メニューを飛ばしてコンテンツへ 三鷹市議会 こちらでは、指定された委員会の審査状況の要点を記録した「委員会記録」をhtml形式でご覧いただくことができます。 English
三鷹市サイト
サイトマップ 関連リンク集

あらまし 皆さんと市議会 議員の紹介 審議情報 本会議中継 会議録 議会だより トップ
トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成23年総務委員会) > 2011/08/23 平成23年総務委員会本文
スタイルシートが無効なため使用できません→ 文字サイズ変更


2011/08/23 平成23年総務委員会本文

                  午前9時30分 開議
◯委員長(石井良司君)  おはようございます。総務委員会を開会いたします。
 休憩して、本日の流れを確認したいと思います。よろしくお願いします。
 休憩します。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時32分 再開
◯委員長(石井良司君)  委員会を再開いたします。
 ただいま休憩中に御協議いただいたような形で、1、行政報告──企画部の報告、総務部の報告、そして2の管外視察、そして3番、次回委員会の日程について、4、その他という流れで進めたいと思います。よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 では、そのように確認いたします。
 休憩します。
                  午前9時33分 休憩



                  午前9時34分 再開
◯委員長(石井良司君)  おはようございます。再開いたします。
 それでは、企画部の報告を受けたいと思います。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  おはようございます。よろしくお願いします。本日御報告させていただく案件は、お手元に配付した資料のとおり、新川防災公園・多機能複合施設(仮称)整備事業の進捗状況でございます。御案内のとおり、この6月の総務委員会において、昨年度取り組みました基本設計の概要をお示しするとともに、その間の取り組みについても御報告させていただいたところですが、ここで改めて直近の状況について御説明させていただくものでございます。内容については担当課長から御説明させていただきます。


◯都市再生推進本部総務担当課長(向井研一君)  おはようございます。では、私の方からは、お配りした資料から、平成23年度に入ってからの、これまでの本事業に関する進捗状況を報告させていただきます。右上に平成23年8月総務委員会資料と掲げてあるものをごらんいただければと思います。
 主に3つの項目を挙げておりますけれども、まず1つ目は、関係団体への報告、意見交換でございます。今年度に入りまして、4月から7月までの間、計17回、スポーツや生涯学習、また福祉の分野の審議会や団体等の皆様方に対しまして、これまでの事業の経過報告、また意見交換の場を持つことができました。これらの場でいただきました主な御意見については、次のページをめくっていただきまして、参考資料1にまとめてございます。
 ここでは、各分野の方々から施設計画等に反映できる大変貴重な御意見や、また今後、市からは逐次本事業について情報提供をお願いしたい旨の御要望などもいただいております。引き続きこうした関係団体等の皆様方には、適宜丁寧に情報提供や、また意見交換を行いながらこの事業を推進してまいりたいと考えております。
 次に、庁内関係各課ヒアリング、2つ目の項目でございますが、これについて御報告させていただきます。先月7月より集約対象施設──これは新しい施設の集約対象施設でございますが、こちらの庁内所管課を対象にですが、今年度から取り組んでおります実施設計に向けたヒアリングを実施しています。ヒアリングでは、昨年度取りまとめました基本設計を踏まえまして、備品等のレイアウトや内装設備の仕様、仕上げなど、ハード面に関する調整のほか、管理運営に係るソフト面での確認なども行っております。今後も随時庁内ヒアリングを行いまして、今年度は施設の構造、設備等の設計を取りまとめるとともに、管理運営に関する方針などを策定したいと考えております。
 最後、3つ目の項目ですが、独立行政法人都市再生機構の組織再編についてでございます。現在この三鷹市と協働で本事業を推進しております独立行政法人都市再生機構、UR都市機構でございますが、こちらの機構におきまして本年7月1日付で首都圏における支社──これは、これまでの東京都心支社と東日本支社が一部再編されまして、都市再生事業や、また賃貸住宅に係る業務など、機能別にそれぞれ東日本都市再生本部、また東日本賃貸住宅本部というように、本部が設置されたものでございます。
 参考資料としてURが出しております再編の概要、また東日本都市再生本部の設立についてという、参考資料2を添付しておりますので、後ほどごらんいただければと思います。この今回の再編に伴いましては、UR担当者においても若干異動がございましたけれども、これまでの事業の経過、また今後の取り組みなどについてもしっかり新しい担当者に引き継がれておりますので、今後三鷹市におきましても、これまで以上にこのUR都市機構と連携いたしまして、より円滑にこの本事業が推進できるよう努めてまいりたいと考えております。私からは以上です。


◯委員長(石井良司君)  説明は終わりました。
 委員の方から質疑ありますか。


◯委員(高谷真一朗君)  おはようございます。関係団体から主な意見を今聴取されているということですけれども、今後はどのような団体からこういった意見交換を継続していかれるのかということを、具体的に団体名がわかれば教えていただきたいと思います。


◯都市再生推進本部総務担当課長(向井研一君)  今後の関係団体等との意見交換でございますけれども、基本的にはここに掲げております福祉関係、スポーツ関係、生涯学習関係の団体、今この前半にございましたこういった団体の審議会、また、相手方の方からこういう意見交換をしてほしいという要望があれば、それに対して対応したいというふうに、適宜行いたいと思っております。特にスポーツ関係については、それぞれのスポーツの関係する水泳であるとか、バレーボールであるとか、それぞれの競技ごとに協会というか、団体がございますので、そういった方々から要望があれば意見交換というか、またそこで質問があれば、対応していきたいというふうに考えております。


◯委員(高谷真一朗君)  ありがとうございます。わかりました。もちろん、スポーツ関係の方々との意見交換というのは重要になってきますけれども、これまでの議論の中で、やはり総合保健センターもこちらに移ってくるということになっておりますので、例えば医師会とか、薬剤師会、そういうところともやっぱり個別に交渉していかなければいけないと思いますし。あるいは、考え方を広げますと、今まで暫定管理地はお祭り等で多く使われて、大屋根広場ということで親しまれてきたわけですから、商工会なんかも、今後の活用ということに関しては本当に関心を持っていらっしゃると思います。
 今お話を聞きますと、向こうから要望があれば、こちらからというようなお話でしたけれども、そういうことではなくて、こちらから積極的にこうしていきたいんだということを随時、先様に情報提供と意見交換というものを活発に行っていただきたいと思うんですが、そうしたことのお考えはいかがなものかと。


◯都市再生推進本部総務担当課長(向井研一君)  非常に私のところもそのようなことをしていきたいというふうに思っております。ここに掲げられているもの以外にも、確かに今後の取り組みなどを考えてみますと、商工会であるとか、いろいろそういう新しい施設でできることというのが想定されておりますので、こちらからも積極的にそういうことを思いめぐらせて、こちらからも情報提供するように努めてまいりたいと思います。


◯委員(高谷真一朗君)  ありがとうございます。思いをめぐらせという言葉をいただいたので。本当に市民に愛される施設にするためには、役所がこれだけやっているんだということを示すことが非常に重要になってくると思いますので、ぜひともそうした姿勢で取り組んでいただきたいと思います。
 また、本当に医師会さんとか、薬剤師会や歯科医師会、こうしたところも本当に御協力をいただきながら、周辺のことも考えながらやらなければいけないので、あわせて本当にバス事業者なんかも、そのバス停の問題もありますし、そういうところにも本当に積極的に提供していただきたいと思います。よろしくお願いします。


◯委員長(石井良司君)  他にございますか。


◯委員(野村羊子さん)  それでは、幾つか質問させてください。今、情報提供、意見交換、関係団体の話がありましたけれども、一般の市民向けに説明会なり意見を聞く会ということはしないのでしょうか。市報にずっと掲載されていますけれども、それを見ていろいろ感じていらっしゃる、考えていらっしゃる、あるいは疑問に思っていらっしゃる方っていっぱいいらっしゃると思うんだけれども、そういう方がこういう会に所属しているとは限らないわけなので、そういうことについてどうお考えになっているのか、まずお聞きしたいと思います。お願いします。


◯都市再生推進本部総務担当課長(向井研一君)  一般市民向けの説明会というのは、基本的にこちらから、この間開催をして市民向けの説明会を行ったということはございませんけれども、随時そういう広報を見て、電話などで都市再生推進本部の方に問い合わせ等がありまして、それに対しては随時その市民の方に回答をしているということはございます。説明なども求められることがありますので、その場でお電話でやりとりをすることもございます。
 今後もそういう市民の方から要望があれば、そういったことは時間であるとか、またその場を設定できるというようなタイミングもございますけれども、そういったことについては全く閉じられたものではなくて、私どもの方も積極的にそういう要望があれば対応していきたいというふうに考えております。


◯委員(野村羊子さん)  要望があればって言いますけれども、説明会を要望していいんだと思っているかどうかっていうのは非常に難しいと思います。個人的に電話をできる方──役所が開いている時間にね、電話できる方っていうのも限られているわけだし、そういう意味では、これだけ大きい施設、大きい事業、財政規模としても今後ね、本当に今また経済の状況、よりさらに大変になりそうな事態の中でね、どうやってこれをきちっとやっていくのかっていうことを市民が納得できるような説明をね、市がちゃんとやらなければいけないわけですよね。
 どういう施設ができるかっていうことを今市報でずっとやっているけれども、どうやったらこれが本当にできるのかって、今の財政状況の中で。そういうようなことも市民の方が聞きたいと思っても、自分が思っている疑問を公の、オープンな場での説明会という場っていうのはね、やりとりの中でさらに深まっていくものがあるわけですよね。1対1で電話でやるっていうことではなくて、一般市民向けにいろいろな人が参加できる、そういう説明会というのはきっちり開く必要があると思うんですけれども、そういう気は今ないっていうことですかね。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  今の御質問にもありますような市側からの説明については、前年度来、機をとらえて市の方も対応をさせていただくつもりはあるということを本会議の中でも、理事者の方から答弁をさせていただいてきております。今年度に入りまして実施設計を進めているようなところ、また、管理運営の方針についてさまざまな調査を含めて、その取り組みを進めている──4分の1ほど進みましたけれども、時点でございますので、昨年の基本設計の情報をまず丁寧にこの間の広報などでお伝えをしつつ、今年度の取り組みにつきましても一定の熟度、深まった状況を見まして、もちろん市議会への、この総務委員会を初め御報告をさせていただいた上で、今お話しのような市民の方々にも、整った時点で一定のお話をさせていただくことをぜひ考えてまいりたいと思います。以上でございます。


◯委員(野村羊子さん)  整った時点というのは、何がどう整った時点なのかというのをもう一度確認したいと思います。お願いします。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  1つは、実施設計の作業の中で、昨年度取り組んだ基本設計の情報は、大きく変わるところはございませんけれども、これらにさらに先ほどのような関係方面の皆さんの御要望などを踏まえた微調整とかしておりますので、そういう方向性がおおむね定まるという施設づくりの面、それから管理運営の方針というところをさらに詰めてまいりますので、その見きわめができた時点。それと同時に、今お話の中で冒頭の委員にございましたような、今後の市の行財政への影響等につきましては、企画部においても今年度の基本計画の取り組みや今後の財政フレーム等の見きわめの中で情報を整理してまいりますので、そういったものをある程度市の方としても整理をし、それらについて市議会の皆様にも御説明をする、そういうような情報が整った時点というふうに考えております。以上でございます。


◯委員(野村羊子さん)  そうすると、今年度の終わりくらいというか、あるいは、ほぼもう物事が決まった後の説明というふうなことだというふうに理解していいんでしょうかねというのが、もう一回。
 それと、もう1つ単純な質問で、このURの再編によって、じゃあ、この三鷹のこの事業はどこに位置づけられているのかというのをもう一回お願いします。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  決まった後というのは少し事務的な言い方を申し上げてしまえば、基本計画を初めとした今年度の取り組みは3月の時点まで時間をかけて議論を重ねて決まってまいりますから、それを待たないと何も情報、出ないというふうに特に考えているわけではございません。先ほど申し上げましたような方向性なり、財政フレームの見通しなり、一定の御説明をさせていただく情報が整えば、その辺理事者に説明の機会などについて御指示を仰ぎたい、このように考えております。
 また、2点目の御質問にございましたUR都市機構の組織の再編に伴って、三鷹の案件等がどこに位置づけられ、対応されているかということでございますが、先ほど冒頭の向井課長の説明にございました、本部制をしかれましたので、東日本都市再生本部というところの所管になっております。なお、御参考までに申し上げますと、あわせてお手元にございます、少し地図があるような資料ございますけれども、こちらごらんいただきますと、右上の方に東京のこの多摩のエリア、第6エリアというような地域に都市再生本部の区分分けをしてございますので、地域性においてはこの第6エリアの御担当の方々ともかかわりを持って都市再生関連の事業を進めていく、このようになると承知しているところでございます。以上でございます。


◯委員(野村羊子さん)  説明会についてですけれども、理事者に指示を仰ぎたいとおっしゃられたということは、結局今これについてやるということは決まっていないというふうなことだというふうに聞いていいんでしょうかね。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  冒頭申し上げましたとおり、この間私どもが検討を重ねている情報が整った上で、その内容をどのような形で議会の皆様初め市民の皆様に御説明をさせていただくことが好ましいのかというのは、当然その時期や手法を含めて確認を得ながら進めていくという意味でございますので、現時点で具体的な日程をお伝えをするというところには至っていないという意味での御説明でございます。以上です。


◯委員(野村羊子さん)  わかりました。そのことについてはわかりましたが、一方的な情報提供だけではなくて、関係団体だけではなくて、市民というのは、そういうことにかかわっていない市民がたくさんいるんだということをもう一度しっかり確認しながらですね、これだけの財政規模のもの、市民の生活に物すごい影響を与えるものだということをしっかりと確認しながら事業を進めていただきたいと思います。内容的にはまだまだいろいろ言いたいことはありますけれども、きょうはその範囲ではないので、あえて触れません。終わります。


◯委員長(石井良司君)  次の質問者。


◯委員(岩田康男君)  おはようございます。今度のURのこの組織変更というのは、三鷹市の事業にどういう影響を与えるんでしょうかね。土地の補助金がついて、三鷹市が……。補助金はもう、URが買収したんだからついたんですよね。周辺の土地の買収も含めて、いつ三鷹市が丸ごとあそこを買収するんでしたっけ。済みません、関連して教えてください。
 それから、URの組織変更というのは、この組織図を見ると、今までと違うのがいわば直轄組織みたいになったんですかね。本社から支社っていう関係じゃなくて、都市機構からもう直接、この棒が引っ張ってあるのは東日本都市再生本部は直接棒が引っ張ってあるんですね。そうすると、かなり権限というのは変わってきているんじゃないかと思うんですが、この目的というか、ねらいといいますか、三鷹市の事業との関係でどんな情報を得ているんでしょうか。東日本の大震災が起きて、東日本というとちょっとイメージがあれなんですが、それは関係ないと思うんですが、しかし、東日本の大震災が起きて国の財政状況というのがね、いろいろ財源探しや、復興予算や、いろいろなことで財源が動いていますんで、その関係でこの組織変更との関係というのは起きないのかどうかですね、情報があったら教えてください。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  幾つか御質問をちょうだいいたしましたので、順次お答えいたします。まず冒頭、この今回のUR都市機構の組織の改革等が市の事業にどのような影響を与えるんだろうかということでございますが、先ほどの向井課長の答弁、御説明の中にもありましたとおり、組織はこのような形で改編をされたところでございますが、まさに都市再生の部門を本部制をしいて、URにおかれましてはより機動的に対応できるようにされたという理解をしておりまして、これまでの担当者にしっかりとそれを引き継ぐ後任の担当者、もちろん同様の事業の取り組みをきっちりと──口頭でありますけれども、責任を持って対応できる体制であると、それは引き継いでいくということを御説明受けておりますので、悪い影響というのは基本的に全くないというふうに承知してございます。
 それから、次に補助金はというお話などがございました。これにつきましては、より正確に申し上げるといたしますと、国の都市公園の整備に伴う国庫補助がUR都市機構に充当されるという流れでございますので、その公園の事業についての具体的な手続というのは、これまでの予定でありますと、24年度にUR都市機構から国の方へ補助金を含めた公園事業の申請をされるということに聞いておりますので、補助金のいわゆる交付決定──申請またはそれに続く交付決定のような手続というのは、現時点においてはまだ具体的なものではありません。
 しかしながら、それらを想定をした全体の計画につきまして、ことしの1月だったと承知しておりますが、URの内部で全体の事業の方針というのが承認をされたところでございまして、それを受けて、御案内のとおり2月の臨時会に向けたさまざまな議決につながる事務的な手続というものがURからも求められたということで、今日に至っているわけでございます。
 また、周辺を含めた用地等の買収の時期ということでございますが、これにつきましては公園の部分と市街地の部分、それぞれの用地の取得の時期というものを一定程度当市は想定をしてございます。これまで議会でも説明をさせていただきましたとおり、市街地の方は早ければ24年度以降にというようなところも想定をし、また公園の事業につきましては、先ほど申し上げた国庫補助を受ける公園事業の全体の整備が終わった、その工事完了公告の翌日に三鷹市にこれが引き継がれるというようなところでございます。ですから、この後、28年度までにかけまして、市のさまざまな状況等もURに協議を図りながら、私どもから見て最適なタイミングで、お話ございましたような用地の取得の時期というものを調整してまいりたいというふうに考えております。
 また、国の財源の動向等ということで何か把握している情報はあるかというのが最後に御質問ございましたけれども、このようなURの機構の改革、それから今般の東日本大震災、こういった状況を踏まえて、ますます東北の地を中心とした地域においては、地域の再生、まちづくり、こういったものに向けてはURの役割というものがますます求められているというような状況も聞いておりますし、また、東北以外の日本全体のこの防災の取り組みというものも、URが持ち得ておりますこのような防災公園街区整備事業というものの役割というのもますます注目を浴びるであろうということも聞いております。
 したがいまして、現時点では、さまざま国全体の財政事情厳しくなる中ではございますが、個別この防災公園街区整備事業、さらに申し上げれば三鷹市のこの事業についての悪い意味での影響というものは現時点では全く心配には及ばないというふうに聞いておりますので、そのつもりで私どもも全力で取り組んでまいりたいと考えているところです。以上でございます。


◯委員(岩田康男君)  市街地の部分の、3分の1の西側の市街地部分と周辺の道路の分が市街地部分ですね。これは24年度中に三鷹市が買い取る。それから、東側の3分の2の公園部分は──未買収のところが買収されたのかどうかわかりませんが、部分を買収した上で、URは公園事業として補助金を申請して、国の補助金決定があって、それから三鷹市が買い取るということになるので、三鷹市が防災公園部分を買い取るのは今の時点では未定ということでしょうか。それとも、いつまでに買い取る目標。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  ただいま担当の方から御説明したとおり、現在これは我が市も基本計画の策定中でございまして、この事業の進捗状況がやはり市の財政フレームに大きな影響を与えるということも踏まえながら、最も効果的な事業手法を現在調整中でございます。
 したがいまして、御質問の中にありました市街地部分の買い取りについて、24年度なのかどうかも含めて、時期も含めて現在調整中でございます。また、別途公園部分については、これは国庫補助の申請との関連がございますので、この中で国庫補助金の極力獲得可能な年次、これを踏まえて、なるべくこれの部分は前倒しでできないかということも含めて検討しておりまして、事業完了年度までには最低でも用地は買い取るということを前提に、どれだけの時期の調整も図れるか、こういうことを全体を含めて現在検討中でございますので、市街地部分については可能性としては24年度から取得ということもあり得ますけれども、極力この辺については財源、経費の均てん化、これを含めた検討をしているところでございます。


◯委員(岩田康男君)  そうしますとですね、東日本の大震災で国の財政も大変ですし、こういう組織直轄はその大震災の前からURの整理合理化計画っていうのをね、どう具体化するかというところから出たんだという説明がありまして、その合理化計画のパンフレットを読まさせてもらいましたけれども、こういう形での組織に変えたんだなというふうに思いますけれども、そのことが何を意味するのかということがね、僕らにはわからないものですから、多分かなり財政的には機動的な動かし方ができるようにしたんではなかろうかと──東日本大震災の財政事情もあってね、ということが推測されるんですが、そうしますと、うちの事業との影響っていうのが出てくるんではないかと。
 そうすると、今企画部長が言ったように、私どもの4次計を策定する段階での財政フレームを決める中で買い取り時期を決めていいのか。URはURで目標がありますよね。早く回収したいという、そういうのもありますよね。その辺は、こちらの目標どおりいくんでしょうか。それとも、国の計画なり目標なりがあります、国というか、URのね。その辺は、こちらの計画どおりで進められると、買い取り時期をですね、そういう判断なんでしょうか。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  まさにその点が課題でございまして、国の思惑というのは極力自治体に買い取ってもらいたいという原則があるということは承知しております。その中で、市の財政事情もありますので、そうした大枠の枠組みを超えない中でも柔軟な対応ができるのではないかということで、市の事情も提案しながら今調整をしているところでございます。ですから、どっちが勝ち負けとか、そういうことじゃなくて、お互い協調できる点を、今調整点を見出しつつあるところでございます。


◯委員長(石井良司君)  次の質問者。


◯委員(伊東光則君)  1点だけお聞きしたいんですが、意見交換の場では出てなさそうなんですが、場所が市役所のところということで、ほぼ市の中心になるのかなとは思うんですが、各皆さんの住んでいるところからここまでのアクセスについて、余り今の状況ですからよくないのかなという点、あると思います。それの見直しというのか、そういうことは今回考えられているのかどうか、それを。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  御指摘の点は、この事業のさまざまな検討の多くの場面で、これまでにもこの施設への交通アクセスの点ということで問題提起をいただいているところであります。きょうお示ししたものの中には、基本設計ができた後の実施設計に移っていく中での施設の使い勝手等の確認などを踏まえたやりとりからのメモになっているものですから、今のような部分は特段出ておりませんが、これまでのやりとりの中で市はしっかりそれを受けとめて、今後の実施設計の中で、例えばコミュニティバスのこの区域への路線の設定を想定した場合に、施設のどのあたりにバスをどのように入って、また、それがお客様を乗せて出て行く、どういう場所が最適かというようなことも技術的な検討を進めておりますので、今後関係事業者や警察を含めた方面に、おくれることなく御相談を始めさせていただきまして、御指摘のようなアクセスの面についてもできるだけ利便性高い方向を目指したいと考えております。


◯委員(伊東光則君)  ぜひ市民にとって来やすいというか、利用しやすい施設にしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。


◯委員(加藤浩司君)  説明会、意見交換会について他の委員からも質問があったんですけれども、今、4月から、今年度に入ってから7月まで4カ月間、各団体との意見交換を進めております。これ、回数がまちまちだったりとか、今後の回数の予定だとかっていうのは何か特段の決まりがあるのでしょうか。例えば、教育委員会は3回やったりだとか、まだ1回しかやっていないところがあったりだとかっていうのがあるんですが、今後どの程度まで話し合いを詰めて関係団体への意見交換会終了というのを目安としているか、お尋ねいたします。


◯都市再生推進本部総務担当課長(向井研一君)  こちらの委員会、審議会については、それぞれの所管で審議会があるたびに、年にその審議会によっても開かれる時期が違いますけれども、その回ごとに私どもの方で報告する内容があるときには赴きまして、そこで連絡、また意見交換をさせていただいております。ですので、今後の予定については各主管課とも相談をしながら、私どもの方から報告する案件がある場合には、伺って、そちらの方に報告をする予定でございます。


◯委員(加藤浩司君)  そうすると、特別にこの施設の説明というか、意見交換会をするということで参集をいただいているというわけではなくて、その審議会がその月だとか、その決められた定例月にやるときに企画部の皆様が説明に出向く、意見交換の場を持つというような、そういう基本的な体制でやっているんでしょうか。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  今の担当課長の方でお話しさせていただいたのは、まさに今御質問ありましたとおり、審議会等のそういう会議等の開催においてはそのようなことでございますが、一方で、さまざまな具体的に施設を利用される市民の方々──グループであったり、先ほどの話にもありましたような競技ごとの、種目ごとの団体の皆様、こういった方々にはこれまでも私どもの方から呼びかけをさせていただきまして随時お集まりをいただく、もしくは私どもから足を運ばせていただきまして、調整の上日程を確保しながら話し合いを進めておりますので、何か決まった日程がないと動かないということでは決してございませんので、そこは腰も軽く丁寧な御説明、情報交換、努めてまいりたいと思っております。以上です。


◯委員(加藤浩司君)  あと、先ほど一般市民向けの説明会も今後機をとらえて説明会を開いていきたいというお考えが示されましたけれども、その説明会の開き方なんですが、やはり計画を持ってこの事業を進めているわけですから、例えば市報であれだけ説明をしているにもかかわらず、同じような質問が出てきて、決められた時間内に、本当に市報を読んで熟慮して貴重な意見というのが埋もれてしまう可能性というのも多く考えられるわけです。そういったことが出ないように、何か配慮とか考えはあるんでしょうか。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  説明会の持ち方というのは確かにいろいろな手法も考えられると思いますし、当日の進行次第で丁寧な、多様な意見を受けとめるということにもなってくると思いますので、私どもとしては、個別のこの事業を具体的な説明のテーマとした場の設定ももとよりですけれども、それ以外にも、今後計画策定のいろいろな中で地域の住民協議会ごとに懇談会が開かれたり、いろいろな場面がありますので、そういったところをフルに使ってさまざまな角度からの御意見にお答えしていけるようにしたいと思いますし、私どもとしては広報のこれまでの情報提供を引き続き継続しながら、それ以外のいろいろなチャンネルといいましょうか、さまざまな場で丁寧に御説明をしていくということに心がけるということに尽きるのかなと考えておりますが。以上でございます。


◯委員(加藤浩司君)  具体的な話になってしまうかもしれないんですが、例えばその説明会をやるに当たって事前に登録をしていただいて、今まで市報でやってきたような説明の冊子を事前にお配りして、それを読んでいただいた上でじゃないと、これは表面だけ見れば、今の言葉で言うとむだを生む巨大な箱物計画というような表現をされかねないところがありますので、なぜこういうことを今この時期にやるのかという大事な部分を踏まえて、事前に説明会に出席される方には、当然これは費用がかかってくることではありますが、当日配るものであれば、事前にお配りして読んでいただいた上で、さらに掘り下げた一歩進んだ貴重な意見をいただいて、この施設のハード面、ソフト面の今後の進め方──実施設計に入れば、もうそれがほとんど形になってしまいますので、それにきちっと入れていくことができるような貴重な意見を生み出す、そういう環境を整えて、ぜひ一般市民向けにもやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。御意見があればお願いします。


◯企画部調整担当部長(内田 治君)  具体的な御提案として検討させていただきたいと思います。


◯委員長(石井良司君)  他にございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、企画部の質疑を終わりたいと思います。ありがとうございました。
 休憩します。
                  午前10時11分 休憩



                  午前10時49分 再開
◯委員長(石井良司君)  総務委員会を再開いたします。
 続きまして、総務部からの行政報告をお願いします。


◯総務部長(佐藤好哉君)  どうぞよろしくお願いいたします。本日は、家具転倒防止器具無料配布事業の拡充についてということで行政報告をさせていただきたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
 詳しくは後ほど報告させていただきますけれども、御案内のとおり、この事業、全額東京都市長会からの助成金を受けて実施している事業でございます。今年度も当初予算を前提に募集、申込事務を進めておりましたところ、さきの大震災を受けまして市長会から追加助成を交付されることになりまして、さきの6月議会に増額補正予算の議案を提出し、御承認をいただいたところでございました。その後、増額補正された予算を前提に器具無料配布当選者の確定事務処理を進めておりましたところ、市長会から再度の追加助成を交付するとの通知がありましたことから、今回は予備費充当により緊急に対応することといたしたものでございます。
 それでは、詳しくは防災課長から報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。


◯防災課長(大倉 誠君)  おはようございます。それでは、私の方から家具転倒防止器具の無料配布事業の拡充について、お手元に資料を用意させていただきました。A4横の資料1をごらんいただきながら、私の方で御説明を差し上げたいと思っております。この事業につきましては、今総務部長が申し上げましたとおり、東京都市長会からの助成金を活用して、平成21年度から23年度までの3カ年事業ということで実施をしてまいっているところでございます。市内の世帯数の5%の世帯──この基準になりますのは17年度の国勢調査の数字ですけれども、5%の世帯、数字で言いますと3,800世帯余りになりますが、その配布を目指して助成金が交付をされておりました。それに加えて、この3月11日の東日本の大震災により、その配布目標が10%の世帯ということでかさ上げされましたので、7,600世帯余りを目標に事業に取り組んできたところでございます。
 この10%かさ上げ分については補正予算で可決をいただいたところでございますが、実際には、23年度の事業につきましては、5月の13日から6月の15日までの間、1カ月間にわたり配布を希望する世帯の申込受け付けを行いまして、やはりこの震災を受けてだと思いますが、昨年、一昨年よりもかなり多いですね、5,536世帯という申し込みがございました。それを受けまして7月13日に抽せんを行いまして、結果的に補正後の予算により配布可能となりました3,534世帯への配布を決定いたしまして、配布世帯に通知をし、器具の発注も行ったところでございます。
 この事務処理を行っていました7月の6日の日に、東京都市長会から助成金の追加交付要望の調査書、こういったものがございましたので、私どもとしては、今年度申し込みがありました5,536世帯、全世帯に配布ができるようにということで、金額的には2,200万円余あれば全世帯配布が可能でしたので、その追加要望を行いました。その結果として、7月の22日付で市長会の方から1,871万円余の追加交付の内示がございました。その結果、さらに1,685世帯に追加の配布を行うことが可能になったところでございます。ここの部分の数字につきましては、資料1のところの平成23年度の部分、申込件数が5,536世帯に対して、補正後の予算で3,534世帯、そして予備費を使う形にいたしましたが、1,685世帯というようなことで配布が可能となったものでございます。
 とはいえ、実際申し込みをされた皆さんには、抽せんになった場合の結果を7月の末までに御報告をするというお約束をしておりましたし、また、市民の皆さんのさらなる大地震への発生の不安が高まっている、こういったこと、あるいは、この追加分についてまた改めて募集をするということは、これは事務的にも非効率でありますから、この追加交付分の予算措置につきましては、9月議会での補正予算の編成まで先延ばしをせずに、予備費から充当して予算措置を行い、この当初の申込世帯の中からさらに配布世帯を追加決定したのがこの1,685世帯でありますが、そういった形での迅速な対応を図ることにしたものでございます。
 なお、この補正後の予算による当初の3,534世帯については、8月中に全部配布が完了し、さらに追加の1,685世帯についても、追加で注文を今すれば9月中には配布が可能というようなことを業者の方から聞いておりますので、そういった形で対応していきたい、このように思っているところでございます。説明は以上でございます。


◯委員長(石井良司君)  市側の説明は終わりました。委員から質問等ございますか。


◯委員(野村羊子さん)  このような防止器具がきちっと高齢者の方のところに行くというのはいいと思うんですけれども、設置状況といいますか、配布した後の設置状況、ちゃんと設置されているのかとか、有効に使われているのかというようなことの事後調査というんですかね、そういうことはなさっているんでしょうか。


◯防災課長(大倉 誠君)  配布をした後の事後調査については、具体的には行っておりません。高齢者世帯とか障がい者世帯については、直接取りつけまで行っているので問題はないと思いますが、それ以外の世帯について、特に追加のそういった調査については行っておりません。


◯委員(野村羊子さん)  済みません、割合としては、こちらから人が出向いてきちっと取りつける世帯と、そうではないのと、どれくらいの比率かというのはおわかりになりますか。


◯防災課長(大倉 誠君)  この資料1をごらんいただきたいと思いますが、最終的な一番右端に載っている、今のところ予備費も含めまして5,219世帯のうち、取りつけについては481世帯ですので、10%弱を想定しております。


◯委員(野村羊子さん)  ありがとうございます。取りつけ方法とか方向性によっては、いま一つきかない場合もあるっていうようなこともあるようですね、大きい地震になればなるほどね。その辺をどういうふうに、どこかでちゃんとついていますかというチェック、点検みたいなことをしてもらうような何か方策ができればいいのになというふうなことは思いますけれども。そのことだけのために何かすることは難しいと思いますけれども、何か高齢者世帯に働きかけるときに、だから、それはほかの課と連携して何かそういうことをちょっと確認してもらうみたいな、そういうことをしてもらえるといいんじゃないかなと思いますので、御検討をいただければと思います。終わります。


◯委員長(石井良司君)  他にございますか。


◯委員(岩田康男君)  大変いい事業なんでね、歓迎するんですが。これはあれですか、三百何件が行かなかったというのは、もう1回抽せんしたの。1回抽せんして、漏れましたよね。ことしは当たったよという人が随分多いもんですから、あんたは運がいいねと言ったら、ああ、こういうことだったのかと思ったんですけれども。残りの人っていうのは、改めて抽せんしたと思うんですが、三百何人ね、これを市の予備費か何かでせっかくだからというのはできなかったんですか、申し込んだ人には全員対象にするというのは。


◯総務部長(佐藤好哉君)  抽せんのことにつきましては、また課長から説明させますが、この事業はあくまでもこの東京都市長会の予算の範囲でやるということで決定しておりますので。確かに残り300だからどうにかっていうようなお気持ちもわからないではないですが、そこは申しわけないですが、他の自分でお買いになっている市民の方もいらっしゃるということからも、対応しないということでさせていただきたいというふうに思っております。


◯防災課長(大倉 誠君)  抽せんのやり方につきましては、抽せんというよりも、この7月の13日の日に5,536件について、1番から5,536番まで、申し込みをされた皆さんについて抽せんという名のもとに順位づけを行ったと。予算の範囲内で配布が可能な人をどんどん、どんどん当選にしていったと。その結果として3,534件の人が当初、そして、ちょうど落選だよという結果を出す直前にこの追加というような話が来ましたので、さらに1,685件の人は追加で大丈夫だよと、こんなような通知を出したところでございますので、抽せんについてはそんな形でやらさせていただきました。


◯委員(岩田康男君)  わかりました。前回もね、お願いしましたけれども、基本的にお金が用意できる人は自分で買ってつけるというのは、それは当然のことなんで。ただ、これが促進剤になればということなんですが。自分で買うことも含めてですね、全世帯という言い方をすると失礼なんですが、必要な世帯にはですね、取りつけができるというような方向というのをね、やっぱりやる必要があるんじゃないかというふうに思うんですが。市でこういうものはわかるんでしょうかね、全体でどのくらいの人がつけているか。あるいは、必要だけれどもつけていない家庭がどのくらいあるかっていうのは何かの方法でわかるんでしょうかね。何か必要なところはね、すべてつけた方がいいと思うんですけれども。
 もう1つは、今度の3月11日の大震災で、それ以前につけていた人が、つけ方もそうなんですけれども、きのうもある会合でですね、2人いたんですけれども、家具が最近新建材の家具なものですから、取りつけても家具の方が壊れてしまって、移動すると。ベニヤを張り合わせたような家具だからね、家具の方が壊れて、家具が移動する。だから、下に──専門家に言わせると、滑りどめのゴムシートを入れて、上にとめるってのが一番いいんだという話もしている人がいましたけれども。わかりません、それはね、わかりませんが。しかし、最近の家具からすると、なかなか取りつけ方にも工夫は要るんだという話がきのう出ていましたけれども、そういったことも含めて、必要なところに必要な措置を早急にとるっていうのは、今度の大震災の私は最大の教訓じゃないかと思うんですけれども。そんなことって、行政側でわかるんでしょうか。


◯防災課長(大倉 誠君)  一般論からいって、なかなか実際の家具、あるいは電化製品、そういったもの、あるいはそれが設置をされているそれぞれの置かれた状況、こういったものを1件1件見ていかないと現実的には把握はできないんだとは思いますけれども。いろいろな市全体の事業の中で御家庭を、特に高齢者の方とか障がい者の方の御家庭を訪問するような機会が──それは市であったり、消防署であったり、そういったときに、ちょっとそんなような家具の転倒防止がきちんとできているのかどうかというようなことは、何か訪問したときにちょっと一声かけられるような形の体制というのは整えていく必要があるのかなとは考えております。
 最終的に、この辺の家具転倒防止というのは、家具に限らず電化製品も、購入された市民が、あるいは行政がやるというよりも、恐らく車のシートベルトのごとく、本来は販売する側がそういったものを使用している途中に地震で倒れる、そういったことを防止するための安全器具をセットで販売してもらうのが一番いいのかなと私は思っておりますけれども。とはいえ、行政の中でできることは、先ほど申し上げたようなことについては、今後消防署とも協議をしてまいりたい、このように思っております。


◯委員(岩田康男君)  ついでで申しわけないんですけれども、公共施設で──特に子どもたちが集まる公共施設ね、保育園とか、幼稚園とか、児童館とか、そういうところでこういう家具転倒防止とか、あるいはテレビとか、パソコンとかですね、そういうものが地震の際に倒れる、移動するというような対策というのは、総務課の仕事かどうかわかりませんが、そういうものっていうのは何かどこかでチェックしているんでしょうか。
 この間、宮城県沖の地震でですね、幼稚園・保育園を随分視察させてもらったんですが、テレビとか、オルガンとか、パソコンとかですね、そういうものがすごい勢いで広い園内を転がり回るということが指摘されていたもんですから。そういうものは総務部に聞いていいのかな。


◯総務部長(佐藤好哉君)  それぞれの施設、それぞれの所管課がございますので、3月11日以後そこはきちんと確認をしているはずでございます。なお、プラスして、労働安全衛生委員会の取り組みの中でも、具体的に個々の職場にも巡回して、実際に例えばその他事業場労働安全衛生委員会というんですが、総務部、市民部と属しておりますけれども、そういうところも実際に職場を回りまして、確かに3月11日は大丈夫だったけれども、もっと大きな地震を想定して、きちんとした対応をしなければならないという指摘を幾つかしております。そこもしっかり今後取り組んでまいりたいというふうに思っております。


◯委員長(石井良司君)  次の質問者。いいですか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、総務部の報告並びに質疑を終えたいと思います。ありがとうございました。
 休憩します。
                  午前11時07分 休憩



                  午前11時08分 再開
◯委員長(石井良司君)  それでは、引き続き再開いたします。
 続きまして、2番目の管外視察についてでございます。休憩して協議をしたいと思いますので、よろしくお願いします。
 休憩します。
                  午前11時09分 休憩



                  午前11時14分 再開
◯委員長(石井良司君)  再開いたします。
 ただいま休憩中に御協議いただきました管外視察については、ただいま報告のあったような内容でよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 はい。なお、ダイヤ改正等があった場合には時間の変更は多少ございますので、その点の御了解をよろしくお願いしたいと思います。よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 続きまして、次回の委員会日でございますが、基本的に9月定例会のときに委員会を持ちます。何かあった場合には、正副に一任をしていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 はい、ありがとうございます。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、それでは、総務委員会を閉会いたします。ありがとうございました。
                  午前11時15分 散会