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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成23年調布基地跡地利用対策特別委員会) > 2011/06/22 平成23年調布基地跡地利用対策特別委員会本文
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2011/06/22 平成23年調布基地跡地利用対策特別委員会本文

                  午前9時30分 開議
◯委員長(伊東光則君)  ただいまから調布基地跡地利用対策特別委員会を開会いたします。
 初めに休憩をとって、本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩



                  午前9時31分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 休憩中に御確認いただきましたとおり、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査申し出について、3、次回委員会の日程について、4、その他という形で委員会を進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時32分 休憩



                  午前9時33分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 それでは、市側の説明をお願いいたします。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  おはようございます。本日の行政報告させていただく案件、5件でございます。資料をごらんください。1点目が調布基地跡地利用計画の経過についてと、2点目が調布基地跡地利用の整備状況についてでございます。この2件につきましては、このたび市議会議員の改選に伴いまして、調布基地跡地の利用に関する全体的な経過などの確認、これまでの進捗状況などの御報告を改めてさせていただくものでございます。それから、3点目以降につきましては、本委員会にこれまでも定例的に御報告しているものでございます。株式会社東京スタジアムの経営状況について、調布飛行場の離着陸状況について、そして味の素スタジアム輸送人員について御報告させていただくものでございます。
 それでは最初に、調布基地跡地の利用に関する全体状況と進捗状況につきまして、お手元に配付させていただいています資料1の1ページを中心に、私の方から総括的な御説明をさせていただきます。年表形式になっておりますが、この調布基地跡地の問題につきましては、米軍から一部返還されたことに伴いまして、昭和47年に三鷹市・府中市・調布市の地元3市の市長、議長によります調布基地対策連絡協議会、通称六者協と言われておるものでございますが、この六者協が結成されまして検討を進めてきたところでございます。そして、返還後、飛行場は場外離着陸場といたしまして運用されておりましたけれども、東京都のコミューター空港化に当たりまして、六者協では3市としての条件を提示いたしまして、その受諾を前提に了承したところでございます。そうした経緯を経て、平成8年7月に東京都と地元3市が調布飛行場の正式空港化に合意したところでございます。その後、六者協は平成9年5月に解散しておりますが、同時に調布基地跡地関連事業の円滑な推進を図ることを目的といたしまして、東京都の副知事と地元3市の市長で構成する調布基地跡地関連事業推進協議会、通称四者協と呼んでおりますが、これを発足させたところでございます。この四者協によりまして、全体の事業進捗について今も調整を行ってきているところでございます。
 それでは、各施設の整備状況については後ほど詳しく御説明させていただきますが、平成13年3月に飛行場の部分が正式な都営コミューター空港として運用が開始されております。そのほか、大学など国の施設、東京スタジアム、いわゆる通称味の素スタジアムですが、そして3市のスポーツ施設や、都立武蔵野の森公園などが計画され、順次整備が進められているところでございます。そして、平成20年2月には、東京都は味の素スタジアム西側都有地に総合スポーツ施設の建設を提案し、平成21年4月に武蔵野の森総合スポーツ施設基本構想を策定、そして平成22年8月に同基本計画を策定し、事業を進めているところでございます。
 地元3市といたしましては、六者協からの長い歴史、まさに四半世紀の歴史をかけて飛行場の受け入れ等に同意してきたわけでございますが、跡地関連事業の進捗については、四者協を通じて着実に成果が上がっているところでございますし、今後も東京都に対して強く要請をしてまいりたいというふうに考えているところでございます。市側といたしましては、今後も市議会の皆様方と連携を図りながらこれらの施策の推進に取り組んでいきたいと思っておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
 それでは順次詳細の説明をさせていただきます。


◯企画経営課長(一條義治君)  4月に企画経営課長に就任いたしました一條と申します。本委員会の担当課長となりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは、引き続きお手元の資料に沿いまして御説明をさせていただきます。今回、跡地の9人の委員さんのうち、新たに4名の方が本委員会の新しい委員さんになられましたので、調布基地跡地にかかわります経過や基本情報も含めて、私から御説明をさせていただきます。既に熟知されている委員さんもいらっしゃるかとは思いますが、御確認の意味も含めてお聞きいただければと思います。よろしくお願いいたします。
 まず、資料の1ページですが、ここは今、企画部長から御説明いたしましたので、この中でポイントとなります協定等の内容につきまして、次ページ以降の方から御説明をさせていただきます。1ページおめくりいただきまして、2ページをごらんいただけますでしょうか。こちらは調布飛行場の概要でございます。滑走路ですが、800メートル掛ける30メートルの滑走路で、面積は約39ヘクタールございます。運用時間は平日が8時半から17時、日曜、祭日が10時から17時でございますけれども、日没になればそこで閉鎖ということになっております。飛行方式は、有視界飛行方式ということで、地上の視程が5キロ、雲高、いわゆる雲の高さが300メートル以上ということが調布飛行場の運用となっております。
 また、その下に2地点間輸送と書いてありますが、いわゆる定期便でございまして、調布から大島、新島、神津島、この3つの島に定期便を運航しております。就航率の実績につきましては、平成22年度は比較的天候に恵まれたというようなこともございまして86%なんですが、過去5年間の平均就航率は約83%です。これは、その5回に1回は飛べないということになりますが、ちなみに国内の離島にある空港の平均就航率は約92%です。また、調布飛行場のような内地にある一般空港の平均就航率が98%ですので、離島の空港を含めた全国の空港の中でも、調布飛行場の就航率はワースト1位とか、2位とか、そのような状況にあるのが現状でございます。これは、調布飛行場の地理的条件であるとか、有視界飛行方式のみを認めておりまして、天候によって視界がすぐれない場合に用いる計器飛行を認めていないということなども要因になっているところでございます。その経過と課題は後ほど御説明いたします。
 それから、もう1ページおめくりいただきますと3ページになりますが、こちらは調布基地跡地関連事業推進協議会の設置要綱を載せております。冒頭、経過の中でございましたが、昭和47年に六者協が発足いたしまして、四半世紀近い年月をかけて検討・協議を行ってまいりました。平成5年には跡地利用計画を、そして平成8年には正式空港化を了承いたしまして、六者協としての一定の役割を終えたということで発展的に解消する中で、平成9年にこの協議会が設置されてございます。調布基地跡地関連事業の円滑な推進を図ることがこの協議会の目的でございまして、通称四者協と呼んでおります。4者と申しますのは、東京都の副知事、これに多摩・島嶼の振興担当の副知事が当たるんですが、そのほかに三鷹市、府中市、調布市の各市長、この4者で構成されるのがこの協議会でございます。事務局は東京都の都市整備局が務めてございます。
 次に5ページをごらんいただけますでしょうか。こちらは東京都調布飛行場の整備及び管理運営に関する協定書というものでございます。調布飛行場は都営コミューター空港として正式空港化されたわけですが、平成8年の7月には正式空港化が六者協で了承され、それを受けまして平成9年4月にこの協定書が締結されております。第2条をごらんいただきますと、都営コミューター空港化受け入れ条件の履行。この後御説明いたしますが、別表1、別表2という形で受け入れの条件等、東京都とやりとりをいたしまして、それがこの協定の中に盛り込まれているというものでございます。
 次に7ページをお開きいただけますでしょうか。こちらは受け入れ条件と回答というものでございますが、この中でポイントとなるところの1つにつきましては、1番の(1)でありますけれども、ここは離着陸回数の制限ということで、調布飛行場につきましては年間の離着陸回数は2万3,000回程度を上限とする、このようなことが定められているところでございます。実際の離着陸状況の実績については、先ほどお話ししたとおり1万6,000回程度という形になっているところでございます。また、3のところの飛行場機能の制限の(1)のところに、ジェット機の離着陸は認めない、このようなことが次ページにわたって定められているところでございます。
 それでは、次の資料として10ページをお開きいただけますでしょうか。こちらは協定を受けた覚書でございます。この中で1番の運用事項というのがございますが、(1)を見ますと、飛行場の管理運営は、昼間有視界飛行方式に対応したものとすると、このようなことが定められております。
 それから、11ページの第2というところでございますが、協議事項及び報告事項となっております。この中で協議事項といたしましては、例えば(7)というところをごらんいただきたいのですが、新たな機種の航空機の飛行場使用に関すること、そのようなことが定められております。調布飛行場を離着陸する新たな機種につきましては協議事項となっておりまして、本委員会におきましても頻繁に協議をさせていただいているところでございます。そして、協議後に御了承をいただいた後、市として了承を行うというような流れになっているところでございます。
 ただ、この東京都の新機種のとらえ方が、実は国、国土交通省と異なったところがございまして、一たん市側で新機種として認めた航空機についても、その機種が本質的な性能の変更に関係ないようなモデルチェンジであるとかマイナーチェンジについても、改めて新機種として協議を申請してきたため、これまでの機種とどこが変更しているのかわかりにくいし煩雑であるというような御意見もいただいているところでございます。実は、他の調布市なども同じような意見を持っておりまして、そのようなこともございまして、東京都におきましては、国土交通省が新機種として一定程度整理をしております躯体部分の変更を伴わない外形的なデザインの変更などは新機種としないといったような国交省の整理を踏まえまして、今後新機種の範囲を東京都においても明確に整理を行って協議を行うというような方向性が示されてございますので、よろしくお願いしたいと思います。
 続いて、13ページをお開きいただきたいと思います。ここでは調布飛行場の管理運用形態の変更等に伴う確認書です。これは、平成16年に東京都から調布飛行場に関する4つの諸課題というものが提示されまして、それは就航率の向上、充実した環境対策、航空管制官の撤退、それから調布飛行場利活用、以上の4項目が協議事項として東京都から提示されました。その中の航空管制官の撤退に関することが1の(1)に書かれております。四者協における合意内容として、航空管制官の撤退については、現行の管制業務と同等の航空交通の安全の確保を図るために、平成18年4月より都が情報提供業務を実施するというようなことが書かれているところでございます。
 また、確認書の1の(2)には、就航率の向上等他の課題については、引き続き協議するとあります。これは先ほど御説明したとおり、調布飛行場は全国の離島を結ぶ地方空港の中でもワースト1位、2位というような就航率になりますが、島嶼の町村長さんからは、就航率の向上が島民の生活であるとか、やはり産業振興にもかかわる問題として、重ねて就航率の向上の要望が出されているところでございまして、やはり残された課題として今日まで協議・検討事項となっているところでございます。
 それから、15ページの資料2をごらんいただけますでしょうか。これは調布基地跡地の整備状況でございます。冒頭、部長からも説明いたしましたけれども、調布基地の跡地にはさまざまな施設が開設済み、あるいは検討中や整備中のものもございます。
 関連資料としては17ページをお開きいただきますと、東京都の都市整備局が作成した土地利用計画図というものがございます。私からは、この中で味の素スタジアムの西側の総合スポーツ施設(未開設)となっているところについて御説明をいたします。東京都は平成7年に武蔵野の森総合スポーツ施設建設基本計画を策定し、体育館や屋内水泳場等が整備される計画になっていましたが、東京都の財政状況の悪化から凍結状態が続いておりました。そして、先ほど跡地の経緯でもお示ししましたとおり、味の素スタジアムが国体のメーン会場となったことなども踏まえまして、平成20年2月にスタジアム西側都有地に凍結していた総合スポーツ施設の建設を提案し、平成21年4月には武蔵野の森総合スポーツ施設の基本構想を策定し、それぞれ四者協で了承をしてきたところでございます。
 次の18ページには、その後、平成22年8月に確定した同基本計画をお示ししてございます。これは、この跡地の方でも御説明をさせていただいたものでございますが、今回概要を掲載してございます。こちらの方、概要の図の左側の方をごらんいただきますと、こちらのスポーツ施設のゾーニングについては、左側の第1期事業と右側の第2期事業に分かれてございます。この第1期事業の補助競技場につきましては、現在今、工事が進行中なんですが、国体が開催される平成25年、前年のリハーサル大会までに竣工する予定でございます。そして、右側のメーンアリーナ、サブアリーナ等につきましては現在設計中でございますが、こちらについては国体終了後に工事を行うものでございます。
 そして、それぞれの施設の内容ですが、まず第1期事業の補助競技場につきましては、400メートルの8レーンの施設になっております。客席として800席を確保する予定です。第2期事業のメーンアリーナにつきましては、バレーボールコートで4面、客席は可動を含めて1万席、サブアリーナはバレーボールコートで2面、柔道で4面、客席は350から400、そして、屋内プールは50メートルの国内公認プール、このような施設をこの味の素スタジアムの西側に整備するというような事業が進められているところでございます。
 そこで、ちょっと直近の動向を御案内させていただきたいと思うんですが、東京都は平成25年の国体開催にあわせて、スタジアム北側の現在、都の資材置き場や調布の自由広場になっているところに暫定の駐車場を整備する計画です。17ページの図ですと、下水道処理場と白くなっているところの道路に面した味スタ寄りのところになりますが、規模といたしましては、乗用車が500台、駐輪場が1,000台と、あとシャトルバスのバスベイを整備する予定でございます。三鷹市といたしましては、この駐車場はあくまでも暫定の駐車場であり、三鷹市の東部下水処理場が、老朽化が進んでいるというような問題もありますので、本来の計画である下水処理場の整備を進めまして、少しでも早く処理場の運用が図られること。あとは、かねてからこの委員会でも御意見が出されているところでございますが、中央線からの交通アクセスの整備をあわせて行うことなどを要望していきたいというふうに考えているところでございます。
 跡地の整備状況につきましては、私からは以上でございますが、引き続き各担当からそれぞれの計画と進捗状況について御説明をさせていただきます。


◯緑と公園課長(川口幸雄君)  おはようございます。私からは、都立武蔵野の森公園につきまして概略を説明させていただきたいと思います。
 17ページをお開きください。この土地利用計画図で申しますと、黄緑色で表記した部分でございます。真ん中の上の方にあります北側の部分と、それから南側の武蔵野の森公園と書いてございます、この部分、それから調布飛行場の部分、少し細長くかいてある、プロムナードと書いてあるところでございます。この部分が武蔵野の森公園となっておりまして、三鷹市、府中市、調布市の3市にまたがりまして都市計画施設として計画されました公園で、広域公園という位置づけの公園でございます。
 面積は約38.8ヘクタールで、うち三鷹市部分が約8.5ヘクタールでございます。平成12年4月に一部開園いたしまして、平成22年度末にほぼ整備が終了いたしました。開園部分は約38.5ヘクタールでございます。一部未開園部分が約0.3ヘクタールございます。これは、非常に見にくいんでございますけれども、わかりづらいんでございますが、航空宇宙技術研究所と記してございます。そこの左側にちょっと一部黄緑色が、三角のところが白く、空白の部分がございます。ちょっとわかりづらいんでございますが、その部分が一部未開園ということでございます。ここにつきましては、既に供用されている部分と同様な内容で、平成24年度に東京都が整備をすると聞いております。公園の管理につきましては、指定管理者の東京都公園協会が現在行っております。
 簡単ではございますけれども、私からの説明は以上でございます。


◯下水道課長(小泉 徹君)  おはようございます。私の方から、下水道施設につきまして御説明をさせていただきます。資料の17ページの方をごらんください。位置といたしましては、跡地のほぼ中央となってございます。敷地といたしましては調布市、府中市にまたがるような形で、面積といたしましては約30ヘクタールとなってございます。
 この下水道施設の計画でございますけれども、東京湾の水質、環境基準を達成・維持するために東京都が昭和55年に大臣承認を受けて作成いたしました流域別下水道整備総合計画、略して流総計画というふうに呼んでおりますけれども、この流総計画に位置づけられているものでございます。その後、流総計画につきましては、平成9年と平成21年に変更が行われておりまして、現在の流総計画となります平成21年の変更では、こちらの下水処理場の計画を水量、また水質規制の強化に伴う見直しとともに、新たに東部処理区を含む3つの単独処理区の流域下水道への編入が位置づけられているというような状況でございます。
 当該下水道施設であります野川水再生センターにつきましては、平成21年の変更で1日当たりの計画下水量が49万7,000立方メートルから10万3,400立方メートルに見直されてございます。なお、この野川水再生センターにつきましては、野川処理区のうち狛江市を除きます三鷹市、武蔵野市、府中市、調布市、小金井市、こちらの5市の下水の一部を処理する施設として計画されているものでございます。私からの説明は以上でございます。


◯健康福祉部地域ケア担当部長(木住野一信君)  おはようございます。私からは、15ページ、市施設、三鷹市身体障がい者通所授産施設について御説明をさせていただきます。平成18年に障がい者の自立支援法が施行される以前から、重度の身体障がい者の通所授産、つまり身体障がい者の方々の働く場等を確保するため、50人程度の身体障がい者の方々が通う日中の活動、訓練の場として計画していた施設でございます。三鷹、府中、調布、3市の財政状況や制度改正に伴う民間事業者の地域での活動の場の施設整備などの状況の変化があり、現在に至っております。
 今回の第4次基本計画や健康福祉総合計画2022などの改定の中で、国の障がい者制度改革の状況なども踏まえながら情報収集をするとともに、一番は、障がい当事者や家族、それから事業者、障がい者団体等とも連携をしながら、特に三鷹市における障がい者福祉施策の今後のあり方等を確定し、早い時期に府中と調布と両市とも連携しながら、施設建設に向かって検討していきたいと思います。
 場所としましては、ページ17にございますオレンジの部分が障がい者の施設という形になっておりまして、このちょうど社会福祉施設、開設済みという、この辺のあたりの位置が、今回この身体障がい者通所授産施設として建設予定をされている場所でございます。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  おはようございます。私の方からは、15ページの道路施設、幹線道路2号線、天文台通り、こちらの整備状況について御説明させていただきます。こちらの表とあわせて、19ページ目の方に道路施設整備状況という図が載っておりますので、こちらとあわせてごらんいただきたいと思います。
 まず最初に、都市計画道路3・4・19号線、幹線道路2号線でございます。ちょうどこちらの19ページの図面の真ん中あたりですが、野川に平行して整備、進められている路線でございますが、天文台通りの大沢コミュニティ・センターの前の交差点から人見街道の野川公園の入り口付近までの路線ということで、総延長が1,568メートル、そのうち天文台通りから調布飛行場まで930メートルの区間は平成14年度末に整備が完了しております。東京都は、残りの人見街道までの区間638メートルにつきまして、平成19年度より事業を再開しておりまして、現在用地買収はすべて完了しまして、電線共同溝街築工事を進めている状況ということでございます。平成23年度、今年度はその電線共同溝街築工事を進めまして、車道のみでございますが交通開放を行う予定というふうに聞いております。
 続きまして、こちらも東京都が事業を進めている天文台通りでございますが、先ほどの19ページの図面でいきますと、右側の南北の路線になります。こちらは、まず東八道路の天文台交差点から南側に280メートルの区間については、すいすいプラン事業ということで平成13年度におおむね整備が完了しております。また、その南側から野川にかかる大沢橋左岸までの区間1,090メートルにつきましては、自転車・歩行者道整備事業、いわゆる交通安全事業としまして平成5年度から事業を着手しております。北側から190メートルを3期工区、中間部の国立天文台付近の700メートルを1期工区、そして、その南側、大沢橋左岸までの区間200メートルを2期工区として区分しまして事業を進めてきております。
 まず北側の3期工区190メートルについては平成16年度、また中間部の1期工区700メートルにつきましては平成19年度に、それぞれ整備が完了しております。一番南側の2期工区200メートルにつきましては、用地買収は既に完了しております。電線共同溝の整備等も完了しましたので、残るは歩道の本復旧が残っているということで、それが完了しますとすべての事業が完了するということになります。私の方からは説明は以上でございます。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設推進室長(岡崎安隆君)  私の方からは、大沢総合グラウンドの整備状況について説明いたします。資料20ページ、21ページをお開きください。初め、資料を説明する前に、今回、大沢総合グラウンドを整備するに当たりまして、その経過を簡単に説明いたします。
 まず初めに、昭和51年に暫定スポーツ施設として開場しました大沢総合グラウンドは、東京都の整備公園計画に基づきまして、三鷹市・調布市・東京都の3者協議の中でスポーツ施設を本格的に整備するということになりました。
 三鷹市では、平成20年度・21年度の2カ年計画で整備工事を行いまして、平成21年4月にはテニスコート6面がオープンをしまして、翌年の平成22年4月にサッカー兼ラグビー場、それから管理棟がオープンをしました。野球場、ソフトボール場につきましては工事終了後、天然芝の養生期間をとりまして、平成22年10月から市民に利用開始ということになりました。これらの施設につきましては、平成25年開催の東京国体で三鷹市が担当しますサッカー、ソフトボール、アーチェリーの競技会場になる予定でございます。
 それでは、20ページを説明いたします。三鷹市の大沢総合グラウンドの施設概要。グラウンドの配置図につきましては、後ほど21ページの方で説明いたします。
 まず初めにサッカー兼ラグビー場ですが、サッカー場1面、これはJFA、日本サッカー協会の公認をとっております。これは東京国体で使用いたしますので公認をとりました。それから、ラグビー場1面。それでピッチ舗装でございますが、これはロングパイルの人工芝を使っております。観客席が125人のを2基備えております。それから野球場、ソフトボール場、練習場ですが、野球場2面、ソフトボール場2面、練習場1面。グラウンドですが、内野は土、外野は天然芝でございます。
 テニスコート、これは砂入り人工芝6面をつくりました。
 それと管理棟ですが、平屋建てでございます。中には更衣室、シャワー室、それから小会議室を備えております。それと、ここには東京都が管理・運営します有料の駐車場がございます。これは24時間利用可能でございまして、料金は最初の1時間までは300円、30分延長ごとに100円ずつということになりますので、2時間駐車しますと500円の利用料金がかかります。
 21ページをお開きください。三鷹市の大沢総合グラウンドの配置でございます。まず真ん中の左上にあります駐車場でございます。これは先ほど言いました東京都が管理しております駐車場でございまして、通常ですと138台入ります。それで、その下の芝生広場となっておりますが、これはイベントなどがありました場合、ここも臨時の駐車場になりますので、合計300台ぐらい駐車可能というふうに聞いております。
 その下にテニスコート場ですね、これ6面あります。それから、右に移りまして、サッカー兼ラグビー場、こちらは東京国体でサッカー場の会場となります。右へ行きまして、野球場が上下2面、それからソフトボール場が上下2面。東京国体では、このソフトボール場2面を使いましてソフトの試合を行うということでございます。それと、もう一点、三鷹ではアーチェリー競技も担当しております。この会場はこの野球場、ソフトボール場全面を使いまして、特設会場をつくって行うというものでございます。それと、その下側に調布市でつくりました施設がございます。これはこの3月に工事が行われまして、それで芝生養生のために10月オープンというふうに聞いております。以上でございます。


◯企画経営課長(一條義治君)  続きまして、資料3の株式会社東京スタジアムの経営状況等をごらんください。これは平成22年度の実績報告でございます。
 まず損益計算書の中の売上高ですが、平成22年度は10億6,211万円余となっておりまして、平成21年度の10億347万円に比べ5,863万円の増となっております。引き続き運営状況は比較的良好と言えるところでございます。イベント事業といたしましては、大型コンサートの回数増などによりまして、売り上げが5,000万円ほどふえております。広告収入は、引き続きネーミングライツの貢献が目立っております。また、商業施設等ではCM・ドラマ撮影などの誘致が貢献しており、1,000万円強の増となっております。営業費用は9億5,917万円で、営業利益が1億293万円、経常利益は1億2,476万円となっております。
 貸借対照表はごらんのとおりでございます。
 23ページをごらんいただきますと、こちらの事業実績でございますが、震災による公式戦の回数の減などにより、Jリーグの入場者が48万人から41万人に減るなど、スポーツイベントの来場者数が減っておりますが、商業イベントのコンサートが昨年度の2回10万人から6回29万人と、約3倍に大きくふえたことも影響いたしまして、総来場者数は増加をしております。利用回数についても、283回から326回と増加をしております。
 味の素スタジアムとアミノバイタルフィールドで約114万人の来場者があり、このほかフットサル施設等の約42万人を合わせますと、スタジアム全体では前年度から約8万人増の約156万人超の来場者となりました。こうした中で味の素スタジアムは、この3月の10日で開業10周年を迎えまして、延べの来場者数も1,000万人に達したところでございます。
 続きまして、次に資料4をごらんください。こちらは調布飛行場の1月から3月の離着陸状況でございます。次のページ、1月になりますが、2地点間輸送は一番上にありますとおり613回で、前年同月に比べて2回の増、この月の合計は1,515回で、前年同月に比べて5回の減になっております。次のページの2月でございますが、2地点間輸送が480回、前年同月に比べ16回の減。合計は1,119回、前年同月に比べ131回の増となっております。次の3月ですが、2地点間輸送が578回、前年同月に比べ41回の増、合計は1,331回、前年同月に比べ27回の減となっております。前年同期の1月から3月とを比較しますと、前年が3,866回、ことしが3,965回と、99回の減となっているところでございます。私からの説明は以上です。


◯都市交通担当課長(中村 修君)  よろしくお願いいたします。味の素スタジアム輸送人員について御報告いたします。資料5をごらんください。サッカーJリーグ戦や音楽イベントなど、入場者が多数見込まれる場合に、主催者がバス事業者に依頼をしまして、周辺駅から味の素スタジアム間のシャトルバスを運行しております。資料でございますが、平成23年3月5日から5月29日までの利用実績を報告いたします。この期間にサッカー、Jリーグが5試合、音楽イベントが2回開催されております。シャトルバスは表の上段に記載のとおり、味の素スタジアム周辺の5駅、吉祥寺、三鷹、武蔵境、多磨駅、狛江、この5駅より運行しております。
 1枚おめくりいただきまして、29ページをごらんください。表の一番右でございますが、この期間のバス利用者は1万9,176人で、総入場者数に対する平均乗車率は4.9%となっております。


◯委員長(伊東光則君)  市側の説明は終わりました。
 市側の説明に対する質疑がございましたら、お願いいたします。


◯委員(石原 恒君)  説明ありがとうございます。では、質問させていただきます。幹線道路2号線、いわゆる三鷹3・4・19号線ですかね、今、半分ほど整備されて、実際私も見させていただきましたけれども、結構幅広い道で使いやすいなという感想を持ちました。ただ、一方、やっぱり広い分、違法駐車も想定されるかなというふうに思います。その辺の対策。土日なんかはよくグラウンドを使われる方がいらっしゃると思いますので、その辺の対策をお聞かせいただきたいなと思います。お願いします。


◯都市交通担当課長(中村 修君)  大沢グラウンド周辺の違法駐車について御質問がございました。私ども、違法駐車、駐車対策、特別その地域でやっているわけではありませんけれども、駐車場が有料化されたこともありまして、また、入場者、利用者数が多いということもあって、特にお迎えの車というんですかね、そういった形で路上に駐車しているという状況は認識しております。交通管理者である三鷹警察署とも連携して、駐車違反に対する対応はしっかりとってまいりたいと考えております。


◯委員(石原 恒君)  ありがとうございます。1つの方法、私、考えるに、今、有料駐車場が整備されていますけれども、1時間300円、最初の1時間が300円で30分ごとに100円ということで、これ上限を決める形で長時間とめられるような何か対策とかですね。実際都が管理されているかと思いますけれども、その辺の働きかけをお願いしたいなと思っています。これはちょっと要望でございます。
 次に質問ですが、おととしですか、ヴェルディがJ2に降格して、去年FC東京がJ2降格という形で、この辺の影響とかはどういうふうに見ていらっしゃいますか。御答弁お願いします。


◯企画経営課長(一條義治君)  御指摘のとおり、三鷹市としては精いっぱい応援をしてきたんですが、残念ながらFC東京が今落ちてしまいまして。ただ、現在、一時ちょっと落ちていたんですが、4位まで持ち上がってきたということで、味の素スタジアムの経営状況はこのFC東京の成績にも大きく左右されますので、今後、市としても支援していきたいなというふうに考えているんですが。
 味の素スタジアムの見込みといたしましては、FC東京の大体年間の試合の来場者数が2万5,000人程度あったんですが、これまでJ2に落ちた場合は大体4割程度来場者が落ちているような傾向があるようなところでございます。ただ、FC東京につきましては、開幕戦について2万人を超えているというようなところがございますので、どこまでの落ち込みがあるかというところなんですが、やはり4割近いところでの来場者の減というのはあるのかもしれない。それに伴いまして、スポーツ系のJリーグ公式戦に伴う売上高についても、やはり数千万円単位で落ちてしまうのではないかというような見込みを聞いているところでございます。


◯委員(石原 恒君)  最後でございます。昨年7月にちょっと調布飛行場、金 賢姫さんが遊覧飛行したかしてないかという問題があって、いろいろネット上では載っていまして、私も確認しましたけれども、実際どのようなやりとりがあって、今後同じようなことがないように対策を講じられているか。その辺の状況をお聞かせいただけないでしょうか。


◯企画経営課長(一條義治君)  金 賢姫氏が来日をいたしまして、そのとき帰りに調布飛行場を利用し、調布飛行場から航空機を利用して都内に向かっていったんですが、その途中で御指摘があるような遊覧飛行的なものがあったのではないかというようなことが報道されているところでございます。そのときに対する東京都港湾局とのやりとりでございますが、港湾局からは前日の夕方に情報提供がございまして、翌日、調布飛行場を利用して政府要人がフライトをするというような情報提供がございました。ただ、この具体的な内容につきましては警備やセキュリティー上の問題があるので、それ以上伝えることはできないというような情報提供でありました。また、当日私たちも報道のニュースであるとか、調布飛行場の周囲の状況を情報入手いたしまして、御指摘のとおり金 賢姫氏を乗せた航空機の利用があったということでございます。
 ただ、そのときの国及び東京都の説明といたしましては、遊覧飛行そのものを目的としてあのような航空コースをとったのではなくて、当日マスコミ等のヘリの追跡もあって飛行コースをとった結果、あのような結果になったということの報告を受けているところでございます。三鷹市といたしましては、もちろん国家レベルの機密やセキュリティー、あるいは安全保障上の問題はあると思うんですが、可能な限り調布飛行場にかかわる重要な問題については事前に情報提供をいただき、市と東京都の管理運営や覚書に基づいた適切な利用をしてほしいということを、そのときも含めて申し伝えているところでございます。


◯委員(石原 恒君)  済みません。いろいろと御説明ありがとうございます。今、御説明いただきましたとおり、いろいろと引き続き整備いただければ、管理いただければと思っています。


◯委員(吉沼徳人君)  おはようございます。よろしくお願いいたします。幾つかお尋ねをしたいと思います。初めてなもんですから初心者的な質問もあると思いますけれども、よろしくお願いいたします。
 初めに、調布飛行場が平成13年の3月に正式飛行場の都営コミューター空港となったということによって、それ以前の空港とは具体的にどのように変わったのかということを1つ、お尋ねをしたいと思います。
 それと、ここで2地点間輸送をしている新中央航空なんですけれども、ドルニエという19人乗りのドイツ製の飛行機ですけれども、1日10便ですね、島との行ったり来たりをしているようですけれども、これを何機ぐらいお持ちになっていて、現在この調布飛行場には何機ぐらいが常時駐機されているのかということをちょっとお尋ねしたいと思います。
 それと、整備、管理運営に関する協定書の別紙のところなんですけれども、7ページですね。7ページの2の(3)のところ、自家用目的の飛行及び訓練場所との往復飛行を制限するというふうになっているんですけれども、これは現実に自家用機としてあそこにはどのぐらいの飛行機が現在あるのかということ。
 それと、その下の3番の飛行場機能の制限というところの(7)番に、これは平成9年ですか、提携したのは、そのところに駐機スポット数は、現在より20%削減をするということで、東京都は了承するというふうに書いてありますけれども、これ、現実に20%の削減はできているのかどうか。
 それと、その次のページになりますけれども、これはちょっと文言というか、5の騒音対策のところで(2)と(3)のところに騒音規制法及び東京都公害防止条例というのがあるんですけれども、たしかこれ2001年に東京都の方では公害防止条例を改正いたしまして、東京都環境確保条例というふうになっているんですが、この文章はこのままでよろしいのかどうかということをちょっとお尋ねをしたいと思います。
 それと、その8番、(8)ですけれども、要するに覚書の中で、騒音調査の結果、新たにWECPNL70を超える地域が発生したときは、民家防音工事助成の対象とし、また、WECPNL75を超える地域に対しては、屋根の防音対策を講じることというふうにして、東京都の方もするというようなことを回答していますけれども、現実にどのくらいの軒数がこの防音工事をしたのかどうかというようなこと。以上、ちょっとお尋ねをいたします。


◯企画経営課長(一條義治君)  多岐にわたる質問をいただきまして、一つ一つお答えをしていきたいと思うんですが、まず平成13年3月の都営コミューター空港によりまして、正式の地方空港としての位置づけが正式に、新たになったというところでございます。
 あと、調布飛行場のドルニエ機でございますが、実は従前は離島便を結ぶ機種としては、ドルニエとアイランダー機という2種類がございました。こちらのアイランダー機の方が前年度末で引退をいたしまして、現在ドルニエ機4機でもって離島便の就航を行っているところでございます。自家用機とスポットについては、御指摘のとおり削減を求めてその取り組みを進めているところでございますが、ちょっと平成22年度末の自家用機の登録機の報告がまだ来ておりませんので、こちらの方、報告が来次第御案内したいと思っております。
 あと、騒音に関する別紙の規定につきましては、関係規定の改正が行われた後、必ずしも別紙のいわゆる公文上の修正がちょっと追いついていないところもございますので、それについては規定に従ってちゃんと整備を行っていきたいと思います。
 あと防音工事でございますが、ちょっと今、手元に資料がないんですが、御指摘の住宅地の基準値70を超える住宅地等につきましては、基本的に防音工事が三鷹市の場合は完了しているところでございます。ただし、該当者のお宅の申請状況に基づきまして、これまでちょっと工事ができなかったお宅が何軒かございまして、そちらについては、引き続き申請者のスケジュールに合わせる形で工事を進めているところでございます。私からのお答えは以上です。


◯委員(吉沼徳人君)  どうもありがとうございます。今ちょっとドルニエが4機、今度からということで、前たしかもう少し小さな飛行機だと思うんです、以前あった飛行機、私も乗ったことがあるんですけれども。そうすると、機種が変わってかなり大きくなったということは、輸送力を上げるということもあると思うんですけれども、この機種が入ったことによって、近隣住民に対する騒音の方が高くなったというようなことはないのかどうか、ちょっとお尋ねをいたします。


◯企画経営課長(一條義治君)  先ほどの答弁の中で数値が把握できなかったところがあるんですが、三鷹市の場合、防音の対象工事の軒数というのが、平成17年から平成22年までの間に、全体で368戸ありまして、そのうちの三鷹が48戸実施してきているところでございます。残り、終わっていない数軒については、今フォローアップの工事を進めているところでございます。
 そして、御質問にありました2地点間輸送の機種について、アイランダーが引退をいたしまして、ドルニエ4機体制になったということで、確かに外見上はドルニエの方が大きいところでございますが、実は今、近隣の方からお寄せいただいている意見としては、むしろアイランダーの音の方がどちらかというと耳ざわりなところもあって、むしろドルニエの方が機体は大きいんだけれども、騒音としてはむしろアイランダーに比べれば気にならないというようなところもございまして、ドルニエ4機体制になったことによって、それに対する苦情や御意見などがふえたということは、管理事務所の方からは聞いていないところでございます。


◯委員(吉沼徳人君)  了解しました。ありがとうございます。


◯委員長(伊東光則君)  ほかに質問のある方。


◯委員(川原純子さん)  よろしくお願いいたします。先ほど、防音のお話が委員からありましたけれども、粉じん等の被害だとか、そういったものは近隣の住民の方たちの方からはないのでしょうか。
 それと、あと、先ほどの11ページになりますけれども、新たな機種の航空機の飛行場使用に関することということで、私の説明が聞き漏れたのかもわからないのでちょっと再度お聞きしたいんですけれども、新たな機種というのに対して、国と東京都の基準が違うということで、これは調整されるということですけれども、要するに外見は変わっていなければいいのか、それとも中身が例えばモデルチェンジしているというか、そういったことの場合の方を重視されているのか。この新たな機種の航空機の飛行場を飛行場に使用することに対しての外見の方を主としているのか。それともモデルチェンジ、中身。例えば、私も専門的な知識がないので飛行機に関してはよくわからないんですが、エンジンが少し改造されているとか、そういったことに関してなのか。そこをちょっとお聞きしたいことと。
 それから、あと、年間どのくらい、この飛行場に関する新機種のものが年間どのぐらい、何機ぐらいあるのかということをちょっとお聞きしたいと思います。
 それと、あと、先ほど木住野部長の方から授産施設の件がございました。これに関して、建設の時期だとか、規模とか、運営方式などについて検討中ということなんですが、見通しというものがついているのかどうか。いつごろの見通しがついているのか、ちょっとお聞きしたいと思います。


◯企画経営課長(一條義治君)  まず粉じんの苦情というのは、私の方では聞いたことはないんですが、確かに御指摘のとおり、ヘリコプターなどの運航とか行うとき、あるいは試験などを行うときというのもあるんですが、そのときは、その飛行場の方でも住宅地のない、むしろ西側の方を用いてヘリの試運転などを行うようにしているところというふうに聞いているところでございます。
 あと、新機種についてなんですが、これまでも1機でも申請があれば、そのたびごとにこの委員会に付議をするということがございまして、そういう意味では、毎委員会ごとに新機種を御協議したこともございました。ないときは本当に全然ないときもあるんですが。そういう意味では、年間3件とか、4件とか、数件程度の協議がされているところでございます。
 あと新機種のとらえ方なんですが、例えば、一たん市で認めた新機種につきましてもマイナーなモデルチェンジがございまして、要はエンジン等の基本性能は全然変更がないのに、ノーズの部分、ヘッドの部分がちょっと5センチ伸びただけで、その型番変更、例えば30W−PC01とあったのがPC02となるような、本当に細かなマイナーチェンジについてもこれまで新機種ととらえて協議をしてきたんですが、実際エンジン等の変更がなく、つまり騒音値等の変更が全くないものについても、新機種で協議をしてきたということがございますので、あくまで大きな外観の変更であるとか、基本性能にかかわる変更等については、これはやはりしっかりと新機種としてとらえて協議をしていきたいというふうに考えておりますので、そういった意味では、国土交通省の新機種の概念が適当ではないかというふうに、地元市としても考えているところでございます。


◯健康福祉部地域ケア担当部長(木住野一信君)  今、授産施設の見通しということで御質問をいただきました。この間、先ほどもちょっと御説明をさせていただいたところなんですが、この法制度が大分変わった中で、今まで身体障がい者、それから知的障がい者、それから精神障がい者の方の施策を中心に事業を展開してきましたけれども、昨年の自立支援法の改正等も踏まえると、発達障がい者の方、それから難病の方、こんな方についての施策についても今後検討を充実していかなければいけないという状況の中で、今後のある面では障がい者の方の卒業者の数等々を踏まえながら、それから三鷹市のニーズ、それから他市とのニーズの調整をしながら検討をしていくということになっておりますので、ちょっと今のところ具体的にはどういうふうにしていくのかというのは、現状では具体的なお話ができないという状況です。御理解いただければと思います。


◯委員(川原純子さん)  ありがとうございます。そうしましたら、済みません、防音、粉じんの方の関係なんですけれども、この住民等の対策に関しては大丈夫なんですね、今のところ。


◯企画経営課長(一條義治君)  現在の環境省基準に基づく防音対策を施す必要な地域についての工事というのは、おおむね完了しているところであります。あと何軒かについては、申し上げたとおりフォローアップをしていくことになります。


◯委員(川原純子さん)  ありがとうございます。よろしくお願い申し上げます。
 それとですね、あと先ほどの説明の中で、就航率に関しましていろいろと条件等あるということはよくわかったんですけれども、地理的条件ですとかということで。ただ、離島からのそういった要望もあるということで、昨年よりか99回も減ということで、こういったことで離島の方たちの生活に影響していくのが大きな問題があるんではないかなというふうに説明を聞く中で感じました。要望はされているということなんですけれども、やっぱりこの点に関しても、今後のそれこそ方向性というか、見通しというか、離島の方々の生活の状況も考える中で、三鷹市としてはどのような対策をしようと思っていらっしゃるのか、お考えをお聞かせください。


◯企画経営課長(一條義治君)  御指摘のとおり、離島にとって、例えば自分が都内に、病院に行くときに乗ろうと思っていた飛行機が、やはり調布飛行場の天候の関係で欠航してしまい、病院に行けなくなってしまう。あるいは、最近島嶼の部分でも観光振興について、やはりちょっとここ景気の影響もあって、落ち込むというところがありまして、やはり島の方々の日常の生活であるとか、観光を含めた経済の活性化のためについては、やはり就航率の向上が何よりも必要だということで、これまでも島嶼の町村長さんからは重ねての要望が出されているところでございます。
 ただ、御説明をしたとおり、この調布飛行場については有視界方式のみを認めるということでこれまで協定・覚書をしてきているところでございます。ただし、この計器飛行につきましては、当初覚書を結んだ以降いろいろ技術革新がなされておりまして、衛星を用いたカーナビなどを御想像いただけるとわかると思うんですが、衛星を用いて航空機に位置情報等を提供することによって、これまでパイロットの目視だけに頼っていた飛行機の運航から、そういった航空衛星も用いた運航のための情報が得られるということで、パイロットの負担を軽減するなど、安全性の向上に資するような点もあるというふうに伺っているところでございます。
 ただ、一方で、やはり地元を初めとした市民の皆さんに対する生活の環境に対する影響であるとか、この計器飛行を導入することによるさまざまな影響等をしっかりと、これは東京都及び地元3市で協議を進めていく必要があるかと思っていますので、現在、課題別協議会でこの計器飛行導入に向けた課題については協議中でございますので、そういった点も含めて引き続き協議を進めていく必要があるかというふうに考えているところでございます。


◯委員(川原純子さん)  本当に今までは安全第一──これからもそうなんですけれども、安全を最優先していくということは最も大事なことだと思います。それですから、安全面のことを最優先する中におきまして、今後も検討の中、今、技術革新が本当に進んでいますので、よろしく三鷹市としての対応をお願いしたいと思います。


◯委員長(伊東光則君)  ほかに質疑はございませんか。


◯委員(森  徹君)  平成18年に正規の管制官がいなくなりましたね、管制業務を行う。今何ていう名前でしょうか、ちょっと忘れましたけれども。その後、平成18年ですから、この5年ですか、その間、何か問題的なことが起きているかどうか、それともないのか、この辺があれば報告していただければというふうに思います。
 それから今、川原委員からも質問がありましたけれども、有視界飛行のことで今、説明がありました。ここに覚書の運用事項のところで有視界飛行と。それは、やはりこれが結ばれた背景には、住宅密集地の中にある飛行場ということで、確かにパイロットの問題とか、そういう負担を軽減するとか、それから技術革新という側面はあると思うんですけれども、しかし、技術革新とは別に、飛行場周辺にはこの覚書が結ばれた当時よりもさらに住宅がふえてきている、住民の方がそこに住んできているという、こういう面が出ています。今の課題別協議会で協議中ということだったんですが、その課題別協議会の協議されている内容、これに対して東京都から何か働きかけがあってこの協議がされているのか、それとも、地元市から、住宅の中にある飛行場の住民の安全という側面からのこの協議なのか、その辺の内容を説明していただけるものがあればと思います。
 それから、3点目では、先ほどちょっと中央線のアクセスという話があったかと思うんですが、その辺、もう少しどんなような内容なのかをお聞かせいただければと思います。よろしくお願いします。


◯企画経営課長(一條義治君)  まず1点目の、平成18年の管制官の廃止に伴う問題等でございますが、それ以降も、国土交通省の管制業務を行う職員が、今、東京都の職員、課長職という位置づけで管制塔で業務をやっておりまして、いわゆる調布飛行場として離着陸に伴う情報提供サービスを引き続き行っておりますので、そういった意味では、管制官の撤去以降、都が同等の情報提供を行うという対応をその当時の覚書等に基づいて行っておりますので、それ以降の特段の問題はないというふうに聞いているところでございます。
 また、2番目の計器飛行につきましては、御指摘のとおり調布飛行場につきましては住宅地の中にある飛行場という問題がございますので、おっしゃるとおり地域住民の安全、あるいは騒音問題等をやはり考えた上で、この計器飛行の導入については協議をしていかなければいけないというふうに考えているところでございます。
 それから、1点ちょっと説明をしていなかったんですが、現在、有視界方式の中で計器飛行方式を導入したからといって、すべての島を結ぶ飛行機が計器飛行になるわけではございません。つまり、今まで雲が比較的低いところにあって、調布飛行場の規定に基づいて欠便になっていた天候のときなどに、計器飛行を導入することによって離着陸ができるような天候状況のときのみ、計器飛行を導入されるというところでございますので、そういった意味ではすべての運航が計器飛行になるわけではなくて、およそ東京都の見込みとしては、1割弱ぐらいが計器飛行を導入することによって、これまで欠便となっていたものの運航ができるのではないかというふうに言われているところでございます。そういった意味では、これまで協議というのは専ら東京都の方から、この計器飛行の導入に伴う利便性の向上とともに、周辺への環境などについても市の求めに応じて情報提供などが行われているところでございます。
 あと、3点目の交通アクセスにつきましては、味の素スタジアムであるとか、今度国体のメーン会場となることに伴って整備される西側スポーツ施設においては、恐らく大体の方が京王線の駅から歩いていかれる方が多いと思うんですが、やはり中央線を利用される方ができれば三鷹駅を使って味の素スタジアム、あるいは総合スポーツ施設に行けるような路線バスの整備等を、東京都に引き続き要望していきたいというふうに考えているところでございます。


◯委員(森  徹君)  わかりました。管制官、東京都の職員、課長職ということで、この方は、国の管制業務をやっていた方が──何と言ったらいいのか言葉が見つからないで済みませんが、いろいろ今、役所の方もややこしくなっているものですから、そういう方がやられているということみたいですけれども、その辺もう一度お願いいたします。
 それから、確かに技術革新というのは大切なことで、それが住民の皆さん方の安全との関係で、それをしっかりと担保されなきゃならないということで、この辺はしっかりとした協議をお願いしたいと思います。
 それから、ここに市側の方で、その当時いた方はいらっしゃらないかもしれないんですが、当時、武蔵境からこの2号線が完成したら飛田給にアクセスするという、そういう報告がこの委員会であったんですね。それとの関係で、継続して話が、そういう検討がされているのか、それともまた新しい路線等があるのか。大沢が交通不便地域ということもあるので、その辺はどうなんでしょうか、お願いします。


◯企画経営課長(一條義治君)  現在の管制サービスを提供している職員ですが、国土交通省の専門職の職員が東京都に派遣をされまして、そこで東京都の課長職の位置づけがなされて、調布飛行場の管制塔において管制の情報提供サービスを行っているということで、これは国土交通省のいわゆる退職した高齢の方ではなくて、現役の職員でございまして、それは国土交通省と東京都とのやりとりの中で、必ず国土交通省からそういった専門職の職員の派遣をしてもらっているというようなことでございます。
 あと、3番目のアクセスの問題でございますが、確かに当時そのようなやりとりをやったということは聞いておりますが、専ら西側スポーツ施設の建設について東京都が整備の意向を示して、以降、私どもが四者協などで主張をしているのは、武蔵境というよりも、むしろどちらかというと三鷹駅前の商業振興などの視点も含めまして、三鷹駅からスタジアムや、あるいは西側スポーツ施設へのシャトルバスなどの運行といったことも含めた要望になっておりますが。ただ、一方で、武蔵境からのバスについても、今は飛行場まつりなどでも臨時便が出されているところもありますので、今後の交通アクセスの協議の中ではそういった視点も含めまして多角的な要望、あるいは協議をしていきたいというふうに考えております。


◯委員(森  徹君)  ありがとうございました。中央線とのアクセスでは、朝日町のバス路線で武蔵境に行かないと、三鷹駅だというので、境にアクセスしてほしいという声がその周辺の方から聞いたんですが、そういうことも視野に入れて、以前赤とんぼバスが境にアクセスしていたよと。それがなくなったということで、そういう要望も強いということをしっかりと認識して対応していただきたいと思います。以上で終わります。


◯委員長(伊東光則君)  ほかには。


◯委員(後藤貴光君)  それでは、大沢グラウンドの、いただいた資料で、今回初めて調布基地跡地の特別委員会に入りましたので、ちょっとお伺いしたいなと思うんですけれども。ページでいうと、いただいた資料の20ページなんですけれども、野球場とかの防球ネットですか、これは高さが10メートルとか、5メートルとか、いろいろあると思うんですけれども、H10メートルとか、一部H5メートルとなっている部分なんですけれども、例えばこれは高さの場所によって、バックネット裏が例えば10メートルで、横が5メートルとか、それを分けているんだとは思うんですけれども、例えば実際野球とかをやっていると、よく当たり損ねみたいなものが一塁側の方に飛んでいくと思うんですけれども、そういった部分のネットが低いと、ボールが外に出やすいのかなというふうなこともあると思いますし、そのことで安全管理上何か規制を加えたりとか、いろいろとすることも必要になるのかとは思うんですけれども、そういったふうなことが実際あるのかどうかというのと、あと、そういうふうなことがなければ別にこの高さでいいと思うんですけれども、この高さについて、高くしてほしいとか、そういうふうなことって実態としてあるんでしょうか。とりあえず以上、お願いします。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設推進室長(岡崎安隆君)  先ほどの野球場の防球ネットの件ですが、この10メートルと、一部5メートルになっておりまして、一番ボールが飛びそうなところ、これ内野ですね、内野側を10メートルにしまして、あと外野側を5メートルというふうに今しております。これは、高ければ高いほどそれは安全にこしたことはないんですが、費用対効果ということを考えまして、園路を歩いている方にぶつからないようにというようなことで考えてつくっております。
 それで、今のところ、時々ファールボールが外に行くことも多少あるということは聞いておりますが、あそこのところ、園路のところにファールボールに気をつけましょうというような看板をたくさんつけておりまして、それで今は対応している状況でございます。余り、それがけがにつながるようなことがあればこれは大変ですので、早急に対応しなきゃならないんですが、現状ではそういうけがなどの報告は受けておりません。


◯委員(後藤貴光君)  あともう一点なんですけれども、武蔵野の森総合スポーツ施設の中で、第1期、第2期事業というような形で整備を今後してくると思うんですけれども、特に第2期事業のところに関しては国体終了後に整備を進めていくという説明だったんでしょうかね。こちら、第2期の方というのは、第1期の後だと思うんですけれども、こちらの方の整備に当たって利用されるような方とのやりとりというんですか、今、設計の段階に入っていると思うんですけれども、割と東京都が進めていく場合というのは、地元の方との意見交換というのが割とまめにやるというような形じゃなくて、三鷹市で主体的にやる場合というのは非常に住民との意見交換とか要望のやりとりというのがあると思うんですけれども、この整備に当たっての地域で利用されるような方とか、実際にこの大沢グラウンドとか、そういったものを使っていらっしゃる方等の要望とか意見というのをどれだけこの整備の設計の中に入れていくかという部分について、もう大体の形というのはできているとは思うんですけれども、進めていく中で、さらに交渉をしていくというふうな形というのはあるんでしょうか。以上、お願いします。


◯企画経営課長(一條義治君)  この武蔵野の森総合スポーツ施設の建設自体は東京都が主体となってやる事業でございまして、施設自体も全都民の利用を想定した施設ということで、基本構想や基本設計を行うに当たり、東京都はさまざまなスポーツ団体のヒアリングを行うとともに、さまざまなスポーツ、あるいは体育協会、団体のヒアリングやリサーチなども行った上で基本構想や基本計画を定めているというふうに聞いております。
 また、現在、地元3市との調整を行う会議のほかに、アドバイザー会議というのも東京都は設置をしておりまして、そこにもスポーツ団体であるとか、学識関係者、あるいはイベント関係などの専門家なども入って、そこからのアドバイスを得て、今後の具体的な設計等の詰めを行っていくというふうに聞いているところでございます。
 ただ、地元3市といたしましては、これはこのスポーツ施設ができるときの四者協の合意でもあるんですが、地元の経済の活性化であるとか、まちづくりに資するような親しみのある施設にしてほしいというような要望を3市の市長名で出されておりますので、そういった趣旨が反映されるような運営のあり方になるように、引き続き三鷹市としても意見を述べていきたいというふうに考えております。


◯委員長(伊東光則君)  ほかにございませんか。


◯委員(宍戸治重君)  よろしくお願いします。まず四者協のあり方についてですけれども、確認のためにちょっと質問をさせていただきます。今、個別の課題を協議する場所等、またアドバイザー会議等の話も出ておりましたが、現在チャンネルとしてどういうような会議が行われているのか、各種あると思いますが、そのことをちょっと御説明願いたい。この辺については六者協もそうでしたが、四者協になってもなかなか東京都の情報が回ってこなかった。または、こちらの要望がなかなか通せるチャンネルがなかったりということがあったかと思うんですが、そういう点についてはいかがな取り扱いをしているのか、御説明がありましたらお願いしたいと思います。
 それと、スタジアムの経営についてなんですが、最近新聞をにぎわすのがどうしてもネーミングライツの不況による人気がないといいますか、契約者が出てこないといいますか、そういう点について、この当スタジアムについては何か影響があるんでしょうか。契約中であれば、これはまだ変更もないと思いますが。
 それと、28ページの、私どもは三鷹市としても何とかこのスタジアムに来られる人たちを商業の活性化や何かにつなげていこうということで考えてはきたんだというふうに思っておりますが、5月の28日、29日の両日に三鷹駅発着というのが斜線になっているんですけれども、当然事業者といいますか、そういう方で考えていなかったのか。もしくは、上石原中心にということであったのかもしれませんが、これは理由は何だったんでしょうか。その3つだけお願いしたいと思います。


◯企画経営課長(一條義治君)  四者協のあり方でございますが、四者協につきましては、都の副知事と3市の市長が協議を行う本協議会のほかに、部長クラスの幹事会、あとは課長レベルの課題別協議会などがございます。そして、大きな決定ですね、例えば最近ですと、この西側スポーツ施設の基本構想などの了承などは当然副知事や市長が参加する本協議会などで決定を行うんですが、そこに上げるまでのいろいろな事務レベルの整理として、課長クラスによる課題別協議会が行われているものでございます。
 現在は、西側スポーツ施設の運営のあり方に伴う課題別協議会が最も行われているんですが、ほかには、先ほど申し上げた計器飛行の課題であるとか、今後は下水処理場の整備などが具体的に進んでくれば、そういったことも課題として協議を進めていく必要があると思っていますので、私どもとしては、四者協は東京都のイニシアチブで、東京都の意向だけでその会議を行うということだけではなくて、委員さん御指摘のとおり、やはり市からしっかりと地元市の要望・意向を伝えるために、市がむしろ東京都側に働きかけて四者協の幹事会等を行うことも場合によっては必要だというふうに考えておりますので、そういったあり方も含めて、今後、積極的な取り組みを進めていきたいというふうに思っております。
 2点目のネーミングライツでございますが、味の素スタジアムが味の素の名前をつけているネーミングライツについては6年契約で、ここでちょうど半分の3年間が終了したところでございます。残り3年間の期間なんですが、やはり毎年2億円余の収入が入ってくるということでは、味の素スタジアムの経営に非常な柱になっているところもございますので、ちょうどこの更新の時期が国体の時期になりまして、むしろ全国的にもこの味の素スタジアムが注目をされる時期であるということも考えますので、そういった点も踏まえて、引き続き、できれば現在の契約金額でネーミングライツの契約が継続できればいいのではないかというふうに考えているところでございます。


◯都市交通担当課長(中村 修君)  28ページの、音楽イベントに際して三鷹駅の発着便がなかったという御指摘についてお答えいたします。Jリーグの試合もそうなんですけれども、すべて試合、あるいはイベントに際して、5つの駅から必ず便が出るということではございません。予想人員とかに応じて観客の見込みが少ないような試合などでは、例えば3駅とスタジアムを結ぶみたいなケースもございます。御指摘の5月28日及び29日につきましては、事業者、主催者とバス事業者の調整の中でこのような対応がなされたものと理解しております。


◯委員(宍戸治重君)  三鷹市の要望、例えば西側のスポーツ施設についても、三鷹市の利用できる範囲ができるだけ多くなるようにとか、市民の利益になるようにですね、また不都合があった場合には三鷹を守るような形での四者協、それに付随する会議のあり方をぜひとっていただきたいというふうに思います。
 ネーミングライツについては結構です。
 それから、バスについては、どうもこれおかしなもんで、つらつら見ていると武蔵境の方が三鷹より多いんですね。これは、バスの便数の違いや何かあろうかと思いますが、三鷹駅でも何かこういうことでプラスになるようなことを、やはり考えていかなければいけないなと──答弁は結構ですが、思っておりますので、よろしくお願いします。以上で終わります。ありがとうございました。


◯委員長(伊東光則君)  ほかに質問。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、市側の説明に対する質疑はこれをもって終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前11時01分 休憩



                  午前11時03分 再開
◯委員長(伊東光則君)  委員会を再開いたします。
 それでは、継続審査申し出の確認をいたしたいと思います。
 調布基地跡地の利用促進について積極的な対策を講ずること、本件につきましては引き続き調査を行っていくことで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように決定いたします。
 続きまして、次回委員会の日程ですが、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくということで、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように決定をいたします。
 その他、何かございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、以上をもちまして、本日の調布基地跡地利用対策特別委員会を閉会いたします。
                  午前11時04分 散会