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2012/12/14 平成24年調布基地跡地利用対策特別委員会本文

                  午前9時28分 開議
◯委員長(伊東光則君)  ただいまから調布基地跡地利用対策特別委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時28分 休憩



                  午前9時30分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査申し出について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時32分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 行政報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  おはようございます。よろしくお願いします。それでは、私から総括的なお話をさせていただきます。本日は、報告事項は5件でございます。このうち資料の1と2の2点につきましては、9月の本委員会において御協議いただいたものでございまして、了承いただいた案件でございまして、その後の動向について御報告を行うものでございます。資料3から5につきましては、例年12月議会で御報告している定例的な事項となっているものでございます。
 まず報告事項の1点目、資料1、調布飛行場の就航率向上及び三宅島航空路線開設についてでございます。本日御報告させていただきます内容でございますが、東京都におきまして11月26日に調布基地跡地関連事業推進協議会幹事会が開催されております。この会議におきまして、12月21日に開催が予定されております四者協、調布基地跡地関連事業推進協議会において提案される合意内容案が文書で示されておりますので、その件の御報告でございます。なお、東京都による地元住民への説明会が、調布市域では10月5日、6日の2日間、また府中市域では10月24日に行われております。また、調布市及び府中市の議会の動向でございますが、調布市においては11月12日開催の特別委員会でおおむね了承されているとともに、府中市につきましても12月12日の特別委員会でこちらも了承されているところでございます。
 次に、資料2、調布基地跡地の土地利用計画についてでございますが、報告事項の1点目と同様に9月に御協議させていただきました。その後、下水道処理場用地として使用しない2.5ヘクタールの土地利用につきまして、東京都から土地利用計画図(変更案)として示されましたので、その内容について御報告するものでございます。
 また、資料3は、10月21日に開催されました第17回調布飛行場まつりの実施結果に関する報告でございます。また、資料4と5につきましては、お手元にあるとおり定例的な報告となります。
 それぞれ詳細につきましては、担当より御説明させていただきます。よろしくお願いいたします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  おはようございます。それでは、私からお手元の資料に沿って御説明をさせていただきます。今企画部長から概略を申し上げましたが、今回は報告事項5件ということで御説明を申し上げます。
 まず資料1でございます。資料1は、9月のこちらの委員会にて御了承いただきました、調布飛行場の就航率向上及び三宅島航空路線開設について、来週12月21日に開催される調布基地跡地関連事業推進協議会、いわゆる四者協、これは副知事と地元3市の市長で構成される会議になっておりますが、こちらに諮られる内容をまとめたものでございます。資料1の右上に記載してございますとおり、この資料は11月26日に開催された四者協の幹事会の席上で配付をされたもので、来週の四者協の開催に向けて合意する内容をまとめた案でございます。
 まず、就航率の向上につきまして、1ページ目でございますが、丸の1つ目として、定期航空路線に就航する航空機及び公共性・緊急性の高い医療搬送、防災等に供される航空機に限り、計器気象状態にあるときのみに計器飛行方式の運用を行うというふうになっております。
 また、丸の2つ目ですが、有視界気象状態においては、今までどおり全ての航空機について有視界飛行方式による運用を行うとしてございます。
 この2点につきましては、8月及び9月の本委員会でも御説明をした内容でございますが、通常はあくまでも有視界飛行方式を採用しつつ、計器気象状態にあるとき、つまり有視界飛行方式では離着陸できない気象条件のときに、また定期航空路線や公共性・緊急性の高い場合に限り計器飛行方式を導入するということが記されているものでございます。
 そして、丸の3つ目といたしまして、計器飛行方式の運用については、平成25年度早期を目途に行うとなっております。これは四者協での合意が調いました後に、東京都から国土交通省へ申請を行い、いろいろな準備を経て計器飛行方式が導入されるようになるわけですが、東京都といたしましては、四者協の合意が調い次第、速やかに手続に入ることを想定しているとのことで、平成25年度のなるべく早い段階から導入を目指していると聞いております。
 次に、大きな2番目ですが、三宅島航空路線の開設についてです。丸の1つ目で、調布飛行場から三宅島空港間の航空路線を新たに開設するという合意事項が記載されており、また、丸の2つ目では、運航開始は平成26年度早期を目途にというふうにされております。
 最後に3点目ですが、就航率向上と三宅島航空路線の実施に当たり、東京都が取り組む内容について記されており、詳細の内容は別紙のとおりとなっておりますので、2ページ目へ参りたいと存じます。2ページ目をおめくりください。
 こちら2ページ目のほう、東京都の取り組み内容となっておりますが、この間御説明してまいりました安全対策、騒音対策、離着陸回数削減がまとめられております。内容としては、6月と8月の本委員会で御報告をし、9月の委員会で御了承いただきましたものと同じ内容でございます。なお、11月26日に開催されました幹事会では、幹事会のメンバーである企画部長から、今回の都の取り組み内容として提案された安全対策、騒音対策、離着陸回数削減の取り組みにつきまして、その厳格な運用と運用結果等についての適時的確な情報提供を都に対して強く要望したところでございます。資料1の御説明は以上でございます。
 次に、資料2でございます。資料2は、調布基地跡地の土地利用計画についてです。こちらも9月の委員会にて御説明をしたのと内容は同じでございます。従来は下水道処理場用地として位置づけられていた土地の一部につきまして、土地利用を変更し、府中市が購入して給食センターと消防署の用地とするという内容について御了承をいただきました。本日お配りしていますのは、都から示された具体的な土地利用図の変更案です。文字が小さくて恐縮でございますが、真ん中辺に白く、広く四角く下水道処理場と書かれた白い細長い土地がございまして、その左側にちょっと黄色っぽく警察大学校と書いてあるところとの間の台形の土地のその土地利用につきまして、右上のピンク色で囲んだ部分が府中消防署出張所の予定地で0.2ヘクタール、真ん中辺の青く塗られた部分が府中市学校給食センター用地で1.3ヘクタール。左上の0.3ヘクタールと下の部分の0.6ヘクタールにつきましては、今回は利用を定めない留保地とするというものでございます。本件につきましても12月21日の四者協の場で最終的に合意をする予定でございます。
 以上、資料1と資料2が12月21日に予定されている四者協で提案される合意内容案の御報告となってございます。
 では、4ページ目をごらんください。資料3は、10月21日に開催されました第17回調布飛行場まつりの実施結果についてです。ことしも昨年度と同様に約2万5,000人が来場されました。当日はお天気もよく、臨時バスや自転車の御利用のほか、お車の来場がやはり少なからずございました。公共交通機関での御来場を呼びかけておりましたが、武蔵野の森駐車場に1,500台、味の素スタジアム駐車場に58台が駐車したほか、緊急用の駐車場も開放して対応したそうでございます。
 資料の中ほど、駐車場利用台数の下のところに米印で書いてございますけれども、大沢グラウンド通りで一時的に渋滞が発生をいたしましたが、午前11時30分以降、この緊急用駐車場を開放いたしましたので、そこで渋滞が解消されたとのことでございます。
 2の体験搭乗のところでございますが、体験搭乗は応募者285人のうち三鷹市民は82人、18人ずつの当選者というふうになっておりますので、三鷹市民枠の倍率は4.56倍でした。当日抽せん分も含めまして、地元住民の搭乗割合は88.9%というふうに報告を受けてございます。
 また、3番目の管制塔見学、4ページ目から5ページ目にかけての御報告となってございますけれども、管制塔の見学は全体で193人の方が見学をされました。事前公募で118人、5ページ目の上の一覧表が比較的見やすいかと思いますけれども、事前公募で118人、当日は75人を抽せんで選び、見学をしていただいたとのことでございます。
 見学者の内訳のところをごらんいただきますと、三鷹市で43名というふうになってございますが、これははがきなどで一度に5人まで申し込めることになっておりましたので、応募が43通で、11通が当せんし、39人の三鷹市民が事前当せん者、そして見学することになったというふうに読んでいただくのが正しいようでございます。
 なお、飛行場見学バスツアーは、合計840人の方が参加されたということでございます。飛行場まつりについての御報告は以上です。
 次に、資料4をごらんください。調布飛行場の7月から9月の離着陸状況でございます。7ページ目になりますね。7月は2地点間輸送は598回で、前年同月に比べ73回の増、合計は1,273回で、前年同月に比べ69回の増となっております。
 8ページ目の8月になりますが、8月分では2地点間輸送は797回、前年同月に比べ98回の増、合計は1,575回で、前年同月に比べ145回の増となっております。9月は2地点間輸送576回、前年同月に比べ78回の増、合計は1,188回で、前年同月に比べ116回の減となっております。前年同月の7月から9月と比較をいたしますと、前年が3,938回、ことしが4,036回と、98回の増となっているようでございます。
 最後に、資料5です。味の素スタジアム輸送人員についてです。サッカーJリーグや音楽イベントなど、入場者が多数見込まれる場合に主催者がバス事業者に依頼をして、周辺駅から味の素スタジアムまでシャトルバスを運行しております。平成24年3月17日から平成24年12月1日までの累積での利用実績の御報告でございますが、最後の13ページ目をごらんください。13ページ目の右側の欄にありますとおり、この期間のシャトルバス利用者は8万386人で、総入場者数に対する平均乗車率は5.5%と、昨年度の5.3%よりも上回りました。御説明は以上でございます。


◯委員長(伊東光則君)  市側の説明は終わりました。
 休憩いたします。
                  午前9時45分 休憩



                  午前9時48分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 これより質疑に入ります。


◯委員(石原 恒君)  おはようございます。よろしくお願いいたします。資料1の中で課長から御説明ありました東京都の取り組みの内容ということで、お話にありましたけれども、3つの安全対策、騒音対策、離着陸回数削減の取り組みということで、今後も三鷹市としては要望としてそれを的確に行ってくださいということで、していただくということでしたけれども、その中で、前回の委員会でもありましたが、外来機の飛行場の使用目的はということで、整備または給油としていたものを給油目的ということですけれども、この確認をどのように行ってきているのか。具体的にどなたがされているかということと、その方法についてお伺いしたいと思います。
 それともう一つは、6月以降のデータしかないということだったと思うんですが、6月以降の給油のみの目的の割合はどれぐらいだったか。この2点、よろしくお願いします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  まず1点目の御質問、整備や給油を目的というので、誰がどのような手法でその確認を行っているかという御質問にお答えをいたします。使用目的、どのような用途で飛来をするか、空港を使うかということは、事前に空港使用届というものを提出をしていただくのだそうでございます。ですので、常駐機であれば飛行場に直接提出をするのかもしれませんし、外来機で、よそにいらっしゃる方であればファックスで送られてくるものなのだそうでございます。
 ですので、事前に例えば整備、給油の目的ですよとか、給油目的ですよとか、そういうことで空港を使いたいですという申請があり、それを調布飛行場のほうで確認をして許可を出すというような流れになっているそうでございます。ですので、そのような手法をもちまして調布飛行場の職員が確認をしているということです。
 2番目の質問で、では、給油のみ、どのような回数、割合なのかという御質問でございますが、以前にも一度御説明を差し上げたかと思いますが、現状では紙ベースで処理をしておりまして、しかもことしの5月以前は給油なのか、整備なのかということを余りはっきりと区分けをしないような様式で今まで処理を長年してきたことから、給油のみとか、整備と給油とかということで、どのようなというふうに分けますと、紙をめくって全部足し上げないとわからないという状況に実はあるということが、私どもも何度か聞くうちにわかってまいりまして、そういうわけで5月以前の情報というのは、情報がないわけではないのですが、紙が累積しているという状態で、ちょっと一どきには、すぐにはわかりかねるというようなことになっているようでございます。
 飛行場のほうでは記録、しかも給油や整備の目的をきちんと分ける書式にしたのが6月からだということでございますので、じゃあ、それ以降で構わないので、給油だけでは何回ぐらいなんですかということを電話等で問い合わせましたところ、一応平成24年の6月から11月まで、今紙をめくって目視で確認した限りということで大変恐縮でございますが、13フライト、26回というふうにけさ方報告がございました。
 実はですね、今委員さんからの御質問で割合はというふうにお問い合わせいただいたのですが、その外来機は総体、何機飛んできているかということ自体が計算するのに1週間ぐらいかかるというふうに言われてしまいましたので、大変恐縮でございますが、全体数がちょっと今不明でございまして、割合ではわからないのですが、6月から11月までの間、26離着陸であるということで御容赦いただければと存じます。


◯委員(石原 恒君)  わかりました。多分、今後も協議、その辺も対象になってくると思うので、ちゃんとしたデータをとるように、これも要望していただきたいなというふうに思います。
 それと、使用届を事前にお届けいただけるということで、届けがない、突然のいろんな緊急のことで利用したというケースはあるのでしょうか。
 あともう一つは、先日住民説明会が三鷹市、調布市、府中市、3市で行われまして、三鷹市も私、出席させていただきましたし、調布市も住民の方がどういった意識を持っているかというのを、ちょっと私自身も学びたいと思いまして出席をさせていただきましたけれども、住民の方が本当に心配されているというのを本当に実感しました。その中で幾つか要望が出ていたと思います。三鷹市職員の方は調布市のほうには行かれていませんでしたけれども、東京都のほうの職員には伝えていたと思うんですが、たくさんの要望、意見の中で東京都が前向きに検討した項目はあるのでしょうか。その点をお伺いしたいと思います。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  まずデータをきちんとというお話でございますが、私どもも本当にそれは切に願っておりまして、今東京都、調布飛行場のほうでは、来年度に向けてきちんとデータを累積するためのシステム化の予算を計上して、きちんと記録できるように、すぐに計算できるようにする予定なのだということは聞いているところでございます。
 それから、突然緊急の場合で使用届がということも全くないということではないのかもしれませんが、いずれにせよきちんと許可をするというか、やりとりはするものなのだというふうに聞いているところでございます。
 それから、住民説明会で本当に多種多様な御意見を頂戴しているところでございまして、今の時点で直接もう既にこの案が反映されていますよというところは、そういう報告はまだ東京都から受けていないところでございますけれども、東京都の説明に当たりました課長、ほかの皆さんは、実際に地元の皆さん、特に飛行場に近くお住まいの皆様方が御苦労されていらっしゃるということは重々わかっているということを発言した上で、そのような方々が我慢をしてくださり、御理解をしてくださるからこそこの飛行場が成り立っているのだということは、説明会の中でも何度も申し添えさせていただいたかと思いますので、東京都としてもそういう周辺住民の皆様の御理解と御協力があって初めてやれている飛行場なんだということは、よくわかっているかと思います。
 ですので、もちろんなかなか難しい、すぐには解決できない課題も多いかとは思いますけれども、市民の皆さんの心をきちんと受けとめて事業を進めているということは、御理解いただければと思います。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  御質問に東京都の前向きな部分があったかというようなところでございますので、調布の説明会での対応ということで、東京都からの報告という形で承知している限りにおいては、特に防音対策についての御心配が出された折に、今後の工事等の対象を検討する用意があるのかと、防音助成を見直す予定はあるかと、こういったような趣旨の御質問に対しては、今後情報収集を行って検討をすると、こういう趣旨の御発言があったようでございますので、そういう意味では、検討につながる前向きと捉えてもよろしいような反応はあったのかなと、このように承知しております。


◯委員(石原 恒君)  御丁寧な御説明ありがとうございます。その中で、私も出席して、ああ、これはすごいなという1つが、提案されたのがあったのが、大島路線、今既に就航されていますが、これは調布もそうですし、羽田も就航していると。でして、この大島路線を、やはり調布から羽田にフライト数をシフトしていって、三宅島の就航をふやしてバランスをとったらどうかという御意見がありました。ああ、これはやはり住民の方にとってみれば本当に、ある程度説明がつく条件かなというふうに感じました。
 その辺は三鷹市の職員の方が聞いているかどうかわかりませんが、その辺もちょっと検討いただきまして、三鷹市としても、もし可能であればこういった御意見を尊重して東京都に後押ししていただければというふうに思います。何かございましたら、よろしくお願いします。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  市民の皆さんからのさまざまな御意見、東京都のほうからも3市で4回行われました説明会の概要、今速報でいろいろ聞いているところでございますので、内容を確認しつつ、可能性の部分も含めて東京都に確認をしていきたいと思います。


◯委員(石原 恒君)  ぜひよろしくお願いします。ありがとうございます。


◯委員長(伊東光則君)  ほかは、どなたかいらっしゃいますか。


◯委員(吉沼徳人君)  よろしくお願いします。1つだけちょっと気になったのは、飛行目的の離着陸回数の集計表の中で、これ7月、8月、9月と報告をいただいているんですけれども、8月が7月と9月に比べると2地点間の輸送が30%以上ふえているんですけれども、これは何か特別の要因があるんでしょうか。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  例年、夏は島嶼への便を増便する、臨時の便を出すことがあるようでございますので、その2地点間といいますと定期航空路線の増でございますから……。
              (「8月だけですか」と呼ぶ者あり)
 そうですね、ゴールデンウイークと夏休みの期間に需要を見て増便をするというような報告を受けているところです。


◯委員(吉沼徳人君)  わかりました。ありがとうございます。


◯委員長(伊東光則君)  どなたか。


◯委員(森  徹君)  じゃあ、質問いたしますが、就航率の向上で、計器気象状態になるときのみ計器飛行と、これを今後導入するということですね。そうすると、定期航空路等から公共性・緊急性の高いという場合にもこれが運用が行われるんですが、それは時間的にはその制約というのが緊急性の場合にかなり遅い時間になるとか、朝早いとかというような点ではどのような対応になるんでしょうか。これが1点。
 それから、あと給油ですが、先ほどの答弁の中で、ことしの6月から11月までに13回利用していると──離着陸でその倍ですけれどね、そうすると定期航空路線というのは当然給油して飛行していきますから、そういうことっていうのは、給油の問題ってないと思うんですよね。それから、調布に置いてある個人所有というのも、その対象にはならないと思うんですけれども、やはり給油を対象としてここを利用するという相手っていうんでしょうか、どういうこの13回の飛行の相手先っていうんでしょうか、例えば会社なのか、個人なのか、公共的なところなのか、この辺がわかれば教えていただきたいと思います。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  まず、IFR導入後の特に緊急性の高いというような場合のお時間の件でございますけれども、もともと日の出から日没までというルールがあって、それを協定に基づいて運用している飛行場でございます。夜間照明がございませんので、日没後、暮れてしまうと、実際滑走路面が真っ暗になってしまいますので、幾らIFRが入っていたとしても、事実上もう離着陸ができないということでございますので、そういう意味での時間の制限というのはおのずから発生しようかと思います。
 それから、給油の目的で定期航空路線等以外ではどういうところが相手先なのかという御質問でございますけれども、基本的には外来機ということで、今委員さんおっしゃったとおり定期航空路線のものや、調布にいる常駐機以外の、ほかの飛行場に常駐をしている飛行機、調布飛行場を基地としていない、ほかのところに日ごろ常駐している飛行機が、飛ぶ間に給油が必要になった場合に給油目的でということがあるようでございます。
 ですので、私もどのような飛行機なんですかという質問をしたことがあるのですが、本当の一般の個人利用の飛行機である場合と、それから営業、例えば航空写真を撮るですとか、そういう事業用の飛行機である場合、それはいろいろであるということのようです。以上でございます。


◯委員(森  徹君)  わかりました。そうしますと、この内容としては、例えばかなり遠いところから来て、それで給油が必要になるということで、そこで給油を行って、また次に飛んでいくというようなことでの利用が多いのかなというふうに思うんですが、この中身もちゃんとつかんでいただいたほうがいいかなと思います。
 それと、緊急的にですね、やはり燃料が足りなくなったという形で、この間そういうことっていうのは、6月以前はわからないということなんですけれども、過去にそういうことっていうのはあったんでしょうか。その辺が、もしもつかんでいることがあれば、お聞かせいただければと思います。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  緊急的にということがあるかないかということ自体は、直接は報告を受けていませんが、少なくともすごく頻繁にそういうことがあるということはないというふうには聞いております。ただ、今後も、どうしてもここで給油をしなければ事故につながるというような場合がもしありましたら、それはむしろ緊急性の高いということになろうかと思いますので、そういう場合はもちろん認めざるを得ないのではないかと思いますが、基本的には調布の飛行場ではこれ以降、給油目的では飛来することができませんよということをきちんとアピールしてまいりますので、基本的にはよほどの緊急性がある場合、むしろ緊急事態以外は基本的には引き受けないという前提で運用していくということでございます。


◯委員(半田伸明君)  資料2ページ、東京都の取り組み内容というところなんですが、課長の御説明の中でちょっとよく聞こえなかったところがあるんですが、私の聞き取り不足で申しわけないんですが、幹事会で企画部長が東京都に強く要請云々というくだりがあったかと思うんですが、その点、ちょっともう一度教えていただけますか。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  失礼をいたしました。もう一度発言をさせていただきますが、11月26日に開催されました幹事会で、私どもの企画部長から、今回都の取り組み内容ということで別紙にまとめられている、今委員さんお話をされた2ページ目の内容につきまして、安全対策、騒音対策、離着陸回数削減の取り組みがまとめられているわけでございますけれども、これの厳格な運用、それから、その運用した結果についての適時的確な情報提供、どのように運用したのかということをきちんと御報告をいただきたいということを強く要望させていただきました。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  当日発言した内容をそのまま申し上げますと、取り組み内容として提案された内容につきまして、その厳格な運用とともに、取り組み成果を具体的に説明できるようにしっかりした御対応をお願いしますと。また、その運用結果等については、地元市に対し適宜的確に情報提供くださいますよう要望すると、このような内容で発言したところでございます。


◯委員(半田伸明君)  前回のこの跡地の委員会と今回と決定的に違うのは何かといったら、選挙が目前に迫っているわけですね。都知事選挙があと数日で投開票があります。先ほどの御説明ですと、部長がそのように御発言なさったことは当然高く評価させていただきたいと思うんですが、その後、21日ですか、この幹事会に基づいた内容で四者協が行われるということになりますね。都知事選の後にそういう話がある。一方、都知事選の前に部長がそのような御発言をなされた。
 私ちょっと気がかりなんです。いろんなこういう積み重ねがあってこの取り組み内容に至っていらっしゃるわけですよね。行政のほうも当然汗を流されましたし、我々のほうは我々のほうで当然協議をする。そういった過程を踏まえて市長が四者協に臨むわけですよね。かつて平成何年でしたか、いろんな取り組みが一旦中断をしたというちょっと悲しい過去がございました。こういう積み重ねがその場その場でころころ変わるということだけは、絶対にとめていただきたいんですよね。
 先ほど部長がそのような発言をなされたということは、大変やっぱり東京都に重く受けとめてほしいわけです。政治状況がころころ変わることが仮にあったとしても、こういう積み重ねは絶対に崩してほしくない。例えばこの取り組み内容は、確かにこれはいろいろ協議の過程がございました。これが一方的に覆されるようなことがあった場合はですね、果たして一体何なんだろうということにもなりかねない。ですから、今後の取り組みについては、やはりいろんな角度から注視をしていく必要があろうかと思うんですね。その点についてお考えをお聞かせいただきたいと思います。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  いろんな可能性のある中で、そのような懸念、皆無とは言えない状況でございますが、仮にも3市と東京都という責任ある主体がそれぞれ積み上げた内容ですので、そのように今後も取り進められるというふうに考えているところでございますので、なおそうした懸念もありながら、きちんとその都度その都度確認するような形で適切に対応していきたいと、このように考えております。


◯委員(半田伸明君)  部長答弁を聞いて安心をいたしました。ぜひ続けて同じ姿勢で取り組んでいただきたいと思います。
 あとちょっと全然別件です。調布飛行場まつりですね。私は現地に行っていないので、確認していないのでちょっと教えていただきたいんですが、今回の三宅島の件でこうやって急遽いろいろ動き出しているということで、飛行場まつりの現地ではそのような案内はあったのでしょうか、なかったのでしょか。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  今回三宅村のほうからも出展ブースを出していただき、三宅に限らず、今回IFRのほうで関連している大島、新島、神津島、それから三宅、村長さんみずからお出ましをいただいて、地元でのPRということでかなり積極的になさっていたかと思います。


◯委員(半田伸明君)  そのPRが、そういう島とつながりがあるんだねというふうなレベルの受けとめ方なのか、それとも新しく航空路線がつくられるんだよという受けとめ方なのかっていうのは、これはちょっとやっぱり違うんだろうなと思うんですよね。そういうPRがあるというのは、それは重々承知しております。
 私がちょっと気になっているのは、地元説明会の云々はいろいろあろうかと思うんですが、調布飛行場まつりというのは、あくまで理解を得てもらうための事業だと理解をされているわけですよね。調布飛行場のあり方について、今回大きな変化があるというふうになるわけですね、その三宅島の件でね。そうなってくると、そのことにある程度特化してもよろしいのかなという気もいたします。確かにお祭りですからね、いろんなことがあってよろしいかと思うんですが、やっぱり原点に立ち返ると、こういうちょっと大きな転換点を迎えようという前の時期には、それなりの配慮があってもよろしいのかなと思いますので、そこはちょっと気になったところなので、気をつけていただければということを東京都さんのほうに言っていただければと思います。これはもう答弁は結構でございます。
 あと、聞くところによりますと、地元のファミレスが、駐車場が何かえらいことになっていたという話も聞いておりますので、しようがない部分もあろうかと思います。実際に公共交通機関で来てくださいと言っておきながら、遠方からいらっしゃるファンの方とかを考えて車っていうのはしようがないのかなと思います。そうは言っても広報し続けるというのは当たり前の話なんですが、実際にそういう幾つかの苦情が発生した場合にですね、事後処理といいますか、御迷惑かけて済みませんでしたねじゃないですが、そういうのはあっていいのかなというのがありますので、そこもちょっとぜひお考えをいただければと思います。五丁目の皆様とかがいろいろ大変な思いをなされたようなので、そこもちょっと御配慮いただければと思いますので。これも答弁は結構でございます。以上で終わります。


◯委員(川原純子さん)  安全対策についてちょっと1点だけお聞きします。前回の委員会で、この安全対策の中で操縦者の健康管理というお話があったと思います。私もお話しさせていただいた経緯があるんですけれども、この中で、先ほど部長のほうも、課長のほうからも、都のほうに強く要請していただいたという、安全対策に関しても言われていましたけれど、この中で、この操縦者の健康管理、特に私が心配なのは、1年に1回の健康診断云々だけではなくて、操縦する方々に関しては、例えばある日突然という部分もありますけれど、脳ドック、そういったものも定期的にやるだとか、いろんな意味で脳ドック初め健康管理に関しての、安全対策の中での操縦者の健康管理っていうことに関しては、どのようにお話をしてくださったのか。また、東京都としてはどう考えているのかをお知らせください。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  健康管理につきまして、東京都のほうに重ねて要望させていただきますが、今までもお話をさせていただいていますけれども、改めて重ねてお話をさせていただきたいと思います。今、現時点でこのようにしますという答えはまだもらってはいないところでございますが、ここから長く続けていくことでございますので、折に触れて要望していきたいと思います。


◯委員(川原純子さん)  お願いいたします。本当に操縦者にとって、操縦ももちろん大事なことですけれども、健康管理ということに関しても、特に神経使うお仕事ですから、私は脳ドックもしっかりと受けてもらえるようにお願いしたいと思います。よろしくお願いします。


◯委員(宍戸治重君)  それでは、1項目だけ。駐機スポットの削減というように、これは多分駐機する機数を減らすという目的なんでしょうけれども、それも使用目的をきちっとしておくという意味なんだろうと思いますけれども、これ削減して、あいたところは何かにするとかという話は出ていますか。
 それと、あと三宅島航空路線の開設に伴って、前もちょっとそんな話をしたような気もしますけれど、総数からいったらそんなに大きな数ではないだろうと思いますけれど、それを利用する人たちが、道路とか、または人員の輸送、利用者の輸送についての何かシミュレーションとか、飛行場ですから駅から遠いのは当然ですけれども、それに伴って何かシミュレートしたことがあるかどうか、どうなんでしょうか。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  まず駐機スポットの再編工事でございますけれども、委員さん御質問のとおり、削減して、利用の回数を減らしていくための取り組みということになります。
 どのようになっていくのか、あいたところはどうなるのかということでございますけれども、先ほど、ごめんなさい、きょう最初に休憩時間に御報告したような内容でございますが、間を広くしていくものなんですね。今まで少し詰めて駐機していたものを、少し間隔をとっていくというようなことでございますので、あいたところを何かにするというよりも、きちんと再配置をしていくというような工事になっているようでございます。
 それから、三宅路線が開設されて、シミュレーションということで、この機体が導入されれば、便数掛ける最大何人様掛ける何日というようなことで、大まかなシミュレーション、もしくはそれに今までの経験からも搭乗率何%ぐらいとか、そういうことでシミュレーションはできるのですが、今も御質問されているように、やはり到着後の、もしくはそれに乗るための動線といいましょうか、最寄り駅等からの飛行場までの動線の確保ということは非常に重要でございますので、三鷹市からも東京都に向けて、例えばバス路線であるとか、そういうものを東京都も主体的に考えていただきたいという要望を強くしているところでございます。


◯委員(宍戸治重君)  この機会に、三鷹市も何というんですか、その恩恵にあずかるわけじゃないけれども、産業振興、大きく言えばそういうことですけれど、何か活用できるようなことも考えていただいて、三鷹駅を活用できるような何かうまい方法があれば、それに向けて取り組んでいただきたいというふうに思いますし、道路も大分整備されていますから、これ以上なかなか望むところは難しいのかもしれませんけれども、その辺についても事故や何かに結びつかないような方法で検討いただくようにお願いしておいていただきたいなというふうに思います。
 駐機スポットについてはそのとおりだろうなと思いますから、結構です。以上で終わります。


◯委員(吉沼徳人君)  これは三鷹市と直接関係ないんですが、実は土地利用計画の変更案というのが出ていまして、府中の給食センターが平成27年度いっぱい工事で、平成28年度から開設するというお話を前回いただいたんですけれども、かなりこれ、33校、全校がここでされるということで、かなり大きな施設ができると思うんですけれども、そこで出る残飯みたいなもの、あるいは調理のときに出る有機性のごみについて、コンポストとか何か、そんなことを府中のほうで考えているというようなお話を伺ったことはないんでしょうか。ちょっともったいないような気がするんで、ちょっとお尋ねをしたいと思いまして。


◯企画経営課長(大朝摂子さん)  四者協や四者協の幹事会という場での議論でございますので、一義的には土地利用についての議論をしてまいりましたので、施設の概要、規模ですとか、そういうものは伺っておりますが、実際に設計もこれからだと思いますし、詳細について、例えばコンポスト化であるとか、そういうことまで現時点では聞いてはございません。


◯委員(吉沼徳人君)  わかりました。もし何かそのようなチャンスがあったら、ちょっと御提案もいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯委員長(伊東光則君)  以上で行政報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時21分 休憩



                  午前10時22分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 議会閉会中継続審査申し出について、本件を議題といたします。
 調布基地跡地の利用促進について積極的な対策を講ずること、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。
                  午前10時24分 散会