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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成22年文教委員会) > 2010/08/17 平成22年文教委員会本文
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2010/08/17 平成22年文教委員会本文

                  午前9時28分 開議
◯委員長(緒方一郎君)  おはようございます。文教委員会を開きます。
 初めに休憩をとりまして、本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時28分 休憩



                  午前9時29分 再開
◯委員長(緒方一郎君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、管外視察について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩



                  午前9時31分 再開
◯委員長(緒方一郎君)  よろしいでしょうか。文教委員会を再開いたします。
 それでは、教育委員会報告、本件を議題といたします。
 本件に対する教育委員会側の説明を求めます。まず、項目アについての説明を求めます。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(藤川雅志君)  皆さん、おはようございます。というよりか、お暑うございますというごあいさつをした方がいいような感じですけれども。
 今回、教育委員会の方から御報告は2点ございまして、例年皆様に御説明していると思いますけれども、教育委員会が行いました点検・評価、平成21年度分事業の点検・評価と、それから、教育・子育て研究所の設置についての件が2点ございますけれども、今、委員長からありましたように、初めに点検・評価について御説明をさせていただきたいと思います。
 資料1をごらんいただいて、1ページ、2ページ目をごらんいただきたいと思います。これはもう皆さん御案内とは思いますけれども、地方教育行政の組織及び運営に関する法律──48ページの方にその条文をピックアップしてございますけれども、その27条に、教育に関して教育委員会は、点検・評価を年1回行うということで規定されているものでございます。2番目にございますように、前年度の事業ということで、主要事業のうち23にまとめて、今回私ども、点検・評価を行ったところでございます。3にございますとおり、毎年度1回実施ということ。それから、学識経験者と三鷹市教育委員会とが意見交換を行って、学識経験者の意見を聴取するということでございまして、これにつきましては、現実にそういった作業をしましたけれども、35ページですね。玉川大学の小松先生、それから、日本女子大学、島田先生、それから、帝京科学大学の有村先生という3名の方と懇談をいたしまして、その後に37ページ以降、レポート等もまとまっておりますので、後ほどごらんをいただきたいと思います。今後、報告書を市議会の皆様に御説明した後、市民に公表してまいりたいという流れになっているところでございます。
 2ページ目、3ページ、4ページ目、これにつきましては、昨年度の三鷹市教育委員会の活動の概要ということで取りまとめておりますので、これはごらんいただきたいと思います。
 では、7ページ、ごらんいただきたいと思います。23項目にわたります主要事務事業の点検・評価でございますけれども、これにつきましては、かなりいろいろこれまで議論いただいたことともダブっておりますので、手短に御説明をさせていただきたいと思います。まず1番目が、三鷹中央学園第三小学校の建てかえ、設計業務ということでございまして、目標のところにありますとおり、平成21年度は検討委員会を設置しまして、基本プランの作成、そして基本設計、実施設計に取り組んでまいるという予定でございましたけれども、真ん中よりちょっと下の進捗度の評価のところにありますとおり、計画どおり進んでいるところでございます。今後の取り組みといたしましては、平成25年度の竣工を目指しまして、間もなくということになると思いますけれども、実施設計を完了いたしまして、平成23、24年度の2カ年の建設工事、建てかえ工事に向けた作業を進めてまいりたいと考えております。
 続きまして8ページ、五中の体育館の設計業務でございますが、実施設計を行いました上、既存体育館の解体及び仮設体育館の設置ということで予定してございました。予定どおり進捗度、進んでいるところでございます。現在は、解体工事を完了させた上で、新体育館設置予定場所の遺跡調査を実施しているところでございまして、かなりここは遺跡も出ているというふうに聞いているところでございますけれども、とりあえず順調に進められるものと考えております。
 9ページ、東台小学校の建てかえでございます。目標といたしましては、既存校舎を平成21年度解体をいたしまして、平成22年度末の竣工を目指して新築工事に取り組むということでございますが、予定どおり進んでいるところでございます。今後としましては3月末、竣工を目指しまして、取り組んでいるところでございます。
 10ページ目、耐震補強工事、学校の関係でございますけれども。目標としましては、七小の2期、大沢台小の2期、それから、一中、五中の校舎の第1期、それから、東台小学校の体育館等の補強工事ということで進めてまいりましたが、計画どおり進んでいるところでございます。平成22年度は七小体育館、一中の校舎の耐震補強工事の2期ですけれども、一中がですね、実施している最中でございます。それから、二小の校舎及び体育館の補強工事に向けた診断と実施設計を実施してまいるという方向性でございます。
 11ページ、地上デジタル放送の利活用でございます。これは学校の関係の地上テレビ関係を、地上デジタル放送への移行に合わせて整備をしていきたいということでございまして、あわせて受信整備も当然改修していかなければいけないということでございます。これにつきましては、昨年の政府の緊急経済対策で、国の補助制度が拡大されたということもございまして、当初2カ年事業で計画していた地上デジタル放送への対応につきましては、1年で前倒しをして実現したというものでございます。なお、あわせまして教育センターの建物等による電波障害対策等についてもですね、地上デジタル放送に対応するためのあり方として改修を進めているところでございます。
 12ページ目、学校校庭の芝生化でございます。平成21年度、目標としましては、北野小学校の校庭芝生化の実施と、六中の芝生化に向けた設計業務ということでございますけれども、これも予定どおり進んでいるところでございまして、北野小学校はきれいな芝生になっているところでございます。平成22年度は六中の校庭の芝生化及び東台小学校の建てかえ工事の一環といたしまして、芝生化を進めてまいりたいと考えております。
 7ページ目、教育ネットワークの利活用の推進ということで、小・中学校の教員へ1人1台のパソコンの拡充ということで進めてきたところでございますけれども、追加配置で、講師等にもパソコンが利用できるような環境を整えた上で、研修等の充実を図りたいという目標を持っていたところでございますが、これも予定どおり進んでいるところでございます。今後は、教員の運用支援の充実ということで、研修等も含めた取り組みを進めてまいりたいと思っております。
 14ページ目、プレ教育フォーラムということで、小・中一貫教育の充実、そしてそのまとめ、発信、外部への発信というようなことも考えまして、ことし1月30日、プレ教育改革フォーラムを実施したところでございます。なお、今後といたしましては、11月5、6、7日の3日間、「三鷹教育改革フォーラム2010」を開催する予定で、現在準備を進めているところでございます。
 次、9番目ですね、15ページ。新型インフルエンザ対策でございます。インフルエンザ対策、昨年度は大きな社会的な問題になるほど騒がれましたけれども、迅速に対応してまいりましたということでございます。一応終息をしている状況でございますけれども、今後も引き続き注視していくとともに、日ごろから感染症対策、予防対策の取り組みを徹底していきたいと考えております。
 16ページの学校給食でございますけれども、調理業務の民間委託ということで進めておりまして、4月からの委託ということで準備を進めまして、中原小学校の委託化が4月から順調に進んでいるところでございます。平成23年度も委託拡大のために今後検討を進めて、平成23年度からまた実施できるように進めてまいりたいと思っております。
 それから、17ページ、教育支援プランの推進と教育支援学級の整備等でございます。指標のところにございますとおり、教育支援推進委員会を設置する等々各段階での推進体制の整備ということと、それから、4月から北野小学校に教育支援学級を開設する準備を進めるというのが、当該年度の目標になっているところでございます。一応予定どおり北野小学校については教育支援学級が開設されていたところでございますし、また、教育支援推進委員会だとか学校の研修会、それから、校内推進委員会の開催等々についても円滑に進められているところでございます。
 それから、19ページ目、幼・保・小の連携でございます。幼稚園、保育園と小学校の連携を進めようということで、モデル事業として、各小学校区単位に連携を図ってまいりましたけれども、8校から11校に拡大するということで平成21年度取り組んで、予定どおり進んでおるところでございます。平成22年度、今年度今後の取り組みということなんですけれども、既に15校に広げて、幼・保・小の地区連絡会を設置をしたところでございまして、より中身の充実に取り組んでまいりたいという状況にございます。
 それから、20ページ目のコミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育の全市展開ということでございますけれども、御案内のとおり真ん中にありますけれども、平成21年度4月に三鷹の森、三鷹中央、そして9月に鷹南学園という形で、全市内小・中一貫教育校の開設が図られたところでございます。なお、今後といたしましては、いろいろと御指摘もいただいていますとおり、よりその内容が充実するように、また、保護者や地域住民の方が学校に参画するコミュニティ・スクールの考え方がより円滑に機能するように努めてまいりたいと考えております。
 22ページ、みたか教師力養成講座でございますけれども、これにつきましては、教師力養成講座、まあ、学生さんを対象にしたものですね。それから、先生方を対象にした練成講座、それから、支援者養成講座といったような取り組みを進めているところでございます。学生を相手の取り組み、一応予定どおり講習は進めておりますけれども、61名の方が受講されたうち、14名が教員試験に合格をされて、3名が三鷹市に着任をされるというような、そういった成果も出ているところでございます。
 24ページ、児童・生徒の学力の向上ということでございまして、指標のところに書いてありますとおり、三鷹市教育委員会の学力到達度調査、それから、全国の学力・学習調査等々の分析を生かして、日々の教育に役立てていきたいということでございますけれども、予定どおり進んでおりますけれども、25ページ目に今後の取り組みでありますけれども、小学校では平成23年度、中学校では平成24年度から新学習指導要領についての取り組みが開始されることもございまして、今後は、管理職とか担当者向けの説明会、相談会等々を着実にこなすことによりまして、学力の向上に努めていきたいと考えております。
 26ページ、児童・生徒の体力の向上ということでございます。事業の取り組み状況のところにございますとおり、22校中10校がスポーツ教育推進校の指定を受けて、スポーツの教育推進に取り組んでいるところでございまして、縄跳び月間とか、持久走月間とか、そういったものを設定する中で、取り組みを進めているところでございます。今後につきましても、やはり今年度は10校が指定を受けている状況がございまして、今後、小・中一貫教育校の特性を生かしながら、一貫カリキュラムに基づいた系統的な保健体育指導のより改善、こういったものに努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。
 28ページ以降は生涯学習関係になりますので、担当部長と交代をいたしたいと思います。


◯教育委員会事務局教育部生涯学習担当部長(八代 誠君)  おはようございます。以降、生涯学習関係でございますので、八代の方から御説明を申し上げます。
 ページ、28ページをごらんいただきたいと思います。項目17、武蔵野水車経営農家の整備でございます。この年度、水車及び水車機構を水力で稼働させ、水車が回っていた往時の姿を再現するという目標を立てました。取り組み状況といたしましては、動態保存をするための新しい水車を交換するなどの補修設計・工事、水路の補修設計・工事を実施をいたしました。またあわせまして、電動製粉機の記録調査や物置小屋調査を実施をしたところでございます。事業の進捗といたしましては、計画どおりでございます。今後の取り組みといたしましては、この秋から、再度一般公開に向けた準備を現在行っているところでございます。
 続きまして、29ページをごらんいただきたいと思います。事項18、大沢二丁目古民家(仮称)の整備でございます。この事業につきましては、老朽化いたしました大沢の古民家を創建当時(1902年)の姿に修復するための地盤調査及び基本設計を実施するという目標を立てていたところでございます。事業といたしましては予定どおり進捗いたしまして、幾つかの道筋を立てたというところで、計画どおり事業を推移したところでございます。今後は実施設計に当たりましては、大沢の里公園を所管いたします都市整備部緑と公園課等との連携・調整が必要になるというところでございます。
 また30ページ、19、学童保育所の整備でございます。羽沢小学童保育所の整備事業でございますが、この羽沢小学童保育所につきましては、建設後27年が経過いたしまして老朽化、そして面積が狭隘になってきていること、そしてまた、都道の拡幅整備による移転が必要になることなどから、羽沢小学校内への移転を行うということで事業を予定したものでございます。基本設計・実施設計を完了させたというところでございますが、進捗といたしましてはこの年度、予定どおりでございましたけれども、校舎の耐震補強工事等の実施時期につきまして、若干調整が入りましたことによりまして、学童保育所の整備時期の調整を図るといったことが今後の課題となっております。
 続きまして、31ページでございます。事項20、大沢総合グラウンド整備事業でございます。これは昭和51年に暫定スポーツ施設として開場いたしました大沢グラウンドにつきまして、都の公園整備計画に基づきまして、三鷹市におきましてはサッカー兼ラグビー場、それから、野球・ソフトボール場、管理棟の整備工事を行うとしたものでございます。この年度内にすべて工事を完了いたしまして、本年4月3日に完成記念式典をとり行ったところでございます。事業といたしましては、計画どおりの評価をいたしたところでございますが、今後の取り組み・課題といたしましては、現在野球場・ソフトボール場につきましては、芝の養生期間として養生を行っております関係で、利用開始につきましては平成22年、本年の10月からの利用開始を予定しているところでございます。
 事項21、32ページになります。総合スポーツセンター(仮称)建設の検討でございます。この総合スポーツセンターにつきましては、懸案でございましたけれども、市民センター周辺の基本プラン検討に合わせまして、総合スポーツセンター(仮称)建設計画の見直しについて検討をするというものでございます。事業の取り組みといたしましては、市民センター周辺地区整備基本プランの策定に向けまして、関係団体への説明、聞き取り等を行いましてパブリックコメントを経まして、本年3月にプランが策定をされたものでございます。進捗度といたしましては、計画どおりの評価をいたしました。今後の取り組みでございますけれども、本年度、平成22年度に進められる基本設計に当たりましては、市長部局、都市再生推進本部事務局と連携をしつつ、スポーツ関係団体等との調整を行いながら、基本設計へ反映をしていきたいというふうに考えているところでございます。
 続きまして33ページ、事項22、東京国体の推進でございます。平成25年に東京都で開催される第68回国民体育大会では、三鷹市は先ほど申し上げましたように、大沢スポーツグラウンドにおきまして、サッカー競技、ソフトボール競技、アーチェリー競技を担当することとなっております。この年につきましては、国民体育大会の三鷹市準備委員会を設立し、運営体制の確立を図るというものでございました。この準備委員会につきましては、平成21年10月28日に設立をいたしたところでございます。かなり広範囲にわたります関係団体の代表の参加を得まして立ち上げたところでございますが、この立ち上げに関しましては計画どおりでございまして、今後──この8月19日を予定しておりますけれども、今後、三鷹市実行委員会に、この会を移行させまして、準備に当たっていきたいという内容でございます。
 最後になりましたが、34ページ、事項23でございます。南部図書館(仮称)の整備に向けた検討でございます。このプラン作成につきましては、平成20年度に予算計上をしたものでございますが、既に委員の皆様御案内のとおり、財団の公益認定法人等の関係がございまして、若干事業がおくれてきているところでございます。平成21年度につきましては、平成20年度大きくおくれたという評価をしたところでございますが、昨年の秋から再度財団と正式な協議を開始をいたしましたり、文部科学省等への聞き取り等を行ったところでございます。現在も協議中ではございますが、評価といたしましては、一定の前進が見られたということで、少しおくれたという評価をさせていただいたところでございます。今後の取り組みでございますが、財団との南部図書館整備のための協議が調った後に、施設機能、管理運営形態のあり方を検討する市民会議を立ち上げまして、新しい図書館づくりに向けた基本プランの作成に取り組むというものでございます。
 説明は以上でございます。


◯委員長(緒方一郎君)  ありがとうございました。教育委員会側の説明は終わりました。これより質疑に入ります。


◯委員(赤松大一君)  よろしくお願いいたします。まず初めに、ページで8ページ、事項2の鷹南学園第五中学校体育館の建てかえ、設計業務。この件ですが、報告があったとおり、もう既に解体が終わって土器も出ているという状況でございます。土器も校内の方に展示していただいて、生徒さんに見ていただいているところでもございますが、これ、過去にも私がちょうど五中に入学する際に、今の本校舎が大きく土器の影響でおくれまして、私、最後の木造校舎で過ごした思い出があるんですが、間に合わなくてですね。今回その影響といいますか、その辺のことで、今のところ計画どおりということで──土器も出たりするんですが、最終的な完成予定に、今回の土器が出てきたことによっての影響等、どのようにあるのか。また、その辺は影響なく予定どおり完成、竣工されるのかという。実際には周年行事も今回見送った経緯もございますので、非常にコミュニティ・スクールの方も心配されているところもございますので、ちょっとその辺、御説明いただければと思います。
 あと、生涯学習の方の事項23の南部図書館(仮称)の整備に向けた検討でございますが、本当に今回の公益法人認定のことに関しましては、こちらの三鷹市としても非常に大事なところでございますので、強引に進めるわけにもいかず、相手の出方をといいますか、見ながらの今回の協議であったかと思うんですが、今回大きくおくれたから1段階上がりまして少しおくれたということで、このおくれに関してはしっかりと取り戻せるのかというところと、もう一つ、今後平成22年度、今、部長の方から御説明があったとおり、既に認定の方はほぼ終了していよいよというところの、今、スタートラインに立てたのかというところ。また今後、その認定があやふやですと、せっかく進んだ話がまた足踏み状態になってしまうことも考えられますので、その辺のことをおわかりの範囲で教えていただければと思います。あと、今後の取り組みの中にございます市民会議等の立ち上げの、もし概略といいますか、タイムテーブル、スケジュール等がわかれば教えていただければと思います。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。


◯施設・教育センター担当課長(新藤 豊君)  五中の体育館です。現在建設予定地の遺跡の発掘を進めています。御心配があるかと思うんですけれども、あの一帯は校舎の建設の折にもたくさん土器や住居跡が出てきています。これらの経験から、今回の体育館の敷地についても、大方出土するものについては予測がついていましたので、今回のこの遺跡調査の期間も、そこを盛り込んだ内容になっています。発掘そのものはこの8月末でおおむね終わりまして、後片づけをして、建設工事そのものは10月から予定どおり着工できる見込みでいます。以上でございます。


◯教育委員会事務局教育部生涯学習担当部長(八代 誠君)  南部図書館につきましてお尋ねをいただきました。現在、AA財団とはですね、かなり具体的な協議を進めているところでございます。私どもとしましても、これまでのおくれということもございますし、地元市民の期待に添いたいということで努力しているわけでございますが、何分やはり先方とのですね、合意が得られませんと、その先に進めないという状況にはございますが、かなり佳境に入ってきているということは言えるかと思います。市民会議につきましてはですね、今申し上げましたように、AAと合意した後に立ち上げていくという形になろうかと思いますので、この合意に向けた協議を、さらに努力をしていきたいというふうに考えているところでございます。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。五中の方は安心しております。よろしくお願いいたします。
 AA財団の、南部図書館の方でございますが、非常に今、部長の御答弁にあった、御説明にあったとおり、本当に今回初めての、相手があっての今回の図書館でございますので、その辺は非常に大事にしなければいけないところでございますが、やはり再三申し上げているとおり地域においては、本当に待ちに待ちに待ちに待ちに待った図書館でございますので、非常にちょっと1回こういう形で今、足踏み状態──市民としては足踏み状態ではないかという御不安もあるところでございますので、しっかりその辺はできる限りでお願いしたいと思うんですが、極力情報公開ではございませんが、今、こういう状況ですと、まあ、言える──先ほどの部長からあったとおり言える範囲というのは非常に狭い部分ではあるんですが、ただ本当に市民の方が、いつもできるできると期待されているにもかかわらず、橋ごと外されるような状況でもございましたので、その辺丁寧な対応をしていただきながら、本当に夢にまで見た図書館建設に向けて御尽力いただければと思っております。よろしくお願いいたします。
 以上で質問を終わります。


◯委員長(緒方一郎君)  次の方。


◯委員(浦野英樹君)  よろしくお願いいたします。まずは7ページ、項目1の三小の建てかえの問題で、進捗状況としては順調に進んでいるということなんですけども、この建てかえに関しては、設計とは直接関係ないのかもしれませんけども、建てかえの期間中にグラウンドが使えなくなることへの不安の声というのはかなり当初あったと思うんですが、建てかえ工事期間中のグラウンドが使えないことへの不満、不安の声の対応のその後の状況というのはどういった状況でしょうか。教えてください。
 あと、ページ14、プレ教育フォーラム。一番下に課題が書いていて、開催に当たってはより多くの方々に御来場いただきというようなことが書いてあるんですけど、私も実際意見を聞きますと、これだけの内容だからもっと広報をして、もっと広く人を集めてもよかったんではないのかなというような声を聞いたんですけども、実際どういった声があって、こういった課題という、総括になったのか、できれば詳しく教えてください。
 あと、みたか教師力養成講座、ページ22、項目14。これも課題のところに幾つか具体的に書いてある──インターンシップ制度の充実を図るですとか、学校現場のニーズを踏まえた内容の改善を図ると書いていますけども、これも何らかの参加された方の声があって、こういった課題が出てきたと思うんですが、実際みたか教師力養成講座を受講された、課題のベースになった声ですか、こういった声があったからこういう課題が出て、こういった総括になったというところについて詳しく教えてください。
 以上です。よろしくお願いします。


◯施設・教育センター担当課長(新藤 豊君)  第三小学校の建てかえになります。今お話のあったとおり、建てかえ期間中、グラウンドの部分がちょうど工事エリアになりますので、まあ、使えなくなるということです。こちらについては大きく2つ。まず、学校の授業そのものについてです。こちら、詳細はまだ調整が終わっていないようなんですけれども、第四中学校と連携をして、授業の時間帯であったり、カリキュラムの中で工夫をしていくということで、お隣にあります第四中学校との間で、今、協議を進めているところです。少し前に聞いたお話ですと、小学校の中休みまでの時間帯を重点的に小学校で使わせていただいて、その後は中学校側にというようなことでの調整もされているというふうにお聞きをしています。ただもう1点、週末の校庭開放の問題です。こちらも第三小学校を使って野球、サッカー等で週末にいろんな活動がされています。こちらも当然のように工事期間中活用できなくなりますので、こちらもクラブがありますので、今までと同様というわけにはいかないんですが、第四中学校の校庭をフルに活用する形で、これはスポーツ振興課とも連携をして調整を進めているところです。今までよりは若干不自由はおかけをするようになると思いますが、あるスペースの中で、最大限対応していくように努力をしているところです。
 以上です。


◯教育施策担当課長(海老澤博行君)  プレ教育フォーラムにつきまして御質問をいただきました。私ども、1月30日のプレ教育フォーラムにおきましては、より多くの方に御来場いただきたく、広報、宣伝等に努めてまいったわけでございますけれども、記念講演、それからパネルディスカッション等で大体延べ400人の御来場をいただいたところでございます。ただその中で、当委員会におきましても、ちょっと寂しかったというような御指摘もいただいているところでございまして、それにつきまして、プレ教育フォーラムの開催に当たっての反省をもとに、11月5、6、7日の「教育フォーラム2010」におきましては、さまざまな工夫をさせていただいております。例えば、11月5日におきましては、各学園22校の小・中全学校の授業公開、それから、特色のある教育活動の公開等をするような計画をしているところでございます。また、6日におきましては、郷土芸能、それから、児童・生徒の合唱等を中に入れまして、地域の特色のある活動、それから、学園の児童・生徒の活動も含めた記念講演、あるいはパネルディスカッション、ポスターセッション等を行い、集客を図る計画をしているところでございます。また、皆様方におかれましても、既に一次案内を差し上げているところでございますが、一次案内、二次案内、それから、広報、それから、新聞社等を利用しまして、宣伝、啓発に努めて、御来場者をより多く来ていただけるように努力をしているところでございます。以上でございます。


◯指導課長(松野泰一君)  御質問をいただきましたみたかネットワーク大学の教師力養成講座、教師力練成講座でございますけれども、こちらはまず教員養成のための大学生を対象とした教師力養成講座の方の参加者の声としては、インターンシップ制度、つまり、教育実習については、各教職課程、大学で必修としてされるものとは別に、このネットワーク大学で特別教育実習というものを実施しておりまして、三鷹市内の学校に、例えば学習指導、あるいは部活の指導、そういった形で受講生を受け入れていただくということを行っております。これが、受講生からは大変評価が高い。これがあるからこの講座を受けているというような声も大変多うございます。さらにこのあたり、充実させてまいりたいと思っております。また、教員対象の方の練成講座でございますけれども、こちらは声といたしましては、なかなか教員忙しいですので、すべての回に参加することがなかなか難しいというような声もございまして、今回、平成21年度から、具体的な講座の内容を絞った部分で、単発で参加できるというような形も取り入れております。そのときそのときの教育課題に応じてスクールリーダーの育成を図ったことによって、日ごろの実践に生かせる、そういう講座が受けられたというような声をいただいております。以上でございます。


◯委員(浦野英樹君)  ありがとうございます。三小の建てかえの件について、グラウンドの問題については、現在の状況わかりました。とにかくこれから入学する、してくる子どもにとっては、建てかえた後の校舎で過ごすことになると思うんですけど、今過ごしている子どもは、逆に建てかえ中が小学生、中学校の思い出として終わってしまいますので、そのあたりというのは本当に万全の対応をお願いしたいと思います。
 あと、プレ教育フォーラムにつきましては、まあ、これは別に商業イベントじゃないんで、たくさん人が集まればいいというもんではないと思うんですけども、本当に多くの方がかかわるような形で工夫されているということで、ぜひそういった形で、いろんな形でかかわっている方が一堂に会するような機会になればいいなと思いますので、広報のあり方も含めましてよろしくお願いしたいと思います。
 あと、教師力養成講座について、実際に利用された方の声わかりました。この評価全体について言えるんですけど、工事とかに関しては進んでいるかどうかっていうことが一番大きな問題なのかもしれませんけども、実際にお客様がいらっしゃるだとか、受講者がいるっていうものについては、やっぱり利用者の声だとか、お客様の声っていうのは非常に大きいのかなと思いますので、そういった声がもうちょっとわかりやすいように記載していただいてもよいのかなと思います。これは意見として聞いておいていただければと思います。よろしくお願いします。
 あと済みません、ちょっと1つ質問が抜けてまして申しわけないです。一番最後にですね、学識経験者の方3名の方の意見あるんですけども、経歴を見ますと、2名の方はどちらかというと本当に教育の、それぞれちょっと経歴が違っている方、研究畑の方、教育の現場の長い方、または民間企業から現在、教職についておられる方とかいるんですけど、このあたりっていうのは、やはりバランスというのは考えられているんでしょうかというか、はい、お願いします。


◯総務課長(伊藤幸寛君)  今、質問委員さんから、既に答えが出ているんじゃないかと思われるあれでしたけれども、御質問でしたけれども、まさに今回──前回まではお二人の方、小松先生、島田先生は前回に引き続きということですけれども、新たに有村先生にお願いいたしまして、有村先生、一小の校長の経験もありまして、そうした違った見方といいますか、いろいろなジャンルといいますか、御専門の立場から御意見をいただきたいということで選任をしたところでございます。以上です。


◯委員(浦野英樹君)  私も多分そういうことかなと思いましたけど。現場の声と、いわゆる本当に学識経験者の声と、民間の声という形で、こういった形で今後もいろんな形で学識経験者の意見を聞く機会というのはあると思いますけども、どうしても学識経験者というと、どうしても大学ばかりにいるような方の意見だけではなくて、いろんな方の意見を取り入れていただきたいなと思います。以上です。


◯委員(野村羊子さん)  それでは、幾つか区切って質問させていただきたいと思います。プレ教育フォーラムについて。計画どおりという評価ですけれども、実際に実施したということは計画どおりですが、これによって成果としてね、どういうことがあったのか。この全体そうなんですけれどもね、計画どおり実施したことが既にそれでオーケーであって、それによってどういう成果が得られたかというような評価というのがね、今後の取り組み、課題というところに少しは出てきますけども、余り見えないんですよね。それでこれについて、先ほどの人の集まりが少し悪かったんじゃないかっていうふうな、つまり、その内容的にどれだけね、魅力的なものか、あるいは、本当に三鷹市の教育というものを発信する内容としてよかったのかとか、そういうような評価ということはなさっているのか。それでなさっていたなら、それがどういうことでこの次のね、つまり今年度行う3日間の取り組みというものにそれがつながってると思うんですけどもね。そこで、だから、1つはそういう評価をなさったのかどうか。そして今回、日本学習社会学会というものを3日目にやると。この日本学習社会学会っていうのはどういうところで、これがなぜ今回共催というふうなことになったのかという説明をいただければと思います。
 それと、学校給食についてです。学校給食についても、つまり、これの評価というのは、民間委託を計画どおり進めたということが計画の評価ですよね。それが本当に学校給食の内容の充実につながっているのか、子どもたちの給食、食育、食事、成長その他にきちっとそれが反映されているというような、そのような評価というのは検討してるのかどうか、それについてお伺いしたいと思います。
 それから、11番、教育支援プラン等々ですけども、1つは、幼児、児童、生徒、子育てビジョンも含めて教育ビジョン、幼児から18歳までというふうな形で三鷹は通して全体を見ようっていうふうな、市全体の意向があると思うんです。その中で、この教育支援プランというのがどのようにきっちりと動いているのか。つまり、ハピネスとの連携っていうのもありますよね。そのようなつながりというのはちゃんとあるのかどうか。それでもう一つは、ハピネスも含めて、子どもたちがどこで学ぶことがいいのか、どこで学びたいと思うのか。通常学級なのか、教育支援学級なのか、教育支援校なのかというふうなところで、三鷹の場合、なかなか自分の思いというか、親御さんの思いとかがスムーズにいかないというふうな話も聞きます。市内に転校してこようと思ったんだけど、通常校で受け入れてもらえなさそうだからあきらめたって話もちょっと聞いたので、その辺の受け入れ体制というか、その辺のどこに子どもたちが行く、どこでどういう形で本当に支援をしていくというふうなことをどういうふうに考えて実施しているのかってこと。それがあって初めて、全体的なね、個別の支援計画というふうなものが成り立っていくんだと思うんですけども。特にそれで支援校に行くとかっていう判断がね、三鷹は割と遅いというふうに、ぎりぎりまで折衝してみたいなこともあって、支援校の方でも人数何人来るんだみたいな話があるというふうなこともちょっと聞きます。その辺で、本当にその子その子の思いにかなった支援プランが作成されているのか。それについて、だれがどう評価してるのかというシステム、ちょっとお伺いしたい。
 それから、13番、コミュニティ・スクール。今の説明で、スクール・コミュニティについての言及がなかったと思うんです。これについてね、どうするのかって、ようやくコミュニティ・スクールが全市展開されて、ようやくちょっと定着しかかってきたところに、また新たな言葉を出すのかっていうふうな話も以前あったかと思うんです。これについて、今後本当にどのように取り組むのか、取り組まないのかというふうなことを、ちょっとどのようにお考えになっているのか、もう1回伺わせてください。
 とりあえずそこまでにします。後半は、また別途させてください。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(藤川雅志君)  スクール・コミュニティの問題については、たしか前回だったでしょうか、前々回だったかもお話ししたかと思いますけれども、制度として位置づけられているのはコミュニティ・スクールですね。学校に地域の地元の方とかPTAの方が入っていただいて、学校自体の中に、教育自体の中に地域の声が反映していくような形にしていこうというのがコミュニティ・スクールという理念でございます。これについては、法的な裏づけもありますし、規則もちゃんと定めておりますので、おわかりのとおり我々が一生懸命推進しているものでございます。コミュニティ・スクールではなくてスクール・コミュニティの方は、あくまでも学校を拠点にコミュニティが広がっていけばいいなということでございますので、これについては、やはり理念的な将来の目標像というんでしょうかね、福祉の施設を通して、あるいはコミュニティ・センターを通して、いろんな形でコミュニティが醸成されていくというのが三鷹市の大きな目標でございますので、そういう流れの中にございますので、私どもとしましては、あくまでもスクール・コミュニティをきちっと展開していく中で、そこを基盤にコミュニティが広がっていけばいいなというふうに考えて整理しておりますので、御理解いただきたいと思います。
 コミュニティ・スクール、今、ちょっと間違えたかもしれません、言葉がちょっとひっくり返してあるので。コミュニティ・スクールを展開する中で、学校を拠点としたコミュニティが広がっていけばいいなというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。


◯総務課長(伊藤幸寛君)  プレ教育フォーラムから成果と課題、次にどうつなげるかという御質問でございます。プレ教育フォーラムにつきましてはアンケートをとりまして、一番多かったのが入り口付近といいますか、ホールが混雑していたと。これは今回では改善をいたしますけれども、そのほか三鷹の教育の内容についてよくわかったと。それから、金子先生の基調講演につきましても、三鷹の進めているコミュニティ・スクールというものが理解できたという意見がある一方、時間が足りなかったということもございます。今回の今度11月に実施するフォーラムも盛りだくさんでございますので、時間が足りないというところはなかなか解消が難しいところはありますけれども、テーマを絞って進めていきたいと考えているところです。その御意見の中にもありましたけれども、アンケート等にもありましたけれども、さらに三鷹の小・中一貫教育、コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育を理解していただく。これは11月5日の金曜日、市内小・中学校全校で特色ある授業公開を行いますので、こうした中で保護者はもちろん、地域の皆さんにも知っていただくという趣旨で開催をいたします。
 それから、土曜日のフォーラムですけれども、こちらはシンポジウムですが、こちらは御案内、チラシをごらんになったかもしれませんけれども、先進的な学校教育を進めている市の教育長クラスの方にパネリストとして御参加をいただきまして、そうした中で、前回は三鷹の小・中一貫、コミュニティ・スクールを理解していただく。次は、日本の中で三鷹の進めていることはどうなのか、他市はどうなのか。そうしたところを含めた比較もできるという中で、より三鷹の小・中一貫を深める機会になるのではないかなと期待しているところでございます。
 また、日本学習社会学会ですけれども、こちらは具体的な研究活動としては、生涯学習の構築にかかわる政策研究のほか、地域住民の学校への参画など、まさにこの日本学習社会学会の研究テーマというのは、三鷹の進めている教育そのものの部分がございます。そうしたことから、市も教育委員会も共催する形で、ここではやはり学術的な、そうした専門的な研究者の発表等も聞き、さらに専門的な見地からの認識も深めていただきたい、知識も習得していただきたい、そのようなことでありまして、まさにこの3日間の教育改革フォーラムが、すべてそうしたそれぞれの目的を持って各日が開催されておりまして、3日間大変ですけれども、そうした中で参加していただくことによりまして、より三鷹の取り組みを御理解いただける、さらにそうした実践につなげていただけると考えているところでございます。


◯学務課長(内野時男君)  私の方からは、学校給食の充実と効率的運営、それから、教育支援プランの推進のこの2点についてお答えいたします。
 まず、学校給食の調理業務の委託についてですけれども、委託そのものの実績が評価ではなくてということでございました。そのとおりでございまして、学校給食の調理業務の委託については、これは効率ということではなくて、その充実ということももう一つの大きなポイントでございますので、そちらの方も当初の平成19年度に4校一斉に給食の調理業務委託を実施した1年間の検証なども行いました。また、その後の2校加わりましたけれども、それぞれの学校でも給食の運営協議会を設けて、その運営状況などを確認してまいりました。その結果については、以前にも御説明させていただきましたけれども、何よりも栄養士が給食の調理の方には直接入らなくなりましたので、そちらの方が栄養士本来の食育について、より学校の生徒、児童などにも、学校の先生とTTで教室で勉強を教えたりするようなこともできるようになりました。また、給食の充実ということでも、朝早くから調理できますので、下ごしらえなどが丁寧になったということで、かなり野菜などもおいしく食べられるようになったということで、そういうような評価が出ているところでございます。
 それから、教育支援についてでございます。教育支援プランについてですけれども、親御さんの思いがスムーズにいかない例を聞いているということでございます。また、ハピネスとの連携などどうなっているかということでございますけれども、三鷹の場合には、委員おっしゃいましたように、ハピネスセンターがございます。こちらの方との連携が非常にうまくいっているのではないかと思っております。今、ハピネスの年長でいらっしゃるお子さんの保護者に対しては、ハピネスや、それから、こちらの方の総合教育相談室主催、かわるがわるで説明会を開いておりまして、その親御さんたちに説明をいたしまして、まず就学相談員による就学相談に保護者の方が申し込んで、相談していただきます。そこで保護者が了解の上で就学支援委員会、これは専門性を持った委員の方たちで、その子についてどういったような支援がいいのだろうかというふうな判断をして、それを親御さんの方にその判断結果を返して、そこで親御さんも了解の上で入学していただくということになります。そのような丁寧な方法でやっているというところでございます。
 それから、判断が遅いのではないかというようなこともございます。基本的には2カ月前までに就学通知を出すことになっておりますので、12月ごろまでに、ほぼその判断については終わっているところで、1月末までには通知が出せるようにしております。ですけれども、中にはやはり親御さんの思いというのがありまして、お話し合いに長引いている、長引いてしまうという場合も、これはあります。こちらの方で親御さんが最後、了解しないままで決定するということはできませんので、そういう場合はございますけれども、通常の場合には1月末までには通知ができるようにしているというところでございます。
 以上でございます。


◯委員(野村羊子さん)  ありがとうございます。スクール・コミュニティについては、いろいろ文献とかで出てきている言葉ではありますが、三鷹でそれをどのように続けていくのかといった場合に、本当にこういう言葉でやるっていうんであれば、それはそれで取り組みが必要になるだろうというふうに思っています。とりあえず今、とりあえずははい、わかりました。コミュニティ・スクールをきちっと展開していくというふうな趣旨だということで、一応今は理解をいたしました。
 それと、教育支援プランの推進ですが、いろいろ個別具体的なね、ことがそれぞれの御事情があるというふうなことがありますので、本当にその子ども一人一人のね、人生を考えたときのことをしっかりと考えたプランっていうのをやっていっていただきたいっていうふうに思います。ちょっとこれは今後のまたさらなる課題というふうに私も思っておりますので、またその場その場でそれぞれ聞かせていただければと思います。
 それで、じゃあ後半の方、生涯学習の関係の方で幾つか質問させてください。1つは、19番の学童保育ですが、これは事業がおくれるというふうなことですかね。実際には、具体的には今年度でできるのですかね、ちょっとそれ。それと定員、羽沢は多分、定員がふえてたわけではなかったような気もします。ちょっと済みません、これ、定員が変わるのか変わらないのかっていう、A、B2つになるのかならないのか、ごめんなさい、細かいことをちょっとわかってないので教えてください。
 それと21番、総合スポーツセンター。これ、何年前ですかね。井口に予定していた総合スポーツセンター構想が、基本的にはそのまま今回の市民センター周辺地区整備基本プランの中に組み込まれていくというふうに理解しているんですが、それでいいのかどうかっていうのが1つ。それでコンセプトを、市民のための健康推進のためのっていうふうに変えたはずですが、内容的には、大きさとしては井口に計画していたものと基本的には変わっていないというふうに思いますが、本当にそれでいいのかどうか。そのような検討、内容のね、検討っていうのは、今後行われるのかどうかということを1つお伺いしたい。それとこれに絡んで、社会教育会館の移設というのも、この市民センター周辺地区整備基本プランで入ってくると思うんですが、それについては項目に挙がっていないのですが、これは昨年度から多分取り組み始めていることだと思うんですが、重点項目ではないのかどうかということをちょっと確認させてください。
 それと南部については、まあ、いいでしょう。はい。先ほどお伺いしたのでいいことにします。どういうふうに言おうかな。済みません、とりあえずそれについてお願いします。


◯生涯学習課長(久保田和則君)  学童保育所に関しましては、今年度から子育て政策部の方に移っておるんですけども、先年度につきましては教育委員会の生涯学習課でやっていたということで、私の方で答えさせていただきますが、まず御質問のございました羽沢小のどのようなことから始めたかということですけど、その目標のところに書かせていただいております、27年たちまして老朽化したということで、事業については進めさせていただいておりまして、平成21年度につきましては、平成21年の5月から3月までにかけまして、基本設計・実施設計を実施しております。こちらにつきましては完了しましたけども、羽沢の小学校の方の校舎の耐震補強工事の方が延び、今年度実施をしてないという状況でして、それにつきましては、また来年度、予算計上等させていただくんですけども、小学校校舎の耐震補強工事を実施するということが決まった段階で、一緒に学童保育所の方も工事の方を実施するというふうに聞いております。
 あと、御質問のありました定員数につきましては、ちょっと私どもで確認してないので、また調べて御報告をさせていただきたいというふうに思います。私の方からは以上でございます。


◯総合スポーツセンター建設準備担当課長(内田 治君)  総合スポーツセンターの建設の検討に関連しまして、幾つか御質問をいただきました。まず、井口の地区で、総合スポーツセンター(仮称)として12年ほど前に凍結をされたということでありますけども、その施設の設計の規模等々大きさ変わっていないのかという御質問が冒頭ございました。これに関しましては、3月に取りまとめられております市民センター周辺地区整備基本プランの中に、健康・スポーツの拠点の整備に関しまして、井口地区における計画で予定されていた競技空間の面積については、おおむねこれを確保することとしますと、このような記載をさせていただいているところでございます。したがいまして、昨年来さまざまな競技関係団体の方々とも御意見を交わし、また御説明も差し上げてまいったところですが、まずスポーツをする空間については、これは確保しましょうと。例えば、例を申し上げれば、ある競技のコートが、例えば3面あったのを今回2面にするとか、一定の規格であった広さを小さく狭くするとかそういうことはいたしませんということが、まずベースになっております。しかしながら、井口の計画の施設をそのまますべて持ってくるということとは異なりまして、それは例えば、スポーツ施設に当然含まれます共用的なロビーの空間でありましたり、そういう部分については、今の環境、それから、現在のさまざまな状況を勘案しまして、より現実的な必要十分な広さにさせていただきたいと、こういうことを考えているところであります。なお、今年度、平成22年度には基本設計の作業が進みつつございますので、そういった経過の中で、逐次関係者の方々にも、もちろん市議会方面にも情報提供をさせていただく中で御議論をいただき、検討を深めてまいりたいと考えておるところでございます。
 またもう1点、この今回の項目が、総合スポーツセンターの建設の検討ということで挙げられていた社会教育の方はどうだろうかというところでございますが、御指摘のとおり、前年度におきましての対象の項目として、このような区分け方になっております。ちなみに平成22年度の事業評価の中では、プランの中に使われております健康・スポーツの拠点、それと生涯学習の拠点、この2つを並べまして、市民センター周辺地区整備の事業の推進ということに対しての事業評価を位置づけておるところでございますので、そのあたりは今後きちんと御説明をし、評価を加えていくということになろうかと思います。以上でございます。


◯委員(野村羊子さん)  競技空間は確保するという文言は聞いていますが、例えば、じゃあ観客席とか、そのようなものも含めてすべて井口で計画していたものと同じものをというふうなことであるのであれば、本当にそれが今、市民の健康のために必要なサイズなのかどうかという検討を、いつどこでしたのかということを教えていただきたい。


◯総合スポーツセンター建設準備担当課長(内田 治君)  今、具体的に観客席という言葉が出てまいりましたけれども、私ども、設計を進め、また検討を深めていく中で、観客席というのは、そういう意味で言えば純粋な競技空間から切り分けて考えています。利用者の方々、特に競技関係団体の方々からすれば、井口の地区の計画に合った観客席の規模、例えば、もっと大きくしてほしいぐらいだというような声などもありますが、その辺は全体の設計を進める中で、実際にどのぐらいの規模になるのか。場合によっては、適当な規模への調整、もしくはさまざまな工夫をして、競技大会などの際の観客席のあり方などを工夫する中で、全体の規模を十分見合わせながら、最適なサイズを考えていきたいということで、今、検討しながら進めているところでございます。現時点におきまして、例えば井口アリーナで1,500席ぐらいあったわけですけども、それがどんぴしゃ何席になっているという段階で、まだ情報をお示しするところではございませんけれども、間もなく施設の配置、規模等がより具体的になってまいりますので、そのあたりは検討委員会等でも御報告をしてまいりたいと考えております。


◯委員(野村羊子さん)  わかりました。検討委員会で検討されるということですかね。市民センター周辺地区整備基本プランの市民検討委員会でしたっけ、そこでこれらの細かいことについても検討され、決定されていくということだということでよろしいですか。


◯総合スポーツセンター建設準備担当課長(内田 治君)  もちろん技術的な検証も含めまして、当然のことながら責任を持って事務局サイドで設計の情報を確認の上、検討を加え、その案をつくりまして、内部的に申し上げれば、三鷹市の全体の都市再生推進本部の仕組みがございますので、そこで当然のことながら確認をした上で、検討委員会にそれらを御報告をし、そこで一定の御意見を伺います。しかしながらそれと並行しまして、特にスポーツ施設等につきましては、個別の競技団体や、それらの全体を束ねられておられる体育協会等々ございますので、そういうところにも必要なタイミングで十分に御説明をして、御意見を伺い、その御様子を検討委員会でも報告をし、他分野の方から見た御意見としてもどうなのかと。そういったところも加えた上でですね、全体的に最終的には市が判断をしていくということになろうかと思います。


◯委員(野村羊子さん)  進め方としては、システムとしてはわかりました。今後のことについては、また別途ということで思います。
 最後に済みません、学識経験者の知見の活用ということで、懇談会を開催というふうになっています。この内容は、多分ここに示された23の項目でなさったからこういう結果になると思いますけども、現実に、教育に関する事務の管理、執行というふうなことで、昨年大変大きな問題が、昨年度起こってましたよね。それについての評価っていうのは、ここでは一切されなかったのかどうか、取り上げられなかったのかどうか、取り上げなくてよかったのかどうかというふうなことについてお伺いしたい。


◯総務課長(伊藤幸寛君)  学識経験者の知見という中で、教育委員会の点検・評価を行っていくということでございますけども、この中では、ここに挙げた23事業の評価をしてきたということでございます。また、その点につきまして、こうした点検・評価の中でしなくていいのかという御質問でありますけれども、これまで議会での御報告、それから、教育委員会としても、教育委員会の中で御報告、それから、意見等もいただきながら、さらには検証委員会等で検証を行ってきたところでございます。そうした中で検証しておりまして、さらにそれをどう改善していくのかと。そういうところにつきましては、随所にこうした事業になる場合もありますし、いろいろな時点で、さらにそうした改善点を進める中で、必要であればそうしたところも主要事業に挙げるとか、そうした中で1つの事業として評価をしていただく場面もあろうかとは思いますけれども、現時点ではその検証をきちっとさせていただきましたので、その点でここでは報告はしていないということでございます。


◯委員(野村羊子さん)  突発的なね、当初予定していなかったことが起こったわけですよね。それについて、なぜこういう現実が起こってね。だって、教育に関する事務の管理、執行の問題でしょう、これって。そのものに関して、どうしてそういうことをきちっと報告をし、それについてさらにさまざまなね、幅広い立場からの検証というものを受けていく必要があったのではないかと思うんですが、検証委員会がこのときにね、5月20日だったら既にほぼ終わってて、報告をまとめられていたころだと思うんですよ、現実にはね。そういうふうな時点的にももちろんそれが可能であったにもかかわらず、そういうことをしないっていうのは、あらかじめそういうことをやはりきちっと本当にこのことについて見直してね、確認していこうという姿勢に見えないんですが、それについてどうなのか、もう一度お伺いしたい。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(藤川雅志君)  この今回の点検・評価というのは、教育委員会が1年間行っている主要事務事業についての評価をしていただいているというものでございます。昨年度の三鷹市でありました、ある学校での校長先生の経理の問題等々、服務上の問題については、これは大変大事な問題であると認識していればこそ、検証委員会を設けたり、市としても一生懸命取り組んだわけでございますけれども、主要事務事業がどれだけきちっと達成されたかという問題と、それから、ある学校のある事例として、ある校長がこういう事件を起こしたということとは、対象も違いますし、取り上げ方も違いますし、そのこと自体が教育委員会の事務事業の執行全体にかかわるような、そういう制度的な、あるいはそういう大きな問題であれば、当然教育委員会の事務事業のあり方の見直しだとか、そういう形でここの中に載ってくるでしょうけれども、私ども、そういう問題としては全く受けとめておりませんので、やる必要は別に今回なかったんではないかというふうに考えたところでございます。


◯委員(野村羊子さん)  そういう考え方自体が、私は非常に問題だというふうに思いますが、それについては多分、見解の相違ということになると思いますので。単純にある事例、ある特定の個人の問題というふうなことではなくて、そういうことを許容してしまう、ああいうことを引き起こしてしまう状況があったのではないかという点検というのが大変重要ではないか。今回行われている服務事務についての研修についてもね、そういう姿勢というのが薄いのではないかというふうな懸念もありますので、単純にそういうふうな、重要であるっていうふうな認識とね、でも、あれはそこだけの個別の問題だからって片づけるということとは、本来であれば違うのではないかというふうに思いますが、これについては、だから意見として述べておきます。これについては、終わります。


◯生涯学習課長(久保田和則君)  先ほどお答えできなかった、羽沢学童保育所の定員数についてお答えさせていただきたいと思います。定員は40名だったんですけれども、基本設計で60名に変更になったということを聞いております。以上でございます。


◯委員長(緒方一郎君)  では、次の委員、お願いします。


◯委員(森  徹君)  それでは、質問をさせていただきます。学識の意見交換、この懇談会について最初にお聞きしたいんですが、きのういただいた資料でして、配られたときにはもう市役所にいなかったものですから、朝そんなに早くないかもしれませんけども、来まして読ませていただきました。そういう点では、正確に読みこなせているかどうかわからないんですが、これ、3名の方が意見を述べられておりまして、いろいろな角度からこの問題を述べているわけですけども、ここに書かれていないことで出された点、そして、教育委員会として何かその意見に基づいて、2時間でしたからね、10時から12時。そんなに深い意見交換っていうのがされていないんじゃないか。これだけの項目で意見を出されているわけですから、先生方も時間がないということで、この制約された時間かもしれませんけれども、今後はもう少し時間をとっていただけたらっていうように思いますけれども。そういう上から、教育委員会としての、この受けての認識っていいましょうか、どういうものを受けとめているのか。また、問題提起がここには述べられてないけども、問題提起がなされたのか。もしもそういうものがあれば、少し紹介していただければというふうに思います。最初にその点から入りたいと思いますが、よろしくお願いします。


◯総務課長(伊藤幸寛君)  学識経験者の方、3人の方から御意見をいただいたということでありまして、先ほどの質問委員さんにもありましたけれども、全く同じような教育論の研究者といいますか、大学教授の先生だけではなくて、いろいろな見方をしていただいたと。まずこの点を1点押さえておいていただきたいと思います。それから、当日2時間という中で、時間が短いと、そういったことは否めないわけですけれども、もともとこの3人の先生方は、三鷹市の教育行政につきまして精通されている方々です。小松先生は小・中一貫教育の三鷹市教育ビジョンの策定の助言者でもありましたし、島田先生は三鷹市社会教育委員をお引き受けいただいている。また、有村先生は、三鷹の小学校の校長の経験もある。そうした中で、ベースとしては三鷹の教育行政について精通されている。その中で具体的な事業については、ポイントをお話をしたということです。
 また、ここにない意見といいますと、これは先生方が懇談会も踏まえて書かれたもので、市が手を入れているわけではありませんのでこういったことですけれども、御質問の中には、これ、コスト意識の視点からはどうなんだと。例えば、この中にも補助金の活用を図るべきとか、そのようなことがあります。それから、これは有村先生が一番強かったですけれども、やはり子どもの視点、子どもの視線からどうなんだということでありまして、例えば、有村先生の45ページにありますけれども、子どもの学びの確かさ。これ、ビジョンの中で言っておりますけれども、三鷹市が進めているビジョンの確かさ。計画としてのビジョンが確かである。それから、コミュニティの、協働の確かさ。それがすべて子どもの学びの確かさにつながっていると、そのような御意見もありまして、それぞれ御専門といいますか、そうした立場から、子どもという視点から、これ、当然必要で大事なことなんですけれども、ややもしますと行政は、行政が何をするかだけですけれども、教育ビジョンにも子ども像とありますけれども、やはり子どもの視点からどうなんだと。これは1つの気づきといいますか、ああ、そういうことだなということは、はっとさせられたところです。三鷹市では当然そういうことで進めておりますけれども、そうしたところを改めて評価いただいたと。
 それから、島田先生の中でも、やはり経営の関係もありますので、教育ネットワークの中では、単に事務の効率化だけではなくて、そうしたことが学校内外とのコミュニケーション、情報共有のツール、これは当たり前ですけれども、そうした視点がさらに重要だというような御指摘もありますし、また小松先生からも、地域力(ソーシャルキャピタル)について三鷹市では取り組んでいるけれども、さらにそうしたところを生涯学習の分野でも進めていくでありますとか、さまざまなこの中では御指導をいただいたのかな、指摘をいただいたのかなと思っております。こうした指摘を、当然次年度の事業に改善していくことが目的でありますので、そうしたことから、いただきました御指摘を踏まえて、しっかり対応していきたい。また、先ほども出てきました三小の建てかえにつきましても、やはり有村先生、ほかの島田先生もおっしゃっていますけれども、子どもに影響がないような方策を、さらに実施設計等の中で進めていくべきでありますとか、そうした御指摘もいただいているところでございます。


◯委員(森  徹君)  ありがとうございました。ぜひ指摘された点も含めて、意見交換、懇談、生かしていただきたいと思うんですが、そういう点では、有村先生ですか、一小の校長先生をされていたという点で、子どもがやはり主人公ですからね。その点での意見というのは非常に貴重だと思います。有村先生の、45ページですが、このように書いてありますね。下の方ですけども、三鷹市の特徴である「施設分散型一貫校」としてのメリット・デメリットは何か、メリットの生かし方とデメリットの克服のあり方をどのように考え実行するかなどを明らかにする必要があるのではないかという点で、小・中一貫校の問題を具体的に指摘されていますね。この3名の方、もう少し問題提起型で──遠慮があるんでしょうかね、もう少し問題提起型で、やはりそのことは大切だと思いますね。参加していただいて、それがいい悪い別としても、外部からの意見ですから、しっかりと言いにくいことも言っていただくということでないと生かされないと思いまして、このメリット・デメリット、この点は既に検討されているのかわかりませんけれども、5月にこの懇談が行われて、既にこの問題で有村先生の指摘で検討されている、またそれを方向性としてあると。きょうの時点でここで報告してもらえるのがあれば、紹介してもらえればと、お答えいただければと思います。
 それから、この懇談会でね、ここだけの話っていうのがあればですね、ここだけの話っていうのがあれば、そこに興味があるんですが。よく以前、教育長がここに、文教委員会に出ていただいて、マイクとめましてね、いろいろいいお話をお聞きさせていただいたんです。なかなか出ていただけないので非常に残念で、この前もお会いしたときに、ぜひ出てくださいと。最初からマイク使わないで結構ですからっていう話をしたんですけれども。ここだけの話でなくてもいいんですけども、そこで光ったようなね、何かあれば、私たちも共有したいですから、そういう宝のものが何か問題意識として承ったものがあれば、お答えいただければというふうに思います。


◯指導課長(松野泰一君)  施設分散型一貫校のメリット・デメリットということにつきましては、以前よりさまざまなことが言われておりまして、例えば、もちろんメリットというと、新しく一体型の施設をつくらなくてもいい。非常にこれは予算的には大きなメリットがあるかと思います。ただ一方で、離れているということで、教員の行き来、あるいは児童・生徒の行き来という点で時間がかかる、あるいは手間がかかるというようなこともございまして、そういうことについて、三鷹は施設分散型で進めておりますので、一貫教育の充実を図るためにさまざまに、例えば、先生があっちへ行ってこっちへ行ってというときに、その後補充をするような教員を置くとかですね、それから、教育課程をどのように小・中一貫で進めていくか。小・中一貫のカリキュラムの作成とか、そういったことについて取り組んでまいりましたので、今後も御指摘いただいたメリット・デメリットの克服のあり方ということについては十分に考えながら、より小・中一貫教育が施設分散型──分散型と言うかどうかわかりませんけれども、分散型一貫校というふうに有村先生書かれていますけど、そのようなやり方で進めていけるように努力を続けてまいりたいと思います。以上です。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(藤川雅志君)  難しい御質問をいただきまして、録音機をとめてしゃべるような、そういう内容はございませんが、ただ言えることは、小松先生にしましても、有村先生にしましても、結構いろんな雑誌、教育雑誌だとか、頑張っていらっしゃる、活躍されている方でいらっしゃいます。小松先生なんかにつきましては、三鷹のことももちろんお詳しいわけですけれども、全国でやられている、自治体で行われているそういう事業展開、いろんなさまざまな事業展開ということも大変詳しい方でございます。そういう方といろいろ懇談をしながらわかることは、三鷹の取り組みっていうのが、結構注目をされているということだと思います。コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫。小・中一貫はもちろん進めているところもございますし、コミュニティ・スクールを取り入れているところもございます。ただ、三鷹方式というような形で、全市小・中一貫の取り組みを始めて、しかもコミュニティ・スクールということを基盤にしながらやるというような、この三鷹の成果でしょうかね。三鷹がどういう展開をして、これからどう成果に結びつけていくのかというあたりが非常に注目を浴びている取り組みなんだなということを、我々、もう当たり前になっていますから、当たり前のものとして考えていますけれども、外部の先生と話すことによって、外から自分たちがどう見えているのかっていうことを何となく実感させられて、これはしっかり頑張らなきゃいけないなという気持ちにさせられるというようなところが、あえて言えば私どもがここに書いてない中身で、重く受けとめたところだというふうに申し上げたいと思います。


◯委員(森  徹君)  ぜひ子どもたちのための教育を進めるという点で、小・中一貫については、私ども、いろいろ考え方を持っていますけども、進めていただければと思います。
 細かい点は、平成21年度ですから、当然決算委員会の教育費のところでの議論になると思いますので、ただ2点ほどちょっとお聞きしたいんです。先ほども羽沢小の学童保育所の問題が出ておりましたけども、これは目標のところで、小学校施設内への移転ということですから、あそこ、いわゆる野川沿いに狭いところに建ってますよね。ですから、あそこでの建てかえがやはり無理なんだとは思うんですよね。この文言からすると学校の施設内、空き教室を使うということなんだろうと理解するんですが、そういう中で、保育面積を拡充するとなっています。そういう点での施設の拡充というのは非常に大切だというふうに、これは評価するんですけども、もう一歩国の方で、少人数学級の動きが出てますね。私も議会質問の中で、30人学級の問題、何回か取り上げさせていただいているんですが、その当時はまだ国がそういう方向性を出していないときでして、そういう中でも私どもは、国の方は今、35人みたいなことですけれども、やはり欧米を含めて30人学級が必要だっていうのが私たちの認識なんですけども、そういう効果は全国で出ていると。要はここで言いたいことは、そういう方向が出されたときに、35人学級、国の少人数学級との対応との関係で、空き教室とのことでは検討が、そのことを検討されてこういう方向性が、整備の方向が出ているんでしょうか。ちょっとこの点だけお聞きしたいというふうに思います。
 それからもう1点はですね、ちょっと前へ戻りますが、22ページの教師力養成講座のことで、60余名の方が受講したと。14名の方が教員の資格を持たれたと。三鷹市が3名ですね。この3名の方は、どの学校に採用、配置されたのか、もしもわかればお聞きしたいんです。それから、いわゆる14名が資格を取られて、三鷹市はそのうち3名、残る方ですよね。この方はどういうところに採用されてるのか、その辺があれば教えてください。


◯施設・教育センター担当課長(新藤 豊君)  羽沢の学童保育所の問題です。この整備に当たっては、羽沢小学校の1階に当たります教室、2つの教室をつなげるような、間に仕切りの壁を一部抜いてですね、2教室を一体的に使えるような整備を考えているものです。耐震補強の時期がずれたことで、一体的に工事をしないとうまくできませんので、学童の方の実施時期もずれたということになります。これに至る経過なんですが、敷地内で現在のプレハブ造をつくりかえるというのは非常に難しいということから、校舎内にということで検討を進めていきました。羽沢小学校についてはですね、学級数、それから、今、少人数で使っている教室の数といったことも勘案して、今回2つの教室を使ってもですね、十分学校運営としては運用していけるということになります。
 また、少人数の学級ですよね。少人数編制ですか。35人であったりということも考慮はしているんですが、現段階は40人定員なんですけれども、40人いっぱいいっぱいでクラスが編制されているわけではなくて、その40人を少し超えたことで2クラスの編制となっていますので、実態としては十分定員が減った段階でも対応はできるということになっています。以上です。


◯指導課長(松野泰一君)  みたか教師力養成講座について御質問いただきました。先ほどの説明の中でも、61名の受講生がというお話をいたしましたけれども、これ、前期、後期に分かれておりまして、延べ人数になっております。ですので、実際には約30名程度の受験候補者といいますか、そういう方が受講されていたということになるかと思います。そして、そのうち東京都の教員採用選考合格者が14名、そして、三鷹の採用者が3名ということでございますが、その3名の内訳は、羽沢小学校、そして中原小学校、第六中学校、この3名ということになっております。残りのですね、教員採用選考に合格をした受講者でございますけれども、これはそれぞれの状況もございますので、東京都の近隣の区市町村に採用されたということで御理解いただければと思います。よろしくお願いいたします。


◯委員(森  徹君)  学童の方はわかりました。それから、そうしますと、済みません、羽沢と中原と、もう1カ所……。
               (「第六中学校」と呼ぶ者あり)
 第六で、中学校、中学校が1つと。はい、わかりました。そうしますと、資格を持たれた方は、全員採用されたということで認識していいんですね。はい。全員が採用されていると。今の1つ、市の教育委員会の方もそういう対応をされていると思いますけれども、新聞報道等で、新任教員が自死というような非常に痛ましい事件が出ておりまして、三鷹でそういうことがあるっていうふうには考えたくないんですが、やはりかなり先生方も忙しくて、特に三鷹の場合、小・中一貫で先生の異動があって、非常に忙しいということをよく聞きますよね。新任教員に対する、いわゆる何ていうんですか、その支援というんでしょうか。それが新聞等でも非常に大切だという記事が出ておりまして、そういうことを絶対に三鷹から生んではならない、そういう努力はされてると思いますけども、この方々の具体的なそういう支援、アドバイスといいましょうか、そういう体制っていうのは具体的にどんな形でされているのか、わかるところで結構ですけれども、紹介していただければと思います。


◯指導課長(松野泰一君)  初任者のさまざまな悩み、あるいは、指導、支援に関しましては、初任者研修というものがもちろんございますので、校内において、あるいは教育委員会において主催しておりますさまざまな研修の中で、初任者の状況を見取ってアドバイスをしていくということがまずございます。校内では、管理職の先生を中心に、初任者と面談を行うなどして、指導上の課題、あるいは悩みなどの聞き取りをしておりますし、また教育委員会としては、初任者研修のアドバイザーという者がおりますので、そのアドバイザーが各学校を回りまして、初任者の状況を授業を見て、そしてその授業に対するアドバイス、あるいは、日々の学校での生活に対してのさまざまな悩みを聞き取ってアドバイスをするなどの取り組みをしております。また、初任者を指導する担当の指導主事も、同じように学校をめぐって初任者に対してアドバイス、指導しております。
 先日は、初任者研修の宿泊研修というものが川上郷でありましたけれども、2泊3日、私もそれにつき合いまして一緒に指導してまいりましたが、三鷹の今年度の初任者は、それぞれ課題があるというところもあるかとは思いますけれども、質問委員おっしゃったような状況にはなり得ないものと認識しております。以上でございます。


◯委員(森  徹君)  ぜひ努力をしていただきたいと思います。新聞の報道では、今、言葉じりではないんですけれども、指導というね、側面と合わせて、そういう先生方の悩みや意見を聞くという、研修ということになるとどうしても指導となりますから。そこで先生を支えたのは、学校の先生方が何人かがですね、若い先生と話し合いをしたということの記事、まあ、それがすべてだと思わないんですが、今、学校現場、教育現場って非常に忙しいというふうに聞いているわけですから、そういう仲間の中で、先輩の先生方が、当然みんな1年生から先生が始まるわけですから、自分の悩みを一緒に共有する、語る、そういうものもですね、研修指導とは別といいましょうか、その一環としてでもいいと思うんですけども、そういうスタンスというんでしょうか、そういうことも大切かなと。素人的ですけれども考えますので、その辺も検討して生かしていただければと思います。質問を終わります。


◯委員(白鳥 孝君)  プレの決算委員会になってしまっちゃいけないんですけれども、少しばかり質問します。五中の、先ほどどなたでしたっけ、体育館の建て直しのお話がございましたけれども、今、遺跡調査をやって、8月いっぱいでしたでしょうか、終わる予定になっているんですけれども、本当に8月いっぱいで終わるのか。また、この暑さでどうなるのかなという心配もありますけれども、ただ、行政側にしてみると、計画どおりやってもらわなくちゃ困るということで、簡単に済ませて、また泥をかぶせてはいかんので、その辺きちんとやってもらわなきゃいけないんですけれども、10月に本工事着工というような形になろうかと思うんですけれども、その辺あえて質問したんですけれども、大丈夫なのかなということがあります。
 それから、その中で出土──これが市民テレビに出てましたけれども、大きな土器というか、花瓶みたいな、かめみたいなものが出てきておりまして、またたくさんのものが出てきたんですけれども、それというのは、今後の予定にもなるかと思うんですけれども、どう出品をしたり、また展示をしていくのか、発表をしていくのかという。これは五中だけの問題ではないというふうには思うんですけれども、その辺、今わかる時点で何かありましたら。また同時に、そういういろんな遺跡等の問題、あちこちに出ておりますけれども、そういうのを集約したものをどうしたらいいのかなっていうことも考えていかなければいけないかと思うんですけれども、その辺をよろしくお願いいたします。
 あと、コンピューターの関係で、ネットワークなんですけれども、つい先日もメモリーを紛失したなんていう話もございました。これはやってはいけないことなんでしょうけれども、やっぱり人間なもんですからやってしまうということで遺憾に思うんですけれども、これっていうのはどうにもならない問題なんでしょうか。今後ですね、三鷹でもあり得る事故、事件になるのではないかと思うんですけれども、その辺の徹底というのはどういうふうになっているかなというふうに、ちょっと心配をしております。
 続きまして、大沢グラウンドなんですけれども、平成25年に国体があるということでございます。ただ、今後10月にソフトボール等々オープンしてしまうと、グラウンドが荒れてしまうと、平成25年に国体で本当に使えるのかどうかという。また、これを使わないのもおかしな話なんですけど、その辺の対応というのはどのようにしていくのか、質問をいたします。
 あと、コミュニティ・スクールなんですけれども、先ほどもどなたかお話がありましたけれども、ある先生がついせんだってなんですけれども、一体三鷹はコミュニティ・スクールを大事にするのか、小・中一貫校を大事にするのかという、そういう先生がおりました。ちょっと私も面食らったんですけれども、そうじゃないんだよというような話も、コミュニティ・スクールというのは一番大事で、ハードの面とソフトの面があって、ハードはどうでもいいんだけれども、ソフトもきちんとしなければいけないんだよという話をさせていただいたんですけれども、その辺の意思徹底というのはどういうふうな形でしているのかなということを。それから、ちょっとここでは話しにくいんですけれども、その先生いわく、ちょっと情報も足らんというお話がございました。確かにそうかなというふうに思う。例えば、60周年で子どもたち、動員はどのような形でするんでしょうか。そして、また動員というか、発表会みたいなことを何か子どもたちにさせると思うんですけれども、その辺というのはどういうような形で。たしかそんなようなことが載ってたかと思うんですけれども、どのようにするのかなという。これは決算じゃないもんですから、今後の問題になってしまうものですから、余り質問もできないのかもしれませんけれども、ちょっとその辺のところをお話をしていただければなというふうに思っております。以上です。


◯施設・教育センター担当課長(新藤 豊君)  私の方から2点。まず、五中の関係です。出土品の発表については、生涯学習課から報告をさせていただきたいと思います。まず時期の問題です。この後のですね、体育館の建設がありますので、随時実際に発掘を当たっている遺跡調査会に、時期の問題は確認をしています。現段階では予定どおり進んでいるということですので、体育館の建設には影響はないというふうに判断をしています。もちろんこの後、大きな台風が来ちゃったりしますと、1日2日というようなずれというのは、これは天候による影響というのは当然出てくると思いますが、全体としての影響はないというふうに理解をしています。
 次、パソコンに絡んで、電子データを中心としたデータの紛失ですね。こちらについてです。まず我々としてできる対策として、技術的な対策としては、今、学校に配置をしているパソコン、これからは非常に特殊なケース、コミュニティ・スクールの発表みたいなこともありますので、こういったものを電子的に持ち出すようなことは、手順を踏めばできるようにしてますが、通常であれば、電子的なデータというのは取り出せないような技術的な対応策をとっています。ところが、データの紛失は、統計的に見ますと、件数としては紙。紙による紛失というのが、実は結構な件数があります。置き忘れであったりというケースになります。こちらは研修、それぞれ取り扱う人間が十分注意をしていただく。あるいは、手続をきちんと守っていただくということになります。こちらも各校できちんとしたルールをつくっていただいているんですが、今年度に入りましてもですね、1、2、3回機会をとらえてですね、セキュリティーの研修という場を設けさせていただいて、それぞれ職層ごとに注意を喚起している、こういった対策をとらせていただいております。以上でございます。


◯生涯学習課長(久保田和則君)  遺跡の展示について御質問をいただきました。五中の体育館でもかなりの遺跡が出てきたというふうに聞いておるんですけれども、市内でも滝坂池遺跡を初めとして各遺跡が出てきておりまして、その保存につきましては、遺跡調査会の方で保存をしておりまして、遺跡調査会の隣に展示ルームというのがございまして、そちらの方に常時展示をしているというふうなことで、そちらの方で今回出てきたような遺跡につきましても、期間を限定して、また展示をするというふうな形での展示方法ということでやっております。以上でございます。


◯スポーツ振興課長・総合スポーツセンター建設準備室長(柳川秀夫君)  大沢グラウンドについて御質問いただきました。平成25年の国体に向けましてですね、大沢グラウンド整備されているところでございますが、確かにことしの10月をめどに、今、オープンに向けて準備をしております。おかげさまをもちまして、グラウンドにつきましては関係機関の団体層の皆さんの御協力をいただきまして、すばらしい状態で、今、維持されているところでございます。また、グラウンドのメンテにつきましても現在、委託業者とも詳細について打ち合わせをしております。これが10月を起点にしまして、野球連盟等で使うようになると思うんですが、芝生を管理している業者さんともいろいろ調整をしますと、やはり国体に向けて維持管理をしていく上には、やはりある程度利用されている期間中に、週末を除く時期に休ませながら使っていこうというところで話し合っております。実際に10月に運営してから、またその都度検討していきたいなと考えております。以上でございます。


◯教育施策担当課長(海老澤博行君)  コミュニティ・スクールと小・中一貫教育校、それから、60周年記念事業についての御質問をいただきました。既に御案内のとおり、三鷹市におきましては、7つの学園が、義務教育9年間の一貫カリキュラムに基づいて、小・中一貫教育校を展開しているわけでございますけれども、そのカリキュラムの中には相互乗り入れ授業、あるいは交流事業等を行いまして、教員の皆様にもその中で御協力をいただき、授業に参加をしていただいているところでございます。また、コミュニティ・スクールにおきましても、地域の皆様に、学校の支援をお願いしているところでございまして、そういったことにつきましても、地域の皆様、それから、教員の皆様にも御協力をいただいているところでございまして、委員おっしゃるとおり、コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育校を、三鷹市において展開しているところでございます。
 それから、60周年記念事業につきましてですが、60周年記念事業につきましては、学園長会議等におきまして、十分学園長の皆様等に御論議をいただいて、児童・生徒の参加についてもお話、御協力等をいただいているところでございまして、11月5日におきまして、小・中一貫の授業公開、それから、特色のある教育活動においての御参加、それから、コミュニティ・スクール委員会等の御協力もいただいて実施をするところでございます。11月6日におきましては、三鷹の森学園に、児童・生徒合唱ということで御協力をいただくということで御了解をいただいているところでございます。以上でございます。


◯委員(白鳥 孝君)  ありがとうございました。大沢グラウンドの方は、使う人はスケジュールを組んでやるものですから、なるだけ早い時期に、使えない日とかいうものを決めていただいて、今後のスケジュールを決めていただければなというふうに思っております。どうぞよろしくお願いします。
 あと、コミュニティ・スクールなんですけれども、やはりにしみたかをつくって3年、またそれをばたばたっと早急にちょっとつくり過ぎたかなという感もあるんですけれども、まあ、それはそれで、やはり平等というところもございますので、つくらなければいけないということもあるんでしょう。ただ、やはり指導も大変だなというふうに思っております。その辺、コミュニティ・スクールの運営委員さんのこともございまして、何でここの提案をしているんだけど、役所は受け取ってくれないんだろうというふうな話もございます。そういう意味合いも含めて、いろいろと公立学校という宿命もございますので、その辺も枠の中で、入った中でやっていかなければならないということもございます。そういった意味では、大変地域の方々も苦労しているところもございますので、ぜひそういったことで、中に入っていろいろと悩んでいただいて、お互いにいいものをつくっていただければなというふうに思っております。とりあえず以上です。


◯委員長(緒方一郎君)  以上で、項目アについての報告を終了いたします。
 入れかえもございますので、30分まで休憩いたします。
                  午前11時21分 休憩



                  午前11時30分 再開
◯委員長(緒方一郎君)  それでは、文教委員会を再開いたします。
 次に、項目イについての報告を求めます。


◯教育施策担当課長(海老澤博行君)  それでは、資料2、資料3について御説明をさせていただきます。教育・子育て研究所設置及び当面の研究の進め方、資料2でございます。
 1、研究所の設置についてでございますが、(1)、設置の目的でございます。設置の目的は2点ございます。1点目ですが、三鷹市における教育・子育て支援のまちづくりに資する調査研究、提言を行う。それから、もう1点でございます。職員の政策形成能力の向上と、三鷹らしい教育・子育て支援のあり方を理解し実践するための人材育成を図るということでございます。(2)、設置のあり方ですが、市と教育委員会、三鷹ネットワーク大学推進機構の3者で協定を締結して、共同で設置するものでございます。協定の締結日は平成22年6月11日、期間は平成24年3月31日までですが、延長することも可能でございます。(3)をごらんいただきたいと思います。所長は教育長、副所長は子ども政策部担当副市長でございます。(4)、研究所の所掌事項でございますが、アからエの4点ございます。イでございます。三鷹市教育ビジョン及び三鷹市教育子育て支援ビジョン等の計画に関することがございます。それから、(5)、当面の進め方ということでございますが、三鷹市教育ビジョンの策定に向けた教育研究及び提言、教師力養成講座等の講座の運営でございます。今年度の研究所の具体的な研究テーマでございますけれども、(5)で御説明させていただきました、第3次基本計画と同様に平成22年度が目標年次である三鷹市教育ビジョンの見直しに向けた教育研究及び提言をいただくということが、研究のテーマとなっております。
 裏面をごらんいただきたいと思います。研究所の中に、裏面にある2、三鷹市教育ビジョンの見直しに関する研究会を設置しまして、研究をしていただきます。(1)、研究会の構成は……。よろしいでしょうか。進めさせていただきます。裏面でございますけれども、2、三鷹市教育ビジョンの見直しに関する研究会を設置して、研究をしていただきます。(1)、研究会の構成は、学識経験者、外部研究員6人でございます。それから、教育委員会4人の計10人でございます。事務局は、総務課、指導課、ネットワーク大学でございます。(2)、研究の進め方・予定(案)でございます。平成22年度中は6回の研究会を開催を予定し、去る6月17日に第1回会議を開催し、今後の進め方に関する説明を行ったところでございます。平成23年3月末には、教育ビジョンの見直しに関する提言をいただく予定になっているところでございます。
 資料3をごらんいただきたいと思います。資料3につきましては、三鷹教育・子育て研究所の共同設置に関する協定書でございます。第1条、目的及び設置でございます。市と教育委員会、三鷹ネットワーク大学推進機構の3者で協定を締結し、共同で設置するものでございます。第6条をごらんいただきたいと思います。有効期間でございますが、期間は平成24年3月31日まででございますが、自動延長の文言が入ってございます。裏面をごらんいただきたいと思います。協定の締結日は、平成22年6月11日でございます。説明は以上でございます。


◯委員長(緒方一郎君)  ありがとうございました。では、委員から。


◯委員(赤松大一君)  よろしくお願いいたします。今回1点でございますが、研究会の構成の中の学識経験者6名、今回入っていただいておりますが、その中で、吉村春美さんはダイアローグ実践研究家で括弧づけもありますが、この方、どのようなことの実践研究、ちょっとダイアローグというところがあれですので、どのような研究で今回またこの候補といいますか、実際に入っていただいているのかということをちょっと1点。あと、この6名の方の人選の基準というか、どこが人選をされたのかということを、あわせてお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。


◯総務課長(伊藤幸寛君)  まず1点目、ダイアローグ実践研究家ということですが、ダイアローグというのは対話のことでありまして、カフェのようなリラックスした中で、そういう雰囲気の中で、対話を通して設定したテーマについて、課題解決への道筋、あるいは気づきを導き出そう。このような実践、そういう手法を実践研究されている方でございます。現在、こうした活動をされているわけですけれども、選任の理由としては、前職にありますけれども、三菱総合研究所、この中では研究員として、教育政策、あるいは教育の組織論、そのようなことを研究分野、専門としておりまして、そうしたこと。それから、またそうした研究を通して海外での教育政策についても非常に詳しいということから、三鷹市教育ビジョンの見直しの委員として最適であるということで選任したものでございます。
 また、選任のメンバーの基準といいますか、どのようなことでということですけれども、これは三鷹市教育委員会、教育長が指名になっておりますので、教育長を中心に検討いたしまして、そうした中で、若手の、特に海外の事例等にもお詳しい、あるいは日本の教育政策を考える上で、実際に余りちょっと言い方は卑近な例であれですけれども、大御所の先生だと日程調整だけでも大変で時間も十分とれない。そうした比較的若手の研究者の方に、じっくり三鷹のことを研究していただくということで──三鷹のことを研究といいますか、三鷹のことを研究することも含めて、そうしたビジョンの提言をいただくということで人選をしたところでございます。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。そうですね、課長の今、御説明のとおり、林先生なんかは非常に、ブログなんかを拝見すると非常にいい感じ──いい感じっていうか、おもしろい角度でいろいろブログを書かれているのを拝見したんですが。あと、今御説明の中にあった、大御所というところに入るのかもしれませんが、実は先ほどの報告書の中にあった3名の先生方、課長の方も、三鷹の教育に精通されている3名を今回選任しましたということで御説明があったんですが、この3名の方に入っていただかなかったというのは、その辺の日程なのか、人的なものなのかとか、ちょっとその辺、もし理由があれば教えていただければと思います。


◯総務課長(伊藤幸寛君)  当然3名の先生、三鷹に精通しておりまして、また、これまでの三鷹の教育行政について十分御理解をされている、認識が高いということでございますけれども、やはり新たな教育ビジョンということで、今まで三鷹の中でいろいろ実践をされてきた方ではなくて、新しい視点からそうしたビジョンを考えていくということで、候補としては考えましたけれども、こうした人選になったと御理解いただければと思います。


◯委員(赤松大一君)  はい、わかりました。まさに大事なビジョンでございますので、本当に新しい発想、今までの規定にないようなところを非常に期待しているところでもございますので、しっかりとまたよろしくお願いしたいと思います。以上で終わります。


◯委員(浦野英樹君)  今、三鷹市教育ビジョンの見直しに関する研究会のことで、続いて質問なんですけども、今の答弁で、どちらかというと外部の人に、いわゆる研究をしてもらうというような趣旨なのかなと思うんですが、それはそれで大いに結構なことなんですが、最初にぱっと見てどうしても、何かこれは学究肌の人ばかりで、現場の人の声とかというのは余りどうなるのかな、どう反映されていくのかなという気がしたんですけども。この研究会を行う、行わないはちょっと別として、いわゆる実践をしている人からの意見だとか、声だとかというのをどう吸い上げていく予定なのか、現時点での計画等ありましたら教えてください。よろしくお願いします。


◯総務課長(伊藤幸寛君)  先ほどちょっと研究をしてもらうというのは、ちょっと訂正をしなきゃいけないなと思うんですが。研究の実践をもとに、さらにそれを御自分の研究にフィードバックされることはあるでしょうけど、基本的には三鷹の教育ビジョンの見直しについて、その研究会の中で検討していただくというふうに御理解いただければと思います。
 それから、この中では佐藤晴雄先生、この方も先ほどの3人の方と同様に、あるいはそれ以上に三鷹の取り組みについても精通されているということがありますし、また今後の進め方の中で、研究会の中で議論していきますけれども、例えば前回のビジョンでは、校長先生から御意見を聞いたり、そうしたヒアリングの機会を設けたりとかありました。研究会の場でできるのか、それとも別に考えるか、ちょっとそこは今後の調整ですけれども、そうした現場の先生、校長先生等の御意見も聞く機会も設けていきたいと考えているところでございます。


◯委員(浦野英樹君)  そうですね、今答弁ありましたけど、できるだけいろんな方に、生の声を聞いていただいて、いろいろまとめていただきたいなと思います。よろしくお願いいたします。以上です。


◯委員(野村羊子さん)  済みません、私のいただいた資料に瑕疵があって、私は人選がわかってなかったので、それについて時間がなくて確認できなかったのは非常に残念でありますが。1つはこれについて、研究会は公開されるのか、傍聴が可能なのかどうかということが1つ。市民に開かれた場の中で、教育ビジョンの見直しについての話し合いが行われるのかどうか。また、教育ビジョンに対する提言というのが出されますけども、その提言に基づいて、新しい教育ビジョンの案、試案というのかな、案になるのかな、それを教育委員会の方でつくるというふうなスケジュールになるのだと思いますが、その辺の確認をお願いいたします。


◯総務課長(伊藤幸寛君)  まず1点、公開されるのかというところですけれども、この研究会につきましては、中で自由な意見を交換していただくということでありまして、傍聴についてはなしということで考えているところでございます。しかしながら、研究会の議事録の要旨につきましては公開をしていくということでありまして、その中でどのような意見交換をされていたのかと、研究の過程については公開をしていきたいと考えているところでございます。また、全体のスケジュールですけれども、今年度中、これは第4次基本計画策定のスケジュールとの整合も図りながら進めてまいりますけれども、今年度の目標としては、5回ないし6回程度の会議を開催しまして、その中で提言を受けると。それをもとに、教育委員会事務局で案とか、そういう作業を進めていくという流れになります。


◯委員(野村羊子さん)  先ほど現場の方の意見をという、他の委員からのお話もありましたけども、教育ビジョンに関して、一般市民なり保護者なり、あるいは教育に関心のある方たちの意見を受ける場というのは、そうすると、いつどこでになりますか。


◯総務課長(伊藤幸寛君)  先ほどの質問委員さんと同様の趣旨だと受けとめましたけれども、時期等については未定でございます。しかしながら、何らかの形でそうした意見が反映できるような仕組み。またですね、研究会の中でなくても、当然教育ビジョンについては最終的にはパブリックコメントもしますし、その前にも一定の市民参加については考慮してまいりますので、必ずしも研究会の中で、そうした市民の方から直接という意見が設けられるかどうか、そこはわかりません。しかしながら、ビジョンの策定という視点からは、必ずそうした市民参加も図っていくということで御理解いただければと思います。


◯委員(野村羊子さん)  はい、わかりました。過去いろいろ研究所を三鷹はつくってきたと思います。その間の中で、傍聴なりがどの程度どういうふうに行われていたか、私も全部は把握していないのでわからないんですが、三鷹にとって非常に重要な個別計画それぞれがこういう形で、外部の方を入れた形での提言を受けるっていうことは非常にいいことだとは思うんです。職員だけでっていうよりはずっといいことですけども、現場で生きている人間、市民なり教育、教師なり、あるいは子どもたちなりのね、意見をどう反映していくのかっていったときに、この提言である程度固まってしまうと、そういうことが入っていきにくい可能性がある。パブリックコメントでは大体はもう固まってしまった後なので、入れられません、入れられますっていう答えしか出てこないもんですから、そうではないそれ以前の段階で、ちゃんと本当にそこに生きている人たちの声をしっかり取り入れるということを考えてやっていきたいと思いますが、それについて、もしお答えがあればお願いします。


◯総務課長(伊藤幸寛君)  確かにパブリックコメントにつきましては、最終案をかけることになっていますので、御指摘のとおりだと思います。御質問の趣旨というのは十分理解しておりますので、前向きに検討してまいりたいと思います。


◯委員(森  徹君)  この研究所の設置、教育・子育て研究所、この設置するに至る判断というんでしょうか、この辺はどういう経過でこういう研究所をつくろうというふうになったのか、そのことについて、最初お聞かせください。


◯総務課長(伊藤幸寛君)  教育・子育て研究所の設置につきましては、第3次基本計画(改定)、あるいは三鷹市教育ビジョンにも、教育・子育て研究所ということが出てまいりますので、そうした計画に基づき設置をしたものでございます。


◯委員(森  徹君)  この中で、設置目的の中で、教育・子育て支援のまちづくりに資するとなっていますね。これはちょっとわからないので教えてほしいんですが、三鷹市における教育・子育て支援に資する調査研究、提言を行うということではいけないのか。ここに「まちづくり」というのが入ったのは、何か特別のものがあるんでしょうか。


◯総務課長(伊藤幸寛君)  意味としては、教育支援に資するで通じると思います。しかしながらまちづくりというのは、行政だけではなくて、事業者であるとか、市民の皆様であるとか、さまざまな主体が協働して行うものがまちづくりだと、そのように考えております。そうした中で、必ずしも行政だけではなくて、いろいろな主体がかかわっていくまちづくりという視点から、子育て、あるいは教育についても考えていこうと、そのような趣旨で御理解いただければと思います。


◯委員(森  徹君)  じゃ、一応説明はお聞きしました。それから設置のあり方のところで、3者で協定を締結しってありますね。三鷹市、それと教育委員会、ここで、ちょんが入って三鷹ネットワーク大学推進機構となっているんですね。この点で、三鷹市とね、行政側と教育部局っていうんでしょうか、こういうところというのは、協定っていうのはそぐわないですよね。そういうことはないですよね。そうすると、市・教育委員会、ちょんに入っていてネットワーク大学、3者っていうのもちょっとこの辺は何か、例えば、三鷹市と教育委員会と協定を結び、またっていうふうにちょっと理解が、この文言からするとされるんですけども、市・教育委員会、三鷹市ネットワーク大学は一応協定を締結しっていうことの方がちょっと正確じゃないのかなと。いわゆる行政と教育委員会って、独立との関係で、ちょっとその辺を感じたところなんですが、この辺はどんなふうに理解をしたらいいんでしょうか。


◯総務課長(伊藤幸寛君)  御指摘は、やはり大もとは学校の設置者も市長ですし、そうしたところから、行政としての教育委員会、これは同じではないかというようなところの御指摘は理解できます。一方で、教育委員会としての独立した執行機関としての位置づけ、そうしたものも含めてこのような協定になっておりますけれども、確かに市と教育委員会だけだったら協定を結ぶのかというところは、御指摘のような内容だと思います。以上です。


◯委員(森  徹君)  お聞きしました。あと、所長が教育長で、副所長が副市長というんですけども、この研究所ですよね。研究所で、教育委員会だけでね、所長は教育長、副所長は藤川教育部長とか、こういうふうにはならないんでしょうか。ここに行政側が入るっていうのは、何か特別。行政側はね、学校の施設だとか、そういう役割はしっかりと教育環境を整備するということですよね。教育行政っていうのは、教育委員会が独立して進めていくという点で、副所長さんに副市長さんがというのは、何か特別に一生懸命やろうということなんでしょうか。この辺はどういうふうに理解したらいいんでしょうか。


◯総務課長(伊藤幸寛君)  この研究所の名称をごらんいただいておわかりいただけるように、三鷹教育・子育て研究所なので、子育て支援のまちづくりについても、この研究所の所掌事項になっています。ですから、当面は教育ビジョンの見直しに関する研究会1つだけが今スタートしておりますけれども、次年度以降は子育て支援に関する調査研究、そうしたものも実施するというふうに聞いております。実施に向けて検討しているというふうに聞いておりますし、そのようなことで、教育と子育て支援、その研究所だと御理解いただければと思います。


◯委員(森  徹君)  学校教育も、広い意味で子育てですね。子育て・教育となると、教育委員会が、いわゆる行政側の子育て支援といいましょうか、そこに踏み込んでいくのか。教育委員会の活動というのが、ちょっとその辺の整理。教育委員会の活動を狭い意味でね、教育の部分だけに閉じ込めてはならないとは思うんですけども、その辺がもっと広い視野で、例えば、行政側も当然環境整備をやると同時に、市の方の子育て支援。そこにも教育委員会としても、きちっと意見も述べていくとか、そこに教育長がそういう位置づけで入っているというふうに理解をしていいのか。この辺、意外とちょっと大切なところかなと。私の認識としては大切なところかなと思っての質問なんですが、この点はいかがでしょうか。


◯総務課長(伊藤幸寛君)  まさに御指摘のとおりだと思います。それで、教育・子育て支援に関する課題、わかりやすい例で1つ言えば、幼・保・小の連携でありますとか、当然教育委員会だけではなくて、幼稚園、保育園の連携ですから、あと小学校の連携ですから、そのようなこともあります。また、ここにはメンバー表としては出ておりませんけれども、子ども政策部の調整担当部長、児童青少年課長を兼務しておりますけれども、オブザーバーで毎回参加することになっておりまして、そうした中で、教育ビジョンの見直しについても理解を深めていただくといいますか、そうした研究の段階から入っていただくと。逆のような場合もあり得るんだと思います。教育委員会として、子育て支援の中で、メンバーになるかどうかはわかりませんけれども、そうしたことは研究会の中でもしっかり一緒に検討していきたいというふうに考えているところであります。


◯委員(森  徹君)  ありがとうございました。質問を終わります。


◯委員(白鳥 孝君)  今の話ですけれども、まちづくりに資するって書いて、あえてそういうふうに入れたということでございますけれども、担当副市長が入り、またなぜ──先ほど質問しようと思って、なぜかなというふうに思っていたんですけども、教育委員会だけが研究会の構成メンバーに入っているものですから、行政側の子育て担当部長が入っていない、課長が入っていないというようなこともございまして、その辺、まちづくりに資するっていうふうにあえて入れている、また、担当副市長も入っている。これ、担当副市長だけが入っているということも、また何か変な気がするんですけれども。これ、充て職なのかなというような感じになっちゃうんで。その辺、あえてやはりきちんと子育ての関係の担当の人も入ってもらった方が、オブザーバーではなくてやった方がいいんではないかなというふうに思うんですけれども。例えば、交通対やら青少対やらの担当もきちんとそういった意味でまちづくりの方に入って、まちづくりに資するということをあえて入れているならそういうふうな方がいいんではないかなと思うんですけれども。よろしく。


◯総務課長(伊藤幸寛君)  まずですね、三鷹教育・子育て研究所というのがどういうものかということなんですが、教育・子育て研究所の中で、今回は当面、最初のスタートとして、教育ビジョンの見直しの研究会、1つの分科会みたいに御理解いただければいいと思うんですが、がスタートしたと。これは市の方で設置している三鷹まちづくり総合研究所も同様ですけれども、そうした研究会ができる。ですから、教育ビジョンの見直しなので、教育委員会中心のメンバーと。これが例えば、子育て支援で、今後の保育園のあり方みたいなものであれば、子ども政策部のメンバーがずらっと並んで、もしかしたら──もしかしたらというか、教育委員会がオブザーバー的に入ることもあり得る。あるいは、メンバーもあり得るわけですけれども、そのような1つの分科会ができると。そのように御理解いただくのがいいのかなと思います。
 それから、委員さん御指摘のとおり、もう少し広い視点から、教育ビジョンにおいても、青少対、交通対、コミュニティ・スクールの中では活動されてますので。しかしながら、一番議論が活発になるような人数構成というところで絞り込ませていただいたというふうに御理解いただければと思います。


◯委員(白鳥 孝君)  わかりました。一応お話をしておきます。


◯委員長(緒方一郎君)  それでは、項目イについての教育委員会側の説明を終わりました。
 以上で、教育委員会報告を終了いたします。
 休憩いたします。ありがとうございました。
                  午前11時57分 休憩



                  午前11時58分 再開
◯委員長(緒方一郎君)  文教委員会を再開いたします。
 引き続きまして、管外視察について、本件を議題といたします。
 休憩いたします。
                  午前11時59分 休憩



                  午後0時04分 再開
◯委員長(緒方一郎君)  文教委員会を再開いたします。
 それでは、今休憩中に、管外視察について御検討いただきましたことで確認をさせていただきますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 はい。それでは、そのとおり1点だけ、沼津市のことだけ再度確認をさせていただきます。それでは、そのように確認をさせていただきました。
 次に、次回委員会の日程について、本件を議題といたします。次回委員会の日程については、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば、正副委員長に御一任いただくことにしたいと思いますが、御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他でございますが、何かございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 では、なしということで、これをもちまして、本日の文教委員会を散会といたします。ありがとうございました。
                  午後0時05分 散会