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平成21年第4回定例会(第4号)本文

               午前9時30分 開議
◯議長(田中順子さん)  おはようございます。ただいまから平成21年第4回三鷹市議会定例会第4日目の会議を開きます。
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◯議長(田中順子さん)  本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。
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◯議長(田中順子さん)  この際、議会運営委員長より報告願います。
 13番 谷口敏也さん、登壇願います。
                〔13番 谷口敏也君 登壇〕


◯13番(谷口敏也君)  議長より御指名を受けましたので、議会運営委員会の協議結果について報告いたします。
 12月4日の議会運営委員会において、議長より諮問を受けた市長提出議案11件並びに請願4件の取り扱いを協議いたしました結果、次のとおり決定いたしましたので、報告いたします。
 議案第52号、議案第53号、議案第55号、議案第59号については即決とし、議案第54号、議案第60号、議案第61号、議案第62号については総務委員会に、議案第56号、議案第57号、議案第58号については文教委員会にそれぞれ付託することが妥当であるという結論の一致を見ました。
 また、請願4件の取り扱いにつきましても、お手元に配付のとおり決定を見ておりますので、ごらんいただきたいと思います。
 以上、本委員会に諮問された議案等の取り扱いについての協議結果を報告いたします。よろしくお願いいたします。


◯議長(田中順子さん)  議会運営委員長の報告は以上のとおりであります。御協力のほどよろしくお願いをいたします。
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◯議長(田中順子さん)  この際、議事の都合によりしばらく休憩をいたします。
               午前9時32分 休憩



               午前9時59分 再開
◯議長(田中順子さん)  休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
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    日程第1 議案第52号 平成21年度三鷹市一般会計補正予算(第4号)の専決処分について


◯議長(田中順子さん)  これより日程に入ります。
 日程第1 議案第52号 平成21年度三鷹市一般会計補正予算(第4号)の専決処分について、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 議案第52号について、原案のとおり決することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定いたします。
 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり承認されました。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    日程第2 議案第53号 損害賠償の額の決定及び和解契約の締結の専決処分について


◯議長(田中順子さん)  日程第2 議案第53号 損害賠償の額の決定及び和解契約の締結の専決処分について、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。


◯4番(緒方一郎君)  討論をさせていただきます。この事故そのものは自然災害とはいえ、日ごろから学校の存在と運営に御協力をいただいている近隣の方に御迷惑をおかけしたことに対しては衷心よりおわびを申し上げるとともに、早急の補償等のお支払いの専決処分として承認をさせていただきたいと思います。
 と同時に、この案件を奇貨として、次の点を申し添えて賛成したいと思います。特にこうした古木と言われる樹木については、学校を初めとする公共施設の周囲はもとより、玉川上水土堤やその近辺についても一斉点検をすべきだと考えます。加齢による空洞化、落雷による劣化、車の衝突や積年の強風による折れ曲がり等、樹木医さんによる専門家の検査とともに、樹木を愛するボランティアの方々の点検活動や地域の皆様の見守りも御協力をいただきたいと思います。今回は車両でしたが、近隣にお住まいの方や通行される方、在校生や関係者に事故があっては取り返しのつかないことになります。市当局及び教育委員会におかれましては、総点検のほど、どうぞよろしくお願いをいたします。
 以上です。


◯議長(田中順子さん)  ほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 議案第53号について、原案のとおり決することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定をいたします。
 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり承認されました。
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    日程第3 議案第55号 三鷹市市税条例の一部を改正する条例


◯議長(田中順子さん)  日程第3 議案第55号 三鷹市市税条例の一部を改正する条例、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。


◯28番(岩田康男君)  この条例改正は、耐震工事の、建物を今度建てかえをしたときの固定資産税や都市計画税を減免すると。2番目の都市計画税の引き続いての減額措置。もちろん私はこれに賛成するものですが、ただですね、この制度になってから、耐震改修件数というんですかね、実績。これはどういうふうになったのかというのをお尋ねしておきたいんですが、ここ3年ぐらいの耐震改修で、この減免措置を受けた人の人数と金額がわかれば教えてもらいたいと思うんです。
 それから、20年度からいわゆる市内業者に限定しないというふうになったわけですが、耐震検査のね、簡易検査と一般の件数といいますか、区分といいますか、簡易診断、簡易改修、それから、一般の改修の内訳が20年度、21年度わかりましたら教えてもらいたいと思います。


◯市民部長(高部明夫君)  耐震減免についての御質問でございますけれども、市の独自の上乗せ減免につきましては、提案させていただいていますように平成20年度の賦課からということでございますけれども、これまで先行して国の耐震減額制度がございましたので、その実績ということでございます。平成18年度からスタートしておりまして、18年度が8件、19年度が5件、それから、20年度が11件ということでございまして、平均して影響額としては毎年9万程度ということでございます。
 以上です。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  簡易診断と一般診断についてのまずお尋ねからお答えいたします。
 20年度のですね、簡易診断が6件ですね。一般診断が29件。それから、改修についてですが、改修はですね、簡易改修が9件、一般の改修が4件でございます。


◯28番(岩田康男君)  いつ大規模災害が起きるかわからないというもとで、耐震補強を一般住宅の中で早急に進めるというのは大変重要な課題だというふうに思います。これをするのに当たって、都市計画税と固定資産税を減免するとすればですね、改修すれば──という制度も大変いい制度だと思いますが、要はですね、こういう改修を促進する上で、個人個人のお宅は費用負担、改修するための費用負担ですね。これが1つはネックになっていると。ここの費用負担問題をどうするかということが、促進する上でね、大きな要因だというふうに思いますが、全体を耐震補強をすればそれはいいことなんですが、しかし、お金がない。最近は、いわゆる減災、部分改修ですね。こういうものを行ったり、必要なところに必要最小限の改修を行うということが、大規模災害の発生地からの経験としていろいろ普及されてね、それを適用しようという御家庭もふえていると。
 こういうもとで今回の固定資産税や都市計画税の減免対象の、この事業を採用した場合に、なかなかそういう減災方式というのはとりづらいという声があります。したがって、簡易改修、簡易診断、この制度がもっと一般的に普及されていいんではないか。固定資産税や都市計画税の減免が受けられなくても、負担できる費用の範囲で改修すると、診断を受けるということが必要ではないかという意見がありますが、そういったことというのはどんな対応をしているでしょうか、関連してお尋ねします。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  簡易改修、それから簡易診断ですけども、これは一般改修や一般の診断に比べるとですね、外見とかですね、具体的な素材を調べるとかいうことではなくてですね、できるので、委員がおっしゃるようにですね、もっと普及してもいいのではないかということはあります。ただ、一般に言ってですね、簡易改修、あるいは一般改修というのはですね、そう理解されているわけではありませんで、今の改修促進計画に基づいてですね、現状では8割、平成27年には9割のですね、住宅が一応、耐震性を強化できるという、そういうプランなんですけども、やはりPR、啓発事業がですね、必要だというふうに考えておりまして、窓口にいらっしゃる方、あるいはですね、広報等を通じてですね、今後十分に啓発活動を充実させてまいりたいというふうに思います。


◯議長(田中順子さん)  よろしいですか。そのほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 議案第55号について、原案のとおり決することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはありませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定をいたします。
 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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    日程第4 議案第59号 市道路線の認定について


◯議長(田中順子さん)  日程第4 議案第59号 市道路線の認定について、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。


◯28番(岩田康男君)  この議案はですね、もう本当に長い間の懸案事項で、地域の人たちにとっては大変歓迎をするものですが、あの地域の東西道路をどういうふうに確保するかという点で、車が通れなくてもですね、自転車と人が通るぐらいの道でいいから、とにかく早急につくってもらいたい。弘済園が向こう側にありますし、ぜひ弘済園に行けるような方式をですね、とりたいというのが長年の夢でして、当初、NTTのデータビルの南側にですね、通路を確保するのが一番現実的だと。つまり、その先がですね、弘済園と日本無線の間、ちょうど境界のところがその先に当たるもんですから、それが現実的ではないかということで、一時期そんな動きもあったかのように聞いた覚えがあるんですが、今回ですね、本格的な道路としてここに確保できるということは、それはそれでいいと思うんですが、ただ、私がどうしてかなと思うのは、弘済園のですね、ちょうど真ん中ぐらいのところにこの道路が当たると。そうすると、その先がかえって大変になるんじゃないかなと。道路はその先に抜けて牟礼のところまで行くということが絶対条件だというふうに思うんですが、かえって困難になるんじゃないかなって気はするんですが、先の見通しというのはおありなんでしょうか。


◯都市整備部技監・広域まちづくり等担当部長(小俣 崇君)  弘済園の中の通行についての御質問でございます。
 弘済園の中はですね、現在、御案内のとおり既に建物が建っておりまして、今回、市が計画している計画線上に建物が建っております。それで、弘済園さんの方にはですね、いろんな機会をとらえまして、この道路計画につきましては、こういう計画があるということで御承知おきをいただいておるところでございますが、先ほど申しましたとおり建物があるということでございますので、市としましては、将来、弘済園さんの方でですね、建てかえ等を行う時期にですね、合わせてこの道路について本格的な協議をさせていただければというふうに考えておりまして、当面の措置としまして、質問議員さんおっしゃってましたとおり、人とか自転車が通れるというふうな御提案もございましたけれども、市としてもそのような方向性で考え方を持ってまして、建てかえに至るまでの間ですね、今後、弘済園さんの方にですね、幅員2メートル程度の人と自転車が通れるようなものをですね、御協力と御理解をいただく中でお話をさせていただければというふうに考えているところでございます。
 以上です。


◯28番(岩田康男君)  今、最後の方、ちょっと重要なお話だったんですが、そういう話をしている、これからする、している、見通しがある、どのくらいまでにできそうだというお話は聞けますか。といいますのはね、それがないと、この道路は大変いい道路だと思うんですが、当然、今の吉祥寺通りにありますマンションの奥の敷地が開発になるんだと思うんですが、その敷地のですね、敷地延長みたいな形でこの道路が使われるということになると、これはまた大変な事態になると思うんですね。だから、先に抜けている道路というのは人が通りますから、そういうふうにはならないんですが、袋小路の道路というのは、えてしてですね、敷地の延長みたいな形で使われやすいというふうになるもんですから、先ほどの話、しつこいようで申しわけないんですが、お答えをいただけるでしょうか。


◯都市整備部技監・広域まちづくり等担当部長(小俣 崇君)  見通しでございますが、まだその計画があるというお話をさせていただいている段階でございまして、その後のですね、今後具体的にどのような経過をとって話を進めるかというところまで至っておりません。今後ですね、弘済園さんの建てかえ計画等に合わせましてですね、細かな話を進めさせていただきたいというふうに考えている現状でございます。
 歩道に人が通れる、2メートル程度の歩道につきましてはですね、今後ですね、速やかにその話をさせていただきたいというふうに思っております。
 以上です。


◯議長(田中順子さん)  ほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決をいたします。
 議案第59号について、原案のとおり決することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定をいたします。
 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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    日程第5 議案第54号 三鷹市住民基本台帳カードの利用に関する条例
    日程第6 議案第60号 平成21年度三鷹市一般会計補正予算(第5号)
    日程第7 議案第61号 平成21年度三鷹市老人医療特別会計補正予算(第1号)
    日程第8 議案第62号 平成21年度三鷹市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)


◯議長(田中順子さん)  この際、日程第5 議案第54号から日程第8 議案第62号までの4件を一括議題といたします。
 お諮りいたします。以上4件は総務委員会に付託し、審査を願うことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
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    日程第9 議案第56号 三鷹市市民体育施設条例の一部を改正する条例
    日程第10 議案第57号 三鷹市むらさき子どもひろば及び三鷹市四小学童保育所の指定管理者
               の指定について
    日程第11 議案第58号 三鷹市六小学童保育所A等の指定管理者の指定について


◯議長(田中順子さん)  この際、日程第9 議案第56号から日程第11 議案第58号までの3件を一括議題といたします。
 お諮りいたします。以上3件は文教委員会に付託し、審査を願うことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    日程第12 請願
        (1) 21請願第6号 非核三原則の法制化を求める決議・意見書採択に関することにつ
                 いて
        (2) 21請願第8号 三鷹市の待機児童解消と保育施策の充実予算の増額を求めること
                 について
        (3) 21請願第9号 「改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書」を政府等に提
                 出することを求めることについて
        (4) 21請願第7号 都市再生機構賃貸住宅への定期借家契約導入を行わないことを求
                 める意見書の採択について


◯議長(田中順子さん)  日程第12 請願。受理いたしております請願4件については、お手元に配付したとおりであります。
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◯議長(田中順子さん)  日程第12の(1) 21請願第6号 非核三原則の法制化を求める決議・意見書採択に関することについて、本件を議題といたします。
                    〔書記朗読〕
 この際、質疑を省略し、討論を願います。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決をいたします。
 21請願第6号について、採択の上、関係方面に送付することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはありませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定いたします。
 賛成全員であります。よって、本件はさよう決定いたしました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  日程第12の(2) 21請願第8号 三鷹市の待機児童解消と保育施策の充実予算の増額を求めることについて、本件を議題といたします。
                    〔書記朗読〕
 この際、質疑を省略し、討論を願います。


◯1番(寺井 均君)  それでは、三鷹市の待機児童解消と保育施策の充実予算の増額を求めることについての請願について討論します。
 公明党は2001年3月、待機児童解消には予算に裏打ちされた大胆な施策が不可欠との認識から保育所待機児童解消3カ年計画の策定を提言し、これを受けて国は待機児童ゼロ作戦を決定しました。その後、保育所待機児童ゼロ作戦による02年度から3年間で、受け入れ児童数は15万6,000人拡大し、その継続的な取り組みが成果を上げ、保育所の待機児童が2006年4月1日で1万9,794人となり、2001年以降初めて2万人を割りました。2007年には1万8,000人を割りましたが、景気の後退もあり2008年以降再び上昇傾向にあり、新政権には早急な対応を求めるものであります。
 また、基礎自治体としての三鷹市としては、現下の財政状況の中では、公設の認可保育園というのはなかなか難しい状況であると認識しています。政権交代前に組んだ補正予算のように、数年にわたって保育のいろいろな場面で活用できるべく、都に一たん預ける子育て基金等のような生きた政策がぜひとも必要です。100日たって、もう要らぬ高揚もおさまった現政権も、もう意趣返しや貸しはがしをやめ、保育対策施策には全力を投入するべきであります。三鷹市としても、その責任において認証等の民間保育所の誘致、幼保一元化、幼稚園の預かり保育の推進、一時預かり施設への補助、病児・病後児保育の拡充等、多様で複合的な施策の推進を求めるものであります。
 よって、本請願に賛成いたします。


◯6番(加藤浩司君)  それでは、政新クラブを代表して討論をいたします。
 現在、日本では経済状況が悪化していることにより、今後ますます待機児童が増加することが予測されます。待機児童の問題は三鷹市だけの問題でなく、近隣市においても同じ状況であります。三鷹市だけの問題でないことなどから、保育所整備においては国からの財源を確保するとともに、経済の活性化を国に求めることを市にはお願いをいたします。
 また、三鷹市ではこれまで保育所の運営につきましては公設民営化の方針にて進めてきたことも踏まえ、民間活力を最大限活用し、保育所整備を進めることを一言申し添えて賛成討論といたします。
 以上です。


◯12番(岩見大三君)  三鷹市の待機児童解消と保育施策の充実予算の増額を求めることについての請願について、三鷹市議会民主党を代表して討論いたします。
 保育所の待機児童解消の問題は、本請願にも御指摘のとおり、特に首都圏において喫緊の課題であることは言うまでもありません。本年4月1日現在、本市においても192人の待機児童がいるとのことでありますが、今後ともあらゆる施策を講じ、この解消に向け取り組まなければなりません。しかしながら、現状は大変厳しいものと言わねばならず、三鷹市のみの責任において解決できるものではありません。財政事情が厳しい昨今、国や都、または民間の制度を活用しながら、また同時に保育の質の確保も最大限考慮していただき、趣旨を尊重し、本請願に賛成をいたします。
 以上です。


◯25番(大城美幸さん)  本請願に賛成の立場から討論します。
 認可保育園に申し込みながら満員で入所できなかった待機児童は、ことしの4月時点で全国で2万5,000人、三鷹市では200人近くの待機児童が出ています。全国的にも2年連続で2万5,000人を超えたのは6年ぶりとのこと。増加の数や人数や率からいっても、2001年以来の現在の待機児童の数の数え方、つまり、認証や保育ママなどに入った児童は除いての数となってからは、過去最多となっています。市長も、不況のもとでの共働きがふえた状況や、保育園があれば子どもを預けて働きたいという潜在的な保育ニーズが高いということも認識をしておられ、待機児童解消は最重要課題と位置づけています。
 しかしながら、三鷹市においては、子育て支援、次世代育成支援行動計画の中でも、長期計画の中でも待機児童解消に当たっての具体化は認可保育園の増設とはなっていません。民間任せで、特に保育料が高い認証保育の誘致等による待機児童解消の取り組みにとどまっています。もちろん、国の責任で認可保育園の増設が求められるよう保育予算を抜本拡充することが不可欠ではありますが、三鷹市において認可保育園の増設計画を持つことを強く要望します。
 また、チルドレンファースト、子ども第一を掲げて誕生した鳩山内閣が、待機児童解消を口実に、国が定めてきた保育所面積などの最低基準を引き下げようとしていることについて、現行の面積基準は1948年の制定以来60年間、1回も見直しされておらず、世界でも最低だと政府も認めています。国際レベルから見ても保育の最低基準が低いところにとどまっているにもかかわらず、待機児童が多いからといって、都市部において基準を緩和あるいは引き下げるのでは、既に弾力運用で定員を超えて預かっている保育所において、子どもの命・安全を守ることはできません。これ以上の詰め込み保育、国の保育の最低基準の引き下げは許せません。将来を担う子どもの保育に、国と地方自治体である三鷹市が責任を持って子育てを支えるのは当然のことです。
 70年代に年間1,000カ所近い認可保育所をつくったこともあるのに、昨年の増減数はたった16カ所にとどまっています。待機児童解消は、詰め込みや民間任せでなく、児童福祉法24条の規定に基づいて、三鷹市が責任を持って認可保育園を中心に増設することは当然のことであり、そのためにも国がきちんとした財政措置を行うことを強く求めて、本請願に賛成とします。


◯議長(田中順子さん)  これをもって討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 21請願第8号について、採択の上、市長並びに関係方面に送付することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定いたします。
 賛成全員であります。よって、本件はさよう決定いたしました。
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◯議長(田中順子さん)  日程第12の(3) 21請願第9号 「改正貸金業法の早期完全施行等を求める意見書」を政府等に提出することを求めることについて、本件を議題といたします。
                    〔書記朗読〕
 この際、質疑を省略し、討論を願います。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 21請願第9号について、採択の上、関係方面に送付することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはありませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定いたします。
 賛成全員であります。よって、本件はさよう決定いたしました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  日程第12の(4) 21請願第7号 都市再生機構賃貸住宅への定期借家契約導入を行わないことを求める意見書の採択について、本件を議題といたします。
 お諮りいたします。本件はまちづくり環境委員会に付託し、審査を願うことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  以上で本日の日程は全部終了いたしました。本日はこれをもって散会いたします。
 なお、次回の本会議は12月18日午前9時30分に開きます。文書による通知はいたしませんから、さよう御了承願います。御苦労さまでございました。
               午前10時32分 散会