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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成23年文教委員会) > 2011/03/07 平成23年文教委員会本文
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2011/03/07 平成23年文教委員会本文

                  午前9時30分 開議
◯委員長(緒方一郎君)  おはようございます。文教委員会を開きます。
 初めに、休憩をとりまして、審査日程及び本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時32分 再開
◯委員長(緒方一郎君)  委員会を再開いたします。
 審査日程及び本日の流れにつきましては、1、議案の審査について、2、議案の取り扱いについて、3、行政報告、4、次回委員会の日程について、5、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 休憩いたします。
                  午前9時33分 休憩



                  午前9時34分 再開
◯委員長(緒方一郎君)  委員会を再開いたします。
 おはようございます。よろしくお願いいたします。
 議案第10号 三鷹市立学校施設の開放に関する条例の一部を改正する条例、本件を議題といたします。本件に対する教育委員会側の説明を求めます。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設準備室長(柳川秀夫君)  おはようございます。それでは、議案の内容について御説明させていただきます。三鷹市立学校施設の開放に関する条例の一部を改正する条例でございます。今回提案いたしますのは、市立第五中学校の体育館の建てかえの完了に伴いまして、同校体育館を有料の開放施設とし、使用料を定めるものでございます。お手元にお配りしました参考資料の1ページをごらんいただけますでしょうか。この新旧対照表なんですが、改正後の欄の第3条でございますけれども、開放する学校施設というものは、ここに掲げてございますとおり1番から6番、ございますように、体育館、校庭、テニスコート、プール、特別教室、また、そのほか委員会が定める施設となっておりますが、今回提案しておりますのは、このうちの体育館でございます。
 また、2ページをちょっとごらんいただけますでしょうか。第7条で開放時間を定めております。午前9時から午後9時までとなっております。また、3ページをちょっとごらんいただきますと、第11条で使用料を定めております。使用の承認を受けた団体並びに個人は、別表に定める使用料を納入しなければならないと定めているところでございます。
 ちょっと飛びまして6ページを、ちょっとごらんいただければと思うんですが、その6ページのところで、今回提案しております市立第五中学校、(4)でございますが、このプールの上のところに体育館というのを加えてございます。使用区分につきましては、午前9時から12時、午後0時から午後3時、午後3時から午後6時、午後6時半から午後9時までという区分でございます。使用料につきましては、午前9時から午後6時までの区分につきましては1,800円、夜間の区分については1,500円ということで定めているものでございます。この区分及び使用料の設定につきましては、従来有料施設として開放してきております施設と同様の金額となっております。
 説明は以上でございます。よろしくお願いします。


◯委員長(緒方一郎君)  教育委員会側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(赤松大一君)  よろしくお願いいたします。今回五中の体育館建てかえに伴う有料化ということでございますが、まず1点目でございます。現在学校体育館、施設の中で無料で貸しているところの現状を、ちょっと最初お聞きしたいと思います。
 あわせまして、今回使用料──従来各施設とも該当のところは使用料を徴収しているんですが、この辺に関して、徴収した使用料は現在どのような形で使っていらっしゃるか。例えば体育館の運営に使っているとか、修繕等に回しているとか、その辺の使用料でいただいたお金の使用方法をお答えいただければと思います。
 あわせて、3ページ目の第11条なんですが、委員会が特に必要があると認めたときは、これを減額し、または減免することができるという、これは具体的にどのような場合に減額し、または免除、この対応はどのような団体に対してされているのかという点をお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設準備室長(柳川秀夫君)  3点御質問をいただきました。
 1点目の無料の施設ということでございますが、学校は小学校、中学校、すべて開放しているところなんですが、今回有料になりました施設を除く施設は全部無料でございます。現在有料になっているのは、高山小学校とか、第二中学校、第一中学校、第三中学校、今回提案しました第五中学校ということでございますので、それ以外の各小・中学校は現在無料になっております。
 あと、使用料の使い道なんですが、これは市の歳入として入っておりまして、体育施設の歳入ということで、先ほど委員さんおっしゃいましたように、その費用をもって体育施設の修繕とか、そういうものに充てているところでございます。
 3点目の減免なんですが、減免はですね、教育委員会が定めるものの中で、学校体育施設につきましては、規則の第15条で使用料の減免及び免除ということで規定しております。対象となる方たちですが、方というか、使用されている方で、もちろん免除につきましては、教育委員会が使用するとか、三鷹市が使用する場合、官公署が公用で使用する場合とか、そういうものについては免除ということでなっております。もちろん学校の団体──学校教育関係団体ですね、そういうものも使用されるときも免除になります。あと、障がい者の組織の方たちとか、高齢者、65歳以上の方が2分の1以上で構成されている団体については免除という形になっております。以上でございます。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。今回五中の追加なんですが、今こちらの新旧対照表に書いてある学校、有料学校以外は無料でということなんですが、その無料開放と有料開放のどのようなところで線引きをされているのかということを1点、お聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設準備室長(柳川秀夫君)  無料になっている施設、現在建てかえを行ってきているものだけ有料化をしてきています。古い、老朽化されている施設についてはまだ無料で対応しているというところでございます。以上でございます。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございます。実は、今課長の方からお話があったとおり、従前の古いというか、体育館を使っている団体の方からいろんな御意見がありまして、今回五中の例のように新しく、今後順次市内の体育館が建てかわっていく上において、財政的にそんな裕福でない団体に関しては一生懸命無料のところを使い回してやっているんですが、今回有料になってしまうということで、だんだんそういうところでお金を払い切れないような団体が疎外されてきてしまうことが心配されているという御意見があるんですが、その辺に関して、減免は先ほど御意見をいただいたんですが、今後もうちょっと使い勝手のいいような形で、例えば何回以上使う団体に関しては有料にするとか、1回、2回ぐらいは半額とか、何かその辺の、できれば小ちゃなサークルというか使用団体に関しても、もうちょっと使い勝手のいいような取り組みがいただければなと思うんですが、その辺のお考えをいただければと思います。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設準備室長(柳川秀夫君)  確かに大分あちこち体育施設、有料化されてきておりますので、そのような御意見は確かに私たちのところにも届いておるんですが、なかなか今どうしようかということはまだ特に手だては考えてないところでございますけども、いずれにしましても、高齢者を中心に学校体育施設につきましてはこういう免除規定があるんですけど、普通の一般スポーツ施設にはございませんので、今後の検討課題かなというふうにとらえておるところでございます。よろしくお願いします。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。今、課長おっしゃったとおり、高齢者の介護予防というか、そういう趣旨での小さな団体のグループとか、まだまだ小さいグループとかって、今まさに市に御意見が入っているとおり、それも現場の使用者のお声でございますので、そういう小さな火でございますが、その火を消すようなことのないように、今後も前向きに検討いただければと思っているところでございます。以上で終わります。


◯委員(浦野英樹君)  よろしくお願いいたします。私は料金自体ではなくて、使用の申し込みのルールについてお聞きしたいんですが、基本的には申込期限に申し込んだ団体が使えるというルールだと思うんですけれども、例えば例外的な扱い、優先的にこの団体は使用することができるというような、そういった扱いについて現状あるのかどうか、ルール、教えてください。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設準備室長(柳川秀夫君)  優先的な使用ということでございますけど、学校体育施設なんかの場合ですと、先ほど言いましたように教育委員会が使用するような場合では、確かに優先的な枠をとるということはございます。ただ、市民の団体で、例えば大きな大会をやるとかという場合は優先使用というのもあるかもしれませんが、基本的に委員さんおっしゃるように、抽せんのシステムに入っていただいて、そこで当選された方が使用していくという形をとっています。
 優先使用といいますと、具体的な学校体育施設はほとんどないんですけれども、例えば第一体育館とかプールなんかの場合には、各種大会、体協さんが主催する大会とか、恒常的に年にそういういろいろな大会がございますけれども、そういうものについては使用願いという形での優先的な使用はあることはあります。学校体育館についてはそういうのはないですね、ほとんど。


◯委員(浦野英樹君)  そうですね、今回の条例に関してそれを即検討という話ではないんですけども、やはり例えば体育館でちょっと大きな行事をやりたい、周りに告知もしたいというような場合には、やはり結局日程が直前になるまでわからないというのは、正直言ってその団体にとってはかなり不便なのかなというのもあります。
 また、例えば競技者が子どもだけの団体だとか、障がい者だけの団体だとか、利用料の減免の話がありましたけども、ルールをつくった上で、例えば大きな行事だとか、その地域の子どもだけの団体だとか、障がい者のサークルだとかについては、優先的に使えるようなルールみたいなものを今後の課題として検討していただけないかなと、これはお願いです。といいますのは、やはり例えば健常者の大人のスポーツのサークルだったら、別に場所、どこでもそんなに不便はないわけです。メールで、どこで次は練習しますという連絡が行けばいいですけども、そうじゃない、例えば子どもだけの団体というのはそんなにアクセスが、どこでもアクセスできるというわけではないし、そのあたりのルールというのはちょっと今後検討していただきたいなと思うんですが、そのあたりはどうでしょうか。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設準備室長(柳川秀夫君)  基本的に、先ほど優先使用というのはないというふうに申し上げましたけど、今おっしゃられるように、小学生を中心とした団体の大会とか、そういう場合においては、私たちのところに来る前に、学校側の方でその日は使用しますよという形で押さえられるケースも結構あるようですので、教育の用に供するというより、子どもさんたちだけの大会の場合はかなり優先的にそちらの方で押さえてきていますので、比較的そういうことで一般開放にはならないで利用されているんではないかなと思います。
 いずれにしましても、そのように大会とか、そういう大きなものがある場合には、なるべく教育委員会の方に申し出いただければ、優先的にやらないということはありませんので、できる限りそのようには周知しているところでございますので、無理のないような形で優先はしていきたいなというふうには思っております。以上でございます。


◯委員(浦野英樹君)  ありがとうございます。私も結構運用というか、それで場所の確保というのはできているのかなというのは、事情は承知した上での発言だったんですけども。やはり、新しくできた団体だとかについては、そのあたりがちょっとわからないようなケースもあるのかなと思いますので、ちょっと今後の課題ですけども、ルールがより見えるような形にしていただければなという要望です。以上です。


◯委員(野村羊子さん)  それでは、今幾つか質問がありましたのであれですけども、過去に今まで建てかえるたびに有料にしてきていると。では、無料だったときの使用状況と有料に変わったときの使用状況というのが変わるのかどうか、その利用団体ですね。つまり、先ほど話が出ましたけども、無料の場所を探しているってことで、今までそこの場所を使っていた団体が利用申し込みをしなくなるとかいうふうな現状があるのかどうかというふうなこと。
 それと、今後、そうすると、現在幾つかの小学校は建てかえしていますけども、そういうようなところについても、あるいは今後についても、建てかえれば有料になっていくという方向性でずっとやっていくのかということを、まずお伺いしたいと思います。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設準備室長(柳川秀夫君)  無料の施設から有料になる──建てかえのときでございますけども、基本的にその使用されている方たちはほぼ変わらないと思います。有料になったから、もう向こうへ行っちゃうんだよというような話も余り聞いたことはありませんので、やはり近辺の人たちがかなり利用されておりますので、そのままではないかというふうに思っております。
 あと、今後も有料化は、建てかえのたびに順次有料化されていくというふうに理解しております。以上でございます。


◯委員(野村羊子さん)  私もやっぱり子どもたちだけの競技団体とか、あるいは、そういう人たちに対してどのように配慮していくのかということも必要だろうなというふうには思っていまして、どんどん有料化になっていったときに、どこも使えないじゃないかみたいなことになっていっては困るなというふうに思います。今のところ、やはり近隣の方は近いところでというふうなことですので、逆に、建てかえていい施設になったけども、お金がかかるようになったという、非常にジレンマですよね、使う団体のね、その辺をどういうふうにうまく考えてやっていただけるのかということを、相談に乗りながらね、運用していっていただければと思いますけれども。
 将来的には、金額がもっと上がってしまうと、さらに困るとかということがあると思うんです。今のところ、とにかくとりあえず使用、この金額を定めていると。例えば根拠があって、だから、例えば電気料金が上がったからこの金額が上がるとかいうふうなことはないわけですね、今のところね。だから、そういう状況はあるとは思うんですけども、金額改定が起こるというふうなね、可能性とかっていうふうなことがあるのかどうかっていうのと、そういった場合に、さらに減免とか、そういう配慮を必要なことが出てくるんじゃないかと思うんですけども、将来的な金額の定め方とか、変更の可能性とかっていうことを、ちょっとお伺いします。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設準備室長(柳川秀夫君)  料金の改定につきましては、一応話題には出ることは出ます、もうちょっと高くしてもいいんじゃないかという。これも近隣の市町村との状況もございますので、余り三鷹だけが特に高いというふうに逸脱するわけにもいかないと思いますので、また調査を続けながら、状況を見ながら判断していきたいなと思っております。他の体育施設の関係もございますので、そちらとあわせながら今後も検討していきたいなと思っております。今すぐ上げようという話は、今のところは出てはおりません。


◯委員(野村羊子さん)  わかりました。使われる市民の方たちがね、困ってしまうようなことがないように、今後もきちっと運用していただければと思います。


◯委員(森  徹君)  皆さん、いろいろ質問してきていますので、その全体の流れというのは理解をしますけども、学校施設というのが身近な地域の方々とのところでは、単なる体育館というだけじゃなくて、本当に身近なところにある施設、これをやはり積極的に利用するっていうことは、教育委員会もスクール・コミュニティでしたっけ──コミュニティ・スクールじゃなくて、スクール・コミュニティという、そういう視点からも、これが非常に使われるという点で、そこではやはり料金の問題というのは、当然有料化されますと──これ、今回初めての有料化じゃないんですけども、有料化されると、必ず料金というのが出てきますのでね。その辺が、大変身近なところでやはり積極的に使われる、活用されるという視点から、この辺はしっかりと周辺自治体が上げたからそれに倣うということではなくて、そういう立場で考え方として進めていただきたいと思うんですけども、その辺は──これは質問というよりも要望になりましょうかね、そういう点でその辺はしっかりと検討していただきたいと思いますけども、改めてこの点でお考えをお聞きしたいと思います。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設準備室長(柳川秀夫君)  確かに近隣市の状況というのを先ほど申し上げましたけども、三鷹だけが特に突出して高くなるとか、安過ぎるということがないようにという配慮でちょっと、やっぱり近隣を見る必要があるなということと同時に、いずれにしましても委員さんおっしゃいますように、たくさんの方に利用されておりますので、それほど高い料金を設定しなくても、皆さんというか、市の方にとって特に問題がなければ、そのままでいきたいなと思っております。
 先ほども言いましたように、市の体育施設の方の料金設定というのもございますので、そちらの方の変動がない限りは、学校開放施設の方につきましての料金はあえて別段定めるというふうには考えてございませんので、十分皆さんの御意見を参考にしながら、改定するときには、もちろん御意見を気にしながら設定していかなきゃいけないなというふうには考えております。以上でございます。


◯委員(森  徹君)  ひとつよろしくお願いいたします。
 それから、これは条例の中で時間帯の表がありますね。ちょっとこれを見ていましてね、間がないんですよね、つながっているんですよね。ですから、大体午前使う人か、1日使うということでこういう設定になっているのか。普通だったら、例えば9時から12時まで。ここでやめてもぎりぎりまで使うと。次の人が来るという点で、今までですね、こういう設定で何か不都合といいましょうか、トラブルといいましょうか、こういう設定が果たしていいのかどうなのか。通しで使う場合には、これは計算、わかるんですけども、この時間、この時間という場合に、こういう設定というのはどこから出てきたのかなと、ちょっとそういう疑問を持ったものですから、この辺はお聞かせいただければというように思います。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設準備室長(柳川秀夫君)  時間設定なんですけども、確かにすき間なく埋まっておるんですけど、皆さん、よくこのことは理解していただいておりまして、すべての体育施設がそうなんですが、次の方がお見えになる10分前ぐらいには、もう既に終わりかけていて、片づけをやられて、次の人に清掃した状態で手渡すという形で、お互いに前後10分ぐらいをうまく有効的に活用されていますので、施設を利用されている方から、特にこんなぴっちりじゃ困るよという意見はいただいておりませんので、比較的皆さん、お互いさまということで有効に、フルに時間を使われているような傾向にあります。以上でございます。


◯委員(白鳥 孝君)  今回五中ということでございましたけれども、箱貸しということだけではなくてですね、今後の問題もあるんでしょうけれども、例えば中身の中で何て言うんですか、壁のロック何とかっていうのもありますよね。そういう施設とかっていう、また、それに附属品というか、附属のものっていうものは今後つくってもらったり、またそういった、ふやしたりとか、マットレスとかね、そういうものっていうのは、要するに箱貸しだけではなくてね、そういうこともやはり今後、健康──要するに高齢者の健康管理、また我々の市民の健康ということで、あえて今後そういったことの取り組みをですね、全部の学校に同じようなことじゃなくて、この学校にはこういう中身に施設があるんだよというような感じでつくってもらえればありがたいかなと。また、今後そういった今ある既存の建物の中にこういう施設がつくれるというようなものがあれば、つくっていただければなというふうに思っております。その中で1,800円が一番いいんですけれども、その中には、その分はお金取るよということもあり得るでしょうけれども、ぜひそんなことも少し工夫をしていただければなと。
 それから、車で来られるような交通安全のルールというのは守られているのかなと。特に日曜日なんかは入ってはいけない道路もあるでしょうから、そんなところもきちんともう一度点検をしていただきたいなと。また、使用状況のね、ごみ片づけ等々の問題等があるでしょうから、そのところをやっていただければなというふうに思っております。特に箱物だけじゃない、附属のものについては、今後そういった、これは要望ではないと思うんですけれども、そういう意味で何か意見ございますでしょうか。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設準備室長(柳川秀夫君)  特に私たちのところには、耳には入ってきておりません。市役所のあそこにあるロックタワーもそうですけれども、意外と学校施設にもしそういうものができますと、維持管理というか、安全性の確保の面でかなり難しいものがあるのかなという感じはしないでもないです。確かに体育館以外でもそういうものをつくってほしいという要望は、私たちのところには、教育委員会には届いておりません。
 あと、車の問題もかなりやっぱりありまして、学校の施設自体がそれほど大きな駐車場を確保しているわけではございませんので、あの体育館、校庭等を利用する団体さんについては、学校側としては荷物の搬入用の1台ないしは2台までにしてくださいということで、これは利用者にもその旨毎回毎回お伝えしておりまして、守っていただいている団体がほとんどでありまして、中にはそれを無視して来てしまう団体もいますけども、それはもう学校側からすぐ連絡があったときに、各団体さんには連絡して、協力してくださいということで、だめだと貸し出しができなくなりますよということで、協力いただいておりますので、その辺は皆さん、よく理解していただいているのではないかというふうに思っております。以上でございます。


◯委員(白鳥 孝君)  ぜひ安全問題は留意をしていただけないかなというふうに思っております。
 施設の中身のことなんですけれども、これから開かれたコミュニティ・スクールの問題等々、それから地域づくり等もありますもんですから、その観点の方では、多摩青果の跡地のこともございますけれども、そこだけが問題ではなくて、各地方の生かされた地区というか、地域というか、そういう意味では今後の課題ではないかなというふうに思いますので、ぜひそんなところも今後頭に入れといていただければなと思っています。よろしくお願いいたします。以上です。


◯委員(土屋健一君)  済みません、1点だけ。第一中学校の、この条例改正に伴って、体育館の夜間照明を除くって、これが改正されているんですけど、この点について、ちょっと意味がわからないので、お願いします。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設準備室長(柳川秀夫君)  済みません、説明を飛ばしてしまいました。第一中学校の夜間照明を除くという規定を、今回規定の整理ということで削除しているんですが、当時、一中がこの開放施設として有料の施設をつくるときにですね、この項目を校庭の夜間照明の有料化するときに、これは体育館の方だから夜間照明は除くんだよという規定を、どうも記入していたようなんですね、当時。それで、今回規定を整理しているときに、他の中学校、二中さんも校庭も夜間照明はありますし、体育館も当然開放しているんですけども、その条文が非常に見にくいというか、わかりにくいということで、今回削除させてもらいました。全くこれは、その当時の関係でこのまま残ってしまったのかなというふうに理解しております。


◯委員(土屋健一君)  わかりました。条例を整理するに当たって削除したということ、わかりました。ありがとうございます。


◯委員長(緒方一郎君)  それでは、本件に対する質疑を一たん終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時04分 休憩



                  午前10時05分 再開
◯委員長(緒方一郎君)  文教委員会を再開いたします。
 議案第10号 三鷹市立学校施設の開放に関する条例の一部を改正する条例、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。討論は特にございませんね。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 では、終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第10号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手全員であります。よって、本件は原案のとおり可決いたしました。
 休憩いたします。
                  午前10時06分 休憩



                  午前10時14分 再開
◯委員長(緒方一郎君)  委員会を再開いたします。
 生活環境部報告、本件を議題といたします。本件に対する市側の説明を求めます。


◯生活環境部調整担当部長(清水富美夫君)  おはようございます。本日は、2件行政報告がございます。公会堂等の整備並びに年間の文化行政について御報告をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。では、かわりますので。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  それでは、まず公会堂等の整備について御報告をさせていただきます。昨年の行政報告の中で公会堂の整備事業につきましては、スケジュール等の概要について御説明をさせていただきました。本日は本年の12月から予定をしております工事の概要につきまして、御報告をさせていただきます。
 初めに公会堂でございます。公会堂はまず耐震補強の工事ということで、お手元の公会堂のホールの図面が、お手元にございますと思いますが、こちらの方の赤く塗ってあるこの部分の耐震補強ということで、補強壁をこのように設置をして補強の方を保っていくということでございます。また、そのほか、エスカレーターの設置、それからホールの客席部分の天井等の改修、それから、客席──座席ですね、こちらの方も改修を予定しております。座席の方は従来のいすの幅を50ミリ前後、幅を広げまして、現在868席ございますけれども、横の通路などの確保がございますので、710席程度ということで改修を考えております。
 また、ホール、客席部分の吹き出し口の改修でございます。吹き出し口と申しますのは、空調の吹き出し口でございまして、こちらの方は吹き出し部分の改修を行いまして、これまでにございました吹き出しの騒音と、それから客席に直接風が当たるというようなお声もありましたので、そちらの方の検討をさせていただきまして、ホール全体の空気の対流を考えた形で調整をしていきたいというふうに考えております。
 そのほか、今回の中で新たに磁気ループシステムというものを考えております。図面の方の、下の方の図面になりますが、ホールの客席の床にこういう緑のラインが、磁気ループの線でございまして、こういった形で配線をいたしまして、難聴者への対応も図ってまいりたいというふうに考えております。
 また、そのほか、楽屋回りの改修、こちらは楽屋の内部と、それから一部拡張も考えておりまして、そのほか、トイレ、シャワールーム、こちらの方を改修を考えております。
 続きまして、(9)番ということでございますが、公会堂のホワイエの改修。こちらの方も、天井、壁、床など、木質系に基調を合わせまして一体感のある仕上げにしていきたいというふうに考えております。そのほか、ベンチと、既存のトイレを改修いたしまして、だれでもトイレという形で設置を予定しております。
 また、バリアフリー化への対応ということでございますけれども、公会堂別館の新たな建築に基づきましてエレベーターが今度つくことになっておりますが、そちらのエレベーターを通しまして公会堂のホワイエの2階へアクセスできるようにというふうに考えております。
 そのほかの公会堂の改修でございますけれども、舞台の方は床の張りかえ、それから窓枠のサッシの塗装の塗りかえ、それから現在ございます公会堂の事務室でございますけれども、こちらの方の移転も、新たに建築いたします別館の方に事務所を移設する予定でございます。そのほか、会議室前のトイレなども改修してまいる所存でございます。
 続きまして、公会堂別館の方の工事につきまして御報告いたします。図面が1階から4階までの図面ということになります。こちらの方は、会議室にもなる多目的兼会議室ということをまず設けさせていただこうというふうに考えております。この図面でまいりますと、2階の部分のこのまる1という部分がそれに当たるところでございます。それから、防音型会議室、これは強力な防音ということではございませんが、通常の音は防げるという内容のものでございますが、3階と4階、会議室の1から6までございますが、こちらの方もある程度の防音を考えております。
 それから、(3)番でございますけれども、3階に新たに大きな会議室7、8というのを設ける予定でございますけれども、こちらの方はある程度の音には防音できるような形で今考えております。音楽等御利用をいただけるような形で考えております。そのほか、同じ会議室にはスクリーンを設置するなど、それから障がい者に配慮しました駐車場ということでございますけれども、1階の平面図のこのまる5の部分でございますが、こちらはちょうどピロティーになっておりまして、1階、屋根のような形になっておりますので、雨にも濡れないで障がい者の皆様が御利用いただけるという形になっております。
 そのほか、別館の方もオストメイトなどトイレ、それから便座などの改修を行ってまいります。先ほども申し上げましたように、エレベーターの設置により公会堂のホワイエのアクセスを可能としたということでございます。
 工事による閉鎖期間は1年以上ということになりますので、昨年から利用者の皆様には市報等を通じて周知をさせていただいているところでございます。ホール、会議室の代替施設につきましても、芸術文化振興財団の方に管理運営をお願いしているところでございますが、そちらの方とまた調整を行うなど。また、市内の協働センター、あるいは産業プラザ、そして地区公会堂なども会議室として御利用いただけるよう調整を図っているところでございます。以上でございます。
 それでは、続きまして、文化行政につきまして御報告をさせていただきます。初めに、太宰治賞関係事業実施状況でございます。こちらは、昨年の5月10日に選考委員会を行いまして、大阪在住の今村夏子さんという方が「あたらしい娘」という作品で受賞されました。応募数は1,412編ということで、当日授賞式──贈呈式ですね、当日は東京會舘で行われましたけれども、関係者を含め402人の方に御出席をしていただいたところでございます。
 続きまして、第27回の太宰治賞の作品募集がもう既に行われておりまして、昨年の12月の10日で募集を締め切りをしたところでございます。応募数は1,271編ということで、現段階では第1次の選考が通過しておりまして、101編の作品が今選ばれているところでございます。
 続きまして、文学講演会でございます。こちらの方は2月の26日に産業プラザで行われまして、半藤一利先生に講師になっていただきました。タイトルは「漱石「坊ちゃん」を読む」ということで、入場者数は178人のお客様をお迎えしております。
 続きまして、大きな2番でございます。中近東文化センターの企画等の実施状況でございます。こちらは、今年度も三鷹市との連携事業ということで幾つかございます。市立の中学校の団体見学等、また、芸術文化振興財団の後援事業とか、あるいは教育委員会、三鷹市の後援事業による企画展など、実施をされてきたところでございます。
 2ページ目に参りまして、そのほか中近東の企画展が今年度も2つ行われたところでございます。
 続きまして、3番、太宰治顕彰事業の実施状況。こちらの方は文芸担当課長の矢野の方から御報告をさせていただきます。


◯文芸担当課長(矢野勝巳君)  太宰治文学サロンの運営状況でございますけれども、平成20年3月に開館したものでございますけれども、1月末まで入館者数1万507人ということで、これは生誕100年でわいた昨年度の約50%、没後60年の一昨年度の約63%の入館者数ということでございます。ただ、定着してきておりまして、数字には書いておりませんけど、2月は昨年度よりも上回りました。それから、朗読会等を行っておりますけれど、ボランティア養成講座というのを3年前の2月に、開館直前に行いましたけれども、それ以来3年ぶりに行ったところでございますが、前回よりも大変多くの方の応募がございまして、定員をはるかに上回る方の応募がありましたために、20人の定員を30人に拡大して今実施しているところでございます。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  続きまして、4番の三鷹市市制施行60周年記念事業の実施状況でございます。こちらの方は、初めに「ちいさい秋みつけたコンサート」と題打ちまして、中田喜直先生の没後10年ということでコンサートを開催させていただきました。入場者は当日526人の方が入場していただきました。コンサートの内容でございますけれども、高山小学校の児童20人が出演していただきましたり、唱歌や童謡など30曲をここで披露していただいたという状況でございまして、60周年記念にふさわしい事業となっております。
 続きまして(2)番の「三鷹ゆかりの文学者たち」展でございますが、こちらの方につきましても矢野文芸担当課長の方から御報告をさせていただきます。


◯文芸担当課長(矢野勝巳君)  「三鷹ゆかりの文学者たち」、現代作家を中心とした初めての展覧会ということで、入館者数ですが、26日間で2,664人ということです。初めて有料で文学展を行ったということでございます。一昨年の美術ギャラリーでやった太宰治展よりは少なかったんですが、有料でこの時期としては一般的には多い方に来ていただきました。特に三鷹を誇りに思うというようなアンケート等、近隣市の方は三鷹がうらやましいとか、そのような感想が寄せられております。監修の紅野謙介先生の講演会と、それから文芸漫談は、新しい形の対談ということで大変話題になったところでございます。以上でございます。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  続きまして、3ページ、5番の美術・文学資料等の購入・寄贈について御報告をいたします。購入資料は3点ございました。芸術文化振興財団の方で企画展を行いました高島野十郎、こちらの方の絵画、こちらを2点購入、また山本有三の関係の直筆はがきを購入したということでございます。
 続きまして、寄贈の資料でございます。こちらは美術の資料が4点、それから文学関係の資料が31点の寄贈がございました。美術に関しましては中村晋也先生の太宰 治のミニブロンズ像などが御寄贈いただいております。現在も太宰文学サロンにて展示公開中であります。
 それから、文学資料でございます。こちらの方は山本有三関係の直筆原稿等3件と、それから、先ほども御報告いたしました「ゆかりの文学者たち」展で展示をしていただきました3人の先生方の作品をそれぞれ御寄贈いただいたところでございます。
 続きまして4ページに参りたいと思います。6番、アニメーション美術館関係の事業でございます。こちらが本年度も連携事業といたしまして、三鷹市、あるいは近隣市民の招待デー、こちらを昨年の10月1日と2日と、2日間に分けて実施をしております。また、小学校、幼稚園、保育園等の美術館の見学会も行われたところでございます。
 そして、三鷹の森アニメフェスタ、先週の金曜日から3日間実施されました。こちらはアニメーションの上映と講演会ということで、アニメーション文化財団に事業を委託しておりますが、その中で土曜日に実施をされました企画でございまして、芸文センターの星のホールの方でアニメーションと講演会を実施いたしました。お客様は1部、2部合わせまして470人のお客様にお越しいただきまして、大変盛況に終わったところでございます。
 また、アニメーション文化財団の入場者数ということでございます。開館日数が243日、入場者数につきましては56万2,936人と、昨年の同時期と比べますと3万7,000人程度、それから7%増ということになっております。
 また、5ページに参りまして、チケットの販売状況でございます。こちらも合計ということで、52万6,308枚と。昨年の同時期と比較いたしますと、3万1,000枚程度、6.4%増となっております。また、最近海外向けの販売もまた売れ行きが多くなっておりまして、こちらの方も5万679枚。昨年と比較しますと5,300枚程度、11.8%増しているという状況でございます。
 続きまして、8番の芸術文化振興財団の実施状況でございますが、こちらの方は芸術文化担当課長の齋藤の方から御報告をさせていただきます。


◯芸術文化担当課長(齋藤浩司君)  私の方は別添の事業経過報告ということで一覧を提出させていただいていますが、こちらの方に補足して若干御説明をさせていただきたいと思います。部門、事業ごとに集客の状況は異なりますが、本年度も、それぞれのジャンルにおきまして創意工夫を凝らした三鷹ならではのオリジナリティーに富んだ事業をそれぞれ展開させていただいております。これから御報告いたします各部門の事業でございますけれども、本年、これ1月末時点ということで実施事業数は合計で91事業、入場者等動員数は合計で8万9,189人という結果になっております。以下、部門ごとに簡単に補足させていただきます。
 まず音楽部門でございます。芸術文化センター、風のホールの特性を生かした公演を中心に、国内外の一流演奏家や将来性豊かな若手演奏家のコンサートなどを実施し、お客様初め出演者からも大変好評をいただいております。個々の公演内容もクラシック、ジャズ、雅楽、民俗音楽等、幅広いジャンルを網羅し、より多くの皆様に質の高い音楽事業を提供するよう心がけております。
 また、結団11年目を迎えましたみたかジュニア・オーケストラですけども、新潟市で開催されたジュニアオーケストラ・フェスティバルへの参加や、あと市制施行60周年記念式典でのオープニング演奏など、例年以上に活動の場を広げることができました。なお、教育普及の事業の分野では、今年度も教育委員会、学校との連携を図りまして、市内全小学校への訪問演奏を実施しております。
 次に演劇部門でございます。今年11回目を迎え、昨年度は上演作品が名誉ある戯曲賞を受賞するなど、若手劇団の登竜門として定着しつつありますMITAKA“Next”Selectionを初め、毎年好評の太宰 治作品をモチーフにした演劇公演の実施など、三鷹芸術文化センター星のホールを舞台に、三鷹に来なければ見ることのできないフレッシュな演劇企画をことしも数多く展開いたしております。また、親しみやすい伝統芸能として定着し、特に近年多くのお客様をお迎えしている落語事業では、引き続き人気も実力も兼ね備えた落語家による落語会を実施し、公会堂ホールにおける歌舞伎・狂言事業や、本年は「日本の男優」シリーズとして毎月実施する映画事業など、さまざまなジャンルで事業を展開させていただいております。
 続きまして、美術部門ですけれども、本年度はアールヌーボーの代表する画家を取り上げた「生誕150年記念アルフォンス・ミュシャ展」、新たな収蔵作品を紹介する「収蔵作品展 画家のかたち、情熱のかたち」、アイルランドの抽象画家リチャード・ゴーマン氏の日本初公開作品を紹介した「リチャード・ゴーマンII展」と、3つの展覧会を開催いたしました。中でも「アルフォンス・ミュシャ展」につきましては、会期中にマスコミに多く取り上げられるなど、予想を大幅に上回る大変な御好評をいただきまして、会期38日間で約2万8,000人のお客様をお迎えし、ギャラリー歴代2位の入場者数を記録することができました。また、いずれの展覧会でも市内教育機関やNPO団体との連携を図りながら、関連企画としてギャラリートークやワークショップなどを実施し、教育普及事業の充実にも努めております。
 若干重複しますが、文芸部門につきましては、三鷹市山本有三記念館における2回の企画展のほか、朗読会やコンサートの実施、ガイドボランティア活動の支援、館報の発行など、山本有三顕彰事業のさらなる内容充実に努めてまいりました。また、三鷹市美術ギャラリーにて開催いたしました「三鷹ゆかりの文学者たち」展では、多くのお客様をお迎えすることができました。開館3年目を迎え、昨年9月には通算5万人の入館者をお迎えした太宰治文学サロンでは、展示、朗読会を初めガイドボランティア活動への支援など、太宰 治作品と三鷹のまちの魅力を伝えるさまざまな事業を展開し、引き続き好評をいただいております。
 その他事項といたしましては、御好評いただいております託児サービスを今年度も多くのホール公演で実施し、子育て世代への支援を継続しております。また、文化施設の管理運営に当たりましては、各施設の指定管理者として利用者の立場に立った心のこもった丁寧な窓口サービスの提供を職員一同心がけ、いつでも安心して施設を御利用いただけるよう危機管理の徹底にも努めてまいりました。今年度設立15周年を迎えた同財団ではございますが、本年4月にはより公益性の高い公益財団法人に移行することとなりました。今回の移行を機に新たな公益法人としてなお一層の事業の充実と、適切な施設管理を進めてまいります。私からは以上でございます。


◯絵本館担当課長(宇山陽子さん)  資料5ページに戻りまして、9番、絵本館プロジェクトの推進、続けて説明いたします。(1)番、子どもと絵本ボランティア講座ですけれども、これは今年度5カ所目の井口コミュニティ・センターで開催をいたしました。20人ほどの受講生が5月から10月にかけて講座を受講しまして、その後ボランティアのグループを立ち上げたところです。
 (2)番、こうした講座からできたグループがたくさんそろいましたので、みたか・子どもと絵本プロジェクト連絡会というものを発足させまして、情報交換や相互の活動見学を行い、交流会などを実施いたしました。
 10番、星と森と絵本の家の運営状況でございます。開館が今年度251日。これは1月末現在ですけれども、入場者数として2万3,620人の方においでをいただきました。オープンから1年7カ月で約4万5,000人ほどのお客様においでいただいております。
 事業の方ですけれども、中心となる展示、こちらはテーマ展示ということで、絵本展示室の方で6月までは「月とおつきさま」という月をテーマにした展示を行いました。7月にリニューアルいたしまして、それからは「大きなちきゅう 小さなちきゅう」と題しまして、たくさんの生き物が暮らす地球が幾つもの偶然で生まれた奇跡の星であるということを実感してもらえるような絵本の展示を行っております。
 絵本の蔵書ですけれども、こちらの方は約、全体で3,800冊を置いております。絵本展示室の方はテーマ展示ということで関連の230冊ほど、また、読書室の方には「ほし」、「ちきゅう」、「もり」、「しょくぶつ」、「どうぶつ」、「ひと・くらし」などに分類した特色のある並べ方で約1,900冊を配架しております。
 そのほかに、(5)番ですけれども、季節行事ということで、七夕でありますとか、お月見というような季節の行事、年末年始の行事などを行いまして、それぞれ多くの方においでいただいております。お月見については、残念ながら雨のために夜の部を中止いたしました。
 そのほか、毎月行っております定例の行事として、「絵本のおはなし」ですとか、「昔あそびの日」、「星のおはなし」といった、さまざまなジャンルの定例の行事を行っております。
 そして、イベント以外の日常的な環境の中で体験をしてもらうということを大事にしておりますので、体験活動の提供ということで、発見コーナーですとか、理科室に顕微鏡や双眼鏡を置いたり、記録ノートを置いたり、あるいは昔遊びのコーナーを設けたりというようなこともやっております。それから、これは初めてですけれども、秋から幼児クラブということで未就園児、幼児の自然体験活動も実施いたしました。
 それから、市民協働事業ということで、星と森と絵本の家フレンズというボランティアの市民の方たちが活動をしておられます。そのほかにジュニア・スタッフということで、近隣のおおさわ学園とにしみたか学園の小学校5年生から中学生までの子どもたちが事業の担い手ということで参加をしております。
 そのほかに丸太工作ワークショップということで、これは公募のメンバーによりまして、絵本の家の樹木を活用して大きなテーブルやいすなどを共同製作するというような事業も行いました。
 それから、広報活動としまして、7月から「おたよりえほん」というお便りをつくりまして、近隣の小・中学校などを中心に配布をしております。以上です。


◯委員長(緒方一郎君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(赤松大一君)  よろしくお願いいたします。まず初めに公会堂の方から質問させていただきます。いよいよ公会堂リニューアルが始まりますが、やはり市民の皆様御心配なのが、先ほどの各団体等は事前にもう通知いただいているという御報告をいただいたんですが、実は市の大きな恒例行事が、まず成人を祝福するつどいと、2点目が敬老のつどい、また、従前からやっていただいています市民文化祭、この大きな3つの行事が市の行事でございますが、これも当然この当該の期間の間にかかってしまうんですけれども、その辺の代替のことはどのようにお考えかということをお聞かせいただければと思います。
 あと、別館の方でございますが、いただいた資料の方の(1)の多目的室兼会議室ということで、この多目的というのはどの辺のレベルまでを多目的ととらえて、今回設置をいただけるのか。例えば社交ダンスじゃないですが、そういうところまで──音が出るんで防音化等、その辺のちょっと、多目的というのはどの辺の範疇まで広げて多目的の利用を市民の皆様にしていただくのかということを、御答弁いただければと思います。
 あと、同じく別館の(8)なんですが、ホワイエのアクセスって、これ非常に大事な観点なんですが、どのような──要は渡り廊下なのか、具体的には屋根をつけるのかとか、通路にしてしまうのかという形の計画があれば、設計段階で入っている決まりがあればお聞かせいただければと思います。
 続きまして、文化行政の方でございますが、まず中近東文化センターなんですが、中学校の団体見学でございます。本当に大事な市の知的資源でございますので、広く参加いただきたいという思いの中で、前回の報告のときにもお聞きいたしましたが、昨年も二中、四中、七中が団体見学の実施で、本年の今回の御報告も二中、四中、七中の3校と、全く同じ3校で拡充というか、拡大が見られないんですが。前回の答弁でも部長の方から、教育委員会と連携して広く周知していきますという御答弁をいただいたんですが、その辺の成果が、周知したんだけれども、なかなか魅力なく、学校が来てくれなかったのか。また、その辺の何か広がらない理由をお聞きしたいと思います。
 あと、続きまして美術品購入・寄贈等なんですが、これは購入資料、今回3点購入の報告ですが、この辺の選定っていうんですかね、どういう基準でこの3点を選ばれたのかという。例えば作者に絞っていて、この品物が出たから今回購入したとか、その辺の、金額的なものなのかという、選定の基準をお聞きしたいと思います。
 絵本館なんですが、本当に広く広報、本当に努めていただいたので、先般も我が委員会として視察させていただいたんですが、非常にますます充実してきている絵本の家でございますが、やはり市民の皆様から、逆に広報して、楽しそうだなという御意見の中で、やはり行きづらいというお声をやはり聞くところがあるんですが、前回の御報告にも提案させていただきました駐車場の件でございます。本体の天文台の方がまだ駐車場を開放していないのに、絵本の家だけがという、非常に問題もあるかと思うんですが。例えば、大きなイベントといいますか、大きな行事のときは何とかお車を、駐車スペースをちょっとお借りするとかいうところから段階的にでも拡充すべきではないかと思うんですが。また、あわせて車という観点から、障がいのある方が例えば車でいらっしゃった場合どのような対応というか、そういう方も一切車はだめなのかということをお聞きしたいと思います。
 あと、芸術文化センターの方でございますが、やはりいろんな、特にこういうなかなかコンサート等に参加できないお子様のいらっしゃる方、また主婦層の方が御参加ということで、ランチコンサートも継続して今進めていただいて、徐々に参加人数もふえてきているところは見受けられますが、先ほどの託児サービスを展開をしていただいているということをいただきましたが、これの利用率はどのくらいになるのかということをお聞かせいただければと思います。以上でございます。よろしくお願いいたします。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  それでは、まず公会堂の整備等の事業につきまして、代替施設の御質問がございました。市の事業で敬老のつどい、成人式、それから市民文化祭とございます。こちらの方につきましては、市のもう1つのホール、芸術文化センター、大小ホールございますので、そちらの方とですね、また、芸術文化振興財団の方にも事業がございますので、その辺の調整を図って進めてまいりたいというふうに考えております。
 それから、公会堂別館の工事につきまして、多目的はということの御質問をいただきました。こちらの多目的兼会議室という、この部分につきましては、基本的に防音ということにはなっておりません。それで、展示等に御利用いただいたり、──多目的ということの1つとしては、この壁が移動で開放できて、大きくも使える。そういう意味で、音楽はちょっと難しいと思いますけれども、展示等にも御利用いただけるという意味で多目的というふうにしておるところでございます。
 また、公会堂の別館からホール、ホワイエへのアクセスの件でございます。こちらは、現状では壁ということは考えておりませんけれども、濡れずにホールの方へアクセスできるように、屋根はつけたいというふうには考えているところでございます。
 また、中近東文化センターの連携事業でございます。中学校の見学ということで、こちらの方は他の中学校にも周知をしてお声をかけている状況でございますけれども、授業の関係、カリキュラムの関係等なのか、あるいは遠方からのこともあるのかもしれませんけれども、なかなかこちらの方にお声をかけていただいていないというのが状況でございます。
 また、美術品の購入の高島野十郎の作品でございますが、こちらの作品につきましては、高島野十郎と申しますと福岡の方でも盛んに企画が行われているところでございまして、福岡県美の方から、こういうお話があるから、三鷹市さんはいかがですかという紹介をしていただいて、三鷹市では先ほども申し上げましたように、過去第1位の3万3,000人のお客様をお迎えするほど人気のあった企画展でございますので、ぜひ購入させていただければということで購入をした次第でございます。以上でございます。


◯絵本館担当課長(宇山陽子さん)  星と森と絵本の家の駐車場の問題ですけれども、国立天文台の方でも一定の進展があるようで、2月に三鷹市と国立天文台で行っております連携協力協議会というのがあるんですけれども、そちらの方で天文台の一般見学ですとか、星と森と絵本の家ができたということもあって、駐車場をお借りするというようなことについて、今台内的に協議が進んでいるというような御報告がありました。ただ、まだ全体で一致を見たという状態ではないということでしたので、近々そういったこともあろうかというふうに考えております。
 それから、障がい者の対応ですけれども、こちらの方、事前に御連絡をいただければ、絵本の家の構内、敷地の方にもとめられますし、台数等が多いときは隣の天文台の駐車場も利用させていただいて対応しております。以上です。


◯芸術文化担当課長(齋藤浩司君)  託児サービスの御質問をいただきました。今年度、ちょっとまだ実績が出ていないんですけれども、託児サービスの方、芸術文化センターの風のホール、星のホール、あと公会堂の一部事業等で順次実施しておりまして、昨年度の実績で約160名弱の御利用をいただいているということで、事業の、公演の内容によって本当に1名、2名というときから10名ぐらいになるまで、各回いろいろばらつきはあるんですけれども、今年度においても昨年同様の数字で推移していると認識しております。以上でございます。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。中近東の方なんですが、前回の昨年の報告のときに、やはり中学校に対する周知徹底のために在籍されている学芸員の方を派遣されて、広く興味を持っていただくという施策を展開していくという出前講座を考えておりますという御答弁をいただいたんですが、その辺の成果は、御報告いただいてから、今回御報告いただくまでの間どのような形で出前講座の展開をされていたのかという点を。逆に、そういうなかなか来ていただけない中学校に関しては、特に重点的にそういう講座をやられていく必要があるのではないかと思いますが、その点をお聞きしたいと思います。
 あともう一点なんですが、済みません、託児サービスの方ですが、今プログラムによってという御報告いただきましたが、基本的には何人ぐらい受け入れられるような体制で毎回準備を。先ほど言った、多く準備していても1名というときもあるかと思うんですが、基本的に何名ぐらいを想定して。例えば全入場者数の何%ぐらいとかいう形とか、保育の方の雇用もありますので難しいかと思うんですが、どういう形で準備をされているのかお聞かせください。お願いいたします。


◯生活環境部調整担当部長(清水富美夫君)  中近東でございます。ちょうど中近東も30周年を迎えまして、中近東自身も広報活動、今後の中近東の存在を広く知らしめるという意味での広報というのは大変重要であると。その際には、中近東の歴史文化などを伝えるということでは、小・中学生へのアプローチというものが大変大事であるという認識は持っておりまして、毎年大体普通学級の出前授業の受け入れとか、あるいは特別支援学級などの授業計画は来るんですが、決算などを見ますとアプローチはされていると思うんですけれども、まだ実際には実施に至っていないという状況でございます。ただ、先ほどのお話のように小・中学生へのアプローチというものは大変重要性、認識しておりますので、その辺はさらに実行を伴うような形でのお話はさせていただきたいと思っております。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  先ほどの中近東の件でございます。平成23年度の予定でございますけれども、中近東文化センターの方では特別支援学級、それと学級への出張授業の実施ということで、平成23年度予定をしているところでございます。


◯芸術文化担当課長(齋藤浩司君)  託児サービスのキャパはあるのかということですけれども、特に何名ということは定めておりません。実際に芸術文化センターで託児サービスを行う場合、2階の会議室の方を一応託児の場所ということでスペースを確保して実施している状況でございます。会議室のスペースの当然広さ、あると思うんですけれども、今までそれをあふれるほどの申し込みというのは実質なかったということなので、お申し込みいただいた人数に応じてサービスのスタッフの方も、アルバイトを手配するということで、おおむね多いときでも4名、5名ということで、10名ぐらいの範囲でいつも推移はしているんですけれども。特に公演ごとに何名の収容に対して何%のような、そういった形では計画をしておりませんで、本当に託児サービスを行いますという周知に対してお申し込みをいただいた数にこちらが対応しているという形で、今推移しているという状況でございます。以上でございます。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。今、部長からも御答弁いただいたとおり、事業計画が上がってもなかなか実施されないというところに、やはり何か原因があるのかと思いますので、その辺の原因、しっかりと追求していただいて、しっかりと実行していただく中で、やはり中近東の入場者数の向上にもつながってくると思うところでございます。
 また託児に関しましても、本当になかなかお子様がいらっしゃってという方の観劇というか、観賞に関しての壁を取り除く大事な事業でもございますので、これに関しては再度広く徹底をしていただいて、皆様のそういう、お子様がいらっしゃるから見に行けないというバリアをとっていただくような、広く周知をしていただければということを望みまして終わりたいと思います。よろしく。ありがとうございました。


◯委員(浦野英樹君)  それじゃ、よろしくお願いします。まず、公会堂の耐震補強整備について聞きますけども、公会堂が使えない期間、芸文センターのホール等に公会堂を使う予定団体は申し込むだろうということは想定されると思うんですけども、現時点で公会堂が使えない期間に相当する芸文センターへの申し込みの状況とかいうのは、正確な数字は出ないかもしれないんですが、ちょっと現時点でわかる範囲で、あれば教えてください。
 あと、ジブリ美術館に関しまして、チケット販売、伸びているっていうことで本当にいいことなんですが、私も三鷹駅周辺でいろいろ活動していることが多いんですが、いまだにやはりジブリ美術館に行かれる方から行き方がわからないと言われることが多いんですが。海外の方とかも本当にわからないという方が多いんですけども、チケットに何か行き方のルートを載っけるだとかですね、そういったことというのは可能なのかどうか、システム的に。道案内のルートについて、チケットと関連してできることがあるのかないのか、検討されたことがあるのかどうか、ちょっとお聞かせください。
 あと、芸術文化振興財団の事業経過報告についてなんですが、ちょっといろいろ入場者の実績だとか見ているんですけども、風のホールで行っている結構音楽系のイベントで入場者率が少ないものが結構あるのかなと。もともとこれだけ少ないんだったら、星のホールでやるっていう、最初から星のホールでという検討もできなかったのかなというのもあると思うんですけども。この入場者率が非常に少ないイベントについては、こういうものなのか、それとも、やっぱり想定以上に集客ができなかったのかどうか。30%台と40、50%台のものがありますけれども、このあたりというのはどのように分析されておられるんでしょうか。以上、よろしくお願いします。


◯芸術文化担当課長(齋藤浩司君)  まず公会堂の閉館期間中の芸文センターへの申し込みは影響はどうでしょうかというお尋ねですけれども、正直現時点で、ホールの方、1年前から利用申込書を提出いただくんですけれども、ことしの12月から閉館ということですので、期間にはもう入っているんですが、結論から申し上げて、今の時点では明らかに公会堂のホールから芸文センターの方のホールに移っていきたいというような形でのお申し出というのは直接は出ておりません。先ほどの説明でも出ていたと思うんですが、こういった閉館期間の周知を大分前から、過去二、三年ホールの実績のある利用者の方の方にこちらからもお手紙差し上げたり、そういった事前対応をさせていただきましたり、あとは、この周辺の同じような施設の管理をしている協議会の方に私どもも参加しておりまして、そちらの方で周辺の施設の方への御協力を依頼したりしておりまして、そういった形で利用者の方は、またそういった他の施設の方へ移られている可能性もあるのかなというふうにも見ております。
 また、ホールとしては公会堂も芸文センターも同じホールということになるんですけれども、当然ホールの質とか、あとキャパシティーの問題。公会堂はやはり一番大きい800席以上のキャパということで、この客席数がどうしてもやはり必要な利用者の方が公会堂のホール、使われる場合が多くて、芸文センターの方は風のホールでも600席ということで、キャパの問題でもお申し込みをためらわれる向きも多いのかなと。また、中ホールの方、音響施設等もクラシックの音楽、コンサートなんかの仕様になっておりますので、なかなか集会みたいなものには音響の関係もちょっと不利な面もございまして、その辺、やはり利用者の方も御判断の上いろいろ選択をされているのかなというふうに理解をしております。
 それからちょっと、次、1つ飛びますけれども、芸文センターの方の風のホールの音楽のイベントの方がちょっと集客率が低いのではないかと、その辺の内容についてということで御質問をいただいておりますけれども、確かに従来からやはりどうしても風のホールの音楽の方、演劇に比べて客席数も多いということで、なかなかすべての事業で高い集客率を上げるというのが難しいのは、実際にこの年に限ったことなく、昔から一定の傾向はあると思うんですけれども。特に他の団体・施設等とも情報交換しているんですが、やはり最近、やはりどうしてもこういった音楽のイベントも、こういった景気の問題もあるんでしょうか、なかなかやはり集客、どこの施設の財団さんでも苦労しているというのは漏れ聞いているところもございますけれども。ただ、うちの方としましても、個々の事業担当の方も集客率を上げるように、各広報とか周知にはいろいろ意を用いているんですが、なかなかタイミングが合わずに集客がなかなか高い数字を出せなかったというのも実際に出ておりますので、この辺は次年度以降の事業に向けても徹底して周知、PRに努めてまいりたいと思います。以上でございます。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  ジブリの御案内、行き方について、チケットの裏面等に地図などを載せることができないのかという御質問をいただきました。現時点では、ホームページでの御紹介、それから、こちらでの問い合わせについてお答えをしていただくような形でやっておりますけれども、このチケットの印刷につきましては、またジブリの方とも話し合いをしていきたいなというふうに考えております。以上でございます。


◯委員(浦野英樹君)  ありがとうございます。公会堂の工事中に伴う芸文センターへの申し込みの動向で、直接今のところは影響は見えないということなんですけれども、やはり芸文センターでイベントや行事等を行う団体からかなり不安の声が上がっていまして、とれないんじゃないか、とれないんだったら最初からほかを探そうかとかいう声もありますので、やはり動向等を随時チェックしながら、もし必要な対応ができるんであれば、そんなに簡単にかわりの場所が見つかるような内容の施設ではないんですけども、動向は随時チェックをしていただければなと思います。
 あと音楽系のイベントについて、確かに、わかりました。やはりなかなか厳しい状況があるのかなと思うんですけど、例えば同じ演奏でも、客席が埋まっているのと、客席が少ないんじゃ、やはり聞いている方の受け取り方も違ってくるのかなというのもあるし、演奏者としても、もちろん少ないお客様でも一生懸命やられると思うんですけども、やはりもうちょっと身の丈の合った施設でできないのかなというような印象を持たれる方もいらっしゃるのかなと思うんで。これは今すぐにはできないかもしれないんですが、もうちょっと、例えばイベントの内容もちょっとやわらかくしたりですね、ような工夫もされてはどうかなと思うんですが。これはちょっと引き続き検討をいただければと思います。
 あと、ジブリについてはわかりました。ただ、本当に一番いいのは、私は一般質問で何度か質問させていただいているんですけども、駅前の表示がわかりやすければ、本当にそれでかなり解決するんだと思うんですけども、ただ、なかなかそれはすぐにはできない問題でもありますし、ジブリ美術館に行かれる方は必ずチケットを持っていらっしゃるので、何らかの工夫というのは今後できないのかなというのを引き続き検討をお願いしたいと思います。答弁は不要です。以上です。お願いします。


◯委員(野村羊子さん)  ちょっと聞き苦しくて済みません。1つずつ聞かせてください。公会堂と公会堂別館についてですけれども、実施設計に入っているのかと思うんですが、木質系を基調とした壁とかにするというふうなことがありますけれども、今国内産の木を使うということで、公共施設なんかにも国内産の木を使って木造建築をできるだけするというふうな方向性を、多分林業再生の方で出ていると思うんですね。それに関連して、ここで使う木というのはどのようなものを考えているのかということを。これからの方向性として、多分農林省の方でそういうものを出してくるはずなんですけども、あるいは出てたかどうかなんですけども、その辺の方の配慮というか、検討というのがあるのかどうかというのを、1つお伺いしたいです。
 それと、先ほど出た多目的室ですけども、今までも公会堂別館3階は飲食をして、パーティーのようなことをするっていうようなことが可能でしたけど、ここも壁を取っ払ってそういうことが可能なというふうなことも想定しているんでしょうかね。カフェとの間のこれ、壁はないというふうに見て、オープンスペースなんだというふうに見るんでしょうかねっていうのを、もう1つ確認ですね。
 それと、和室ですけども、これは、1階の和室は今後会議室と同様貸し出しをするのかどうかということ。とりあえずお願いします。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  ホール等の壁について、全体の木質系ということで、どのような木材を使うということで御質問をいただきました。現段階では基本設計には入っておりますけれども、まだ具体的な材料については、まだ決められてございませんので、またその辺、決まりましたら御報告を差し上げたいというふうに考えております。
 それから、多目的室のことでございます。カフェの壁が実際あるのかという御質問も含めてですが、いただきました。カフェの方は現在壁は考えておりませんで、オープンスペースということで、御自由にお入りいただくという形を考えております。また、多目的スペースでその辺の食事等も、これまでも会議室等では利用できておりますので、その辺も含めた対応ができればというふうに考えているところでございます。以上でございます。


◯委員(野村羊子さん)  もう1つ、和室の話は。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  和室につきましては、従来のとおりの御利用ということで考えているところでございます。


◯委員(野村羊子さん)  和室というのは、だから、一般に貸し出すスペースとして使えるのかどうかという。つまり、和室が使えるということはね、例えば保育室としてそこを使って、上で会議をするというふうなことが可能になるとかっていうことが、利用の方法があるものですから、それがどうなのかということを確認したい。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  和室の貸し出しでございます。現在はお昼休みは職員の休憩室という形で利用させていただいております。それ以外の時間は貸し出しもしておりますので、今後も新しくできたことも、そのようにしていきたいというふうに考えております。


◯委員(野村羊子さん)  はい、わかりました。互助会の休憩室と別枠に書いてあったようなので、どういうふうな運用になるのかなというので確認させていただきました。
 それでは、文化行政の方で、いろんなことを一生懸命やられていて、さっきの芸文財団の事業の方ですけども、やはり少ない事業はそういう理由というか、どういう中身かっていうふうなことがいろいろあると思うんですけども、特にワークショップって思ったより定員に対して人が集まってないっていうふうな利用者、入場者率みたいなことになると思うんです。ランチタイムコンサートのことは最初に説明があったのでいいんですけども、せっかく子ども向けにとかやっているものが、いま一つ集まりが悪いというのはすごくもったいないことだと思うんですね。そういうことに対して、もう少しこの企画、私は毎回見ていておもしろい企画だというふうに思っているので、せっかくやっているものに対してね、もう少し周知、広報というのができないのかどうかという、そういうことをもう少し考えていけないのかなということが1つあります。
 美術ギャラリーについては、本当にミュシャも私も好きで見に行きましたけども、毎回一生懸命、本当に目玉になる施策、展示をやっていただいて、やっぱりそういう方の企画をきちっと大事にしてね、しっかりアピールをしていっていただけたらなと。場所もいい場所ですのでね、本当に外から来やすいと思うので。美術ギャラリーの方はギャラリートークみたいなことを結構やっていると思うんですけども、そういうようなことと関連して、芸文財団、さっきのワークショップの関連でうまく絡めて展開でき──しているところもあると思うんです、たしかこっちでやっているのと、芸文の方でスタジオでワークショップをやるということもあると思うんですけども、もう少し人が来れるといいなと、せっかくこれだけのことをやっているのにと思うので、それについて今後の方向性というのかな、あればお願いしたい。
 あと、全体の施設の利用率っていうのは、ここではこれ、今回中身の報告なのであれですけども、先ほど言ったように公会堂にしても、芸文ホールにしても、何に使ってどれだけのキャパがあるから申し込むんだというふうな話にね、いつもなると思うんです。あと、使用料の金額の問題とかで。そういうような中で公会堂と芸文、星のホール、風のホール、それぞれどの程度の利用率が今ね、貸し出し、レンタルの部分の利用率っていうのが、今数字があれば教えていただければと思います。どうでしょうか。
 あと、アニメーション美術館の方ですけども、市民枠というのは対前年度比114%って上がってきてるってありますけども、これ、用意している枠の何%が実際に使われているのか。このあいちゃったところというのは、どういうふうな活用がされているのか、されていないのかということをお伺いしたいと思います。お願いします。


◯生活環境部調整担当部長(清水富美夫君)  ジブリの方でございますけれども、基本的には100%、券は売れているという感じでおります。100%に近いという話ですかね。土日が最初に全部売れますので、あと、平日なんですね。平日も徐々に埋まっていくという形になっております。100%に近いということで、多少のあきはございますが、当日券というものがローソンで買えるような形にもなっておりますから、確認した上で御購入して美術館に入れるという形でなっているということでございます。
 市民枠は、当日でも枠がございます。今観光協会の方で1日約100枚、午前中と午後枠という2つの枠で販売をしておりますので、当日あいていれば──あいていればといいますか、確認できますので、市民枠で御購入して美術館に入るという形もございます。以上です。


◯芸術文化担当課長(齋藤浩司君)  まずワークショップの方、ちょっともう少し広報、考えた方がいいんではないかという御指摘でございます。ワークショップにつきましては、各事業に付随して実施することが多いということで、どうしても主の例えばコンサートですとか展覧会の周知の、下の方にちょっと関連でワークショップやりますみたいなポスターとかチラシが多くなっておりまして、どうしても主たる事業の附属している事業というような形で広報しているのが実際でございます。御指摘の部分、当然ごもっともな部分ありますので、この辺の周知につきましては、また別途改めて手刷りのチラシ等もつくったりしているんですけれども、そういった部分、もう少し強化をしてさらに利用率、上がるような形のことを検討してまいりたいと思います。
 それから、施設の方の利用率、今の段階の数値ということなんですが、ちょっと今年度の集計、まだ出ておりません。昨年の実績のベースで申し上げますと、芸術文化センターの方につきましては、各ホール等についても財団の自主事業と一般利用で、おおむね半々ということで運営をさせていただいておりまして、風のホールで年間で合計で97.5%の使用率、それから星のホールで95.2%、そういった使用率になっております。公会堂については67.7%という数字が昨年度の実績で出ておりますが、今年度についてもほぼ昨年度と同様の状況というふうに、今の段階では認識しております。私の方からは以上でございます。


◯委員(野村羊子さん)  市民枠を当日買うのは観光協会で可能であるというふうに伺いました。ごめんなさい、全体の毎日、発券枚数、もう一度参考のために。市民枠は毎日100枚、午前、午後50枚ずつですけども、全体の入場発券枚数っていうのを教えていただけますか。そうすると、市民枠っていうのはどの程度になるか。やはり、お話ではやはり、市民枠の方がとりやすいのではないかというお話も伺っていて、一般ではとりにくいけどっていうふうなお話も。つまり、ほぼ100%販売されてますからね、っていうふうなことも伺ったので、もちろん市民は市民枠を使っていくっていうことが利便性としてあるっていうことは、逆にいいことだとは思うんですけども、こちらからちゃんと財政を出していますからね。その辺をもう一回確認させてください。
 それと、公会堂に関してですけども、キャパシティーと価格と施設状況っていうふうなことで利用申し込みっていうのは変わってくると思うんですけども、つまり将来的にね、これ改築することで利用率を上げるというふうな──レンタルの部分ですね、特にね、可能なのかどうか、どういうふうにそれを見込んでいるのかっていうことをもう一回お伺いしたいと思います。お願いします。


◯生活環境部調整担当部長(清水富美夫君)  公会堂の方からなんですけれども、御案内のように別館につきましては、従来よりも延べ床面積がふえる形で階数もふえております。部屋数もふえておりますので、利用率は当然今後も高まるという感じでは考えてはおります。
 それから、当然リニューアルする以上はこれまで以上の──先ほど67.5%という話もございましたけれども、当然それを上回る利用率を目指していきたいと思っております。
 それから、ジブリの方なんですけれども、美術館の販売枚数ということですよね。1日、入場者限定ですので2,400枚、2,400人が美術館に入れるという形になっておりますので、小さい子どもから大人まで含めて2,400人が限度という形で、約296日程度やっておりますので。以上です。


◯委員(野村羊子さん)  わかりました。1日2,400の中に三鷹の枠が100あるということですね。はい、理解いたしました。
 それで、済みません、星と森と絵本の家についてもう1つお伺いしたいと思います。大変いろんな事業を熱心にやっていらっしゃると、この前も見学させていただきましたけども、本当にそれはいいと思うんですけども、絵本のね、蔵書についての選書のあり方、あるいは今後の更新のあり方ですね。最初、とにかく開館するときに、わあっと入れたと思うんです。内容的に精査していく。新しいものが出ていく。特にこの科学関連のものって新しくなりますからね。そういうようなことをどの程度更新をしていけるのかというふうなこと。それをだれがどうきちっと選定していくのか、選書していくのかというふうなことが1つあります。
 あと、たくさんのボランティアの方が動いていますけども、その方々のボランティア保険みたいなものにきちっと入っていらっしゃるのかどうか。何かあったときの対応っていうのは、責任体制も含めてどうなっているのかということを、とりあえずお願いします。


◯絵本館担当課長(宇山陽子さん)  まず絵本の蔵書、選書についてですけれども、絵本については、まず開館するときに絵本プロジェクトという市民の方たちの集まりの中でどのような書架の並べ方をするかというようなことが検討され、購入する本についてもこういったものをというようなことでリスト化がされたりして、その中から──現在流通していないものも多かったので、その中から購入をまず最初したというような形で。その後ですけれども、引き続き絵本のプロジェクトというような形でかかわっていらっしゃる方たちもいらっしゃいますけれども、現在は司書の資格のある嘱託の職員ですけれども、と、それからこちらの市の職員の方とで検討しながら購入を進めているということです。
 絵本の展示室の方の展示というのは、国立天文台の普及室の方がかかわって一緒に企画をしておりますけれども、それとともに絵本の研究家というか、専門の方にも入っていただいて、そういった絵本展示に関してはそちらの方も含めて選定をしているというようなところが現状です。
 それから、ボランティアの保険の関係ですけれども、市の市民活動の保険というのが適用されております。以上です。


◯委員(野村羊子さん)  ありがとうございます。小・中学生がいっぱいボランティアみたいなことで動いていたりとかって、すごく子どもたちが生き生き動いているのがいいなと思って見てます。本当に、だからこそ事故がないようにね、きちっとやっていっていただければなというふうに思います。
 1つだけ要望で、私、毎回行くたびに言っているんですけども、武蔵野美術大の学生によってつくられた仕掛け絵本がありますよね。改築のためにつくった仕掛け絵本ですけども、すごく、3部作ありましたかね、物ができがいい、完成度の高いすぐれたものだと。いろいろな意味で日本の建築の状況がわかるってことも含めて、すごく工夫の凝らされたいいもので、あれをできれば、自費出版でもいいので印刷、出版して、この場で売るというふうなね、ことが、例えば1,000部でも2,000部でもつくって──物すごくかかると思うんです、これ、お金がかかると思うんですけども、やはりきちっと残していく。ただ、オリジナルのそれだけしかないっていうのは非常に不安で、あの場で見ていただいたら壊されるんじゃないかとか、こんなにいいものをどうして放置できるんだろうみたいな気も多少するので、その辺についてはぜひ今後の検討課題で、ぜひあれを印刷して、あの場で販売もできるような。それも三鷹の財産になっていくようなものだと思うんです、せっかくあの家を改築したっていうところのものも含めて。なので、これは要望なので、ぜひ検討課題に入れていただければと思います。
 もう1つ、山本有三記念館のところで、いろいろ事業をやって、有料にして事業をやって、それなりに動いてきているっていうふうに思いますけども、あの場所を生かして風の散歩道との連動での企画っていうふうなことがね、もう少し検討され得るのかどうかという、何かちょっと漠然とした言い方で申しわけないんですけども、それについてどういうようなお考えでやっていらっしゃるのか、お伺いできたらと思います。お願いします。


◯文芸担当課長(矢野勝巳君)  山本有三記念館の場所を生かした事業企画というお話でございます。山本有三記念館は山本有三を顕彰する事業と、それから指定文化財ということで文化財の保存・公開という、2つの柱で基本的には行っているところでございますが、ただ、委員さん御指摘のように、より一層の有三記念館の魅力を知っていただくための企画ということを考えていきたいということで、今回音楽の方の事業で湯川潮音のコンサート、初めてこういうものを実施いたしました。これは湯川潮音の事務所の方からの御提案ということで、無料のコンサートということでさせていただきましたけれども、今後も山本有三を知っていただく機会にもなりますので、事業企画について検討してまいりたいと思います。以上です。


◯委員(野村羊子さん)  あそこの前庭というかね、庭を使うとかね、いうふうな形で、風の散歩道を通る人を引き込むような、そういうような企画というのもあってもいいのではないかなと、建物の中だけではなくてね。ちょっと外でやるっていうのは、なかなか天候の問題もあるので難しいですけども、あるいは周辺を巻き込んだ、地域にね、巻き込んだものということも含めて検討いただければと思います。これは検討ということで、要望ということでいいです。では、ありがとうございます。


◯委員(森  徹君)  それでは、公会堂の整備のところからお聞きしたいんですが、公会堂のこの磁気ループは非常に歓迎します、磁気ループの設置というのは。それで、これは別館の方はどんなふうになっているんでしょうか。これを1つ、第1点として。
 それから、いろいろバリアフリーが整備されるという方向ですけども、公会堂のトイレですね。階段の問題、これは実際にあそこをお年寄りの方が階段をおりるというところで非常に苦労されているんですけども、これは別館との関係でフロアそのまま使って、平行移動で別館のトイレを使うような、そういう検討、工夫というのがされているんでしょうか。この点をお聞かせいただきたいというふうに思います。
 それから、座席幅が50ミリ広がったということですけども、この前後はこれはもう変わらないんですよね、階段状になっていますから。この辺は、非常に奥に入っていくのに、現在でも非常に苦労しているところなんですけども、古い建物という点では。日比谷の公会堂なんかもそうですよね。非常に古い建物ですから、なかなかそういう点では、座席幅を広げるという点での改善と同時に、奥に入る点での、その辺での検討というのが、もうこれ以上かなり無理なんだろうなと思うんですけど、何かそのような現在のいすの中で工夫がされているのかどうなのか。
 それから、あと、芸術文化振興財団の事業報告の中で、先ほども他の委員の方から入場者の問題、出ておりましたけども、東儀さんの小学生向け、こういう企画は非常にいい企画だと思うんです。雅楽を子どものときからこういうものを向けていくっていうのは、非常にこの企画はすばらしいなと思うんですが、残念なことに見込みに対して非常に少ない。これは、こういう企画を組んだことによって教育委員会とどんなような検討がされ、この企画が組まれ、そして結果的にはこうなっちゃったのかということで、どんなふうにこの問題を、まず準備段階からどういう検討がされたのか、なぜこういう形になったのかというところですね。企画としては非常にすばらしい企画だと思うんですけども、結局残念な、ちょっと数字的に見ますとね、その辺はどうなのか。以上、4点ですかね、お願いします。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  公会堂の整備の工事につきまして3点ほど御質問をいただきました。
 1点目は、公会堂のホールでは磁気ループを利用した難聴者への対応ということで、別館の方はどうなっているかという御質問でございました。現在のところ、別館の方はこのような設備を考えてはおりません。多目的で壁の移動などもございますので、そういったことも含めて今後考えていければというふうには考えております。
 また、トイレのことでございます。お年寄りとか障がい者の方のトイレについてでございます。公会堂のホールは、公会堂の入り口を入りまして──この図面にございますけれども、下の方の図面になるんですが、公会堂の入り口を入りまして、受付とクロークが左側にすぐございます。そちらのトイレをこのたびの整備工事で、いわゆるだれでもトイレということで、ベビーベッドなども備えつけたトイレに改修をしていこうということになっております。また、御指摘のとおり別館からのアクセスも可能となっております。相互の行き来ができるようになりますので、別館のトイレも御利用いただけるということになっております。
 また、座席の件でございます。今回はホール内の横の通路も新たに設けることとなっておりまして、座席数の減数が生じております。そういったことも含めまして、座席の改修ということは、新しい座席にかえるということだけで、前後の間隔はなかなかちょっと難しい状況にあります。以上でございます。


◯芸術文化担当課長(齋藤浩司君)  東儀秀樹さんのコンサートの件につきまして御質問いただきました。そうですね、御指摘いただいた、特に小学生向け公演というのがかなり数字が苦戦してしまったということで。こちらの方、まず雅楽の普通のコンサートということでなく、ワークショップということで、東儀さんに直接いろいろ解説もしていただきながらということでちょっと、なかなか難しい雅楽をなるべくわかりやすくしようということで、そういう企画でこれを当初から計画したんですが、その辺の新しい試みというのがなかなか御理解いただけなかったのかなという部分も多少感じている部分でございますけれども。これ、大人向けと同日でこういう形で開催をしたということで、大人向けの方は一定の数が御入場いただけたということで、この大人向けと小学生向けというこの分け方が果たしてよかったのかどうかというところも、今後のちょっとこういった企画を立てる際の教訓にしていきたい部分になるのかなというふうに感じている部分もございます。
 それから、あと事前に教育委員会との連携のあたりはどうだったのだろうかという御質問もいただきましたが、当然これは小学生向けということでしたので、各学校長さん通じていろいろチラシ等の配布等は御協力をいただいたところなんですけれども、実際のこの企画の段階から、何か学校の例えば音楽の先生等と御相談してとか、そういった部分までの連携には、当然これ、ならずに、こちらの財団の独自の事業という形で進めた部分ございますので、こういった小学生向けの事業なんかにつきましては、さらに事前に教育委員会との連携も視野に入れながら企画を進めたいと思います。以上でございます。


◯委員(森  徹君)  わかりました。ありがとうございます。磁気ループは全国的にはどうかわかりませんけども、かなり全都的にはこういう整備が今進んでいると思います、高齢化の中で。ぜひ、今のところでは考えに入っていないようですけども、別館、これはぜひ埋め込めれば一番いいと思いますし、それから、何かそういう装置を持ち込んで使うっていうことも可能らしいですよね。ぜひ今後のこと考えますと、これは必要かなと。ぜひ検討、これを、磁気ループを別館にきちっと対応するということを、現在のところははっきりされていないみたいですけども、これはぜひお願いしたいというふうに思います。
 座席の件はわかりました。それで、ここに多目的トイレ、書いてありました。ちょっと見えなかった。ただ、これ、多目的トイレですから、数としては、実際に1つの休憩時間中にトイレに行きたいという方の対応には不十分かなというふうに思います。そして、私どもも、前の方に座っている方はそのままわきの通路を通ってトイレに行って、また戻られますけども、実際に階段をおりていくというと、非常に高齢者の方、難儀しているっていいましょうか、苦労されていますのでね。この辺は、一番いいのはこの近くに、特に女子の方が大変かなと思うんですけども、そういうものの対応が必要で。こういうできない場合でも、別館が工事入りますからね、公会堂にそういうところに、実際には別館のあれを見ますと、2階の平面図につながっていくということなんでしょうね。
 これ、どっちが北かちょっと。これは右側が北になるんでしょうか、この配置は。どっちに公会堂の方につながるのかわかりませんけども、このトイレが奥の方に、ちょっとわかりませんけども、公会堂のトイレが別館との関係でうまく対応できれば非常にいいかなと。多目的だけでは、ちょっとこれ不十分だというふうに思うんですよね。ですから、これからですから、既に設計、終わっちゃっているのかわかりませんけども、この辺の対応というのはぜひ検討されなければいけないのではないかなというふうに考えますが、いかがでしょうか。
 それから、やはり今の東儀さんのお話聞きますと、一般的なアナウンスでとどまっていたようなので、むしろこういう機会っていうのはなかなかないと思いますし、非常にもったいなかったというか、残念でしたよね。ですから、これは逆にこういうのは予算を組んででも小学生が参加してもらえるような。だから、芸文は芸文で企画組むのか、教育委員会と検討されたのかっていうことがちょっとわからないんですけども、せっかくこういういい企画がチラシの案内にとどまらないで、やはりこの準備段階から教育委員会と横のつながりっていいましょうか、これをしっかりとやっていけば、これは今後に、次の東儀さんが生まれてくるっていう可能性が、子どもたちにはそういうことになると思いますのでね。これぜひ、今後こういう企画、これにめげないでぜひしっかりと企画組んでもらって、そのときには教育委員会ともしっかりとそこに入ってもらう。よく、私たち子どものころはそういう文化的なものがなくて、映画館に映画鑑賞っていうのがありましたよね、全員参加みたいでね。交通費がないから吉祥寺まで歩いていったっていうね、そういう時代もありましたけども、今は当時と全然状況違いますので、子どもを育?るっていうところからいっても、その辺はしっかりとお願いしたいと思います。
 ひとつお願いしますが、答弁の方もよろしくお願いします。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  難聴の方のための磁気ループのお話でございます。別館の方にも設備をということでお話をいただきましたけれども、公会堂のホールと違いまして、また構造的な問題もいろいろございますので、ループ式を床に埋設というのは難しい状況ではありますけれども、ほかの形で対応ができるかどうか、検討の方をさせていただきたいというふうに思います。
 また、トイレの件でございます。こちらは先ほどお話になられましたように、公会堂別館の2階のホールと、それから公会堂ホールの方のホワイエ、こちらの方がアクセスできるようになっておりますので、公会堂別館のホールもそういったいろいろなことに対応できるトイレを設置いたしますので、こちらの御利用が可能だということになります。以上でございます。


◯芸術文化担当課長(齋藤浩司君)  委員御指摘の部分、これからも十分に配慮して対応していきたいと思います。今現在学校等の連携といいますと、私ども、小学校を訪問演奏事業ということでプロの演奏家の方が学校の音楽の時間に行っていただく、そういった訪問演奏というのは連携をさせていただいて実施をしているんですけども、そういった機会もとらえながら、他の事業につきましても学校の方とうまく密に連絡をとり合って、こちらの事業にも多く取り込めるように配慮してまいりたいと思います。以上でございます。


◯委員(森  徹君)  ありがとうございました。磁気ループについては、技術面からも含めて積極的な検討をお願いしたいと思います。
 あとは、わかりました。じゃ、以上、終わります。


◯委員(白鳥 孝君)  1つだけ質問させていただきます。エスカレーターなんですけれども、高齢者の方々が利用される。また、高齢者の方も余りエスカレーターを利用されていない方も、ここへたまたま来て事故に遭うというようなことも、ちょっと私も心配なんですけども、普通のエレベーターなんでしょうか。普通のというか、特別なのがあるわけでもないんでしょうけれども。もしくは、そういった案内板というか、何か危険防止みたいな感じのことも考えてはいるんでしょうか。スピードとか、そういった問題もあるでしょうし。私も、設置はいいんですけれども、その辺がちょっと心配で、今高齢者の方もいろんな靴を履いたり、またロングドレスじゃないけれども、引き込まれないかなというのがちょっと心配なんですけども、その辺は留意はしているんでしょうか。その辺、お聞きします。


◯コミュニティ文化課長(井崎良仁君)  エスカレーターの御質問でございます。エスカレーターの設置工事につきましては、スケジュール的に今後12月から地盤の調査なども含めまして、来年の6月、7月で設計など、そういう経過をたどりまして進めていく予定でございます。もちろん皆様の安全には十分気をつけて、その辺配慮してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。


◯委員(白鳥 孝君)  終わります。


◯委員長(緒方一郎君)  それでは、以上で生活環境部の報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前11時44分 休憩



                  午前11時48分 再開
◯委員長(緒方一郎君)  委員会を再開いたします。
 教育委員会報告、本件を議題といたします。本件に対する教育委員会側の説明を求めます。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(藤川雅志君)  それでは、教育委員会からの行政報告を行わせていただきます。今回は3件ございまして、教育委員会の基本方針、それから給食調理業務の委託について、それからインフルエンザの状況と、3件御説明をさせていただきます。
 まず私の方から、教育委員会の基本方針でございますけれども、これはもう皆さん御案内かと思いますけれども、教育ビジョンに基づきまして、各年度の取り組みについて基本的な方針を取りまとめたものでございます。2月8日の教育委員会の定例会で確定をしてございます。基本的にはそれほど例年から大きく変えているところはございませんが、平成22年度の実績、平成23年度の計画を踏まえて、時点修正を図ったものでございます。この後、予算の審査を受けまして、さらに具体的な事業計画も策定していくという、そういう性質のものでございます。
 私の方から学校教育までちょっと簡単に御説明させていただきますけれども、変わったところを中心に御説明をさせていただきます。まず総論の部分では、学校教育という1の学校教育の上ですけれども、上4行目のところに、新たな教育ビジョン「三鷹市教育ビジョン2022」の策定に取り組むという文言を入れまして、来年度の取り組みを明示しているところでございます。
 引き続き学校教育になりますけれども、初めの方はほとんど修正点がございませんで、3ページ目、ごらんいただきたいと思います。小・中一貫教育校の充実と発展というところで、ちょうど中ほどになりますけれども、小学校中学年以上の学年内教科担任制を行うということで、これは前からこういう考え方でしたけれども、今回この中に明示しまして充実を図っていこうということでございます。
 4ページ目、ごらんいただきたいと思います。(ウ)ですね、さまざまな子どもの状況に応じた教育支援のところでございますけれども、これは教育ビジョンと同様に整合性を図りながら、国等の動向を踏まえて教育支援プラン2022(仮称)を策定していくという方向性を明示してございます。その下ですけれども、その下の段落になりますけれども、一人一人のニーズに合った支援を引き続き推進しまして、個別指導計画・個別の教育支援計画の作成、活用を図るということですね。
 それから、またこの(ウ)の一番最後でございますけれども、七中、それから五中に教育支援の固定制ができたことを踏まえまして、5地域で小・中一貫による指導内容の充実を図るとともに、各学園の教育支援学級がセンター的な機能をそれぞれの地域で果たすようにということで、文言強化させていただいたところでございます。
 引き続きまして、(エ)の児童・生徒の健全育成のところでは、3行目以降なんですけれども、社会における基本的なルールを身につけさせて、規範意識を醸成していくんだというところを今回補強したところでございます。
 5ページ目でございます。幼・保・小の関係では、幼・保・小の連携のための地区連絡会が全小学校区においてできましたので、それについて文言強化をさせていただきました。(ク)ですが、教育環境の充実では、東台小学校の校舎ができるということを踏まえまして、これは東台というのを文言をちょっと落としてございます。それから、真ん中になりますけれども、夏季における学習環境の整備ということで、空調設備整備のことについて文言強化を図っているところでございます。
 それから、6ページ目でございますけれども、教育ビジョンの策定ということで、今年度、教育・子育て研究所を活用しまして調査を行っているところでございますけれども、それを踏まえて来年度策定を図っていくという内容、これを補強させていただいたところでございます。
 学校教育関係、以上でございます。生涯学習については担当部長からお願いします。


◯教育委員会事務局教育部生涯学習担当部長(八代 誠君)  ページ9ページ、2の生涯学習からは私の方から御説明をさせていただきたいと思います。
 まず前段でございますが、この囲みの部分につきましては変更はございません。この前文の4行目でございますけれども、この年新たな生涯学習プランの策定ということで取り組むという文言を修正をしているところでございます。
 (2)生涯学習の基本方針ですが、これも基本的には囲みの部分は変わっておりませんけれども、このアにつきましては、昨年度はみたか生涯学習プラン2010に基づいて、生涯学習社会の充実を図るとしておりましたものを、ことし改定に当たりますので、アといたしまして生涯学習社会の実現に向けた生涯学習環境の整備、施策の充実の推進と改めたものでございます。
 次のページをごらんいただきたいと思います。アでございます。生涯学習社会の実現に向けた生涯学習環境の整備、施策の充実の推進。ここのアにつきましては、生涯学習課が主に所管をしているところでございます。(ア)でございますが、学びを支援する環境整備の中の最後の段落になりますが、新たな生涯学習プラン「みたか生涯学習プラン2022(仮称)」の策定に取り組むという年となります。
 続きまして、少しおりまして10ページ、一番下の(オ)でございます。エコミュージアムの推進とございますが、昨年の10月1日に公開を開始いたしました大沢の里水車経営農家の充実を図るとともにというふうに、昨年度取り組みました事業が進展をいたしましたので、今年度につきましては充実を図るという表現に改めたものでございます。
 続きまして11ページのイ、市民の多種多様なニーズにこたえる地域に開かれた学習活動の推進。こちらは、主に社会教育会館が主体となっている事業でございます。12ページをお開きいただきますと、(エ)生涯学習の拠点整備の推進とございます。これは、委員御案内のとおり、今年度市民センター周辺地区整備に関する検討委員会の報告書などが取りまとめられまして、基本的には基本設計などが終了したということを踏まえまして、次のステップといたしまして、平成23年度、平成24年度に向けまして実施設計をしていこうということで、表現を改めたものでございます。
 ウの市民生活に密着した図書館活動の推進。ここは、図書館が担う部分でございますが、(ア)でございます。南部図書館(仮称)の整備、ここにつきましては、現在もいろいろ協議をしている中で一定の方向性が見えてきたということで、後段部分、設計等の具体的な取り組みを進めるということで、表現を改めたものでございます。
 それから(エ)でございますが、子ども読書活動の支援ということで、読活プラン2010がやはりことし改定を図るということで、表現を改めております。
 次のページ、13ページ、エでございますが、生涯にわたり親しむことができる豊かなスポーツライフの推進ということで、ここにつきましてはスポーツ振興課、総合スポーツセンター準備室、国体推進室に係る具体的な事業の表記となっております。
 まず(ア)でございますけれども、ここも健康・スポーツの拠点整備の推進ということで、社会教育会館同様、ことしの取り組みに基づきまして、実施設計に向けた取り組みをしていくということでございます。
 このページ、一番下のところになりますが、(オ)でございますが、東京国体の推進。平成22年度は実行委員会を立ち上げるということを目標に取り組んでまいりましたけれども、昨年8月に実行委員会を立ち上げましたので、今年度は専門委員会を立ち上げまして、専門委員会の計画書、さらにはトータルとした大会運営のための計画作成を進めるという表現に改めたところでございます。
 以上、私からの説明は以上でございます。


◯学務課長(内野時男君)  続きまして、資料2、三鷹市立第二小学校及び井口小学校の給食調理業務委託について御説明させていただきます。本件は12月補正で債務負担行為を設定させていただいたものでございます。今回選定方法は入札ではなく、プロポーザル方式で行いました。用紙の配付、説明会、受け付けの期間などは4番までに記載してあるとおりでございます。5番目の選定経過でございますけれども、応募者は9社ございました。9社でございますけど、あいうえお順で説明させていただきますと、一冨士フードサービス株式会社、2つ目が株式会社グリーンハウス、3番目が株式会社東京天竜、4番目が株式会社東武、5番目が株式会社東洋食品、6番目が日本給食株式会社、7番目が株式会社メフォス──片仮名ですが、8番目が株式会社レクトン、9番目が株式会社レパストというふうに、以上9社から応募がありました。
 ことしの1月11日に第1次選考を行いまして、書類審査で6社に選考させていただきまして、第2次選考、プレゼンテーションを1月24日に実施いたしました。1月27日に最終選考によりまして1社を内定いたしまして、入札等審査委員会で2月15日に承認させていただきまして、契約がもう済んでおりまして、2月21日に契約をしているところでございます。委託業者につきましては、第二小学校、井口小学校、2校同じでございますけれども、株式会社東洋食品。こちらの株式会社東洋食品につきましては、現在三鷹の第一中学校、南浦小学校、六小などでも実施しておりまして、東京都区内でも多くの、100校以上の実績があるところでございます。業者の正規職員数など、そちらに記載させていただいておりますので、参考にごらんいただければと思います。
 続きまして、資料の3について説明させていただきます。三鷹市立小・中学校におけるインフルエンザによる臨時休業等の状況でございます。今年度、インフルエンザ、大変多くなってまいりました。1月の中旬ごろからですけれども、18日に第一小学校の1年1組が学級閉鎖になりまして、これまで2月末までに98学級が閉鎖しております。ほとんどが小学校でございまして、中学校は1校、六中だけでございます。昨年は新型インフルエンザで370以上の学級閉鎖がありましたので、ちょっと参考になりませんけれども、それを除きますと、最近のインフルエンザで学級閉鎖で一番多かったのが平成14年に64か5学級ぐらいあったものですけれども、それをかなり今回上回るようになっております。
 東京都からの情報によりますと、19歳以下の人についてのことしの流行の型ですけれども、半分ぐらいが新型、あとが季節性の今までのA香港型ですとかいうことになっております。最近ではまたB型も大分ふえてきております。そちらにありますが、これまでの学級閉鎖のピーク時は2月14日から20日、延べ39学級ということでございます。なお、きょう、本日ですけれども、本日は学級閉鎖がやはりありまして、第二小学校、第四小学校、第六小学校で、それぞれ1クラスずつ学級閉鎖が続いているところでございます。例年、3月の中旬、20日前後まで学級閉鎖が続いているところでございますけれども、ことしもまだ長引いているという状況でございます。以上でございます。


◯委員長(緒方一郎君)  説明、ありがとうございました。
 では、昼食休憩をとりたいと思います。1時再開といたします。
                  午後0時02分 休憩



                  午後0時59分 再開
◯委員長(緒方一郎君)  委員会を再開させていただきます。
 説明は終わりましたので、これより質疑に入ります。


◯委員(赤松大一君)  よろしくお願いいたします。二小、井口小の調理業務の委託についてお聞きいたします。今回、株式会社東洋食品さんがプロボーザルで実施決定されたんですが、この辺の東洋食品さん、こちらの資料のとおり一中、南浦等、もう既に本市においても実績がある会社でありますが、やはり今回そのプロポーザルに勝ち残ったというところで、総合的な評価もあるかと思うんですが、こちらの東洋食品さんで際立ってといいますか、何か独特な、本市においても3校、4校ということですので、その辺の特徴があれば教えていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯学務課長(内野時男君)  今回プロポーザル方式で選定いたしました。こちらの方については、業者からまず提出していただいた企画提案書、それから見積金額、経営状況など、総合的に判断させていただきました。その中、この今の3つの要素、東洋食品についてはどれも選定の審査の段階でほぼ上位の方に位置しておりました。特に企画提案の中では、食品のやはり給食の衛生管理、安全上の問題ですけれども、食中毒を起こさないための対応など、これが一番社内の研修ですとか体制がしっかりしているというところが一番特徴的なところでございました。
 また、経営状況などもかなり、財務諸表などを提出していただきましたけれども、一番安定的に経営されているというふうなところも評価されているというところでございます。以上です。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。今回のこの東洋食品さん、始まっての、スタートしてからの評価はどのような形で、要は例えばアンケートとか、具体的な、食べていらっしゃる児童の方にお聞きするとかは、どのような形でお考えなのか、お聞きいたします。


◯学務課長(内野時男君)  今後のこの業者の評価といいますか、その方法ですけれども、4月から業務を開始するわけですけれども、まず、早いうちに学校の方で保護者向けに試食会を開催してもらうように、こちらの方でも指導していきたいと思っております。
 それから、今現在委託を実施している各校に設置されている給食の運営協議会、これも保護者などを交えまして設置していただきまして、これも1学期のうちに1回まず開いていただいて、試食も兼ねまして、また運営状況などを、課題がないかどうか確認していただこうと思っております。さらに、委託を開始した年にはもう一回、3学期にもこの運営協議会を開催していただきまして、再度同じような給食の実施状況について課題がないかなど、保護者の方も交えまして御意見を伺いたいというふうに思っております。以上です。


◯委員(赤松大一君)  わかりました。やはり大事な食育を担っていただく給食の委託業務でございますので、しっかりその辺の経過も見守りながら、よりよい給食を取り組んでいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯委員(浦野英樹君)  よろしくお願いします。まず、基本方針の方で。ちょっと細かいことはどちらかというと予算委員会の方で聞いた方が、聞くべき事柄なのかなということは予算委員会にお任せするとして。ちょっと確認なんですけども、今年度は市制60周年ということで、いろんなイベントがちょっと今まで、例年とは違った形で行われてきたんですけども、来年度は基本的にはもとに戻ると考えてよろしいのかどうか。そのあたりをちょっと教えてください。
 あと、学校給食の委託について、これ以前同様の発言したかもしれないんですけども、プロポーザル方式で業者を選んだ場合、一般の入札であれば予定価格内で安かった業者ということで、理由はわかるんですけども、どういう基準で選ばれたのかというのは、もうちょっとわかりやすい資料があってもいいんではないのかなと思うんですが、そのあたりというのはどうなんでしょうか。検討できないもんでしょうか。よろしくお願いします。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(藤川雅志君)  60周年の関係でございますが、今年度は60周年ということもありまして、通常やっている行事に60周年の冠をつけてという形で取り組みました。教育の場合には、教育改革フォーラムという形で、これは特別な60周年向けのイベントというようなイメージでしたけれども、例えばスポーツ大会の関係、スポーツだとか、駅伝だとか、そういったものについては通常に戻って、通常どおりの行事としてやらせていただきます。
 ただし、来年度、1つ大きな特色がございまして、それはもうこの予算委員会でも議論になろうかと思いますけれども、基本計画の改定にあわせて各個別の計画を見直そうということがありまして、教育ビジョン、それから教育支援のビジョン、それから生涯学習のプランというような形で、計画づくりが大きな特徴になってまいりますので、またちょっと違った面で特徴のある年になるかなというふうに考えております。


◯学務課長(内野時男君)  今プロポーザルで今回実施したけれども、そのもう少し資料があっていいのではないかというふうなことでした。大変申しわけございません。実は12月補正のときに、総務委員会ではプロポーザルの募集要項の抜粋のようなものは資料として出しまして、確認いただいたんですけれども、もう今は契約は終わっていますけれども、文教委員会の方にも、今後そのプロポーザルを実施するに当たっての募集要項の概要ですね、そのようなもの、時期が少し後になりますけれども、資料として用意させていただくように今後配慮したいと思います。


◯委員(浦野英樹君)  ありがとうございます。60周年に関する行事についての話はわかりました。
 給食の委託業務について、募集要項もそうなんですけども、結局こういう委員会に出てくると、じゃ、何でこの業者なのかというような質問が必ず出てくるかと思うんですね。もちろん出せない部分はしようがないと思うんですけども、出せる部分については、そういったプロポーザル、選考の過程で使われた資料などあれば議論もしやすいのかなと思いますので、そのあたりは引き続き御検討いただければと思います。以上です。


◯委員(野村羊子さん)  それでは、最初に基本方針の方から質問したいと思います。今、部長からもありましたように、この個別計画、教育委員会は4つやると思いますけども、ビジョンとプランとね、これについての進行というのか、それが通常業務にさらに乗せてくるということで、今後の進行の何だろう方向性というか──具体的なことは多分またスケジュール等、その他のことはまた順次報告があるんでしょうけども、というのが1つお伺いしたいのと。
 それともう1つ、それに絡んで、教育・子育て研究所をつくって、そこでビジョンについての方向性というか、を出していると思うんですが、この教育・子育て研究所の何ていうんですか、計画づくりについての位置づけというのを、もう一度説明していただきたいんですけども。というのは、前のときは、まちづくり研究所みたいなものがやはりあって、そこでやっている分科会は市民会議のような位置づけで、公募市民とか関係団体がそこで検討する、研究所の分科会で、そこでやったことが答申となって骨格に生かされていくっていうふうなやり方をしていたと思うんですね。
 でも、これは多分そういうふうになるのか、今後はまた市民の意見を聞くというのはどういう形でやるのかという意味で、これがもう骨格として生かされていく、使われていくっていうふうな答申が──答申という言い方になるのかどうかわかりませんけども、どうなのかという、その辺のビジョン策定に当たっての位置づけですね、それを御確認したいと思います。とりあえずそれをお願いします。


◯総務課長(伊藤幸寛君)  2点、個別計画について、それから教育・子育て研究所について御質問をいただきましたけれども。個別計画につきましては、今の御指摘のありましたような計画が改定を迎えると、策定といいますか、迎えるということですけれども、基本になるのは今回、第4次基本計画の策定がありますので、その大もとになるのはやはり基本計画ですので、基本計画に対する個別計画となりますので、基本計画の策定スケジュールに合わせて、そうした策定と整合を図りながら各個別計画についても策定を進めていくと、これが基本の流れということになります。
 それから、教育・子育て研究所ですけれども、例示のあったのはまちづくり総合研究所とか、過去には三鷹市の政策研究の歴史といいますか、経過といいますか、そうした中でほとんどその研究所の提言が大もとになっている、骨格になっているというものとかがあるわけですけれども。今回の教育ビジョンについては、あくまで助言者といいますか、教育の専門家からの知見を今後の計画に反映をしていくというか、助言をいただくと、そのようなイメージでありまして、今回、今最終的な報告書の取りまとめをしているところですけれども、それがそのまま計画になるというようなイメージは今回は持っておりません。あくまで知見の活用ということで考えているところでございます。以上です。


◯委員(野村羊子さん)  わかりました。内部検討に近い部分なのかなというふうにちょっと思いましたけども、教育・子育て研究所、設置しましたというのが教育委員会のホームページの方にはあるんですけども、じゃ、それ一体何やっているの、いつやったのみたいなことは、ネットワーク大学の方に行かないとわからない。そこにはもちろん会議録がね、概要が載っていたりとかするんですけども。なので、少なくとも設置しましたの後に、こっちを見てくださいの外部リンクを張る程度のね、それくらいのことはあってもいいのではないかと。つまり、非常に非公開で何やっているかわからないって見られてしまうっていうふうなことがあると思うので、実際には、たどっていけばわかるんだけどっていうふうなことは、そこはもうちょっと検討していただきたいというふうに思います。
 それで、あとちょっと学校教育の方の中身的なことなんですけども、1つは、3ページの中学年以上での教科担任制っていうふうな話があります。それで、子どもの発達段階がありますけども、小学校で担任が全教科を見るという基本的なものは、やっぱりトータルでその子の姿を見ていく、その中で成長、発達、教育をしていくっていうふうなことだと思うんですけども、これを分割してしまうことによる弊害というのはないのか。それについて、どうやったらそれは克服してね、やっていけるっていうふうに判断しているのかということが1つ。
 それから、4ページ目の児童健全育成の道徳の時間等があります。規範の意識の醸成等々書いてありますけども、子どもの権利についての教育というのはどこでやるんでしょうかね。子ども自身が成長発達する権利があり、その権利を保障するのが社会であり、学校であるっていうふうなところのね。つまり義務だけ押しつけて、よく言われるのは、権利だけ主張して義務を果してないじゃないかって言われますが、これを見ると、権利を全く教えずに、ルールだけを教えていくっていうことでは、本当に自立にはならないのではないかと思いますが、その件についてお伺いしたいと思います。
 それと、自律した学校、6ページのところで、校長の特色ある学校づくりですけど、これと、8ページのモニタリングですね。PDCAを回していく、サイクルを回すっていうふうなことがありますけども、経営っていうものが、ちょっと考え方によっては教育と相入れない時点があるというふうには思うんです。教育って効率性ではないし、競争原理だけでは今子どもたちの教育っていかないだろうというふうに思いますけども、その辺のことと、この経営という言葉を使いながらどう点検、チェックしていくかっていうふうなこととの関係性の中で、これをどう生かしていけるのかと。このことを余りにもやる余りにね、本当に先生たち自身の豊かな教育、創造性を重視した教育っていうのがね、できにくくなるのではないか。そういう危険性、可能性、余りにもきちっきちっと点検し過ぎていくとか、校長のビジョンだけが優先されて、その中で本当に柔軟な教育活動が保障され得るのかっていうふうなあたりのことについて、お伺いしたいと思います。お願いします。


◯指導課長(松野泰一君)  まず1点目の小学校での学年内教科担任制の件でございますが、中学校になりますと、すべての教科についてそれぞれ別の先生が教えるというようなスタイルをとっています。それにスムーズにつなげるために、小学校の段階から少しその教科の担任制というものを導入していこうという趣旨でございまして、これは小・中一貫教育の実施方策の中でも以前からうたわれていたものでございます。
 この学年内教科担任制なんですが、もちろんすべての教科をばらばらにやるということではなくて、その学年の中で担任の先生同士で、あるいは学校の中で検討してできるところ、一部それを実施するということでございますので、やはり担任の先生が大部分の時間を見るということについては変わりはありません。逆に、いろいろな先生が入ってくるというようなことで、1人の先生に任せ切りになって問題がなかなか解決しないというような状況を打開するというような1つの方策にもなると考えておりますので、そういったメリットが大きいことから、今回こういったことを、今までもしていたんですけれども、さらにそれを充実させていこうということで入れさせていただきました。
 それから、規範の部分ですけれども、子どもの権利、それから義務、これをもちろんセットで指導していくということは非常に大事なことかと思います。ここでは、社会における基本的なルールを身につけさせるということで、規範意識の醸成ということを入れておりますけれども、やはり、例えば授業の中で呼ばれたら返事をするとか、学習規律をきちんとすると、そういったいろいろな機会で基本的なルールを身につけるということはもちろん指導していかなければいけない。それとともに、子どもの個性尊重ですとか、それから学ぶ権利ですとか、そういったものについても、道徳の時間などを中心に子どもたちに指導していくということで、何も義務、義務、義務というふうにしているということではございません。
 それから、3点目。校長先生の経営と、それから評価・点検ということについて御質問いただきましたけれども、もちろんこれも学校経営の経営というのが、何も金もうけをするとか、商業活動をするとか、そういう意味の経営ではございませんので、学校運営ということをすべて総括して学校経営という言い方をしております。もちろん工夫、改善をして、学校の中身、教育の中身をよくしていくことが非常に大事だと考えておりますので、これをもちろん1年間が終わったときに点検をして、評価をして、そして、それを改善を図っていく。やっぱりどんどんよくしていくということがとても大事だと考えておりますので、その点検、それは内部だけではなくて、外部からの評価も──外部からというか、地域、保護者、そういったところからの評価も取り入れながら、さらに充実した教育活動が行われるようにということで、このモニタリングシステム、PDCAサイクルを回しているということになります。このことで、持続的に学校の改善を図っていくということで実施をしているところでございます。以上です。


◯委員(野村羊子さん)  ありがとうございます。だから、最初の教科担任の話ですけども、子どもの成長発達に合わせてっていうふうなことで、中学校では担任制だっていうのは当然今のシステムはそうですし、そうやって、逆に言えば、環境が変わることによって成長がステップアップする。つまり、成長ってなだらかではなくて、階段状に上がっていく。あるとき急に伸びるっていうふうなものなので、違う場所に行って新たな成長発達を遂げるっていうふうなこともあって、すべてを前倒しでやるっていうことが本当にスムーズにいくのかどうかっていうのは、私としては、100%それについて前倒ししてスムーズに、なだらかにっていうことが子どもの成長発達に本当にプラスなのかっていう部分では、100%賛成しかねる思いがあるんです。子どもをトータルに見なくてはいけない年齢層と、そうではなくて、本当に教科の専門的な部分を伸ばさなくちゃいけない年齢層っていうのがあってというふうなところで、じゃ、中学年からで本当にそれがいいのかとか。
 もちろん教員にとっては、専門知識を持った先生が専門的な部分をきちっと教えることが可能になるっていう部分では、いい部分はありますよね。だから、音楽とか芸術分野では専科をとっていたりするわけですけども、そのことがどんどん前倒しになることでね、子どもの生活がまた分断されていくっていうふうなことになってはならないと思うし、何もかも前倒しにすればいいっていうことではないってことだというふうに思うんですけども。その辺について、だから、このことを入ってしまうことによって、中学年からやらなくちゃいけないんだみたいになってしまうと、それは違うんじゃないかと思うので、その辺についてもう一回、ちょっと確認をさせてください。
 それと、経営については、では、なぜあえて経営と言うのかっていうね。学校運営でいい、それを総括として言うっていうのでは、なぜ経営と言うのかと。それは何年も前からそうやって言いかえていますから、そういうところの問題はありますけども。問題は、教育の中で柔軟性がなくなるような点検ではまずいっていうふうに思っているっていうことなので、それは評価の仕方とか、あり方、どうしても数字でしか見せられないっていう部分が出てきちゃうっていうふうなことがあるので、そのことは、これはもう要望でしっかりやり方を検討していってほしいというふうに思いますので。まず担任のところを、ちょっともう一回お願いします。


◯指導課長(松野泰一君)  確かにステップというものが、階段状のものが、それぞれの学年の中にあるということですが、三鷹市では小・中一貫教育の目的の1つとして、小学校から中学校への段差を小さくしていこうというようなことがありまして、そのためにいろいろな方策を講じているわけでございます。この小学校の一部教科担任制についても、その段差を小さくするための1つの方策でございまして、なだらかにっていうか、段差を少しずつ小さくしていく。それを前倒しというふうに言われてしまうと、ちょっとそれは、すべて教科担任制を全部の小学生の教科で導入するというわけではありませんので、一部ということで、1つ小さなステップというふうに考えていただきたいんですけれども。
 もちろん、この1人の先生が子どもたちをずうっと見ていくということの大切さはよくわかるんですが、それだけではなくて、いろいろな先生方が見ていくということも、これはまた重要なことだと私どもは考えておりまして、ずうっと同じ先生が見るのもいいんですけれども、このような形をとることによって、いろいろな見方で子どもを育てていくということができるのではないかなというふうにとらえております。
 やらなければいけないのかということなんですけれども、これは三鷹市の小・中一貫教育の1つの方策であるということで、すべての教科でやるというわけではなく、また、その学校の状況に応じて取り入れるということもあるとは思いますけれども、ここに書かれたように、小学校中学年の段階から一部。小学校中学年といっても3年生、4年生、いろいろあると思いますけれども、その中で一部教科担任制を導入していくということで、方針を考えているところでございます。以上です。


◯委員(野村羊子さん)  一部ということで、わかりました。
 済みません、生涯学習の方をちょっともう1つ、2つお伺いしたいんですが。1つは、12ページのところで、生涯学習の拠点整備の推進となっています。社会教育会館をどうきちっと位置づけていくか、生涯学習の拠点としての社会教育会館、今まで行ってきた事業を含めて市民の自主性を生かした運営のあり方とかいうのがあると思うんですね。そういうふうなことがこの中にどうきちっと位置づけられていくのかというのが、1つ。
 それと、市民検討会の中で、この市民センター周辺地区整備の検討会の中で保育室の話が取り上げられていましたが、社会教育の中での保育のあり方というのは通常の一時保育とは違うはずなんです。それを私自身もかかわったので、そこに子どもを預けることそのものが社会教育の、生涯学習の一環であって、子どもと親とがともに育つ、保育士と連携をして育つっていうふうな場であるんですね。だから、保育の中身とか、保育の後の子どもの様子についてのやりとりとか、どういう保育を運営するかって、保育士もきちっとやっていくし、受講生の人たちもそのことで関係を持っていくっていうふうな、そういう社会教育の中での保育の位置づけというのがあるはずなんですけども、それについてはほとんど言及されていなかったので、単に一時保育として扱われているような感じが、印象を私は受けたので、それについてどう考えているのかっていうことをお伺いしたいと思います。
 南部図書館については、もうちょっと今、方向性が見えてきたというふうなお話でした。もう少し具体的なことが今言えるのかどうかっていうことを再度、言えるのであれば、もうちょっと詳しく時期的なこととかっていうのがあれば。言えなければ、それはそれでしようがないので、お願いします。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(藤川雅志君)  おっしゃる趣旨はよくわかります。ただ、講座を受けている間だけの子預かりという感じじゃなくて、子どもを預かっているそのこと自体が1つの子どもに対する教育でもあり、母親に対する教育でもあり、そういうようなシステムがつくれればいいなということ……。
             (「現在やっているからね」と呼ぶ者あり)
 やっているからね、やっているから。
 それで、まだ具体的な新施設の保育の運用っていうのは、これから検討していく内容だと思います。今回、1つ大きな議論が出たのは、あくまでも保育室っていうのは社会教育会館の保育室っていうのを1つテーマに位置づけて、保育の場所を確保しています。ところが、そうすると、スポーツだってあるじゃない、何とかもあるじゃないということで、その社会教育会館の保育室にほかが相乗りをしてくるような形で計画が進んできたというふうに、私、理解しておりまして。ですから、今おっしゃられたように、なるべく社会教育会館の今のよさが残るような保育づくりというのが、やっぱり1つのテーマになっていくかなとは思います。
 ほかの施設も入ってまいりますので、今ほど手厚いことがそのままいけるかどうかというのは、ちょっと何ともまだ今の段階では申し上げられませんけれども、やはり理想としては、そういうきちっと保育の場が質の高いものになるように、今後努力していくということで御理解いただければというふうに思っております。


◯教育委員会事務局教育部生涯学習担当部長(八代 誠君)  社教会館の新しいリニューアルに関しましては、ハード的な部分につきましては基本設計がここで終えたわけでございますけれども、どうやって使っていくかというソフトの部分につきましては、これから関係団体とよく話し合って、御理解をいただきながら進めていきたいというふうに考えております。
 また、南部図書館につきましては現在協議中でございまして、皆様につまびらかに御説明しにくい部分もあるところではございますが、AA財団が前提としておりました公益認定につきましては、かなりスケジュール感が見えてきておりまして、若干ややおくれがあるようですけれども、今の想定では4月1日に公益財団に移行したいというふうな意向をAA財団からお聞きしているところでございますので、これが認定して移行されますと、次のステップに入れるというふうに考えているところでございます。


◯委員(野村羊子さん)  そうですね、保育室については、保育の質というその中身がね、その機能というかね、があるということをしっかりと認識して、今後の調整をしていっていただきたいというふうに思います。
 社会教育会館にしても、そうですね、単にカルチャーセンター的なね、事業をやるようなものになっては、本来の意味を失うと私は思います。市民を育ててきた公民館活動のね、長い歴史の中で、三鷹の社会教育会館の現状というのもあるというふうに私は思っています。多摩地域ね、国立、国分寺、小金井と、みんなどこもきっちりと市民が運営しながら市民を育てていくっていう役割を担ってきた。それの一部として三鷹の社会教育会館の活動もあるわけですから、それをきちっと生かせるものにね、ソフト面をしっかりとしていただきたいということで、じゃ、それは要望として終わりたいと思います。


◯委員(森  徹君)  それでは、基本方針のところを質問させていただきたいんですが、三鷹市の教育ビジョン2022、現在の教育ビジョン、こういう形は現在のが初めてでしたよね。これ、約5年弱。今後、これからは12年間ですか。これ長期計画との関係でこうなったと思うんですが、この現在の教育ビジョン、やってきた評価っていいましょうか、そこでの成果っていいましょうか、その上に立ってつくられていくと思うんですけども、市の第4次が12年という──これ市長、施政方針の中で述べられて、説明していましたけども、これがいいかどうかって、またいろいろ議論のあるところだと思うんですけどもね。
 教育、それに結局引っ張られるといいましょうか、それに合わせるっていう形でこういう形になったと思うんですけども、現在のは5年余りですよね。これが12年という中で、教育の方向性っていうのが、その辺メリット、デメリットといいましょうか、ちょっとこの辺わからないところなんですが、その辺で現在の教育ビジョンの評価、成果を含めてかなり長くなるわけですから、どういうところをやはり検討されているといいましょうか、かなり長くなりますから。その辺、非常に、ちょっと私の質問もアバウト的なんですけども、いろいろわからないですからね、12年という、その辺でどんなことをこれに向けての考え方、どんなふうに考えられているのか、その辺、まずお聞かせいただければと思うんです。
 それから、2022の案というんでしょうか、これが、ビジョンの案ができるのは、ことしこれつくるってことになっていますけども、いつごろ示されるのか、どういう計画になっているのか、この辺をまずお聞きしたいと思います。
 それから、学校の給食調理のことですけども、この資料をいただきましてね、それで、その東洋食品というのをちょっと調べてといいましょうか、インターネット的の資料しかなかったんですが、かなり大きな会社みたいな感じです。それで、センター方式のところも運営しているのかな。この会社が運営しているんでしょうか、そういうところに参入しているんでしょうか、ちょっとわからないんですけれども、そういう経験もある、自校方式だけではない会社みたいですよね。この会社がこれまで、あってはならないことなんですけども、中にはいろいろ事故等の新聞報道もありますよね。この東洋食品というのは、過去そういうことで、市の教育委員会の方でこの会社の何か事故みたいなものをつかんでいるのかどうなのか。それがあれば紹介していただきたい。
 それから、先ほど口頭でいろいろ応募した会社の名前が出ましたけども、できればですね、この資料の段階にその会社、もしくはその会社が、会社案内的なものが資料としていただければ、我々もこの議論といいましょうか、にいろいろ事前に調べて質問することもできると思うんですが、そういう資料を口頭報告ではなくて、事前に一定の会社沿革案内みたいな概要的なものがあると助かるなと。これは、今後ぜひお願いしたいと、これは要望ですけども。東洋食品ですか、これについてちょっとお聞きしたいと思います。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(藤川雅志君)  教育ビジョンでございますが、今御指摘いただいたように、できてから4年から5年ということですね。それで、非常に今のビジョン、よくできているビジョンかなというふうに思います。いろいろと外部の方たちと議論をしましたけれども、非常に考え方として時代の大事なところをきちっと押さえてできている、そういうビジョンで、それがこの四、五年の間、一生懸命現実化するために努力をしてきてやってきたところでございます。
 ですから、ここで基本的な考え方をがしゃがしゃに変えなきゃいけないというような性質ではないかなというふうに思っております。具体的に言いますと、コミュニティ・スクールを基盤とする小・中一貫をいかに仕上げていくかということが一番のポイントになっておりまして、そして、それをやるために教職員のレベルをどう上げていくか、子どもたちの環境をどうやってつくっていくのかというようなことが大きな柱になっておりますので、柱の部分はそれほど変えなくてもいい内容かもしれません。
 ただし、ここ数年間歩んでいる間に、やはり新しい教育の芽というのが全国各地でいろいろ出てきているということもありますので、まず我々がやってきたコミュニティ・スクールを中心とする小・中一貫という大きな理念、それを実現するためのビジョンだったんですけども、それが一応形ができて、この先巡航体制に、まずスタートラインじゃなくて、今度巡航して少しずつ見事な飛行空間をとっていかなきゃいけないということで、その中身を、今まで足らなかった部分を補いながらいいものをつくっていくと。それから、今までちょっとゆがみがあったり何かした部分を直してさらにいいものにしていくと、こういう基本的な考え方かなというふうに思っております。
 ただ、12年というふうに長いスパンがありますので、先進的な事例で、いろいろいい教育事例というのが、実践事例みたいなのがありますので、それをどういうふうに三鷹のシステムの中に取り入れられるのかというあたりのイメージでしょうかね、目標でしょうかね、そういったものまで、それなりに踏み込めればいいなというふうに議論はしているところでございます。
 ただ、それをすぐに、いつ実現するとか、そういうところまで行かないような、そういう理想的な目標像を踏まえながら、現実には今までやってきたことをさらに修正しながら発展させていくというような形になろうかと思いますけども、何せ今議論中でございますので、これからよく御報告しながら進めていければなというふうに思っております。


◯総務課長(伊藤幸寛君)  新たな教育ビジョンの案はいつごろできるかと、大まかなスケジュールということでしょうけれども、現時点では、第4次基本計画と個別計画策定の基本的な考え方というのが所管の企画部より市の方針として示されています。その中では、6月、9月、12月、1つがこの議会月が大きな節目になっておりまして、そうした中で6月ぐらいには大まかな──討議資料と呼んでいますけれども、議論になるようなポイントが示されてくると、これ、基本計画の話です。それで、9月になりますと、骨格的な案が示されてくる。教育ビジョンにおいても、1つが9月というのが目標になってくるのかなと。9月ぐらいである程度のたたき台といいますか、下案といいますか、素案といいますか、そうしたものを示すようなスケジュールで進められればいいなと、そんなふうに考えております。以上です。


◯学務課長(内野時男君)  学校給食の調理業務委託に関しまして、今回決定しました東洋食品に関して、過去事故などがなかったかということですけれども、これは、提案書を提出させるときにも、過去の例えば食中毒事故があったかどうか、それから行政指導を受けたことがあるかなどということを書類で提出させまして、こちらの業者はそのような過去のことはないということでございます。
 また、東洋食品も含めました他の9社の会社の概要もということでございますけれども、今後、ほかの委託についてもすべて提出するのかどうかということもありますので、今後ちょっとそれについては検討させていただきたいと思っております。


◯委員(森  徹君)  給食は教育の一環だというふうに、それは同じ認識だと思いますので、そういう点では、この東洋食品は官から民へというこの規制緩和の流れの中で、これがビジネスチャンスだというふうにとらえて、そういう位置づけもされているようなんですよね。しかし、やはり教育の一環で、そこのところはしっかりと担保されなくちゃならないことですから、ほかの応募した会社、企業等もぜひ、我々としては事前に資料として今後提出してもらえればと、より深い議論ができるんだろうというふうに思いますので、食の一環、教育の一環で重要な部分ですから、ぜひこれは検討をお願いしたいと思います。
 それから、今、教育部長の御答弁の中で修正しながらということがありますから、当然現在の教育ビジョンは改定とかそういうことなく、これで進めてきましたけども、今後そういう点では、基本計画と同じように第1次改定とか、第2次改定とかいうことが、教育、いろいろ複雑に動きますからね、土台としてはきちっとしたものがなければいけないと思うんです、教育っていうのは。それと同時に、いろいろ時代の変化の中で、子どもの取り巻く環境も変化しますから、これに対応した教育ビジョンといいましょうか、そういう指針としてあるわけですから、そういうふうに理解をしましたけども、再度それでよろしいのかと、そういうことも当然柔軟性を持ってやられると。一たんコンクリートしたら、これで進むということではないというふうに理解しましたけども、それでよろしいんでしょうか。
 それから、あと、よくできているということで、ただ、私も最初の教育ビジョンのときに、校長の権限の問題ではいろいろ議論、質問させていただきました。校長の権限という、この教育ビジョンが位置づけられた中で、不幸にして南浦小のね、校長先生の問題というのは、ちょうどビジョンの中で出たものですから。その辺が、校長先生が本当に現場の先生と、非常に民主的な学校の運営ですか、校長の権限というところで非常にそれがいびつな形でいってはならないというふうに思うわけですけども、その辺は、この権限ということをかなり強調したビジョンだったんですけども、その辺はどのように、この前の南浦の問題とあわせて考え、これを次の教育ビジョンに──基本的には変わらないということなんですけども、これを生かそうとされているのか。
 この辺がまだ固まっていなければですけれども、ちょっとその辺、教育部長としてはこうだということであれば、お聞かせいただければと思います。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(藤川雅志君)  基本計画も何年かに一遍、修正というか見直しをやりますが、教育ビジョンについては、まだその辺については今後の議論になりますが、当然12年ということを考えますと、しかるべき必要なときには、適宜いい意味での修正を図っていくということが当然出てくるのではないかなというふうに思っております。ただそれ、どういう形でビジョンの中に位置づけるとか、そういうことについては今後の議論になりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それから、校長の権限等々の問題ですが、いろいろ考えられるんですけれども、校長さん個人の資質の問題ということも結構ございますし、それから、校長への研修とか教育委員会からの働きかけの問題だとか、いろいろな要素がございます。前回の南浦であった事件等々のことを踏まえますと、私どもとしては、きちっと学校の会計を、検査をする体制、監査をする体制、その辺についてきちっと整理する必要があろうかなというふうなことは意見として出ておりますけれども、校長さんが責任と自覚を持ってきちっと学校経営をしていただかなければ困るという、その大原則は、これはもう紛れのない事実でございますので、その辺については、新しい教育ビジョンの中にもきちっと位置づけられるのではないかなと。
 ただ、悪い意味での──前回の事件がそうだったとか、そういうことを言うつもりはないんですけれども、悪い意味で校長さんが独走するとか、教員を無視して勝手なことをやるとか、そういうことは当然あってはならないことですから、その辺はうまくバランスをとりながら進めてまいれればなと思っております。


◯委員(白鳥 孝君)  まだ学校の教職員が、小・中一貫校が大事なのか、コミュニティ・スクールが大事なのかなんて言っている先生も、私もじかに聞いたことがあるんですけれども、校長会を通して、また各校長から職員に対して、きちんとしたことを言っていただけるような方策というものをもう少しやっていかないと、何かちょっと下々の方がそんなようなことでうようよしているというような状況がまだまだあるようなものですから、その辺、ぜひ徹底をしていただければなというふうに思っています。また御意見をちょうだいしたいと思います。
 次に、給食なんですけれども、市内産野菜、市内野菜をぜひ使っていただけるような努力をしていただかないといけないかなというふうに思っています。農家の人が例えば3面つくりますとね、2面だけ規格物、給食用に規格でつくると2面だけしか使えないんですよね。あと1面はくず扱いになってしまうものですから、どうしても規格物というのはそういうふうになってしまって。できればね、少し曲がっていてもいいじゃないかとか、ちょっとおかしなのもいいんじゃないかというような──これ腐っていたらまずいですけども、調理のやり方というか、方法を考えればいいかなというふうに思うんですけども、その辺、厳しさがちょっとあるかなということで、再度徹底をし、また、その辺を留意をしながら見ていただき、また、ぜひともこの会社、東洋食品にもそんなことを、またほかの会社にもその旨通知をしていただければなと。そして、ぜひ、なるたけだったらそういう規格外というんですか、そういうのももう少し緩やかな方法というのが何か講じられないかなというふうに思うんですけども、その辺またひとつよろしくお願いいたします。
 それから、インフルエンザなんですけども、課長通達、教育長は多分知らないなんて言わないだろうから、通達が出ているかどうかはわからないんですけれども。予防の徹底というのはきっと出されていると思うんですけれども、というのは手洗いとか、うがいとかっていうのはあるんでしょうけども、その辺のところというのは、最初私、ああ、こっち、東部地区の方が随分多いなというふうに最初は思っていたんですけども、こちらの西の方も随分はびこってきちゃったなと思うんですけども。
 これって、統計的にどうなるのかちょっとわからないんですけども、こういうのって何か調べているんですかね。どういう地区とか、こういうふうに感染が伝わっていくんだなというのがあるんじゃないかなと思うんですけども、その辺の調査というのがあったり、また、どんなところで原因が、こういうところで学級閉鎖なり、学年閉鎖になってしまうのかなというところの、予防上の観点から何か調査というか、何か調べたことがあるんでしょうか。その辺のところをちょっとお願いいたします。


◯教育施策担当課長(海老澤博行君)  先ほど小・中一貫、それからコミュニティ・スクール、どちらが大切なのか、教員、先生方はうまく理解をされていないという御質問をいただきました。三鷹市におきましては、コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育校を7学園として開園をしております。コミュニティ・スクール委員会におきましては、コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育校7学園につきましての評価・検証をしていただいておりますが、平成22年度におきましてはまだ出そろっておりませんが、平成21年度におきましては、検証・評価におきましては保護者、地域の皆さん、それから教職員が協力して教育活動を行っているという御報告もいただいておりますし、小・中の連携が進んでいる相互乗り入れ授業、それから、交流事業を実施して、児童・生徒の評価は高い評価をいただいている。
 それから、コミュニティ・スクール運営においても、学園の連携・協働も順調に進んでいて、特色のある教育活動を展開しているということでございます。いずれにしましても、コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育校という形でございますので、どちらに重きを置くかということではございませんので、コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育校という形で今後とも進めていきたいと思っているところでございますし、機会があるたびに、校長会そのほかで、その点につきましては教職員の方にも御説明をしてまいりたいと思っております。以上でございます。


◯学務課長(内野時男君)  給食につきまして、まず御説明いたします。市内産野菜のできるだけ拡充をということでございます。これについては、今現在市内産野菜の活用の金額で言いますと、全野菜や青果物に含める割合、2%台。平成14年度当初始めたときには、まだ数も少なかったせいもありまして0.8%ということでしたけれども、徐々にはふえてきてまいっております。これは、必ず年に数回、栄養士と、それからこちらの協力農家の方との連絡会を開いておりまして、こちらで、どうしたら市内産野菜、少しでも活用できるだろうかということで、いろいろな工夫をしてございます。
 今、質問議員さんの中にもお話ありましたが、多少ふぞろいなものでも、小規模校などですと問題なく使えるということがわかってまいりましたので、それを活用してからはかなり利用もふえております。また、年間を通しては2%台ということですけれども、収穫期には、こちらの方では春、秋など10%を超える月も出ております。そのように、農家の方と収穫期なども事前にこのごろは調整をして、この季節にはこういうものがとれると、だったら、この時期には学校でもこのような献立を考えたいということで、連絡をしながらやっているところですので、これはこれからも引き続きやっていきたいと思っております。
 それから、今回委託をまた開始しますけれども、こちらの業者にもそういう通知をということですが、これは今までも申し上げてまいりました。また、保護者説明会の折にも申し上げておりますけれども、食材の調達は、これは今までどおり学校が行っております。業者が直接発注するということではございませんので、こちらの方も市内産野菜の活用については、委託になったからといって変わるわけではありませんで、今までどおり拡充の方向でやっていきたいというふうに思っております。
 あと、インフルエンザの件でございます。手洗い、うがいの徹底、マスクの着用などは、これはもうその都度校長の方にも連絡しております。また、東京都から感染状況──流行状況ですね、インフルエンザのその都度、こちらの方も情報提供をして。また、昨年の新型インフルエンザが流行した折には、私立幼稚園、それから学童保育所などにもこちらからも情報を提供したり、また向こうからももらったりして、なるべく感染の拡大を防いでいるところでございますけれども。
 あと、感染ルートの調査などがあるかということですけれども、これは毎年シーズン初めに保健所が流行状況、その年のインフルエンザの型などを調査したり、どのようなルートで感染するかということで、いわゆるサーベイランス調査といいますか、そのようなものは実施して、その年の傾向などをつかんでいるところでございますけれども、これも、もう流行が始まってきた段階においては、もう保健所もその意味はなくなってくるということで、行っていない状況でございます。
 ちなみに今回、三鷹、調布、町田、この近辺が非常に多く学級閉鎖が発生しているっていう、そういう統計はございます。以上でございます。


◯委員(白鳥 孝君)  ありがとうございました。学校の現場の先生たちは多分、学園の中の先生のやりとりというか、行き来でハードスケジュールなところもあって、そんな発言もあったのかなというところが想像ができるんですけれども、ぜひまた意思徹底をしていただき、やはり形として見えてこないとなかなか、幾ら説明しても無理なところがあるかもしれませんけれども、何とか形としてあらわれるようなことで、こういうのがコミュニティ・スクールだよというようなものを見せられれば本当は一番いいのかなというふうに思いますので、そういうふうなところのこともあわせて、ぜひこれからもよろしくお願いをいたします。
 また、給食の件はわかりました。ぜひ、またそういう意味では促進していただければなというふうに思っています。インフルエンザがまた大変でしょうけども、そういった予防ということは常にやっていかないと、子どもさんというのは怠けますもんですから、手を洗ったり、うがいするということがなかなかできないというふうに思いますので、ぜひそういうのを徹底をしていただければなというふうに思います。終わります。


◯委員長(緒方一郎君)  以上で教育委員会報告を終了いたします。
 休憩いたします。ありがとうございました。
                  午後1時56分 休憩



                  午後1時57分 再開
◯委員長(緒方一郎君)  委員会を再開いたします。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。次回委員会の日程については、本定例会最終日とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。ありがとうございました。
                  午後1時58分 散会