メニューを飛ばしてコンテンツへ 三鷹市議会 こちらでは、指定された委員会の審査状況の要点を記録した「委員会記録」をhtml形式でご覧いただくことができます。 English
三鷹市サイト
サイトマップ 関連リンク集

あらまし 皆さんと市議会 議員の紹介 審議情報 本会議中継 会議録 議会だより トップ
トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(令和5年厚生委員会) > 2023/08/03 令和5年厚生委員会本文
スタイルシートが無効なため使用できません→ 文字サイズ変更


2023/08/03 令和5年厚生委員会本文

                  午前9時28分 開議
◯委員長(大城美幸さん)  おはようございます。ただいまから厚生委員会を開きます。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(大城美幸さん)  初めに休憩を取って、本日の流れを確認いたしたいと思います。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(大城美幸さん)  休憩します。
                  午前9時28分 休憩


                  午前9時29分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開します。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(大城美幸さん)  本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、管外視察について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(大城美幸さん)  市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩


                  午前9時31分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開いたします。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◯委員長(大城美幸さん)  子ども政策部報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯子ども政策部長(秋山慎一さん)  おはようございます。本日、子ども政策部から御報告をさせていただきます事項は、こちらの日程に記載の3点でございます。1点目は、令和6年3月末で指定期間が終了いたします三鷹市一小学童保育所A・B及び三鷹市北野小学童保育所A・Bの4か所の学童保育所につきまして、令和6年4月からを新たな指定期間とする指定管理者を公募により募集することといたしましたので、その内容について御報告をするものです。
 2点目は、令和6年度に策定を予定しています、次期の三鷹市子ども・子育て支援事業計画の基礎資料とするため、今年度実施をいたします2つの調査の概要について御報告をするものです。
 そして、3点目は、市内の認可保育所、みたいぐコスモ保育園を運営する事業者が施設整備に対する補助金を過大に受給したとする事案を受けまして、当該補助金の交付事務に関する再点検を実施したところ、市の確認漏れによる過大支給事案を1件確認いたしましたので、その概要と今後の対応等について御報告をするものでございます。
 それでは、内容につきまして、それぞれ担当の課長、部長より御説明をいたします。


◯児童青少年課長(梶田秀和さん)  よろしくお願いいたします。資料の1を御覧ください。三鷹市一小学童保育所A・B及び三鷹市北野小学童保育所A・Bの指定管理者の公募について御報告いたします。この4つの学童保育所の管理運営につきまして、三鷹市の公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例に基づき、当該学童保育所の指定管理者となることを希望する法人を募集するものでございます。
 目的につきましては、1、目的のところに記載のとおり、民間事業者等の有する能力、経験、知識等を活用し、多様化する市民ニーズに効果的、効率的に対応するとともに、より一層の市民サービスの向上を図るというものでございます。
 ここで、公募をすることに至った経過を御説明いたします。令和5年度で、この4つの学童保育所を含む26の施設が指定期間の満了を迎えることとなります。いずれも、指定管理者は現在、三鷹市社会福祉協議会であり、これまでの安定的な運営、また利用者の満足度が高いということから、基本は非公募により現在の指定管理者を引き続き指定したいと考えているところです。
 しかしながら、平成18年度の指定管理者制度導入以降、これまで一度も公募をかけていない箇所につきましては、これまでも順次、学園単位をベースとして公募を行ってきたところでございます。今回につきましても、これまで公募を実施していないこと、また同じ小学校区に新しい学童が開設されるなどの状況の変化がないこと、また公募を行ったときに応募が見込める一定の規模であることなどから検討を行った結果、三鷹市一小学童保育所A・B及び三鷹市北野小学童保育所A・B──こちらは東三鷹学園にはなりますが、こちらを公募するとしたものでございます。なお、この4施設を除く22施設については、非公募としております。
 この内容につきましては、まず子ども政策部内に設置されます指定管理者候補者選定・評価委員会分科会で検討を行い、意見をまとめ、その内容について、市全体の指定管理者候補者選定・評価委員会における審議を経て決定したものでございます。
 資料にお戻りいただきまして、2の施設の概要ですが、一小学童保育所Aは、新川三丁目にございまして、令和5年5月1日時点での入所児童数は79人となっております。一小学童保育所Bは、新川六丁目にございまして、入所児童数は53人、北野小学童保育所につきましては、北野三丁目にございまして、入所児童はA・Bそれぞれ54人ずつ、分室を設置しましたが、そちらは40人という規模になっているところでございます。
 次に、3の指定期間でございますが、令和6年4月1日から令和9年3月31日までの3年間としております。ただし、三鷹市で学童保育所運営の実績がある事業者の場合は、令和11年3月31日までの5年間といたします。
 次に、4の指定管理者の選定に係るスケジュール(予定)のところですが、この後、8月の中旬から指定管理者候補者の公募の告示や、ホームページでの募集要項の御案内、また下旬に募集に関する事業者説明会、また当該の学童保育所の保護者の皆様に公募に関する説明会などを行います。
 9月の中旬から下旬にかけて、応募のあった事業者について、資格審査、1次審査、2次審査、プレゼンテーションなどを行いまして、10月中旬の三鷹市公の施設指定管理者候補者選定・評価委員会において、指定管理者の候補者を決定する予定でございます。その後、令和5年12月の市議会におきまして御審議をいただき、議決をいただきましたら、令和6年1月上旬に指定管理者の指定の告示を行うというものでございます。
 資料の1についての説明は以上となります。
 続きまして、私のほうから──資料2をお開きください。今年度実施いたします子育て支援ニーズ調査及び子育てに関する生活実態調査の概要について御説明いたします。まず、目的ですが、5年間を計画期間としております現在の第2期三鷹市子ども・子育て支援事業計画が、令和6年度に計画期間を満了いたします。同年の令和6年度に改定を行い、次期計画を策定する予定でございます。この策定に向けた基礎資料とするため、5年前にも実施しておりますが、子育て支援ニーズ調査及び子育てに関する生活実態調査を本年度実施するものです。
 まず、子育て支援ニーズ調査でございますが、社会状況や子育て環境の経年的な変化、子育て支援に関する要望や意見、教育や保育のニーズの見込みなどを把握し、子育て施策の検討を行う基礎資料とするため実施いたします。
 子育てに関する生活実態調査につきましては、平成30年度に本市でも初めて実施したものですが、より子育て世帯の生活に即した調査として、子どもや子育ての生活の困難、どのような支援が必要かといったことについて、経年的な変化、特にこの間コロナ禍の影響もございましたので、そういったことを把握したいと思っております。
 また、近年取り上げられることの多い児童虐待ですとかヤングケアラー、子どもの権利擁護などに関するものについても、調査ができればなと考えているところです。いずれの調査も、コロナ禍を経た経年変化を捉えるということをまず第一と考えておりますので、前回の質問項目をベースにと考えておりますが、今申しましたように今日的な課題についても少し加えられればと考えております。
 他方で、回答いただく方の御負担を考えますと、質問数については40問から50問程度に収めたいと考えており、現在検討を行っております。
 2の調査の概要でございます。調査の対象者につきましては、経年的な変化を捉えるということからも、前回の調査と同様と考えております。調査期間は9月からを予定しております。質問項目でございますが、子育て支援ニーズ調査については、今後、国から調査すべき項目ですとかモデルとなる質問項目が示される見込みになっておりますので、それを基本とした調査を、まる1の就学前児童の保護者に対して行います。また、独自の調査として、学童保育所など、学齢期の子どもの放課後の過ごし方に関する調査を、まる2として小学校2年生、4年生の保護者を対象に実施いたします。子育てに関する生活実態調査につきましては、就労や家計の状況、生活の様子、悩み事、サービスの利用状況などを、まる1の児童扶養手当受給世帯、まる3の小学校5年生、中学校2年生の保護者を対象に実施いたします。また、学校や勉強、友人関係、進路、悩み事、健康などについては、まる2の小学校5年生、中学校2年生自身に調査をいたします。
 最後に、3のスケジュール(予定)でございますが、6月に子育てに関する生活実態調査に関してプロポーザルを行うなどして業者選定を行ったところです。今後、9月に調査、2月頃に報告書をまとめたいと考えているところです。令和6年度におきましては、この調査結果を基礎資料としながら、次期子ども・子育て支援事業計画の策定を進めてまいります。
 一方で、子育て支援ニーズ調査につきましては、先ほど御説明しましたように、国からの質問のモデル、方向性などが示される予定となっておりますが、現時点ではまだちょっと提示の時期も含めて未定となっているところです。本日お示ししているスケジュールに若干の変更が生じる可能性もございますが、年度内の報告書の作成は変わらずに進めてまいりたいと考えております。
 説明は以上です。


◯子ども政策部調整担当部長(清水利昭さん)  私からは、資料の3について御報告申し上げます。資料のほうを御覧ください。保育所施設整備に係る補助金の過大支給についてでございます。東京都内20か所余りの保育所を運営する株式会社コスモズが、三鷹市を含みます都内1区4市におきまして、保育所の施設整備に係る補助金を過大に受給しておりました事案が明らかになったことを受けまして、三鷹市におけます保育所の施設整備に係る補助金支給について、過去の事案を全件調査したところでございます。対象となりましたものは、全部で16件となります。
 これを実施した結果、株式会社コスモズとはまた別の事業者への補助金につきまして、市担当者の確認漏れにより、本来、補助の対象とはならない外構工事経費につきましても補助の対象範囲に加えて補助金額を算出したことにより、補助金過大支給となった事案が1件確認されました件について報告をするものでございます。
 まず初めに、経過でございますが、本年4月中旬から6月中旬にかけまして、全件の調査を実施したところでございます。先ほど申し上げましたように、全件対象で16件となったところでございます。結果、コスモズとは別の事業者への補助金が1件ほど、確認漏れによるものとして判明したということでございます。
 今年6月8日に、事業者のほうに事情説明ということで、私どもの職員2名が当該事業者の本社のほうに赴きまして、おわび及び事情説明を行いました。また、事業者におかれましても、そこの部分で本来対象外であるものが含まれているということを確認くださるようにということでお願いをしてきたところでございます。そうしたところ、先方様からは、風評被害を避けますために、社名の公表はお控えくださいという要望があったところです。
 次に、本年6月19日、これは市の公共施設課及び子ども育成課職員が当該保育園、現場のほうに赴きまして、設計図と照合しながら補助金の対象外である部分の外構工事、実際にそれが行われているのかどうなのか、設計図どおりの施工なのかというところを確認に行ったところでございます。結果、申請書に出されている外構工事部分の内容、それから請求額に相当する内容であることを確認が取れたところです。また、同日、当該事案の判明についてプレスリリースを行いました。
 次に、2番の補助金対象外の工事費についてでございます。今回確認されました過大支給の事案は、平成31年4月1日に民間事業者が三鷹市内に開設した保育所の内装工事に係る補助金として、平成30年度に補助金支給を行ったもので、過大支給額としては235万3,000円となります。
 内訳は次のページにお示ししているとおりでございます。まず、実績としての補助金支給総額は1億234万2,000円でございます。これから対象外である部分を差し引きますと、正しく算出した補助金額ということですが、9,998万9,000円となります。差引きの、御返還いただくべき補助金の額としましては235万3,000円となりまして、その内訳が東京都への返還額が176万5,000円、三鷹市へ返還していただく金額が58万8,000円となります。
 次に、3番、今後の対応についてでございます。本事案は、補助対象範囲についての市による単純な確認漏れによるもので、不正な申請等によるものではございません。支給対象となりました保育所の運営事業者に市から事情説明を行った後、当該事業者においても事実確認がなされ、補助金の過大受給分についての返還の意向が示されております。現在、補助金返還に伴い必要となります提出書類等について東京都の指示を待っている状況でございます。都のほうから連絡があり次第、返還の手続に入ることとしております。
 次に、4番、再発防止策についてでございます。まず、補助金制度の内容につきまして、特定の担当職員1人のみがその内容を把握しているというようなことがないように、必ず複数の職員による制度の熟知を図りますために、情報の共有、それから研修、勉強会というようなものを内部で実施をして、体制の強化を図ってまいりたいと考えております。
 次に、申請書類の審査についてですが、この審査に当たっては、補助金制度を熟知した職員、そして複数の者によって、必ずダブルチェックが遺漏なく行われるように、また行ったことがきちんと確認できるようなシステムの構築を考えております。
 次に、3つ目、現地確認、それから設計ですとか建築等に係る専門知識を要する審査や確認等が必要な場合には、専門知識を有する者の協力を得られる、そういったシステムの構築を検討してまいりたい、このように考えているところでございます。
 私からは以上です。


◯委員長(大城美幸さん)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある方。


◯委員(石井れいこさん)  おはようございます。よろしくお願いします。資料1のところです。いつから社会福祉協議会になったんですか。


◯児童青少年課長(梶田秀和さん)  まず、指定管理者制度は平成18年度から開始しておりますが、そこも最初、非公募で社会福祉協議会さんになっておりますので、それ以降はもちろん社会福祉協議会さんですが、それ以前は委託というような形でありましたが、基本的にはこの学童保育所の当初から社会福祉協議会さんがずっと受けていられたということでございます。


◯委員(石井れいこさん)  ありがとうございます。あと、学童保育所の離職率が去年の12月に20%と聞いているんですが、そこからは変わっていますか。


◯児童青少年課長(梶田秀和さん)  最新の離職率まではちょっと把握しておりませんが、そういう数字がちょっと高いというのは、私どもも事業者とお話しする中で確認しているところです。


◯委員(石井れいこさん)  ありがとうございます。公募で選ぶ場合に、離職率も選定内容に入ってきたりとかするんですか。


◯児童青少年課長(梶田秀和さん)  離職率という明確なところを審査のポイントとするかはまだこれからなんですが、ただ会社さんの運営の状況、働いている方の働きやすさとか、そういったことも当然審査の対象になるというふうに考えております。


◯委員(石井れいこさん)  ありがとうございます。あとは、この社協で学童保育をされていて、いい点と、あと改善点をどのように捉えているか、伺ってもいいですか。


◯児童青少年課長(梶田秀和さん)  まずは、やっぱり三鷹市の学童保育所についてすごく長く運営されておりますので、非常にノウハウもお持ちで、保護者の方の利用者満足度も高い数字をずっと保っております。そこについては、非常に私どもも高く評価しているところです。
 一方で、よくないところというのは──よくないとまでは言いませんが、やはり同じ状況が続いていますので、例えば少しマンネリ化が見られるのかなとか、そういうところは感じます。また、新しい課題がいろいろ出てまいりますので、そういったところへの対応などについても取り組んではいただいているんですが、さらに取り組んでいただけるといいなというのを感じているところです。


◯委員(石井れいこさん)  すみません、その新しい課題ってどんな点だか伺えますか。


◯児童青少年課長(梶田秀和さん)  例えば、障がい児のお子さんも非常に増えておりますし、また近年、夏休みのときにお弁当を頼みたいという親御さんが多くて、ここは対応していただいたんですが、これまでは学童保育所ごとでちょっと対応がまちまちだったというようなこともあります。そういう保護者の方のニーズが非常にいろいろ新しく出てきておりますので、そこへの対応というところでございます。


◯委員(石井れいこさん)  ありがとうございます。変化があると、ちょっとやっぱり子どもたちに影響があるのかなと思っておりまして、合計26施設が全て同じ来年3月で指定管理期間が終わってしまって、公募をかけていないところを公募するということだったと思うんですけど、なぜこの4施設なのかをもう一回伺ってもいいですかね。


◯児童青少年課長(梶田秀和さん)  今おっしゃられたとおり、安定的な運営というのは保護者の方にとっても非常に重要なところですので、あまりしょっちゅう学童保育所の指定管理者を替えるということはよくないと思っております。特に安定的な運営をしている社会福祉協議会さんについては、基本は非公募という判断を私たちもしているところです。
 ただ、一方で、公募やプロポーザルによって業者を選定することで、より一層のサービス向上につながるということもありますし、業者選定の透明性なども確保できますので、一部については、これまでも5年前は二小と井口小のにしみたか学園で実施させていただきましたが、5年ごとに1学園を1つのベースとして実施してきているということで、今回は、過去に実施していないことや学園の規模などから、東三鷹学園の学童を対象としたというところでございます。


◯委員(石井れいこさん)  ありがとうございます。社協は、プロポーザルで選んでもらうために、経費削減をしたりとかして、人件費を減らしてしまうような方向に行ってしまわないかをちょっと心配しているんですけど、その点、いかがでしょうか。


◯児童青少年課長(梶田秀和さん)  プロポーザルにおいては、審査要項で上限額といいますか、そういうのはお示ししようと思っております。ですので、その中での運営ということを御提案する際はお考えになると思うんですが、人件費のところとか、その辺については、それぞれの団体さんの御判断になるのかなと思っているところです。


◯委員(石井れいこさん)  ありがとうございます。
 あと、すみません、資料2に行っていいですかね。この業者選定のところの業者さんはどちらなのか伺えますかね。


◯児童青少年課長(梶田秀和さん)  日本コンサルタントシステムという会社さんが、プロポーザルでは選定されております。


◯委員(石井れいこさん)  ありがとうございます。あと、これ、調査というのはアンケートですよね。アンケートか、ヒアリングか。
              (「アンケートです」と呼ぶ者あり)
 アンケートって、聞き方によって答えも変わってくると思うんですけど、これ支援、施策の改善のためのアンケートで合っていますか。


◯児童青少年課長(梶田秀和さん)  1つは、先ほど申しましたが、子ども・子育て支援事業計画、これを5年ごとに策定しているんですが、これの改定を来年度迎えますので、そのときの基礎資料とするということでございます。ですから、内容によっては、計画の中で改善につながるようなことにもなるかなと思っております。


◯委員(石井れいこさん)  ありがとうございます。結構、皆さん、ふだん生活していて、アンケートに慣れていない人とかは、自分は大丈夫って思うことで現実を見て見ぬふりするような方もいらっしゃると思うんです。例えば、スウェーデンでは教育は無料ですけれどもどうですかとか、ポジティブなイメージを聞いて、今の自分と比較できるような聞き方になると、改善に向けての本音とか希望を引き出せると思うんですけど、その点どのように考えているか、伺っていいですか。


◯児童青少年課長(梶田秀和さん)  おっしゃるとおり、誘導しようとか、そういうことにはならないようにしたいと思っています。基本は、先ほど申しましたが、経年的な変化を見たいということでございますので、前回の質問項目がベースになるのかなと思っておりますが、それについて庁内やコンサルさんとも話し合いながら項目を決めていきたいと考えているところです。


◯委員(石井れいこさん)  ありがとうございます。どのように聞くのか伺っていいですか。紙なのかウェブなのか、お渡ししてから戻すまでの期間がどのくらいとか──長いと忘れてしまったりすると思うので、ちょっとそこを伺えれば。


◯児童青少年課長(梶田秀和さん)  具体的な期間とか、それについてもこれから検討していくところでございますが、調査方法についてはそれぞれの対象によってちょっと分かれております。まず、例えば就学前の保護者の方ですとか、児童扶養手当の受給世帯の方につきましては、基本的には紙ベースで郵送して、一定期間内に返送していただくということを考えております。
 また、小学校の保護者の方、小学校2年生、4年生、もしくは実態調査の5年生、中学校2年生などの保護者の方については、学校さんに協力をお願いして、お子さんにちょっと紙ベースのものをお持ち帰りいただいて、また学校でちょっと回収していただくというようなことを考えております。
 また、お子さん自身への、児童への調査ですが、こちらも今ちょっと学校さんと御相談していて、タブレットを活用させていただいて、学校の中でちょっとお時間を割いていただいて、みんなで一緒にタブレットを使いながら回答していただいてというふうに考えているところです。前回は、タブレットはなかったですが、似たような形で実施したのですが、やはり学校さんの協力というところが非常に回収率につながっておりますので、今回もその辺をお願いしたいと思っております。


◯委員(石井れいこさん)  ありがとうございます。
 あと、資料3のところですね。ミスは誰にでもあるので、そこを責めているわけではないんですけど、ちょっとやはり心配なのは、職員の数が足りているのかどうかを伺ってもいいですかね。


◯子ども政策部調整担当部長(清水利昭さん)  今現在、全庁的に見て私どものところが特に突出して職員が少ないというような認識はございません。ただ、この間、コロナの影響で通常にない業務がたくさんありましたので、昨年あたりまでは非常に忙しい時期があったのは事実かなというふうに思います。


◯委員(石井れいこさん)  ありがとうございます。ちょっと、私はタレントさんとかの名前をチェックして必ずミスのないようにという仕事をしていて、いろんな人たちにそのチェックを任せてみたところ、やっぱり一番ミスがないのは時間的に余裕を持てる人で責任感を背負っている人が一番ミスがなかったなというふうに思っています。そのため、人数とか熟知度だけではなくて、心の余裕とかを持てるような環境づくりもとても大切だとは思っています。その点、伺ってもいいですかね。


◯子ども政策部調整担当部長(清水利昭さん)  時間的な余裕というところで申し上げますと、整備はどうしても単年度で皆さん終わらせようとされて、大体保育園ですので、どうしても4月にオープンというところに合わせて工事をします。そうしますと、皆さん、本当に3月ぎりぎりまで工事をされる。本当にその直前に工事が仕上がる。そこからの申請で、私どもはそこから確認に入るというところで、どうしてもその補助金を活用される方のスケジュールと、補助金のそういった申請の手続との兼ね合いで、仮に人数的に大勢いたとしても、なかなかそこの期間ばかりは調整が利かないという面はございます。


◯委員(石井れいこさん)  ありがとうございます。あと、すみません、例えばヒヤリ・ハットのような小さいミスを常に自分たちが意識することで大きいミスにつながらないみたいなやつがあると思うんですけど、そういうものを取り入れたりはされていますか。


◯子ども政策部調整担当部長(清水利昭さん)  先ほど、改善のための取組ということを挙げましたけれども、事務研等において、やはり今御指摘いただいたような事項を共有する中で、制度について勉強会みたいなものをやりたいと申し上げましたけども、そういうところでちょっとこういうような点があったというような指摘をお互いにし合って、そういった注意をしっかりとしていきたいというふうには考えているところです。


◯委員(石井れいこさん)  ありがとうございます。
 終わります。


◯委員(太田みつこさん)  よろしくお願いします。まず、資料1、学童の件なんですけども、今回、学童の指定管理者の公募についてという点で、三鷹市内の学童については、地域性、エリア性、運営方法が多少異なったとしても、子どもにとって変わらない丁寧な運営をしていただいていると思います。3パターンぐらいやり方、方法がある中で、先日、井口の学童ですとか六小の学童ですとかに行ってみたところ、やはり社会福祉協議会が運営している学童と、あと保育サービスさんが運営している学童の方法では、同じように子どもたちにとってというところではあるんですけど、得意、不得意のところがあるなというのを感じております。
 例えば、社会福祉協議会さんのほうであれば、保護者に向けたお便りとかいうのを今までずっと手書きだったり、それぞれ独自で作られていたのを、いろいろと社会福祉協議会さんの中でも勉強会などをしていて、一律で、どうしたら保護者にとって分かりやすいお便りにしていくかなど、すごく勉強をしているなというのを感じているんですけども。保育サービスさんは、やはり企業さんなので、その辺はアプリを使ったりですとか、運営においてすごくスマートにされているなという印象があるんですが、今回の公募によって、現在、社会福祉協議会さんから、例えば保育サービスさんに代わることとかっていうこともあるんでしょうか。


◯児童青少年課長(梶田秀和さん)  まだ公募の公表もしておりませんし、どこが申し込まれるかも分からないので、何とも分からないんですが、もちろん社会福祉協議会さんが継続されるケースもあるでしょうし、新しい、保育サービスさんも含めて、それ以外の業者さんが入る可能性もあるのかなと、今そういう考えでおります。


◯委員(太田みつこさん)  ありがとうございます。本当にどこの業者さんも、子どもにとってというところ、保護者にとってどうしたらいいかと考えていただいていると思うんですけども、もし保育サービスさんのほうに代わったりですとか、変化があったときの丁寧な対応と、あと各業者さんの勉強会であったり共有というのをもう少し深めていけると、管轄というか立場が違うのでなかなか難しいかもしれないんですけど、三鷹市内の学童の一律な共有というのがあると、もっともっと三鷹の学童の安全性でしたり、いろんな面でもっと高めていけるのではないかなと思っておりますが、何か今、勉強会ですとか共有などはされていますか。


◯児童青少年課長(梶田秀和さん)  やはり複数の事業者さんが入ることで、いろいろなやり方というのが出てくるので、そこについては、現在も学童保育所運営事業者の皆さんに集まっていただいて連絡会を定期的に開いております。それぞれの取組状況とかを御紹介したりして、情報の共有を図るとともに、三鷹市の学童保育所であることは変わりありませんので、どこでも一定のサービスが受けられるようにということで、そこは事業者間でも情報共有をしてもらうような取組を行っているところです。


◯委員(太田みつこさん)  ありがとうございます。あと、障がい児がやはり学童でも増えているというのを伺っておりまして、そのときの対応というのを、施設的にその子を落ち着かせるためのスペースがあったりですとか、1人がついてちゃんと対応できるときはいいんだけれども、やっぱり大勢を見ているときにはどうしてもそういった方々に対してのフォローというのがし切れないというような──御要望も聞いております。
 その辺も、明らかにやはりそういったお子さんたちは増えておりますので、情報共有でしたり、指導の中で障がい児に対しての学童での過ごし方ですとか、そういったことも今後、どこの業者さんがなっても同じように対応できるようにしていただけたらいいかなと思っております。ありがとうございます。
 次、資料2ですね。すみません、アンケート調査についてなんですけども、これ5年前にも調査をされたということなんですが、どれくらいの回収率があったかとかって分かりますでしょうか。


◯児童青少年課長(梶田秀和さん)  5年前の回収率ですが、まず子育てに関するニーズ調査のほうですが、未就学児童の保護者、まる1になりますか、郵送で実施しておりますが、ここは58%という回収率になっております。小学校2年生の保護者、小学校4年生の保護者、こちらはやはり学校さんを介して行ったということで、いずれも90%以上の回収率になっております。
 また、生活実態調査のほうですが、小学生、中学生自身の調査につきましては、これは学校の時間を使ってやらせていただいたということで、100%の回答となっております。同じく、小学校5年生、中学校2年生の保護者の方についても、学校を通しておりますので90%以上となっています。児童扶養手当の受給世帯に関しましては、こちらは郵送ですが、ここはちょっと低くて38.8%という数字が前回の数字となっております。
 以上です。


◯委員(太田みつこさん)  ありがとうございます。また、今回、令和6年度の改定に向けてのアンケート、ニーズ調査ということだと思うんですけど、この生活実態調査以外に、何か市民向けに調査や──ニーズなどは考えられているんでしょうか。


◯子ども政策部長(秋山慎一さん)  今の御質問、端的に答えると、現時点ではこの調査以外のものというのは予定してございませんけれども、恐らく御質問の趣旨というか御指摘は、やはりこういった調査とかデータに基づいてしっかり現状把握した上で、様々な市のサービスであるとか事業であるとか施策を考えるべきじゃないかというような御趣旨かなと思いますし、私どももその辺については非常に重要だというふうに思っています。
 ただ、調査をやるとなると、いろいろ経費の問題でありますとか、あるいは手間の問題とかいろいろあるんですが、ただ昨今そういうウェブを使うとか、いろんな手法もありますし、その都度、例えばサービスの利用者なりを対象としたある種限定をした満足度調査みたいなものというのは、非常に確認していく必要があると思いますので、現時点で何か予定しているかということでいうと、なかなかないんですけれども、その都度いろんな事業、あるいはサービスを提供しているので、そういったものに対する利用者の方のお声というのは常に聞いていきたいと、このように考えています。


◯委員(太田みつこさん)  ありがとうございます。まさにこことちょっとつながるんですけども、子育て支援ニーズ調査の1番の国から示される質問項目を基に検討予定というのは、何か国から毎回そういったような、こういうのを調査をしてくださいというようなことがあるんでしょうか。


◯児童青少年課長(梶田秀和さん)  これまでも5年ごとに、国からそういった調査の方向性ですとか、こういう項目を入れてほしいとか、モデルの質問ですとか、そういうものが示されてまいりました。ですので、基本的にはここの部分についてはそれをベースに実施してきたというところで、今回もその予定でございますが、現在もこども家庭庁の創設なども相まって、なかなかちょっとそこの情報がまだ降りてきてないというところでございます。


◯委員(太田みつこさん)  ありがとうございます。1点思ったのが、やはり未就学児童の保護者の調査に関しては、さっきのアンケート結果、58%、38.8%ということで、回収率においても少し低いのかなというのを感じたところではあるんですが、未就学児はコロナ禍でなかなか外に出られなかったりですとか、やはり小学校ですとか、そういった周りのコミュニティ関係というのがなかなかつくれない状況の中で、特にこの未就学児は、もちろん国として考えられることもあると思うんですが、三鷹市独自の健診ですとか、そういったところの子育て支援のニーズというのは、どちらかというと保健サービスのほうにおいて、いろいろ求められるところも多いのかなと。
 例えば、保護者の産後の体の状況ですとか、子どもの発達の状況ですとか、そういったところで支援をしていってほしいというような、そういったニーズも求められていくのかなという点では、三鷹市はウェルカムベビープロジェクトですとか、三鷹市独自の政策というのがかなり充実しているので、そういった点で国から示される質問もあるかとは思うんですが、三鷹市独自の今の未就学児に対しての支援ですとか施策についてのニーズ調査というのもしっかりしていただけると、コロナ禍で変化した──未就学児の方たちにとって、よりよい支援ということができていくかと思いますので。
 そうですね、どちらかというと未就学児においては保健サービスの部分ですとか、そういったところが一番注目していくところになるのではないかなと思いますが、今まで、そういった保健サービスの部分とかというのを踏まえて、調査などはしていたことはありますでしょうか。


◯児童青少年課長(梶田秀和さん)  保健サービスのところの調査というのは今ちょっと確認できないところですが、今おっしゃられたとおり、確かに国のほうからベースとなる部分が示される予定でありますが、あくまでもベースですので、市独自でこういうところを加えたいということは可能だと思っておりますので、今特に健康保健サービスのところ、この辺についても加えられるかどうか、検討していきたいと思います。


◯委員(太田みつこさん)  ありがとうございます。まさにこの子育てガイドが未就学児についての様々なサービスの部分になると思うので、この辺のところで、例えばどういった補助に関したり、ポイントに関したり、あとは児童手当の部分に関したりというところは、三鷹で初めて出産をした方たちというのは、まずこのガイドをもらって、まず最初に保健センターのほうに行ってというところなので、若干子ども政策部の手前のところで健康福祉部との関わり合いが深くなっているのかなというところで、横の連携という意味でもこの子育て支援ニーズ調査のほうに入れていただけるといいかなと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


◯委員長(大城美幸さん)  そのほか。


◯委員(蛯澤征剛さん)  よろしくお願いいたします。3点、ちょっと細かいところなんですけれども。1つ目の無作為抽出に関して、どういう基準で、例えばその地域ごととか、どうやって無作為抽出をしているのかなというのをちょっと1つお聞きしたいところです。
 2つ目が、対象者のところで、多分これ国からの質問項目を参考にされているということなんですけども、対象が、例えば子育て支援ニーズだったら、2年生、4年生にしている理由、それから子育てに関するところ、5年生と中学校2年生にしている理由とかっていうのをちょっとお伺いしたいなと思います。
 経年比較するために、恐らくこれは多分固定されていると思うんですけれども、進路とか、将来の夢とかになると、中学校2年生よりも3年生のほうがそういうのを意識しやすいのかなとか、5年生よりも6年生のほうが意識しやすいのかなと単純にそう思ってしまったもので、その辺り、どういう基準で選んでいるのかなということをお聞きしたいです。
 3点目なんですけども、先ほど回収率の話がありました。就学前の児童に関しては58%で、児童扶養手当受給世帯に関しては38%、ちょっと低い数字かなと思いますので、今後これを上げるために何か検討されていることがあれば、お聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。


◯子ども政策部調整担当部長(清水利昭さん)  私から、無作為抽出のやり方について御回答申し上げます。前回やりましたときも、これは情報推進課のほうにも協力を求めまして、地域ごとの、できるだけばらつきがないような形で対象となる御家庭の抽出をして、対象者を決めたという経緯がございますので、今回もそういったばらつきがないように注意をしながら、できる方法を考えていきたいと思います。
 以上です。


◯児童青少年課長(梶田秀和さん)  調査の対象のところでございます。おっしゃられたとおり、まずは1人ずつ経年的な変化を見るということで継続しているところですが、まずは2年生、4年生のところについては、主に学童保育所など、放課後の過ごし方について聞く独自の調査として行っております。したがいまして、学童保育所の中心的な学年といいましょうか、1つは2年生、また学童保育所が終わってしまう4年生、この辺りを聞きたいということで実施しております。
 また、実態調査のほうですが、こちら平成30年に三鷹市でも初めて実施したものでございます。そのときに、やはりどこかと比較検討したいということで、平成29年、その前年に東京都のほうで同じように貧困に関する生活実態調査を実施しておりまして、そこの対象年齢が小学校5年生、中学校2年生だったということもあって、平成30年度、私たちが初めて実施するに当たり、そことの検討比較を行いたいということで設定しておるものでございます。
 それから、回収率の向上のことでございますが、回収率については私どもも上げたいというふうに考えており、オンラインのこととか、いろいろ検討したんですが、やはり今回、質問数は40問から50問ということになりますので、郵送による紙ベースというのがやはり一番いいのではないかと思ったところです。
 例えば、児童扶養手当受給世帯については特に低いですが、今月から現況届の関係でお隣の子育て支援課のほうが面談などを行うんですが、その際にチラシをちょっと作っておりまして、こういう調査が今後ありますので御協力いただけないかというようなお話を今回させていただこうかと思っております。
 以上です。


◯委員(蛯澤征剛さん)  ありがとうございます。
 以上です。


◯委員(岩見大三さん)  じゃあ、よろしくお願いします。まず、資料1のほうから。ちょっと確認なんですけど、従来、この学童保育の指定管理というか運営のほうは社会福祉協議会でやられていたということで、今回、公募ということで、先ほど公募にする経過もお伺いしたんですが、これ例えば社会福祉協議会さんが従来やっておられた業務のキャパといいますか、そうしたものが少しずつ膨らんできて、これ安定的運営のために少し、言わば業務の分割じゃないですけどという、今回、公募を行うといった側面、そういった側面もあるかどうか、ちょっと確認させていただければと思います。


◯児童青少年課長(梶田秀和さん)  今回、公募を行うことについては、先ほど説明したように、これまでの5年ごとに実施しているという中で実施するものでございますが、確かに今おっしゃられたとおり、社会福祉協議会さんについては、学童事業に対応するために、私ども施設をどんどん増やしてまいりまして、そこに対応してきていただきました。そういったことで、近年、保育士さんなどを中心に採用がなかなか厳しいというような話もいただいているところです。
 ですので、これは社会福祉協議会さんのほうの御検討になると思いますが、そういった社会福祉協議会さんが請け負うスケール感というのでしょうか、そういったものもお考えはあるのかなと思っておりますが、今回、公募についてはそういったこととはちょっと違う形でございます。


◯委員(岩見大三さん)  ありがとうございます。そうしますと、今後、社会福祉協議会さんの状況等を見ながら、市側としてもある程度希望を聞く中において、例えば少しずつ公募ということにスライドをしていくというか、そういう一定のお考えというのはおありでしょうか。


◯子ども政策部長(秋山慎一さん)  公募、非公募の考え方につきましては、先ほど児童青少年課長がまさにお答えしたとおりでございます。それで、今、特に社会福祉協議会の事業スケールみたいなお話もございましたけれども、我々としては特にそこは全く考えておりません。先ほど来御説明しているとおり、社協さんの学童保育所の運営、非常にやっぱり評価も高いところがございますので、特段何か問題があるとか、そういうことはないわけですよね。
 ですから、あくまでもやはり指定管理者制度、指定管理施設を実施するに当たって、我々は条例に基づいて行うわけですけれども、これは原則は公募ということになっていますので、先ほど申し上げたように、特段そういった何か意図的なことではなく、この間、平成18年の指定管理者制度移行後に一度も公募を行ってないところについては機会を捉えて──5年ごとに1学園というのは規模的には適当かなと思いますけれども、そういった形で進めていく予定にしているというところでございますので、あくまでも指定管理、今回の公募の考え方、今後の公募の考え方というのは、今申し上げた考え方に基づくというところでございます。


◯委員(岩見大三さん)  ありがとうございます。分かりました。
 次に、じゃあ、資料2のほうなんですが、今回のこのニーズ調査と生活実態調査、5年前に行われたということで記憶しておりますけど、これ対象者と調査方法は前回と全く同様になりますか。


◯児童青少年課長(梶田秀和さん)  対象者については同じにしております。調査方法もほぼ同じなんですが、今回、子どもたちについてはタブレットを活用させていただくということで、オンラインによる回答を入れたというところが前回とは違うところでございます。


◯委員(岩見大三さん)  前回の調査でも、特に生活の実態調査ということで、例えば子どもの貧困に係る実態とか、そういうことがより明白になったということで、大変意義のある調査だったというふうに記憶しているんですけど。
 今回、やはりコロナ禍ということを踏まえまして、先ほど質問項目の質疑もありましたけど、現状、そういったことを踏まえてどういう質問内容にするかということについては、9月から行われるということなので、どのぐらい進捗されているかどうか、ちょっとその点、確認したいと思います。


◯児童青少年課長(梶田秀和さん)  質問の項目については、先ほども御説明しましたが、基本的には前回をベースにということでございます。一方で、子ども・子育て会議のほうにも7月に御意見をちょっと頂戴する機会もございまして、その中でも、やはりコロナ禍の影響というものを確認したほうがよいというような御意見もありました。
 ですので、そういった御意見も入れて、新しい質問項目というのも入れたいと思っているんです。ただ、質問の数をあまり増やしてしまうと、やはり回答する方の御負担が増えてしまいますので、一部、例えば削れるものがあるのかとか、まとめられる項目があるのかとか、そういうのも検討して、新しい課題についても加えられればなということで、今検討を行っているところです。


◯委員(岩見大三さん)  分かりました。経年の変化ということで、世相を反映するようなということで、計画の反映には非常に有意義な調査だと思いますので、前回と同様、その結果いかんで、やはり施策への反映ということを実態に即してやっていただきますよう、お願いを申し上げます。
 以上です。


◯委員長(大城美幸さん)  そのほか質疑ございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 では、以上で子ども政策部報告を終了いたします。御苦労さまでした。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(大城美幸さん)  休憩します。
                  午前10時27分 休憩


                  午前11時04分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開します。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◯委員長(大城美幸さん)  管外視察について、本件を議題といたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(大城美幸さん)  休憩します。
                  午前11時04分 休憩


                  午前11時08分 再開
◯委員長(大城美幸さん)  委員会を再開します。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(大城美幸さん)  管外視察については、お手元に配付した日程案のとおり進めてまいりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、ダイヤの改正などに伴い、時間につきましては若干前後することがありますが、あらかじめ御了承願います。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◯委員長(大城美幸さん)  次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 続きまして、その他でございますが、何かございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでした。
                  午前11時10分 散会