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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成21年調布基地跡地利用対策特別委員会) > 2009/02/16 平成21年調布基地跡地利用対策特別委員会本文
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2009/02/16 平成21年調布基地跡地利用対策特別委員会本文

                  午後1時58分 開議
◯委員長(白鳥 孝君)  それでは、ただいまから調布基地跡地利用対策特別委員会を開会いたします。
 初めに、休憩をとって本日の流れを確認したいと思います。
 休憩いたします。
                  午後1時58分 休憩



                  午後1時59分 再開
◯委員長(白鳥 孝君)  委員会を再開いたします。
 休憩中に御確認をいただきましたとおり、1、協議事項及び行政報告、2、次回委員会の日程について、3、その他という形で委員会を進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認をいたします。市側が入場をするため、休憩をいたします。
                  午後2時00分 休憩



                  午後2時01分 再開
◯委員長(白鳥 孝君)  委員会を再開いたします。
 早速ですが、市側の説明をお願いいたします。


◯企画部長(城所吉次君)  それでは、早速私の方から、本日の総括的なお話をまずさせていただきたいと思います。
 本日は、協議事項が2件、報告事件が2件でございます。1つ目の協議事項でございますが、お手元の資料1というのがございますけれども、武蔵野の森総合スポーツ施設基本構想についてでございます。この件につきましては、後ほど私の方から概要説明をさせていただきたいと思っております。この件につきましては、まことに恐縮ではございますが、本日御審議をいただきまして、結論をお出しいただければというふうに考えておりますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
 2つ目の協議事項でございます。お手元の資料2にありますとおり、新たな機種の調布飛行場の使用についてでございます。本件は、御案内のとおり「東京都調布離着陸場の整備及び管理運営に関する覚書」に基づきまして、新たな機種の使用について協議がなされているものでございます。この後、企画経営室長より詳細を御説明させていただきますが、本件につきましても、本日御審議をいただきまして、結論をお出しいただければと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
 3点目と4点目、いずれも報告事項でございます。資料3の東京都営空港条例の改正について、そして、資料4の離島航空路線への計器飛行方式の導入についてでございます。
 それぞれの内容につきましては、この後、企画経営室長から御説明をいたしますので、よろしくお願いをいたします。
 それでは、まず最初に、私から、資料1、武蔵野の森総合スポーツ施設基本構想についての概要を御説明させていただきます。
 まず最初に、これまでの経緯について御説明をいたします。本件につきましては、昨年の12月のこの市議会の特別委員会におきましても御報告させていただきましたとおり、昨年5月20日の3市の市長と東京都の担当副知事によります調布基地跡地関連事業推進協議会、いわゆる四者協でございます。ここにおきまして、武蔵野の森総合スポーツ施設建設基本計画を見直し──以前の基本計画でございますが、これを見直しまして、味の素スタジアム西側都有地に補助競技場を含む新たな総合スポーツ施設の整備構想となる、武蔵野の森総合スポーツ施設基本構想を策定するということで、昨年5月20日に合意がなされたわけでございます。
 そこで、この合意に基づいた基本構想の策定に当たりましては、武蔵野の森総合スポーツ施設建設基本計画に基づく施設整備が調布飛行場の都営空港化の受け入れ条件であったこと、そうしたことから、この計画において示された施設概要、いわゆる5館構想を十分に踏まえるよう、昨年11月14日、3市長名によりまして東京都に対しまして知事あてに要望書を提出したところでございます。これにつきましても12月の議会で御報告をさせていただいておりますので詳しく申し上げませんが、要望の柱といたしましては3つありました。
 1つ目が施設内容ということで、4館の要望をいたしました。2つ目といたしまして、施設整備の時期、こちらにつきましては早期整備を要望したものです。そして、3つ目は地元の市民の利用、この3点を中心といたしまして要望を行ったところでございます。この要望を踏まえまして、その後、3市と東京都との具体的な協議を進めるために、四者協のもとに検討組織として武蔵野の森総合スポーツ施設に関する諸課題検討協議会という、東京都と3市の課長レベルの会議でございますが、11月21日に設置をいたしまして具体的な協議を始めたところでございます。
 そして、去る2月10日に四者協の幹事会が開催されました。そして、これまでの取り組みを踏まえまして、今お手元にお示しをしております武蔵野の森総合スポーツ施設基本構想の骨子(案)が東京都より提案をされたものでございます。お手元の資料1をごらんいただきたいと思いますが、1ページから2ページにかけてでございます。縦横逆になっている──逆といいますか、そういう資料でございますけれども、全体の構成といたしましては、1ページの左手から、基本構想の主要部分となります施設建設の目的、そして基本的考え方、右側に行きまして施設の概要、さらに2ページ目に入りまして、施設で対応できるスポーツの展開、そして、さらに2ページ右側の上の方では整備スケジュール、そして、下の方に今後検討すべき事項という内容で、骨子(案)としてまとめられたものでございます。
 それでは、この資料に沿って説明をさせていただきますが、まず1ページの左手の施設建設の目的及び基本的な考え方でございますが、基本的な考え方のところに端的に一番あらわれていますのが、1点目にございますとおり、多摩地域のスポーツ振興、まちづくりに貢献する施設とするんだということを掲げられているほか、そのほか4つの項目が掲げられているものでございます。
 続きまして、建設予定の施設の概要でございます。予定の施設はメーンアリーナ、サブアリーナ、屋内プールの3つの施設、加えまして補助競技場、全体4つの施設としてまとめられております。
 まずメーンアリーナでございます。競技フロアはバレーボールコートを4面、収容人数は、可動を含めて8,000ないし1万席程度が想定をされております。サブアリーナは、競技フロアはバレーコート2面、収容人数は数百人程度といたしまして、こちらの方に武道が実施可能な施設として整備をする予定ということが明記をされております。また、屋内プールは、50メートルの国内公認プールとして整備をする予定というものでございます。一番下の補助競技場につきましては、全天候舗装の400メートルトラックを8レーン、フィールドにつきましては、3市でも要望していたわけでございますが、天然芝で多目的フィールドといたしまして、収容人数は固定席で数百席程度の予定というものになってございます。
 2ページ目でございます。2ページに行きますと、左手、施設で対応できるスポーツの展開でございます。各施設ごとに各種競技が例示をされておりますので、それぞれ御参照をいただければと思います。
 続いて、右側上の方の整備スケジュールでございます。ここはスケジュールが大きく2段に分かれておりまして、下の方にあります補助競技場につきましては、平成24年度の国体のリハーサル大会に間に合うように整備を進めていく予定となっております。
 そして、上の方に表示をされておりますメーンアリーナ、サブアリーナ、屋内プールでございます。こちらについては、今現在、今回これは特別委員会に出しておりますが、構想について平成20年度中に策定をするということで、その後、平成21年度から計画、設計等を進めていくわけでございますが、国体の開催前に契約の締結を行うとしまして、平成28年度には施設を完成する予定というふうになっております。
 次に、今後検討すべき事項でございます。まず、施設の整備手法や運営方法がございます。2点目といたしまして、スタジアム等東側施設との連携を挙げているところでございます。そして、一番最後に、これらを両方受ける形で、上記2点の課題については、地元3市などと連携して検討を進めていくというふうにしているものでございます。
 今回、東京都よりこのように提案が骨子(案)という形で示されたわけでございますが、この内容につきましては、昨年5月20日の四者協合意の趣旨を踏まえて策定されたものでございまして、施設建設の目的、あるいは基本的考え方の冒頭に掲げているとおり、多摩地域のスポーツ振興、まちづくりに貢献する施設であることが明確に位置づけられたところでございます。
 また、3市要望の1つ目の柱であります施設内容といたしましては、昨年11月の3市長連名の都知事あて要望書を踏まえまして、屋内体育館、すなわちメーンアリーナとサブアリーナでございます。それから、屋内水泳場を整備いたしますとともに、要望いたしました武道施設につきましても、サブアリーナに武道に対応する機能を備え、さらに観客席を設けることで武道での利用ニーズに対応できることが提示されておりまして、補助競技場を含めた形の限られたスペースの中でほぼ3市の要望に沿った内容となっておりまして、市として評価できるものと考えているところでございます。
 さらに要望の2つ目の柱であります整備のスケジュールでございます。3市の要望を踏まえまして、明確にスケジュールが示されているものと考えております。そして、大規模施設ということで、整備には相応の時間を要するという説明がございましたが、国体開催前に契約締結を行うということを明記いたしまして、実質的に国体開催前に事業実施の担保が図られているということでございまして、都としても最大限の努力を行ったものと考えられまして、市としてはこの点も評価しているところでございます。
 また、3つ目の柱であります、地元市民の利用でございます。こちらにつきましては、今後検討される事項といたしまして、施設の運営方法という中で、今後地元市民の利用については検討していく必要があろうかと考えておりますが、こちらにつきましても、地元3市などと連携して、こうした課題を検討を進めていくというふうにされているものでございます。
 御説明は以上でございますけれども、市といたしましては、今回の東京都の骨子(案)につきましては、施設内容、また整備スケジュールの項目でも申し上げましたとおり、都としても財政状況が厳しい中で3市の要望を踏まえた整備方針を示したものと受けとめておりまして、評価できるものと考えているところでございます。
 私からは以上でございます。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  それでは、資料2、3ページをお願いいたします。こちらは、新たな機種の調布飛行場の使用について協議事項でございます。
 対象機種は、シコルスキー式S76Cプラスプラス型でございます。右のページ、4ページをごらんください。航空機の定置場ですけれども、こちらは茨城県竜ヶ崎飛行場、騒音値はいずれも基準以内でございます。使用者は、江東区新木場に本社がございます東邦航空株式会社です。今後の飛来回数予定、10回、飛来の目的は整備・給油となっております。
 1枚おめくりいただけますでしょうか。5ページをお願いいたします。三面図がございます。回転翼機、ヘリコプターです。定員につきましては9名、乗員2名、計11名が搭乗可能なヘリコプターでございます。
 続きまして、資料3、東京都空港条例の改正について御報告いたします。まず初めに、換算単車輪荷重という用語の御説明をさせていただきます。換算単車輪荷重、これは航空機の重さがその飛行場の重量制限に適合しているかを判断するために用いられる計算値でございます。航空機の最大離陸重量に着陸用のタイヤの数によりまして決められた係数を掛けると、その数値となるものでございます。
 それでは、具体的な内容につきまして御説明をいたします。本件は、東京都空港条例に規定されている新島、神津島、調布、各飛行場の重量制限、換算単車輪荷重でございますけれども、この重量制限を2.6トン未満から2.9トン未満に変更するという内容でございます。なお、本改正は「東京都調布離着陸場の整備及び管理運営に関する協定書」別表の受け入れ条件、この受け入れ条件として了承した2.9トン未満という重量制限の範囲内において改正を行うものでございます。この2.9トンという数値ですが、これは調布飛行場と島嶼空港を定期運航しているドルニエ機の換算単車輪荷重、2.88トンですが、この荷重に相当いたします。
 調布飛行場で通常運航されている航空機で最も重い機体でございます。ドルニエは2.88トンございますけれども、これまでは神津島空港の滑走路の舗装強度の不足から、重量を制限して運航していたとのことでございます。具体的には、乗客の定員19人──ドルニエの定員19人でございますけれども、17人までの予約にとどめて運用していると聞いているところでございます。
 神津島空港は平成20年度末に滑走路舗装のかさ上げ工事が完了いたしまして、換算単車輪荷重2.9トンに対応できることとなることから、神津島空港とともに新島空港、調布飛行場につきましても、あわせて都営空港条例で定める重量制限の変更を行うものでございます。
 なお、調布飛行場は平成11年度、新島空港は平成14年度に滑走路のかさ上げ工事を完了し、ドルニエ機の離着陸に対応可能な滑走路となっております。
 続きまして、資料4をごらんいただけますでしょうか。7ページになります。こちらは、離島航空路線への計器飛行の導入について御報告をさせていただくものです。本件につきましては、「東京都における計器飛行方式導入にかかる検討状況」といたしまして、平成19年12月の本特別委員会におきまして、一度前段の御説明をさせていただいております。具体的には、計器飛行に必要となる衛星用受信機MSAS受信機の購入、それから、新島空港などにおける飛行経路設定のための調査を実施している旨の御報告をさせていただきました。これが平成19年12月の本特別委員会でございます。
 本日は、こうした離島空港路線への計器飛行方式の導入につきまして、具体的な飛行経路や導入の時期等が都から示されましたので、御報告をするものでございます。
 初めに7ページですけれども、1番、計器飛行経路、こちらにつきましてはこの後御説明をいたします。2のところに導入時期がございますけれども、新島空港につきましては、平成21年3月中旬を予定しているとのことでございます。計器飛行につきましてはAIP(航空路誌)に掲載をいたしまして、航空情報として周知する手続が必要でございます。平成21年1月15日にこの航空路誌が発行されまして、官報にも公布をされています。1カ月後、2月12日にはこの周知された航空路誌が有効になるということでございます。また、さらにパイロットの訓練、審査の期間等がございまして、平成21年3月中旬から計器飛行が可能となり、計器飛行を導入していきたいというふうに報告を受けているところでございます。
 次に、神津島空港ですけれども、こちらは現在航空局と調整中でございます。こちらにつきましては、平成21年6月下旬の導入を目指したいということで、調整を進めているところでございます。
 また、大島空港ですけれども、こちらは既に計器飛行の経路が設定をされておりまして、大島空港につきましても、新島空港とあわせて3月中旬に導入をしていきたいというふうに聞いております。
 次に3番ですけれども、計器飛行用の航空機材、これが平成19年12月の特別委員会で御報告した内容ですけれども、平成19年度に1機、平成20年度に1機搭載済みでございます。また、3機目は来年度、平成21年度の搭載に向けて予算要求中というふうに聞いております。
 ドルニエ4号機の購入。あわせて平成21年度に──現在、新中央では3機のドルニエを所有しているわけですけれども、4機目を購入したいというふうに聞いているところでございます。
 それでは、少しごちゃごちゃした図でわかりにくいんですけれども、右側の図をごらんください。A3の図でございます。新島空港・神津島空港IFR──計器飛行の経路ということでございますけれども、神津島空港の経路につきましては調整中のため、イメージということで御理解いただければと思います。
 まず図面の中央をごらんください。RJAN新島空港と書かれておりまして、この点線の矢印がありまして、その先に新島空港がございます。少しわかりにくいんですけれども、この短い棒線の部分、これが新島空港の位置でございます。また、上の方にウェーブスと書いてございます。その右側に三角の記号がございます。右下には記号の説明がありますけれども、三角の記号につきましては、位置通報点というものでございます。管制機関との位置の通報に使用する地点となります。
 それから、先ほど御確認いただきました新島空港の両側に進入復行点という記号がございます。進入復行点は、空港または滑走路等を視認できない場合、進入のやり直しを行うポイント。ここに来て着陸ができるのか、やり直すのか、判断するポイントとなっております。
 それでは、着陸の経路から順に御説明をいたします。着陸の経路につきましては、赤の線で記載をしております。図面の上の方からごらんいただけますでしょうか。「至:大島の航空保安無線施設」と書いてございますけれども、大島方面から飛来しました航空機は、まず一たん、このウェーブスという三角の位置通報点を目指して飛んでまいります。そこから新島空港の風向きによりまして、西側から着陸するか、東側から着陸するかに分かれます。ここでは、東側の経路、図面でいいますと右側の赤い矢印に沿って着陸する経路の場合で御説明をいたします。
 ウェーブスの次にはパドルという名称の位置通報点を通過しまして、次にはRNAV RWY29 IFという飛行経路の通過点ですけれども、ここで向きを変えまして進入復行点を目指して飛行してくるということでございます。進入復行点では、着陸に問題がなければ空港に着陸。空港滑走路が視認できないなど、やり直しの必要があれば、その後の真っすぐ、点線に沿ってやり直しとなります。この点線は新島空港東側から来た場合のやり直しの経路ということでございまして、またウェーブスのところまで戻る。そこでやり直すということになります。
 次に出発ですが、出発につきましては青の線で示しております。出発経路につきましては、位置通報点などはございませんが、図面のようにルートが決められているところでございます。なお、繰り返しになりますが、新島空港につきましてもイメージのずれはありますけれども、地点等はおおむね調整が進んでおりますが、現時点では調整中というふうに御理解いただければと思います。
 私からの説明は以上です。


◯委員長(白鳥 孝君)  市側の説明は終わりました。市側の説明に対する質疑がございましたら、お願いをいたします。


◯委員(伊東光則君)  まず、武蔵野の森総合スポーツ施設のことですが、この施設、予定では4館構想という形を変えて国体の前後につくられるというお話なんですが、まず、できたときの建物の管理をする主体というか、都で全部管理するのか、それとも、どこか、味の素スタジアムのように民間に委託したりするスタイルをとるのかという点。それと、狭い土地にいろいろな施設を盛り込まなくてはいけないというふうに思いますが、そのときの駐車場等の施設はどういうふうに考えられているのかという2点、お願いします。
 それと、飛行機の方なんですが、新しい飛行機で、今後の飛来回数、予定で10回という回数が載っているんですが、これは年間10回なのか、これからこの飛行機が飛来するのが10回だけなのか、その辺、教えていただければと思います。
 以上、3点です。お願いします。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  まず1点目の建物の管理、どこが管理運営の主体となるのかというところなんですけれども、施設の運営方法については今後の検討課題とされておりまして、この2ページのところにも今後検討すべき事項ということで整理しておりますけれども、スポーツ施設運営者など、民間のノウハウを収集するなど、効率的な運営を実現するための検討を行うということで、今後の検討課題というふうに御理解いただければと思います。
 それから、駐車場ですけれども、やはりこれだけの施設になりますと駐車場というのも当然必要になってくるかなと思います。前回の特別委員会でもイメージ図ということで出させていただいたんですけれども、そのときにも駐車場が課題ということで、まだ何台とか、どのような駐車場の方式になるのかというところも今後の検討課題になりますけれども、そこも十分配慮しながら進めていかなければならない。しかしながら、当然この施設の方がメーンですので、その配置等につきましては今後優先的に検討していくということで聞いております。
 それから、新機種の中の10回の給油ということなんですけれども、これは年というよりは、今後10回ということなんですが、主に日常の整備ではなくて重整備のため、あるいは、今回調布でヘリコプターを組み立てるものですから、そういうものも含めて10回という数値が示されているところでございます。
 以上です。


◯委員(伊東光則君)  ありがとうございました。武蔵野の森の方は、大きな計画としてはこういうスケジュールということで、今、お聞きしたように、駐車場のことについても、また管理の主体についてもこれからということなんですが、管理主体をどこに持っていってもいいんですが、それよりも市民が使いやすい仕組み──市民といっても、個人じゃなくて、これは多分サークルとかを考えられていると思うんですが、そういう団体が手続をしやすいとか、利用するとき問い合わせをしやすいようなスタイル、また、そこに来る市民の方が来やすい。駐車場も、本当だったら公共交通、バスとか電車で来るというのが一番いいんでしょうが、車で来なければいけないというような状況も考えられますので、その辺も十分加味して、この計画を立てていく上で指摘していただいて、よりよい施設にしていただければと思います。
 また、飛行機の方なんですが、調布飛行場でつくって、登録地は竜ヶ崎飛行場ということなので、ヘリコプターが完成してちゃんと飛べるようになれば、もう調布には来ないというふうに考えてよろしいでしょうか。


◯企画部長(城所吉次君)  1点目の件でございます。今おっしゃられたとおり、これから施設の整備手法、狭い土地に盛り込むということ。現実的に12月議会の特別委員会でも御報告したとおり、かなり大きな施設が幾つも入りますので、そうした整備手法の点。あるいは、特に地元の市民が利用しやすいような形の運営手法が、どのような形のものがよいのか。そうしたことも含めて、これから十分、東京都の方もそうしたことで今後検討すべき事項、抽象的ではございますが、ここに両者で確認をいたしておりますので、そうした点、十分これから3市連携しながら東京都の関係部局と協議を進めていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  新機種のヘリコプターですけれども、使用目的は東京愛らんどシャトルという離島の定期運送のヘリコプターに使われるというふうに聞いております。青ヶ島とか、利島とか、御蔵島とか、そうしたところを結ぶ飛行機であるというふうに聞いておりまして、定置場は竜ヶ崎なんですけれども、東京ヘリポート、あるいは八丈島にとまって日常の点検等を行いまして、調布では新規の組み立てと重整備、例えば滞空証明等の、いわゆる車でいえば車検に当たるようなもの、そういうときには調布で、東邦航空がありますので整備をしていきたい、そのように聞いているところでございます。


◯委員(粕谷 稔君)  何点かお伺いしたいんですが、まず、武蔵野の森総合スポーツ施設基本構想ということなんですが、基本的には三鷹市のお考えという部分に関しては、要望等を踏まえて評価しているということを報告いただきましたが、1つ、メーンアリーナが8,000から1万席程度ということで、基本的な考え方の中に、まちづくりに貢献する施設、スポーツ振興という部分が掲げられているかとは思うんですが、昨今、こういったスポーツ施設のアリーナ的建物の使われ方の中でイベント等に使われることが多々あるかと思います。
 隣の味の素スタジアムもさまざまな大きなイベントでしばし使われることがありますし、また、その経済効果という部分でも、かなりの部分があるかと思うんですが、1点、平成28年度以降の運営になるかとは思うんですが、こういった部分の考え方というのは都の方から何か現時点であるんでしょうか、お聞かせください。
 それから、国体にあわせて事前の契約等ということでございますが、先ほど運営の手法とか、整備手法等の質問がございましたが、この契約等に関しまして、あくまでも都の施設ではございますけれども、やはりこの多摩地域の発展という部分におきましても、地域の業者さんとかいう部分の地元業者さんたちが積極的にこういった工事等に携われるような方式をとっていかれるのかどうかという点をお伺いしたいと思います。
 あと、航空路線というんですか、今説明を受けましたが、今回の計器飛行方式の導入ということにおきまして、これは確認なんですが、当初調布飛行場とか、この2地点というか、離島等の離発着においては、天候等目視で離陸するのか、欠航するのかというような方式だったかと思うんですが、この方式をとることによって、ある意味多少曇っていたり、雨が降っていたりとかでも、離着陸が今後ふえていくのかどうかという点をちょっとお伺いしたいと思います。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  まず1点目、武蔵野の森総合スポーツ施設、特にメーンアリーナ等の活用について基本的な考え方といいますか、お尋ねがありました。確かに東京体育館などでは相当なイベントでも使われておりまして、アリーナコンサートであるとか、あるわけですけれども、現時点では当然この基本的な考え方に書かれているような、多摩のスポーツの中心の拠点として考えているという御説明ではありますけれども、当然、効率的な運用とか、実際の運用のあり方については、さまざまな検討を行っていくということは聞いているところでございます。
 それから、契約の関係なんですけれども、この契約というのも金額的にも大きな契約になりまして、国際競争にもなるような東京都の基準があるようでございます。ですから、そうした東京都の契約の基準に基づいて契約の手続が進められるというふうに我々も承知しているわけですけれども、そのような今の質問委員さんのような御意見は、やはり市としても関心があるといいますか、十分今後いろいろ協議の中で、市としてもしっかり言うべきことは言っていきたいなというふうには思っております。
 3点目なんですけれども、これは有視界飛行との関係で、あくまで今回計器飛行を導入するのは離島でございまして、新島、神津島、大島でございます。調布飛行場は継続協議になっているということで、今回の計器飛行の導入からは当然外れていくということなんですけれども、この場合に、計器飛行であれば、どんなときでも着陸できるかというと、そうではないです。
 ここでいいますと、進入復行点のところで、やはり空港滑走路が確認できなければ着陸はできません。しかし、これまでですと、ここまで来れば見える場合にも、その前でもう既に計器飛行でないと飛べないような条件のときもございましたので、そういう点では、2地点間に限ってでございますけれども、その場合にも一定の回数増はあるんだろう、そのようには考えているところでございます。


◯委員(粕谷 稔君)  ありがとうございました。規模として、多摩地域において8,000から1万人規模というのはなかなかないのかなという気がいたします。かといって、スタジアムを使うほどのようなイベントがそんなにしょっちゅうあるかといったら、そういったことでもないと思いますので、また効率的な利用ということでお話を伺いましたので。ともかく、ここ数年、都がつくった施設等が経年による建てかえとか、いろいろな報道もなされたりとか、財政が厳しい赤字のときには、そういった部分がやたらたたかれたというような経緯があるかと思います。
 本当に多摩においては画期的な施設にもなるかと思いますし、市民初め待望の計画だと思いますので、この運営という部分におきましても、地元の市でございますので、しっかりと今後とも都にも物が言えるような、言うべきことは言っていっていただければと思っております。
 それから、計器飛行の導入におきましては説明でわかりました。
 もう一点、確認したいんですが、条例の改正についてということなんですが、2.6トン未満から2.9トン未満に変更していくという、これは報告だとは思うんですが、今後、なし崩し的に感覚として、せっかく武蔵野の森をつくっていただけるという交換条件に、なし崩し的に大きい飛行機というか、ヘリコプターが導入……。副知事の、以前ここの委員会でも話題になりました発言等もございまして、この部分に関してはどうなんでしょうか、もう一点だけお聞かせいただければと思います。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  今回の空港条例の改正につきましては、協定に基づく受け入れ条件で了承された範囲というふうに考えているところでございまして、これがどんどん重量制限、勝手に報告事項のような形でふえていくことはないと、これはしっかりお答えしたいと思います。
 また、例えばジェット機のようなものがここに着陸すると想定した場合には、やはり滑走路の長さ自体が最低1,500メートル以上は必要ですし、重量制限も当然ジェット機ですと40トンとか、そういう重量になりますので、最大離陸重量は。ですから、少なくともそういうことは対応はないとお答えしたいと思います。


◯委員(浦野英樹君)  武蔵野の森総合スポーツ施設について、1点質問します。サブアリーナのところで、武道に対する機能を備えるとあるわけなんですけれども、これは例えば、アリーナに畳だとかマットを敷いて武道ができるようにするということなのか、それとも、別室の、小さくてもいいんですけれども、武道場のようなものがあるということなのか、これ、どちらでしょうか。
 あと、補助競技場についても、プールにしても、そこら辺、全体的にそうなんですけれども、これは競技大会とかに結構使える施設ということを想定してつくっているのかなと思うんですが、一方で、競技大会として使いやすい施設が、じゃ、日常のサークル等の練習で使いやすいかというと、それはまた別の問題で、そういった配慮というのはされているのか、現時点での情報があれば、情報で構いませんので、教えていただければと思います。お願いします。


◯企画部長(城所吉次君)  これは12月の委員会でも概略説明した際に、いろいろと東京都との間でやりとりがありましたので、若干の御説明はしてありますが。東京都といたしましては、東京都のスポーツ振興計画の中に、今回この武蔵野の森総合スポーツ施設の関係が明確に記載されたわけです。そして、こちらにつきましては国際的な大会、あるいは全国的な大会とか、基本はそうしたことになります。あるいは、場合によっては全都的な大会といいますか。当然東京都が実施主体でございますので、例えば三鷹市とか、市町村の体育館とは違いますので、基本的な性格はそのようになります。
 したがいまして、それをいかに三鷹市民とか、調布市民とか、それぞれのスポーツ振興に役立てていくかという場合には、おのずと単純な日常的なスポーツ施設としては率直に言って難しいですが、そうじゃない形でいろいろな大会もあると思いますので、そうした形での利用ができていくのではないかと思っております。
 あと、サブアリーナの関係で、これは別室ということでは、規模的にかなりタイトに、今のところ考えているようですので、サブアリーナの中に一定の工夫を施しながら武道場の機能を持たせるというふうに聞いております。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  サブアリーナの武道施設、部長の答弁に補足をいたします。武道場の機能の中で畳を常備するというふうに聞いているところでございます。もちろん、畳の上部だけではなくて、畳を敷くためにいろいろあるようでございますけれども、畳を常備するというふうにお考えいただければと思います。


◯委員(浦野英樹君)  先ほど言いましたけれども、地元に住んでいる人にしてみれば、逆に日常的なサークルの活動とかに使えるという方がありがたいという面もあるのかなと思うんです。サブアリーナの武道場についても、なかなか武道とか格闘技系の練習場所というのは少ないのが現状で、逆に、地域のサークルでもそういった練習がしやすいような配慮というのを、今後も継続的に求めていただきたいなと思います。
 畳もいろいろ敷き方がありまして、結構きっちりと敷けない。間を詰めて敷けないようなところだと、けがをしたりとかいうのもあったり。あと、どこかの施設では畳を自動ではないですけれども、半自動、運ぶまではいいんだけれども、ある程度片づけるのとか、ないのかな。今のは思い違いかもしれないんですけれども、やはり日常的な活動にも、地域のスポーツ活動にも使える配慮というのをこれからもお願いしたいと思います。
 以上です。


◯委員長(白鳥 孝君)  これ、サブアリーナはバレーコート2面分ぐらいの広さなんでしょう。それに畳を敷いたり、剣道なら剣道を床でやるということですね。それから、サブアリーナ、料金は取るんでしょう、やはり。普通の、例えば言い方は悪いんですけれども、バレーボールのおばさんたちが練習で使うというわけにはいかないわけですね、料金がきちんとした。また、三鷹市だけが使えるわけじゃないと、三多摩全体で使うということになると、練習だけというわけにはいかないという考え方なんですか。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  日常の競技会というお話の中から、日常の使い方ということなんですけれども、やはりもう365日ずっと大会が開かれるのかというと、そうでもないんだとは思います。ですから、当然東京都の役割、広域的な中で拠点の施設を整備するという役割からすれば、いわゆる地元の人が普通のサークルの練習ということは、地域の施設の役割というふうに整理はされておりますけれども、やはり地域の皆さんに、地元の皆さんにどのように使っていただけるのか、ここのところは、これからこの体育施設が本当に活用されるのかどうかの大きな1つの役割だと思っておりますので、そこは十分地元の市といたしまして、これから東京都としっかり協議をしていきたいなと考えているところでございます。


◯委員長(白鳥 孝君)  ありがとうございました。今のは浦野委員の質問に対してちょっと聞きたかったものですから。


◯委員(岩見大三君)  よろしくお願いします。先ほどの粕谷委員の質問にちょっとかぶってしまうかもしれないんですけれども、1つは、武蔵野の森総合スポーツ施設の件でありまして、このメーンアリーナの使用人数、8,000から1万人ということで、かなり大規模な施設だなと思うわけなんですが。まず1つは、これ、バレーコート4面と書いてありまして、一応想定としまして、例えばこの誘致する競技についてはバレーボールオンリーなのか、それとも、さまざまな競技を誘導できるようなものを考えていらっしゃるかということが1つであります。
 この内容でもう一点なんですが、整備スケジュールにつきまして、例えば補助競技場の方では、計画では平成20年度、計画で、平成21年度から設計、約2年間でメーンアリーナとサブアリーナにつきましても、設計、約2年半という期間をとっているわけなんですが。済みません、この設計という内容につきまして、もう少しこの期間どういうような運びになられるか、多少おわかりになっている範囲で具体的なものがありましたら、お聞かせ願いたいと思います。
 次が、離島航空路線への計器飛行方式の導入ということで、前も御説明があったかもしれないんですけれど、基本的なことで申し訳ないんですが、計器飛行方式というものを導入する必要性、メリットというか、なぜ今の時期導入ということになるかということにつきまして、ちょっと基本的なことで恐縮なんですが、教えてください。よろしくお願いいたします。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  まず1点目なんですが、2ページをごらんいただけますでしょうか。こちらに武蔵野の森総合スポーツ施設基本構想の中で、施設で対応できるスポーツの展開ということがございまして、メーンアリーナのところにはバレーボール、バスケットボール、ハンドボール、卓球、バドミントンなどということで、さらには、サブアリーナに武道機能ということですけれども、柔道、剣道も対応できるということでありますので、こうした幅広いスポーツに対応している、御利用いただけるというふうに考えているところでございます。
 それから、スケジュールの中の施設の設計の内容といいますか、具体的な中身といいますか、やはりこれだけの大きな施設になりますと、例えば東京体育館の場合にも設計に2年半程度かかっているということがありまして、やはり期間としては設計には一定の──ここで言うと2年半ぐらいに見えるんでしょうか、かかっているところでございますけれども、そのような期間がかかるというふうに御理解いただければと思います。
 3点目の計器飛行の導入のメリットということでありますけれども、これは端的に申し上げまして就航率の向上でございます。有視界飛行と比較しますと、計器飛行ですと、多少気象条件が悪いときにも運航ができるということでございまして、現在離島の就航率も84%程度のところでありますけれども、この就航率の向上を目指すということでございます。失礼しました。なお、84%というのは平成19年の数値でございまして、それよりも低いときでは70%台のときもございます。この就航率の向上というところが計器飛行導入のメリットというふうに考えているところでございます。


◯委員(岩見大三君)  ありがとうございます。最初の1点ですけれども、確かにこう書いてあるのであれだったので、済みません、聞き方が悪かったと思いますが。つまり、どの競技がメーンかということで、バレーボールコートと書いてありますので、恐らくバレーボールコートを想定されているのかなということであります。
 あと、これは将来的な話で、まだお考えになっていない部分もあるかと思いますけれど、これだけの集客といいますか、8,000から1万人という大規模な施設があった場合に、例えば将来的には三鷹の観光的な部分とか、商業振興の部分なんかにもつながるほどの規模であるかなというふうにも思うわけであります。この点につきまして、今のような観点から何かお考えがあれば、ひとつお聞かせ願いたいというのと、現状、味の素スタジアムなんかもアクセスにつきましていろいろと問題といいますか、多少課題もあるということもありますので、今後、三鷹駅の周辺ということの中からのアクセスにつきましても、何かお考えにつきましてありましたら、お聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いします。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  観光とか、商業振興とか、そのような観点からの御質問なんですけれども、やはりこのスタジアムの東側の施設と合わせますと相当な集客力を持った施設になります。これは基本計画の中にも、周辺の集客施設との連携というのは商業振興の中に計画上も位置づけられておりまして、ジブリ美術館とか、今の味の素スタジアムとか、そういうところを想定して基本計画にも位置づけているところですけれども、今後も、そうした視点もしっかり持ちながらこの協議を進めていきたいと考えております。
 それから、アクセスの問題、2点目の件ですけれども、こちらも3市の要望事項の中に交通アクセスの改善ということがありまして、これは特に三鷹市の方から──3市連名の要望になっていますが、三鷹市から本委員会での御意見等も踏まえ、出した要望でございますので、そこのところもしっかり今後とも考えていきたいと。現時点では、施設の整備手法、運営についてもまだ今後の検討課題とされておりますので、そうした中でしっかり対応していきたいなと考えているところでございます。


◯委員(大城美幸さん)  それでは、武蔵野の森総合スポーツ施設の点。先ほど来、今後検討すべき事項のところが議論されているんですけれども、最初の説明でも、去年要望事項を出した屋内体育館と、メーンと、サブと、屋内水泳場と、武道施設の要望や、スケジュールが明示されたこと、市民利用が今後の検討課題なんですけれども。
 一応評価しているということなんですが、2ページ目かしら、整備スケジュールを見ると、東京国体が終わる前に契約等をして工事に入るということになっていて、東京都がこれまでの経過からして、5館構想から変わってきた経過などを見ると、東京都が東京国体が終わったから、もうやる気をなくしちゃうというような心配とか、さまざまな経済状況とか、どうなるかということはわからないんですが、その辺は、今の段階では構想・計画ということで、前向きにやる気で議論も活発でということかもしれないんですが、常に不信を抱いていると言ったらおかしいんですけれども、やはり常にこのことが崩されないように、構えというか何と言ったらいいんでしょうね、こちらとしてきちんと信頼性を担保するということが、一つ一つの協議をしていく上で大事ではないかというふうに思うんですが、そこら辺のところはどうなんでしょうかということが1つ。
 あと、それは結局三鷹市が要望したのは後ということですよね。先ほど来、市民の利用についてもいろいろ議論、意見が出たんですけれども、身近な、特に近くの住民というのは、施設がそこにできれば、近いから自転車でひょっと行って利用したいと、だれだって思うと思うんです。でも、先ほど来の、東京都の役割としての大きな施設をつくるというものと住民の思いとのニアミスというか、不一致の点があるわけで、それでも、この中に、整備手法や運営方法というところに施設の稼働率を高める工夫を行う必要があるということで、それはイベントや、いろいろな工夫をすると思うんですが、先ほどの答弁でも、毎日イベント、大会をしているわけにはいかないわけで、やはり春と秋はスポーツ大会とか、そういうのが多いかもしれないけれども、平日に稼働率、あきが出るというような時期というのは、常にほかの東京都の施設の利用状況とかでリサーチをしてわかると思うんですよね。
 そうすると、それを検証した上できちんと自由開放にするとか、そういうことも含めて近隣住民の声を、交渉する検討を議論していくに当たっては、住民のそういう要望もきちんと把握する必要があって、その住民の要望を把握するということではどうなのかということと、個人とか、サークル利用は全くできないものなのか。そういうことは市民に活用してもらうという点で、そのことも含めてきちんと要望していく構えがあるのかどうかということは確認をしておきたいと思いますが、いかがでしょうか。
 あと、新たな機種の申請なんですが、前回、これまで新たな機種の申請を認めてきたもので80デシベルとか、ちょっと91とかありましたけれども、今回90を超えているんですが、しかも、申請値というのは、これは新しく組み立てるわけですね。組み立てて、そこから出発なので、組み立てた時点でエンジンテストだとか、いろいろそこでやるんじゃないかというふうに考えると、この申請値はどうやって出してくるんだろうというのがちょっと疑問なんですが、わかれば教えていただきたいということ。
 当然エンジンテストをするでしょうから、96.1デシベルと進入時が高い数字が書いてあるんですが、基準値と余り変わらない数値になっているんですが、この機種の申請値、基準値内なんですが、ほかの機種でもいいんですけれども、基準値を超えているもので申請を認めたものというのがこれまであったんでしょうかということをお聞きしたいと思います。
 あともう一点は、計器飛行方式の導入なんですが、2時間前に計器飛行の導入がなされると、2時間前に経路を報告しなきゃいけないということで、これは最初からこういう経路でというふうになっているんですが、ドクターヘリとか、ヘリコプターの場合は余りそういうものに当てはまらないと思うんですが。ドクターヘリが新島空港とか、神津島とかを使うときというのは、経路を出している時間とかってないと思うんです。そうすると、運輸大臣とかが直接許可をして運航するという形になるのかなとは思うんですが、これは調布飛行場から出ていった飛行機が新島空港とか、そういうのを使うときには適用されないんですか。


◯企画部長(城所吉次君)  この骨子案についての点でございます。まず、先ほど申し上げましたとおり、スケジュールがここで明確に示されたわけでございます。2ページのこのスケジュール表を見ていただきますと、現在、平成21年2月ですから、もう平成20年度末なわけで、ここで構想についての策定を、私どもとしてもこれについて、私どもの3市の意見を十分反映した形で構想を早急に固めたいと思っております。
 といいますのは、ここにありますとおり、構想があって、次に計画があって、設計というと、非常にタイトなスケジュールなんです。東京体育館でも2年半ぐらいかかっている。東京体育館、あれ、体育館の部分だけで、メーンとサブがきっとあるんだと思いますが、それだけでそのぐらいかかっていますので、この2年半の間でぜひ設計をやっていただいて、そして、国体前に契約までこぎつけてもらいたいんです。ここがかなり議論がありまして、東京都内部でも建設の担当がございますから、そことも十分調整をしてもらった結果というふうに聞いています。
 契約すれば、まさか工事の契約をして、それで事業実施をしないというわけには……。これは民民の関係からいっても違約金とかの問題が発生しますから、私どもはもちろん、国体前に工事が終わっていればいいんですけれども、物理的に無理ですので、そうした意味では、この契約という文言をしっかり入れてもらいたいということで、これは事務折衝の中でかなり重要になった部分です。そして、この契約を明記するという中で一定の担保がなされたというふうに考えているところでございます。
 当然、ただ、おっしゃるとおり、東京都は最初に基本的計画を立ち上げて、5館構想を立ち上げて、何年かしない間に凍結を実際したわけですから、そういう意味では、私どもも非常に心配しているというか、懸念もありますので、これにつきましては、部長レベルの幹事会とか、あるいは市長のレベルにおいても、昨年の四者協の場でも、かつてそういう凍結があったと。したがって、そうしたことは今後もあってはいけないわけだから、そこは非常に懸念しているというのを、調布市長が代表して一番冒頭に申し述べたときに、そこは明確に言っています。それは副知事の前で明確に言って、議事録にも載っていると思いますので。そうしたことも申し上げているし、その後も、私どもも部長レベルの正式会議でも申し上げておりますので、その点が、私どもとしても十分今後もよく留意しつつ交渉に当たっていきたいというふうに思っています。
 それから、市民利用の点ですが、基本は先ほど言ったとおり国際的な施設ということで、東京都のスポーツ振興計画の中に明確にこれが位置づけられたということは非常に重要なことだと思っていまして、その位置づけもそうなっていますね。ただ、そうは言っても伊藤室長から申し上げましたとおり、毎日イベントをやっているわけじゃないですから、国際大会とかですね、当然。そして、国際大会とか、広域的大会をやれば、ある意味じゃいろいろな人が集まってくるわけですね。そうすると地元にとって、変な話ですけれども、逆に言うと迷惑施設になる場合もあるわけですから、そうした意味では、地元に対する対応というのは非常に重要な部分であるべきだし、味の素スタジアムにおいても、例えば三鷹市民の日とかいうのを設けたりしてやっていますので、そうした点は十分配慮してもらうように、地元市民の利用ということも含めて、具体的な、おっしゃったようなさまざまな利用についても、その件も含めまして、地元対策というか、地元対応については十分な配慮がなされるべきだと思っています。
 これは東京都にとっても、経営的な視点で当然一定の収益性も上げなくてはいけないわけですから、土日だけいっぱいで平日ががらがらというわけじゃいけないわけですので、そうした点も十分踏まえていただくよう、私どもからも働きかけを引き続き行っていきたいというふうに考えています。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  3点目と4点目の御質問なんですけれども、新たな機種の申請書の中の騒音値の問題なんですけれども、この申請値と申し上げますのは、車でいえばカタログ値といいますか、シコルスキー社の当該ヘリコプター、日本でも2機、もう既にございまして、もちろんアメリカではもっと数があるんだと思うんですが、そこに示された騒音の値がこの申請値というふうに御理解ください。過去に、私の記憶する範囲ではこの基準値を超えたものはないと記憶をしております。
 それから、計器飛行なんですけれども、離島でも計器飛行を導入するのは2地点間輸送、いわゆるドルニエ機だけですので、ヘリコプターははなから目視で飛んでまいりますので、これよりはかなり直線的にマークを進入をしてきて、島を見ながら進入をしてきてとまりますので、そのような運用だというふうに御理解いただければと思います。
 以上です。


◯委員(大城美幸さん)  丁寧に御答弁いただいてありがとうございます。武蔵野の森総合スポーツ施設は、5館構想、それを構想というか、調布飛行場との関係の歴史的な経過から考えても、住民の期待というのは大きいと思うんです。その点では、やはり住民の意向、市民の利用ということは常に念頭に入れて、今後、地元3市と連携しての検討ということでは当たっていただきたいと思います。
 以上です。


◯委員(宍戸治重君)  今までほかの委員からもう既に出てきておりますので、簡単に1つ、2つお願いしたいと存じます。
 武蔵野の森総合スポーツ施設については、皆さんの期待が非常に高いものだというふうにも考えられますし、私もそう思います。また、いろいろ質問があった中で、じゃ、市民が使えるのはいつか、どこかというお話もたくさん出ておりますが、三鷹市民が使えるのは、それこそ国際大会や都大会、全国大会で客席を埋めるというのはなかなか難しいというふうに思います。そういうことからすれば、ほかの施設は、ある意味では三鷹市でも使えるのかなというふうにも見えます。
 しかしながら、この施設を使わなければできない大会、今現在、三鷹市でどのぐらい行われているのかなという気はしますけれども、あれば使うということも実際はあろうかと思うんです。その中で、これからファシリティーマネジメントのことを考えていくと、三鷹市としてこの施設をどう位置づけていくかということが、それによっても課題別協議会の中でも意見の出し方が非常に難しいだろうと、また、重要だろうと思えるんですけれども、三鷹市としてこの施設をどう位置づけていくのかをお尋ねしたいというふうに思います。
 それと、次の東京都営空港条例の改正についてですが、これは協定書にあった2.9トン未満であるということについては何ら問題はないんだろうと思いますけれども、その裏のページ、資料4を見ておりますと、12月の議会に「東京都における計器飛行方式導入にかかる検討状況」ということでお話がありました。それによりますと航空局と調整をすると。調布飛行場への導入はこれまでの検討調査結果等について整理し、引き続き課題別協議会等による協議・調整を行い、他市3市の合意を得た上で導入をしていきますと、これが今回の報告に当たるんだろうか、今の、きょうが。今までどうなっていたんだろうか。
 それでいて、計器飛行の導入時期が新島空港では3月、神津島では6月というふうで、決まってしまっている現状があるようですけれども、これが課題別協議会で、三鷹市としては何か言えるんだろうか。その点についてお尋ねします。
 それと、航空機材、平成19年度に1機、平成20年度に1機、3機目は平成21年度搭載に向けて予算要求中とありますけれども、どこからどこまで計器をつけるのか。そこを飛行する飛行機は全部つけなきゃいけないのか。それにしては、余りにも準備が進まな過ぎていないか。
 それと、ドルニエ4号機の購入ということで、これが通っていくとすれば、4機というのは調布飛行場にまだまだ飛来する量がふえるのか。または、12月のあれによりますと、離島との航空量といいますか、そういうものをふやしていくんだという方針が掲げられておりましたけれども、実際1機ふえるとどのぐらいふえていくのか、そういうお話は現在出ているんでしょうか。とりあえず、そこのところでお願いします。


◯企画部長(城所吉次君)  武蔵野の森総合スポーツ施設の関係でございます。まず、あそこ全体といたしまして、現実に今、味の素スタジアムがあると。そこでは、御案内のとおり、1つは今回J2に降格しましたけれども、プロサッカーチーム2つがそこをメーンに活動しているということがあります。あと、コンサートなどでも非常に脚光を浴びているというところです。それから、アミノバイタルがある。そして、さらに今回これだけのさまざまなスポーツ向けの、施設全体としてはかなり複合的な体育館的なものができてくると。
 これは本当に東京においてスポーツの一大拠点になっていくと。もちろん、まだ臨海部の開発とか、いろいろあるのかもしれませんが、少なくともこの多摩地域にそうしたものができていくということでは、一番周辺にあるのが三鷹市、府中市、調布市なわけで、そうした意味では、いろいろな形でここに人が集まってくるわけです。国際的にも集まってきたり、あるいは多摩の大きな大会、全国大会で集まってきたりとか、いろいろございますので、そうした形で今回この基本的な考え方にもございますけれども、多摩地域のスポーツ振興、そして、まちづくりに貢献する施設ということでも位置づけておりますので、この間いろいろ御質疑があったとおり、まちづくりに貢献するような形での1つ、大きな拠点になっていくのではないかと思っております。また、そのように考えるべきだと思っています。
 それから、もう1つは、例えば陸上競技場については大沢の施設との関係、これが例えば三鷹市の中での大きな大会とか、あるいは三鷹市が多摩地域の全体の幹事となって主催者になる大会であるとか、そうしたことも、今回、陸上競技場については整備を大沢では見合わせているわけですが、そうした点もここで実施ができるような形にしていければ、我々としてはそうしたことも目指していきたいと思っています。
 いずれにしても、三鷹市のファシリティーマネジメントの関係での基本的方向性でもある程度お示ししていますが、今後、都市再生ビジョンという形で、より一層、より具体化した内容で、また今後、お示ししていきたいとは思っていますが、いずれにしても市にございますさまざまな施設については三鷹市が公共施設として持っているもの、あるいは市内の周辺の施設であったり、そことまた連携した形での例えば事業実施とか、民間の施設、あるいは東京都の施設、そうした施設につきましても、全体的に、もちろんそこの事業主体、実施主体、お持ちになっている主体のいろいろな事情はあろうかと思いますが、三鷹市としては、そうした施設についても市民にとって重要な施設と位置づけながら、十分関係機関とも協議しながら利活用を図っていくと、そういう基本スタンスで臨んでいきたいと考えています。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  2点目にありました、平成19年の12月に御報告を申し上げたときに、調布飛行場への導入はこれまでの調査結果等について整理し、引き続き課題別協議会等による協議・調整を行い、3市の合意を得た上で導入と、そういう御指摘はそのとおりなんですけれども、今回のはあくまで離島空港への導入ですので、調布は全く別です。引き続き協議事項として今後の協議ということになります。
 機材なんですけれども、こちらもMSAS(衛星用受信機)につきましては、ドルニエだけです。ドルニエに搭載するということで、国・都の補助を受けて搭載をするものでございます。それから、ドルニエが4機になるということなんですが、これ、ちょっと説明不足だったかもしれません。申しわけございません。ドルニエにつきましては現在3機という御説明を申し上げましたけれども、プラス1機にいたしまして、基本的に今ある9人乗りのアイランダーは使用しないというふうに聞いているところでございます。
 ですから、ドルニエ、予備が1機は必ずございますので、今、新島には1日4往復、大島、神津島には3往復しておりますが、現時点ではそこを変える予定はないというふうに聞いているところでございます。
 以上です。


◯委員(宍戸治重君)  スポーツ施設については、ぜひ三鷹市は明確に考え方を持って課題別協議会なり何なりにきちんと意見を出していただいて、三鷹の施設であるかのような使い勝手がいいものにしていただきたいと思います。
 それと、離島航空についてはわかりました。ドルニエの問題で、これは直接今回のものについては、計器飛行を導入ということではないんだね、調布が。今ある施設や人員が、変更があるとかいうことではないんだね。わかりました。では、ぜひ安全に、市民に影響のないように、また引き続いてお願いしたいと思います。
 新たな機種については、決まった範囲で行われているものであれば問題はないというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上で終わります。


◯委員(森  徹君)  大分質問が出そろったみたいなんですが、幾つか質問をさせていただきたいんですが、昨年の11月21日、この諸課題の検討協議会の設置要綱をここで検討すると、先ほどの説明の中身はこれですね。この11月21日から今日まで、この協議会というのは何回ぐらい持たれたんでしょうか。その中で、先ほどもいろいろ地元利用の問題がありましたけれども、要望事項の中での地元利用、使い勝手の問題も今、出されましたけれども、地元利用との関係で、地元三鷹市として、この問題ではどんな意見が述べられて、その中でどういう協議がされたのか、具体的にお答えいただければと思います。
 それから、いわゆる計器飛行方式の導入のことですが、新島、神津島では、先ほどの換算単車輪荷重、2.9トン未満というところで、飛行場そのものがかさ上げ整備されたと、条件がそろったと。そして、今までは19人乗りを17人ということで荷重を減らして運航していたけれども、これによって19人というふうになったと。さらに1台ふやすという方向ですね。そして、就航率を上げていくと。現在の80%をさらに上げたいと。離島間の輸送能力を高める、飛行場の整備も終わったと。
 調布飛行場に都営空港の受け入れ条件の中ではそれを満たしていないわけですが、有視界飛行なんですが、こういう条件整備がずっと整ってくると、離島間、2島間だけのというよりも、むしろ調布飛行場を都営空港化した経緯の中で、離島から東京にと、この調布飛行場の位置づけというのは非常に大きいわけですから、当然この計器飛行というものが整備されてくると、2島間だけではない、最終的には調布飛行場というふうに必ず来るというふうに、今の説明の中では当然そういうことを考えると。この件について、東京都と地元市は既に協議が行われているのか、この点についてお聞きしたいと思います。どうでしょうか。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  1点目の課題別協議会でございますけれども、課題別協議会は11月21日に設置をされまして、そこでまず1回、その後1月30日ということで、2回開催をされております。その中では、中間の報告として、東京都の競技人口であるとか、幾つかの関連資料、1点は前回、12月の特別委員会で示されたような資料とか、そういうものがありました。その後、地元等の利用の関係でございますけれども、こちらにつきましては、当然3つの柱の要望事項の1つでありますけれども、運営とともに検討していくということで、冒頭、部長が御説明をさせていただいたような整理の中で協議といいますか、説明等のやりとりがあったところでございます。
 2点目の就航率の向上の関係ですけれども、調布飛行場における計器飛行の導入につきましては、就航率の向上という表現ですけれども、以前、東京都から協議のありました4つの検討課題ということで、1つは管制官の撤退、環境対策の充実、それと就航率の向上と、調布飛行場の利活用と、この4点で、もう既に都と3市の間で協議事項という認識がございます。
 しかしながら、現状では3市との協議はとまっていると。そのような状態でございますので、調布飛行場に協議がある場合には、きちんと議会の中でもお諮りをしたいと思いますし、そうした御意見も踏まえながら都との対応を進めていくということで御理解いただければと思います。


◯委員(森  徹君)  それでは、まず地元利用との関係で、2回協議をやったと、この問題。そこで、三鷹市として特にこういう点は非常に強く求めたといいましょうか、この辺は強調したというようなことがもしもありましたら、報告できれば、紹介していただきたい。
 やはり企業としては17名が19名になって、さらに入れて当然運航すると採算性、これは企業として当然だと思います。その中で、既に協議事項だけれども、調布飛行場への計器飛行の問題で東京都から具体的な、協議事項だけれども、何か話が出されているのか、それとも、協議事項という項目はなっているけれども、全くないのか、その点はいかがでしょうか。


◯企画経営室長(伊藤幸寛君)  1点目の市としての課題別協議会等におけるやりとりで強調した点ということなんですけれども、これはまさに3市の要望事項で出したもの、これをどういうふうに都として対応していくのか。そこでございますけれども、その中でも、今回、繰り返しになりますが、施設の内容、スケジュール等が示されましたけれども、3市の地元の利用、それから三鷹市が独自に申し上げた交通アクセスの整備、このようなところはしっかり要望事項を踏まえて今後対応していただくようにということで、強調して繰り返しそのお話をしているところでございます。
 それから、2点目の計器飛行の関係ですけれども、三鷹市への協議といいますか、今、どのような検討がされているかということですけれども、これも平成19年の12月議会の中で、先ほど宍戸委員からの御質問にもお答えしたように、調布については引き続き協議を行っていくということで、どのような検討をしているかという内容につきましては、都側では、いわゆる経路の設定のための調査を行っていると。ここで言うと、本委員会の資料で見ますと、このルート設定があると思うんですが、そのルート設定のためのいろいろな基礎的な調査をしている、そのようには聞いているところでございます。


◯委員(森  徹君)  東京都の施設が実際にはできたと。できたけれども、使用料、利用料が高過ぎると、なかなか市民にとって利用しにくいということが、施設は非常に立派だけれども、なかなか手が届かないと、そういう心配もあると思いますね、都内の施設を見ても。その点はしっかりと押さえていただきたいと思います。
 それから、今の計器飛行の問題で非常に見えてきたんですが、調布飛行場についても東京都は新島、神津、これと同じような飛行経路、進入、離発着の経路の調査に入っているということはわかりました。そういうことを既に東京都がやっているということですので、この辺は受け入れ条件との関係で大きな課題だと。
 改めて三鷹市としては、この住宅密集地、最近も着陸の事故が大きくなっていませんけれども起きたということもありますし、数年前、離陸した飛行機が──飛び立った飛行機みずからは認識していないんですけれども、自衛隊とニアミスということも聞いておりますし、そういう点で大事故にならないように、特に住宅密集地だと、市民の安全ということを考えて、この問題では受け入れ条件を市としてもきちんと担保といいましょうか、守って東京都と対応していただきたい。毅然とした対応をしていただきたいことを最後に強く要望して、質問を終わります。


◯委員長(白鳥 孝君)  以上で皆さんからの御意見は出されました。これをもって質疑を終了させていただきます。
 休憩いたします。
                  午後3時34分 休憩



                  午後3時35分 再開
◯委員長(白鳥 孝君)  委員会を再開いたします。
 協議事項、(1)の武蔵野の森総合スポーツ施設基本構想について、(2)新たな機種の調布飛行場の使用についての皆さんからの意見を付して、おおむね了承ということで報告することにしたいと思いますけれども、御異議ございませんでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように決定をさせていただきます。
 次に、次回の委員会の日程ですけれども、次回の定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任をいただくということでよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、さよう決定させていただきます。
 その他、何かございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にございませんので、以上をもちまして本日の調布基地跡地利用対策特別委員会を閉会をいたします。ありがとうございました。
                  午後3時36分 散会