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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成23年総務委員会) > 2011/11/14 平成23年総務委員会本文
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2011/11/14 平成23年総務委員会本文

                  午前9時30分 開議
◯委員長(石井良司君)  おはようございます。少し早目の委員会でございます。総務委員会を開会いたします。
 休憩いたしまして本日の流れを確認したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 休憩します。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時32分 再開
◯委員長(石井良司君)  再開いたします。
 今休憩中に本日の流れの確認をいたしましたが、行政報告、企画部よりの報告、そして2つ目に次回委員会の日程について、そして3、その他ということでございます。そのような流れでよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 では、そのように確認させていただきます。
 休憩いたします。
                  午前9時33分 休憩



                  午前9時34分 再開
◯委員長(石井良司君)  それでは、総務委員会を再開いたします。
 市側の皆さん、御苦労さまでございます。最初に、行政報告。企画部からの報告でございます。では、お願いいたします。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  おはようございます。よろしくお願いします。
 本日、企画部から御報告させていただく案件はお手元の資料のとおりでございまして、第4次三鷹市基本計画骨格案における市民参加についてでございます。御案内のとおり9月の全員協議会を開催していただきまして、骨格案をお示しすることができました。12月におきましては「広報みたか」特集号などを初めとしてパブリックコメントなどの取り組みをしているところでございまして、現在その結果については鋭意集計・整理中でございますが、その間の状況などを本日御報告させていただきたいと思います。
 具体的には企画経営課長から詳細、御説明をさせていただきます。


◯企画経営課長(一條義治君)  おはようございます。よろしくお願いいたします。それでは、私の方からは、資料1、第4次三鷹市基本計画骨格案における市民参加について、取り組みを説明させていただきます。
 1ページをおめくりいただきまして、資料1のまず1の方からです。「広報みたか」第4次基本計画骨格案特集号でございます。こちらの方、10月の13日にこのような骨格案の広報特集号の全戸配布を行いました。発行部数は9万4,000部でございます。従前、三鷹市の場合、基本計画の策定や改定の段階で骨格案の広報特集号を発行してまいりました。これまでは4ページ立ての広報特集号だったんですが、今回は第4次基本計画の策定に加えまして、24の個別計画の策定や改定も行うということで、市としては初めて骨格案の段階で12ページの編集といたしまして、骨格案の主な内容であるとか、市民参加の概要に加えまして、24の個別計画の主な内容についても御案内をさせていただいたものでございます。
 2番目が、各コミュニティ住区で行いましたまちづくり懇談会でございます。10月の8日の大沢地区から10月の23日は、午前中が西部地区、午後は三鷹駅周辺という形で7つのコミュニティ住区でまちづくり懇談会を行いました。
 そして、これまでのまちづくり懇談会というのは平日の夜間に1時間半程度の開催をしていたところでございますが、今回は土曜日、日曜日の開催といたしまして、より多くの方が参加いただけるような日時、時間帯を設定するとともに、時間も2時間半に拡充をいたしまして、従前は市の方から1時間弱ぐらい御説明をさせていただき、その後一問一答の質疑を行うというような形式だったんですが、より多くの皆さんが意見を述べ、そして御参加いただいた市民同士の意見交換もできるような形ということで、それぞれの住区で参加者の人数に応じて2ないしは3グループに分かれてグループ討議も行っていただき、それぞれのグループで出された意見も最後提案していただく、発表していただくというような形式もとったものでございます。
 7住区全体で103人の参加者でございまして、それとあわせて市の職員の方もそれぞれのコミュニティ住区で課題となっている部長ないしは課長、係長などが出席をいたしまして、市の職員も90名ほどが延べ参加をさせていただいているところでございます。
 そのような形でそれぞれのコミュニティ住区では参加された市民の方と関係する部長、課長、ないしは係長も一緒にグループ討議に参加をさせていただき、いただいた質問に対してお答えをする、あるいは市民のさまざまな御提案について一緒に検討をさせていただく、そのような形式をとったものでございます。
 3つ目が、みたかまちづくりディスカッションの開催でございます。10月の29日、30日、それぞれ午前10時から、初日は4時半まで、2日目は6時までということで、産業プラザで行いました。最初の初日が98人、2日目が94人ということでございます。そして、今回も市民の実行委員会が中心となって当日の運営や、今後の報告の取りまとめを行いますが、今回は昨年度に5回連続して行った市民コーディネーター養成講座を修了された中から39人の方が実行委員会の市民委員といたしまして、当日の分科会の運営なども行っていただいたものでございます。今回100人規模ということでそのような人数になっておりますが、最初の初日に手挙げアンケートを行ったところ、この100名弱の市民の方の中で、これまでこのような市民参加の場に参加したことがある方というような設問に対しましては、4人の方が手を挙げまして、そのほかの方は全くこういった市民参加の会は初めてである、そのような方がほとんどであったというようなことでございます。
 そして、討議テーマについては、ともに支えあうまち、災害に強いまち、活力と魅力あるまち、環境にやさしいまちという4つの分科会に分かれて行ったところでございます。そして、それぞれ初日、2日目とも情報提供のこまを最初に設けておりますが、初日は私の方から市政全体の課題、あるいは第4次基本計画の取り組みの方向性に加えまして、その後4つの分科会に分かれ、それぞれの担当部長、課長の方から情報提供をさせていただきました。
 そして2日目の30日につきましては、学識経験者や具体的な活動をされている方から、それぞれの分科会ごとにこのような形で2名の方が情報提供をいただいたものでございます。これまでこのような無作為抽出による市民討議会は3回行っており、今回の第4次基本計画の策定で4回目になるわけですが、従前の三鷹市の標準的なまちづくりディスカッションというのは1.5日で、参加者も50人程度、そして討議テーマも最大2テーマぐらいだったんですが、今回は100名規模で、時間も10時から始めて、その日1日かけて討議をしていただき、討議テーマも最大4テーマということで、参加された市民の方は初日と2日目を通しまして、それぞれのグループ討議として5こま、5時間のグループ討議をするという、恐らく初めてこういった市民参加の場に参加された市民の皆さんにとっては、ある意味大変なというか、しんどい面もある市民討議会ではなかったかというふうに感じているところでございます。
 そして、最後の市民討議会の閉会式のときに3つの設問でまた手挙げアンケートを行いました。まず最初の設問というのが、この2日間のディスカッションを通して、参加者の皆さんの三鷹のまちづくりへの関心はどのように変化をしましたかという設問に対しまして、変わらないという手を挙げた方がお二人、まあ高まったが46人、とても関心が高まったが42人いらっしゃいまして、多くの方がこの2日間の討議を通して三鷹のまちづくりに関心が高まったというふうに答えられております。
 そして、2つ目の設問といたしましては、皆さんが今回のまちづくりディスカッションのように今後市政に参加する機会があれば、参加したいと思いますかという設問に対しましては、機会があれば参加したいが82名、特に参加したいと思わないが7名でいらっしゃいました。
 3つ目の、三鷹市の市民参加として今回のような無作為抽出によって参加を依頼する市民参加の取り組みを今後も続けていった方がよいと思いますかという設問に対しましては、続ける必要はないという手を挙げた方は一人もおらず、続けるべきだという方に全員の方が手を挙げられたというような形でございます。このようなアンケートの結果と、あるいは当日の討議の方も今後十分に検討していきたいというふうに思っております。
 4番目が、先ほど御報告いたしました骨格案の広報特集号に挟み込んで行ったアンケートであるとか、あるいは10月いっぱいの期限として行いましたパブリックコメントの提出件数でございます。こちら、骨格案のはがきにある意見提出も含めまして、全体で3,092件の意見提出がございました。前回の第3次基本計画の第2次改定ではアンケートの提出は400件強ぐらいでしたので、今回は非常に多くの方から御意見をいただいたところでございます。こちらの広報特集号のアンケートにつきましては、11月の4日を期限として回答をいただきまして、今冒頭企画部長が申し上げたとおり、鋭意回答の内容について精査中でございますが、やはり一番大きな特徴といたしまして、交通や自転車の問題を挙げられていた方が圧倒的に多かったというような傾向がございます。こちらの詳しいそれぞれのパブリックコメントの提出意見や、それに対する主な回答につきましては、次の第4次基本計画の素案とあわせまして、また12月の段階で御報告をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。
 このような10月から11月初めに行った市民参加、あるいはアンケートでいただいた意見を現在庁内で鋭意精査中でございますので、次の第4次基本計画の素案として取りまとめを行った後、12月の議会の段階で何らかの御報告をさせていただくとともに、年明けの1月の段階では、次の第4次基本計画の素案についてのパブリックコメント、あるいは市民参加の機会を同じように設けていきたいというふうに考えているところでございます。私からの報告は以上でございます。


◯委員長(石井良司君)  市側の説明は終わりました。
 それでは、委員からの質疑をお願いしたいと思います。


◯委員(野村羊子さん)  それでは、よろしくお願いします。簡単な方から。パブコメアンケートの提出件数3,092人ですが、これ、アンケートはがきが幾つで、それ以外が幾つというふうな形で詳細、数字があるでしょうか、お願いします。


◯企画経営課長(一條義治君)  こちらの内訳でございますが、広報特集号に添付したはがきによる意見の提出が3,052件、パブリックコメントによる提出が40件でございます。


◯委員(野村羊子さん)  ありがとうございます。内容についてはまたこの次ということで、また一覧表みたいになって出てくるのかなと思いますが、よろしくお願いします。
 それで、次にまちづくり懇談会とまちづくりディスカッション、それぞれでのプログラム、具体的なプログラムの時間配分とかね。今、それと情報提供ですね。その当日配布された資料というのは、ここの委員会には資料提供されないのか、情報提供されないのか。ディスカッションの方は分科会に分けたといいますが、だから100人を4つの分科会に分けて、その人たちが1テーマ、2日間同じテーマをやったのか、それとも過去のまちディスで都度、こまごとにグループを変えた討議というのをしたのかどうかということ。とりあえずその方法と内容についてお願いします。


◯企画経営課長(一條義治君)  まず、まちづくりディスカッションでの学識経験者、あるいは行政による情報提供でございますが、パワーポイントのスライドで投射したものが中心でございますが、この委員会では行政報告の資料としては御用意はしておりませんが、また必要に応じて御対応を検討させていただきたいというふうに思います。
 そして、まちづくり懇談会とまちづくりディスカッションのプログラムを中心とした御設問でございますが、まずまちづくり懇談会につきましては、冒頭行政の方で第4次基本計画の骨格案であるとか、昨年のまち歩き・ワークショップでいただいた御提案に対する土地利用総合計画等を中心とした検討状況の報告などを40分程度させていただいた後、市民の方が2つないしは3つのグループに分かれての意見交換というのが1時間程度。そして、残りの時間につきまして、それぞれグループで出された意見についての報告をしていただいた後、まとめを行ったものでございます。
 そして、まちづくりディスカッションでのプログラムでございますが、初日の午前中につきましては、最初の事務的な連絡やガイダンスの後、私の方から30分、情報提供をさせていただき、その後昼食を挟みまして、今度は4つのそれぞれ参加者が──大体約25名ずつぐらいになるんですが、4つの分科会に分かれて、初日は行政の関係の部課長からの情報提供を30分させていただいた後、それぞれのテーマごとに分かれてディスカッションを行いました。2日目につきましては、最初から4つの分科会の部屋に分かれて、民間の方の情報提供をあわせて1時間行った後、やはりそのテーマに応じたディスカッションをしていただき、最後、全体会での閉会式を行ったものでございます。
 今回それぞれの4つのテーマに応じまして、参加者の希望を申し込みの段階でとっておりまして、おおむねその希望に応じたテーマに御参加をいただいた後、参加された分科会については2日間を通してそのグループに関する、そのテーマに関するディスカッションをしていただいています。ただ、初日と2日を通して全体で5こま、5時間のグループ討議を行ってございますが、それにつきましてはずっと同一グループということではなくて、同じテーマの中でのグループが大体5つぐらい設けられておりますので、グループのメンバーは適宜入れかえを行うというようなことを行いまして、また新たな他の市民の方の意見、あるいは提案などを行って、2日間の中で質疑を深めていただく、そのようなプログラムでもってまちづくりディスカッションについては進行を行ったものでございます。以上です。


◯委員(野村羊子さん)  はい。できれば、パワーポイントの資料を含めて、当日配布された資料というのを提供していただきたいと思います。委員長、ぜひ委員会として、まちづくり懇談会とまちづくりディスカッション、両方について資料提供を求めていただければありがたいんですが。


◯委員長(石井良司君)  それでは、休憩をとります。
                  午前9時50分 休憩



                  午前9時57分 再開
◯委員長(石井良司君)  それでは、再開いたします。
 ただいまの資料請求につきましては、資料を各委員に配付していただいて、その後につきましては正副委員長で判断したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思っています。
 それでは、引き続き質疑をお願いします。


◯委員(野村羊子さん)  それでは、当日5グループ、だから、もう一回確認ですけれども、分科会が約25名くらいで、その中で5グループに分けてグループ討議をしたと。分科会の中では、分科会ごとには人はかわらなくて、同じテーマで2日間討議したという理解でいいですね。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 はい、わかりました。それぞれ突っ込んだ話が、多分そういう形であればそれなりにできたのだろうと思いますので、具体的な中身についてまとまり次第、またきちっと御報告いただければ、それについてまた検討させていただければと思います。よろしくお願いします。


◯委員長(石井良司君)  次の質問者。


◯委員(高谷真一朗君)  おはようございます。よろしくお願いします。今回はかなり今までとは違う手法を取り入れて、より多くの市民の方々の御意見を取り入れようという姿勢がよく見えているので、いいのかなと思うんですけれども、まちづくり懇談会の方なんですが、こちらも平日の夜間を土日に変更してということで、より多くの方々をということなんですが、参加者数を各住区ごとに見ていくと、少し少ないのかなという気もいたしますが、行政としてはこの人数を多いと考えるのか、少ないと考えるのか、どのように認識をしておられるのかということが1点。
 あと、今お話がありました、次回資料が出てくるんでしょうけれども、事前のお話として聞いておきたいんですが、各住区ごと、7住区ごとで、その地域の課題の特色みたいなものを現状どのようにとらえているのかというところを教えていただきたいと思います。一つ一つまちごとに違うと思うので、おのおのを教えていただきたいと思います。
 それから、懇談会とディスカッションの方での平均年齢というか、年齢構成というか、そういうところも参考までに教えていただきたいと思います。3点です。


◯企画経営課長(一條義治君)  まず、今回のまちづくり懇談会の参加者数でございますが、7住区通して市民の方は103人ということで、私どもとしても決してこれで多くの市民の方が集まったまちづくり懇談会であったというふうには総括はしておりません。ただ、前回の第3次基本計画の第2次改定では、7住区の延べ参加者人数が60人程度でございましたので、そういう意味では土曜、日曜日の開催ということはよかったのではないかなと。実際に出された市民の方の御意見の中で、今回は土曜日、日曜日の開催だったので、仕事をしている私たちも参加をできてよかったというようなことが、実際発言でもいただいておりますし、アンケートにも書かれています。
 また、参加者に書いていただいたアンケートの中では、これまでは一部の市民の方が発言する形のまちづくり懇談会だったんですが、今回はすべての市民の方がグループ討議という形で自分の意見を他の市民の方や職員に伝えることができ、また発表する機会も得たことができたということで、非常に満足度の高いまちづくり懇談会であったというようなアンケートでの感想もいただいておりますので、今後もそのような市民の方の御意見を踏まえて進めていきたいというふうに思っております。
 また、それぞれの7住区の特色でございますが、私どもとしては現にそれぞれ7住区ある課題というのを整理をいたしまして、それに対応する部長や課長、係長を当日は参加を要請し、臨んでいったんですが、実際7住区で違いというよりも、むしろ共通の問題意識、課題の方が多かったというふうに感じております。やっぱり7住区通してどこも出た御意見としては、先ほど申し上げた骨格案の広報特集号のアンケートとも共通しているんですが、やっぱり自転車の問題について、どの住区、あるいはどのグループでも御意見をいただいたようなところでございまして、自転車を中心とした道路や交通の問題というのは市民の皆さんの差し迫った課題ではないかなというふうに感じております。
 また、2つ目は、3月11日の東日本大震災の発生を踏まえまして、各地域でもっても、やはり災害に強いまちづくりをどのように行っていくかということの関心が高いということと、当日皆さん、お一人お一人が家庭であるとか職場でどのような経験を行い、それを踏まえてどのような対応が一人一人、あるいは行政でもって必要であるかというような御意見も出されたところでございます。
 また、3つ目の共通の課題といたしまして農地保全の重要性を述べている方が多かったというのも、私の印象でいるところでございます。そういった意味では、今回もちろんそれぞれの7住区でそれなりの地域ごとの特性や課題というのもあったんですが、むしろ共通して出された問題や課題というのが多かったというのが、今回のまちづくり懇談会で出された御意見の特色ではないかというふうに考えております。
 そして、3つ目に、まちづくり懇談会とまちづくりディスカッションの平均年齢でございますが、まちづくり懇談会に出られた市民の方が何歳でありますかということは特にお聞きはしておりませんが、やはり全体的な傾向としては50代、60代の方が多かったのではないかというふうに考えておりますが、ただ、従前まちづくり懇談会ではなかなか若い方の参加はなかったんですが、ある住区では一番若い方の参加として23歳の男性の方の参加もございまして、その方もやっぱり3月11日の東日本大震災では、自分は三鷹で地域のつき合いが全然ないので、震災があったときに非常に不安な思いをした。友達や実家とは携帯でもって連絡がつかない、地域ではだれも頼れる人がいないということで、非常に不安な思いからその地域の支え合いの大切さを感じたというようなことを発言、報告をされておりまして、非常に印象深い報告だったというふうに考えているところでございます。
 一方で、まちづくりディスカッションにつきましては、無作為抽出で選ばせていただいたということもございまして20代、30代の参加も多かったというようなところでございます。この辺のまちづくりディスカッションの参加者の年齢構成や分布等につきましても、今後この報告書をまとめていく中でさらに精査をしていきたいというふうに考えているところでございます。以上です。


◯委員(高谷真一朗君)  ありがとうございました。共通の課題が多かったという御印象を持たれたということなので、ぜひ対応していただければ、市民の満足度も上がっていくと思いますので、よろしくお願いをいたします。本当に道路の問題とか、市だけじゃできないことも多いので、逆に東京都にも要望しなければいけないことも今後多くなってくると思いますが、本当に都道などは狭くて困るという意見は今までも多くありましたので、ぜひとも御対応をお願いします。
 それから、年齢構成の方なんですけれども、ディスカッションの方は無作為であったということなんですけれども、やはり懇談会の方になってしまうと年齢も上がってくるということもあるんですが、まち中を歩いていてよく聞くのは、やはり子育て世代の方々だとか、そういう方々も意見の発表の場はないんだけれども、多く要望を持っているということを感じます。こういうやり方も今までと違うやり方で非常にいいんですけれども、できれば、例えばのびのびひろばだとか、すくすくだとか、むらさき子どもひろばなんていうのは市民の利用度も高い施設において、そういうところと連携をとりながらの意見聴取が今後考えられないかなということと、あと、防災に関する意識がやはり3・11以降かなり高まっているということもありまして、やはり市内での防災の拠点というのは小・中学校にもなってくると思います。教育の方になってしまうのかもしれませんが、やはりここは行政全体として学校を運営している管理者、公立だけではなくて、重要になってくるのは私立の学校をどのようにその際活用させていただくかという、その連絡調整というのも必要になってくると思います。そういった分野ごとのというか、意見をいただく機会というものは今後図られるというお考えはありますでしょうか。以上です。


◯企画経営課長(一條義治君)  まず、分野ごとの意見の聴取につきましては、これまで行ってきました市民意見アンケートのほかに、団体意向調査などもやっておりまして、その中で一定程度、各グループ、団体などの御意見についてはいただいているところでございます。
 また、今回の第4次基本計画の策定の特徴といたしまして、同時に24の個別計画の策定も改定も行っておりまして、この個別計画の策定をする中で委員御指摘の子育てを行っている世代の御意見であるとか、それぞれ学校の御意見なども伺っているところでございますので、より一層次のステップでは、個別計画の素案の取りまとめも行っていきますので、そういった第4次基本計画とともに個別計画の策定の取り組みの過程の中で、多様な団体の御意見などにつきましても、市民会議、審議会を中心にさらに御意見をいただき、それを反映させる取り組みを行っていきたいと思っております。以上です。


◯委員(高谷真一朗君)  かしこまりました。ありがとうございます。これから、そういう個別の対応をしていただけるということなので、ぜひとも幅広い意見をいただきたい。例えば、市内の私立高校、小・中・高校からでも3・11のときには、市内にありながらも情報が入ってこなくて、生徒達が帰宅困難になってしまったというようなお話も聞いております。学校側の方から、協定を結ぶので、ぜひともそういうときの連絡体制をとってほしいというようなお話も聞きましたので、そういう市内の行政とはちょっと離れた、違う分野のところからの御意見というのもしっかりと聴取していただきながら、よりよいものをつくっていただきたいと思います。
 最後に1つだけ参考までに聞きたいんですけれども、今回の懇談会でも、ディスカッションでも、この基本計画を市長任期に合わせるという御説明をしてからの説明に入っているとは思うんですが、そのときに市民の方々から何か寄せられた意見というのはございますでしょうか。


◯企画経営課長(一條義治君)  それぞれ7つのコミュニティ住区で行ったまちづくり懇談会におきましても、また、まちづくりディスカッションにつきましても、冒頭骨格案の説明を行うときに従前の計画が10年間であったのに対しまして、第4次基本計画は12年間とし、市長の任期と合わせて策定や改定を行うというような説明を行っております。私の印象としては、おおむね参加された市民の方はそのような新しい方式について御理解をいただいたものというふうに感じておりますが、ただ、一部まちづくり懇談会の中でお一人の方から、そのようなやり方については再考すべきだというような御意見をいただいたところでございます。以上です。


◯委員(高谷真一朗君)  ありがとうございました。以上で終わります。


◯委員(伊東光則君)  これ第4次基本計画についてのことなんですが、教育についてはどういうふうに扱われているのか、また財政全般についてどのように扱われたのか、その2点よろしくお願いします。


◯企画経営課長(一條義治君)  教育につきましても、第4次基本計画の骨格案の中で第6部、あるいは第7部の中で取り上げておりまして、まちづくり懇談会の中でも主要な事業について御説明をさせていただき、御意見をいただいたところでございます。
 ただ、まちづくりディスカッションにおきましては、7つの潮流の中から主な課題としてお示しをしました4つのテーマを選んで2日間の討議を行ったところでございまして、直接的に教育をテーマとした討議テーマとはしなかったんですが、ただ実際、例えば討議テーマのAのともに支えあうまちの中では、それぞれの地域の支え合いの中で、従前コミュニティ施策として中心に行ってきた三鷹のコミュニティ政策について、近年は地域ケアであるとか防災に加えまして、学校を中心としたコミュニティ・スクールの取り組みなども情報提供者の方から御説明をさせていただき、一定程度このAの分科会の中でも討議が行われたものでございます。
 また、財政に関しては、骨格案については、財政フレームについての詳細は掲載しておりませんで、基本的な考え方について御説明をさせていただいております。それについては、まちづくり懇談会やまちづくりディスカッションの方でも、市側の方から第4次基本計画の財政フレームの考え方について御説明をしておりまして、まちづくり懇談会や、まちづくりディスカッションでも、一定程度このような市の厳しい財政状況を踏まえた今後市政のあり方というのを市民の皆さんも想定をしていただいて、それぞれ意見交換や討議を行っていただいたものというものでございます。以上です。


◯委員(伊東光則君)  ありがとうございました。ちょっと文面から教育とか財政が見えなかったので質問させていただいたんですが、第4次基本計画全般にわたって、やはり市民の納得というか、市民にとって、せめてこの参加された方が納得するものにしていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。


◯委員(岩田康男君)  お願いします。17万市民でやって、こういう数字というのは多いか少ないかというのはよくわかりませんが、少なくとも前回よりもふえているというのは、関心度が非常に高まっているんじゃないかと思うんですが。特にアンケートが、前回幾つでした、400。今回、3,000というのはかなり大きいわけですけど、もちろん懇談会も、ディスカッションも多いと。この要因というのは、どういうふうに見ているでしょうか。


◯企画経営課長(一條義治君)  例えば、骨格案の市民アンケートにつきまして、前回400程度だったものが、今回3,000を超えるというのは、私どもも本当に想定をしていなかったところでございまして、その要因については今後考えていきたいというふうに思うんですが。例えば、まちづくり懇談会や、まちづくりディスカッションを通して私として実感したことは、やっぱり3月11日の東日本大震災の発生を踏まえて、やっぱりこの三鷹のまちづくり、特に長期的なまちづくりについて関心が高まったという御意見を多数いただきましたので、やはりそのようなことも非常に大きな要因ではないかなというふうに考えております。
 もう一つは、骨格案の特集号でのアンケートなんですが、これにつきましては前回の第3次基本計画第2次改定の広報特集号が4ページだったのに対しまして、今回は12ページとしたことの影響もあったのではないかというふうにも思います。もちろん、一部の市民の方はなかなか12ページの広報特集号を読むのは非常に大変だったというような御意見もいただいておるんですが、むしろ全戸配布の広報特集号で骨格案のより具体的な内容をお示ししたことによって、私としては意見を提出する機会になった、きっかけになったというような御意見もいただいておりますので、12ページの広報特集号を発行した影響というのもあったのではないかというふうに考えております。
 やはりここ数年のいろいろな社会経済状況の変化に伴って、12年後の三鷹のまちづくりについて、より多くの方が関心を高められたものではないかというふうに受けとめているところでございます。以上です。


◯委員(岩田康男君)  その3月11日の大震災が起きて、それでいろいろな基本計画、ほかの計画もそうですけど、今までは中心は自助ということが中心だったわけですけど、今度はどこでも共助ですよね、中心テーマが。やっぱり意識の変化と言うんですかね、きずなという言葉が随分いろいろなところで使われるようですけど、どういうふうに助け合って生きていくかという気持ちというのは相当高まる中で、市政に対して関心が高まるというふうになると思うんですよ。要は、そういうこの三千幾つの中身もいろいろあると思うんですけど、タイミングとしては自転車問題とか震災問題、それは当然、あとは一般的には高齢者だとか、子育てとか多いと思うんですけど、そういう市民の皆さんが寄せられた意見を、今度素案をつくる段階でどういうふうに生かすかという問題だと思うんですよ。
 今までという言い方をすると失礼かもしれないし、僕が正しく見ていないのかもわからないんですが、割かしこういう市民の意見って、解説的に市がこう考えますとかいうふうにして返すことはあるんですけど、私は出された意見が計画の中に生かされる、こういう骨格案をつくってみたけど、市民の皆さんからいろいろな意見を聞いてみたら、ここが重要だということがわかったので、計画そのものをこういうふうに発展させるとか、そういう大胆な取り組みというのが僕は必要じゃないかと思うんですが、骨格案から素案に移る段階でのこの市民の意見を、どういう観点とか視点で分析しようとしているんでしょうか。


◯企画経営課長(一條義治君)  今回のアンケートの特徴といたしましては、全戸配布を行い、今三鷹の世帯、8万7,000世帯ぐらいございますが、その中から3,000を超える御回答をいただいたということで、恐らく市がやったこのような全戸配布型のアンケートとしては最も多い回答率ではないかと思います。恐らくそのような多くの回答率が反映されて、一番大きな課題として自転車や交通などが出されたのではないかというふうに受けとめておりますので、そういう意味では、私どもの受けとめ方としては、ふだん市民会議や審議会であるとか、市民参加の場に出られて御意見をいただく市民の方のほかに、言ってみれば今までそういった意見を述べる機会がなかった、いわば声なき声というような勤労者世帯を中心とした市民の方から多数のアンケートをいただいたというようなことも想定をされまして、そのような結果が自転車や交通問題に多くの関心、意見を寄せられ、御意見をいただいたものというふうに受けとめております。
 また、その反映状況につきましては、まさに今庁内で検討中でございますが、骨格案としてお示しをした主要事業や推進事業については、スケジュールといったものがお示しをしておりませんでしたので、寄せられた市民の御意見を含めて、この素案の中に反映させるスケジュールを中心に反映を行うとともに、主要事業や推進事業の中でも反映をしていきたいというふうに考えています。まさに反映状況の方向性については、現在検討中でございますので、それについてはどのような形で結果として反映をしてきたかということは、12月の段階で御報告をさせていただきたいと思います。以上です。


◯委員(岩田康男君)  一般的にはそうなるんだと思うんですけどね。この間、総務委員会で松阪市を視察して、基本計画のね。あそこの基本計画はどうこうということはあれですけど、どこでも今基本計画をつくっていて、議会の意見もそうですけど、議会の意見も大事なんですよ。大事なんですけど、市民の意見というのは、こういう計画づくりの中でどういうふうに生かされたというのが形で見えると、形でね。皆さんが立派な骨格案をつくられるから、おれの骨格案は間違いないんだと。だから、皆さんの意見は聞くには聞くよということではないと思うんですけど、立派な骨格案はつくったんだと思うんですけど、素案から成案にしていく段階で、議会や市民の意見がこういうふうに生かされたというのが形でわかるというか、目でわかるというかね。そのことが、今後の市政運営にとって非常に大きな役割を果たすというふうに思うんですよね。せっかくこういう機会をやるわけですから、そういう点では、具体的にそのことが目で見えるような形でね。中身については、私は中身がどういう市民が寄せてきたのかというのはわかりませんけど。そういう形での素案づくりというのをぜひ目指してもらいたいなというふうに思うんです。
 この特集号なんですが、アンケートはがきを入れるというのは大変すばらしい取り組みというか、いい取り組みだと思うんですよね。よその自治体で全部やっているわけじゃないからね。三鷹市さんは、そういうことをやっているんですかってびっくりされましたけど。それと同時に、なかなか市政全体をあれを読んで考える市民というのはどのくらいいるのかというのは、私もわからないんですけど、多くなっていることは多くなっていると思うんですね。しかし、あれを全部読んで市政全般をうーんて考えて意見を出そうという人というのは、なかなか少ないんじゃないかと思うんですよ。
 具体的なことについて意見を述べてくれということについては、皆さん書きやすいと思うんですよね。市政全般じゃなくて、具体的にどうこうと。だから、基本計画の骨格案というか意見を聞く場合に、広報の中身の編集の仕方っていうんですかね、そういうのはもう一工夫あっていいかなというふうに思ったんですが、どう書いたらいいんですかという質問が随分あったんですよ、あれを配られた後、市民の人からね。だから、自分の関心事や、一番要望の強い点や、そういうものを書いてほしいとか、そういう中身の工夫というのが必要じゃなかったかというふうに思うんですが、それが1つと。
 もう一つは、あの後市報が出て……。最近一番新しい市報で自転車の駐輪場の問題が出て、また自転車の車道通行の問題もあって、関心が高くて、今から出したいと。はがき見たらきょうまで有効なんですね、あのはがき。今から出したいという人がいたんですけれども、4日過ぎているんですけど、そういうことでも出したと思うんですけど、集計に入るでしょうか。
 その広報、ついでに広報担当という人いるの、ここに。広報が読まれているという部分と、ワンルームマンションとか、新しいマンションとか、非常に配った後、ごみ箱にそのまま入っているというのが多過ぎるというのを配っているシルバーの人から話がありましてね。前は新聞折り込みだったから見なかったけど、今度は個別に配られるからよく見るという、そういう前進面はあるんですよ。前進面がある中でも、広報を読んでもらうというんですかね、新しく三鷹市に越してきた人たちでしょう、そういう人たちにこそ読んでもらうといいますかね、そんな工夫というのはされているんでしょうか。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  広報も担当しておりますので、私もお答えして。それで、今回まちづくり懇談会で、先ほど課長が御紹介しました23歳の市民の方の意見では、やはり広報というのは全く読まないと。というのは、もう来たら、そのまますぐごみ箱へ捨てると。なぜかというと、ネットや携帯で、それで情報を取り入れるライフスタイルができ上がっているので、紙媒体については市は期待するなというような御意見をいただいて。それは、だから、そのお一人ではなくて同世代の方のトレンドなんだなということを実感しました。ですから、委員御指摘の点は非常に我々も残念なところでございますが、あらゆる市民の方に読んでいただきたい目的でお配りしている広報でございますけれども、やはりそういう世代間の認識の差をよくとらえて、やはりネット上の情報も両方考えていかなきゃいけない時代に来ているだろうというふうに考えております。
 また、そうしたことを契機に紙媒体の広報に立ち戻ってくれる若い方がいらっしゃることも当然期待しておるところですが、今後、両面考えた広報活動を続けていく必要があるというふうに考えているところでございます。


◯企画経営課長(一條義治君)  今回の骨格案広報特集号を発行いたしまして、実際に内容についてのさまざまな御意見もいただいております。わからない用語があるというような御意見も複数いただいておりますので、今回の骨格案でいただいた御意見を反映をさせまして、次の取り組みに進めていきたいというふうに考えております。
 また、骨格案の特集号に添付したアンケートにつきましては、11月4日を回答期限とし、そこまで、そのときの到達したものでもってもう既に集約の作業を始めておるところでございますので、それ以後いただいたものについては今回の集約の中には反映はすることは残念ながらできないんですが、次の第4次基本計画の素案のパブリックコメントにつきましても、年を明けて1月に行っていく予定でございますので、またそのときに御意見をいただきたいと思っていますし、個々の具体的な事業に関しての御意見でしたら、それは担当部課の方で常時お受けをしておりますので、そのようなところでも御意見を今後お聞きしていきたいと思っているところでございます。以上です。


◯委員(岩田康男君)  市長マニフェストのことなんですけど、視察で感じたのは、市長のマニフェストを掲げて市長が当選すると。市長がというか、候補者が当選して、その人が市長になって、そのマニフェストがその市の計画になるということなんですが、その政治家個人と市長になった人のマニフェストとの区分と言うんですかね、その辺が難しいなって感じたんですよ。政治家個人のマニフェストという部分が当然ありますよね。それは次の選挙を自分が目指して、マニフェストの達成状況とか、マニフェストを練り直すとか、掲げるとかということで、政治家個人としての活動っていうのがありますよね。市長になれば公人ですから、市長として自分のマニフェストが計画の中に繰り入れられていくと。そういうことというのは、今回、三鷹市の場合もそうですよね。
 その場合に、市長の個人としての活動なのか、公人としての市長の活動なのかというのが、判断がしにくいという場面というのは三鷹でも正直ありますよね。ありますよねと言って、はいと言ってくれるかどうかわかりませんが、そういうのを僕らが見ていてもありますよね。あるんですよ。ありますよねって同意を求めちゃいけないんで、あるんですよ。これは、果たして公人としての市長の活動なのか、政治家としてのこの人の、政治家の人の活動ではなかろうかというような場面が公的な場面であるというのは、これは市長という職業柄そういうふうになってくると思うんですけど。
 だから、その辺が市長のマニフェストを取り入れるという場合に、個人の属する分野、それから市長としての属する分野というのがどう分けていくのかというのが難しいんじゃないかというのを感じたんです。それで、抽象的な話をしていて申しわけないんですけど、それは、きょう視察に同行した人がいないもんですから、視察に同行した人がいれば、ああ、そういうことかとわかると思うんですけど、こういう場ですから、あんまり具体的な話を、松阪市さんのこともあるから私、言えませんけど、まあ、どういうふうに言ったらいいんですかね。そのあたりは厳格に考えてもらわないと、市長のマニフェストを取り入れるという場合には、政治家市長としての取り扱いと、公人としての市長の考え方の取り扱いというのを、作成段階で厳格に区別してもらいたい。作成段階じゃない、実行段階でですね、区別してもらいたいという意見だけ述べておきましょうか。
 質問してもいいかな。意見だけというのもおかしいから、質問しましょうか。


◯委員長(石井良司君)  答えられなかったらいいですから。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  基本的には、市長マニフェストを基礎としておりますが、当選後は市長ということで、それに掲げた課題については基本的には検討課題ということで、組織内におりてきますので、それについては実行について検討しまして、その内容を盛り込むということで対応しているところでございます。それでよろしいでしょうかね。


◯委員長(石井良司君)  次の質問者、ありませんか。
 委員長を交代します。


◯副委員長(赤松大一君)  委員長を交代しました。


◯委員(石井良司君)  1点だけ、済みません、聞いておきたいんですけど、先ほどちょっと岩田さんも質問が出たんですけれども、まちづくり懇談会と、あとはパブリックコメントのアンケートなんですけど、前回との比較は私はいいんですけれども、今回のこれを見ると、パブリックコメントが40件、そしてアンケートが3,052件ということなんですね。この数の違い、確かにコミセンでやったのは多くなったとは言いながらも、まだ10人から、一番多いところでも25人なんですよね。何でこういうことになったのかと、私、ちょっと考える必要があると思うんですよ、この数の違いについて。何でこんなにアンケートでこんなにたくさん来るけれども、確かに言い方によってはサイレントマジョリティー的な方が出したということは言えるけれども、だったらもっと関心あって、こういうコミュニティ・センターなんかにも、こんな10人や25人ではないかと思うんだ、僕はね。だから、そういう点は、私はどういうふうに今回やったのかなと。
 例えば、いろいろな何か催しをちょっとやったとしても、20人や30人すぐ集まってもらえるんですよね。それが、こういう人数が少ないというのは、私はちょっとどういう方法で今回これをやったのかと、ちょっと疑問というか、そのシステム的なものに、何か集め方に問題があったのかとかいうようなことも、私はちょっと検討する必要があると思うんだけど、今回のこういう数字についてどういうふうに判断されているのかお聞きをしておきたいと思います。


◯企画部長・都市再生担当部長(河野康之君)  委員御指摘のとおり、この人数については決して満足できる数字ではないというふうに考えております。昨年行いましたまち歩き・ワークショップでも一定程度の人数が参加されたということで、その地区に応じた日程設定をさせていただきましたが、今回はこの10月のこの短期間の間で御検討いただいたということ。そして、この時期としても、各地区において運動会でありますとか、イベントでありますとか、そういう内容が重なったということ。そして、当初考えておりました中学生や高校生などの参加も考えていたところですが、それも学校の行事と重なってしまったこと。そして、何よりも、この8日、9日、あるいは15日において台風というか、風雨があって、非常に天候が悪かったと。そうしたいろいろな条件が重なってしまって、このような残念というか、決して満足とは言えない数字になったのかなというふうに考えておりますが。
 なお、委員御指摘のとおり、できる工夫は今後もするべきであるというふうに考えておりまして、来年、年明けにはまちづくり懇談会、考えておりますけれども、極力地区に応じて日程も御相談させていただきながら、少しでも改善する工夫を検討していきたいというふうに考えております。


◯委員(石井良司君)  ありがとうございました。そういう点でちょっと心配だったのは、要するにいろいろな行事と重なったということ、これ10月といえば大体そういうのはほぼ御理解されているのかと思うんだけど、やっぱりそういう実施的な問題の、スケジュール的にいくとこの時期しかないことはほぼわかるんだけれども、だけど、やはりそういうことも十分考慮してやらないと、今回いろいろな日時の変更をしたり、時間を変更したり、いろいろなことで工夫されているのでね。その結果、ちょっとこういう部分で出たのは残念だと思いますので、やはりそういう点はしっかり反省していただいて、多くの市民の意見を聞いていただくように。
 だから、今回の、逆に私ちょっと心配しているのは、この意見があったけれども、場合によっちゃ、意見の危険性というか、先ほどもどこかの委員さんがマニフェストの問題と言ったけど、やはり市には基本的な考えがあるわけだから、それに影響が出る意見、非常にたくさん出てくると思う。だけど、そこはやはり計画と市民の意見、十分検討し、精査して、しっかりと行っていくことが必要であると思いますので、そういう面では当然のことながら、少し矛盾はしているかもしれないけれども、多くの市民の意見をしっかりと聞けるような、そういう体制に今後していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。以上です。


◯副委員長(赤松大一君)  委員長を交代します。


◯委員長(石井良司君)  委員長を交代いたしました。
 他の委員、ないようでございますので、企画部からの報告を終わります。ありがとうございました。
                  午前10時38分 休憩



                  午前10時39分 再開
◯委員長(石井良司君)  それでは、総務委員会、再開いたします。
 次回委員会でございますが、通常、次の定例会の開催中ということになりますが、よろしいでしょうか。それでまた、何かあった場合には正副委員長に一任をお願いいたします。そういうような形でよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 ありがとうございます。
 それでは、その他ございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようでございますので、それでは、これをもって総務委員会を閉会いたします。ありがとうございました。
                  午前10時40分 散会