間早めることで委託業者に払う経費が倍かかるということ。電子媒体等の活用で印刷にかかる時間を削り、1週間早めることは可能だが、市民に対する公開という意味では変わらないということ。この辺をきちんと整理をした上で、業者に倍払って1週間早めるぐらいの手段しかない中では、これ以上議論を進めることは難しいのではないかと考える。今回、一石を投じてもらったということで、議員が市民に対してかみ砕いて説明できるように、幅を広げた議論が今後できるのではないかと考える。


◯委員(粕谷 稔君)  今回、栗原委員から新しい提案が出されたが、逆に言うとインターネット中継を入れたほうがいいのかもしれないと感じたところである。現実問題としては、倍の費用を払って1週間短縮されることの妥当性の問題であると考える。先ほど、事務局長から話があったように、技術的にも日進月歩であることから、今現在、あえて形として残す必要はないのではないかと考える。


◯委員長(石井良司君)  2会派が現状では難しいということなので、一致せずということで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 (1)については話がまとまったということで、文案については正副委員長に一任していただきたい。
 何かあるか。


◯委員(高谷真一朗君)  (4)については、これで終わりか。


◯委員長(石井良司君)  継続であるが、答申を提出し、その後、新しい議長のもと、各派代表者会議で検討してもらうことになると考える。
 ほかに何かあるか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 2の次回委員会の日程について、3月27日(水)、10時からということで、前回確認されているが、今の内容について、答申案を確認してもらうことになる。答申がまとまらなければ、4月に開催することになるかもしれないが、3月27日に最終答申をまとめたいと考えている。
 その他、何かあるか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)

 それでは、特にないようなので、本日の議会改革検討委員会を散会する。
                  午前11時50分 散会