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平成21年第3回定例会(第5号)本文

                  午前9時29分 開議
◯議長(田中順子さん)  おはようございます。ただいまから平成21年第3回三鷹市議会定例会第5日目の会議を開きます。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  この際、議会運営委員長より報告願います。
 13番 谷口敏也さん、登壇願います。
                〔13番 谷口敏也君 登壇〕


◯13番(谷口敏也君)  おはようございます。9月25日の議会運営委員会において、議長より諮問を受けた事項について協議いたしました結果、次のとおり決定いたしましたので、報告いたします。
 本日上程される意見書(案)3件についての取り扱いを協議いたしました結果、いずれも本日結論を出すべきであるという意見の一致を見ております。
 また、陳情1件の取り扱いについては、議場配付との決定を見ております。
 以上、本委員会に諮問された議案等の取り扱いについての協議結果を報告いたします。よろしくお願いいたします。


◯議長(田中順子さん)  議会運営委員長の報告は以上のとおりであります。御協力のほどよろしくお願いをいたします。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  この際、議事の都合によりしばらく休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩



                  午後1時00分 再開
◯議長(田中順子さん)  休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    日程第1 総務委員会審査報告
        (1) 議案第40号 平成21年度三鷹市一般会計補正予算(第3号)
        (2) 議案第41号 平成21年度三鷹市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
        (3) 21請願第3号 所得税法第56条廃止の意見書提出を求めることについて
        (4) 所管事務の調査について
          ICT・地方分権と市民サービスについて


◯議長(田中順子さん)  これより日程に入ります。
 日程第1 総務委員会審査報告。総務委員長の審査の報告を求めます。
 28番 岩田康男さん、登壇願います。
                〔28番 岩田康男君 登壇〕


◯28番(岩田康男君)  それでは、総務委員会の報告をいたします。

                                     平成21年9月30日
 三鷹市議会議長 田 中 順 子 様
                              総務委員長 岩 田 康 男
                 総務委員会審査報告書
 本委員会に付託された事件を審査の結果、下記のとおり決定したので報告いたします。
                      記
○ 委員会開会月日
 (1) 平成21年7月24日
 (2) 平成21年9月9日
 (3) 平成21年9月30日
○ 付託案件及び審査のてんまつ
1 議案第40号 平成21年度三鷹市一般会計補正予算(第3号)
 この議案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7億9,364万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ621億1,707万2,000円とするとともに、繰越明許費の設定を行うため、提案されたものであります。
2 議案第41号 平成21年度三鷹市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
 この議案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,552万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ94億4,285万7,000円とするため、提案されたものであります。
 以上2件につきましては、関連がありますので一括して審査を進めました。
 以上2件の審査に当たり、委員から出された主な質疑は次のとおりであります。
 ・国の政権交代に伴う本補正予算への影響について
 ・住民基本台帳カード普及促進事業に取り組むこととした考え方と証明書等自動交付機や市政窓口の
  今後のあり方について
 ・住民基本台帳カードのこれまでの発行枚数と今後の見込み及び発行済みカードへの新機能付加と住
  民基本台帳カード普及促進事業の周知について
 ・市外コンビニエンスストアにおける住民基本台帳カードでの住民票の写し等の交付と不正利用の防
  止及び広域交付サーバー等の安全性について
 ・新型インフルエンザ発生時における市内医療機関や公共施設の対応と防護服等の必要数量について
 ・新型インフルエンザワクチン接種に対する補助等の検討と保育園や通所施設等が臨時休業となった
  場合における園児や通所者等への対応について
 ・市内共通商品券(むらさき商品券)事業の効果と前年度の実績を踏まえての工夫及び来年度以降に
  おける取り組みの方向性について
 ・アナログ方式と比較してのデジタルMCA無線システムのメリットと機器の操作研修について
 ・市立小・中学校における地上デジタル放送対応テレビ等の効果的活用と配置の拡充及び学校設置用
  ファイルサーバーの導入状況等について
 ・緊急雇用創出事業臨時特例補助金事業による雇用創出効果と中小企業等融資事業に係る臨時職員の
  業務内容について
 ・市民センター中庭芝生化に係る工事の発注方法と工事期間中や工事完了後における各種行事への影
  響及び維持管理方法と維持管理経費の見込みについて
 ・スーパーエコ庁舎推進事業の今後の展開と環境問題に係る市民への意識啓発について
 ・住宅手当緊急特別措置事業の周知方法と申請者数の見込み及び手当受給者の就労支援に向けた取り
  組みと不正利用の防止について
 ・子育て応援特別手当支給事業の周知方法と所得制限の検討及び子育て支援に対する本市の基本的考
  え方について
 ・女性特有のがん検診推進事業に係る対象者以外の者へのがん予防の取り組みとがん検診受診率の向
  上について
 ・財政調整基金積み立ての考え方について
 ・小金井市からの可燃ごみ受け入れに係る受託事業収入の積算方法と搬入車両の通行経路等の工夫及
  び緊急支援延長の可能性について
 また、委員会は審査の参考とするため
 ・平成21年度基金運用計画
 ・地域活性化・経済危機対策臨時交付金の概要
 ・緊急雇用創出事業臨時特例補助金事業一覧
 ・スーパーエコ庁舎推進事業の概要
 ・住民基本台帳カード普及促進事業の概要
 ・住宅手当緊急特別措置事業の概要
 ・子育て応援特別手当支給事業概要
 ・女性特有のがん検診推進事業の概要
 ・新型インフルエンザ対策関係事業の概要
 ・平成21年度ふじみ衛生組合8月補正予算概要
 ・防災通信体制整備事業(デジタルMCA無線システム)の概要
 ・学校ICT環境整備事業の概要
の資料の提出を求め、審査を進めました。
 次いで、議案第40号について討論に入りましたが、その過程で大要次のような意見が述べられました。
〔反対討論〕
(1) 半田伸明委員(にじ色のつばさ)
  今回の補正は、国の景気対策の一環として行われているものだが、そもそも景気対策に何らの効果
 も見込めないことは、過去の歴史が証明している。なのに、負担の先送りばかりしている政治や行政
 が続いているのが現状の日本の姿である。
  そもそも、このたびの経済危機が、本当に100年に一度の経済危機であるならば、さらに100年後ど
 ういう事態になっているかを想定した政治家はいるだろうか。消費刺激型の景気対策は、しょせん将
 来需要の先食いでしかないのである。国の政治とは、将来をデザインするデザイナーのようなもので
 あり、まさに国士無双が必要な時代に突入しているのである。なのに、日本古来の文化とも言える庄
 屋文化から抜け出せないでいるのが、現状の日本の政治家像である。100年後を想定するならば、その
 ときに財政が壊れていたらどうしようという危惧感を真剣に持たなければならないのに、そこに思い
 が至っていない。
  今回の補正にもあるように、手当のたぐいについては、次のような批判があることを忘れてはなら
 ない。「そもそも最初から、税として、その分、払わなければ済む話ではないか」。この論は正当で
 あり、批判の余地がない。何ゆえに税を集めるのか。何ゆえに、その集めた税を特定の支出に使わな
 ければならないのか。この当たり前の議論が当たり前になされていない現状を、我が会派は真剣に危
 惧しているのである。
  今まで政治は、思想が対立の軸を示してきた。保守や革新といったこの対立は、既に過去の遺物に
 なっていることを我々は気づかなければならない。今後の政治は、この国、日本を生き残らせるのか、
 それとも消滅リスクを冒しても浮世を満喫するかという軸に移り始めているのである。ところが、今
 回の総選挙も、「やります政治」と「やります政治」の対立でしかなかった。真に国の将来を心配し
 て、この国の再建をどうするという議論より、目の前に菓子パンを並べて、我がパン屋がおいしいと
 言っているレベルを脱し切れていないのである。これは政治という文化の劣化以外、何物でもない。
  このような最中に組まれた今回の補正である。国家破綻リスクが着々と近づきつつある中、セーフ
 ティーネットの一環として見ることのできる新型インフルエンザ対策と住宅手当緊急特別措置事業費
 以外は、事業実行の必然性を見出すことはできない。今やれば効果があるというレベルの事業と、今
 やらなければいけないというレベルの事業は当然ながら重みが違ってくるのである。そもそも公のお
 金とは、どういう基準で支出されるべきか、いま一度、私たちは真剣に考え直す必要がある。例えば、
 住民基本台帳カードの発行コストは1枚当たり2,050円の負担であるのに対し、既存の7万5,000枚普
 及している市民カードの発行コストは1枚当たり50円である。どちらを推進することが未来を見据え
 た政策といえるだろうか。答えは明らかである。
  以上指摘し、本議案に反対する。
 以上の討論の後、議案第40号について採決いたしました結果、本件については、賛成多数をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。
 次に、議案第41号について採決いたしました結果、本件については、全員異議なく原案を可決すべきものと決定いたしました。
3 21請願第3号 所得税法第56条廃止の意見書提出を求めることについて
   三鷹市所在
   三鷹民主商工会
   婦人部長 齋藤 律子  ほか159人 提出
 委員会は本件審査に当たり、市側の説明及び請願者からの補足説明を聞きました。
 また、委員会は請願者より
 ・全商連婦人部協議会パンフレット「人間らしく生きたいから私の働き分をみとめて!」
 ・参議院財政金融委員会における政府答弁に係る資料
 ・所得税法第56条廃止を決議・意見書を国に上げた地方議会と税理士会に係る資料等
の資料の提出を受け、審査を進めました。
 次いで、討論に入りましたが、その過程で大要次のような意見が述べられました。
〔反対討論〕
(1) 高谷真一朗委員(三鷹市議会民主党)
  50年余り前に法が制定された当時の状況と比べると、現在は女性の社会進出など、社会事情が大き
 く変化をした。現在の家族観や社会通念が当時の状況と乖離していることにかんがみると、法第56条
 の内包する課題は放置できないものと考える。法は夫婦それぞれが独立した事業主体であるという現
 実を全く想定しないまま、何らの改定も行われず、解釈・運用についても、現在に至るまで家長制度
 という伝統的解釈を形式的に適用し続けるこの国の姿勢にも一定の改善が必要と考える。
  しかし、法第56条制定当時の議論としては、家族間で所得を分散し、不当に累進課税を逃れる租税
 回避行為や恣意的な所得分割を横行させない目的で制定されたもので、その趣旨にも一定の理解を示
 すものである。白色専従者控除が低額である、あるいは十分な社会保障が受けられないなど、課題は
 さまざまあるが、実態をどのように定義づけていくかが今後の課題であり、私なりに問題点は十分に
 理解をしているつもりであるが、法第56条の廃止だけで問題解決が図られるとは考えられない。法第
 56条の廃止により願意の課題が解決される可能性を否定するものではないが、むしろ、法第56条の解
 釈・運用の改善によって問題解決が図られる余地もあると考える。
  現在、国会の場において共産党議員の追及により、財務省は抜本税制改正の中で研究していきたい
 と答弁をしていることから、現状ではこの研究の推移を見守ることが必要と考える。意見書の提出に
 より安易な結論を求めるより、むしろ十分な議論で公平な税制運営を求めるべきではないだろうか。
 その上で、請願趣旨について検討したい。
  請願趣旨にある専従者給与の額の問題は、法第57条にある青色申告の積極的活用で当面の解決が図
 られる。また、家族従業者の働き分が必要経費に算入されないために、低単価・低賃金という事態を
 招いていると主張されているが、問題は、親子間、親族間の税制問題が大きな比重を占めているとは
 考えにくい。むしろ、景気対策など、社会全体で取り組むべき課題が大きいと考える。
  よって、法第56条の廃止のみによって請願の趣旨にある問題の解決が図られるものではないとの見
 地から、本請願には反対をする。
〔賛成討論〕
(1) 半田伸明委員(にじ色のつばさ)
  憲法第99条は公務員に憲法尊重擁護義務を課しているが、地方公共団体の議会を構成する議員も当
 然ながらこの範疇に入ると考える。その際、国法の改廃を求める請願を議会として受理した場合、当
 該法律条文が合憲か違憲かの視点から考えるべきことは当然のことである。本請願については、「低
 単価・低工賃の一因」という文章と、憲法違反ではないかという2つの要素がある。請願の文章を見
 てみると、「このように」という接続詞があることによって、これは憲法違反を最終的に訴えている
 ものだと我が会派は判断をした。
  そこで、この所得税法第56条廃止自体の論点である、つまり、所得税法第56条が違憲か合憲かにつ
 いての判断をするべき請願であろうと考え、賛成の立場から一言申し上げる。
  本法律の条文の立法の趣旨は、所得の分割を防ぐという点にある。その所得の分割を防ぐという点
 から、その立法の目的を達成するに必要最小限度の手段と言えるかどうか。これは合憲性判定の基本
 中の基本である。司法機関はこのようにLRAの原則で判断しているが、当然ながら請願を受けた立
 場である議会の方も、違憲か合憲かを判断する場合に、司法のやり方を参照しながら考え方をまとめ
 るのは当然のことだと考える。
  そこで、この所得税法第56条の目的である所得分割という目的を達成するに、第56条の条文が必要
 最小限度の手段と言えるかどうかについて、我が会派は言えないと判断をした。
  以上より、この請願の趣旨には賛成し、なおかつ市議会として所得税法第56条の廃止について国に対し意見書を上げることにも賛成をする。
 以上の討論の後、21請願第3号について採決いたしました結果、本件については、賛成少数により不採択とすべきものと決定いたしました。
4 所管事務の調査について
  ICT・地方分権と市民サービスについて
 本件については、なお調査の必要がありますので、議会閉会中の継続審査の議決をお願いいたします。
 以上です。よろしくお願いします。


◯議長(田中順子さん)  以上をもって総務委員長の審査の報告は終わりました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  議案第40号 平成21年度三鷹市一般会計補正予算(第3号)、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。


◯25番(大城美幸さん)  この補正は、一部ごみ処理やふじみ衛生組合関係費などを除いて、前の政府による第2次補正予算の具体化となっています。この第2次補正の中心は、定額給付金であり、大銀行、大企業への公的資金投入等や軍事費の増加などがあり、日本共産党は国会で反対討論をしました。同時にがん検診の拡充等については、国民要求に基づくものであることを討論でも述べています。ただ、実施時期のおくれや規模と内容に課題があり、特に深刻な雇用破壊についての対策は緊急対応が必要であったと考えます。
 今回の三鷹市一般会計補正は市民生活にかかわる部分なので賛成いたしますが、住民基本台帳カード無料発行が景気・経済対策であるとは思えないこと、また、それぞれの事業が単年度のために、市民に混乱をもたらし、何よりも市民、自治体の要望から事業の具体化を図るべきであったことを申し上げ、討論といたします。


◯議長(田中順子さん)  ほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 議案第40号について、総務委員長報告どおり原案を決することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定をいたします。
 賛成多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  議案第41号 平成21年度三鷹市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決をいたします。
 議案第41号について、総務委員長報告どおり原案を可決することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンを押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定をいたします。
 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  21請願第3号 所得税法第56条廃止の意見書提出を求めることについて、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件に対する総務委員長の報告は不採択でありますので、21請願第3号の原案について、表決システムにより採決をいたします。
 21請願第3号について、採択の上、関係方面に送付することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定をいたします。
 賛成少数であります。よって、本件は委員長報告どおり不採択と決定をいたしました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  お諮りいたします。所管事務の調査について、ICT・地方分権と市民サービスについて、本件については、総務委員長報告どおり議会閉会中の継続審査を願うことに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定をいたしました。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    日程第2 厚生委員会審査報告
        (1) 21請願第4号 「家庭ごみ有料化の実施」凍結を求めることについて
        (2) 所管事務の調査について
          健康、福祉施策の充実について


◯議長(田中順子さん)  日程第2 厚生委員会審査報告。厚生委員長の審査の報告を求めます。
 23番 吉野和之さん、登壇願います。
                〔23番 吉野和之君 登壇〕


◯23番(吉野和之君)  厚生委員会審査報告書を朗読いたしまして、厚生委員会の報告とさせていただきます。

                                     平成21年9月30日
 三鷹市議会議長 田 中 順 子 様
                              厚生委員長 吉 野 和 之
                  厚生委員会審査報告書
 本委員会に付託された事件を審査の結果、下記のとおり決定したので報告いたします。
                        記
○ 委員会開会月日
 (1) 平成21年8月19日
 (2) 平成21年9月10日
 (3) 平成21年9月30日
○ 付託案件及び審査のてんまつ
1 21請願第4号 「家庭ごみ有料化の実施」凍結を求めることについて
   三鷹市在住
   ごみ有料化。納得できない!三鷹市民の会
   飯沼久美子
   三鷹市在住
   あらぐさの会
   長谷川茂雄
   三鷹市在住
   アンポをつぶせ ちょうちんデモの会
   谷島 光治
   三鷹市所在
   新婦人の会
   栗原 寿子
   三鷹市所在
   東京土建三鷹支部主婦の会
   坂井 昭子
   三鷹市所在
   三鷹民主商工会
   斎藤 律子
   三鷹市在住
   夜まわり三鷹
   荒瀬 礼子  ほか1,613人 提出
 委員会は本件審査に当たり、市側の説明及び請願者からの補足説明を聞きました。
 また、委員会は請願者より
 ・「家庭ごみ有料化の実施」凍結を求める請願について
 ・ごみ有料化。納得できない!三鷹市民の会 ごみにケーション NO.3
 ・ごみ問題論点整理等
の資料の提出を受け、審査を進めました。
 次いで、21請願第4号について採決いたしました結果、本件については、賛成少数により不採択とすべきものと決定いたしました。
2 所管事務の調査について
  健康、福祉施策の充実について
 本件については、なお調査の必要がありますので、議会閉会中の継続審査の議決をお願いいたします。
 以上です。よろしくお願いいたします。


◯議長(田中順子さん)  以上をもって厚生委員長の審査の報告は終わりました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  21請願第4号 「家庭ごみ有料化の実施」凍結を求めることについて、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。


◯27番(森  徹君)  日本共産党三鷹市議団として意見を述べて、本請願に対する賛成討論をします。
 請願は、市民の暮らし・生活は依然として厳しさを増しており、市民に新たな負担を強いる有料化は凍結・延期してほしいというものです。
 8月3日の東京新聞は、勤労世帯の収入が減っている。また、9月20日付には、7月の完全失業率は6カ月連続上昇して5.7%と1953年以降、過去最悪と報じています。市長が期待していた景気の回復はまだまだ深刻な状況にあります。家庭ごみの有料化は市民生活に新たな負担を求めるものであり、自治体として、市民へのセーフティーネットに逆らう施策と言えます。このことは、これまで国が進めてきた国民負担政策、手数料・使用料値上げ政策の延長線上にあるものと言えます。有料化の前にやれることはまだある。凍結・延期して市民との協働の取り組みを進めてほしい。この市民の声に率直に耳を傾け、こたえることこそ、市民との協働の進むべき道ではないでしょうか。
 請願審議の過程で、市民の生活が苦しい中で、新たな負担を強いることはやめるべきであると有料化を凍結した東久留米市、青森市、三田市、広島市、和歌山市の判断が議論されました。国民の暮らしは依然厳しく、年収200万円以下の働く貧困層と言われる人が1,000万人を超え、働く人の5分の1を占めています。完全失業率も5.7%と過去最悪を記録する状況で、市民の生活実態は決して回復の兆しにあると言えません。請願が求める、暮らしが厳しさを増す中で、市民に新たな負担を強いるごみの有料化凍結は当然です。また、質疑の中で、減免措置が不十分であることが明らかになりました。例えば、他市に比べても減免制度を低所得者に特に配慮したとのことですが、シングル介護の場合や、働く貧困層と言われる市民を初め、生活保護以下の収入で保護を受けずに頑張っている人たちには、減免が適用しないことなどが挙げられます。制度の矛盾点や不十分さがある中での家庭ごみ有料化に納得できない市民の声は当然と言えます。
 さきの衆議院選挙の結果は、構造改革の名のもとで国民に重い負担を求め続けた政治への厳しい批判がされたもので、民意を忘れた政治に国民が厳しい審判を下したものです。三鷹市においても、市民との協働のあり方、市政運営が大きく問われていることを述べて、本請願に賛成します。


◯議長(田中順子さん)  ほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件に対する厚生委員長の報告は不採択でありますので、21請願第4号の原案について、表決システムにより採決をいたします。
 21請願第4号について、採択の上、市長に送付することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定をいたします。
 賛成少数であります。よって、本件は委員長報告どおり不採択と決定をいたしました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  お諮りをいたします。所管事務の調査について、健康、福祉施策の充実について、本件については、厚生委員長報告どおり議会閉会中の継続審査を願うことに御異議ございませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    日程第3 決算審査特別委員会審査報告
        (1) 議案第42号 平成20年度三鷹市一般会計歳入歳出決算の認定について
        (2) 議案第43号 平成20年度三鷹市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に
                ついて
        (3) 議案第44号 平成20年度三鷹市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
        (4) 議案第45号 平成20年度三鷹市老人医療特別会計歳入歳出決算の認定について
        (5) 議案第46号 平成20年度三鷹市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定に
                ついて
        (6) 議案第47号 平成20年度三鷹市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定につい
                て
        (7) 議案第48号 平成20年度三鷹市受託水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につい
                て
        (8) 議案第49号 平成20年度三鷹市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につ
                いて


◯議長(田中順子さん)  日程第3 決算審査特別委員会審査報告。決算審査特別委員長の審査の報告を求めます。
 20番 宍戸治重さん、登壇願います。
                〔20番 宍戸治重君 登壇〕


◯20番(宍戸治重君)  それでは、お手元に配付をいたしております審査報告書を朗読いたしまして、決算審査特別委員会の審査報告をさせていただきます。

                                     平成21年9月30日
 三鷹市議会議長 田 中 順 子 様
                          決算審査特別委員長 宍 戸 治 重
      平成20年度三鷹市一般会計歳入歳出決算ほか7件審査特別委員会審査報告書
 本委員会に付託された議案第42号 平成20年度三鷹市一般会計歳入歳出決算の認定についてほか7件を審査の結果、下記のとおり決定したので報告いたします。
                      記
○ 正副委員長互選の結果
  平成21年9月8日
   委員長  宍 戸 治 重
   副委員長 寺 井   均 を互選
○ 委員会開会月日
 (1) 平成21年9月8日
 (2) 平成21年9月14日
 (3) 平成21年9月15日
 (4) 平成21年9月16日
 (5) 平成21年9月17日
 (6) 平成21年9月28日
○ 付託案件及び審査のてんまつ
                    〔決算審査の結論〕
1 議案第42号 平成20年度三鷹市一般会計歳入歳出決算の認定について
                 賛成多数をもって原案認定
2 議案第43号 平成20年度三鷹市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
                 賛成多数をもって原案認定
3 議案第44号 平成20年度三鷹市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
                 全員一致をもって原案認定
4 議案第45号 平成20年度三鷹市老人医療特別会計歳入歳出決算の認定について
                 全員一致をもって原案認定
5 議案第46号 平成20年度三鷹市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について
                 全員一致をもって原案認定
6 議案第47号 平成20年度三鷹市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
                 賛成多数をもって原案認定
7 議案第48号 平成20年度三鷹市受託水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
                 全員一致をもって原案認定
8 議案第49号 平成20年度三鷹市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
                 賛成多数をもって原案認定

                   〔は じ め に〕
 平成20年度の本市予算は、繰入金や繰越金が大幅な減となった一方、定額給付金支給事業や生活保護費の増などに伴い国庫支出金が大幅な増となったほか、納税義務者数の増加などによる個人市民税の増などにより、一般会計歳入決算額においては前年度を0.5%上回る一方、全会計の歳入決算額合計では長寿医療制度(後期高齢者医療制度)の創設などに伴い8.4%のマイナスとなる中での執行となった。
 このような状況の中で、
(1) 東京都地域防犯モデル事業の推進、消防団消防指令システムの更新などの安全安心のまちづくりプ
 ロジェクトの推進
(2) 地域ケア事業の推進、特定健康診査・特定保健指導の実施、介護予防事業の推進などの地域ケア推
 進プロジェクトの推進
(3) 「都市再生ビジョン」の策定と推進、東京多摩青果三鷹市場跡地の利活用などの都市の更新・再生
 プロジェクトの推進
(4) ホームページのリニューアル、ベンチのあるみちづくりの推進などのバリアフリーのまちづくりプ
 ロジェクトの推進
(5) 「三鷹子ども憲章」の普及・啓発、妊婦健康診査の公費負担の拡充、弘済保育所及びこじか保育園
 の開設などの子ども・子育て支援プロジェクトの推進
(6) 出版社との協働による「三鷹の魅力」の全国発信、絵本館プロジェクトの推進などの協働のまちづ
 くりプロジェクトの推進
(7) ユビキタス・コミュニティ推進基本方針に基づく事業の推進、統合型地理情報システムの導入、市
 税の納付機会の拡大などのユビキタス・コミュニティ推進プロジェクトの推進
(8) 市制施行60周年事業に向けた準備、各種がん検診の拡充、自転車道等のモデル路線整備などの基本
 計画における重点プロジェクト事業等の推進
(9) 小・中一貫教育校の推進、教育支援学級の整備、図書館の新資料情報管理システムの導入などの教
 育施策の推進
 など、「未来への投資」の3つの取り組みを基本に据え、第3次基本計画(第2次改定)における最重点プロジェクトを中心に、「選択と集中」による経営資源の重点化を図るとともに、年度後半における急速な景気悪化を踏まえ、緊急不況対策にも取り組みつつ、「高環境・高福祉のまちづくり」に向けた事業展開を図ったところである。
 なお、当該年度決算における財政指標については、第3次基本計画(第2次改定)で定める財政目標をそれぞれ達成するとともに、「地方公共団体財政健全化法」に基づく健全化の基準を大きく下回ることとなったが、現在の世界的な経済不況に伴う影響はなお、予断を許さない状況であり、引き続き適切な財政運営に努められるよう望むところである。
 本委員会は、このような状況を踏まえつつ、平成20年度における予算執行とその行政効果等について、鋭意審査を進めた結果、本決算議案についてはいずれも原案を認定すべきものと決定した。
 市理事者は、本委員会が認定に際して付した次の意見に十分配慮の上、今後の市政運営に当たることを強く望むものである。

          平成20年度三鷹市一般会計歳入歳出決算の認定について
                  〔附 帯 意 見〕
                    歳  入
1 景気低迷による税収減が確実視されていることから、行政全般にわたり、歳入の確保に向けて全力
 を尽くすとともに、今後は特に個人市民税の大幅減収が見込まれていることから、産業振興策等によ
 る財源増を図ること。また、市の施策全般に企業的発想を取り入れ、これまで以上に新たな工夫や取
 り組みを進めること。
2 市債の発行については、今後の財政状況にかんがみ、引き続き十分に精査し、極力抑制するととも
 に、発行済みの市債については、低金利債への借りかえや高金利債の繰上償還を積極的に行うこと。
                    歳  出
 第2款 総務費
1 ユビキタス・コミュニティ推進事業については、より実用的な事業に進化させ、これまでの取り組
 みが十分に生かされるよう発展させること。
2 指定管理者制度の運用に当たっては、その有効性を最大限に活用し、協働運営のあり方を認識しつ
 つ、市、事業者及び市民にとってそのメリットが生かされるよう取り組むこと。
3 安全安心のまちづくりに当たっては、警察、消防による取り組みのみならず、安全安心・市民協働
 パトロールなど安全安心にかかわる活動をサポートし、夜間も市民の安全安心が図られるよう、施策
 を充実させること。
 第4款 衛生費
1 妊婦健康診査の公費負担の拡充に当たっては、健康診査を確実に受けることにより安心・安全に出
 産できるよう、受診率向上を目指し、パンフレットの活用など広報に努めること。
 第7款 商工費
1 三鷹の人財・知財を最大限活用することにより、三鷹オリジナルの地域ブランド及び企画やイベン
 トを創出し、商工振興、観光振興等に役立てること。
 第8款 土木費
1 安心して暮らせるバリアフリーのまちづくりに当たっては、高齢者や障がい者が自由に移動できる
 環境整備を目指すこと。
2 交通安全施策の推進に当たっては、歩車分離の道路環境を整備するとともに、自転車利用者のマナ
 ーの向上と事故防止に努めること。
3 「みたかバスネット」の推進に当たっては、既存バスルートの見直しと新規ルートの検討を早急に
 進め、市民の利便性向上に努めること。
 第10款 教育費
1 南部図書館(仮称)の整備に当たっては、多角的にあらゆる可能性を考慮し、基本プランを作成す
 ること。
                〔本会計に対する反対討論〕
1 大城美幸委員(日本共産党三鷹市議会議員団)
 リーマン・ショックに端を発した経済危機により、市内及び近隣の企業においても大量の派遣切りや
 正社員のリストラが行われ、市民生活にも大きな打撃を与えた。我々は、企業が社会的責任を果たす
 よう、市としても企業に対し「雇用を守ること」を申し入れることを要望したが、残念ながら実現し
 なかった。
  乳幼児・就学児童における医療費助成の所得制限撤廃や認証保育園保育料助成についても取り組ま
 れなかったことは残念に思う。
  市民生活が厳しい中、市民に最も身近な自治体が、暮らし・命の守り手としてセーフティーネット
 の役割を発揮することが求められていた。市長も、予算の施政方針ではその役割について決意を述べ
 ていたにもかかわらず、決算の報告ではセーフティーネットの言葉が欠落。実際、施策においてもセ
 ーフティーネットの施策は十分とはいえない。
  市民生活が厳しい折、新たな市民負担となる家庭ごみの有料化についても「慎重な検討」と言いつ
 つ、意見を聞く会・パブコメ・条例提案まで一気に進め、「家庭ごみ有料化より、分別・リサイクル
 の徹底の方が効果的」といった意見や有料化に反対する市民の声は届かなかった。
  学校給食調理や保育園運営に株式会社へ委託が行われてきたことも、子育て分野でこのような利益
 追求の場を認めることはできない。
  さらに、三鷹のまちづくりに甚大な影響を及ぼす外環道路の問題でも、市の対応は事実上、外環建
 設を容認する立場であり、国や都と本市の共同で行われた「地区検討会」の委員選出においても、最
 も影響を受ける当該地域の市民への配慮などはなく、無作為抽出による公募は、一見、公平のようで
 あるが、民主的な選出とはいえない。
  以上のことから、平成20年度三鷹市一般会計歳入歳出決算には反対する。
2 野村羊子委員(にじ色のつばさ)
  我々にじ色のつばさは、当初予算において、幾つかの点を指摘した上で賛成をした。しかしながら、
 当該年度6回にわたる合計36億1,700万円の補正予算が追加され、それらについて疑問を持たざるを
 得なかった。
  年金から住民税を、本人の同意なしに、いわゆる「天引き」する特別徴収方式については、収入に
 ついて市民のやりくりする権利を奪うものである。しかも、このような国の制度変更に伴う基幹系シ
 ステム改修費などの必要経費は、本市が地方交付税不交付団体であるがために、自己財源を充てなけ
 ればならない。それは、「地方分権一括法」が自治体の自立を促すことを大きな目標としていること
 にも逆行する。
  コンビニ収納やマルチペイメントネットワーク活用については、システム構築や手数料を含めたコ
 ストを勘案したときに、本当に今、やるべき施策なのか、ほかにやるべきことがあるのではないかと
 の疑問がぬぐえない。
  当該年度は、当初より経済状況が厳しくなるとの予測の中、政府の「構造改革」等の推進により、
 市民生活にもたらされる「痛み」と「格差」の課題が顕在化していることへの具体的な対応を迫られ
 る年であった。職や住居を失う人が続出する中、市民は不安の中で精いっぱい暮らしを守ろうとした。
 このような中で、最も市民に身近な存在である基礎自治体として何ができるか、何をしなければなら
 ないのか。今を生きる市民に対し、セーフティーネットとして機能する施策は何か。残念ながら、市
 の決算状況からは、それを本気で模索したとは言いがたいのではないかと疑問を持たざるを得なかっ
 た。
  日本の社会保障制度が、所得の再分配の機能を果たしていないことは、福祉や納税など最前線の現
 場では実感としてわかっていることであろう。国の施策を待っているのではなく、身近な政府として、
 市民の暮らしを守るためにできる施策は何か。現場の知恵を生かせばさまざまなアイデアによる市民
 ニーズへの対応が可能だったのではないか。しかしながら、本市が当該年度に行ったセーフティーネ
 ットは、「市内共通商品券事業」のほかは、「生活安定応援事業」、「定額給付金支給事業」などの
 国・都の施策を履行するものであった。
  一方、「家庭ごみ有料化」の実施が決定された。ごみが減量している中、なぜ有料化しなければい
 けないのか。なぜこの時期なのか。幾つもの疑問の声が上がった。
  家庭系ごみの処理は、本来税で賄うべきものである。それを有料化することは税の二重負担と批判
 されても仕方のないことである。しかも、当該年度は「100年に一度の未曾有の経済危機」と言われ、
 市民の暮らしに格差と貧困が広がり、さらに税制改悪、国民健康保険税の負担増、後期高齢者医療制
 度などにより、中低所得者層に負担がしわ寄せされた年である。
  有料化についての市民の意見を聞く会においても、市があえて実施したパブリックコメントでも、
 反対あるいは凍結を求める意見が多数であった。また、有料化しなくても減量化・資源化できる方法
 は幾らでもあると具体的な提案もあった。中止や凍結を求める声を振り切っての施策決定は、さらな
 る分別と減量への努力を重ねる市民の協働への思いを裏切るものである。
  結果的に「家庭ごみ有料化」は、新ごみ処理施設建設によるごみ処理経費の増大を市民に転嫁する
 ものでしかないとの疑問をぬぐえず、「最初に有料化ありき」と思わざるを得なかった。
  この、全市民に新たな負担を強いる「家庭ごみ有料化」は、希望を持って暮らしていける確かな三
 鷹の「まちのかたち」とは言いがたいものであり、今後の市民主権のまちづくりにおいて大きな禍根
 を残すものである。
  以上、決算を審査する過程において、これらの疑問点が解消しなかったので、本決算を認定するこ
 とはできない。2008年度一般会計歳入歳出決算認定に反対をする。
                〔本会計に対する賛成討論〕
1 渥美典尚委員(三鷹市議会政新クラブ)
  平成20年度は、「第3次基本計画(第2次改定)」に基づき、予算を編成した最初の年であり、
 「輝くまち三鷹」を目指して「未来への投資」を本格的にスタートした年である。
  1、「都市再生に向けたビジョン」の明確化と「ファシリティ・マネジメントの推進」、2、地域
 や組織の財産である「人財」の育成と「人間力」をはぐくむ取り組みの推進、3、すべての市民が安
 心して、快適・健康に生活できる仕組みの確立の3つの取り組みを「未来への投資」の基本に据え、
 「高環境・高福祉のまちづくり」に向け、事業展開が図られたことはおおむね評価できる。
  当決算において、一般会計予算の執行率も各款で85.5〜99.3%と示され、おおむね良好に執行され
 ている。財政指標については、ほぼ目標数値を達成した。また、大変厳しい財政状況の中で、後年度
 負担公平のための調整機能を果たす意味で大きな意味を持つ基金は、微減ではあるが、おおむね良好
 な運用がなされている。また、市債の発行を抑制し、低金利債への借りかえや高金利債の繰上償還を
 行うなど、市債の期末残高が前年度比約15億7,000万円の減少をしていることなどは評価できる。
  しかしながら、財政指標を考えたときに、まだまだ義務的経費である人件費や扶助費、公債費の抑
 制・削減に取り組み、経常収支比率を下げる必要があると考える。また、扶助費とまちづくり関係の
 費用とのバランスのとれた財政運営が必要である。
  歳入においては、税負担の公平性を保つためにも市税等の納付機会の拡大をさらにPRし、収入未
 済額の縮減・解消への取り組みにさらなる努力が必要である。
  国民健康保険事業については、負担と給付の公平性を図る観点から、応能応益負担割合を50対50に
 するよう努め、また、医療・介護等事業については一般会計からの繰入金の抑制に努める必要がある。
  今後は少子長寿社会と、景気の低迷による税収減、また、政権交代により起こり得る変化に備えた
 本市の施策を展開し、行政全般にわたりさらなる歳入の確保に向けて全力を尽くすとともに、歳出の
 検証による経常経費の削減が必要であると考える。
  施策推進に企業的発想を取り入れ、リーダーシップを発揮し、今まで以上の工夫や取り組みをし、
 より健全な市政運営を目指す努力が必要であるということを申し添えて、賛成討論とする。
2 緒方一郎委員(三鷹市議会公明党)
  当該年度に実施された諸施策は、当初の目標から見れば、多少の停滞や積み残しもあったが、それ
 をはるかに凌駕するように、目に見える「施設」のような形の上でも、今後取り組む市政への制度設
 計や方向性を示す「ビジョン」や「憲章」や「ガイドライン」づくり等においても、一段と大きく踏
 み出して実現することができた1年だと大いに評価するものである。その細目に当たっては、決算審
 査の過程で質疑をし、論じたので、ここでは別の観点から討論として重ねたいと思う。
  三鷹市自治基本条例で示された三鷹の「市民」の定義には、在住はもとより在勤・在学そして市内
 で各種の活動に参加されたり、主催される人まで広く含まれている。
  また、在住の市民の中でも、地域や住区が異なると意識や関心事も異なり、ふだんはなかなか出会
 うこともなく、ましてや話し合ったり意見を交換したりする機会はまれなことである。市民の方々も
 交流、市外の方も参加して大いに交流するといった、いわば異種格闘技戦が大切である。
  いろいろな背景と経験、そしてアイデア、考え方が交錯することが、また新たな発見と活力を生み
 出す。その意味で、次に述べる4つの流れは、大変大きなインパクトと意義を有するものであった。
  まずは、1、太宰顕彰を皮切りとする太宰サロンの登場、ネットワーク大学における太宰関係の連
 続講座の開設とともに、それに前後しての観光協会のスタート、山本有三記念館のリニューアルオー
 プンの流れをつくり出した。サロンへの来場者は予想以上の反響であり、その後の市内周遊も行われ、
 太宰講座などは講師を上回るうんちくや知識の披瀝などににぎわい、参加の喜びを伴う、新たなステ
 ージを切り開いたと思う。
  次に、外環開通に向けての2、無作為抽出市民参加方式の展開である。主に反対運動の立場に立つ
 方々が、この外環問題と言われる要件に対して、住民投票を求める運動をされているときに、「外環
 は、三鷹市の東部の一部の地域の問題として論争される問題ではない。広く三鷹市全域の方々が関心
 を持ち、そして議論されるべきだ」という趣旨の訴えをされていた。全くそのとおりで、この無作為
 抽出市民参加方式は、関心から喚起し、新たな視点で多様な意見を酌み出すことができ、局部的な掘
 り下げに加え、全市的な観点からの交通体系、道路体系を踏まえて、実に創造的な提案を産出するこ
 とができた。
  そして、3、民間活力の導入による市民便利帳、「東京人」増刊号の発行である。これはいながら
 にして、市外の業者の方々を含めて、公的案内に民間情報を加味していただく便利帳。また、専門の
 編集者のノウハウとアイデアを注入していただき、全国の方々に三鷹の魅力をつかみ出していただい
 た「東京人」は、まさにコンテンツとナレッジを民間の手法を生かして融合させた、二次情報の展開
 である。
  最後は、4、地域資源・知的資源の活用としての星と森と絵本の家、ぴゅあネットカフェのオープ
 ンである。これは、これまでもネットワーク大学を舞台に活躍していただいている、地域資源・知的
 資源としての天文台との協働作業の成果である。
  これら例示した4つの成果は、施設・文学・自然・福祉そして運営側と参加者の融合など、これも
 情報と人と物と機会の重ね合わせが生み出した新たな創造的な地域環境だと思われる。
  三鷹市の施政がオンリーワンを目指して踏み出した成果の、別の側面を切り出して、今決算の評価
 をさせていただいた。平成20年度三鷹市一般会計歳入歳出決算の認定について賛成する。
3 谷口敏也委員(三鷹市議会民主党)
  平成20年は御承知のとおり、アメリカで起こったサブプライム問題に端を発した経済危機が世界じ
 ゅうに波及した年であった。
  9月にアメリカの名門証券会社で、投資銀行でもあるリーマン・ブラザーズが事実上破綻したこと
 を契機に、世界経済は一気に悪化し、世界じゅうの株価が急落した。これまで輸出産業の好成績に何
 とか支えられていた日本経済も、この影響をまともに浴び、さらに企業や国民の消費も減退し、企業
 の業績も悪化、派遣切りに見られるような、大幅なリストラも始まった。我々国民にとっては、まさ
 に将来に対する不安や心配が大きく膨らんでしまった年となってしまった。
  そんな中、本市の財政状況を見ると、地方分権による国庫支出金・都支出金などの財源不足があっ
 たものの、個人市民税を初めとする税収増があったことにより、当初予定していた基金の取り崩し額
 も大幅に減額して、予定していた事業をほぼ実施できたことについて、大変評価しているところであ
 る。
  今後数年間は、当該決算年度のような税収増が見込めないおそれがあるため、歳入の確保について
 は、国から地方へのさらなる税源移譲が必要だと考える。政権が交代したことにより、税源移譲とと
 もに、権限の移譲についても、改革が行われると予想されるが、本市は地方交付税による財政調整が
 及ばない不交付団体としての立場から、より適正な対応が図られるように積極的な提言を行っていく
 ことを要望するとともに、我々三鷹市議会民主党としても、本市と同じ考え方を持って、政府に要請
 していきたいと考えている。
  また、平成22年度の予算編成に向け、これまで進めてきて、成果も上げてきた「創造的予算編成方
 式」を推進するとともに、各事業に対する間違いのない「選択と集中」をさらに進めて、施策の重点
 化を図っていただきたいと考えている。
  特に、年金や医療や失業問題など、市民が抱く将来への不安を取り除くため、国や東京都と協力し
 て行うべき確かな社会保障制度の確立と景気対策、雇用対策、少子化対策、教育施策の充実、子ども
 やお年寄りを筆頭に、市民が抱く現在の不安、犯罪や災害や生活苦など日常生活に対する安全安心向
 上のための施策の拡充については、最重点施策ととらえ、さらに進めていくことを要望し、本会計に
 賛成する。
    ……………………………………………………………………………………………………
       平成20年度三鷹市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
                   〔附 帯 意 見〕
1 特定健康診査の受診率の向上に努めるとともに、「動機付け支援」、「積極的支援」の対象者につ
 いては、早期に改善が図られるよう、より積極的な取り組みを行うこと。
                 〔本会計に対する反対討論〕
1 野村羊子委員(にじ色のつばさ)
  年金から本人の同意なしに、いわゆる「天引き」する特別徴収方式は、大変問題のある制度である。
 国民健康保険税については、年度途中から普通徴収を選択できることになった。しかし、納税者の権
 利という視点に立つならば、基本は普通徴収、希望する者は特別徴収とするべきである。
  当該年度は、後期高齢者医療保険制度の創設などにより、さまざまなシステム変更があり、市の一
 般財源への負担が増加した。これは国の負担を地方に押しつけるものである。
  特定健康診査・特定保健指導などの受診率の数値目標設定にしても、現場を知らない制度設計であ
 る。財政負担だけでなく、これらの制度改正を国に求めるべきである。
  また、保険税の最高限度額は、基礎課税すなわち医療分と後期高齢者支援金課税分を合わせて法定
 上限額59万円のところ、本市では53万円である。国民健康保険事業は社会保障の一環であることを踏
 まえ、応能主義でなければならない。したがって、さらなる所得の再分配とするため、高額所得者に
 対し応分の負担を求めるべきである。
  以上をもって、本決算認定への反対討論とする。
    ……………………………………………………………………………………………………
        平成20年度三鷹市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について
                 〔本会計に対する反対討論〕
1 野村羊子委員(にじ色のつばさ)
  介護保険制度は、利用抑制といえる改正後、さまざまな矛盾が生じている。利用者の生活実態に合
 わせて、生活の質を向上させることが難しい状況がつくられている。さらに、介護職員が人らしく生
 きることが難しい労働条件、事業所が柔軟な運営ができないような介護報酬のあり方がある。
  介護予防事業については、ただでさえ相談業務に追われる地域包括支援センターにさらなる負担を
 かける構造である。特定高齢者を無理やり把握させようとする国の制度の問題ではある。
  このような地域包括支援センターのあり方を含め、利用者の立場に立った柔軟な対応が求められて
 いる。働く人の熱意に頼るだけではなく、質を確保できるサービスが提供し続けられるような介護事
 業の展開を、市が支援していく必要があるが、十分だったとは言い切れない状況であった。
  以上、介護保険制度の矛盾を指摘して、本決算認定に反対する。
    ……………………………………………………………………………………………………
        平成20年度三鷹市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
                 〔本会計に対する反対討論〕
1 大城美幸委員(日本共産党三鷹市議会議員団)
  後期高齢者医療制度は、75歳という年齢で区別し、別枠の医療制度に組み入れる、世界でも例を見
 ない差別医療と、当初から制度の矛盾がさまざま指摘されていたように、75歳以上の高齢者一人一人
 が保険料を支払うことや受ける医療も差別されるなどといったことに怒りの声が広がり、本市議会初
 め、全国医師会・老人会からも意見書が上がり、国は保険料軽減策など制度そのものの変更を迫られ、
 変更が繰り返された。このことからも、もはや後期高齢者医療制度は廃止し、高齢者の医療と暮らし
 を守る制度にするべきと考え、平成20年度三鷹市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算に反対する。
2 野村羊子委員(にじ色のつばさ)
  制度設計そのものからして問題のあるこの制度は、廃止するしかない。高齢者が安心して年を重ね
 られるような医療保険制度を求め、新政権によって早期に廃止されることを望み、本特別会計決算認
 定に反対する。
  以上が、本委員会に付託された平成20年度三鷹市一般会計歳入歳出決算の認定についてほか7件に
 係る審査の報告であります。
  なお、決算審査特別委員の氏名を付記しておりますので、御参照願います。
    〔付記〕決算審査特別委員氏名
     ◎宍戸 治重    ○寺井  均     緒方 一郎
      渥美 典尚     土屋 健一     谷口 敏也
      野村 羊子     大城 美幸
                       (◎は委員長、○は副委員長)


◯議長(田中順子さん)  以上をもって決算審査特別委員長の審査の報告は終わりました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  議案第42号 平成20年度三鷹市一般会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 議案第42号について、決算審査特別委員長報告どおり原案を認定することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定をいたします。
 賛成多数であります。よって、本件は原案のとおり認定されました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  議案第43号 平成20年度三鷹市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決をいたします。
 議案第43号について、決算審査特別委員長報告どおり原案を認定することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンを押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定をいたします。
 賛成多数であります。よって、本件は原案のとおり認定されました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  議案第44号 平成20年度三鷹市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 議案第44号について、決算審査特別委員長報告どおり原案を認定することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定いたします。
 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり認定されました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  議案第45号 平成20年度三鷹市老人医療特別会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 議案第45号について、決算審査特別委員長報告どおり原案を認定することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定いたします。
 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり認定されました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  議案第46号 平成20年度三鷹市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 議案第46号について、決算審査特別委員長報告どおり原案を認定することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンを押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定をいたします。
 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり認定されました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  議案第47号 平成20年度三鷹市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 議案第47号について、決算審査特別委員長報告どおり原案を認定することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定をいたします。
 賛成多数であります。よって、本件は原案のとおり認定されました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  議案第48号 平成20年度三鷹市受託水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決をいたします。
 議案第48号について、決算審査特別委員長報告どおり原案を認定することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定をいたします。
 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり認定されました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  議案第49号 平成20年度三鷹市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
 これより質疑あわせて討論を願います。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 議案第49号について、決算審査特別委員長報告どおり原案を認定することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定いたします。
 賛成多数であります。よって、本件は原案のとおり認定されました。
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    日程第4 議案第50号 総合オンブズマンの委嘱について
    日程第5 議案第51号 総合オンブズマンの委嘱について


◯議長(田中順子さん)  この際、日程第4 議案第50号並びに日程第5 議案第51号の2件を一括議題といたします。
                    〔書記朗読〕
 提案理由の説明を求めます。市長 清原慶子さん。
                〔市長 清原慶子さん 登壇〕


◯市長(清原慶子さん)  ただいま上程されました議案第50号及び議案第51号の2件につきまして、御説明申し上げます。
 議案第50号 総合オンブズマンの委嘱について
 議案第51号 総合オンブズマンの委嘱について
 以上の2件につきましては、本年9月30日をもって任期満了となります総合オンブズマンにつきまして、引き続き山崎源三さんを、また、加藤恵津子さんの後任として、新たに大森佐和さんを委嘱したいので、議会の御同意をお願いするものです。
 再任の山崎源三さんの略歴につきましては、お手元に差し上げているとおりでございますので、御紹介は省略させていただきます。新任の大森佐和さんにつきましては、略歴書により主な経歴を御紹介させていただきます。
 大森さんは、昭和37年のお生まれで、東京都北区浮間にお住まいです。平成10年3月に国際基督教大学教養学部社会科学学科を卒業後、平成19年12月にピッツバーグ大学政治学部博士後期課程を修了され、平成18年4月から平成20年8月まで東京大学社会科学研究所の研究機関研究員を経て、平成20年9月に国際基督教大学教養学部法学・公共政策学科准教授に就任し、現在に至っておられます。
 提案理由の説明は、以上でございます。
 どうぞよろしく御審議のほど、お願い申し上げます。


◯議長(田中順子さん)  提案理由の説明は終わりました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  この際、議事の都合によりしばらく休憩いたします。
                  午後2時18分 休憩



                  午後2時46分 再開
◯議長(田中順子さん)  休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  議案第50号 総合オンブズマンの委嘱について、これより質疑あわせて討論を願います。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。
 議案第50号は原案に同意することに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、本件はさよう決しました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  議案第51号 総合オンブズマンの委嘱について、これより質疑あわせて討論を願います。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。
 議案第51号は原案に同意することに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、本件はさよう決しました。
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    日程第6 意見書(案)第18号 核兵器廃絶へ日本政府が主導的役割を果たすことを求める意
                   見書
    日程第7 意見書(案)第19号 返済不要の奨学金制度の創設などを求める意見書


◯議長(田中順子さん)  この際、日程第6 意見書(案)第18号並びに日程第7 意見書(案)第19号の2件を一括議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。26番 栗原健治さん。
                〔26番 栗原健治君 登壇〕


◯26番(栗原健治君)  お手元の案文を読み上げまして提案します。

意見書(案)第18号
   核兵器廃絶へ日本政府が主導的役割を果たすことを求める意見書
意見書(案)第19号
   返済不要の奨学金制度の創設などを求める意見書
 上記2件の意見書(案)を別紙のとおり提出する。
  平成21年9月30日
 三鷹市議会議長 田 中 順 子 様
                        提出者 三鷹市議会議員 栗 原 健 治
                        賛成者    〃    大 城 美 幸
                         〃     〃    森     徹
                         〃     〃    岩 田 康 男

        核兵器廃絶へ日本政府が主導的役割を果たすことを求める意見書
 「核兵器のない世界」の実現を求める声は今、国際政治において大きな流れになっている。オバマ米大統領は、4月5日にチェコ・プラハで「核兵器を使用したことのある唯一の核兵器保有国として、米国は行動する道義的責任がある。核のない平和で安全な世界を米国が追求していくことを明確に宣言する」と世界の諸国民に行動の協力を呼びかけた。
 5月に行われた核不拡散条約(NPT)再検討会議の準備委員会では、来年5月に開かれる核不拡散条約(NPT)再検討会議の議題に2000年の同会議で合意した「核兵器の全面廃絶に対する核兵器の保有国の明確な約束」を踏まえ、核不拡散条約の運用見直しを含めることを全会一致で合意した。同会議で読み上げられたオバマ大統領のメッセージでも「核兵器のない世界の平和と安全保障の追求」を改めて訴え、「米国がNPTの約束を果たす」と表明している。
 世界の核兵器の95%を占める米国とロシアが戦略核兵器削減に合意し、ラクイラ・サミットでは主要国首脳会議として初めて「核兵器のない世界」を目指すことを掲げた。
 世界じゅうで核兵器廃絶に向かう新たな機運が生まれている。今こそ国際社会が一致協力して核兵器廃絶へ具体的行動を起こしていくときである。
 日本政府は、世界でただ一つ被爆体験を持つ国の政府として、2010年の核不拡散条約(NPT)再検討会議で核兵器廃絶の明確な約束が履行されるよう、被爆国にふさわしい主導的役割を果たすべきである。
 よって、本市議会は、政府に対し、被爆国民の念願である核兵器のない世界を実現させ、北朝鮮の核兵器開発計画を放棄させるためにも、日本政府が核保有国を初め、すべての国に対して、核兵器廃絶条約の締結を目指す国際交渉を速やかに開始するよう、具体的な働きかけを行うことを強く求めるものである。
 上記、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
  平成21年9月30日
                            三鷹市議会議長 田 中 順 子
    ……………………………………………………………………………………………………
            返済不要の奨学金制度の創設などを求める意見書
 貧困と格差が広がる中、子育ての家庭の経済状況の悪化による「子どもの貧困」は深刻になっている。特に教育費の負担が家計に重くのしかかっている。
 文部科学省によると、授業料の減免を受けた生徒のいる全国の公立高校の率は、2007年は9.7%と10年前の約2.8倍に上っている。授業料のほかにも教科書や学用品代、制服や体操着、通学定期、部活などの費用が必要で、経済的な理由で中退する高校生が増大している。すべての子どもたちがお金の心配なく学べる施策の充実は、待ったなしの課題である。
 文部科学省は、5月25日、「教育安心社会の実現に関する懇談会」を開催、学費滞納による高校中退者の増大などの事態が広がるもとで、公教育の機会を確保するために、高校・大学の授業料の軽減、幼児教育の無償化などを検討するとした。
 そもそも高校の授業料はOECD加盟30カ国中26カ国が無料であり、学費無償化が世界の流れである。
 教育予算を抜本的にふやし、高校生や大学生向けの返済不要の奨学金制度の創設を初め、学費負担を軽減することで、子どもたちの教育を受ける権利が保障されるよう対策が必要である。
 よって、本市議会は、政府に対し、返済不要の奨学金制度の創設を初めとする学費負担の軽減を求めるものである。
 上記、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
  平成21年9月30日
                            三鷹市議会議長 田 中 順 子
 よろしくお願いします。


◯議長(田中順子さん)  提案理由の説明は終わりました。
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◯議長(田中順子さん)  意見書(案)第18号 核兵器廃絶へ日本政府が主導的役割を果たすことを求める意見書、これより質疑あわせて討論を願います。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 意見書(案)第18号について、原案のとおり決することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定いたします。
 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  意見書(案)第19号 返済不要の奨学金制度の創設などを求める意見書、これより質疑あわせて討論を願います。


◯2番(赤松大一君)  返済不要の奨学金制度の創設などを求める意見書に対して、三鷹市議会公明党を代表して討論します。
 公明党は、経済力の違いにかかわらず、だれもが等しく教育を受けられるために奨学金制度など教育費負担軽減に一貫して取り組んでまいりました。奨学金制度は、能力があり、経済的な理由で就学が困難な学生に対して金銭の給付・貸与を行うことで就学を促す制度として発足しました。特に同制度の歴史的な転換を実現したのが、1999年度にスタートした有利子奨学金(きぼう21プラン)です。公明党は前年の98年3月に家庭の教育費負担軽減を図るため、新教育奨学金の創設を提言し、99年度予算編成に当たっては、粘り強く交渉の結果、奨学金の大幅拡充や対象人数の増員を実現することができました。このプランにより、希望者のほぼ全員に貸与が受けられる制度へと生まれ変わりました。
 厳しい経済状況を背景に、各家庭の家計に教育費の負担が重くのしかかってきています。公明党は、高校生や大学生等が経済的な理由から教育を受ける機会が奪われないように、給付型奨学金の創設や無利子奨学金や返済免除制度の拡充を提案しております。学生が経済的な心配をせず、安心して勉学に励めるよう奨学金制度のより一層の拡充を進めていくべきであるとの立場から、本意見書には賛成いたします。


◯6番(加藤浩司君)  政新クラブを代表して討論いたします。
 教育に対する我が国の公財政支出の対GDP比は、平成19年において3.5%で、OECD諸国平均の5%と比べるといまだ低いと言わざるを得ません。
 本来、奨学金制度は、事情により子どもの進学が深刻化している家庭において、進学を希望する高い志を持っている子どもたちが、学ぶ機会を得る制度であります。だれでも一律に利用できる奨学金制度でなく、本人の能力や学ぶ意欲を重要視し、家庭の経済状況を考慮するよう、制度のあり方を精査することが必要であると考えます。
 よって、制度のあり方を見直し、安心して教育を受けられる社会の実現するための奨学金制度を創設することを求め、本意見書に賛成いたします。


◯議長(田中順子さん)  ほかにございますか。


◯14番(浦野英樹君)  三鷹市議会民主党を代表しまして、討論させていただきます。
 民主党は、さきの総選挙で公立高校授業料の実質無償化、私立高校生のいる世帯への助成拡大、希望者全員が受けられる奨学金制度の創設など、経済的な心配をすることなく高等教育を受けられる環境整備をマニフェストに掲げ、現在、新政権のもとで実施に向けて準備を進めているところです。
 本意見書にあります返済不要の奨学金制度については、一連の教育費支援政策の1つとして検討されるべきものと考えますが、その金額、対象者、条件については、より慎重な議論が今後必要であると考えます。
 以上、今後の課題について指摘させていただきますが、学費負担を軽減し、経済的な心配をすることなく高等教育を受けられる環境整備を行うという本意見書の趣旨には賛成でありますので、本意見書には賛成といたします。


◯議長(田中順子さん)  ほかにはございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 意見書(案)第19号について、原案のとおり決することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定いたします。
 賛成全員であります。本件は原案のとおり可決されました。
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    日程第8 意見書(案)第20号 肝炎対策のための基本法の制定を求める意見書


◯議長(田中順子さん)  日程第8 意見書(案)第20号 肝炎対策のための基本法の制定を求める意見書、本件を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。15番 嶋崎英治さん。
                〔15番 嶋崎英治君 登壇〕


◯15番(嶋崎英治君)  それでは、お手元に配付させていただきました案文を読み上げまして、提案にかえさせていただきます。

意見書(案)第20号
   肝炎対策のための基本法の制定を求める意見書
 上記の意見書(案)を別紙のとおり提出する。
  平成21年9月30日
 三鷹市議会議長 田 中 順 子 様
                        提出者 三鷹市議会議員 嶋 崎 英 治
                        賛成者    〃    野 村 羊 子
                         〃     〃    半 田 伸 明

             肝炎対策のための基本法の制定を求める意見書
 我が国のB型、C型ウイルス肝炎患者・感染者数は350万人以上と推定され、国内最大の感染症として抜本的対策が求められている。多くの患者は、輸血、血液製剤の投与、及び針・筒連続使用の集団予防接種等の医療行為によって肝炎ウイルスに感染した。その中には、医療・薬務・血液行政の誤りにより感染した患者も含まれており、まさに「医原病」といえる。
 B型、C型肝炎は、慢性肝炎から肝硬変・肝がんに移行する危険性の高い深刻な病気である。肝硬変・肝がんの年間死亡者数は4万人を超え、その9割以上がB型、C型肝炎ウイルスに起因している。また、既に肝硬変・肝がんに進展した患者は長期の療養に苦しみ、生活基盤を失うなど経済的にも多くの困難に直面している。
 2008年度から、国の「新しい肝炎総合対策」(7カ年計画)がスタートしたが、法律の裏づけがない予算措置であるため、実施主体である都道府県によって施策に格差が生じている。適切なウイルス肝炎対策を、全国的規模で推進するためには、肝炎対策に係る「基本理念」や、国や地方公共団体の責務を定めた「基本法・根拠法」の制定が必要である。
 よって、本市議会は、国会及び政府に対し、すべてのウイルス肝炎患者救済のため、緊急に下記の施策を講ずるよう強く求めるものである。

                      記
1 ウイルス肝炎対策を全国的規模で等しく推進するために、肝炎対策のための基本法を早期に成立さ
 せること。
 上記、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
  平成21年9月30日
                            三鷹市議会議長 田 中 順 子
 よろしくお願いいたします。


◯議長(田中順子さん)  提案理由の説明は終わりました。
 これより質疑あわせて討論を願います。


◯1番(寺井 均君)  肝炎対策のための基本法の制定を求める意見書について、三鷹市議会公明党を代表して討論します。
 ことし4月から、肝炎に対するインターフェロン治療の医療費助成制度がさらに充実しました。これは、昨年10月、公明党肝炎対策プロジェクトチームがインターフェロンの治療の一層の推進と肝炎総合対策の強化を舛添要一元厚生労働相に要請したことから実現しました。公明党の推進で、2008年4月から肝炎治療7カ年計画がスタートし、その柱としてインターフェロン治療に対する医療費助成制度が創設されました。背景には、治療費が高額で、多くの患者が治療に踏み切れなかったり、途中で治療を断念してしまう実態があり、助成制度は所得に応じて1カ月当たりの自己負担限度額を段階的に設定し、それを超える分を公費で負担するものであります。肝炎対策はこの1年で大きく前進させることができ、2009年同予算でも見るべきものがあったと自負しているところであります。ただし、2008年4月より始まったインターフェロン治療費の助成については、完治に至ったとのうれしい声も寄せられていますが、治療を受ける人がまだまだ少ないことや、B型肝炎の患者にとっては支援策として不十分であることなど多くの課題もあります。大変に有効な治療法であるにもかかわらず、治療を受ける人が大きく伸びないのは、この病気に対する認識が低いことや、副作用の懸念など、さまざまな原因が考えられ、その広報にあらゆる手だてを尽くすべきであると考えます。
 また、公明党は、肝炎対策基本法案を提出しており、新政府との間での合意を形成していく必要があると考え、本意見書に賛成します。


◯議長(田中順子さん)  ほかにございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決をいたします。
 意見書(案)第20号について、原案のとおり決することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンを押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはございませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定をいたします。
 賛成全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
 なお、ただいま可決されました意見書の提出先、提出方法、案文の整理等については議長に御一任願います。
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    日程第9 文教委員会閉会中継続審査の申し出について
        (1) 所管事務の調査について
          三鷹の教育・文化・スポーツの振興策について
    日程第10 まちづくり環境委員会閉会中継続審査の申し出について
        (1) 所管事務の調査について
          まちづくり、環境について
    日程第11 調布基地跡地利用対策特別委員会閉会中継続審査の申し出について
          調布基地跡地の利用促進について積極的な対策を講ずること
    日程第12 東京外郭環状道路調査対策特別委員会閉会中継続審査の申し出について
          東京外郭環状道路建設問題について調査検討し、対策を講ずること
    日程第13 議会運営委員会閉会中継続審査の申し出について
        (1) 所管事務の調査について
          議会運営について
          〜議会の円滑な運営を図るため必要な事項を協議する


◯議長(田中順子さん)  この際、日程第9から日程第13までの5件を一括議題といたします。
 以上5件は、各委員長から、目下当該委員会において審査中の事件について、会議規則第103条の規定により、議会閉会中の継続審査の申し出があります。内容についてはお手元に配付したとおりであります。
 お諮りいたします。以上5件については、各委員長から申し出のとおり、議会閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(田中順子さん)  以上をもちまして本日の日程は全部終わりました。会議を閉じます。
 これをもって平成21年第3回三鷹市議会定例会を閉会いたします。お疲れさまでございました。
                  午後3時06分 閉会