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平成22年第2回定例会(第5号)本文

               午前9時30分 開議
◯議長(田中順子さん)  おはようございます。ただいまから平成22年第2回三鷹市議会定例会第5日目の会議を開きます。
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◯議長(田中順子さん)  本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  この際、議会運営委員長より報告願います。
 13番 谷口敏也さん、登壇願います。
                〔13番 谷口敏也君 登壇〕


◯13番(谷口敏也君)  おはようございます。6月17日の議会運営委員会において、議長より諮問を受けた事項について協議いたしました結果、次のとおり決定いたしましたので、報告いたします。
 本日上程される意見書(案)4件についての取り扱いを協議いたしました結果、いずれも本日結論を出すべきであるとの意見の一致を見ております。
 以上、本委員会に諮問された議案の取り扱いについての協議結果を報告いたします。よろしくお願いいたします。


◯議長(田中順子さん)  議会運営委員長の報告は以上のとおりであります。御協力のほどよろしくお願いをいたします。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  この際、議事の都合によりしばらく休憩いたします。
               午前9時31分 休憩



               午後1時30分 再開
◯議長(田中順子さん)  それでは、皆様、大変、議場システムの一部不都合によりまして大変御迷惑をおかけいたしました。
 改めまして、休憩前に引き続き、会議を再開させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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    日程第1 ふじみ衛生組合議会議員の選挙について


◯議長(田中順子さん)  これより日程に入ります。
 日程第1 ふじみ衛生組合議会議員の選挙について。
 平成22年5月28日付をもって加藤久平議員がふじみ衛生組合議会議員を辞職されました。
 この際、欠員となっておりますふじみ衛生組合議会議員の選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。
 お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。
 ふじみ衛生組合議会議員に白鳥 孝さんを指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました白鳥 孝さんをふじみ衛生組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました白鳥 孝さんが当選されました。
 ただいま当選されました白鳥 孝さんが議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知をいたします。
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    日程第2 議案第43号 名誉市民の推挙について
    日程第3 議案第44号 名誉市民の推挙について
    日程第4 議案第45号 固定資産評価審査委員会委員の選任について


◯議長(田中順子さん)  この際、日程第2 議案第43号から日程第4 議案第45号までの3件を一括議題といたします。
                    〔書記朗読〕
 提案理由の説明を求めます。市長 清原慶子さん。
                〔市長 清原慶子さん 登壇〕


◯市長(清原慶子さん)  ただいま上程されました議案第43号から議案第45号までの3件につきまして、御説明申し上げます。
 議案第43号 名誉市民の推挙について
 この議案は、市制施行60周年を記念して、小惑星の軌道に関する古在効果の発見者であり、国内外の天文学組織の要職を歴任された天文学者の古在由秀さんの功績をたたえるため、三鷹市の名誉市民に推挙をいたしたく、三鷹市名誉市民条例第3条の規定により、議会の御同意をお願いするものでございます。
 古在由秀さんの主な功績につきまして、お手元の略歴書を参考にしながら、御紹介をさせていただきます。
 昭和3年、当時の東京府北豊島郡に生まれた古在由秀さんは、東京大学理学部を卒業の後、東京大学東京天文台教授を経て、昭和56年に同台長に就任され、昭和63年の改組により大学共同利用機関国立天文台長を平成6年まで務められました。この間、昭和58年から昭和60年まで日本天文学会理事長、昭和63年から平成3年まで日本人として初めて世界の天文学組織である国際天文学連合会長の職につかれました。
 また、昭和54年に日本学士院賞・恩賜賞、平成元年にアメリカ天文学会D・ブラウワー賞を受賞され、平成21年には文化功労者の顕彰を受けられました。
 以上のように、古在由秀さんは、まさに三鷹市名誉市民条例に定めるところの学術、技芸その他文化の進展に貢献し、その功績が卓絶であり、市民の尊敬を受けるにふさわしい方です。また、昭和26年から33年まで三鷹市大沢にお住まいであり、天文台での勤務も長く、現在も三鷹ネットワーク大学の事業に御協力いただいている本市に縁故の深い方です。
 ここに議会の御賛同をいただきまして、三鷹市名誉市民の称号を贈ることとしたいので、どうぞよろしくお願いいたします。
 議案第44号 名誉市民の推挙について
 この議案は、市制施行60周年を記念して、世界的に高い評価を得ており、我が国を代表するアニメーション映画監督の宮崎 駿さんの功績をたたえるため、三鷹市の名誉市民に推挙をいたしたく、三鷹市名誉市民条例第3条の規定により、議会の御同意をお願いするものでございます。
 宮崎 駿さんの主な功績につきまして、お手元の略歴書を参考にしながら、御紹介をさせていただきます。
 昭和16年、当時の東京府東京市に生まれた宮崎 駿さんは、学習院大学政治経済学部を卒業の後、アニメーションの原画作成などを手がけられ、昭和54年にアニメーション映画監督として初めての作品「ルパン三世 カリオストロの城」を発表されました。その後、「天空の城ラピュタ」や「もののけ姫」など数々の作品を発表され、平成13年の作品「千と千尋の神隠し」は、第52回ベルリン国際映画祭金熊賞及び第75回アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞を受賞しました。また、平成16年の作品「ハウルの動く城」は、第61回ベネチア国際映画祭オゼッラ賞を受賞し、平成17年には、宮崎 駿さん御自身が世界的映画人に贈られる第62回ベネチア国際映画祭栄誉金獅子賞を受賞されています。
 以上のように宮崎 駿さんは、まさに三鷹市名誉市民条例に定めるところの学術、技芸その他文化の進展に貢献し、その功績が卓絶であり、市民の尊敬を受けるにふさわしい方です。また、広く三鷹市民に愛されているキャラクター「ポキ」の原作者であり、平成13年の三鷹市立アニメーション美術館開館以来、館主に就任されている本市に縁故の深い方です。
 ここに議会の御賛同をいただきまして、三鷹市名誉市民の称号を贈ることとしたいので、どうぞよろしくお願いいたします。
 議案第45号 固定資産評価審査委員会委員の選任について
 この議案は、本年6月30日をもって任期満了になります固定資産評価審査委員会委員につきまして、利穂要次さんの後任として、新たに、山本剛嗣さんを選任したいので、議会の御同意をお願いするものでございます。
 山本剛嗣さんにつきましては、お手元の略歴書により、御紹介をさせていただきます。
 山本剛嗣さんは、昭和19年のお生まれで、三鷹市下連雀にお住まいです。昭和43年3月に中央大学第二法学部を御卒業の後、昭和47年4月に弁護士の登録をされ、山本忠義法律事務所勤務を経て、昭和50年4月に山本剛嗣法律事務所を開設され、現在に至っておられます。
 この間、平成9年4月から平成10年3月まで東京弁護士会副会長、平成20年4月から平成21年3月まで日本弁護士連合会副会長及び東京弁護士会会長を歴任されています。また、平成21年4月から三鷹市情報公開審査会副会長及び三鷹市個人情報保護審査会副会長に就任され、現在に至っておられます。
 提案理由の説明は、以上でございます。
 どうぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。


◯議長(田中順子さん)  提案理由の説明は終わりました。
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◯議長(田中順子さん)  この際、議事の都合によりしばらく休憩いたします。
               午後1時42分 休憩



               午後2時47分 再開
◯議長(田中順子さん)  大変お待たせをいたしました。休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
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◯議長(田中順子さん)  この際、議会運営委員長より報告願います。
 13番 谷口敏也さん、登壇願います。
                〔13番 谷口敏也君 登壇〕


◯13番(谷口敏也君)  先ほど開会されました議会運営委員会において、議長より諮問を受けた事項について協議いたしました結果、次のとおり決定いたしましたので、報告いたします。
 本日上程された市長提出議案3件についての取り扱いを協議いたしました結果、いずれも本日結論を出すべきであるとの意見の一致を見ております。
 以上、本委員会に諮問された議案の取り扱いについての協議結果を報告いたします。よろしくお願いいたします。


◯議長(田中順子さん)  議会運営委員長の報告は以上のとおりであります。御協力のほどよろしくお願いいたします。
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◯議長(田中順子さん)  議案第43号 名誉市民の推挙について、これより質疑あわせて討論を願います。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。
 議案第43号は原案に同意することに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、本件はさよう決しました。
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◯議長(田中順子さん)  議案第44号 名誉市民の推挙について、これより質疑あわせて討論を願います。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。
 議案第44号は原案に同意することに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、本件はさよう決しました。
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◯議長(田中順子さん)  議案第45号 固定資産評価審査委員会委員の選任について、これより質疑あわせて討論を願います。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。
 議案第45号は原案に同意することに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、本件はさよう決しました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  この際、申し上げます。現在、議場システムの作動状況に障害が発生しております。したがいまして、表決の方法を挙手に切りかえることにいたしたいと思います。どうぞよろしくお願いをいたします。
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    日程第5 意見書(案)第19号 「機能性低血糖症」に係る国の取り組みを求める意見書


◯議長(田中順子さん)  日程第5 意見書(案)第19号 「機能性低血糖症」に係る国の取り組みを求める意見書、本件を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。3番 川原純子さん。
                〔3番 川原純子さん 登壇〕


◯3番(川原純子さん)  それでは、お手元に配付されております案文を読み上げまして、提案とさせていただきます。

意見書(案)第19号
   「機能性低血糖症」に係る国の取り組みを求める意見書
 上記の意見書(案)を別紙のとおり提出する。
  平成22年6月22日
 三鷹市議会議長 田 中 順 子 様
                        提出者 三鷹市議会議員 川 原 純 子
                        賛成者    〃    寺 井   均
                         〃     〃    赤 松 大 一
                         〃     〃    緒 方 一 郎
                         〃     〃    粕 谷   稔

          「機能性低血糖症」に係る国の取り組みを求める意見書
 慢性的に血糖値が高い状態が続くと糖尿病を発症することは知られているが、膵臓の機能失調等による血糖値の調節異常によって発症する「機能性低血糖症」は医師ですらまだ認知度が低い病である。
 「機能性低血糖症」は、糖の過剰摂取や過激な食事制限、過食といった食生活の乱れやストレスなどが原因となって、血糖値が急激に低下したり、低い状態にとどまってしまう疾患で、現代の食生活も誘因の一つと指摘されており、近年、研究が進むとともに、患者の数もふえている。
 「機能性低血糖症」は、脳への血糖補給不足に加え、アドレナリンなどの内分泌系異常や自律神経にも影響し、慢性疲労やうつ状態、集中力不足、情緒不安定、記憶障がいなど、身体面、精神面ともに実にさまざまな症状が引き起こされることがわかってきている。症状から精神疾患や神経疾患などと誤った診断をされるケースも少なくない。また妊産婦の「低血糖症」は「新生児低血糖症」の要因となり、脳障がいを引き起こすことが知られており、発達障がい(自閉症スペクトラム)の危険因子の一つであると指摘されている。
 この「機能性低血糖症」の診断には、糖尿病診断に用いられている常用負荷試験及び耐糖能精密検査が有効とされているが、保険適用で行われる一般的な2時間検査では、上昇するはずの血糖値が上昇せず、変化のない平坦な曲線を描く「無反応性低血糖症」や、4時間経過後に血糖値が急落する「反応性低血糖症」などを診断することが難しい。精度を高めて5時間かけて検査を行うことが必要で、さらに膵臓の機能障がいの程度を診るためにはインシュリン値を調べることも重要なポイントである。ところが、5時間の耐糖能精密検査は保険適用されておらず、高額な自己負担が必要なほか、実施する医療機関も少ないのが問題である。
 「機能性低血糖症」と正しく診断されたことで、「機能性低血糖症」のための治療により症状が改善、社会復帰する事例は数多くある。
 よって、本市議会は、政府に対し、「機能性低血糖症」に関する調査研究、病名の認知及び意識啓発、検査体制の拡充等が図られるよう、下記の取り組みを要望する。
                       記
1 「機能性低血糖症」についての医学研究の進展と診断・治療法の普及に向け国として調査研究を進
 めること。
2 「機能性低血糖症」診断のための5時間の耐糖能精密検査を保険適用の対象とすること。
3 新生児の「機能性低血糖症」による障がい発生を予防するため、周産期医療において妊産婦の生活
 習慣の改善を図るとともに、早期発見と治療の体制づくりを推進すること。
 上記、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
  平成22年6月22日
                            三鷹市議会議長 田 中 順 子
 よろしくお願いいたします。


◯議長(田中順子さん)  提案理由の説明は終わりました。
 これより質疑あわせて討論を願います。


◯15番(嶋崎英治君)  「機能性低血糖症」に係る国の取り組みを求める意見書について、にじ色のつばさを代表して討論いたします。
 この意見書の記以下の第1項に書かれているとおり、機能性低血糖症については医師間でも認知度が低く、医学会でも意見が分かれているところである。したがって、国を挙げて機能性低血糖症について医学研究を進め、診断・治療法の普及に向け調査研究することには賛成である。
 第2項の5時間の耐糖能精密検査を保険適用の対象とすることについては、慎重に検討することが必要である。
 第3項については、機能性低血糖症に限らず、妊産婦について高血圧症、貧血症なども含めた総合的な生活改善を図り、周産期医療の充実を図ることに国は尽力し、早期発見と治療の体制づくりを推進することが必要である。
 以上を申し上げて、本意見書に賛成する。


◯議長(田中順子さん)  ほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。
 意見書(案)第19号について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    日程第6 意見書(案)第20号 都市再生機構の賃貸住宅の民営化に反対する意見書
    日程第7 意見書(案)第21号 任意の予防接種に対する公費助成を求める意見書
    日程第8 意見書(案)第22号 公立保育所整備のための土地取得費への補助制度の創設及び
                   公立保育所の運営費、建設費への国庫負担の復活を求める意
                   見書


◯議長(田中順子さん)  この際、日程第6 意見書(案)第20号から日程第8 意見書(案)第22号までの3件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。26番 栗原健治さん。
                〔26番 栗原健治君 登壇〕


◯26番(栗原健治君)  お手元の案文を読み上げまして提案とします。

意見書(案)第20号
   都市再生機構の賃貸住宅の民営化に反対する意見書
 上記の意見書(案)を別紙のとおり提出する。
  平成22年6月22日
 三鷹市議会議長 田 中 順 子 様
                        提出者 三鷹市議会議員 栗 原 健 治
                        賛成者    〃    嶋 崎 英 治

            都市再生機構の賃貸住宅の民営化に反対する意見書
 政府の「事業仕分け」はことし4月に「市場家賃部分は民間に移行する方向で整理」として、国土交通大臣も「解体的見直し」を繰り返し発言している。
 民営化が実施されれば、これまでの低所得高齢者等を対象とする家賃減額措置など居住者のための施策がなくなり家賃値上げになることは明らかである。今でも高い家賃のために三鷹市内でも空室が目立っている中で、賃貸住宅の民営化は一層の高家賃化を招くものである。そのことは、安心して住み続けられるまちの崩壊であり、まちの活性化を支える地域コミュニティや社会生活に重大な障害を生み出すものである。
 よって、本市議会は、政府に対し、下記の事項の実現に努めることを強く求めるものである。
                       記
1 都市再生機構の賃貸住宅の民営化をやめ、住宅セーフティーネット機能を強化し公共住宅として拡
 充すること。
2 家賃値上げ「当面延期」措置の継続をすること。3年ごとの値上げや市場家賃は負担能力を考慮し
 た制度にすること。
3 高齢者・障がい者・子育て世帯等への家賃軽減や支援を継続拡充すること。また福祉拠点施設整備
 も一体で進めること。
 上記、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
  平成22年6月22日
                            三鷹市議会議長 田 中 順 子
    ……………………………………………………………………………………………………
意見書(案)第21号
   任意の予防接種に対する公費助成を求める意見書
意見書(案)第22号
   公立保育所整備のための土地取得費への補助制度の創設及び公立保育所の運営費、建設費への国
   庫負担の復活を求める意見書
 上記2件の意見書(案)を別紙のとおり提出する。
  平成22年6月22日
 三鷹市議会議長 田 中 順 子 様
                        提出者 三鷹市議会議員 栗 原 健 治
                        賛成者    〃    大 城 美 幸
                         〃     〃    森     徹
                         〃     〃    岩 田 康 男

         任意の予防接種に対する公費助成を求める意見書
 厚生労働省は重症化や死に至る危険のある感染症の予防ワクチンを相次いで承認した。インフルエンザb型菌(Hib=ヒブ)や肺炎球菌が主原因で感染し発症する細菌性髄膜炎は、乳幼児が感染すると重い後遺症を引き起こし、死に至る場合もある病気である。年間1,000人近い子どもが感染していると推定されている。早期診断が難しく耐性菌の増加から治療も難しくなっており、発症前の予防が非常に重要と指摘されている。2008年承認のヒブワクチンと2009年承認の小児用肺炎球菌ワクチンで効果的な予防が可能になっている。世界保健機関(WHO)もワクチンの定期予防接種を勧告し、ヒブワクチンは100カ国以上で承認、90カ国以上で定期接種化され、肺炎球菌ワクチンも90カ国以上で承認され、発症率が大幅に減少している。
 子宮頸がんは、毎年1万5,000人以上が罹患し、年間3,500人が命を落としているといわれている。原因はヒトパピローマウイルスによるもので性交渉の経験のある女性の8割が感染し、感染前のワクチン接種と検診でほぼ100%予防できる唯一のがんといわれている。欧米を中心とする先進国で、12歳前後の女児に対し公費助成が行われている。
 予防ワクチンには、ほかにもおたふく風邪や水ぼうそう、小児用季節性インフルエンザ、成人用肺炎球菌ワクチンなどがある。予防ワクチンは高額で、複数回の接種が必要なものが大半で、これらは全額自己負担の任意接種となっている。
 いずれも高い効果が期待され、海外では広く普及しているのに重い費用負担と認知不足とが壁となって接種率が低迷している。
 保護者や自治体の財政力の格差が子どもや高齢者の命と健康の格差につながっている。お金がないために、救える命が救えないことがあってはならない。接種率の向上、感染症の予防のため、ワクチン接種の費用の心配を取り除き、副作用の対策をとることが待ったなしの課題となっている。
 よって、本市議会は、政府及び東京都に対し、任意の予防接種の副作用対策と公費助成の拡充を求める。
 上記、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
  平成22年6月22日
                            三鷹市議会議長 田 中 順 子
    ……………………………………………………………………………………………………
   公立保育所整備のための土地取得費への補助制度の創設及び公立保育所の運営費、建設費
   への国庫負担の復活を求める意見書
 昨年4月、保育所に申し込んでも入れない待機児童が、全国で前同期比1.2倍、東京都は1.4倍に急増した。女性の社会進出とともに、厳しい経済情勢と雇用環境のもとで、子どもを預けて働かなければ生活できない事態が子育て世帯に広がっている。保育所は、親の就労、子どもの生活と成長を保障する場として、なくてはならない施設である。
 平成16年、国が公立保育所運営費補助を一般財源化したことにより、自治体の保育施策が後退している。自治体財政が厳しいもとで、全国6割の区市が保育所運営費を削減した。待機児童解消のために公立保育所を整備したくても、土地取得費、建設費、運営費をすべて自治体の持ち出しでは、着実な整備は困難である。
 国は、早急に待機児童を解消し、子どもの豊かな発達を保障し、国民の多様な保育要求にこたえるなど、公立が果たしている役割にふさわしく、財政的支援を抜本的にふやすべきである。
 よって、本市議会は、政府に対し、公立保育所整備のための土地取得費への補助制度の創設及び一般財源化された公立保育所の運営費、建設費への国庫負担を復活することを要望するものである。
 上記、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
  平成22年6月22日
                            三鷹市議会議長 田 中 順 子
 よろしくお願いします。


◯議長(田中順子さん)  提案理由の説明は終わりました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  意見書(案)第20号 都市再生機構の賃貸住宅の民営化に反対する意見書、これより質疑あわせて討論を願います。


◯14番(浦野英樹君)  都市再生機構の賃貸住宅の民営化に反対する意見書について討論します。
 政府の行政刷新会議による事業仕分けで都市再生機構の賃貸住宅について出された結論は、高齢者や低所得者向けの住宅供給については、自治体や国に移管し、民間と同水準の家賃を設定している賃貸住宅は民営化の方向で整理するとのもので、決して住宅セーフティーネットとしての公共住宅の役割を軽んずるものではありません。その上で、高齢者や低所得者向けの住宅供給や負担軽減策を拡充していくためには、都市再生機構に係るむだな支出を削減していくことは必要不可欠であると考えます。
 よって、本意見書には反対します。


◯2番(赤松大一君)  都市再生機構の賃貸住宅の民営化に反対する意見書について、三鷹市議会公明党を代表して討論します。
 民主党政権は、今回、都市再生機構の賃貸住宅を事業仕分けの対象にしました。国民の生活が第一というキャッチフレーズの民主党が、衣食住の住を脅かそうとしています。これまで公明党は、都市再生機構の賃貸住宅の居住者を守るために全力で取り組んでまいりました。昨年、平成21年4月からの家賃の値上げや、本年、平成22年4月からの家賃値上げと2回の家賃値上げの見送りの実現、さらに国土交通省との激しい交渉の末に、1、定期借家契約は既存のお住まいの方には適用しない。2、新規入居の方は選択制とし、普通契約も選べる。3、既存のお住まいの方は再契約が前提であり、決して追い出しはしない。4、家賃の水準は居住者に安心してもらえる賃料とする、という成果をかち取ることができました。
 今回の政府の事業仕分けで、都市再生機構の賃貸住宅事業は、高齢者、低所得者向け住宅の供給は自治体または国に移行、市場家賃部分は民間に移行する方向で整理と評決を下しました。もちろん国家公務員の天下りあっせんの禁止や随意契約の見直しなどを行うことは当然です。民主党は高齢者、低所得者を1つの団地の中で切り分けて、別の団地に移そうとでもいうのでしょうか。そんなことはできるはずがありません。都市再生機構の賃貸住宅は既にすべて市場家賃が設定されており、市場家賃部分は民間に移行するということであれば、すべての都市再生機構の賃貸住宅を民営化の対象とすることになってしまいます。
 今回の事業仕分けの評決は、賃貸住宅事業について実態を全くわかっていない仕分け人による意味不明のひどい事業仕分けと言わざるを得ません。事業仕分けの対象は、こうした国民の生活に直結した重要な事業ではなく、できもしなかった前回の民主党のマニフェストや、おわびも修正の説明もない今回のマニフェストそのものをまないたの上に乗せるべきではないでしょうか。事業仕分けの名のもとに居住者が脅かされることは絶対にあってはならない。公明党はどこまでも居住者を守っていくというこの立場から、本意見書には賛成します。


◯7番(渥美典尚君)  政新クラブを代表して討論させていただきます。
 現在、都市再生機構、URの賃貸住宅には76万数千戸の住宅に160万人以上が暮らしている。これら膨大な数の国民が暮らす都市再生機構の賃貸住宅を一挙に民営化するということは、所得の高い低いに関係なく、今までのそこでの暮らしを大きく変化させることでもある。もし、たとえ民営化にするようなことがあるのであれば、拙速な進め方は厳に慎むべきである。最善を尽くした検討と長期にわたった準備計画が必要であり、多くの住民が住まう上でのセーフティーネットを熟考することは欠くことができないものである。
 都市再生機構の主な目的には、国民生活及び社会経済の安定等の公共上の見地から、確実に実施されることが必要な都市整備、都市再生を行うこととされている。それにより都市再生機構が行うところは、豊かな都市生活を営むために市街地の整備改善及び賃貸住宅の供給の支援に関する業務であり、また、良好な居住環境を備えた賃貸住宅の安定的な確保と都市の健全な発展と国民生活の安定向上に寄与するための業務である。これまでも三鷹市議会では、家賃値上げ反対及び定期借家契約導入反対などの都市再生機構賃貸住宅に住まう国民の生活を守る請願を採択してまいりましたが、現政権が唱える市場原理主義の観点からも、都市再生機構が民営化されることになれば、家賃値上げや定期借家契約の導入が予測されます。現政権の事業仕分けによる都市再生機構民営化は、国民生活の安定向上という都市再生機構の本来の役割に着目しているとは思いがたい判断であります。
 都市再生機構という組織の役割を十二分に認識し、本質的な改善のあり方を協議すべきであることを申し添えて、本意見書に賛成いたします。


◯議長(田中順子さん)  ほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。
 意見書(案)第20号について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  意見書(案)第21号 任意の予防接種に対する公費助成を求める意見書、これより質疑あわせて討論を願います。


◯5番(粕谷 稔君)  任意の予防接種に対する公費助成を求める意見書について、市議会公明党を代表して討論させていただきます。
 本意見書では、Hibワクチン、肺炎球菌ワクチン、そして子宮頸がんワクチン等任意の予防接種とありますが、何よりも海外では当たり前に使用されている薬剤が我が国では未認証のため、接種が受けられない状況、いわゆるドラッグ・ワクチンラグ全体をめぐる課題とあわせての解消が急務であると公明党は考えます。
 生命尊厳の立場から、公明党はこれまでも本三鷹市議会を初め全国の地方議会、都議会、国会でも積極的にHib、肺炎球菌ワクチンの問題も取り上げ、さらにドラッグ・ワクチンラグ解消に向けた取り組みを推進してきました。何よりも患者団体や当事者の声を聞き、多くの皆様から御協力をいただいた署名活動や厚生労働省への働きかけを行い、昨年、ようやく子宮頸がんワクチンの承認をかち取りました。また、あわせて検診では見つからず、罹患者が少なく死亡率の高い卵巣がん治療に有効とされるドキシルの認証もなされましたが、まだ一歩を踏み出したにすぎません。一貫として当事者の方々と手を携えて取り組んできた結果であり、この三鷹市においても市議会公明党は、患者の方々と力を合わせ、医療、行政への働きかけのみならず、ロックミュージシャンとのコラボレーションにより、チャリティーライブとして子宮頸がん啓発の推進も行いました。その運動が共感を呼び、女優、タレント、歌手とも連携し、この6月16日まで行われてきた子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成推進委員会の運動へと発展し、短期間で4万人を超える署名が集まったようであります。
 今、全国で子宮頸がんを初めとしてワクチン接種の公費助成が推進されており、接種によって国民の生命を守れるという一点から、全額国による補助が必要であり、財源確保が急務であります。提出された政党の方では、宮崎県串間市議会では、受験を前にした対象となる中学3年生の、半年で3回の頸がんワクチン接種に係る授業の担保をどうするのかと、どちらの立場に立っているのかわからない質問をされたとも伺います。いずれにせよ当事者と同苦し、寄り添いながら動き、ドラッグ・ワクチンラグ解消に向けてさらなる取り組みが必要であり、ワクチンをめぐる正しい知識や訴訟等の問題解決も必要です。どこの政党、議員よりも早くからこうした課題解消に全力で取り組んできた経緯から、本意見書に賛成いたします。


◯16番(野村羊子さん)  任意の予防接種に対する公費助成を求める意見書について、討論をいたします。
 子宮頸がんはヒトパピローマウイルス、HPVの感染によって発症するものと原因がほぼ特定されたがんの1つです。HPVは女性の4分の3が一生のうちに一度は感染するという、ごくありふれたウイルスで、感染者の10%が継続感染し、さらにその5%が前がん状態になりますが、この段階で治療すれば確実に治るものです。感染した人の多くが発症するおたふく風邪などとは性質が違うものです。また、現在承認されているワクチンは、がん発症要因と特定された15種類のウイルスのうち、2種類にしか対応せず、感染前の接種でなければ効果がありません。一方、子宮頸がんは、細胞診に加えてHPV検査を行えば、ほぼ100%前がん状態を捕捉することができ、早期発見・早期治療で完治が可能です。現在問題となっている20代、30代での子宮頸がんの発症増加に対応するには、ワクチン接種では対応できません。限られた財源を有効活用するには、20代全員に無料検診を実施する、高校卒業時や成人式の機会に無料検診クーポンを配るなど、まずは現在10%台の検診率を上げるためにその施策が必要であるということを申し添え、所得などの経済格差によって子どもや高齢者の命、健康に格差があってはならないという趣旨には賛同し、あわせて予防接種の副作用対策を求め、本意見書に賛成いたします。


◯議長(田中順子さん)  ほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。
 意見書(案)第21号について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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◯議長(田中順子さん)  意見書(案)第22号 公立保育所整備のための土地取得費への補助制度の創設及び公立保育所の運営費、建設費への国庫負担の復活を求める意見書、これより質疑あわせて討論を願います。


◯1番(寺井 均君)  公立保育所整備のための土地取得費への補助制度の創設及び公立保育所の運営費、建設費への国庫負担の復活を求める意見書について、三鷹市議会公明党を代表し、討論します。
 公明党は、チャイルドファースト社会を目指しています。これまでの少子化対策は、子どもを産み育てる親への対策が中心でしたが、公明党は子どもの側からの視点を重視し、生まれ出る生命、生まれた子どもたちへの支援を考え実行することが重要だと考えます。生まれ育つ主役は子どもであり、育つ環境がどのようなものであれ、すべての子どもには公平に社会からの支援を受ける権利があるからです。子どもが幸せに生きられる社会、子育ての安心が確保される社会など、子ども優先の社会を構築することが大切であります。子育て支援は、決して母と子の問題に矮小化してはならない問題です。社会保障全体の財源について、現在、議論が進められていますが、子育て支援を最優先課題と位置づけた上で重点確保していくことが必要であると考えます。
 公明党は子育て支援を重点施策の1つとして、待機児童ゼロに向けた保育所の緊急整備を行うとともに、保育ママや延長保育、病児・病後児保育、休日保育など多様なニーズに応じた保育サービスの拡充に取り組んでいます。また、総合的な放課後児童対策の拡充を図るなど、社会全体で子どもをはぐくむ環境の整備を推進しています。
 なぜ三鷹市では、保育所受け入れ児童をふやしているのに、また待機児童数がふえるのでしょうか。1つには子育てをしやすいまちとしての三鷹市への子育て世代の方々の流入も続いていると思われますが、それと同時に、これまではあきらめていたり、機会があれば自分も働きたい。それも生活のため、あるいはこれまでの職場経験やスキルを生かしたいと願っておられる、いわゆる潜在的な待機児童数というものが大きく横たわっていると考えられます。そして、このニーズを満たすためには、決して公立保育所あるいは公設公営だけの補助では足りません。公設民営や民設民営や認証誘致をも含めた大きく選択の幅を広げる構造的改革をなし得る支援策が必要です。民主党政権のように子ども手当の現金支給のみの対策ではなく、その他の課題は自治体や民間に負担を押しつけ無責任な現場任せにすることなく、こうした民間支援を含む総合策を目指すべきだと考え、この意見書には反対いたします。


◯15番(嶋崎英治君)  公立保育所整備のための土地取得費への補助制度の創設及び公立保育所の運営費、建設費への国庫負担の復活を求める意見書について、にじ色のつばさを代表して討論いたします。
 保育所待機児童解消は我が三鷹市の大きな課題の1つであり、待機児童解消についての国の責任は甚大である。本年4月1日時点での三鷹市における待機児童数は243人、待機児童にはカウントされていないが、認可外保育所に入所している児童は231人にも上がっている。三鷹市は待機児童解消に精力的に取り組んできたが、待機児童数はここ数年増加の一途である。待機児童解消を何とかしようと各自治体は知恵を働かせ、努力をしてきたが限界である。自治体財政が厳しくなってきている折、加えて国が2004年から保育所運営費を一般化財源したことにより、各自治体がこうむった影響は本意見書が指摘しているとおりである。我が三鷹市においても、市立南浦西保育園建てかえはこの問題に直面している。
 国が、現在、検討を進めている子ども・子育て新システムなる保育園改革の行方は、ひとえに公立、私立を問わず、保育所整備のための土地取得費への補助制度の創設及び一般財源化された保育所の運営費、建設費の国庫負担の復活にかかっていると言っても過言ではない。自治体の財政力によって子どもの育ちに格差が生じることは絶対に避けなければならない。
 以上をもって本意見書に賛成する。


◯8番(伊東光則君)  本意見書について、三鷹市議会政新クラブを代表して討論させていただきます。
 子ども手当のような政策の伴わない単なる現金のばらまきではなく、在宅子育て家庭を含めた真に必要としている子育て支援を行うことが大切であります。平成17年は公立保育所運営費、平成18年には児童扶養手当、児童手当等の一般財源化が行われました。例えば公立保育所の運営費補助金の財源移譲により、国の補助基準等にとらわれず、地方独自の判断と責任で事業内容を決定し、地域の実態に応じた保育サービスの提供が可能となりました。また、財政的支援については、受益と負担という基本的な観点で考えることが必要です。認可保育所の保育料等の見直し、認証保育所の開設等には民営化をさらに推進し、より少ないコストで質の高い保育を行うことが必要であります。また、従業員の多い市内企業、病院等には事業所内保育所設置をお願いするなどが必要です。したがって、地方分権時代に合った地方独自の計画的な待機児童解消を図ることが必要であります。
 よって、本意見書については反対といたします。


◯議長(田中順子さん)  ほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。
 意見書(案)第22号について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手少数であります。よって、本件は否決されました。
 なお、ただいま可決されました意見書の提出先、提出方法、案文の整理等については、議長に一任願います。
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    日程第9 総務委員会閉会中継続審査の申し出について
        (1) 22請願第1号 自主共済の適用除外を求める決議について
        (2) 所管事務の調査について
          ICT・地方分権と市民サービスについて
    日程第10 文教委員会閉会中継続審査の申し出について
        (1) 所管事務の調査について
          三鷹の教育・文化・スポーツの振興策について
    日程第11 厚生委員会閉会中継続審査の申し出について
        (1) 所管事務の調査について
          健康、福祉施策の充実について
    日程第12 まちづくり環境委員会閉会中継続審査の申し出について
        (1) 所管事務の調査について
          まちづくり、環境について
    日程第13 調布基地跡地利用対策特別委員会閉会中継続審査の申し出について
          調布基地跡地の利用促進について積極的な対策を講ずること
    日程第14 東京外郭環状道路調査対策特別委員会閉会中継続審査の申し出について
          東京外郭環状道路建設問題について調査検討し、対策を講ずること
    日程第15 議会運営委員会閉会中継続審査の申し出について
        (1) 所管事務の調査について
          議会運営について
          〜議会の円滑な運営を図るため必要な事項を協議する


◯議長(田中順子さん)  この際、日程第9から日程第15までの7件を一括議題といたします。
 以上7件は、各委員長から、目下当該委員会において審査中の事件について、会議規則第103条の規定により、議会閉会中の継続審査の申し出があります。内容についてはお手元に配付したとおりであります。
 お諮りいたします。以上7件については、各委員長から申し出のとおり、議会閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
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◯議長(田中順子さん)  以上をもちまして本日の日程は全部終わりました。会議を閉じます。
 これをもって平成22年第2回三鷹市議会定例会を閉会いたします。大変御苦労さまでございました。
               午後3時27分 閉会