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2011/03/11 平成23年度予算審査特別委員会本文

                  午前9時30分 開議
◯委員長(伊藤俊明君)  おはようございます。ただいまから、平成23年度予算審査特別委員会を開きます。
 この際、市側から発言を求められておりますので、これを許します。


◯健康福祉部長(城所吉次君)  おはようございます。私からは、予算審査特別委員会審査参考資料の一部を修正いただきたくお願いするものでございます。
 具体的には、この資料のページ4−34ページでございます。4−34ページでございます。一番下の項目、眼科検診事業というのがございます。この項目の右側から4番目でございますが、平成22年度の委託先といたしまして未定と記載をさせていただいていますが、正しくは三鷹市医師会でございます。その点、修正をお願いいたします。まことに申しわけございませんが、どうぞよろしくお願いいたします。


◯委員長(伊藤俊明君)  ただいまの資料訂正につきましては、そのようなことでよろしいでしょうか。


◯委員(緒方一郎君)  今のところを指摘しましたほかに、こういう点がございました。平成23年度に入っているのに、既に委託先名が書いてあるところ。これが4−5、4−12、4−24、4−39とあります。それから、逆に今の医師会さんのように、平成22年度のところが、もうこの3月に入っているのに未定と書いてあるのが4−52で3カ所、4−53で2カ所あります。これについては、きのう事前にお伺いをしましたところ、1つは随契があったり、あるいは年度を越えてのものがあったりということだと、既に書いてあるところはですね。それから、未定のところは未執行だと。この資料をつくった段階で未執行だということなんですが、それならそれと書いていただかないと、こういう疑問が出てくる。3月のこの段階まで未定ということは、じゃあ次に書いてある予算は、そのまま認めていいのかどうかということになりますので、中には1カ所だけ予定と書いてあるところもありましたが、内容を欄外でも構いませんので、今後はしっかりと明記をしていただきたいと要望したいと思います。以上です。


◯委員長(伊藤俊明君)  それでは、ここで一言申し上げます。市側におかれましては、こうした資料等の誤りが今後の審査に影響を与えるおそれもございますので、今後は資料、内容等については十分精査をいただいた上、御提出願いますようよろしくお願いいたします。
 それでは、そのように確認いたします。よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、議案第21号 平成23年度三鷹市一般会計予算、本件を議題といたします。
 一般会計歳出第4款 衛生費から第9款 消防費に入ります。本件に対する市側の説明を求めます。


◯財政課長(郷原 彰君)  それでは、予算書の202ページをお開きください。202ページ、第4款 衛生費でございます。前年度予算比0.1%の増でございます。
 特記事項について申し上げます。205ページをお開きください。事項1.妊婦・乳児健康診査等関係費でございます。14回に拡充した公費負担を継続するとともに、HTLV−1の抗体検査を公費負担の対象に追加いたします。
 213ページをお開きください。事項3.子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業費でございます。子宮頸がん予防ワクチン、Hibワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの予防接種を行います。また、新ワクチンの開発に伴い、積極的な勧奨を再開しました日本脳炎予防接種についても、継続して実施いたします。
 221ページをお開きください。事項6.空きびん・空き缶等分別収集関係費でございます。平成20年度から開始した空きびん・空き缶の戸別収集につきまして、対象地域を拡充して実施いたします。
 225ページをお開きください。事項16.ふじみ衛生組合関係費でございます。ふじみ衛生組合において、平成23年度は引き続き施設建設工事を推進するとともに、地元協議会において施設運営に関する協定書の作成に向け協議を進めます。また、不燃物処理資源化施設に関しては、長寿命化計画以降の施設のあり方を含めた長期的な構想・計画を検討いたします。
 続きまして、228ページをお開きください。第5款 労働費でございますが、前年度予算比18.3%の減でございます。
 特記事項について申し上げます。右側、229ページの事項12.情報提供事業費でございます。緊急雇用創出事業臨時特例補助金を活用しまして、就職相談情報の提供等に関する窓口対応を充実いたします。
 続きまして、230ページをお開きください。第6款 農林費でございますが、前年度予算比12.7%の減でございます。
 特記事項について申し上げます。233ページをお開きください。事項6.都市農業経営パワーアップ事業費でございます。東京都の補助事業を活用し、農産物の生産性や品質の向上、高付加価値化を実現するための施設整備事業に対して補助金を交付いたします。
 続きまして、234ページをお開きください。第7款 商工費でございますが、前年度予算比10.5%の減となっております。
 特記事項について申し上げます。右側、235ページの下の方の事項1.商工振興助成事業費でございます。商店会連合会と商工会が協働して実施いたします、むらさき商品券事業を引き続き支援するとともに、商店街等のイベントや街路灯のLED化事業を支援し、魅力ある商店街づくりを推進します。
 その下の事項2.買物環境整備事業費でございます。日常生活において身近な買い物に不便を感じることが多い地域における生活利便性の向上を支援するため、商工会、商店会連合会及びまちづくり三鷹と連携して、買い物支援のモデル事業を実施します。
 その下の事項3.都市型産業誘致促進事業費でございます。都市型産業誘致条例に基づき、創造性や付加価値性の向上を目指す都市型産業の誘致の促進を図ります。
 続きまして、242ページをお開きください。第8款 土木費でございますが、前年度予算比3.7%の減となっております。
 特記事項について申し上げます。251ページをお開きください。中ほどの事項2.街路灯整備事業費でございます。夜間の通行安全の確保と電気料金の軽減等を図るため、街路灯を蛍光灯からLED街路灯に順次交換してまいります。
 257ページをお開きください。事項11.コミュニティバス関係費でございます。既存ルートの見直しに加え、新川・中原ルートの新規運行を目指した警視庁等関係機関との協議や、道路拡幅、用地取得に取り組みます。なお国と都の補助金を活用して、明星学園ルートに電気バスを導入いたします。
 261ページをお開きください。中ほどの事項1.都市計画道路3・4・13号(牟礼)整備事業費と、その下の事項2.都市計画道路3・4・7号(連雀通り)整備事業費でございますが、いずれも事業の進捗を図るために、平成23年度も引き続き用地取得などに取り組むこととしております。
 263ページをお開きください。事項6.大沢の里整備事業費でございます。自然環境や地域文化財を保全しながら、引き続き野川左岸の用地取得に取り組みます。また、今後の整備や管理方法等について、地元市民の意見を聞きながら、整備方針をまとめることとしております。
 270ページをお開きください。続きまして、第9款 消防費でございますが、前年度予算比2.3%の増となっております。
 特記事項について申し上げます。275ページをお開きください。事項8.救急医療情報キット支給事業費でございます。医療機関や持病などの医療情報を保管する専用の容器を、希望する高齢者や障がい者の皆様に支給いたします。所在を示すステッカーを張った冷蔵庫などに保管することで、駆けつけた救急隊員が適切な救命活動を行えるように活用を図るところでございます。説明は以上でございます。


◯委員長(伊藤俊明君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。衛生費から消防費の委員1人当たりの持ち時間は30分になっております。なお、市側の答弁時間についてもその時間に含まれておりますので、答弁につきましては簡潔かつ明瞭にされるようお願いいたします。
 初めに、民主党。


◯委員(浦野英樹君)  おはようございます。じゃ、早速質問に入りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 まず衛生費で、ごみ収集に関して、ごみに関しまして何点か質問させていただきます。まずページ221、項目の6.空きびん・空き缶等分別収集関係費について質問させていただきます。この空き瓶・空き缶につきましては、戸別収集のエリアが順次拡大されてきたということなんですけれども、実際拡大する中で、収集する側から見た戸別収集のメリットですとか課題、ありましたらお聞かせください。
 続いて2点目、ページ221の項目3、家庭系ごみ減量・資源化関係費に関連してくるんですけれども、高齢者や障がい者の方から、ごみの分別やごみ出しが、やはり家事の中でもかなりハードルが高いものになっているという意見をいただいております。現在もサポートの体制はあると思うんですけれども、現在のサポート体制がどういった状況なのかということと、課題などありましたらお聞かせください。
 続きまして、ページ225の項目の2、ごみ処理場管理運営費。これは事務事業総点検運動の別紙の方の11−7、8のページ、ナンバー62から64の項目ですね。これを見ますと、ごみ処理場の管理運営費が、薬品購入費、電気料、運転作業委託料。これは大幅減ということで予算が立てられております。こういったごみ処理上の経費が大幅に削減できる見込みであるということは本当によかったなと、家庭ごみの有料化がこういった効果が出てきたことは本当によかったなと思うんですけれども、この削減が当初の見込みと比べてどういったレベルなのかお聞かせください。
 続きまして、ごみから外れまして、ページ225の14、喫煙マナーアップキャンペーン関係費について質問させていただきます。喫煙マナーにつきましては、駅、デッキ上に喫煙所が設置されまして、ポイ捨てについては私はよく見ておりますが、目に見える形で少なくなったなと感じております。ポイ捨てと、あと歩行喫煙について、現在の状況について、どういった状況にあると認識されておられるか、御所見をお聞かせください。また、路上に歩行喫煙禁止のステッカーが張ってあると思うんですけれども、以前は緑色と黄緑色のステッカーだったんですけど、最近赤いバッテンが入ったステッカーに変更になったんですけど、その路上のステッカーの効果についてどういった効果が出てきているのか、もし把握できている部分がありましたら教えてください。
 続きまして、労働費に移りまして、ページ229の項目の2、労働行政事務関係費、メーデー補助金について質問いたします。このメーデー補助金は金額は少ないんですけど、過去の議事録を見ておりますと、毎年ほぼだれかが発言をしておりまして、いろいろ賛否がある支出なのかなというふうに思うんですけれども、あえて私は身内にちょっと厳しい言い方をしますけれども、全労連さんはちょっとわからないですけど、連合に関しては、今は政権与党の最大の支持団体という側面もあるかなと思うんですね。やはりこういったメーデー補助、それは始めたときにはそれなりにやはり意義があるものだと思うんですけれども、私はやはり市民に直接メリットがある事業への助成とか補助というふうに転換を検討すべき時期ではないのかなと思うんですが、御所見をお聞かせください。
 続きまして、労働費、ページ229の項目9ですね。中小企業退職金共済等加入促進助成事業費について質問させていただきます。こちらは事務事業総点検の項目の70ですね。約38.1%の減ということで、助成金を38.1%減で、廃止に向けて検討とあります。私もこれは廃止してよいのかなと思っていまして、やはりこういった制度があるということを知らしめることは、ぜひ市としても機会を見てやっていただきたいなと思うんですが、制度自体にやっぱりメリットがある制度ですので、これは廃止を検討してよいかなと私は個人的に思っておりますけれども、現在の助成の事業の内容、概要と、廃止に向けた検討を行う方向性となった理由、考え方について、できれば詳しくお聞かせください。
 続きまして、ページ239の項目の4、商工費に移りますね。消費者対策関係費についての情報収集提供事業費ですね。これは消費者セミナーの開催回数が、これも6回から3回に減らすと。私はこういった消費者関係のセミナーというのは、回数ももちろん大事かもしれませんが、どれだけやっぱり市民の方にとって役に立つ内容なのかという、内容が一番大事なのかなと思うんですが、回数を減らすに当たって特に留意した事項につきまして、何かありましたらお聞かせください。
 続きまして商工費で、ページ237の、ちょっと戻りまして10ですね。三鷹の森アニメフェスタ等の関係費について質問させていただきます。これ、ちょっと歳入に入ってくるかもしれないので、それはちょっと答弁に御配慮いただければと思うんですけど、このアニメフェスタは広告収入といったものはあるのかないのか。また、広告収入を考えた運営を考えてもよいのではないかなと。もっと広告をとるという発想があってもよいのかな、とれるイベントではないのかなと思うんですが、御所見をお聞かせください。
 続きまして、土木費に移ります。ページ255の8、放置自動車等対策関係費について質問させていただきます。三鷹駅周辺の駐輪場の状況について質問なんですけれども、ここ一、二年、民間の駐輪場も含めまして、かなり駐輪できる台数がふえてきていると思います。現在の駐輪可能台数の状況、どれだけふえたのかということにつきまして、把握できている数字がありましたら教えてください。以上です。よろしくお願いします。


◯市長(清原慶子さん)  おはようございます。私からは、メーデー補助金について答弁いたしますが、この参考資料の2−13をお開きいただきますと、メーデー補助金については、連合系、全労連系に三鷹市では長く補助金として支出してまいりまして、平成22年度から減額をしております。私の考え方は、三鷹市は圧倒的に勤労者の方が多い。多角的、多元的に勤労者の皆様にサービスをするべきだというふうに考えています。納税をしていただいていますが、なかなかお子さんのある方には教育であるとか、あるいは保育であるとか、そうした支援ができるわけですけれども、単身であったり、あるいはお子さんがいない方の場合には、なかなか具体的な支援というのはできません、図書館サービスとかいろいろありますが。この2−13のところで、勤労者等生活資金融資利子補給であるとか、信用保証料補助であるとか、そうしたこともしておりますけれども、私としては、働く者の権利というのを尊重するのは、三鷹市においては大変重要なことだと思っております。
 あえて政権与党に所属していらっしゃる委員さんの方から、身内に厳しくとおっしゃって、そのスタンスというのは重要なことだと思っておりますし、私も決して補助金については甘くつけたことはございませんで、一貫して減額、減額してきたわけでございます。私としては、平成23年度予定しております金額は決して高額なものではなく、妥当なものではないかと考えておりまして、今申し上げました勤労者、労働者を尊重する意味で、その祭典でありますメーデーに対しての支援というのは重要だと思いますし、私自身も毎年、基本的にはメーデーの様子なども見させていただいておりますし、勤労者の方のお声もさまざま聞いておりますけれども、このことについては妥当な判断であると思っております。むしろ増額を言っていただかなくてありがたいと思います。私からは以上です。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  おはようございます。私の方からは、瓶・缶と、それから、高齢者の方の分別、そして喫煙マナーアップについてお答えをさせていただきたいと思います。まず、瓶・缶の戸別でございます。こちらにつきましてのメリットといたしましては、やはり当初予定していましたとおり、非常に分別の水準が上がっております。異物が入っていない。本当に瓶と缶だけという形で非常に効率がよくなっているということでございます。ただ、若干今、まだ部分的にやっておりますので、拠点と並行していますので、その拠点部分のコンテナ配付もあるので、ちょっと時間が若干かかっているというところがございますので、その辺がちょっと今の課題かなと思っております。これも全地区に広がれば解消されるのかなというふうに考えているところでございます。
 続きまして、高齢者の方の分別でございます。こちらは基本的に、身体的に体の不自由な方と、そういう形の方のためにふれあいサポートという形の補助も、制度もございます。こういう形で、これも拡充はさせていただいているところでございます。あと、通常の分別の皆様へのお知らせという形では、住民協議会さんのところでいろいろお祭りとか、そういった形でコーナーを設けて説明してくれたりしています。あるいは、地域の懇談会というところで私どもの方も出向いて、細かい具体的な品物を持って御説明したりという形で、なるべくそういう地域に出て御説明をして、皆さんへの浸透を図る。もちろんリサイクルカレンダー等で周知の方を図っているつもりですけれども、さらに積極的にそういう形で図っていきたいと考えております。
 あと、続きまして喫煙マナーアップでございます。こちらにつきましては、委員さんおっしゃっているとおり、ポイ捨ての方は減っております。また歩行喫煙につきましても、毎年調査はしているんですけれども、おおむね0.4%ぐらいでこのところは推移していて、特に上がっているという形の傾向は出ておりませんので、さらにそういう形で我々もマナーアップキャンペーン、またことしも中央線統一という形でやろうというお声がけ等がありますので、さらに強化していくことを考えております。また、ステッカーにつきましては、昨年度からちょっと小さいバージョンですね、ちょっと歩道の縁石に張れるような形で、さらにそういう形で視覚に訴えていく。また、新しいステッカーにしていくという形で、非常に目につく。例えば、私どもの方もよく禅林寺通りさんなんかでお声を聞くんですけれども、あのステッカー非常に効果があるということで、枚数の方をふやしたいという形で重点的に、また効果を上げているところでございます。以上です。


◯環境センター担当課長(小池 晋君)  よろしくお願いいたします。委員さんの御質問の方ですけれども、環境センターの運営費の電気と、それから薬品の大幅削減についてということで、今後の見通しはどうなのかということだと思いますけれども、市民の皆さんの御努力をいただいておりますおかげで、ごみが相当削減されております。環境センターで家庭系のごみでも、昨年度は──昨年度と今年度予想でございますけれども、約7.3%ぐらい家庭系が減っております。これは有料化も含めて影響があるんだろうというふうに思っております。それから、事業系でございますけれども、事業系は平成21年度から紙をリサイクルしてくださいということで、それまで紙を搬入していたんですが、紙を搬入を禁止しました、リサイクルできる紙についてはですね。そのおかげで、平成21年と平成22年の差が15.4%ほど削減されるだろう。こういう形で、今、ごみの削減ということで、相当量ごみが削減されております。ちなみに電気につきましては、平成21年度予算、ちょうどガソリン、重油等が非常に上がった年でございまして、予算をつくるときがその段階だったものですから高くなっていたんですけれども、今、原油、ここでちょっとわからないんですけれども、リビア情勢がありますのでわかりませんけれども、ある程度落ちついておりますので、この削減ができたというふうに考えております。それから、薬品につきましても、いろいろな薬品を試したりしておりますので、それを安く少量でできるような薬品に変更したりしまして、いろいろ研究をしながら削減に努めたということでございます。以上でございます。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  3点御質問をいただきました。初めに労働費の中小企業退職金共済制度、これに対する補助金でございます。現在は中小企業、事業所として退職金を積み立てるというようなことにできるだけ努力してほしいということで、国もそうでありますけれども、私ども市も月額従業員1人当たり500円を助成をさせていただいております。これは2年間に限られるわけですけれども、これを事業主に補助という形で助成をしているわけであります。これによって、できるだけ多くの事業者が退職金を積み立ててもらうということに寄与できるという制度でありますが、申し上げましたように、この制度が一部国と重複した制度になっているということでございます。したがいまして、多摩の各市、いろいろ問い合わせをしてみますと、多くの市では重複補助になっているということを契機に、廃止の傾向に向かっている。一部は私どもで言えば、勤労者サービスセンターの事業として残しているような市もあるわけですけれども、市が直接やっているところは大変少のうございまして、そうした状況もあり、私どもとしては、重複する部分を中心的に検討しているという状況でございます。
 それから、次に商工費2点ですが、初めに消費者の関係で言えば、情報収集提供事業について御質問をいただきました。この事業は平成22年度、今年度は消費者活動センター運営協議会さんが、前年より回数を倍にふやしまして、6回から、約倍にふやして6回だったものを11回にふやしてございます。いわゆる自主事業でございます。それに対して市が6回実施するという状況ですと、たまにテーマが重複しがちになるということもありますし、いわゆる訪れていただくような参加される方々も少なくなってしまうというような傾向もございますので、それについては自主事業が11回ある。この11回については食品を中心としたものに、それから、市の方は3回にするわけでありますけれども、成年後見制度や、あるいはお掃除の仕方といったような生活に役に立つようなものとして実施するようなことを考えているところでございます。減らすときにそうしたところで重複しないというようなことをポイントに、消費者活動センターの運営協議会さんと十分注意、調整を図っているところです。
 それから、アニメフェスタの広告収入についてでございます。現在では広告を求めて、広告の収入を得るというようなことは行っていませんが、インディーズアニメフェスタなどでは、いわゆる商品を提供してもらうというようなことをしていただいて、その企業さんを紹介するというようなこと。広くそれも広告だと言えば広告に当たるかと思いますが、委員さん御指摘のように、今後につきまして、どうした方法で広告を出すかという取り組み方については検討を要するわけですが、関係する参加主体などと調整をしながら、例えば、周知のビラなんかにできないかというようなことについて、今後検討してまいりたいと思います。以上です。


◯都市交通担当課長(中村 修君)  三鷹駅周辺の駐輪場についてお答えいたします。三鷹駅南口周辺には、市営と民営の駐輪場を合わせて23カ所の駐輪場を整備しており、約8,800台の駐輪が可能となっております。昨年、JRが三鷹駅の駅のすぐ下に駐輪場を整備しておりましたが、それを西側の線路際に移設をいたしました。その際に、従前70台の収容を130台にふやすこと、あるいは、スーパーマーケットの店舗改修に伴いまして、来店用の駐輪スペースのほかに月決めの駐輪場を45台整備したことなどがあります。以上です。


◯委員(浦野英樹君)  ありがとうございます。まず、ごみの問題からいきます。戸別収集についてはわかりました。あと高齢者、障がい者へのサポート体制につきましては、やはり実際なかなかごみの分別ができないという方でも、やっぱり自分としては協力したいんだという思いを持っている方が本当に多いのかなと思っておりますので、やはりいま一度当事者の声などをよく集めてサポートできる体制、どういったことができるのかということを、やっぱり絶えず検討していただければなと思います。
 あと、ごみ処理場の管理運営につきまして、やはり本当にこれ、目に見える、数字に見える形で成果が出てきたということで、これはごみ減量の成果については機会を市報などで広報されておりますけれども、こういった数字でも出てきているんだということは、もっと私は強くアピールしていただいて、そのことがやはり市民にとっても分別をして、ごみを出すことをよりモラル、マナーを、分別に関するモラルを向上させるきっかけになるかと思いますので、これはよろしくお願いいたします。
 あと、喫煙マナーアップキャンペーンにつきまして、私、ずっとこの問題、議員になったときから言っていますけれども、やはりポイ捨ては減少はしたかもしれませんが、歩行喫煙での本当にひやっとする場面、何度も私、見ていまして、私がこういうことをいっぱい発言していますからいろんな声が寄せられるんですけれども、小さな事故はやっぱり起きていまして、やはりこれは継続的な取り組みが重要ではないかなと思いますし、やはり目に見えるような形で歩行喫煙の禁止というのを呼びかけていただきたいなと思います。ステッカーについても、新しいステッカーは結構視覚的にも目に入りやすいなと思いますので、ステッカーを設置する場所ですね。特に私も何カ所か危ないなと、人がちょっと合流するようなところでひやっとするような場面を結構見ていますので、そういった危ない、特にここで注意を呼びかけた方がいいんではないかというステッカーの設置場所の検討もお願いできればなと思います。
 労働費のメーデー補助金について、市長の答弁で、本当に勤労者の権利というものを、やはりより周知していくということはほんと私も大事だと思っております。ただ、私はなぜこの発言をしたかといいますと、雇用の環境というのは本当にここ20年あたり大きく変わっておりまして、例えば、労働者と事業主の争いにしても、以前は労働組合と会社の争いだったのが、最近は個別労使紛争が急増しているというような状況があります。労働組合の組織率の低下というのもあります。やはり雇用の環境、雇用環境が大きく変わっているし、それに合わせた対策というのは、私はやっぱり検討していくべきではないかと思いますので、これはとにかく雇用の変化ですね、雇用環境の変化に合わせた対応という視点からも、引き続き検討をお願いしたいと思います。
 6番目の質問で、中小企業退職金共済加入促進助成事業費で、私も先ほど最初に申し上げましたけれども、制度自体にはやっぱりメリットがあるし、大事な制度でございますので、やはり機会を見て商工振興に関するイベントのときにこういった制度についてを広報する機会というのは、これは引き続き設けていただきたいと思いますし、直接助成するという形ではなくて、事業者にこういった制度があって、この制度を使うことによってメリットがあるんだということは、引き続き広報はお願いしたいと思います。
 消費者セミナーにつきましても事情はわかりました。ただ、トータルの回数が減るということは、逆にそれだけ広報の機会を充実できるのかなと思うんですね。ですので、広報はやはり今までより逆にちょっと違った、回数が減った分、広報のやり方をちょっと変えてみるということも必要なのかなと。結局、消費者被害に遭われる方というのは、やはり知らないからそういった被害に遭われるわけで、その広報のあり方を、回数の減とあわせて検討した方がよいかなと思うんですけれども、そのあたり何かちょっとお考えありますでしょうか。これは答弁よろしくお願いします。
 あと、三鷹の森アニメフェスタにつきまして。これは私、アニメとかゲーム関係の仕事をされている知り合いが多いんですけれども、イベントとしては非常におもしろいし、本当に広告収入が取れる可能性はあるのかなと思っています。ですので、これはぜひ、今すぐというわけにはいかないんですけれども、広告収入を取れるような形でちょっと検討は本当にお願いしたいと思います。
 あと最後、放置自転車対策関係費で、駅前周辺の駐輪場の状況についてはわかりました。駐輪できる台数というのは確実にふえているわけなんですけれども、一方、いまだにやはり駐輪スペースが少ないといった声が非常にいただくわけで、ただ、どうしても一気にどおんと場所を確保するというのができない性質の事業ですので、やはりこれも機会を見て、これだけ駐輪できる台数というのは着実にふえていますよという、このアピールはしていただいて本当によろしいのかなと思います。以上、じゃあ消費者セミナーについてお願いします。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  消費者のセミナーに関する広報の充実というようなことで御指摘をいただきまして、このあり方について委員の御趣旨、十分御理解させていただきましたので、そうした広報や周知の仕方について反映してまいりたいと思います。ありがとうございました。


◯委員(浦野英樹君)  ありがとうございます。そうですね、私、いつも思うんですけど、こういった消費者関係のセミナーというのは、テーマが違うと対象が全然違うんですよね。例えば、金融商品のトラブル等のセミナーと、例えば石けんのセミナー、全然これ、層が違いますよね。となると、やはり広報の仕方も当然どういった層に対してアピールするのかということを、やはり精査していただいて広報していただければ、より充実できるかと思いますし、消費者トラブルの削減という意味でも効果があるかと思いますので、これはよろしくお願いしたいと思います。以上で、私の質問を終わりたいと思います。よろしくお願いします。


◯委員長(伊藤俊明君)  では、続いて、民主党。


◯委員(谷口敏也君)  よろしくお願いいたします。まず、229ページの三鷹市勤労者福祉サービスセンター関係費なんですが、これまでの自立化計画の進捗状況を踏まえて市はどう判断されているのか、自立化計画に対してですね、お伺いしたいと思います。それと今回、幸いといいますか、これまで4,800万円から、今年度は4,200万円という形の予算で補助金を出してきていて、今回2,100万円ということで、3億円でしたっけ、財団の部分を取り崩していくということなんでしょうけど、その自立化計画の進捗状況を踏まえて、今後もそのお金を取り崩して当てるのではないかなと思いますが、その辺の判断をどうされているのかをお伺いしたいと思います。
 続きまして、237ページの5番の、両方とも5番なんですけど、経営・起業等相談委託料と後継者の育成事業費の関係で、資料の4−25にも載っていると思うんですが、今年度の成果についてお伺いしたいと思います。また後継者育成事業費ということで、私なんかがイメージしていたのは、市内で後継者不足から廃業している個人商店ですとか個人事業主の方がたくさんいらっしゃると思うんですけれども、そういうところに対して何らかの手だてを打つ事業なのかなと思っていたんですが、実際資料の説明を見ると、大工、建築関係ということになっているんですが、果たしてそういった企業限定だけでよいのかと思うんですけど、その辺はいかがお考えでしょうか。お伺いしたいと思います。
 続いて、257ページの11番のコミュニティバスなんですが、コミュニティバスに関しては、市民の方からいろいろと意見をいただく中で、やっぱり一番多いのが便数が少なくてなかなか使い勝手が悪いということと、200円は高いんじゃないのという声がよく耳にして、余りいい評判を聞かないのが残念なんですけど、今回のルートの見直しに当たって、もしかしたら廃止するルートというのもあるのではないかという思いもあるんですが、その辺はどうお考えでしょうか。それと、ルートの変更だけではなく、先ほど言いました増便ですとかワンコインの100円ですとかというお考えについては今までと変わらずなのかどうか、お伺いしたいと思います。あと、ルートの変更に当たっては、どのような基準でルートを見直すのかもあわせてお伺いしたいと思います。それとあと、コミュニティバスというよりも地域交通になるのかと思うんですが、以前から指摘させていただいています牟礼団地行きのバスの延伸ですよね。せめてどこかの、例えば仙川までつなげるとかという方が利便性がいいのかもしれないんですが、せめて都営六丁目のところまで伸ばしてあげたいなという気がするんですけど、以前説明会があってそれっきりとまっているんですが、実際この延伸についてはどうお考えなのか、お伺いしたいと思います。
 続いて、261ページの都市計画道路の3・4・13号線と3・4・7号線についてなんですが、代表質疑でも質問させていただいたんですけど、3・4・7号線と13号線のつながらない部分、牟礼団地入り口のところまで早期実施路線というのになっているのはわかっているんですけど、そこから3・4・13号線とつながる部分ありますよね。要はそこが狭いままに残るわけなんですけど、そこの安全対策というのをどうお考えなのか、お伺いしたいと思います。それと3・4・7号線、今回連雀商店街の方までは入らないわけですが、いずれ整備されていく中で、現在の商店街の存続、あるいは小さいお店みたいなのを誘致できるような商店街の再生という形で進んでいってもらいたいと考えているんですが、その辺はどうお考えなのか、お伺いしたいと思います。
 それと269ページの木造住宅の耐震助成なんですが、今回、大分総額でいうと1,400万円から1,000万円ですから400万円の減額になっております。資料を見ますと実績減ということはわかるんですが、先日のニュージーランドの地震とかを踏まえると、そういった地震、東北でもありましたし、そういった地震があると皆さんの意識も高まって、また需要があると思うんですが、この予算内で終わりになってしまうのかどうか。ことしは多いような気がするんですけど、その辺はどうお考えでしょうか。お伺いします。
 それと275ページの一番下の地域防災計画とBCPの件なんですが、BCPについては一般質問でも以前質問させていただいて、平成22年度の予算で1万円ついて策定ということになっていたんですけど、これまでの進捗状況をお伺いします。それとBCPに関しましては、それを策定するだけではなくて、やはり実行できる人材の育成というのが重要になってくると思うんですが、それについてはどうお考えなのかをお伺いします。それと今回、震災編ということで括弧書きでうたっていますが、新型インフルエンザ去年ありましたけど、あ、おととしか、ありましたけど、新型インフルエンザとかの対応のBCPについては策定のお考えはどうなのかお伺いします。それと地域防災計画の中で、都立高校とかが災害時の帰宅支援ステーションになるというお話を前、伺っていたと思いますけど、現在三鷹高校の方ではどういった位置づけになっているのかお伺いしたいと思います。
 最後に、これは家具転倒の次ぐらいに入っていたと思うんですけど、高齢者、障がい者の火災報知器の件なんですが、能美防災さんの御好意で設置ができて、今回予算が入っていないわけなんですけど、ある程度設置率というのを把握していたらお伺いしたいと思います。それと特に高齢者、障がい者の方には本当に必要なものだと思いますし、昨年度──昨年度じゃないか昨年か、焼損面積が最小に終わったというのも、やはりこの火災報知器の影響がかなりあったのではないかと思いますので、もっと広報なり、あるいは一定の補助を出してでも、今は義務づけになっているから本当はつけてないといけないんですけど、全世帯に普及を確実にしていただきたいと思いますので、その辺の広報の方法や、一部補助みたいな形をお考えになれないかどうかということをお伺いしたいと思います。以上です。


◯生活環境部調整担当部長(清水富美夫君)  まず、勤労者福祉サービスセンターの関係でございますが、御案内のとおり、国、東京都の補助金がなくなる中で、それを視野に入れまして、勤労者福祉サービスセンターでは、当然自立化に向けた事業を展開していくという方針を立てております。そうなりますと、当然会員さんの会費というのが主な財源になりますので、当然そうした中でいかにサービスの低下を招かないような事業の見直し、あるいは経費の節減、そういったものには十分取り組んでいるところでございます。そういった意味では、我々三鷹市としても一定の評価をさせていただいているところでございます。また、2つ目にございました取り崩しの関係でございますけれども、これは今現在積立金が事業積立金等3種類ございます。その積立金を平成23年度から平成27年度の5カ年間でおおむね800万円ずつ取り崩しをしながら事業に充てていくという形で補助金と相殺させていく、そうした形で一応計画を持っております。以上でございます。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  後継者育成事業について御質問をいただいたわけであります。このうち大きく2点に分かれておりまして、1つは今年度の実績という点がございました。平成22年度は申込者が136名ありまして、実際に講習などに参加をしていただいた職人さん等110名おられます。このうち最後、既定の回数6回ですが、受講され、後のいわゆる修了テストといいますか、そうしたものを受けられ修了された方が97名ございました。こうした実績でございます。それから、2つ目でございます。こうしたほかにも後継者不足で悩んでいる事業所、あるいは事業の業種があるというふうに御指摘でございます。おっしゃるとおりだろうというふうに思っていますが、今年度、いわゆる国の緊急雇用制度を使った事業を組み立てて、これは実施ができたわけでありまして、こうした仕組みでやるというのが広く可能かどうかということを検討してきたわけでありました。この事業に取り組んだという背景の1つとしては、やはり住宅メーカーさんで建築をされた市民の方が、非常に消費者活動センターへもそうでありますし、住宅110番なんかもそうでありますけれども、施工がきちっとされていないという、そういった御相談をいただいているわけであります。その改善策として、やはり地域の大工さんに、どうした施工がいいのかということをしっかり知っていただくということが大変重要だろうというふうに考えたところでございます。したがいまして、住宅金融支援機構の35年間ローンが使える、いわゆるフラット35という、こうした内容を講義に用いて、しっかり技術基準に沿って技術の水準を上げていくというようなことで取り組んだところでございます。以上です。


◯都市交通担当課長(中村 修君)  コミュニティバスについてお答えいたします。コミュニティバスについては昨年、公共交通に関するアンケートを実施いたしまして、委員御指摘のように、コミュニティバスについていろいろな意見をいただいております。確かに1時間当たりの便数が少ないということなどの御意見をいただいておりまして、特にコミュニティバスの中で、三鷹台ルート、西部ルート、北野ルート、この3ルートについては、いずれも走行距離の長いルートとなっております。したがいまして、このルートを短くするというようなことで運行回数をふやすような取り組みができるのかなというふうに考えております。一方、増便ということに対しては、費用対効果の部分も含めて課題があると考えております。また、見直しの基準ということで御質問をいただきましたけれども、従前、現在動いているコミュニティバスルートについては、その当時一番最適なルートということで選定して運行したものでございますが、地域の利用される市民の方の利便性を損なわないような形で、新たな見直しルートを検討してまいりたいと思います。私からは以上です。


◯都市整備部技監・広域まちづくり等担当部長(小俣 崇君)  牟礼団地のルート延伸について御質問をいただきました。このルートは非常に市議の方からも多くの要望があったところでございまして、市としてもその要望を受けまして、事業者である小田急バスさんと協議しまして、バスのルートの実証実験等いたしまして協議を重ねてまいりました。そして、地域の皆さんの御理解もいただくということで説明会等を実施したわけでございますけれども、やっぱり道路が狭いという状況がございまして、非常にあそこ、通学路にもなっておりますので、その通行の安全性の確保ということがちょっと課題になっております。その状況がございますので、現段階においてはちょっと運行が厳しいのかなというふうに思います。また、市としましても、道路の構造等のいろいろな課題があれば、そこら辺については積極的にクリアできるような対応を今後も努力していきたいというふうに考えています。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  よろしくお願いします。3点、私の方から答弁させていただきます。まず1点目、3・4・7号線、連雀通りの安全対策ということで、委員の方から御指摘のとおり、連雀通りにつきましては、東京都、28市町で定めました第三次事業化計画の優先整備路線に位置づけられているところでございます。委員さんの方からの御質問については、その現道から外れていく部分、狐久保の交差点から100メートルぐらい先から東側の部分の御指摘だと思いますが、こちらにつきましては、三鷹市として東京都に対しまして、歩道設置等の交通安全事業を早期に進めていただきたいということを従前から求めているところでございます。
 2点目、連雀通りの商店街の再生ということで、こちらの連雀通りの商店街のところにつきましても、ただいま申し上げました優先整備路線の3・4・7号線、まだ事業化はされておりませんが、東京都の方で昨年から測量等の説明に入っておりまして、来年度には事業化するというように聞いております。そうした事業化をするに当たって、今、用地取得等をしておりまして、そういった情報提供を東京都からしていただきまして、それをもとに三鷹市の方で商店街等に意向調査にこれから入っていきたいと考えております。
 3点目、木造住宅の耐震助成の予算減額ということでございますが、平成21年度決算では約560万円ほど、平成22年、まだ現在執行中でございますが、予定としましては約750万円ぐらいということで、予算額1,003万円ほど計上させていただいておりますが、今までの従前の執行額でいけば多少余裕ございますので、こういった最近地震があったことによってふえることについても対応が可能ではないかと考えております。以上でございます。


◯総務部調整担当部長・危機管理担当部長(馬男木賢一君)  まずBCP、事業継続計画についての御質問について、私の方から2点御説明させていただきます。現時点までの進捗状況でございますけれども、事業継続計画を対象としております業務は、通常業務と、それから応急、復興業務の大きく2つに分かれます。平成22年度におきましては各課の通常業務のうちすべてを洗い出しまして、非常時に優先すべき通常業務の調査、それから、防災課の方で応急、復旧業務につきましての優先度をつけたところでございまして、各課に現時点ではその業務の優先性について確認をしておるところでございます。この通常業務と応急、復旧業務を調整して、限られた人間、資源の中でございますので、人間をどういうふうに配置するかということがこれから先の課題になってきまして、今、まさしく調整中でございます。平成23年度中にはこれを確定いたしまして、地域防災計画との整合を図りながら、位置づけをきちっと行っていくと、こういうふうに考えております。
 2点目が人材育成でございますけれども、まさしく委員御指摘のとおり、事業継続計画につきましては実践的な計画でないと余り意味がないというものでございます。したがいまして、この実践的なものになるために、この事業継続計画の確定の後には、災害対策本部の班長、あるいは本部員、つまり部課長を対象とした講習会のみならず、災害対策推進員を各課に平成20年度から設置しておりますので、そういったいわゆる班長、本部員以外の職員につきましても、講習会等まずは図るとともに、防災訓練等におきまして、実践的なものを含めた訓練を行っていきたいと、かように考えてございます。以上でございます。


◯健康推進課長(佐野光昭君)  私は、新型、強毒型のインフルエンザのBCPについてお答えいたします。先ほど馬男木部長がおっしゃったように、防災関係とは別に、新型、強毒型の新型インフルエンザになった場合のBCPですけれども、これはハード面というよりも人的被害を想定しておりまして、やはり縮小事務、あるいは廃止事務、そして継続事務という仕分けをして、今後新たに新型インフルエンザが発生したときの、新たに発生する業務について調査を行い、そして策定する予定でございます。以上でございます。


◯防災課長(大倉 誠君)  三鷹高校の帰宅の支援ステーションの件でお答えをいたします。確かにすべての都立高校が東京都の防災計画では帰宅支援ステーションとして指定をされておりますので、三鷹高校についても同様でございますが、ただ三鷹高校の場合には、基本的には東八道路が帰宅困難者が帰宅をするための道路となった場合の想定でございますので、現段階では、まだそれに伴う具体的な動きは東京都の方でもしてございません。
 それから、住警器の関係でございますが、私の方からは、直近の設置率ということでお答えをまずいたします。2月の末現在でございますが、東京消防庁の方からいただいている数字では85%の設置率でございます。広報の件でございますが、この間、市の方でも広報やホームページ、それから、私の方でもさまざまな機会に市内の火災等で住宅用の火災警報器があったがために火災にならなかったケースとか、あるいは、わずかな焼損で済んだケース、こういったものが多々ありますので、地域の皆さんの方に出向くときには、そういった話も可能な限りさせてもらいながら、住警器の普及啓発には努めてきたところでございますが、今後とも消防署と連携しながら、広報には努めてまいりたいと思っております。以上でございます。


◯高齢者支援課長(高階豊彦君)  防災課長のたった今、住宅用火災警報器の答弁に補足をさせていただきたいと思います。私からは、一部助成金についての答弁をさせていただきたいと思います。法改正がありましてから、平成20年から3年間、三鷹市としては補助金を支出してきたところでございますが、先ほど質問の中にもございましたが、平成21年度につきましては能美防災さんから寄贈をいただきまして、5,000個の無償配布という事業もあわせて行ったところでございます。ただ、平成21年度の3回ほど無償給付については募集をしたんですけれども、徐々にやはり件数が少なくなってきたと。今年度平成22年度につきましても100万円の予算を用意したところでございますが、現在ではおよそ11.4%の執行率にとどまっているということで、こうした状況を見ますと、ほぼ先ほどの防災課長の普及率の率も勘案しますと、一定の補助金の役割は達成したのかなというふうな感じを受けているところでございます。
 参考までに周辺の自治体の助成状況を見ますと、ほとんどが平成21年度、義務化の直前で事業を終了したところがほとんどでございまして、残っているのは私どもと府中市だったんですけれども、その府中市につきましても昨年の5月で事業を終了したということで、認識はほかの自治体も同じなのかなというふうな感じでいるところでございます。以上です。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。まず、勤労者福祉サービスセンターについてですが、御答弁の中で、平成27年度までに年額で800万円ぐらいずつということでしたけど、一定の自立化計画を評価しているという中で、平成27年度以降、結局ある程度はやはりまたこの補助金、三鷹市からの補助金をふやさなければいけなくなるのではないかなと思いますが、その辺はどう試算されているのかお伺いしたいと思います。
 それと後継者の件については、御答弁をお聞きする中だと、ほかの業種とか、いわゆる個人事業主さんとか、本当に後継者がいなくて困っているというようなところへの何らかのアドバイス、コンサルタント派遣とか、そういったことというのはお考えがないのか、重ねてお伺いしたいと思います。
 そうですね、コミバスについては要望なんですけれども、やはりせっかくこれだけお金を使ってやっている事業なんで、もうちょっと何といいますか、愛されるというか、喜んでもらえるというか、余りいい評判を聞かないものですから、それだったらもうじゃあやめますよと言いたいような感じなんで、ちょっともう一努力していただきたいなと要望をさせていただきます。あと、連雀通りの東側の部分については、東京都の方に対して歩道の設置を要望しているということだったんですけど、これは拡幅も考えてということなんでしょうか。お伺いします。
 それと耐震の助成については、現時点のこの300万円と700万円の予算で、ニュージーランドの件でふえる部分もカバーできるという……、できるんですね、わかりました。できるのかなという気がするんですけど。ふえた場合でもこれで打ち切りなんですか、やっぱり。それだけ確認しておきます。以上です。お願いします。


◯生活環境部調整担当部長(清水富美夫君)  先ほどの取り崩し等の関係で、以後につきましては、最終的には留保資金が1,000万円程度まずございます。それがまず1点。その中で事業を展開していくわけでございますけれども、御質問の平成27年度以降の市の補助金のあり方に関しましては、これはやはり別途市と協議をしていくという形になろうかと思います。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  後継者の関係についてお答えをさせていただきますが、各種交流会などをもってそこで交流をしていただく中での同じ悩みを分かち合ってふやすと、後継者を育てるというようなこと。それから、商工会で優良従業員表彰というようなことにも取り組んでいるところであります。まして商工会でも委員御指摘のアドバイザーの派遣をしたりというような事業を行っていますので、今後一層の活用を図っていきたいと思います。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  連雀通りの拡幅につきましては、人見街道の方で行っているような道路拡幅ということで歩道を設置するようなことを想定しております。木造住宅の予算につきましては、増加したその時点で、またその時点で検討させていただきたいと考えています。以上でございます。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございました。終わります。


◯委員長(伊藤俊明君)  いいですか。はい。
 以上で、民主党の質疑を一たん終了いたします。
 この際、しばらく休憩をいたします。再開は11時ということでお願いします。
                  午前10時41分 休憩



                  午前11時00分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  それでは、委員会を再開いたします。
 日本共産党。


◯委員(岩田康男君)  それでは、お願いします。款が多いんで、質問項目がちょっと多いですけど、手際よく質問しますので、手際よく答えてもらって。1つは衛生費でごみの問題ですが、家庭ごみの有料化について、私ども賛成しておりませんでしたが、しかしその後、担当者の皆さんの大変な御努力の様子というのが私どものアンケートにもあらわれておりまして、御苦労されているということについては、私ども承知をしております。
 その上で、幾つか市民の人から問題提起がされていますんでお尋ねしておきたいと思うんですが、1つは手数料の、収集袋の取り扱いの手数料の廃止問題で、当初この手数料を、委託料といいますか、廃止を、設置をしたときの目的が、取扱店に徹底をした上での廃止だったのか、ただ廃止ということだったのか。そのあたりが、なぜ廃止するのかという問題提起をされていますので、経過をお尋ねをしておきたいと思います。あと、家庭ごみの収集袋の無料配付の件で、これももう役所は何度も聞いている話だと思うんですが、年金のみ世帯に配付するというのは、私は大変いいことだというふうに思いますが、ただそのことから、高齢者の方で年金以外に、たとえ5,000円、1万円の収入があったとしても非該当になると。どこで線引きするかって、線引きって難しいんですけどね。難しいというか、矛盾が出るというのは私もわかっているんですけど、しかし、ある方は1万円あったと、年金以外にですね。しかも役所のお手伝いをしたら1万円役所からもらったという、そのためにごみ袋がもらえなかったという話なんで、まあ、もらいたかったかどうかという話はあるんですが、しかし、その1万円のために非該当になるということもあって、何かこれに加えられないか。主として収入は年金で、そういう場合は該当するとか、何か加えられないか。
 あともう1点は、粗大ごみの点数の問題でもよくきていると思うんですが、1,000円券が1種類のみというのは、これは改善というか、もう少し段階別に500円券とか200円券とか、そういうものはできないんでしょうか。
 2点目は商工費なんですが、商工費なのかどうかわからないんですが、観光協会の、三鷹駅前の観光協会の前の歩道をね、これを馬を置いているだけで駐輪禁止になっているんですが、何か観光協会と結びつけて、三鷹市のこの観光案内とか商工案内とかあそこの空間を、道路でしょうけど、しかし、何か利用、活用すると、誘導すると、観光協会にですね、観光案内に、ということというのはできないでしょうか。どうもあの部分が暗くてですね、馬を置いただけというのではもったいないし。もう一つは、風の散歩道をずっと行って、万助橋あたりに観光案内所というか、休憩所といいますかね、よく地方都市行くとありますよね。まち並み保存事業の中のその一角の中に観光案内と休息所みたいなのがありますね。ああいうものを設置して、せっかく来た市民というか、せっかくきたお客さんを市内に滞在してもらうと、消費してもらうと。ジブリに来てすぐに帰っちゃうというんじゃなくてね、そういう案内をするような場所というのは設置できないかどうか。
 3番目は土木費なんですが、井の頭公園の西園が、今度東京都が買収をして、ああ、東京都が買ってくれたから、すぐあそこ、歩道つくってもらえるのかなと思ったんですよね。ところが平成24年の秋に、来年の秋ですね、緑の国体をやるということで、今、緑の国体緑化フェアですが、それをやる準備を中でしていると。で、平成24年の秋ですから来年の秋、それをやると。で、整備計画についてはその後検討するという、こういうお話なんですが、せっかく買ったのにあそこの交通、せめて中の施設はともかくとして、交通安全として歩道をつくってもらうということは、一日も早くやってもらいたいなというふうに思うんですが、その緑の国体緑化フェアの開催があったとしても、歩道は早く改善できないかと、そういう働きかけが三鷹市からできないかというふうに思います。
 それから、住宅リフォーム助成については、一般質問でも代表質問でも質問させてもらいましたが、その後、例の交付金を見られたかと思うんですが、国がこういった関係では一括交付金化の動きを示して、今まで建築、住宅関係のね、いろんな交付金を一括まとめて今度は交付金の一括化で、名称を何ていいましたかね、社会資本整備総合交付金という名前にしてですね、今度。今までの三鷹市の歳入のこのページにいろいろ交付金が出ていますが、3分の1、100分の45、いろんな種類がありますが、それを一括して100分の45にするということらしいんですが、それとあわせて、いわゆる高齢者、障がい者のバリアフリー助成も利用者が大変少ないと。それで耐震補強と耐震診断も、いわゆる今まで頼んだ大工さんに頼めるようにすると便利になるんじゃないかというふれ込みだったんですが、そう利用数が上がっているわけじゃないですよね、そういう制度にしてもね。簡易診断から本格診断にして、固定資産税を減免するという制度にしたから、今までの方針を変えたわけですよね、耐震診断、耐震補強をね。ところが、数が飛躍的に伸びるということじゃなくて、従来の数ぐらいと。市民の人からの要望というのは、住宅リフォームをしたいという要望と、それから、市内の大工さんからすれば、そういうところに民活といいますか、民間の事業を確保したいということで、全国的にも大変好評な事業として全国各地に広がっているわけですが、この耐震補強、耐震診断と住宅リフォームをセットにするとかですね、交付金がセットになるわけですから、今度は。そんな方式で考えられないかと。
 土木費の3つ目は、野崎四丁目に墓地ができると、かなり大規模なですね。で、該当住民は調布の市民の人なんですよね、周辺住民はね。ところが、地域は三鷹市ということで、三鷹市が扱うことになるんだとは思うんですが、そういう場合の調布市民に対する対応の仕方と、もう一つは、新川で墓地の問題があったときに、一時期墓地の要綱を検討されたことがあったと思うんですが、あの話はどうなったんでしょうか、今。あのまま机の中にある、案文が残ったままなんでしょうか。それとも、何かこれで生かされるという方法があるんでしょうか。
 最後に消防費なんですが、先日消防署の前を通ったら、レスキューツールセットというのが展示してありまして、いわゆる緊急災害時に全くの初期対応をどうするかという工具類ですよね。三鷹市の大規模災害に対する対応は、大規模な防災センターをつくるというのは、それは不可能だというのは私もわかりますし、つくる必要があるかどうかという議論もあると思うんですが、しかし大規模災害で一番の問題は初期対応だと思うんですよね。初期対応で、私も消防署の方に説明を受けて、ああ、なるほどと思ったのは、バールだとか、のこぎりだとか、簡易ジャッキだとかね、こういうものというのは家庭になかなかないんですよね。だけども初期対応としてはこれが一番有効な工具なんですよね。消防署は、借りにきた人には貸すそうなんですよ。ところが、あの消防署にね、何人が借りに行けるかという数が、じゃあどのぐらい持っているんですかといったら、そう幾つも持ってないですよね、数セット。こういうものというのは、防災倉庫にあるんでしょうか。あるいは、町会とか自治会とかマンションの自治会とかそういう単位に、あっせん、援助とかというのを考えた方がいいんじゃないかというふうに思いますが、以上です。


◯副市長(河村 孝君)  緑化フェアのことについて、私の方から答弁させていただきます。吉祥寺通り沿いの歩道の早期設置ということは、御要望の趣旨はよくわかります。緑化フェアの開催地として決まったのはつい最近のことでございますので、現在いろんな交渉をこれから始めるところです。私どもとしてはそういう問題も含めて、岩田委員さんとしてはかなり控え目な御要望だったと思いますが、三鷹市としてはいろいろこれに合わせて、ハード面のことも含めて、国、東京都に対して関連するいろんなハード的なこともございますので、しっかりと交渉してまいりたいというふうに思っております。御趣旨のことも、その中で議論をしてまいりたいというふうに思っております。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  3点お答えさせていただきたいと思います。まず、事務手数料の方の廃止につきましては、こちらにつきましては、当初やはり私どもの方も事業系のごみについて有料にしたときに、やはり袋の方を扱っていただきたいという気持ちがございます。その浸透を図るために各店舗、扱っていた店舗さんには固定費という形でお支払いをしたところでございます。ただ現在は、家庭系の有料袋の方も取り扱いが出ておりますので、そちらの方は御利用しやすくなっていることと、あと発注につきましても今、ばらばらで当初の方は発注をかけねばならなかったんですけれども、すべて家庭系ごみ、事業系ごみ、粗大ごみシールという形で3つ一緒に発注、配送ができるようなシステムになりましたので、非常にその辺は取り扱いに対しては楽になったのかなと思っているところであります。そういった意味合いでの廃止という形でお願いしたわけです。廃止に当たりましては、やはり冒頭、酒販組合さん、酒屋さんでございますけれども、酒販組合さんに大きく御努力という形で御協力の方をいただいて、当初からいろいろ市の取り扱いについてをいただいたわけです。ですので、酒販組合さんの方には、事前でございますけれどもお願いに当たりまして、趣旨の方の御説明をさせていただきました。また、商工会さんの方での商業関係のところでも、我々の会合のところで御説明をさせていただき、あるいは、コンビニエンスストアさんも今、広く扱っているんですけれども、基本的に個人経営をなさっているストアさんございますので、そういうところを中心に個別に当たらせていただいて、市の方の考え方、趣旨という形を御理解いただいて、廃止の御説明をさせていただいたところでございます。
 2点目でございます。年金、減免でございます、指定収集袋の。これは私どもの方の、広く一般的に御高齢の方の年金だけで住んでいらっしゃる方という形で、なるべく広く大くくりの中で減免の対象にしていきたいというのが冒頭の趣旨、当然そういう方々に経済的な御負担をかけたくないということでやらさせていただいた制度でございます。やはりそこの中で、まだ実際減免のところ2年目のことしで事務扱いをしているわけですけれども、その中でいろいろ委員さんも御指摘がありますように、細かいそういう整合性というんでしょうかね、実質上という形の中では、いろいろ御意見等々いただく機会は非常に多くなっているところでございます。ただ私どもも、何ていうんでしょうかね、端的に言うと、年金で御高齢という形の中でというふうにとらえていきたい部分でございますので、そこの細かいところについては、またこれからちょっとまだ研究をさせていただく。あるいは、他市の状況。他市でもこういった形での減免をしているところというのは数市しかありませんけれども、他市の状況も踏まえて、私どもの方も研究をしていきたいなと思っているところでございます。
 続いて、粗大ごみについてでございます。粗大ごみにつきましては、私どもの受付の方を再構築させていただきまして、お申し込み等々非常にやりやすくなったところでございます。その影響もあるかと思いますけれども、若干今年度の予定では、粗大ごみについては若干ふえてきているという、収集量の状況でございます。ですので、やはり1,000円のポイント制という形では、粗大ごみの排出の抑制という面でも考えているところでございますので、ちょっと現況の形の中でもう少し抑制を図っていきたいなというふうに考えているところでございます。


◯都市整備部技監・広域まちづくり等担当部長(小俣 崇君)  三鷹駅南口の観光協会の前の件でございますが、放置自転車防止策でございますが、これにつきましては、基本的には余り、マナーを守っていただいて、ああいうものを置きたくないというのが基本的な考え方でございます。それを観光協会の前ということで、観光協会の活動に、そこの場が何とか活用できないかという御趣旨の質問だと思いますけれども、いわゆる放置自転車の防止という目的が同様に何とかかなえられるものであれば協力は、最大限協力していきたいというふうに思っているところでございます。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  万助橋周辺に観光者への休息の場の設置ということで御質問をいただきましたが、現在風の駅というのがございます。これが十分その機能を果たしていないという、そうしたこともあっての御質問というふうに理解してございますが、この現行の運営者については交代をするという予定がございまして、交代に当たっては3月下旬から4月にかけて、公募の方式により運営を募っていきたいというふうに考えているところでございます。4月末までに運営者を選定して、5月より新たな風の駅として、委員さん御指摘のように、観光スポットとしての役割、あるいはそこに気軽に立ち寄っていただけるような、そうした役割を強化していただきたいと、そういう趣旨でプロポーザルによる業者選定をしていきたいというふうに思っております。以上です。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  住宅リフォーム助成に関する御質問をいただきました。住宅のリフォーム支援につきましては、目的としましては耐震改修、あるいはバリアフリーの改修、エコリフォーム改修、災害予防、そういった目的がございます。そういった中で、基本的には個人の資産である住宅の改修につきましては、その所有者の負担において実施する必要があると考えております。しかしながら、公共的な影響の出るような内容について、例えば、耐震助成につきましては、基準法の改正等にも伴いまして、過去の災害の事例等を見まして、建物が例えば倒壊した場合に、直接的な被害にとどまらず火災の発生とか避難路の遮断、そういった被害を増大する要因になると。そういった影響が考えられますので、そういったところについては市としても助成をしていきたいというふうに考えております。一方、住宅のバリアフリー改修につきましては、高齢者、障がい者等に対する支援ということで、そういった事業で進めていきたいというふうに考えております。以上でございます。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  野崎四丁目の墓地につきましてお尋ねがございました。近隣が調布市民であるということで対応はどうなのかということですが、施設が市の中にありますので、施設についての指導はまちづくり条例にのっとって市の基準で指導してまいりますし、その中で市民の要望を受けとめて、また説明会もきちっと行うようにということで、今後も指導してまいりたいと思います。かつての墓地開発に伴う指針がどうなったかというお尋ねでございますが、指針はその後、さまざまな課題がありましたので調整を行ったところなんですけれども、同じく野崎に開発されて既に供給されている墓地とタイミングが合ってしまいまして、後出しじゃんけんになるので、それを用意していたところにまたこれがきたということで、いずれにしてもこれは市の中で決裁をしなければいけませんけれども、タイミングが非常に難しいんですけれども、用意はしているところであります。ガイドライン、指針ですね、を用意しております。


◯防災課長(大倉 誠君)  レスキューツールセット、救助工具のセットの件で御質問をいただきました。実は三鷹市の方でも、今、市内84カ所、これ、避難所になっている学校であるとかコミセン、あるいはそれ以外にも保育園であるとか、あるいは分団の詰所、それからあとは可搬ポンプのポンプ小屋、こういったところに計84カ所、やはり大ハンマーであるとか、あるいは大きなのこぎり、あるいは大きなバール、油圧ジャッキ、こういったものの救助工具を備蓄といいますか備えてございます。こういったものを使って、地域の訓練なんかでは持ち出して救出訓練なんかもやっているところもございます。また市民の皆さんには、こういったものを個人的にそろえられなくても、いわゆる車のパンク等に使う油圧ジャッキであるとか、あるいはレンチであるとか、こういったものが意外と──大きなものには無理ですけれども、ある一定の力を発揮できるものとして、やはり使えますよというようなことは、皆さんにも広報をしたりしているところでございます。以上でございます。


◯委員(岩田康男君)  井の頭公園の西園のね、施設内容について、きょうここでいろんなことを議論したくないんですよ。私が要望というか、質問というか要望したのは、明星学園の通りと吉祥寺通りの歩道をとにかく改善してほしいという要望は強くあって、それはもう一刻を争うと。せっかく買ったんだからね。民間の場合にはなかなか言えないですけど、東京都がせっかく買ったんだから、もうあしたでもね、設置してもらいたいと。こういうことでお願いに行きましたら、さっきの話が出たと。で、来年の秋まではあの塀を動かせないんだと、こういうわけですよ。まあ、要望を受けるとすればね、緑化フェアのときに歩道をつくってもいいですよと。本当はね、緑化フェアが終わってから歩道をつくろうと思ったけど、そういう要望が強いなら、緑化フェアのときから歩道をつくってもいいですよという回答は東京都はしたんですが、もう一つですね、もう一つ突っ込んで、じゃあ緑化フェアの工事をしているときから、その歩道部分は工事しないわけだから、その歩道を改善すると。その歩道の向こうから工事をしてもらうというね、そういう方法はとれないですかということで、それは返事しなかったんですけど、三鷹市の方からそれを強く要望してもらいたいということです。
 それから、粗大ごみ、まあ、家庭ごみの年金云々というのはぜひ研究してもらって、いろんな事例を聞けば聞くほどね、ああ、なるほどと思うことはあるんで、それは声も届いていると思うんで研究してもらうにしても、粗大ごみの発生抑制というのは、私は逆じゃないかと思うんですよ。1,000円券のために点数をね、何点以内なら1,000円券で足りるわけですよね。だから、むしろ細かくした方が粗大ごみを出す個数は、私は少なくなるんじゃないかと。せっかく1,000円券だから幾つも出そうという人がいるかどうかわかりませんが、しかしそういう声も聞いたものですから、引っ越し等でついでにこれも処分してしまおうというようなお話も聞いたものですから、むしろ細かくした方が発生抑制になるんじゃないかというふうに思いますが、もう一度お尋ねします。
 それから、観光協会の前というか、薬屋さんの前といいますかね、あそこのデッキの下全体なんですが、三鷹市の観光とか商業とかね、三鷹市のアピールとかジブリとかそのアピール、天文台も含めてね、そういうものに使うなら歩道が使えると。歩道であっても。放置自転車をここに置かないために、そういうものを置きますという理由をつければ、あそこに何か掲示物とか、来て目で見えるとか、明るいものとか、そういうものをつくれる可能性がある。そういう意思表示しないで、顔で。そういう研究はできるんですか。いやあ、あくまでもここは歩道なんだからね、馬を置くしかないんだというんじゃ、余りにも三鷹の駅の真ん前で、しかも風の散歩道の入り口でね、観光協会があって、そういうのもったいないと思うんですが、何か工夫はないものでしょうか。
 休憩所も私、風の道でしたっけ、いや、風の駅。あの店ももちろんいいんですけど、そういう役割を果たすスペースがないですよね。あなたに向かってじゃなくてこっちか。ああ、そう。ないですよね、スペースがね。地主さんが許してくれるかどうかわからないんですが、むしろ建物をつくって休めるとか、お茶が飲めるとか、三鷹市の観光について説明を聞けるとか、次はどこへ行ったらいいとか、何があるとかという、そういう場所にあそこが改築できるならば、私はそういうのをした方がいいというふうに思うんですが、今度交代をする機会にそういったことは、建物全体をいじることは可能なんでしょうか。
 それから、住宅リフォームなんですが、阪神・淡路大震災のときには、個人の財産なんだから個人で復旧しなさいということだったんですよね。その後、大規模災害を抑えていく──抑えていくというか対応していくというために、耐震補強については助成もしましょうというふうになったんですよね。だから、個人の住宅、資産云々というのはわかるんですけど、だんだんだんだんそういうものというのは社会的な役割として僕は評価をしていくという中でね、耐震もバリアフリーもリフォームの一環というか中身なわけだから、リフォーム助成という形で市民の要望とか市内業者の仕事確保だとかいう点で、補助金がそういう形になるわけだし、一括化になるわけですし、それで100分の45というふうになるわけですから、検討したらどうかなというふうに思います。最後は、町会とか自治会とかマンションの自治会だとか、そういうところがそういうものを要望したときに、何か支援体制みたいなものがとれるんでしょうか。


◯副市長(河村 孝君)  私も質問委員さんの趣旨は十分理解した上で答弁しているんですけれども、井の頭公園の西園の拡張用地の周辺の整備という問題は、緑化フェアの前提になる事業として私どもは位置づけて、東京都、あるいは国の方に総合的に要望していきたいというふうに考えていますので、緊急的な課題としての歩道の問題も十分その趣旨の中に入るので、しっかりと交渉したいという趣旨で答弁させていただきました。西園の中身の話ではなくてですね。
 それから、観光協会の前のスペースの話ですけれども、私どもがデッキを整備するときに、そこに面している商店の方たちからいろいろな御要望を承っている中で、見通しというのがあるんですね。デッキの上から自分のところのお店がどういうふうに見えるか、明るさはどうかと、そこのいろいろな趣旨も含めて、商業環境としてのデッキの周辺ということでの御要望をいろいろ承ってまいりました。今のお話で、観光案内板というのはなかなかいいアイデアだと思うんですけれども、お店の前をふさぐことにはなります。それから、観光協会も、今の位置がなかなか見えにくいということで、いろんな案内板をつくっていますけれども、かろうじて前があいていることから、大体あそこですよということが指示しやすいような状況がかろうじてあるということもありますので、そういった問題。それから、警察の所管とも関係しますから、十分担当の方も研究したいというふうに言っていますけれども、いろいろ議論して、いろいろな意味で方針を出していきたいというふうに思います。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  粗大ごみの件でございます。私どもの方のいろいろ経験的なものでいいますと、例えば、500円券なり200円券という形ですと、非常にお客様としては粗大ごみを出しやすい状況という形が出てくるのかと。やはりごみというのは、収集する回数がふえちゃうと、どうしても量がふえる、出しやすい状況。ですので、そういった面を考えますと、やっぱりそこはもう一つ考え、ちょっとそのところで、またごみを捨てるときにも考えていただきたいという機会にもあるし、そこでまた再利用ということも考えられるのかなと思っております。また、あとどうしても収集の経費の面から考えますと、車2台で行っておりますので、それが例えば1個出しても2台では行かなければならないという状況がございますので、そういったようなコスト面も考えますと、やはりちょっと現行の1,000円という形で継続はしていきたいなと思っております。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  風の駅について御質問をいただきましたが、改築というようなことについて、現状の使い方など、バスが入ってきたりするということもありますし、それから、これまでの地主さんとの交渉などにおいては、大規模に改築してしまうということは、これは現状ではできないというふうに理解しております。ただ、お天気の日にテーブルを外に並べていすを置くというようなことについては可能性がありますので、仮設的なものというようなことで、現状は考えてまいりたいというふうに思っていますが、今後地主さんとも改めて十分協議したいというふうに思います。


◯総務部長(佐藤好哉君)  救急工具セットの配付を町会、自治会から御希望があったら配付できるのかということで御質問をいただきました。現在、先ほど説明をさせていただきましたけれども、配付場所は公共施設、もしくは公共的施設を中心に配付をしております。当面はその方法でやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  住宅リフォーム助成につきましてですが、三鷹市においては耐震助成も含めまして、利用の状況は余り多くはないということでありますので、今後そういった全体の状況を踏まえて検討してまいりたいと考えております。


◯委員(岩田康男君)  予算を提案して、ここで質問したからこう変えますというのはなかなかあれでしょうけど、しかし、例えばレスキュー工具の問題なんかもね、本当に検討してもらいたいなと思うのは、初期対応でしょう。住宅が倒れたときに、そこからどういうふうに火災が起きる前に救い出すかとか、それは公共施設から持ってくる間というのはなくて、本当は各家庭にあればいいわけですけどそれも無理なんで、本当に身近にあるということが大事なのと、もう一つは、災害強者というか、そういうものを使える人を日ごろどれだけ養成するかというね。だから、消防署の人なんかも、そういう要請があれば、町会でも隣組でも何でも出かけていきますというね、これは三鷹市もそうだと思うんですけど、本当に災害強者をたくさんつくっておいて、何か起きたときに身近でぱっと対応できるというね。それさえ対応できれば、あとの救急体制というか救助体制というのは、ある意味では全国支援があるわけですから。だから、私はぜひね、お金云々という問題もありますけど、大規模な防災センターを三鷹がつくれるわけじゃないんで、そういったことというのはぜひ検討してもらいたいなというふうに思うんです。
 風の駅についても、地主さんはお隣の土地は方向が悪いからあけておくんだというぐらいの余裕のある方だというふうに思いますんで、机出してやったんですよ。そうしたら、御飯が食べられないぐらい人が押し寄せて、どこで御飯食べたらいいんですか、三鷹はどこが名所としてあるんですか、どういうふうに行ったらいいんですかという問い合わせで御飯も食べられないというぐらいの盛況だったんですよ。だから、それもいいと思うんですけど、机出してやるのもいいと思うんですが、一定のやっぱり規模があって、本当に三鷹の市内に滞留してもらう、そこで消費してもらうというために、ぜひ地主さんとはそこのも含めて、そういう施設ができるような交渉を、私はしてもらいたいなというふうに思います。以上です。


◯委員長(伊藤俊明君)  では、続きまして、日本共産党。


◯委員(大城美幸さん)  初めに衛生費の207ページ、妊産婦及び新生児訪問指導関係費。新生児訪問の手続については、私も承知をしています。実際11年前私も利用させていただき、専門家である助産師の方がおうちに訪ねてこられて、直接相談、アドバイスをいただき、初めての子どもを育てる不安、緊張して頑張らなきゃと肩に力が入っていたのが、子育ては育児書どおりにはいかないという言葉を言われ、ゆとりを持って育児に臨むことの大切さを教えられた記憶があります。専門家である助産師のアドバイスは的確であり、新生児訪問は重要だと考えます。それはきのうの民生委員のこんにちは赤ちゃん事業のところでも、市長もその認識は同じだと思います。今、実際新生児訪問、1,400から500人の新しい命が生まれたその新生児に対して、約700人ぐらい助産師の方が訪問をしている。それははがきが返ってきた人にのみ訪問をしているということになっていますけれども、他の自治体のように全員訪問をするべきだと思います。武蔵野市は3年前から、調布や杉並区は平成22年度、今年度から新生児の全員訪問を取り組んでいます。三鷹市では全員訪問はやらないのでしょうか。予算が実績に見合って減額となっていますけど、減額ではなく全員訪問にするための増額を求めたいと思いますが、いかがでしょうか。
 もう1点、257ページのコミュニティバス関係費です。先ほども質疑がありました。平成18年の基本方針に沿って、今回見直しを行うということになっています。そして、昨年アンケートもとり、担当の方では市民の声、そしてその問題点、課題というものも十分認識をしていると思うんですが、先ほど増便してほしいということに対しては費用対効果を考えると難しいというような声とか、ワンコインも何か難しいような言い方をされていましたけれども、基本方針──平成18年度のコミュニティバス事業基本方針には、利用料金について、運行本数を確保していく中で利用料金についてはワンコイン化、100円を図っていくというふうに明記されています。ほかにも順次ワンコイン化を目指すとかそういうことが書いてありますけれども、やはり私は、基本方針にのっとって市民の要望にいかにこたえるか、こたえる方向での市の姿勢というのが問われているのかなというふうに思うんですが、改めてこのワンコイン化、見直しというのを具体的に、先ほどそれぞれルートがありましたけど、三鷹市全体のコミュニティバスのあり方を検討するというふうに考えていいんでしょうか。それぞれの路線について個別に考えているんでしょうか。お答えをいただきたいと思います。とりあえず以上です。


◯市長(清原慶子さん)  コミュニティバスについての考え方をお話しいたします。平成21年度の準備段階を経まして平成22年度、法定の地域公共交通活性化協議会がスタートをしました。公共交通としてバス及びタクシー、またハンディキャブも含めて、コミュニティバスのあり方についても今後本格的な検討に入ります。その中で、先ほども担当課長答えましたように、市民の皆様、大変高い回収率でお答えをいただきまして、路線バスのこと、コミュニティバスのこと、タクシーのことなどいろいろ生の声を聞き、また市民委員の皆さんからも熱心なお声が上がっています。その中で、最優先の路線として掲げております新川・中原ルートについては、これはとにかく進めるべきであるという強いお声もいただきましたが、他方で新・中路線を整備するに当たっては、交通安全、そして歩行者の安全等の関係から、御案内のようにかなりの交差をするため、退避所の土地を買っております。このような経費がかかることから、市民の皆様の中からは、費用についてもこういう費用でいいのかどうかというお声も上がっているぐらいでございまして、コスト感覚というのはやっぱりかなり変わってきているなという認識も持っております。
 したがいまして、方針としてはワンコイン化、あるいは乗りかえをしていただくときの優遇というか、そういうことも検討してきたわけですけれども、私としては、全市共通でできれば望ましいのかもしれませんけれども、まず路線を通すことにこんなに困難があるということも、私も市長になって初めて痛感したわけで、そのことに最大限の努力をしたいと思いますし、私としては路線バスを運行されている、いわゆる民間の事業者との共存共栄も図らなければいけませんので、この費用について、本当にどれだけ利用をもって低廉化できるかということなども課題になっていると認識しています。したがいまして、地域公共交通活性化協議会という幅広い関係者、つまり国も都も代表を出してくれていますし、路線バスでもタクシーでも、事業者もいれば労働組合の方にも出ていただいておりますので、市民の皆様の意見も含めた多元的、多層的なお声を聞きながら、基本方針の実行を可能にするとともに、関係するさまざまな課題について、さらに平成23年度は明確化していきたいと考えております。


◯健康推進課長(佐野光昭君)  まず1点目の新生児訪問についてでございます。今おっしゃるように大体700名の方が御希望して、助産師さんを中心に訪問をしているところです。その関係としまして、産後1カ月の母親に関して、いわゆる産後うつの自己評価を送っているところでございます。こちらの方は大体1,000名強の方が返信をしていただいております。なおかつ乳幼児健康相談、こちらの方も大体1,500人程度の方が来所をしていただいて、そのうち零カ月から6カ月までの間の方が500人弱ということです。また、子育て電話相談に応じても、年間3,800から4,000人近い電話相談がありますけれども、その中で、やはり地区担当の保健師のフォローが1,000人弱という形でさまざまなフォローをしているところでございます。そして、3〜4カ月健診に当たりましては、受診率が98%を超えております。この中で、2%の来ていない方に関しては、未受診者の方にはがきを送りまして、その結果なり理由をお聞きしているところでございます。また、そのはがきが返ってこない場合は訪問、あるいは電話でそのフォローをしているところでございます。このようにさまざまなフォローで新生児、あるいはお母さん方のフォローを行っているところでございます。また、新規に民生費の方で、乳児訪問のところで出ていると思いますけれども、健康推進課としてもそちらの方の事業と連携してフォローしていきたいというふうに考えております。以上です。


◯委員(大城美幸さん)  新生児訪問なんですけれども、さまざまな形でやっているということで、いろいろ産後うつの訪問だとかいろいろなことを今おっしゃったんですけれども、3〜4カ月健診も98%の受診率で、残りの2%の人に対してもきちんと細かく対応しているということなんですが、産後うつ1,000名、乳幼児のが1,500人、そのうち6カ月までが500人弱ということですが、そういうはがきを出していこうとか、あるいはそういうところにちゃんとかかっている人というのは、意識がある方ですよね、ちゃんと。意識があるからそういうふうにかかっているのであって、やはり新生児訪問、はがきが返ってこない人について、もちろん大丈夫な人がほとんどなのかもしれないけれども、やはり私は、一番最初の初めての子どもを生み育てることに対する、何ていうんですかね、初めてのお母さんになった人の不安とかそういうのは、専門家の人のアドバイスが一番大事だし、何ていうんですか、直接行ったときに専門家であれば、経験もある助産師であれば、そのお母さんが問題と思っていないことについてでも発見ができたりとかするんじゃないかと思うんですね。
 三鷹市の助産師会の方が何人おられるのか私はわからないんですけれども、武蔵野や調布の新生児訪問を三鷹市の助産師会がお手伝いをしているという状況なんですよね。せっかく三鷹市、きのうの市長の答弁でも、三鷹市の助産師は若手がふえて他市からもうらやましがられているということがありました。それだけの人材があるわけで、それだけの人材を、せっかくの人材を三鷹市が十分に活用しないのはもったいないなというふうに思うんです。ですから、やはり助産師、新生児訪問は重視して、全員訪問ということを再度求めたいと思いますが、お答えをいただきたいと思います。
 あと、コミュニティバスなんですけれども、最優先課題としている新・中路線についての、大変御苦労されてね、それを最優先課題にされているということは、それはそれでいいし、よくわかります。だけども、ほかの路線の基本方針に沿って、今年度はきちんとせっかくアンケートをとったものに市民の声を受けて見直しをしてほしいと思うんですが、今まで地域の方と、去年、一昨年とさまざま要望したときに、井の頭の地域などにおいては、この基本方針にもデマンド型、小循環等の運行も検討するというふうに書いてあるんですが、そういうさまざまな声を届けたときに、新・中路線をまずは新規開設してからということだったんですよね。同時並行でぜひしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。


◯健康推進課長(佐野光昭君)  民生費でありますように、乳児訪問とまず試行的に今回あります。その新生児訪問のまだ結果も出てませんので、そのフォローも当たりまして、今後新生児訪問をまた拡充なりするときは、今の平成23年度の乳児訪問の試行、あるいは事業の結果を待って新生児訪問のまた拡充、拡大は検討していきたいというふうに思っております。以上です。


◯副市長(河村 孝君)  さまざまな検討課題があるのは御指摘のとおりで、私どももそれは認識しています。検討そのものはもちろん並行してやれることはやりますけれども、今市長が申し上げたのは、財政的な措置として、やはり優先順位があるし、順番があるということで申し上げています。100円のコインにすればもちろんね、利用者の人は喜ぶんですけれども、残りの足りない部分はだれかが負担しているんです。だれかが負担している部分というのは税金で負担しているわけですよね。つまり、利用していない人が負担している、そういう構造になるわけですよね。あとそういう意味で、やはりそれについてはかなり慎重に検討しなければいけない。それと市長が申し上げたように、民間のバスルート等、三鷹の場合にはどうしても交通不便地域と駅を結ぶ場合に、路線バスと競合するわけですよね。そうすると210円と100円のところが競合することになる。そうすると民業圧迫になるので、これはバス会社から強固な反対があるということがあります。
 そういうことをいろいろ考えていくと、武蔵野のような採算のとれるところで、路線バスが全く通っていないところを通過しながらやる方式とは、三鷹のようにバス路線網があってかなり発達していて、一方で交通不便地域があって、もともと不採算になることが前提のところでコミュニティバスの路線を敷かなきゃいけないという大きな課題を抱えているところは、なかなか向こうが100円だからこちらも100円もしてほしいといっても難しい問題があって、それは調整もしなきゃいけないし、やり方について工夫もしなければいけない。そういうことでありますので、検討はもちろん今でも同時に並行してやるわけですけれども、順番があって、実現に向けてあきらめているわけではありませんけれども、いろいろなハードルがあることはぜひ御理解していただきたい、そのように思います。


◯委員(大城美幸さん)  新生児訪問なんですけど、民生委員さんが行うこんにちは赤ちゃん事業というのは、民生委員さんは本だとか情報が書いた資料とかをお持ちになるようですけれども、助産師さんは持っている腕というか技術というか知識で、対面で即対応できるんですよね。民生委員さんが行って話をして、ちょっといろんな情報を伝えたからといって、その人が自分の抱えている問題を民生委員さんにすぐ話して相談にその場で乗れるかというとそうはならないということを考えると、やはり助産師が新生児訪問していることをもっと重要視して、全員にやるべきだというふうに思っているので、私は質問しているんですけれども、ぜひ全員訪問ということを前向きに考えていただきたいということを要望します。
 コミュニティバスについてですけれども、私は今年度、新年度予算に、例えば具体的な予算として100円、ワンコイン化の予算が載っていないということを言っているんじゃなくて、基本方針の中でも運行本数を確保していく中で利用料金についてはワンコイン化を図っていくということが書いてあって、基本方針に沿った研究、検討というのを、もちろん内部でなさっているのかもしれないけれども、同時並行でやっていくって今、副市長おっしゃいましたけれども、対市民だとか私たちに対して、私たち議員からしても、どんな検討がされているのかなということが見えないんですよね。だから、新・中を優先して新・中が開設してからというような回答をいただくと、新・中の新規路線が開設するまでは、コミュニティバス全体の見直しというのは後回しにされちゃっているのかなという危惧があって質問をしているんですが、そういう点では具体的に、じゃあ私たちに見える形ではどうなるんでしょうか。


◯市長(清原慶子さん)  まず新生児訪問ですが、最初に子どもを産んだときには助産師さんが行く新生児訪問のニーズは高いと思いますが、2人目、3人目になると、それぞれの御事情から呼ばれないケースもあると承知しています。なお私は市長就任以来ですね、三鷹市の助産師会の皆さんとは本当によくよく話し合っている立場でございます。ですから、新生児訪問、すべて訪問していただくということも想定していろいろ事業をしているわけですけれども、実績を尊重しているということもあります。
 それから、款が違いますが、私は民生・児童委員さんの新しい試みを尊重しつつ、しかも母親の気持ちも尊重した対応をしていきたいと思っていますので、押しつけがましく訪問するということじゃなくて、求めに応じて丁寧に対応をしてきたことは、担当課長が言ったとおりです。
 コミュニティバスについてですが、北野地区でワンコインで循環型のバスの試行もいたしました。ワンコインでもなかなか利用者がないなということも実感いたしまして、私としては基本方針は尊重しておりますけれども、いろいろな多角的な検討はしております。今後もほかの路線についてもしっかりと検討していることを、随時示していきたいと思います。


◯委員(大城美幸さん)  はい。それぞれのアンケートもやって、コミュニティバスについてはそれぞれ課題も十分認識をしていると思いますので、一日も早くコミュニティバス、市民から愛される三鷹シティバスになるように希望して、質問を終わります。


◯委員長(伊藤俊明君)  以上で、日本共産党の質疑を一たん終了いたします。
 この際、しばらく休憩いたします。再開は1時です。では、よろしくお願いいたします。
                  午後0時00分 休憩



                  午後0時59分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  それでは、おそろいのようなので、委員会を再開いたします。
 にじ色のつばさ。


◯委員(嶋崎英治君)  それでは、質問をさせていただきます。多款にわたっている中で、ちょっと早口になるかもしれませんが、御容赦いただきたいと思います。
 最初に、女性特有のがん検診推進事業費について、予算書の213ページですね。子宮頸がんワクチンについて、代表質疑での市長からの答弁で、60%ほどですかね、予防できないというような旨の答弁がありました。子宮頸がんは発症率が高い20代、30代の現役世代が受診することが求められていると思います。20代から受診しやすい検診体制の確立が必要だと思いますが、受診率をまず高めることががん対策の第一だというふうに私どもの会派はずっとこの間、さまざまな場面で主張してまいりました。それには夜間や土曜日の検診が可能となるような体制整備が必要だと思うんですが、現状と改善策をお伺いいたします。
 2つ目。子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業1億6,819万円についてお尋ねします。この中で、講師謝礼2万6,000円が計上されているんですが、これは何を行うのでしょうか。2つ目は、中学生のときにワクチン接種して5年後、10年後に検診を受けてもらう必要性をどのように伝えていくのでしょうか。中学校の授業が一番タイムリーだと思うんですが、教育費を離れて御答弁いただければと思います。3番目は、同時にこれは保護者への普及啓発。まず母親に受診勧奨が必要だと思うんですが、今後どのように普及啓発をしていかれるのでしょうか。
 質問の4番目です。小児用肺炎球菌ワクチンと細菌性髄膜炎を予防するHibワクチンの同時接種を受けた子どもたちが、きょうまでに6人死亡したと発表されています。こうした事態を受けて、三鷹市はどのような対策を立て、市民に周知徹底していくのでしょうか。福山市は4人の死亡例の時点で、これらワクチンの接種事業の実施協力医療機関へ一時見合わせるように電話連絡及び通知し、ホームページにも掲載したと聞いています。私はこの際、厚生労働省に少し物を言いたいという気分ですね。ゼロ歳児は従前一、二カ月がB型肝炎、3カ月後に3種混合だったものが、その間にHibと小児性肺炎球菌が加わった。短期間に集中したということは、ゼロ歳のときですからね、大変このことをやっぱり危惧をしています。やっぱり安全性を確認することも、一緒にこういうのをやっていったらどうなるかということをできないままきたんじゃないかと思うので、これは中止をある意味では求めていくことが必要なんじゃないかと思いますが、所見をお伺いいたします。
 次に、ごみ問題についてです。つい先日、ごみの出し方について苦情、意見がありました。アパートの入居者がかわるたびにごみの分別がめちゃくちゃになって、自宅のわきの通路に、その人の持ち物じゃないアパートのボックスが用意してあるんですけどね、そこに出すんですが、三鷹市が定めた分別方式と異なった出し方をする。市の職員が一定程度対応する、ごみパトなどがね。よくなるとまた戻っちゃうと。また新たな入居者が来るとそれだと。それから、それだけじゃなくて、その方のところ、だれがこんなことするんだろうと見ていたら、ほかから来た人が置いていくと。それがちゃんと分別されていればそのまま持っていってもらえるからいいんだけど、そうじゃないと張り紙して置かれていく。だれが置いていったかわからない。ですから、自分で分別をして整理し直して出すと。こういう何とかならないんでしょうかということがありました。前に私、一例を紹介しましたけれども、多摩市では、転入届をする。そうすると、そのときにごみの出し方の、三鷹でいうとカレンダーですね、お渡ししたときに、多摩市ではこうですよということを、そこの市役所に来ているNPOの人たちがその説明をして、分別の協力をしてもらうということで、それを受けないと多摩市民になれないんですよとNPOの人はにこにこして言っておられましたけれども。ここまでくると、そういうようなことができれば、ごみ減量市民会議の人たちの力をかりてやるというのも、やっぱり行政に言われるとかちんとくるけど、同じ市民に言われると、うんということがあるのかなと思うので、どうでしょうか、そんな検討はしていただけないでしょうか。
 次に、エコ野菜地域モデル事業について、予算書の223ページになります。最初の質問は、対前年比80万円ほど削減になっているんですけれども、理由は何なんでしょうか。この事業を私は拡充していった方がいいと思うし、せめて小・中・保育園すべてのこの生ごみを循環させるシステムをさらに進めるような政策は実施できないものなんでしょうか。そして、そのことによってできたエコ野菜というんですかね、そのネーミング。小平で成功しているようですから、それを市民公募などで、できた野菜全体の名前を募集して、それでブランドにしていくというようなことによっても、そういうことが進むのではないかと思うんですけれども、どうでしょうか。
 次に、ごみ処理場費、予算書の225ページです。電気代が8,000万円というふうになっています。決算ベースでいうと、水道の都への一元化後は、年間約4億3,000万円ほどだと思うんですが、三鷹市の公共施設で払っている電気料が。この8,000万円というのは18.6%に当たる大変大きな数字だと思うんです。ですから、電力の自由化を活用して、見積もり合わせ、入札で節減をする考えはないでしょうか。ぜひ実現してほしいと思うんですけど。
 次に商工費です。商店街空き店舗調査の実施について、施政方針の96ページにうたわれております。今後の空き店舗の対策に向けた基礎資料とする方針になっています。この空き店舗と商店会活性化と若者雇用について提案したいと思います。中身を聞くと、これは民生費じゃないかとお思いになるかもしれませんけれども、空き店舗ということからいくとそれだけになってしまうので、高階さんもここに出席されているので一緒に聞いていただきたいと思うんですが、先日ホームヘルパーさんから、高齢者の居場所づくりが欲しいというんですよ。
 これはどういうことかと尋ねました。高齢者だけの世帯はもちろんですけれども、子どもと同居している世帯でも必要だというんですね。いわば託老所というような言い方をされていましたけれども。シルバー人材センターに登録してさまざまな仕事をして社会に役立っている人はいいんですけれども、そうじゃない人の居場所というのがやっぱり必要だというんですね。そこで空き店舗を借りる、そこに集う、そこにはまた子どもの放課後居場所の1つでもあり、高齢者が会得した遊びや得意技を子どもたちに伝えていく。高齢者の作品の展示、販売所でもある。じゃあだれが当番するのかといったら、それは高齢者同士で決めていってもらうというようなことですね。コミュニティバスが通っていれば、それを活用してもらいたいと思う。なければね、自転車タクシーというんですかね。移送手段にすると、運転手はその場合に若者を雇用する。実施主体は商店会。必要ならば、市が一定額を助成する。そうすれば、自転車ですからね、話もできますし、若者と高齢者の会話、交流が生まれる。そこに来た高齢者は、帰りには近所の商店で買い物をしていく。そして、帰宅をする。これは商業活性化にもつながるし、若者の雇用拡大、自転車でエコで移送手段となると、なかなかいいことだなというように思うんですが、ぜひそういうことも検討したいと思うので、空き店舗の活用方について、お考えがあればお聞かせいただきたいと思います。
 土木費についてお尋ねします。これはこのたび長い役所の勤めを終えられる小俣技監に、ぜひ感想も含めてお聞かせいただきたいと思うんですが、三鷹市の私、3鬼門と言ってきましたけれども、その1つが人見街道ですね。これは都道ですけれども、とりわけ第一小学校から久我山に向かっていくところ、車道と歩道との区別もない、大人が通るのも怖い、何とかしてほしい。一小に通う子どもたちは民地を通って通っているという事態が続いていますね。これがやっぱり安全化をしてほしいということで、今後、これまでの努力もあったと思うんですが、どのような見通しなのかお聞かせいただきたいと思います。
 次に、コミュニティバスについて2点ですね。1つは、明星ルートを中央通りへの変更要望が、沿道の中央通りの人たち及び利用者からあるんですね。当時そういう案も検討されたと思うんですが、連雀通りが渋滞という、たしかそうでした。今は中央線の高架の効果なんでしょうかね、渋滞がほとんど見られないということで、そういう変更もあってはいいのではないかと思うんですけれども、どんな検討がなされているんでしょうか。それから、新川・中原のルートのワンコイン化はぜひ実現して──これは答弁、これまでいろんな質問がありましたから、私からもワンコイン化を実現してほしいということを要望しておきたいと思います。
 Hibワクチンの関係で、先ほど申し上げましたけれども、ぜひお答えをしっかりお願いできればなと思います。以上です。


◯健康推進課長(佐野光昭君)  まず1点目、子宮頸がん、あるいは女性特有のがんの受診率を高めるというところで、土曜、あるいは日曜ということなんですけれども、土曜日の実際受診している病院等がありますので、そちらの方で対応していただくということであります。あと20歳以上の方々、特に低年齢層の方々は受診率が低いということで、平成23年度は20歳と25歳の年齢層に限って、未受診者に再度勧奨通知を差し上げる予定でございます。
 2番目に、中1から中3というところもあって、講師謝礼のところですけれども、こちらの方は何らかの子宮頸がん等に対しての御質問、あるいは説明会が必要となれば講師謝礼を予定、講師、あるいは説明会を予定しているところでございます。保護者への勧奨でございますが、子宮頸がんワクチンに関しては、中1から中3ということですので、御本人様と保護者あて連記でパンフレット、そしてこのワクチンに対する説明、そして子宮頸がんそのものの啓発に努めて、個別通知を差し上げたいというふうに思っております。
 続きまして、小児用、Hibの同時接種なんですけれども、おっしゃるように今の法定接種であっても、3種混とかあるいはBCGというような形で、生後間もないお子さんの方にタイトなスケジュールで同時接種をせざるを得ないという状況はこちらの方も認識しておりまして、お母さん方も非常にそのスケジュールに頭を悩ませているところでございますが、実際問題として、同時接種は既にHib・小児用ワクチンを先進的に行っている欧米先進国では普通なんでございますが、ただ、ここにきて6例という事故があったもので、厚生労働省はこの同時接種、あるいは単独であるかという、単独のワクチンであるかという原因究明を今、専門会議で行っているところでございます。そこで、法定接種であるBCG、3混に関しては、この6例の中に入っておりますが、この法定接種に関しては引き続き接種は見合わせずに行っておくというところです。あくまでも小児用肺炎球菌とHibのみが一時見合せというところでございます。
 それから、周知なんですけれども、3月4日に厚生労働省がプレス発表して、3月5日の土曜日に、それぞれの地区保健所から、東京都医師会、地区医師会に流しまして、3月5日の早朝に連絡をすべて完了したというふうに聞いております。以上、こちらの方のHib、小児用肺炎球菌の中止なんですけれども、こちらの方はまだ第2回の専門会議が開かれておらず、結論もまだ出しておりませんので、この情報等をかんがみて今後の対応を図っていきたいと思っています。以上でございます。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  質問2点答えさせていただきます。まず、新しく三鷹に来られた方、特にお一人、あるいはお若い方だと思いますけれども、ごみの分別が悪い。基本的にはわからないという部分が多いのかなと思っております。私どもの方も、日々努力をして、美化パトロールの中で常に啓発していくこともあわせて、宅建協会さん、不動産屋さんの方にお願いして、入居なさる方にはごみの出し方、分類も含めて、どうしてもほかの地域のところから来ますので、若干ごみの分類は違う。まあ、大きく違う場合もありますけれども、そういうことがございますので、そういうところで不動産屋さんにもお願いして周知を図っているところでございます。ただ、委員の御提案がありましたように、私どものごみ減量推進員さん、御活用というか知識を活用していくという形。確かに私どもも常に会議、あるいはキャンペーン等で、皆様と一緒に市と協働でごみ減量、資源化の事業を行っているわけでございますので、その中で御提案という形でしていっていきたいなというふうに考えているところでございます。
 2点目のエコ野菜でございます。こちらにつきましては、基本的には事業の縮小ではございません。例えば、昨年堆肥化センターの方を移設しましたので、その辺の工事の方の減。あるいは、当初に出した生ごみ処理装置の機械の方のリースアップ、こういうのが主な減要因でございますので、事業規模としては、今までどおりやっていこうというふうに考えているところでございます。あと、野菜についてのネーミングというようなお話でございます。これは実は、JAさんの青壮年部さんと一緒にやっている共同事業でございますので、その中でも我々、年に何回か打ち合わせしますと、中にも出てきているお話です。ですので、ある程度具体的な名前をそれぞれのJAさん、あるいは市という形で持ち寄って出していて、そういうネーミングをつけて、例えば農家さんの前でよく自動販売機でやるようなところ、ああいうところでも出していきたいなというので、今、検討はしていますので、そういったものは具体的なものが固まりましたら、またいろいろ市民の皆様の御意見も聞きながら、普及の方を図っていきたいなと思っているところです。以上です。


◯生活環境部長(高畑智一君)  ごみ処理場費の中で、電力に関しまして節電の関係で、料金の節減の関係で、東京電力以外に契約をしたらどうかというようなことで、確かに電力自由化の中で、何社か東京電力以外にもコストが安いところが出てまいったようでございます。しかしながら、火力発電が主体ということでございまして、CO2の発生が東京電力が発電する電力よりも多いというようなこともございまして、私、生活環境部長といたしましては、環境対策も所掌しておりますので、そういう視点からも十分にトータル的なことも考えていかなければならないというふうに思っております。なお、また平成25年4月からは新ごみ処理施設が稼働いたしまして、そうして電力供給を市民センター等に行うということにもなっておりますので、そういった点も含めまして、今御提案の点につきましては研究、検討させていただきたいというふうに思っております。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  空き店舗調査につきまして、高齢者の居場所づくりなど、具体的な提案をいただいたところでございます。担当課長として十分そうした点については御理解させていただくところです。今後調査をいたしまして、これの反映というのは、産業振興計画の改定作業の中で、いかに商店街が活性化していくかというような点につきまして、視点を置いて検討してまいりたいというふうに思います。以上です。


◯都市整備部技監・広域まちづくり等担当部長(小俣 崇君)  人見街道に関する御質問をいただきました。まず市内の現状でございますが、市内の幹線道路の多くは都道が多くありまして、また都市計画道路の網のかかっているところについて拡幅が進んでいるような現状がございます。それ以外のところについては、人見街道を主に、いわゆる比較的おくれているという状況になっております。この件につきましては、以前から市長会におきまして、毎年三鷹市の大きな課題だということで要望を出しているところでございます。また、そういう比較的危ない箇所につきましては、沿道の土地等が空き地等になった場合とか、そういう場合については東京都の方に情報提供いたしまして、なるべく拡幅に向けて努力してほしいというふうな情報提供をしているところでございます。また1つは、質問委員も御存じかと思いますけれども、野崎地区にケヤキ並木を保存するというふうなすばらしい道路整備事業も、交通安全事業でやっているわけですけれども、ああいう事例もございますので、今後も引き続きそういう方向に向けて道路整備をしてほしいという要望も、機会があるごとに伝えてまいりたいというふうに考えております。以上です。


◯都市交通担当課長(中村 修君)  明星学園ルートの中央通りへの変更ということで御質問をいただきました。明星学園ルートにつきましては、三鷹駅から風の散歩道を通って、万助橋からジブリの前を通って明星学園に入っているルートでして、それを往復しております。委員御質問は、ジブリルートということでお答えさせていただきます。ジブリルートにつきましては、ジブリから三鷹駅へ帰る際に1回南へ行って、狐久保から連雀通りを通って、南浦からさくら通りを北上して三鷹駅に走っています。委員の御質問は、南浦からさらに西へ連雀通りを走行して、連雀コミセンの前から中央通りを北上して三鷹駅へ進んだらどうかという御提案だと思います。まず中央通りにつきましては、産プラの前から北にスクランブル交差点まで、土日歩行者天国をしているという状況があります。さらに駅前の商店街ということで、非常に道路状況等もございますが、連雀通りを通るということで利便性は向上するものと考えております。いずれにいたしましても、昨年設置いたしました地域公共交通会議の中で、そういった議論をしてみたいと考えております。以上です。


◯委員(嶋崎英治君)  勘違いしておりまして、中村さん、ありがとうございました。それで、小俣さんは本当に御苦労さんだと思うんです。三鷹通りがバスすれ違うのにもね、ちょっと退避していかなければならない。それでないとバスがすれ違えなかった時代から、三鷹の交通を見つめてこられた方です。本当に御苦労さまだと思いますし、今答弁いただいたように、都市計画にかかっているところはこれからいく。それから、空き地が出たときにはいくということなので、大変な努力があったと思います。御苦労さまでした。ありがとうございました。
 それから、ごみ処理場の電力ですけれども、CO2幾ら出ているかというサインをやっぱり精査してもらいたいと思います、それはね。で、隠れているのが東京電力──私、東京電力以外とは言いませんよ。入札やってくれということですから。原子力発電所に依存していますよね。そうすると、発生したエネルギーの3分の2は海に戻しているんですよ。CO2じゃない、人間の目になかなか見えないところですけれども、そういうところもこの際、ぜひ研究してほしいと思います。それをやると東京電力はちょっとストップかかるし、本会議場で私、申し上げましたように、エネルギー庁が原子力発電所の経済性にも問題があるという報告書を出しているところですから、そういうところも総合的に考えて、ぜひこれが7割、東京電力が100として7割のところに落札することができたら、これは大変な軽減になっていくというふうに思います。8,000万円の三八、二十四ですから、2,400万円軽減できるということも計算上は成り立つわけですから、ぜひ検討していってもらいたいということを申し上げておきます。
 それから、この間あった子どもさんの予防接種の関係ですよね。私もこの一覧表を見て、すごい過密ですよね。本当にね。その2種については停止ということのようなんですけれども、本当に心を痛めているのは担当者の皆さんだというふうにも、私ども、そうした自主的に希望することの予防接種などについての公費の負担を求める意見書を可決していますから、そういうことについても私どももこれから慎重にあらねばならないなということを、私自身にも肝に銘じておきたいというふうに思います。そして、親御さんやその当事者へのいろんな連絡においてね、ともするとそういうのがくると受けなくちゃいけないんじゃないかと、素直ですから受けとめますからね。一方で、自主的ですよ、選べるんですよ、選択制なんですよということもやっぱりわかるように書いていくことが、まあ、そうされているんだと思いますけれども、丁寧かなというふうに思いますので、そういう工夫をぜひお願いをしたいと思います。日曜やるということになりますと、医療機関の人の協力を得ないとできませんからね。ただ、それも医療機関の人と話していく中で、若いときにそういうことをやっていくことが必要だということで、大事なことだと思いますので、粘り強く話しながらやっていってほしいと思います。
 講師謝礼の2万6,000円という、学校でやるとなってもこれじゃあ足りないし、どういう場所でやるのかな。これじゃあどこか会議か何かね、あるいは保健センターに来てもらってとか、公会堂で講演会やったぐらいで終わっちゃうのかなと思ったんで、学校でやればその関係の養護の先生とか、保健室の先生とか、近所の医師会の人とかにお願いできてできるのかなと思うんですけれども、足りないんじゃないかと思って聞いたんですけれども。今、計画あるんですか、これ。


◯健康推進課長(佐野光昭君)  講師謝礼については、先ほど言いましたように積極的勧奨、中1から中3の方々全員に積極的勧奨をしますので、この講師謝礼についてはあくまで補足的な意味で行っているところでございます。以上です。


◯委員(嶋崎英治君)  安心しました。わかりました。ありがとうございました。
 あと、空き店舗の関係で、自転車タクシーということを提案させていただきました。三鷹は道路の問題がいろいろあったり、中央通りを走ると、私も提案していきながら、一方でそういう問題があるなというふうに思いました。ぜひ中村さん、そういう点を交通協議会ですか、の方で議論しながら、よりいい方法をとってもらいたいと思うんです。何かね、自転車で三鷹市内を乗せて歩ける──立川でそういうことをやっていらっしゃる方がいますから、ぜひそういうようなこととか、観光地でも自転車で乗せて動いているというのもある。これが1つの目玉になってね、ガソリンを燃やすわけじゃありませんから、そこに若者が生きがいを持ってね、そういう高齢者の人を移送できる。あるいは、そのほかのことでもいいんですけれども、できれば、これはこのまちもまた、そういうこいでいる姿も見えますからね。それでおりるときのアシストもあるから、そういう人と人との触れ合いが人々に見えてくることによって、このまちがもっと優しさがみなぎってくるというような効果もあるんじゃないかと思いますから、ぜひそういったことも検討していっていただきたいなと思います。
 最後に、エコ野菜の関係で、ネーミング、ぜひ農協とそのところだけで決めないでね、案があったら案を示しながらでもいいと思うんですが、やっぱり公募だと思うんですよ。あっと思うようなすばらしいキャッチコピーなり言葉なりが市民の中に、18万人いればあると思うのでね、ぜひそういうことを生かしておいていただきたいと思うんです。先ほど言われたのは、農協の皆さんと、それから一部市民というんでしょうか、一部行政という、それで決めるということではないですよね。その確認だけさせていただきたいと思うんです。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  おっしゃるとおり、いろんなところからの御意見をいただきたいなと思っております。


◯委員(嶋崎英治君)  短い時間の中でいろんな項目を質問されて、答弁する方も大変だったと思いますが、以上で終わりたいと思います。ありがとうございました。


◯委員長(伊藤俊明君)  以上で、にじ色のつばさの質疑を一たん終了いたします。
 次に、政新クラブ。


◯委員(渥美典尚君)  よろしくお願いいたします。まず衛生費の項目、ちょっと確認という意味も含めてお聞きしておきたいところなんですが、予算書の221ページの事業系ごみのところなんですが、事業系ごみ指定収集袋取扱業務委託料と袋作成委託料が前年に比べて半減しているんですね。このいきさつをお聞かせいただきたいと思います。
 それと223ページの粗大ごみのところの項目なんですが、粗大ごみの項目の一番下の行ですね。収集・受付業務委託料とあります。これ、ちょっと調べてみたら、収集業務と受付業務、いわゆるオペレーション業務が別々の業者になっていらっしゃるんですね。数年前は双方が1つの会社でやっていたということで1行にまとまって1つの金額になっているようなんですが、業務も別々ですし、受ける会社も別々なので、2つの項目にする方がわかりやすいのかなとか思うのですが、この辺のルール、いきさつをお聞かせいただければと思います。
 続きまして、商工費です。施政方針95ページに、商店街の維持・振興という項目がございますが、こちらの街路灯についてお聞きいたします。商店街の街路灯が今、老朽化が進んでしまって、つけ直す、あるいは修理するということが非常に大変な負担であるという話を幾つか聞いております。商店街もここのところ不景気で、大分商店会員も少なくなっていたり、あと負担金にたえられないような個別の商店がふえてきているということにより、この街路灯の管理、更新、維持までなかなか難しいということが聞こえてきております。三鷹市内でも、商店街の街路灯から撤退したところがあると聞いております。そのような場合は、商店街の街路灯のかわりに普通の市道についているような街路灯を三鷹市が設置するようになるかと思うのですが、商店街の街路灯、三鷹市でも何とかもうちょっと補助をふやすなり、極端な例を言えば100%の補助を出して商店街にふさわしい街路灯をつけるということもあってもいいのかなとか思います。今後深刻になるような場所も多々あるのかなという経済状態ですので、こちらの認識をお願いいたします。また、三鷹市道の商店街だけではなくて、東京都道にある商店会もありますが、その場合はどのようになっているのかお聞かせいただければと思います。
 続きまして施政方針96ページに、買い物支援の充実という項目がございます。こちらはまるっきり新規の事業ということで、まだまだこれから計画を練っていくと思います。ただ、今のところわかっているようなことがありましたら、具体的にはどんなようなことを予定しているのか、理想ではこういうふうにしたいというようなところがあればお聞かせいただきたいと思います。また数年前に買い物支援策がありました。三鷹ふれあい宅配サービスというのがございました。それは国でしたか、都でしたか、補助金を使ったある意味実験事業だったわけなんですが、その際の事業の評価をお聞かせいただければと思います。そちらの三鷹ふれあい宅配サービスの検証が、この買い物支援策の充実にも欠かせないと思いますので、よろしくお願いいたします。
 続きまして土木費、施政方針101ページなんですが、市道舗装工事の実施という項目で、1、2、3、4、4カ所ほど挙がっております。その中で2番、市道第840号線の件についてお聞きいたします。こちらは旧吉祥寺通りということで、今はバス通りだったところがバス通りでなくなった場所でありまして、かつて都道であったところでございます。この道路に関しましては、新川宿地区まちづくり協議会が数年にわたって真剣な協議をしてまいりました。この協議会が示す案に対して、難色を示すような地域住民の方にも熱心に説明と説得をして、大分皆さんが容認、承認していただけるようになったところで、先日市長あてにも協議会としての提言書が提出されました。この提言書に関しまして、どのような御所見をお持ちでしょうか。こちらの840号線の開発の意気込みを含めてお聞かせいただければと思います。
 続きまして施政方針102ページに、市内街路灯のLED化というところがございますが、交換予定箇所、こちらが150灯予定されているということが書いてございます。こちらの場所などの内訳、またその選定理由などをお聞かせいただければと思います。市民は繁華街など、東京に住んでいる方は常々行っているわけなので、割と夜間でも明るい道路になれてきております。住宅地などでも私、たまに言われたことがあるんですけれども、街路灯の照度が低い。もうちょっと街路灯をふやしてくれないかと言われたこともあるんですが、電柱ごとに街路灯がついている状態でこれ以上ふやすこともできませんので、こうなると照度アップをするしかないのかなと思ったこともあります。この街路灯の照度の考え方というのはどういうふうにお考えでしょうか。照度、ルクスというんですよね、このルクス計とかいうのを使って計測したりしているのでしょうか。よろしくお願いいたします。
 あと施政方針102ページ、交通安全計画の策定という項目がございます。こちらは平成23年度から平成27年度までの5カ年を計画年次とする第9次交通安全計画を策定するとなっております。ということは、平成22年度までの5年間の今までの計画が終了して、新たにつくり直すということでございますが、この第8次交通安全計画もちょっと目を通させていただきました。四十数ページにわたる結構豊富な内容の計画でして、ちょっと読むのも大変だったんですけれども、今、今回もそのころも変わらないことは、交通事故は依然としてなくならないということ。そして、交通事故というのは、犯罪と違いまして、たとえ加害者になった方もある意味被害者であるということで、非常に悲劇をもたらす事故なのかなと思っております。交通事故は人の注意力に依存するのは限界という点もあるので、法令なり構造なり、それから、システム──信号を含めたシステムなどで安全対策を充実させていくことが必要だと思っております。私はかつてより、歩車分離式信号というものを提言しております。横断者の多い信号の場合は、歩車分離式信号にした方が渋滞も減少するような場合もあります。また、歩車分離式でないにしても、右折車、あるいは左折車に関しては、その矢印の方向が出ているときだけ右左折できるようにすれば、横断歩道上で歩行者や自転車とバッティングすることも激減するはずだと思っております。こういったシステム上の問題は警察の方に依存する部分が多いかと思いますが、三鷹市としての働きかけ、どのようにお考えでしょうか。また、この交通安全計画の改定に当たり、5年前とここがこう違うんだろうなというところがありましたらお聞かせいただければと思います。
 続きまして消防費、予算書の275ページにAED関係費がございます。こちらは先日、私も一般質問させていただいた項目なのであえて聞かせていただくのですが、設置台数と設置場所の方針をお聞かせいただければと思います。一たん終わります。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  ごみの関係で2点御質問をいただきました。まず1点目の事業系ごみについてでございます。こちらの取扱業務委託料につきましては、指定収集袋の方を取り扱っているお店の方にお支払いします。販売量に応じて10%お支払いしております。またさらにさきの質問にもありましたように、固定的な部分も平成22年度までは月に500円という形の事務手数料もあわせてこの中でお支払いをしていたものですので、その部分の予算的に120万円でありましたけれども、その削減を図ったので、それが大きいと思います。もう1点は、事業系ごみ、非常に減量が進んでおります。当然使われる枚数も減りますので、それに応じての減というのも加味されているところでございます。
 2点目の作成の方の委託料でございます。こちらにつきましては、使用枚数の減もございますけれども、大きくは家庭系ごみと事業系ごみ、それから粗大ごみシールを一括で扱うということの事務の合理化によります単価の減が図られております。非常に配送料の方が安くなりましたので、そちらの方の影響が大きいとなっているところでございます。
 2点目の粗大ごみの関係でございます。こちらにつきましては委員御指摘のとおり、今回予算の審査資料の中では2つに分けて書かせていただきましたので、こういったような形の中で表記の方をわかりやすくしていくように考えております。以上です。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  2点御質問をいただきました。初めに街路灯、商店会の街路灯についてです。御質問ちょっと前後いたしますが、市道、都道にかかわらず、商店会の街路灯については、その電気料を市の方で80%を助成しているところでございます。また、補修などが必要な場合に、東京都の補助金を使って3分の2補助をしているということでございます。いろんな商店街の御事情で廃止になるというようなこともあって、その負担、大変だという御指摘でございます。したがいまして、補助をふやしたり、あるいは100%という御提案もあったようでありますけれども、一律にいわゆる市が設置する街路灯ではなく、商店会それぞれの個性がある街路灯を設置していただくということは、やはり商店会自体が一定の個性を出すといいますか、そうした働きになるわけで、そうしたことについては、事業者たる商店会が一定の負担をするというのは、これは私は当然じゃないかというふうに思っています。ですから、申し上げたように、今の電気代80%、あるいは補修に当たっては3分の2助成をさせていただくということは、これはかなり手厚い助成になっているという、そういう認識でございます。
 次に、買い物支援事業についてでございます。2点に分けて御質問いただいております。1つは、今の状況がどうかという点でございますけれども、現在ではこの事業に当たりまして、準備会として商工会、あるいは市商連、それから市とまちづくり三鷹で研究を始めたところでございます。これに当たってはるる検討があるわけでありますけれども、先ほど他の委員からも御指摘があった、商店街の憩いの場の設置、あるいは市場などの催しといいますか、そうしたこと。それから、もちろんお買い物になったものを御自宅にお持ちいただくのに苦労される、そういう状況にあっては、宅配を含めて、その商店街、商店街に合った取り組みがどんなものであるかというようなことを、モデル事業として取り組んでいきたいというふうに思っているところです。今後こうした内容について、準備会では商店会長連絡会にお伝えをして、どうしたところの場所でできるのかといったところを検討していきたい。最終的にはこれ、予算の限りもありますので、希望されるところ全部できない、あるいは希望がなかったらどうしようかという不安もあるわけでありますけれども、2カ所ないし3カ所に絞って、その実施を考えていきたいということで協議がされております。1カ所か2カ所で絞っていきたいという、そういうことで今、協議が進んでいるところでございます。
 次に、従前行っていた三鷹ふれあい宅配サービス、これの事業評価についてでございます。この事業は国の補助金を利用して実施しておりました。補助金が終了すると、やはりこの事業を持ちこたえて継続することができないというそういう状況から、この事業が終了したという経緯がありますので、今回のモデル事業では、仮に補助金がなくなっていくということであっても、この事業を継続できる仕組みと、そうしたことにも重点を置いて検証していきたいというふうに思っています。以上です。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  市道840号線、旧吉祥寺通りの整備についてお答えいたします。こちらは平成19年から新川宿まちづくり協議会ということで、この地域のさまざまな課題を検討してまいりまして、先ほど委員の方からお話がありましたように、この2月にその検討した提案がございました。さまざまなアンケートをしながら、地域の方にまちづくり協議会の方が繰り返し説明をしながら合意形成を図り、約9割の方がこの協議会案に賛成しております。要望の案としましては、バリアフリーに配慮した歩道幅員を広くとった道路。また、通行量を少なくしまして、東から西への一方通行、この2点を要望いただきましたが、市としましては、この内容をしっかり受けとめまして、この地域のモデルとなるようなコミュニティ道路化を図っていきたいということで、来年度以降設計、整備等を進めていきたいというふうに考えております。以上でございます。


◯道路交通課長(福島照雄君)  街路灯のLED化について御質問がございました。委員御指摘のように、まだ三鷹市内には全体で街路灯が約1万2,000基ございまして、そのうちまだ20ワット蛍光灯が6,000近く残っております。そんな関係で、駅前からちょっと遠く離れますとやはり暗く感じる方が大分多くて、最近非常に暗いという形の要望がたくさんきております。そこで一応来年度からはLED化を積極的に進めようということで、生活道路をまず優先的に変えていこうというふうに思っております。また生活道路の中でも特に子どもたちが使います通学路ですね、そこを最優先にかえていきたいと。それ以外にも地域の市民の方から、犯罪があった、怖いとか、そういった要望の強いところについて、まず優先的に設置をしていきたいと考えております。また照度につきましては、照度計を用いまして現地で確認をして、照度の保たれていないところについて照度アップを図っているのが実情でございます。


◯都市交通担当課長(中村 修君)  交通安全計画についてお答えいたします。第9次交通安全計画ということで、8次の交通計画5年過ぎて、次の5年という計画をするわけですけれども、まず今現在東京都において、東京都交通安全計画というのが策定されております。その交通安全計画を踏まえた上で、三鷹市の交通安全計画を策定するということになるんですけれども、5年前との違いというお尋ねでございますが、大きな違いはないんですけれども、拡充していくというか、さらに取り組みを強めるというような項目が幾つかございます。1つは自転車事故の対策、あと高齢者の事故防止、もう一つは飲酒運転の根絶、このような項目がさらに拡充すべきものだと思っております。
 この8次を振り返ってというお尋ねがございましたが、平成15年に三鷹市内の交通事故件数が1,000件を超えるというピークの時期がございまして、平成22年の1年間の交通事故件数が556件と半減をしております。こういったことは全国的な傾向でもあるんですけれども、この交通安全計画に定めたさまざまなソフト面の施策も含めて、地域の交通安全対策地区委員会の皆様ですとかの連携にもよって、このような成果があらわれているものと考えております。
 あと歩車分離信号とか右折の信号という、まあ、スクランブル交差点のようなことだと思いますが、御質問をいただいております。スクランブル交差点につきましては、中央通りとさくら通りの交差点にスクランブル交差点を設けておりまして、ほかのところでも歩行者が多いところには有効でないかというお尋ねでございますが、単純に待ち時間が長くなるということがございまして、過去にも同様の御質問をいただいた折に、警視庁、三鷹警察署などといろいろとお話をする機会がございますが、なかなか車の渋滞というようなこともあって、三鷹市内でほかの交差点に適用するところはなかなか難しいというふうに聞いております。なお右折信号につきましては、ある程度右折のレーンが設けられるところで、右折の信号を設置する要望も市も警察の方に上げておりまして、私どもが得ている状況では、狐久保の交差点の新川から吉祥寺に向かって右折するところについては、右折の矢印信号が設置できるというような情報をいただいております。以上です。


◯総務部長(佐藤好哉君)  AEDの設置台数と設置場所の方針という御質問をいただきました。市はこれまでに市役所を初めスポーツ施設、学校、また市政窓口、コミセンなど、多くの方が訪れる施設にということで、中心に、これまで設置してまいりました。今後も一定のAEDの効果というのも検証されておるところでございますので、今後も引き続き24時間コンビニ、それから、公共施設等にも配置していこうというふうに思っているところでございますが、今、この現時点でいつまでにどこに、最終何台まで設置するんだという明確な計画は持ち得ていないところでございます。なお検討をしてまいりたいというふうに思っております。以上です。


◯委員(渥美典尚君)  御答弁ありがとうございました。商店街の街路灯なんですが、たしか井の頭だったかと記憶しているんですけれども、商店街ができ切らないので市でつけてくれということがあったかと思います。そちらはどのような状態になったんでしょうか。というのは、今まで残っていた街路灯を三鷹市が肩がわりして維持しているのか、それを撤去してまた新たな街灯をつけたのか、お聞かせください。それと課長がおっしゃいましたとおり、商店街、商店街、個性を持った街灯をつけるということも大事だと思います。狐久保から吉祥寺へ向かう吉祥寺通りはジブリの美術館のプレートが入っていたりして、非常にデザイン性のいいかわいらしい街路灯がついている。あれも商店街の特色として非常に有効なところであります。ただ、ないそでは振れない状態というのは本当に起きる可能性もあります。商店街の家、商店街の道といえどもまちづくりの一環であるという考え方もあるかと思います。もし最善を尽くしても維持、管理ができない、更新ができない状況になった場合は、また新たな柔軟性を持って対応していただければと思っているんですが、そのあたりの御認識をお伺いさせていただければと思います。


◯副市長(河村 孝君)  街路灯の問題は、商店会で先ほどの説明のような比率のかなり低額といいますかね、低率の費用負担であるわけでありますけれども、御指摘のように、その費用負担もなかなか難しいという商店街が幾つか出てきているというのは事実であります。いろんな解決方法があると思いますけれども、1つには、先ほどから議論になっているLED化によって維持管理費がかなり圧縮できますので、計画とうまく整合がつけば、そういう形で商店会のLED化ということも新設、あるいは取りかえの時期などに優先してやることによって、側面的な支援ができるのではないかなと思ったりしています。あと、商店会とまちづくりと一緒にして総合的な支援ということを、別の御質問でありました買い物支援も含めて、今三鷹市の方で考えておりますので、そういう意味では、そういった全体の中での御相談というのもあり得る話ではないかなというふうには考えております。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  井の頭地区といいますか、具体的な廃止したものに対する御質問をいただきました。これまで2つの商店会で廃止をしてございます。平成19年、中原の商店会、平成21年では委員さん御指摘の五小通り商栄会。これで商店街路灯を廃止したところでございます。これはいずれも老朽化しているということもございまして、廃止をした後撤去をしていただき、その後に市の防犯灯を設置したという経過がございます。以上です。


◯委員(渥美典尚君)  ありがとうございました。街路灯に関しては以上で結構です。ありがとうございます。
 買い物支援の充実なんですが、先日まちづくり協議会のとき、何カ所か集めてセミナーを開いて、私も参加させていただきました。そのときの講師が大田区のダイシン百貨店の社長の西山さんという方だったんですが、非常にすばらしいヒントをいっぱいいただいております。こちらでも副市長、それから生活経済課の職員の方々、一緒にお聞きいただいたと思うんですが、ぜひここにいる皆さんにもお聞かせいただきたい内容のセミナーでした。その中の1点、非常に行政としてはやりにくいのかなと思う提言をいただいたんですが、特定の企業とか特定のエリアをひいきするみたいな言い方があったんですね。というのは、そこに力を注力して、例えば、三鷹でしたら駅前商店街、駅前の南側半径何百メートルかわかりませんけれども、そのエリアに限定して、そこで買い物していただいたものを1点に集めることによって、お持ち帰りはそこからさせていただきますよとかいうシステムができるかと思うんですね。三鷹ふれあい宅配サービスの場合は三鷹市全域にお声がけをして、いわゆるカタログ的なものをつくって、そのカタログの中で選んでいただいて、その中のものを配達してもらうというシステムだったので、タイムリーな特売品とかがなかなか配達できなかったという欠点があったと思うんです。そういう意味では、直接品物を見ることができる店頭でお買い物いただいたものを集積して配達する、あるいは、インターネットスーパーみたいな形で、その日の特売品、生鮮食品でもその日のうちに販売できるようなシステムが行われないといけないのかなと思うんですね。そういった意味でも、特定の部分に注力をかけるということも必要かと思うんですが、そのあたりのお考え、いわゆる全域には事は及ばないんだけれども、ここの1点からまず集中して行っていくということに関しては、いかがお考えでしょうか。


◯副市長(河村 孝君)  大田区大森のダイシン百貨店の西山社長のお話は大変刺激的で、半径500メートル圏域のところのお客様を100%自分のところに引きつけるにはどうすればいいかということで、特に高齢者の方を対象にした店舗展開をして大成功をおさめている。年間400万人のお客様が来てすばらしい業績をしているので、今テレビや何かでもいろいろなところで注目されている方です。
 社長さんがおっしゃった、自治体にひいきしてもらえという言い方は、自治体側で翻訳しますと、重点化とかモデル化をするという話になります。そういうことで考えますと、どうしても必要があるという地域であったり、あるいは、すぐにでも展開する実力を持っている力量のある商店街、これは対極にあるんですけれども、そういうところでどういうふうに自治体の側でモデル選定をしていくかというところに非常に大きな意味が出てくるんじゃないかなと思っています。そういう意味で重要なヒントを、私どもが考えていることとも重なりますので、その選定に当たっては来年度、そういうことを時間をかけてしっかりと選定をしながら、重点的な戦略展開をしていきたいというふうに思っています。
 それから、前回のそういう配送実験みたいなことを三鷹市でやったことの問題点を、先ほど生活経済課長も申し上げましたけれども、要するに、その費用をだれが持つかという話があるわけですね。配達などのコストをどういうふうに持っていくかということで、補助金漬けでやった場合には、補助金がなくなれば終わってしまう。それをどういうふうにいろんな負担とか、あるいは独自の財源を生み出していくかというところも、今回の研究の大きな点じゃないかなというふうに思っております。先ほど言ったダイシン百貨店は、ダイシン百貨店の自分たちの利益で先行投資をして配達をしたり、お客様に来てもらうバスを運行したり、さまざまなことをやっているわけです。それは一切補助金に頼らないというふうに豪語されていましたけれども、それはそれだけの施設をもって、大きなフロアで、社長という権限でできるという、そういう性格ですから、これはそこの部分は必ずしも商店街ではできませんから、そこのモデルを三鷹の中ではしっかりと考えていく必要があるだろうと。ですから、限られたさまざまな補助金等の資源も使うとすれば、どこにどういうふうに重点的に使うかということが、商店の皆さんの方でもかなりな議論になるところじゃないかなと思っているところです。


◯委員(渥美典尚君)  ありがとうございました。まだまだこれから皆さん、我々も含めて一生懸命考えていかなきゃならないような項目ばかり質問させていただいちゃったのかなという部分がございます。職員も議員も、そして市民も一緒に考えていく。そういった意味では、パブリックコメントの充実なんかも必要なのかなと思うところがありますので、よりよい施策のために一生懸命頑張っていただければと思います。終わります。


◯委員長(伊藤俊明君)  では、次に続きまして、政新クラブ。


◯委員(吉野和之君)  それでは、質問させていただきます。まず衛生費です。213ページ、施政方針では88ページ、子宮頸がん等予防接種事業の拡充についてお伺いいたします。先ほどHibワクチン、それから小児用肺炎球菌ワクチンについて質問があって一定の御答弁がございましたので、私はこの子宮頸がんワクチンについてお伺いをしたいと思います。以前この子宮頸がんワクチンについて意見書が出されたとき、我々の会派は賛成をいたしました。ただその際、2点指摘させていただきまして、いわゆる倫理的、教育的問題、それから安全性の問題、これらに留意しながら進めるべきだという討論をさせていただきました。1つ、これは衛生費ですから安全性の面からお伺いしたいんですけれども、この子宮頸がんワクチンについては、まだ承認後間もないワクチンで、有効性、安全性の長期的追跡がまだ完了していない、調査中というようなそういう見解もあるわけですね。今回、Hibワクチンとか小児用肺炎球菌ワクチンで大変痛ましい事故が起きたんですけれども、まだ原因ははっきり究明されておりませんが、打った人が大変痛ましい事故に遭ったということなんですけれども。この子宮頸がんについても、一部ではやはり何かの副作用があるのではないかなという、こういう意見を持っている方もいらっしゃるという、こういう現状で、これについての安全性について、あるいは有効性についてどのようにお考えかということです。
 それから、あと一部新聞報道では、このワクチンの生産が追いつかないという状況があるというふうに聞いております。本年度、これ、どのように進めていくのかということですね。それから、あとこの子宮頸がんワクチンについて、中学生に接種をするということなんでございますが、これを倫理的、教育的観点からはまたその款で聞きますけれども──その款というか、また別の機会に時間があれば聞きますけれども、医学的観点から、いわゆる純粋に医学的見地から、どのように説明をしていくのかなということです。これについてお伺いをまずします。
 それから、次に217ページ、ISO14001ですね、これについてお伺いをいたします。このISO14001につきまして、その費用対効果についてお伺いしたいんです。というのは、たま広域循環資源組合では、このISO14001を廃止しました。これは基本的にノウハウが確立できたということで特に必要ないということで廃止したというんですけれども、この三鷹市が今、ISO14001の、当然意義があるから出しているんでしょう。その意義ですね。現代的意義というか、それから費用対効果、これについてどのようにお考えかなということをお伺いしたいと思います。
 続きまして、衛生費もう1点、これは219ページのごみ減量運動啓発費と、それから、221ページの家庭系ごみ減量・資源化関係費にかかわる問題でございますが、ごみ減量に一定の成果を上げてきているということ、これは大変御努力は大きく私どもとしては評価させていただいているんですけれども、今のところ非常に大きな効果を上げているということなんですけれども、よく委員会なんかでも言われるんですけれども、リバウンド現象が心配だと。現状はそういう心配はないんですけれども、今後リバウンドが起きないように、本年度どのようにこの会計年度を取り組んでいくのかなということについて、お伺いをしたいと思います。
 続きまして、労働費についてお伺いをいたします。229ページ。労働費の229ページの高齢者就業支援事業費についてお伺いをいたします。本事業につきましては、NPO法人わくわくサポート三鷹、こちらに高齢者の仕事探しを委託するという形で提案されていると思うんですけれども、まあ、団塊の世代が大量退職をしてまた数年たっておりまして、また続々と大変に能力のある60代の方が会社をやめてUターンしてくるということでございます。地域でのコミュニティ創生に積極的に参加していただきたいという気持ち、そういうのに参加したいという方もいらっしゃいます。あるいは、御自分がすばらしい能力、経験を持っていますので、いま一度自己の能力を生かしたいという、こういう方もいらっしゃると思うんです。そういう方々のよき相談相手が、このわくわくサポート三鷹であるというように思います。大変に大きな私は意義があると思うんですけれども、今までどのような活動をしてきて現状はどうか。かなりこういう状況ですから、幾ら能力、経験があるとはいってもなかなかそれを生かせるような職場を探すのはそう簡単なことではないと思いますけれども、今までの取り組みはどうだったか。またことしはこのような社会環境という中で、どのように活動をしていくことを目指していくのかということについてお伺いをしたいと思います。
 続きまして220、同じページですけれども、メーデー補助金、先ほども質問出ましたけど。先ほどの質問者も言っていたとおり、勤労者の意識が大きく変わってきております。先ほど市長、基本的なお考え方をお伺いいたしました。勤労者へのサービス、特に三鷹は勤労者を中心としたまちです。しかも働く者の権利尊重ということで続けているということでございます。かつて附帯意見で、附帯決議で見直すべきだろうということで、金額も減少をしてきております。まあ、そこら辺の事情は私も認識しているところなんでございますけれども。私もやはり大きく勤労者の意識が変化してきたなというふうに思います。かつてのような大きな労働組合と企業が相対峙して労使交渉を行うというようなそういうパターンから、価値観の多様化から、先ほど言ったように、組織率がかなり低下してきているという現状もございますんで、そういう時期ですから、やはり自治体によってもかなりこれを見直したり、あるいは廃止している自治体も結構ふえているというふうに私は聞いております。そこで質問なんですけれども、近隣自治体の現状の動きですね。ここら辺をどのようにつかんでおられるか。このメーデーの補助金について、お伺いをいたします。
 それから次に、農林費でございます。233ページ。都市農業経営パワーアップ事業費ということで、これは施政方針の中でも取り上げられております。この都市農業を振興させるということ、これはまさに議会全部を挙げて応援していこうという、そういう方向は、これは皆さん一緒だと思うんですけれども、問題はこれをどのように都市農業を厳しい環境の中で振興させていくかという、これが大変に重要な問題だと思います。そんな中でこの都市農業経営パワーアップということで、事業が出てきたというふうに思っているんですけれども、この本予算年度、どのような事業、どのような効果を期待して行うのかということを、まずお伺いします。まずその点をお伺いいたします。御答弁から、またちょっといろいろと発展させていきたいこともありますので、とりあえず現状どのように今年度、次年度行っていくかということを、まずお伺いをしたいと思います。
 それから、次に商工費、235ページ。都市型産業誘致促進事業費でございます。これは都市型産業の振興ということが重要であるということは、私どもの会派の常々の主張でございまして、きのう議論があったように社会保障費の増大、これはまさに傾向として今後ますます増大する。そういうものを支えるために、やはり都市型産業を誘致して振興しなければいけないという、これは我々の会派の常々の主張でございます。そこで条例ができたわけなんですけれども、本年度、促進事業費ということで予算が計上されているんですけれども、これから今後待つだけじゃなくて積極的に誘致するという、積極的な誘致が1つ必要であるということと、もう一つ、ただ単に、当然誘致は必要なんですけれども、これが市内の中小企業に対してプラスの効果を与えなければいけないというふうに私は思います。そういう核となる企業がもし来た場合、当然その中で、当然いろんな部品等が必要になるわけですから、市内の中小企業者との間でお互いが、何ていったらいいかな、振興するような、お互いが成長するようなこういう関係を持つような、そういう企業をやはり誘致しなければいけないかなというふうに思いますので、今後の誘致の考え方についてお伺いをしたいと思います。本年度どのような形で推進していくのかということでございます。
 それから、これと大きく関連するんですけれども、産業振興計画ですね、239ページ。産業振興計画ですね、これについてお伺いをします。産業振興計画策定関係費ということで、これはまさに今後、この三鷹の産業をどうするべきかという基本的な計画、大きな計画になるわけでございますが、これについては施政方針の中で書かれております。この施政方針の中でも書かれているとおり、今後策定に当たっては、アンケート調査を平成22年度に行ったということ、それを踏まえて今年度市民参加を行いながら検討を進めていくというふうに書かれております。これに対する基本的な取り組みですね、スタートとしての取り組み、まあ、ことしから取り組むんでしょうけれども、取り組むということで予算化されているんですけれども、やはりこの産業振興の中で、商店街の維持・振興、それから、これはやっぱり農業も1つの産業じゃないかなと思うんです。大変重要な産業だと思いますのでね、その視点も必要だし、工業の視点も必要だということで、総合的にこの産業振興計画というものを今後考えていく必要があるんじゃないかなということです。この産業振興計画の今後の進め方について、基本的な考え方をお伺いしてまいります。
 それから、続きまして、土木費の247ページでございます。市道第135号線整備事業費についてお伺いをいたします。本事業費につきましては施政方針でも99ページに、三鷹台駅前通りの整備ということで掲げられております。この三鷹台の駅前通りの狭隘性ということは以前から数十年にわたる問題でございまして、私もこの点積極的に取り組んできたわけなんですけれども、ここで電線地中化に向けた予備設計を行いますというふうに書いてありますね。電線の地中化をして、狭い道路ですので、拡幅しても限界があるので、そういう形でやっていくということだと思いますけれども、本年度どこまで行うか、今後のスケジュールについてお伺いをいたします。
 それから、続きまして、次は最後なんですが、やはりこれと大きく関連するんですけれども259ページ、施政方針105ページ。今の事業と大きな関連性のある三鷹台駅前周辺地区のまちづくりの推進ということでございます。これは先ほどの事業とまさに大きな連関性があるんですけれども。これは現状どこまで進んでいるのか。特に問題点、課題はどこら辺にあるのかなということですね。本年度は市民の意見を聞きながら引き続き検討しますと書いてありますが、この市民の意見をどのような形で聞いていくのか。そして、どこまで検討が今年度進む予定なのか。そして、今後のスケジュールですね。より中長期的な考え方、そして今後のスケジュールがどのように考えておられるのか。以上、質問いたします。


◯市長(清原慶子さん)  まず1点目の子宮頸がん予防接種に関しての安全性、有効性に関する御質問にお答えいたします。私自身平成23年度、任意ワクチン接種にもかかわらず子宮頸がん予防接種を決断いたしましたのは、1つには、市議会での意見書が採択されているということ。2つには、市民の皆様から、署名を多数の方からいただいたということ。3つ目には、国が大変不安定な枠組みではありますけれども、平成23年度において、任意接種ではありますけれども、平成23年度限りで2分の1の補助を市町村が行う場合にはするということが確認されたからでございます。私としては、市議会の答弁でも何度か申し上げたと思うんですが、まだ法定接種でもありませんし、安全性についてまだ検証が必要であるというような立場でございました。けれども、国もこのように市町村がする場合には補助金を出すという判断を示しているということは、一応不安な状況ではあります。地方交付税不交付団体がどう対処してもらえるのかとかいろいろありますけれども、何よりも市民の皆様の大変御期待もあって決断をさせていただきました。
 医学的な点でどうかということにつきましては、私としても今回思いがけず、医学的にも問題がないと私の知人の小児科医複数から確認をしておりましたHibワクチンと肺炎球菌ワクチンについて、同時接種が要因なのか、ある特別のロット番号が何らかのことがあったのかはまだ検証中ですけれども、本当に残念なことに死亡事故が生じたわけですよね。命を守るための予防接種なのに死者が出たなんていうのは本当に何とも遺憾でございますので、私としても予防接種についてはこれまでも慎重でございましたけれども、その有効性については私が判断させていただくに足る一定の検証まではできているというふうに思います。
 さて、御心配の供給不足でございます。健康福祉部に早速この間確認をしてもらいましたところ、現段階において、国でも供給不足ということを言っているわけでございます。そして国では、この供給不足を踏まえて、初回の接種を既に受けた方の2回目、3回目の接種を優先する方向性が示されております。したがいまして、こうした方針に沿った助成が、私たちにとっても示されているのかなというふうに認識しているところです。そこで、この供給が回復するのを待って初回接種の方ということになると思います。ただ、新型インフルエンザのワクチンのときも、大変私ども供給不足を心配いたしましたけれども、やはり需要が明確になりましたらそれは追いついたということで、この点については健康福祉部長を中心に、このワクチンについては常々研究に研究を重ねてきてもらっておりますので、情報も察知しつつ、市民の皆様にPRをして、適切な接種をと思っております。
 2点目の、ISO14001の費用対効果及び現代的意義についてという御質問にお答えいたします。これは私にとりましては、かなり慎重な判断と決断をしてきた案件です。と申しますのは、平成15年、私が初めて市長になりましたときに、既にもう当時の生活環境部では、これからの地球環境、温暖化の問題などもあり、率先垂範ということで、ISO14001の認証取得が政策会議で提案をされました。まだ市長なりたてのころです。でも私は、このISO14001というのは、単に環境に資するものだけではなくて、マネジメントシステムとなっている以上は、事務事業の核心にかかわることなんですね。そういうことでございますので、私自身が新米の市長としてどのぐらい全庁を挙げて環境に関する管理ができるかということについては、まだ慎重でございました。そこでまず次年度、環境センターから始めてもらいました。環境センターでは歴代のセンター長が頑張ってくれまして、環境センターの取り組みにプラス委託事業者も心を合わせてこのISO14001を継続して認証を受けてくれているわけです。まず最初に、環境マネジメントシステムを環境センターで、ごみ処理施設で取得できましたので、私としても、市役所の仕事もそれなりにわかってまいりましたので導入をいたしました。これは繰り返しになりますが、その成果は、平成22年度の事務事業総点検運動に見られるような全般的な行財政改革に資する効果を、少なくとも三鷹市役所では上げています。1つには環境マネジメントシステム、2つ目にはISMS、款が違いますが情報セキュリティマネジメントシステム、これが問題なく更新できているというのは、私自身もトップインタビューというのを受け続けなければなりませんので意識が萎えないわけですけれども、この重要性について。職員もこのような思いで、各部、各課、各係で目標を決めながら、環境に資する取り組みをしてくれているのと、さらにありがたいのは、生活環境部の場合、私が無理難題を言いまして、認証を受けるにはコストがかかります。しかし、認証を受けるというのは専門的な第三者評価を受けることですから重要です。でも、私たちは自己管理の力が培われているわけですから、外部職場である保育園でありますとかその他の職場については、簡易型の環境マネジメントシステムを構築してほしい。うちの職員は本当に創意工夫でそれをなし遂げてくれまして、実際保育園等でも電力の節減、水の使用量の節減、ガスの節減等行われておりまして、今後教育委員会とも連携しながら、学校施設でもそのような取り組みを積極的に進めていく段階までまいりました。事務事業や行財政改革に資する効果が、まだまだ三鷹市の場合はあると私は思っておりますので、たま広域資源循環組合では一定の効果が上がったということでやめられたということも、理事として承知しておりますけれども、ぜひ三鷹市においては、この第三者評価の効果がほかの事業のコスト削減に、あるいは業務改善に資するということを認識して、当分の間は継続したいと思っております。
 3点目に、都市型産業誘致条例に関して何らかの対応をということでございます。私としては9月制定以降、両副市長初め主管であります生活環境部のメンバーと情報収集と情報提供に努めております。特に私が有効だと認識いたしましたのは、企業向けにPRをすることだけではなくて、企業の展開とか進出に力を入れているコンサルタントであるとか、あるいは金融機関ですね。金融機関との情報共有と、守秘義務を尊重した上での連携というのが極めて重要だというふうに認識をしております。特に質問委員さんが言われた地元の中小企業にいかにプラスになるかという原則は、私も全く同意見でございまして、だからこそ都市型産業誘致条例の枠組みの中に、市内事業者が増設する場合には格別の条件の緩和をしたところです。私としては、これは都市整備部が所管しますまちづくり条例の環境配慮制度の運用などとも連携をしながら、ぜひ平成23年度は少しでも実績を上げるべく、今までもPRというよりも、少し露骨な言葉を使わなければいけませんが、いわゆる宣伝ですよね。三鷹市がこういうことをしているという宣伝をしていきたいと思っています。
 関連して、詳細はまた担当に補足してもらいますが、産業振興計画策定の内容における農業との関係でございます。これは生活経済課がこの間、まちづくり三鷹等と連携して農商工連携ということで、「うれしいみたかさん」という取り組みを初めブランドづくりに、農業との連携を強めてきてくれています。あわせて商工まつりにおいて、農業関係者が大いなる貢献をされていますし、農業祭において商工会のメンバーが協力するというような、農商工の連携がそれぞれの団体同士でも格別に推進されていると思います。そうした項目が一部入ると思いますし、同時に実は、農業振興計画も改定の時期を迎えております。したがいまして、業別に計画はつくりますけれども、三鷹市の場合には、やはり貴重な農業を継続していただくということと、商工業の維持・継続のためにも、それらの連関性、関連性を意識した内容の計画が、産業振興計画においても、農業振興計画においてもつくられるように進めていきたいと考えております。私からは以上です。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  ごみの減量についてのリバウンドという形で御質問をいただきました。確かに委員さんおっしゃった、私どもの方もよく有料化実施後大きな減量があって、その後リバウンドが起きてくるというような事例も見られているところでございます。我々が一番その点も危惧しているところでございますので、これはまずごみの量と現状の方を詳しく分析をしながら、市民の皆様にお示しをするとともに、今までずっと有料化に伴ってではありませんけれども、ごみ減量等推進会議の皆様とキャンペーンとかイベントとか、そういう形の啓発活動を非常に力を入れてやってきております。これも引き続き継続していくことで、皆様の意識がどんどん変わっていく。これは継続して行うことによって効果があらわれていくというふうに考えておりますので、引き続き力を入れてまいりたいと思っております。また、特に昨年以降、水切りという具体的な行動でPRしております。これもやはり市民一人一人の方が毎日行っていただくことで大きな効果が出ますので、そこをまた特に重点的にPRをしていきたいと思っています。
 一方、排出抑制という形で有料化の方は大きな効果が出ております。この排出抑制についても、行政だけの力ではできませんので、市民の皆様、あるいは事業者の皆様、こういった形でほかの取り組みですね、いろんな取り組みができるかどうかという形で、次年度について研究の方を進めていきたいなと思っているところでございます。以上です。


◯生活経済課長(鈴木伸若君)  私からは、労働費の関係2点お答えさせていただきます。初めに、わくわくサポート三鷹について御質問いただいたところでございます。これまでのこの活動としては、委員さん御指摘があった団塊の世代などの方、こうした方を中心に、ネットワーク大学などとも協力をしながら、ボランティアが必要な方、こうした方は協働センターを御案内する。あるいは、起業を目指しておられる方、これはまちづくり三鷹を御案内する。そして、委員さん御質問の再就職を求められる方については、場合によってはシルバー人材センターだったり、あるいはわくわくサポートで企業紹介をしたり、あるいはハローワークに御案内をさせていただいたりという連携を持ちながら、一時的な、場合によっては窓口として、このわくわくサポート三鷹が役割を担っているところです。非常に多くのこういう経済状況で、多くの方に来場いただくようになりましたが、委員御指摘のように、やはりなかなか実際の就労に結びつく機会がないというところでございます。こうしたこともございまして、今後もこれまで以上に、実際に就労する場合に効果を生み出す面接の受け方でありますとか、それから、履歴書の書き方などのセミナーや、あるいは細かいちょっと少ない企業を対象とした面接会などを実施しながら、実態の就労機会が向上されるというふうに向けて、NPO法人としても努力するということを目指しているところです。
 次にメーデーの関係でございます。近隣市の状況について御質問をいただいております。非常にこの間、こうしたメーデーの補助金、近隣市でも減っておりまして、平成22年度では26市中9市、三鷹を含めた9市が助成をしているわけであります。平成23年度はまた1つの市が減りまして、8市になるというところでございます。隣接する武蔵野、府中、それから小金井においては三鷹同様に、まあ、金額は三鷹が一番多いわけでありますけれども、このメーデーの補助金が制度を今、続けられていますけれども、調布市にあっては平成20年度に廃止という状況になっているところでございます。以上です。


◯都市農業担当課長(板橋久夫君)  都市農業経営パワーアップ事業について御質問がございました。これにつきましては、東京都が平成17年から平成21年度の5年間にわたりまして補助事業が遂行されておりました。これの終了に伴いまして、平成22年度から新たにこの都市農業経営パワーアップ事業という補助事業がスタートしたところでございます。今年度は三鷹市の果樹組合さんが補助事業を受けて、現在進行しております。今回の平成23年度の予算の中につきましては、三鷹市の野菜生産組合さん、こちらの方々が手を挙げて、この事業の補助を受けていく形になっておるんですが、この事業の内容につきましては、都市農業を大都市に近く、地産地消で非常に野菜等の消費するエリアが近いものですので、それを有効に生かすために、現在の畑だけで、露地栽培ということでありますと生産性が高く上げることができませんものですから、施設を導入──施設といいますのはパイプハウス、ビニールハウスでございますが、それを導入することによりまして生産性を高くして、よりよいものを市場に出荷するという計画を持っていただきまして、目的として5年後、さらなる収入アップを求めていくような形で援助していくような形になっております。主な作物につきましては、連作障害を避けるために、トマトの栽培をたる栽培を行って、非常にいい状態で1年間を通して供給できるような方向性が一番目につくところでございます。
 あとは補助の金額につきましては、1,000万円から上限1億円までの範囲内で、工事費1,000万円に対して2分の1が東京都の補助ということで、補助がなされるような状態になっております。説明は以上でございます。


◯道路交通課長(福島照雄君)  市道第135号線の整備につきましてお尋ねがございました。この中で、電線類地中化に向けた予備設計ということを来年度予定しております。おかげさまでこの三鷹台駅前通りの用地買収も着実に進んでまいりまして、平成22年度の事業がすべて完了いたしますと、80%を超えるところまできております。そういった中で、本格的整備工事に向ける手前といたしまして、委員御指摘のとおり、電線類の地中化を行うことで、防災、あるいは景観の改善、さらには路上スペースの確保という非常にメリットのある事業でございますので、この整備工事をするに当たって、電線類の地中化といったものを予定しております。そこで来年度は、各電線類の企業者と十分ヒアリングを行いまして、その規模、あるいは手法、方法等々について綿密に事前に設計を行いまして、本格的整備工事に生かしていきたいということで進めてまいりたいと思っております。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  三鷹台駅前周辺地区のまちづくりについて、御答弁させていただきます。今年度まで含めて、これまでまちづくり協議会及び商店会、地域の方々と協議、意見交換等を進めるとともに、地権者の方とも意見交換等を進めてまいりました。今年度は課題となっております東京都と3・4・10号線の都市計画変更の事務レベルの協議を進めてまいりました。それと同時に、このまちづくり推進地区整備方針の検討に向けまして、駅前広場のあり方や機能の検証、また面的なまちづくりの展開への検討・調査、そういったものを進めているところでございます。平成23年度につきましては、この平成22年度までの取り組みをもとに、まちづくり推進地区整備方針策定に向けて取り組んでいきたいと考えております。その策定に当たっては、地権者を初めまちづくり協議会、商店会、地域の方々の意見を、方針策定の各段階で意見をお聞きしながら策定していきたいと考えております。また並行して、先ほど申し上げました都市計画道路3・4・10号線の変更の協議を東京都と協議をしながら、地区計画の策定等についても事務レベルで協議を進めていきたいと考えております。以上でございます。


◯委員(吉野和之君)  御答弁ありがとうございました。それでは、絞って幾つか再質問させていただきたいと思います。まず子宮頸がんワクチン、ありがとうございました、御答弁。それで1点ちょっと担当の方にお伺いしたいんですけれども、これは当然中学生に接種するわけですから、倫理的な問題はね、ちょっとまた別の観点から聞くとして、医学的な観点からの当然説明もされるわけですよね、保護者も含めて。これはあれですか、教育委員会の中でわかる範囲ですか、あるいは純然に医学的観点からどういうものかということを、価値観というものを交えずにどういう説明をされるのかなということをまず──まずというか、その点をお伺いをいたしたいと思います。
 それから、あとISO14001、市長の考え方はわかりました。そういう意味で、三鷹の行革に大いに資してきたということでございますので、そういう意味では、この行革の中で、やはり具体的に大きな成果が出てきたということで、当然金銭的にもそこら辺も出てくると思うので、できたらまた計数的にも今度わかりやすいように、またそこら辺もぜひわかりましたら、そこら辺も、別にきょうじゃなくて結構ですから。つまりISO14001を導入したことによってこれだけ、まあ、概算でいいですけど、これだけ、幾らぐらいの効果がありましたというようなことが計数的に出てくれば、もっと皆さんもわかりやすいのではないかなと思います。それから、なおこれは1つのノウハウですので、場合によってはずっとノウハウを蓄積すれば、ある意味では外部機関に頼らずでも、三鷹市でもいつかひとり立ちできるときがくると思うんですね。むしろそれを目指して、やはり今後ノウハウを蓄積して、やはり三鷹版で独自の、先ほど簡易というお話もしましたけれども、三鷹版というか独自でやはりこういうものを、何ていうかな、ある意味では卒業するようなことも1つの将来的な目標にしていくことも必要かなと思います。これは特に御答弁は結構でございます。
 あと、都市型産業誘致条例につきましても、基本的な考え方はわかりました。やはり第一の中心は、何としても1つは、この三鷹市の中小企業との連携ですね。これが第一だと思うんですよ。大きな企業を引っ張ってくるのもこれもいいんですけど、その企業と、やはり引っ張ってくるからには中小企業とのしっかりとした連携がなければ、そこら辺はやはり今後の話し合いの中で、大きな1つのポイントとして考えていただきたいなということは、実は三鷹の中小企業さんの中にも、引っ張ってくるよりまず我々のことを考えてほしいという、実はそういう声もあるんですよ。ただ、市全体を考えると、両者をやはり協働させなければいけないということで、ただそれなりの企業が来てくれるからには、当然三鷹市の中小企業にもメリットのある方向でなければいけない。このことを常に念頭に置いて、やはり今後誘致を進めていくべきではないかなと思いますので、この点について、ですから、優先順位ですよね。これもやはり優先順位のかなり上位の方にというか上げて、やはり考えていくべきではないかなと思いますので、そこら辺について再度お伺いをいたします。
 それから、ごみについてはわかりました。
 あと、わくわくサポートなんですけれども、お話は今お伺いしたんですけれども、現実的に数字的にどれぐらいの方が御相談になられて、どのぐらいの方が希望のお仕事につけたかとか、そこら辺のもし細かい数字がわからなければ大体の傾向で結構でございますけれども、大体の傾向というか、そこら辺をちょっとお伺いしたいなと思います。
 それからあと、メーデーに関して、今、近隣中、平成23年度で8市という形で、かなりこれもやはり大きな時代状況の変化だと思います。そういう意味では、やはりここら辺もぜひ検討材料の1つになるかなと思いますので、これは特に今の段階では答弁は結構ですから、そこら辺もやはり近隣他市の状況、そして時代状況というものをよく考慮して、今後検討していただきたいなというふうに思います。
 それから、パワーアップですね。都市農業経営パワーアップ事業費ということで、今、事業の内容をお伺いしました。今後、先ほど産業振興計画の中でお話があったとおり、やはり今後この都市農業を振興させていく上で重要なキーポイントはブランド化、それからあとマーケティングをどうするか、それからあと付加価値をどうつけるか、この3つがある意味では1つのキーワードになるんじゃないかなと思いますね。そういう意味では、民学産公の三鷹市ですから、あらゆる知恵を結集して、ブランド化を行い、マーケティングを行って、そして付加価値を高めるという形で、都市農業が経済的にもある意味では自立できるような、そういう方向性をもっていくような、そういう事業に発展していくべきではないか。またその1つの、ある意味では導火線として、このパワーアップ事業があるのではないかなと思いますので、そういう方向性をやはり考えていただきたいなというふうに思いますので、その点についてのお考えを、より広げた形でね、ぜひとも考えていかなければいけない。ともかく今、都市農業の置かれている環境というのは、大変に厳しい環境にあるということで、残念ながら現政権はなかなかこの都市農業に対して理解を示していないという状況もございますし、財務省もかなり厳しい見解を持っていて、残念ながら今の、かつての政権のときはいろいろ財務省といろんなやり合いをしたんですけれども、残念ながら財務省の方向をそっぽ向いているというような嫌いがあるんじゃないかなというように私は思っていますのでね、そういう意味では都市農業を守る立場から、1つにはそういう財務省に対する都市農業の重要性を訴えるのが1つと、あとは力をつけるということですね。都市農業自体が力をつけるということ、この2つが必要かと思いますので、御答弁としては先ほどの、全体の産業の中でね、この都市農業の振興を考えていくべきではないかということで、その点についての御答弁をお願いいたします。
 それからあと、三鷹台周辺地区整備方針と市道135号線、これは非常に大きく関連していますので、これについて今着実に一つ一つ意見を聞きながら進んでいるということでございますけれども、トータル的に、この整備方針と、それからあと今後どうなっていくかというトータルというかグランドデザインというか、そこら辺がもし今の段階で、何年後こうなる、何年後こうなるとか、そこら辺のグランドデザインというか、グランド的な、トータル的なスキームというか、そこら辺を、今わかる範囲で結構ですけれども、お伺いしたいなというふうに思います。以上です。


◯副市長(河村 孝君)  都市型産業の誘致につきましては、市内中小企業との連携ができるものを基準の中で優先してほしいという、そういう御質問だと思いますが、もちろんそれは1つの大きな重要な項目だと思います。私どもとしては、周辺環境に沿うとか、あるいは、公害がない環境に配慮したものであるとかいうことも重要な課題であると思いますし、あと税収に期するとか、そういう問題があります。トータル的にいうと、やはり個別の中小企業の三鷹の中の企業と、そこのマッチングといいますかね、それは具体的にはかなり厳しい難しい問題を含んでいると思いますが、私どもとしてもそういうことに配慮しながら、また税収だけではなくて、中小企業との連携だけでもなくて、また地域の商店街との中での購買関係での寄与だとか波及、シャワー効果も考慮に入れながら総合的に考えてまいりたいというふうに思っていますので、御指摘の点も十分配慮しながら考えてまいります。


◯健康福祉部長(城所吉次君)  子宮頸がんのワクチンにつきまして、その説明についてということで御質問をいただきました。この子宮頸がんの関係は、今回3つのワクチンについて実施するわけですけれども、他の2つのワクチンは乳幼児期ということもありまして、親が子どもを連れて接種をさせるということで、一般的に接種率が高いものです。それで子宮頸がんの方は……。


◯委員長(伊藤俊明君)  今、質疑の途中ですが、ちょっと地震のようなので。
 休憩します。
                  午後2時47分 休憩



                  午後3時19分 再開
◯委員長(伊藤俊明君)  委員会を再開いたします。
 それでは、皆さんにお諮りいたしたいと思います。何分にもマグニチュード7.9ということで、三鷹でも震度5弱と本当の緊急事態ですので、皆さんにお諮りしたいと思いますが、きょうはこれにて散会にしたいんですが。それで今後の予定だけちょっとお諮りしたいと思うんですが、月曜日にきょうの残りの分をまず最初にやっていただいて、それから教育費に入っていただいて、それからまた全部後ろにということでよろしいですかね、フリー質疑の方で。決して皆さんの発言をどうこうするわけじゃないですけど、ちょっとその辺も御配慮いただいて、なるべく月曜日の日にきょうの残った政新クラブさんの質疑の残りと、あと公明さんの質疑を最初に一番にやりますから。それから教育費と、あとは月曜日。きょうの残りです。
             (「月曜日は教育費全部と」と呼ぶ者あり)
 きょうのと、教育費全部と、あとフリーの質疑になりますけど。
            (「質問時間を短縮した方がいい」と呼ぶ者あり)
 時間短縮というかね。基本的にはその辺もちょっと御配慮いただければと思いますが、よろしいでしょうか。どうですか。いいですか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認をさせていただいたということで、月曜日に本日の残りを最初にやります。それとあと教育費と、そしてフリー質疑の方に入ります。歳入までのフリー質疑ということでよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 では、さよう確認いたしました。それでは、そのようにしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、散会いたします。ありがとうございました。
                  午後3時21分 散会