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2009/09/17 平成20年度決算審査特別委員会本文

                 午前9時28分 開議
◯委員長(宍戸治重君)  ただいまから、平成20年度決算審査特別委員会を開きます。
  それでは、初めに休憩をとって、附帯意見について確認をしたいと思います。
  休憩します。
                   午前9時29分 休憩



                  午前9時35分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
  附帯意見につきましては、これを付したいとの御意見がありました。附帯意見の取り扱い等につきましては、午前10時までに文章化したものを、電子データがある場合はUSBメモリー等により電子データを添えて事務局まで届け出ることを確認したいと思います。案文の配付については、午前10時55分に第1委員会室にて配付することを確認させていただきたいと思います。案文の調整につきましては、午後1時から行うことを確認いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
  それでは、そのように確認いたします。
  休憩いたします。
                   午前9時36分 休憩



                  午後2時45分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
  これより議案の取り扱いに入ります。議案番号順にそれぞれ採決いたします。
  議案第42号 平成20年度三鷹市一般会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
  本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
  これをもって質疑を終了します。
  これより討論に入ります。


◯委員(大城美幸さん)  討論します。リーマン・ショックに端を発した経済危機により、市内及び近隣の企業においても大量の派遣切りや正社員のリストラが行われ、市民生活にも大きな打撃を与えました。私どもは、企業が社会的責任を果たすよう、市としても企業に対し雇用を守ることを申し入れることを要望いたしましたが、残念ながら実現しませんでした。乳幼児、就学児童における医療費助成の所得制限撤廃や、認証保育園保育料助成についても取り組まれなかったことは残念に思います。
  市民生活が厳しい中、市民に最も身近な自治体が暮らし・命の守り手としてセーフティーネットの役割を発揮することが求められていました。市長も予算の施政方針ではその役割について決意を述べていたにもかかわらず、決算の報告ではセーフティーネットの言葉が欠落。実際、施策においてもセーフティーネットの施策は十分とは言えません。
  市民生活が厳しい折、新たな市民負担となる家庭ごみの有料化についても、慎重な検討と言いつつ、意見を聞く会、パブコメ、条例提案まで一気に進め、家庭ごみ有料化より分別・リサイクルの徹底の方が効果的といった意見や、有料化に反対する市民の声は届きませんでした。学校給食調理や保育園運営に株式会社へ委託が行われてきたことも、子育て分野でこのような利益追求の場を認めることはできません。
  さらに、三鷹のまちづくりに甚大な影響を及ぼす外環道路の問題でも、市の対応は事実上、外環建設を容認する立場であり、国や都と三鷹市のとの協働で行われた地区検討会の委員選出においても、最も影響を受ける当該地域の市民への配慮などはなく、無作為抽出による公募は一見公平のようですが、民主的な選出とは言えません。
  以上のことから、平成20年度三鷹市一般会計歳入歳出決算には反対します。


◯委員(渥美典尚君)  では、平成20年度決算に当たり、討論をさせていただきます。
  平成20年度は、第3次基本計画(第2次改定)に基づき予算を編成した最初の年であり、「輝くまち三鷹」を目指して「未来への投資」を本格的にスタートした年である。
  1、「都市再生に向けたビジョン」の明確化と「ファシリティ・マネジメントの推進」、2、地域や組織の財産である「人財」の育成と「人間力」をはぐくむ取り組みの推進、3、すべての市民が安心して快適・健康に生活できる仕組みの確立の、3つの取り組みを「未来への投資」の基本に据え、「高環境・高福祉のまちづくり」に向け、事業展開が図られましたことはおおむね評価できます。
  当決算において、一般会計予算の執行率も各款で85.5%から99.3%と示され、おおむね良好に執行されています。財政指標については、ほぼ目標数値を達成しました。また、大変厳しい財政状況の中で、後年度負担公平のための調整機能を果たす意味で大きな意味を持つ基金は、微減ではありますが、おおむね良好な運用がなされています。また、市債の発行を抑制し、低金利債への借りかえや、高金利債の繰上償還を行うなど、市債の期末残高が前年比約15億7,000万円の減少をしていることなどは評価できます。
  しかしながら、財政指標を考えたときに、まだまだ義務的経常経費である人件費や扶助費、公債費の抑制・削減に取り組み、経常収支比率を下げる必要があると考えます。また、扶助費とまちづくり関係の費用とのバランスのとれた財政運営が必要です。
  歳入においては、税負担の公平性を保つためにも、市税等の納付機会の拡大をさらにPRし、収入未済額の縮減、解消への取り組みにさらなる努力が必要です。
  国民健康保険事業については、負担と給付の公平性を図る観点から、応能応益負担割合を50対50にするよう努め、また、医療・介護等事業については、一般会計からの繰入金の抑制に努める必要があります。
  今後は、少子長寿社会と景気の低迷による税収減、また、政権交代により起こり得る変化に備えた三鷹市の施策を展開し、行政全般にわたり、さらなる歳入の確保に向けて全力を尽くすとともに、歳出の検証による経常経費の削減が必要であると考えます。
  施策推進に企業的発想を取り入れ、リーダーシップを発揮し、今まで以上の工夫や取り組みをし、より健全な市政運営を目指す努力が必要であるということを申し添えて、賛成討論といたします。


◯委員(野村羊子さん)  2008年度の決算の認定に当たり、討論をいたします。
  私たちにじ色のつばさは、当初予算において幾つかの点を指摘した上で賛成をいたしました。しかしながら、当該年度6回にわたる合計36億1,700万円の補正予算が追加され、それらについて疑問を持たざるを得ませんでした。
  年金から住民税を本人の同意なしに、いわゆる天引きする特別徴収方式については、収入について市民のやりくりする権利を奪うものです。しかも、このような国の制度変更に伴う基幹系システム改修費など必要経費は、本市が地方交付税不交付団体であるがために自己財源を充てなければなりません。それは、地方分権一括法が自治体の自立を促すことを大きな目標としていることにも逆行します。
  コンビニ収納やマルチペイメントネットワーク活用については、システム構築や手数料を含めたコストを勘案したときに、本当に今やるべき施策なのか、ほかにやるべきことがあるのではないかとの疑問がぬぐえません。
  当該年度は当初より経済状況が厳しくなるとの予測の中、政府の「構造改革」等の推進により市民生活にもたらされる「痛み」と「格差」の課題が顕在化していることへの具体的な対応を迫られる年でした。職や住居を失う人が続出する中、市民は不安の中で精いっぱい暮らしを守ろうとしました。
  このような中で、最も市民に身近な存在である基礎自治体として何ができるか、何をしなければならないのか。今を生きる市民に対してセーフティーネットとして機能する施策は何か。残念ながら、市の決算状況からは、それを本気で模索したとは言いがたいのではないかと、疑問を持たざるを得ませんでした。
  日本の社会保障制度が、所得の再分配の機能を果たしていないことは、福祉や納税など、最前線の現場では実感としてわかっていることでしょう。国の施策を待っているのではなく、身近な政府として、市民の暮らしを守るためにできる施策は何か、現場の知恵を生かせばさまざまなアイデアによる市民ニーズへの対応が可能だったのではないでしょうか。しかしながら、本市が当該年度に行ったセーフティーネットは、市内共通商品券事業のほかは、生活安定応援事業、定額給付金支給事業など、国・都の施策を履行するものでした。
  一方、家庭ごみ有料化の実施が決定されました。ごみが減量している中、なぜ有料化しなければいけないのか、なぜこの時期なのか、幾つもの疑問の声が上がりました。家庭ごみの処理は本来税で賄うべきものです。それを有料化することは、税の二重負担と批判されても仕方のないことです。しかも、当該年度は100年に一度の未曽有の経済危機と言われ、市民の暮らしに格差と貧困が広がり、さらに税制改悪、国民健康保険税の負担増、後期高齢者医療制度などにより、中低所得者層に負担がしわ寄せされた年です。
  有料化についての市民の意見を聞く会においても、市があえて実施したパブリックコメントでも、反対、あるいは凍結を求める意見が多数でした。また、有料化しなくても減量化、資源化できる方法はいくらでもあると、具体的な提案もありました。中止や凍結を求める声を振り切っての施策決定は、さらなる分別と減量への努力を重ねる市民の協働への思いを裏切るものです。
  結果的に、家庭ごみ有料化は新ごみ処理施設建設によるごみ処理経費の増大を市民に転嫁するものでしかないとの疑問をぬぐえず、最初に有料化ありきと思わざるを得ませんでした。この全市民に新たな負担を強いる家庭ごみ有料化は、希望を持って暮らしていける確かな三鷹の「まちのかたち」とは言いがたいものであり、今後の市民主権のまちづくりにおいて大きな禍根を残すものです。
  以上、決算を審査する過程において、これらの疑問点が解消しませんでしたので、本決算を認定することはできません。2008年度一般会計歳入歳出決算認定に反対をいたします。


◯委員(緒方一郎君)  三鷹市議会公明党を代表して、平成20年度決算について、賛成の立場から討論させていただきます。
  当該年度に実施された諸施策は、当初の目標から見れば、多少の停滞や積み残しもありましたが、それをはるかに凌駕するように、目に見える施設のような形の上でも、今後取り組む市政への制度設計や方向性を示すビジョンや憲章やガイドラインづくり等においても、一段と大きく踏み出して実現することができた1年だと、大いに評価するものです。その細目に当たっては、決算審査の過程で質疑をし、論じましたので、ここでは別の観点から討論として重ねたいと思います。
  三鷹市自治基本条例で示された三鷹の市民の定義には、在住はもとより在勤、在学、そして市内で各種の活動に参加されたり、主催される人まで広く含まれています。また、在住の市民の中でも、地域や住区が異なると、意識や関心事も異なり、ふだんはなかなか出会うこともありませんし、ましてや話し合ったり、意見を交換したりする機会はまれなことです。市民の方々も交流、市外の方も参加して大いに交流するといった、いわば異種格闘技戦が大切です。
  いろいろな背景と経験、そしてアイデア、考え方が交錯することが、また新たな発見と活力を生み出します。その意味で、次に述べる4つの流れは大変大きなインパクトと意義を有するものでした。
  まずは、1、太宰顕彰を皮切りとする太宰サロンの登場、ネットワーク大学における太宰関係の連続講座の開設とともに、それに前後しての観光協会のスタート、山本有三記念館のリニューアルオープンの流れをつくり出しました。サロンへの来場者は予想以上の反響であり、その後の市内周遊も行われ、太宰講座などは講師を上回るうんちくや知識の披瀝などににぎわい、参加の喜びを伴う新たなステージを切り開いたと思います。
  次に、外環開通に向けての2、無作為抽出市民参加方式の展開です。主に反対運動の立場に立つ方々が、この外環問題と言われる要件に対して住民投票を求める運動をされているときに、「外環は、三鷹市の東部の一部の地域の問題として論争される問題ではない。広く三鷹市全域の方々が関心を持ち、そして議論されるべきだ」という趣旨の訴えをされておりました。全くそのとおりで、この無作為抽出市民参加方式は、関心から喚起し、新たな視点で多様な意見を酌み出すことができ、局部的な掘り下げに加え、全市的な観点からの交通体系、道路体系を踏まえて、実に創造的な提案を生み出すことができました。
  そして、3、民間活力の導入による市民便利帳、「東京人」増刊号の発行です。これはいながらにして、市外の業者の方々を含めて、公的案内に民間情報を加味していただく便利帳。また、専門の編集者のノウハウとアイデアを注入していただき、全国の方々に三鷹の魅力をつかみ出していただいた「東京人」は、まさにコンテンツとナレッジを民間の手法を生かして融合させた二次情報の展開です。
  最後は、4、地域資源・知的資源の活用としての星と森と絵本の家、ぴゅあネットカフェのオープンです。これは、これまでもネットワーク大学を舞台に活躍していただいている地域資源・知的資源としての天文台との協働作業の成果です。
  これら例示した4つの成果は、施設、文学、自然、福祉、そして運営側と参加者の融合など、これも情報と人と物と機会の重ね合わせが生み出した、新たな創造的な地域環境だと思われます。
  三鷹市の施政がオンリーワンを目指して踏み出した成果の、別の側面を切り出して、今決算の評価をさせていただきました。平成20年度三鷹市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成いたします。


◯委員(谷口敏也君)  最後ですけれども、三鷹市議会民主党を代表して討論させていただきます。
  平成20年は、御承知のとおり、アメリカで起こったサブプライム問題に端を発した経済危機が世界中に波及した年でした。9月にアメリカの名門証券会社で投資銀行でもあるリーマン・ブラザーズが事実上破綻したことを契機に、世界経済は一気に悪化し、世界中の株価が急落しました。これまで輸出産業の好成績に何とか支えられていた日本経済も、この影響をまともに浴び、さらに企業や国民の消費も減退し、企業の業績も悪化、派遣切りに見られるような大幅なリストラも始まりました。我々国民にとっては、まさに将来に対する不安や心配が大きく膨らんでしまった年となってしまいました。
  そんな中、三鷹市の財政状況を見ると、地方分権による国庫支出金、都支出金などの財源不足があったものの、個人市民税を初めとする税収増があったことにより、当初予定していた基金の取り崩し額も大幅に減額して、予定していた事業をほぼ実施できたことについて大変評価しているところです。
  今後数年間は、当該決算年度のような税収増が見込めないおそれがあるため、歳入の確保については、国から地方へのさらなる税源移譲が必要だと考えます。政権が交代したことにより、税源移譲とともに、権限の移譲についても改革が行われると予想されますが、三鷹市は地方交付税による財政調整が及ばない不交付団体としての立場から、より適正な対応が図られるように積極的な提言を行っていくことを要望するとともに、我々三鷹市議会民主党としても、三鷹市と同じ考え方を持って政府に要請していきたいと考えております。
  また、平成22年度の予算編成に向け、これまで進めてきて、成果も上げてきた創造的予算編成方式を推進するとともに、各事業に対する間違いのない「選択と集中」をさらに進めて、施策の重点化を図っていただきたいと考えております。特に、年金や医療や失業問題など、市民が抱く将来への不安を取り除くため、国や東京都と協力して行うべき確かな社会保障制度の確立と、景気対策、雇用対策、少子化対策、教育施策の充実、子どもやお年寄りを筆頭に、市民が抱く現在の不安、犯罪や災害や生活苦など、日常生活に対する安全安心向上のための施策の拡充については最重点施策ととらえ、さらに進めていくことを要望し、本会計に賛成いたします。


◯委員長(宍戸治重君)  これをもって討論を終わります。
  これより採決いたします。
  議案第42号について、お手元に御配付の附帯意見を付し、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                    (賛成者挙手)
  挙手多数であります。よって、本件は原案のとおり認定されました。
  議案第43号 平成20年度三鷹市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
  本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
  これをもって質疑を終了します。
  これより討論に入ります。


◯委員(野村羊子さん)  国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、討論をいたします。
  年金から本人の同意なしに、いわゆる天引きする特別徴収方式は、大変問題のある制度です。国民健康保険税について、年度途中から普通徴収を選択できることになりました。しかし、納税者の権利という視点に立つならば、基本は普通徴収、希望する者は特別徴収とすべきです。
  当該年度は後期高齢者医療保険制度の創設などにより、さまざまなシステム変更があり、市の一般財源への負担が増加しました。これは国の負担を地方に押しつけるものです。
  特定健康診査・特定保健指導などの受診率の数値目標設定にしても、現場を知らない制度設計です。財政負担だけでなく、これらの制度改正を国に求めるべきです。
  また、保険税の最高限度額は、基礎課税すなわち医療分と後期高齢者支援金課税分を合わせて法定上限額59万円のところ、本市では53万円です。国民健康保険事業は社会保障の一環であることを踏まえ、応能主義でなければなりません。したがって、さらなる所得の再分配とするため、高額所得者に対し応分の負担を求めるべきです。
  以上をもって、本決算認定への反対討論といたします。


◯委員長(宍戸治重君)  これをもって討論を終わります。
  これより採決いたします。
  議案第43号について、お手元に御配付の附帯意見を付し、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                    (賛成者挙手)
  挙手多数であります。よって、本件は原案のとおり認定されました。
  議案第44号 平成20年度三鷹市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
  本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
  これをもって質疑を終了します。
  これより討論に入ります。
                  (「省略」と呼ぶ者あり)
  これをもって討論を終わります。
  これより採決いたします。
  議案第44号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                    (賛成者挙手)
  挙手全員であります。よって、本件は原案のとおり認定されました。
  議案第45号 平成20年度三鷹市老人医療特別会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
  本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
  これをもって質疑を終了します。
  これより討論に入ります。
                  (「省略」と呼ぶ者あり)
  これをもって討論を終わります。
  これより採決いたします。
  議案第45号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                    (賛成者挙手)
  挙手全員であります。よって、本件は原案のとおり認定されました。
  議案第46号 平成20年度三鷹市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
  本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
  これをもって質疑を終了します。
  これより討論に入ります。
                  (「省略」と呼ぶ者あり)
  これをもって討論を終わります。
  これより採決いたします。
  議案第46号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                    (賛成者挙手)
  挙手全員であります。よって、本件は原案のとおり認定されました。
  議案第47号 平成20年度三鷹市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
  本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
  これをもって質疑を終了します。
  これより討論に入ります。


◯委員(野村羊子さん)  介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、討論をいたします。
  介護保険制度は、利用抑制といえる改正後さまざまな矛盾が生じています。利用者の生活実態に合わせて生活の質を向上させることが難しい状況がつくられています。さらに、介護職員が人らしく生きることが難しい労働条件、事業所が柔軟な運営ができないような介護報酬のあり方があります。
  介護予防事業については、ただでさえ相談業務に追われる地域包括支援センターにさらなる負担をかける構造です。特定高齢者を無理やり把握させようとする国の制度の問題ではあります。
  このような地域包括支援センターのあり方を含め、利用者の立場に立った柔軟な対応が求められています。働く人の熱意に頼るだけではなく、質を確保できるサービスが提供し続けられるような介護事業の展開を市が支援していく必要がありますが、十分だったとは言い切れない状況でした。
  以上、介護保険制度の矛盾を指摘して、本決算認定に反対をいたします。


◯委員長(宍戸治重君)  これをもって討論を終わります。
  これより採決いたします。
  議案第47号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                    (賛成者挙手)
  挙手多数であります。よって、本件は原案のとおり認定されました。
  議案第48号 平成20年度三鷹市受託水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
  本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
  これをもって質疑を終了します。
  これより討論に入ります。
                  (「省略」と呼ぶ者あり)
  これをもって討論を終わります。
  これより採決いたします。
  議案第48号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                    (賛成者挙手)
  挙手全員であります。よって、本件は原案のとおり認定されました。
  議案第49号 平成20年度三鷹市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、本件を議題といたします。
  本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
  これをもって質疑を終了します。
  これより討論に入ります。


◯委員(野村羊子さん)  後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、討論をいたします。
  制度設計そのものからして問題のあるこの制度は、廃止するしかありません。高齢者が安心して年を重ねられるよう、医療保険制度を求めて、新政権によって早期に廃止されることを望み、本特別会計決算認定に反対をいたします。


◯委員(大城美幸さん)  日本共産党三鷹市議団を代表して討論します。
  後期高齢者医療制度は、75歳という年齢で区別し、別枠の医療制度に組み入れる世界でも例を見ない差別医療と、当初から制度の矛盾がさまざま指摘されていたように、75歳以上の高齢者一人一人が保険料を支払うことや、受ける医療も差別されるなどといったことに怒りの声が広がり、三鷹市議会初め全国医師会、老人会からも意見書が上がり、国は保険料軽減策など制度そのものの変更を迫られ、変更が繰り返されました。
  このことからも、もはや後期高齢者医療制度は廃止し、高齢者の医療と暮らしを守る制度にするべきと考え、平成20年度三鷹市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算に反対します。


◯委員長(宍戸治重君)  これをもって討論を終わります。
  これより採決いたします。
  議案第49号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                    (賛成者挙手)
  挙手多数であります。よって、本件は原案のとおり認定されました。
  以上で決算に関する議案の審査はすべて終了いたしました。
  決算審査特別委員会審査報告書は、次回に正副委員長案をお示ししたいと思います。
  なお、先ほど付された附帯意見については、若干の字句の修正等、正副委員長に御一任を願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
  それでは、そのように確認いたします。
  次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
  次回委員会の日程については、9月28日月曜日、午後2時より開きます。文書による通知はいたしませんから、さよう御了承を願います。
  その他、何かございますか。
                  (「なし」と呼ぶ者あり)
  それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。ありがとうございました。
                   午後3時14分 散会