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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成23年調布基地跡地利用対策特別委員会) > 2011/09/27 平成23年調布基地跡地利用対策特別委員会本文
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2011/09/27 平成23年調布基地跡地利用対策特別委員会本文

                  午前9時31分 開議
◯委員長(伊東光則君)  ただいまから調布基地跡地利用対策特別委員会を開会いたします。
 初めに休憩をとって、本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時34分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 休憩中に御確認いただきましたとおり、1、協議事項及び行政報告、2、議会閉会中継続審査申し出について、3、次回委員会の日程について、4、その他という形で委員会を進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時35分 休憩



                  午前9時36分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 それでは、市側の説明をお願いいたします。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  おはようございます。よろしくお願いします。
 それでは、私から総括的なお話を冒頭させていただきます。本日は協議事項が1件、報告事項が4件ということでよろしくお願いします。
 1つ目の協議事項でございますが、お手元の資料1にありますとおり、平成23年度調布飛行場まつりに係る行事についてでございます。東京都調布離着陸場の整備及び管理運営に関する覚書、こちらに基づきまして東京都港湾局長から協議が行われました。その事項は昨年も実施しているところでございますが、体験搭乗と、それに東京消防庁防災ヘリの展示のための離着陸でございます。内容でございますけれども、体験搭乗につきましては、昨年の申請と同じでございますけれども、21回程度、また東京消防庁防災ヘリの離着陸が最大4回の予定となっているところでございます。この件につきましては、この後、担当より御説明させていただきますけれども、本日御審議いただきまして結論をお出しいただければというふうに考えておりますので、よろしくお取り計らいをお願いしたいと思います。
 次に、報告事項でございます。2点目になりますが、調布飛行場まつりについてでございます。ことしの飛行場まつりは10月16日の日曜日に予定しているところでございます。毎年、「多摩と島しょを翼でつなぐ調布飛行場」、こちらをキャッチフレーズとして実施しているところでございまして、ことしで16回目となるところでございます。お手元には調布飛行場まつりの開催概要(案)を資料2としてお示ししているところでございます。
 3点目は、「第68回国民体育大会・第13回全国障害者スポーツ大会 開・閉会式会場整備基本計画の概要」についてでございます。平成25年に開催されますスポーツ祭東京2013(東京国体)の開・閉会式は味の素スタジアムを会場として開催されますが、会場等施設整備の基本的な考え方について担当より御説明させていただきたいと思います。
 その他、4点目、5点目は定例報告でございます。調布飛行場の離着陸状況と味の素スタジアムの輸送人員でございます。これから順次御説明させていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。


◯企画経営課長(一條義治君)  私の方からは、資料1の平成23年度調布飛行場まつりに係る行事についてと、資料2、調布飛行場まつりについて、まず最初に御説明をさせていただきます。まず、この資料の順番といたしましては、協議事項が先に来ておるんですが、まずは飛行場まつり全体の概要の御説明をさせていただいた後、協議事項の説明の方が御理解いただけるのではないかというふうに思いますので、恐縮ですが、まずは資料2、3ページ目の調布飛行場まつりについてをごらんいただけますでしょうか。
 こちら、今回で第16回になる調布飛行場まつりの開催概要の案でございます。開催日時につきましては、ことしの10月の16日、時間は10時から16時でございます。あと、例年のことではございますが、公園の整備によりまして臨時駐車場の確保が困難なため、ことしも電車や臨時バス、自転車等での来場をホームページやチラシを用いて呼びかけを行うものでございます。
 主催につきましては調布飛行場まつり実行委員会でございます。
 イベント内容につきましては、特設のステージ、地元3市の応募者対象の体験搭乗、こちらの方が具体的な協議案件になっているものでございます。そして、そのほかには、こちらの方も人気が高いんですが、管制塔の見学、いずれも抽せんを行うものでございます。そして小型飛行機やヘリコプター、消防車両等の展示、飛行場の歴史や役割等のパネル展示、飛行場内のバスツアー、移動水族館、島嶼の特産品の即売や観光PR等が予定されているものでございます。
 協力団体につきましては、近隣の自治会のほか、三鷹市を含めた地元自治体、島嶼の自治体、あとは関係機関等でございます。
 そして、想定の来場者数でございますが、こちら昨年度の実績にもなっているんですが、本年度も2万5,000人を想定しているところでございまして、非常に注目をされている関心の高いイベントになっているものでございます。
 そして、このような全体的な開催概要の計画のもとに、本年度は資料1のとおり、東京都港湾局長の方から飛行場まつりに係る行事についての協議が出されているものでございます。
 そして、具体的な協議事項でございますが、2ページ目の「記」以下にありますとおり2点の案件についての協議案件でございます。まず1点目が体験搭乗の実施、そして2点目が東京消防庁防災ヘリの展示と災害救助の実演のための回転翼機の離着陸でございます。こちら、6月の委員会のときにも御説明をさせていただきました、この飛行場の整備及び管理運営に関する協定書及び覚書の中では、いわゆる遊覧飛行などについては原則禁止がなされているものでございます。そして、日曜日と祭日のヘリコプターの離着陸についても原則禁止がなされているものでございます。
 そこで、この協定書、そして覚書に基づきまして、毎年丁寧な形で地元自治体に了承を得るということで、このような形で協議がなされておるんですが、この飛行場まつりにつきましては、地域の住民に飛行場と航空機について理解をしていただくことを目的として開催されている祭りであり、そういったことでの行事であるということ。また、公共性を有し、かつ短期的なイベントであるということから、こうした意味では、この協定あるいは覚書に基づいて趣旨に合致したものとして認めてもらいたいという、このような趣旨でございます。
 具体的に、最初の体験搭乗の実施でございますが、地域住民の皆様に小型機の搭乗体験を通じて飛行場への理解や関心を高めてもらう。そして、対象者といたしましては、地元3市からの事前公募、そして当日来場者の中からの抽せんで搭乗者が決定されることになっております。回数につきましては、昨年と同程度、21回を予定しておりまして、1回のフライト時間は10分から15分程度になっております。当日使用する機種につきましては、調布飛行場の常駐機の固定翼機で、使用予定機はセスナ172型になっておるところでございます。
 2番目の防災ヘリの展示と災害救助のための実演でございますが、昨年度はできなかったんですが、平成21年度には実施しておりまして大変好評をいただきました。具体的な救助実演というのは水難救助を想定しておりまして、例えば川の中州のところで取り残された人をヘリコプターで救出をするというような、そのような想定の実演を行うものでございます。今回の東日本大震災におきましても、各地の防災ヘリが実際そのような救助活動をしているということで、今回のこういった災害救助の実演につきましても、より一層関心を持ってごらんをいただけるものではないかというふうに考えているところでございます。
 ちなみに体験搭乗の昨年の実績につきましては21回、計63名の方がお乗りになっているものでございます。とりあえず、一たん私の報告は以上でございます。


◯国体推進室長・国体推進担当課長・建設担当課長(荒川浩一君)  私からは資料3、「第68回国民体育大会・第13回全国障害者スポーツ大会 開・閉会式会場整備基本計画の概要」について御説明いたします。資料の説明に入る前に、これまでの国体の準備状況について簡単に御説明したいと思います。
 昨年、平成22年7月に日本体育協会理事会において国体の東京都開催が正式決定したことにより、東京都の準備委員会がスポーツ祭2013実行委員会に組織変更されました。スポーツ祭東京2013とは、御案内のとおり東京国体の愛称名でございまして、第68回国民体育大会と第13回全国障害者スポーツ大会、この2つをスポーツの夢と感動を伝える1つの祭典としてあらわしているものでございます。
 これを受けまして、三鷹市におきましても8月19日にスポーツ祭東京2013三鷹市実行委員会を設立いたしました。また、ことしに入ってからは6月29日に総務・広報、競技・式典、宿泊・衛生、輸送・警備の4つの専門委員会を設置いたしました。専門委員会では、それぞれの分野ごとに部門別基本計画や各種要項などを御審議いただいております。今後、これらの基本計画等を取りまとめた三鷹市開催総合実施計画書を定めていきたいというふうに考えております。
 なお、三鷹市での開催競技でございますが、サッカー競技の成年男子、ソフトボール競技の成年男子、アーチェリー競技、こちらは全種別が開催されます。また、デモンストレーションとしてのスポーツ行事としてパドルテニスが行われるほか、障害者スポーツ大会のアーチェリー競技が行われます。
 続いて、資料の説明に移ります。お手元の資料4ページの資料3になりますけれども、こちらをごらんください。「第68回国民体育大会・第13回全国障害者スポーツ大会 開・閉会式会場整備基本計画の概要」でございます。この計画は東京都の実行委員会、スポーツ祭東京2013実行委員会が国体・障スポ大会の開・閉会式場を整備するに当たりまして必要な事項を定めたものであり、平成23年の3月に策定されました。
 策定の目的でございますが、味の素スタジアムを会場として開催される国体・障スポ大会の開・閉会式会場に必要な仮設施設の整備に当たりまして、基本的な考え方や全体のゾーニング、スケジュールなどを明らかにして開・閉会式の安全かつ円滑な実施を図るものでございます。開・閉会式の日程及び会場でございますが、国体の総合開会式が平成25年の9月28日、総合閉会式が10月8日、また障スポ大会の開会式が10月12日、閉会式が10月14日でございます。いずれも大会会期の初日と最終日となっております。また、会場施設は御案内のとおり味の素スタジアムでございます。
 続きまして、会場等施設整備の基本的考え方でございますが、先ほども言いましたけど、スポーツ祭というのが2つの大会を1つの祭典ということでございますので、目標も「ひとつの祭典としてすべての人を歓迎する会場づくり」として、両大会全体の一体感、盛り上がりを生み出すことのできる会場づくりを目指すものであります。具体的には、資料の左の方ですね、こちらに記載の安全性の重視以下の6つの視点からの会場づくりを目指します。
 続きまして、右側のゾーニング・動線計画でございます。会場の味の素スタジアムの周辺にはロイヤルゾーン、大会役員・招待者ゾーンなどが置かれます。会場の西側、地図では左側になりますけれども、補助競技場の周辺、こちらが広場ゾーンとなり、案内所、休憩所、売店などが設置されます。また、会場の東側のアミノバイタルフィールド及び会場の北側が式典出演者控所ゾーンとなります。同じく会場北側の東寄りの部分でございますけれども、役員・選手団控所ゾーンが置かれ、西寄りには駐車場ゾーンとなります。動線計画については記載のとおりでございます。
 最後に、会場等施設の整備スケジュールでございますが、現在基本設計に取り組んでおり、来年度の平成24年度には実施計画、平成25年度には整備の実施というふうになります。


◯企画経営課長(一條義治君)  続きまして、資料4の東京都調布飛行場の離着陸状況について説明をさせていただきます。ページになりますと、5ページ以降になるところでございます。こちら、資料4の方の4月から6月までの離着陸状況でございます。4月は2地点間輸送では531回で、前年同月に比べて57回の増、合計が1,327回で、前年同月に比べ178回の増になっております。5月ですが、2地点間輸送は483回、前年同月に比べ108回の減、合計は1,240回、前年同月に比べて180回の減となっております。次のページの6月でございますが、2地点間輸送が388回、前年同月に比べて138回の減、合計は1,157回、前年同月に比べ169回の減となっています。前年同期の4月から6月と比較しますと、前年が3,895回、ことしが3,724回と、171回の減となっているところでございます。


◯都市交通担当課長(中村 修君)  それでは、味の素スタジアム輸送人員について報告いたします。資料5、9ページをごらんください。サッカーJリーグ戦や音楽イベントなど入場者が多数見込まれる場合に、主催者がバス事業者に依頼をしまして周辺駅から味の素スタジアム間のシャトルバスを運行しております。6月に開催された本委員会で3月から5月までの利用実績を報告いたしましたが、前回の報告を含め3月5日から8月28日までの利用実績を報告いたします。この期間にサッカーJリーグが9試合、音楽イベントが4回開催されています。シャトルバスは表の上段の記載のとおり、味の素スタジアム周辺の吉祥寺駅、三鷹駅、武蔵境駅、多磨駅及び狛江駅の5駅より運行しております。
 11ページをごらんください。この期間のバス利用者は3万4,605人で、総入場者数に対する平均乗車率は4.7%となっております。


◯委員長(伊東光則君)  市側の説明は終わりました。
 市側の説明に対する質疑がございましたら、お願いいたします。


◯委員(石原 恒君)  おはようございます。よろしくお願いいたします。何点か御質問をさせていただきます。
 調布飛行場の祭りの件です。毎年やられているということで、大きくは変わっていないというふうに思いますけれども、例年ともし違うところがございましたら教えていただきたいと思います。
 それと、あと例年で懸案となっているものがあって、ことし何かそれの対策等講じていることとか、そういうことがもしあればお願いいたします。
 それと、雨天・小雨時の対応というのはどのようになっているんでしょうか。これも例年やられていることだと思うんですけれども、それに対して広報として天候についての広報はどのようにされておられようとしているのか、お聞きしたいと思います。
 国体のことですけれども、これが2013年、本大会ですけれども、来年がプレということで伺っていますけど、そのプレに関して何かこの場で御紹介いただけるものがあればよろしくお願いします。


◯企画経営課長(一條義治君)  ことしの飛行場まつりの例年との違いであるとか、懸案事項についての御質問についてお答えいたします。まず例年との違いでございますが、ことしは3月の東日本大震災の発生を踏まえまして、今、実行委員会の方で調整をしているんですが、被災自治体の方で物販の販売等がそういった希望があるかどうかということを今、実行委員会の方で調整をしているところでございますので、東北3県の市町村などについて実行委員会を通して呼びかけを行っているところでございまして、当日もしかしたらそういった自治体での物販の販売などが行われるかもしれません。
 そして、懸案事項でございますが、実はこの委員会でも御指摘をいただいたところでもあるんですが、やはり公共交通機関であるとか、自転車、徒歩の利用を呼びかけているということで、そういう意味では自動車の利用が減っているというところではいいんですが、逆にやはり自転車の利用が大変ふえているということで、駐輪場の対策についてはことしも万全を期したいというふうに考えているところでございます。
 そこで、御指摘いただいたところの中で、自転車を置いたのであるけれども、非常に広い駐輪場の配置をしておりますので、自分の自転車を置いた場所が帰りにわからなくなったというような方がいらっしゃいました。そこで、今回はこういった議会での御指摘を昨年実行委員会の方に伝えたところ、要は旗に番号を書いたようなものをその駐輪場に置いて、自分の自転車のところが、置いた場所がわかるようなおおよその目印みたいなものを検討するというふうに実行委員会からは回答を得られておりますので、何らかの対応がなされていくのではないかというふうに考えるところでございます。
 当日の天候によるものなんですが、従前小雨程度では決行しているんですが、ちょうど、ことしは特にそうなんですけど、台風とかに非常に荒れた天候、荒天の場合もございますので、その場合は朝の段階で実行委員会が、おおむね7時というふうに聞いておりますが、開催を決定し、もし中止の場合などについてはホームページ等で周知をするというような段取りになっているところでございます。


◯国体推進室長・国体推進担当課長・建設担当課長(荒川浩一君)  国体のリハーサル大会の御質問をいただきました。リハーサル大会でございますけれども、主に協議会の運営全般にわたり検証と習熟を図ることを目的に、国体の前年度に行われる大会でございます。三鷹市におきましては、サッカー競技につきまして平成24年の10月に社会人の全国大会がリハーサル大会で行われます。ソフトボールにつきましては平成24年の9月に全日本総合女子という、女子の全日本の大会が行われます。アーチェリーは平成24年7月に、こちらは関東地域の今までやったことがないんですけど、今回のために行われます東京多摩CUPアーチェリー大会という大会が行われます。
 基本的には、最初に申し上げましたとおり競技のリハーサル、運営の検証を行うために行われるものなんですけれども、それ以外に市民に対してどのようにするかとか、来場者に対してどのようにするかというところが、今国体の総務・広報専門委員会で検討しているところなんですけれども、ちょうど今の時期に岐阜国体のリハーサル大会が行われておりまして、三鷹で開催競技を順次視察しているところなんですけれども、これがまた大会の規模といいますか、やっている競技によってやっている内容が全然違うというようなことがございまして、最初に見に行ったのがアーチェリーだったんですけれども、アーチェリーというのは特殊競技といいますか、限られた人でやっている競技という部分が強くて、競技会自体もほとんど関係者しかいらっしゃっていなくて、売店等もほとんどないような状態だったんですけれども、先日行われました全日本女子のソフトボールの大会では、例えば金メダリストの上野選手等が出場するとか、そういうこともございまして、人出もかなりあって、お店も5軒ぐらい出ているとか。あと、おもてなしの芋煮のテントがあるとか、そういったこともございまして、かなり競技によって違っている状況がございます。
 こういった前例がございますので、このあたりを総務・広報委員会の委員さんに議論していただいて、決めていきたいというふうに考えております。


◯委員(石原 恒君)  御答弁ありがとうございます。そうですね、飛行場まつりに関しましては毎年やられているということと、今、一條課長からお話しいただいた点をしっかりやっていただきたいというふうに思います。確かに自転車が最近多いので、今おっしゃったようにいろいろな対策をして、困らないようにしていただきたいなと思います。
 ちょっと飛行場の件で1つだけ質問をさせていただきます。体験の搭乗のことなんですけれども、21回の回数でやられているということで、これ、乗られる方は何か条件とかそういうのはあるんでしょうか。その辺だけちょっとお願いしたいと思います。
 あと、プレの大会の方もよくわかりました。競技によっても違いますし、また場所柄というのもありますし、地域性とかいうのもありますけれども、過去にやっているところとか、いろいろ話を聞いて問題解決していただきたいと思います。よろしくお願いします。


◯企画経営課長(一條義治君)  体験搭乗につきましては、本委員会で御了承いただければ10月の広報等で市民の皆さんにお知らせをしていく予定でございますが、そちらの中で体験搭乗の1つの条件といたしましては、小学校の3年生以上というふうに限定をしております。そして、応募する場合は、はがき1枚で1人というような形で応募をしていただいておりまして。ちなみに、これまでの実績で申し上げますと、地元3市の事前公募枠としては45名が当てはめられておりまして、そのうちの3分の1、15人の方が三鷹市の方でございまして、この体験搭乗については実際地元住民の方の搭乗率が8割近いということで、地域の方にこの体験飛行を通して飛行場の安全であるとか、こういったことについて理解をしていただきたい、そのような思いでもって取り組みを進めているものというふうに聞いているところでございます。


◯委員(石原 恒君)  御答弁ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。終わります。


◯委員長(伊東光則君)  ほかに質疑ありませんか。


◯委員(半田伸明君)  飛行場まつりの件なんですが、自転車の旗は大変よかったと思います。ただ、あれ距離が結構長いでしょう。だから旗の高さが問題になってくると思います。あと、旗のさおの部分の高さを何メートルにするかというのは、入り口から見えなきゃ話にならないわけですから、50メートルぐらいの自転車を並べておくというイメージでちょっと見ているんですが、50メートル先でも見えるようにまずしておかないといけない。そのためには高さ何センチ以上なり何メートル以上なきゃいけないということはちょっと気にかかりますので、お話しする機会があったら言っていただきたいのと。
 あと、50メートルぐらい先の旗の中の番号の、何と言いましょうか、紙になるんでしょうかね、布になるんでしょうか、そういったものも見えなければ話にならないわけですから、視力検査じゃありませんけど、遠くからでも見えるような配慮というものをしてくださいと。旗を立てればいいってもんじゃないので、そのあたりの心遣いを実行委員会さんの方にぜひお伝えいただければと思います。これは答弁は要りません。
 あと、ここから先は質問になりますが、昨年度の入場者数というのは、ここに書いてある、これ想定来場者数2万5,000人とありますが、昨年度も変化がない2万5,000人ということでよろしいのか。ちょっと聞き漏らしましたので、そこを再度教えていただきたいということと、あと昨年度のこの調布飛行場まつりについての東京都の予算執行実績、幾ら支出されているのかについて教えてください。それが1つ目です。
 2つ目なんですが、飛行場まつり、入り口の手前、あと入り口を入ったところの右側あたりに草っぱらみたいなのがありますね。入り口の手前は特に山になっていなかったかな。入り口入って右側がちょっと小高い山になっていたでしょうか。あのあたりの草っ原に、実際に出店から食べ物とか飲み物を買って、そこで家族で食べられる方って結構いらっしゃるみたいなんですけど、私ちょっと前から気になっていたんですが、この委員会でちょっと確認しておこうと思ったことがありまして、飛行場の中の敷地の草っ原について、例の震災以降に、例えば草刈りとかをやったことがあるのかについての確認はとられましたでしょうか。
 つまり、何らその草刈りとかをしてない状況で今まで推移をしておったとなると、想像はしたくないことなんですが、放射線物質の問題がありますよね。そこにひょっとしたら乗っかっているままなのかもしれない。そういったところに気がつく方も結構実はいらっしゃる。だから、ポイントだなと思うのは、そういった方がいらっしゃるであろうことを想定して、事前に策を打っておく。そこまでやっておりますよというのをホームページに出しておくという姿勢が必要なのかなという目で見ております。この草の草刈りとか、掃除とか、このあたりは震災以降やられたことがあるかどうかについて御確認はとられたことがあるのかどうかについて、教えていただきたいと思います。以上、2点お願いいたします。


◯企画経営課長(一條義治君)  まず冒頭でいただきました自転車の件でございますが、実はこちら、今、実行委員会の方で当日の運営計画を詰めている段階でございますので、1つの取り組みの例として旗でもって番号を示すということを聞いておるんですが、実際当日どのような対応になるかというのは今後の調整というふうに聞いております。今いただいた御意見についても伝えておきたいというふうに思っております。
 あと、昨年の実績というのは、2万5,000人というのが昨年の実績でございまして、今年度についてもそれを想定しているものでございます。ちなみにこちら、東京都の予算の執行実績については把握をしておりません。
 また、敷地内外の草刈りであるとか掃除について、いわゆる定期的な掃除や草刈り以外に特段の対処をしたということも特に報告は受けておりません。


◯委員(半田伸明君)  予算執行実績はぜひお調べいただいて、後で教えていただければと思います。
 あと、草刈りについて、特段の草刈りをしたかどうかの質問はしていません。つまり、震災以降に定期的な草刈りも含めて何らかしらのことをやったかどうかについて把握はなされていますかという質問をしているわけです。いかがでしょうか。


◯企画経営課長(一條義治君)  特段の把握はしておりません。


◯委員(半田伸明君)  2万5,000人という大きな人数が来場なさるわけですよね。実際に腰をおろすわけですよね。ここはやっぱり把握をしておいた方がよろしいと思うんですよ。実行委員会さんの方はどのようなお気持ちでいらっしゃるのかちょっと私はわかりませんが、私はこれ把握をしておいて、自転車での来場をホームページなどで呼びかけるという、この3ページですね、ホームページなどで呼びかけるとありますね。ここにそういう対応もちゃんとやっておりますというのを載せるべきではないかと思いますので、あんまり言ってもしつこくなりますから、ここのところをちょっと御配慮いただいて、把握をまずしていただきたい。把握をした内容をぜひホームページで公開をするなどしていただきたいと思いますので、ぜひよろしく御検討いただきたいと思います。終わります。


◯委員長(伊東光則君)  ほかに質疑ございませんか。


◯委員(川原純子さん)  済みません、ちょっと質問させていただきます。協議事項のところなんですけれども、今、各委員からもお話がありましたけど、小学校3年生以上──搭乗者の件ですけれども、これに関して年齢は小学校3年生だけど、健康面で例えば血圧の高い方だとか、障がいをお持ちの方とか、そういった規制というのはないのでしょうか、入れないのか、ちょっとそこの点を聞かせてください。
 それと、あと飛行場まつり、私もできる限り今までも参加させていただいているんですが、やはり駐輪場が一番──駐車場が最初は大変でしたけど、今は駐輪場が大変困難で、いろいろと今も整備されていることはわかりましたけれども、いつも本当にすごい台数で、出すのも、自転車が倒れてしまったりとか、それから帰りの際に出すときに本当に係の方たちがすごい大変な思いをして、自転車を持ち上げながら出してくださっている光景もありまして、私も実際そのような形で出していただいたんですけれども。駐輪場の整備に対して、また今後の検討というか、今お話は聞いたんですけれども、やはり台数を出し入れしやすいスペースというか、ことも検討に入っているのかどうかお聞かせください。


◯企画経営課長(一條義治君)  まず、協議事項にもなっております体験搭乗についての健康面での条件でございますが、特にこちらの方で広報などに掲載するときにはそこまでの細かな条件までは記載していないんですが、実際体験搭乗の受け付けの手続をする場合に、そういった健康面であるとか、その辺の幾つかのチェックポイントについては確認をした上で体験搭乗をするというような段取りをしておるところでございます。
 2点目の自転車につきましては、公共交通機関や徒歩、自転車の呼びかけを行って、それが浸透しているというところではいいんですが、ますます自転車を利用していだたく方がふえているということもございますので、その出し入れ面については、今回計画においてはスタッフを十分に配置して、その辺の整備であるとか誘導を行うということも記されておるんですが、その辺の御意見につきましてもまた改めて実行委員会の方に伝えておきたいと思います。


◯委員(川原純子さん)  ありがとうございます。この協議事項の搭乗者の健康面なんですけれども、要するに三鷹市としても15名ぐらいしか実際は乗れないわけですよね。ですから、その中で非常にやっぱりここは人気が高いと思うんですけれども、あれでしょうか、その申し込みの段階というか、御自分で自分の健康ってわかっているとは思うんですけれども、どうしても乗りたいという感じで御自分の血圧の関係とかって──血圧ばかりではないんですけれども、その乗るという段階でチェックをされるんですか。申し込みの前に。申し込みのその条件で年齢はわかるんですけれども、申し込みの段階でそこは入ってないわけですよね。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 わかりました。


◯委員長(伊東光則君)  他にございませんか。


◯委員(吉沼徳人君)  よろしくお願いします。国体の方のお話なんですけど、今、地図を見せていただいて駐車ゾーンというのがあるんですけれども、これはどのぐらいのスペースがあって、何台ぐらい使用できて、要するに味の素スタジアムのキャパ等考えてどんな状況なのか。もしこれが足らないような状況であれば、今、現実に味の素スタジアムへの輸送をお願いしている、この輸送経路を使ったバス会社への要請等はされるのかどうかをちょっと聞きたいと思います。


◯国体推進室長・国体推進担当課長・建設担当課長(荒川浩一君)  東京都の方で想定しているのは、先催県の事例をもとに駐車場に必要な面積を定めているということでございます。先催県で車はこれぐらいというのがあったので、今この地図に落としているような場所を現段階では想定していると。今後、今年度基本設計を行っておりますので、その中で参加者数であるとか式典の内容、そういったものを検討にあわせて輸送の具体的な検討を進めていくと、そういうふうに聞いております。


◯企画経営課長(一條義治君)  具体的な台数でございますが、この中でメーンになるスタジアム通りに面した駐車場の台数でございますけれども、こちら駐車場については500台、そしてバス乗り場についてはバスが7台の乗り場をつくりまして、そのほかにバスの待機場として13台。また、こちらのスタジアム通りにつきましては駐輪場も予定されているんですが、駐輪場については1,000台整備の計画がありまして、こちらの暫定駐車場の整備については平成24年度整備を行い、平成25年度から使用開始をするという、そのような計画を東京都の方から聞いているところでございます。


◯委員(吉沼徳人君)  そうすると、今のところバス会社に要請するとか、そういったことは考えてはいないということでよろしいですか、輸送に関しては。今この駐車台数で選手と、それから観客が十分足りるという考えですか。


◯国体推進室長・国体推進担当課長・建設担当課長(荒川浩一君)  基本的に車でお越しのお客様というのは、関係者の皆様のみに限らせていただいているというふうに聞いております。ですので、観客の方々については、公共交通機関を利用していただくということを原則としておりますので、基本的には京王線の飛田給の駅から歩いてきていただくというふうなことになるのかなというふうに考えております。また、それ以外にも中央線の方から路線バスがございますので、そちらでお越しになっていただくんじゃないかというふうに考えております。恐らく東京都の方ではこの開・閉会式場で一般の観客のためにシャトルバスを出すというところまでは、現段階では考えていないんじゃないかというふうに思っております。


◯委員(吉沼徳人君)  そうすると、お客さんのための駐車場はないということですね、観客のためのね。そうすると、かなりお客さんが入ると思うんですけれども、その場合、やっぱりサッカーをやったりライブをやったりしている現在利用の状況を見ても、かなりバスの利用者というのはいらっしゃいますね。そうすると、やっぱりある程度のそういったことは考えておかないといけないのではないかと思うんですけれども、いかがでしょう。市で考えるレベルではなくて、都で考えるレベルですか。


◯国体推進室長・国体推進担当課長・建設担当課長(荒川浩一君)  その辺の交通渋滞が起きないように、東京都とも話を進めていきたいというふうに思います。


◯委員(吉沼徳人君)  来年プレをやるわけですから、そこでぜひしっかり把握をして、やっぱり交通渋滞も含め、観客の足のことも考えていただいて実施をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


◯委員長(伊東光則君)  他に質疑。


◯委員(森  徹君)  それでは何点かお聞きしますが、国体のことで、開会式、閉会式の当日ですね、駐車場の質問がありましたけれども、三鷹市内の例えば交通規制とか、そういうものっていうのはあるんでしょうか。開会式は日曜日ですか、閉会式は平日みたいですけれども、国体の方はね。この辺どんなふうに、今から検討をされているのかどうなのか、今わかる範囲内で結構です、よろしくお願いします。これが1点です。
 それから、きょう報告された以外のことでちょっと何点かお聞きしたいんですが、飛行場周辺の騒音問題、特にこれから冬に向かって市営住宅のお住まいの方から騒音に対する苦情というのが寄せられているのか、それともそういうものがないのか。これは固定翼になりますよね。それから、周辺との関係ではヘリの騒音というのは寄せられているのがあるのか。あれば、どのぐらい、具体的にどんな内容の苦情が寄せられているのか、あればお聞かせいただきたいと思います。
 それから、この6月の委員会で、あれ2号線というんですか、飛行場の中を通る、これ今年度供用開始とたしか報告されたと思うんですけれども、それはそういう方向で進んでいるのか、これもお聞きしたいと思います。
 それから、ターミナル整備ですね、これの状況が今どんなふうに進んでいるのか。平成23年度完成という方向で多少ずれ込むというような報告も、そういう幅もあった報告だと思うんですけれども、この辺もわかっているところで結構ですから、お聞かせください。


◯国体推進室長・国体推進担当課長・建設担当課長(荒川浩一君)  まず、味の素スタジアムの開・閉会式時の交通規制についてお答えします。東京都においては、現段階ではということなんですけれども、公共交通機関の利用を推進して、まず交通量そのものを抑制する。それとともに、駐車場の出入りの時間差を設けることで交通集中を抑制するということを検討しているということでございます。会場地周辺の交通誘導等を行いながら交通集中を抑制していきたいというふうに聞いております。今後、細かい内容は輸送交通計画等と整合性を図りながら、設計段階で検討を進めていきます。
 三鷹市内について言いますと、三鷹市の競技会の来場者についても同様に、一般の観客の方についてはなるべく公共交通機関を使っていただきたいというふうに考えておりますけれども、全体の選手ですとか、役員ですとか、そういった方々がどのような形で三鷹市の方にいらっしゃるかというのを今後詰めていかなくちゃいけませんので、そのあたりの状況を見て、必要に応じて交通規制をすることもないわけではないんですけれども、先催市の例を見ていると、そこまでする必要はないんじゃないかなというふうには考えているところでございます。


◯企画経営課長(一條義治君)  まず騒音の件でございますが、周辺の騒音対策の地域にお住まいの方につきましては、サッシであるとか、エアコンなどの防音助成工事をやっているところでございますが、お尋ねのような、最近この固定翼機、あるいは回転翼機に対する騒音の苦情について、特に管理事務所の方から報告は受けていません。この夏の騒音の案件として、調布飛行場ではないんですが、スタジアムでやったコンサートの件について、ちょっと大沢地区の方から苦情等とお問い合わせがあったというような報告は受けているところでございます。
 そして、もう一つ、調布飛行場のターミナル整備について、これは昨年もこの委員会で御報告をさせていただいたようなスケジュールで進んでおりまして、平成22年度が設計を行い、平成23年度、これからになるんですが、工事を始めまして、平成24年度いっぱいまで工事を行い、平成25年度の供用開始を目指しているところでございまして、このターミナルの工事につきましては、これからさまざまな手続を行い、12月ぐらいから工事が開始されるのではないかというような報告を東京都の方から受けているところでございます。


◯都市交通担当課長(中村 修君)  2号線の整備状況について御質問がございました。2号線につきましては、野川公園の入り口から南方向に約638メートルを今、整備工事中ということでございます。東京都によりますと、今年度中に暫定開放、車両の走行が可能とするところまで進めたいと。引き続き整備を進め、国体前には完了する予定と、このように聞いております。


◯委員(森  徹君)  ありがとうございました。じゃあ、ターミナル整備は今回の飛行場まつりとは直接、これ、ずれ込みますから、安全面でも心配ないということですね。わかりました。
 それから、交通規制はこれからだと思うんですね。しかし、初めての国体、迎え入れるという3市の、1つの地元市ですから、それで会場から都心に寄っているところに位置するという当市が、そういう点では通過交通というものも考えられるので、こういう渋滞との関係というのは東京都を含めて対応をお願いしたいと。
 それから、当日は実際には観客の方は公共交通ということで先ほど説明がありました。わかりました。選手や関係者がバスなどで来るんだろうと思うんですね。これは実際に何台ぐらいをイメージ的に、別にわからなければ今はいいんですけれども、どのくらい。これは会場のキャパとの関係がありますけれども、実際には参加者というのはどのくらいなんですか。国体というのは、これはどんなふうに、今のところ、計画人数というのは見込みがあれば、それをちょっとイメージ的にわかれば。特別になければ、それは結構ですけれども、ちょっとそんなことを教えていただければと思います。
 それから、騒音の問題で、最近というお話でしたけれども、最近というのはいつごろのところから最近というふうに。例えば、これから冬場に向かって北向きに飛行機が上がっていきます。離陸していきますね。この1年間という理解でいいんでしょうか。これ、1つ、もう一度お聞かせください。
 それから、道路整備なんですけどね、やはり東京都の道路整備というのが──三鷹市は違いますよ、三鷹市は違うんですけど、東京都の道路整備というのは非常に安全対策で私は問題ありというのをこのごろ感じるんです、暫定供用という点で。特に私、調布保谷線問題、こんな大きな道路は要らないという形で18年余り住民の皆さん方と一緒に環境問題も含めて取り組んできているんですけれども、中央線の高架化に伴って上連雀の一丁目と三丁目、五丁目ですね、供用を開始されまして、それでやはり車の流れが変わって、地元の方からは非常に怖いと、危険だと。せめて工事用の信号機等もつけてほしいという要望が出ているんです。私も議会でもこのことを取り上げ、質問させていただいたんですが、それがなされない。それで暫定的な供用開始ということが進んでおります。既にかなり救急車の来るような事故が出ておりますし、東京都の説明会でも、これは境南の方ですけど、武蔵野の方ですけれども、自分の家がその交差点近くにあって、それで非常に危険な事故が起きているんだということを東京都にもお話しされていました。
 したがって、この2号線の暫定という点で、しっかりと暫定の供用開始の前に安全対策というのをきちっと担保していただきたい。これを抜きに供用開始を地元市は認めないという、その姿勢で臨んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。以上、よろしくお願いします。


◯国体推進室長・国体推進担当課長・建設担当課長(荒川浩一君)  国体全体でいいますと、選手、監督で2万人以上の方々が参加するというふうに最近では言われているようでございます。開会式についてでございますけれども、選手、監督が、すべての方が参加するわけでなく、期間が長いですから、やはり後半の競技の方は参加されないと思いますので、半分以下になるのかなというふうに考えています。
 それ以外に一般の観客、観覧者でございますけれども、山口国体の例でいいますと、募集は8,500人というふうに聞いております。
 三鷹市内の競技会場への来場者数でございますけれども、アーチェリーは単独で全種別やりますけれども、アーチェリーの場合、1チーム4人。観客もどこまでいくかというのは今後なんですけれども、全体でも1,000人はいかない規模なんじゃないかなというふうに考えております。ソフトが一番規模が大きいので、ソフトボールで1,000人から2,000人ぐらいの来場者になるんじゃないかなというふうに考えております。


◯企画経営課長(一條義治君)  騒音の問題については、特に今年度報告を受けておるんですが、と申しますのは、2地点間の輸送機が従前使っていたアイランダー機がここで引退をして、すべてドルニエ機になったということで、特にそれに伴う騒音についてちょっと心配をしておりましたので、その辺について飛行場の方から報告を受けていたところでございます。
 確かに機体そのものは従前の9人乗りのアイランダーよりも19人乗りのドルニエ機の方が大きいんですが、そのドルニエ機の方がいわゆるプロペラが5枚ある新型のタイプということで、むしろ騒音についてはどちらかというと抑えられている。むしろアイランダー機の方が離陸時の騒音について気になる方が多いというふうに今まで伺っていましたので、むしろそういった意味では、輸送機の新旧の入れかえによって、そういった騒音に関する意見や苦情なども変わってきたというふうに聞いているところでございます。


◯都市交通担当課長(中村 修君)  2号線の暫定開放前の安全対策についてお答えいたします。調布保谷線の例示も委員からございましたけれども、新規の路線の開放につきましては、安全対策が十分になされるよう東京都に要請してまいります。


◯委員(森  徹君)  わかりました。東京都はやはり言うことを聞かないんですよね。やはり要請だけではなくて、しっかりと。まだ死亡事故まで至っていません。かなり大変な状況も現に生まれております、市の方もそれは掌握していると思うんですけれども。そういうことが絶対にないように、それはそこのところしっかりと担保していただきたい。要請だけでなくて、きちっと担保するということをお答えいただきたいと思います。
 それから、このアイランダーからドルニエのときに、これは協議事項で説明あったと思うんですけれども、ちょっと再度質問させてください。アイランダーの機体の重さ、それからドルニエの重さ、羽根が、いわゆる機種の性能が向上しているというのはいろいろ理解はできますが、本当にそういうことで。現に私のところには、市営住宅にお住まいの方から騒音問題で苦情が寄せられております。ということで、やはりそういう報告で対応していいんだろうかと。いわゆるアイランダーからドルニエの方はそういう騒音が非常に少なくなっているという、改善されていると、そういう機種なんだということなんですが、現実はそういうことで市の方はどうなんでしょうか、現実に実態としては。それから、市営住宅から市の方に苦情は来てないんでしょうか。それを再度お願いします。


◯企画経営課長(一條義治君)  済みません、ちょっと今ドルニエ機の導入に伴う協議文書が手元にございませんので詳細な重量、重さは申し上げられないんですが、いずれにしても、調布飛行場の認めている運用の制限内での重さであるということでございまして、特に調布飛行場の市営住宅にお住まいの方からの苦情について、企画経営課の方には特に伺っていないところでございまして、むしろ私の方で聞いているのは、アイランダー機を乗っていただいた方はわかるんですけれども、すぐ足元に鉄板の床があって、その下が外の空間ということで、ある意味飛行機が好きな方については非常に飛行機の騒音や体験が実感できる飛行機というふうに言われていたんですが、むしろアイランダーの、特に飛び立つときのあの音が本当に気になってしようがないというような声が今まで多く寄せられていたのが、ドルニエ機が導入されたことによって、そういった声は少なくなったというふうに聞いているところでございまして、今後、やはり引き続き地域の住民の方の御意見や騒音に関するさまざまな苦情については、管理事務所ともしっかり連携をして、把握をしていきたいというふうに考えております。


◯都市交通担当課長(中村 修君)  新設道路ができて、交差部とか、新しい交差点とか、非常に交通の流れが変わる、動きが変わるということで、やはり事故を誘引しないような対策というのが当然必要でございまして、市としては、そういったところで注意喚起の看板とか、交通安全の呼びかけとか、そういった対応をしているところですけれども、東京都の事業でもありますから、関連する三鷹市としても連携して安全対策を進めてまいります。


◯委員(森  徹君)  ぜひ安全対策、よろしくお願いいたします。
 それから、騒音の問題で私の方に寄せられているのは、飛行機に乗っている人の感じた点ではなくて、飛行機に乗っていない人からの苦情なもんですから、ぜひ市の方としても市営住宅にお住まいの方、また、あそこは自治会があると思いますけれども、そこの方の話を聞くという。苦情が寄せられて対応だけじゃなくて、出向いていって、そして話を聞くと。場合によっては、市としても騒音の調査もしてみるというようなことをぜひお願いしたい。これは要望ですけれども、それをしっかり対応していただきたいと思います。終わります。


◯委員長(伊東光則君)  他には。


◯委員(宍戸治重君)  それでは、幾つか質問をさせていただきます。まず協議事項については、毎年やっていることですから、ぜひリスク管理をしっかりやっていただいて開催していただければというふうに思います。その中で、1つ、東京消防庁の防災ヘリ展示及び災害救助実演のための回転翼機の離着陸ということが載っておりますけれども、市民の中には、自衛隊であったり、消防庁であったり、そういう、このたびの震災への取り組みが高い意識と評価があると思いますけれども、この協定及び覚書の趣旨とは別に、消防庁──たまたま今は消防庁ですけれども、調布飛行場の活用について協議があったのかどうか。大変市民も調布飛行場を物資の集約であるとか、そういう意味では期待があるんだろうというふうに思っていますが、防災計画を含めた中で協議がここのところであったのかどうかをお伺いしたい。
 次に、国民体育大会、国体の関係なんですが、もちろん交通の点や何かはしっかりと事前に検討していただく必要がありますけれども、三鷹市としてこの国体をどう生かしていくのかということについては、実行委員会の中、もしくは企画の中で検討されているのかどうかをお伺いしたい。
 あと、スタジアムの利用の関係なんですが、先ほど騒音の話がありましたけど、私のうちはスタジアムの高さよりも高いところにあるわけなんですけど、結構近いところにありますから、音は聞こえます。聞こえるというか、すごい音がするんだけど、かの委員も大体同じ高さ、すぐ近所ですから同じように経験しているんですけれども。苦情を言おうとは思いませんが、これで苦情が来ないのかと思うぐらいの音なんですよ。ただ、下のスタジアムと同じ高さにあるところの人は多分聞こえないんだと思う。高いところにある私たちの家。かといって、距離が離れると聞こえないんです。そういうことで、そういう意味での苦情というのはないのか、または、それに対して対策がとれないのか。ふたをしちゃえということでもないんだろうけど、その点についてお尋ねしたいと思います。


◯企画経営課長(一條義治君)  さまざまな調布飛行場の防災での利用を通して、東京都の方から協議があったかということなんですが、3・11の震災後、石原知事の方では、東京都が管理する空港や港湾については物資の運搬と復興・復旧活動に必要な場合については最大限の活用、開放をしていくというようなことをすぐに発表されました。そこで、調布飛行場につきましては、現在の協定・覚書の範囲内の中ですべてできる取り組みだということで、ここで新たに東京都の方から新たな飛行場の利用というか、現在の協定・覚書を超えるような利用についての協議については今のところございません。
 そして、もう一点、スタジアムの騒音でございますが、やはり夏に、中心に毎年開催している大型のコンサート、こちら、経営面からいえば東京味の素スタジアムにとって大きな毎年の収入源にはなっているところではございますが、やはり毎年、例年幾つか騒音に関する苦情もいただくということで、スタジアムの方に対しましては、このイベントの前に地域の町会・自治会等を中心に十分な情報提供と説明はしてほしいという申し出とともに、少しでもコンサートの騒音を減らすために、いわゆる大きなステップをするような誘導であるとか、そういった行為などについては自粛するような当日の運営、イベントの運営についての配慮も行っているところでございまして、そういったことについて、また引き続きスタジアム側と十分に協議を行った上で毎年のイベントについては対応をしていきたいというふうに考えているところでございます。


◯国体推進室長・国体推進担当課長・建設担当課長(荒川浩一君)  平成21年に策定いたしました国体の三鷹市開催方針というのがございまして、この中で国体を契機に健康長寿社会の実現、生涯スポーツの発展を目指す。これとともに、活力ある地域づくりを推進し、さらには三鷹の魅力を紹介・発信することにより三鷹市のまちづくりに寄与するものというふうにうたわれております。具体的には、現在、総務・広報専門委員会を中心とした4つの専門委員会で専門委員の皆さんに御議論いただいているところでございますけれども、いい内容をつくっていて、三鷹の全国発信のきっかけにしていけたらというふうに考えております。


◯委員(宍戸治重君)  ありがとうございます。飛行場まつりについても、もちろん先ほど申し上げましたけど、交通関係、自転車等をしっかりと管理といいますか、やっていただきたいと思いますけど、より便利な、また使いやすい駐輪場というのもしかりですけれども、マナーを守れということがまずしっかりやられなければいけないんだろうと。そういう点でも、何かパンフレットであるとか、もしくはインターネットであるとかというところに啓蒙といいますか、そういうような意味での言葉が1つ2つ入ってもいいんじゃないかと。限りない行政や担当に期待するだけでなく、みずからがそういうことをやるという、ある意味では震災のきずなといいますか、日本人の1つの特質として世界から見られているようなマナーをしっかり守るというようなところも何かやるべきだというふうに思いますので、よろしくお願いします。
 あと国体については、もちろん生涯スポーツ、僕も非常にこの機会を逃してはいけないというふうにも思っているところなんですね。各スポーツ団体も、やはりどこか夢を見れる1つのイベントだというふうに思いますので、そういう意味でもぜひ活用していただきたいし、また、ある意味では商業の活性化にもつながるような、それを含めたまちづくりにもぜひ活用していただきたいというふうに考えておりますので、実行委員の皆さんにも、また市当局ともぜひそういう点で御検討をお願いしたいし、私たちも何か考えなきゃいけないんだなというふうに思っています。そういう意味で、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
 あと、騒音については、市としてもあれが回らないようでも困りますので、ぜひいろいろな意味でうまい方法を考えていただいて取り組んでいただければというふうに思います。以上で終わります。


◯委員長(伊東光則君)  ほかに質疑ございませんか。


◯委員(半田伸明君)  ちょっと済みません、追加で申しわけないんですが、森委員の質問の答弁を聞いていて、どうしても私理解ができない部分がありまして、もう一回確認をしたいんですが、騒音の件ですね。市営住宅の方からの騒音の苦情について報告を受けているかという質問に対して、第1質問の答弁では報告を受けていないという答弁でしたよね。第2質問をなされた後に、今度はドルニエ機などの事例を交えながら報告を受けておりますという答弁なんですよ。明らかにこれ、つながらないですよね。一部の答弁だけがひとり歩きするのも非常に怖いと思いますので、この第1答弁と第2答弁はどのように連関をするのかについて再度御説明をいただけたらと思います。


◯企画経営課長(一條義治君)  市営住宅の方から直接私どもについて、その騒音についての苦情があったということはございませんし、特に市営住宅という限定した形での飛行場管理事務所からの報告は受けていないということでございます。ただ、今年度その騒音の問題として、先ほど申し上げた2地点間輸送機の機種の変更があったということで、それについて、その機種の変更に伴う騒音の状況についてどうかというようなことを報告を求めまして、それについての報告が飛行場管理事務所の方から先ほど申し上げたというふうな形であったということでございます。


◯委員(土屋健一君)  では、協議事項について2点ほど質問させていただきます。先ほど体験搭乗の搭乗者への安全面の配慮という質問がありましたので、今度は飛行機側の安全面の配慮ということで、この体験搭乗を行う、飛行する条件、雨とか、風とか、そういうのがあると思いますけど、お祭り自体は開催している。でも、この体験搭乗はできない。安全面で危険なのでできないという、そのどの程度で中止になるのかということと、あと、当選者へのそのことへの周知の方法をお願いします。
 あと1つ、ちょっと考えたくないことなんですけど、事故等が起きたときの対応策は東京都の何を基準にして対応されるのか、保険とかすべての面において。
 それともう一点、消防ヘリのこの離着陸回数の最大4回という、この最大4回の根拠と、あと、これは1機で4回なのでしょうか、それとも全体で4回なのか、お願いします。


◯企画経営課長(一條義治君)  当日の固定翼機の体験搭乗についてのさまざまな判断でございますが、実際このときの運用につきましては、新中央航空など、事業者の協力を得て体験搭乗をしておりますので、仮に午前中天候がよくなっても、午後から上空に雲が出てきたり、強い風が吹いてきた場合などについては、飛行場まつりそのものは継続している場合でも、場合によっては体験搭乗については中止をするというようなことも当然あるかと思います。それにつきましては、この実行委員会の、特にこの体験搭乗を行う事業者や、あるいは管制塔との協議を行って、そのときそのときで判断を行う運用を行っているというふうに聞いておるところでございます。
 また、搭乗者の人の保険等の対応につきましても、通常の搭乗と同じような基準でもって原則的には対応をしているというふうに聞いているところでございます。
 そして、消防庁のヘリの4回でございますが、これは、このときの防災ヘリコプターの展示と、あるいはそのレスキュー活動の実演を行うということで、いわゆる展示をするための着陸と離陸が1回ずつ、そしてフライトをするための着陸、離陸があるということで、そのために合計4回の回数になっているというところでございます。


◯委員長(伊東光則君)  ほかには。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、市側の説明に対する質疑はこれをもって終了いたします。
 休憩をいたします。
                  午前10時50分 休憩



                  午前10時52分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 協議事項につきましては、委員の皆様から出されました意見を付しておおむね了承ということで報告することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように決定いたします。
 次に、議会閉会中継続審査申し出の確認をいたしたいと思います。
 調布基地跡地の利用促進について積極的な対策を講ずること、本件につきましては引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように決定いたします。
 続きまして、次回委員会の日程ですが、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことでよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように決定いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時54分 休憩



                  午前10時56分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 では、続きまして、その他でございますが、何かございますでしょうか。
 休憩します。
                  午前10時56分 休憩



                  午前11時10分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開します。
 その他、何かございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、以上をもちまして、本日の調布基地跡地利用対策特別委員会を閉会いたします。ありがとうございました。
                  午前11時11分 散会