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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成21年厚生委員会) > 2009/02/16 平成21年厚生委員会本文
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2009/02/16 平成21年厚生委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(田中順子さん)  おはようございます。それでは、厚生委員会を開きます。
 初めに休憩をとりまして、本日の流れの確認をさせていただきたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩



                  午前9時30分 再開
◯委員長(田中順子さん)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認をさせていただきます。
 続きまして、本日、傍聴がある場合については許可したいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認をさせていただきます。
 休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩



                  午前9時33分 再開
◯委員長(田中順子さん)  委員会を再開いたします。
 生活環境部報告、本件を議題といたします。それでは、本件についての市側からの説明をお願いいたします。


◯生活環境部長(藤川雅志君)  生活環境部の方から、本日4件、行政報告をさせていただきます。報告に先立ちまして、昨年11月1日付で、安全安心課ができて以来、課長をやってまいりました福島が都市整備部の方に異動になりまして、かわりに総務部の方から菊池課長が参りましたので、よろしくお願いしたいと思います。
 それでは、行政報告、ごみの関係で3件、安全安心課の関係で1件、計4件、それぞれ担当の課長から御報告させますので、よろしくお願いいたします。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  ごみの方では3点御報告をさせていただきたいと思います。
 まず1点目が、家庭系ごみ有料化の実施に向けた取り組みについてでございます。昨年12月の定例会におきまして家庭系ごみの有料化ということで、三鷹市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の改正及び有料化の実施に向けました平成20年度の補正予算の方を御承認いただいたところでございます。現在につきましては、この実施に向けた事務手続の方に取り組んでいるところでございます。
 まず1点目が、指定収集袋の作成に係るプロポーザルの手続を行っております。これにつきましては、4社から参加表明がございまして、申し込みの方を打ち切っております。この4社につきましては、今後プロポーザルを実施して決定をしていきたいというふうに考えているところでございます。
 もう一点目でございます。この指定収集袋に掲載する広告主の募集でございます。こちらにつきましては、2月6日に締め切りを一応させていただいたところでございます。4社、今現在、参加の表明がございます。こちらにつきましても、まだ5社分、私どもの方では広告の枠がございますので、この後、袋の作成までに、まだ募集、個別を含めて参加を募っていきたいと考えているところでございます。
 もう一点でございます。有料化実施に係る市民説明会でございます。こちらにつきましては、ある程度、今度は具体的な実施に向けた説明会になりますので、指定収集袋の形状や色、あるいは販売方法、こういったような具体的な事項の方が御説明の内容に、質問になるかと考えているところでございますので、指定収集袋の詳細が3月中旬以降明らかになりますので、こちらについては4月以降に順次コミュニティ・センター、あるいは地区公会堂というところを中心に実施をしていく予定でございます。
 2点目でございます。新ごみ処理施設整備事業の進捗状況につきましてでございます。新ごみ処理施設につきましては、ふじみ衛生組合の方で施設整備・運営業務において公設民営方式で行うということで、実施に向けて取り組んでいるところでございまして、こちらにつきましてもDBOの事業主さん、こちらの方を選定するに当たりまして選定の委員会を設置いたしまして、もう一点、新ごみ処理施設整備・運営事業の実施方針を定めまして、事業者の選定に今、取り組んでいるところでございます。
 もう一点が都市計画の手続でございます。都市計画上、ごみ処理場をごみ焼却場という形で都市計画を決定する必要がございます。平成20年の8月1日の、まず都市計画審議会の方で事業の概要と今後のスケジュールというのを御報告させていただきました。あと、本日午後からまた都市計画審議会、開催されますので、こちらにつきましても都市計画上の公告をする必要がございますので、それにつきましての御説明をする予定でございます。
 もう一点が環境影響評価業務についてでございます。こちらについても東京都等を含めて調整を重ねておりまして、環境影響評価書案、こちらの方を作成をし、また同じように公示をする必要がございますので、それに向けて取り組んでいるところでございます。ふじみ衛生組合では、この都市計画の変更と、環境影響評価書案という形の2点につきまして、来月3月下旬から4月上旬にかけて、市民の皆様への説明会を開催する予定になっております。
 また、もう一点、ふじみ地区自治会等連合会よりふじみ衛生組合に「建屋について高度25メートルを超える部分の建物部分を建築しないこと」という民事調停が提出されておるところでございます。これにつきましては、組合としての対応を協議しているというところでございます。
 3点目でございます。調布市の可燃ごみの受け入れについてでございます。これは定例的に御報告をしているところでございます。平成18年の10月から、多摩地域の広域支援協定に基づきまして、調布市の家庭系可燃ごみの一部を支援をしているところでございます。昨年度におきましては、4,052トンを受け入れているところでございます。また、今年度につきましても、1月まででございますけれども、3,331トンという形で受け入れを行っております。こちらにつきましては、来年度も、上限を4,300トンという形で、昨年同様に家庭系ごみの広域支援をしていこうというふうに考えているところでございます。
 こちらにつきましては、先週、2月10日に新川中原コミュニティ・センターにおきまして、ごみ処理広域支援の説明会を地元の皆様に開催をしたところでございます。こちらにつきましては、12人の方が参加していただきまして、熱心に御質問等をいただいて、御説明をしたところでございます。
 調布市のごみの搬入ルートでございます、4番目。こちらにつきましては、色が濃くなっておりますところが、調布市の緑ヶ丘地区になります。なるべく三鷹市域の方を車両が通過しないということを考えておりますが、こちらについては当初から広域支援の協定を調布市と結んでいるところでございますので、緑ヶ丘地域を通って天神山通りの方をごく一部通過してセンターに入るという、このルートを今現在、守られているところでございますので、来年度も引き続きこういう形で搬入のルートをお願いしているところでございます。ごみ対策課からは以上でございます。


◯安全安心課長(菊池利二君)  早速ですけれども、3ページの方をお開きいただきたいと思います。三鷹市内における平成20年、1年間の刑法犯罪認知状況ですけれども、お手元の資料につきましては三鷹警察署から提供いただいたものです。表の見方ですけれども、1の犯罪種別認知状況の総数と、犯罪ごとにまとめたものです。2が、警視庁が指定重点犯罪として凶悪犯、侵入窃盗のうち、犯罪の内容です。3は、1の侵入窃盗の手口になっております。4が、非侵入窃盗の手口別となっております。
 1から4を関連して説明させていただきます。1の犯罪種別ですけれども、件数を前年と比較しながら報告させていただきます。平成20年1年間、1月から12月になりますが、犯罪認知状況は、総数が1,952件です。前年との比較では214件減少し、9.9%の減となっております。昭和63年以来の2,000件を下回る件数となっております。次に、コンビニ強盗などの凶悪犯ですが、14件。前年が9件でしたので、5件増になっております。それから、暴行、傷害などの粗暴犯は89件で、前年が87件でしたので、2件の増になっております。空き巣など、侵入窃盗では123件、前年が165件でしたので、42件の減になっております。
 表3を見ていただきますと、内訳は空き巣が92件、前年が106件でした。14件の減になっております。夜の就寝時に住宅の屋内に侵入する忍び込みなんですけれども、これは12件。前年が26件でしたので、14件の減となっております。その他も減となっております。車上ねらいなど、非侵入窃盗につきましては、総数が1,297件、前年が1,417件でしたので、120件の減となっております。
 表4の方なんですけれども、内訳の主なものは、車上ねらいが61件で、前年が90件でしたので、29件の減。それから、ひったくりが12件、これは13件の減となっております。自販機ねらいですけれども、28件、前年が51件ですので23件の減となっております。ただ、自転車盗難につきましては690件と多く、前年より60件増になっております。万引きにつきましては153件、こちらは146件でしたので7件ふえております。自動車盗、オートバイ盗、置き引き等では横ばいか、わずかの減となっております。
 最後に、三鷹市内の振り込め詐欺につきましてですが、平成20年1年間では47件、被害額が総額で9,600万円発生しております。平成19年が40件で、被害額が総額4,900万円でしたので、7件ふえて、被害額も4,700万円ふえているということです。昨年10月に引き続きまして、2月は振り込め詐欺撲滅強化月間ということで、検挙対策と防犯対策の強化をしております。
 以上で平成20年1年間の犯罪状況の報告をさせていただきました。


◯委員長(田中順子さん)  ありがとうございました。以上で生活環境部からの4件の報告をお受けいたしました。質疑のある方、よろしくお願いいたします。


◯委員(赤松大一君)  よろしくお願いいたします。まず1点目が、家庭系ごみ有料化の実施に向けた取り組みについてお伺いいたします。具体的なごみ袋等の形が決まってから市民の皆様への説明会という説明でございましたが、やはり、特に今回の目的であるごみ減量化等に向けての大事な効果が一番見込めるところが、逆に説明会等に来られない方をいかにというのが、先般からの市側からの説明にもございましたが、逆に、今回の説明会のほかにそういう告知、特に本市においては広報、市報という手段もございますが、そのほかに広報等の考えがあるならば、その辺の御説明をいただければと思っております。
 2点目が、調布市の可燃ごみの受け入れについてでございますが、やはり今回、本市においても一般廃棄物の総量の約9.8%が調布市のごみを受け入れているということで、環境においても非常に影響の大きな調布市のごみでもございますが、この目標が4,300トン、平成20年度も同量の受け入れ可燃ごみの上限を設定していると、こちらで御説明がありますけれども、やはり今回ごみ有料化に伴っても市民の皆様には減量のお願いをしているにもかかわらず、調布市においても、その辺をしっかりとお願いというか、こちらからも言うべきことは言うべきではないかと。
 実績としては非常に下回っている実績は出ておりますが、今年度に関しては、逆に4,000トンぐらい、受け入れる上限を下げて、より調布市の皆様にもごみ減量化のお願いを。調布市独自でも、市内ではやっているかと思うんですが、我々受け入れる側としても、その辺を、市民に痛みを伴っている部分もあるので、受け入れている調布市も、広域支援という使命もございますが、あえてこちらからもその辺の主張をした上での減量の注意を促す必要もあるかと思いますが、その辺の対応をどうお考えかということをお答えいただければと思います。よろしくお願いいたします。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  2点御質問をいただきました。まず1点目は、説明会に来られない方に対してはどういうような対応をという形でございます。説明会の方も、私どもも各地域、地区公会堂を中心に2回ぐらいをやって、延べで70回を超えるようなのを今、考えているところでございます。しかし、それでも来られない方はいらっしゃいますので、来年度につきまして、これは予算の関係もございますけれども、私どもの方としては全戸チラシ及び特別に市の方で、ごみ対策で発行する広報、そういったもので皆様に周知を図っていこうというふうに考えているところでございます。
 続きまして、広域支援に対する調布市への要望ということでございます。この前の広域支援の説明会にもありましたように、調布市におきましても、やはりごみの減量・資源化というのは特に重点的に取り組んでいる施策でございます。最近の動向などを、調布市さんの方から見ますと、減量は進んでいるという形で、私どもと同じような現状があるところでございます。さらに、私どもとしても、受け入れる量をなるべく減量に見合った分を少なくしていきたいという形では、常々要望はしているところでございます。現実として、調布市としてもなるべく搬入の量を減らしていこうという努力は今、続けているところでございます。


◯委員(赤松大一君)  ありがとうございました。今、御説明いただいた再質問でございますが、1点目のごみの説明会のことでございますが、これに関して、やはりターゲットといいますか、一番心配なのは高齢者の方のごみの出し間違えと、あと、今回、本市において減免というか、本来無料である部分を有料化のごみに入れてしまって、間違えて出してしまうという、その辺がいろいろな市民の方からも御説明する際に出てくる意見でございますが、説明会に関して、例えば通常の地域の方に向ける説明会、プラスアルファ、今、申し上げた、御理解がなかなか難しい方に対しての説明会、また、御理解に時間がかかる方に対しての丁寧な説明会等のことの御検討はしていただけるんでしょうか。その1点だけお答えいただければと思います。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  今、おっしゃっていただいたとおり、やはり集合住宅なども今、ターゲットになるのかなと思っておりますので、そういったところの自治会さん、あるいは民間であれば管理人さん、清掃員さん、いると思いますので、そういう方々への御説明。また、特に、もし情報をいただけるのであれば、私どもの方も説明会を予定している以外にどんどんやりたいと思っておりますので、その辺は情報をいただきながら、御説明に上がりたいなとも考えているところでございます。


◯委員(浦野英樹君)  まず、家庭系ごみ有料化実施に向けての取り組みについてなんですけれども、既に広告の方が4社応募があったということで、それはよかったと思うんですけれども。これは、私、市報でその募集の告知は見たんですけれども、市報以外で何か媒体は使ったりされたのかどうかということと、媒体以外に、例えば広告代理店とかというのは使ったりしたのかなと思ったので、そういった媒体だとか、募集はどうやって行ったのかということを教えてください。
 あと、まだ広告にあきがあるということで、今後も継続的に募集していくことになると思うんですけれども、主にどういった業者を想定をされているかということです。普通、広告を集めるときというのは、こういった業者の広告をとろうというように大体ターゲットを決めて広告を集めるんですけれども、それはどういった業者を想定されているのかということと、もし差し支えなければ、今、4社来ているということなんですけれども、どういった業種から問い合わせが来ているのかということについて教えてください。
 あと、続きまして3番の調布市の可燃ごみの受け入れについてなんですけれども、搬入ルートについてお聞きしたいんですが、現状、この緑ヶ丘地区を通るルートを使用しているということなんですけれども、現状のルートに関して三鷹市民の方からの苦情ですとか、問い合わせだとかというものはどれぐらい来ているのか、もしそういった声があれば、どういった声があるのかですとか、件数ですとか、もしありましたら教えてください。
 刑法犯の認知状況についてなんですけれども、私も数字を見た限りでは、犯罪の総数としては軽微な犯罪が特に減っているのかなと。一方で、件数としては少ないけれども、凶悪犯はふえているという傾向なのかなと思うんですけれども、全体の傾向について、市としてどういうふうに考えているのかお聞かせくださいというのが1つ。
 あと、振り込め詐欺の件数と金額について報告があったんですけれども、振り込め詐欺以外にも、最近、例えばインターネット経由のワンクリック詐欺ですとか架空請求、これは悪徳商法というレベルではなくて、完全にあれは詐欺なので犯罪になると思うんですけれども、もし、そういったインターネット上の詐欺についてデータがあれば──なければいいんですけれども、今あれば、どれぐらいの件数があるかというのを教えてください。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  まず1点目でございます。広告につきましては、私どもの方もISOを取っていらっしゃる業者さん、あるいはエコアクション21を取っていらっしゃる業者さんという方に、特に直接郵送で御案内はしていたところでございます。あとは広報という形でやっておりました。また、今、応募のあったところは、これからまた業者の方の選定をかけていく都合がございますので、お名前はちょっとあれなので、サービス業、あるいは製造業というところから御依頼があるところでございます。
 2点目の広域支援でございます。搬入ルートにつきましての御要望、あるいは御意見というのは説明会等、あるいは、特に新中住協さんからという形では、お声の方はいただいていないところでございますので、適切に緑ヶ丘地域から入っていくという形がとられているのかと思います。
 ただ、定期の収集以外に、たまに事業者さんのごみをとる、許可の業務で行っている車両があります。こちらについては、定期収集に使う車と同じ車を使っておりますので、まれにその車を違うところのルートで見ますよというお話は聞くんですが、それについては調布市さんからの御説明もあったんですけれども、事業者さんのごみをとっている車だということでございますので、お話しして御理解をいただいているところでございます。


◯安全安心課長(菊池利二君)  先ほど委員さんの方からの質問の凶悪犯の方なんですけれども、コンビニ強盗が昨年の11月24日から暮れにかけまして6件ほど引き続きましてあったのが、今回の大きな増の要因になっています。ただ、ことしになってから、御存じかと思いますけれども、コンビニ強盗の連続的に行われたと思われる犯人が検挙されたということで報告をさせていただいていますけれども、コンビニ強盗がここで年末にふえていたというのが1つの大きな原因かなととらえております。
 もう一つの、インターネットを使っての詐欺の部分なんですけれども、データはございません。


◯委員(浦野英樹君)  ありがとうございます。では、まず、ごみの有料化の広告についてなんですけれども、ということは市報と直接郵送による案内ぐらいと考えてよろしいわけですね。今から選考に入るということで、埋まればいいんですけれども、もうちょっと、例えば逆に枠に対して多いぐらいの応募がある方が広告としての価値も高まるかなと思いますので、引き続き、市民の人に、もうちょっとわかりやすいように広告募集するというか、例えばコミセンとかにも募集してもいいと思うし、商工会経由の募集とかでもいいと思いますし、要は募集をしているんだと。こういった媒体がありますよと。媒体としては非常におもしろい媒体だと思いますので、引き続き、より市民だとか事業者の方に、目につくような形で。それが逆に広告価値を高めることになると思いますので、お願いしたいと思います。
 可燃ごみのルートについてはわかりました。
 あと、刑法犯の方なんですけれども、全体の犯罪の件数が減っているということは非常に喜ばしいことだと思うんですけれども、市民のイメージとしては全体の犯罪が減っていても、凶悪犯があると、このまちは治安が悪いなというようなイメージになると思います。コンビニ強盗も検挙されたということで、それは1つ、よかったなとは思うんですけれども、全体の認識として、凶悪犯がふえていることは市の治安の状況というのはよくないんだという認識でいていただきたい。もちろん、件数が減っているということは歓迎すべきことなんですけれども、やはり凶悪犯というのは市民の安心にとって大きな要素でありますので、そういった認識でお願いしたいと思います。
 広告に関しては、今後、例えばどういった手段で募集していくのか、もし予定などありましたら、聞かせていただければと思います。


◯生活環境部長(藤川雅志君)  広告につきましては、今、課長が報告したのが基本なんですけれども、委員会等でつき合いのあるところについては、直接お願いをしたりして、ですから、直接営業もしております。ところが、例えば市内にある大きな自転車会社さんなんかは、今、職員を首切っている最中なのに、これには応募できないと。首切っていると言ったらちょっと語弊がありますね。今、言われているような、そういう厳しい経済状況下にあるので、とてもではないけれども、そういうのに御協力するわけにはいかないというお話もございました。
 それから、また、商工会の新年会等でビラを配ったりする努力なんかもしておりますが、なお引き続き、直接営業できるところには直接電話をかける、直接出向いてお話しするというようなことをやりながら開拓をしていきたいなと思っております。なるべく環境に御協力いただいている企業の方に、私どもは環境に貢献する企業ですというようなイメージで袋に名前を載せていただければいいなと思っておりますが、お金を出していただければ、それ以外のところでも構わないかなとは思っておりますけれども、そういうつもりでおります。
 それから、凶悪犯については今、言われたとおりなんですけれども、先ほど課長からあったとおり、この凶悪犯のうち同じ1人の犯人が何件もやっているということもございまして、それは警察の方が完全に24時間というか、夜中張り込み体制をやりまして、この前捕まりましたので、ほかの犯人が出てこなければ減るのではないかという見込みも立ちますので、よろしく御理解のほどお願いしたいと思います。


◯委員(野村羊子さん)  新ごみ処理施設について、まずお伺いしたいと思います。1つは、この民事調停というのが出されているということで、これについての具体的な手続、今後どういうふうに動いてくということがわかれば、これ、提出されたのがいつだったでしょうか。そうすると、裁判所の手続というふうになるんでしょうか、この手続はどういうふうに具体的に動いていくのかということを、基本的な、基礎知識的なところでいいので、教えていただけますか。


◯生活環境部長(藤川雅志君)  調停の場合、いろいろやり方はあろうかと思いますけれども、簡単に言いますと、裁判所の指定する裁判官ないしは調停委員の前で両者が意見を述べ合って、落としどころがないかということを探るというのが調停になるわけですけれども、現状は、調停を出されましたけれども、市としては、もうその人たちも入った市民会議や何かで議論をして、議論をして、35メートルを28メートルまで下げたという流れの中で、議会の方の議論なんかもいただいた上で、そういう答えを得た上での民事調停の提出という形になっておりますので、これから先、ある意味、そういう意味では妥協する余地があるのであれば、民事調停の場にのっていろいろ議論しながら落としどころを探るということもあるんでしょうけれども、基本的にはそういう作業を全部やってきた上での今回の問題提起なので、ふじみ衛生組合としての立場を裁判所の方に今、説明している段階でございます。それがどのような扱いになるかは裁判所の方で決めることでございますので、それ以上どういう展開になるかというのは、今のところ不透明です。


◯委員(野村羊子さん)  ありがとうございます。立場としてはわかりましたので。
 それから、都市計画手続について、きょうの都市計画審議会で報告されてということですが、これの手続、今後、都市計画審議会で報告をして、また決定のための手続をする、公示をして何とかしてというふうな手続があったかと思いますが、そのスケジュールをもう一回、ごめんなさい、今後のスケジュールについて、これも教えてください。


◯生活環境部長(藤川雅志君)  まだ正式には都市計画の手続に入るわけではございません。本日あるのは、こんなような形で都市計画の変更をかけていきたいということの御説明をするということです。その後、都市計画については東京都と協議等をしながら都市計画案の作成をした上で、3月に公告をいたします。要するにこういうふうに都市計画をやりますと。今、たたき台といいますか、案の段階です。それを市としてはこういうふうにしたいということで、調布市と三鷹市とで、両方で公告をいたします。公告に基づいて説明会をやります。
 それについて、それぞれ住民の方や何かから意見を承ります。承った後で、ことしの秋ぐらいの都市計画審議会でそういったもろもろの意見を集約した形で、それを含めて、非常に簡単な都市計画なので、別に変える、変えないという問題はないかなとは思いますけれども、正式に秋の都市計画審議会で決まった上で東京都の方に同意を求めて告示するという形になります。


◯委員(野村羊子さん)  わかりました。手続が何度聞いてもなかなか頭に入っていかないので、済みません、たびたびという感じになると思いますが。
 それと、もう一つ、済みません、事業者選定の決定はこの秋というくらいの予定でしたでしょうか。環境影響評価が決定しなければ事業者の選定というか、決定というのができないんでしたっけ。都市計画が変更できなければできないのか、それとは関係ないんですかね。関係としては、関係なく事業者は選定できる。実施方針が決まっているから、例えば都市計画が民事調停との絡みもありますけれども、でも、都市計画は建物の高さを決めるわけではないですね。そこに何を建てるかということを決めるだけですね。なので、確認として聞いていただきたいんですけれども。
 だから、事業者の選定というのは、それとは全く別に進められるという理解でいいんですよねということと、じゃ、それで事業者の選定、確定はいつでしたでしょうか、もう一回お願いします。


◯生活環境部長(藤川雅志君)  手続的には今、言われたとおり、事業者を決めるのはあくまでも、ふじみとして決めることで、都市計画の流れとは関係ありませんので。都市計画が変わらないと建物が建たないというだけの話で、建物をどうやってやるかという、業者を決めることはできます。その流れはどこかで一致しなければ建設工事には入れませんけれども、両方ともそれぞれの流れで進めているところです。
 現時点では、工事を発注するのに必要な仕様書に当たるようなものを検討しておりまして、それから、どういう評価基準で業者を評価していくのかという評定のポイント等を検討しておりまして、そういったことを積み上げた上で、まず8月から9月──9月ぐらいになるでしょうか、には最終的にそれぞれ事業者から出てきたものについて点数をつけて、事業者を決定していくという運びになりますので、よろしくお願いいたします。


◯委員(野村羊子さん)  わかりました。ふじみの市民会議の方もまだ第何期でしょうか、また新たに始まっているということで、ふじみの中で意見を聞きながらまたやっていくんだと思うんですが、今までの経緯もありますので、本当に市民の皆さんの声がちゃんと反映されるようなことを考えていくように、ふじみの方にもぜひ伝えていただきたいと思います。
 調布市の方ですけれども、調布市の可燃ごみの受け入れについて、これは前も多分説明があったと思いますが、この4,300トンというのは調布市全体でいくとどの程度の割合になるのか、わかっていたら教えてください。お願いします。


◯委員長(田中順子さん)  調布のは質問だけでよろしいですか。


◯委員(野村羊子さん)  はい。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  調布市の方で処理をしている可燃ごみは約4万トンございます。そのうちの約1万トンが事業系のごみという形でございます。残りにつきましては、現況といたしましては、すべて広域支援という形で家庭系ごみはやっているところでございますので、私どもの三鷹市の方では4,300トン予定。もう一方が、多摩ニュータウン環境組合の方に調布市さんは広域支援をお願いしているところで、こちらについては2万6,000トンという形で、合わせて約3万トンにつきまして、広域支援の家庭系ごみの方をやっているというのが現状でございます。


◯委員(野村羊子さん)  ありがとうございます。三鷹の環境センターの中での焼却可能量というのは、調布のこれを入れても──多分何度もこういう話はしているんだと思うんですが、容量として、三鷹の方の許容量がこれでどの程度になるのか。まだ余分があるのか、もうこれでいっぱいいっぱいだと思っているのかというところを、もう一回お願いします。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  当初広域支援を受けるに当たりまして、私どもの方で年間、安全で適正に処理できる状態は4万トンぐらいの焼却量というふうに考えました。ですので、現在のところ、合わせても平成19年度は3万9,000トンぐらいだと思いますけれども、4万トンいっていない状況で。当然三鷹市の方も焼却量は減っております。調布市さんの方も御努力いただいて、その4万トンは超えないような形で今、運営、運転をしているところでございます。


◯委員(野村羊子さん)  ありがとうございます。若干の余裕がなければなかなか難しい部分もあるので、ぎりぎりのラインで受け入れているところなんだなということは再度確認させていただきました。
 私からはこれでいいです。ありがとうございました。


◯委員(岩田康男君)  じゃ、お願いします。家庭系ごみの袋の広告というのは、袋のどの部分で、どのぐらいの大きさでしたっけ、広告を載せる袋に。何かで見たかもしれませんが、ちょっと改めて。
 それから、説明会が4月以降ということで、当初の計画よりも2カ月ぐらいおくれるんですかね。10月実施というのは、段取りとしてはこれでいけるということでしょうか。
 3点目は、きょうは市長がいらっしゃらないんですけれども、かわりに部長さんにお尋ねして悪いんだけれども、市長が当初の話で10月ぐらいには景気がよくなっているといいんですけどねという話がありましたけれども、新聞を見ますと、10月ぐらいは最悪の景気になるという状況なんですけれども、このまま計画どおりやるんでしょうか。そういう景気動向との関係ですね。
 2つ目の新ごみ処理施設なんですが、私の家はこの施設の近隣なものですから、ふじみ衛生組合で建設ニュースというのをポストにずっと配っていただいて、もう第7号が出ているんですが、最新号に業者選定委員会は公開ですというふうに書いてあるんです、ニュースに。ところが、これ、非公開ですね。ふじみ衛生組合が決めてやっているんでしょうが、管理者の三鷹市としては、どういうふうにこの問題を考えていらっしゃるのか、お尋ねしたいと思うんです。
 あと、犯罪のことでいつも話題になるのは振り込め詐欺なんですが、防止策で有効な手段というのはどういうものがあるんでしょうか。なかなか、これ、1件平均200万円ぐらいになりますか、割ると。いろいろな方法で今は詐欺をやるので、振り込み金額を制限しても犯罪が起きるということで、犯罪の方も多様化しているんでしょうけれども、なかなかこれがうまくいかないと。全体の数は減ってはいるんでしょうけれどもね。防止策として有効な方法というのが何かあるんでしょうか、いわゆるPRをしていく上で。
 以上、済みません、お願いします。


◯生活環境部長(藤川雅志君)  まず家庭系ごみの関係で、手続的にはこれから粛々と進めて10月実施、可能かなというふうに思っております。
 景気につきまして、非常に私どもも気にはしているところでございます。ただ、その景気動向をどういうふうに見るのか。つまり有料化ができないという判断に立つほど、今、危ないときなのかとか、苦しいときかというような判断につきましては、これはちょっと私どもだけでは判断できませんので、よく庁内的な相談をしながらやっていきたいなと思っておりますけれども、現時点では10月実施ということで、一生懸命事務担当、取り組んでおりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それから、ふじみの事業者選定委員会は基本的には公開ということでやっているところでございます。ただ、公開にした場合に、ほとんど来られる方たちの一番メーンの方たちは多分業者の方が来られるんではないかというふうに想定がされるわけでございまして、現実的に事前に業者の方に聞かれては困るような作業をしているときには非公開。しかし、そうではない、きちんとした議論をやる場合には公開にするという原則で取り組んでおりますので、ここ何回か、2度ほど非公開が続きましたけれども、またいずれ公開する会議が開催されるというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。


◯ごみ対策課長(齊藤忠慶君)  広告のスペースでございます。スペースといたしますと、この募集要領があるんですけれども、中央部上段でございますが、一番目立つところでこの枠組みをとらせていただいて、袋のサイズの横からすると2回りぐらい小さいような形で、私どもの方はかなり大きくとらせていただいておりますので、事業主さんの方のお名前だけではなくて、いろいろキャッチフレーズ等、そういうのを入れられるという形も考えているところで、今、応募しているところではそういったような趣旨で出されているところが結構ございます。


◯安全安心課長(菊池利二君)  今、言いました振り込め詐欺、いろいろな防止策の、特にこの2月、警察、それから、13日、先週の金曜日だったんですが、ちょうど年金の支給日だったということもありまして、市、消費生活、防犯協会、警察と、あわせまして無人ATMのところに立ったり、振り込め詐欺に遭わないようにという形で、そういうキャンペーンをしてきております。
 ただ、やはり家庭の中でこれといった有効な防止策というのがなかなか見つからない、いろいろな形でキャンペーンはやっているわけですけれども、なかなかそれがおさまらないという状況が署の方の話であります。家族の中で振り込め詐欺に遭わないための合い言葉というか、そういうことを日ごろ家庭の中で話していただくのがいいのかなということが、署の方でも日ごろの啓発網の中で考えていきたいということでありまして、チラシとかがありまして、いろいろな手打ち、それに遭わないような周知をして、少しでも、特に年配者の方に対してやっていかなくてはいけないということは、これまでも強化月間を通しまして周知していくということが大事だなということを、そういう形で対応していかなくてはいけないのかなと思っております。


◯委員(岩田康男君)  広告なんですが、有料の袋に広告を入れる場合の考え方ですね。無料のものに広告を入れるというのは、これは入れやすいですね。有料のものに広告を入れるというのは、考え方として、受けとめ側は広告が入っているんだから、そういう費用でなくてもいいじゃないかと思う人もいるし、有料の袋に広告を入れるという考え方というのは、しかも、他市の広告の場合にいろいろな工夫がされていますね。有料袋に広告を入れるというのは三鷹市だけじゃなくて、ほかの市もやっていますね。
 こういうふうに真正面に大きく入れている市があるかどうかというのは、私はわからないですけれども、こういうふうに真正面に大きく広告名が入ると、有料の袋に。今までの無料の袋に入れるというんじゃなくて、有料の袋に入れるということについては、これで大丈夫だというふうに検討はされてきたんでしょうか。
 それから、新ごみ処理施設の問題なんですが、景気云々というのはまた市長がいらっしゃるときに市長にじかにお尋ねしますけれども、このふじみ衛生組合がやっている事業者選定委員会の非公開の問題なんですが、今度の建設の場合にDBO方式ですね。この方式は複雑でなかなか一概に、ぱっと見てわかりづらいんですが、しかし、事業者選定をすれば建設から、運営から、全部そこにお任せをするという形になるわけですね。
 だから、事業者選定がどういう事業体に、あるいは企業に建設や運営を任せるかというのは、重大なかかわりを持っている委員会ですね。それだけに、事業者に事前に教えたくないというのもあるかもしれませんが、しかし、対市民というものを考えた場合、本当に透明性というか、公正性が保たれた事業者選定がされているんだろうかと。今まで全国各地にごみ処理場の建設をめぐってはいろいろな問題が発生しましたね。談合があって、お金を返せと裁判判定があって、お金を返したところもありますね、建設費用を。そのくらい建設をめぐっては事業者とのかかわりというのはいろいろうわさされて、うわさだけじゃなくて、判決も出ているわけですね。
 それだけに、いわゆる透明性というか、公正性というか、相当配慮しなきゃならないと思うんですよ、今回の建設については。それをいきなり非公開にすると。私に言わせれば、選定委員会のメンバーや、いろいろなメンバーが、いわゆる事業者が加盟している協議会のメンバーでもあるし、情報なんていうのはそういうメンバーを通じて、協議会を通じて企業に行くというのは、もう常識になっているわけですよ、そういう情報は。だから、私は事業者もそうなんだけれども、市民が、非公開の場でこの作業をしているという不信感、これの方が影響が大きいと思うんですよ。
 だから、なぜこの重要な委員会が非公開になっているのかというのが、どう見ても納得できないし、だから、私の家に配られてくるチラシにも選定委員会は公開と書いてあるんです。わざわざ公開と書いてあるんです。公開とも、非公開とも書かなければいいかもしれませんが、しかし、わざわざ公開と書いてあるんです。それほど市民には重要な委員会ですよと言っているのに、実際は非公開で行われているというのは、ふじみ衛生組合が決めていることなんでしょうが、管理者の三鷹市としては、それでしようがないんだという立場をとるのはおかしいんじゃないかというふうに思いますけれども。さらに教えてください。
 あと、振り込め詐欺なんですが、確かに有効な手段があれば防止できるんですけれども、しかし、これだけ起きていて、これだけいろいろな手口が発表されていて、なおかつ起きるということについての紙媒体や、なかなかそれだけでは徹底し切れない。やっぱり、今まで市民の高齢者をターゲットに、高齢者のいろいろな会合で話をしていましたね。だから、そういうところだけじゃない、広げたものも必要でしょうし、また、高齢者でも、なかなかそういう場所に出てこない人たちがいますね。
 だから、どういう人たちが被害に遭っているのかという分析をした上で、やっぱり未然に防止をするというのは重要な課題なので、少し被害者側の傾向みたいなものも調査をして、それで何か有効な防止策を早くやる必要があるんじゃないかと思いますけれども、その辺の何か研究をされているかどうか、再度お尋ねします。


◯生活環境部長(藤川雅志君)  ごみの広告の件でございます。御指摘の趣旨はわからないこともございませんが、私どもとしましては、ここでも議論になりましたように、実際にかかっているお金の2割程度という有料化による収入でございますので、それ以外の歳入の道をとろうということで、広告という道を選んでやっているところでございます。
 いろいろと議論をして、掲載の要綱をつくりまして、優先順位としましてごみ減量・リサイクル協力店の認定を受けている企業とか、先ほど課長が言いましたようにISO14001とか、エコアクションとか、そういう指定を受けているところだとか、なるべく環境に努力している企業の皆さんに優先してその場をお上げしまして、事業者の皆さんも、私どもも含めて、いい環境をつくるための大きな流れの一環として御参加をいただければなと考えているところでございます。ですから、私どもとしては、知恵を絞って一生懸命検討した結果進めていると考えているところでございます。
 それから、ふじみの関係では、原則公開で、案件によっては非公開とすることもできるという規定になっていたと思います、手元に今ございませんけれども。現時点では、業者選定のプロセスにまだ入っているわけではございませんで、言うなれば、どういうような選定基準をやったらいいのかというようなことを議論しておりまして、それを公開すべきかどうかというのは御意見は御意見として受けとめたいと思っておりますけれども、委員会の流れとしては、これはやはり事業者の皆さんに直接聞かせるような内容ではないだろうということで非公開でやっております。
 今後、実質的な業者選定の議論に入りましたならば、当然原則公開でございますので、そのような状態になっていくのではないかと考えております。


◯安全安心課長(菊池利二君)  今の御質問の件なんですが、どのような人が被害を受けているか、あるいはその傾向ということなんですが、これは三鷹警察署の方にも相談しながら、また、私も、生活安全推進協議会もございますので、その中でこの辺のところの振り込め詐欺に対する防止の方法について検討してまいりたいと思っております。


◯委員(岩田康男君)  ありがとうございました。その選定委員会のことだけ、最後に。原則公開で──公開もあるんだというんですけれども、規定ももちろんそうなっているんですけれども、私が言うのは、業者が決まれば、その業者に、あるいは事業体が決まれば、その事業体に建設から、運営から、全部任せることになるわけですね。だから、最初の段階で処理まですべて決まるというぐらいの、ただ建設の業者を、施設をつくる業者を競争入札にかけようかという話じゃないわけですよ、このごみ処理場は。
 だから、どういう事業体や、どういう業者が決まるかというのは、やっぱり重大な問題だと思うんです。そういうものが最初からオープンで話し合われているということが市民にとっては決定的に重要なことで、聞くところによれば、この選定委員会のある委員が相当強硬な意見を言ったために非公開になったと。やっぱりそういう意見を言う人はいるでしょう。いますがね、委員会が持っている性格というものを、委員の側から見たらそうかもしれん。しかし、全体の行政運営という中でのこういう性格からすれば、何で非公開で業者選定が行われているのかというのは、市民は不思議というか、そこからいろいろな疑問が提起されてきてしまうというふうに思うんです。
 だから、私は公開に努力をすべきじゃないかと思いますが、三鷹市は管理者でもありますし、ぜひ三鷹市側からも問題提起をしてもらいたいなと思います。以上で終わります。


◯委員(吉野和之君)  1番の家庭系ごみ有料化の実施に向けた取り組みについて、有料化実施に係る市民説明会についてお伺いいたします。10月の有料化に向けて、この有料化の第1の目的というのは減量・資源化の推進ということです。実は、先日会派で福岡市に視察してまいりまして、そこではごみの有料化によって、減量・資源化について一定の効果を上げてきているということです。これは私ども、数字で確認いたしまして、この成功の一番の要因というのは、やはり市民の方々の意識啓発を徹底的に行ったということです。
 つまり、説明会を数多く重ね、その説明会の中でいかに減量・資源化ということが重要かということを説明してきたということ、ここが1つのキーポイントであるというふうにお話をお伺いいたしました。先ほど、今後、コミセン、地区公会堂で有料化に当たっての説明会を行うということなんですけれども、やはりこの説明会を行うに当たって、確かにこの有料化に伴うさまざまな事務的な説明等、これは当然重要ですけれども、それと並行して、減量化・分別化がいかに重要かということ、この意識啓発を並行して行っていくことが必要であると、私は思うわけです。
 やはりこの有料化に伴う混乱を避けるための説明会というより、むしろ、それとともに、減量・資源化にともに取り組んでいこうという、こちらによほど重点を置かないと──確かにごみの有料化は全員が賛成というわけじゃありませんから、いろいろな意見が出てきて、ともすると有料化のための説明会なんですけれども、それと同時に、こちらの方の考え方をしっかり、減量化・資源化の促進が1つの目的であるということをしっかり、説明会を行うに当たって基本的な考え方として確立していかないと、この所期の目的をなかなか達成し得ないと思うんです。
 ですから、ある意味では1つの機会ととらえて、有料化の説明会とともに、この減量・資源化へ向けて意識啓発を行っていく、これも1つの大きな柱として、同じぐらいの重点を置いてやっていく必要があると思うんです。私が一番心配しているのは、ただ単に事務的な説明に終わってしまうという、これだけでも大変でしょうけれども、やはり1つの大きな柱としてこの減量・資源化を推進するための説明会でもあるという形でやっていかないと、ある意味では、説明会が所期の目的を達成するための大きなキーポイントとなりますので、この説明会を行うに当たっての基本的な考え方についてお伺いをいたします。


◯生活環境部長(藤川雅志君)  今、御指摘をいただいたとおりだと思います。私ども、昨年、住民の皆さんの前へ行っていろいろお話をさせていただいた中で、有料化そのものもさることながら、減量に対してのいろいろな考え方、あるいは現実的なところで、このごみ、どっちに入れたらいいのというような話も含めて、どういう処理をしたらいいのかという疑問も大分出てまいりました。
 ですから、広い意味で、皆さんの前へ出ていく際には、今、お話があったように減量することの意味、そして、それを資源化することの意味と同時に、具体的にこういうようなごみの出し方をしてくださいというごみ出しの指導、こういったことも含めて、この機会をぜひそういった減量・資源化に役立つ機会として位置づけてまいりたいと思っております。


◯委員(吉野和之君)  ありがとうございます。確かにそういう答弁が出てくると、私は思いました。ただ、現実的には、説明会等を開催した場合に、なかなか当初の減量・資源化に対するスタンスが、相当強調していかないとなかなか難しいかなと思いますので、ここら辺は福岡市の成功例等もよくヒアリングしながら、今後、説明会等、丁寧な形で、ともに減量化・資源化に向けてのあくまで方策の1つとしてやるんだということを、徹底して行っていくべきではないかなというふうに思います。


◯委員長(田中順子さん)  ほかにはよろしいでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、これで生活環境部からの報告を終了させていただきます。
 休憩いたします。
                  午前10時40分 休憩



                  午前10時41分 再開
◯委員長(田中順子さん)  委員会を再開いたします。
 続きまして、2の次回委員会の日程についてでございますけれども、本件については、次回の定例会の会期中として、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくということでよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、御異議ないということで、そのように決定をさせていただきます。
 続きまして、その他でございますが、ございますか。よろしいでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようでございますので、本日の厚生委員会を散会とさせていただきます。御苦労さまでございました。
                  午前10時42分 散会