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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成24年議会改革検討委員会) > 2012/10/12 平成24年議会改革検討委員会本文(要点)
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2012/10/12 平成24年議会改革検討委員会本文(要点)

                  午後1時28分 開議
◯委員長(石井良司君)  議会改革検討委員会を開会する。
 休憩する。
                  午後1時28分 休憩



                  午後1時30分 再開
◯委員長(石井良司君)  議会改革検討委員会を再開する。
 本日の流れについては、1、検討課題について、2、次回委員会の日程について、3、その他という形で進めていきたいと考えるが、よろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 まず、初めに、検討課題の(1)と(2)について御協議いただきたい。
 前回、マニュアル兼チェックリストについて意見等ある場合には、事務局へ申し出ていただくことになっていたところだが、別紙のとおり自由民主クラブと日本共産党より意見が出されたところである。その意見を反映する形で、資料を作成した。
 事務局より資料の説明をさせる。


◯副主幹(藤井泰男君)  説明する。
                    〔資料説明〕


◯委員長(石井良司君)  説明は以上である。皆様から御意見を伺いたい。


◯委員(嶋崎英治君)  自由民主クラブの提言の中で、「必要に応じて」という文言があるが、具体的にどのようなことを想定しているのか。


◯委員(伊藤俊明君)  「後期」の部分にも盛り込まれている内容だが、市民に、より迅速な対応がとれるよう、このような提言をしたところである。


◯委員(嶋崎英治君)  国・東京都への要望等については、市側に一本化したほうがよいのではないか。議会側と市側の要望等にそごを来さないか懸念するところである。


◯委員(加藤浩司君)  「必要に応じて」という文言については、市側の本部が機能しなくなった場合等を想定したものである。市側を飛び越えて要望等を行うという趣旨ではない。


◯委員(嶋崎英治君)  了解した。


◯委員(岩田康男君)  「必要に応じて」という文言については、理解するところである。石巻市の場合、市側では国会議員や県議会議員の調査に対応できず、議会側で対応したと聞いているところである。


◯委員(高谷真一朗君)  「必要に応じて」という文言については、入れておいたほうがよいものと考えるが、国・東京都と本市議会の災害対策支援本部との連携についてはどのように図られていくのか。


◯委員(加藤浩司君)  議会として市側の要望を代行するような形になるのではないか。


◯委員長(石井良司君)  他にあるか。


◯委員(高谷真一朗君)  日本共産党からの提言が「救援活動に参加する」と断定的な表現になっているが、参加できない場合も想定されるので、例えば「救援活動に参加するように努める」と改めることはできないか。


◯委員(岩田康男君)  我が会派からの提言の趣旨は、救援活動に参加するためのルートを設けることにあるので、そのような形に改めていただいても特に問題はない。


◯委員(栗原健治君)  必ず参加しなければいけないという趣旨ではない。


◯委員長(石井良司君)  それでは、別紙1のマニュアル兼チェックリストについては、ただいま高谷委員から御意見のあったように「救援活動に参加する」という文言を「救援活動に努める」と改めることでよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 自由民主クラブと日本共産党からの提言を入れる箇所についてはどうか。


◯委員(岩田康男君)  このままでよい。


◯委員長(石井良司君)  それでは、自由民主クラブと日本共産党からの提言を入れる箇所については、ただいまお示ししている箇所でよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 次に、災害対応フロー図について御協議願う。
 事務局より資料の説明をさせる。


◯副主幹(藤井泰男君)  説明する。
                    〔資料説明〕


◯委員長(石井良司君)  説明は以上である。他市のフロー図等を参考にして概略的なものをお示ししたところである。皆様から御意見を伺いたい。


◯委員(石原 恒君)  先ほどのマニュアル兼チェックリストも同様だが、このフロー図についても携帯することができるものにしたほうがよいものと考えるが、いかがか。


◯委員長(石井良司君)  協議をした結果、そのようなものを作成したほうがよいということになればそのように対応するものと考える。


◯委員(粕谷 稔君)  災害時において、大きな避難所では議員の顔がわからないとか、議員は何をしているのかという声もあるやに聞いているところである。そこで、議員が活動していることを明確にする上でも、例えば、災害時用のベストなどを着用して活動してはどうかと考えるが、いかがか。


◯委員長(石井良司君)  ただいまの提案については、マニュアル兼チェックリストやフロー図が確定した後に協議していきたい。


◯事務局長(郷原 彰君)  先日、全国市議会議長会研究フォーラムに議長とともに出席してきたところであるが、その中で大きな都市部では議員が自分の住んでいる地域以外に行った時に議員としてなかなか認識してもらえないということで、派手なジャンパーなどを着て活動しているという話を聞いてきたところである。
 フロー図については、事務局で情報収集をしたところ、八王子市がお手元に配付させていただいたようなフロー図を作成していたところである。災害時にとるべき行動規範を系統立ててお示ししているものである。なお、携帯用のフロー図については、予算を余りかけない形で対応していきたいと考えている。


◯委員(高谷真一朗君)  マニュアル兼チェックリスについては、ただいまお示しいただいているようなものだと、なくしてしまうおそれがある。市側が作成している防災ポケットメモ等に落とし込むことはできないか。


◯事務局長(郷原 彰君)  地域防災計画の改定が予定されているところであるが、年度内の改定となるため、その内容を反映した防災ポケットメモの作成については来年度になるものと考える。


◯委員長(石井良司君)  休憩する。
                  午後1時57分 休憩



                  午後2時01分 再開
◯委員長(石井良司君)  議会改革検討委員会を再開する。


◯委員(後藤貴光君)  フロー図における安否確認とは、議員から議会本部へ安否の報告をするということか。それとも事務局のほうから議員に対して安否確認をするということか。


◯事務局長(郷原 彰君)  議員から議会本部へ安否の報告をするというものである。


◯委員(後藤貴光君)  この記述だと、事務局から連絡が来るものと誤解する可能性があるので、例えば、安否報告などとしたほうがよろしいのではないか。


◯委員(加藤浩司君)  マニュアル兼チェックリストの1ページ目、(本部員)のところには、議会本部への安否報告・参集とあるので、フロー図のほうも安否報告としたほうがよろしいのではないか。


◯委員(栗原健治君)  フロー図の安否確認とは、だれがだれに行うものなのか。


◯委員(高谷真一朗君)  安否報告としたほうがよい。


◯委員(加藤浩司君)  フロー図の主体はあくまでも議員である。


◯委員(岩田康男君)  このフロー図は、八王子市のものを参考に作成したものか。


◯副主幹(藤井泰男君)  そうである。


◯委員(岩田康男君)  本市議会のフロー図については、本委員会での協議内容を反映させ、議会本部は安否確認をし、議員は安否報告をするとしたほうがよいものと考える。


◯委員(高谷真一朗君)  参集の部分はどうか。


◯委員(後藤貴光君)  本部役員については速やかに参集するということでよいが、本部員についてはどうか。


◯委員(加藤浩司君)  ある程度の時間を定めておいたほうがよいのではないか。


◯委員(岩田康男君)  そのあたりの対応については、そのときの状況により臨機応変の対応になるものと考える。


◯委員(後藤貴光君)  本部役員はそのような対応でよいが、本部員についても参集することになるのか。


◯委員(高谷真一朗君)  連絡不能の場合には、議会本部へ参集して確認を受けるということである。


◯委員(後藤貴光君)  了解した。


◯委員長(石井良司君)  それでは、フロー図については、10月22日までに各会派の意見をまとめてもらい、事務局へ提出するということでよろしいか。
 なお、次回の委員会では、設置要綱、マニュアル兼チェックリスト、フロー図の3点を確認していただきたいと考えている。よろしくお願いしたい。
            (「持ち帰って検討する内容は」と呼ぶ者あり)
 設置要綱については既に確認をとっているところなので、持ち帰って検討していただく内容としては、基本的にはフロー図についてである。マニュアル兼チェックリストについては多少の文言整理は可能なものと考える。


◯委員(岩田康男君)  現在協議しているものについては、来年度予算にかかわる部分が含まれているので、協議がまとまるようであれば中間答申をしたほうがよいものと考える。いつごろまでに答申をすれば、来年度予算に間に合うのか。


◯委員長(石井良司君)  休憩する。
                  午後2時15分 休憩



                  午後2時28分 再開
◯委員長(石井良司君)  議会改革検討委員会を再開する。
 検討課題の(1)、(2)については、次回委員会で設置要綱、マニュアル兼チェックリスト、フロー図を確認していただき、中間答申をしていきたいと考えている。よろしくお願いしたい。
 なお、フロー図について、意見がある場合には、10月23日までに事務局へ提出するということでよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 次に、検討課題の(3)について御協議いただきたい。
 提案理由について説明願う。


◯委員(粕谷 稔君)  跡地特別委員会については、味の素スタジアム周辺における主な施設整備についてはめどがついたところなので、まちづくり環境委員会へ所管を移してもよいのではないかと考えるところである。また、外環特別委員会についても、一定の方向性が見えてきたところなので、同様にまちづくり環境委員会へ所管を移してもよいのではないかと考えるところである。特別委員会のあり方という部分も踏まえ本委員会で御協議いただきたいと考えるところである。


◯委員長(石井良司君)  何かあるか。


◯委員(高谷真一朗君)  外環特別委員会については、一定の方向性が見えてきたところではあるが、ふたかけ部分と農地移転に係る問題が残されており、跡地特別委員会については、IFRの問題と新機種にかかわる問題が残されているので、両特別委員会とも廃止すべきではないものと考える。


◯委員(後藤貴光君)  ただいま高谷委員から話があったように、外環特別委員会については、ふたかけ部分の問題が残されており、跡地特別委員会については、計器飛行の問題が残されているものと考える。また、まちづくり環境委員会においては、近年行政報告の件数も増大しているところでもあるので、両特別委員会とも廃止すべきではないものと考える。


◯委員(栗原健治君)  両特別委員会とも残すべきだと考える。外環特別委員会については、ふたかけ部分の問題や「外環ノ2」における環境への影響の問題等があり、重要な役割を担っているものと考える。跡地特別委員会についても、新たな課題が出てきている状況なので必要なものと考える。


◯委員(嶋崎英治君)  事務局に確認したい。常任委員会と特別委員会の間に権能の差というものはあるのか。


◯事務局長(郷原 彰君)  特別委員会においても常任委員会と同じ権能を有するものと考える。


◯委員(嶋崎英治君)  特別委員会においても議員提出議案の提出は可能か。


◯副主幹(富永幹雄君)  ただいまの御質問は、委員会提出議案の可否についてと理解するところであるが、地方自治法第109条の規定を準用することにより可能なものと考える。


◯委員(嶋崎英治君)  両特別委員会とも廃止し、まちづくり環境委員会へ移すべきものと考える。


◯委員(加藤浩司君)  跡地特別委員会については、これから施設の建設も予定されており、市民生活への影響があるものと考える。また、1日1常任委員会の開催を標榜するのであれば、仮にまちづくり環境委員会へ所管を移すとなると1日では終わらなくなる可能性も出てくるのではないかと考えるところである。よって、現段階での廃止は望ましくないものと考える。外環特別委員会については、ただいま他の委員からも話があったとおりふたかけ部分の問題等があるので、存続の方向でお願いしたい。


◯委員長(石井良司君)  他に何かあるか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、外環・跡地の2特別委員会を廃止し、まちづくり環境委員会の所管に移すことに関しては、賛成する会派が提案会派とその他1会派のみであり、ただいまの協議の内容を総合的に勘案すると、現状のままとすることにいたしたいが、そのようなことでよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 次に、検討課題の(4)について御協議いただきたい。
 提案理由について説明願う。


◯委員(伊藤俊明君)  政務調査費の「使途基準」の見直しということで、具体的には個人の市政報告や図書の割り当て冊数等について、使い勝手をよくするために提案したものである。よろしく御協議願いたい。


◯委員(岩田康男君)  この件に関連して、地方自治法の改正があったのではないか。


◯委員長(石井良司君)  事務局、説明願う。


◯事務局長(郷原 彰君)  地方自治法の改正に伴う諸規定の改正については、現在、市側と調整をしているところだが、まず初めに、当該改正に伴う政務調査費の名称変更等、文言整理を行った後、具体的な内容について調整していくものと考える。名称変更等の文言整理については、12月定例会の提出も可能なものと考えるところである。


◯委員(岩田康男君)  政務調査費の名称変更は必ずやらなければいけないものなのか。


◯事務局長(郷原 彰君)  地方自治法の改正に伴い名称が変更されるので、対応しないのは好ましくないものと考える。


◯委員(岩田康男君)  名称変更に伴う条例の改正は、他市でも12月に対応することになるのか。


◯事務局長(郷原 彰君)  細かいところについては、現在、情報を収集しているところであるが、対応できるとすれば、名称の変更までであろうと考えているところである。


◯委員(岩田康男君)  地方自治法の改正と本委員会での検討課題に重なる部分があるので、議論が紛らわしくならないようにと考えるところである。政務調査費については、我々議員が活動する上で、むしろ足かせになっている部分があるとすれば議論して改善していったほうがよいものと考える。
 図書の割り当て冊数等については、一律に定めるのではなく、必要な資料であれば議員一人一人が持つことができるようにすべきである。
 また、政務調査費の支給範囲などについても、より使い勝手がよくなるよう項目を整理して議論したほうがよいものと考える。


◯委員(嶋崎英治君)  事務局に確認する。政務調査費は現在、各会派へ支給しているが、これを議員個人への支給に変更すれば、個人の市政報告、図書の割り当て冊数等について解決するのではないか。


◯事務局次長(市原勝彦君)  政務調査費の支給については、自治体により、会派へ支給しているところもあれば、議員個人へ支給しているところもある。本市において、仮に議員個人への支給とした場合、実績報告等についても議員個人で対応していただくことになるものと考える。


◯委員(嶋崎英治君)  議員個人への支給は可能か。


◯事務局次長(市原勝彦君)  可能である。


◯委員(高谷真一朗君)  確かに政務調査費については会派支給になって使い勝手は悪くなったが、二重支給の批判に耐えるために現在のような支給方法になったものと記憶する。まずは、会派に持ち帰り検討させていただきたい。


◯委員(後藤貴光君)  各派代表者会議との切り分けはどうなっているのか。


◯事務局長(郷原 彰君)  政務調査費の予算の部分については、既に各派代表者会議のほうで御確認いただいているところである。本委員会では政務調査費に係る使途基準について御協議いただくものと考える。


◯委員(嶋崎英治君)  地方自治法改正に伴う対応も本委員会で行うことでよろしいのか。


◯事務局長(郷原 彰君)  名称の変更という部分については先行するかもしれないが、政務調査費の具体的内容については本委員会で御協議いただくものと考える。


◯委員長(石井良司君)  政務調査費に係る取り扱い要領の内容については、本委員会で御協議いただくものと考える。


◯委員(岩田康男君)  先ほど申し上げたように、本委員会では、今回の地方自治法改正に伴う部分については議論の対象外として、使途基準の効果的な活用について議論していくべきものと考える。
 事務局に確認したい。政務調査費の支給対象を会派または議員個人とすることは可能か。


◯副主幹(藤井泰男君)  可能である。都道府県や政令指定都市で行っているケースが多いものと認識する。26市については、ほとんどが会派支給である。全国では選択制をとっている市もあるように聞いている。


◯委員(岩田康男君)  活動内容によって両方使えるようになるのはよいが、支給金額で分けても余り意味はないものと考える。


◯委員長(石井良司君)  初めに、個人支給にするのか、会派支給にするのかを御協議していただき、次に使途基準をどのように改善していくのかということを御協議いただきたいと考える。
 本日は、先ほど高谷委員からも話があったとおり、各会派へ持ち帰って御検討いただくということでよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。


◯委員(嶋崎英治君)  政務調査費の名称変更については、どちらで協議することとなるのか。


◯委員長(石井良司君)  各派代表者会議で協議するものと考える。


◯委員(嶋崎英治君)  具体的な協議は本委員会で行うものと認識している。


◯委員長(石井良司君)  本委員会では、先ほど申し上げたとおり、取り扱い要領の内容について御協議いただくものと考える。


◯副主幹(富永幹雄君)  9月25日に開催された各派代表者会議においては、名称変更については各派代表者会議で取り扱うことが確認されたものと理解しているところである。


◯委員(嶋崎英治君)  伊藤委員と栗原委員はどのように認識しているか。


◯委員(伊藤俊明君)  名称変更については各派代表者会議で取り扱うものと認識している。


◯委員(栗原健治君)  内容については本委員会で、名称の変更については各派代表者会議でそれぞれ協議するものと認識している。


◯事務局長(郷原 彰君)  先ほども申し上げたとおり、名称の変更のみにとどまるような場合は、通常の場合、市長提出議案になるものと考える。ただし、具体的な内容の変更ということであれば、議員提出議案で提出することも考えられるところであり、現在、市側と調整しているところである。


◯副主幹(富永幹雄君)  事務局担当のメモによると、議長より法改正による名称の変更については事務的に各派代表者会議で協議せざるを得ないものと考えるとの発言があり、事務局長からも本委員会に対して必要な情報提供を図ってまいりたいとの発言があったと記録されているところである。


◯委員(嶋崎英治君)  理解した。


◯委員長(石井良司君)  他にあるか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、次に、検討課題の(5)について御協議いただきたい。
 提案理由について説明願う。


◯委員(伊藤俊明君)  議場へしっかりと国旗を掲揚するということと、式典や行事の際に国旗の掲揚や国歌の斉唱、不起立の問題等があり、それらのことについてしっかりと御協議していただきたく提案をさせていただいたものである。


◯委員長(石井良司君)  提案理由の説明は以上だが、いかがか。


◯委員(粕谷 稔君)  本提案について、基本的には賛成である。このような場において協議することは大切なことと考える。皆様からさまざまな御意見を伺えたらと考えるところである。


◯委員(高谷真一朗君)  前段と後段を分けて協議していただけないだろうか。いずれにしても、今すぐには答えは出せないので、会派に持ち帰って検討させてもらいたい。


◯委員(岩田康男君)  賛成できない。あえて議場の中に国旗を掲揚する必要はないものと考える。また、国歌斉唱の際の起立・不起立については、我が会派の議員でも起立する者もいればしない者もいて、個人の判断に委ねられており、議会が一律に拘束すべきではないものと考える。


◯委員(嶋崎英治君)  いずれも賛成できない。現在、議場に国旗が掲揚されていなくても何の不都合もなく、我が会派内には私も含め、国旗を掲揚することに不快感を覚える者もいるところである。また、式典等における国歌斉唱についても、個人の自由であり、個人の判断に委ねられるべきものなので、それを強制すべきものではないと考えるものである。


◯委員(後藤貴光君)  式典等に来賓として出席した場合、国歌斉唱時の不起立は、式典の進行の妨げになるものと考える。


◯委員(岩田康男君)  考え方や意見の違いで争いのある問題を規則などで縛るというのはいかがなものかと考える。個人の判断に委ねるべきである。


◯委員(石原 恒君)  議員が来賓席に座る場合もか。


◯委員(岩田康男君)  規則等で強制すべきではないものと考える。


◯委員(石原 恒君)  来賓席で議員が起立しないことに不快感を感じている者もいる。起立しないのであれば、一般席のほうへ座ったほうがよい。自分の主張は来賓席で行使すべきものではないものと考える。


◯委員(岩田康男君)  国歌斉唱時の不起立については、不快感を感じる人もいれば、信念を貫いていると感じる人もいる。いずれにしても、本人の考え方まで規則などで縛るべきではないものと考える。


◯委員(後藤貴光君)  司会の方に「御起立下さい」と言われて、来賓席で起立しないのはいかがなものかと考える。


◯委員(加藤浩司君)  起立しないのであれば、出席しなければよいのではないか。


◯委員(岩田康男君)  起立しないことが、式典等の進行の妨げになるのか。


◯委員(高谷真一朗君)  どうしてこのような話が出てきたかというと、議員が入学式や卒業式への出欠席の返事も出さず突然行って、起立もしない、国歌も歌わないということで、保護者からクレームが出ているという経緯がある。このような状況を認識していただいた上で、議会としてなんとかできないものかと考えるところである。


◯委員(栗原健治君)  国旗掲揚・国歌斉唱不起立の問題について、さまざまな考え方があるのは理解するところだが、いずれにしても強制すべきことではないものと考える。保護者の中にも起立しないことに対して支持する人もいるところである。


◯委員(高谷真一朗君)  不起立の問題が発生したため、本市においては、「国旗に礼」ではなく、ただ「起立、礼」と言っているところである。


◯委員(栗原健治君)  今は国旗に礼をする際の起立と国歌斉唱をする際の起立が分かれていない。起立しないことが式典等の妨げになるというのであれば、国旗に礼をする際と国歌斉唱をする際に式典進行上の配慮を願えれば、そのような問題は発生しないものと考える。


◯委員(後藤貴光君)  議員が来賓として出席する場合の話をしているところである。


◯委員(栗原健治君)  いずれにしても、強制されることはおかしな話である。議員にも思想・信条の自由がある。


◯委員長(石井良司君)  国旗に礼をしないという国はないのではないか。


◯委員(嶋崎英治君)  そんなことはない。


◯委員長(石井良司君)  教育上の問題もある。来賓として出席をする以上、起立すべきものと考える。起立しないのであれば、出席しなければよい。


◯委員(加藤浩司君)  我々が議員として出席して……。


◯委員(栗原健治君)  それは、議会改革ではなく議員改革である。議員個人の行動に対して、議会がああしろ、こうしろというふうに決めることができるのかということだ。一たび議会が議員を強制するようなことになれば、そのことがほかのさまざまなことに波及するおそれがあるものと考える。


◯委員(加藤浩司君)  強制するというようなこと言っているのではない。我々議員が来賓として出席した場合にどうしたらよいかということを協議しているところである。


◯委員(岩田康男君)  式典等で起立しないことが、式典等を妨害しているものとは考えられない。


◯委員(加藤浩司君)  式典等を妨害するようであれば、正すべきである。


◯委員(岩田康男君)  議員が式典等で起立しないことに対して保護者から意見が寄せられており、そのことについて協議をすることはやぶさかではないが、式典等で起立しないことが式典等の進行の妨げになるものとは考えない。


◯委員(伊藤俊明君)  式典等においては司会者の進行に従うべきものと考える。来賓として出席しているのであれば式典をスムーズに進行していけるように配慮すべきである。


◯委員(岩田康男君)  式典等における起立・不起立について協議することはよいが、起立しない議員に対して強制の縛りをかける必要はないものと考える。起立しないことが式典等を妨害しているのであれば話は別だが。


◯委員(後藤貴光君)  起立する必要はあると考えるか。


◯委員(岩田康男君)  私は、ある式典では、国歌斉唱が終わった後に入場することにしている。起立する、しないは個人の考えによるものと考える。いずれにしても、強制するのはいかがなものかと考えるところである。


◯委員(嶋崎英治君)  私は式典等において、児童・生徒、教職員、保護者へ起立して礼をするが、それをする、しないは議員個人の考えによるものと考える。議員にも思想・信条の自由があり、そのことを貫き通すことは必要なものと考える。起立・不起立のことについて協議することはよいが、強制するようなことはいかがなものかと考える。


◯委員長(石井良司君)  児童・生徒への影響や保護者への影響はどうか。


◯委員(嶋崎英治君)  両方あるものと考える。よくやったとおっしゃる方もいるだろう。


◯委員長(石井良司君)  周りの人がほぼ全員起立している中で、議員だけが起立しないのは見た目にどうか。


◯委員(嶋崎英治君)  見た目を気にするのであれば、初めからそのようなことはしないものと考える。


◯委員長(石井良司君)  教育上の問題が大きいと考える。国歌を斉唱したくない人や起立したくない人は、式典等に出席しなければよい。


◯委員(嶋崎英治君)  ここでそのように決めるのであれば、私は式典等に行けなくなるものと考える。


◯委員(栗原健治君)  意見を言うことはよいが、強制することは議会改革にはなじまないものと考える。


◯委員(嶋崎英治君)  先ほど我が会派に式典等で起立しない議員がいるということだったが、それは野村議員のことか。もう一人の議員は式典等には出席していないところである。


◯委員長(石井良司君)  消去法でいくとそのようなことになるのではないか。
 さまざま御協議していただき、今後一定の対応はしていただけるものと期待するところではあるが、意見の一致は見られないようである。協議のほうを終了させていただきたいと考えるが、何かあるか。


◯委員(加藤浩司君)  ただいまの協議の内容について、改めて確認する必要はないのか。


◯委員長(石井良司君)  あえて休憩中ではなく、開会中に御協議していただいたところである。
 他にあるか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、検討課題の(5)については、一致せずということでよろしいか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 次に、検討課題の(6)について御協議いただきたい。
 本日は時間の関係もあるので、提案会派から提案理由の説明を聞くこととし、具体的な協議については、次回委員会でお願いしたい。
 提案理由について説明願う。


◯委員(伊藤俊明君)  御案内のとおり、常任委員会の視察については労災が適応されているところであるが、会派視察については現状、労災が適応されていないところである。会派視察についても、常任委員会と同様、労災を適応していただくことはできないかという趣旨で提案させていただいたものである。よろしくお願いしたい。


◯委員長(石井良司君)  提案理由の説明は以上である。
 何かあるか。


◯委員(嶋崎英治君)  各派代表者会議や全員協議会等、労災が適応されない半ば公式の会議があるが、それらの会議についてはどのように考えるか。


◯委員(伊藤俊明君)  同様に考えるものである。


◯委員長(石井良司君)  今回は、会派視察に限って御協議いただきたい。
 他にあるか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、次に、次回委員会の日程についてだが、前回の委員会で御確認いただいたとおり、11月2日(金)午後1時30分に開催することとし、その間必要があれば正副委員長に一任することで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 なお、次回委員会では、要綱、マニュアル兼チェックリスト、フロー図について最終的な確認をしていただき、中間答申(案)をまとめていきたいと考えているので、よろしくお願いしたい。
 続いて、次々回の委員会の日程についてだが、いかがするか。
                     〔協議〕
 それでは、次々回の委員会の日程については、12月18日(火)午前10時に開催することとし、その間必要があれば正副委員長に一任することで異議はないか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 そのように確認する。
 その他、何かあるか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようなので、本日の議会改革検討委員会を散会する。
                  午後3時45分 散会