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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成23年調布基地跡地利用対策特別委員会) > 2011/12/14 平成23年調布基地跡地利用対策特別委員会本文
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2011/12/14 平成23年調布基地跡地利用対策特別委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(伊東光則君)  おはようございます。ただいまから調布基地跡地利用対策特別委員会を開会いたします。
 初めに休憩をとって、本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩



                  午前9時30分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 休憩中に御確認いただきましたとおり、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査申し出について、3、次回委員会の日程について、4、その他という形で委員会を進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時32分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 それでは、市側の説明をお願いいたします。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  おはようございます。それでは、まず私から総括的なお話をさせていただきます。本日は報告事項、4件でございます。資料をごらんください。1つ目の報告事項は、お手元の資料1のとおり、武蔵野の森総合スポーツ施設の管理運営についてでございます。去る11月11日、東京都庁におきまして調布基地跡地関連事業推進協議会、いわゆる四者協が開かれました。その際の東京都知事を含めた3市、市長で開催された内容について担当から御説明いたします。2つ目の報告事項は資料2とおり、第16回調布飛行場まつりの実施結果についてでございますが、こちらについても後ほど担当から御説明いたします。その他、3点目と4点目は、定例的に御報告しております調布飛行場の離着陸状況と味の素スタジアムの輸送人員についてでございます。それぞれの報告事項につきましても担当から御説明いたしますので、よろしくお願いします。


◯企画経営課長(一條義治君)  改めまして、おはようございます。私の方からは、まず初めに資料1、武蔵野の森総合スポーツ施設の管理運営について御説明をさせていただきます。まず1ページ目、お開きいただきますと、右側の日付ございますとおり、平成23年11月11日になります。こちらの方で調布基地跡地関連事業推進協議会(四者協)が開催されました。この四者協、第6回目になるところでございます。当日配付された資料がこの1ページ目の資料と、裏面になりますが2ページ目の資料になるところでございます。
 この武蔵野の森総合スポーツ施設につきましては、基本設計の段階、あるいは本年の6月の特別委員会におきましても概要を説明させていただきましたが、改めて最近の状況も含めて御報告をさせていただきます。ちょっと資料、前後してしまいますが、裏面の方のスポーツ施設の位置図の方をごらんいただけますでしょうか。まず、こちらの方、図の方の向かってちょっと左手になるんですが、まず西側の方が第1期の事業といたしまして、補助競技場の建設が進められているものでございます。こちらの方は400メートルの8レーン、全天候舗装の競技場となるところでございます。また、その補助競技場の東側には緑地・みどりの広場というのが整備されているところでございます。
 そして、向かって右側、東側になるんですが、第2期事業といたしましてメーンアリーナ、サブアリーナ等の建設が進められる予定でございます。第2期事業の北側の方になるんですが、メーンアリーナ棟というふうに名称、東京都の方で現在のところ呼んでおりますが、このメーンアリーナにつきましては、バレーボールコートで4面の規模の施設になるところでございます。そして、当初基本計画では、このメーンアリーナの収容人数につきましては1万席というふうに計画では記されておりましたが、10%程度座席数の増設を図るということで、可動も含めて1万1,000席が整備されるような方向性で今取り組みを進められているところでございます。
 そして、このメーンアリーナの南側になりますが、サブアリーナと屋内プールが入るものとして、サブアリーナ・プール棟という形で整備される予定でございます。そういう意味では、この武蔵野の森総合スポーツ施設の2期工事の整備につきましては、メーンアリーナ棟とサブアリーナ・プール棟の2棟構成になるというような報告がなされているところでございます。そして、このサブアリーナにつきましては、バレーボールコートの2面で、収容人数につきましては、基本計画の段階では350から400席というような記載がございましたが、大体約360席の整備を進めるというふうに報告があったところでございます。また、屋内プールにつきましては、当初の予定どおり50メートルの国内公認プールが建設される予定でございます。
 そして、補助競技場につきましては今年度末に整備が完了し、来年4月から供用を開始されるというところでございます。また、第2期の事業になりますメーンアリーナ、サブアリーナ等につきましては、来年度のリハーサル大会、そして平成25年度のスポーツ祭東京2013の終了の後、工事が進められ、平成28年度末の工事の完了を見込んでいるというふうに話を聞いているところでございます。
 では、いよいよ来年4月から開業いたします補助競技場等の管理運営についてということで、1ページの方にお戻りいただきまして、こちらの施設の管理運営の体制について、下記のとおり進めるものとするといたしまして2つの方向性が示されたものでございます。
 まず第1点目は、補助競技場については、第1種陸上競技場となる味の素スタジアムの補助施設として機能を有することから、公設民営方式により、味の素スタジアムと一体的に管理運営するというような方向性が示されたところでございます。これ、具体的には4月にオープンをいたします補助競技場については、東京都の公の施設にはせずに、普通財産といたしまして、具体的には株式会社東京スタジアムと5年間の無償貸付契約を行うというものでございます。そして、株式会社東京スタジアムにおきましては、本体のスタジアムと一体的、効率的な管理運営を行っていく、このような方向性が補助競技場について示されたものでございます。
 そして、2点目でございますが、武蔵野の森総合スポーツ施設アリーナ施設等については、公設民営の方向で、今後、具体的な検討を行うというような方向が示されたところでございます。こちらの方につきましても、基本的には補助競技場と同じように都の公の施設にはしないで、普通財産等の形態によって公設民営方式の方向で検討を進めていくという方向が示されたものでございます。
 そして、今後契約等の具体的なスケジュールでございますが、平成23年12月の21日、来週の水曜日になりますが、東京都公有財産管理運営委員会が開催されまして、この補助競技場の無償貸し付けが正式に決定をなされます。そして、年を明けまして、平成24年2月から開催をされます東京都議会第1回定例会におきましてその方式が報告をなされるものでございます。そして、3月末に東京都と株式会社東京スタジアムで契約の締結が行われ、平成24年4月から補助競技場の開場が行われるというものでございます。
 以上が資料1の御説明でございます。
 続きまして3ページをお開きいただけますでしょうか。こちら、資料2になりますが、第16回調布飛行場まつりの実施結果についての報告でございます。こちらの方、飛行場まつりの主なイベントについて東京都の方から報告が上がりましたので、御説明をさせていただきます。
 本年、平成23年10月16日、日曜日に開催された第16回の調布飛行場まつりでございますが、当日、大変天候もよくて、2万5,000人の来場があったところでございます。私もほぼ1日いたんですが、本委員会の委員さんにも御来場いただきましてありがとうございました。当日、臨時の駐車場につきましては延べ80台の利用がございまして、そのほかにも味の素スタジアムの駐車場の入庫台数としても別途53台の利用があったというふうに報告を受けているところでございます。また、本年の飛行場まつりにおきましては、一般の武蔵野の森公園の駐車場の方にも利用者が、そちらの方も利用したというようなことも聞いているところでございます。そして、違法駐車、道路渋滞等の問題はなかったというふうに聞いているところでございます。
 そして、主なイベントでございますが、まず1点目は、体験搭乗でございます。こちらは本委員会でも臨時に開催をしていただき、御説明をさせていただきましたが、9月に起きました調布飛行場を利用する事業者による国からの行政指導であるとか、事故などがあったということもございまして、体験搭乗については事前公募を行っていたんですが、申し込みの終了日に実行委員会の方におきまして体験搭乗の中止が決定されたものでございます。事前公募におきましては、地元市、3市の枠として45名分ございまして、実際に応募をされた方が三鷹市においては92人の方が応募され、合計といたしましても314人の方が応募がなされたものでございます。こちら、応募された方につきましては、中止となった理由を付して全員に体験搭乗の中止というようなお知らせをお送りして、御理解をいただいたところでございます。
 そして、3番目のイベントといたしまして、管制塔見学でございます。こちらも毎年人気のあるイベントでございますが、今年度は実施規模といたしまして、地元3市の事前公募数120名、そして当日の当選者75名を合わせて195名の方が見学をなされました。その当日は13回の実施が行われたものでございます。三鷹市におきましても40名の枠の中で57名の応募がございまして、当選された方は11人いらしたということでございます。
 そして、4番目の記載でございますが、飛行場見学のバスツアーでございます。こちら、小田急の路線バス3台を利用いたしまして、午前便として9便、279名、午後15便として480名の方が御利用をされたところでございます。見学コースといたしましては、管制塔からスタートをいたしまして、飛行場の場周道路を往復するという形で、ふだん入れないところを見れるということで毎年人気のあるイベントであるところでございます。
 以上が第16回調布飛行場まつりの主な実施結果についてでございます。
 続きまして4ページをお開きいただけますでしょうか。こちら、資料3になりますが、調布飛行場の離着陸状況についてでございます。こちら、5ページ目をごらんいただきますと、まずは7月の実績でございますが、2地点間の輸送で525回、前年同月に比べて54回の減、合計は1,204回で、前年同月に比べて9回の減になっております。続いて6ページをお開きいただけますでしょうか。次は8月の実績でございます。2地点間の輸送が699回、前年同月に比べ71回の減、合計は1,430回、前年同月に比べ57回の減となっております。7ページをお開きください。9月でございますが、2地点間の輸送が498回、前年同月に比べ21回の増、合計が1,304回、前年同月に比べ76回の増となっております。前年同期の7月から9月を比較いたしますと、前年が3,928回、ことしが3,938回と、10回の増となっているところでございます。


◯都市整備部技監・広域まちづくり等担当部長(福島照雄君)  おはようございます。私の方からは、資料4、味の素スタジアム輸送人員について御報告させていただきます。
 8ページをごらんいただきたいと思います。このシャトルバスでございますが、サッカーJリーグ戦、あるいは音楽イベントなど、入場者が多数見込まれる場合に主催者側がバス事業者に対しまして、周辺駅であります吉祥寺駅、三鷹駅、武蔵境駅、多磨駅、狛江駅、この5駅から味の素スタジアム間のシャトルバスを運行しているものでございます。今回は、平成23年3月5日から11月26日までの間の報告をさせていただきます。この間、サッカーJリーグが17試合、それから音楽イベントが6回ということでございます。
 ページで11ページをごらんいただきたいと思いますが、この間のシャトルバスの利用者でございます。合計欄、右側でございますけれども、6万888人ということになっておりまして、総入場者数に対します平均乗車率は5.3%になっております。


◯委員長(伊東光則君)  市側の説明は終わりました。
 市側の説明に対する質疑がございましたら、お願いいたします。


◯委員(石原 恒君)  おはようございます。御説明ありがとうございます。まず、武蔵野の森総合スポーツ施設の方から質問をさせていただきます。資料1の方に味の素スタジアムと一体管理、補助競技場については一体管理するというふうに書いてますし、あと、その他アリーナに関しては具体的な検討を行うというふうに御報告がありましたけれども、今現在、味の素スタジアムはネーミングライツ契約をされているということですけれども、新しくこういった補助競技場ができたことで、このネーミングライツの拡大というんですかね、その辺は、現段階においてですけれども、どのようにお考えかということを教えていただきたいなと思います。
 あと、飛行場まつりの件ですけれども、通常体験搭乗がされているところですけれども、10月の事故のためにちょっと中止ということで残念な結果でありましたけれども、この事故について、前回委員会の方で報告を受けましたけれども、その後のやりとりですね、その辺をちょっとお伺いしたいなというふうに思っているところです。
 私、その3つの事故に関しましていろいろと調べましたけれども、新中央航空のドルニエの衝突防止のふぐあい、これに関してはホームページとしても報告ないですし、どういった会社として対応されているかというのが見えてこないですし、あと、ほか、共立航空の離発着の際のノーズギアの事故ですかね、これは調査中というふうに載っていましたけれども、その後の対応がよくわからない。3日に起きました東邦航空のヘリコプターの事故に関しては、これはホームページに載っていたんですかね。という感じで、ちょっと3つの事故においてきちっと情報を公開しているところと、していないところが見えると。それぞれの事故の重さというのもありますけれども、やはり情報公開はしっかりとやっていただきたいということを思いますし、そういった改善というんですかね、対策のところもちゃんと載せてほしいなというふうに思うところですけれども、その辺のやりとり等、もし要望等ができるんでしたらば、お願いしたいなと。御答弁をお願いしたいと思います。
 あと、味の素スタジアムの輸送人員の中で、今回バス、こうやって乗せていただいていますけれども、FC東京がJ1に返り咲いたということで、またふえてくるかなというふうに思います。また収益も上がってくるかなというふうに思います。同じようにJ1昇格で、FC東京のほか鳥栖と札幌も昇格していまして、札幌の方はもう昇格のイベントを企画されています。同じようにFC東京としてイベントをしようという企画、動きとかいうんですかね、その辺があれば御報告いただければと思います。


◯企画経営課長(一條義治君)  私の方からは、最初の2点についての御質問についてお答えをさせていただきます。まず、味の素スタジアム本体につきましては、御指摘のとおりネーミングライツが導入され、毎年多大な収入となっているところでございますが、この4月にオープンします補助競技場やメーンアリーナ、サブアリーナ等についてネーミングライツを導入するような、拡大するような方向性があるかということでございますが、現在、東京都の担当の部署から聞いているのは、当然ネーミングライツも導入については1つの可能性として検討はしているというふうに聞いているところでございます。
 ただ、最近は御案内のとおりにこのネーミングライツにつきましては、経済状況も含めて非常に今厳しい状況にあるということが1点と、例えば八王子市の公の施設にあったんですが、当該企業に不祥事等があった場合、その施設のイメージが大きく下がるようなリスクもあるというようなことが1つということと、ネーミングライツを特定の者と契約したことによって、他の企業から広告であるとか、スポンサー収入がむしろ減ってしまうような可能性もあるというふうなこともございまして、そうした意味では専門家ともいろいろ意見を聞きながら、この補助競技場やメーンアリーナ、サブアリーナ等についてのネーミングライツの可能性については引き続き検討をしていきたいという方向性を聞いているところでございます。
 2点目の、飛行場まつりで体験搭乗が中止となった要因の御指摘の3点の事故等についてでございます。まず、共立航空の着陸時におけるミスと、東邦航空が神奈川県の宮ヶ瀬で起こしたヘリコプターの墜落事故につきましては、こちらは現在、国の運輸安全委員会の航空事故調査官が調査を進めているというような状況でございますので、それぞれの会社について具体的な事実関係について、それをホームページで公表するということは、恐らく差し控えているのではないかというふうに推察をされるところでございます。こちらの方につきましても、この運輸安全委員会の方の調査結果が公表されたところで、この本委員会でも御報告をしていきたいというふうに考えているところでございます。
 それから、東京都を通して対応を聞いているところでございますが、まず具体的に調布飛行場でミスを起こした共立航空につきましては、当該トラブルを起こした機長につきましては──機長は実際500時間、あるいは600時間の飛行時間の経験があるパイロットでございますが、こちらの機長につきましては当分の間乗務から外しまして、必要な訓練を現在進めているというふうに聞いております。そして機長として必要な再審査に合格をした後でないと乗務に復帰させることはしないという、そのような取り組みを聞いているところでございますので、会社を挙げて着陸操作手順の再確認、安全運航の徹底を図っているというふうに聞いているところでございます。
 あともう一社、新中央航空が国土交通省から行政指導を受けた案件でございますが、こちらにつきましては、新中央航空は国の厳重注意を受けまして、その指導に基づき国土交通省に対して報告を提出したというふうに伺っているところでございます。ただ、この報告の文書そのものにつきましては国に対して提出をしたものということで、その文書そのものは公開の対象にはなっていないんですが、東京都を通しまして、この新中央航空が国土交通省に提出した取り組み内容について聞き取りをしているところでございます。
 まず1点、ふぐあいの修理のために衝突防止装置の機器等が交換されていたんですが、その本来機能を確認せずに再使用していた案件等につきましては、ふぐあいの報告であるとか、作業指示、あるいは部品管理の方法等の是正を図り、適切な管理を行うような再研修、あるいは取り組みの見直しを進めているというふうに聞いているところでございます。また、今回の案件につきましては、いずれも新型機に対するトラブルであったということがございますので、これはメーカーの方の指導も受けながら、新型機に対する特別訓練の実施を進め、整備管理体制の抜本的な見直しを行う、このような報告を新中央航空の方から国土交通省に行ったということを東京都を通して聞き取りをしているところでございます。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  札幌のイベントというのはちょっと把握していないので、ちょっと申しわけございません、比較してどうかということについては、基本的には現段階では聞いていないところでございます。御案内のとおりFC東京、J1昇格決定後、まだ天皇杯が残っておりますので、この17日に水戸戦がありますし、元旦まで行くぞという勢いでございますので、現在それに集中しているのかと思います。
 一方で、地元に密着のFCとしては、御案内のとおり地元3市や小平市などを選手が訪問して、そうした報告も行うとともに、先日FC東京の阿久根社長が市長を訪ねられて、その結果報告などもお話しいただいたところでございます。これは推測で申しわけございませんが、一定のファンの集い等もあるとは思われますので、今後そういう情報があれば聞き取って対応していきたいというふうに考えております。


◯委員(石原 恒君)  御答弁ありがとうございます。再質問というか、お願いという形で話させていただきますけれども、まず味の素スタジアムと一体運営される補助競技場と、あとアリーナですね。確かに今回オリンパスの件とか、いろいろ問題があったから、またいろいろな角度を見ていかないと、ネーミングライツがいいとばかりではないなというふうに私も思います。その辺はよく専門家の方と御協議いただいて、どちらがメリットがあるかということを検討して、継続でやっていただきたいなというふうに思います。
 あと、飛行場の事故ですね。ぜひ国土交通省の方に報告したからいいということで終わらせず、今おっしゃったような聞き取りの内容をぜひ住民の方にも、やはり事故があったわけですから御説明する機会とか、配布物を用意するとか、何かそんな形をとって、要は信頼回復に向けてやっていただきたいなと思います。このままだと、やっぱり不信感がまた残ってしまいますので、ずっとこの調布飛行場は利用していくわけですから、そういった意味で地元の方とうまくやっていくためにも、ぜひ前向きな対応をしていただければと思います。その辺、何か御意見等があれば御報告いただければと思います。
 あと、そうですね、イベントの方、先日報告されて、私もちょっと見させていただきましたけれども、ファンの集い等、またイベントがありましたら、よろしくお願いいたします。


◯委員長(伊東光則君)  答弁、ありますか。ないですか。


◯企画経営課長(一條義治君)  9月から10月に起きました案件につきましては、現在、東京都港湾局を通しまして、調布飛行場を利用する利用者個人、あるいは事業者に対して再発防止の徹底をさらに強化しているところでございますし、地域の住民の方にも年数回行われております意見交換会などがございますので、そのような機会を通しまして情報などをお伝えしていきたいというふうに考えているところでございます。


◯委員長(伊東光則君)  他に質疑はございませんか。


◯委員(吉沼徳人君)  済みません、お願いいたします。ちょっと武蔵野の森総合スポーツ施設の補助施設のことなんですけれども、味の素スタジアムは第1種陸上競技場として公認を受けている競技場なんですけれども、補助競技場について、これ400の8レーンというと、普通ですと2種か3種を取るとか、そういった公認施設にするのが普通なんですけれども、これについては公認施設として申請をとるのかどうかということを1つお聞きしたいと思います。
 それともう一点、私がよくわからないのかどうかわからないんですけど、飛行場まつりの件なんですけど、管制塔の見学者の数が、私ちょっと、どうしてこの195名、これ1回15人ということなんですけど、よくわからないのは、当日の当選者75名なんですけれども、当選者数が37人なんですけど、この辺はどういうふうに解釈していいか。75名って、どこの人が75人なんだかよくわからないんですけれども。ただ、120人はそれぞれ近隣市が40人ずつで120名と、当日の当選者75名という実施規模なんですけど、75名のうち37人しか行かなかったのかどうか、その辺ちょっとよく見えないので。当選者が37人になっていますよね。それで、実施規模としては当日75名となっているんですけど、その辺の関係がよく私、読めないんで、もし御説明をいただければと思って、その2点をお願いします。


◯企画経営課長(一條義治君)  まず、スタジアム本体が第1種の陸上競技場になることなんですが、実はこの第1種陸上競技場となることの要件の1つといたしまして、第3種の公認陸上競技場となる補助競技場を擁するというような案件も1つとしてございまして、補助競技場につきましては、そうした意味で第3種の公認陸上競技場の位置づけがなされるというふうに聞いているところでございます。
 第2点目の調布飛行場まつりの管制塔見学について、ちょっと私の説明が不足しておりまして失礼をいたしました。まず、この応募につきましては、広報等で御案内しているんですが、1人の応募で5人まで名前を記載していいというふうにしておりまして、それで三鷹市の方は当選者11人であったんですが、合計いたしますとお1人が何名か書いていらっしゃるということで、トータルとしてここでお示ししているような当選で当たった見学者の数になっているというところでございます。そういう意味では、1人で見学される方もいれば、最大5人で見学される方もいるというところがございまして、ちょっと若干このような数字の表記になっているところでございます。


◯委員(吉沼徳人君)  はい、補助競技場のこともわかりましたし、今の数も、済みません、よくわかりました。ありがとうございます。


◯委員長(伊東光則君)  他に質疑ございませんでしょうか。


◯委員(森  徹君)  この資料1のところでお聞きしたいことが、公設民営方式ということ、これ、平成22年の9月のこの委員会でこの方針が示されていると思います。資料いただいております。この資料を見ますと、管理運営のあり方についてというところで、この経営の方向性が打ち出されているようなんですが、この中で赤字を出さない経営ということが書いてあるんですね。ですから、東京都自身がこの場所でこの施設をつくるという点でかなり赤字が出ると、また、その心配ありということを、この計画を進める段階で検討がなされているということで、地元3市との連携というところで、いわゆる経営戦略委員会を設けて地元と話し合いを持っていくと。
 ここでもやはり心配なんですが、この赤字を出さない、地元3市との連携という中で、三鷹市、地元の中の三鷹市、この中で財政的なそういうものが運営上、この戦略会議、これを示された段階で何回か経営戦略委員会、これが行われたと思うんですけれども、その中で議論されてきた内容があればお示しいただきたいということが1つ。
 それから、三鷹市に隣接しているという場所ですけれども、したがって、これだけの施設は三鷹市民も大いに利用していきたいという方々もいると思うんですね。しかし、現実には交通のアクセスというのを広い面では調布飛行場、それからスタジアム、その西側にある施設という点で一体的なんですけれども、非常に交通の便ではなかなか難しいところにあるという点で、これとの関係での新たな交通アクセスというものを検討されているのかどうなのか。
 大きく言ってこの2点なんですけれども、質問いたします。


◯企画経営課長(一條義治君)  御指摘のとおり、この武蔵野の森総合スポーツ施設につきましては、基本計画の段階から戦略的かつ赤字を出さない運営を基本とする施設運営ということが明記されているところでございます。そして、東京都と地元3市、あるいは都のスポーツ団体の代表者等で構成される経営戦略委員会でございますが、一番最後に行われたのは平成22年度末、本年の3月になりまして、今年度は経営戦略委員会という形では開催はされてございません。
 ただ、11月11日の四者協を開催するに当たりまして、その前段で課題別協議会等は行われておるんですが、財政的な負担について、これは地元3市とも大変重要な問題だというふうに認識をしているところでございます。そこで、課題別協議会や四者協の会議におきましても、地元3市の市長からは、地元市の財政負担ということが生じないようにということを再三にわたって申し上げているところでございますので、そのような観点でもって地元市の意見を申し述べているところでございます。
 2点目の交通アクセスでございますが、こちらも武蔵野の森総合スポーツ施設の整備が東京都の方で表明されて以降、四者協等の場を通して三鷹市長からはJRの三鷹駅、あるいは武蔵境駅からの交通アクセスをしっかりと図ってもらうように要請をしているところでございます。そのような要請を今後とも引き続き経営戦略委員会の場を通して行っていきたいというふうに考えているところでございます。


◯委員(森  徹君)  ありがとうございました。交通アクセスの関係では、三鷹の大沢の二丁目あたりでしょうか、前市長の安田さんの住んでいる龍源寺周辺ですね。あそこの地域、武蔵境行きのバス路線がないということで、そういう要求もありましてね、それで、この場所的な、位置的な関係から言うと三鷹駅から朝日町ですか、これがやはりこのスタジアム、今回の計画の競技場のところですね、やはりこの交通不便地域、これを解消することとあわせて南北の交通アクセスと、そしてこの競技場の利用というようなことも改めて検討していただければと。
 これ、大分古い話ですけれども、私、この跡地委員会に最初に参加したときに、行政側の説明で、ここにおられる方はその当時のメンバーの方はいらっしゃらないと思うんですけれども、大沢のコミセンが、折り返しのバス停があったときに、これがなくなるという状況の中で、武蔵境駅からこの今つくっている新しい道路、これをつくって、そして調布の次の西側の駅というのはどこになるんでしょう、飛田給ですか、飛田給に行くバス路線の新たな新設と、そういうことも検討されているという話も大分前に出たもんですから、その辺も含めて改めてアクセス問題、検討していただきたいと。必要な公共交通関連の会社等に申し入れもしていただければというふうに思います。
 それから最初の質問ですけれども、そうしますと、この経営戦略委員会というのは、これを設けるということが平成22年8月の東京都の基本計画には書かれているんですけれども、正式の会議は持たれていないということで、今の報告では理解していいんでしょうか。ただ、三鷹市長も含め、地元に負担がないようにという申し入れは行っていると。それは会議等の発言として行っているのか、地元3市として文書等で申し入れを行っているのか、この辺を改めて確認させてください。


◯企画経営課長(一條義治君)  2点目の経営戦略委員会についてお答えをさせていただきます。本年度は経営戦略委員会という形では開催をなされずに、課題別協議会や四者協の本体の会議ということが行われておりまして、年明けに経営戦略委員会という形で開催をされるのではないかというふうに聞いているところでございます。
 地元市の負担がないようにというのは、この武蔵野の森総合スポーツ施設の基本方針等が合意された段階で、3市として文書は出して明記をしているところでございますが、それ以降、四者協の会議や課題別協議会などで発言を行い、そのような形で記録がなされているところでございます。


◯都市整備部技監・広域まちづくり等担当部長(福島照雄君)  バス路線の問題につきましては、今後またこの競技場の施設が完成した後、やはり動向がどうなるのかという部分がございます。小田急バス、バス事業者に対しまして前々からこの辺につきましての情報提供をしておりますので、今後その辺の利用状況、そういったものを加味した中で、市としても三鷹市民がなるべく利用しやすい新たなバス路線の新設も含めまして一応要請はしてまいりたいと、このように考えております。


◯委員(森  徹君)  それでは、1つ、バス路線のことはよろしく御努力をお願いしたいというふうに思います。
 それから、地元市に新たな負担が求められないように。特に赤字ということが、この東京都の基本計画の最初から赤字を懸念している内容になっているもんですから、このことはしっかりと対応していただきたいということで、必要に応じては3市と共同して申し入れを行うと、会議の発言だけではなくて、そういう立場で対応していただきたいということをお願いして、質問を終わりにします。


◯委員(川原純子さん)  私の方から1点だけお聞きしたいんですが、このバス路線の今の森委員の方からもお話がありましたけれども、交通アクセスの問題、これ、小田急バス会社、小田急との話し合いのみなんでしょうか。要するに他の京王バスですとか、そういったところとの話し合いとかは持っていらっしゃるのかどうか、お聞かせください。


◯都市整備部技監・広域まちづくり等担当部長(福島照雄君)  バス事業者、三鷹管内は小田急バスと、それから京王バス、ございます。ただ、京王バスの場合にはすぐ京王線が近いという問題がございますので、この味の素スタジアムのすぐ南は京王電鉄の駅があるというような関係がございまして、今現在、京王バスのルート自体も、たしか天文台通りを通っているルートと、あと小金井からのルートということになっておりますので、この辺のバス事業者に対しましては、当然小田急バス及び京王バスともに情報提供をしてまいりまして、その辺の可能性について要請をしてまいりたいと考えております。


◯委員(川原純子さん)  その点、よろしくお願いします。小田急バスだけではなくて、本当にやはり利用者のことを考えますと、京王バスですとか、そういった交通の利便性、これを加味していただかないと、今後このようにいろいろと競技場もできてくるわけですので、その点よくお願い申し上げます。


◯委員長(伊東光則君)  ほかにございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、市側の説明に対する質疑をこれをもって終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時16分 休憩



                  午前10時17分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 それでは、継続審査申し出の確認をいたしたいと思います。
 調布基地跡地の利用促進について積極的な対策を講ずること、本件につきましては引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように決定いたします。
 続きまして、次回委員会の日程ですが、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくということでよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように決定いたします。
 その他、何かございますでしょうか。
 休憩いたします。
                  午前10時18分 休憩



                  午前10時20分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、以上をもちまして、本日の調布基地跡地利用対策特別委員会を閉会いたします。ありがとうございました。
                  午前10時21分 散会