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2012/05/16 平成24年文教委員会本文

                  午前9時30分 開議
◯委員長(宍戸治重君)  ただいまから文教委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩



                  午前9時31分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、行政視察、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時32分 休憩



                  午前9時33分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
 教育委員会報告、本件を議題といたします。本件に対する市側の説明を求めます。よろしくお願いします。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(高部明夫君)  おはようございます。本日教育委員会として行政報告いたしますのは2点ございまして、1点目は、東京都及び国が実施します市区町村の学校給食食材の検査事業の取り組みについて御報告いたします。もう一点目は、スポーツ祭東京2013三鷹市開催総合実施計画書が固まりましたので、その概要について御説明したいということでございます。
 資料に基づきまして、それぞれ担当の方から御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。


◯学務課長(内野時男君)  おはようございます。それでは、私からは、最初の資料1、東京都及び国が実施する市区町村の学校給食食材の検査事業ということで御説明いたします。
 (1)、(2)とあります。まず、お手元の資料、一覧表になっております横長のA4のものですね。(1)が、こちらの方が東京都が独自に行う「安全・安心のための学校給食環境整備事業」概要ということでございます。(2)の方が、国から東京都が委託を受けて行うものですね。こちら、対比できるような表になっておりますけれども、まず(1)の方から簡単に説明させていただきます。
 こちらの方は、実施主体はですね、東京都が独自に検査機器を購入・設置し実施するもので、検査機器の方は平成23年度末に文部科学省の補助の制度を活用して購入したということでございます。合計で7台購入しているということでございます。また後の方で機器などについては説明いたします。
 事業の内容ですけれども、こちらの方は給食提供前の食材を前日までに検査を行うということで、その検査結果は検査の当日にですね、市に連絡されるというものでございます。
 その実施の方法ですけれども、希望がある東京都の全市区町村の全公立小・中学校。三鷹などは自校方式でやっておりますので全22校、ここが1カ所ということになりますけれども、共同調理場、いわゆるセンター方式でやっているところは、ここが1カ所ということになります。こちらの方を対象に行うということです。新聞報道などによりますと、今のところ26市区町村が参加の希望を出しているということでございます。1校──センターの場合もありますけれども、当たり年3回、簡単に言いますと1学期に1回程度行うということでございます。検査の食材、検体ですね、これは1校当たり4検体を上限。実施日時の方は東京都から指定してきますけれども、三鷹市は恐らく6月の予定になるのではないかと思っております。
 4番目の検査方法ですけれども、検査機器についてはヨウ化ナトリウムシンチレーションスペクトロメーターによるスクリーニング検査、測定の下限値が25ベクレル・パー・キログラムということになっております。市の方は食材を下処理した後に検査会場に持ち込むということで、検査会場は立川にあります東京都多摩教育センター。区部の方は神楽坂の方にある庁舎というふうに聞いております。立川の方に3台、区部の方が4台だそうでございます。なおですね、この事前のスクリーニング検査で50ベクレル・パー・キログラムを超えた場合には、都がさらに精密な機械のゲルマニウム半導体検出器による検査を行うということでございます。
 検査結果の公表については、東京都でも1週間分まとめて、また市の方でも公表する予定でございます。
 続いて、その右側の国が都道府県に委託して行う学校給食モニタリング事業でございます。2番目の委託事業の内容でございますけれども、児童・生徒のより一層の安全安心の確保の観点ということで、こちらの方は学校給食ができ上がった後の1食全体について事後検査でございます。よく言う1食丸ごとというものですね、これを行うということでございます。モニタリングの対象は1都道府県当たり2市区町村と少なくなっております。しかも、その2市区町村の中で公立小・中学校から1校程度を選定。ただし、一定期間でその地域を回していくというふうなこともできるというふうには言っております。ですから、場合によっては2団体だけでなくて、もう少し多くのところが対象になるというふうなことも考えられるというところでございます。
 検査回数は1市区町村当たり年間35回程度。東京都で2市区町村だけだった場合のことでございますけれども、そのようになっております。検査方法、機器などについてはゲルマニウム半導体検出器による高精度検査ということで、先ほどいわゆる1食丸ごと検査と言いましたけれども、検体として1食全体を数日分まとめて2リットルにして、都が契約する検査機関──これ、まだどこかはわかりませんが、恐らく民間の検査機関ではないかと思っておりますが、そこに持ち込んで検査をするということでございます。こちらの方もホームページ等で東京都、当該の市の方でも公表ということでございます。
 (1)の東京都が独自に行う検査の方でございますが、こちら、事前の検査ということですが、御承知のように東京都のようにですね、東京都の市区町村学校給食の多くは、食材は当日納品でございますので、おのずと少し、全部ということではなくて限られたものになるかもしれません。特に野菜などを中心とした生鮮品などはちょっと制限されるという側面はございます。
 東京都の方ですけれども、1学期、検査の検証を行いまして、2学期に反映して、場合によっては検査方法などももう一度検証し直すなどということも考えているようでございます。それから、この東京都が独自に行うもの、国が都道府県に委託して行うもの、どちらも検体、つまり食材のみが市の負担で、そのほかは、検査料などは無料というふうになっております。私の方からは以上でございます。


◯国体推進室長・国体推進担当課長・建設担当課長(荒川浩一君)  私からは、スポーツ祭東京2013三鷹市開催総合実施計画書の概要について御説明いたします。スポーツ祭東京2013三鷹市開催総合実施計画書でございますが、先月開催されましたスポーツ祭東京2013三鷹市実行委員会の総会で議決をいただき、確定いたしております。
 ページ数が多くなっておりますので、ここでは資料の実施計画書の概要に基づきまして説明いたします。実施計画書本体につきましては後ほどお目通しいただければと思います。まず計画書の構成でございますが、資料の図にありますとおりですね、三鷹市開催方針及び三鷹市開催基本要項、並びにこれらに基づく広報基本計画以下の10個の部門別基本計画、要項等から構成されております。
 2の第68回国民体育大会三鷹市開催方針でございますが、三鷹市において開催される国体について、市民の英知と創造力による魅力と感動にあふれた国体を開催し、これを契機に健康長寿社会の実現、生涯スポーツの発展、活力ある地域づくりの推進、三鷹の魅力の紹介・発信により、三鷹市のまちづくりに寄与するものとすることを基本方針としております。また、市民との協働による国体、生涯スポーツ社会の実現を目指す国体、活力ある地域づくりを進める国体、心温まる国体、これら4点を国体の実施目標としています。
 続きまして、3の第68回国民体育大会三鷹市開催基本要項でございます。三鷹市での開催競技種目、開催期間等を定めるとともに、総務・広報、競技・式典、宿泊・衛生及び輸送・警備の4分野についての基本的な方向性を定めるものでございます。この4分野につきまして実行委員会に専門委員会を設置し、以下御説明申し上げます部門別基本計画等の御審議をいただき、策定したものでございます。
 4、広報基本計画でございます。各種の広報媒体を活用し、市民参加と協働による意義ある大会を目指すとともに、三鷹の全国発信のため、計画的かつ効果的な広報活動を推進することを基本方針とし、印刷物その他の啓発物品、メディア、イベント、工作物、インターネットなど、こうしたそれぞれを活用した広報活動について定めております。
 特に各種イベント等においては、スポーツ祭東京のマスコットキャラクター、ゆりーとを活用してPR物品を配布するなどの啓発活動に取り組むこととしております。先週の5月12日の午前中にはですね、三鷹駅前デッキにおきまして、市長と総務・広報専門委員会の委員の皆様によりPR用のティッシュ、うちわ、シールなどを配布するなど、普及啓発活動を行ったところでございます。また、本日から1週間、市役所1階にですね、コーナーを設けて物品の配布等を行います。きょうの11時から40分程度ですね、ゆりーとも登場予定でございます。
 それから工作物による広報でございますが、横断幕や懸垂幕、のぼり旗、カウントダウンボードなどによる広報をですね、企業や団体様などからですね、御協賛をいただき、それらを活用しながら進めていきたいというふうに考えております。国体本大会用のポスターの作成に当たりましては、原画のデザインを公募し、ポスター展なども実施したいというふうに考えております。
 5、市民運動基本計画でございます。市民一人一人がスポーツ祭東京に積極的に参加する機運を高めることにより、心豊かで、活力ある地域づくりの推進、また生涯スポーツ社会の実現に貢献することを市民運動の目標としております。その上で心を込めたおもてなしの推進、三鷹市の魅力の紹介・発信の推進、スポーツの関心の向上の推進、まちの美化運動の推進、ふるさと意識の高揚の推進、これらの5つを運動目標としております。具体的にはですね、清掃活動、花いっぱい運動、手づくりのぼり旗の作成、記念品の配布、郷土芸能等の披露、学校観戦、休憩所におけるおもてなしなどの活動を行います。また、市民ボランティアの募集につきましては、来年の1月以降に国体本大会の大会運営を支える市民ボランティアの募集を行う予定でおります。
 続きまして、6の歓迎・接遇基本計画でございます。全国から集まる大会参加者をおもてなしの心をもって温かく迎え、三鷹市を全国に発信していく機会とし、また活力ある地域づくり、地域振興を図る大会とすることを基本方針としまして、総合案内所、売店、休憩所の設置、歓迎袋の配布、歓迎花等の装飾について定めております。具体的な内容につきましては、それぞれの要項、要領で細かく規定しております。
 7、協賛制度基本計画でございます。喜びと感動を共有できる魅力ある大会の開催に向けて、市、関係機関・団体の密接な連携のもと、多くの市民の参加と協働により、その英知とエネルギーを結集して、大会運営に万全を期すため、協賛制度を創設するものでございます。協賛の形態としましては、資金協賛、物品協賛、人財協賛の3つを定めております。また、賛同する企業等に対しては大会で配布しますプログラムですとか、ホームページ、こうしたものへの掲載など、協賛金額に応じた特典を定めております。現在、実行委員会に御参加いただいている団体や防災協定の締結などで三鷹市と連携して活動している企業・団体等を中心に協賛のお願いを進めているところでございます。市を挙げて国体を盛り上げていく趣旨からもですね、広報物品等の物品協賛を中心にお願いしております。
 続きまして8、競技運営基本計画でございます。東京都や競技団体などとの連携を図りながら、競技に必要な諸条件を整備し、競技会の準備、運営に万全を期することを基本方針とし、競技会運営、競技役員等の編成、競技運営、競技会場・練習会場の整備、競技用具の整備、競技記録、リハーサル大会について定めるものでございます。具体的な内容は、競技ごとに定める運営実施要項や競技役員等編成要項、競技用具整備要項で定めております。なお、これらの要項は現時点ではリハーサル大会のための要項となっておりますので、リハーサル大会で検証の上、本大会用のものを策定することとなります。
 3ページをお開きください。9、式典運営基本計画でございます。三鷹市で開催する式典について、簡素、効率化を図るとともに、市民の積極的な協力を得て、本市の魅力を十分アピールできるよう実施することを基本方針といたします。また、内容については、会場の装飾や演出が華美にならないように必要最小限に行うものとし、オープニングセレモニー、表彰式、炬火イベントを実施するものでございます。なお、リハーサル大会での表彰式はですね、単独開催のアーチェリー競技のみ三鷹市で行うため、実施要項を定めております。本大会ではアーチェリー、ソフトボールが三鷹市で表彰式を行うため、先ほどの競技運営の関係と同様に本大会用のものを来年度定めることとなります。また、平成25年度実施予定の炬火イベントにつきましても、具体案を検討の上定めていきたいというふうに考えております。なお、メーン会場の味の素スタジアムで行われます国体の総合開会式、総合閉会式などにつきましては東京都が実施いたしますので、東京都が計画等を定めております。
 続きまして10、宿泊基本計画でございます。大会参加者に対して、安全かつ衛生的で快適な宿舎と食事を提供することを基本方針とし、スポーツ祭東京2013実行委員会──これは東京都の実行委員会でございますけれども、スポーツ祭東京2013実行委員会と他の会場地の区市町村及び関係機関・団体と連携を図りながら準備業務を推進いたします。市内の宿泊施設には限りがございますので、東京都の配宿本部のもとでの広域配宿が中心となる見込みでございます。
 11、医療・衛生基本計画でございます。大会参加者が清潔で快適な環境のもと、十分な活躍と観戦ができるよう食品衛生、環境衛生の向上を図り、また防疫対策、医療救護の体制を整備することを基本方針とし、それぞれについて推進方策を定めるものでございます。詳細につきましては要項、要領で細かく規定しております。
 続きまして、輸送交通基本計画でございます。東京都及び関係機関・団体等と連携を図るとともに、市内の道路及び交通の状況等を十分に考慮しながら、安全かつ効率的な輸送を行うことを基本方針といたします。大会参加者及び一般観覧者の輸送につきましては公共交通機関の活用を原則といたしておりますが、状況に応じて、いわゆるシャトルバスのことでございますけれども、計画的な輸送を準備することといたします。また、交通規制、整理誘導、駐車場の確保・利用など、交通対策についても定めております。会場の大沢総合グラウンド周辺は、御案内のとおり駐車場の数に限りがあることから一般観覧者の自家用車での乗り入れについては一定の制限をすることとなろうかと思います。
 最後に13、警備消防基本計画でございます。東京都及び警察・消防などの関係機関・団体等と連携しながら、警備・消防防災対策、大規模災害・重大事案対策に関する体制の確立を図り、安全かつ円滑な大会運営に万全を期することを基本方針とし、警備・犯罪予防業務及び消防・防災推進方策について定めるものでございます。
 以上がスポーツ祭東京2013三鷹市開催総合実施計画書の概要でございます。今後は本実施計画書に基づきまして、国体の開催の準備を進めるとともに、リハーサル大会の開催を通じて実施計画書の内容の検証を行い、本国体開催に向けて改訂を行っていきたいというふうに考えております。
 最後になりますけれども、今年度ですね、国体の機運醸成のための東京都の新しい補助制度が設けられております。スポーツ祭東京2013の開催機運を醸成し、またこれを末永く記念するために市区町村が行う機運醸成・開催記念事業について補助金が交付されるものでございます。対象事業については、都民運動を推進するために必要な人材を育成し、これを活用する事業、歴史や文化など地域の魅力を発掘し、これを広報する事業、区市町村の一定の地域を装飾する事業、新たに講演会、展示会等を実施する事業などが補助金の交付対象事業となっております。現在、実施事業について検討を進めているところでございます。当初予算には間に合いませんでしたので、今後補正予算での対応を考えておりますので、よろしくお願いいたします。私からの説明は以上でございます。


◯委員長(宍戸治重君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入りたいと思います。


◯委員(石原 恒君)  おはようございます。質問させていただきます。よろしくお願いいたします。
 資料1の東京都及び国が実施する市区町村の学校給食食材の検査事業について伺います。まずですね、東京都の方の独自で行う事業ですけれども、これは食材は前日までに測定、検査して、当日に市に連絡するというふうに記載されていますが、市から市民への広報はホームページ等だと思うんですが、このタイミングですね、いつ広報されるのか。当日なのか、またこの下の方に1週間まとめてっていうの、これどこまでかかっているか、ちょっと伺いたいなと思っています。
 それと、あと、実施しますという通知というか、市民へ、この事業がありまして、やるというその広報はどのタイミングでされるんでしょうかという、2点ですね。
 もう一点は、三鷹市で平成24年度学校給食45万円予算化されましたけれども、この事業との関連。今ちょっと御説明あったかもしれません、済みません。全く別物なのか、これと関連してやられるのか、ちょっとその辺の御説明をお願いしたいと思います。
 まず資料1について御回答、よろしくお願いします。


◯学務課長(内野時男君)  資料1に関して大きく3つ御質問をいただきました。まず、市民への検査結果の広報のタイミングということでございます。こちらの2の委託事業の内容のところ、検査結果は検査の当日わかります、前日。遅くとも夜の8時ごろまでには連絡が来るということですので、早ければ給食を食べる当日に広報できるのかなとは思っていますけれども、その辺はまだちょっと未定でございます。
 それから、2番目に御質問をいただきました実施の、市民へのこの事業をやることへの周知はいつごろ行うかということなんですが、これはまだ都から三鷹市はいつ行うかという指定の日にちがまだ来ておりません。それがあってから、ちょっとこちらでどの程度の周知をしたらいいのかということも、その後検討してみたいなというふうに思っております。最初に検査をする前までには、やはりお知らせしなければいけないのかなというふうには思っております。
 それから、当初予算との関係でございますけれども、今回常々三鷹市では食品の安全確保については国や東京都が責任を持って行うものということで、基本的な考えでまいりました。今回国や東京都がこのような対応をしますので、まずは教育委員会としてはこちらの制度を活用して、他検査の方をまずは行ってみたいなというふうに思っております。当初予算でやっている方については、また庁内の放射線等の測定の連絡会などでもよく今後検討していきたいなというふうに思っております。以上です。


◯委員(石原 恒君)  御回答ありがとうございます。一応市の45万円の方の事業はこの結果を見てとか、流れを見てということで、了解しました。
 それと、1校4検体のところ、上限という。この、先ほどの御説明では前日、ほとんどが当日納品だということで、前日に納品できるようなものが対象というふうに思うんですけれども、現段階で今、想定してる4検体、上限って書いてますけれども、それは何を想定されてるんでしょうか。教えていただきたいと思います。


◯学務課長(内野時男君)  そうですね、想定できるものということですけれども、例えばお米などですね。それから、あとはいわゆる乾き物といいますか、それから缶詰などで納品させてるものもありますので、そういうものもできるのかなというふうには思っております。
 逆に難しいものはですね、野菜、特に葉物などは当日の朝、市場に行って業者は仕入れて、当日の朝仕入れたものを学校にそのまんま納品しておりますので、これは前日に調達したのでは、当日のものと産地も変わるようなこともありますし、同じところのものが調達できませんので、これはちょっと難しいというか、不可能に近いのかなというふうに思っております。


◯委員(石原 恒君)  御回答、ありがとうございます。そういう意味では、やはり当日納品のところは市の方でやる、補てんするような形になるかと思いますんで、ぜひよろしく。どうしても市の方は一生懸命やってらっしゃるということはよく認識してるんですけども、市民の方はどうしてもほかの自治体よりもおくれているっていう表現をよくされるので、ちょっとその辺をきちっとですね、広報の点もちょっと力点を置いてですね、市民へ通知、広報活動をしていただきたいなと思います。
 次に、資料2のスポーツ祭東京2013について伺いたいと思います。今いろいろと計画されております成年男子のサッカーと成年男子のソフトボール、全種別のアーチェリー、あとは障がい者スポーツの方もアーチェリーというふうなことで計画されてますけど、この大会に出場される三鷹市民は──団体でもいいですけども、いらっしゃるでしょうかということと、もし人数等がわかればちょっと教えていただきたいのが1点と。
 あと、この計画書を拝見するに当たってですね、三鷹市でやられているっていうのはよくわかるんですけど、近隣の調布、武蔵野との協力ですね、その辺はどういうふうに考えているのか。特にですね、三鷹の場合、隣接している駅が三鷹駅──三鷹台駅もありますけれども、になりますし、駅の総合案内所も三鷹駅のみになりますので、要は京王線を使って来られる方、もちろんいらっしゃると思います。そういう方にはこういう案内が行かない。総合案内所、大沢グラウンドにもありますけれども、その情報が行かないと思います。
 ですから、そういう意味では調布市にも協力を求めるとか、逆に調布市の情報を協力して提供するとか、そういった相互の協力を得ながら、この東京都としてのスポーツ祭東京の成功をやっぱり目指すべきだと思いますので、その点もちょっとお考え、現段階でも結構です、お答えいただければと思います。
 それと、あと医療のところで、13番目ですかね、御報告がありましたけれども、基本的にはけがをされた方を想定──けがだけじゃないですけど、体調不良ももちろんありますですけども、歯科、歯医者の方の連携とかは、連絡までいかないにしても、何かそういった歯が痛くなったときにここに行けばいいですという、その御案内をするとか、その辺の想定はされているでしょうか、よろしくお願いします。


◯国体推進室長・国体推進担当課長・建設担当課長(荒川浩一君)  大きく3点御質問をいただきました。
 まず出場選手の中に三鷹市民はいるのかという件でございますけれども、まず国体、来年度になりますので、基本的にまず東京都代表を決めて、それから関東地区の代表を決めてっていう段階を来年度踏んでいきますので、ちょっとまだ、そもそも東京のチームが出られるのかどうかというところもまだ決まっていない状況ですので、ちょっと三鷹市民が出られるかどうかはちょっとわからないんですけれども。東京国体に限らずですね、常日ごろの国体について、東京チームがどちらの自治体の出身なのかというのが各市町村に余り知らされてないっていうようなこともあってですね、また、そういった話を東京都の方にもですね、話をさせていただいておりますので、そのあたり、地域との連携ということになりますので、なるべく三鷹の選手が出られたら応援していくような体制をとっていきたいというふうに考えております。
 続きまして、近隣との協力体制でございます。御指摘のとおりですね、三鷹駅については市境にあってですね、ちょうど駅が市境にあるような状況でですね、武蔵野市さんとはその総合案内所の件でお話しさせていただいております。まだ具体的に、三鷹駅の方に具体的な話をしてる段階ではないんですけれども、一緒に案内所を出せたらいいねというようなことでですね、先方とはお話をしております。
 また調布市、京王線沿線の関係なんですけれども、市としましては一応三鷹の国体にいらっしゃる方についてはですね、三鷹市の玄関口である三鷹駅の方から来ていただきたいということで、三鷹駅を御案内の中心に置いているわけなんですが、もちろん京王線の調布駅ですとか、そういったところからいらっしゃる方もいるかと思います。そういうこともありまして、輸送交通の専門委員会の中には京王電鉄さんにも委員に入っていただいております。ただ、具体的にどういうふうに進めていくかというのはまたこれから調整っていうことになりますので、また、調布市さんの方からも何かお話もいただいてるようなところもございますので、そちらからいらっしゃる方の不便にならないようにしたいというふうに考えております。
 それから、医療の関係、歯科医、歯医者の御案内なんですけれども、先催市の状況を見てみるとですね、そういった緊急の医療機関の情報が御案内に入っているような、そういった形になっておりますので、それは通常のお医者さんですとか、歯医者さん、薬局なんかも緊急の連絡先がわかるような形にしたいと思っております。以上でございます。


◯委員(石原 恒君)  御回答ありがとうございます。場所がやっぱり大沢というところですんで、位置的にはやはり調布というか、京王線の方が近いので、どうしても。三鷹から来てほしいという気持ちはよくわかるんですけど、多分そうならないケースもあると思うので、ぜひ協力をしてですね、調布ともよく協議をして、東京都の国体ということで成功することを目指していただきたいなというふうに思います。
 それで、済みません、最後に1点だけです。これ、ゆりーとは各市に与えられてるんですかね。市として何体ぐらいあるんでしょうか。会場もありますし、総合案内所もありますし、どんな配置を考えていらっしゃるか、ちょっと済みません、教えていただきたいと思います。


◯国体推進室長・国体推進担当課長・建設担当課長(荒川浩一君)  ゆりーとの着ぐるみの件でございますけれども。基本的にですね、まず最初に東京都が数体つくりました。その東京都の発注した仕様をもとにですね、各市が大体平成23年度にですね、つくるところはつくっております。で、当初は東京都がつくったものを貸し出しますというような話もあったんですけれども、基本的にイベントなんかは同じ日程であることが多いので、各市独自にですね、つくっているところが多いようです。三鷹の場合もですね、東京都の補助金を活用しながらつくっております。
 そうはいってもですね、つくっているところ、つくってないところもございましたので、まだ確定ではないんですけれども、平成24年度にですね、東京都がかなりの台数っていうんですかね、つくりまして、各市町村にそれぞれ貸し出すというような話が今、検討中でございまして、もし三鷹市もですね、それで東京都から1体来ればですね、2体になりますので、同じ日に複数のイベントがあってもですね、活用できるのかなというふうに考えております。以上です。


◯委員(石原 恒君)  御回答ありがとうございます。マスコットはすごく重要だと思いますし、子どもたちも喜んで集まってくると思いますので、ぜひ。どこにいるかというのも、情報も何か伝えられるツールもちょっと考えていただきながら進めていただきたいと思います。以上です。ありがとうございます。


◯委員(吉沼徳人君)  おはようございます。よろしくお願いします。東京都及び国が実施する市区町村の学校給食食材の検査事業のことなんですけども、東京都の方ではですね、この前日までに検査を行うということなんですけども、これ、三鷹の当初からの考え方として、国及び都がですね、責任を持ってやるべきものだというお話を再三されておりますけども、東京都に対してですね、生鮮食品の検査についてこれから要望していくようなお考えはあるのかどうかということが1つ。
 それとですね、国によるその学校給食モニタリング事業の概要の中で、検査方法なんですけども、2番目に、市は検体として1食全体を数日分と書いてありますね。この2リットルというのは、何食分ぐらい、何日分に該当していくのかということが1つですね。それが資料1の方でございます。
 それと、資料2の方でですね、選手の宿泊施設の提供ということが載っているんですけども、昨今宿泊施設での火災等が頻繁に発生しておりますけども、三鷹市において、例えば何名ぐらいの選手を、どんなような施設に収容する予定になっているのか、その辺をちょっとお尋ねしたいと思います。以上でございます。


◯学務課長(内野時男君)  食材の検査の件で、東京都の方の制度ですけれども、都に対して生鮮品の検査の要望といいますか、これ、どんな形になるかわかりませんけども、生鮮品もできるということになると、事後検査になるのではないかと思います。最近は、どちらかというと1食丸ごと、事後検査でもいいから1食丸ごとを継続してやってほしいなどという声も聞きますので、東京都の方にもこのことは説明会なんかの折にも各市からやはり要望がかなり出ております。東京都も1学期の実施状況を見て検証すると言っていますが。この事前検査を事後に切りかえるかどうかはわかりませんけれども、市町村としても、もちろんそういうことは要望はしているところでございます。
 2つ目。国の方の事業の1食を数日分、2リットルぐらいというとどのくらいになるかということですけれども、恐らく3日か4日分ぐらいではないかなと思っています。これは、何か国の方の想定としては1日の給食、でき上がったものをミキサーにかけておいたものを冷凍なり、冷蔵保存なり、何日かしておいて、それで三、四日分をまとめて2リットルぐらいにして持っていくというふうな、そういうようなことを想定しているということでございます。以上です。


◯国体推進室長・国体推進担当課長・建設担当課長(荒川浩一君)  国体の際の選手の宿泊施設についてお問い合わせいただきました。御案内のとおり、三鷹市内にホテルがですね、2軒ございましてですね、うち1軒は東京都ホテル旅館生活衛生同業組合に所属してないホテルということでですね、組合に入っているホテルは1軒ということになります。
 そちらの入っているホテルなんですけど、食事を出してないということがありまして、基本的に選手の宿泊施設は食事もセットでというふうになっているようなのでですね、そういう意味では選手の宿泊はちょっと三鷹市内では難しいのかなというふうに考えております。そうすると、どこに泊まるのかということになりまして、サッカーにつきましては、成年男子、調布と多摩市、町田市と共催になりますので、それぞれの便がいいところということでですね、今、多摩センターを中心に調整できないかっていうことで話しております。ソフトボールにつきましては、三鷹と、ほかにあきる野、福生、瑞穂町となっておりまして、西多摩の方になりますので、西多摩の方で配宿するか、それとも三鷹の成年男子だけ、例えば新宿や立川、中央線沿線のあたりでできないかと、このように考えております。残るアーチェリーは三鷹単独でございますので、可能であれば吉祥寺あたりで何とかならないかということで、こちらでは考えております。
 いずれにしましてもですね、こうした配宿につきましては、東京都と各市町村がですね、協定を結んで、東京都が旅行の事業者さんに委託をして、全体で取りまとめて調整をするということになっておりまして、具体的にはJTBがですね、そういった調整をしております。現在、まだ結論というか、最終結果は出てないんですけれども、今申し上げたとおりの方向で、こちらは要望を出して、そういう形で調整していただきたいということでお願いしております。以上でございます。


◯委員(吉沼徳人君)  ありがとうございます。東京都の方へはですね、これからも引き続き、やはり生鮮食品が一番問題になると思いますので、要望を続けていただきたいと思います。
 それと、あと国の方のやつの三、四日分というお話ですね、2リットル。それは、三、四日分をまとめて1つの検体にするのか、三、四日分を2リッターになったら、3日あるいは4日分として1日ずつ検査をするのか、その辺のところはどうなんでしょうか。
 それと、あと今、宿泊施設の方につきましては、市内には可能な宿泊施設がないというお話を伺いまして、できるだけ選手に、移動の疲労というのもあると思いますので、できるだけ近場で宿泊できるようなことを東京都、あるいは国にですね、申し入れしていただきたいと思います。以上でございます。


◯学務課長(内野時男君)  国の方のモニタリング事業の2リットル、これは恐らく三、四日分をまとめてそれを2リットルにして、1回でまとめてはかるということを想定しているというふうに理解しております。


◯委員(吉沼徳人君)  そうしますとですね、例えばきょうの食材には50ベクレルを超えるようなものが入っていて、あすの食材には入っていなかった。3日間は入ってなくて、4日分まとめてやるということになると、単純に計算して50の4分の1になっちゃうわけですね、濃度規制ですから、この場合。そうすると、これっていうのは問題があるんじゃないかなとちょっと思うんですね。まぜてしまうということは、希釈するということに通じると思うんですよ。やっぱり、その辺はちょっと国に要望をするのか、あるいは市としてもちょっと問題があるというようなあれはないのでしょうか。


◯学務課長(内野時男君)  これは国の事業で、国の考え方でやっておりますけれども、そこの2番目の委託事業の内容というところを見ていただきたいんですけれども、国は、これはあくまでもモニタリング事業ということで、いつの食材にどのくらい入っていたかということももちろん大事ですけれども、学校給食1食丸ごとを食べ続けていて、どの程度の放射性物質が含まれているかを継続して、その累積の値を見るというふうなことを何か目的にしているというようなことがあるようでございます。これは、何かずっと以前からこのようなことはやっていたというふうなことも聞いておりますけれども。目的がそのようなことですので、三、四日分の給食をまとめて2リットルになった時点で一括してやるというふうなことで、検査の方法を考えているんではないかなというふうに。ここまで詳しく、別に説明を聞いたわけではありませんので確定したことではないですけれども、そのようなことではないかと思います。


◯委員(吉沼徳人君)  わかりましたけど、できればですね、毎食すべてを検査するのが一番いいと思うんですけども、全部は毎日できないと思いますけども。1食にしてしまうとね、逆に言うと全然ない日に当たってしまうと検出されないということも出てきちゃうんじゃないかと思うんですけども、一応国の方針としてそうであるということで理解いたしました。ありがとうございます。


◯委員(渥美典尚君)  よろしくお願いいたします。スポーツ祭東京の方で1点だけお聞きします。目標の中で市民との協働による国体ということで、ボランティアパワーというものを非常に大きな重要ポイントだと思っております。こちらですね、大体何名ぐらい、その必要な日にちによっても違うのかもしれませんけども、総数とか、延べ数とか、いろいろ考えてるかとは思うんですけども、何名ぐらい必要なのか。また、その数が見込めている状態なのかということをお聞きしたいと思います。


◯国体推進室長・国体推進担当課長・建設担当課長(荒川浩一君)  今お手元にですね、三鷹市開催総合実施計画書の本冊、あるかと思いますけれども、そちらの67ページに競技役員等編成要項というものがございます。こちら、ちょっとまだリハーサル大会用のものなので本大会用ではないんですけれども、ここでそれぞれ競技ごとに表がございます。68ページに動員計画がございまして、競技ごとに表がございます。それぞれの表の一番下に競技会補助員という欄があるかと思うんですけれども、こちらがいわゆる市民のボランティアになります。アーチェリーであれば45名、ソフトボールは58名とか、そういった人数をリハーサル大会では想定しておりまして、リハーサル大会におきましては、初めてのことで、また人数もですね、小規模で済むということでですね、スポーツ推進委員の皆様ですとか、体育協会の役員の皆様、また住協の関係の皆様、交通安全協会の皆様に個別にですね、ボランティアの推薦をいただくようお願いを今しているところでございます。
 これが実際に本大会になるとどういうふうになってくるのかということになりますけれども、今回、リハーサル大会で人数がどうだったかというのも検証しながらですね、適切な人数を考えていきたいというふうに考えています。この2倍ぐらいの数字になるんじゃないかなというふうには考えています。また、そういう人数になりますので、一般公募の市民ボランティアを募集したいというふうに考えております。来年の1月以降に広報等で募集をかけてですね、また集まった人に研修会を開くなどして本番に備えたいというふうに考えております。


◯委員(渥美典尚君)  ありがとうございます。このようなね、イベントでのボランティア、東京マラソンなんかでは非常に集まって人気があるボランティアであると聞いております。一方で、三鷹で行われてる駅伝とかスポーツフェスタではなかなか人が集まりにくい現状というのが起きているというのは聞いておりますので、より魅力的な付加価値をつけていただいて、いろんな市民が手伝っていただけるような仕組みづくりをしていただければと思います。
 それとですね、27ページに市民サポーターという部分がありますよね。もてなし隊、花かざり隊、このあたりは恐らく中学生、高校生なども想定していらっしゃるのかなとは思うんですけれども、三鷹市立の中学校において、中学生のお手伝いということに関してはどのように考え、準備されているのかなと。決まっていることがあれば、お聞かせください。


◯国体推進室長・国体推進担当課長・建設担当課長(荒川浩一君)  小・中学校の関係になるんですけれども、現状ではですね、中学には具体的にはお願いしなかったんですけど、小学校中心になってしまったんですが、リハーサル大会に向けての歓迎花の育成ですとか、手書きの応援ののぼり旗、横幕とか、そういったもののですね、作成をお願いしております。また、マスコットキャラクター、ゆりーとのですね、ゆりーとダンスという、そういったものも東京都がDVDをつくっておりますので、そうしたものをですね、学校の運動会ですとか、そういったところでですね、御披露いただいてですね、国体の開催機運を盛り上げることにつなげていただければというようなお願いをしております。
 具体的に、またここにあるような市民サポーターの一環としてのボランティア、中学生がどこまでできるかというのを、また指導課ともちょっと調整しながらですね、検討していきたいと思います。


◯委員(渥美典尚君)  ありがとうございます。どうしてもね、夏休み期間ではない時期に開催されますので、授業との兼ね合いもいろいろあるかと思いますが、せっかくこの東京多摩で行われる国体、次は何十年後かになるかと思うんですね、順番的にいいまして。やりました、終わりました、三鷹の子どもたちが余り知らない状況で通り過ぎていくようなことがあると、ちょっと寂しいですからね。ぜひ、どんな形であれ、かかわることがやはり子どもたちの意識づけにもなるかと思いますので、ぜひ各校を挙げての協力体制を築いていただければと思います。以上です。


◯委員(川原純子さん)  学校給食食材の検査事業に関してちょっとお聞きしたいんですが、東京都の方に関しては、希望する東京都の全市区町村と書いてありますけど、三鷹はこれは希望されてるんですか。


◯学務課長(内野時男君)  東京都が行う方の検査事業、三鷹はこちらは希望ということで参加を希望しております。


◯委員(川原純子さん)  それで、三鷹の場合は、三鷹市1学期は6月予定となってますけど、この三鷹市の市内の小・中学校に関しては、要するにどこの学校というふうに決まってるんですか。それとも、希望する学校ですから、全校対象に三鷹はしているのか、教えてください。


◯学務課長(内野時男君)  現段階では、22校全部を一応希望しております。


◯委員(川原純子さん)  ありがとうございます。それなら結構です。要するに私、三鷹市でももちろんそうなんですけども、今、他の委員もおっしゃってたように、私、せっかくこの児童・生徒のより一層の安全安心の確保の観点からって国もあるにもかかわらず、やはりこの検査の仕方というのがすごく大事だと思うんですね。やるからにはきちんと数値を見て、出していっていただきたいし、それから、やっぱり検査のやり方に関しても、先ほど内野課長の方から、国に関しては今までもやってたそうですってことなんですけど、継続してっていうことだそうなんですけど、今回この3・11の──今回っていうか、去年の東日本大震災以降、このやはり放射能物質に対してのこの懸念というものはすごく強いもんですから、やはりやるからにはきちんと国に対しても私は要望を出していくべきではないかなと思います。
 要するに、食材をまとめてミキシングしてしまったりとか、数日分まとめて2リットル以上となってますけど、そうなってくると、どんな食材に含まれてたかということもわかりませんし、それに対しての負の部分に関して、マイナスの部分に関しては、市だとか、東京都とかがやっていかなければいけないことかなと思うんですね。
 ですので、国に対しては、やはり私はモニタリング事業ということもおっしゃってましたけれども、やっぱり検査の仕方に対して要望していっていただきたいなというのが率直な私の気持ちでもあります。ですので、あと、それから、市の1学期は6月予定ということなので、22校に関しての、先ほどもお話がありましたけども、検査の結果に関してはホームページですとか、早くわかる程度の広報の仕方をお願いしたいと思いますが。この点に関して、国に対しての要望だとかってことに関してのお考えはどうなんでしょうか。


◯学務課長(内野時男君)  この国の制度の方、まだ三鷹市が対象になるかどうかわからないんですけれども、東京都の方でヒアリングなどもありますので、その際にはですね、今の言ったような声も届けてみたいと思いますけれども。
 あと、市民の方には公表ですか、こちらは適切に行っていきたいというふうに思っております。


◯委員(川原純子さん)  確かに三鷹市が対象になるかどうかっていうのは、それはこれからのことなんですけれども、本当になった場合にも、特にこの点に関しては国に対して言っていただければと思います。私たちの方からもお願いします。


◯委員(森  徹君)  それでは、何点か質問をさせていただきます。学校給食食材の検査事業、かなり遅かったと思うんですが、都がこういう機器を配置したということはよかったと思うんですけども、やはり毎月ですね、やはりこれは、これを利用した場合に年3回程度というふうになっていますので、自治体の子どもに対する対応といいましょうか、責任というのは、例えば保育園児から義務教育を終わる中学生までということを考えますとね、やはり毎月行っていくということが大切ではないかと。特にこの放射能の影響というのがどういう形で出るかっていうのは、まだまだわからないわけですよね。それだけに、ここはしっかりと検査をしていくということは、市民の皆さん方が強く要望していることではないかというふうに思うんです。
 それで、市長も施政方針の中で、この大震災の教訓というのは、これは原発事故も含めてだというふうに言っていると思いますけども、市民の命を守るということが自治体の責務、市長の責務というふうに言っておりますし、それを具体的に生かしていく、それを進めていくというふうになると、検査がしっかりと行われるということが必要だと。多摩で、これは3台ですか、3台という点では非常に足りないというふうに思いますけども、改めてですが、こういう状況の中で、市としてですね、この検査機器を購入するという考えは現在あるんでしょうか。これを、まず1点お聞きしたい。
 それから、検査をですね、26市希望したときに、その検査数っていうんでしょうかね、自校方式でやっているところもあるでしょうし、センター方式ですか、給食センター──給食センターではそこは1つの検体みたいな形になるんでしょうか、ちょっとその辺の状況はわかりませんけども、この3台の対応という点で、全市が希望したときにどういう状況が生まれるのか、その数はどのぐらいになるのか。
 それから、もう一点は、自治体独自でこの検査機器を導入しているところはどこなのか。
 まず、この3点、お聞きしたいと思います。


◯学務課長(内野時男君)  検査機器を市独自で購入の考えがあるのかということでございます。こちらについては、もうこれまでも三鷹市、食の安全については基本的には国や東京都が担うものだということでやっておりまして、また、現在、国や東京都、都道府県でも検査体制は充実しておりますし、してきました。また、新しい基準も設けられまして、市場に流通してる食品については、もうこれは基本的には安全だというふうな認識でおりますので、今現在、市の方で独自で購入して検査をするという考えの方は、今ございません。
 2つ目の、今回の東京都のこの検査数がどのくらいなのかということですけれども、ちょっとわかりませんけれども、東京都の方では全市区町村が参加した場合でも、一応年3回できるような体制にはなっているということでございます。ですので、今回十分対応できてるのではないかなというふうに思っております。
 他市の状況ですけれども、独自に購入しているところがどのくらいあるかということですけれども、こちらの方は三鷹市の方では今現在、把握はしておりません。以上です。


◯委員(森  徹君)  三鷹市としては、この検査機器を購入する考えはないと。やはり、充実している、安全だという点では、ちょっとこの辺の認識というのは弱いんではないかなというふうに思います。三鷹市のスタンスというのは、国や都が責任を持つと、これは今までも市長言ってますから、そういうスタンスだということはわかるんですけども、この機器が配置されたのが1年以上たってるわけですよね。そういう点では、対応姿勢というのは非常に弱いと思うんです。国もそうだと思いますし、東京都も弱いというふうに考えます。
 国や東京都が責任を持つべきだと、こういう考え方があるのは、これ、わかりますが、それも当然だと思いますが、じゃあ、これまでこの放射能汚染の問題で、市民の皆さん方からも食材の検査を市としてもしっかりとしてほしいと、子どもたちの健康や安全を考えても、ぜひ自治体として市民の命を守るという立場から対応してほしいという要望は数多く出てるんですけども、国や都に対して、この間どういう働きかけをしてきたのか、それを具体的にお聞かせください。


◯学務課長(内野時男君)  国や都への、教育委員会としてということになりますけれども、これは教育長会などでも、それから各担当課長会などもありますから、これらで東京都の方に再三要望は、充実するようにということは要望はしてきているところでございます。


◯委員(森  徹君)  教育委員会としては、そういう対応と。そうすると、行政、三鷹市ですね、三鷹市がどういう、市長はいろいろパイプ、太いパイプを持っているというようなことですけども、市長として、三鷹市として、国や東京都にどういう働きかけをしてきたのか、この辺はどのような教育委員会との関係、報告がなされているんでしょうか。


◯学務課長(内野時男君)  市長としてどのような対応をしてきたのかということですけれども、教育委員会の方では、もう学校給食に関することが今回主ですけれども、それについて、市長部局の方でどのような対応をしているか、どんな要望をしてきたかというのは、こちらの方では別に聞いていないところです。


◯委員(森  徹君)  聞いていないのか、報告がないのか。報告が、やはり教育行政、教育委員会として、子どもたちの健康・安全というのは、これ当然責任ありますよね。それとの関係で、行政も教育委員会とは別に、市長としての責務というのがあるわけですけども、当然そこの意見の交換といいましょうか、市長側から、市側から報告が来るまで待ってるのか、それとも教育委員会としても市長にそういう働きかけをしているのか。また、市長として、国や東京都にこういう働きをしたという報告が、私は教育委員会の立場というよりも、むしろ市長の立場が教育委員会にどう報告されてるのかという角度から質問してるんですけども、そういう国や東京都に対して、三鷹市長としてこういう対応をしたということの報告がなされたのかという点でちょっと聞いているので、その点でわかっている点があれば御答弁いただきます。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(高部明夫君)  おっしゃるようにですね、食の安全ということからすれば、給食というのも3食のうちの1回だけでございますし、また食の安全というのは子どもだけに限らない、乳幼児も含めてですね、じゃあ、保育園どうするのかと、いろんな問題があるわけですので。
 やはり、川下の給食の消費者の部分だけではなくてですね、その生産段階、流通段階でも、きちんと国が責任を持ってですね、食の安全を確保していただきたいと。市場に回っているから本当に安心なのかって、確かに私どもも非常に不安なところがございますので、そういうことも含めて子ども政策部、あるいは企画も含めてですね、市全体として、そういった国の情報なりを得て、あるいは必要に応じてですね、機会を通じて市長会なりから、国から発信するとかですね、そういったことの情報をよくつかんで、教育委員会とも連携して、今後この問題は対応していきたいというふうに考えております。
 現在のところは、今、市長部局が具体的にどう動いているかっていうことは今の段階ではつかんでおりませんので、申しわけありませんけども、今後しっかり連携していきたいというふうに考えております。


◯委員(森  徹君)  現在の状況というのがわかりました。ぜひ、三鷹市として国や都の責任だと、そういうスタンスだということですから、教育委員会としても市長の方にですね、しっかりと働きかけをしてもらいたいということを、教育長の方からもですね、それは言ってもらいたいし、私ども議会としてもですね、市に対してはそういう運動も含めて議会での質疑を、今後進めていきたいというふうに思います。
 それで、これ最後ですけども、国や都が責任を持つということで、4台というこの数字ですけども、これはどんなふうに判断してるんでしょうか。これでよろしいというふうに考えているのか、予算をもっとつくって、そして数をふやすと言うべきだと、この辺の認識はどうでしょうか。


◯学務課長(内野時男君)  この多摩教育センターには3台設置、ヨウ化ナトリウムシンチレーションスペクトロメーターのですね、東京都の方は、これで全小・中学校を対象にしても大丈夫な体制だというふうには言っております。ただ、1学期やってみてですね、その状況などを見ながら、東京都もまた検証するのではないかというふうに思っております。今こちらで言えることは、その範囲でということになります。


◯委員長(宍戸治重君)  ほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、以上で教育委員会報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時42分 休憩
         (武蔵野市立ひと・まち・情報創造館武蔵野プレイスを視察)


                  午後3時28分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  それでは、委員会を再開いたします。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、6月の定例会の会期中に開催することとし、その間必要があれば、正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よってさよう決定いたしました。
 続きまして、その他でございますが、何かございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでございました。
                  午後3時29分 散会