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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成23年まちづくり環境委員会) > 2011/11/07 平成23年まちづくり環境委員会本文
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2011/11/07 平成23年まちづくり環境委員会本文

                  午前9時30分 開議
◯委員長(吉野和之君)  ただいまから、まちづくり環境委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩



                  午前9時31分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時33分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 生活環境部報告、本件を議題とします。
 それでは、本件に対する市側の説明を求めます。


◯生活環境部長(高畑智一君)  おはようございます。生活環境部の行政報告は5点でございまして、逐次担当より御説明をいたさせます。アからエまで通しでやりまして、オは別途説明をさせていただきます。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  おはようございます。それでは、アの三鷹市内の空間放射線量の測定について、7月5日より第1次測定としての定点の市内6カ所(第二小学校、第五小学校、南浦小学校、羽沢小学校、東台小学校、堀合児童公園)を含む104カ所の空間放射線量の測定を実施し、9月14日の開催の本まちづくり環境委員会におきまして測定結果を御報告させていただきました。
 8月25日からは第2次測定といたしまして71カ所の測定を実施してまいりましたが、10月11日に測定が終了いたしました。第1次及び第2次の測定結果は、0.04から0.14毎時マイクロシーベルトの範囲で推移してございますが、市民の皆様の不安を少しでも払拭するために、第1次で実施した施設──公園等を除きまして、保育園や学童保育所、小・中学校などの子ども施設と新たな公園などにおきまして、第3次の空間放射線量の測定を10月13日より約100カ所について実施しているところでございます。一般的には毎時0.24マイクロシーベルト以下が1つの目安とされているところでございますが、三鷹市におきましては測定結果が毎時0.20マイクロシーベルト以上の場所は念のため洗浄等を行うことといたしました。
 10月28日及び31日に市民センターで測定した箇所、あるいは11月1日の測定におきまして、後ほど御説明しますが、別紙のとおり、地上5センチメートルにおける測定結果が毎時0.20マイクロシーベルト以上の場所がありましたので、洗浄等を行いまして線量の低下を確認いたしました。また、地上1メートルにおける測定結果は、これまで測定してきました数値の範囲内でございました。なお、第2次測定の結果は別紙のとおりでございます。
 測定結果につきましては、第1次、第2次測定と同様に、原則、測定日の翌日に市のホームページに掲載するとともに、ツイッターや安全安心メールでもお知らせをしてございます。また、ホームページなどをごらんになれない方のために、定期的にコミュニティ・センターなどに掲出するとともに、「広報みたか」等でもお知らせしているところでございます。
 1枚めくっていただきまして、別紙がございます。こちらが第2次測定、平成23年8月25日から10月11日までの結果になってございます。一番上の認証保育園につきましては希望する保育園が3園、市民センター、暫定管理地、教育センター、交通公園、文化施設等々になります。2ページ目以降、生涯学習施設からスポーツ施設、それから公園、あるいは市民農園、定点も含めまして測定をしております。4ページ目の一番下に第2次測定の市内平均、地上5センチメートルが0.08毎時マイクロシーベルト、1メートルのところで0.07毎時マイクロシーベルトという平均となっております。
 次の1枚めくっていただきますと、10月28日及び31日の空間放射線量の測定結果のホームページをお示ししております。この中で、実際に測定場所の2行目の第三庁舎西側と書いてあります。ちょうど駐輪場と第三庁舎の間のところ、水たまりがよくできるところなんですが、大体50センチ四方のところに水がたまった後の泥のようなものが若干たまっているところがございまして、ここで地上5センチメートルで0.20毎時マイクロシーベルトの値が出ました。地上1メートルでは0.10毎時マイクロシーベルトで特に問題のない数値だと考えておりますが、公会堂南西側につきましても、ちょうど公会堂の南西側で少し張り出したところに雨水がそのまま浸透するようなところがございまして、そこで0.23毎時マイクロシーベルトという地上5センチメートルで確認をいたしました。地上1メートルのところでは0.09毎時マイクロシーベルトですので通常と変わりはなかったんですが、一応この2点、先ほど御説明させていただきました毎時0.20マイクロシーベルト以上の場所というのに該当いたしましたので、洗浄等を行いまして、その後測定を行って、第三庁舎西側では0.11毎時マイクロシーベルト、公会堂南西側では0.12毎時マイクロシーベルトということで線量の低下を確認したところでございます。
 1枚めくっていただきますと、11月1日の空間放射線量の測定結果。これは定点で行った場所なんですが、そこの中段ぐらいのところになりますが、第五小学校校舎西裏雨どいだまりというところで、地上5センチメートルで0.23毎時マイクロシーベルトという数値が確認できましたので、これも先ほどと同様に洗浄等を行いまして、その後測定を実施し、0.11毎時マイクロシーベルトというのを確認しております。地上1メートルにつきましてはほとんど0.10、洗浄後も0.09毎時マイクロシーベルトということで、特に通常の数値の範囲内でございました。私の方からは以上でございます。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  おはようございます。私どもの方から、イ、ウ、エと3点の御報告をさせていただきます。あと、イとエにつきましてはごみ対策課長の方から御報告させていただきまして、ウにつきましては小池センター長の方から御報告させていただきます。
 まずイの家庭系ごみ有料化実施後のごみ量の推移についてでございます。こちらにつきましては、家庭系ごみ有料化実施2年目ということで、この1年間というのは10月から9月までの実施後の影響を考えたところの1年間をとらえたものでございます。
 まず表の方をごらんになっていただきたいと思っております。ごみにつきましては、2年目を迎えましてリバウンド等々を考えているところでございますけれども、まずごみの中での燃やせるごみ、燃やせないごみの中では、まず燃やせるごみの方といたしましては0.4%、若干減量が行われたというところでございます。一方、燃やせないごみにつきましては、こちらに350トンということで19.5%の増ということになります。合わせまして268トンの増で1.1%の増となっているところでございます。
 また、一方、中段の下の方にございます資源物でございます。資源物の方も195トンでございますけれども、1.5%という形で増加をしておりますので、こちらの資源物と、あるいは燃やせるごみ、燃やせないごみを合わせた家庭から出されたごみの全体の総量といたしましては3万9,975トンということで、609トン、1.5%の微増という形になったところでございます。
 この辺の数値のところを分析いたしますと、やはり燃やせないごみにつきましては、やっぱり3月の東日本の大震災と思われるような震災ごみの方が、特に不燃ごみにつきましては増量があったんではないかなというふうに分析しております。ただ、今夏の夏期の電力制限によりますごみの減量の緊急の呼びかけという形でキャンペーンをさせていただきました。そしてまた、春から行っている減量キャンペーンなどによりまして、有料化の対象であります燃やせるごみと燃やせないごみにつきまして1.1%の微増というところにとどまったことがございますので、リバウンド現象というのはほぼ見られなかったのではないかなというふうに考えているところでございます。
 また一方、資源物も微増にふえているところでございますので、これはやはり市民の皆様に分別とかごみの減量に対する意識の方が浸透しておりまして、年間を通じてごみを減らす取り組みというものが定着してきた結果ではないかなと思っているところでございます。
 また、ことしは啓発活動の中でも新たな取り組みといたしまして、マイバッグキャンペーンの中で通常は店の外の方でキャンペーンの方をさせていただいていたんですけれども、ことしは中ででも、店内の中で、特にレジのところでも配っていただけるというような事業者さん、いただきましたので、そういったような、さらに市民の皆さんに実質的に、本当に使っていただけるような取り組みという形で実施することができました。今度もこのように市、あるいは市民、事業者さんが一体となった取り組みの方を検討して、ごみの減量効果の継続を図ってまいりたいと思っております。この結果につきましては、12月4日の「広報みたか」でお知らせするとともに、ホームページにも掲載させていただきまして、市民の皆様への情報公開をしまして、ごみの減量・資源化に引き続き御協力いただくようにPRをしてまいりたいと思っております。
 もう一点です。平成22年度におきます歳入歳出の決算額について表を載せさせていただきました。歳入につきましては、家庭系ごみの処理手数料にいたしましては2億9,800万余でございます。そして、あとは広告の方の収入として115万円余。もう一方、緊急雇用の創出区市町村補助金でございます。これは減免の受け付けの際に臨時職員さんを雇用させていただいて処理を行ったところでございますけれども、こちらの方の雇用につきまして補助金の方を活用させていただきまして180万円余という形で、歳入につきましては3億156万2,000円余という形になっておるところでございます。歳出につきましては、家庭系ごみ有料化に関係する経費の7,500万円余、こちらの方が歳出の対象になっております。あわせまして、収支につきましては2億2,570万円余でございます。こちらにつきましては、可燃ごみ、不燃ごみの収集業務委託料の方に充当をさせていただいたところでございます。以上でございます。


◯環境センター担当課長(小池 晋君)  私の方からは、環境センターの平成23年度上半期の実績について御報告させていただきます。
 資料3でございます。まず1としまして、平成23年度三鷹市環境センター上半期の実績としまして、ごみの搬入量でございます。環境センターの方に入ってきたごみでございますけれども、これは市内の収集の可燃ごみ、それから武蔵野の相互支援、調布の広域支援、ふじみの可燃性のごみ、それから粗大ごみでございますけれども、1万7,072.31トンとなっておりまして、22年度の上半期よりも約2.1%減となっております。
 続きまして焼却灰でございますけれども、環境センターから出ました灰の搬出でございます。これは広域支援、相互支援、ふじみ等も含めまして、平成23年度上半期、1,649.29トンが発生しております。これも昨年度に比べますと5%減となっております。そのうちの1,210.94トン、これは東京たま広域資源循環組合のエコセメント化施設の方に搬出され、エコセメントの原料になっております。そのほかに、377.26トン、これは栃木の民間のリサイクル工場の方へ搬出しております。これは溶融してスラグにしまして、道路の骨材等に使用されております。
 続きまして金属でございますけれども、上半期61.09トンが発生しております。平成22年度の上半期に比べますと11.5%削減をされております。これは市民の皆さんの分別の徹底と、環境センターの方で今検査の方が不適物を撤去の検査をしております。その影響からか、相当の量が減っているということでございます。この撤去された金属、それから灰の中に入っていた金属につきましては、上記の栃木の業者でございますけれども、そこへ搬出いたしまして──いわゆる鉄ですね、磁石につく鉄、これについては灰を取り除いて鉄の原料、いわゆるスクラップとして鉄の原料になります。そのほかの金属は溶融された後、精錬所等へ持っていって各金属ごとに分解されまして再利用されているということでございます。
 続きまして、武蔵野の相互支援でございます。これは、年2回のオーバーホール、焼却炉がとまりますけれども、その焼却炉のとまったときにお互いに助け合いましょうというものでございますけれども、4月に武蔵野市から326.47トン、6月には三鷹市から武蔵野市へ320.52トンが搬出されております。
 広域支援でございます。毎年調布市のごみを搬入しておりますけれども、年間4,300トンを上限として受け入れております。上半期6カ月の実績でございます。1,538.92トンが搬入されております。実際に調布市さんの方もごみの減量をされているようで、ごみの量が減っているということでございます。
 続きまして計画停電と電気使用制限です。平成23年の3月11日、大震災におきまして計画停電が実施されましたけれども、三鷹市の方としては東電さんといろいろ協議をしながら瞬間の停電──瞬停と言っておりますけれども、だけで、あとは通常どおり運転ができるように回避できました。続きまして、夏の使用電力制限、電気事業法の第27条でございます。これは環境センターも500キロワット以上の事業所として対象になっております。今回基準最大使用電力量というのが1,050ということで環境省の方から通達が来まして、これの15%を削減しなさいということになっておりました。その15%というのが893キロワットでございまして、これを超えてはならないということでございました。通常7月にオーバーホールの工事をやりまして、3炉運転をしなければいけない。これを今回早目に用意しまして、6月にその3炉運転をやったおかげで、7月から9月9日まででございますけれども、最大電力量を745キロワット、約28%の減ということでクリアをしました。
 ISO14001でございます。平成16年度に認証をいただきましてからもう7年目に入っておりますけれども、平成22年11月29日、30日の2日間をかけまして更新審査を受けまして、今後、再来年、25年の3月まで一応この定期審査を受けながら継続していくということでございます。
 最後でございますけれども、5番目、焼却灰の放射能でございます。これも福島県の災害廃棄物の処理の方針によりまして焼却に伴って発生する主灰、飛灰の放射能濃度の取り扱いが定められております。御存じのとおり、たま広域循環組合でも同様の基準で日の出町と協定を結んでおります。放射性セシウム、合計値が8,000ベクレル以下であるということでございます。三鷹市の環境センターでも7月11日、それから8月15日、9月15日とはかりまして、この基準から大幅に下回っているということでございます。以上でございます。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  エの空きびん・空き缶戸別収集地区の拡大について御報告させていただきます。本事業につきましては、通常コンテナを前日配布いたしましてびん・缶の資源収集を行っているところでございましたけれども、やはり収集の方の分別を徹底すること、及び前日に設置でございますので、投入する際の騒音、あるいは残存物の臭気、あるいは狭い道路での交通障害、こういったところの問題を解決するために、平成20年の11月から戸別収集の方を実施いたしまして、地区を拡大しているところでございます。
 本年度につきましては、11月4日及び11日より金曜日の収集地区に地域を拡大させていただきまして、実施をいたしているところでございます。実施に当たりましては市民の説明会を6回開催しまして、市民の皆様への周知に努めました。また、集合住宅につきましては、事前に理事会や管理人さんと個別に調整を図ってスムーズな事業に努めたところでございます。
 今回の地区といいますと金曜日地区でございますけれども、地域といたしましては、第1・第3の金曜日地区は下連雀の一丁目から四丁目地区、第2・第4の金曜日は牟礼地区ということでございます。11月4日、先週の金曜日から既に実施をさせていただいたところでございます。市民の皆様からのお問い合わせ等は余り、10件程度だったでしょうかね。地域の数、世帯数を考えると、かなり浸透して、皆さんきちんと出されていただいたというふうに感じているところでございます。
 周知活動につきましては、市民説明会の方が6回、チラシの方は対象地区において全戸配布させていただきました。広報につきましては9月の4日及び10月2日ということで2回出させていただきました。また、一方、収集のコンテナは事前に9月、10月のときにコンテナ自体に周知の方のビラを張らせていただきましたので、これ、かなり結構皆様の方の周知の方の効果高かったかなと思っているところでございます。最後になりますけれども、集合住宅向けの事前意向調査ということで、これは緊急雇用の補助金の方を活用させていただきまして、やはりこの地区、集合住宅が非常に多いものでございましたので、8月のころから事前にパトロールを別に設けさせていただきまして、徹底的にマンションさんの方、できれば私どもの方としてはコンテナの方を使って出していただきたいなと思ってたので、その辺を調整をかけるということでやらさせていただいたところでございます。以上でございます。


◯委員長(吉野和之君)  以上、アからエまでの項目についての説明をいただきました。これまでのところで質疑に入ります。


◯委員(寺井 均君)  おはようございます。よろしくお願いします。最初に放射線量のところです。0.2以上というところが3カ所ということで、原因をお聞きしようかと思ったんですが、先ほど水がたまりやすいというところとか、雨水が浸透しやすい云々ということがありましたので。大分はかっていただいて経験値も大分積まれてきているんだとは思うんですけれども、逆に言うとこういう数値が出そうなところというのもある程度予想ができるかと思うんですけれども、今後の計測、定点も大事だと思うんですが、そういうところを含めたところの今後こういう形で進めたいということがありましたら、教えていただきたいなというふうに思います。
 それと、家庭ごみ有料化実施後の推移ですけれども、燃やせないごみが前年と比べると350トンということで伸びています。このまま伸びてしまうと前年同期の2,500になってしまうということなので、3月の被災ごみというんですかね、震災ごみというものがあるというところがあったんですが、例えば1カ月前まで、2月までのところと3月、ちょっとその辺のデータがあったらお願いしたいなと思うんですが。震災ごみ、それほど三鷹では影響なかったのか。ブロック塀が崩れたとかっていうことがありました。でも、あれはこのごみとはならないと思うんで、その辺の2月まではどうだったのかということで、燃やせないごみがリバウンド、どうなのかなとわかりづらいところがあったので教えていただきたいなというふうに思います。
 あと、有料化に係る歳入歳出があります。これは有料化に係る部分だと思うんですけど、実際のごみ事業のあれとして2億2,500万、委託料に充当とありますけれども、これは全体的にはどれぐらいに寄与しているのか、ごみ事業の10%なのかなとは思うんですが、その辺ちょっと教えていただきたいと思います。以上です。お願いします。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  これからの空間放射線量の測定に関しましては、一応小学校、中学校等々、校庭とか園庭とかございますので、そこの中央は定点的な意味合いで今後も続けていきたいと。そのほか2カ所、雨どいだとか、水たまりだとか、そういうのを学校とか、その場所に応じて、ここは高くなりそうな雰囲気があるところを中心的に2カ所選定していただいて、測定していきたいというふうに考えております。その選定については施設担当者の方に一応ゆだねる形にはなっております。以上です。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  不燃につきまして、2月までですとパーセンテージ的にはちょっとないんですが、150トン程度なんですね。ここのところで見ると、やっぱりそのようで310トンですので、若干。実は3月、4月ですか、瀬戸物とか、ああいった食器類を中心にどうしましょうかというのはお問い合わせがありましたので、やはり若干ですけれども、影響が出ているのかなというふうに考えているところでございます。
 それとあと3番目の収支でございます。多分、ごめんなさい、正確な数字はないんですけれども、可燃ごみ、不燃ごみの収集委託料が4億ぐらいだったと思っておりますので、そのうちの半分ぐらいなのかなとは思っておりますけれども。ちょっとごめんなさい、正確な数字はあれですけど、おおむねそのような傾向になっているところでございます。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。特に放射線の測定、そういう形で候補を挙げていただいてやっているということなので。やっぱり市民の皆様も大分薄れてきましたが、やっぱり私の近くの方はどうなのかということで、世田谷とかいろいろなところでぽっと、急にそれとは関係ないものも出てきている部分がありますので、それとちょっとなかなか理解されなくてということで、うちの近くも早くやってほしいみたいなことがあったりしますので、そういうところをなるべく要望を聞いてやっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
 先ほどの震災ごみの件で、そこの部分だけ、それで言うと200トン分ぐらい3月に集中しているってことなので、その辺があったのかなと思います。2月もあれでしたら150トンぐらいということなので、ちょっとその数字がどうのこうのというのは、またこれからの分析とか御判断だと思いますが、リバウンドに関してはまたぜひ注意していただいて。また、続けて言っていかないとやっぱり厳しいものがあるかと思いますので、定期的なそういう告知なんかもお願いしたいと思います。以上です。


◯委員(栗原健治君)  それでは、初めに空中放射線の測定についてお伺いします。前の委員も質問されたので、もう1つ踏み込んでお聞きしたいんですけれども、この一般的な毎時0.24マイクロシーベルト以下を目安とされていると。測定結果で0.20マイクロシーベルト以上の場合には念のため洗浄するということで、今回対応されたということですけれども、この0.24という値は年間1ミリシーベルトに達しない数値と思うんですけれども、計算式がですね、どういうふうにこの0.24の場合には計算されるのかというのを確認しておきたいのと、実際上、この間の全国、関東でも、東京でもそうですけれども、関心のある方、市民の方々が調査をして、高いところがあると。そこを確認して、実際に福島原発の影響の場合なのか、それともほかに原因があるのかというのが具体的に調べられて明らかになっているというふうに思います。
 行政として取り組むのには、正確性という側面からも箇所数が限られていると思うんですね。全体で言うと、市民が簡易なもので測定をして、周りと比べて相対的に高い数値が出るところは確認をしてほしいという形で新しいというか、ホットスポットが発見されているっていう現状があると思います。三鷹市におきましても、やはり行政がやるには全体を通して限界がやはりあって、市民との協働というのはすごく重要じゃないかと、この間のホットスポットを見つけて、それに対しての対応をするのにも必要じゃないかというふうに感じています。三鷹市のこの継続的な計測とあわせて、市民に簡易な計測器を貸し出しをする、また、学校などでも園庭の、言ってみれば敷地内で気になるところを独自にはかることができる取り組みというのは考えられないでしょうか。
 今回新しく測定をしていく場所、定点測定の部分でも、校庭とか園庭の中心部分──一番子どもたちが使う場所をはかって、あとの2カ所は管理者の要件に沿って測定するということでしたけれども、2カ所ということでしたよね。2カ所を限定するのもすごく重要なんだけれども、どこをしていいのかというのは実際のところなかなか難しい側面があるというのが実態だと思うんです。より安全性を高めるため、これからの課題がそういう簡易な傾向を測定する取り組みと、それにあわせて気になるところを見つけ出してより正確な測定をするということが課題じゃないかというふうに思うんですけれども、その点での取り組みをどういうふうに考えているのか。各園、学校などに対しても測定器などを、言ってみれば配置していくというような考え方も必要じゃないかと思いますけれども、今の状況を検討されていないのかどうなのか、お伺いしたいというふうに思います。
 また、市内の施設というのははかられてきていると思うんですけれども、保育園とかですと、近隣の自治体の公園にも遊びに行っている場合があるんですね。そこは大丈夫なんだろうかという不安の声があります。自治体が違うので、他の自治体がはかっているかどうかというのを確認して、はかっていなければお願いする以外にないかと思うんですけれども、実際に三鷹の保育園の園児が他の自治体の公園に遊びに行っているという状況で、お互いの情報交換等、もしやっていないのであれば、その計測もお願いするということができないのか、そういう協力関係というのが結べないのか、お伺いしたいというふうに思います。
 あと、ごみの減量の件でお伺いします。今回有料化された中での2年目の数値ですけれども、目標値として、この2年間、それぞれ1年目、2年目で総量をどういうふうに数値が記されたのか確認したいというふうに思います。その上で、その目標値に対してどうだったのかということもお伺いしたい。実際にこの数値を広報でお知らせするということですけれども、一定の減量の取り組みというのも定着してきているという判断で、リバウンドがないという観点でいえば1年目、2年目の取り組みというのは進んで、それが定着しているという見方ができると思います。
 ただ、実際にさらに減量していく課題というのも持っていると思うんですね。そういう点でいうと、さらなる減量の取り組みを広げていくっていう観点で、どのような取り組みが市民の中で広がっているのか、定着しているのかというのは、具体的に検証して、それを把握して、それを広げていく取り組みというのが、現状からさらにステップアップしていく上で重要かと思うんですけれども、その点での取り組みをお伺いしたいと思います。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  まず、0.24の計算式、0.24マイクロシーベルトに至る計算式、ちょっと難しいんですが、一応私どもの方では、平成23年6月22日に東京都の測定器の貸与の説明会というのに伺いまして、東京都の方から説明をいただいた中に、測定結果の中から1年間の積算線量を推計する場合というような例示がありまして、測定結果から自然放射線量を引いて、その値を一応屋外に8時間いる、それから木造家屋に16時間いると仮定をしまして、木造家屋の場合は0.4を掛ける、4割として計算する。それを足し合わせて24時間、365日を掛けた値が、いわゆる自然放射線を除いた、今回の福島第一原子力発電所の事故による外から入った放射線の測定というふうに計算をします。その計算が0.19毎時マイクロシーベルトを超えるような値であると、自然放射線が0.05マイクロシーベルト毎時というふうに計算すると、それが1マイクロシーベルトを超えるというような計算式になります。
 東京都は0.05を使っているんですが、国の場合、全国平均で0.04弱ぐらいの数字を使っているケースもございます。ですから、一概にこれが正しいという数字はなかなか難しいんですが、私どもは都内にいるということで、東京都のこの0.05毎時マイクロシーベルトという自然放射線量を念頭に置きますと、ここで先ほど申し上げた0.24マイクロシーベルトというふうになるというようなことが、まず1点目のところです。
 それから、市民の方が高いところがあった場合どういうような対応をというようなお話がありましたけれども、10月21日に文部科学省と日本原子力研究開発機構から放射線測定に関するガイドラインというのが出されておりまして、このガイドラインは地方公共団体、民間団体等による放射線の測定の結果、周辺よりも放射線の高い箇所が、地表から1メートルのところで1マイクロシーベルト毎時以上の高い数値が発見された場合は、地方公共団体ではかるとか、あるいは文部科学省に連絡をしていただいて対応するというような方向性のガイドラインが出されております。1マイクロシーベルトですから、三鷹市においてはここまで高い、いわゆる1メートルの高さでということになりますが、とは言うものの、三鷹市は先ほど申し上げたとおり0.20マイクロシーベルト以上というような内部的な、一応指針等を定めて対応しているところですけれども。
 一応1つの事例を申し上げますと、市民の方から非常に、1メートルのところでも2マイクロシーベルトの高い値が出ているので、道路上ではかってほしいというような御要望があって緊急に伺ったこともあるんですが、実際私どもの機械ではかりますと0.10マイクロシーベルト、あるいは0.11マイクロシーベルト程度で一般の値と変わらなかったという事例がありますので、そういった部分も含めて、今後、市民の皆様が持っている機械──中国製だったんですけれども、そういった機械の精度の問題もありますので、この辺は慎重に、私どもが測定している数値を参考にぜひしていただいて、方向性としては確認していただければというふうに思っているところです。
 それから貸し出し。継続的な計測とともにいろいろな方へ貸し出しをしたらどうか、あるいは学校に配置したらどうかという御質問もございましたが、なかなかやはり、今私どもでも第2種放射線取扱主任者の方を中心に測定をしていまして、測定する場合にもいろいろその方のアドバイスをいただきながら測定しているところですので、スイッチを入れてから何分間かは保持しなければいけないとか、いろいろなルールがあって、それを市民の皆様がぱっとはかって出た数字を読んで混乱してしまうのも、また不安を広げる形になってしまいますので、現時点では今ある体制の中で進めていきたいというふうに考えているところです。
 それから、いわゆる保育園で園庭がなくて近隣の公園で測定をするというようなケースがございます。これは、公園の方も緑と公園課と連携をとって、公園選定の際にそういった保育園がよく使っているような公園、市内の公園については測定を実施しているところです。それから、よく聞かれる井の頭公園とか野川公園が近隣にございまして、ここは都立公園ですので、直接私ども現時点でははかっていないんですが、現在の状況では緑と公園課を中心に私どもで測定をさせてほしいという申し入れ等をしている段階です。向こうから正式なオーケーがいただければ、私どもの方で測定させていただいて、測定結果をホームページ等で公表していきたいというふうに考えているところです。
 それから、他の自治体の情報──先ほど保育園の方が他の自治体の公園を使っているかどうかまでちょっとこちらでは把握していないんですが、要望があれば他の自治体とも連携を図っていろいろと情報交換をしていきたいというふうに考えているところです。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  ごみにつきまして2点ほど御質問をいただきました。まず1点目、目標値でございます。私どもの方の目標値はごみ処理計画の中で述べさせていただいているんですけど、今年度改定がかかるところでございますけれども、今のところ、目標値というのは1人1日のごみの排出量──すべてのごみですね、総排出量の方を今年度は725グラムにしたいというようなことで、今改定の方を進めているところでございます。ちなみに平成22年度では743グラムでございましたので、こういったところの数値をお見せしながら。
 あと、もう一点では、燃やせるごみ、燃やせないごみにつきましては、前年度の1%減という形で目標値出ておりますので、この辺も市民の皆様にわかりやすいような形でちょっとお見せしながら、こういったような数値の目標を持っていますので、御協力いただきたいという形でお示しをしていきたいなと思っているところでございます。
 あともう1つ、今後の方の展開でございます。端的に申しますと、今回のキャンペーン等でもございましたように、やっぱり事業者さんをもうちょっと一緒に巻き込んでっていうんじゃないですけれども、一緒に減量に対しての取り組みを進めていくというのが必要かなと思っています。この辺は私どもの方のごみ減量等推進員さんの中での会議の中で新たな取り組みという形で御提案があったのを、今回反映させたところをちょっとそういったところで御協力いただいたというので、この辺がもう1つの取り組み。
 もう一方は、私どもの方は具体的な取り組みとして水切りをお願いしたい、あるいは分別を取り組んでいただきたいというのをやっております。ここも、ことしは夏のところで報道等がございまして、実際に市民の方のお宅に行っていただいて、どんなふうにしてやっているんでしょうかというような形でお見せする機会もできましたので、こういったのを参考にして、もっとわかりやすい、具体的にどうしてくださいというようなところを示しながら、さきに申しましたような目標値に絡んで市民の皆さんによりわかりやすく、やり方とか方法などをお示ししていければなと思っているところでございます。以上です。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  ちょっと補足説明をさせていただきます。計算式についてちょっとわかりにくかったので、読み上げたいと思います。測定結果から1年間の積算線量を推計する場合は以下の式によると。(測定結果引く自然放射線量)掛ける(24分の16──これは時間ですね、掛ける0.4足す24分の8掛ける1)掛ける24時間掛ける365日というふうになります。ですから、測定結果が0.24で自然放射線が0.05というと、ここで0.19になると。掛ける24分の16というのは、24時間中の16時間掛ける0.4、4割ということですね。足す24分の8掛ける1というのを括弧閉じて、24時間掛ける365日というふうな計算式になります。以上です。


◯委員(栗原健治君)  ありがとうございました。ごみの減量の問題ですけれども、1日1人当たり725グラムを目標値にしようということで、この割合、この1日1人725グラムにすると、年間三鷹市の燃やせるごみはどのぐらいになるという数値というのは出されていますよね。その数値を明確にするっていうことが、どのくらい取り組んできているのかという三鷹市全体の指標になるっていうふうに思います。その点で、それぞれの資源ごみも含めて1人当たりの割合と同時に、今の到達している値がどうなのかということと、それぞれの燃やせないごみ、燃やせるごみ等々、毎年、前年度比で1%減を目標にしていくというお話でしたけれども──関連性ですよね、は明確にする必要があるというふうに思います。
 取り組んでいる人は今までも取り組んできていたし、2年前からはより徹底して、また意識を持って行われているようになっていると思いますけれども、それをさらに広げていく点で、先ほど生ごみの水切りというのが言われましたけれども、どのくらい水切りをされている人が市民の中でいるのかっていう具体的な数字も出されると、取り組んでない人はより意識づけもされるし、取り組んでいる人が取り組めていない人に対してより啓発することもできるという点で、調査も必要かと思うんですけど、もしそこの具体的などれぐらい取り組まれているかっていうことが調査されていて、わかっているのでしたら、教えていただきたいというふうに思います。
 この取り組みの中でリバウンドをしないようにしていくっていうことは重要ですし、1年目、2年目というよりも、3年、4年、5年、10年というところが指標になると思いますし、取り組んできた減量の目標値に対しての到達、達成したときにはそれを何らかの形で返していく工夫。市民が減量に取り組むモチベーション、動機づけを、ごみを減らすっていう意識づけとあわせて、この取り組んだことによって返ってくるというものを具体的に検討した方がいいというふうに思います。家庭ごみ、有料の袋もありますけれども、一定量本当に減らしていけば、ごみ袋を配布していくだとか、意識的な減量に対してのインセンティブもぜひ検討していただきたいということをお伝えしたいというふうに思います。
 空中放射線量の測定の問題ですけれども、都立公園などではまだされていないということで、東京都は独自にもやっていないのでしょうか。公園自体が広い地域で、草原もあれば、遊具もあったり、また高い木立もあれば低木の木立もある。水たまりは必ずしも排水の状況が管理されている状況ばかしではないんで、三鷹市として独自に調査してほしいというお願いをしているということだというので、ぜひその点での確認は協力して進めていっていただきたいと。もう半年以上たっているので、測定しないという立場では東京都もないと思いますので、早期に実施していただきたいというふうに思います。また、他の自治体との連携の面でも、三鷹市の公園に遊びに来ている方、他の自治体で、保育園で市境のところではある事例ですので、お互いに協力し合うことをぜひやっていただきたいというふうに思います。
 放射線の測定の件なんですけれども、測定器によってばらつきがある、必ずしも正確な数値が出ないっていうこともあります。そういう中でも正確な測定というのは本当に時間がかかるし、場所が限られている。私はある点で言うと、簡易な計測をふやすことによって危険箇所を早急に見つけるっていうことが重要かと思うんですね。一般の市民が買い求めているものは本当に安価なものから、それなりにはかれるものも、行政が使っているような仮測定値として一定信頼できるものもあると。福島など、ボランティアに行ったときにテレビのニュースの中で、簡易測定が本当に頻繁にされている状況がテレビのニュースの中でも流れているんですね。どういうふうに取り組まれているのかといったときには、やはり簡易なポータブルなもので計測を広げているという状況があります。
 細かな測定を本当にしていく上では、それぞれの一定信頼できるものを貸し出ししていくっていうことがかなめだというふうに、この間の取り組みの現状で考えたときに感じています。私たちもできるだけ市民の取り組みというのも進めていらっしゃる方もいらっしゃるのでね、そういうところでの協力というのも当然ですけれども、市民も含めて、また計測チームというか、今の測定の1つの測定ではなかなかはかり切れない部分をどういうふうにカバーしていくのかっていうのはこれからの課題だと。実際に他の自治体では、一定安定しているというよりも、平均的な数値が出ているというのはわかってきているので、より集中しやすい場所を中心に調べようという動きが今あります。
 先ほどにも経験に基づく出やすそうな場所というのがわかりつつあると思いますので、今後の検討課題として継続的にはかっていかなければならない課題でもあるので、ぜひ各学校だとか、保育園だとかの施設に対しての簡易な計測器の導入の検討をぜひしていただきたいと。また、市民に対しての貸し出しというのも、グループなど、町会などの単位で取り組めるように仕掛けをつくっていくことも安全を守る上で重要かと思うので、提案させていただきたいと、また検討していただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  確かに原単位の話、家庭系の可燃ごみ、不燃ごみ等々の分析もしておりますので、そういったところをお見せしながら。ただ、なかなか725グラムとかっていうのをグラム数で言うとわかりにくいので、その辺もどのぐらいのものなのかと。例えば100グラムだったらミカン2個だとか、そういったものもあわせて家庭系の方のものについてもお示しをしていきたいなと思っております。
 もう一点、水切り等の実態の調査ということでございますけれども、実際に調査はしておりません。ただ、ことしもキャンペーンとかイベントの中で、マイバッグの関係で調査をうちのごみの委員さんがやっていただいたのがありますので、そういったところで、またこの視点でキャンペーン中、あるいはイベント中でもお客さんに対してアンケートをとることも可能でございますので、こういったところで工夫していきたいなと思っております。


◯生活環境部調整担当部長(竹内冨士夫君)  今委員さんの方からさらに細かく測定をということで御要望をいただいたところでございますが、私どもの方としては1次、2次、3次ということで、既に100カ所、それから70カ所、170カ所、これでまた100カ所ということで、1カ所当たり3カ所程度はやっておりますので、本当にトータルですと1,000カ所、本当にシラミつぶしにやっているというような状況だと思います。これは他の自治体と比べていただいても同様かと思っております。
 高い線量が出そうなところというのは、確かにいろいろ雨どいの下とか、そういった水たまりとか言われておりますので、基本的に公共施設については私ども、測定と同時にそういうある程度人が利用する、そういったところについては、可能性の高いところについては測定と同時に洗浄ですね。洗浄と言うとちょっとあれなんですけれども、清掃を徹底していただくということで、これは庁内の方に私、チームのリーダーをしておりますけれども、各公共施設の管理者の方に清掃を徹底するようにということで指示を出しているところでございます。


◯委員(栗原健治君)  わかりました。初めの担当者のお話で、今後の取り組みというのは今の体制でやっていきたいということであったので、現時点の取り組みの中で課題として、また今後の取り組みの中でどういうふうにしていくのかという点で、ぜひ議論していきたいというふうに思っているところです。実際に本当に三鷹市の取り組みはかなり細かく、場所的にはやっていると思います。今度公園、私どもも自分たちで購入した測定器で言うと、1カ所でも、本当に数え切れないほど箇所数をはかる場所が、気になる場所というのがどんどん出てくるんですよ。保育園でも学校でもそうですけれども、子どもたちのいる場所というのは無数に、校舎の屋上も含めてあるわけですよね。そうすると、学校の中で3カ所というのは、僕は決して測定のやり方というか、測定をしている状況からやり方を含めて考えると決して数が少ないとは思いません。簡易の測定器でも本当に1分近い計測で5回ぐらいとって、その平均値をとるというようなやり方で、1カ所のところのばらつきをなくそうという取り組みの中で市民の方もやっているわけですね。
 そういうことで言うと、1つの機械で計測するのは本当に時間がかかって、できることなら何カ所とやりたいという思いだというふうに察しています。ただ、現実的な側面で言えば、三鷹市全体の公共施設という視点と、どういうふうにそれを網羅していくのかという観点に立った取り組みだと思うんですね。その点で、三鷹市の測定、本当に正確な取り組みでされているので、もっと粗いというか、薄く全体をはかるような取り組みでポイントを絞った測定に、より効率的に転換していく時期も来るんじゃないかと思うんですよ。1カ所1回はかればそれでいいというふうにも今言われていないんですよね。はかったところが、また1カ月後とかにはかってみると、高くなっていると。それはどうしてなのかというのはなかなか原因が特定することはできないわけですけれども、吹きだまり的なところはやっぱり継続的にやっていかないと、今後その推移はわからないという点もありますので。今後の測定のあり方について、三鷹市のこの間の蓄積を検証した中で、他の自治体とか国や都の取り組みも含めて、より市民を放射線の影響から守るという視点に立った取り組みに発展させていただきたいと思いますので、御検討をお願いします。それじゃ、この辺で。


◯委員(嶋崎英治君)  最初に放射線量の関係から質問させていただきます。この一覧表がありますよね。この中には、市民の要望に基づいて測定したところが入っているのかどうかということ。
 それから、2つ目は、市民の自主的な測定結果によって、ここを測定してほしいということに基づいて測定したところがあるのかどうかということ、2点目ですね。
 3点目、洗浄等という部分、清掃ということは具体的にどんなことをされたのかということですね。これが3点目。
 4点目。国の指針、地上1メートルですか、1マイクロシーベルト以上ということなんですけど、これを三鷹市が重視してやっている5センチメートルの方に換算をするとどのくらいの数値になるのかということが、4点目です。
 5点目。川崎市のことがかなり報道されて、それから先、また市民の皆さんから私どもへの問い合わせだとか、市に言ってきたよとかっていうのがあるんですよ。川崎市の事態について、市は何かチームで分析したり、検討したりとかっていう経過はあるんでしょうか。以上、5点です。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  先ほど第2次の放射線につきましては、市民の方の要望に基づいて測定したという箇所は基本的にはございません。この、例えば重なるところはあるかもしれません。例えば認証保育園等につきましては、御要望があればと先ほど御説明をしましたが、そういった市民の方の、いわゆる自分の保育園は公立ではないんだけれども、はかってもらえるのかななんていうようなお問い合わせの中で予定しているところはありますというようなことで重なることはございます。
 それから、公園につきましても、どちらかというと自分のところが子どもさん、お孫さんが○○公園にいるんだけど、そこを測定してほしいというところで優先的にそれを緑と公園課の方に伝えて、選定については配慮していただくようなことはございます。
 そのほか、個人宅につきまして、例えばやってほしいということに関しましては、現在公共施設を優先、子どもさん施設を優先しているので申しわけございませんということでお断りをしている状況です。
 それから、市民の皆様が自主的に測定した値で高いというのは先ほど事例を申し上げたのが1つ、そのほか、基本的にぜひここの部分をはかってほしいという直接的な要望というのは、個人宅であれば、申しわけございませんと、先ほどの説明のとおりで、基本的には1マイクロシーベルトを超えるような値のところについては、ほかには例はございません。
 それから、洗浄につきましては市民センター内の第三庁舎のところにつきましては、砂ぼこりがたまっているような状況でしたので、先ほど申し上げました放射線測定に関するガイドライン、文部科学省の方、日本原子力研究開発機構で定められているような洗浄、ブラッシング等を行って、そこの部分をきれいにしたというような状況です。雨どい等につきましても水で洗浄等、表面の表層の部分で一番高いだろうと思われるところを洗浄して、ある一定程度洗浄した後に、その下の土を念のためほかのところに入れかえたような形で、新しい土に入れたというような状況がございます。
 それから、地上1メートルで1マイクロシーベルトを、地上5センチメートルで換算するとどのぐらいの値になるかということについては私ども知見がございませんので、そういうような場所もございませんので、それがどのぐらいの値かというのはちょっと申しわけございませんが、こちらではわからない状況です。
 それから、川崎市に限らず、柏市とか、そういった情報については収集しておりますが、現時点、三鷹市でそういった高いところというのを確認されておりませんので、そういうところがまたもし確認できた場合については、対応について検討するというような状況になっています。ただ、そのところの、例えば柏市では公園でも0.4マイクロシーベルトが出ているとか、そういったような情報についてはつかんでおりますので、今後の他市の対応についても適宜情報収集をしていきたいというふうに考えているところです。以上です。


◯委員(嶋崎英治君)  今後のことになりますけど、2次から3次、4次というふうにやっていくのかなと思いますよ。0.20マイクロシーベルト以上の場所について洗浄ということですから、これは三鷹市の自主的な判断ということですから、そういうことをやることによって市民がある意味では安心するということもありますからね。その姿勢は貫いてほしいと思います。市民の要望というか、私どもの会派でちょっと設定をして、公会堂の屋根の雨どいの下周辺で、ある機械では0.48から0.50ぐらいを測定して、市の側に測定してほしいという要請をしたんですが、そこは測定をなさったのでしょうか。
 それから、土を入れかえたとありますよね。入れかえたということは、高くなった土をどこかに保管しているということになるんですけれども、それをどういうふうにされているんでしょうか。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  市民センター内でたしか公会堂別館の雨どいのところを御指摘いただいて、ちょっと高目に出るようなケースがあるので測定をしてほしいというような御要望をいただいたケースも、ある議員さんの方からあります。それにつきましては、市民センター内を測定するようなときに注意して、全体細かく測定することも考えていますので、その際に対応させていただきますというようなお答えをさせていただきました。
 この10月28日及び31日、2日間にかけて測定したところで、ここでは10月28日及び31日の空間放射線量測定結果のところでは、公会堂別館西側というところが雨どいがそのまま吸い込みになっているところがございまして、多分ここではないか。場所については細かい御指定がなかったものですから、別館についてはここの雨どいを1つ参考に測定をさせていただいたところ、0.07毎時マイクロシーベルトだったというふうに確認しています。場合によっては、公会堂の西側の0.23というところが御指摘のところだったのかもしれませんけれども、公会堂についても周辺、このような形でいろいろな排水口、植え込み等も含めて測定をしたところです。
 もう一点、土の入れかえに関しましては、表層をしっかりと洗い流して、そのある一定程度の数値の低減等を確認した上でその土を入れていますので、別の場所に穴を掘って入れて、その穴を掘った土をそこにかぶせる。ほとんど値がないんですが、念のためというような考え方でやっているところでございます。以上です。


◯委員(嶋崎英治君)  最初にそういうふうに洗い流すと言っていただけるとわかるんですけれども、入れかえたと言っちゃ、土をどこかへ持っていったというふうに場合によっては読み取ってしまうから、微妙なことですからね、具体的なことでこれから説明するようにしてください。
 私どもが指摘した箇所は公会堂の別館ではなくて、だから、これでいうと西側のところになるのかな、あそこトイレがありますよね、敷地内に。それで、ちょうど向かい側に、公会堂の向こう側につながっていくということなんで、そこかと思います。ですから、今後のどこを測定していくかという場合においても、いろいろな、ここは集中しやすいなとか、そういうことが分析されていると思うんですよ。そこは、そういう注意しながらやっていってもらいたいと思います。
 それから、保育園、あるいは学校とか──公立幼稚園はなくなりましたけど、幼稚園など、子どもさんのいる施設というのが親御さん、一番心配なわけですよね。ですから、これも私からの要望になりますけれども、市が全部やるといっても、なかなか今の測定、かなり考えて正確な数値が出る、時間もかけないとできないものですよね。ですから、その園の施設管理者なり学校の管理者なり何なりが、親御さんから言われることはあると思うんです。そうした場合に、やっぱり簡易なもので測定して──正確にはまた精密な機械で市の方の環境政策課の方でしてもらうからというようなことも、ぜひ検討していっていただきたいと思うんです。
 ですから、そういうふうに念には念を重ねていくことによって、命を守ることに三鷹市は一生懸命やっているんだなというふうに、信頼関係がそこから出てくると思いますから、財政状況が厳しい折ですけれども、そういうところにお金というのは使うことじゃないかなと思いますから、ぜひ前向きに検討していただきたいと思います。これは答弁結構ですから。
 それから、国の指針、そういうところでそういう数値が出てないからという、簡単に言うとね、三鷹で1メートルのところで例えば0.20が出たら、それを5センチに直すとどのくらいかっていうのは他のデータの比較でできるのかなと思ったんで、そんな簡単にできる方程式じゃないんですかね。


◯環境政策課長(岩崎好高君)  申しわけありませんが、その辺は私ども、資料なりデータなり持っていないものですから、すぐに1メートルが幾つで下が幾つと換算できるような数値も私どもでは存じ上げませんので、かなり難しいということだけ申し上げて、済みません、よろしくお願いします。


◯委員(嶋崎英治君)  私も先日、東海第二原発を再稼働するなということで会社に申し入れしてきたんですけれども、あの辺に国の方が設置しているモニタリングポストが1メートル内外なんですよね。それで、子どもは1メートルのところに口ないから。だから、やっぱり50センチとか、あるいは地面にさわっちゃうとか、落ち葉にさわっちゃうとかっていうことから、三鷹市も5センチというのを設定しているんだと思うんですね。ですから、そういう姿勢を、国とはちょっと違うよというようなことでも、それから0.20ということにしたということも宣伝しながら、その姿勢を貫いていってほしいと思います。
 ごみの方ですが、空きびん・空き缶、袋に入れて収集するようになりましたよね。あれ、出てたのになくなっちゃったとかね、袋に入ってるから、すっと。前は袋をいっぱい持って回っている、自転車や何かで回っている人がいたんですけど、最近はすっと持っていけちゃうのか、何かそういう苦情というか、事件というか、こういうふうにすることによってあったんでしょうかね。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  つい先週の4日から始めたんで、そこについてのお問い合わせ等はございませんでした。実は、以前はコンテナというところだったんで、どうしても出されるうちが特定していないものですので、逆にそこからアルミ缶なんかを抜かれるっていうのは、そういった情報はいただいたんですけれども。そういった面も、逆に戸別になるとどうしても家の前に出ているので、その辺はとりにくいというんでしょうか、そういったような状況ができているのかなと思っております。


◯委員(嶋崎英治君)  ありがとうございました。あと、リバウンドの問題、今経済状況も余りよくなかったり、びん・缶があったのは暑かったからかなと思ったりもしているんですけれども、ここのところは繰り返しいろいろな形で市民に働きかけていくということかなと思います。
 この表を見ると、古着が10.6%増ですか、燃やせないごみが19.5%増ということで、こういったところが今後課題になってくるのかなというふうに思います。ですから、1.1%だから、なだらかなリバウンドまで行かないというんでしょうか、というふうな御説明だったと思いますけれども、油断せずにやっていってもらいたいなというふうに思います。以上です。


◯委員長(吉野和之君)  休憩します。
                  午前10時48分 休憩



                  午前11時00分 再開
◯委員長(吉野和之君)  再開いたします。
 ただいま市側から資料の差しかえの申し出がありましたが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よってさよう決定いたしました。
 生活環境部報告、本件を議題といたします。引き続きオに対する市側の説明をお願いします。


◯都市農業担当課長(板橋久夫君)  大変資料の方では御迷惑かけて申しわけございませんでした。9月に皆様の方に今差しかえをさせていただきました資料で御報告を申し上げている状況で、今後のスケジュールの方を、基本テーマ、農のあるまちづくりについて、改定スケジュールを御説明申し上げます。10月に都市農業研究会等に資料等の説明を行うとともに、農業対策審議会のJAの皆様の方に本日皆様にお示しいたします内容を説明をいたし、並びに審議会の委員さん、農業委員会の委員様の方にも同内容を説明している状況となっております。11月、本日まちづくり環境委員会の方に計画案の案を御報告申し上げ、後に農業委員会の報告、その後理事者の協議で素案の確定に向けて進んでまいります。
 12月に入りまして素案の確定の報告といたしまして、まちづくり環境委員会並びに農業委員会、農業対策審議会の方に報告ということになります。年が明けまして1月、市民の皆様へパブリックコメントを求める状況で1カ月間の期間で市民の皆様からのコメントをちょうだいをする運びとなり、2月に東京都の方に同意申請の提出を行いながら、翌3月に入りまして、まちづくり環境委員会の報告並びに東京都からの同意書を受理いたしまして、振興計画の確定といたしたいと思っております。
 それでは、説明の方に移らさせていただきます。まず、差しかえをさせていただきます27ページの資料の方をごらんいただきたいと思います。9月にお示しをいたしました資料と変わっているところにつきましては、4本の柱の上から3番目、前回にお示しをいたしました内容につきましては、都市農業の理解者の拡大という表記を、今回市民と農とのふれあいの場の提供という形に変更させていただいております。
 続きまして、資料の方の説明に移らせていただきます。全部で10項目の説明となります。新規に計上してあります項目は6項目、変更につきましては4項目となっておりますので、それの説明をいたします。まず、資料の31ページをごらんいただきたいと思います。31ページ、まる1、まる2が説明の項目となりまして、まる1につきましては、都市農地保全条例(仮称)の制定。これにつきましては、潤いのある景観の提供、防災拠点としての機能、多面的で公益的な機能を保全をしていくために農地を守っていく観点から都市農地保全条例を検討してまいります。
 続きまして、まる2、農地の保全・整備手法の検討と推進の項目となります。失礼いたしました。A4の1枚のページの資料が一番資料の末にクリップどめされております。表裏面の項目で1枚目の1番から5番まで、裏面につきましては6番から10番まで記載してございます。これのところで変更のところを説明をさせていただきます。それでは、31ページの資料の方にもう一度お戻りいただき、まる1番は今説明をさせていただきました。
 まる2番につきましては、農地の保全・整備手法の検討と推進。これにつきましては、現計画では市街化調整区域への編入等の状況の表記となっておりますが、これを変更いたしまして、農地の保全・整備手法の検討と推進という形の変更といたしております。これにつきまして、東京外郭環状道路の整備事業におきまして、農地の減少が非常に多い状況の中でいかに農地を守っていくか、そういう関係を取り上げ、計画的に農地の保全を関係部局と連携いたしながら農地バンク的な取り組みを検討していきたいということを掲示をしてございます。
 続きまして、3番の32ページのまる1をごらんいただきたいと思います。農地の保全と農のある風景の推進。これにつきましては、相続等で大きな面積が農地が減少している中で、次世代にいかに現の風景を承継していくか、その辺の関係を踏まえまして三鷹風景・景観づくり計画2022(仮称)との連携をいたしながら、農のある風景を後世に引き継ぐということを掲げてございます。そして、東京都におきましては、今年8月1日付で農の風景育成地区制度を制定している状況でございます。
 続きまして4番目、37ページをごらんいただきたいと思います。これにつきましては、変更とさせていただいている項目で、農産物のブランド化の支援。これにつきましては、農商工の連携による生販一体型、六次産業化という形で、六次産業化の内容につきましては表の米印のところに記載してございますので、お目通しをお願いしたいと思います。そういうことを目途に置きながら、大消費地に立地している三鷹の農地の優位性を生かした状態でブランド化の推進を図ってまいりたいと存じます。
 続きまして、5番目の、39ページをごらんいただきたいと思います。こちらにつきましても変更といたしまして、地産地消の推進。現計画では流通・販売機能の強化の支援という内容となっておりますが、地産地消の推進という形で変更をしてございます。
 続きまして、説明資料の裏面の6番目、緑化センターの充実の支援。同ページの、39ページのまる2番、緑化センターの充実の支援。これにつきましては、現計画では緑化センターの移転という形で計画をしてございました。既に緑化センターは現位置に移転をしてございますので、緑化センターの充実を新たに掲げてございます。
 続きまして、同じページのまる4、三鷹産農畜産物の活用、これを新規の項目として掲げてございます。学校、保育園等で給食に農畜産物を使用し、地産地消を推進を目的としてございます。
 続きまして、8番目、ページ数にいたしますと42ページをごらんいただきたいと思います。42ページの農業公園の運営・利用の促進、これにつきましては新規としてございます。現計画、10年前には農業公園の構想が入ってございませんでしたので、新たな項目として現施設の利用の促進をしていくために、新たな項目として提示をしてございます。
 続きまして、9番目、ページ数といたしますと43ページをごらんいただきたいと思います。これにつきましても新規と掲示をさせていただいております。観光化事業との連携の推進ということで、これにつきましては、現在市民農園、体験農園を行っている状況の中で、新たにごく一部の方がもぎ取り関係を実施されている方もいらっしゃいますが、その辺を踏まえまして、駅前にございます観光協会等との連携をとりまして、新たな形の観光化事業を推進してまいりたいという形を提示をしてございます。
 最後の10番目、46ページをごらんいただきたいと思います。これも新規の項目として入れさせていただいております。他自治体との連携の強化。これにつきましては、三鷹市は都市農地保全推進自治体協議会という会に入っておりまして、すべてで38の自治体が加入して構成されている状況の団体でございます。ここを通しまして税法上の改正要望等、並びにいろいろな都市農地を守っていく、そういう形での提案をする協議会となっております。
 また、東京むさし農業協同組合管内、三鷹市を入れて5市なんですが、そちらとともに同様な内容のものを声を上げて国等への要請活動を行う方向を記載してございます。説明は以上でございます。


◯委員長(吉野和之君)  市側の説明は終わりました。これより質疑に入ります。


◯委員(寺井 均君)  説明ありがとうございました。では、よろしくお願いします。1点、三鷹の農産物のブランド化というふうにあります。三鷹のブランドはという、何か定義みたいな、こういうものを三鷹のブランドとして目指していくんだよということが何かありましたら、ちょっとどういうものなのかなということを教えていただきたいと思います。


◯都市農業担当課長(板橋久夫君)  非常に難しい質問なんですが、既に三鷹のブランド化ということでいきますと、キウイワイン、キウイフルーツもそうなんですが、東京ギンナンということでブランド化されているというふうに判断をしている状況の中で、今後どういうものがブランド化になっていくのか。現在あるものに付加価値をつけるのか、新たなものとしてやっていくかについては、こういう形ですよということでは、大変申しわけないんですが、現在お示しすることはできないんですが、例えばの話なんですけれども、加工品を新たなブランド化にする方法も六次産業の方であるのかなとは思っております。
 例えば先般農業祭のプレイベントで、先々週ですか、農業公園の方で青壮年部さんの方が三鷹のとれました野菜類、7項目だったと思うんですが、それを使いまして新川にある肉屋さんに協力依頼を行いまして、そちらでJAさんですので、ムーちゃんコロッケということで1,000個を販売した経緯がございますが、非常に人気が高く、あっと言う間に売り切れをしているような状況を確認をしてございます。農業祭につきましても、ムーちゃんコロッケについては同じ個数を販売ということなんですが、非常に人気が高くなって、1つ、これもブランド化的な形でいかれればよりいいんではないかなと思うこととともに、昨年、JAの果樹組合様の組合員の5軒の方が東京都のパワーアップ事業という補助工事の方に手を挙げられまして、内容につきましてはすべてブドウ棚にビニールの傘をかけるような形で、収穫時期、受粉とか剪定、キウイフルーツと同じ時期になっていますので、その辺をずらしながら、新たな、三鷹には生産していないような品種を今一生懸命模索しながら考えている状況。それがうまくいけば、またそれも1つのブランド化につながっていくんではないかなという考え方を事務局の方ではしてございます。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  1つ補足をします。ブランドの定義ということでお尋ねがあったので、その点をお答えをさせていただくんですが、産業振興計画の方でも、やはりブランド化、それをどう定義するかというのは非常に難しいわけであります。恐らく委員さんには委員さんのブランド化、ああ、これはブランドだなという思いはきっとお持ちだろうというふうに思いますが、私どもでは、やはりそれを決めていただくのは三鷹市にお住まいの市民だったり、三鷹市に通われてきて仕事をされる、そうした市民の方が、この商品なり、この農産物なりが──サービスもそうですね、こういうサービスが、これはやはり三鷹ならではのものだよねというふうに感じていただけるようなもの。そうしたものを、あえて言えばブランド化として、いわゆる地域のブランドとして、いわゆるかばんのグッチだとか何だとかっていう、ああいうブランドとはちょっと異にして、私たちは地域ブランドとして市民がそれをつくり出していただく、あるいは市民に認めていただく、いわゆる市民に認知していただく、そうしたものを地域ブランドとして発展させていきたいというふうに考えているところです。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。なかなか難しいかなとは思うんですけど、三鷹はいわゆる協働のまちということがあるので、先ほど言ったように六次産業、1、2、3を含めた形でやる、いわゆる協働の手づくりの農産物、ブランドなんだというふうなテーマで進めるということも1つあるのかなと思うんですね。
 もう1つは、三鷹でつくった野菜でやっているので、いわゆる安全安心の野菜なんだという1つのテーマがあるかと思います。そのためにはデータがやっぱり1つ必要になってくる。いわゆる農薬等は使っていません。例えば使っている場合でも、こういうものしか使っていないので安全です。もう1つは、放射能に関しては全く不検出です。はかってもあります。そういうふうな安全安心の部分というのもあるかと思うんですね。そういうテーマで、今まではこういう方向であったかと思いますが、3・11を受けた後の農産物の安全性というのが1つのブランドになってくる時代になってきたのかなと。
 おいしいものは当然大事なんですけれども、それよりも、もしかしたら安全安心の野菜を食べさせたいということがあるかと思いますので、そういうちょっと覚悟なんかももう少し入ってきてもいいのかなという部分がありますので、今後の検討に入れていただければと思います。よろしくお願いします。


◯委員(嶋崎英治君)  新しい条例、検討されていますよね。そこで、制定を目指していくというふうになっているんですけれども、今検討している中で、ここが課題なんだというようなところってあるんでしょうか。


◯都市農業担当課長(板橋久夫君)  条例についてここが一番肝心なところという、三鷹市が何を必要としているかという観点からいきますと、形といたしましては、現段階、世田谷区さんの方が条例という形ではないんですが、表記は変わりますが、同じ手法で生産緑地を都市計画決定をいたしまして、本来であれば相続が発生した段階で行政側に買い取り申し出が出て、行政は申し出があった農地につきまして買収を行っていく状況の中で、昨今行政側の方といたしましては必要としない農地、または金額的な形で行政側の方で買い上げをした農地の事例というのは非常に少ない状況となっている次第です。
 そういう状況下の中で、他の行政側も同じような状況になっている中で、世田谷区さんの方で新たな取り組みといたしまして……。済みません、今。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  都市整備部の緑と公園課と協働でこの検討を行っています。ポイント、図るべき条例のポイントは、生産緑地に公園的な網を重複してかけるというところが1つのポイントだろうと思います。したがいまして、単に生産緑地ということではなく、相続などが発生して、それが手放されるときに本質的にそれを買い取らなきゃいけない、買い取らせていただく。そうしたところに課題がある。すなわち財政が潤沢にあって幾らでも買えるという状況ではないので、そこはやはり買い取りを十分担保するということができるか否かというのが最大のポイントであります。
 しかしながら、申し上げたように公園としての網をかけるというようなことになれば、ある種の市民農園化、そうしたものも進んでいくというところで、そこへの期待を大きく進めていくべきであろうというところであります。したがいまして、繰り返しになりますが、どうやって買い取るかと、その財源をどう求めていくか。そうした意味では、やはりここの計画にもある農地バンク的な手法をとりながら、場合によっては市民の皆さんにもそうしたところで御協力いただくと、あるいは企業にも協力をいただくというようなことで、バンクをしっかり育てていくというところが肝要かと思います。以上です。


◯委員(嶋崎英治君)  かなり重要なポイントになりそうですね。市民バンクみたいな、市民債券みたいな、そういうようなことも出していただきながら、買えるような方向を検討していくと、こういうふうに理解していいですか。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  少し誇張して言っていますが、趣旨としてはそのように御理解いただきたいんですが、農地バンクとしては、やはりむしろお金の方ではなくて、バンクとしては農地の方に主があるという点だけ、念のために申し添えさせていただきます。以上です。


◯委員長(吉野和之君)  それでは、以上で生活環境部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前11時23分 休憩



                  午前11時27分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 都市整備部報告、本件を議題といたします。それでは、本件に対する市側の説明を求めます。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  よろしくお願いいたします。それでは、報告事項の1点目でございますが、調布保谷線「道路整備に伴う設計説明会」について、資料1の方で御説明させていただきたいと思います。調布保谷線につきましては、6月の本委員会にてこれまでの検討会等の報告についてということで、全体会の説明を6月にさせていただいたところでございます。その後、東京都の方は道路整備に伴う説明会をこの10月に開催したということで、その結果について御報告をさせていただきたいと思います。
 説明会のまず開催の目的でございますが、工事区間に面するおおむね20メートルの範囲の地権者と居住者を主な対象として、設計の詳細を説明するために行ったものでございます。
 対象者への周知でございますが、開催のお知らせということで、資料の2ページ目と3ページ目にそのお知らせの文書がついておりますが、そちらを9月30日に沿道の20メートルの範囲を基本に配布したということでございます。午前、午後の部という形でありまして、武蔵野の区域、武蔵野3・4・7から井の頭通りの間、こちらが150枚配布しまして、三鷹市域の区域、午後の部でございますが、人見街道から連雀通りの手前まで、約400枚を配布したということでございます。また、あわせて三鷹市のホームページの方で周知をしております。
 開催日は10月の15日ということで、午前中が武蔵野の区域の内容、午後2時半からが三鷹市区域の内容ということで実施しました。場所は武蔵野の方は武蔵野スイングホール、三鷹市の方は井口コミュニティ・センターの方で開催したということでございます。
 続いて、2番目の開催結果でございますが、来場者はそちらにありますように大変少なかったんですが、武蔵野市側の区域では5人、三鷹市側では8人ということで参加者がございました。2番目の配布資料でございますが、当日使用したパワーポイントの写しを配布しております。説明した内容につきましては、4ページ目と5ページ目にその説明会の次第があります。4ページ目の方が武蔵野区域の次第で、5ページ目の方が三鷹市域の次第になっております。内容については、同じ内容になっております。
 5ページ目の方、ごらんいただきたいと思いますが、概要説明ということで、事業概要、あるいはこれまで行ってきました検討協議会の開催経過、パワーポイントで申しますと6ページ目から8ページ目のところで、これまでの振り返り等の形で説明をいたしました。続いて、設計概要。主な内容でございますが、9ページ以降でパワーポイントがありますので、後ほど概要的なものを御説明したいと思います。最後に、今後の予定ということで、会議の方は説明があったということでございます。
 それでは、パワーポイントの方の資料の9ページ目のところをお開きいただきたいと思います。3として、設計概要とあります。整備計画ということで、平面図と横断図があります。これは三鷹市区域の人見街道から連雀通りまでの間でございますが、こちらにありますように今回2カ所工事区間がございます。いずれも東側半断面という形で工事を行うということで、その標準的な断面図がその下に出ております。下のパワーポイント、右側にナンバー8と書いてあります。設計概要でございますが、主な工事内容としまして、下水道管の工事、電線共同溝工事、車道舗装、歩道舗装、植栽工事、こういった内容を説明したということでございます。
 隣のページ、10ページに行きまして環境施設帯のタイプ、これはこれまでも御説明しました緑地タイプ、副道タイプということで説明をしております。
 その下に主たる樹木の樹種選定とございます。これは緑地タイプの車道側の植樹帯ということで、そちらに図面と、下に説明がありますが、高木についてはケヤキを基本としてクスノキ、シラカシを10メートルから12メートル間隔で交互に植樹をすると。中木についてはキンモクセイ、ベニカナメモチ等を植樹すると。低木はツツジ等を植栽するということになっております。
 続いて11ページ目、こちらが植樹の選定でございますが、緑地タイプ、副道タイプともに歩道と自転車通行帯を分離する植樹帯の内容を示しております。中木のハナミズキ等を植樹するのと、低木、ツツジを植樹するということで、中低木については今後もまた意見を聞きながら検討をしていくとしております。
 その下、11ページ目の下でございますが、副道タイプの樹種の選定ということで、高木はケヤキを10メートルから12メートル間隔に植えると。低木はツツジを植樹するという内容になっております。
 隣の12ページ目、こちらについては自転車通行帯、歩道の舗装材料ということで、歩道はインターロッキングブロック舗装、自転車通行帯はアスファルト舗装で整備するという説明をしております。
 その下の遮音の方法ということで、検討会では遮音壁の設置について、景観とか防犯上の観点から設置を望まないという意見が多く出されましたので、これを受けまして遮音壁の設置にかえて二層式低騒音舗装で整備するとしております。
 続いて13ページ、上のシートの方でございますが、横断歩道についてでございます。横断歩道の位置は現在の位置を基本として設置していくと。詳細につきましては、地域の御要望を踏まえながら交通管理者と引き続き協議を進めていくとしております。
 その下、交差点におけるUターンでございますが、基本的には交差点箇所では右折レーンを利用することによりUターンが可能になるとしております。こちらについても詳細、交通管理者と引き続き協議を進めるとしております。
 14ページ目の方に行きましてバス停等の内容でございますが、バス停の位置も基本的には現在の位置を基本とするとしております。タイプとしては緑地タイプに設置していくということになっております。また、上から4番目のぽっちにありますように、連雀通りより北側の地域は運行ルートについてバス運行会社と協議を進めていくとしております。
 14ページの下のところ、今後の予定、15ページにかけてでございますが、工事の基本的な内容を記載しております。
 最後、16ページ目のところにもう一度整備計画図、平面図、横断図という図がありますが、こちら、武蔵野区域の武蔵野3・4・7から井の頭通りまでの間ということで、こちらについてはその横断図を見ていただくとわかるように、全断面を工事、施工していくというふうになっております。
 最後に、1ページ目に戻っていただきまして、開催結果の(3)に主な質問・意見、ございます。こちらに出た意見としましては、副道の交通規制に関すること、騒音対策について、植栽帯に関すること、自転車交通の安全対策に関すること、車乗り入れ部に関することなどの御意見・質問が出たということで確認しております。説明については以上でございます。


◯道路交通課長(大川原秀一君)  私の方からは、地域のまちづくりについて御報告いたします。資料2をごらんください。大きく2点ございます。1点目は、新川宿のまちづくりについての関連でございます。市道第840号線、旧吉祥寺通りの整備工事についてでございます。2点目は、三鷹台のまちづくりに関連する項目でございまして、市道第135号線、三鷹台駅前通りの事前調査測量についてでございます。
 まず1点目の市道第840号線の整備工事について御説明申し上げます。1ページ目、それから2ページ目のA3の横長のところをあわせてごらんいただきたいと思います。まず1番目の整備の概要でございます。まず案内図でございますが、2ページ目の右上、案内図をごらんください。ちょっと小ちゃくて恐縮ですが、場所は新川の交差点から東八道路の新川交番までの交差点の間ですね。延長約190メートルでございます。
 1ページに、済みません、戻っていただきまして、2番にちょっと飛んでいただきまして、道路構成でございます。これは2ページ目の下側に標準構造図がありますので、あわせてごらんください。幅員が約8メートルとなっております。車道部が4メートル、歩道部が2メートルで、車道の両側に歩道がつきます。歩道と車道との段差でございますが5センチございますけれども、歩道側5センチ、車道側2センチの歩車道境界ブロックというものを採用いたします。バリアフリーに配慮した道路として整備することにいたしました。
 1番の整備概要に戻っていただきまして、歩道の舗装でございますが、歩道の舗装は透水性のアスファルト舗装を施工し、その上に熱交換塗料を塗布することにより、舗装面の熱を抑制することといたしました。車道の舗装につきましては、通常のアスファルト舗装といたしました。それから、安全対策でございますが、ガードレールを設置するかわりに、ボラードを約4メートル間隔で設置することといたしました。それから、道路照明でございますが、節電型のLED道路灯155ワット──これは通常の水銀灯の470ワット相当になりますが、これを採用することにいたしました。工事期間中でございますが、工種によりますが、東から西への、東八道路から吉祥寺に向けての一方通行化の交通抑制をしながら工事をしていくというような状況になります。本工事完了になりますと、正式に東から西への一方通行ということで供用開始をいたします。
 3番目の工事期間でございますが、平成23年の11月の中旬から平成24年の3月中旬までを予定しております。
 次に、2番目の市道第135号線、三鷹台駅前通りの事前調査測量について御説明申し上げます。3ページをお開きください。まちづくり推進地区の整備方針の策定に当たりまして、3期・4期の将来的な道路区域を検討するための基礎資料とするために、今回現道路の境界の測量及び確認作業を実施することになりました。これの事前の測量のお知らせを10月3日に沿道に配布しております。
 裏面の4ページをお開きください。道路の区域を確定する区域がそのピンク色に塗られている範囲でございます。斜線になっている範囲がそのために測量をする範囲になっております。
 3ページ目にお戻りください。測量の期間でございますが、10月3日から平成24年3月30日となっておりますが、現在地積測量の資料収集等を行っている状況でありまして、実際現場で測量に入るのは11月の中旬からと予定をしております。説明は以上でございます。


◯委員長(吉野和之君)  市側の説明は終わりました。これより質疑に入ります。


◯委員(寺井 均君)  済みません、よろしくお願いします。資料2の方で、市道第840号線なんですけど、これ、地域の方の説明会は今まで持たれているのか、今後持つことがあるのかどうか、お願いしたいと思います。
 それともう1つ、市道第135号線ですけれども、これもまちづくり協議会での御案内が1回ありましたが、地域の実際にかかる方への説明会等を持たれる予定があるのかどうか、これもお答えいただきたいと思います。よろしくお願いします。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  市道840号線の一方通行化等に伴う工事に向けて、これまで新川宿のまちづくり協議会を中心にいろいろな検討をし、その中でアンケート調査等も実施しながら、周辺にお住まいの方には進める内容、方向性については御説明をさせていただいてきました。工事の内容については道路交通課長の方から。


◯道路交通課長(大川原秀一君)  全体の工事の説明会ですけれども、工事の概要は新川宿のまちづくり協議会の全体会の中で説明をしておりまして、本年の10月の2日にこのまちづくり協議会の中の全体会において工事の概要の説明をしております。
 続きまして、135号線の事前測量の説明会の件ですが、これは道路区域を確定をするということで、道路に面しているところの地権者の方の立ち会いのもとに道路区域を決めるということで、事前に個別に地権者の方のところにお訪ねをしながら、そういう立ち会いとか測量の日程等を調整をするということにしておりますので、全体としての説明会というのは予定はしておりません。以上です。


◯委員(寺井 均君)  ありがとうございます。市道第840号の方ですけれども、まちづくり協議会の方でやられたってことなんですけど、なかなか参加されている方もやっぱり限られていると思うんですね。道路に面した方、じゃ、全員が来ているかというと、参加されているわけではないかと思うんですけれども。その道路に面する方、その地域の方の改めての説明会というのは、例えばあそこの新川宿の公会堂を使ってやるとか、丁寧にやっていただきたいなと思うんです。
 というのは、あの入り口のところに保育園ができました、去年。そのときも説明会なかったんですね。いきなり工事が始まって、そのとき何日か前に工事をやりますのでよろしくお願いしますてなことがあって、ちょっと不審がって、まちづくり協議会に皆さん参加していればいいんですけど、やっぱり商店やっている方とかがあって、なかなか参加できない現状があって、急にやられてという部分が払拭されていないのかなという部分がありますので、ぜひこの説明会を1回、ぜひやっていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。
 市道第135号線のことも、個別にやりますよということでいいかとは思うんですが、ちゃんと市の職員の方がネームをつけて行っていただけることでいいかと思うんですけど、測量とかっていうと、どうしても利害関係に発展するんじゃないのというふうに、前もって言っていないと、なる可能性があるんですね。西側のところも、いじらないということで店を云々とやったときに、測量の点の位置が少し自分のところにも入っているよというような、これが実際そうなのというところでしっかりやられていない部分もあったりして、そういうこともあるので、前もって、とりあえず説明会をやって、今回はこういうことでやるんだよということをやった後、回っていただくという、やっぱり親切な一つ一つの手順というものを踏んでいただいた方が、土地にかかわることっていうのは結構ナイーブな部分がありますので。借地権の方も多いかとは思いますが、ちょっとその辺をぜひやっていただければと思いますが、いかがでしょう。


◯道路交通課長(大川原秀一君)  840号線の工事説明会と、135号線の事前測量の説明会を事前にやっていただけないかという御要望ですが、その2点について、今後検討をしていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いします。


◯委員(寺井 均君)  ぜひ検討していただいて、工事が始まって、何も説明なかったよという声が地元から上がらないような形で、ぜひやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。


◯委員(栗原健治君)  それでは、調布保谷線の整備ですけれども、横断歩道の位置について、現在の位置を基本として設置しますと。これから協議していくということで、道幅も広くなりますし、学区域の関係で、通学路で横断している小学生、中学生、多くいると思います。今後の設置場所について、その道路に面しているところだけではなかなか十分ではない部分、利用している市民ということでいうと、今学校のことを例示しましたけれども、学区域の関係での意見聴取というのも重要かというふうに思うんですが、この点取り組んでいるのか、お伺いしたい。
 実際に横断歩道の位置づけは今後のまちの機能としても重要な点なので、一度つくってしまえばなかなか難しい側面があると思うので、協議するということですけれども、実際今の現時点でどこら辺に設置しようとしているのか。明確に現状ということっていうよりは、もっと踏み込んだ形であっていいんじゃないかと思うんですけれども、この点どういうふうに明らかにされたのかお伺いしたいというふうに思います。この道路が供用されるのは、実際にこれから工事が入っていつごろなのか。まだちょっと時間がかかると思うんですけれども、実際に今ある横断歩道での安全対策ですね。段差があったり、実際に道路がいろいろな荷物が置いてある部分がさくで仕切られていて、安全性の問題でも、供用されるまでの期間の対策というのは重要かと思うので、この点、どういうふうに取り組まれるのか、東京都に対して安全対策を徹底していくことをぜひ求めていっていただきたいと思うんですけれども、この点、お伺いしたいと思います。
 市道840号線ですけれども、地区計画で積年の課題だったと思いますけれども、やはり説明会はとても重要な点なので、広くお知らせをして共通の認識にするように。一気にこれ進んでいくと、大きな変化になりますので、道路が本当に受け入れられる、市民が、地域の人たちが望んでいたものとして受け入れられるような丁寧な対応をぜひお願いしておきたいというふうに思います。よろしくお願いします。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  調布保谷線の横断歩道に関して御質問をいただきました。調布保谷線の整備に関して、計画が計画がえされたときに市の方にも意見照会が来ておりまして、その中で三鷹市としても横断歩道に関して、基本的には現状の位置を基本として地域分断が生じないように配慮願いますというような意見については伝えているところでございます。今委員さんの方から通学路というようなお話もありました。今後も、そういう視点も当然含みながら検討を進めるように東京都の方に伝えていきたいと考えておりますが、基本的に数を多くするというのはなかなか難しいことかなと。横断歩道と横断歩道の距離間、基本的には最低200メートル以上とるとか、そういうルールがありますので、そういった中で先ほど申し上げました地域分断、あるいは通学に支障のないような形で検討を進めていってもらいたいというふうに考えています。
 今説明会等で示されている配置計画については、現状に近いものということになっております。工事については、先ほど御説明しましたように半断面ずつ行っていきますので、完全に横断歩道が設置されるというのは全体が整備された段階にはなるかと思いますが、ただ、基本的に今ある横断歩道は当然渡れるような形の暫定的な措置は安全対策等も踏まえてされていくものだと考えておりますので、またそういった視点を市からも東京都の方に意見として伝えていきたいと考えております。私からは以上です。


◯委員(栗原健治君)  調布保谷線の横断歩道ですけれども、今までの道幅とは幅が違うんですよね。そうすると、実際にこのレベルの通りができた場合には、川にかかる橋のような位置づけだというふうに認識する必要があると思っています。橋でなければ対岸に渡れないっていう状況になるので、横断歩道でなければ向こうに渡れないという状況が生まれるんですね。今の道路は、今までの感覚で言うとどうだったのかというと、どこでも渡れていたわけですよ、市民は。ですから、道路ができてから渡れるところが限られているというふうに認識する方が大勢出ると思うんですね、実際には。
 やはりこの道路計画の説明の中で、渡れる場所がどこになるのかというのは事前から、この計画の前段階で明らかにして、そういう認識のもとで、どこに配置していくのかということをしっかりと議論していくことが、今後のことで言うとすごく重要な点になると思います。本当に川の上にかける橋だというふうに感覚で考えて、横断歩道の設置場所をぜひ市民も含めて周知していくことっていうのは課題ですので、周辺だけではね。ここを渡っている人っていうのは本当に多いんですよ、実際には。道路の何十メートルの範囲の人というよりも、それよりも西側の人が三鷹の中央部分に行くという方が本当に使っていくという視点になるのでね、その点での配慮というのをしっかりとした上で、情報提供も含めてしていただきたいと。また、横断歩道について、現時点でどこに設置されるのかというのが出されて、現状のところだということで、そこのところを示して議論をしていくことも改めて独自にしていく必要があるというふうに思います。その点、今後の課題だと思いますので、ぜひお願いしたい。
 それで、いつごろこれは供用される、全体で通るように、反面、片側ずつということでしたけれども、完成するのはいつっていうふうに実際になるのか。完成するまで歩道橋は完全にできないということですから、それまでの対策というのは重要。見通しですと、いつまで、ある面でいえば中途半端な状態が続くわけですから、その点での周知も重要な視点だと思いますので、そこのところだけ確認したいと思います。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  工事の方は全体としては平成26年度完了ということになっておりますので、すべて全断面ができるのは平成26年度ということになるかと思いますが、まだ用地買収、若干残っているところもあるようですので、そういったところをできてから全断面の工事にかかるということになるかと思います。委員さんの方から御指摘のありました暫定的な供用期間についての安全対策、そういったところをきちっと東京都の方に対応を検討するように伝えていきたいと思います。


◯委員(嶋崎英治君)  最初に調布保谷線ですけれども、地域の皆さんがこれまで隣同士だったのが、道路ができて分断されるということは一番忌み嫌っていたというか、課題になっていましたですよね。ですから、横断歩道をどうつくっていくかということが、向こう側とこっち側という関係になっちゃうけれども、行ってみたくなるようないろいろな工夫によって疎外感というのが和らげられるんじゃないかと思いますから、これからの工夫だと思いますけれども、私の方からもそのことを要請しておきたいと思います。
 それと、840号線ですが、一方通行の方向というのは正式に決まったのでしょうか。


◯道路交通課長(大川原秀一君)  840号線に関連して、一方通行、正式に決まったのかということですが、金曜日に三鷹警察署の方から連絡がございまして、11月1日付で公安委員会の決定がおりたという通知をいただきました。以上でございます。


◯委員(嶋崎英治君)  確認ですけれども、これまでどおり交番の側から西の方に入ってくるということでしょうか。


◯道路交通課長(大川原秀一君)  そうです。東側から西に向かって。ですから、東八の交番から吉祥寺通りに向かっての一方通行であります。以上です。


◯委員(嶋崎英治君)  そこでお願いです。先ほど丁寧な説明会ということをお2人の委員からあったと思います。強烈に反対されてこられた方、現在でも反対をされている方というか、団体というか、歴然とありますから、丁寧な説明会をして、100%理解を得られるかどうかわかりませんけれども、それが必要かなと思いますから、より丁寧にやっていただきたいということをお願いしておきます。以上です。


◯委員長(吉野和之君)  以上で都市整備部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午後0時00分 休憩



                  午後0時02分 再開
◯委員長(吉野和之君)  委員会を再開いたします。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。
                  午後0時03分 散会