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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成24年文教委員会) > 2012/02/08 平成24年文教委員会本文
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2012/02/08 平成24年文教委員会本文

                  午前9時28分 開議
◯委員長(宍戸治重君)  文教委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたします。
 休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩



                  午前9時29分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  それでは、委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩



                  午前9時31分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  おはようございます。委員会を再開いたします。
 それでは、教育委員会報告、本件を議題といたします。本件に対する教育委員会側の説明を求めます。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(藤川雅志君)  改めまして、皆さん、おはようございます。それでは、2月の教育委員会、文教委員会の行政報告をさせていただきます。
 前回、12月の本委員会以降2カ月間にございましたことの中からですね、幾つか御報告をさせていただきたいと思います。お手元には3件、南部図書館の基本プラン、これが中心になろうかと思いますけれども、資料を御用意させていただきましたけども、資料に入る前に私の方から幾つかちょっと御報告をさせていただきたいと思います。
 まず、ちょっと残念な御報告でございますけれども、新聞等でも報じられたところでございますけれども、昨年の12月22日なんですけれども、五中の数学の採用して2年目の教師だったんですけれども、終業式の夜ですね、忘年会がございまして、忘年会後に学校に財布を忘れてきたということでとりに行く途中でですね、女子高校生の方から訴えがございまして、痴漢ということで、痴漢の容疑で逮捕されたということがございました。本人はずっとそれを否定しておりまして、本人否認のまま1月12日に起訴されまして、1月18日に釈放という形で裁判に入るという状況になってるところでございます。
 裁判ということになりますので、判決が出てから東京都教育委員会の方で処分をどうするかということを、判断をするということで、現在は学校にも出ないでですね、研修をしているという形でございます。当該の第五中学校では、事件が起こった後ですね、臨時保護者会等を開催しまして、経過の説明及び今後の対応等の御報告をしまして、一応学校の方は落ちついて進んでいるというような状況でございます。これ、1点目の御報告でございます。
 それから、2点目でございます。2点目、同じく12月のことでございますけども、12月の20日にですね、三鷹市内の社会教育会館の中にございます下連雀図書館で80歳の男性がですね、朝だったんですけれども発病ということで、心臓発作で転倒されまして、図書館の職員、気づきましたので社会教育会館の事務室にいた職員にも応援を依頼をいたしまして、複数の職員でですね、心肺停止状況ということだったもんですから、救急車が到着するまでの間AEDをやったり、心臓マッサージをやったりですね、応急処置を行ったところでございます。で、救急車が来たころには何となく復帰してまいりまして、男性、その日のうちに手術を受け、その後ですね、無事退院をされて、現在は自宅で療養中というふうに聞いているところでございます。
 こうした取り組み、私ども、上級救命救急の講習をやっているということがですね、見事生かされたということで、ああ、よかったなというふうに思うと同時にですね、社会教育会館と下連雀図書館に対しまして昨年の12月28日に消防総監から感謝状をいただくという、こういう名誉なことがございました。これはうれしいニュースでございますんで、報告させていただきたいと思います。
 それから、もう一点、今週の月曜日になるわけですけれども、文部科学副大臣の森ゆうこさんがですね、コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育ということを視察したいということで、七小ですね、三鷹中央学園の方を御視察になりまして、10時から1時まで3時間、教育長との懇談とかですね、給食の会食等も含めましてごらんになって、大変感銘を受けたということでお帰りになったということがございました。これもまた、私どもがやっている実践に対する1つ、大きな成果が出たのかなというふうに思っております。
 それでは、私からの報告は以上3点でございます。それ以外につきましては、それぞれ担当から御説明させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


◯南部図書館(仮称)開設準備担当課長(宇山陽子さん)  現在パブリックコメントを行っております南部図書館(仮称)の基本プラン(案)について御説明をさせていただきます。パブリックコメントは2月の5日から25日ということで今行っております。昨年の11月30日付で市民会議の方から提言が出たところですけれども、基本プランの市の案としては、ほぼその内容をそのまま磨き上げたというような内容になっております。
 1ページ目からですが、基本的な考え方としまして、アジア・アフリカ文化財団との協働による特色ある図書館ということで、ほかではできない特色ある図書館事業を展開するということ。そして、図書館の今後のあり方ということにもかかわることですが、現在滞在型と言われるような居心地のいい図書館というものが求められている、そういったことへの対応。それから、ICTを活用したハイブリッド型の図書館への進化、あるいは市民の活動を支援する課題解決型の図書館といった、そういった生涯学習施設としての図書館の充実ということが課題になっている中で、その3点を中心に今後の図書館の全体を引き上げていくような取り組みにしていきたいというふうに述べております。
 施設の概要ですけれども、開館は平成25年度後半あたりの開館を予定しておりまして、スケルトン賃借ということで、三鷹市が内装の工事を行い、面積としては760平米ぐらいのものになります。
 次のページ、2ページに建物内の構成が出ておりますが、1階が南部図書館の市民が利用するフロア、2階に保存庫や事務室等がありまして、一部対面朗読室なども2階にあるというような形になっております。
 3ページ目に基本コンセプトがございますけれども、まず、アジア・アフリカへの関心を深め交流を広げる図書館というとこで、アジア・アフリカ図書館との協働ということで、いろいろな資料収集でありますとか、あるいは読み聞かせやブックトークなどでアジア・アフリカの文化圏に触れる機会を多く持つような特色ある事業というものの展開を考えておりますし、特に、4ページになりますけれども、郭沫若文庫などの貴重な資料を市民向けに公開するということを大きな特徴として考えております。
 それから、2番目、地域の多様なニーズにこたえる情報拠点としての図書館ということで、さまざまな世代に対応し、また、アジア・アフリカ語学院の教室等も活用しながら、ハイブリッド型図書館を目指した環境の整備を進めていくという考え方です。
 3番目としまして、場所としての図書館。要するに滞在型といいますか、実際に行って本を借りるというだけではなくて、その場でどう過ごせるかというような閲覧のいろいろなスタイルに合わせた充実した図書館設備ということを考えております。
 設備の規模ですけれども、収容冊数としては7万冊程度以上。それから、閲覧の座席数としては90席程度ということで、分館としては、非常に東西の分館の少し上をいくような充実した規模を考えております。
 7ページ目に運営に関することが出ておりますけれども、開館時間について、一応9時半から5時を基本として、今後ニーズを考えながら進めていきたいというふうに思っております。
 それから、アジア・アフリカ文化財団との協働ということが大変重要になりますので、さまざまな協働に関する基本的な方針というものを策定して、協定も結ぶような形で進めていきたいと考えております。
 それから、安全対策ということで、周辺の交通アクセスですとか、あるいは安全というようなことで周辺の整備も進めていく。あるいは駐輪場というようなことも充実させていくということを考えております。
 そして、8ページ、9ページあたりにですね、ゾーニングと館内のレイアウトについての説明を載せております。10のところに、幾つかの点を基本としますということで述べておりますが、これも市民会議でも大きく話題になったというか、課題とされた部分で、特に児童図書スペースと一般図書のスペースをそれぞれが快適に過ごしながら共存できるようにしていくというようなレイアウトにすること。それから、カウンターから全体への見通しでありますとか、それから蔵書の充実、あるいはわかりやすい図書館の書架配置、それから郭沫若文庫等の貴重資料を公開するコーナーのあり方、あるいは閲覧席の充実、そしてグループ学習などが使えるスペース、こういったところと、それから、お話ができたり、ちょっと飲食もできるようなスペースというような居心地のよさを求めるというようなことが市民会議の中でもさまざまに議論されたわけですけれども、こういったことを解決するということで、最後のページに出ております図面の方ですけれども、こういったようなレイアウトを考えております。
 西側の方に風除室と書いてあるあたり、ここが利用者の入り口という形です。入って右側が児童のスペース、左側奥の方が一般の書架というような形で振り分けて共存を図る。その間にカウンターや作業室、それからブラウジングコーナーやトイレなどを真ん中に持ってくるという形で、そこが緩衝地帯になるようなレイアウトを考えています。そういった形で、あとは中央に縦の通路というのを設けて、その両わきに書架を並べるという形で、わかりやすい、本が選びやすいようなレイアウトというのをとっております。説明は以上です。


◯学務課長(内野時男君)  それでは、資料2、A4の1枚印刷のものの資料について御説明をさせていただきます。この資料につきましては、一昨年、それから昨年とですね、今回と同様の資料を作成して報告いたすものです。新型インフルエンザは、一番下の米印のところにありますようにそういう概念はなくなりましたけれども、その後の状況ということも含めまして、また、今年度は大変厳しい寒さと乾燥が続いているということもありますので、報告させていただきます。
 2月3日までの臨時休業等の状況でございますけれども、小・中学校では1月17日に三鷹では初発がございました。第五小学校1年1組、南浦小学校2年1組が学級閉鎖になったのを初めとして、小学校で10校、中学校で4校で、延べ48学級。内訳としては、小学校が30学級、中学校が18学級というふうになっております。学年閉鎖も3校、3つの学年で延べ12学級ということでございます。学年閉鎖がありましたのが七小と四中ですね。七小が2回ございました。そのような状況になっております。
 インフルエンザ様症状の欠席者数ですけれども、延べ人数ですが338人、そのうちインフルエンザというふうに確定したのが195人ということです。これまでのピークですけれども、1月30日に延べで24学級、これは小学校が15学級、中学校が9学級でございます。67人の欠席者がございました。そこに2月6日現在の学級閉鎖は4学級とありますけれども、この資料を作成してから1つふえまして5学級になりました。ちなみに昨日はですね、10学級。小学校が8学級、中学校が2学級ということで、厚生労働省などでもインフルエンザのピーク、1月末から2月初めというふうに言っておりましたけれども、そのような状況かなと思います。
 参考までに平成21年度、新型インフルエンザが発生したときの状況、こちらは374学級で、延べでこちら2,292人、ちょっとけた違いな数字でしたけれども。昨年度もまだ新型が残っておりましたけれども、134学級、1,176人ということになりました。
 下の米印にありますように平成23年の4月からは、感染症法上の新型という、もう概念はなくなりまして、季節性のインフルエンザとして取り扱われております。なお、今年度のインフルエンザ、9割がA香港型ということで、それ以外はB型が約1割、1%ほど従来の新型と言われたものが検査の統計からは出ているということでございます。以上でございます。


◯施設・教育センター担当課長(新藤 豊君)  お手元の資料3になります。小・中学校へのPHS電話機の配置についての御説明です。こちら、1月の12日、約1カ月前に小・中学校全校にですね、ここに書いてありますPHS型の電話機の配置を行いました。お手元は白黒のコピーなんですが、カラーですとこんな形で、御自宅等で使われている電話機と同じような形のものというふうに御理解いただければと思います。
 目的等なんですが、昨年の3月の地震の際、我々教育委員会事務局と学校との間、なかなか連絡がとれない状況がございました。小・中学校はNTTの加入電話が2回線が標準となっていまして、保護者の方からのお問い合わせ、あるいは我々と学校との間の連絡等が非常に回数も多く、かなり混乱をしたという状況がございます。また、御存じのとおり通信の量が非常に多くなりましたので、発信規制等がかかってなかなか連絡がとりにくい状況があったということの上でですね、新しい別個の通信手段を1つ確保するということで、小・中学校の災害時・緊急時の連絡用の手段を確保しようということがねらいとなります。通常時には学校間、それから学校と教育委員会との間の業務連絡用に活用し、非常時には当然我々との間、あるいは学校間の緊急連絡、それから学校から保護者の方への連絡用に活用しようということになります。
 また、こちらは学校に2台置いてありますので、見た目は家庭用の電話機と同じなんですが、PHSということで持ち運びが可能ですので、校庭と職員室、あるいは体育館と職員室というような間の連絡にも活用が可能であろうと。ということで、なるべく平常時にもたくさん使っていただいて操作方法になれていただいた上で、何かあったときにきちんと使っていただけるようにということで配置をしたものとなります。
 それから、経費関係なんですが、今回初期経費に関しては三鷹市の負担ゼロとなっています。また、通信に関しても、こちらの通信会社さんが同じ自社内の通信に関しては経費かからないということですので、学校にはふだんはこのPHSからの連絡を中心に使っていただくということで、経費負担は発生しない形で運用しようということで御案内してます。
 1点、資料の一番下、ウのところなんですが、非常用の連絡手段ということで、今回この電話番号はこの設置場所、学校と我々教育委員会との間だけが番号を知っているということにしてございます。保護者にこの番号をお知らせして問い合わせを受けるということも考えられるんですが、そうしますと通信が集中してしまって、結果として急ぎの連絡がとれないということになりますので、こちらは番号を出さないという運用をさせていただいてます。報告は以上になります。


◯委員長(宍戸治重君)  教育委員会側の説明は終わりました。これより質疑に入ります。


◯委員(石原 恒君)  おはようございます。資料1から御質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いします。
 南部図書館につきましては、もう教育委員会の中でも何度も詳しい説明をいただいてるので、わかりやすく御説明いただきましてありがとうございます。その中で、まずちょっと設備というよりかですね、全体的な図書館につながる話になってしまいますけれども、この休館日、これ7ページに記載してありますけれども、本館及び下連雀図書館以外ということですよね。月曜日ということになりますが、ちょっと私、実際使わせてもらってですね、ちょっと月曜日に結構集中してて、月曜日使いたいとき休みだったというのが何度も経験してますんで、この休館日のちょっと設定をですね、何か検討していただけないかなというふうに思います。いろんな職員の方のいろんな配置とかいうのがあるからだとは思いますけど、その辺、もし御答弁いただければと思います。
 それと、5ページに記載してます情報端末機器につきまして、これも全体の話になってしまいますけれども、ウの資料検索用端末、これ検索がですね、結構うまくヒットしないというか、ちょっと使い勝手がよくないように感じます。この辺でですね、いろいろと市民の方からも御要望はあるかと思いますけど、何かこの辺で改善はされてるんでしょうか。1つあるのはですね、ログインしてもすぐ外れるとかですね、あとは、検索のときにタイトルを入れても抽出がですね、ちょっと何かあいまい検索みたいな形で、本当にその言葉だけのものが出てこないとか。あと、リストが出たときに順番がですね、デフォルト設定がどういうふうになっているかちょっとわからないんですけど、欲しいものがすぐ出せないということが感じてます。その辺で何か検討等ありましたら、教えていただければと思います。
 それと、資料2になりますけれども、インフルエンザにつきましてですけれども、これ、3学年というのは3年生ということで見ていいんですか。ちょっと今、受験のシーズンでなっていますけども、3年生としてどれぐらいのクラスが。3学年というのは、1、2、3学年ということになるんですか。ちょっとその辺どういうふうにとらえれば、ちょっと教えていただければと思います。
 それと、あと学級閉鎖になった場合に期間がどれぐらい休みになるのかということをちょっと。インフルエンザの、その休んだ方の人数によって決まるものか、それとも、もう規定で決まっているのか、その辺を教えていただければと思います。
 資料3です。これに関しては、3・11の震災後のときの対応でいろいろ経験したもとでやられているというふうに伺いました。学校間、あと教育委員会間という形で、日ごろから使われるということで御報告いただきましたけれども、そうですね、ほかに市の防災課とかとの連絡手段とかまでは、そこまで考えているのかどうか。教育委員会で一度受けてという形になるかとは思いますけれども、もしその辺で何か。以上、よろしくお願いします。


◯三鷹図書館長(大島克己君)  まず御質問いただきました休館日の設定の問題ですが、これについてはさまざまな御意見が実はあるところです。ですが、ハッピーマンデーっていうんでしょうかね、祝日が月曜日に移るケースが多くなってから、やはり月曜日をどうするかっていうのは内部でも実はやっているところでございます。ですから、今後もこの月曜日でいくかどうかについては、南部図書館を開設するに当たって総合的に考えなければいけない視点でございますので、当然その辺も含めて考えさせていただきたいというところでございますし、内部のプロジェクトでもそういうことは現実問題として討議しているところでございますので、時間はすぐにとはいきませんけれども、できるだけ納得できるような形でやっていきたいと思っているところでございます。
 次に、検索がヒットしないという、この問題は昔から言われているんですけど、実は図書館のシステムの検索というのは非常にプアなんです。グーグルとか、ああいう検索になれていますので、やられるとですね、非常に困るというところなんですね、検索エンジンというのは勝手に使うことができないので。ですが、各メーカーともこの検索については非常に全国的にプアだという要望が強いので、私が見ている範囲では、次期バージョンではグーグル並みの検索になっていますので、これを導入するということは現時点では無理なんですけれども、機器更新のときに当然その辺は改善されるかと思っているところでございます。以上です。


◯学務課長(内野時男君)  インフルエンザによる臨時休業の状況で2つ御質問がございました。資料の、先ほど3学年と言われてたのは多分学年閉鎖のことだと思いますけれども、それでよろしいでしょうか。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 学年閉鎖、3つの学年だったという意味でございます。具体的に言いますと、1月30日に七小の2年生。七小は2回ありまして、昨日、2月7日に4年生、それから四中では1年生でございます。
 それから、学級閉鎖の日数でございますけれども、特別決まったものはございません。3日ないし2日、それから間に土曜、日曜が入りますとまた違ってきます。これは、医学的に見てですね、インフルエンザの潜伏期間が3日とか4日。ですから、3日間休業していると、その間に、休業する前に感染していた子どもも発症するだろうからということで、大体そのようになっているということでございます。以上です。
 学級閉鎖する基準もお聞きになりましたっけ。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 基準は法律上は特別ございません。学校保健安全法でですね、感染防止の必要が生じた場合にはということですので。ただ、大体クラスの20%から30%ぐらいというのが、全国的には実態としてはそのような状態になった場合には学級閉鎖をしてるっていうのが実態でございます。


◯施設・教育センター担当課長(新藤 豊君)  PHSの防災課との連携の部分です。もともと学校、防災拠点ということですので、防災無線、MCAの無線機も既に配置済みとなっています。このPHSに関しても、当初この47台でしたが、御指摘のようにですね、防災課にも連絡がとれなければ仕方がないということで、ちょっと時間差になったんですが、あと追加で3台、防災課に配置をしています。余りまだ活用実績はそれほど伸びてないもんですが、防災課からも直接学校と連絡がとれる形を確保してございます。以上です。


◯委員(石原 恒君)  御答弁ありがとうございます。済みません、再質問させていただきます。まず図書館ですけれども、これは質問というかお願いなんです。検索のところで、出版年順にとかですね、そこだけは操作が何かデフォルトでできないものか。多分使ってて思うのは、やっぱり新しいものから出てくるのが大体使う側としては思うんじゃないかなと思います。だから、デフォルト設定値だけでも、何か操作ができればそういうのを検討して、どういう使い方がいいのかというのを検討いただければなと思います。検索エンジン全体はちょっとなかなか難しい面はあるかと思いますけれども。
 ということと、パブコメも2月の5日から15日までされるということで、ぜひそういった形で地域の方からの御意見をいただいて、本当にいいものにしていただければと思います。
 インフルエンザの件は御答弁ありがとうございます。
 資料3ですけれども、1つだけ、済みません。保護者にはその電話番号を通知しないということでお話しいただきましたが、この存在そのものの通知っていうのは、要は広報というのはどのようにお考えでしょうか。よろしくお願いします。


◯三鷹図書館長(大島克己君)  出版年順に出すっていうことに関してですけれども、これ、ちょっと検討させていただきたいというふうに思います。意外に単純なようで単純じゃなかったりしますので、それに伴ってかえって操作が、今までワンクリックだったのが3つぐらいになっちゃうとか、いろいろあるといけませんので、検討はさせていただきたいと思います。


◯施設・教育センター担当課長(新藤 豊君)  保護者向けの御案内です。こちら、まずこのPHSを配置したということは、広報課を通じて広くプレスリリースをさせていただきました。各校の保護者については学校からお願いをする形になりますが、ちょっとこちらの対応についてはきょう現在確認はとれてございません。判断としては、校長先生の御判断にゆだねる形になります。


◯委員(石原 恒君)  御答弁ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。ありがとうございます。


◯委員(渥美典尚君)  よろしくお願いいたします。図書館、今、平面図いただいてるんですが、ちょっと建築の専門家でもないんで、外観図、パースっていうんでしょうか、あれがあればちょっと見たいなと思うんですが、いかがでしょう。お願いいたします。
 それとですね、PHSの件なんですが、この間の3・11の際、携帯電話も通じにくいという状況がありました。PHS、私使ってないんでそのときの状況はわからないんですが、やはり回線混雑で、結局PHSがあってもかからないという可能性が携帯電話と同様にあるのではないかと思いますが、いかがお考えでしょう。
 それとですね、経費負担の通信経費、月額基本料もゼロ円というところなんですが、このあたり、どのような仕組みになっているのかお聞かせください。お願いいたします。


◯南部図書館(仮称)開設準備担当課長(宇山陽子さん)  パースですけれども、現在ちょっと模型をつくっておりまして、そのイメージ写真を内示会のときの資料の項目のところにこんな形でつけさせていただいています。これは西南の方角から撮ったという、南部図書館の入り口のあたりから撮られた模型の写真になっております。


◯施設・教育センター担当課長(新藤 豊君)  まず通信のふくそう、もしくは通信の制限の問題です。3月のとき、一般加入電話、それから各社の携帯電話も非常に混雑して、実際に発信規制がかかってしまったという事例がございました。今回導入したPHSなんですが、まず1つ、PHSのもともとの特性として、アンテナ1つが抱えている範囲が非常に携帯電話に比べると小さいんですね。そのために構造上、ふくそう、通信の重なり合いが起きにくいという、もともとのPHSの特性がございます。
 それから、もう1つ、これはメーカーさんはちょっとつらいところがあるのかもしれませんが、一般の携帯電話に比べてPHSは圧倒的に利用者が少ないんですね。そのために、通信のふくそうというのは一定の回線に対して、キャリアさんに対して一どきにたくさんの通信要求が来ると通信できなくなるということですので、1つの基地局が抱えている顧客、通信の相手方が少ないという特性上、それからそもそも余り使っている人がいないという特性から、さきの3月の際にもこのウィルコムの回線に関しては、一度も通信規制をかけないまんま運用がされているという実績がございます。なので、100%大丈夫かと言われると、これはその時々の利用状況、あるいはその基地局が壊れたりという事象もあるでしょうから。それでも、今までのものに加えて1つ通信手段がふえるということは、学校から見たときに選択の手段がふえたということですので、いずれかが生き残る、あるいは復旧の速度もそれぞれ速度は違うでしょうから、より強固になるだろうという考え方に立っています。
 それから、通信経費です。こちら、もちろん御心配いただくのはそのとおりだと思うんですが、今回この「イエデンワ」というのは実は昨年の11月の後半に新発売になった機種で、3月の際に通信規制がかからなかったということもあって、こちらの通信会社、ウィルコムさんが教育機関向けにということで、特別ないわゆるキャンペーンを打って、月額の基本料金も無料という料金体系を打ち出したと。我々はそれを利用させていただいたということになります。以上です。


◯委員(渥美典尚君)  ありがとうございました。


◯委員(川原純子さん)  私の方からもちょっと1点だけ、この今のPHS電話機の件に関しましてお聞きしたいんですが、この経費に関しましてはずっとこの状況で無料って形なんでしょうか。要するにウィルコムさんが売り込むっていうんではないんですけども、そういった件はいいとは思うんですけれども、今後のこの料金に関しての設定というのはどう考えていらっしゃるのかということと、それから、このウのところですけども、非常時の場合、電話機──このPHSの方から保護者の方へとか、学校の方から連絡を入れた場合に、保護者の携帯電話とか、また自宅でもそうですけども、相手先の電話番号って出ますよね。そういったときに、これがそうかっていうふうにわかってしまうとか。例えば非通知にしているのかとか、そこをお聞きしたいなと思うんです。
 あと、そうなってくると、ゼロ円とか無料とかって、負担額もゼロ円とか、非常に魅力的ではあるんですけれども、当然ただってわけに──例えば保護者のところへなんかはいろんな機種を使ってるわけですから、電話料金がどんどん発生してくると思いますけども、そういった予算的なことっていうのはどう考えていらっしゃるのか。
 それとですね、電話機、このウィルコムさんは、これは三鷹だけに売り込みに来てくださったのか、それとも、いろいろな学校たくさんありますけども、いろんなところに、これだけの台数で、またゼロ円でとかっていうことになってると、どういう経営を、また、どういうことから非常時っていうことで、災害時でそういった精神的な部分で、ぜひとも貢献していきたいということでなさっているのはわかるんですけども、ちょっとその裏が知りたいなと思いましたので、お願いします。


◯施設・教育センター担当課長(新藤 豊君)  まずこの契約の条件なんですが、こちら、この機械を使ってる間に関しては料金の条件の変更はございません。ということがまず1点です。
 当然ここから外部にかけると、この資料の経費負担の下の方に書いてあるとおり、NTTの一般加入電話であったり、他社の携帯電話にかけますと従量課金、30秒で21円という料金が生じてきます。こちらは実際に通信した量に応じて御請求いただいて、お支払いをするという契約としています。その経費の分なんですが、下の方に書いてあるとおり、学校間であったり、我々教育委員会事務局と学校の間って、結構相談であったり業務連絡の回数って多いんですね。そちらを今まで、いわゆる一般加入回線でかけていますので、この何割かをこちらのウィルコム側に振り分けていただけると、そちらの経費が最終的に削減されると。
 ですから、ふだんはゼロ円でかけていただいて、もし何ぞ緊急時に使っていただいた分、一定額生じるでしょうけども、現在支払っている電話料の削減効果があれば、そこは今の既定の予算の中で十分賄える。むしろ通常の業務連絡の方がはるかに多いですから、市としての支払いの総額は削減が可能だというふうに考えています。ただ、このあたりの実績もですね、配置してまだ1カ月たってませんので、実際にどれだけ変わったかというのはちょっとお示しできない状況にございます。
 それから、この配置が三鷹だけであるかどうかってことなんですが、三鷹にお話をいただいたのが、全国でとりあえず一番最初のお話をいただきました。その後ですね、こういった形での配置の一定の有効性が判断できたということで、ウィルコムさんは小・中学校向け、教育機関向けに同様、各校2台という範囲で同じような条件での募集をかけています。先週ぐらいに予定台数に達したということで、受け付けは終わったということが今ホームページ上に掲載されてございます。
 それから、全部ただでいいのかっていうところなんですが、ウィルコム側とすると、1つは社会貢献的な意味合いがあります。それから、もう一点として、こういう形でかなり大きなキャンペーンを打つということで、正直余り認知度の高くないウィルコムという会社のことをきちんと認識していただけることがまず1つ。
 それから、これは今回導入した47台の間が無料だけではなくて、例えば校長先生が御自分でお持ちのウィルコムのPHSがあれば、そことの間の通信も無料となります。ということがあって、これが便利に使えるということがわかると、もしかしたらユーザーがふえるんではなかろうかということが1つ、期待されています。
 また、当然我々は災害時用にということでお願いしてるんですが、当然何かあったら発信もしますし、こちらにかかってくると、それに相当した分をほかのキャリアさんから料金として受け取ることが可能ですので、今回の我々の分は限りなくゼロなんですけども、附帯してビジネスが広がる可能性を期待してということで、彼らの側は今回の企画を持ち出したということだそうです。以上です。


◯委員(川原純子さん)  三鷹が全国で一番最初だということで、ウィルコムさん、なぜ三鷹を選んだのか、選ばれたということは非常にうれしいことであるんですけれども。
 この3・11のときも、確かにPHS、使っている方が少なかったんで通じたっていうことは、私もすぐそういった情報は入ったんですけども、今後使う方たちがふえてくれば、本当にいざというときの非常時とか、緊急時とかというときにはちょっと心配な点もあります。本当にこのウィルコムさんは三鷹市においては、それこそ台数としてもすごい47台という、電話機だけだってすごいお金かかると思うんですけども、それに対して通話料金やなんかも無料であるということに対して本当にありがたいとは思っております。この全国で本当に三鷹を選んでくださったという、何かその理由がわかったら、ちょっと教えていただきたいと思います。


◯施設・教育センター担当課長(新藤 豊君)  三鷹が選ばれた理由、正確なところはちょっとこちらでも把握し切れないところがあるんですが、今回のお話、小・中学校のということで、このウィルコム側が学校向けのいわゆる業界新聞ですね、日本教育新聞という会社があるんですが、こちらに相談をしたようなんですね。この日本教育新聞社さんと三鷹の教育長、各種のイベント等でいろいろ協力をしています。この教育新聞社さんが三鷹の状況を比較的よく理解をされていて、こういった取り組みに関してもきちっと取り組んでいただけるということをこの通信会社さんの方にお話しをいただいたようです。
 一番最初にこのお話を持ち込んできた際に、会社の執行役員の方とこの新聞社さんと一緒にですね、教育長の側にお話を持ってきたというのが今回のお話の一番初めになります。ほかでの三鷹の取り組みを一定評価していただいて、今回のこの電話機のお話もその延長で持ってきていただいたというふうに理解をしています。以上です。


◯委員(川原純子さん)  ありがとうございます。それから、さっきの私の最初の質問の中で、この電話番号を保護者には知らせないという関係で、これがもうかけた場合にはそれが出ますよね。その場合に非通知なのか、それとも、そういう番号を知られたら知られて、またそれでやりとりしていくのか、そういうちょっとそこの懸念がありますけど、そうなってくるとそこに集中してくるんではないかなと思うんで、その点。
 それからあと、先ほどの予算の関係なんですが、そうなってくると電話も30秒21円ってなってくるわけですから、いろいろなこういった予算的なことっていうことも今後の中に入っているのか、この2点、先ほどの質問をお願いします。


◯施設・教育センター担当課長(新藤 豊君)  まずお金の、予算の側ですが、学校の電話、通信料って22校分、合計しますとかなりの額となっています。こちら、通常の業務連絡が中心ですので、こちらの何割かをこの無料の通話の方に振り分けることで従来の経費を削減して、非常時──これはそうそうあることではありませんので、で生じた通信料、それはその減額分の中で賄うと。ですから、予算措置上は従来の経費の内輪で運営をしていくということで予定してます。もちろん、毎月請求額は上がってきますので、今、議員から御心配いただいたようなケースがある場合にはですね、個別に調整を図るような形がとれるかなというふうに思います。
 それから、電話番号の通知の問題なんですが、御心配のとおり懸念されるところなんですが、今、予防策としてこの47台に関して、電話機の場合に携帯電話にも電話帳機能があるんですが、すべて47台分電話帳登録をした上で各校に配置をしています。各校には47台の電話帳のリストの中から選んでかけてくださいというお願いをして、通常時では基本外部にかけないようにということでお願いをしていると。非常時にかけた場合、電話番号を通知されることになりますが、それは非常時ですので、まずは通常は外にかけないようにという形で運用していこうと。その後、何かで使った際に一定番号は当然通知されるでしょうけども、その際には、今度は保護者側にきちんと理解を求めて、よく対応をとるように、順番としてはなるかなというふうに思います。


◯委員(吉沼徳人君)  済みません、基本的な話で大変申しわけないですが、今のPHSの話なんですけど、PHSから緊急災害時に家庭へ連絡するっていうんですけど、家庭で普通通じない、錯綜しているような状態でも、PHSからかけるとつながるということなんですか。


◯施設・教育センター担当課長(新藤 豊君)  こちら、その時々に応じて状況は異なってくるんですが、いわゆる電話がつながらないというものはですね、交換機に、いっときにたくさん通信要求が来ると全体がとまってしまうために、電話番号を指定して、その電話が発信できないようにするという規制をかけます。今回の3月の事例でも、PHSに関しては、このウィルコムさんに関しては発信規制をかけずに運用ができたという実績がございます。したがって、発信規制がかからなければ、受ける側は受けられますので、通信は可能だろうと。
 ただし、携帯電話のたぐいは、今度は基地局の通信量の上限というのがもう1つかかってきますので、必ずしもそうならないケースも当然出てくることは予測されます。ただ、今回これ、2回線学校に配置したっていうことで、一番大きなメリットは、保護者の方から学校へのお問い合わせ、これは従来のいわゆる学校の電話番号として知られている側にお問い合わせの電話が入ってきます。そこが込み合うことはあるでしょうけども、この電話番号は今回、保護者の方にはお知らせをしていませんから、この電話にお問い合わせがかかってくることはない。そうすると急ぎの連絡、例えば我々から学校の今、被災状況はどうですかっていうようなお問い合わせだったり、子どもたちの状況はどうですかっていうような状況報告は、この電話機を使うことでほかからの通信が入ってこないという環境ができますので、十分機能するかなというふうに考えています。以上です。


◯委員(吉沼徳人君)  わかりました。じゃあ、必ずかかるわけではないけども、かかりやすいということですね、普通の電話よりね。そういう意味ですね。はい、わかりました。


◯委員(森  徹君)  南部図書館のことでちょっとお聞きしたいんですが、基本的な考え方のところで、このAA文化財団との協働という特色を十分に生かすっていうふうになっておりまして、この特色を十分に生かすというところで図書館側としてどんなような御検討といいましょうかね、どういうふうに生かそうとされているのか、そういうものが具体的に今持っているものがあればお知らせいただければというふうに思います。
 それから、本館・分館の蔵書冊数で平成34年までに100万点という目標になっておりますけども、これ、AAの蔵書、これも含まれているのか、それから図書館ではないけども、コミセンの図書室ありますね、これの蔵書も含めての100万点なのか、この辺がどんな振り分けって言いましょうか、目標との関係であるのかをお聞かせいただければと思います。
 それから、郭沫若文庫、非常に貴重な資料だと思います。これ、無償貸与ということであります。これは、南部図書館のコーナー的にどういう場所に書架があるのか。また、これはここに行かなければ、貴重な資料ですので、この南部図書館に行かなければ、それをいろいろ資料をですね、また文庫に手にとれるというか、読むことができないのか、それとも貸し出しということがあるのか、この辺の検討がどうなっているのか。図書館については、その3点、お聞かせください。
 それから、先ほどもいろいろ質問出てましたPHSなんですが、3・11のときにはやはり携帯かからないと。私も市役所の方に、三小の壁が落ちるって話があったときに一向にかからないということでした。その中で、この都内の方々が家に帰るというときに、やはり公衆電話に列をつくったという点で、この固定電話ですか、赤電話といいましょうか、緑色の電話といいましょうか、これが非常に重要だということも、たしかその話もあったかと思うんですね。現在、小・中学校の中に、昔は必ず事務室ですか、その外側に赤電話を置いてあったとか、それも利用者数との関係で、当時の電電公社だったんでしょうか、もうNTTに移ったんでしょうか、撤去するというようなことも聞いたようなことがありまして、やはり固定電話というのも非常に防災拠点の学校としては必要じゃないかなと思います。教育ビジョンの中にも、そういう学校の防災拠点の位置づけってのがされてまして、非常にこれ、いいことだと思うんですが、現在の固定電話がそういう形でまだ残っているところ──現在、全部の小・中学校にあればいいんですけども、その辺がわかっていれば教えていただきたいと思います。以上です。


◯三鷹図書館長(大島克己君)  私の方からは、100万点蔵書の件についてお答え申し上げたいというふうに思います。これは、100万点と言っておりますので、100万冊とは言っていないというところでございます。ここはみそでして、それはいわゆるハイブリッド型図書館というのをうたっているので、これからは本ばかりではなくて、電子書籍等も含めてやっていかなきゃならないと。そういうことで、100万点というのをうたっているところでございます。
 ですから、そういうようなことが入ってくるっていうところと、当然第4次基本計画の中では12年間を目指しております。その中でコミセンとの連携っていうのをうたっておりますので、その12年の間にコミセンとの連携がなるはずだと、そういう中でコミセンとの蔵書というのも当然考慮に入れているというところでございます。以上、2点でございます。


◯南部図書館(仮称)開設準備担当課長(宇山陽子さん)  まずアジア・アフリカ文化財団との協働、特色を生かした取り組みということですけれども、アジア・アフリカ図書館という2万冊程度の蔵書と、それから貴重な資料を所蔵している図書館ですけれども、主な取り組みというのはそことの協働ということになりますけれども、例えば南部図書館の蔵書の収集に当たってもいろいろなアドバイスですとか、そういったことで特色あるアジア・アフリカ圏の文化に関するものですとか、いろいろな文化的な特色などを紹介するようなもの、あるいは外国語の絵本ですとか、そういったものの収集にまず協力をしてくださるというふうなことがあります。
 それから、外国語の絵本の読み聞かせですとか、あるいはブックトークというようなことを、それはアジア・アフリカ語学院の方も協力していただきながらそういう催しを行っていく。あるいは、図書館の多言語サービスというようなところにも協力をしていただくというようなことを考えております。
 それから、図面で見ていただきますと、アジア・アフリカ図書館が2階の方に入ってきますけれども、一番南西の部分のところに位置をするということで、市民の方がアジア・アフリカ図書館を使いやすく、そこで閲覧ができるというような、そういう取り組みも財団の方で予定しているところです。
 それから、郭沫若文庫についてですけれども、同じく図面の、入ってカウンターの左わきといいますか、郭沫若文庫展示コーナーというふうに書いてある部分がございますけれども、こちらの方に展示をする予定で、入って比較的すぐの目につきやすい場所で展示をしていきたいというふうに考えております。郭沫若文庫もかなりたくさんの資料がありますので、全体ができるということではなくて、いろいろな調査研究を一緒にして、どういう形で市民に向けて公開するとわかりやすく意義が伝えやすいのかというようなことを、検討しながら進めていこうというふうに考えております。
 それから、文庫としては貸し出しというようなことは、郭沫若文庫については余り想定されていないんですけれども、一部資料のデジタル化というようなことも検討していきたいというふうに考えているところです。以上です。


◯施設・教育センター担当課長(新藤 豊君)  公衆電話の有効性、これは以前から言われているところでございます。NTTになってからなんですが、設置していて、特に携帯電話の普及以降が顕著なんですが、実際に収益が上がっていない。つまり、置いてあるにもかかわらず余り使われていない公衆電話っていうのは、実際今、順次撤去をされてきています。学校もですね、今ちょっとごめんなさい、正確ではないんですが、4校ないし5校になってしまいました。実は教育センターと社会教育会館も採算割れをしている公衆電話の対象となっていまして、とは言いながら、少ないながらも利用者がいるということで残置のお願いは、継続はしているところです。
 それから、ちょっと時期等は、詳細は確認をとってないんですが、並行して、今、委員からお話のあったとおりですね、非常時の通信手段ということで、NTT側と防災課と今、別途協議を進めていまして、いわゆる災害時に優先的にあく回線、こちらをいわゆる避難所となる小・中学校、学校にですね、設置をするという方向の協議を今進めているということを聞いてます。ちょっと時期、それから規模については確認がとれてないので、ちょっと正確ではないんですが、そういった公衆電話は一方、経費上の問題があってなかなか厳しいという問題がある。しかしながら、固定回線の優位性っていうのは非常に今お話のあったとおり確かなことですので。とは言いながら、込み合ってしまって使えないということになってはいけないので、込み合ったときにも優先的につながる回線、こちらを学校に設置をするっていうような交渉と調整を今行っているところですので、今回のお話以外にもですね、三鷹市総体として連絡方法の確保にはさまざまな取り組みをしているということで御理解いただければと思います。以上です。


◯委員(森  徹君)  わかりました。最後の固定電話との関係ですけども、本当に驚いてるのは4年に直下型地震が70%という、私どもの今までの認識では30年とか、28年とか言われてたんですが、そんなことを考えますと、それこそ28年以内だって、28年後じゃなくてあしたでもおかしくないっていう意味ですから、やはりNTTの社会的な責任ってありますよね。特に防災拠点という小・中学校、体育館のあるところ、そういうところにはNTTの責任で、やはり4年に70%ということも言われてるような状況ですからね、3・11後はしっかりとやるということは、これはむしろ当然今お話を聞かせていただいたように、防災課としても積極的に進めていくことですけども、当然国としてもね、民主党政権としても、これはしっかりとやっていただければというふうに思います。文教委員のメンバーにもいますので非常に心強いと思いますので、ひとつしっかりと、やはりね、しっかりと実を上げる政権内容で運営していただきたいと思います。
 それから、100万点というのはわかりました。なかなか深いですね。このみそもどういうみそなのかっていうこともありますので。しかし、デジタル化と同時に、やはりペーパーで触れて読むっていうことも非常に大切なんですよね。そのことも含めて、いわゆるIT、デジタルを全く否定する立場じゃありませんけども、やはり図書館、図書というものの、この歴史的なものをしっかりと位置づけての100万点の中身、みその味を濃くするというところでね、努力していただきたい。
 それから、コミセンとの連携という点では、図書室がその図書館という位置づけっていうことで検討されているっていうふうにちょっと理解してるんですが、そういう方向も含めてこのことを検討されているのか、お聞かせいただければというふうに思います。以上です。よろしくお願いします。


◯三鷹図書館長(大島克己君)  コミセンとの連携のことについてはですね、これは連携をするということの本当の緒についたところでございますので、どういう扱いにするかについては相手様があることですので、双方がうまく折り合うような形を今後探っていきたいというふうに思っております。連携するということについては基本的なところは合意できているんですけど、具体的なところについてはこれからでございますので、その点は御理解いただければと思います。


◯委員(森  徹君)  わかりました。これで最後ですけども、やはり文庫をやってる方だとかいう、図書とか、そういう点では、むしろ行政側がっていいましょうかね、市の方が、図書館側が積極的に、待ちじゃなくて図書室というね、これを図書館ということですると、さらに実質的にはいろいろ本のやりとりっていうのはできてるようですけども、そういう位置づけを今の市政のもとで積極的に打ち出していくってことが必要ではないかなと思います。それは、積極的な要望ということで検討していただきたいということで、ひとつよろしくお願いします。以上で質問を終わります。


◯委員長(宍戸治重君)  ほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようですので、以上で教育委員会報告を終了いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前10時38分 休憩



                  午前10時39分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次、その他、何かございますか。


◯委員(森  徹君)  今、南部図書館のいろいろ検討がありましたけども、武蔵野プレイスですか、武蔵境の南口にある、あれ、文教委員会としてちょっと見に行きたいなと。ぜひそういう機会をつくっていただければと思いますが、ひとつ検討してください。


◯委員長(宍戸治重君)  休憩いたします。
                  午前10時40分 休憩



                  午前10時47分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
 その他について、森委員より武蔵野プレイスの視察の御提案がありました。皆さん、御了承いただいて、実施日は5月の委員会日ということでよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように決定いたします。
 ほかに何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。ありがとうございました。
                  午前10時48分 散会