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2011/09/26 平成23年東京外郭環状道路調査対策特別委員会本文

                  午前9時30分 開議
◯委員長(加藤浩司君)  東京外郭環状道路調査対策特別委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩



                  午前9時31分 再開
◯委員長(加藤浩司君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、行政視察、3、議会閉会中継続審査申し出について、4、次回委員会の日程について、5、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時33分 再開
◯委員長(加藤浩司君)  委員会を再開いたします。
 都市整備部報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  おはようございます。それでは、報告事項の1点目から御説明させていただきます。
 8月30日に開催されました三鷹3・4・12号事業概要及び測量説明会について、資料1の方で御説明させていただきます。
 まず、1ページ目をごらんいただきたいと思います。1番目に説明会の開催内容とあります。まず(1)目的ですが、当該路線のうち、吉祥寺通りから東八道路までの約800メートルの区間について、整備事業に着手するため、事業の概要や測量の進め方などを説明することを目的としておりました。
 次に、(2)対象者への周知及び(3)開催日などは記載のとおりでございます。
 続いて、2番目の説明会の開催結果でございますが、(1)の来場者数は165名ということでございました。(2)の配布資料は3ページから6ページ目にかけまして、説明会の説明資料と参考資料の「東京のみちづくり」のパンフレットでございます。
 ここで説明の概要を簡単に御紹介いたします。4ページ目をお開きいただきたいと思います。事業の位置づけというところをごらんいただきたいと思います。この事業は三鷹市の東部エリアの南北道路のネットワークを改善する役割を担うとあります。また、外環の事業に伴い、周辺のまちづくりを考え、早期に整備する必要があると位置づけをしております。言いかえますと、外環事業が進んだ場合の北野中央通りの代替機能となる道路ということでございます。
 次に5ページ目の右側上、計画概要をごらんください。整備延長と区間は冒頭に説明したとおり、またこの表の中のとおりでございます。左下の平面図でもあわせて御確認いただければと思います。また、幅員は16メートルで、その構成は右下の標準断面図のとおりでございます。
 続いて、6ページ目をお開きください。測量についてでございますが、2つの測量を実施していくとしております。まず、地形測量により道路予定区域と周辺の地形とを調査した上、平面図を作成し、都市計画道路の位置を明らかにすることと、現地に幅ぐい等を設置していくとしております。
 次に用地測量でございますが、関係権利者の立ち会いの上、境界等の調査、確認し、1筆ごとに土地の測量を行い、用地取得に必要な面積の算出と図面を策定していきます。
 ここで1ページ目に戻っていただきまして、2の(3)、一番下のところですが、主な質問・意見のところを御紹介いたします。用地買収の範囲、測量図面の閲覧場所、今後のスケジュールに関すること、また外環事業との関係、道路ネットワークなどに関すること、さらに市のまちづくりに関することなどの質問、意見等がございました。こちらの方の説明は以上でございます。
 続きまして、報告事項の2点目でございます。7月22日に開催されました東京外かく環状道路オープンハウスの開催結果について、資料2を用いて御報告をさせていただきます。
 1ページ目をごらんいただきたいと思います。1番目にオープンハウスの概要を掲載しております。(1)目的ですが、今年度の予算の概要と取得用地における土ぼこりの飛散防止工事、またことしの2月に公表した費用便益比、BバイCの総点検の結果などをパネル等で情報提供したものでございます。
 次に、(2)周知方法及び(3)開催日などは記載のとおりでございます。
 続いて、2番目の開催結果でございますが、来場者が71名で、そのうち個別相談をした方が6人いらっしゃいました。
 次に、3の主な質問、意見を御紹介します。用地取得の状況、今後のスケジュール、用地補償や残地の取り扱い、または飛散防止工事の内容、さらに総点検結果の根拠や、その結果にかかわる交通量増加に伴う環境影響に関すること、外環の予算を東日本大震災復興に回すこと、今後の事業スキームに関することなどの質問、御意見がございました。
 続いて、4番目の会場に展示された主な新規パネルでございますが、工事のお知らせのパネルなど、参考資料2の方に掲載しておりますので御確認いただければと思います。
 最後に5番目に、会場でいただいたアンケートの結果を参考資料3に掲載しておりますので、こちらもあわせて御確認いただければと思います。
 説明は以上でございます。


◯委員長(加藤浩司君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(野村羊子さん)  それでは幾つかお願いいたします。
 まず、3・4・12号線、これは東京都の事業としてなさるわけですので、質問できる範囲って限られてくるのかなと思いますが、1つは市内、この対象者ですね、立ち退き、買収に係り立ち退きせざるを得ない対象者は何人だというふうに、何軒というのかな、把握していらっしゃるのかということ。外環道路のための道というふうな説明があったと思いますけれども、外環がいつできるかわからないのに今から始める、これ、工事ができる予定というのがいつというふうになってて、それは外環との絡みで今始めなくてはいけないという合理的な理由があるのかどうか、どのように聞いているのかということをお伺いしたいです。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  大きく2点、御質問いただきました。
 まず、3・4・12号線の対象者でございますが、資料1の対象者への周知というところのイのところに、8月12日に郵送172通とございますが、こちらが計画線内、またその両わき20メートルの測量範囲に係る地権者ということで、実際に測量して具体的な数字が確定してきますので、おおむねこの172人ぐらいがその対象者ということというふうにとらえているところでございます。
 2点目の予定でございますが、質疑応答の中でそういった御質問がありまして、東京都としてはおおむね10年ぐらいをめどに、目標にですね、この道路事業を完成していきたいというふうに答えておりました。ちなみに、事業認可を来年度とれればとりたいというような形で答えておりました。また、外環本線とのかかわりでいいますと、この路線は北野中央通りが、外環本線の事業が始まりますとほとんど、3分の2ぐらい、その形態、機能がなくなりますので、それにかわる機能の道路として、本線の事業が供用開始される前に当然できていないといけない事業というふうにとらえておりますので、三鷹市としても早期にこの事業を完成させる必要があると考えております。以上でございます。


◯委員(野村羊子さん)  ありがとうございます。外環本線がいつ工事に着工するかすらまだ明確、着工したと言えるのかどうかわかりませんけれども、事業はあれしたとしても、工事着工というのはまだ全然めどが立っていない段階で、外環の方がもちろん事業として時間がかかるわけですし、北野ジャンクションについてはもっと広大な面積を買収しなくちゃいけないんだから、そちらの事業が始まってからでも十分遅くはないだろうというふうに私は思っています。でも、それは東京都に言わなくちゃいけないことだと思うので、ここでは意見表明にとどめておきます。
 オープンハウスのことについてもう1点お伺いします。この時期に突然行ったわけですよね。1週間前の告知で、いつも告知、時間が短いというふうに思いますけれども、なぜこの時期に無理やりやらなければいけなかったのかというふうなことは、もう少し都・国から聞いていることがあるのかどうか、お伺いしたい。
 それと、環境調査の実施ですけれども、現地調査というのは具体的にいつやるのか、やったのかということ、これ、多分、本当にやるなら四季それぞれチェックをしていく、あるいはその種の時期に合わせてチェックをするということだと思うんですが、それについてもし知っていたら教えてください。費用便益については、もう何かやっても……。やれる方がいたらお願いしたいですが、ちょっとここでやってもしようがない部分があるので、とりあえずそれだけお願いします。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  オープンハウスに関係して2点、御質問いただきました。
 1点目、まずオープンハウス、この時期になぜ開催かということで、これまでもですね、市としても国・都に対して、外環の地権者、またその周辺の方等にできる限りリアルタイムに情報提供していただきたいということで常に求め続けておりますが、特にこの時期に開催されたということは、まず土ぼこりを防止する工事を入っていくということで、当然、このオープンハウス以外にもチラシ等をまいてですね、お知らせはするんですが、地域全体にそういう説明をさせていただく場が必要だったということだというふうに認識しております。
 2点目の環境調査でございますが、こちらは参考資料2の3ページ目のところにありますが、法令に基づき環境影響評価をもう既に実施をしておりますが──ごめんなさい、2ページ目の上の位置づけのところに書いておりますが、3行目のところでございますが、これに加えて平成22年の改訂により東京都レッドリストに追加された種について、極力保全に努めるべく現地調査を実施していますということで、環境影響評価に加えてさらに調査をするということで位置づけておりますけれども、これについて、春、夏、秋、冬、それぞれ対象となる鳥類、昆虫類、植物等、そういったものを、その時期に合わせて調査を行っています。春につきましては平成23年の5月にこの4種類の調査、また夏にかけてもこの4種類の調査をですね、それぞれ実施しておりまして、それが6月、7月ごろに実施したということで聞いております。また、秋につきましては10月ごろにこの4種類の調査を行うと。冬については平成24年の1月に鳥類の調査だけ実施するということで、調査の対象は2ページ目の下の方に図面がございますが、この緑で囲まれたところの範囲というところで聞いております。以上でございます。


◯委員(野村羊子さん)  ありがとうございます。何のための工事かという説明がね、きちっと周囲の方にわかることが大事だと思いますが、アスファルトを敷くのが本当にいいのかどうか、どういう状態になっているのかというのはそれぞれがあると思いますけれども、買収した土地について整備をしていくということなんでしょうけれども、実際にはね、例えばもう個別相談者の方、ちょっと人数が少ないとかという、本当にこのときのタイミングというのは周辺のね、住民の方のための説明会になったのかというのは、ちょっとやっぱり開催のタイミング、あるいはお知らせの時期含めてどうなのかなと思うので、やるんだったら、やっぱりもうちょっと前にきっちりと周知をしていただきたいですし、意味のある説明会を、せっかく、それこそ国もお金をかけてやるのでね、パネルもほとんど変わらないもの、ごくわずかのものしか変更がなかったように思います。それを説明できる人も1人、2人なので、だれかの説明にかかっちゃうと十分わからない状態になるみたいなことでね、国の方の体制が本当にできるような体制だったのかというのもちょっと疑問に思うので、その点は今後の開催については、きちっと準備をして周知していただけるように、ぜひ要望していただければと思います。
 それと環境アセス、環境調査についてですけれども、アセスそのものについてもね、いろいろな問題があって、これを、この工事のためのアセスとして位置づけるというふうなことについての周辺住民への周知というのも非常に問題だったわけですよね、過去ね。そういうようなことがあって、今また実際に地域で、例えば鳥の観察とか植物の観察とかしていらっしゃる方がたくさんいて、そういう方ときちっと連携をとってね、本当にこの時期に調査することが重要なのかどうか、当たっているのかどうかというのは、もちろん専門家がっていうふうに言うでしょうけれども、地元でわかっている人たちの話をきちっととったね、そういう調査をしていただきたいというふうに思います。
 それについて、調査会社に委託をしちゃっているんでしょうから仕様というのは難しいでしょうけども、意見として上げられるのかどうか、そういうことをね。周辺で鳥とか植物の観察をしていらっしゃる方たちの意見を聞くというようなことが可能なのかどうかというのをちょっとお伺いしたいです。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  環境調査に関しまして、市民の方で調査されている方の意見を聞くことは可能かどうかと。ちょっと国の方にこれは確認してみないと、ちょっとお答えできませんので、この場ではちょっと回答は差し控えさせていただきます。


◯委員(野村羊子さん)  わかりました。かなり長年にわたって、その地域で活動なさっている方がね、それぞれの地域でいらっしゃるわけですから、そういう方がきちっと意見を言えるような場を、これまでもね、過去の環境影響評価のときでも、これが入ってないじゃないか、この調査の仕方は違うんじゃないかというような声もありましたので、そういう声が反映できるような調査というのをぜひ国に要望していただきたいと思います。


◯委員(大城美幸さん)  時間が迫っているので簡潔に質問、2点だけ。3・4・12号線のことで2点質問します。
 説明会、私も参加したんですけれども、この3・4・12号線、今回の場所については、市側あるいは住民、どこどこの町会とか、具体的に要望を都にしたのかどうかということを確認したいことが1つ。
 あと、その先、井の頭公園駅どまりになっている、その先の部分についても、最後のところで質問している人もいましたけれども、今回の説明会で最後のところで、ちょっと話が飛びますけど、まるですり込みのように、何度も何度もこう見えますというシミュレーションの、10分以上ですかね、何かやってましたけど、ああいうのはどうかなと思ったので、それは意見を上げていただきたいんですけども、その先の公園駅どまりの計画についても、今後同じようにいきなりこの事業概要及び測量説明会という形でやられてしまうのかなということをとても心配したんですが、その可能性について市としてはどう考えているのか。これまでの経過、東京都が今後10年間で推進するというふうに発表したときに、井の頭コミセンでの説明会などの経過もありますけれども、そのことをどう考えているのか、お聞かせいただきたい。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  外環のですね、周辺の都市計画道路につきましては、これまで外環の計画を検討している中で、市の意見として、当然市民の方の御意見をもとにまとめた各段階の市の意見、直近でいいますと、対応方針をまとめます平成21年の1月に対応方針の素案が公表されまして、平成21年の3月に三鷹市の要望書を出したわけですが、そういった中でも、周辺のこの都市計画道路については早期に整備してほしいということを、市民の御意見を踏まえた形で要望しているところでございます。
 また、平成20年の地区検討会、そういった中でも具体的に3・4・12という路線名を挙げて、こういった路線も外環が供用開始されるまでに早期整備をすべきだという御意見も地区検討会の中でもいただいておりました。そういったことを踏まえて、今回取り組みが進んでいるものということで認識しているところでございます。
 また、2点目の3・4・12の人見街道より北側の部分のことでございますが、今申し上げました意見書等の中でも、そちらの人見街道より北側の部分については、市は当面、整備を求めないという位置づけで意見を述べているとおり、今後も急にですね、それがすぐに事業化ということは、市としてはないものというふうに考えておりまして、今後そういったことは調整があれば、また当然東京都の方から事前に話が来て、市としては今の考えは変わっておりませんので、そういったことを調整して、検討していくということになるかというふうに考えております。


◯委員(大城美幸さん)  いろいろ意見があるんですが、次回というか、またの機会に回したいと思います。


◯委員長(加藤浩司君)  委員からの質疑の途中ですが、一たん休憩いたします。
 よろしいでしょうか。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 以上で都市整備部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前9時56分 休憩
             (交通管制室、大橋ジャンクションを視察)


                  午後4時30分 再開
◯委員長(加藤浩司君)  委員会を再開いたします。
 議会閉会中継続審査申し出について、本件を議題といたします。
 東京外郭環状道路建設問題について調査検討し、対策を講ずること、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会会期中とし、その間、必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。どうも御苦労さまでした。
                  午後4時31分 散会