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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(令和5年東京外郭環状道路調査対策特別委員会) > 2023/09/22 令和5年東京外郭環状道路調査対策特別委員会本文
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2023/09/22 令和5年東京外郭環状道路調査対策特別委員会本文

                  午前9時28分 開議
◯委員長(加藤こうじさん)  ただいまから東京外郭環状道路調査対策特別委員会を開きます。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(加藤こうじさん)  初めに、半田伸明委員より本日の委員会を欠席する旨の連絡がございましたので、御報告いたします。
 それでは休憩を取って、本日の流れを確認いたしたいと思います。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(加藤こうじさん)  休憩いたします。
                  午前9時28分 休憩


                  午前9時29分 再開
◯委員長(加藤こうじさん)  委員会を再開いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(加藤こうじさん)  本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査申出について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(加藤こうじさん)  市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩


                  午前9時32分 再開
◯委員長(加藤こうじさん)  委員会を再開いたします。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◯委員長(加藤こうじさん)  行政報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯副市長・都市再生部長事務取扱(久野暢彦さん)  おはようございます。本日、都市再生部からは、外環事業に係る取組状況について御報告いたします。よろしくお願いいたします。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  それでは、資料について御説明します。次第の1、外環事業に係る取組状況について御説明します。資料1を御覧ください。1、本線トンネル工事等の掘進状況について(令和5年9月上旬時点)について御説明します。
 3ページを御覧ください。本線トンネル工事等の掘進状況について(全体概要)になります。令和5年9月1日時点です。全体で11基のシールドマシンが掲載されています。左側から、東名ジャンクションA・Hランプシールドトンネルマシンになります。東名ジャンクションAランプシールドマシンは準備工事をしており、まだ掘進していません。Hランプシールドマシンは、令和5年1月23日から掘進を開始しており、9月14日より事業地外を掘進しています。
 その右には、東名本線(北行き・南行き)シールドマシンになります。東名本線(北行き・南行き)シールドマシンは、令和2年10月18日の陥没の発生により掘進を停止しています。
 図面の中央付近には中央ジャンクションがあり、4つのシールドマシンがあります。中央ジャンクション左側のB・Fランプシールドマシンは準備工事を行っており、掘進はしていません。右側には、A・Hシールドマシンがあります。Aランプシールドマシンは、令和5年3月30日に掘進を完了し、Hランプシールドマシンは、令和4年10月13日に掘進を完了しています。
 図面の一番右側が大泉ジャンクションになります。こちらには、3つのシールドマシンがあります。オレンジ色の大泉本線(北行き)シールドマシンは、令和4年12月8日から掘進を再開し、現在、事業地外を掘進しています。その右側に緑色のシールドマシンが2基あります。右側のFランプシールドマシンは、令和4年3月17日に掘進を完了しています。左側は、大泉本線(南行き)シールドマシンになります。令和5年7月10日より、事業地外を掘進しています。
 4ページを御覧ください。本線トンネル工事等の掘進状況について(詳細)(令和5年9月上旬時点)になります。こちらは、現在掘進中、または掘進を完了したシールドマシンにつきまして、現在位置等の詳細内容を記載しています。4ページには、東名側本線シールドマシンと、大泉側本線とランプシールドマシンを掲載しています。
 また、裏面の5ページ、こちらを御覧ください。こちらには、中央ジャンクション北側のA・Hランプシールドマシン、東名ジャンクションのHシールドマシンについて記載しておりますので、御確認いただければと思います。
 1ページにお戻りください。2、中央ジャンクション(仮称)地域において現在行われている工事の状況について、令和5年9月上旬時点を御説明します。
 6ページを御覧ください。6つの工事を記載しています。黄色の枠、まる1、中央ジャンクション南側Bランプシールドトンネル工事及びまる2、中央ジャンクション南側Fランプシールドトンネル工事です。シールドトンネル工になり、準備工として防音設備工事及びシールドに係る附帯設備工事等を施工中です。
 紫の枠、まる3、東京外郭環状道路中央ジャンクション南工事です。連結路、換気所地下部等の構築に向け、現在、掘削工事及び躯体構築を行っています。
 青の枠、まる4、東京外環中央ジャンクション北側ランプ函渠(その2)工事です。ランプ部地下躯体構築等を行うもので、令和5年6月30日に竣工しました。
 赤の枠、まる5、東京外環中央ジャンクション北側Aランプシールド(その3)工事及びまる6、東京外環中央ジャンクション北側Hランプシールド(その3)工事です。A・Hランプシールドマシンは掘進を完了し、発進坑口及び土砂処理設備等の撤去を行っています。工期が令和5年10月31日まで延伸されています。
 1ページにお戻りください。3、オープンハウス及び現場視察会の開催についてです。(1)、オープンハウス及び現場視察会の開催。事業者は、外環事業中央ジャンクション付近及びシールドトンネル工事の状況等について情報提供や説明を行い、現場視察会を開催しました。今回、公表されたパネルの抜粋を参考資料1に記載していますので、後ほど御確認ください。
 (2)、開催日時及び開催場所についてです。ア、オープンハウス、イ、意見交換の場、ウ、現場視察会につきまして、それぞれ記載のとおりとなります。
 (3)、対象者への周知です。ポスティング、「広報みたか」、国土交通省及び三鷹市ホームページにより行いました。
 (4)、主な質問、意見です。本線シールドマシンに起因する陥没に関すること、再発防止対策に関すること、今後の工事に関することなどがありました。
 裏面の2ページを御覧ください。4、用地取得の状況について(令和5年3月末時点)です。(1)、中央ジャンクション(仮称)面積ベースです。ア、用地買収は99%、イ、区分地上権は96%です。(2)、中央ジャンクション(仮称)件数ベースは、ア、用地買収は99%、イ、区分地上権は94%です。前回公表された令和4年10月末時点と変更はありません。参考資料1の3ページに記載しておりますので、後ほど御確認ください。
 説明は以上になります。


◯委員長(加藤こうじさん)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(佐々木かずよさん)  おはようございます。よろしくお願いします。資料1の大きな3番の(2)に、ウの現場視察会というのが開催されまして、参加者が123名いらっしゃったということなんですけれども、これは何名くらいの申込みがあったのか、総数というのはお分かりでしょうか。お願いいたします。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  申込人数につきましては、明確ではありませんけども、およそ300名程度というふうに聞いているところです。
 以上になります。


◯委員(佐々木かずよさん)  実は私も申し込みまして落選したんですけれども、私の家族も全員落選したというおはがきを頂きました。300名、約倍以上の方が本当は聞きたかったという、この思いがあるかと思うんです。この場合、やはりもう少し回数を増やすですとか、そういった対応というのはお考えになられなかったんでしょうか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  こちらの申込みの人数のほうにつきましては、これまで視察会を何度も行っているんですけども、やはり300名程度ぐらいの方の申込みがずっと続いている状況でございます。事業者のほうにその辺は申入れをしまして、当初よりは受入れの人数を増やしてはいるんですけれども、やはりちょっと1日で御案内する数というのが現場の中である程度決まっておりますので、安全性も考えますと、今のところが限度なのかなとは思うところです。しかしながら、引き続き開催をしっかり行うように要望をしているところでございます。
 以上です。


◯委員(佐々木かずよさん)  ぜひ、私も行ってみたいです。よろしくお願いいたします。
 それから、この資料の6ページの、この赤枠の中の5番、6番、北側ランプシールドの工事予定、令和5年10月31日というふうに記載されていますが、残り1か月ちょっとですが、これは大体めどとしては10月31日ということでよろしいんでしょうか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  内容につきましては、明確なところは伺ってはいないところですけれども、今、土砂処理設備等を撤去している最中というふうに伺っているところです。ただ、こちらはもう少しかかるのかなという感じを受けておりまして、延伸する可能性というのが高いものと認識しております。
 以上です。


◯委員(佐々木かずよさん)  分かりました。よろしくお願いします。
 それから、もう一つ最後に、4番目の、令和5年6月30日に竣工した、この写真3番、4番というのは、この北野の地域だと思うんですけれども、ここは非常に大きく外からも見えるようになっていまして、今回──前にも要望したんですけれども、夏も北野の町会のお祭りですとか、先週もおみこしがあったりとか、小さな公会堂のところでぎゅうぎゅうでやっている光景を見ますと、近くにこれだけの土地がございまして、やはり地域住民の方の何か利用というものも、いつもではないですけれども、そういった年に1回か2回、大きなイベントがあるとき、これだけの敷地があれば、もっと多くの方が集まって地域交流できるのではないかなということをお見受けするんですが、その辺のお声を届けていただくことはできますでしょうか。


◯副市長・都市再生部長事務取扱(久野暢彦さん)  全くそのように思っておりまして、現場、今この写真のように、ある程度オープンな空間があれば、ちょっとでも地域の方に開放できないかなとか、場合によっては工事ヤードとして使うときも当然あると思うんですけども、その隙間の期間とでもいうんでしょうか、そういうところの可能性がないか。もしくは、イベントのように、この日だけはちょっと一般の方を入れてもらうといったような可能性について、私自身も先方の責任者の方ともお話をして、お願いをしております。
 なかなか安全性の確保ですとか、あとは工事の工程の関係で、そう簡単ではないようなんですけれども。とはいうものの、何か可能性はないだろうかということについては、私自身も先方にお願いしているところでございます。今後もそのようにしていきたいと思っております。


◯委員(佐々木かずよさん)  ぜひよろしくお願いします。先ほど、説明会、オープンハウスに落選したと申し上げましたけれども、例えばふだん入れないような土地に足を踏み入れるだけでも、先々の夢が、地域の方は、こんなふうに変わるんだなとか、こんなふうに大きくなっていたんだなというイメージが湧くというふうに感じる場だと思いますので、ぜひ声を届けていただきたいと思います。よろしくお願いします。
 以上です。


◯委員(石井れいこさん)  おはようございます。私も落選しました。北側A・Hランプ、前回は解体中だったと思うんですけど、その後、機材とかは取り出されたのかどうかを伺ってもよろしいでしょうか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  資料1の6ページの右上の赤い枠のところを御覧いただきたいと思います。写真5、写真6とありまして、この写真6のほう、上から見たAランプシールドのところなんですけども、まだ坑口、茶色い輪っかの部分、そこの部分を撤去している最中というところでございまして、まだ完全に仕上げのほうはできてはいない状況かなというふうに感じているところです。
 以上です。


◯委員(石井れいこさん)  ありがとうございます。あとは、前回、3・4・12号線の用地買収がほぼされたということだったんですけど、道路の着工の状況はどのようになっていますか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  3・4・12号線につきましては、現在、雨水浸透施設の工事を10月いっぱいまで行うという形で進められております。そのうちに、埋設関係、例えばガス、水道、そして電線共同溝などが着手されるものというふうに認識しております。
 以上です。


◯委員(石井れいこさん)  ありがとうございます。あと、今、B・Fランプの進捗状況は、止まっていると思うんですけど、何かありそうでしょうか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  B・Fランプ工事につきましては、現在準備中ということではあるんですけども、8月の末に市のほうに外環事業者、NEXCOの訪問がありまして、昨年の再発防止対策ですとか、B・Fランプシールドに係る安全安心に係る取組、例えばどのように地表面変状を把握するのかとか、そういった話をされたところでございます。
 以上です。


◯委員(石井れいこさん)  なるほど。NEXCOと調布が下水道について打合せをされたようなんですけど、三鷹市も下水道についてのお話をそのときにされたという認識でよろしいでしょうか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  下水道の話につきましても、そちらのほう、ございました。下水道の位置等につきまして、その下を掘進するということでの説明があったところでございます。
 以上です。


◯委員(石井れいこさん)  ありがとうございます。B・Fの工事が進むとしたら、説明会はありますかね。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  説明会のほうは必ず行ってもらうということを申し入れているところでございます。
 以上です。


◯委員(石井れいこさん)  ありがとうございます。もし進むとしたら、懸念事項、浅い深度になるので、シールド機掘進で土砂の取り過ぎ、振動、気泡などによる陥没、空洞、地盤、地表の道路、あと地中の隆起、沈下、傾斜、流れない、漏れるなどが想定されるので、周辺住民の方への影響を含めてモニターすることが必要と考えられますが、市としての動きは、何かそういう懸念のときに動かれる予定はありますか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  市におきましても振動、やはりこれは浅いので、例えばA・Hランプシールドでしたら、住宅の下のところを通るときには大深度地下のほうまで潜っていたところでございます。ただ、今回のB・Fランプシールドは、浅いということもありまして、そちらの振動、騒音、こちらのほうの懸念事項であったり、あとは下水道管路との離隔であったりとか、そういったものをしっかり取って行うこと、また緊急の連絡体制についてはしっかりと申入れをしたところでございます。
 以上です。


◯委員(石井れいこさん)  ありがとうございます。次の全体的な説明会とか、何か予定していることはありますでしょうか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  いつ説明会を行うとか、そういった話は一切聞いてはいないところでございますけれども、こういう話があったということは、何らかの動きが今後起こる可能性というのはあるかなと思っておりますので、しっかりと事業者のほうには申し入れるとともに、その動向を注視していきたいと考えております。
 以上です。


◯委員(吉田まさとしさん)  よろしくお願いいたします。前回ちょっとお願いしたシールドマシンの事業者の色分け、ありがとうございます。見やすくなったと思います。ありがとうございます。
 それで、6ページの5、6番、赤い枠のところなんですが、前回、6月の委員会のときには、最終日程が7月31日を予定していたということなんですが、3か月延伸したということ、これ何か理由があったんでしょうか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  延伸をどのようなタイミングでするかというのは把握はしてはいないところなんですけども、例えばNEXCO、民間ですと、かなり長い期間、一気に延ばすんです。ただ、どういう理由かというのを把握はしていないところではございますけども、割と国交省は細かく刻んでいくという傾向がありまして、現在の状況を見ていても、とても10月31日に終わるようなものではなさそうだなという感じがしているところで、したがいましてまた延伸される可能性ということについて先ほど申し上げさせていただいたところでございます。
 以上です。


◯委員(吉田まさとしさん)  ありがとうございます。工事の工程上の問題ということで、作業の効率の問題ということでよろしいですかね。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 では、逆に、この作業を行うことで、近隣からの振動やら騒音やらのクレームが入って止まったとか、そういうことは耳にしていらっしゃらないですかね。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  撤去に伴う振動というのは、昨年1件あったところではありますけども、それ以降は全て収まっているというふうに聞いているところでございます。
 以上です。


◯委員(吉田まさとしさん)  ありがとうございます。それから、今期から入ったものですから、ちょっと図の見方がよく分からなくて、4ページ、5ページなんですけども、これのシールドの進み方なんですけども、実際、前回より進んでいることは分かるんですが、最終的にこの各マシンの終わりの場所は、この縦に線が引かれているところまでということで理解してよろしいでしょうか。
 例えば、1番、本線トンネルだと、みどりんぐがこの5番の線のところまでを目的としているのか、最終地なのか、ちょっと見方がよく分からなかったものですから、お願いします。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  この5番の線のところにつきましては、これ、事業者のほうが公表しているホームページを切り取ってつくったもので、5番のところは将来の計画の断面図がちょっと別についていたところなんです。したがいまして、こちらのところが終了という形にはなっておりません。資料の3ページを御覧いただきたいと思いますが、今、陥没、空洞発生箇所というところで、東名本線(北行き・南行き)シールドマシンが停止しているところでございます。これは、ずっとこのまま中央ジャンクションを2つとも通り過ぎまして、武蔵野市の井の頭通りがございますが、ここまで掘進をしまして、そして右側に大泉本線(北行き・南行き)シールドマシンというのがあるんですけども、合わせてそちらも井の頭通りまで行きまして、そこで接合されるというふうに聞いているところでございます。


◯委員(吉田まさとしさん)  ありがとうございます。ちょっとこの縦の線は無視していいですかね、2番の本線トンネルのこの部分の15、16、17というのは、断面図が、別に資料があるという解釈で。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 そうしまして、この4ページの2番なんですけども、これも前回から引き算すると、北行きのほうが79メートル、南行きが233メートル進んでいるんですが、最終的に、シールドマシンによって、これはあとどれぐらい目標までの距離があるのか、ちょっと知りたいなと思いまして、お願いします。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  こちらの大泉ジャンクションから出ているカラッキィーとグリルド、この2基の本線シールドマシンにつきましては、最終的に7キロ進んで、井の頭通りまで行くという計算になっています。したがいまして、7キロから引いた数字というのが残りの掘進予定距離という形になってございます。
 以上です。


◯委員(吉田まさとしさん)  ありがとうございます。じゃあ、ちょっとまだまだということですね。
 以上です。ありがとうございました。


◯委員(谷口敏也さん)  よろしくお願いいたします。オープンハウス及び現場視察会の開催ということで、(1)、(2)、(3)、(4)までありますけど、主な質問、意見というのは、このア、イ、ウのオープンハウス、意見交換の場、現場視察会と、それぞれでアンケート調査を取っているのかどうか、お伺いしたいんですけど。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  こちら、全て違う形で取ってはいるんですけども、そこの主なものにつきまして記載をさせていただいているところでございます。
 以上です。


◯委員(谷口敏也さん)  ありがとうございます。そのアンケート結果というかアンケート回答自体は、市のほうは確認されているんですか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  アンケートにつきましては、公開はされていないところでございますけれども、外環事業者のほうに口頭で確認をしまして、主な内容はどのようなものだったかということは確認をしているところでございます。
 以上です。


◯委員(谷口敏也さん)  市のほうで見られているということであれば、オープンハウス、現場視察会というのが一番、興味を持っている方がいっぱい来ているんじゃないかなと思うんですけど、その中で工事に対する不安とか、そういうことよりも、道路の開通に関して、いわゆる賛成、反対みたいなことでいうと、どの程度のパーセンテージで分かれているのかというのは把握されていますか、分かりますか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  そちらの事業のよしあしについては聞いてはいないところでございます。ただ、御質問において、主に聞かれたことというのは、やはり現場視察会におきましては、いつできるのかということをほとんどの方が質問されたというふうに聞いております。
 以上です。


◯委員(谷口敏也さん)  アンケートの問いの仕方にもよるのかもしれないですけど、明確に工事を中止するべきだとかいう意見というのはどれぐらいあったのか、お伺いしたいんですけど。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  詳細な数字につきまして、アンケートの回収数ですとか、そういったものについては事業者のほうから示されておりませんので、そのような内容については分からないところでございます。


◯委員(谷口敏也さん)  そういうアンケート結果って、三鷹市としては把握しておくべきじゃないかと思うんですけど。当然、三鷹市民じゃない方もいらっしゃると思うんですが、三鷹市民がどの程度いて、その大半がどういう意見を持っているのかとか、工事に対して不安を持っているのか、三鷹市としてもある程度把握しておくべきじゃないかと思うんですけど、その辺はどういうお考えなのか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  質問委員さんおっしゃるように、必要な情報につきまして、今後、事業者側のほうにしっかりと求めていきたいと考えております。
 以上です。


◯委員(栗原けんじさん)  すみません、よろしくお願いします。私も見学会に行きたかったんですけど、行けなかった組なので、今後、見学会を要望していただきたいと思うんですけども。市としての取組、また今後の見学会の予定など、事業者側からの情報はどうなっているのか確認したいのと、また申し込んでいただきたいと思うんですけど、それをまずお聞きします。よろしくお願いします。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  質問委員さんおっしゃいますように、こちらは多くの方に見ていただきたいと市も思っておりますし、また事業者側のほうもできるだけ多くの方に見ていただきたいという意思があるようですので、そちらのほうはしっかりと要望しているところでございます。
 ただ、今後、いつまた開かれるかというのは、現時点ではまだ把握をしてないところでございます。
 以上です。


◯委員(栗原けんじさん)  そうしたら、行っていないものですから、どんな見学会だったのか、どんな中身を見たのかというのを教えていただきたいんですけども。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  こちら、Hランプにつきまして、こちらのほう、マシンのほうが解体をされて完全に止水がされている状況でございます。坑口のほうはまだ撤去が進んでいるんですけれども、そちらの中のほうに入りまして、トンネルの中を400メートルほど歩いて、戻ってきたというふうに聞いているところでございます。
 以上です。


◯委員(栗原けんじさん)  そうすると、大きな円柱の中へ歩いて入っていって、見たと。そこだけですか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  そちらのHランプのほうに、奥に行って、戻ってきて、帰ってきたというふうに聞いているところでございます。そこのHランプに降りますのにもかなり高低差がございますので、ほかの細かいところについては、特に歩いてはいないというふうに聞いているところでございます。
 以上です。


◯委員(栗原けんじさん)  分かりました。それでは、参考資料に関連して、用地取得の状況をお伺いします。中央ジャンクションでは、面積ベースで、買収地域が99%、区分地上権は96%ということですけれども、これは地中拡幅部の部分も中央ジャンクションの工事部分には含まれていると思います。その確認と、地上区分権の三鷹市に関わる部分が現状どうなっているのか確認したいと思います。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  こちら、中央ジャンクションの数字におきましては、地中拡幅部の区分地上権も含まれているところでございます。現在の区分地上権の状況なんですけれども、北側のA・Hランプシールドはもちろんですけれども、南側のB・Fランプシールドのトンネル部分につきましては、区分地上権の買収がなされているというふうに聞いております。
 残りは、区分拡幅部のところなんですけども、こちらに北側、南側合わせまして20件程度、まだ未買収のところがあるというふうに聞いているところでございます。
 以上です。


◯委員(栗原けんじさん)  地中拡幅部の部分は20件ほど、それは区分地上権の分が20件ということですかということと、北と南の件数のそれぞれの状況はどのようになっていますか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  まず、区分地上権につきましては、ランプシードが終わっておりまして、地中拡幅部のところのみでございます。そして、地中拡幅部のそれぞれの件数なんですけども、およそ10件、10件程度というふうに聞いているところでございます。
 以上です。


◯委員(栗原けんじさん)  10件、10件ということでいうと、中原地域で10件、牟礼地域で10件ということですか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  そのように聞いております。
 以上です。


◯委員(栗原けんじさん)  この地中拡幅部の部分は、大深度地下にはならないところで、中原の地域の方からは、調布の陥没事故以来の工事に対しての信頼性ということで、とても不安だと。酸欠空気の漏気の問題から入って、実際に陥没が起こっているということで、やっぱり安全の確認を求める声が寄せられています。事業者が説明すべきだということは、この間聞いてきましたけれども、市としても、しっかりとした説明責任を果たすことを求めることをしっかりと行っていただきたいと思いますし、市民の不安を取り除く取組をしていただきたいと思うんですが、市民の声に対しての取組をどのように相談していくのか、確認したいと思います。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  質問委員さんおっしゃいますように、やはりこの地中拡幅部の工事というのは、本線シールド、ランプシールド、それぞれ小さいシールドマシンで、かなりの本数で円柱をつくりまして、躯体を構築しまして、中を掘削するというものです。世界でも最大の工事というふうに聞いているところでございまして、この安全性につきましては、しっかりと事業者に求めるとともに、市のほうにおきましてもその説明をしっかりと確認していきたいと考えているところでございます。
 以上です。


◯委員(栗原けんじさん)  本当に世界最大、最難関の工事だと事業者自体が言っていて、その工事手法も中で検討が進められていると認識しています。私としてもとても心配しているのは、シールドマシン、セグメントをどんどんつなげていく、直進していくのは技術としてかなり安全安心を確立している事例があると思いますけれども、中でそれを切り開いて、拡大していくということに対しては、難工事のゆえんだと思いますし、事例がすごく少ない、やってない計画だと思うんです。
 外環の特徴というのは、本線シールドトンネルが直径16メートルなので、ガス管だとか、また地下鉄などの径が狭い、直径が小さいトンネルとは違う特徴を持っています。径が大きくなることで二乗されるわけですよね。だから、体積との関係でいうと、本当にその大きさの工事ができるのかという点が疑問になります。安全確認をするというのであれば、直径16メートルのシールドマシンが造ったトンネルの、地中での掘削工事の安全性を確認するということがすごく重要だと思うんですけども、実証実験などを求める必要があるんじゃないかというふうに安全確認の面でも思うんですが、市としてはそういう安全確認のための取組を、今の提案の中身も含めて、御検討されていることがあれば、お願いしたいと思います。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  今回の地中拡幅の工事につきましては、まだ──トンネル施工等検討委員会におきまして、標準化工法が示されたところでございます。また、その詳細な内容につきましては、まだ現在、設計のほうを行っていると聞いているところではございますけれども、標準化工法から詳細設計が終わった段階で、またそちらの工事の見通しが立った段階で、必ず説明会を行うというふうにしているところでございます。その内容を今後しっかりと確認していきたいと考えているところでございます。
 以上です。


◯委員(栗原けんじさん)  地権者の方は、本当に安全に工事ができるのかということを問いただしていて、それがなかなか納得のいく答えにならない、自分たちの住んでいる真下で実験のような工事はやめてほしいという認識なんです。なので、確実に安全にできるということの保障を、市としてもしっかりと検証する立場で、事業者の説明責任、また事業に対しての責任を果たすように申し入れていただきたいというふうに思います。
 それと、中央ジャンクションの全体の、この資料の6ページなんですけど、かなり更地も広がってきていて、利用できるところもあるかと。北野の里の計画を進めていく上でも、この地上部分が完成した後の計画というのが主だと思いますが、どのように活用していくのかというのは、工事の見通しが立たないうちは暫定であっても利用できるような取組を、ぜひ短期期日でも、また恒常的な期間が取れるのであれば、それを実現する努力を重ねていただきたいと思います。全員の質疑にあった中身で、私もそのように思います。
 この中身、全体の工事がどういう状況になっているのかというのは、なかなか市民からは分からない。工事現場に隣接しているということで大きな負担になっているので、もっと分かりやすく、工事の現状がどういうふうな状況に今進捗しているのかというのを知りたいという声があります。分かりやすく、現状の模型というか、将来的な完成形に対してどのくらい進んでいるのかとか、具体的に目で見て分かるような展示物、資料の提供をこの中央ジャンクションの工事を進めていく中で行うことも、市民にとって理解を深める上で重要だと思っています。
 市として求める、またそういう事業者の取組を促していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。


◯副市長・都市再生部長事務取扱(久野暢彦さん)  私も同じように思っておりまして、一般の方々がこの難しい工事を理解するのって結構大変だと思うんです。地中ですし、それから結構ふくそうしている部分の工事になっております。私たち自身も、事業者から説明を受けながら、ああ、ここはこうなっているのかというのがようやく分かったりする場合もありますので、そういった観点から、事業者の方々に対しては、できるだけ分かりやすく、市民の方が理解しやすいような説明をというのは、これまでも言ってきているところです。
 一方で、平面の図だけでなく、今回でいうと参考資料1の5ページなどを御覧になっていただくといいんですが、少し立体的に分かるような絵も示してもらうようになってきました。なかなか模型までは無理なのかもしれませんけども、少しでもこういった分かりやすいような、立体の部分が分かるようなものを市民の方に示していただくようにということについては事業者もやってくれております。引き続き、こういった立体的に分かるような絵についても示していただくように、お願いしているところです。
 また、私たちとしても、市として情報コーナーがせっかくありますので、ああいうところでこういった外環の関係の資料を展示して、市民の方が立ち寄って、ああ、ここは最近はこういう工事なのかとか、こういう絵になっているんだなというのが分かるように、そういうことについては詰めていきたいというふうに思っております。
 以上です。


◯委員(栗原けんじさん)  ぜひ、分かりやすい展示、また資料を公表していただきたいと思います。デジタル的な画像を作ることも、今進んでいますので、具体的に計画を示すことをお願いしていただきたいと思います。
 そこで、もう一つ、換気塔について質問します。東京外環の計画では、5つの換気塔が造られる計画です。そのうちの2つが、この中央ジャンクションの南北に設置されます。脱硝装置、またPMXなど、超微粒の粒子に対しての対策が求められていますけども、この換気塔についての環境対策の検討というのはどのようになっているのかというのを、市としてどのようにつかんでいるでしょうか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  現在の「対応の方針」におきましては、最新の技術のものを検討することというふうにしておりまして、そのときの参考資料の中に、低濃度脱硝装置のほうが記載をされているところでございます。
 今現在におきまして、この換気所の設備の中身について事業者のほうから明確に示されているものはないというところではございますけれども、現在、こちらの換気所の工事におきましては、低濃度脱硝装置も入れるようなスペースはちゃんと設けていて、今後、そちらの環境対策として最新のものをより検討していくと聞いているところでございます。
 以上です。


◯委員(栗原けんじさん)  最も新しいものということの持つ意味というのは、空気の清浄化の機能が高いという認識で、新しくてもその機能が低い──と言うと変ですね、どの基準まで、言ってみれば浄化するのかということがすごく重要です。市として、排気をする空気をどこまできれいにして、清浄化して、排出させるのかという基準を求めていく必要があるというふうに思っています。その点では、市として考えていることはありますか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  こちらの装置につきましては、最新のものではなく、最高のものを行ってもらうように求めていきたいと考えております。
 以上です。


◯委員(栗原けんじさん)  どのような排気される空気が北野の地域に出されるのかというのは、環境を守るのにすごく重要です。三鷹市としても、基準を国基準だというふうになるのではなくて、より環境を守る立場で、厳しい、また市民の視点に立った要望をする必要があるというふうに思います。検討を進めていただきたいと、また地域の声をしっかりと聞いていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
 あと、現状の対応ですけれども、東八道路、将来は入り口部分になると思います。現状でも、放射5号線ができて、様々な課題が出てきています。将来的な構造についてしっかりと取り組まないと、完成した場合には──いつになるか分かりませんけども、渋滞を発生させる原因になると思います。現状の交通課題というのは、認識していますか。


◯外環・北野の里(仮称)担当課長(櫻井正樹さん)  恐らく牟礼地域のほう、放射5号線が造られたことによって、生活道路への流入というのがなされて、それで住民の方々にとって交通量が増えてしまったという課題があるというふうな認識でおります。
 「対応の方針」におきましては、およそ1.6倍に東八道路の交通量が増えるというふうに聞いておりますので、そちらのほうがどれだけ生活道路へ流入するのかという大きな課題があると思っています。それに向けまして、事業者のほうにはしっかりとシミュレーションを精査をするとともに、こちらの規制を併せて行うことで、こちらの交通が流入する課題に対して、しっかりと解決するように求めていきたいと考えております。
 以上です。


◯委員(栗原けんじさん)  現状、まだ入り口にはなっていないので、そこに対しての流入ということではない現状ですけれども、東八道路の現状の課題、放射5号線ができての課題というのはあって、東京方面に向かって右折がしづらい南原の交差点ですとか、改善を求める声が寄せられています。工事が長引き、完成のめどが立っていない中で、現状で東八道路の──これは言ってみれば仮ですね、最終段階ではない、安全対策の、しっかりと住民の声を聞いた反映をする取組をこの計画の中でも進めていっていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
 終わります。


◯委員長(加藤こうじさん)  以上で行政報告を終了いたします。
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◯委員長(加藤こうじさん)  休憩いたします。
                  午前10時20分 休憩


                  午前10時22分 再開
◯委員長(加藤こうじさん)  委員会を再開いたします。
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◯委員長(加藤こうじさん)  議会閉会中継続審査申出について、本件を議題といたします。
 東京外郭環状道路建設問題について調査検討し、対策を講ずること。本件については、引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
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◯委員長(加藤こうじさん)  次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会会期中とし、その間、必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。
                  午前10時23分 散会