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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成25年まちづくり環境委員会) > 2013/11/07 平成25年まちづくり環境委員会本文
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2013/11/07 平成25年まちづくり環境委員会本文

                  午前9時30分 開議
◯委員長(吉野和之君)  ただいまから、まちづくり環境委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩



                  午前9時31分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時32分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 都市整備部報告、本件を議題といたします。
 それでは、本件に対する市側の説明を求めます。


◯緑と公園課長(川口幸雄君)  おはようございます。下連雀六丁目防災広場について報告をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
 それでは、お手元の資料1の、まず最初に裏面を見ていただけますでしょうか。最初に場所を御確認していただきたいと思います。下連雀防災広場。当該広場でございますけれども、下連雀六丁目地内にございまして、市立第六小学校、社会教育会館の東側で、都営下連雀六丁目第2アパートの北側になります。
 それでは、また表面に戻っていただきまして、これまでの取り組み、主な経緯等を御説明をさせていただきます。当該広場は、都営下連雀六丁目第2アパートの建てかえに伴い創出された空地でございまして、東京都の計画ではこの空地を売却する予定でございましたが、その計画に対しまして、地域の皆様から隣接する下連雀六丁目第2都営アパート児童遊園を拡張して活用してほしいとの要望書が東京都及び三鷹市に提出されました。この要望を受けまして三鷹市と東京都が協議した結果、防災に資する広場として三鷹市に無償で使用する許可がおりました。そこで、市は下連雀防災広場の整備と活用について、地域防災の拠点となり、災害時における共助のきっかけとなる場づくり、日常においては緑や花を通じて人と人が触れ合うことができる空間の確保を目指して、地域の皆さんが中心となり、計4回のワークショップを開催し、広場の整備プランや活用方法について取り組んでまいりました。
 こうした経緯を経て、平成25年9月に整備工事に着手し、11月16日に開園式を迎える運びとなったものでございます。
 一番下にございます3の公園の概要でございますけれども、名称は下連雀六丁目防災広場、所在が下連雀六丁目508番5でございます。公園面積は544.65平米でございまして、隣接する下連雀第2都営アパート児童遊園と合わせて約900平米弱の広さとなるところでございます。
 整備内容は皆さんの御意見を可能な限り反映し、災害時のため入り口は消防自動車が入ってこられるような広さにし、上部をとればかまどになるベンチ、スツール、またシートをかければテントとなるパーゴラ、地下収納のトイレなどを設置いたしました。日常の利用のために地域の皆さんにお花を植えていただき、手入れをしていただくことができるよう、花壇等も設置をしたところでございます。
 資料2枚目と3枚目のチラシをごらんくださいませ。開園式に向けて市民の皆さんと協働で作成したチラシでございます。1つ目が、表面の右肩に一般用と書いてあるんですが、一般用と、もう一つが子ども用向けのチラシでございます。表面は共通で、16日に開催することのお知らせになっています。一般用のチラシの裏面につきましては、防災広場の利用の目的、経緯、整備イメージを記載してございます。子ども用のチラシの裏面のほうには、お子さんが楽しく参加できるような御案内としたところでございます。
 最後にでございますけれども、委員の皆様にも開園の御案内をさせていただきましたところでございますが、ぜひ御出席をお願いを申し上げます。私からの説明は、簡単でございますが以上でございます。


◯委員長(吉野和之君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(赤松大一君)  おはようございます。よろしくお願いいたします。
 1点だけでございます。これ、都のほうから無償使用許可が出たということで御説明いただきましたけれども、売却というのは全くなくなったということで、ずっと三鷹市、使っていていいよという形の認識でよろしいでしょうか。


◯緑と公園課長(川口幸雄君)  そのとおりでございます。売却の予定はないということで、三鷹市のほうに半永久的にお借りをすることができるというふうに認識をしております。


◯委員(赤松大一君)  わかりました。ありがとうございます。本当に初めての、今回取り組みの公園でございますので、これがいろいろな可能性として市内全体にも大きく影響するような──空地がなければできないことでもございますが、また、いろいろな広場的機能のあるところもございますので、しっかりとその先行的な取り組みとして、何をもって成功とするかはあれなんですが、しっかりといろいろな形でのいい事例という形で我々も取り組んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。


◯委員(緒方一郎君)  おはようございます。よろしくお願いいたします。本当に地元の御要望を聞いていただいて、こういう形になったのは本当にうれしいと思います。
 1つは、この下連雀六丁目の地域が行きどまりが多い住宅地になっておりまして、ある意味では木密でもあり、大型の消防自動車が出入りできない地域でもあるということから、この防災広場の機能というのはすごく大事だと思います。それで、ここに備蓄されている、いわゆる防災あるいは災害時の器具とか備蓄の物が、一方で第六小学校にもあるよ、それから下連雀六丁目の児童遊園にもあるよ。この3カ所の違いとか役割分担的なことをちょっと御説明いただきたいと思います。


◯緑と公園課長(川口幸雄君)  ここの防災広場につきましては、生活の拠点というか、災害時に自宅は住めないわけではない。かといって、水道だとか電気だとかが、ライフラインの関係がとまって日常の生活ができないということで、ここの場所で食事ですとか、情報を得るとか、そういうようなことでここを活用していきたいということでございまして、今ちょっとまだ公園の中にもありませんけれども、この工事にあわせて追加工事でございますけれども、それなりの防災倉庫を設置しまして、必要な物を防災課と協働で、中身につきましては市民の皆さんと一緒に考えていきたいというふうに考えているところでございます。


◯委員(緒方一郎君)  その3カ所の違いを。


◯緑と公園課長(川口幸雄君)  第六小学校そのものはやはり防災の拠点でございますので、いろいろ避難の──自宅が壊れて住めないというような方もそこに住まわれると。それから、近くにございますみなみうら児童公園のほうは消火器等、消火設備がございますので、そこにございますが、ここの倉庫は炊き出しですとか、そういうようなものの道具をここに設置をするということで今考えているところでございます。


◯委員(緒方一郎君)  では、どうぞよろしくお願いします。ありがとうございます。


◯委員(栗原健治君)  今回のこの防災広場ですけれども、できるまでっていうことで、要望を受けて市とワークショップを行いながら検討して広場の形をつくったというふうにあります。特にワークショップの中で生かされた中身、また、どんな声を寄せられた中で今回の形になったのか、お伺いしたいというふうに思います。
 あと、隣接する児童遊園ですか、遊具がある、最近新しく整備された公園だと思うんですけれども、そことの関係性っていうのはどういうふうに調整を図ったのかというか、一体感をつくる上でどういう工夫されたのか、お伺いしたいと思います。


◯緑と公園課長(川口幸雄君)  先ほども一部御紹介をいたしましたけれども、まず、ここの場所につきましては、非常に、災害発生時には消防ですとか、そういうものがすぐには来れないという状況でございます。そういう中でいろいろな、皆さんから御意見があったものにつきましては、災害時に対応ができる、二、三日は自分たちで自助、共助ができるような設備をしてほしいということで、非常用のですね、できるかまど、それから水、それからソーラーで電気がとれるようなものをしてほしいですとか、そのような御意見がございました。
 また、日常時におきましては、コミュニティができるような形で楽しく皆さんが使うことができるような花壇ですとか、それから清掃活動ができるような、そんな場所にして、皆さんと顔が顔がつなげるような状況で、いつでも災害時には安否をお互いに気遣うことができるような、そんな地域にしていきたいということでございました。
 また、隣接の公園は、児童遊園、特に小さなお子様を扱っているんですけれども、隣接して第六小学校がございますので、またそこはそれなりに子どもたちが活動できる、遊べる場所にしていきたいということでございました。


◯都市整備部長(大石田久宗君)  今課長が答えたとおりなんですけれども、先ほどの緒方委員の御質問とも絡むんですけれども、このワークショップで何を生かしたかというと、内容的には今課長の説明したとおりなんですけれども、市民活動を前提にした、つまり市民が主体的に活動、活躍するための必要なものというのは何なのかというところが一番重要で、市民自身がこの広場をどういうふうに活用するかということを主体的に考えていただくところにウエートが実はかかっていたわけですね、ワークショップというのはですね。そういうイメージで、今課長が説明したような施設がだんだんワークショップの中で出されていったということはあります。
 それから、隣接の児童遊園との関係でいうと、今申し上げたとおり、要するに公的な施設が担う防災空間というのは、やっぱり公的な役割を──避難所とか、避難者のための施策があるわけですけれども、児童遊園にしても、この防災広場にしても、市民自身が自分たちで情報を交流したり、主体的に活動するための施設のイメージは、私は強いんだろうというふうに思うわけです。


◯委員(栗原健治君)  わかりました。そうしたら、今後なんですけれども、この公園を維持管理していく上での市民の協力体制というのはどういう状況になっているのか。
 あと、イベントなど考えているということも将来的にはあるかと思うんですが、どんな取り組みをこれから可能なのか、住居に隣接しているというところでは、なかなか理解も得られなければできない課題もあると思うんですけれども、運営ですとか、そういう点での市としての、現状、働きかけをどういうふうに考えているのかお伺いします。


◯緑と公園課長(川口幸雄君)  今、この防災広場の整備につきましては、先ほど申しましたように、地域の皆さんと協働でしていくところなんですが、今も現在、三鷹市がこの開園をしてからもうしばらくは、今防災課のほうでしております地域防災連絡会というもので会合してつくっているところなんでございますけれども、その後も、実はここの場所は町会がないところでございます。その中で町会までというのはなかなか難しいんですけれども、この防災広場を拠点に皆さんの仲間づくり、地域づくりをしていこうという、そういう動きがございまして、今そこのところを緑と公園課と防災課が一緒になってその形をつくっていくということで、今進めているところでございます。


◯委員(栗原健治君)  そうすると、これから組織づくりをしていくということだということで、学校も近いですし、都営住宅もありますし、言ってみれば、集合住宅にいる方と、地域の戸建て住宅にいる方と、どういうふうに役割分担していくのかという、共通の地域のものにしていくための取り組みというのはとても重要だと思いますので、ぜひ構築していただいて、植栽、お花だとかでも手入れがないとちゃんと咲いていかないので、していただきたいと思います。
 あと1点、防災倉庫が置かれているということですけれども、この鍵の管理、どこにあるのか周知徹底していないと、実際にはあけられないということもあって、今町会とかがないということでいうと、どこに保管されているということになっているのかお伺いします。


◯緑と公園課長(川口幸雄君)  今栗原委員から御質問がございました。まず、防災倉庫なんでございますが、これから設置をするということで、実はこの開園式にはまだ設置はできていないことを、まず御報告させていただきます。
 それから、鍵の問題につきましても、町会とかができませんので、どういう形で鍵を保管していくか、誰が持っていくかにつきましても、今後、先ほど話しました東京都の防災隣組、地域防災向上モデル地区の指定を受けておりますので、そこの中で今後取り組んでいくということで、まだ未定ではございます。


◯委員(栗原健治君)  わかりました。防災倉庫はこれから設置するということで、これはいつごろなんですか。
 それと、社教も近いので、当面学校に置くのか、集合住宅、都営住宅の管理の関係でいられるのか、協力を仰ぐところはあると思いますけれども、全体のものになるように取り組んでいただきたいと思いますが、よろしくお願いします。


◯緑と公園課長(川口幸雄君)  まず防災倉庫の設置につきましては、年度内に設置をする予定でございます。
 それから、都営住宅の皆さんにつきましても、地域の皆様、それから私どももお声がけをぜひさせていただいて、そのチラシにつきましても、市民の、その地域の方が直接ポスティングをされて、代表の方にも直接お話をして、ぜひ今度防災広場ができるので、こういう活動に参加してほしいというお声がけを今しているところでございます。


◯委員(栗原健治君)  今回のこういう取り組み、防災広場ができるということで、地域の防災のための組織がつくれる一助につなげられるように努力していただければというふうに思います。よろしくお願いします。


◯委員(白鳥 孝君)  今の栗原委員のかぶるんですけれども、ぜひ今後──事実、昔というか何年か前に、水源の森の道路にあるんですけれども、防災の倉庫が、それが実際付近の火事のときに使えなかった。要するに誰が鍵を持っているんだかわからないような状況になってしまったようなことがございます。ぜひその辺、今後花いっぱい運動を初めいろいろなことの諸行事、そして防災の諸器具が使用が可能なような設備の技術等々の、それから、またそれを使えるような状況をぜひやらないと宝の持ち腐れというか、何も、仏つくって魂入れずというような形になってしまうものです。
 ぜひ、花関係でもいいですから、何かそういったいろいろな会をつくっていただいて、その中で盛り上げていただければありがたいかなというふうに思います。ぜひそれはよろしくお願いいたします。以上です。


◯委員長(吉野和之君)  以上で都市整備部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前9時51分 休憩



                  午前9時52分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 生活環境部報告、本件を議題といたします。
 それでは、本件に対する市側の説明を求めます。


◯生活環境部長(清水富美夫君)  おはようございます。本日は行政報告1件、三鷹市都市型産業誘致条例に基づく指定企業の指定について、報告をさせていただきたいと思います。終了後、情報提供1件ございますので、よろしくお願いいたします。


◯生活経済課長(田口智英君)  おはようございます。都市型産業誘致条例に基づく指定企業の指定について御報告をさせていただきます。平成22年に施行いたしました三鷹市都市型産業誘致条例に基づく初めての指定企業の指定の案件となっております。
 都市型産業誘致条例につきましては、三鷹市内に事業所を新設、移設、または増設した場合に助成金を交付する制度でございます。助成の内容は、固定資産税・都市計画税及び事業所税の相当額の60%から100%までを納税の翌年度に5年間助成するものとなっております。
 対象となるための要件ですが、区域は市が指定した都市型産業誘致促進地域内ということになっております。業種は環境配慮型・研究開発型の製造業、情報・通信関連産業、アニメーション・コンテンツ関連産業、観光関連産業などでございます。規模としては、土地の面積が500平米以上、増設の場合は250平米以上であること、土地を除く投下固定資産額が1億円以上であることと、雇用人数は、常用雇用者が10人、増設の場合には5人以上であることということが主な条件となってございます。
 指定企業ですが、企業名は三菱商事株式会社でございます。該当する対象となる施設はMCC三鷹ビルサウス棟でございます。所在地は三鷹市下連雀八丁目7番2号、むらさき橋通りのところに面しているところでございます。三菱商事株式会社が所有する既存施設にある延べ床約6,700平米の研修施設を取り壊しをいたしました。そこに新たに延べ床1万4,600平米のデータセンターを建設をいたしました。
 条例に基づく指定の要件でございますが、先ほど言いました促進地域であるか。こちらは準工業地域に指定されているために要件に該当しております。また、業種につきましては、データセンターでございますので情報・通信関連産業に当たるものでございます。規模は、投下固定資産額が1億円を超えます。申請書では約48億円というふうに申請が来ております。雇用につきましては、5名以上の雇用を見込んでおります。ただし、増加する雇用者は100%出資子会社の株式会社アイ・ティ・フロンティアの社員でございます。
 指定ランクにつきましては、10月9日に開催をいたしました三鷹市都市型産業誘致審査会におきまして審査した結果、指定企業として指定することに異議はありませんでした。ただし、新たな常用雇用者が子会社の社員であるということから、Bランク、80%の助成額ということで決定を、答申を受けているところです。
 これに基づきまして10月28日に指定通知書のほうを三菱商事さんのほうに市長公室のほうで交付をさせていただきました。以上でございます。


◯委員長(吉野和之君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(緒方一郎君)  よろしくお願いいたします。それで、この要件に合わなかったところとしてどうなのかというのをちょっと確認しておきたいんですが、下連雀五丁目の今度できる杏林病院の奥へ入ったところの左側で市道が途中まで行ったやつ、弘済園の北側ね、あれ何でしたっけ、あれもデータセンターができましたよね。あれとか、それからセコムの中に新しい建物ができましたですよね。こういったものは対象とか審査にならなかったんでしょうか。それをまず1点。


◯生活経済課長(田口智英君)  1件目のところは、住金ソリューションズさんのデータセンターです。こちらは、雇用案件がどうしても満たせなかったというのが申請に至らなかった理由でございます。
 あともう1件、セコムのほうは、条例の施行前に既に建ち上がって事業開始をされてしまいましたので、それで今回の適用ができなかったという、そういう案件になってございます。


◯委員(緒方一郎君)  今回の場合も雇用が子会社であるということでBランクになったわけですが、例えば弘済園さんの奥のデータセンターの場合は、何かそういう要件で、例えば社員が10人以下だったとか、流用されちゃったとか、何かそういう要件だったんですか。
 それから、今のセコムさんの場合も、もし期日後であれば、そこは該当したんでしょうか。


◯生活経済課長(田口智英君)  住金さんのほうは、要は外部に委託をして運営をすることになっていますので、その会社の全然関係ないところの社員さんが運営をすることになります。それと、データセンターそのものというのは余り人数を要しないで運営ができることになっておりますので、そういった意味でそこに新たに5人を投入するということが、企業としてそれは難しいという判断で申請に至らなかった。御相談はずっと受けていたんですが、何とかそこのところをクリアできないのかというやりとりはしたんですけれども、そういったことでできませんでした。
 あと、セコムさんにつきましては条例施行前にもう既に事業を開始してしまっていましたので、それをさかのぼって事業開始をこう──ということはできなかったんですね。あと、そういうことでありますので、細かな雇用の案件ですとか、そういったところまでの相談にはちょっと至っていない状況です。


◯委員(緒方一郎君)  ありがとうございます。なぜかNTTデータさんもそうですけれども、地盤がいいためか、環境がいいためか、データセンターの聖地と言われるぐらい、三鷹にはこういったことがこれからも多いと思いますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございます。


◯委員(栗原健治君)  それでは、都市型産業誘致条例の初の指定ということで、今後の助成が5年間行われるということで、その額はどれほどになるのかお伺いしたいというふうに思います。
 また、雇用状況で常用雇用者が子会社の社員であるということでBランクという位置づけにしたということですが、雇用の状況というのは今回の新しく建て増しになるんですか──なった中でどのように変わったのか。もともとあった会社ですかね。どのような建てかえをして、どのように変わった中で、この産業誘致条例としての適合を受けたのかということをより詳しくお伺いしたいと思います。


◯生活経済課長(田口智英君)  額につきましては、ことし建った建物でございます。それですので、来年度に実際には課税額が決まってまいります。それに基づいて課税された分を来年度中に納税をいただくことがまず条件となってございますので、助成につきましてはさらにその来年度、平成27年度に申請をいただいて、その前年のその対象部分についての税額に相当する額の8割を助成するということになってまいります。したがいまして、今現在の段階で大体おおよそ幾らですというのがなかなかはかり切れないというのが現状でございます。
 あと、雇用のことにつきましては、敷地内にもともと、今対象となっている施設の北側に既存の建物がもう数十年建っておりまして、そこを本社機能と一緒にデータセンターをやっていたわけですが、その南にある研修棟を潰して新たにデータセンターを建てております。そこのデータセンターを運用するために、この子会社のアイ・ティ・フロンティアの社員を投入して、そこの一切を運営していくということで申請を受けておりますので、その部分で5人以上、新たに三鷹に別のところからやって来るということでございますので、指定の要件を満たしたというふうに判断をしているところでございます。


◯委員(栗原健治君)  新しい新設部分に、これは5人以上を満たしているということで、何人というふうに言ってきているんですか。基準に満たしているという判断をする、向こうからこれだけふえるということを報告を受けていると思うんですけれども、お伺いしたいというふうに思うのと。
 今後どう──新しく増設された部分が対象部分になって、その対象部分の税額の80%ということで確認していいでしょうか。中身的に具体的な額が出ないというのは、いつになったらわかるんですか。


◯生活経済課長(田口智英君)  9月に提出をいただきました申請書の中に、常用雇用者を、事業実施前ですので、予定人数ということで5人というふうに記述がございますので、要件を満たしているところです。
 税額につきましては、来年の4月1日に課税をされるわけですね。それで、ただ、税額というのは、そこの例えば敷地にある固定資産税、もしくは償却資産税、一括して課税をされるわけですから、その課税額だけ見たんではすぐにそれは出ないんですね。それは対象となっている部分だけ抽出して、固定資産税係のほうと連携をしながら、その部分を再計算していただいて、それを対象にしていくというふうなことで考えているところでございます。


◯委員(栗原健治君)  再計算するのが確定する時期というのはいつになるということは、はっきりしていますか。額はわからないわけですよね。ですから、それが確定するのはいつになるんですか。


◯生活経済課長(田口智英君)  4月1日に課税日になりますから、全体の課税額がそこで決まります。その後に固定資産税の担当部署のほうにお願いをして、その部分の抽出をしようということでやりますので、平成26年度中にその部分が幾らかというのはわかります。なるべく早い時期にそこら辺はして、ある程度の準備をする必要がありますので、翌年度の助成金の額を予算に反映する必要がありますから、上半期のうちにはその部分は大体幾らだったのかというのは出していきたいというふうに考えています。


◯委員(栗原健治君)  三鷹市が産業の活性化につながるようにつくった条例ですので、将来的には三鷹市が発展していくということでいうと、税収の面でも、5年間の助成があるわけですけれども、それ以降も発展していっていただいて、納税していただくと。それが三鷹の発展にもつながっていくということにつながって、初めてこの事業の成否が判断されるというふうに思いますので、当然企業もそういう認識の上で、ただ負担が軽減されるというだけではなくて、三鷹市に貢献していく姿勢というのを、この5年間という助成を受けている中でもしっかりと連絡をとりつつ、今後のこの事業を使っていく、言ってみれば、ケースがふえていくいい例になるように図っていただきたいと思います。よろしくお願いします。


◯委員長(吉野和之君)  以上で生活環境部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時08分 休憩



                  午前10時12分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。
                  午前10時13分 散会