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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成22年まちづくり環境委員会) > 2010/12/09平成22年まちづくり環境委員会本文
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2010/12/09 平成22年まちづくり環境委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(宍戸治重君)  それでは、まちづくり環境委員会を、ただいまから開催いたします。
 初めに、休憩をとって審査日程及び本日の流れを確認いたします。
 休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩



                  午前9時30分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
 審査日程及び本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、まちづくり環境委員会管外視察結果報告書の確認について、3、所管事務の調査について、4、次回委員会の日程について、5、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時32分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  それでは、おはようございます。委員会を再開いたします。
 都市整備部報告、本件を議題といたします。
 それでは、本件に対する市側の説明を求めます。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  おはようございます。本日は都市整備部より3点、行政報告をいたします。
 1点目は、開発事業に関する指導要綱の改正でございまして、これは下連雀五丁目公庫グラウンド跡地の都市計画、地区計画を説明する際に、我々が検討しているというふうにお話しをした内容でございます。2点目は、地域公共交通活性化協議会という法定協議会を立ち上げたわけですけれども、その法定協議会のもとに行われた詳細な公共交通に関するアンケート調査、この中身について御報告を申し上げます。3点目は、調布保谷線だよりの5号が発行されておりまして、その中身について御報告を申し上げる次第です。詳細については担当の課長より御報告いたします。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  おはようございます。よろしくお願いいたします。それでは、報告事項のアの三鷹市開発事業に関する指導要綱の改正について、資料1を用いまして御説明させていただきます。本件につきましては、8月の本委員会において現状の課題に対応して改正の目的及びその内容等を報告させていただきました。その後検討を進めまして、内容の詳細と要綱の文案をまとめてまいりましたので、本日その内容を御報告させていただくものでございます。
 それでは、資料1の1枚目を見ていただきたいと思いますが、まず現況でございますが、工場の転出あるいは大規模な土地の利用転換が行われますと、その多くはマンション等の共同住宅になるという現状がございます。
 2点目の改定の目的でございますが、このような大規模な開発事業が行われた場合、その地域に一極集中的に人口が増加するということになりまして、道路等の公共施設に対する負担あるいは子育て支援施設の不足による待機児童の増加等が懸念されるということで、そうしたことから一定規模以上の開発事業を行う場合、子育て支援施設の設置について市と協議を行うこと、また、まちづくり協力金の増額を行い、こうした懸念される課題の軽減を図るという内容でございます。
 3点目の改正の内容でございますが、まず1つ目の子育て支援施設についてでございますが、対象事業は、条例の手続を行う日から起算して3年以内に一体的で利用されていた面積5,000平米以上の土地、または、その土地の一部で、計画戸数100戸以上の共同住宅の建築及び延べ床面積1万平米以上の事務所等の建築とします。前回報告した時点から変わった部分でございますが、土地の利用や土地の一体利用に関しての規定を3年以内にと明確にした部分と、事務所等の建築の場合の対象規模を、延べ床面積1万平米以上とした点を前回から変更しております。続いて、その改正内容でございますが、子育て支援施設の設置について、あらかじめ市と協議することとします。ただし、開発事業区域に地区計画が指定されている場合は除外することとするということでございます。
 2つ目のまちづくり協力金についてでございますが、こちらの対象事業も、条例の手続を行う日から起算して3年以内に一体的で利用されていた面積5,000平米以上の土地、またはその土地の一部で、計画戸数100戸以上の共同住宅の建築及び宅地の開発ということにいたします。先ほどと同様に、土地の一体利用に関しての規定を3年以内と明確にした部分が、前回の報告時点から変更した部分でございます。改正の内容でございますが、まちづくり協力金を従来の1戸当たり10万円の金額から20万円に増額するというものでございます。ただし、こちらも開発事業区域内に地区計画が指定されている場合、または子育て支援施設を設置する場合は除外することとしております。
 次に、この改正の内容を指導要綱の条文にあらわしたもので確認していただきたいと思います。次のページから、新旧対照表抜粋という形で載せております。1ページ目をお開きいただきますと、右側に旧ということで現行の要綱の内容がありまして、左側が新ということで今回改正する内容になっております。改正箇所は赤字で表現しておりますので、御確認をいただければと思います。まず、この目次のところは、この第2章の第8条の2に子育て支援施設という形で掲載しております。第17条、まちづくり協力金は、もともと項目がございましたので黒字で表現しております。
 次に、2ページ目の方をお開きいただきたいと思います。こちらが第8条の2の子育て支援施設についてということで、先ほど改正の内容で説明した内容を横の条文ということで掲載しておりますので、御確認いただければと思います。
 続いて3ページ目、第17条の第2項に、まちづくり協力金で先ほど御説明しました大規模な開発事業を行う場合、4ページ目の方の別表第4−2、こちらに定める基準になることを条文として掲載しておりますので、確認していただければと思います。
 最後に、今後の進め方ということで、改正案を12月中旬、これから来年の1月にかけパブリックコメントを実施した後、改正内容を確定し、その後、3月まで周知期間をとると。来年の4月に運用を開始したいという考えでおります。説明は以上でございます。


◯都市交通担当課長(中村 修君)  おはようございます。よろしくお願いします。それでは、公共交通等に関するアンケート調査及びヒアリング調査の結果報告について、御報告いたします。
 資料2を用いて御報告させていただきます。本年8月の本委員会におきまして、三鷹市地域公共交通活性化協議会の設置について御報告いたしました。本協議会は、道路運送法第9条に基づく法定協議会でありまして、地域の需要に即した輸送サービスを実施するに当たり必要となる事項を協議し、地域公共交通総合連携計画を作成することとしております。このため、市民の皆様が日ごろ公共交通を利用するに当たってどのように感じているかについて、アンケート調査やヒアリング調査を実施いたしました。
 それでは、資料2の1ページをごらんください。アンケート調査ですが、15歳以上85歳までの市民の方を対象に、地域別人口割合に応じて3,000人を無作為抽出し、アンケート票を郵送し、1,631人、54%の方から回答をいただきました。一般的には、アンケートの回収率は30%で高回答と言われておりまして、公共交通に関して市民の関心の高いことがうかがえます。
 右ページをごらんください。アンケート調査とあわせてヒアリング調査を行っております。高齢者、子育て主婦、障がい者の方を対象に、職員が各施設に伺い個別にインタビューを行ったものです。初めに、アンケート調査について報告いたします。2ページをごらんください。グラフ等で回答状況を示すとともに、回答から読み取れる特徴点を黄色の枠内に記載し、さらに緑の楕円の中にコメントを記載しております。初めに回答者の状況です。
 市内の各地域に偏重がなく、各年齢層から回答を寄せられております。左ページの左下をごらんください。移動・外出の実態です。円グラフに示すように、外出の目的は通勤、買い物が多く、合計で8割となっております。緑の楕円の中をごらんください。主な外出目的は通勤、買い物ということですが、市内よりも市外へ外出する方が多く、行き先は武蔵野市、新宿区、千代田区となっております。右ページをごらんください。外出時の移動手段です。緑の楕円の中をごらんいただきますと、外出は車以外の交通手段が中心で、市内では路線バス、自転車、徒歩で移動していることがわかります。
 3ページをごらんください。路線バス・コミュニティバスの利用実態です。路線バス・コミュニティバスを利用すると回答した方は約65%でした。一方、西部ルートを走るコミュニティバスから一部の路線バスに乗りかえる際に、乗車料金をいただかない、いわゆる乗り継ぎ制度というものがありますが、利用されている方は約7%と、少ない状況でした。3ページの右をごらんください。コミュニティバスの認知度について聞いております。約8割の方が知っていると回答されていますが、知らないとお答えの方も約1割でした。
 4ページをごらんください。路線バス・コミュニティバスに対する評価です。運賃につきましては、半数が現状でちょうどよいと回答しています。運行本数につきましては、路線バスで半数が現状でよいと回答していますが、コミュニティバスでは57%の方から本数が少ないとの評価でした。バス停の表示、車両の行き先表示、車両の乗降については、いずれもわかりやすい、利用しやすいとの評価でした。右下に運行時刻の評価があります。おくれるとの回答が路線バスで46%ありました。右下にバス停の接近表示(バスロケーションシステム)についてお聞きしました。必要と回答した方が半数でした。一方、4割の方が未回答でした。これは、バスロケーションシステムを御利用になる機会が少ない、あるいはバスロケーションシステムについての説明が不足していたためかと考えております。
 5ページをお開きください。コミュニティバスの運行時間について、現状の運行時間でよいと回答された方が8割でした。終発時間を遅くしてほしいが約1割でした。次に、運行間隔については、10分間隔、20分間隔に改善してほしいというニーズが8割を超えました。次に、ワンボックス車両の導入の必要について聞いております。失礼、5ページの右の表になります。ワンボックス車両の導入の必要については、4つに意見が割れております。棒グラフに地域別の回答状況を示していますが、必要だと思うという回答は赤点で囲った地域、井の頭、中原、北野、大沢で多くありました。
 続きまして6ページをごらんください。タクシー利用についての質問です。利用頻度としては、1月当たり1回ないし2回の利用が半数以上でした。タクシーに対する要望については、運賃を初め手軽に利用することへの要望が多くありました。また、乗り合いタクシーが必要だという意見が約半数を占めております。右のページをごらんください。ハンディキャブ等の福祉輸送についてお聞きしております。知らないとの回答が半数以上を占め、必要としない市民などが含まれているものの、認知度が低い可能性があります。利用者につきましては全体の1.7%でした。次に、日ごろの歩行や自転車利用についてお聞きしました。歩道が狭く、歩きにくいと感じている人が約8割を超えています。
 7ページをお開きください。自転車を利用されている方に、利用している駐輪場についてお聞きしました。市内の三鷹駅、三鷹台駅を初めとした駅周辺の駐輪場を利用している方が48%を占めています。また、吉祥寺駅周辺や武蔵境駅周辺、仙川駅周辺の駐輪場を利用する市民も多いことがわかりました。次に、7ページの右をごらんください。自由意見をまとめています。初めに、バス停に関する自由意見です。バス停の屋根を設置してほしいという要望が多く寄せられました。
 8ページをごらんください。自転車利用に関する自由意見です。駐輪場の増設を要望する意見、531件、自転車利用に関するルール・マナーに関する意見、333件が多数寄せられました。8ページの右ですが、交通ルール・マナーに関する自由意見です。自転車に関する意見、歩道・設備等に関する意見、バスに関する意見が多く寄せられました。
 最後に9ページをごらんください。ヒアリング調査の結果です。高齢者、子育て主婦、障がい者の方々を対象にインタビューを行ったものですが、それぞれのインタビュー先ごとに色分けをして、4つに区分してあります。まず左上の高齢者、これは福祉会館でヒアリングを行っておりますが、シティバスサービスと費用負担のバランス、運転手のマナー、福祉制度の周知等の意見が出されました。その下、子育て主婦の意見としては、日ごろ自転車での移動が多い、シティバスは必要最低限のサービスでよい、ベビーカーの移動しやすいバス車両や道路環境の整備が必要、このような意見でございました。右の上下につきましては、障がい者。上が知的障がい者、下が心身障がい者の方からの意見です。バスの運転者の障がい者への理解を求める意見、ハンディキャブの利用・利便性向上を求める意見がありました。
 最後に、この調査結果につきましては、11月24日に開催いたしました第2回三鷹市地域公共交通活性化協議会でも報告しております。委員からは、三鷹市民のアンケートに対する意識の高さと、公共交通についての関心の高さを示す貴重な資料であり、今後策定する地域公共交通総合連携計画に生かしていきたいとの意見がございました。説明は以上です。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  それでは、報告事項の3点目、ウの調布保谷線の検討会等の報告についてということで、資料3を用いまして御説明させていただきます。調布保谷線の環境施設帯の検討協議会につきましては、本年3月の本委員会に全体の仕組みや進め方、実施時期、また2月末まで開催された各検討会での検討内容、参加者の意見等を御報告させていただきました。また、本年8月の本委員会においても、その後に開かれました検討会の検討内容等を御報告させていただき、また、本年の10月に第1回ブロック検討会の検討内容を情報提供させていただいているものでございます。
 本日は、この後に、9月から10月にかけて開催されました第2回ブロック検討会と、10月から11月にかけて開催しました第1回地区検討会の検討内容。また、一部暫定二車線道路整備工事というものをこれから進めていくということで、こちらの調布保谷線だより第5号を用いまして御説明させていただきます。
 それでは、こちらの1ページ目の方でございますが、平成22年度ブロック検討会・地区検討会実施状況ということで、この中の真ん中の白抜きの部分が本日御報告させていただく内容でございます。実施箇所が右下の方に出ておりますが、ブロック検討会につきましては、ピンクの網かけをした部分、まる1、2、4、6、7、8のブロックと、地区検討会につきましては、その下の水色の網かけをした部分で、まる1、2、4、6、7というところを実施しているということでございます。
 続いて、2ページ目の方をお開きいただきたいと思います。具体的な第2回のブロック検討会の概要ということで、平成21年度と同様に環境施設帯の緑地タイプと副道タイプ、それぞれの長所、短所等を説明した上で検討をしていただいたということでございます。
 ブロック別の意向結果が円グラフで表現されております。現況の都道に面した地域のブロック──まる1とか、まる2、まる4になりますが、その中でまる1は緑地タイプを希望している方が半数近くおりまして、まる2とまる4につきましては副道タイプを希望している方が半数近く、あるいは半数以上を占めていたという結果になっております。
 また、連雀通りの北側からJR中央線までのブロック6、7、8になりますが、現在は一方通行の生活道路に面した地域でございますが、武蔵野市側のブロックまる6については緑地タイプと副道タイプが半々という結果、そういった意向が多かったということで、三鷹市側のブロック7につきましては副道タイプを希望する方が多いと。新道北通りからJR中央線まで、両市民で構成されましたブロックまる8については、緑地タイプを希望する方が多いという結果になりました。
 そのほかの御意見と御要望につきましては、中段の黄色い枠の中に掲載しておりますが、隣の円グラフとあわせてごらんいただきたいと思いますが、樹木関連、歩行者・自転車道、切り下げ関連、右折・Uターン関連、そういった御意見、御要望が多く寄せられたということでございます。
 続いて、隣の3ページ目の方になりますが、こちら第1回地区検討会の概要でございます。第1回と第2回のブロック検討会の結果を踏まえて地区検討会ということで開催しておりますが、内容につきましては、一番上の枠の中にありますが、植栽帯の配置から街路樹まで6項目を検討しているということでございます。まずその中で植栽帯の配置ということで、こちらは環境施設帯の機能面、景観面に大きく影響するということで、緑地タイプと副道タイプ、こちらには図面では表示されておりませんが、昨年と同様に8通りのパターンについて提示をして、その中で検討をしていただいたということでございます。
 その結果は、まる1、2、4、6、7、5つのブロックの検討会の合計ということで、右側の2つの円グラフに表現しておりますが、緑地タイプあるいは副道タイプとも、それぞれタイプ1というものが一番多い割合を占めておりました。これは、両方とも、例えば緑地タイプの方でいきますと、歩行者道・自転車道、その間に植栽帯が入るという形で、ほかのタイプは、例えば歩行者道と自転車道の間に緑地を入れるとか、そういうタイプもありましたが、一番シンプルなというか、車道とそのほかを分けるところに植栽帯をつけるということが、副道タイプにおいてもそういうタイプが一番御希望されたという結果ということになりました。
 続いて4ページ目の方になります。自転車歩行者道の舗装ということで、こちらも自転車道についてはアスファルト舗装という選択が多く、歩行者通行部というところにつきましては、大き目のインターロッキングブロックという、そういう選択が多かったということでございます。その下の遮音壁設置の有無ということで、右下に円グラフ、ございますが、これを見ていただくとわかりますが、遮音壁の設置の選択というのは少ない御意向で、整備が進んでいる調布・三鷹区間と同様に、二層式低騒音舗装による対策の選択という、そういう内容が多い結果になりました。
 続いて5ページ目ですが、バス停についての意向を確認しております。こちらの円グラフにありますように、ベンチと上屋、両方の設置を希望するという意見が大半であったということでございます。その隣に、市道の取りつけという項目がございます。こちらでは、自転車や歩行者に対する安全対策、また、市道から出てくる自動車の見通し確保などの御意見をいただいたという内容になっております。その下に、横断歩道に関して御意見をいただいております。歩行者の安全な道路横断に対する要望とか、Uターンレーンの設置の要望などの御意見をいただいております。このページの一番下、街路樹に関してでございますが、この検討会の中では落ち葉に対する清掃の懸念から常緑樹を希望する意見が多く、樹種については、こちらの表の中に高木、中木、低木という形で掲載しておりますが、引き続きこちらの内容については検討していくということで確認をされております。
 続いて、6ページ目の方になります。最後のページになりますが、こちらに暫定二車線道路整備工事についてという項目がございます。調布保谷線とJR中央線の交差部、旧踏切があった部分でございますが、こちらは大変幅が狭い状態で残っているということで、歩行者・自転車等の通行にも支障になっている。当然自動車の横断ができないという状況でありますので、JR中央線が全線高架化され、調布保谷線の事業用地取得も進んできているということで、そういった効果を早期にあらわすために、現道を拡幅しまして、幅員7メーターの暫定二車線道路整備工事を実施することになったということでございます。
 整備区間はこちらの左側の図にありますように、新道北通りの北側、境南通りの交差点から北側へ、上連雀一丁目の武蔵野3・4・7号線、都市計画道路までということで、延長390メートルということで、この整備により新道北通りから武蔵野3・4・7号線の間を自動車が相互通行できるようになるということになります。また、右側の図にありますように、暫定道路の外側を歩行空間として整備しまして、歩行者・自転車道路の通行の安全も確保していくということでございます。
 次に、最後の項目になりますが、二層式低騒音舗装の騒音低減効果についてということで、検討会の中で遮音壁の代替案として、整備しています調布・三鷹区間で採用した二層式低騒音舗装を紹介しておりますが、沿道及び地域の住民の方からの要望を受け、道路交通騒音の予測を再度行って採用したという経過をこちらの黄色い枠の中に記述しております。
 また、三鷹・武蔵野区間におきましても、今後各種検討会を開催し、同様に沿道及び地域住民の方々からの要望により、遮音壁を取りやめて二層式低騒音舗装に変更するということになった場合については、調布・三鷹区間と同様の検討が必要になると、そういったこともこちらに記述されております。参考として、二層式低騒音舗装とした場合の調布・三鷹区間の道路交通騒音の予測結果と、右側に調布・三鷹区間と三鷹・武蔵野区間の交通量予測が掲載されておりますので、御確認いただければと思います。
 最後に、この調布保谷線だよりのまた1ページ目の方に恐縮ですが戻っていただきまして、右上のブロック検討会・地区検討会実施状況の右側のところでございますが、今後第3回ブロック検討会、第2回地区検討会、そして第1回、第2回の合同地区検討会を経まして、最後に合同説明会、そういった予定として進めていくというふうに確認しております。説明は以上でございます。


◯委員長(宍戸治重君)  市側の説明は終わりました。これより質疑に入ります。


◯委員(加藤浩司君)  よろしくお願いいたします。三鷹市開発事業に関する指導要綱の改正について御質問をさせていただきます。今回、改正内容の中で対象となる事業に、計画戸数100戸以上の共同住宅の建築及び延べ床面積1万平方メートル以上の事務所等の建築というふうに書いてあります。これ、その前項の計画戸数100戸以上の共同住宅の建築は子育て支援施設が当然必要になるというふうには理解できるんですけれども、この事務所等の建築で子育て支援施設を設けなければいけないというところは、どういった議論からこういうことが起きたのでしょうか。企業誘致条例として団体、企業を招こうという条例と相反してしまうんじゃないかというふうに感じたんですけれども、その点について教えてください。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  開発指導要綱の改正について御質問をいただきました。今御質問がありましたように、この事業所等の誘致と、ここに保育施設を誘導するということで、企業誘致条例との整理ということで、確かに事務局の中でもそういった議論をしまして、ただ、例えば企業でも比較的従業員数の多い企業を想定しておるんですが、例えば病院とか大きな企業で企業内保育が必要な施設であれば、そういった施設を最初から確保していただく必要があるんじゃないかということで、今回この要綱の内容としては、保育施設についての、子育て支援施設の設置について協議ということになっておりますので、企業誘致をする際にそういった協議をしながら相手側の事情というか、そういったものも確認しながら、本当に必要であれば設置していただこうと、そういった協議の中で運用で誘導していこうということで検討したところでございます。


◯委員(加藤浩司君)  ありがとうございます。じゃ、具体的にはどういう業種でだとか、何名以上になったら必ず設けなさいという規定には──適時適切に措置するものということで協議段階という話でよろしいですか。わかりました。ありがとうございました。以上です。


◯委員(川原純子さん)  おはようございます。よろしくお願いします。まず、三鷹市開発事業に関する指導要綱の改正について、これは本当に読ませていただいて非常によくなっているなということを感じました。その中で1点お聞きしたいんですけれども、まちづくり協力金について、10万円の金額から20万円に増額をされましたけれども、この経緯というのを教えていただきたいと思います。
 あと、次に、公共交通機関に関するアンケートとこのヒアリング調査の概要なんですが、非常によくまとめていただいて、なるほどなと思いました。その中で私自身感ずることは、年齢層も、それから無作為抽出だということで年齢層ですとか、男女比に関してもそうですけれども、非常に公平な観点だと思うんですけれども、ただ、始発に関してもそうですし、通勤に関して利用されている方なんですが、やはり私の方に寄せられている声というものが、まだ始発も若干あるんですけれども、特に帰りの時間帯に関して、今こういう不況の時代でもありますから、特に若い女性の方ですとかに関しては、帰りのバスが早くなくなってしまうということから、タクシー代が非常にかさんでいるだとか、通勤しているサラリーマンの方々からもそういう声が多く寄せられているんですけれども、そういう通勤者に関して、もう少し、早くにバスがなくなってしまうということから、経営上の問題もあるかもわかりませんけれども、遅いバスの時間帯の運行ということに要望が非常に多いものですから、年齢層の幅云々のアンケートの調査の中ではさしてなかったかもわかりませんけれども、そういう声も大切にしていただいて、その中でこれからの三鷹市のこのバスに対しての関係の運行時間帯のことですとか、さまざまな施策に入れていただければと思います。そういう要望が非常に多く入ってきていることが事実ということです。それについて、ちょっと御意見を伺わせていただきたいと思います。
 あと、調布保谷線の件なんですが、今回のところはやはり遮音壁のことですとか、緑地帯のこととかありましたけれども、だんだんと空き地が多くなってきまして、前回も一般質問等でもお願いしたり、また個々にもお願いしたんですが、今までは住宅があったところは明るくて、門柱とかのもあったんですが、どんどん空き地が多くなってきたがゆえに非常に暗くなってきているということがあります。それなので、それまでの間は大変かもわかりませんけれども、今まで20ワットだったところを32ワットに照度アップしていくことの検討をしていただけるか否かということと、それから、あと、この一番最後の6ページのところに、新道北通りから武蔵境の3・4・7号線まで390メートル、暫定的に2車線になっていくということですけれども、これに関しては2車線とともに歩道も整備されていくんでしょうか。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  3点御質問をいただきまして、そのうち私の方から1点目と3点目の御質問について答弁させていただきます。
 まず、まちづくり協力金の10万円から20万円に増額するという経緯でございますが、まちづくり協力金の前身というのは教育費寄附金ということで、昭和50年から教育施設の整備を対象に、校舎等の、そうした資産額から算出しまして、当初は1戸当たり、昭和50年、60万円ほど寄附を教育負担金ということでしていただいております。その後、毎年資産額を計算をして、一番高額というか、高いときには昭和58年に110万円ほど、1戸当たり寄附をいただいていたこともございます。それが昭和63年に、そのころ、昔は建設省でございますが、そういったところからもそういった寄附金、指導要綱行政見直しというような通達等も多く出されてきていたというふうなこともあって、さらに、平成3年から平成4年ごろに児童数が減ってきて、教室が逆に言うと余ってきたという状況もあって、教育負担金ということを継続するのは困難になりまして、そこで見直しをして、新たにまちづくり協力金というのを平成4年から創設をしたということで、その時点で1戸当たり10万円ということで、これは教育負担金のように算出根拠ということはないんですが、新たに住まわれる方にも、今まで住んでいた方には当然いろいろな、税負担とかいろいろな負担をしていただいていますので、一定額の負担ということで、最低10万円ということでお願いして、協力してきて、これまでも続けているということでございます。
 今回の見直しの中で大規模100戸以上ということで、土地に関しても5,000平米以上ということで、そういった規模の事業につきましては、今までの金額の倍をいただいてもいいんじゃないかということで、それによって緩やかな規制というか、するとともにいろいろな公共的な負担の協力をしていただくということで、20万円という金額を設定いたしました。
 続いて3点目の調布保谷線の御質問でございますが、空地が多くなっているということで、確かに幅が広いということで、そのまま用地買収した土地を設けていますと、委員さん御指摘のとおり、夜になると暗くなるということで、この照明については東京都の方に要望していきたいというふうに考えております。また、この暫定整備の中で、街路灯がどういう形で設置されるかというのと、そういったところも確認しながら、委員さんの御指摘のあったようなことにならないように要望していきたいと思います。
 また、暫定整備のこの歩道空間ということで、こちらの今6ページ目の方の図にありますように、ちょっと図がちっちゃく、わかりにくいんですが、車道の外側に歩道空間も確保して整備をしていくということであります。私の方からは以上でございます。


◯都市交通担当課長(中村 修君)  帰りの足、バスを利用した場合の帰り、バスが早く終わるということを御質問いただきました。先ほど御説明いたしましたアンケート調査の2ページ、私、ここの部分、2ページの右下なんですけれども、こちらをごらんいただきます。先ほどの説明では省いてしまったんですけれども、ここに行きの時間帯のピークと、帰りの時間帯のピーク、グラフで示しておりまして、特に遅い帰宅ということで、23時とか24時というところを、右の方を見ていただきますと、回答者の5%ほどという、こんな傾向がございます。一部路線バスで深夜バスというのも運行している路線がございますけれども、この前バス事業者とちょっと懇談をする機会があったんですが、一時に比べて深夜バスを御利用される方が少なくなってきていると。これは、バス事業者の見解では不況ということもあって、全体的に帰宅の山というんですかね、時間帯が昔に比べると早くなってきているというような状況もあるようです。
 確かに若い女性が遅い時間に帰宅するときに、やはり深夜バスがあればということも十分わかるところではあるんですけれども、委員の御指摘もありましたように、やはりすべての路線に遅い時間帯まで深夜バスを走らせるというのはなかなか経営上の課題というのもあるように思いますので、そういった市民の要望があるということもバス事業者にしっかりと伝えてまいりたいと思います。以上です。


◯委員(川原純子さん)  すいません、ありがとうございます。深夜バスに関しては、それこそ三鷹市、下連だとか中心的なところはまだいいんですけれども、大沢ですとか、北野ですとか、新川だとか、そういったところに関して遠いところ、三鷹駅から遠いところに関しては、回答していただいた方に当たらない方たちの声というのもあるということをわかっていただければと思います。
 それと、あと、すいません、調布保谷線の件なんですが、これは幅は何メートルになるんでしょうか。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  暫定道路として整備する幅としましては、車が通る幅としては7メートルということで、当然調布保谷線の全体幅は36メートルありますので、その中で7メートルを使って車を通す整備をするのと、両側にできるかどうかちょっとまだ確認できていないんですけれども、あいている空間については歩行者・自転車等の通行空間になるということで聞いております。


◯委員(川原純子さん)  ありがとうございます。今までここが4メートルだったところですから、そこにおいて──ごめんなさい、調布保谷線の件ですね、4メートルだったところから、そこが7メートルになっていって、今まで車が通るというところではなかったわけですね。そこを近隣の方たち、また通学の子どもたち等もありますので、急に車が通り始めた、それも両方向になっていくということに対しての危険性だとか、そういったこともよく都の方にも、また市側もそうですけれども、配慮を十分にお願いしたいと思うんです。そこはすごく心配なところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。


◯委員(栗原健治君)  それでは、三鷹市開発事業に関する指導要綱の改正についてですけれども、3年以内にという部分が新しくなったと。この議論と3年ということにしたことの意味ですね、教えていただきたいというふうに思います。実際に、効果が今後、4月の運用開始ということですけれども、どのくらい見込んでいるのか、予測していらっしゃるのかも含めてお伺いしたいというふうに思います。スケジュール、もう一回パブリックコメントとかの部分等を確認させていただいた上でお願いしたいと思います。
 それと、このアンケートですけれども、無作為抽出で三鷹市全体の交通に関してわかってくる課題があると思うんですけれども、これをどういうふうに生かしていくのかという点をお伺いしたいというふうに思います。総合的に取り組まなければならない課題、今新・中ルートを最重点課題にして、平成23年度で何とか運行させようということで努力されていると思うんですけれども、この中でも、比較的取り組みやすい課題もあると思うんですね。ことしの夏はすごく猛暑だったわけですけれども、バス停の屋根だとかいうのは、今ある環境を整えていくという点でも、この間三鷹市とバス事業者とが協力しながら整備してきた側面もあるかと思います。
 新川の五丁目の紫水園だとか福祉施設ができて、利用者が、高齢者が特にふえていると。本当に夏のあの猛暑の中で耐えられないという状況もある中で要望も出ていて、そういうことが反映されているというふうに思います。限りある予算ですから、どこを初めにしていくのかというのは検討の課題だと思うんですけれども、具体的な部分での整備により声の大きいところから、また公共施設だとか、利用度の高いところから整備していくという点では取り組める課題もあると思うんですけれども、どういう点が一番取り組みやすい課題なのか、また、それについてどういうふうに取り組んでいこうと考えていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。
 調布保谷線ですけれども、今川原委員からも暫定二車線の整備ということでは、この電車庫通りの部分は自転車が武蔵境から三鷹の線路沿いに通る道で、結構多い通りですので、安全対策の点では初めの時期が重要かと思うので、よく周知徹底とあわせて対策を万全を期していただきたいというふうに思います。その点で、全体のこの計画ですけれども、三鷹区間ではなくて調布の区間では一定整備が進んでいて、若干当時予測していたものとは違う環境影響で言えば騒音が高くなっていると。改めてそういう情報を共有する中で対応もしなければならない側面があると思います。
 低騒音舗装でも、目詰まりしてくるのが原因なのかどうなのかというのはあるんですけれども、そういう効果を持続させていくのに課題があるという指摘だとか、実際の期待しているものと、そうでないギャップというのは、課題、先行して実施しているところから出てくるわけですよね。そういうものを生かした計画づくり、また情報提供のもとでの各、言ってみれば道路の整備のタイプの選択というのはあるかと思いますので、その点での情報共有ですね。先行して進められている部分での情報の共有、今の現時点での課題というのは共有されているのかどうなのか。また、生かしていっていただきたいというように要望して、その点、お伺いしたいと思います。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  それでは、私の方から指導要綱と調布保谷線の関係、2点について答弁させていただきます。まず、従前に一体で利用されていた土地ということで、3年以内ということで、この3年をどのように考えたかという御質問かと思いますが、三鷹市のまちづくり条例の中で、1つの開発事業という規定をしております。その中で連担という、開発行為等ですと隣接地との連続、一緒になるかどうかという規定で、連担という規定ございますが、このまちづくり条例の中でも今回の考え方と同様に3年以内ということでその連担の規定をしておりますので、それに合わせて3年ということで考えたところでございます。
 そして、指導要綱に関する2つ目の御質問で、改正後の効果という御質問だと思いますが、これは不動産の動向というか、それに左右されてくる部分もございますけれども、これまでの実績でいくと、大体毎年100戸を超える共同住宅というのは大体1棟ぐらい出てきているというような状況で、200戸を超えたり、あるいは300戸を超えるケースもございましたけれども、そういった状況が今後も予想されるのかなというふうに考えております。その際、今までは協力金という形で1戸当たり10万円ということで協力していただきましたが、もともとは既存住宅がある場合についてはその戸数は引かれますので、戸数にイコールということには当然ならないわけなんですが、一定のそういった協力が得られるんじゃないかというふうに考えております。
 また、一方で、1万平米を超える土地取引というものも、こういった今言った共同住宅に関連するものもございますけれども、そのほかも含めても、やはりこちらも毎年あっても1つの事例があるかどうかというようなことでこれまでも推移しておりますので、これからもそういった状況なのかなというふうに考えております。
 続いて、3点目の調布保谷線に関しての暫定整備に関してでございますが、東京都の方で今警察との協議を進めているということを聞いております。当然委員さん御指摘のとおり、今まで一方通行だったところが相互通行になったり、あるいは新しく交差点が変わるという部分もございますので、そういった安全対策、周辺の市民の方へ周知はきちっとしていただくように、我々からも東京都の方に要望していきたいと考えております。
 そして、もう一点、全体の中で低騒音舗装のことについて御質問、ございました。確かに低騒音舗装というのはアスファルトの粒の空隙の中に騒音を吸収するということで、通常の舗装よりはそういった間がありますので、そこにごみが詰まるとその効果が下がるということは考えられます。ただ、今二層式低騒音舗装というのが、そういったところをなるべくそういったデメリットを抑えるためにというか、粒径の小さいものを表層、上の方に使いまして、なるべくそういった空隙を小さくして目詰まりをしないようにということと、粒径が小さくなりますと平坦化できるメリットもあるということで、それによって騒音の吸収とタイヤの加振音という、震えるそういう振動を低減させる効果があるということで、そういった技術的な研究もしながら、東京都も新しいものを採用しているというふうに聞いております。私の方からは以上でございます。


◯都市交通担当課長(中村 修君)  アンケート調査について、どのように生かしていくのかということで御質問をいただきました。このアンケートなんですけれども、市民の方、いろいろな公共交通を利用されているということで、さまざまな回答をいただいたところです。委員から御指摘のありましたバスの上屋とか、そのほかコミュニティバスのさらに利便性を高めてほしいというようなものも含めて、さまざまな御意見というか、アンケートの回答があったところなんですけれども、いずれにしましても、これは先ほど申し上げました地域公共交通活性化協議会としてアンケートを行ったものでして、何で行ったかというと、こういった市民の交通に関するアンケートを受けて、地域の創意工夫ある公共交通の活性化を促進するための──連携計画と通称言っていますけれども、そういった計画づくりをするためにやったものです。今後、協議会の中でこういった意見を十分検討して、何ができるのか、どういったことが必要なのかというようなことを議論してまいりたいと考えております。


◯委員(栗原健治君)  公共交通等に関するアンケートの件で、創意工夫ある活性化を目指していくと。難しい課題もあるかと思いますけれども、位置づけで進められる部分もあるので、目に見える形でそれが生かされるようにこのアンケートを生かしてもらいたいと思います。
 新・中地域のコミュニティバスのルートには期待がありますので、それはもう議論してきたことですけれども、頑張っていただきたいというふうに。そこから本当にやろうとしている思いは十分受けとめていますので、ぜひお願いしたいと。また、高齢化が進む中で、以前反対、消極的だった人の中からも変化が生まれてきているという側面で、そういう声にも対応していくような柔軟性を将来にも生かしてもらいたいというふうに思います。その点をよろしくお願いします。
 この調布保谷線の計画ですけれども、これから本格的に三鷹の区間の整備がされると思います。環境に対しての影響がこの間の住民と一緒に取り組んできた、三鷹市も間に入って努力してきた側面だと思いますので、幅広い、本当に市民の声が生かされるように、また認識した上で合意をつくって進んでいくということに配慮していただきたいと。先ほど言いましたけれども、環境影響の予測を超えているものが影響として出ているという部分もある中で、そういうものを共有して、それを生かしていく。三鷹市の場合には、三鷹市の地域の対策として、ちゃんと環境に優しい地域の住民に被害を与えない道路計画にするように、細心の注意を、配慮も含めて対応してもらいたいというふうに思います。
 そのためには、知らなかったということが一番……。何でそういうことがわかっていたのにはっきりさせなかったんだということになりますから、やっぱり問題が起こる前に共有していく、はっきりしていることは、ちゃんと皆で確認した上で対策を求めていくということは、プロの行政のする仕事だと思いますので、お願いしたいというふうに思います。
 指導要綱の改正ですけれども、子育て支援施設、保育園ですね、待機児解消のための要望がすごく高くある中で、以前の経過というのは、先ほど御報告がありましたけれども、教育負担金的な側面がすごく高まっているという状況を、今新たな状況として、子どもが減ってきた時期とまた違った形で生まれてきている中で、より広く、この業者だけではなくて、市民に対してもお知らせすることが、三鷹が子どもの支援策に取り組んでいるということを知らせて、言ってみればまちづくりだけの部署ではなくて、全体で取り組んでいるということが大きな意味を持つと思いますので、広く市民に対しても知らせていっていただきたいと。パブリックコメントもされるということなので、そういう機会も通して生かしてもらいたいと思います。よろしくお願いします。


◯委員(伊藤俊明君)  それでは、何点か、前の委員と似たような質問になっているところもあるかもしれませんが、お答えのほどをお願いいたします。
 まず最初に、公共交通に関するアンケートということで、非常に回収率が高いということで、無作為抽出にしてはということで、いかに公共交通に関する市民の関心が深いかということを本当にうかがえる結果だと思います。それで、特に先ほど来、他の委員からも意見が出ておりましたが、コミュニティバスに関して私も特化して質問、絞りたいと思いますが、この結果を見ても、三鷹市の場合はかなり公共交通もそこそこは──地域による偏りはあるんですが、充実もしてきているということで、車以外の交通手段に頼るライフスタイルがかなり進んできているというように出ているので、その中で、しかしながら、コミュニティバスの地域間格差というんですかね、これが非常にこのアンケート結果にも如実にあらわれているんじゃないかということで、こちらにも指摘はされていますように、利用実態の方で、利用実態がまた多いということは、いかにコミュニティバスに頼らざるを得ないかというような側面もあろうかと思います。
 それで、特に私が北野だから言うわけじゃないんですが、余計に声を寄せられておりますので、その辺も含めて話させていただきたいとは思いますが。ちなみに先ほど話にもありましたように、北野の場合だと始発の時間が、北野発が8時なんです、朝。8時で、三鷹駅を出るのが7時半で、それが帰ってきて、北野に対しての始発が8時だということで、これで本数も1時間10分に1本なんですよ。最終バスも北野を6時半に出るんです。最終が6時半で、三鷹駅7時ですよ。これじゃ、申しわけないですけど……。利用したいんです。それで、北野のところを見てもらっても、かなりこのコミバスに対しての意識、頼っているところが大きいという数字が出ていると思うんですが、この辺をまず、始発をあと1時間半とか、通勤通学に利用するという、出ていますね。その時間帯にしては余りにも、これ、普通の常識からかけ離れた、こういうことがあるという実態があるんで、この辺を、北野地域から特に始発を1時間半ぐらい早くできないか。終バスを6時半じゃ、やっぱりね。これじゃ、やはりこれもあと2時間ぐらいね。とか、本数の間隔が1時間10分に1本では、余りにも。これじゃ、当てにならないというか、頼りにできないんですよ。それなもんで、余計利用率も伸びなかったと。
 伸びないというか、今現在かなり利用していますよ、三鷹駅までの、ないから、これしか。だから、いかにこれに頼っているんですけど、もう少しこの自体も、コースどりもさることながらですね、今の北野ルート自体ももっと本数をふやすとか、時間をもっと早く、そして遅くという意見が出ておりますので。ほかの路線に関しても、もちろん皆さん、当然いろいろな角度から見直しをなさっていると思いますが、このアンケートも踏まえて、その辺の御所見をお聞かせ願いたいと思います。
 それと、このワンボックス車両に関しましても、北野地域で実証的、試験的に導入されて、これもまた、本当に喜ばしい。導入は喜んでいたんですが、その割には数字的には、数字が伸びなかったということで計画に至らなかったということがありました。しかし、それも本数の問題とか、時間的な問題というものもありましたので、これも既存のルートの時間的なとか本数の見直しもさることながら、やはりコースどりの方もあわせて考えていると思うんですが、今現在アンケートも踏まえながら、またどのように対応をお考えになっているかということもあわせてお聞かせ願いたいと思います。
 それで、あとの路線バスの方のルートの運賃だとか運行については、かなり現状でよいというような数字が出ておりますので、このコミュニティバスについてが非常にまだまだ改善の余地があるのかなという気がいたします。
 それと、既存のバス停に屋根をとか、ベンチだとかいう要望も、こちらを見てもわかるとおり非常に多いです。それは現に出ておりますので、その辺も踏まえて。
 また、あとバスロケというのがあるんですが、北野の方の路線ではバスロケで走っているところなんかないんでね、このアンケートにしてもこのバスロケの意味がよくわからなかったんじゃないかなというほど、こういうことも市内の方を乗ってみると、ああ、さすがに次のバス停を出ましたとか、便利だなと思うんですが。こういうところも、やはり交通不便地域の解消という意味でも、逆に、あっ、もうバス停を出たのかとか、待ち遠しくて、当てになるというんですか、これが規則正しく来てくれるということが非常にバス利用の拡大につながると思いますので、その辺もあわせて今後の見通し、また議論の展開の方、お願いいたします。
 それと、調布保谷線の件に関しましては、非常にかなり具体的に議論が進んでいるということでいいと思うんですが、特に私も何点か出ていた中で、街路樹のことなんですが、街路樹で常緑樹の希望が多く寄せられたと。これ、5ページのところですね。5ページを見ていただきたいんですが、それで、高木、中木、低木ということで、葉っぱが落ちるので、なるべく常緑樹というんですが、高木、メタセコイア、ケヤキ、サルスベリ、ハナミズキ、これ、みんな葉っぱは落ちるんですね。だから、この辺が大丈夫なのかなというか。もちろん、皆さん、今木にもかなり詳しい方がおるとは思うんですが、こういう議論の中で、どういうものが本当にいいのかとか。
 それと、この中木のサザンカ、キンモクセイ。特にサザンカなんかはチャドクガがすごくわきますよね。ですから、やはりこの辺も非常に街路樹として問題があるなんて言っていると、このサザンカ、植木をつくっている方に申しわけないんで軽々には言えないんですが、しかし、そういう病害虫の問題だとか、あとは常緑樹の問題、後のメンテナンスの問題、いろいろあろうかと思います。
 それとともに、この歩道の方から広い道路に出るときに、中木というのが非常に視界を逆に遮るということの苦情も私どもに何件かいただいているんですね、現在も東八道路なんかでも。だから、高木と低木に絞ったらいいんじゃないかとか、中木、目の高さの1メートル20の高さに木があるというのは非常に見通しがきかなくて危ないという意見が結構出ていて、何でわざわざ全部をふさぐようにしているのか。真ん中の目線だけは非常に見通しがきくようにという要望が私どもに多いので、その辺についての御所見もお聞かせ願いたいと思います。できれば、低木の方には芝生だとか、低木もいいかもしれないけれども、芝生とかを植えて、そのところにベンチを置いたらいいんじゃないかとか、いろいろな意見も寄せられておりますので、その辺も踏まえていろいろな議論をしていただければなと。
 あと、先ほど二層式の低騒音舗装というのも、そういう目詰まりのこともあるかもしれないんですけれども、景観も損ねないですし、やはり皆さんの地域の意見も多いということなんで、先進地の事例に学びつつ、そこにのっとってやっていってもらいたいなという思いがしました。その辺もあわせて。
 あと、自転車と歩行者の舗装の件で、この大き目のインターロッキングと普通のインターロッキング、それとアスファルトの、これの使い分けというんですか、これはかえって視覚的にもわかっていいんじゃないかと思いますが、これのメリット・デメリットをどのように分析しているのか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。


◯都市交通担当課長(中村 修君)  アンケート調査について、コミュニティバス等に関して3点御質問をいただきましたので、お答えいたします。
 まず北野ルートについては平成10年に運行開始した三鷹で一番最初の路線ということで、ほかの路線についても運行の改善を求める意見というのはいただいているんですが、総じて改善を求める路線については運行経路が長いというのが大きな原因です。1時間以上の運行間隔がある、始発が遅い、終発も早いというようなことで、その原因としては、やはり長い路線を走っているというのが1つ原因です。北野ルートに関しては、かねてから地域の方とお話しする機会等もあって、1つショートカットというんでしょうか、ルートを短縮するというようなことも御提案をしておりますけれども、なかなか、さまざまな意見がある中で具体的な改善まで踏み込めないというところでございます。そういったことも含めて、やはり全体の公共交通をどうやっていくかというところを、先ほど申し上げましたような公共交通会議の中で検討してまいりたいと考えております。
 続きまして、ワンボックス車両の展開ということで御質問をいただきました。本会議の質問でもデマンド交通、要求があったところにお迎えに行ってというようなサービスですけれども、そんなことも御質問ございましたけれども、やはり今後公共交通を展開していく上に、コミュニティバス車両で走るような路線というのはもう限られているというか、ほとんどないのではないかと思っています。今対応している新川・中原ルートも、なかなか道路状況が……。若干は三鷹の中では広い道とは言われていますけれども、なかなかコミュニティバスを通すには難しい路線でございます。
 今後の展開ということで考えれば、例えば井の頭とか、大沢とか、道路が狭いところをサービスするにはワンボックス車両は有効だとは思います。これも、先ほど北野の中で実証実験をワンボックスでやったときの事例なども御質問ありましたけれども、やはり需要ということと、運行にかかる経費ということもありますので、手法としては、そういう手法は大事だとは思いますけれども、そういった新たな展開というか、導入というんですか、そういうことについては慎重に考えていきたいと考えております。
 最後にバスロケの見通しということなんですけれども、バスロケーションシステムについては小田急バスが設置をしているというところで、一部のバス停については市も協力して設置をしているところもありますけれども、何しろ結構な金額がかかると聞いております。バス事業者で計画的に設置をしているという状況でございますので、そのように御理解いただきたいと思います。私の方からは以上です。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  調布保谷線に関してお答えいたします。まず街路樹でございますが、確かに5ページ目の方に記載されていますように、要望、意見としては落葉樹を懸念するというか、常緑樹がいいという御意見。具体的には、委員さん御指摘のとおり落葉樹が多く、ほとんど落葉樹ということで記載されておりますが。これは、我々としても見たり、当然季節感を味わって楽しむためには落葉樹の方が望まれているという側面があるのと、一方で、実際にそこに住まわれる方、道路上の落ち葉もそうですし、道の方にも風によっては入ってきたりとか、そういう面もあるので、現実的には望まないという意見があるというふうに、そういった意見でこういう意向としてあらわされているのかなということで。今後、こういったところもよく議論をしていただいて、本当にその地域に合ったものを植えていただくということがよろしいのかなというふうに考えております。
 また、中木に関して、確かに目線のところにありますと、見通し、特に交差点に近いところとか、安全上支障を来しておりますので、道路管理者としてもそういった点は考慮しながら進めていくものとは思われますが、市としてもそういった視点を東京都の方によく伝えていきたいと考えております。
 また、ベンチでございますが、調布・三鷹区間でベンチ等が整備されたのは、やはりバス停の待合のところだけだったかと記憶しておりますが、三鷹市におきましてはベンチのある道づくりという形で進めておりますので、そういった趣旨を東京都さんの方にもとらえていただいて、バス停に限らず、オープンスペース等、ポケット的なスペースがあるようなところがあれば、そういったところにも整備していただけないかということで要望していきたいというふうに考えております。
 最後に、インターロッキングに関してでございますが、大きいものと小さいもの、それぞれメリット・デメリットございますが、大きいインターロッキングの場合は、補修のときに、補修が入る、その分広がる──若干回りの部分でございますが、ありますが、凹凸が少なくなるというような逆にメリットがあるのと、目地の細かさというのは、大きい部分だけ目地が少なくなりますので、そういった長所、短所がある。小さい方についてはその逆になりますが、小さくなると目地が多くなって、でこぼこというところまでは行かないんですが、そういう凹凸が数が多くなるというようなデメリットがあると。ただ、景観的に、これは個人の好みもありますけれども、小さいブロックで景観的に配慮できるというような、そういったメリットもあるかというふうに考えております。私の方からは以上です。


◯委員(伊藤俊明君)  御丁寧に御答弁ありがとうございました。それでは、逆からちょっとまたお聞きしたいんですけれども、今のインターロッキングの大き目のとかだと非常に景観的にもいいんですが、でも、たまにこうやってでこぼこになったりとか、こういうのも、あれはどうしてたまにそうなってつっかかったりということがあるので。でも、コスト的にはアスファルトが一番安いんですか。アスファルトと、普通のと、インターロッキング、大き目が一番高いのか、その辺のコスト面と、あと二重低層舗装というんですか、その場合のはどのくらい普通の舗装とコスト面も倍ぐらいかかるんだとか、大ざっぱでいいですが、ちょっとその辺もわかったら教えてもらいたいと思います。
 それと、街路樹の件ですが、これも私は決して落葉樹を否定するものじゃないし、僕も四季折々の季節感があって非常に落葉樹大好きですが、ただ、一応道路清掃のということで懸念からということで言っただけですから、その辺は誤解のないようにしてもらいたいと思いますが。でも、別に常緑樹は葉っぱが落ちないわけじゃないですからね。あれ、ちゃんと衣がえしてますからね。あれはまたあれでかなりすごいですからね。クスノキでも、カシノキでも、モチノキでも何でもすごい変わる。常緑樹でもしっかりと衣がえしているということは、勘違いされちゃうと困るので一応説明しておきます。
 それで、北野を初めコミュニティバスのルートなんですが、確かに長いということが一番ネックになっているのは本当によくわかるんで、かといって、北野の方からですと、三鷹駅に行くのがそのコミュニティバス1本しかないというのが現状なので、ショートカットして行けるようなルートがある場合には、また循環で市役所を初め公共施設を結ぶようなとか、いろいろな角度から考えてくれていると思いますので、本当に皆さんが一生懸命やってくれているのはよくわかりますので、引き続き交通不便地域の解消というか、公共交通の活性化の委員会の方でしっかりと議論して、このアンケートとか、また市民から出ている声を形にしていただけるようにお願いを申し上げます。


◯都市整備部技監・広域まちづくり等担当部長(小俣 崇君)  具体的な質問をいただきまして、今手元に資料がないので正確な数字はちょっと申し上げられないという状況がございますが、まずインターロッキングの大小という問題でございますけれども、1つのブロックの大きさが大きいのと小さいのでは、逆に言うと施工する側としては手間がかかるという部分があろうかと思います。それと、黒舗装との比較ということでございますけれども、おおむね2分の1から3分の1というふうに見ていただければよろしいんではないかなと思います。
 それと、インターロッキングの場合、歩道等に施すわけですけれども、目地が多いと透水性という視点から見た場合、目地が多い方が雨水の透水がよくなるというふうにもつながるかなというふうに思います。
 もう一点、二層式の低騒音舗装についての費用の御質問でございますけれども、構造的に材質が変わるだけというふうに見ていただけばよろしいのではないかと。というのは、アスファルトコンクリートの従来のものは、一番上に非常に粒子の細かいものを使っていたという状況の舗装なんですね。それが目の粗いものになったということで、その下の表層の下に基層という層があるんですが、そこについても二層式の場合はさらに粗いものを使っているというふうなことですので、材料を単純に言えばかえているというふうになりますので、細かく言えば、そこの部分の材料的な単価の部分が変わってくるのではないかなというふうに思いますので、大きな違いはないのではないかというふうに思います。
 この問題については、後ほど調べまして、また再度御報告させていただきたいというふうに思います。以上です。失礼しました。インターロッキングの方が高いというふうにとらえていただければ。


◯委員(伊藤俊明君)  どうも御丁寧にありがとうございました。いずれにしても、こうやって調布保谷線の場合は特に景観とか、通行量もふえるでしょうし、また維持・管理のメンテナンスをやるとか、いろいろなことに配慮してなかなか後からできませんので、こういうふうにしっかりと最良の方向を、市民の意見を聞きながら進めていただけたらと思います。どうもありがとうございました。


◯委員(谷口敏也君)  幾つか質問させていただきます。まず指導要綱の中で対象となる事業、3年以内に一体で利用されていたというふうに限定しているのは、どういった根拠からなのかお伺いしたいと思います。
 それと、先ほど来からので、伊藤委員の質問を聞いてて、確かに北野はそうなのかなというのを改めて認識したんですけれども、三鷹台駅に行っている仙川からのコミバスじゃないですけど、ちっちゃいバスありますね。あれはたしか三鷹で補助を全然していないと思うんですけど、独自の……。車両を貸したりなんかしているんでしたっけ、独自にやって民間で成り立っているのであれば、何がそこで違うのかという。要はそれを参考にして、例えばあのルートに北野を絡ませるとか、何かそういった変更もできるんじゃないかと思うんですけど、このアンケートでは、あの仙川から三鷹台のルートもアンケートに入っているのか。どういった、例えば車両運行間隔時間数とか、コミュニティバスとそんなに違いがあるのかどうか、その辺をわかったら教えていただきたいと思います。
 それと、調布保谷線の方なんですが、このアンケートで植栽帯の配置というのは、ある程度先ほど来からの御説明でタイプ1というので決まりなんじゃないかなと思うんですけれども、側道タイプと緑地タイプ、ばらばらにブロックによって違いが出ているんですが、これはこの要望を聞いてブロックごとに違うつくり方をするのかどうか、お伺いをします。
 それと、もう1つ、栗原委員の方から、調布の区間において環境影響評価よりも高い数値が出ているというお話があったんですが、それはどの部分がどういうふうに出ているのかというのをお伺いしたいと思います。以上です。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  私の方から指導要綱と調布保谷線の関係でお答えさせていただきます。
 まず、指導要綱の、条例の手続を行う日から起算して3年以内に一体で利用されていた面積5,000平米以上の土地、またはその土地の一部でということの考え方でございますが、基本的にこういった制限を加えますと、その土地を分割されてしまって申請されるケースも考えられるということで、もともと大きな土地があった場合についてはこの対象になるということで御協力をしていただくと、そういった規定にするために、土地に関して、さかのぼって3年以内にということで規定をさせていただいております。また、その土地の一部でということでありますので、その時点で分割しても、そこに100戸以上のものを建てれば対象になってくると、そういった考え方でございます。
 3点目の調布保谷線の緑地タイプと側道タイプということで、この検討会の中で今御説明しましたように、委員さんの方から御指摘がありましたように、割合として、傾向としてどちらかが多い内容になっているところは、今後の検討会を積み重ねて最終的に決まっていくものでございますが、基本的にはその一体で出入り等支障がなければ、違うタイプをブロックごとに配置していくのではないかというふうに考えております。調布保谷線、この36メートルの道路で環境施設帯のあり方としては両方を東京都としては考えているということで。ただ、お隣との関係とか、どうしてもその辺は調整しなくちゃいけないところは当然あるかと思いますが、このタイプは調布保谷線の環境を守るというタイプが含まれているということで、どちらでも可能でやっていくんじゃないかというふうに考えております。
 もう一点、先ほどの二層式低騒音舗装の関係で、データが一部超えているという部分につきましては、まだこれは調布・三鷹区間でも供用は開始されておりますが、一番三鷹に近いところの部分がまだ残っておりますので、工事完了後の事後調査はまだ実施されていないということで、まだそういった事後調査の正式なデータが出ているということではなく、これからそれは調査した結果で報告されるものというふうに考えております。私からは以上です。


◯都市交通担当課長(中村 修君)  三鷹台駅と仙川を結ぶバス路線について御質問いただきました。この路線については小田急バスが独自に運行している路線ということでして、そういった意味では市が運行に補助金とか、そういったかかわりは一切ございません。この路線の導入については、関東バスが一部牟礼地域を走っていた時期がございましたけれども、こういったバスが廃止になったことなどもあって、市が小田急の方に強く働きかけたというふうに聞いております。
 小田急バスとしても京王線の駅に乗り入れるというようなメリットというんですか、そういった企業戦略とも相まって運行が始まったというふうに聞いております。こういった、我々自主路線と言っていますけれども、バス事業者の自主路線でコミュニティバスをやっていただければ、市の負担というのはなくなるんですが、コミュニティバスについてはかねてから御説明してますように交通不便地域をカバーするというところで、当然乗客数も路線バスに比べて少ないだろうというようなこともあって、当初から一定の料金収入で運行経費が賄えないということが想定される中で、市がその部分について補てんをするということを約束をして、運行協定を結んで運行をお願いしているという、そういうコミュニティバスですので、その違いがあるということでございます。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。指導要綱の方なんですけれども、私と考えていたのが逆で、ディベロッパーって土地を探して、ある程度買えると見込むと、その回りも探すんですね、くっついてるのを。そうなると、周りも一緒に巻き込んで開発をしようと──特にあの大成高校の斜め前のところなんかそうだったじゃないですか。隣の土地まで含めて大きくしてやれるんだったら、そうやりたいという頭がある中で、そうなった場合には適用しないような形になりますね、このままだと。それについてはどう考えるんですか。
               (「適用させます」と呼ぶ者あり)
 でも、一体で利用されていた面積でしょう。一体で利用されていなかったわけじゃないですか。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  一体で利用されていた面積でございますが、当然合わせた場合についても、5,000平米以上になれば対象になっていくというふうに考えております。


◯委員(谷口敏也君)  この文章ってそういう解釈なんですか。3年以内に一体で利用されていなかったら、建てる前に買ったということだと、一体として使われていないじゃないですか。この文章の受け取り方がそうとられないのかなと思ったんですけれども。


◯まちづくり推進課長(田口久男君)  もともと5,000平米以上、当然それについては対象になっていきますし、まとめた場合についても5,000平米以上になれば対象になると、そういうように考えております。


◯委員(谷口敏也君)  そうだったらいいんですけれども、これってそうとれなくないのかなと思ったんですけれども。大丈夫なんですか。私が言っているのは、一体で今まで3年以内に利用されていなかった土地なんだから、5,000平米以上になってもこれに適合しないんじゃないかって言われない文章なのかなと思って。


◯委員長(宍戸治重君)  休憩します。
                  午前11時12分 休憩



                  午前11時13分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開します。


◯委員(谷口敏也君)  わかりました。ありがとうございます。


◯委員(川原純子さん)  申しわけありません。非常にちょっと心配なんで、もう一回この調布保谷線の6ページのところ、この電車庫通りと、それからこの7メートルに拡幅されるという道の件なんですが、この先の武蔵境、武蔵野市になるんですけれども、以前にもこの委員会で意見を言いましたが、獣医大のところも、ここも高架になってから非常に危険なんですね、信号機の設置もありませんので。そして、またここも7メートルになってきたときに、どうしても私、やはり心配がぬぐい去れないというか。ここも結局7メートルになって、こういったことは申しわけないんですが、本当に中央線が通勤時のとき人身事故ですとか、それから信号機の事故とかで、境からここまで、ふだんですらも通勤・通学者がすごい列をなして走っているんですが、私はそうなったときにもっともっと心配されるのは、ここが渡れないということで無理な横断が出てきたりだとか、通常もそうなんですけれども、ここは車が両方向走り出したときにどうなっちゃうんだろうと。
 そのちょっと先もそうですから、獣医大のところも。だから、ここはくれぐれもやはり信号機の設置のこともかんがみて、東京都の方に道幅を広くするんであれば、そういったことも本当にお願いしたいと思います。私は、高架になるときだって、こんなことわかってるんだから、何で信号機をあそこにつけないんだろうというふうに単純に思ってましたから、それが今現実問題、住民の方々からも苦情が出てます。その中でまたこれが7メートルになって、車が動き出したときに、もう絶対通れません。だから、そういったときに無理な横断だとか事故、絶対これはあるなということはどうしても今心配がぬぐい去れないので、念押しでお願いをしたいと思います。東京都にもよく言ってください。また、警察の方にも言っていただきたいと思います。よろしくお願いします。JRも関係するかもわかりませんが。


◯委員長(宍戸治重君)  要望でいいのね。ほかにありますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 ないようですので、以上で都市整備部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前11時16分 休憩



                  午前11時17分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
 まちづくり環境委員会管外視察結果報告書の確認について、本件を議題といたします。
 まちづくり環境委員会管外視察結果報告書の正副委員長案を作成いたしましたので、御確認をいただきたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前11時17分 休憩



                  午前11時19分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
 お手元の報告書案をもって、まちづくり環境委員会管外視察結果報告書とすることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。なお、案文の整理等については正副委員長に一任願います。
 続いて、所管事務の調査について、本件を議題といたします。
 まちづくり、環境について、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 休憩します。
                  午前11時20分 休憩



                  午前11時23分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
 次回委員会の日程については、正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 そのほか、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。
                  午前11時24分 散会