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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(平成21年まちづくり環境委員会) > 2009/12/8 平成21年まちづくり環境委員会本文
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2009/12/8 平成21年まちづくり環境委員会本文

                  午前9時30分 開議
◯委員長(宍戸治重君)  皆さん、おはようございます。ただいまからまちづくり環境委員会を開きます。
 初めに、休憩をとって審査日程及び本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩します。
                  午前9時30分 休憩



                  午前9時32分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  それでは、委員会を再開いたします。
 審査日程及び本日の流れにつきましては、1、請願の審査について、2、請願の取り扱いについて、3、行政報告、4、まちづくり環境委員会管外視察結果報告書の確認について、5、所管事務の調査について、6、次回委員会の日程について、7、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩といたします。
                  午前9時33分 休憩



                  午前9時36分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  それでは、おはようございます。委員会を再開いたします。
 21請願第7号 都市再生機構賃貸住宅への定期借家契約導入を行わないことを求める意見書の採択について、本件を議題といたします。本件にかかわる現状等について市側の説明を求めます。


◯都市整備部技監・広域まちづくり等担当部長(小俣 崇君)  それでは、説明いたします。本年3月31日に閣議決定されました規制改革推進のための3か年計画(再改定)でございますが、これにおきまして都市再生機構における定期借家契約の幅広い導入が計画に位置づけられました。このことから、都市再生機構ではその具体的な措置といたしまして、平成21年度においてまず試行的に32団地、約3万戸につきまして定期借家契約による空き家入居者募集を開始することとしたと伺っております。また、これに先立ちまして、都市再生機構では、平成19年12月26日にUR賃貸住宅ストック再生・再編方針を策定しまして、この中でコミュニティの維持への配慮といたしまして、移転等に伴う空き家住宅は定期借家住宅として有効活用しつつ、コミュニティの維持や防犯性の確保に十分配慮するとしております。平成21年4月3日の記者発表におきまして、定期借家契約につきましては5年間の契約期間中の家賃は改定しない。それと、契約満了を迎える契約者については、都市再生機構が再契約可能と判断する場合は再契約の案内をするとしておりますので、5年間以降の居住を拒むものではないというふうに理解をしております。いずれにいたしましても、市といたしましては、このたびの定期借家契約につきましては、都市再生機構として代表的な団地を試行的に選定して行うものでありまして、導入状況を検証するとしております。このことから、その検証の結果を待ちたいと市としては考えております。なお、市内のUR団地におきましては、この対象から外れております。以上でございます。


◯委員長(宍戸治重君)  市側の説明は終わりました。これより質疑に入ります。どなたか。


◯委員(栗原健治君)  それでは、何点か質問して教えていただきたいと思うんですけれども、三鷹市では対象になる公団はないと、現在のところで言えば。そうすると、将来空き家がふえた場合には、可能性としてはあるというふうに考えているのか。また、この定期借地契約というのが導入された場合には、今住んでいる方がどうなっていくのか、またこれから入ってくる方がどうなるのか、また混在した状況ではどうなるのかというのが不安の中身なんですね。その点で、5年間の家賃の値上げはされないとか、5年後以降の契約は可能性としてはあると。ただ、契約するというふうに判断した場合には可能とするという条件で、必ずしも条件次第によっては定期借地で追い出される可能性があるというふうに解されるので、やはり不安が残っていると思うんですね。市としては、公共住宅のあり方としてどのように考えているのか。公共住宅に住んでいる市民の方にとって市の考え方を教えていただきたいと思うんですけれども、よろしくお願いいたします。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  まず、1点目の将来空き家がふえた場合、対象となるのかということですけれども、これもUR自身がどういうふうに考えるかということですけれども、今のURの方針でいきますと、当然、空き家に対しては定期借家という契約にするであろうというのは予想されるところであります。
 それから、何点か不安の材料というような御指摘がありました。今後どうなっていくのかというようなこと。5年の家賃の値上げはされないと言うけれども、その上限はどうだというようなこと。確かにそういう不安の材料というのは、委員が御指摘のような材料というのはあると思いますが、公共住宅のあり方としては市の住宅政策と直結した内容ではないんですね。だから、コミュニティという点では、空き部屋がすごくふえたり、そういったことは我々としてもゆゆしき状況ではあるわけですけれども、住宅のあり方という点についてはあくまでも国の政策でありまして、国、あるいはURの考え方でありまして、我々としては、公共住宅というのは、我々が持っている住宅マスタープランで考えている住宅政策というのは、あくまでもどちらかというと、セーフティーネットの考え方に基づく、例えば高齢者の住宅なんか典型ですよね。それから、公営住宅を持っていますけれども、セーフティーネットとして最低限必要な住宅の供給を何とかしていこうという基礎自治体としての住宅政策でありまして、公共住宅のあり方といっても、やはり国の政策と自治体の政策というのは相当違うなということをいつも実感しております。ですから、どのように考えているかということになると、これは今、技監が申し上げたとおり、推移を見守るしかないんですが、コミュニティという視点では、やはり重要な変更なり変化があれば、やはり市としてきちんとURと協議すべきことがあれば協議していかなければならないというふうには考えております。


◯委員(栗原健治君)  わかりました。公共住宅のあり方で、今、コミュニティという点は1つ重要な観点だということで、コミュニティをつくっていく上では、やはり居住者の安定した生活ができる保障がどこにあるのかということですよね。その点で、居住者が住み続けられる環境づくりという点で、公共住宅にとって定期借地で流動性を確保していく政策として目的がある定期借地というのはなじまないのではないかというふうに思うのは当然のことだと思います。ぜひ居住者の安定した住宅を確保するという観点で、今後この制度が拡大していくような形になっていく可能性もあるので、そういうようなときには居住者の安定の立場に立った働きかけをURにもぜひしていただきたいと思います。この点では、お答えがあればお願いしたいと思います。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  我々も住み続けられるような居住環境という意味では、当然、地域の公共サービスを供給する事業体として自治体は責任がありますから、もしそうした不安の材料がはっきり見えてくるのであれば、それはURとも協議することになろうかというふうに考えております。


◯委員(栗原健治君)  居住者の市民、住民も交えての話し合いを、大きな変更がある、また方針の方向性が定められるようなときがありましたら、市民の立場で対応していただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。


◯委員長(宍戸治重君)  次。


◯委員(谷口敏也君)  済みません、何点か質問させていただきます。先ほどの説明の中で、市内の団地に対しては導入しないということですね、今のところ。
                 (「対象外」と呼ぶ者あり)
 対象外ということですね。ということで、今回まで対象外ということだったんですけれども、市内の団地の方々及び三鷹市へのURからの説明というのはあったのかどうか。導入の経緯とかですね、あったのかどうかお伺いしたいと思います。
 それと、あと、私もいろいろと調べてみたんですけれども、導入する経緯としては、先ほど技監が説明された平成19年6月の閣議決定以降の、今回、平成20年2月の更新ということで、効率性とか建てかえのための1つの施策といういろいろ出てきている中で、借りる方のメリットというのがどこにあるのかなといろいろ調べたら余りよく見えてこなくて、1つだけ──建てかえを予定している公団でまだ着手できない、ある程度先になっているというところに対してあいてる部屋がたくさんあって、その部分を短期間だけ、例えば一戸建ての方が建てかえるとか、そういうときに安く短期間だけ住めるというメリットぐらいしか見つからなかったんですけれども、その辺、市として借りる人のメリットというのはどう判断されているのかお伺いしたいと思います。
 それと、あと、これも動向を見ていくしかないと思うんですけれども、今のところは5年ということで、通常、定期借地権とかが導入された経緯とかって、35年とか50年とかで長いスパンだったじゃないですか。今回示されているのはかなり短いやつですけれども、今後、長い借地権というのを導入していくのかということの説明とかがあったかどうかお伺いしたいんですけれども。以上です。


◯まちづくり推進課長(板橋弘二君)  URの方から情報提供があったかということでございますが、市の方にはそういうような情報提供は一切ございません。私どもでもわかったのは、4月3日に発表された内容をその中で把握したということでございます。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  あと2点。効率性の問題から借りる人のメリットというのはどういうことなのかということ。それから、今後、長い定期借家権というのはあり得るかということですね。そのお尋ねにお答えしたいと思います。まず、借りる人のメリットの問題ですけれども、これは借りる人のために考えた制度じゃないですよね、もちろん。だから、これはどう考えても借家人の──今保護されている借家人制度に対するある種の制限というふうに考えるべきだと思うんです、定期借家制度ですから。そう考えると、もともと借りる人のために一生懸命考えた制度ではないなというふうには考えられますよね。それ以上は、借りる側のメリットを一生懸命考えたということは予想されないわけですから、ないんじゃないかなというふうに思われます。あくまでもね。
 それから、2点目の、じゃ、もっと、今5年で短いけれども、もう少し長い、例えば10年とか15年とか20年とか、そういう制度はできるのかということですけれども、予想の域を出ませんけれども、逆に定期借家制度というのの期限が長いということは借家人にとってはメリットがあるわけです。だから、そういうふうに改正をして、新たに例えば10年とか20年とか、そういう期限の定期借家制度というのはあり得ると私は思いますけれども、これも予想の域を出ませんね。これは長くするということは、今申し上げたとおり借家人にとってメリットがあるというふうには考えられるというふうに思います。


◯委員(谷口敏也君)  今回対象外ということで、とりあえずは、まあいいのかなという気はしますけれども、もし対象になった場合に、市側としても説明を受ける必要があるでしょうし、借りてる方には丁寧な説明をしなければいけないでしょうし、法律上も借地借家法の中で、定期借家制度も現在住んでいる方には適用できないということに今のところはなっていますから、その辺を踏まえて、先ほども大石田部長の方から答弁もありましたけれども、やっぱり空き部屋が多いマンション、公団というのはいろいろな面で不安があるじゃないですか。コミュニティもそうですし、防犯上とかもいろいろありますから、言うべきところはやっぱりURにきちんと言っていただきたいと考えております。以上です。


◯委員長(宍戸治重君)  ほかに。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 以上で本件に対する質疑を一たん終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前9時52分 休憩



                  午前9時53分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  それでは、委員会を再開いたします。
 21請願第7号 都市再生機構賃貸住宅への定期借家契約導入を行わないことを求める意見書の採択について、本件を議題といたします。
 本件に対する質疑を終了してよろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 これをもって質疑を終了いたします。
 これより討論に入ります。
                 (「省略」と呼ぶ者あり)
 これをもって討論を終了いたします。
 これより採決いたします。
 21請願第7号について、採択の上、関係方面に送付することに賛成の諸君の挙手を求めます。
                   (賛成者挙手)
 挙手全員であります。よって、本件はさよう決定いたしました。
 休憩いたします。
                  午前9時55分 休憩



                  午前9時56分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  それでは、委員会を再開いたします。
 都市整備部報告、本件を議題といたします。それでは、本件に対する市側の説明を求めます。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  それでは、都市整備部の行政報告をさせていただきます。
 まず、本委員会における報告事項は3点でございまして、連雀通りの商店街のまちづくり協議会がありまして、そこからの提案を受けて、行政として整備方針の骨子案というものを作成いたしましたので、その中身を御説明したい。これが1点。それから、南口中央通りの東地区の再開発事業につきまして、これは提案をし、キャッチボールを今、しているところですから、現段階におけるキャッチボールの中身について御報告させていただくというのが1点。そして、3点目は口頭で、資料はありませんが、新ごみ処理施設整備に係る都市計画の変更について、これは決定をした内容について御報告をさせていただきます。
 それから、参考資料の1と2とあるんですが、これはあくまでも、1は「調布保谷線だより」ということで、沿線の20メートルの範囲内に東京都が配ったものを参考につけております。ごらんいただければと。それから、参考資料の2点目、2ですね、これは駅前のデッキの上に喫煙コーナーを設けましたので、写真をつけていますから、これも参考に見ていただければというふうに思います。あと、おのおの報告事項については担当より説明をしてもらいます。よろしくお願いします。


◯事業担当課長(田口久男君)  おはようございます。それでは、報告事項の1点目でございますが、連雀通り商店街地区まちづくり推進地区整備方針(骨子案)について、資料1を用いまして御報告させていただきます。8月の本委員会ではまちづくり推進地区の指定について御報告いたしましたが、指定後、三鷹市がまちづくり推進地区整備方針の策定に取りかかっておりますが、本日はその骨子案を報告させていただきます。
 それでは、資料1をお開きいただきたいと思います。1ページ目、こちらが三鷹市まちづくり条例の規定に基づくまちづくり推進地区整備方針の骨子案でございます。この骨子案は、連雀通りまちづくり協議会から三鷹市へ提出されました申し出書の内容や提言書などの意見を踏まえ策定したものでございます。それでは、骨子案の具体的な内容を御説明させていただきます。1番目の名称、2番目の位置、3番目の面積ですが、申し出書の内容と同じ内容となっております。対象区域は、連雀通りの南浦から狐久保の交差点まで、約400メートルの区間で都市計画道路3・4・7号線の計画線から南側、北側それぞれ30メートルの範囲。幅76メートル、面積が約3ヘクタールでございます。2ページ目の方に、基本方針図を掲載しておりますので、あわせて御確認いただければと思います。
 続いて、1ページ目の4番目のところに戻りますが、地区のまちづくりの目標でございます。都市計画マスタープランなど市の計画を踏まえながら、市民の方からいただいた意見などを反映し、都市計画道路3・4・7号線の整備計画に合わせた安全で安心な歩行空間の創出、連雀通り商店街の活性化及び商店街を中心としたまちづくりを推進し、道路づくりとまちづくりを一体的に進めていくとしております。
 続きまして、5番目がまちづくり条例の規定で定める事項の公共施設の整備に関する方針でございます。この方針としましては、都市計画道路の整備の中で行うものとその事業用地の団地等を活用するものと大きく2つございます。(1)と(5)は道路事業の中で行うもので、そのうち(1)は歩道整備等についてでありますが、バリアフリーのまちづくり基本構想に基づきバリアフリー化を図ることを基本として、地域の身近な商店街として高齢者から親子連れなど、訪れるすべての市民が安全で安心に回遊できる空間となるよう、沿道商店街としてふさわしい整備を図ることを基本方針としております。
 また、(5)は、にぎわいの創出を誘導するためのバス停の整備について方針としております。
 続いて、残地活用等にかかわる方針としまして、(2)は買い物客の憩いの場となるよう、緑地、ポケットパーク及び休憩所などの確保に努めるという方針でございます。
 次に(3)は、買い物客のさまざまな交通手段への対応や集客力の向上のため残地等を活用して駐輪場・駐車場の確保に努めるという方針でございます。
 続いて(4)は、にぎわいの創出を図るため、残地活用等により祭りなどの行事を実施できるイベントスペースの確保に努めるという方針でございます。
 次に6番目は、まちづくり条例第12条第1項に定める事項の推進に関する方針。言いかえますと、まちづくりを推進するための重点的事項に関する方針ということでございます。この方針は4つございます。まず1番目として、災害に強い都市基盤の整備についてであります。沿道の建物の不燃化を促進することと交差点部に隅切りを確保することなど、緊急車両のアクセス向上を図り、地区内の行きどまり道路の解消を推進していくという方針でございます。
 (2)は、良好な都市景観の形成に関する方針です。建物の高さや壁面の位置をそろえること、商店街の屋外広告物のイメージの統一を図ること、さらに壁面後退により開放的な空間を確保し、ベンチ等で安らげるような憩いの場を設け、にぎわいの創出を図るという方針でございます。
 (3)は、緑と水の保全または創出に関する方針でございます。商店街にふさわしい道路の緑化を図るとともに、ポケットパークの整備などを推進していくこと、またこれらの整備に調和するよう、個人の敷地内にも緑地の整備を誘導することを方針としております。
 続いて(4)は、地域の特性に応じた事項でございます。高齢者などが安全で安心して買い物できるよう、連雀通り沿道の商店街の店舗において、道路整備とあわせて出入り口の段差解消などのバリアフリー化を推進すること。また、店舗の連続性の確保や建物の更新などにより回遊性のある商店街の形成を図ること。さらに、地域の歴史、伝統及び文化などの情報を発信する拠点、来訪者の集いの場となるコミュニティ施設の設置を検討していくこと。最後に、地域住民や商店会が中心となった商店街活性化手法の検討を支援するという4点を地域の特性に応じた方針としております。なお、商店街活性化の手法の検討を支援するという方針に関しましては、3ページ目の参考資料の方で、これまで協議会などで検討された手法を整理しておりますので御参照していただければと思います。
 続いて、最後の項目。1ページ目の7番目のところになりますが、土地利用の方針でございます。先ほど御説明した5番目の公共施設の整備に関する方針、6番目のまちづくり条例に定める事項の推進に関する方針を都市計画の枠組みとして補完するため、誘導容積型の地区計画などの都市計画手法を検討し、道路事業実施後も店舗や住宅の再建・存続ができるよう取り組んでいくという方針でございます。骨子案の説明は以上でございます。
 なお、今後、整備の方針の策定スケジュールでございますが、協議会や地域住民の方々に対し、また説明を行い、意見をいただきながら今年度中に確定していきたいと考えております。また、先月の27日と28日に開催しましたまちづくり情報コーナーには延べ135人の方が訪れましたが、その際にもこの骨子案をお示しし、さまざまな御意見をいただいております。また、これを整理した上で今後の委員会で報告していきたいと考えております。説明は以上でございます。


◯まちづくり推進課長(板橋弘二君)  引き続きまして、イの三鷹駅南口中央通り東地区再開発事業についてでございます。資料2をごらんいただきたいと思います。今回の御報告も、冒頭、部長の方から申し上げたように、今協議会でのキャッチボールをしている中身の概要を報告させていただくものでございます。
 平成21年10月に協議会で検討した施設計画配置図につきまして、UR都市機構が協議会からの意見を踏まえてこの平面図案を作成したものでございます。したがいまして、前回も申し上げていますように、確定した図面ではございませんので、その旨御了承願いたいと思います。
 主な変更案としましては、地下1階の公共駐輪場を北側棟から南側棟に移したものと出入り口の車庫の動線を見直したものでございます。さらに、1、2階につきましては、住宅のエントランスを2階から3階に移すことによって、1、2階の商業スペースの床を確保したというものでございます。具体的に申し上げます。2ページ目をお開きください。地下2階の平面図になります。これは右上に小さい図面が示しておりますが、前回11月4日に報告した図面のものでございます。それを協議会からの意見を踏まえて、今回大きく示されている図面の内容に変更しているというものでございます。1つ目は、番号1と書いてありますけれども、公共駐車場への車路の位置の変更をしています。2つ目には、機械室の形状を変えているものでございます。
 続きまして3ページ目をお開きいただきますと、地下1階の平面図になります。地下1階の平面図では、まる3と書いてある部分が、公共駐輪場の位置を変更したものでございます。まる4が店舗の形状の形質を変えたり、階段室の位置を変更したものでございます。地権者からは、この地下1階について主な意見としては、地下の店舗に集客力あるテナントを誘致できるかがポイントだということを言っています。さらに、店舗の動線へ地下の出入り口を広くすることによって、上部からの視認性の確保が必要。要するに下にお店がありますということを明確にすることが必要ではないかということを言っています。
 続きまして、4ページ目に1階の平面図がございます。1階の平面図につきましては、まる5で示してある部分が、地下に入るエスカレーターの間口を大きく広げて地下に店舗があるということを明確に示しているものでございます。要するにエスカレーターの位置の変更をしているものです。まる6につきましては、住宅のエントランスを縮小することによって店舗を大きく拡大しております。これはしろがね通りに面しても店舗の顔が出ているというところでございます。それと、まる7では、公共駐輪場の出入り口の場所を変更しているものでございます。
 次に5ページ目。2階平面図になります。ここでは住宅のエントランスが前にございましたけれども、その部分を店舗にしているということでございます。それと、中央通りが下段側になりますが、下段側のところに2カ所エスカレーターがございます。ここの部分を──今デッキ状になっているんですけれども、これは要するに店舗の売り場面積としてフルに活用した方がいいのではないかということも地権者からは意見として出ております。
 次に6ページ目。3階の平面図でございます。まる9で示している部分が、前回の御報告では店舗ゾーンだったんですけれども、今回は住宅のエントランスゾーンが2階から3階に移ったということで、この辺の工夫をされているものです。まる10につきましては、屋上緑化の一部を調整しながら室外機置き場として活用を図りたいということでございます。それと、地権者の方からは、全体的に屋上緑化部分について集客効果が図れるような活用方法を今後検討していかなければならないということと全体的にとらえて市域外への買い物のお客の流出をここでぜひ抑えたいと。当該施設についても集客を図れるような複合的なテナント構成を今後検討していく必要があるし、誘致する必要もあるだろうということが協議会の中から意見として述べられています。
 それと、最後の7ページ目になります。4階の平面図でございます。住宅用の構成が若干変わりまして、11番としては、駐輪場から室外機置き場に変わっているものと、それから12番につきましては、住宅のエントランスが吹き抜けになった関係でここの空間が変わっているということでございます。中央通り東地区につきましては以上でございます。
 次、ウの新ごみ処理施設に係る都市計画変更・決定についてでございます。三鷹都市計画ごみ処理場の変更及び三鷹都市計画ごみ焼却場の決定につきましては、平成21年11月19日付で都市計画審議会において本件を諮問し、同日付で答申をいただいているものでございます。平成21年11月30日付で告示決定をしましたので、これをもちまして都市計画にかかわる手続が完了したことになります。また、調布市におかれましても、11月30日付で告示決定の完了をしているものでございます。この内容につきましては、平成21年12月6日付の広報により市民の皆様にもお知らせをしております。報告は以上でございます。


◯委員長(宍戸治重君)  市側の説明は終わりました。これより質疑に入ります。どなたか。


◯委員(加藤浩司君)  幾つか質問させていただきますのでよろしくお願いいたします。まちづくり推進地区整備方針についてですけれども、幾つかお尋ねをいたします。連雀通りの北側部分が道路となって広がって、そこで商売されている、または住んでいる方々が立ち退きを要されるということですけれども、立ち退かなきゃいけない全数、わかれば教えてください。その中の商店、御商売されているところと──商店でなくても御商売されているところと住宅との比率を教えていただければと思います。
 2点目ですが、立ち退き後に、今、北側のところで立ち退いた後に、その場で継続して商店を営むことができるぐらいの量はどれぐらいあるんでしょうか。
 それと、立ち退き後に商売ができなくなってしまった場合に、例えば南側の空き店舗等に移るような、そういう話し合いはなされているのでしょうか。以上、3点お尋ねいたします。よろしくお願いします。


◯事業担当課長(田口久男君)  連雀通りの整備方針についての質問にお答えいたします。まず、北側部分の立ち退きというか、道路拡幅にかかわる建物の数ということでございますが、これは1年前ぐらいのデータでありますけれども、33軒ほど建物としてはかかってまいります。そのうちの商店ということで、ちょっと実数は把握していない、データとしてちょっと出ていないんですが、約七、八割というふうに認識をしております。済みません、数字がわかりましたので。26軒ということで、そのうち、営業を営むことが継続してできるかという2点目の御質問でございますが、こちらについても拡幅が8メートルかかるわけですが、その中で面積の半分ぐらいがかかるところが約半分ぐらい、50%ぐらいございまして、半分以下になってしまうところもその中に含まれているということで。ですから、残る面積によってどういう形態で営業が継続できるかによってはその数字は変わってくるかなということで考えておりますが、面積が半分以下になってしまう店舗については、おおよそ、先ほどの33軒のうちの10軒前後だというふうに認識しております。
 また、それについての対策ということで、3点目の御質問になりますが、協議会の中で分科会等を立ち上げて、その中でもそういった議論はされております。ただ、具体的に個別のお話になってくる部分で、まだそこは突っ込んだ議論というところまでは至っていないということで、今後、市の方でもこの整備方針の、参考資料のところで協同化とか、そういった支援策を検討していく必要があるというふうに掲げてありますように、市の役割としてそういったアイデアを出したりとか、あるいは仕組みづくりを支援したりとか、そういったことも考えながら、商店街、協議会も中心となってそういう対策を考えていくということになっていくかと考えております。以上でございます。


◯委員(加藤浩司君)  ありがとうございました。件数等々、わかりました。8メートルの拡幅後にとても狭小な残地が残る。ここに今、資料1の5番の(2)、(3)、(4)で、狭小残地を活用していろいろなものをこの商店街のためにつくっていくというふうに書かれているんですけれども、基本的に残ってしまった狭小残地は、ここに住んでいる方なり、商店をやっている方のものなんですけれども、それを利用するという形なんでしょうか。それとも、申し上げづらいんですけれども、市が買い取ってこういうものを確保するということなんでしょうか。もし方針が出ていれば教えてください。お願いいたします。


◯事業担当課長(田口久男君)  都市計画道路の整備で残った狭小残地の有効活用の考え方でございますが、基本的には東京都、三鷹市、また地権者の方、それぞれの役割の中でどういったことができるかということを今後検討していくということで考えております。ですから、具体的には確定したことは申し上げられませんけれども、東京都として、道路事業者として、例えば道路整備の中で一体としてできること。バス停の整備とあわせてその狭小残地を活用して整備をするとか、また市としても、今後の議論の中で詰めていく内容でございますが、駐輪場・駐車場、そういったところ、市としての役割がどこまでできるかということを検討したり、あるいは地権者の方の協力を得た上でそこを活用する。大きく3つの考え方があるというふうに考えております。


◯委員(加藤浩司君)  では、まだこれからの話し合いということで、まだ何も方針は決まっていないという結論でいいんでしょうか。


◯事業担当課長(田口久男君)  今後検討を深めていきたいと考えております。


◯委員(加藤浩司君)  ありがとうございました。


◯委員長(宍戸治重君)  次。


◯委員(川原純子さん)  それでは、何点か質問させていただきます。こちらの下連雀の地域って、たしか自治会というかはなかったですよね。地域の町会がないですよね、たしか。


◯事業担当課長(田口久男君)  町会は各町丁ごとに存在しております。


◯委員(川原純子さん)  存在してますか。わかりました。私の方の判断というか、聞いてた中では、こちらの方では町会がないということと聞いていたものですから、ここのイベントですとか、それこそお祭りなどのスペースをということが書いてあったものですから、本当にこれを機に行事等ができるような、また町会等ができるようになればいいかなと思って聞かせていただきました。
 それとあと、今後、今、商店をなさっているところ、シャッターがおりている商店もありますけれども、商店の方たちが新しくなったときにまた引き続き商売ができるところもあるかもわかりませんけれども、この道路拡張のことによってやむなく仕事をやめなければならないというところもあると思うんですが、それに対して、例えば拡張に伴って建てかえをするだとか何かに関しては、経済的なこともかかってきますけれども、そういったことに対しては市側の方でも相談体制とかそういったことはあるのかということともう1点、ここが新しい商店街になるに当たりまして、これからの将来的な設計になってくると思うんですが、今までここで商売をやっていたところ以外の新しい商店主等も入ってくるっていうことは、可能性というのはあるわけですか。お聞きしたいと思います。


◯事業担当課長(田口久男君)  先ほどの町会の話に補足いたしますと、すべてにあるということではなく、一部南東側の地域にちょっと町会がないところがあるというように聞いております。イベントにつきましては、今こちらの方針の中でもそういったスペースを確保していくということで、店舗等を建てかえる際にそういったスペースをできるだけ確保できるようなことも検討していただくということ、そういったことで考えております。
 商店の建てかえの支援ということで、こちらについてもまだ具体的にこれといった仕組みができているということではないんですが、今後、生活経済課等とも連携しながら、あと、まちづくり三鷹等とも連携しながら、そういった支援策を仕組みとしてきちっと確立できるように取り組んでいきたいと考えております。
 3点目は、ほかから新たな店舗の導入ということで、こちらについても、今まで御商売をやられている方がそのまま継続できるというのが第一ですけれども、中にはもう営業をやめて移りたいという意向の方もいらっしゃると思いますので、そういったところに新たな店舗が入れるような、これも仕組みづくりから入っていく必要があると思いますが、そういったことも積極的に検討していきたいと考えております。


◯委員(川原純子さん)  ありがとうございます。今までここは本当に歩道も狭く、長年にわたっての課題がたくさんあった地域でもありますので、ここでお仕事、商売をされていた方たちが引き続きできれば続けていけられるように、また経済的な支援の方でもぜひバックアップをしていただければと思います。よろしくお願いいたします。以上です。


◯委員長(宍戸治重君)  次。


◯委員(栗原健治君)  済みません、多少重複する部分もあるかと思うんですが、今の路線の商店の中で後継者──将来この地域で仕事、残地を使う、残ってもいろいろな条件の違いがあるわけですけれども、後継者の点で商売をしていこうというふうに考えていらっしゃる統計みたいなものはあるんでしょうか。なかなか今後のことを考えたときに課題があるなというふうに思うんですけれども、後継者の問題で何か統計があれば教えていただきたいというふうに思います。


◯事業担当課長(田口久男君)  こちらも後継者の課題でございますが、平成19年にまちづくり三鷹の方で沿道の商店街の方にアンケート調査をした際に、後継者が明確に決まっているという方は約5%程度でございまして、その決まってない理由の多くは、将来、こういった後継者となる息子さんとかそういった方との議論が余り進められていないということで、今後、具体的に事業が動いた中で、またそういった意向調査も確認しながら進めていきたいと考えております。


◯委員(栗原健治君)  わかりました。商店が今あっても、次継いでいこうというふうに考えられない、将来的な展望があるかどうかということだと思うんですけれども、商店街として残るためには、一定の後継者を確保していくということも重要な課題になるし、そういう人たちが展望の持てるようなまちづくり、この計画づくりにしていくことも課題だというふうに思いますので、より丁寧な対応をお願いしたいというふうに思います。


◯事業担当課長(田口久男君)  済みません、今、後継者のアンケート調査、先ほど申し上げたとおり5%程度なんですが、継続意思ということも確認をしておりまして、後継者は定まっていなくても、約7割から8割ぐらいの方がこのまちで継続していきたいということは確認しております。以上でございます。


◯委員長(宍戸治重君)  次。


◯委員(伊藤俊明君)  それでは何点か質問させていただきます。最初に、連雀通り商店街地区のまちづくりに関しては何点か他の委員からも質問がありましたので、ちょっと私は、商店街の活性化の手法というところで、テーマ、話題づくりということで、やはり三鷹駅からもちょっと距離があるということで、かといって、これからの少子・高齢化を見据えると、非常に地元密着型のこういう店舗の必要性というのは強く叫ばれるかと思うんですが、連雀の名の由来となった神田連雀町を連想できる地域の特色・文化及び伝統を重視したまちづくりというのも、非常にこれはいい視点ではないかなと思っているんですが、これとか、あと毎年行っている七夕、もちつきとかの集客できるイベント、行事とかということも非常に特色としていいかと思うんですが、この辺はどのような議論が今まで出てきて、どのようなまちづくりの特色ということが議論されたのか。特に神田連雀町を連想できるというところでお尋ねをいたします。
 そして、次が三鷹駅の南口中央通り東地区の件に関してなんですが、また前回よりも大分変更点もあって、よりだんだんとよくなってきたと言っては失礼なんですが、より使い勝手がよくって、いろいろな知恵が集約されてきているとは思うんですが、この公共駐車場への車路の位置の変更とか、こういうことによって実質的に車の駐車台数だとか、あと駐輪場の位置の変更によって実際の駐輪場の台数とかの増減はどのように。また、店舗の配置もかなり変わったりふえたりとかしていると思うんですが、これの床の面積はどのくらいふえてきているのかなということをお聞かせ願いたいと思います。


◯事業担当課長(田口久男君)  連雀通りの歴史を踏まえたまちづくりということで、協議会の方で神田連雀町の調査、また市の方でもそういった調査を現地へ行きまして、いろいろ資料等を入手して、現在の神田連雀町の方は周りは大分都市化されて、古いおそば屋さんとかそういったところは残っておりますけれども、そういった中で参考にできる要素として、江戸時代の神田連雀町のシンボル的なもの、例えば連雀の名称になったしょいこのものとか、商人の方のいろいろ仕方とか、そういったことを参考にしながら、また商業としては神田連雀町の方で、江戸時代にみそとかしょうゆ、そういったものを売られていたと。そういったことも参考にしたり、神田連雀町で大きな市場が開かれていたとか、そういったことも参考にしながら、そういった要素をまちづくりの中で、例えば先ほど申し上げたバス停の整備、そういったバス停の整備の中で実現したり、あるいは歴史を掲げる掲示板を設けたり、そういったことが考えられていくのではないかというふうに考えております。以上でございます。


◯都市整備部長・調整担当部長(大石田久宗君)  説明としては田口課長が申し上げたとおりなんですけれども、もう少し具体的にまちのイメージで言うと、神田連雀町というのは、要するに今で言うと淡路町なんですね。「やぶそば」があって、「ショパン」という喫茶店があって、「ぼたん」という鍋料理屋があって、「まつや」というそば屋もあるんですけれども。三鷹にあるんですね。大火の後起きてきた商業というのはしにせになっているんですね。だから、そういうイメージが強いので、江戸時代のイメージもまた大事にしなければいけないんですけれども、今の持っているイメージというのがしにせが持っているよさで、黒塗りの車がずらっと並んで、昼間にはたくさんの行列ができるようなそば屋だったり、物すごい濃い口のコーヒーを飲ませる喫茶店ですね、有名な喫茶店でファンがたくさんついていたり、そういうよさっていうのを感じさせるまちになっていますね、今。だから、そういうまちづくりを1つ念頭に持って、本当にここへ行くとこういう店があるんだというようなイメージでまちづくりをしていくといいのではないかと、我々も調べたところですと、そういうイメージが非常に強く伝わっている地域なんです、今の神田の地域というのは。ぜひそれを生かしたいなというふうには思っております。


◯まちづくり推進課長(板橋弘二君)  面積等並びに台数の御質問です。9月に御報告して11月に修正したのと、さらに11月に報告して今回修正しています。店舗面積につきましては、精査しながらおのおの9月から11月で約100平米ぐらい減っております。11月の報告に対して今回の報告でまた約100平米ぐらい減っております。これは確定しているわけではないですから、このプランの見方によってまた面積がふえる可能性もございますし、その辺は確定しているものではないということで御理解いただきたいと思います。
 それと、駐車場につきましても、大店法に見合った想定をしている、一応約260台ぐらいの確保は、これは変わっておりません。それと、自転車台数につきましても、一応、駐輪場は1,000台を確保するということで、そういうイメージで取り組んでいるものでございます。以上です。


◯委員(伊藤俊明君)  どうも御丁寧に御説明ありがとうございました。大分、特に連雀通りの商店街に関しましては、大石田部長が非常に、こんなに詳しい方だとは、それで非常に説得力がやけにあったので、何か今あの商店街が黒塗りのね、埋めつくされるようなイメージになって、それで、だけどなかなか、神田淡路町のしにせ通りみたいにこういうふうに、あの辺に三鷹にもそういうしにせのまち並みができてとなるとすばらしいなというイメージがわいてきましたので、僕なんかは、よく川越だとかへ行っても小江戸とかあるので、何とかこの三鷹の中でもそこのところは特に三鷹の中心というか、駅にも近いし、アクセスもいいところなので、それでなおかつ昔のよき時代をほうふつとさせるような、それで小さくても活力のあるまちみたいな、それで知る人ぞ知るというか、通えるようなまちづくりになってくれればと思いますので、ぜひ今の線を推してもらえればななんていう思いがします。
 そして、南口中央通りの件に関しましては、割と店舗の面積は減っているということであったんですが、ただ、使い勝手がよくて集客力があるようなふうに改変されれば、面積だけがあれではないとは思いますので。ただ、どういう軒、テナントとして持ってくるかとか、その全体のプランというか、それもまた、この今現在もこういう時代背景とともに、今ありますよね、勝ち組、負け組とかいろいろ言われていますけれども、その辺のタイムラグも生じないように、その時々の時代を見据えて。なおかつ、長い間かわいがってもらえるような店づくり、また店舗に来てもらえるような取り組みをまた引き続きお願いしたいと思います。
 それと、1点お聞きしたかったんですが、これ全体として、ここにも書いてあるんですが、ところで何階建てくらいのイメージがあったんでしたっけね。何階建てにして。今、北口の方があれだけ立派なのがツインで三鷹駅の北口に28階と31階ですか、でき上がってくると、南口も余計、我々も三鷹駅の南口をしっかりとしなくちゃいけないなという思いがふつふつと出てきて、ライバル心ではないんですが、三鷹としてのランドマークとして、高さもそうですし、また最上階の方にもスカイレストランというか、みんなが集えて三鷹のこれぞ象徴になるようなというようなものが欲しいなと思うんですが、これもう1回ちょっと、高さ初め、全体のイメージとこういう三鷹の象徴的なビルになるイメージをちょっとお話しいただければと思います。


◯まちづくり推進課長(板橋弘二君)  今は具体的に店舗のあり方、または店舗だけではなくて業務施設のあり方ということを中心に協議会と議論を進めておりまして、全体のイメージの、例えば何階建てになるかという議論につきましては、まだ正直申し上げて入っていない状況です。ですから、今後、施設機能を、コンセプトも決めて明確に方向性をつかんだ上で上部利用のあり方に入っていきたいと思っていますので、地権者にもまだ具体的に高さとか、何階建てとか、住宅は幾つとかっていうそういう具体的な御意見も、また図面もかいていないというのが正直なところでございます。それと、屋上の展望の利用につきましては、今後の課題として協議会の中でも、地権者だけではなく、市民の方、または商業関係者も含めて屋上に上がれる形態並びに展望みたいなものができる方法論というのができないのかという議論もあわせてしていこうと思っていますので、正直申し上げれば、かなり厳しいものだと思っています。というのは、何らかの形で屋上に上がるのは、住宅ゾーンのセキュリティーの関係もございますから、単独のエレベーターをつけるしかない。その維持管理、だれが持つのかという、そういう議論についついなってしまうものですから、それがビル全体での負担を強いられるかどうか、そこが大きな今後の課題かなというふうに思っています。以上です。


◯委員(伊藤俊明君)  どうも御丁寧に御答弁ありがとうございます。いろいろな御事情はわかると思いますけれども、とにかく三鷹市の今後100年先を見据えてというか、大きな展望に立って、後で後悔しないような形ですばらしいものを建てていただければと思います。終わります。


◯委員長(宍戸治重君)  ほかにございますか。よろしいですか。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 それでは、以上で都市整備部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時42分 休憩



                  午前10時43分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  こんにちは。委員会を再開いたします。
 水道部報告、本件を議題といたします。それでは、本件に対する市側の説明をお願いいたします。


◯水道部長・調整担当部長(山本博章君)  おはようございます。本日は都営水道事業の事務委託解消のスケジュールについて行政報告させていただきます。本行政報告は、平成14年4月1日に東京都水道事業に統合されましてから8年度目を迎え、また事務委託の完全解消まで3年を切りましたことから、今後の事務委託解消に向けましたスケジュールと円滑な事務移行に向けた取り組みについて報告させていただくものでございます。具体的スケジュール等につきまして担当課長の方から説明させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。


◯業務課長(宿利貢一君)  よろしくお願いいたします。それでは、資料に沿ってスケジュールについて御説明させていただきたいと思います。まず、平成22年、来年度の4月1日でございますけれども、業務係の業務、これを徴収系業務と言っておりますけれども、窓口業務なんですけれども、これを東京都の監理団体に委託するという予定でございます。それから、工務課につきましても、工務係、工事監督業務、それから設計監理業務ですね、これ、一部を民間のやはり東京都の監理団体に委託するという予定でございます。それから、平成22年の8月でございますけれども、委託解消に向けて東京都との間で委託廃止基本協定の締結を行います。これにつきましては、次の議会の関係でいきますと、議決が条件となるということでこの締結を行うというものでございます。それから、平成22年の12月、第4回定例会、12月議会でございますけれども、ここに書いてありますように、東京都水道事業の事務の受託の廃止及び三鷹市公共下水道使用料徴収事務の委託について議案を上程いたしまして審議、それから議決についてお願いするものでございます。なお、同時期になると思いますけれども、東京都も議案を上程して議決をいただくというようなことで進めることになっています。それから、翌2月でございますけれども、委託廃止の協議書を東京都の間で結びます。それから、3月末をもちまして、徴収系業務、業務係の業務になりますけれども、これについて委託解消ということになります。なお、引き続き、施設管理系、給水装置系の事務、工務課の工務係、給水係、それから庶務の業務になりますけれども、これらについては1年間、平成24年の3月末まで行いまして移行完了、委託解消ということになります。以上で説明を終わらせていただきます。


◯委員長(宍戸治重君)  市側の説明は終わりました。これより質疑に入りたいと思います。どなたか。


◯委員(栗原健治君)  具体的に市への影響というのはどういうものがあるのか。市民に対してのサービスという点でも徴収業務ということもありますし、その点でどうなるのか。今のつかんでいる状況を教えていただきたいと思います。


◯業務課長(宿利貢一君)  来年につきましては、監理団体に委託するということでございますので、窓口業務が東京都の監理団体から来る職員が窓口業務をメーンで行うという形になりますので、職員はちょっとかわるんですけれども、その意味では内容的には全く変わらないということになります。平成24年度につきましては、委託が徴収系の業務については解消になりますので、窓口そのものがなくなるという形になります。そういう意味では、こちらに来られるお客さんとかには少し影響があるわけですけれども、コンビニ払いとか、あるいは銀行口座の支払いとか、クレジット払い、そうしたことを今拡充して行っておりますので、そういう中で十分対処できるのかなというふうには考えております。以上です。


◯委員(栗原健治君)  市民との関係では変わらないけれども、東京都の監理団体に委託されるということであれば、連携、意思の疎通とか、そういう点での問題点というのが今後考えられることでもあるんですか。


◯業務課長(宿利貢一君)  来年度につきましては監理団体が参りますけれども、業務課そのものは残りまして、職員も4名ほど残る予定でございます。したがいまして、業務については三鷹市指導監督のもとに連携して業務を行っていくという形でございます。


◯委員(栗原健治君)  わかりました。


◯委員長(宍戸治重君)  次。よろしいですか。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 それでは、以上で水道部報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午前10時51分 休憩



                  午前10時51分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
 まちづくり環境委員会管外視察結果報告書の確認について、本件を議題といたします。
 まちづくり環境委員会管外視察結果報告書の正副委員長案を作成いたしましたので、御確認をいただきたいと思います。
 休憩いたします。
                  午前10時52分 休憩



                  午前10時53分 再開
◯委員長(宍戸治重君)  委員会を再開いたします。
 お手元の報告書案をもって、まちづくり環境委員会管外視察結果報告書とすることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたします。
 続いて、所管事務の調査について、本件を議題といたします。
 まちづくり、環境について、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次に、次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、12月18日本会議休憩中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 そのほか、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。
                  午前10時54分 散会