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2011/03/16 平成23年度予算審査特別委員会本文

                  午前9時30分 開議
◯委員長(伊藤俊明君)  おはようございます。ただいまから平成23年度予算審査特別委員会を開きます。
 それでは、初めに休憩をとって附帯意見について確認したいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時35分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  委員会を再開いたします。
 附帯意見につきましては、これを付したいとの意見がありました。附帯意見の取り扱いについては、お手元に御配付のとおりといたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 休憩いたします。
                  午前9時36分 休憩



                  午後5時01分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  委員会を再開いたします。
 これより議案の取り扱いに入ります。議案番号順にそれぞれ採決いたします。
 議案第21号 平成23年度三鷹市一般会計予算、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。


◯委員(岩田康男君)  議案第21号 平成23年度三鷹市一般会計予算に対する反対の討論を行います。
 2011年度の予算には、小・中学校へのクーラー設置や認可保育所増設への支援、乳幼児医療助成制度の所得制限撤廃、ワクチン助成など、市民要望にこたえたものが盛り込まれました。しかしながら、新年度だけでなく、これからの三鷹市政に重大な影響を与える市民センター周辺地区整備計画はそのまま推進されることになり、これには賛成できません。それは、東日本大震災の発生で日本経済の落ち込みや、国・自治体の多額の財政出動が行われ、その影響を三鷹市の税収も受けること、これからの高齢者の増加や雇用と景気の不安定で担税力のある市民が減少することなど、市税収入に明るい展望がありません。その上、第4次基本計画の策定は今年度末であり、諸計画が決まれば現在の市債発行及び償還計画に増額が生まれるなど、将来の負担に不安があることです。また、井口特設グラウンドの売却も、かわりのグラウンドの確保は難しく、当該用地の取得とこれまでの利子支払い額から見ても財産の大損失になるもので市民理解は得られません。体育館の建てかえは必要ですが、財政計画をさらに検証し、認可保育園増設や、介護、医療の改善などに取り組みながらの財政規模に見合う計画への見直しを求めるものです。
 学校給食調理委託など、子育て分野の株式会社への委託には引き続き容認をできないものです。事務事業総点検運動による事業見直しの中で当然必要と思われるものもありますが、心身障がい者通所授産助成事業等の市単独施設整備事業の一律廃止や、学校施設管理維持費削減、教育支援学級連合学芸会の見直しなど、直接市民や子どもたちに影響のあるものは、関係者への丁重な説明と個別事情の調査と対応を行い、存続する必要があります。
 景気の低迷や雇用悪化は依然として回復できず、市民生活は困難なときであり、セーフティーネット事業の拡充はますます重要になり、一層の取り組みを求めます。
 予算委員会審議途中で発生した東日本大震災はマグニチュード9.0という過去最高の大きさで、大津波による大被害も生み、その上原発事故という未曽有の被害を生み出しています。三鷹市でも被害が発生しており、計画停電の事態など影響が大きいものです。不安を感じる市民への相談と情報提供窓口の設置や被災地への支援体制強化など三鷹市に期待をするとともに、私たちも市民相談や被災者への支援に全力を挙げるものです。以上。


◯委員(吉野和之君)  政新クラブを代表し、平成23年度三鷹市一般会計予算に対する討論をさせていただきます。
 平成23年度予算編成に当たっては、市長はハードの面での都市再生とソフトの面でのコミュニティ創生を最重要課題として位置づけ、両者の施策を推進することにより、輝く三鷹の未来を目指すとしており、その基本理念に賛同するものであります。特に本予算審議中に起こった東北関東大震災により、この2つの重要課題に取り組むことの必要性を再認識したものであります。都市再生により都市のインフラ整備を行い災害に強いまちづくりを行うとともに、コミュニティ創生の中で市民の皆様方の共助、支え合いを大切にした地域ケアネットワークを推進していくことが、自治体に今、最も求められていることであると考えます。また、生活者のセーフティーネットとして買い物環境などの地域生活インフラの拡充を図るため、人へのサポーターや、買い物拠点の整備や商店街の活性化の施策が重要となってきています。
 さて、市民の命と財産を守ることが行政の第一の使命であり、そのためには危機管理の視点が最重要課題となると考えます。市民センター周辺地区防災公園街区整備事業については、政新クラブは従来より推進を主張してまいりましたが、危機管理の面で中心となる施設であり、その重要性を再認識し、推進していくべきものと考えます。また、市政全般の施策についても、危機管理の面より再度点検を行っていくべきものであると考えます。
 さてまた、本年度は第4次三鷹市基本計画、24の個別計画の策定・改定に取り組む三鷹市の将来像を決める特に重要な年度であります。策定に当たっては、できるだけ広範な市民の意見を聞くことが重要でありますが、その際、いわゆるノイジーマイノリティーのみではなく、特にサイレントマジョリティーと言われる市民層の意見聴取に重点を置いていくべきものと考えます。
 また、増加を続ける民生費の構成比率は47%を超え、性質別予算額の構成比の22%を扶助費が占めるなど、社会保障費は増嵩傾向にありますが、一度予算化すると削減することは難しく、今後さらに進むものと予測されることから、慎重に考えるべきであります。
 一方では、国に対して不交付団体三鷹の現状を訴え、不交付団体が不利益の生ずることがないよう、問題提起を積極的に行う必要があります。また、一括交付金事務についても、総額確保が確実措置されるよう関係機関に働きかけを行う必要があります。
 次に、教育ビジョン策定に当たっては、郷土、国を愛する心など、教育基本法の改定された箇所の理念が徹底されるよう努めること。また、学校教育においては、家庭訪問の意義を踏まえ復活させること。また、学校給食業務の民間委託化を拡大し、食の安全、食育の観点から市内産野菜などの使用を進めること。また、子育て支援については、家庭内保育を重要であるという基本的考え方のもとに、在宅子育てを十分に支援すること。
 最後にですね、平成23年度予算編成に当たっては、事務事業総点検運動による事業見直しを行い、行革に一定の実績を上げ、施策全般にわたり適切な「選択と集中」を行い、三鷹の未来を切り開く新たな事業を提案したことなどに一定の評価をし、賛成討論といたします。


◯委員(嶋崎英治君)  2011年度一般会計予算案について、にじ色のつばさを代表して討論いたします。日本経済の回復が見えず、日本の働く者の3人に1人が非正規雇用、4人に1人が年収200万円以下で働き、この春大学卒業者の4割以上が就職につけず、雇用破壊の実態は深刻さを増している。一部の富める者とそうでない者との格差はますます拡大し、多くの若者が挫折、絶望状態にあるこの国の形は異常としか言いようがない。
 加えて3月11日の東北関東大震災、引き続く連続した地震、地震による原子力発電所の事故は、多くの人々に不安と恐怖を与え、世界的な規模で危機感が広まっている。大震災によって日本経済は大打撃を受け、その深さも広さもはかり知れない。国も、地方も、大震災で命を奪われた遺族の皆さんへのケア、家も仕事もなくした人々への救援、原発災害から人々の命を守る、人も財も投入して被災地の復旧に努めなければならない責務を負っている。同時に、全国的な救援のため体制の早期確立に向け、議員も全力を挙げる決意を表明しておく。
 一方、民主党政権の混迷はますます強くなり、「生活第一、コンクリートから人」という政策転換に期待し政権をかえた人々は今、裏切られた感に襲われている。こうした政治・経済の情勢下にあって、三鷹市の税収構造はその多くを勤労者の所得によっている。しかし、雇用破壊の実態は深刻で、生活保護も就労年齢層も増加し、それはまた社会保険から国民健康保険への切りかえ世帯の増加となってあらわれている。こうしたとき、人々の暮らしと命と健康を守ることが基礎自治体のすべきこと、責務であることは言うまでもない。そのために一定の配慮をした予算編成であることは評価したい。
 しかし、次のことは問題である。
 1、政治と経済の混迷、市税収入の伸びも見込めない中、総額220億円を超す市民センター周辺地区整備事業(多摩青果跡地再開発事業)を実行しようとする姿勢は納得できない。もとより、体育施設など老朽化した公共施設の建てかえに反対するものではないが、市民センター周辺地区整備基本プランの事の是非を含めて、市民全体の説明会を開き、市民の意向を確認しながら合意形成を図るべきであった。加えて、都市再生機構(UR)への疑問も払拭できないままでいる。
 また、一般家庭ごみの有料化、国民健康保険税の負担増、年金生活者の増加という中で、三鷹市は経常経費を押しなべてマイナス4%シーリングで予算編成をしたが、それは一体何のためかという疑問が市民の中に残る。154億8,500万円という起債は市民1人当たりの大きな借金を背負わせることになる。国からURへの補助金といえども、もとをただせば税金であることには変わりはない。先行き不透明な日本経済及び国の地方財政計画の動向などで考えるとき、大きな懸念が残る財政計画である。
 2、住基ネットカード発行枚数は1万7,857枚、うち代金無料期間に発行したものは約1万3,000枚、本人認証(身分証明がわり)が約6割を占めるとのこと。2010年3月から本年2月末日までの1年間に、住基ネットカードによるコンビニエンスストアでの住民票の発行が857枚、印鑑証明が647枚。一方、自動交付機による発行は、住民票が3万612枚、印鑑証明が4万1,271枚、両方とも対前年同月期に比べ大幅にふえている。LASDECに支払う年間費用500万円、カード代1枚約2,000円で考えると、どちらが対費用効果が大きいか明白である。住基カードの無料発行は即刻やめるべきである。
 3、学校給食調理業務の民間委託は一たん立ちどまり、しっかりと分析し、あらゆる角度から検討、評価をすることがまず必要なことである。第二小学校と井口小学校の給食調理業務の民間委託を認めることはできない。
 4、毎年約4億3,000万円払っている公共施設の電気料金について、電力自由化を活用し、見積もり合わせ、入札により経費を節減すること、それは原発に依存しないエネルギー選択への道でもあるが、積極的にそれを取り入れる姿勢が見られなかった。
 放射線測定器など設置をし、市民に的確な情報を提供して、命が守られる施策の展開を求め、以上をもって2011年度一般会計予算の反対討論といたします。


◯委員(寺井 均君)  平成23年度一般会計予算に対する討論をいたします。
 予算審査特別委員会中に起こった東北関東大震災の影響は、平成23年度の税収にも大変深刻な影響をもたらすことが懸念されます。また、新政権の経験不足、対応の遅さは、今後の補正予算も含めた組み立てには大変御苦労されると推察されます。
 今回の予算審査特別委員会は、都市再生とコミュニティ創生の方向性を確認するとともに、さらに各分野におけるBCP(事業継続計画)や危機管理のあり方を抜本的に見直し、今後の第4次基本計画や個別計画で検討を深める必要性を確認するものとなりました。
 予算においては、新しいセーフティーネット、福祉としての取り組みを、歳入が引き続き厳しい中、最大限取り入れられ、「選択と集中」の観点から見直しも進められ、まずは全体として評価をさせていただきたいと思います。あわせて、市民にとって安全安心な防災計画の策定に向け、減災の考え方、情報の伝達方法等、前倒しで取り組む事柄も山積みしています。
 市制施行60周年の佳節を越えた三鷹市にとって、今後の三鷹の将来への取り組みの基盤ともなる第4次基本計画策定や、多くの個別計画の策定に向ける年度となります。その中で、市民の生命を守る施策として、妊婦健康診査の継続とHTLV−1対策としての抗体検査や、乳幼児医療費助成の所得制限の撤廃、小・中学校の冷房化、子宮頸がんワクチン接種公費助成、多様な保育環境の整備・拡充は、多くの子育て世代の支援、健康維持と安心につながる施策となったことは大いに評価させていただきます。また、救急医療情報キットの支給は、多くの高齢者の安全安心につながる、喜ばれる事業であります。
 しかし、懸念されるのはこのたびの大震災での影響で、市民センター周辺地区防災公園事業の計画どおりの実施や学校の耐震化等、予算の執行のおくれが生じないかということであります。市としても最大限努力されることを望むものであります。
 まだまだ景気の回復が不透明な中、新しい福祉、セーフティーネットの役割を担い、市民センター周辺整備を初めとした都市再生、さらなる待機児童の解消の取り組み、ひとり暮らしの高齢者や高齢者世帯を支えるコミュニティ創生を推進し、市民がこれからも安心と希望を持てるよう努められ、当該年度の予算を市民の基点に立ち、その運用に取り組んでいかれることを要望し、本予算の一般会計の賛成討論といたします。


◯委員(谷口敏也君)  三鷹市議会民主党を代表として討論をいたします。
 当該年度については、都市再生とコミュニティ創生で切り開く「輝く三鷹の未来」を目指す年度として位置づけ、編成された本予算ですが、都市再生、コミュニティ創生というテーマは市民生活を守り、そして市民の命を守るために最重点課題であると我が会派も考えております。まずは、命にかかわる課題から基礎自治体の役割を確実に果たす予算の執行を強く要望します。市民センター周辺地区防災公園街区整備事業は、老朽化した耐震性に問題がある既存施設の更新という課題が根本にあります。今回の東北関東大震災において、災害時に市内の被害情報を把握し、必要に応じ外部機関の協力も得つつ、市民を守る基礎自治体の役割が再認識されました。
 当該年度においても市民に対してきめ細かい情報提供を行いつつ、市民の命を守る防災拠点づくりを着実に進める必要があります。そして、事業継続計画策定の推進、災害時要援護者支援事業の全市展開、災害時に市民の情報を把握する施策を確実に推進するとともに、国・東京都の諸機関との連携を平時より強固にしていくことを求めます。
 子育て支援施策については、公立保育園定数拡大、学童保育所保育時間の延長、乳幼児医療費所得制限の撤廃、乳児家庭訪問の実施等の事業が盛り込まれました。認可・認証保育所等の誘致を引き続き推進するとともに、市民ニーズに則した子育て支援策の展開を期待します。一方、認可外保育施設利用者への助成については、多様な子育て環境、保育施設のあり方に対応すべく、引き続き適正な助成のあり方の検討を要望するものであります。
 当該年度予算について、厳しい財政状況が想定される中、事務事業総点検運動を通じて経常経費全体で4%削減を目標に予算が編成されたことは高く評価するものであります。歳出削減と市民満足度の向上を両立させる予算の執行を期待いたします。
 以上、意見を表明した上で本予算に賛成をいたします。


◯委員長(伊藤俊明君)  これをもって討論を終了いたします。
 これより、採決いたします。
 議案第21号について、お手元に御配付の附帯意見を付し、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手多数であります。よって、本件は原案どおり可決されました。
 議案第22号 平成23年度三鷹市国民健康保険事業特別会計予算、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。


◯委員(嶋崎英治君)  それでは、2011年度国民健康保険事業特別会計について、にじ色のつばさを代表して討論いたします。
 全国の基礎自治体は低迷する経済の状況を受け、低下する税収や三位一体改革により財政状況が厳しさを増し、国保財政に対する柔軟性を失い、その運営に四苦八苦していることは承知している。他方、加入者は雇用破壊等による収入減の直撃を受け、生活苦に追われている。所得の再分配機能が劣化した現在の課税方式は、中低所得世帯の負担が大きく重くなっていることは否めない。
 短期保険証はまだしも、資格証になれば、病気になっても医療機関にかかれない事態を全国的に生じ、診療控えにもつながっていると認識する。それは国民健康保険法が定める社会保障としての皆保険制度が足元から崩されていることを意味する。
 このような事態に陥った大きな原因に国庫負担率の引き下げがある。1984年までは「かかった医療費の45%」だったものが、それ以降、38.5%に引き下げられ、市町村国民健康保険の総収入に占める国庫負担の割合は現在3割まで減らされていることに根本の問題はあるが、他の健康保険の2倍から3倍という国民健康保険税となっている実態を直視し、セーフティーネットとしての国民健康保険制度をよみがえらせるために三鷹市としてできることはまだある。
 よって、本特別会計予算案には反対する。


◯委員(岩田康男君)  議案第22号 平成23年度三鷹市国民健康保険事業特別会計予算について、賛成の討論をいたします。
 国民健康保険制度の加入者の構成は、年金生活者や失業・無職者の割合が高くなっていると思われます。この国保財政を維持することはセーフティーネットの役割であり、政府の財政支援である国庫補助を増額し、もとの補助率に戻すことを政府に強力に働きかけることを求めます。このことは、自治体の一般会計繰り入れの重要性も同様であります。国保税初め社会保険料負担が家計に占める割合が大きくなっており、国・都の補助拡充でむしろ国保税の引き下げを行う必要があります。
 税の滞納者に対する納税相談は、「まるごと生活相談」での対応に努力をすることを要望いたします。


◯委員長(伊藤俊明君)  これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第22号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 議案第23号 平成23年度三鷹市下水道事業特別会計予算、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第23号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 議案第24号 平成23年度三鷹市介護サービス事業特別会計予算、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第24号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 議案第25号 平成23年度三鷹市介護保険事業特別会計予算、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。


◯委員(嶋崎英治君)  2011年度介護保険事業特別会計予算案について、にじ色のつばさを代表して討論いたします。
 介護保険制度の第五期改定に当たっては、制度発足時の原点に立ち返り、市民が安心してサービス提供を受けることができ、同時に家族の負担が軽減される介護保険制度にするために、次の事項に留意し、改定作業を行うこと。
 1、24時間対応の定期巡回・随時対応サービスを創設し、看護と介護の一体的な提供を可能にすること。あわせて家族介護者支援(レスパイト)事業も大幅に拡大すること。2、地域で暮らす認知症を有する人やその家族を三鷹市が積極的に支援していくことができる仕組みをつくること。3、若年性認知症については、相談から医療、福祉、就労に係る総合的な支援を図るため、若年性認知症相談コールセンター(仮称)を設置すること。4、団塊の世代が75歳に達する2025年までに介護施設の待機者解消を図るため、介護三施設(特別養護老人ホーム、老人保健施設、介護療養型医療施設)の計画的増設を図ること。5、保険料の設定に当たって多段階制を拡充し、所得の再分配機能を生かすこと。また、低所得者・世帯に対する保険料軽減制度を拡充すること。6、国に対して要支援、軽度の要介護に係る給付については介護保険制度の給付の対象外としないことを要請すること。
 以上をもって、2011年度の予算案には賛成する。


◯委員長(伊藤俊明君)  これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第25号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 議案第26号 平成23年度三鷹市受託水道事業特別会計予算、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第26号について、お手元に御配付の附帯意見を付し、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 議案第27号 平成23年度三鷹市後期高齢者医療特別会計予算、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。


◯委員(岩田康男君)  議案第27号 平成23年度三鷹市後期高齢者医療特別会計予算について、反対の討論をいたします。
 後期高齢者医療制度については、制度発足時点から廃止を求めてきました。後期高齢者だけを別保険にして、医療費の抑制と負担増を図る制度にしているところに大きな問題があります。また、すべての保険制度からの拠出金により負担する制度により国の財政負担を減らす一方で、すべての国民の保険料負担を自動的に重くする制度の大もとがこの後期高齢者医療制度でもあります。この制度を早急に廃止し、高齢者に安心した医療制度の改善と欧米並みの医療に対する国の負担を引き上げ、国民全体の医療負担の引き下げをすることを国に求めるものであります。
 なお、三鷹市に対して一部負担金割合3割を申請によって1割になる人で、未申請の人に対しては、申請主義であっても、見守りのためにも直接確認作業をすること、限度額適用・標準負担額軽減額認定証についても、該当者が全員交付されるよう要望するものであります。


◯委員(嶋崎英治君)  2011年度後期高齢者医療特別会計予算案について、にじ色のつばさを代表して討論いたします。
 にじ色のつばさは、この制度発足以来、年齢で区分するということの問題点を指摘しながら、廃止をするしかないということを主張してまいりました。このたび新政権により廃止の方向が出てきましたけれども、その方向はまた負担を強いるということも見えてきました。一刻も早く高齢者が安心して医療にかかれる、長生きしてよかったという制度に国を挙げてすることがこの国のあり方だと思います。そのことを国に強く要望し、この後期高齢者医療特別会計予算案に反対いたします。


◯委員長(伊藤俊明君)  これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 議案第27号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 以上で議案の審査はすべて終了いたしました。
 予算審査特別委員会審査報告書は、次回に正副委員長案をお示しいたします。なお、先ほど付された附帯意見については、若干の字句の修正等、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、3月23日水曜日、午後2時より開きます。文書による通知はいたしませんから、さよう御了承願います。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会といたします。お疲れさまでした。本当に長い間ありがとうございました。御協力ありがとうございました。
                  午後5時35分 散会