メニューを飛ばしてコンテンツへ 三鷹市議会 こちらでは、指定された委員会の審査状況の要点を記録した「委員会記録」をhtml形式でご覧いただくことができます。 English
三鷹市サイト
サイトマップ 関連リンク集

あらまし 皆さんと市議会 議員の紹介 審議情報 本会議中継 会議録 議会だより トップ
トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成24年文教委員会) > 2012/11/20 平成24年文教委員会本文
スタイルシートが無効なため使用できません→ 文字サイズ変更


2012/11/20 平成24年文教委員会本文

                  午後1時28分 開議
◯委員長(宍戸治重君)  ただいまから、文教委員会を開きます。
 初めに休憩をとって、本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩します。
                  午後1時28分 休憩



                  午後1時30分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開します。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午後1時31分 休憩



                  午後1時32分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
 初めに、本日は教育長に御出席をいただいておりますので、教育長より御挨拶をいただきたいと思います。


◯教育長(高部明夫君)  皆さん、こんにちは。今回、教育長に就任いたしまして初めての文教委員会ということで、発言の機会を与えていただきました。どうもありがとうございます。
 10月16日に任命を受けまして、年度途中での貝ノ瀬前教育長からバトンタッチをされたわけですけれども、教育委員会としましての目標、基本的な方向性というのは、これまでも御説明させていただきましたように、ことしの3月に定めました教育ビジョン、あるいは第4次基本計画、あるいは生涯学習プランなどの基本計画を踏まえていくということは当然でございますけれども、さらに今年度、教育委員会の基本方針、事業計画なども定めておりますので、今後はそういったものを踏まえて着実な具体化、事業実施に努めていきたいというふうに考えているところでございます。
 学校教育につきましては、学校施設の整備につきましては、これは計画に基づきまして着実に推進していくということと同時に、これまで三鷹市が全市展開をしてまいりましたコミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育を今後も一層推進しまして、保護者や地域の方々に積極的に学校にかかわっていただく、参画をしていただく、支援をしていただくという輪を広げていくと同時に、多くの人で子どもたちを見守って、確かな学力、そして人間性豊かな子どもに育んでいくということが重要であろうというふうに考えております。
 それから、昨年度改定いたしました小・中9年間の一貫カリキュラムというものがございますので、そういったものを活用しながら、子どもたちのつまずきを発見して、円滑な学年なり小・中一貫教育への移行ということを進めていきたいというふうに考えております。今後とも学校、家庭、地域、教育委員会が共通の理解のもとで、それぞれの役割を確認してそれを果たす中で子どもの教育を担うことで、豊かな人間性ですとか、ともに生きる力を身につけていく。すなわち教育ビジョンにありますように、人間力、社会力を育んでいくという、その中で学力も育てていくという基本方針には変わりはございません。
 それから、生涯学習分野におきましても、生涯学習プラン2022の個別計画を定めたわけでございますので、これからも市民の主体的な生涯学習活動を推進していくと、支援していくと。ともに学び、学びを生かし、学びの成果やきずなが地域に受け継がれていく心豊かな社会をつくるということを目的といたしまして、市民との協働によります生涯学習を推進するとともに、学んだことを地域に返していく学びの循環や人のつながりを生み出しまして、コミュニティ創生にもつなげていきたいというふうに考えているところでございます。
 こうやって新しい教育委員会がスタートしたわけでございますけれども、昨今はいじめの問題に端を発して、教育委員会のあり方ですとか、あるいは学校の対応力、危機管理というものが問われております。やはり当事者、関係者の我々としては、一層身を引き締めて、今後も役割を果たしていかなければいけないというふうに思っておりますけれども、いじめの問題にも顕著にあらわれるように、やはり現場の先生方が感度を高めて、子ども一人一人にきめ細やかな目を注いでいくということが大切ですし、また対応にしても、学校長やスクールカウンセラーを初め組織的な対応をしていく。1人の先生だけが抱え込まないということは、今後も行っていかなければいけませんし、やはり困難なケースについては教育委員会がかかわって、関係機関と連携しながら速やかな解決を図っていくということが大切であるというふうに考えております。これは学校運営全般にかかわることでございますけれども、これまで培ってきましたコミュニティ・スクールのよさを生かしまして、教育委員会や学校の透明性をさらに一層推進をして、日常的にPTAやコミュニティ・スクールの方々と情報を共有して、連携を通じて子どもの健やかな育成、楽しく安心して学べる学校環境づくりに努めてまいりたいというふうに考えております。
 今後もこういったように、三鷹市の教育の充実、発展のために全力を尽くしていきたいというふうに考えておりますので、今後とも文教委員の皆様方におかれましては、前職同様に引き続き御支援をいただければというふうに思います。
 なお、体制としましては、当面教育部長が空席になりますので、清水部長が調整担当部長と生涯学習担当部長を兼ねることといたしましたので、よろしくお願いしたいと思います。
 本日は、このような機会を与えていただきまして、大変ありがとうございました。


◯委員長(宍戸治重君)  ありがとうございました。力強い御挨拶をいただきましたので、これからもどうぞよろしくお願いをいたします。
 以上で、教育長、次のスケジュールがあるということで退席をされますので、皆さんには御了解をお願いしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午後1時38分 休憩



                  午後1時38分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
 教育委員会報告、本件を議題といたします。


◯教育委員会事務局教育部調整担当部長・生涯学習担当部長(清水富美夫君)  10月16日で調整担当部長も兼務ということになりましたので、以後よろしくお願いいたします。
 本日の行政報告でございますが、資料にもありますように6点ございます。順次担当のほうから御報告をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯学務課長(内野時男君)  それでは、お手元に配付されております資料1及び資料2について、私のほうから御説明させていただきます。まず資料1でございます。平成25年4月、来年の4月から第二中学校の学校給食調理業務委託を開始するに当たりまして、委託を行います事業者を決定いたしましたので、資料1につきまして御説明、御報告いたします。なお本件は、今年度、平成24年度当初予算で債務負担行為の設定を行っていたものでして、今年度中に契約を行いまして、業務は来年の4月からとなるものでございます。
 それでは、順次説明いたします。資料1の1、委託事業者の選定方法につきましては、一般公募型プロポーザル方式で行いました。2枚目、1枚めくっていただきますと2枚目の資料にありますように、(1)の選定基準のア、イ、ウ、この大きく3つの基準に基づいて見積金額だけではなく総合的に判断し、選定したものでございます。資料1の表のほうに戻っていただきまして、2の募集要項の配付期間は、8月27日から9月の5日まで行いました。募集に関する説明会を9月7日金曜日、そして第二中学校の現地での説明会、実際に給食調理の現場を見てもらって説明会を行いまして、9月8日の土曜日に行っております。正式な応募受け付け期間ですけれども、平成24年9月14日から9月20日までの間受け付けを行いました。その結果、18社から応募がございました。
 選定の経過でございます。今言いましたように、応募者数は全部で18社、そして第1次選考、これは10月の10日、各業者から提出されました企画提案書、先ほど言いました2枚目の資料のア、イ、ウという大きなこの3つについて、業者からその考え方などを提出してもらいまして、その企画提案書に基づいてまず書類選考いたしまして、8社を選考いたしました。その8社が第2次選考に進みまして、10月15日に、各事業者から実際にプレゼンテーションを実施してもらいました。プレゼンテーションの実施内容は、今言いました学校給食の充実と食育推進についての考え方。安全衛生管理、調理の研修などをどのように行っているかというようなことですね。それからあと、業務遂行能力、これについては、別途財務諸表なども提出してもらいました。そのほか人員配置の面なども企画提案書で提出してもらったものです。これらを受けまして、最終的に10月30日に最終選考を行いまして、第1位の事業者を内定いたしまして、11月13日、先週ですけれども、内定業者について競争入札等審査委員会で承認をしたところでございます。
 結果でございますけれども、第二中学校につきましては、株式会社東洋食品、こちらは同じにしみたか学園の第二小学校、それから井口小学校で既に受託している業者でございます。概要については、そこに記載のとおりです。参考のために、その他2次選考に進んだ応募業者7社を記載しておきました。一冨士フードサービス株式会社、東京ケータリング株式会社、株式会社東京天竜、株式会社ニッコクトラスト、葉隠勇進株式会社、株式会社藤江、株式会社メフォスというようになっております。
 続きまして、資料2、A4、1枚の横長のものでございます。こちらについて説明させていただきます。この資料の一番上のところに、括弧の中に5月の報告資料に太字の下線部分、アンダーラインが引いてあるところを追加したものでございます。5月に提出した資料に、その後の経過を追加したものでございます。現在の学校給食食材の検査としましては、もう既に実施しております左側の(1)の東京都が独自に行っている事業がございます。これは東京都が食材の放射性物質の検査機器を独自に7台購入して、東京都内の全市区町村の公立小・中学校、一部都立学校も含まれますけれども、ここを対象に食材の検査を1校当たり年3回実施しています。1校当たり4検体を上限にやっておりますけれども、1学期については、6月に三鷹市も22校全てで実施済みでございます。アンダーラインが引いてありますけれども、2学期が、三鷹22校が2回に分けて今行っているところでございます。10月に終わりまして、前半部分が終わりまして、12月にまた11校ずつ。12月は12月の10日から12日に行う予定でございます。結果は1学期、6月に実施した分、それから10月に行った2学期の前半部分については、全て測定下限値未満ということになっております。これについては、3学期についてももう1回22校全部について行う予定でございます。3学期については、今のところ日程最終調整中ですけれども、1月の末ごろからが三鷹の順番になるのではないかなというふうに、今、東京都で調整しているところでございます。
 右側の国による学校給食モニタリング事業の概要でございます。文部科学省ですね、こちちのほうが前回報告したときには、まだ決まっておりませんでした。三鷹市、この事業についても手を挙げているというふうな段階でしたけれども、3の実施内容のところに太書きでアンダーラインを引いてあります。当初の予定では、文部科学省によれば1都道府県当たり2市区町村で実施するということで、1市区町村で1校、35回実施する予定だったんですけれども、東京都は応募自治体が6市1町からございましたので少し分けまして、1団体が大体9週から8週、9回から8回ですね、ということの割り振りで、応募のあった全ての市町が実施するというふうなことになったようでございます。三鷹市の日程ですけれども、年が明けまして1月21日から3月22日間の合計9回行うことになります。こちらの検査は、いわゆる給食1食丸ごと検査というやつですね。でき上がった給食をミキサーにかけるような形で、1週間分をまとめて保管しておきまして、検査会場に持っていって検査をしてもらうというもので、合計9回検査をしてもらうというものでございます。以上、主に国のほうのモニタリング事業、こちらの日程が決まりましたので、報告させていただきました。私のほうからは以上でございます。


◯指導課長(松野泰一君)  それでは、私から、資料3、資料4について説明をさせていただきます。初めに資料3、平成23年度三鷹市立小・中学校児童・生徒の問題行動等の実態についての説明でございます。こちらは文部科学省が全国調査を行っております、平成23年度児童・生徒の問題行動調査の結果をまとめたものでございます。そこから三鷹市の数字だけを抜粋して示させていただきました。これは毎年度行われているものでございまして、先月文部科学省から、平成23年度の数値が公表されたところでございます。
 初めに、左上の不登校の状況でございますが、まずこの調査におきまして不登校というのは、何らかの心理的、情緒的、身体的、また社会的要因、背景によりまして、児童・生徒が登校しない、あるいはしたくてもできないという状況にある者で、欠席日数が30日以上のものという定義になっております。ただし、病気や経済的な理由によるものは除かれています。さて、資料の中にございますように、平成23年度につきましては、小・中合わせて39名不登校がございました。内訳は小学校4名、中学校35名でございます。グラフを見ていただくとおわかりのように、平成23年度は、平成22年度の45人に比較して39人とさらに減っておりますが、その年その年によって子どもの状況は変わりますので、1年単位で見ていると、多少の増減があるということはやむを得ないことかと思います。しかしながら、平成18年からの大きな流れで見ていただければ、小・中一貫教育校の開園に従って、全体として減少の方向に向かっているということが統計的な傾向としておわかりいただけるかと思います。
 グラフの下に不登校の出現率という表がございます。この出現率というのは、児童・生徒100人の中で不登校が何人いるかという割合を示す数値です。平成23年度まで、一番下に東京都の中学校の数値を見ていただくと、平成15年が3.16、平成16年が3.17から大体三点幾つという数値で推移して、平成23年度はようやく3を切ったところでございますが、これと比較すると三鷹市は、上から2番目の表になりますけれども、平成15年が2.66から始まってずっと減り続けており、平成23年度はついに1.09という数字に下がりました。これは東京都23区、26市の中で最低の数値になります。つまり、不登校が一番少ない市であるということでございます。小学校についても同様、低い数値を示しております。
 続いて、下の暴力行為の状況でございます。三鷹市におきましては、小学校については平成23年度はゼロ件、中学校は7件ございました。内容については、対教師暴力が5人、生徒間暴力が1人、それから器物破損が1人ということでございます。人数は延べ人数でございますので、1人の生徒が何件か起こしているという事例もございます。
 続いて、右側のいじめの状況でございます。これは平成23年度末の状況でございますので、先日文教委員会で御報告させていただいた7月の緊急調査、これ以前の数値ということになります。グラフの一番右側ですが、小学校が19件、中学校が21件、合わせて40件でございました。これは今、こちらが把握している7月の緊急調査の状況よりも少ない数になっておりますが、これ以降、緊急調査の際に、積極的にきめ細かくいじめの状況を発見しようと学校が取り組んだということで、7月の時点ではさらに数値がふえております。ただこれは、細かく掘り起こしを進めて、小さい事象も見逃さないようにしたためというふうに捉えております。この報告においては、平成23年度末の数値を載せさせていただきました。いずれのいじめも、その様態につきましては、冷やかされた、悪口を言われたというような訴えが多く、半数以上を占めております。あるいは、遊ぶふりをしてたたかれる、仲間外れ、無視等というものも数件ございます。さらに今後、緊急調査及び追跡調査をいたしておりますので、より細かな聞き取り、アンケートなどの実施によって、これらのいじめ、あるいはいじめの疑いのある事例まで含めて、各学校から報告を受けておりますので、今後もまた対応してまいりたいと考えております。
 以上、不登校、いじめ、暴力行為についての結果を報告いたしましたが、これらの問題行動について、引き続き学校における健全育成の観点から、学校、地域、保護者の連絡を深めて進めてまいりたいと思っております。
 続いて、資料4でございます。資料4は、平成24年度、今年度の4月から6月にかけて各学校で実施をされました、東京都児童・生徒体力・運動能力、生活・運動習慣等調査の結果でございます。平成23年度から、全児童・生徒を対象に行われておりますこの調査結果、各学校の子どもたちの運動能力がどうなのかということを調査するものでございますが、左側が小学校、右側が中学校となっておりまして、例えば一番上、青いところの男子1年、小学校1年生の中で、全国、都、三鷹という3段になっております。このオレンジ色に塗られている部分は、残念ながら三鷹が全国、都の数値よりも下回っているというところに、オレンジ色を塗らせていただきました。見ていただくとおわかりのように、かなり小学校では、三鷹は全国や都の数値よりも下回っているということになります。特に反復横跳び、これは敏捷性を調査するテストです。それから、20メートルシャトルラン、これは持久力を調査する種目です。それから、ソフトボール投げ、これはもうおわかりのように投げる力。このあたりがかなり劣っているというような状況にあります。一方で50メートル走や立ち幅跳びなどの脚力については、それほど劣っていないか、上回っているというような状況にあるということです。
 それから、右側の中学校に行くと、オレンジ色の欄がかなり少なくなるのがおわかりいただけるかと思いますが、中学校になると次第に東京都に追いついてくると、あるいは上回ってくるというような状況にあります。これは部活動などの成果が上がっているのかというふうにも考えられます。
 これはことしのデータということで、各学校のそれぞれの状況をそれぞれ課題のある種目等を確認した上で、体育の指導、あるいは体育以外の運動の場面などで活用して、重点的に指導しているところでございますが、2年間行いましたので、ちょっと昨年度との比較ということで、もう1枚資料をつけさせていただきました。
 2枚目をごらんください。体力合計点というのは、それぞれの調査の種目を点数化して、総合得点に換算したもので比較いたしました。しかも小学校6年生、中学校3年生という、小学校、中学校の出口の学年で比較したところでございます。
 まず上の4つのグラフ、小6男子、小6女子、中3男子、中3女子でございますが、これは昨年度の小学校6年生男子の数値と、今年度の小学校6年生の男子の数値を比較したものです。昨年度も東京都よりも下の数値だったというような学年が多かった中で、小学校6年生の男子については、今年度は赤いグラフである東京都の数値よりも、緑色のグラフ、三鷹市の数値のほうが上回った。小学校6年の女子については、上回るまではいかなかったけれども、かなり東京都の数値に追いついた。中学校3年生については上回り、さらに右肩上がりである。中学校女子も同様であるというようなことでございます。
 それから、その下の4つの点線のグラフにつきましては、これは同じ学年の子どもを比較しています。平成23年度、5年生だったときの数値と、平成24年度、その子たちが6年生になってどう変わったかということで、当然数値が上がるんですが、右肩上がりになるのは、学年が上がるので当たり前のことなんですけれども、東京都のグラフの傾きと比べても劣らない数字になっているということです。つまり、三鷹市の子どもたちの、先ほど見ていただいたデータ、確かに東京都の数値より下回っているんですが、ことしはかなり昨年よりも改善されている部分が多い。ただ、東京都も全体として改善されているので、なかなか追いつかないというような状況にあるとお考えいただければと思います。
 左下に課題のある学年ということで、小5男子、中2女子の状況を示しました。これは現在の小学校5年生男子、中学校2年生女子が、昨年度からことしにかけて、つまり4年生のときと比べてどうだったのかということを、下の2つのグラフであらわしています。順調に伸びてはいるんですけれども、この2つの学年については、今まだ東京都の数値を下回っているということになります。
 右側に課題のある種目を取り上げて比較してみました。特に課題のあるソフトボール投げ、ハンドボール投げ、それから20メートルシャトルラン、これについて比較してみると、これは全国のデータも比較の対象として青いグラフで示していますが、特に男子ソフトボール投げを見ていただくとおわかりのように、全国の数値から比べて赤い東京都の数値は、小学校6年生で5メートルぐらい少ないということがおわかりいただけるかと思います。さらにその少し下を、三鷹の数値が示しているということになります。ハンドボール投げも同様の傾向です。これらの課題のある種目につきましては、投げる力を高めるために、ボール投げを取り入れる。体育の時間、あるいは休み時間に積極的にそういった運動をする。一校一取り組みなどで、ボールを扱った授業や休み時間の活動を行う、そういった取り組みを行って、課題について解消するようにそれぞれの学校で取り組みを続けているところです。なかなか一朝一夕に体力・運動能力というのは高まるものではございませんけれども、学校では週3時間の体育だけでなく、それ以外の時間にも体を動かす習慣をつけさせようということで、意識を高めるいろいろな活動を行っているところでございますので、また今後も推移を見守っていき、指導してまいりたいと考えております。私からは以上です。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設推進室長(岡崎安隆君)  それでは、私のほうから、資料5、第21回三鷹市民駅伝大会の報告の説明をさせていただきます。その前に、委員の皆様には当日早朝より御参加いただきましてありがとうございます。おかげさまで天候もよく、無事に終わることができました。
 それでは、資料の説明に参ります。1、主催、2、主管、3、後援、これは記載のとおりでございます。4、開催日ですが、平成24年11月の4日の日曜日晴れ、開会式が8時、それからスタート時間が9時、表彰式及び閉会式が11時にとり行われました。5、出場チームですが、エントリー数200チーム。これは事前の申し込みが222チームございまして、抽せんによりまして200チームに絞りました。ただ、当日の出場チームが196チームということで、4チーム棄権しております。196チームの内訳につきましては、記載のとおりでございます。6、救急車、AEDにつきましては出動なし。7、救護室の利用は1件ございました。これはレースには直接関係ないんですが、家族連れで応援に来た中で、幼児が暫定管理地内で転んですり傷を負ったというものでございます。7、大会チラシ及び総合記録表は別紙のとおりということで、こちらにカラー刷りのものがございます。この裏側に大会の参加チームの部門別の一覧表が出ております。
 それともう一つ、この水色の紙でございます。これは先日の大会の記録の総合記録でございます。部門別になっておりまして、左上のところ、一般男子の部、1位が三鷹警察署で、これは総合順位も第1位でございました。これは三鷹警察は、昨年に続きまして2連覇でございます。タイムも昨年よりも25秒速かったです。それと右側の中ほどの上側、一般女子の部。優勝が法政高校の女子。総合順位で36位。矢吹町も3位になっておりますね。それから、シニアの部。50歳以上で組んでおりまして、優勝が三鷹市陸協B、総合でも27位です。それから、中学生男子の部、優勝が、1位が矢吹町C。これは総合でも第3位になっております。2位の三鷹二中のチームよりも2分の差をつけて入っております。それから、その下に中学生女子の部ですが、優勝が矢吹町で、総合でも17位で、こちらも2位の三鷹二中のAよりも3分38秒の大差をつけて入っております。ですから、ことしは矢吹町も、中学生のチームがレベルが非常に高かったということが言えます。以上で説明を終わります。


◯国体推進室長・国体推進担当課長・建設担当課長(荒川浩一君)  私からは資料の6、スポーツ祭東京2013リハーサル大会について御説明いたします。リハーサル大会でございますが、競技会の運営全般にわたり検証と習熟を図るとともに、スポーツ祭東京における市民の関心と参加意欲を高めるために、東京都及び競技団体と協力して開催するものでございます。通常、本大会の前年に開催され、三鷹市でも実施する正式競技の3競技につきましてリハーサル大会を開催いたしましたので、開催順に御説明いたします。
 まず、アーチェリー競技でございます。大会名は東京多摩CUPアーチェリー大会で、このリハーサル大会のために特別に開催された大会でございます。主催は東京都アーチェリー協会、三鷹市、三鷹市教育委員会、スポーツ祭東京2013三鷹市実行委員会。主管は東京都アーチェリー協会、後援は記載のとおりでございます。会期でございますが、平成24年7月15日、三連休の中日、日曜日に行われまして、会場は三鷹市大沢総合グラウンドの特設会場でございます。
 参加チームですが、関東甲1都7県で、東京都から複数チームが出場しておりまして、4種別あります中で各種別9チームずつ、合計36チーム参加しております。1チーム3名で構成されておりますので、参加選手は108人ということになります。なお、翌月8月に岐阜国体の出場権をかけて関東ブロック大会が開催されておりますけれども、本大会はその前哨戦的な位置づけとされておりまして、出場選手の多くが関東ブロック大会にも出場しておりまして、レベルの高い戦いが繰り広げられました。大会結果でございますが、2種別で優勝しました神奈川県が総合優勝となっております。参加した大会関係者につきましては、表に記載のとおりでございます。来場者、一般観覧者は200人ほどで、おおむね東京都アーチェリー協会傘下の各種の協会の方が来られておりました。
 次に、ソフトボール競技でございます。第64回全日本総合女子ソフトボール選手権大会をリハーサル大会として開催いたしました。この大会は、女子ソフトボール大会の中で最も歴史が古く、全国の地区予選を勝ち抜いたチームが日本一の座を争奪する大会でございます。主催は、公益財団法人日本ソフトボール協会。共催は、三鷹市、福生市、瑞穂町、あきる野市と各市町の教育委員会及び実行委員会でございます。主管は、東京都ソフトボール協会と各市町のソフトボール連盟でございます。後援は記載のとおりです。会期でございますけれども、全体会期が平成24年9月21日から23日までを予定しておりましたが、雨で1日順延しました関係で、24日までの会期となりました。三鷹市では9月の21、22日の2日間の開催でございました。会場は、三鷹市大沢総合グラウンドほか計4会場です。
 参加チームでございますが、全体で32チーム、三鷹市では8チームが出場し、1回戦4試合、2回戦2試合、準々決勝1試合の計7試合が行われております。大会の結果でございますけれども、優勝がルネサスエレクトロニクス高崎、準優勝がトヨタ自動車です。三鷹市で勝ち上がりました豊田自動織機は準決勝でルネサスに惜敗いたしまして第3位、またHondaも第3位となっております。大会関係者につきましては記載のとおりで、一般観覧者は2日間で850人ほどでございました。その他といたしまして、1日目、三鷹の会場、降雨などもありまして、試合の進行がおくれ、また会場にナイター設備がないということから、第4試合の開始時間を繰り上げまして、グラウンド内に設けられました練習会場兼予備球場で並行して試合を行いました。
 最後にサッカー競技でございます。第48回全国社会人サッカー選手権大会をリハーサル大会として開催いたしました。この大会を勝ち上がった上位チームには、全国地域サッカーリーグ決勝大会の出場権が与えられるため、JリーグやJFLを目指すチームにとっての登竜門になっている大会でございます。主催は、公益財団法人日本サッカー協会、一般財団法人全国社会人サッカー連盟、それから文京区、北区、八王子市、三鷹市、府中市、調布市、町田市、清瀬市、多摩市、日の出町。全部で10の区市町と、またそれぞれの教育委員会、それから実行委員会でございます。主管は、公益財団法人東京都サッカー協会と東京都社会人サッカー連盟でございます。後援につきましては、記載のとおりです。会期でございますが、全体会期が平成24年の10月13日から10月17日まで、三鷹市では10月13日の1日のみの開催でございました。会場でございますが、決勝が味の素スタジアムで行われましたほか、三鷹市大沢グラウンドサッカー・ラグビー場など、計9会場で行われております。
 参加チーム数は32チームで、三鷹市には4チームが出場し、1回戦の2試合が行われております。結果は、優勝が、東京都の代表のチームが優勝しまして、FC KOREA、準優勝が福島ユナイテッドFC、第3位がファジアーノ岡山ネクスト。いずれのチームにつきましても、先週11月16日から開催されております、第36回全国地域サッカーリーグ決勝大会に出場しております。大会関係者につきましては記載のとおりでございまして、一般観覧者は計250人ほどでございました。
 その他でございますけれども、三鷹市赤十字奉仕団様の御協力をいただきまして、選手や一般観覧者などへ豚汁の振る舞いを行ったところでございます。また、記載はございませんけれども、3競技共通になりますが、企業協賛によりまして、飲料水や菓子パンをいただいておりまして、こちらを選手、一般観覧者、また競技補助員の高校生などにも提供いたしまして、喜ばれておりました。
 以上が、今年度開催されましたスポーツ祭のリハーサル大会の概要でございます。今後、競技団体と課題の検証を行うとともに、実行委員会に設置されております専門委員会で、今年度の4月に策定いたしましたスポーツ祭東京2013三鷹市開催総合実施計画書の内容の検証を行いながら、本国体開催に向けて改訂を行っていく予定でございます。国体の関係は以上でございます。


◯委員長(宍戸治重君)  教育委員会側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(石原 恒君)  こんにちは。よろしくお願いします。資料1から順に御質問いたします。給食の調理業務委託ですが、最初は18社応募したということですが、三鷹市では3社、東洋食品ほかあと2社委託しておりますが、そのうちこの名前が出ていない大新東ヒューマンサービスという会社は、この18社に含んでいますでしょうか。もう一つは、東洋食品さんが選ばれたわけですが、次点となる業者さんとのポイント差、全体の何点の中で何点差が出たかという、その辺の評価を確認したいと思います。あと、保護者への説明会はいつごろ予定していますでしょうか。これが資料1についての御質問になります。
 資料2です。前回もこれ、御説明いただきまして、追加の分があったということですが、昨年から放射能による、汚染による給食の検査を行っておりますが、去年とことし、またことしも半年たった今日、保護者の関心度、この給食に対する関心度はどのように変化しているかというふうに教育委員会としては捉えていらっしゃるか、お聞きしたいと思います。
 資料3です。不登校の状況がグラフで表示されてよくわかるようになっています。数字だけ見ると、中身がちょっとなかなかつかめないところですが、例えば平成22年45件から、ことし平成23年が39件ということですが、その45件のうち39件に減ったのか、もっと減って新たにふえたのか、それの関係をちょっとお聞きしたいなと思います。あと39件、昨年度あったということですが、この39件の方々、その児童・生徒がどこにいらっしゃるのか。保護者の方が一緒に自宅にいらっしゃる御家庭なのか、また1人でいるのか、その辺はどのようにつかんでいるかお聞きしたいなと思います。これも、暴力行為もちょっと似たような質問になってしまいますけれども、昨年、中学校が、対教師暴力が7件で生徒間暴力が6件で、平成23年度が対教師暴力が5件ということで、平成22年度に起こした方が、平成23年度にまた起こしたことがあるのか、その辺をお聞きしたいと思います。
 資料4についてお伺いします。この資料は、私も委員になりまして2度目の資料を見させていただきましたけれども、この資料は、保護者の方が見ることができる資料でしょうか。といいますのは、要は自分の子どもがどういう位置にあるのかと見るのにはすごく便利な表かなと思います。単純にこれが我々委員だけが見て、全国と三鷹と見るだけではちょっと、ああ、そうかという感じがしてですね、やはり保護者が見て自分の子が、ああ、ちょっと全国平均とどうなのかなという、そういった資料としてはすごくいいと思いますけれども、この扱いについてお伺いしたいと思います。それとあと、自分の子どもがとった点数ですね、記録ですね、それは多分出ていると思うんですけれども、それがちゃんと渡されて、これが見比べることができるような資料になっているかということをお伺いしたいと思います。
 資料5です。私、当日開会式ちょっと出られなかったんですけれども、4区のところで一応走っている姿を見まして、ちょっとスタート時点にはいませんでしたけれども、皆さん頑張って走ったりしている姿は拝見いたしました。ポスターについてちょっと1つだけ。例年同じようなポスターが、タッタカくんのポスターがあるんですけれども、過去のポスターを見ると、子どもたちが入っていたりとか、家族で写真を撮っていたりとか、そういった構成になっているんですね。今回タッタカくんがどかんと出ていると。何かその辺の構成は、何かこういうふうなキャラクターだけにした理由は何かあるのか、その準備ができなかったのか、その辺の、細かいですけれども、お尋ねしたいと思います。
 それで、次の2ページ目にありますけれども、これの表ももうちょっと工夫していただくとすごくいいものになるなと思うので、提案させていただきたいと思います。昨年の順位ですね、それも載せていただいたりとかすると、ああ、やっぱりこういう方々が強いんだなというふうに思いますので、ちょっとその辺を御検討いただければと思います。
 あと、この駅伝についてちょっとお尋ねしたいのは、申込チーム、これはエントリーは多分、これは制限、抽せんで決められたマックスの人数だと思うんですけれども、申込チームが何チームあって、そのうち、多分200チームが選ばれたと思うんですが、新規で申し込まれたチームが残っていたかということをお伺いしたいなと。あと、抽せんになると思うんですが、その抽せんは公開での抽せんなのかどうかということをお願いします。
 資料6です。アーチェリーの大会を私も拝見させていただいて、すごく強風の中でやられている姿、本当に大変だったなというふうに思います。アーチェリーは私もルールがよくわかってなくて、ぜひ多くの方に見ていただきたいんですけれども、何かルールブックなんかがあるとよかったかなと思います。その辺は、ぜひ本大会に準備いただきたいなというところでございます。それであと、これもちょっとお金がかかる話なんで難しいかと思うんですが、双眼鏡で見て、ああ、何点だというふうに確認したんですけれども、何かそれをテレビ画面で見れると、全体と比較して、ああ、わかりやすかったなという感じがするんですが、その辺の設備がしっかりしないとできないんですけれども、その辺のお考えとかあればよろしくお願いします。以上です。


◯学務課長(内野時男君)  それでは、資料1と資料2についての御質問について順次お答えいたしたいと思います。まず資料1の第二中学校の学校給食調理業務委託の事業者のことでございます。今回18社応募がありましたけれども、大新東ヒューマンサービスは、今回応募ございませんでした。なお、大新東ヒューマンサービスは、昨年まで第五中学校と東台小学校を受託しておりましたけれども、5年が経過しましたので見直しました、業者を。その結果、今現在は第五中学校と東台小学校は、株式会社メフォスが請け負っております。それから2番目に、今回、東洋食品と次点の差でございます。100点満点で、今回、東洋食品は71点でございました。非常に僅差で3点差で、次点のところとは3点差でございました。それから、保護者への説明会でございます。これは既に7月の2日に実施しております。6月の本委員会の折にも御説明させていただいたとおりでございます。
 続きまして、資料2についてでございます。食品──給食も含め、食品に関する保護者の方の関心度をどう捉えているかということだと思いますけれども、最近の、例えばお米なども福島県などでも全袋検査などということで、検査体制も大分充実してまいりまして、また公表されている検査結果からも、最近ではほとんど検出されていないというようなこともあると思いまして、大部分の方は冷静に受けとめてくれているのではないかと思っています。ただし、今でもやはり敏感に感じていらっしゃる保護者がいるということは確かでございますので、今後もできる限り検査のほうは続けていきたいなというふうに思っております。私のほうからは以上です。


◯指導課長(松野泰一君)  資料3、資料4の御質問についてお答えいたします。まず資料3の不登校の推移の状況でございます。平成22年度、平成23年度、45人から39人になっておりますが、この不登校の数というのが、その年度内に30日以上欠席をした児童・生徒ということで定義されておりますので、3月31日の時点で、もうそれを解消して来ている生徒・児童も入っているんですね。つまり、この45人から39人になるに当たって、6人の子どもが出てきたということではないわけです。毎年毎年その中で、年度の中で復帰をしたり、また新たに不登校に入ったりということが入れかわり出てくるわけです。ですので、全般的な傾向としては、小学校の子どもは余り引きずらない。ただ、中学校になると継続してということが多いということはありますけれども、一方でその35人のうち、既に15人が学校に復帰しているという、学校復帰率も高まっていますので、毎年毎年そういう傾向が、ある子は不登校に入り、また復帰するというような状況でございます。
 それから、家で何をしているかということを、個別の案件なのでさまざまございますけれども、これも小学校については、やはり母子分離不安が大きいというような傾向がありますので、家で親子でいるというようなことが多いかと思います。一件一件当たっていけば、もちろん1人でいるという子もいるんだと思いますけれども、今ちょっとそこのデータは持ち合わせておりません。
 それから、暴力行為については、平成22年度、平成23年度引き続きという件は、この中で1件だけございます。そのお子さんは2年生のときにも3年生のときにもということで1件ずつ起こしているわけですが、それ以外は特に継続事案ではございません。
 それから、資料の4でございます。この体力・運動能力調査につきましては、この表そのものを保護者が見るということはありませんけれども、各学校で子どもたちに対して個票、児童・生徒の個別の成績表を返しています。これはその子の各種目の成績、そしてその学校の成績、都の成績というものが一覧になって1人1枚ずつ、あなたの成績はこういう成績でしたということで返却をしておりますので、各御家庭では、それをごらんになって、お子さんのデータと、それから都全体のデータ、市のデータ、それを比べてどこが十分か、どこが十分でないかということを比較することができるようになっております。以上です。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設推進室長(岡崎安隆君)  まずポスターにつきましては、確かに数年前までは図柄が、家族とかチーム名が載っておりました。このポスターの図柄につきましては実行委員会で決定しておりまして、当初はタッタカくんというのは、マスコットキャラクターなんですが、当初はこれを前面に出して行っていたんですが、最近このタッタカくんの存在も薄れてきておりますので、ここのところでやはり全面的に出そうということで、このタッタカくんを中心に、ちょっと覚えていただくということで出しております。
 それから、順位表ですが、毎回昨年のチームも出ているとも限りませんし、また紙面に限りもありますから、余りここで昨年の順位とかタイムを入れてしまうとかえって見にくくなるのかなと思いまして、なるべく簡潔にという、1枚のこの中でおさめるためにこんな形になってしまいました。
 それから、抽せん方法なんですが、これにつきましては、抽せんのメンバーは実行委員長、副実行委員長、あと審判長ですね、来て行っております。まず今回は222チーム応募がありまして、この部門別の申し込みにつきまして、ちょっと今、手元に資料がないからお答えできませんが、まず抽せんに当たりまして、これは応募資格は1事業所3チーム以内となっておりまして、これは4チーム、5チーム持ち込んでくる方もいらっしゃるんですね。ですから、そこのところをまず抜いて、その中から、余った中から皆さん方に引いていただくという形になっております。あと、初めての参加チームがどれぐらいいたかというのは、ちょっとこちらも手元に資料がないので、申しわけございませんがお答えできません。以上でございます。


◯国体推進室長・国体推進担当課長・建設担当課長(荒川浩一君)  アーチェリーのようなマイナー競技というか、難しいルールの競技について、ルールブックのようなものがあるといいという御指摘でございます。来年度の予算につきましては、今、企画部のほうと調整しているところですので、ちょっとはっきりとは申し上げられないんですけれども、三鷹市の開催競技の見どころを記載したようなプログラムのようなものをつくっていきたいというふうに考えておりますので、その中に簡単なルール説明を入れていければというふうに思います。
 それから、テレビ画面を会場内にということなんですけれども、こちら、過去の国体の例を見てみますと、会場の中に大画面のオーロラビジョンを設置しまして、そこにテレビカメラもつけまして、選手の様子ですとか、的のどこに当たったかとか、スコアですね、そうしたものを映しておりますので、そうしたものも先催県と同様の対応を図っていきたいというふうに考えておりますけれども、かなりですね、経費がかかることですので、そういうことでございます。


◯委員(石原 恒君)  御丁寧な御説明ありがとうございます。よくわかりました。本当にありがとうございます。
 1点だけちょっと。資料4で、これも提案なんですけれども、保護者には配られないということですけれども、ちょうど2ページ目のところは、こういうまとめ方をするのはすごくいいなと思います。そこでやっぱり思うのは、10年前の同じ世代とどうなのかとか、何かそういった比較があるとまたね、やっぱり落ちているなとか、そういった比較ができるなと思うんですね。もうちょっと過去からやっていらっしゃるので、そういったデータは蓄積されていると思うので、やっぱりそういう視点のものもちょっと検討いただければと思いますので、またその辺で御答弁があればお願いいたします。


◯指導課長(松野泰一君)  御提案を受けとめて、またそういう比較も、市全体としてはしてみたいと考えておりますが、まずスポーツテストそのものが始まったのが昨年度からということと、それ以前に行われていた、私たちがやっていた運動能力テストってもっと違う種目だったんですね。例えば、立位体前屈とか、踏み台昇降とかされたことがある御経験があると思うんですけれども、ああいう種目は今は全くなくなっているので、新しい運動能力の調査のデータで比較していかなければいけないということもございますが、またその経年変化については、今後積み重ねていく中で、その推移を確認した上で課題を発見してまいりたいと思っております。


◯委員(吉沼徳人君)  よろしくお願いいたします。最初に資料1のところで、第二中学校がまた東洋食品さんが入ったんですけれども、それに二小と井口小学校もそうということで、学園ごとに業者をある程度まとめていこうというような考えがあるのかどうかというようなことを、ちょっとお尋ねをしたいと思います。
 それと資料の4の部分なんですけれども、確かに相当全国から見ても大分落ちているところがあって、昨年よりは小学生にしても落ちているところが、昨年は25だったのが23になったり、小学生の女子についても23が22に減ったり多少改善はあるんですけれども、昨年私、お願いをちょっとしたと思うんですけれども、緑と公園課において、今ほとんどの公園が球技が禁止ということになっておりますけれども、例えば子どもたちが帰ってくる3時以降には球技ができるようなことをちょっとお話ししていただけませんかというようなことを言ったんですけれども、どのようなお話をしていただけて、どんな御回答があったのかということを1つお聞きしたいということ。
 あと、ここの右側の下に、小学生と中学生の傾向がいろいろ書いてあるんですけれども、私が見たところでは、小学校1年生が非常に体力が落ちて低いというのが見えるんですけれども、これは保育園とか、あるいは幼稚園等ともちょっと御相談をしてお話をしていただいて、そちらのほうからしないと、1年生の段階ではもう入ってきてすぐですので、学校で云々ということは難しいと思うので、何かそのような連携というのはとれないのだろうかというのを1つお尋ねをしたいと思います。
 それと資料の5の市民駅伝なんですけれども、見せていただきまして、222チームが申し込みがあって、200チームが出場できるということで、196チームで、4チームが棄権をしたんですけれども、これは例えば、前日棄権とかそういう事前にわかれば、例えば200チーム出してあげたほうがいいなと思うんですけれども、何か例えばキャプテン会議等のときに、補欠チームをとっているので、できれば棄権がわかった時点で連絡が欲しいとかということで、恐らく皆さん出たいから申し込みをしているんだと思うので、その辺の配慮というのはできないのでしょうかということが1つ。それとあと、先ほど石原委員が前年度の成績というようなことをお話があったんですけれども、たしかことしのプログラムには、以前ですと過去の優勝チームとか、タイムがたしか入っていたような気がするんですよ。あと、ちょっとことしのプログラム、ちょっと寂しい感じだったかなというような、つくり方もしたものですから、お金のかかる話ですけれども、その辺のところをひとつどんなものだろうかということは、お尋ねをしてみたいと。
 それとあと、私、わからないのでちょっと教えていただきたいのは、アーチェリーの会場のことなんですけれども、リハーサル大会は見せていただいたんですけれども、あれと同じような施設でやられるんでしょうか。それとも何か違った格好で、その当日だけしかお使いにならない施設なんですけれども、その辺をちょっとお尋ねしたいと思います。以上でございます。


◯学務課長(内野時男君)  資料1について、学校給食の調理業務委託、学園ごとにまとめる考えがあるのかということでございます。確かに平成19年度に一番最初に委託を始めた当初、4校行いました。そのとき一中と南浦小学校、それから五中と東台小学校ということで、2校ずつに分けて業者を募集しましたので、そういう意味では当初は学園単位で業者を、そのときには募集したという経過がございます。近くでお互いやっていますと、何か急な従業員の休みがあったときの対応などもなかなかしやすいという面があると思います。ただその後、応募業者を見てみますと、既に東京都内で実績のある業者ばかりでございまして、特に都内のほうは委託化がかなり進んでおりまして、近隣の世田谷ですとか杉並などでもかなり請け負っているところがありまして、必ずしもそれにこだわらなくても、給食の運営自体には支障はないということがわかってきております。ただし、さっき言ったように、より近いところにあれば、それはそれでそれにこしたことはないというふうに思っていますけれども、特別学園単位で同じ業者でなければならないというふうなことでは、今現在は考えていないというところでございます。


◯総務課長(伊藤幸寛君)  公園での球技についてですけれども、緑と公園課とも話をしまして、公園の現状なんですけれども、やはり公園では迷惑行為の禁止ということで、キャッチボールとかそういったものが、全く球技が禁止というよりは、小さなお子さんとお父さんが本当にやわらかいボールでボール投げをするような、そこまで禁止していることではありませんけれども、やはり小学生、まあ、中学生、小学生が本当にキャッチボールを本気でやっているようなときに、周りに迷惑がかかるという、こういう苦情が多いのも実態でございまして、そうした中で、なかなか球技が自由にできるような公園というのは難しいわけですけれども、やはり委員さん御指摘のように、体力の向上も含めて、昔のようなわけにはいきませんけれども、やはり少しそうした球技ができるような公園という要望もありますので、そうしたところも含めて、継続して協議をしていきたいと思っております。以上です。


◯指導課長(松野泰一君)  もう1点、1年生の運動能力がちょっと劣っているというような御指摘をいただきました。この御指摘、全くそのとおりでございまして、昨年度、平成23年度の調査でも、1年生の数値がやはりちょっと低いと。ただ、その子たちが2年生になってどうかというと、上がっているんですね。ところが、やっぱり1年生はまたことしも低かったということで、これはやはり幼児段階での運動への取り組む姿勢、あるいは意欲、そういったものについて課題があるだろうということが今年度の調査で見えてまいりましたので、今後、幼・保・小の連絡会等ございます中で、各学校、その学校によって1年生が高いところもあるので一概には言えないんですが、その学校の運動能力の課題についても話し合い、幼児の段階から運動に親しむ態度を育てていくような取り組みができないかということを検討してまいりたいと思います。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設推進室長(岡崎安隆君)  当日の棄権チームにつきましてということですが、今回も4チーム棄権されました。これは当日、メンバーが集まらなかったというようなこと、いわゆるドタキャンなんです。それで事前にこれがもしわかって、ほかのチームの代走ができないかということですが、うちのほうとしましても、この参加チームにつきましては、事前に当日すぐに記録表が出るように、チーム名をすべてパソコンに打ち込んだり、あとたすきにICチップが今ついておりまして、それの関係で、もうチーム名も既に事前の準備で入れておりますので、ここからまた新しいチームが入るとなるといろいろと準備が難しくなるとともに、やはり参加チームも急に言われても、なかなか心の準備とか、また4名集まるかどうかということもありますので、ちょっとこれはなかなか難しいのかなというように思っております。
 それと大会のプログラムですが、昨年は第20回大会の記念大会ということで、いろいろと歴代のポスターを載せたり、あとは優勝タイムを載せたり、あと感想、チームの感想などを載せて、非常に昨年度はちょっと分厚く丁寧にやっておりまして、ことしは通常に戻ったという形で。ただ、昨年の優勝、上位のチームにつきましては、ことしもプログラムのほうには掲載してございますので。ということでございます。


◯国体推進室長・国体推進担当課長・建設担当課長(荒川浩一君)  アーチェリーの会場についての御質問がございました。基本的には、ごらんいただきましたリハーサル大会と同じような配置になる予定でございます。ただ、観客席、今回、御用意しておりませんでしたので、選手が打つ、打っていた場所があるかと思うんですけれども、そこの後ろ側、西の方角になりますけれども、そちらに仮設の観客席を設けたいというふうに考えております。このほか競技本部などは、プレハブでつくりたいというふうに考えています。大会期間が、ソフトボールをやりまして、3日あけてアーチェリー競技というふうになる、そういった日程になっておりますので、観客席などは両方共通で使えるように工夫していきたいというふうに考えております。以上です。


◯委員(吉沼徳人君)  どうもありがとうございました。学校の給食については、今はもう学園単位では考えていらっしゃらないということで、プロポーザルのいいところをとるということで理解できますけれども、確かに学園内、近くでいれば、例えば緊急に何かがあったとき、人員の配置や何かも楽かと思いますけれども、その辺も業者さんとのお話し合いもあると思いますけれども、よろしくお願いをしたいと思います。やっぱりいい業者が入ったほうがいいと思いますので、その辺はよろしくお願いいたします。
 あと、キャッチボールができる公園の話なんですけれども、やっぱり子どもたちも学校の授業だけで体力というのはなかなか、我々も子どものころそうだったんですけれども、野山を駆け回るというか、天文台、基督教大学で遊んで体力をつけていたものですから、そういう子どもたちが自由に遊べるような施設が欲しい。小さなお子さんたちは、やっぱりできればある程度時間を決めて、午前中から3時ごろまで、子どもたちが今、帰ってくる時間遅いんですけどね、水曜日以外はね、子どもたちがね。ですから、水曜日ぐらいは、例えばどこか開放してもらえるような、キャッチボールができるような場所を設定できるようなことはできないのかどうか、ちょっともう一度御相談を願いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 あと、駅伝のほうにつきましては、確かにドタキャンですと、申し込みはしてあっても練習していないとできないということはよくわかりますし、ICチップが入っているということですので、これもあれですけど。もし毎年毎年四、五チームがキャンセルするようなことがあるのであれば、ある程度2つ3つ余計にとっておくという方法もあるかと思うんですけれども、その辺もちょっと御検討いただければ。できるだけたくさんの方が参加することが望ましいと思いますので、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。
 あとアーチェリーのほうはよく理解できました。できるだけソフトボールと両方共通で使える観客席をつくっていただくとか、壊してしまうものですので、1回で。できるだけ経済的にできるような方法を考えていただきたいと思います。以上でございます。ありがとうございます。


◯委員長(宍戸治重君)  次の方。


◯委員(渥美典尚君)  お願いいたします。給食委託について、1点だけお聞きいたします。東洋食品さんに決まったということでありますが、この東洋食品さんが市内においても何校目かというところになっております。この1社に何校かまとめて出すというのは、市からしてもメリットがあるでしょうし、業者からしても、仕入れなんかのメリットが非常にあると思うんですね。逆にデメリットという面もあるかとは思うんですけれども、そのメリット・デメリットの考え方をまずお伺いしたいと思います。それと同じ会社が何校も継続してやるということは、いわゆる自助努力というんでしょうかね、自分でもっといい給食をやってつくっていこうという意識に、将来的に欠けてくるのかなという懸念もあるんですが、そのあたりの考えを聞かせていただきたいと思います。ですから、質問は2点でしょうか。お願いいたします。


◯学務課長(内野時男君)  今回東洋食品に決まりまして、東洋食品、三鷹でこれで7校目になります。確かにちょっと東洋食品が今一番多いわけです。メリットとしては、先ほど言いましたように、三鷹市内に幾つか請け負っているということで、より何か突発なものがあったときの従業員の配置などにはすごくメリットがあります。それから、三鷹の中にも、いわゆる予備要員というものを学校に配置することができますので、より柔軟に対応できるというようなことも、実際にはメリットとしてあると思います。片や、やはりデメリットとしては、何か事故があった場合、そのときには少し同じ業者でずっと請け負っていると、少しそういうときにその業者が、例えば重大な事故を起こしたときなどには、ほかの学校についてもちょっと考えなければいけないというようなことになりまして、その辺の少し何ていうんでしょう、デメリットはあるのかなと思います。その意味でも、これは何とも言えませんけれども、今後また選定するときには、より厳しく今後もずっと選定の方法なども改善しながら行っていきたいなというふうに思っております。
 あと、余り委託校が多くなると自助努力が足りなくなるのではないかということですけれども、幸い今はそういうことはなくて、かえって三鷹のほかの市内で、今、従事しているチーフですとかサブチーフが成長しまして、今後、受託するところなどにも、三鷹のよく事情を知った従事者が新たにサブチーフ、チーフなどで配置されるということで、今のところは非常に三鷹のよく事情がわかっていただいているというふうなことでのメリットはありますけれども、今それによって何か少しマンネリ化するとか、そういうようなことは現在のところはないというところがあります。委託の設置校には学校給食の運営協議会という業者も交えて、それから保護者も交えて運営状況の改善に向けた話し合いをするところもありますので、そういうようなところも活用して、ずっとマンネリ化しないようにしていきたいというふうに思っております。


◯委員(渥美典尚君)  ありがとうございました。よくわかりました。我々の会派では、指定管理業者、委託業者に関しては、しっかりとインセンティブに配慮して、利益を上げていただくところには利益を上げていただいて、従業員にしっかりと配分していただくというところを常々申し上げております。そういった意味で、委託校が多くなれば、スケールメリットとしてのインセンティブが働いて、業者も有利になるのかなというふうに考えております。それがひいては従業員の働く幸せにもつながります。そういった面も含めて考えて、今後もバランスいい委託を選定していっていただけるようにお願いいたします。ありがとうございます。


◯委員(川原純子さん)  それでは、児童・生徒の問題行動等の実態についてお聞きいたします。まず、暴力行為のこの状況なんですけれども、中学生の、中学3年での割合が多いということですが、これは件数でなっていますけれども、例えば1人の生徒が2回とか複数暴力行為をした場合には、これは2となるのか、それともこれは人数でいっているのか。件数ではなってはいるんですけれども、その状況と、あとこれは男女比というか、男子なのか女子なのか、その割合を聞きたいのと、それからあと、必ずやはり暴力行為があるということは原因、結果だと思うんですけれども、それに対しての原因というのはどんなことでのことなのか。それであと、この解決策というのは、解決の方向に向かっているのかどうか。また、解決されているのか、その点をお聞きしたいと思います。
 それからあと、こちらの資料3の右端のいじめの態様でございますけれども、ちょっと小学生のところで、嫌なこと恥ずかしいこと、危険なことをされる、させられるというので1がありました。ちょっとこれが気になっているんですけれども、どのようなことだったのかお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。あと、何年生だったのかも教えてください。


◯指導課長(松野泰一君)  まず暴力行為でございますが、この件数は7件ということでございますが、その7件を起こした生徒の人数が5名、1名、1名ということになっております。その5名のうち1人で、例えば2人や3人の教師に対して暴力を働いた者もおります。ですので、これはあくまでも人数ということで数えていただきたいと思います。男女比でございますが、全て男子でございます。
 それから、原因ですけれども、基本的には教員の指導について、何か不満を申し述べた、あるいは態度で示した。注意をしたところ、むかついた、キレたということでたたいたり蹴ったりするというような状況が多く報告されているところです。もちろんこういった原因について、規範意識という面や、あるいは学習規律という面、それをきちんと守った上で生活をするようにという、全体的な指導。それとともに、個別にその子に対してはスクールカウンセラー、あるいは担任、管理職、保健の教員、そういったことがかかわった上で、一人一人事情を聞き取った上で対応しているというような状況でございます。
 それから、もう1件、嫌なことをされたということでございますけれども、これは小学校で4年生の児童が、学校内のトイレでちょっとズボンを引っ張られて脱がされそうになったり、トイレの個室にちょっと閉じ込められてしまったとか、そういうことでございまして、これは学年の教諭が見つけてすぐに指導をしていたところです。これは非常に重大な事案だというふうに考えておりまして、こういったことも含めて、子どもたちが相手の嫌がる行為をしないようにというようなことを、引き続き学校で指導しているところでございます。以上です。


◯委員(川原純子さん)  ありがとうございました。本当にやはり中学3年生となると、受験のことですとか、さまざまあると思います。いつの時代でもそういったことは多少なりともあるんですけれども、やはりそこの教師と生徒間の間というものが円滑にいくように、また御指導のほどよろしくお願い申し上げます。以上です。


◯委員(森  徹君)  それでは、何点か、3時近づいていますので、幾つか速やかに質問させていただきたいと思うんですけれども。この東洋食品、学校給食の食材ですね。給食ですが、これはかなり昔からこの事業を展開しているということがわかりますし、従業員数が7,100人ということしの4月、5月現在ですか、こういうふうに発表されていますけれども、この7,100人という、正社員と契約社員というんでしょうか、パート、これはどのぐらいの割合であるんでしょうか。また、この選定の基準の中でも、法人の経営が安定しているというふうに書かれておりますけれども、ここでの契約社員の方の平均賃金というのはどのぐらいなんでしょうか。これがわかっていれば、お聞かせいただきたいというように思います。
 それから、学校給食の食材の検査事業のところで、全て測定下限値未満というふうになっております。これが、具体的な数字が、未満なんですけれども、実際にはどうだったのかという数字がわかれば、これもお聞かせください。具体的な数値ですね。
 それから、3点目。今の教師への暴力行為の問題、質問がありましたけれども、現象面として、先生の指導とか、そういうのにキレたというようなことですけれども、そういうふうに見ると、なかなか教師の指導の問題がというふうに捉える面も1つの側面かもしれませんけれども、しかし、そういうキレるというその背景ですね。これをどのように見ているのか、分析といいましょうか、分析というまでも、そういう背景ですね。そのお子さんのどういうことがそういう子どもの行為としてあらわれているのか。そこにやはり一歩踏み込んでいくということが必要だろうと思います。そして、その対応として、今、具体的にやられていることがあれば、そのことも含めてお答えいただければというふうに思います。以上です。


◯学務課長(内野時男君)  まず、東洋食品の正社員と契約社員の数でございますけれども、今、ちょっと手元、もう一度確認してみますので、後ほどまた答えさせていただきます。
 それから、平均賃金ということですけれども、これは契約社員でしょうか。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 契約社員は、時給単価でやっておりますけれども、大体どこの事業者も900円から920円ぐらいの間でやっているというところが多くなっております。東洋食品もその範囲に入っております。
 それから、食材の測定レベルでございますけれども、東京都のほうで実施している検査でございますけれども、これは1キログラム当たり25ベクレルが測定下限値になっておりまして、三鷹が実施したものの中では全てこれの下限値を下回っておりますので、測定、今、数値が出ていないという状況でございます。細かい検査でも、要するに、ゼロということでしょうか、そんなようなことになっております。それから、今回、国のほうで実施するほうは、測定下限値が1桁だそうでございます。5ベクレル以下の下限値で実施するというふうに聞いております。私のほうからは以上でございます。


◯指導課長(松野泰一君)  暴力行為についての御質問をいただきました。子どもたちがそのようにキレてしまったりする背景としては、やはり先ほどもお話ししたように、規範意識の欠如、あるいは耐性、我慢する力がなくなってきているというような状況が、全般として傾向があると思います。ただ、それ以外にも、やはり特別支援が必要な生徒さんというのもこの中に何人もおりまして、衝動性が高い。そのために、何らか手出しがある、そういうようなこともふえてきております。対応といたしましては、一人一人のニーズに合った心に寄り添う細かな指導ということとともに、規範意識、あるいは学校内でのルールを守るということ。生活指導上、これはどの教員も同様に対応していくということが必要だと思っております。1人の先生は、これは見逃している、でもこの先生は見逃さないということになると、そちらにまた不満が行ってしまいますので、私ども各学校に生活指導上、こういった指導をする際には、どの先生も見逃さない、どの先生もあきらめない、どの先生も人によらない指導をしてほしいと、そのようにお願いをし、対応に当たっていただいているところでございます。以上です。


◯学務課長(内野時男君)  先ほど失礼いたしました。東洋食品の正社員とパートの人員の内訳でございます。正職員のほうは、お手元の資料にあるとおり2,772人でございます。うち調理師の免許を持っている者が1,809人ということになっております。そのほかに非正規社員、パートですね、こちらのほうが4,503人というふうになっております。うち調理師免許を持っている者が319人というふうな内訳になっております。以上でございます。


◯委員(森  徹君)  ありがとうございました。いじめの問題──いじめの問題というか、先生に対する暴力行為ですね。私もこの前の議会で質問させてもらいましたけれども、やはり規範意識だけでこの問題考えるというのは、やはり、不十分かなと。きょうは時間がありませんから、そういうふうに述べておきますけれども。例えば、大津の皇子山中学校ですか、あそこのいじめの自殺の問題でも、あそこは道徳教育のやる規範意識のモデル校として、実際にそういうことが文科省のモデル校ということでやってきた中で、ああいう非常に不幸な事件が起きているわけですから、規範意識だけという点では、ちょっとこの対応としては十分ではないのかなということを申し上げておきたいというふうに思います。
 それから、ちょっと私も十分に理解できていないのかもしれませんけれども、結局測定下限値以下、25、これは測定器自身が、その25以下は数値としてもあらわれない、そういう測定器なのか。したがって、その下は、例えば24.5でもゼロというふうになっちゃうのかという理解でよろしいんでしょうか。
 それから、あとこの学校給食の調理委託業務ですけれども、この東洋食品ですか、ここ、7校なったということですけれども、昨年の、これは第四小学校の委託業務のときに、ここでも東洋食品になっていますよね。そうしますと、これでいうと、いわゆる第一中学校関係、ここが全て東洋食品。今度の中身でいくと第二中学校ですか、ここも全て東洋食品という点では、学園的にいうと、にしみたか学園と連雀学園ですか、ここが全て東洋食品ということでなっているんですけれども、そういうことでよろしいんでしょうか。


◯学務課長(内野時男君)  今、測定下限値というのは、これは東京都のほうからは、機械の測定の限界値というふうに説明を受けておりますので、それ以下については測定ができないというふうに考えてよろしいのではないかと思っております。
 それから、東洋食品、先ほど三鷹市内7校と言いましたけれども、今、委員がおっしゃったとおり、連雀学園の4校とにしみたか学園の今度の二中を含めて3校で、合わせて7校ということになります。


◯委員長(宍戸治重君)  ほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、以上で教育委員会報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午後3時03分 休憩



                  午後3時04分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、12月定例会の会期中に開催することとし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 続きまして、その他でございますが、何かありますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。
                  午後3時05分 散会