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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(令和5年文教委員会) > 2023/08/02 令和5年文教委員会本文
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2023/08/02 令和5年文教委員会本文

                  午前9時28分 開議
◯委員長(大倉あき子さん)  おはようございます。ただいまから文教委員会を開きます。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(大倉あき子さん)  初めに休憩を取って、本日の流れを確認したいと思います。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(大倉あき子さん)  休憩いたします。
                  午前9時28分 休憩


                  午前9時29分 再開
◯委員長(大倉あき子さん)  委員会を再開いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(大倉あき子さん)  本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、管外視察について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(大倉あき子さん)  教育委員会が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩


                  午前9時32分 再開
◯委員長(大倉あき子さん)  委員会を再開いたします。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◯委員長(大倉あき子さん)  教育委員会報告、本件を議題といたします。
 本件に対する教育委員会の説明を求めます。


◯教育委員会事務局教育部長(伊藤幸寛さん)  おはようございます。よろしくお願いいたします。
 本日、教育委員会から行政報告をさせていただきますのは、お手元の日程にありますとおり、2件です。順次、御説明をさせていただきます。
 初めに1点目、令和5年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価(令和4年度分)報告書について御説明いたします。初めに、報告書の1ページを御覧ください。点検・評価につきましては、地教行法第26条の規定に基づくもので、教育委員会自らが事務の管理及び執行の状況について毎年度点検、評価を行うことにより、その課題や取組の方向性を明らかにし、効果的な教育行政の一層の推進を図るものです。また、実施に当たっては、学識経験者の知見を活用することが求められております。
 次に、3ページを御覧ください。三鷹市教育委員会の活動概要です。6ページにわたって記載しておりますけれども、こちら、後ほどお目通しをいただければと思います。
 7ページをお願いいたします。点検、評価対象事業の一覧です。令和4年度の主要事業ですが、記載の12事業となります。なお、ナンバー12、新型コロナウイルス感染症への対応につきましては、事前の目標設定は困難なため、評価は行っておりません。
 事業評価につきましては、右側8ページ、個別評価表の見方の下のほうに説明があります。進捗状況に対する評価はAからC、成果に対する評価はSからCで評価します。また、成果に対する評価につきましては、その理由を説明するようにしております。
 次に、飛びますけれども、32ページをお願いいたします。学識経験者の知見の活用です。昨年度に引き続き、嘉悦大学の木幡敬史先生と玉川大学の柳瀬 泰先生のお二人にお願いをしております。総括的には、おおむね順調に事務事業が行われたとの評価をいただいておりますが、改善等で御指摘をいただいた点については、この後の事業説明の中で触れさせていただきます。
 それでは、お戻りいただきまして、本冊9ページをお開きください。順次、点検、評価対象事業について、成果に対する評価を中心にできるだけ簡潔に御説明をしたいと思います。まず、ナンバー1、コミュニティ・スクールにおける支援や活動の新たな実施体制についての検討、実証です。事業評価は、進捗、成果ともにAとしております。地域学校協働活動を推進する団体を3団体設置しまして、自主的、自律的な予算執行の下、円滑かつ主体的な支援や活動が図られたとの評価です。学識の先生からは、スクール・コミュニティ推進員の拡充などによるコーディネート機能の強化への期待などが示されました。
 次に、ナンバー2、教員の授業力向上に向けた支援と共同研究の実施です。事業評価は、進捗、成果ともにAとしております。全校で市学力テストの分析を行い、分析表を基に研究主任会で情報共有と、課題解決に向けた取組内容を協議いたしまして、事業改善につなげたところです。また、探究学舎との共同研究では、1年間の研修を行うとともに、成果発表会には70人の教員が参加しました。また、成果発表会のアーカイブを配信し、教員が視聴することで研修の成果を広く周知し、各学園の研究に活用したところです。
 次に、12ページ、ナンバー3、個別最適な学びの推進と市学力テストの活用です。事業評価につきまして、進捗状況はA、成果はBとしております。つまずきやすいポイント等の動画教材作成において、1,000本以上の目標に対し380本の実績、それからeライブラリの活用においては、1人当たりログイン回数70回以上の目標に対し58回と目標を下回りましたので、成果の評価はBとしております。
 学識の先生からは、動画教材の作成本数やeライブラリのログイン回数が未達であることの検証と、この回数が適切なのかどうかも含めて必要に応じた見直しが必要である、このような御指摘をいただきました。また、学力の経年変化をデータ化し、検証、分析することで新たな授業開発につなげることなどの御指摘がありました。
 次に、14ページをお願いいたします。ナンバー4、デジタル・シチズンシップ教育の展開です。事業評価は進捗、成果ともにAとしております。夏季休業期間中に、全学園で子どもと大人の熟議を開催するなど、主体的な参加と共通理解の醸成を図りながら、三鷹市デジタル・シティズンシップ育成指針を策定しました。
 次に、16ページです。ナンバー5、校内通級教室における新たな拠点校の設置による支援の充実です。事業評価は進捗、成果ともにAとしております、中原小、羽沢小への校内通級教室拠点校の設置によりまして、小学校における学園単位での拠点校設置が完了しました。また、巡回発達相談員等の学校巡回による教員への助言、校内通級教室を利用する児童・生徒への個別指導計画の100%作成、教員向けの研修会の実施など、当初の目標を達成することができました。学識の先生からは、通級指導の必要な児童・生徒が増加傾向にある中で、学校によっては教室不足、そうした懸念があるのではという御指摘があったところです。
 続きまして、17ページです。ナンバー6、学校における働き方改革の推進です。事業評価は進捗、成果ともにBとしております。副校長業務支援員の増員やスクール・サポート・スタッフの継続配置などによりまして、教員が担うべき業務に専念できる環境の整備、教員の在校等時間の適切な管理、部活動の地域移行を見据えた休日の部活動指導員の拡充等に取り組みました。
 副校長業務支援員の拡充と教員の時間外在校時間の適正な管理については、おおむね目標を達成したところですが、部活動の適正化につきましては、休日の部活動指導員の人材確保が難航いたしまして、各校1人の拡充が目標であったところを5人にとどまりました。7人の目標が5人にとどまったということです。学識の先生からは、中学校部活動の地域連携、地域移行については、地域団体との連携、また大学との連携協力の体制づくりをとの助言もいただいたところです。
 次に、1ページおめくりいただきまして、ナンバー7、学校給食費の公会計化と学校徴収金の一括徴収です。事業評価は進捗、成果ともにAとしております。システム事業者の選定からシステム構築まで、また学校職員を対象としたシステム操作研修の実施など、おおむね予定どおり進捗したところです。今後の課題と取組についてですが、令和5年度から運用を開始していますが、口座未登録の方への納付案内の事務処理に時間を要したことなどもありますので、引き続き保護者への丁寧な周知と口座登録の促進を図るとともに、未納者に対する督促等を学校と連携しながら適切に実施してまいります。
 次に、21ページ、ナンバー8、学校施設長寿命化計画(仮称)の策定と早急な改修工事の実施です。事業評価は、進捗状況がA、成果はBとしております。具体的な施設改修については、第五小学校や第二中学校の大規模改修工事など、事業計画に記載の事業をおおむね計画どおり完了しました。一方、成果については、二中の大規模改修工事につきまして、国が補助制度の採択基準外であると判断したことから不採択となりまして、財源確保に至らなかったため、評価はBとしたところです。
 次に、24ページをお願いいたします。ナンバー9です。デジタル技術による変革に対応するための教育の充実です。事業評価は進捗、成果ともにAとしております。電子黒板機能付短焦点プロジェクターにつきましては、当初計画より早く2学期から使用可能となり、有効に活用されていることを確認しております。教育ネットワークシステムにつきましても、計画どおり基本設計を完了したところです。
 次に、26ページ、ナンバー10、学校3部制構想の具体化に向けた検討、取組です。事業評価は、進捗、成果ともにAとしております。シャッター付ロッカーにつきましては、学校の状況を踏まえて、設置校を精査しつつ、整備を完了しました。学校3部制の制度設計に向けた委託調査につきましては、現地調査やヒアリングによる事例調査を行い、報告書として学校活用の事例集をまとめました。また、第3部の制度設計に向けて、夜間や休日の学校施設の利用についてアンケート調査を行いまして、ニーズや課題等を把握したところです。
 次に、28ページ、ナンバー11、みたか電子書籍サービスの拡充です。事業評価は進捗、成果ともにAとしております。計画的に資料を購入し、年度末時点の電子書籍の点数は2,703点となりました。また、電子百科事典、電子雑誌サービスを導入いたしまして、サービス内容の拡充を図るとともに、高齢者向けの利用講座を実施しました。学識の先生からは、電子書籍について、学校での読書活動との連携への期待などが示されたところです。
 最後に、30ページをお願いいたします。ナンバー12、新型コロナウイルス感染症への対応です。学校におきましては、特にマスクの取扱いなど、学校運営ガイドラインの適切な見直しを行いながら、運用の徹底を図るとともに、自然教室や修学旅行におけるバス借り上げ台数の増など、感染症対策を行いました。また、感染不安等により登校できない児童・生徒への授業配信を行うなど、学びの保障に努めたところです。
 図書館と川上郷自然の村につきましては、基本的な感染対策を実施しながら利用者の回復に努めました。
 今後の取組──現状ですけれども、新型コロナウイルス感染症が5類相当に移行したのは御案内のとおりです。そこで、学校運営ガイドラインは廃止としまして、学校教育活動においては、マスクの着用を求めないことが基本となることの周知、定着を図るとともに、児童・生徒の健康状態の把握や、適切な換気の確保、手指衛生やせきエチケットの指導、こうしたことは継続をしております。また、学習用タブレット端末を活用した授業配信等についても引き続き実施をしているところです。
 点検、評価の概要につきましては、以上です。


◯三鷹図書館長(大地好行さん)  私からは、資料2、令和4年度三鷹市立図書館の基本的運営方針に基づく点検・評価について、御説明をさせていただきたいと思っております。
 まず、1ページを御覧ください。点検、評価の目的、対象等について記載させていただいております。参考法令等も記載しておりますけれども、本点検、評価は、図書館法第7条の3に基づいて図書館が毎年行っているものでございまして、図書館の基本的運営方針に掲げる数値目標及び図書館の活動について、当該年度の実績を図書館として評価し、公表するものでございます。
 2ページを御覧ください。一番上のところです。1の数値目標に対する点検、評価でございますが、利用者数、資料数、貸出点数、予約点数、有効登録者数について、基本的運営方針の中で目標値を設定しておりまして、当該年度の実績、達成率などを確認しております。利用者数及び有効登録者数については前年度を上回りましたが、目標値の達成率は90%弱にとどまっております。このことは、やはり新型コロナウイルスの影響がまだあるものと考えております。
 また、貸出点数については、電子書籍の伸びがある一方、前年度比で9万1,000点余の減となりました。これ、遡って確認してみますと、平成28年度から令和元年度まで、私どもの貸出点数が大体160万点余で推移しておりまして、令和2年度に一旦130万点まで落ちて、その後、令和3年度に200万点台になっているということで、状況としては、いわゆる巣籠もり需要のピークが令和3年度にあって、それから平常化に伴って図書館の利用についても平常化へ移行しつつあるものと私どもとしては考えております。
 3ページからは、図書館活動の実績等について記載させていただいております。個々の説明は割愛させていただきますけれども、適宜お目通しをいただければ大変ありがたいと思います。
 少し飛びまして、11ページを御覧ください。こちらは、図書館が実施しました点検、評価の結果について、三鷹市立図書館協議会で御確認をいただいて提出された意見書を掲載させていただいております。全体意見としては一定の評価をいただいておりますが、点検、評価の方法、その他についてなども御意見いただいているところですので、対応の検討を行って一層の改善につなげていきたいと考えているところです。
 私からの御説明は以上です。


◯委員長(大倉あき子さん)  教育委員会の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(前田まいさん)  よろしくお願いします。まず最初に、教育のほうからお伺いします。各評価の前、3ページの1の2段落目に、教育委員会の会議は、原則として毎月第1金曜日に定例会を開催となっているんですが、実情はあまり定例化してないんじゃないかとずっと思っていまして、ちょっといつやっているのかがすごくつかみづらいっていうことは、市民の方からも言われたりしているんですが。
 さらに、その次の開催がいつかも、その当該委員会に出ても分からなくて。ホームページとかチェックしないと。やっぱりそれはすごく大変なので、まず定例化していただくことと、それからその委員会の日には、もう次の日程を明らかにしていただく必要があるんじゃないかと思いますが、見解をお伺いします。


◯総務課長(宮崎 治さん)  定例の第1金曜日ということになっておりますけれども、確かになるべく第1金曜日にしたいというふうには思っております。ただ、やはり皆様、日程が立て込んでいるといいますか、お忙しい方ばかりで、実際は定例会の日の後に、何回か後の日程を調整するというようなことは入っております。ですので、定例にしたいのはやまやまなんですけども、現実的にちょっと難しいところではあります。
 それから、開催日の予定なんですけども、これもなかなか調整が取れなかったこともありまして、皆様に御不便をおかけしているかと思うので、こちらについては、なるべく早めに公開するような感じで工夫してみたいと思いますので、御理解ください。
 以上でございます。


◯委員(前田まいさん)  市民の方の傍聴の機会を十分に保障する上でも、ぜひホームページ等では速やかに出してほしいなと思うのと、あと議事録ももうちょっと早いとありがたいなというふうに思っています。2個ぐらい前のしかまだ確認できないということがあるので、お願いしたいと思います。
 各評価のほうをお伺いしたいと思います。12ページ、13ページの、先ほどもありましたつまずきポイントの動画作成ですが、教員の皆さんは、これ結構大変だったんじゃないかと思っています。とにかく何でもいいから作ってくれというような形で言われたというような声も聞いていまして、その点をどう捉えていらっしゃるのかということ。
 また、この動画作成、その動画がつまずきの解消に効果があったのかどうかというのは、どのように検証されているんでしょうか。


◯指導課長(福島健明さん)  1点目の、教員が何でもいいから作れというふうに捉えられてしまったということについては、本当にこちらの説明が十分じゃなかったなというところでは反省をいたします。ただ、何でもいいというよりは、あまりこちらからこれをと言いますと、やはり教員の自由度がなくなりますので、そういった意味では、個々の教員が捉えている目の前の児童・生徒の実態を踏まえた上でという意味での──何でもというふうに、そこを捉えたんであれば、こちらとしても不本意なところもありますので、そういったところはまた丁寧に説明していきたいというふうに考えております。
 また、これは、もちろん子どものためもあるんですが、教員のOJTとしても捉えております。若手教員がこの動画を作成するに当たって、ベテランの教員等と相談しながら、そういったものを作っていくことも大事なポイントかなと思っておりますので、自由度を広げているというところが、そういったところで捉えられてしまったというのは、こちらとしても出し方については十分に検討していきたいというふうに考えております。
 2点目の検証方法については、現在のところ検証方法は具体的にはないんですが、市の学力テスト等、そういったところで、例えば休みがちだ、またはつまずきのある子がどんな形で伸びているかというところにも、そこを見ながら、どういった形で活用されてきたのかとか、そんなところで捉えていきたいとは考えております。
 以上となります。


◯委員(前田まいさん)  最初のほうは、そうすると、数で決めないほうがいいのかなということと、1人、おおよその目安として示すぐらいのほうがいいのかなと、実態に合わせて作ってもらうということが必要ではないかなというふうに思います。
 それから、今動画がつまずき解消に効果があったかの検証が今のところないということでしたけれども、その動画の視聴実績とかは把握されていらっしゃるんですか。子どもたちにとって、これが効果があったのかどうかというところが見えないと、教員に対しては単なる負担でしかなくなっちゃうので、それはまずいと思いますが、いかがですか。


◯施設・教育センター担当課長・デジタル活用担当課長(田島康義さん)  動画につきましては、視聴履歴というのが取れる仕組みを持っておりまして、履歴としては取れるんですけども、それがちょっと効果的に、しっかり先生が把握できるかということについては、研修も含めて、今、なかなか整備ができていない状況ではございます。


◯委員(前田まいさん)  当該教材があるということは、1つ、いいことだとは思いますが、ちょっと負担と、また効果等を含めてしっかり検証をしていただきたいなというふうに思って、要望します。
 それから、この件も、今子どもたちにどう効果があったのかということの検証が、正直不十分だと思いますけれども、教育事務全般について、子どもたちの意見を聞くという視点が、この報告の中では見えづらいんですけれども。学識の方からの意見はありますが、一方で、当事者である教員、あるいは子どもからの意見とか評価というのは、どこか取る場所というか、そういう機会というのはあるんでしょうか。


◯指導課長(福島健明さん)  子どもからの評価という具体的なものについては、現時点では市統一では行っていませんが、例えば行事を運営する、企画することについては、児童・生徒に一部分を委ねたり、当然、中学校ですと、かなりの部分を任せたりだとか、子どもたちが相談して、決めて、運営をしていくということは、今年度も各校の取組、今現在、調査をしているところもありまして、コロナ禍が明けてどんな新しい取組をしていくかというところは、今後、小・中含めて、新しいところが非常に上がっていくかなというふうに考えております。


◯委員(前田まいさん)  ありがとうございます。
 それから、17ページの働き方改革ですが、今教員の皆さんが抱えている業務量に対して、様々な支援員等、人を増やすことで改善していくということが取組として書かれているんですけれども、一方で、今ある業務そのものの中で、廃止したり見直ししたりすることができるものがあるんじゃないかという気もしていて、そうした見直し、廃止の作業ということも必要ではないかと思うんですが、学校では通知表自体を作るのをやめたりというのも、この前、記事で読んだりもしたんですけど。
 そうした業務量を減らすという視点での働き方改革というのは、どのように進められているんでしょうか。


◯指導課長(福島健明さん)  業務量を減らすというところは、各校、様々な事情があるものですから、現時点では各校の取組を我々としても推進していきたいというふうに考えております。ただ、教育委員会としても、業務というよりは、研修をオンラインでやってみたり、教員の負担をできるだけ軽減できるものについては様々取組をしているところです。
 ただ、実際、学校の規模がそれぞれ違うものですし、また校長によっては、やはり通信簿についても、子どもたちの健全育成のためには非常に大事なものだと、学力をしっかりと伝える意味でも大事なものだという捉え方もしている学校等もありますし、それぞれについて足並みをそろえるというのは、今、校長会を通して取り組んでいるところで、現在、検討しているというところです。
 以上となります。


◯教育委員会事務局教育部長(伊藤幸寛さん)  若干補足をさせていただきますと、教育委員会の仕組みの中でも、令和3年度に学校安全衛生推進会議というのを設けまして、いわゆる労安の会議なんですけれども、その中で時間外在校時間の管理であるとか、様々な改善の工夫、どうやったら軽減できるかとか、そういったところをこの中でも各校の事例を紹介しながら意見交換する。あるいは、教育委員会としても会議、一緒にやっていますから、その中で要望を聞くとか、そうしたことをやっておりまして、かなりこういった工夫をしているよというところが横展開されるようにもなりつつありますので、こうした装置もしっかり活用しながら、先ほど言った校長会ももとよりですけれども、取組を進めていきたいと考えております。


◯委員(前田まいさん)  ぜひお願いしたいと思います。教員が教務に専念できる環境をということであれば、私は小・中一貫の中での乗り入れ授業についても、やっぱり一定、検証が必要ではないかなというふうに思っていまして、それは意見としてとどめますが、言っておきたいなと思います。
 それから、23ページのこの施設改修ですが、今後の取組のところに建築基準法等の適合性の調査とありますが、これは法改正等によって現状法違反とか、法律に適さない現状があるとか、そういう理解でよろしいでしょうか。どういった調査が行われるのか、確認します。


◯施設・教育センター担当課長・デジタル活用担当課長(田島康義さん)  これにつきましては、学校が建てられた時点での建築基準法と現行の建築基準法というのは当然差異がございます。それを含めて、今後、バリアフリー化を含めた様々な取組を推進する上では、当然ながら、今、現行の建築基準法に適合していない部分については、適合していかなければいけない部分というのが見えてきますので、やはり現状をしっかり把握したいという意味で、今の現状の建物がどういう形の差異があるのかということと併せて、今後バリアフリー化、例えばエレベーターの設置ですとか、スロープの設置ですとかを行うときに、法令上、どういうことをちゃんと満たせばできるのかというところを確認するための業務になっております。


◯委員(前田まいさん)  分かりました。ありがとうございます。
 次のデジタル技術のところですけれども、このデジタル教科書ですが、利用等のアンケートを実施したとありますが、どういうアンケート結果だったのか、概略をお伺いしたいと思うんですが。


◯教育施策担当課長・個別最適化担当課長(齋藤将之さん)  こちら、本市の教員のほうに他市からの異動で、前任の地区でのデジタル教科書の使用であったり、本市においても、昨年度、英語と国語、学習者用──子どもたちも使えるという、国の施策のほうに本市も参加をしまして使っていたりというところがありますので、それらを踏まえて、使いやすさであったり、また子どもたちが効果的に使えるかどうかといったところのアンケートを取ったところなんですけども。
 すみません、ちょっと今手持ちの資料がないのであれなんですけど、私の記憶の中では、こうといった偏りが特にない。いいという意見もあれば、使いづらいという意見もあるというところでは、今年度も引き続き、国のほうでの学習者用のデジタル教科書の使用のところを、算数、数学が約半数、英語が全ての学校で行っておりますので、デジタル教科書の使用については、そういった子どもたちの意見や教員の意見等も聞きつつ、慎重に判断していきたいかなというふうに考えております。


◯委員(前田まいさん)  やっぱり何か、紙のほうが理解が進むというのも聞いているんですよ。画面で見るのとやっぱり違って、不思議と同じ文章を読むのでも、紙のほうが頭に入ってくるというふうにも聞いているので、私としても、ぜひ慎重に検討してほしいなと思っているんですが。
 分かりました。そういう意味では、拡大を検討する計画ではあったけれども、利用アンケート等を取ってみると、まだちょっとそこに踏み切るだけの判断はできなかったということですかね、それで引き続き慎重に検討すると。
 ただ、令和4年度は英語だけだったんでしょうか。今年度は英語と、算数、数学は半数の学校、ちょっと確認します、すみません。


◯教育施策担当課長・個別最適化担当課長(齋藤将之さん)  こちらに記載のありますデジタル教科書は、教員用の指導用の教科書でございます。昨年度、全校に英語のデジタル教科書、教員用のものを試行導入いたしまして、いわゆるデジタル教科書だと、音声をネーティブの発音で子どもたちに実際に聞かせたりというところができますので、そちらを導入して進めているということで、英語のデジタル教科書は、教員用に関しては結構教員のほうからは好評をいただいております。
 国のほうの試行、テストのほうは、学習者用の子どもたちも使えるデジタル教科書となっておりますので、そちらが今年度、英語が全校で、算数、数学が約半数の学校で、こちらは国のほうの数字に従って学校のほうに導入し、テストを進めているというところでございます。


◯委員(前田まいさん)  ありがとうございます。
 それから、30ページのコロナ対応ですけれども、PCR検査支援は実績がゼロだったということで、残念に思っていて、これは現在も利用できるんでしょうか。5類引下げ以降は、もう使えなくなっているんでしょうか、確認します。


◯学務課長(久保田実さん)  市独自のPCR検査につきましては、5類移行とともに事業廃止という形で、現在については行っていないところでございます。


◯委員(前田まいさん)  私、先月罹患しまして、子どもが発熱した後だったんですけど、子どもは抗原検査では陰性で、その後、木曜日に発症したので、かかりつけ医は休みで、翌日連れて行ったら、インフルエンザだけ検査してもらって、陰性だったんですよ。風邪だろうと言われたんですけど、そこから数日後、私が熱が出て、抗原検査をやったら陽性だったんです。
 だから、やっぱりちょっと抗原検査では見落としてしまうことがあるんじゃないかと思っていて、その期間はクラスでもお休みしている子がやっぱりいたりするということで、逆に、この5類引下げ以降こそ、PCRを学校でもしてもらえるというふうにしたほうが。医療機関でも、PCRを控えているわけではないでしょうけれども、でもやっぱり、私もPCRをやってくれと言えばよかったなと思ったんですけど、でも抗原でやっぱり陰性って出ちゃうと、大丈夫かなってちょっと思ってしまうところもあって。
 そこは、むしろ学校として推奨して、クラスでの感染を広げないという対策が必要じゃないかと思いますが、お伺いします。


◯教育委員会事務局教育部長(伊藤幸寛さん)  例えば、5類移行がどういう意味を持つかというところと大きく関係すると思うんですけれども、5類移行によって、いわゆる新型コロナウイルス感染症の対策本部みたいなものが廃止になった。これは国で廃止になった。これは根拠がなくなったからなんですよね。
 そうした中で、今質問委員さんの質問というのは、やはり医療機関の体制とか、考え方の問題だと思うんです。一方で、相変わらずコロナウイルスがなくなったわけではないので、感染第9波、もう入っているんじゃないかとか言われている報道もありますけれども、しっかりその辺りは──教育委員会としてPCR検査を復活するというのは、現時点の状況では考えておりません。
 一方で、学校で、先ほどちょっとお話ししたんですけども、せきエチケットであるとか、必要な関係である手指消毒であるとか、そうしたところはしっかりと続けていく部分もあるということで、現状では、現在の推移、それから国のほうで特別な対応、都のほうで特別な対応というのか、考え方が示されない限り、現時点ではそのような状況です。


◯委員(前田まいさん)  コロナとかインフルエンザと分からないと、クラスで複数発熱していても、学級閉鎖とかにはならないわけですよね。風邪であればそうなのかもしれないんですけども、ちょっと危険な状況かなというふうにも思っているので、例えばPCRを医療機関で受けるような推奨をするというか、案内を出すというか、そういったことも御検討いただいたらいいのかなと思います。
 次、学識経験者からの意見ということで、39ページの校内通級教室の不足、先ほども御説明がありましたけれども、そうした教室の不足の懸念に対して、市教委としてどう考えていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。


◯教育委員会事務局教育部長(伊藤幸寛さん)  やはり、今、普通教室そのものが、例えば第一小学校などでは、今まで多目的教室だったところを普通教室に転換したりとか、そうした対応も行っております。校内通級教室については、必ずしも普通教室と同じだけの広さが必要ということでもないので、そこは様々な、学校のほうで工夫をされております。
 教室の確保というところは教育委員会の責任だと思っておりますので、学校の状況、それから将来予測──これは、学校規模の適正化というような検討チームが庁内横断的に設置されているんですけど、昨日開かれたんですが、そうした中でも様々な将来予測をより正確に、特に不足といいますか、今後そうした不足の可能性があるような学校については、しっかり将来予測も行いながら、適切に対応していきたいと考えております。


◯委員(前田まいさん)  35人学級、あるいは少人数学級ということも、これから見越していかなきゃいけない状況の中では、この校内通級教室も含めて、ゆとりある学校施設を整備しておかないと、またすぐ様々な──3部制とかも言っているわけですから、不足になってきてしまうというふうにも思いますので、そこはしっかり、この校内通級教室とか、そういう障がいのある人とかが後回しにされないような施策で、進めていただきたいなというふうに思います。
 図書館のほうをお伺いしたいと思います。先ほどちょっと説明がありまして、貸出点数は平常化しつつあるということでしたが、3ページの上の文章を読みますと、貸出点数も予約点数も前年度からは減っています。どういった原因が考えられるのか、利用者アンケートの満足度も下がっているということで、どう評価されているのか、もう一度お伺いしたいと思います。


◯三鷹図書館長(大地好行さん)  この貸出点数につきましては、前年度の実績が200万点を超えておりまして、当該年度、令和4年度が192万4,996点になっております。これは、9万1,000点の減でございまして、私どもとしましては、これまでの実績を遡って確認したんですけれども、一応平成28年度ぐらいからちょっと遡りましたら、考え方として、平成28年度の貸出実績が大体159万4,000点、平成29年度が166万点、平成30年度が165万点、令和元年度が163万点ということで、大体160万点台を推移しておりまして、微減していたという状況です。
 令和2年度、コロナの真っ最中で130万点まで1回落ちているんですけれども、その後、令和3年度のところで一気に200万点まで増えております。これについては、やはり巣籠もり需要で、実際問題として、結局、お客様方が、つまりふだん図書館に来られている方がたくさん借りていただいたという現実があって、200万点まで伸びたのかなと。令和4年度になって、平常化が進んで、つまり図書館以外の楽しみとかがいろいろあって、190万点に落ちてきた。予約点数も貸出点数と比例して動きますので、それで落ちてきたというふうに、私どもとしては認識しております。


◯委員(前田まいさん)  ありがとうございます。そうすると、蔵書が増えれば、予約しないで済むわけですから、その場に読みたい本があれば、予約しなくて済むわけなので、そうすると予約点数が減っていくのはいいことだという理解でよろしいでしょうか。


◯三鷹図書館長(大地好行さん)  図書館の場合は、書店と違いまして、同じ本を大量に購入するという形での購入は取りませんので、蔵書が増えたからといって予約が減るというものではございません。蔵書数と予約点数は、基本的には相関関係は多少あるんですけど、実際は、結局、例えば新刊書でしたら、私どもで例えば7冊買ったとして、お客様がそれに400点とか500点とか予約をつけるということがございますので、蔵書数ががあんと増えて、だから予約点数が減っていくというような構造にはなっていないというふうに思います。


◯委員(前田まいさん)  そうすると、この目標値との関係ではどう捉えたらいいんですかね。目標値よりも予約点数が多いというのはいいというか、どう評価すればいいんでしょうか。


◯三鷹図書館長(大地好行さん)  一応、基本的には目標値は超えるべき数字として設定させていただいておりますので、増えていてうれしいという感じになっております。


◯委員(前田まいさん)  ありがとうございます。
 それから、前、谷口委員もおっしゃっていたんですけど、開館時間延長、これは私どもの会派も予算要望などでよく言っていて、私、大沢に住んでいるので西部図書館が一番近いんですが、5時に閉まっちゃうんだと、仕事が終わった後に行ったらもう間に合わないんですよね。ということはあるので、せめてやっぱり6時、7時ぐらいまでの通常開館をぜひ目指してほしいなというふうにも思っています。
 試験的なこの運用もすごく短期間だったので、これではそこに合わせて行くというふうにはちょっとならないかなと思うので、効果が見えづらかったのではないかなというふうにも思っています。
 今後、この開館時間延長についてお考えがあれば、簡単にお伺いしたいと思います。


◯三鷹図書館長(大地好行さん)  おっしゃられるとおり、前年度のところで実績は想定よりも少なかったという現実がございまして、もともと西部とか南部とか、利用者数があまり多くないというところもございますので、そういうところも影響しているのかなとは思っているんですけども。1回の試行で判断することはできないということもございまして、一応今年度も、ちょうどまさに今、試行をやっておりまして、この辺の実績も見ながら、この先のことを考えていきたいと思っているところです。


◯委員(前田まいさん)  今やっていることも知りませんで、失礼しました。周知もぜひ頑張っていただきたいなというふうに思います。
 自分のうちの話ばかりで恐縮なんですが、先日、両親が暮らす長野県の伊那市に行きまして、そこでも図書館を使ったんですけど、分館が1つと、あと公民館の図書館とかがあるのかな、貸出点数は無制限なんですよ。冊数は決まってなくて、貸出期限は2週間なんですけど、どの図書館に返してもいいというふうな仕組みが出来上がっていて。どうしてそれができるのかまでは聞いていないんですが、やっぱり駅前とか、あと自分の住んでいるところとかの関係とかで、市民のニーズに沿う貸出し・返却方法になっているのかという検証が必要じゃないかと思うんですが、いかがですか。


◯三鷹図書館長(大地好行さん)  三鷹の市立図書館につきましては、貸出点数の上限については、15点つけさせていただいておりますけれども、返却そのものについては、一応、例えば本館で借りた本を南部図書館に返していただいても結構ですし、駅前で借りた本を西部図書館で返していただいても結構ですし、もうちょっと言うと、連携館でありますところの井の頭コミュニティ・センターのところに返していただいても大丈夫というような形では整理をさせていただいております。


◯委員(前田まいさん)  失礼しました。じゃあ、今その返却場所は、ある意味でどこの図書館でもいいというふうになっているということですね。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 ありがとうございます。すみません、失礼しました。
 最後、このアンケートの自由記載をぜひ読みたかったなと思っていて、こうまとめられてしまうと、どういった意見があったのかが分からないんですが、このアンケートの参考資料は、この報告のためにまとめられちゃったものなのか、この自由記載を見る方法はありますでしょうか。ちょっとどういった意見があったのか、ぜひ知りたいなと思うんですが、いかがでしょうか。


◯三鷹図書館長(大地好行さん)  こちらにつきましては、委員御指摘のとおりで、こちらに載せるためにこういうふうにまとめさせていただいておりますので、現物自体は私どものほうで持っております。ただ、いろんな書き方をされる方がいらっしゃいますので、そのまま公表するということがなかなか難しいことがございまして、基本的にはどこか、ホームページで見られるとかというような状況にはなっておりません。
 以上です。


◯委員(前田まいさん)  例えば、じゃあ、この中でこの意見が特徴的だったとかというのをもし今お答えになれるんであれば、お伺いできればなと思うんですけど、難しいでしょうか。


◯三鷹図書館長(大地好行さん)  このところ、コロナもありまして、このアンケートそのものが大量に回収できていないという現実がございますので、なかなか特徴的というのも難しいんですけれども。
 例えば、話題になっております月曜祝日開館などでは、やってほしいという方と、やらないでほしいという方がどっちもいらっしゃいます。開館時間の延長などについては、これはちょっと明確に私も覚えていないんですけれども、こちらも5時では使えないという御意見は確かにいただいておりますので、この中に入っているというふうに思っております。


◯委員長(大倉あき子さん)  ほかに質疑のある方。


◯委員(原めぐみさん)  おはようございます。よろしくお願いいたします。教育に関する事務の管理及び執行のという報告書のほうなんですけれども、12ページなんですけれども、家庭学習等におけるeライブラリの活用、先ほどログイン回数が70回目標のところ、58回までしか達成できていなかったというふうにおっしゃっていたかと思いますけれども、目標値が70回というのはどういった見解の下、70回に設定されていらっしゃるのか、お伺いさせていただきます。


◯教育施策担当課長・個別最適化担当課長(齋藤将之さん)  これは、令和3年度の各学校等のログイン回数等を見まして、そこの平均よりも若干上の数字、ちょっと高い数字で、これぐらいログインするといいかなというのと、70回なので、これはたしか──3学期は若干短くなってしまうんですけども、学期に20回ログインするとして60回で、30回ログインするとすると90回というところで、その間ぐらいでの70回というところを前年度比を見て70回と設定したと記憶しております。


◯委員(原めぐみさん)  ありがとうございます。ログイン回数だけで、その活用状況というのが測れないのではないかなというふうに、私が子どもたちのタブレットの使い方を拝見しながら、非常に難しいところだなというふうに感じるところではありますけれども。ログイン回数以外でのタブレット、特にeライブラリなんですけれども、eライブラリに対して目標値を設定することというのは、今後考えられていらっしゃらないんでしょうか。


◯指導課長(福島健明さん)  現時点では、ログイン回数以外の目標値については設定はないんですが、ただ各校に対して、結局やりっ放しにならないように。これは、課題を出して、その課題をクリアしたかどうかということもできるものですから、複数回、同じ項目、少しつまずきの多い単元等については教員から発信ができますので、課題設定ができますので、そういった課題設定をして、児童・生徒に効果的に使えるようにという使い方の指導については教育委員会からも引き続き徹底していきたいというふうには考えております。
 以上となります。


◯委員(原めぐみさん)  ありがとうございます。非常にやっぱりeライブラリが本当に子どもたちにとって勉強になっているのかどうかというところが、私はすごく疑問になっています。本当に択一のものなので、先ほど目標設定というふうな話でありましたけれども、先生が何度も繰り返してやらせるというのも、結局のところ、適当に押しちゃえるというところが、本当にこれ価値あるのかなと、信用できる子と、そうじゃない子がやっぱりどうしてもいまして。
 うち、3人いる中でも、やっぱり1人、どうしても信用できない子がいて、見張っていないと、もうタブレット終わったとか言っちゃうんで、そこはすごくタブレットの家庭学習に対して疑問を抱いているところなので、何かもうちょっと中身のあるものに上げていっていただきたいと思うんですけれども、これ自体のシステムとかは変わらないのでしょうか。すみません、見解をお伺いします。
 eライブラリの勉強の方法、本当に疑問しかなくて。すみません、最初から疑問だったので、ごめんなさい、お願いします。


◯教育部調整担当部長(松永 透さん)  御質問ありがとうございます。eライブラリについては、択一というか4択とか、そういう形のものがということで、基本的にはこれは指導の問題で、答えを選べばいいやって、クイズ番組ではありませんので、そういうことを求めているわけではなくて、どうやったらこの答えになるのかなといったところについての学びというのがやっぱり一番大事なところだなとは思っています。
 ただ、子どもによっては、おっしゃるような形で回答されるということもあるのかなとは思っています。これのほかのものも幾つかある中で、先生方とずっと協議をしてくる中で、私は違う会社のほうがいいかなと思っていたんですけど、先生がこれがいいということで、今eライブラリが入っています。その使い方等についても、今、GIGAスクールの様々な実践事例を集めていく中で、どういうふうにしていったらそういう部分が効果的にクリアできるのか。また、この教材ではそれが難しいのかといったことも含めて、検証というのは学校と一緒に、実際の現場で子どもたちを見ている先生方と話をしていきながら、いろいろちょっと検討していきたいなと思っています。


◯委員(原めぐみさん)  ありがとうございます。何かちょっと文句みたいになってしまって申し訳ありません。
 すみません、16ページの通級の教室のお話、先ほど前田委員のほうからもあった教室の不足のお話なんですけれども、こちらを全学園に拠点校を設置というふうに書いているかと思うんですけども、全学校ではなくて、全学園というところでということですが。


◯教育支援担当課長・支援教育担当課長(星野正人さん)  校内通級教室というものが、基本的には拠点校というものがあって、そこの教員が巡回をして回るという形になっていて、お子さんは先生たちが回ってきてくれるので、自分の学校で通級の指導を受けられるというような制度というかシステムになっているので、全校に設置という形ではなくて、三鷹の場合は学園のほうで、小学校のほうでは設置は拠点校ができたということになります。


◯委員(原めぐみさん)  ありがとうございます。拠点校が学園に1つずつあって、教室が足りないというのは、学校ごとに教室が足りないというふうな考え方でよろしいんでしょうか。


◯教育委員会事務局教育部長(伊藤幸寛さん)  教室が今は足りなくなっているわけではなくて、要するに普通学級、通常のクラスであっても、今後の児童数の増加によって教室が不足するようなおそれがある学校もあるんじゃないかというところからなんですけれども、そこは今、拠点校をつくったり、あるいは通級教室そのもので今足りなくなっちゃっているとか、そういうことではないので、その点、先ほどの答弁の中でちょっと誤解があったかもしれないんですけども。
 今後、児童数が増加する、それから通級の児童も増加する中で、教室不足にならないように、しっかり対応してほしいという、そういうアドバイスだと受け止めています。


◯委員長(大倉あき子さん)  質疑ある方、いらっしゃいますでしょうか。


◯委員(池田有也さん)  少しだけ質問させていただきたいと思います。先ほど来からもございましたが、まず最初の資料1の12ページのところでございます。動画教材の1,000本以上の目標のところ、目標が達成してないということで説明をいただきました。やっぱり、こういった動画教材の作成、先ほど来ございますが、教員の人たちの新たな負担にもなっているのかなというふうにもちょっと感じているところでございます。
 34ページのところを見ますと、有識者のほうからも、目標が適切なのかという疑問も出ておりましたので、今後、検討が必要だとは思うんですけれども、改めてこの目標設定の在り方についてどのように進めていくのか、市としての考え方を教えていただければと思います。


◯指導課長(福島健明さん)  当初の設定ではこのようにしましたけど、先ほど答弁しておりますけれども、実際中身として子どもたちのためになるようにという指導はしっかりしていく。本数については、あくまでも本当に目安ということであって、決してこれを教員にノルマのような形で課すようなことは今後も予定しておりませんので、それについて、もし誤解をしているようでしたら、校長会等でそこは丁寧に説明していきたいとと考えております。
 以上です。


◯委員(池田有也さん)  分かりました。ありがとうございます。ぜひ、この数字ありきではないんだということで、認識を共有できるようにしていっていただきたいなというふうに思います。
 また、先ほど答弁の中でも、OJTの一環としての役割も果たしているというふうにもお聞きしましたので、こういった新しい取組でございますので、しっかり丁寧に進めていってほしいなというふうに思います。
 続きまして、部活動指導員さんのところでございます。18ページです。人材確保に難航したということで、5人の増にとどまっているということでございました。こちらについての考えられる主な原因、また募集に当たっての工夫について、どのような工夫がされているのかという部分について、確認をさせていただきたいと思います。


◯指導課長(福島健明さん)  募集については、各校、校長を中心に進めているところもありますし、あとコミュニティ・スクール委員会を活用させていただいて、学校からのオーダーというか、こういった人材を必要としているというようなところで進めていますが、働きながら、こういった形のスケジュールに合う方という方がなかなかいないというのが現状で、非常に各学園、苦労しているというところが現状でございます。
 以上となります。


◯委員(池田有也さん)  分かりました。やっぱり、難しいんだなというふうに改めて思っているところでございます。引き続き、CS委員会はいろんな地域の方が集まっていますので、そういったところとの連携、また有識者のほうからあった、いろいろ地域の学校、大学とかとの連携、そういった部分も含めて、人材の確保にこれからも努めていってほしいなというところでございます。
 もう一つ質問させていただきたいのが、23ページのところでございます。二中の工事のところで採択基準外ということで、不採択ということでございました。私、二中が地元ですので、少しこの部分気になったところで、採択基準外ということだった具体的な理由というのがもし分かれば教えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。


◯施設・教育センター担当課長・デジタル活用担当課長(田島康義さん)  学校施設の大規模改修については、国の補助金等を活用しながら進めているところですけども、この補助金の枠が、大きく言いますと、大規模改修、老朽というものと、それから長寿命化改良というようなメニュー。大規模改修はメニューが幾つかあるわけですけども、この大規模改修、老朽というのは令和3年度までで、令和4年度以降、補助枠がなくなったということがございます。
 今までは、大規模改修、老朽というものを活用しながら、各校の大規模改修を進めてきたわけですけども、当該年度、令和4年度に限っては、大規模改修、老朽というものがなくなった関係で、もともと予算時において、長寿命化改修の改良というメニューでできないかということをずっと東京都と相談をさせていただいておりました。いけそうじゃないかというところで、歳入も含めて検討したところですけども、最終的に申請をしたところにおいて、要件が一部満たされていないということで、不採択になったという認識でございます。


◯委員(池田有也さん)  分かりました。ありがとうございます。こういった財源確保ってすごく重要なところだと思うので、私も自民党ですので、国のほうにもしっかりこの点は言っていきたいなというふうに思いますし、また市側のほうからも国に予算確保をぜひお願いしたいというふうに声を上げていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 一応、図書館のほうは全国的に結構苦労している自治体が多いみたいなので、いろんな先行事例、研究しながら進めていってほしいと思いますので、これは本当に意見だけで終わります。
 以上で質問を終わります。


◯委員長(大倉あき子さん)  質問ある方。


◯委員(中泉きよしさん)  御説明ありがとうございました。幾つか質問を、まず資料1のほうから。これを読んで全体的に思ったことが、行われた各事業について、それぞれのページに目標ですとか成果云々とあるんですが、私から見ると、ちょっとこの目標というところに挙げられているのは、それぞれ目標になっていないんですが。
 これ、例えばほかのことでちょっと質問したいので、10ページを挙げると、目標、全校で市学力テストの学力の伸びなどの分析。分析というのが事業の目標に設定されるんですかね。民間の教育機関との授業づくりの共同研究の成果発表会の開催というのが目標なんですかね。私、前職でよく、指導するときには、これは手段であって、その先に、例えばそれで子どもたちの学びが上がったのか、ここでいうと先生たちの授業力が向上したかという、その先が目標であって、これは途中の手段でしかないような。
 それが、各ページの目標に置かれているものが何か全てそうなんですが、そしてそれに対する下段の成果に対する評価も、市学力テストを各校で分析を行い云々、協議することができたというのが、成果に対する評価なのか。それは協議をしたから、その先にクオリティーが上がったというものがあるんじゃないかということがあるんですが。
 これは、ただ、この報告書が事務の管理及び執行に対する点検だとか評価だからこういう置き方なんだというのが、ちょっと私、これ全部の読み方が──読んでいて、すみません、珍しく熱心に読んだもので、そこを。後ほどちょっと別の御質問もあるんですが、まずこれの位置づけについて教えていただければと思います。


◯教育委員会事務局教育部長(伊藤幸寛さん)  重要な御指摘だと思います。やはり、例えばこの目標というのはアウトカムで、例えばここで目標は何なのかと言われたら、やっぱり学力の向上であったり、一人一人の個別最適な学びが実現したか、協働的な学びが実現したかってなるんですけど、それだと成果とか達成がどうだというところもなかなか捉えづらい。
 それで、一方、これ、全校で市学力テストの学力の伸びなどの分析というのは、事例を挙げられましたけれども、これはしっかり伸びを分析するということ自体は、それをやることが1つの目標でもある。質問委員さんも言われていましたけど、これは事務の点検なので、それをやるということは目標の1つだと思っております。なかなかこの全部が成果指標になっていなかったり、アウトプットが混じっていたり、いろいろ目標設定が難しいところはあるんですけど、どのように事務を進めるかという視点でこうした目標を設定しているということで、こちらでは捉えております。


◯委員(中泉きよしさん)  では、この目標で適切だという理解でよろしいんですね。


◯教育委員会事務局教育部長(伊藤幸寛さん)  全てがこれで適切だというふうに言い切ることはできませんけれども、点検、評価に当たりましては、基本方針と事業計画の中でそうした目標を定め、やっていますので、今見直しても、どうしても次の次の年になってしまうんですけども、しっかり教育委員会の事務局の中でも、今の御指摘も踏まえて議論はしていきたいと思います。


◯委員(中泉きよしさん)  ありがとうございます。
 では、ちょっと前に戻って、3ページのところ。さっき前田委員からありました、教育委員会の会議は原則として毎月第1金曜日に定例会を開催し云々とありますが、私も先ほどの答弁というかやり取りを聞いて初めて認識したんですが、報告書なので、原則として毎月第1金曜日に定例会を開催しと書いたら、それがされていないとおかしいんですが、さっきの話だと、ほとんどとは言いませんけど、多くはされていない。
 例えば、令和4年度の開催された月日と曜日を教えていただけますか。これ、報告書でこう書いてあるので、例えば今後のことだったら、原則金曜日に設定するけれども委員の皆様の都合によってちょっと変わることはあるよねと、それはしゃあないねということはあるんですが、これ報告書ですので、こう書かれていて、そうじゃない日がたくさんあるとしたら、この報告の仕方が適切なのかどうかということになるんですが、ちょっと教えていただけますか。


◯総務課長(宮崎 治さん)  すみません、ちょっと今、第1金曜日が何回あったというのはすぐにお答えできないところで、申し訳ございません。ただ、こちらで言っているのは、教育委員会の活動の概要ということで、教育委員会の活動の内容というか、それはどんなものですかという御紹介をしているところです。
 ですので、こちらで言っているのは、毎月第1金曜日に開かれていたということではなくて、原則として教育委員会の会議というのは、第1金曜日に行われるのが通例ですよという、そういう御紹介をしているところですので、これは報告というよりも、教育委員会の活動のまさに概要ということで、概略をお示ししたというところでございます。


◯委員(中泉きよしさん)  そうしたら、日程の御報告は後ほどいただけるということでよろしいでしょうか。


◯総務課長(宮崎 治さん)  後ほど御報告いたします。


◯委員(中泉きよしさん)  ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
 じゃあ、先ほどの10ページのところに戻りまして、教員の授業力向上、ちょっとほかでも幾つかあったんですが、ここが象徴的だったものですから、10ページの事業の背景と目的です。前提として、子どもたちの幸せ(ウエルビーイング)を実現するためには、教員自らが職業実践を通じて幸せ(ウエルビーイング)を実現する必要があると言い切っているんですが、これってそうなんですか。文章として、これが大前提に置かれていますが。
 教員自らが職業実践を通じて幸せ(ウエルビーイング)を実践できなければ、子どもたちの幸せ(ウエルビーイング)を実現できないということなんでしょうか。この大前提が私、この文章、すごく違和感があるんですが、これはどういうことなんでしょうか。


◯教育委員会事務局教育部長(伊藤幸寛さん)  端的に言えば、教える教員側が自らの職業実践において、しっかり幸せを感じられる、やりがいを感じられる。そうしたことがなければ、子どもの成果にも結びつかないという、そのような意味で使っています。この個人と社会のウエルビーイングというのは、教育委員会で確認をされた当面の教育施策の推進に関する基本的な考え方の柱の1つにもなっておりまして、そのことがこの辺りのところに書かれているわけです。
 市の組織においても、例えばなぜ職員の業務に対するモチベーションを上げたり、職員のウエルビーイングを高めるように進めているのかというのは、やはり職員がしっかりそうした中で、職業に対するやりがいを持ったり、充実感、達成感を持たないと、やっぱり市民の生活もよくならない、そのようなことでありまして、これも同じような意味で使っているということです。


◯委員(中泉きよしさん)  それは、教員が、もちろん人間らしくとか、やりがいを感じて仕事に当たるというのはすごく必要だと思うんですけど、その前に子どもたちの幸せを実現するためにはというのがつくのが適切かどうか。私、レイヤーの違いというか、それがこの1つの文章の中に交り込んでいるんじゃないかなということでの違和感を申し上げました。
 それで、私がここで質問しているのは、一つ一つのこと、これが分からない云々ではなくて、ちょっとこの文章に表れる考え方が危ういな、もしくは私と──違和感があるな、これってどうなんだろうということをお伺いしていくことであって。例えば、3ページの2の、これも概要なんですけども、6行目、市民一人一人が、生涯を通して主体的に学習の機会を選択して学び、豊かな心を育み、また学んだことを地域に返し、活動に生かしていくという学びと活動の循環の構築を目指すと言われているんですが、これも、学んだことを地域に返し、活動に生かしていくという、学びと活動の循環をしなければいけないんですかということも、多様な生き方の中で、これをここでうたうことがどうなんだろうというのは──私も、前職で生涯学習の講座を幾つも持っていたんですが、それを受講される方々がみんな心配するんですよ、これを受けたら地域で活動しなければいけないんですかねと。そんなことないですよと。これは、御自身の知識を得るために、御自身のために。それが、何かアウトカム、つまり地域に戻さないと、生涯学習だとか、こういうことからこぼれ落ちることなんでしょうかという不安の声。私は最初、その不安の声を聞いたときに驚いたんですが、そんな不安を持つのかと。
 ただ、それがずっと20年来質問され続けてきたことですから、それがここでうたわれる。学んだことを地域に返してとかっていうことがうたわれることが、市民の方々にとってストレスとかプレッシャーとか、何らかにつながらないかなというのは、先ほどの10ページの前提条件とともに少し違和感を感じたところです。
 この辺については、何か留意する点ですとか、そういったものはあるでしょうか。いや、それはあまり関係ないよということであれば、またそれはそういうお返しをしていただければ結構なんですが、お願いします。


◯教育委員会事務局教育部長(伊藤幸寛さん)  非常に難しい御質問でありまして、このフレーズというのは、実は教育ビジョンであり、それから生涯学習プランであり、基本計画であり、市の計画の中にこうした考え方を示しているところです。というのは、市の計画といいますか、そうしたまちづくりの目標としては、こうした社会であってほしいというか、こうしたことに進んでほしいというような希望というのもありますので、これが必ずしも、例えば生涯学習を受講される方の押しつけになってはいけない。それも御指摘のとおりだと思います。
 ですから、そうしたところを、そこの考え方を軽々に、今これがいいとか、これはやはりおかしいとか言えるところではないんですけれども、そうした御意見があったことを、庁内のほかの部署との連携もありますので、しっかり共有はしていきたいと思います。


◯委員(中泉きよしさん)  ありがとうございます。私も悪いと言っているわけではありませんから。これまで私の経験として、いろんな心配をされる方がいるんだなというのは私の下に届いていたので、それがこれの冒頭に載っていたものですから、しかも市の教育委員会が掲げる冒頭の文章でということだったので、少しお伺いしました。
 次に、図書館のほう、資料2のほうを……。


◯総務課長(宮崎 治さん)  すみません、先ほどの教育委員会が開かれた曜日ということですけど、今、すみません、メモが入ったので、よろしければ御紹介させていただいてよろしいですか。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 そうしますと、令和4年4月に、4月6日が水曜日でした。それから、第2回の5月9日が月曜日、それから5月31日が火曜日、それから7月5日が火曜日、それから8月5日が金曜日、9月7日が水曜日、10月4日が火曜日、それから11月9日が水曜日、それから12月5日が月曜日、それから1月11日が水曜日、2月8日が水曜日、3月8日が水曜日、それから令和5年になりまして、4月6日が木曜日、5月8日が月曜日、6月1日が木曜日、7月6日が木曜日、次回、8月8日は火曜日になっております。
 以上です。


◯委員(中泉きよしさん)  いいです、もう。すみません、言葉を失ったので、ちょっと絶句していて。図書館に行きましょう。早速の御報告、ありがとうございました。
 図書館のほうですが、2ページの数値目標です。この数値目標が達成できていないものについてはどうしてなんだとか、100%を超えたものはよかったねと言っていいのか。そもそもこの目標値が適正だったのか、整合性があったのかということ自身のほうが、私は気になるんですが。例えば、図書館の利用者数ですとか貸出点数、これは、これまでの実績からおおよその関数というのが把握できていると思います。
 前者、利用者数は、令和3年度の実績に比べて、目標値は113.6%──これ目標値ですよ、113.6%と非常に意欲的な数字を設定しているのに対して、後者の貸出点数は86.8%と大幅な減少数値を設定していると。利用者数が増えれば、貸出点数もそれに比例して、おおむね増えるんじゃないかなあということを考えていたんですが、それは、ただ先ほどのお話で、コロナ禍の特別な状況だと、1人当たりこれまで以上に借りたんだというようなお話は伺いました。
 ただ、やっぱりこうしたものを適切だったのか判断するときに、目標値に対して88%なんだ、110%なんだ、もしくは前年よりも増えたんだ、減ったんだ、だけでは点なので、これ、ぜひ10年とか20年の経年でトレンドを見せていただきたいんです。
 先ほど御説明するときに、過去5年ぐらいを口頭でおっしゃっていましたけど、まさにそうなんです。経年で言っていただかないと、分からないんです。たまたま今年落ちたんですよ、でも5年で見ると、凸凹しながらもトレンドとしては上がっていますというようなものが見れるかどうか。それが5年ではなくて、恐らく10年から20年、特にこの3年から4年はコロナがあって、通常とは違う動きをしているでしょうから、そこを除くにしても、やっぱり10年から20年のトレンドで見せていただきたいなということがございます。
 もう一つ、有効登録者数、これも20%増の目標に対して6%程度の微増だったということで、この目標値に対しての実績の乖離ということも課題なんですけれども、他方で、先ほど目標が適正だったのか、整合性があるのかということを申し上げましたが、これはそもそも市民数、19万人いると、そのうちのどれだけの方がカードを作るかということに対しては、この登録者数がそもそも4万人とか4万2,000人というのが多いのか、少ないのか。
 それというのは、周辺の自治体に比べてどうなのか、もしくは図書館側、運営する側として、まあ、こんなもんだよねというのか、いやいや、本当は7万人ぐらい行きたいんだよという話なのか、その辺りを少し、周辺自治体との比較ができているものなのか。
 もう一つは、図書館側のこの数値に対する認識、評価、それについてお伺いできればと思います。


◯三鷹図書館長(大地好行さん)  まず、数値目標に対する見せ方については、今後ちょっと検討させていただきたいと思います。
 有効登録者数の数字についてどういうふうに考えているかという御質問だったんですけれども、すみません、ちょっと正確な数字は今頭に入っていないんですが、調布市さんとか武蔵野市さんと比べると、私どもの有効登録者数は少ないというふうに考えております。ただ、調布市さんと武蔵野市さんと私どもでは有効登録者数という言葉の考え方が違っております。つまり、有効登録者数、三鷹市の場合は、つまり有効な利用カードを持っておられて、過去2年間に貸し出された方に対して、有効登録者数という数字を取っております。一応、今、市民が19万人ぐらいおりますので、4万人台というのは少ないというふうに私としては認識しておりまして、これを何とか増やしていきたいと思っているのが現状でございます。
 これが、たしか武蔵野市さんだと、過去1年でやっておられていて、調布市さんとは直接比較できないんですけど、調布市さんは、たしか登録が有効な方は全部有効登録者というふうに御確認されているようですので、うちとはちょっと数が違って存在しているという状況でございます。
 以上です。


◯委員(中泉きよしさん)  ありがとうございます。
 それと、利用者数ですとか貸出点数、先ほどの予約点数ということですが、あまり私も文化とか図書館を数字で評価したり、借りられていないから意味ないよねというような評価は全くしないほうなんですが、こうした利用者数ですとか貸出点数というのは、要するに人気書籍の複本化で幾らでも稼げるので、私も、あまりこれで多いね、少ないねということは考えていません。
 それよりも、公共図書館の本当の使命ってどこなんだろうというのを再評価するときに、もっと図書館さんとして言うべきこと──それは利用者が、金魚の飼い方のマニュアルを入れてくれや、パチンコ必勝法を入れてくれやって言ってきたときに、それがアンケートで来たから、ニーズで来たからそろえるということなのか。それよりも、声はないけれども、三鷹市の郷土に関するもの、もしくは通常個人では買えない専門書をそろえておくこと、そうしたことの資料性。1年に1回借りられるかどうかだけれども、それは個人の書棚には置けないから、市を代表してここにあるんだということの使命が公共図書館なのではないかと思っています。
 そういう意味では、限られた予算で個人購入が比較的容易な、安価な文庫本や新書、また人気作家の著書の蔵書を充実して、いろんな数字を稼ぐというよりは、ここで、前文でおっしゃっているように、目指す図書館像、これが人と本と情報がつながり、市民に役立つ身近な図書館の実現に向けてはどちらを向くべきかということについて、ぜひ強いコンセプトだとか意思を持って動いていただきたいんですが。
 その際に、ここに出てくる選書会ですとか、関係機関の役割とか動き、先ほどちょっと教育委員会、毎月というのがありましたが、どういうペースで、どういう取組が行われているのか、役割、そうしたことをちょっと教えていただけますでしょうか。


◯三鷹図書館長(大地好行さん)  資料の購入に関連してということでございましょうかね。まず、選書会につきましては、週に1回開催させていただいておりまして、購入するべき本について検討をさせていただいて、出していただくというような形になっております。購入する内容そのものについて教育委員会で諮ったりすることはございませんので、図書館のほうで決めさせていただいている状況です。そのくらいですかね。
 以上です。


◯委員(中泉きよしさん)  ありがとうございます。その選書会というのは、メンバーは図書館司書さんなんでしょうか、それとも外部の方もいたりとかということなんでしょうか。


◯三鷹図書館長(大地好行さん)  職員でやらせていただいております。


◯委員(中泉きよしさん)  ありがとうございます。そのときに、例えば図書納入業者──こちらTRCなんでしょうか、どこなんでしょうか。例えば紙の図書であればそこ──あと、何度かここに出てくるみたか電子書籍サービス、電子書籍の購入だとか、運用サービス事業者、こことの連携とか、あとちょっと具体的に紙の本と、電子書籍とというところの業者さんも、もし教えていただければ教えていただいて、それぞれと図書館との連携というのはどのようになされているんでしょうか。


◯三鷹図書館長(大地好行さん)  基本的に紙の本については、私ども、図書館流通センターのほうで購入させていただいております。連携といいますか、どういう形で選書に力を貸していただいているかという意味でいえば、一部児童書については、見計らいということで、現物の本を事前に納品していただいて、それを職員が確認する時間を持って、購入の可否を決めていたりします。そのほかに、週に1回、新刊全点案内というカタログ誌みたいなものを送っていただいておりますので、それで選書の確認などをさせていただいているところです。
 電子書籍につきましては、私ども、2事業者と契約をしております。1つは、先ほど出ましたTRC、図書館流通センター、もう一つは、紀伊國屋書店さん。それぞれ、新しく入ってきた電子書籍について電子的に情報をいただきますので、それを担当職員が確認をさせていただいて、その中から新しい本を購入するのを決定しているという状況でございます。
 以上です。


◯委員(中泉きよしさん)  ありがとうございます。よく分かりました。それで、膨大な数に上る蔵書計画ですけど、今、90万点、100万点近くあるんですが、これ絶対に専門知識が必要で、全体像を俯瞰した蔵書計画というのは必要だと思うんですが、それにはやはり専門知識、司書さんのということが不可欠になると思うんです。そうした図書館司書さん含めて、図書館の一般職員さんも含めて、やはり御自身の職務に対して、プライドですとかモチベーションを持って当たれると。先ほど、教員のほうもそうしたものがなければということがありましたけれども、今の図書館はよく外部委託、指定管理者等々があって、それはよく入札で決められて、それは人件費を地域の最低賃金にして採るしかないというような状況で、あまり先ほど申し上げた専門職、せっかく大学で勉強して図書館司書を取った、本が好きで、地域の文化のために働きたいということで図書館で働いている皆さんのモチベーションとかプライドというものを維持させるための予算ですとか体制、研修制度、そういったものは何か意識されているものなんでしょうか。
 もしくは、将来的に予算削減のために指定管理者のほうに移していこうかなという計画があるのか。私は、それをしてということではなくて、今の文脈でいうと、それはしないほうがいいですよということで、ちょっとお伺いします。


◯三鷹図書館長(大地好行さん)  まず、指定管理とかの話について何かしら計画があるのかないのかということについていえば、私としては承知しておりません。ないというふうに思っています。
 それから、専門性のところでございますけれども、まず大前提として、図書館では司書採用をしているわけではないという現実があります。つまり、普通に三鷹市職員として採用された方が図書館に来ている。当然、司書資格を持っている者もいれば、持っていない者もいます。
 その中で、それぞれOJTとかをさせていただいて、選書をしていただくという形になるんですけども。研修については、私としてはちょっと足りていない──結局、私ども、5館に分かれていますので、職員全員を集めて何かするということもなかなか難しくて、私もいろいろ、職員にすごい長文のメールとかを送りつけて、こうしてほしいというのをやったりとかするんですが、なかなか徹底もできない。その辺で、やっぱり意識を統一するとか、方向性を統一するというところに苦慮しているところではあります。ですから、今後、研修については増やしていきたいなと思っています。
 費用、予算につきましては、一定、私ども、うまく生かしているかはちょっとあれなんですけど、いただいていると思っております。ほかの市では、やはり電子書籍を導入するときに、紙の本の予算を削られるというパターンがよくあるんですけど、三鷹市では一応、取りあえず今のところは紙の予算とは別に電子書籍の予算をいただいておりますので、私としては、どちらも最大限うまく活用させていただいて、市民に役立つ図書館というのをつくっていきたいと思っているところでございます。
 以上です。


◯委員(中泉きよしさん)  ありがとうございます。よく分かりました。これから、図書館の充実も期待しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 ありがとうございました。


◯委員長(大倉あき子さん)  それでは、現在、質疑の途中ですけれども、しばらく休憩をしたいと思います。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(大倉あき子さん)  休憩します。
                  午前11時07分 休憩


                  午前11時14分 再開
◯委員長(大倉あき子さん)  それでは、委員会を再開いたします。
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◯委員(谷口敏也さん)  それでは、順番に質問させていただきます。
 まず、報告書のほうからなんですが、先ほど来から教育委員会の定例会の話が出ているので、私も思わず質問しなければと思っていたんですけど、基本的には毎月第1金曜日ということは把握していて、私もできる限り傍聴しに行っているんですけど、ホームページでチェックしているんですけど、結構ぎりぎりにならないと日程が出ないときとかもたまにあるじゃないですか。
 委員さんがそれぞれ別の仕事をお持ちで、なかなか合わないというのは理解はしているんですけど、金曜日というのも分かるんですが、例えば1週間ぐらい前とかでも出ていないときとかあったんですよ。そういうときって、5人が全員そろうまで日程をまた変えたりとかってしているのか。できればもうちょっと早く、2週間ぐらい前にはホームページに掲載すべきだと思うんですけど、その辺の日程調整、必ず人数がそろわないとやらないようにしているのかとか、その辺についてお伺いしたいんですけど。


◯総務課長(宮崎 治さん)  実は、日程が決まっていることはもちろん多いわけなんですけど、その中で急な案件が入ってきたりということがどうしても起こっていて、それで開始の時間等、会議のやり方とか、そういったところで若干調整がついてないことがありまして、そういう部分でちょっと御不便をおかけしていることが確かにあります。
 ただ、もちろん、なるべく早めに皆様にお知らせする必要はあるのかなというふうには思っていますので、どのような方法がよろしいのか、検討しながら進めたいと思っております。
 以上です。


◯委員(谷口敏也さん)  分かりました。決まったらすぐ出していただいているとは思うんですけど、直前になっても決まってなくて、チェックするのを忘れたと思ったら、もう過ぎていたとか、昨日じゃんみたいなのもあるので、できる限り早く調整をして、公表していただきたいなと思います。
 それと、評価についてなんですけど、中泉委員からの質問等にも目標と評価とかについてありました。私も、この報告書が出るたびに意見として述べているんですけど、例えばその評価に当たって、A、B、C、D、特に成果に対する評価、ほぼAで、ちょっとBじゃないですか。おおむね目標を達成できたというのと、目標を達成できなかったC、この違いというのが非常に曖昧じゃないかなと思うんですね。
 特に、我々、うちの会派の議員みんなそうですけど、民間企業で働いていると、私なんか特に数字に厳しい不動産業界にいたので、その目標の営業数字が行かないと、達成できなかった。できたかできないかしかないんですよ。例えば数字的に、目標数字として出されている、先ほど13ページの説明の中で、教員による動画教材、1,000本目標だったのが380本とかじゃないですか。一方で、先ほどの質問がありましたけど、17ページの休日の部活動指導員の充実、7人目標だったのが5人。
 数字的に表れている目標に対して、その数字が行っていないのであれば、本来、目標を達成できなかったCじゃないかなと思うんですけど、おおむね目標達成できたというBになっているというところが、行政と民間との違いで、これはしようがないんですと言うのかどうか分かりませんけど。前は、目標数字に対して約80%ぐらいの数字が行っていればBにしていますみたいな答弁が、伊藤部長だったか、前の秋山部長だったか、ちょっと忘れちゃいましたけど、そういうのがあったんですけど。
 それだったら、おおむね目標を達成できたというのはなしにして、やっぱり目標を達成できなかったと。ただ、数字をノルマとして捉えるというのは、やっぱりそこまで、何とかモーターみたいな、縛るようなことというのは必要ないと思うんですけど、なあなあになっちゃうじゃないですか。本来は目標数字に向かって努力することが目標なわけで、それをおおむね目標達成、評価はどうせBになるだろうからいいだろうみたいな発想になっては困ると思うんですけど、その辺についてどういうお考えなのか、お伺いしたいと思います。


◯教育委員会事務局教育部長(伊藤幸寛さん)  まず、8ページをちょっとお開きいただきたいんですけれども、成果の指標として、成果に対する評価は、100%を超えたら達成度S、それからAは90%から100%、Bは70%から90%未満と。このように、一定の指標といいますか、成果がどのくらい上がったかというところの目安は出しているところです。
 それで、なかなか難しいのは、今回、目標というところで、例えば、今1,000本の目標に対し380本と確かにこれは少ない。これ、計算からすれば、そこだけ捉えれば、70%未満。やはり、成果の指標を考えるときには、まず内部で指標を確認していくわけですけれども、全体を通して、おおむね何%程度の達成なのかというところで出していますので、数字が全てであればそうしたことも考えられるんですけど。そこは、今質問委員さんも恐らくお分かりになっての質問だと思うんですけど、なかなか行政の評価の難しいところというのはあります。
 今回、例年に比べればBは多いと思うんですけど、私も教育部長になりまして、出戻りまして、しっかり1年間通して事業を実施して、じゃあ、成果をどう見ていくかというところで、今回初めてだったわけですけれども、より一層、市民の皆さんに納得いただけるような評価の仕方、そうしたところはさらに工夫をしていきたいと思います。


◯委員(谷口敏也さん)  おっしゃるとおりだと思いますし、私も分かっているんですけど。例えば、数字を表せるところはそういう評価ができるわけですから、もうちょっと細かく評価をすべきじゃないかと思うんですよ。
 これだったら、個別最適な学力テストの活用の中に教員による教材の作成とかがあるから、それぞれに対しての大雑把な1つの評価だと、こういうふうになっちゃうと思うんですよ。もっと個別の、例えば、ほら、生徒たちの通知表だって、今、英語で5とかじゃなくて、細かくなっていたりするじゃないですか、その次の段階の。その次の段階の評価というのも考えるべきじゃないかと思うんですけど、部長としてどうお考えなのか、お伺いします。


◯教育委員会事務局教育部長(伊藤幸寛さん)  点検、評価の目的として、公表というところがありますので、より詳しい事務の内容を評価すべきだということがある一方、それだけに時間を取られてもというところもありますので、その辺のバランスもよく考えながら、点検、評価が始まってから15年ぐらいたちますけれども、常にそうした見直しの視点を持って、いただいた御意見も含めて考えていきたいと思います。


◯委員(谷口敏也さん)  ちょっと投げやりなように聞こえたんですけど。いや、本当に評価は分かりますけど、目標があまりにも大まか過ぎて、個別の評価が必要じゃないかなと思うんで、ぜひ御検討をいただければと思います。
 その中で、先ほども申しました部活動の件については、私も一般質問等で再三お話をさせていただいておりますけど、先ほど学識経験者の方々からの意見でも、大学との連携というお話がありました。三鷹市内でも、東側には杏林があるし、西側にはICU、ルーテルとかありますから、非常にそこが重要だと思います。
 先ほど、答弁だったか説明の中でも、働きながらやるというのはなかなか難しい、その中で、やっぱり学生で回していく。学生も卒業したらいなくなりますけど、どこかの一般質問で言いましたけど、うちの三鷹の森なんかは、卒業した子が高校になってもバレー部に戻ってきてくれて、今外部指導員をやってくれて、引率も行ってくれているというような流れを──今、卒業した子たちは、同級生同士なんかは特にLINEとかでずっとつながっているじゃないですか。そこにどうPR、お願いするのか。学校の先生から直接というのはなかなか、いろいろと生徒とのLINEの交換とかのあれがあるでしょうから難しいでしょうけど、やっぱり先輩、後輩とか、CSの方々、生徒とつながりがある方から──間接的にこういう募集をしているんだということをまだ子どもたちは知らないと思うんですよ。うちの娘なんかそうですけど、こういう指導員というのを今学校として必要としているんだけどというのでLINEを回せば、1学年100人以上いる学校とかで、それなりに見つかるんじゃないかなと思いますので、そういった仕組みづくりもぜひ行っていただきたいと思うんですけど。大学との連携という意見に対する市側の考え方をお伺いしたいんですけど。


◯教育部調整担当部長(松永 透さん)  大学生は、非常に重要な市民です。そういう意味で、いろんな形でのアプローチを今させてもらっています。そういった意味では、教育委員会としても、各大学とのいろんな連携や何か、市として結んでいるものも含めて、様々なチャンネルの中で、例えばスクール・コミュニティ推進会議や何かの中にも、各3つの大学に入っていただきながら、その中での情報交換とか、今こういうことが足りないというのを幹事会等を通じてお話をさせてもらって、御紹介をいただいたりもしています。
 また、そこには入っていませんけれども、日本女子体育大学とかもあって、あそこの方が今実際に部活動指導員をやっていただいているといった学校もございます。そういった意味で、いろんな形で、大学生はすごく重要な人材だなというふうに思っておりますので、取り組んでいきたいというふうに改めて思っているところです。
 以上です。


◯委員(谷口敏也さん)  ありがとうございます。日女体も忘れていました。私の娘が入っていたダンスクラブも、そこから先生に来ていただいたところです。ぜひ引き続き、よろしくお願いいたします。
 あと、27ページのこれ、ちょっと私も知らなかったんですけど、お伺いしたいんですけど、第3部に関するニーズや懸念を把握するとともに、家庭科室を利用した朝食提供の取組というのは知らなかったんですけど、どういったことをどの程度の数の学校でやられているのか、ちょっとお伺いしたいと思います。


◯教育政策推進室長(越 政樹さん)  家庭科室を活用した朝食提供の取組でございますけれども、こちら、学校3部制を進めるというようなアイデアを各所で説明する中で、最初は中原小学校のほうで、地域で食事を通じた居場所づくりをしている団体の代表の方、CS委員もやられている方から御提案として、そういうのができないかということで、学校施設の目的外使用の許可を出す形で、中原小学校の朝の家庭科室を活用して提供の取組を行っていただいております。
 その後、そうした取組を知って、七小のほうの地区で、そこもまた地域でされている方からそういうことができないかという御相談を受けて、学校、教育委員会と調整させていただいて、そういった取組に学校施設を活用いただくというようなことをさせていただいております。それぞれ2週間に1回だとか、月に1回というような程度で学校でやっているときに、定期的な開催というのを各団体のほうでしていただいています。
 そのような様々な地域側からの御提案をどうやったら実現するかということを踏まえながら、いろいろな制度面とかの勉強を我々もさせていただいているという状況でございます。


◯委員(谷口敏也さん)  ありがとうございます。非常に有意義な取組じゃないかなと思います。この前の一般質問で朝の学校開放ということを質問させていただいて、小1の壁の解消とかにもなるし、逆に、子ども食堂の代わりにもなるというような形で、こういった先行事例みたいなことは、先ほど七小にまた普及していったというお話ですけど、全学校の関係者で共有すべきだと思うんですけど、そういう発表の場ですとかお知らせの場というのはきちんと持たれているのかどうか、お伺いします。


◯教育政策推進室長(越 政樹さん)  各学園・学校との共有の場としては、もう定例的なものになりますけれども、学園長会議、校長会、そして各CS委員会の会長、副会長が集まる正副会長連絡会、あるいは地域学校協働活動推進員であるスクール・コミュニティ推進員の皆様が集まっていただくスクール・コミュニティ推進員連絡会、これも月1程度やっております。そうしたいろんな場において、学校3部制、先ほどの朝食提供だけではありませんけれども、こんな取組を今進めているというような情報共有を図っているところでございます。


◯委員(谷口敏也さん)  ありがとうございます。地域子どもクラブだけではなく、先ほど言った部活動指導員、指導助手とかの面でも、やはりそういったほかの学園の事例とかをしっかりと全学園で共有できるような場をこれからも進めていただきたいなと思います。
 続いて、32ページの学識経験者の意見の活用ということで、私も柳瀬元校長には大分お世話になったところなんですけど、せっかくこのお二人に説明して、意見を求める場をつくって、これは一人一人別じゃないですか。これは何か理由があったのか。私はイメージ的に、2人いると、2人で聞きながら意見を出していると、こっちの方の意見を聞きながら、自分もまたこういうのもあるよねというのが出せるから、本当は2人で一緒がいいと思うんですけど、何か理由があったのか、お伺いします。


◯総務課長(宮崎 治さん)  2人一緒の予定で日程調整させていただいたんですけども、どうしても日程が合わなくて、今回、2日間に分けることになりました。
 以上でございます。


◯委員(谷口敏也さん)  分かりました。ぜひ次回はお二人そろってやっていただければなと思います。
 それぞれ、お二人からいろいろな意見を出されて評価する、いろいろあります。または、何々する必要があるですとか、柳瀬さんのほうでは検証を行っていただきたいとか、何々していただきたいとか、それぞれ要望をされている場合もあります。これに対して、教育委員会としてきちんと返事をしているのかどうかを確認したいんですけど。こういう意見をもらって、ここはこうします、ああしますとかいうのをフィードバックさせているのかどうか、お伺いします。


◯総務課長(宮崎 治さん)  個別に一件一件、これはこうしましたという御報告はしていないところなんですけども、次回というか翌年度のこちらの評価について、学識経験者等におなりになった際は、その旨を加味しながら説明をさせていただいているところです。


◯委員(谷口敏也さん)  でも、それは次年度も同じ方がやった場合にということですよね。そうではなくて、やはりしっかり意見等をもらっているのであれば、教育委員会としては、これはそうは考えていませんでもいいですし、前向きに検討するでもいいですから、本当だったら、意見をもらったら回答すべきだと思うんですけど、それはどうお考えですか。


◯教育委員会事務局教育部長(伊藤幸寛さん)  学識の先生方との懇談会ですけれども、その場で意見交換をさせていただいているんです。ですから、こういうことでどうなんだろうという疑問に対して、今こんなことをしていますということとか、ちょっとそこは足りないねと、もう少しこうしたらいいんじゃないかみたいなところがこの助言に入っているということで、そこでは今後の方向性みたいなところも若干お話しさせていただいたりと。
 当然、結果だけを議論するわけではないので、ですから、こちらにも今後の課題、取組と書いてありますけど、そういうところでフィードバックしている部分もあります。ですから、今、御指摘の点、非常に重要だと思いますので、より一層この意見交換、懇談会が先生方お二人そろって、その中でいろんな意見を出してというのは重要だと思いますので、今後もそのような日程調整、それから運営に努めていきたいと思います。


◯委員(谷口敏也さん)  ぜひそういった形で進めていただければなと思います。
 続いて、図書館のほうなんですけど、2ページの表を見ますと、目標を達成できてよかったという部分と、結構増えているじゃんというような見方をしていたら、下のほうで、新型コロナウイルス感染症の影響がなかった図書館の利用者数ですけど、平成30年度と比較しても少なくということで、ああ、やっぱり少なかったんだなというような、ここまで行かないと分からなくて。これからの表──教育委員会とか図書館だけのことじゃないんですけど、コロナ前の数字と併せて、目標がどうで、今現在がどうなのかということを表記してくれないと、これは公表していく資料でしょうから、分かりづらいと思うんですよ。
 たまたま今、図書館の表が出てきましたから、図書館のことだけ言いましたけど、今後、やっぱりコロナ禍ですごいいろんなものが数字的に変わったと思うんですよね。だから、これから市民に示す、我々に示してくれるような資料については、コロナ前の数字も、平成29年か平成30年ぐらいの表も併せて表記すべきだと思うんですけど、その辺、部長はどうお考えなのか、お願いします。


◯教育委員会事務局教育部長(伊藤幸寛さん)  経年の変化というのは、図書館の事業概要では細かく経年で出ているので、そういうのも参考になるんですが、やはり御指摘のとおり、例えばコロナでいろんなところで影響があったということもありますし、その前からの経年の変化がどうなんだと。さきの質問委員さんも同じ趣旨だと思います。例えば、基本的運営方針を定めたときの数字がこれで、その後、中間的にここ、ここみたいな形で、やり方は工夫できると思うんですよね。
 ですから、今後は共通するところはありますので、今の御指摘も踏まえて、例えば今申し上げたような基本的運営方針の策定時点はこの数字、それがこう変化した。そのようなことになるか、表の限られたスペースでもあるのでちょっと工夫が必要なんですが、何らかの形で、例えば当初の実績みたいなところを載せるようには工夫したいと思います。


◯委員(谷口敏也さん)  ぜひ、分かりやすい表記の仕方というか資料の作り方というのを検討していただきたいなと思います。
 最後に、この図書館の基本的運営方針に基づく点検、評価に対する意見ということで、第21期三鷹市立図書館協議会の方々からの意見というのが出ております。5月と6月の定例会において議論がされたということで、ホームページを見たんですけど、会議の要旨のほうは、15回定例会、5月の定例会までしか載っていなかったんですけど、今日、8月ですよね。1か月ぐらいでできないものなのか。事前にプリントアウトしたのは5月18日開催のものまでだったんですけど、せっかく文教委員会が開かれるので、今日は8月だから、6月のもまとめていただきたいなと思ったんですけど、日程的に難しいのかどうか、ちょっとお伺いしたいと思います。


◯三鷹図書館長(大地好行さん)  会議録の要旨につきましては、やはり録音したものを文字起こしして、それを取りまとめをして、それを館内で何回か回した上で完成版を作るというプロセスを取っておりますので、どうしても一定の時間をいただくことになります。ただ、なるべく早くお出ししたいということについては思っておりますので、今後、改善できることについては努めていきたいと思っております。よろしくお願いします。


◯委員(谷口敏也さん)  文教委員会の日程に合わせるというわけじゃないですけど、資料的には、こういう意見書が出てくるというのが分かれば、当然、我々もその会議内容とかを見てみたいですし、それに間に合わせられるような時間配分をしていただければなと、要望です。お願いします。
 終わります。


◯委員(伊沢けい子さん)  それでは、3つずつ質問したいと思います。報告書のほうですけれども、まず17ページ、18ページの学校における働き方改革のところです。今、副校長に対しては会計年度任用職員、教員に対してはスクール・サポート・スタッフ。部活動においても2種類あって、会計年度任用職員、それから謝礼を渡すというような形での待遇で協力をいただいているということなんですけれども。一方で、今後3部制を目指すというんですけれども、教員の今の働き方改革ということが挙がるぐらい、とても忙しくて子どもたちに向き合う余裕がないとか、デジタル化ということなんかも、よりそれに拍車をかけているように見受けられます。
 そういった意味で、3部制ということが成り立つのかということが、私の以前からの疑問です。やはり教員が対応するということについては、かなり無理があるんじゃないかと。そもそも学校の3部制ということよりは、もっと福祉の部分で児童館をきちんと増やしていく、三鷹市として、そういう大きな問題として、あるいは学童保育は徹底してニーズに応えていくと。そういうことでの対応であるべきだと、前から私はそういう考えを持っていますけれども、そういう意味で先生たちの対応の限界ということについては、どのようにお考えでしょうか。


◯教育部調整担当部長(松永 透さん)  多分──今の御質問なんですけど、学校3部制の中で教員が担うのは1部です。逆に今までは、2部、3部といったところに関しても関わっている人がすごく多かったところを切り分けるという部分で、第1部に集中ができるような環境を整えていきたいというのが、そもそも教員がどこにどう関与するかということでいうならば、重視していこうというふうに考えている点です。
 学校3部制自体は、学校を今までと違う使い方をするといった部分で、全く今までと同じかというと、またちょっと違ってきて、先生方にもマインドセットを少し変えていただかなければならない部分というのが出てくるのかなというふうには思っているところです。
 そういった意味で、3部ができると教員が大変になるかというと、逆に時間のところできっちり切り分ける中で、先生方には放課後の子どもたちの部分というよりも、教材研究であるとか、そういったことで取り組んでいただければなというふうに思っているところです。
 以上です。


◯委員(伊沢けい子さん)  そうだとすれば、逆に2部、3部というところは、誰が担うのかということが、その中心的な責任者が誰でということになってくると思うんですよね。子どもたちが対象ですから、そういったときにやっぱりけがをしたり、そういったことがないようにということが最低限のこととしてなされなきゃいけないし、もしけがをしたら、それに対応するというようなことも求められるわけですよね。
 そういったときに、私が言いたいのは、学校という施設を使うかどうかはちょっと別として、人という意味でいえば、児童館的な職員がいるというような形での対応をきちんと市内に広げていくということのほうが──学童は学童として、どんなに増えようともニーズを捉えていくと、そこはその中間みたいなことにはしないということの徹底がやはり必要なんじゃないかということを申し上げております。
 そこだけ少しお答えいただければ。


◯教育委員会事務局教育部長(伊藤幸寛さん)  もとより、例えば地域子どもクラブでありましても、学童でありましても、いずれも子ども政策部ではありますが、基本的にはけがの対応、安全に運営するというところには意を用いて、しっかりした体制を組んでいるところです。
 ですから、例えばけがとか、安全とか、学童をもっと増やしたほうがいいとか、学童が自由に出入りできるようにすればいいとか、それは質問委員さんの御主張なんだと思いますけれども、それについて、例えば学校3部制の中でどういうふうにしていったらいいのかというのは、今の時点といいますか、教育委員会のみの立場で答弁するのもちょっと難しいところです。


◯委員(伊沢けい子さん)  確かにそうですね、これは全体の市政のほかの部分とも関係がある話ですけれども、私はやはり、そこは学校3部制ということについてはあまりやるべきじゃないと言いたいんですよね。そうじゃなくて、きちんと福祉政策として対応をしていくほうがいいと、そういう考えを持っているということをここで述べたいと思います。
 それから次、報告書の2点目、23ページですけれども、今後の課題と取組の最後のところに、給食室の空調設備未設置校への整備を実施ということがあります。それで、私も実はここで働いているお母様の方がいて、すごく暑いというふうなことを今年の夏に言われました。その学校は今年つくらしいんですよね。だけど、これは全学校でしないと、特にこの真夏の直前、大変なことだったということを聞いているんですけれども。
 これは、全ての学校に行き渡るのか、工事がいつ完了するのか、あるいは空調をつけるということで、すごい暑いと思うんですけど、対応の効果が得られるのかということについてお聞きします。


◯施設・教育センター担当課長・デジタル活用担当課長(田島康義さん)  今の御質問については、今年度、全ての学校に空調設備を整備したいというふうに考えております。整備時期につきましては、ほとんどの学校は夏休み期間中であると。だから、2学期からは使えるような状況にしたいと。一部、第五小学校については、給食室を改修しています関係で、その改修後に利用できるような形になるというふうに考えております。


◯委員(伊沢けい子さん)  分かりました。そこまですぐやるというふうにはちょっと思っていなかったんですけども、すごくそういうニーズがあるということをお聞きしましたので、質問しました。
 それから、報告書の3点目ですけれども、30ページのコロナ感染症対応というところです。ここで、一番最初の令和4年度の取組についてというところで、国や都の通知を踏まえてガイドラインを見直して、ここの徹底を図ったというところは幾つかあったかと思いますが、例の黙食ということがあったと思うんですよね。国や都から通知があって、それでそれをやめるということがあったかと思いますが、このことについてその後どのように取り組んでいるのか。子どもたちの反応とか、先生方の対応など、ちょっと教えてください。


◯指導課長(福島健明さん)  この令和4年度の時点で、既に黙食という言葉は学校の中ではもうないと。ただ、適切な音量で会話をするというところで、そういう話は通知を出しているところです。ただ、実はインフルエンザがはやったということもあって、ある中学校では定期考査の前ということもあって、やはり黙食に近い状態で、安全に給食指導を実施したというふうに聞いておりますので、学校では適宜、そういった形でコロナで得た知見をその都度活用しながら、よりコロナ禍前のマナーをしっかり守った給食指導をしっかり進めているというふうに認識しております。


◯委員(伊沢けい子さん)  これについては、去年、おととしと親御さんなどで議会に請願を出されてきた。黙食をやめてほしいというようなこともありました。それで、私自身も、黙食については、やはり精神的な影響というのはあまりにも多くて、おうちに帰っても一言もしゃべらないようなふうになっているということも親御さんから聞いたりして、しゃべると兄弟で注意し合ったりするんだというような。
 かむ音がうるさいとか、お兄ちゃんが妹に言うんだとか、そういうことを聞くと、とんでもない影響が子どもたちにあったんじゃないかなというふうに、今も影響しているんだと思うので、やはりこれはそういう側面をきちんと把握して、教育という意味で、給食は食育ということもあると思いますので、そこはきちんと考えを三鷹市としても持っていただきたいなというふうに思います。それは意見として申し上げておきたいと思います。
 それから、次に、図書館の件ですけど、図書館もちょっと3つだけ聞きたいんですけど、最初、7ページの上の段の囲みの中に、学級文庫のことが書いてあります。学級文庫、私も子どもの頃は結構楽しく本を読んだり、みんなで同じ本を借りたりとかという思い出もありますけれども、その配送負担を軽減するために、今まで親御さんたちが選書、配送を行ってきたけど、事業の見直しを図ったという一文が5行目ぐらいにありますが、それはどういうことにしたということですか。


◯三鷹図書館長(大地好行さん)  検討をさせていただいて、実際の見直しは今年度からなんですけれども、基本的には配送の部分については、私どものほうで委託をしまして、各学校に配送させていただくという形を取っています。
 選書等については、学校司書さんを中心にやっていただく形にしているんですけれども、父兄の方で御参加をされたい方については、学校司書さんを通じて一緒に来られたりとか、そういうような形での対応をさせていただいています。
 以上です。


◯委員(伊沢けい子さん)  分かりました。その配送ということで、負担が軽減したということならばいいと思いますけれども、親御さんなんかも選書に加わったりするということについては、やはり子どもたちの意見も反映させやすいし、意味があると思いますので、続けていただきたいなと思います。
 それから、次に、18ページの調査、アンケート結果です。このアンケート、300名以上の人たちがということで、いろいろきちんと集計がされていて、一定の図書館に対する考え方が表れているかなと思いました。それで、この18ページの設備(空調、トイレ、照明など)ってあります。先日も、ある方から中央図書館がちょっとやっぱり空調の設定が高くて、暑いということがあって、館長さんに私もちょっと意見を申し述べたということがありました。
 その後、図書館に行ったら、サーキュレーターというか扇風機で、少し置いて、攪拌してということで対応していただいたということがあったんですけど、そういうことで、すごく変わってくるというふうに思いますので、この設備、空調などは、特にこの夏、すごく暑くて、大事な点かと思うんですけれども、お考えはいかがでしょうか。


◯三鷹図書館長(大地好行さん)  基本的には、空調につきましては、総務部からの通知もございますことですので、それを中心に──ただ、なるたけ利用者の方の御負担にならないように、温度計の増設とかを図りまして、館内の温度が一定の温度よりも下がるような形では運営をしたいと思っております。


◯委員(伊沢けい子さん)  今年ほど暑くて、しかも物価高もあって、クーラーのある図書館を1つの避難場所みたいにして、そこに滞在しているという御高齢の方ですとか障がいのある方などのお声も聞きますので、やはり図書館の、さっき公共性ということをおっしゃった委員がいましたけれども、場所としても、そういう公共的な役割というのを図書館というのは果たすべきではないかというふうに考えますが、いかがでしょうか。


◯教育委員会事務局教育部長(伊藤幸寛さん)  御指摘の点ごもっともでして、教育委員会としても、公共施設というのはそういう役割も果たせる場所だと思うんです。それはしっかり対応していきたいと思います。


◯委員(伊沢けい子さん)  最後に、そのことに関連してですけど、19ページの真ん中のこのアンケートの結果に、座席数ということがあるんですけれども、座席数については、満足というのがちょっとほかの項目に比べると少ないように感じます。私も図書館に、私なんかは牟礼なので、東部図書館に行くんですけど、やっぱりちょっと椅子が少ないなというのがあって、読んだり、そこに少し滞在したいというときに、もっと座席数を何で増やさないのかなということは、私個人としても思っていましたし、このアンケート結果でも出ているので、さっきの公共性という意味も含めて、今後、座席数というのはできるだけ多く取ったほうがいいんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。


◯三鷹図書館長(大地好行さん)  座席数につきましては、多ければ多いほうがいいというのは私も同じでございまして、なるたけ多くしたいと思っております。ただ、どうしても当然、それぞれの方の空間としてどれくらいが必要なのかとか、あるいは書架とのバランスとかもございますので、当然、書架を置けばスペースが減りますから、その分、座席を置く場所はなくなってくる。じゃあ、座席を増やすために書架を減らしていいのかというような、そういうジレンマのところがございます。
 今後、いろいろ検討していきたいなとは思っているんですけれども、基本的にはがんがん減らしていきたいというふうに思っているわけではなく、できれば増やしていきたいとは思っております。
 以上です。


◯委員(伊沢けい子さん)  ぜひ、書架との関係というのは分かりますけれども、やはり滞在して、結構すぐ帰るという方も、30分ぐらいしか滞在しないという方も、アンケートでは多かったみたいですので、半分ぐらい。もうちょっと滞在して、ゆっくり本を選んだり、読んだりということを考えると、椅子も、何でこんなに椅子がないんだろうと、どの図書館へ行ってもいつも思うので、そこは対応して、市民にとって使いやすいものにしていただきたいなと思います。要望して、終わります。


◯委員長(大倉あき子さん)  ほかにありますでしょうか。大丈夫ですか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 以上で、教育委員会報告を終了いたします。
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◯委員長(大倉あき子さん)  休憩いたします。
                  午前11時57分 休憩


                  午後0時58分 再開
◯委員長(大倉あき子さん)  委員会を再開します。
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◯委員長(大倉あき子さん)  スポーツと文化部報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯スポーツと文化部長(大朝摂子さん)  本日の私どもからの行政報告は、お手元の資料のとおり2点でございます。
 1件目は、SUBARU総合スポーツセンタースポーツ教室料金改定についてです。SUBARU総合スポーツセンターで実施をしていますスポーツ教室は、指定管理者である財団法人スポーツと文化財団の自主事業でございます。財団がプロポーザルを経て選定したスポーツ事業者に委託をして、実施をしています。このスポーツ教室の参加費につきまして料金の改定を行うことになりましたが、その際に、激変緩和措置を講じることといたしましたので、その内容についての御報告です。
 2点目は、東京都主催の自転車ロードレース事業につきまして、少し具体的な内容が都から発表されましたので、御報告をさせていただきます。それぞれ、担当の課長より御説明をいたします。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐さん)  SUBARU総合スポーツセンタースポーツ教室料金改定について御説明いたします。資料1を御覧ください。本スポーツ教室事業は、財団が自主事業として実施しているものです。料金は、平成29年度事業開始以降、消費税率の変更時の改定を除き、据え置いてきました。近年の最低賃金の上昇や物価上昇等を踏まえ、優秀な講師の確保と教室事業の利用者満足度の維持向上を図るため、料金を改定し、新料金を適用いたします。
 なお、料金改定は利用者への影響を考慮し、激変緩和対策として2回に分けて実施いたします。
 1の(1)と(2)を御覧ください。財団の行うスポーツ教室は、3か月をワンクールとして実施しておりますが、1回目の料金改定を今年度、令和5年度であります第3期分から、2回目を令和6年度である第3期分からというように、2回に分けて激変緩和対策を取りながら料金改定を適用いたします。対象となる教室につきましては、2に記載のとおり、全ての教室といたします。
 次に、改定後の料金及び改定率ですが、3を御覧ください。料金の改定は、最終的には令和6年10月時点で現行の10.52%を引き上げます。激変緩和対策として2回に分けて料金の改定をいたしますので、表を御覧ください。現行、全教室料金の平均となる9,924円でお示ししておりますが、今年度の10月改定時は5.09%分の505円を増額した、平均1万429円となります。令和6年度の10月改定後は、現行の10.52%分となる1,044円を増額した1万968円となります。
 次に、4の表を御覧ください。1時間当たりの料金について、ほかの民間事業者との料金を表に記載しております。表の真ん中より左側は、SUBARUでの現行、2023年10月改定後、2024年10月改定後の料金、右側には、S社、M社、R社の3事業者の現行料金を記載しております。上から順にキッズスイム、バレエ、チアダンスとなっております。SUBARUにおいて、最終的な2024年10月改定後の料金と比較した倍率を他社3社の表の中に記載しております。なお、他社の料金は、この表以外に登録料や年会費、指定商品の購入を求められるものも多くあるところです。
 次に、資料の裏面、5を御覧ください。今後のスケジュールが載っておりますので、御参照ください。
 続きまして、6のセントラルスポーツへの補填を御覧ください。今年10月から来年9月までの間は、最終的に適用される新料金と今年10月に適用される料金との差分について、実績に応じてセントラルスポーツへの補填を行いたいと思います。
 最後に、7のスポーツ教室料金改定影響額の表を御覧ください。まず、令和5年度を御覧ください。表の上側、収入欄から御説明いたします。財団では、当初予算として9,400万円の収入を予算計上しております。料金改定を行わない9月までの上半期分は半分の4,700万円ですが、下半期である10月以降は、段階的に5%の料金改定を行い、4,935万円の収入見込みとなります。先ほど、6で御説明いたしましたとおり、最終的な10.5%との差分となる補填額214万5,000円を財団の予備費から補填いたします。
 次に、令和6年度を御覧ください。上半期は、令和5年度の下半期と同じ金額を見込んでおります。令和6年度の下半期の5,193万5,000円は、令和5年度の上半期の4,700万円の約10.5%分を増額したものとなっております。令和7年度では、令和5年度当初予算の9,400万円の約10.5%増額となる1億387万円の収入を見込みます。表の右端には、全ての改正が行われた後の通年影響額を記載しております。令和7年度の見込額から、令和5年度の当初予算を引いた額987万円が料金改定をしたことにより収入増になると見込まれます。
 次に、表の下側、支出について御説明いたします。財団では、スポーツ教室の実施に当たり、その収入の83%をセントラルスポーツに教室実施の委託料として支払うこととしております。差分の17%は財団の収入となり、その額は財団プロパー職員の人件費に充てているところです。財団スポーツ担当であるプロパー正規職員3人と特別雇用職員1人の合計4人に係る人件費のおよそ半分を賄っているところです。
 令和5年度の当初予算では、収入見込みの9,400万円の83%に当たる7,802万円がセントラルスポーツに支払われる委託料、17%の1,598万円が財団の人件費に充てられる支出額として見込まれておりましたが、下半期からの5%の料金改定及び補填に伴う結果、令和5年度の合計欄では、セントラルスポーツへの委託料は8,211万6,000円、財団の人件費に充てられる額は1,637万9,000円と見込んでおります。
 表の一番右端にあります通年影響額を御覧ください。令和7年度の決算見込みと令和5年度の当初予算との差引きでは、セントラルスポーツへの委託料支出は819万2,000円、財団の人件費に充てられる額は167万8,000円の増額を見込んでいます。
 以上、スポーツ教室料金改定の御説明になります。


◯スポーツ推進課長(二浦孝彦さん)  私からは、東京都主催事業、多摩ロードレース等について御説明いたします。資料2を御覧いただけますでしょうか。3月に御案内いたしました多摩ロードレースは、東京都が12月3日の日曜日に開催するイベントになります。東京2020大会の都内コースを中心に初めて行われるもので、男女のロードレースコースと距離が左の図、八王子の富士森公園をスタートして、男子が緑のコース72.6キロ、女子が赤のコース49.8キロを東京2020大会とは逆に東に向かって進んで、味の素スタジアム手前がゴールになります。
 男女のパラサイクリングコースと距離は右の図のとおりで、味の素スタジアムコーナー北側からスタートして、時計回りに走って、男子は4周回、女子は3周回のコースになります。
 当日は、交通規制が行われて、三鷹市内の道路に関しては、三鷹の南西部で午前中の2時間から5時間程度規制される予定となっております。詳細が決まりましたら、改めてまたお知らせいたします。
 次に、STADIUM FESTAですが、こちらはロードレース当日と、前日の12月2日の土曜日に味の素スタジアムで行われます。地域の魅力発信イベントや、サイクルイベントなどが行われる予定です。
 裏面を御覧ください。STADIUM FESTAの1つとして、一般の人が参加できるチャレンジレースin味スタも、レース前日の12月2日に開催されます。コースや種目は記載のとおりで、昨日、8月1日から参加者の募集が始まりました。
 説明は以上になります。


◯委員長(大倉あき子さん)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(前田まいさん)  よろしくお願いします。先にこっちのスポーツ教室の料金改定についてお伺いしたいんですが、まず前提として、先ほどこのスポーツ教室事業は財団の自主事業であるということでしたけれども、市との関係というか、財団にこのスポーツ教室事業を言わばお願いしている関係にあるんだと思うんですけど、市民のスポーツ利用の機会を保障するという部分で、それこそ民間より低い金額で財団にその事業をやってもらっているという関係なんだと思うんですが、そこは指定管理ということになっていますか。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐さん)  財団が市から指定管理を受けている事業としましては、このスポーツ教室は入っておりません。あくまでも財団の自主事業となっております。


◯スポーツと文化部スポーツと文化財団担当部長(平山 寛さん)  自主事業と指定管理事業につきましては、三鷹中央防災公園・元気創造プラザの指定管理施設の管理に係る基本協定書というところで規定がございます。第28条のところで、自主事業について規定をしておりまして、中央防災公園・元気創造プラザの指定管理施設の設置目的に合致し、かつ管理業務の実施を妨げない範囲で、財団の費用により自主事業が実施できるというような規定がございます。
 ただ、この第2項におきまして、市に対して事業計画書を提出し、事前に市の承認をいただくというような形になっておりますので、その事業計画書を提出して、お認めいただいているというような形の仕組みになってございます。


◯委員(前田まいさん)  そうすると、今回のようなこの料金の値上げ、改定については、事業計画の中に示されて、市も承認されたという理解でよろしいですか。それを審議した場とか何かがあったんでしょうか。


◯スポーツと文化部スポーツと文化財団担当部長(平山 寛さん)  こちらの事業計画書には、料金体系の部分まで載って御承認をいただいているものではなくて、自主事業の項目として御承認いただいているというような内容になってございます。
 この料金の改定におきましては、基本的には財団のほうで決定をするというような形になりますけれども、財団の事業は市の一定のスポーツ事業の政策との関連性を当然持って運営しておりますので、連携をして、この料金改定については情報共有を図りながら取り組んできているというような形になってございます。


◯委員(前田まいさん)  そこがちょっと私も詰め切れなくて、自主事業だということなので、今回もこの報告であって、ほかのような値上げの議案とまた違って、議会としても何か言える立場ではないんだとは思うんですけれども。でも、やっぱり値上げということは、市民への負担が増えるということなので、そのことに対して市が、例えば諮問を受けるとか、それを了承したとかというプロセスがないというのはちょっと問題じゃないかと思いますが、いかがですか。


◯スポーツと文化部スポーツと文化財団担当部長(平山 寛さん)  自主事業は先ほど申し上げましたとおり、指定管理を受けている財団が自主事業が実施できるというような規定に基づいて実施しておりまして、大くくりのところでは、スポーツ教室事業というところで、事業計画書で御承認をいただいているというところでございます。
 料金の改定に当たりましては、承認のプロセスというところは、今御質問いただいた点につきましては、実際に意思決定を市のほうで承認行為というところはないんですけれども、もちろん、繰り返しになりますけれども、スポーツ施策を実施しております市と連携をすることによって情報共有を図り、そこのところは財団のほうで意思決定をさせていただき、市民の利用者の方にも御説明をさせていただいて、運用しているというような構造になっております。


◯委員(前田まいさん)  こうした料金改定というのは、財団の設立がこのスポーツセンターができてからなのか、ちょっと分からないんですけれども、今回が初めてでしょうか。


◯スポーツと文化部スポーツと文化財団担当部長(平山 寛さん)  こちら、SUBARU総合スポーツセンターが開設されて、スポーツ教室事業を開始して以降、消費税の8%から10%への改定がございましたので、その影響──ちょうど8%から10%へ上がった時期とちょうど合致しているわけではないんですけども、少し遅れる形で、その消費税分の料金改定を1回しております。それ以外に、ここまで5年間、料金改定をしてこなかったという経過でございます。


◯委員(前田まいさん)  ある程度こういう改定が必要だという事情も、この先全くないわけではないと思いますので、やっぱりそこに対して市の承認、あるいは議会での確認等が必要だというような協定の見直しも検討が必要なんじゃないかなというふうに思います。これは意見として言っておきます。
 それで、この料金改定の理由としては、最低賃金の上昇や物価上昇だと。そのことによって優秀な講師の確保が難しいのかなと読み取れるような説明文なんですけれども、財団からこの改定の理由についてどういうふうに聞いているのか、もう少し詳しく御説明をお願いしたいと思います。


◯スポーツと文化部スポーツと文化財団担当部長(平山 寛さん)  こちら、資料のほうに書かせていただいたところが基本的なところになるんですけれども、やはりこの最低賃金の上昇がある中で、スポーツインストラクターへの講師料が、なかなかこの料金体系の中でアップしていくというところは、セントラルスポーツ──委託をしている先である事業者としては、難しいというようなことになってまいりました。
 また、これは実際、昨年の秋に文書で要請を受けているところなんですけれども、コロナの状況が少しずつ緩和していく中で、やはりフィットネスのスポーツ事業の部分についても需要が回復してくる中で、これは全国的な傾向でございますけれども、やはり講師の方の確保といったところが、再びかなり他社と競合してくるというような中で、私どものほうとしても、しっかりとここの部分を確保していかないと、講師の方の質、人気のある講師の方、ひいては利用者満足度に影響するところですので、そこのところをしっかり担保していく必要があるというようなことを交渉していく中で、やはり1つの賃金改定率の目安としては、最低賃金の上昇率というものがございますので、基本的にはその上昇率の範囲の中で対応していただくというようなこともお話しさせていただきながら、今回、この時期にまで、セントラルスポーツの、委託事業者の側からすれば待っていたというところがございますので、財団のほうとしても、そういった教室の質の確保といったところを念頭に、しっかりと料金を上げて、その分、質を確保して、利用者の満足度もしっかりと図ってまいりたいと。
 一方で、料金の一段階の値上げというところも、考え方としては当然あるわけでございますけれども、利用者への影響を少しでも緩和するために、時期を2段階に分けて料金も改定していくと。一方で、そこのインストラクター等を確保するといったところはしっかりと担保をする必要があることから、一定程度の補填を実施して、スポーツ事業を実施していきたいというようなことで、本日御説明させていただいたような内容になっているところでございます。


◯委員(前田まいさん)  ただ、今回、最終的にはこの10%強の引上げになるということで、最低賃金はそこまでの上昇率になっていないんじゃないかと思うんですけど、どういった根拠で最終的には10.52%まで上げるというふうな説明があったんでしょうか。


◯スポーツと文化部スポーツと文化財団担当部長(平山 寛さん)  東京都の最低賃金でございますけれども、平成29年については958円でございました。令和4年(2022年)には1,072円というところでございまして、この比較でございますと11.89%の上昇率というような形になってございますので、ここの部分の11.89%は超えないようにというところは、一定程度お話をさせていただきながら、交渉してきたところでございます。


◯委員(前田まいさん)  分かりました。平成29年以降していないという分も含めるとそうなんだということで、理解します。でも、ここにも書いてあるように、激変緩和対策ということは、やっぱり激変だという認識は市としてもお持ちだと思うので、それが利用者に転嫁されてしまうというのは、私は非常に問題だというふうにも思います。
 すみません、この補填について、ちょっとよく分からなくてお伺いしたいんですが、補填する根拠というか、新料金が適用され、この段階的に上がっていくのでは駄目で、5.09%の期間、残りの部分を補填するという考えだということでよろしいですか。


◯スポーツと文化部スポーツと文化財団担当部長(平山 寛さん)  今、委員御指摘のとおり、最終的には10.52%というところでございますので、この令和5年の10月期に5.09%という料金改定にとどまりますので、その差分に当たるところを補填していくというのが考え方でございます。


◯委員(前田まいさん)  今年度の下半期は財団が補填すると。令和6年度のほうは市補填となっているんですが、これはどういう意味でしょうか。


◯スポーツと文化部スポーツと文化財団担当部長(平山 寛さん)  令和5年度につきましては、今それぞれ市と財団のほうで予算の議決をいただいて、確定しているところでございます。こうしたところの中、令和5年度については、財団の予備費等を活用することで、この金額を補填することが可能であるという見込みがございますので、令和5年度については財団のほうで補填をいたします。
 令和6年度につきましては、これから予算編成をしていくところになりますので、ここの部分で、市と財団との協議でございますけれども、しっかりと市のほうの予算に組んでいただいて、見ていくというような考え方でございます。


◯委員(前田まいさん)  分かりました。それから、支出のうちの17%が財団の4人の方の人件費の半分ぐらいに充てられるということで、今回の料金改定によって、この人件費も出ていく分──この方々の賃上げになるということではないですよね。もう一回説明をお願いします。市の持ち出しが減るということでもないですか。


◯スポーツと文化部スポーツと文化財団担当部長(平山 寛さん)  大きく言えば、市のほうからの人件費の補助金が減るというような形になります。


◯委員(前田まいさん)  だとすると、その分は、料金改定に載せないほうがいいんじゃないかと思うんですけど、市の持ち出しを減らさないで、利用者に転嫁させないほうがいいんじゃないかと思うんですけど、いかがですか。


◯スポーツと文化部スポーツと文化財団担当部長(平山 寛さん)  基本的にこのスポーツ教室事業というものの枠組みといたしましては、年度当初にこの支出欄に書いてございます83%と17%という内訳を委託事業者と契約しております。
 そもそもスポーツ教室は自主事業でございますので、基本的にはやはりスポーツ教室事業については、スポーツ教室の料金をいただく範囲の中で、可能ならば、しっかりとできる限りのそのほかの経費の費用も見て運営できるといったところを目指す事業でございますけれども、一定程度、利用料金を抑えて、広く市民の皆様に御利用いただくというような観点もございますので、そうしたところから、83%と17%という契約を前提にしつつ、一定程度、効率的な運用というところで、人件費の部分にも充てさせていただいて、事業全体としては、繰り返しになりますが、できる限り効率的な自主財源で賄える構造を取っていきたいというようなことでございます。


◯委員(前田まいさん)  趣旨は分かるんですけど、ちょっと納得はできないかなと思っているところです。
 それから、今後のスケジュールで、10月からですよね。もう申込みも迫っているところで、このチラシのポスティングというのは、市内全戸という理解でよろしいのかということと、そこでは、料金改定についても案内されると、単にその次のクールの募集ということじゃなくて、料金を変えますということもきちんと明記されているのか、確認します。


◯スポーツと文化部スポーツと文化財団担当部長(平山 寛さん)  このチラシポスティングは、可能な限り全戸配布というような方向で、今調整をしているところでございます。全戸配布が仮に難しいということであった場合には、ちょっと今新聞を取られている方というのは大分減っていらっしゃるとは思うんですけれども、新聞折り込みで調整をしていきたいというふうに思います。できる限り全戸に配布する方向で、調整をしてまいりたいというふうに思っております。
 このチラシにつきましては、当然新料金が適用されますということは、なかなかチラシの紙面上を多く割くわけにはいかないんですけれども、そこは必ず目に止まるようなつくりにさせていただきまして、詳しくはQRコード等を読んでいただいて、財団のホームページ等でお知らせしていくというような形を現在考えているところでございます。


◯委員(前田まいさん)  そうすると、多分、恐らくチラシには新料金しか載らなくて、これまでの料金との比較は恐らくできないのかなというふうにも思いますけど、その点を確認したいのと、あと市報への掲載はされるんでしょうか。


◯スポーツと文化部スポーツと文化財団担当部長(平山 寛さん)  料金比較のところ、今日お知らせした大くくりのところが載せられるか載せられないかというのは、ちょっと今、紙面を見て検討していきたいなというふうに思っております。少なくともホームページの先では、お幾らのものがお幾らに変わるのかといったところをしっかりと分かるようなものを掲載していきたいというふうに考えております。
 「広報みたか」につきましても、新料金の改定のことについては掲載させていただいて、基本的にはチラシと同程度の内容になろうかというふうに思いますので、詳しいところは、やはりホームページ等を御覧いただくというようなつくりになろうかと思います。


◯委員(前田まいさん)  利用者の反応等も、しっかりその後受け止めていただいて、お願いしたいなと思います。
 ロードレースのほうも伺います。私の記憶どおりで、2020大会とは逆に、今度はゴールになるということですが、こっちのロードレースは三鷹市内は走らないですかね。そういう意味では、2020大会とまたコースが違うのかなと思うのと、ロードレースを市内に走るのかを確認したいのと、先ほど午前中に二、三時間、市内の交通規制もあるということでしたので、これ、ちょっと大会のスタート時間等がまだ分からないのかもしれないですけど、午前中という理解でよろしいでしょうか。


◯スポーツ推進課長(二浦孝彦さん)  まず、コースについてですけれども、ロードレースのほうは市内1.2キロを三鷹市内部分という予定と聞いております。具体的には、東八道路から東に向かって、基督教大学裏門から鋭角に右折して、人見街道を下って、野川公園入口という交差点、その辺り1.2キロが三鷹市内に入ります。
 それから、パラのほうは300メートルということで、野川公園入口から南のほう、武蔵野の森公園も入るんですけれども、その辺り300メートルが市内という予定になっております。
 それから、交通規制のほうは、スタート時間──先ほど言ったロードレースの周辺は、9時過ぎぐらいから11時半ぐらいまでの2時間20分程度、それからパラのほうの周辺は試走もあるので、6時半から11時半ぐらいまでの5時間程度、交通規制になるという予定であると聞いております。
 以上です。


◯委員(前田まいさん)  パラは朝6時でよろしいですか。


◯スポーツ推進課長(二浦孝彦さん)  パラの予定としては、女子が先にスタートで、8時ぐらいなんですが、6時半から規制というふうに聞いております。


◯委員(前田まいさん)  じゃあ、このロードレースとパラサイクリングは、ほぼ同時間帯にどっちもやる。さらに、この味スタでも何かやるという状況でよろしいですか。


◯スポーツ推進課長(二浦孝彦さん)  今、委員さんがおっしゃったように、12月3日午前中がレース当日で、前の日が味スタでイベントという御理解で結構かと思います。


◯委員長(大倉あき子さん)  質問ある方いらっしゃいますでしょうか。


◯委員(中泉きよしさん)  よろしくお願いします。じゃあ、スポーツセンターのほうをちょっと伺います。先ほど前田委員からもあったんですが、これは財団の自主事業、そして料金は財団が基本的に決定しているとここには明記されていて、そして、先ほど口頭では、財団費用でやるなら自主事業をやっていいよねというようなことが決まりとしてあるということなんですけれども。
 今日のこの報告の趣旨というのは、先ほどありました情報共有ということでよろしいんですか。別に、こちらがどうのこうのではなくて、情報共有という理解でよろしいんですね。


◯スポーツと文化部長(大朝摂子さん)  先ほど平山部長が申し上げましたとおり、あくまでも財団事業ではございますが、料金をどのように改定するか、もしくはどのようなタイミングで改定するかということは、市と連携を取って、きちんと相談をしながら進めてもらっている内容です。
 そして、前田委員の御質問にもお答えしましたとおり、今回、事実上初めての料金改定でございますので、文教委員会の皆様に、幾ら財団事業だからといって、お知らせしないで上げてしまうということではなくて、文教委員会の場でこのような形で報告をさせていただいて、御説明をさせていただいた上で市民の皆様にポスティングなどでお知らせをしていくという、そういうような説明の機会をこの場で持たせていただいているというふうに御理解をいただければと思います。


◯委員(中泉きよしさん)  分かりました。情報共有ということで。
 そして、この7の収支のところを見ますと、令和6年度で、これも先ほど前田委員から御指摘ありました、市の補填が214万5,000円入りますねと。これ、先ほど私が申し上げた3つの要素、自主事業であって、財団が決定して、財団費用でやるならやってもいいよねということと、市がその事業に対して補填するということの整合性というのは、どう持たれているんでしょうか。


◯スポーツと文化部スポーツと文化財団担当部長(平山 寛さん)  基本的には、その協定の文言を先ほど御紹介させていただいたんですけれども、財団の自主事業につきまして、全ての経費を人件費も含めて財団自主独立で運営できるというようなところがございませんので、そこのところは、市のほうとの補助金との関係を一部いただきながら、そういった市のほうの予算も御承認いただく中で、財団の事業というのも運営していくというような構造になってございます。


◯委員(中泉きよしさん)  じゃあ、これは補助金という形で、令和6年度に出るのか。


◯スポーツと文化部スポーツと文化財団担当部長(平山 寛さん)  これから、令和6年度予算を御提案していただきますので、これからのことでございますが、今そういう補助金を想定して、市と財団のほうで協議をしていくというような内容になります。


◯委員(中泉きよしさん)  ありがとうございます。
 このスケジュールのほうを拝見すると、8月18日、チラシポスティングとなっていますが、先ほど全戸配布したい、または新聞折り込み云々とありました。これは、この事業支出の中に盛り込まれている費用ですね。これは、財団、事業費の中に織り込まれている費用でやるということですか、チラシの印刷、配布費用。


◯スポーツと文化部スポーツと文化財団担当部長(平山 寛さん)  この表で申し上げますと、この支出のスポーツ教室事業83%が事業者のほうに入る費用になりますので、この事業費の中で実施されるというものでございます。


◯委員(中泉きよしさん)  私は結構です。ありがとうございました。


◯委員(伊沢けい子さん)  それでは、質問いたします。まず、資料1という表面のほう、SUBARU総合スポーツセンター教室料金の件ですけども、大きい2番の中に、対象教室が全ての教室、103教室というふうにありますが、これはこの下にあるキッズスイム、バレエ、チアダンス、これの3種目の合計を指しているんですか。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐さん)  103の教室数ですけれども、月曜日から日曜日まで、日々教室を行う中で、当然このキッズスイムやバレエ、チアダンスなどもありますけれども、そのほかにも子どもの体育、キッズ体育ですとか、ジュニアヒップホップですとか、いろいろな教室を行っているものを全て含むと、103こまの教室を1週間として行っているということになります。


◯委員(伊沢けい子さん)  要するに、聞きたいことは、この料金が改定になる──値上がりですけど、になるのは、ここの下に書いてある3つの教室だけではなくて、103こまっておっしゃったんですけど、何種類ぐらいのことで、どれくらいの子どもの数がこの改定に関係するのかということをお聞きしたいと思います。


◯スポーツと文化部スポーツと文化財団担当部長(平山 寛さん)  この103教室というのは、先ほどは3か月ごとに、1期、2期、3期、4期というふうなことでスポーツ教室を募集しますとお話しさせていただきましたけども、その1期を取りますと103の教室事業があると。その103の教室事業については、大体回数が8回から11回、標準的には大体10回、11回で、この平均的な教室料金がかかってくるものでございます。
 こちらは、子どもの教室だけではなくて、成人の方も当然対象とした事業になっておりまして、この成人を対象とした事業を全て合わせて、これだけの103という教室が現在行われていて、来期についても行われるというようなことで予定しております。
 4番のスポーツ教室、他民間事業との料金比較で、キッズスイムとバレエとチアダンスの3つしか掲げていないのは、民間のスポーツクラブにつきましては、大体月会費というようなところで、土日全てのメニューをできますよですとか、平日全てできますよですとか、夜間できますよというような形で、一旦会員になっていただいて、その料金体系ができているスポーツクラブがほとんどなので、私どもの今運用しているSUBARU総合スポーツセンターのスポーツ教室事業と比較検討することが難しいものがほとんどなんです。
 唯一、キッズスイムですとか、バレエですとか、チアダンスというところは、私どもが開催している教室事業と比較することが一定程度できるものでございましたので、この参考に民間のスポーツクラブとの比較というところで、あえてこの3つを掲載させていただいて、お示ししたというところでございます。


◯委員(伊沢けい子さん)  こま数は分かりましたけれども、何人ぐらいの人が対象となっているんでしょうか。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐さん)  令和4年度で、延べ人数ですと8万3,000人ほど御利用されていたんですが、これを実人数で換算しますと、令和4年度で3,631人になります。ですので、ワンクールごとでいうと、1期当たり907人ほどが実人数としてお受けになられているという状況です。


◯委員(伊沢けい子さん)  大人のいろんな他のスポーツ──ここはその比較できたものだけということですね。1期で、3か月で900人ぐらいの方が対象の事業というふうに大体考えて、その人たちにとっては──今まではそういう実績だったと。今後、値上げをするということによって──1割って結構な値上がりだと思いますが、そのことによって利用者が減るとか、そういうことは考えてないでしょうか。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐さん)  おっしゃられるとおり、この料金体系でどのぐらいのお申込みが今後も続くのか、例えばリピーターの方が減ってしまうのかなどを私たち、財団とも協議しながら、危惧しているところではあるのですけれども、今まで御説明差し上げさせていただいたとおり、ここの料金体系については見直しを行って、引き続き適切な、満足のいただく教室を継続できるように準備を行って、御提供していきたいと考えています。


◯委員(伊沢けい子さん)  それは、利用している方、現在これに入っている方もそうですし、新しくやってみようという人たちにとっても、負担が多ければ多いほど、それは負担になることには間違いないですから、やはりそのことによる影響というのが結構あるのかなという気はします。本来はすべきではないというふうに思うんですけれども。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐さん)  全て私たちといいますか、財団のほうの抑えた金額でずっと御提供するのは、やはりセントラルとしても難しい。セントラルさんとしても、働いている方々がいらっしゃるので、そこを上げることなく、ずっとこの金額で据え置いてくれというのも難しい。また、市の補填を出して、セントラルを助けるということもあるのですけれども、いろいろと市とも協議しながら、一定程度受益者負担というところもあるということを考えて、この10%を値上げというふうに決めさせていただきました。


◯委員(伊沢けい子さん)  そこは決まった金額を財団からセントラルスポーツに、この場合だと委託料として渡していて、それの残りを人件費として17%充てているという、こういうやりくりの中でやっているので、結局、その足りない分は利用者にということになってくるということは、今後もそういうことがまたさらにあり得るということになってくると、やはり本来のスポーツ促進というところからは外れていくのかなと。
 やっぱりお金がないとスポーツできないというふうになってくるので、それは、そもそもこういう自主事業で行っていくということが利用者に負担を強いるということに──結構な負担ですよね。いわゆるプールとか、数百円の単位の事業とは違う事業ですので。そこは、今後、こういった事業についても、市として位置づけをどういうふうにしていくのかということについては、やはり問われるのかなというのは、私の考えですけど、思います。そこはいかがでしょうか。


◯スポーツと文化部スポーツと文化財団担当部長(平山 寛さん)  基本的には、こちらのスポーツ教室事業というのは、市の政策、スポーツを普及するというようなところの範囲で実施をしていくわけですけれども、自主事業というような位置づけの中で、しっかりと収入をいただきながらサービスを提供していくというようなところが、1つ重要なところになってくるというふうに考えております。
 このスポーツ教室事業だけ取りましても、民間のクラブとの料金比較でお示ししておりますとおり、半額程度というような形で提供しているところから、できる限り広く市民の皆さんが利用しやすい料金で御提供させていただいているというふうに考えております。
 このスポーツ教室事業のほかに、個人開放事業ですとか、そういったところで1回1回、3時間で400円ですとか、プールも1時間200円で御利用いただいたりというようなこともございますので、そうしたところを総合的に考えて、しっかりと受益者負担を一定程度いただきながら、市民のスポーツを広く普及していくといったところを目指して取り組んでいきたいというふうに思います。
 また、この料金改定の影響につきましては、どういった御反応があるのかというところは、アンケート等を取りながらしっかりフォローをしていって、必要に応じて、そのアンケート内容に応じて、さらに何をしたらいいのかというところは考えてまいりたいというふうに思います。


◯委員(伊沢けい子さん)  激変緩和ということで、2回に分けてというふうになっていますよね。このままでいけば上げるんでしょうけれども、もし1回目ですごく影響が出るようだったら、2回目は考え直すとかということも時期的にはあり得るのかなとも思いますし、そういう臨機応変に、目的を──利用者が減ってしまっては元も子もないので、そこは反応を見ながら考えたほうがいいのではないかということは、意見としては言っておきたいと思いますが、いかがでしょうか。


◯スポーツと文化部スポーツと文化財団担当部長(平山 寛さん)  今日、御説明させていただいているように、この2段階の料金改定というのはセットでお示しをさせていただいておりますので、基本的にはこの料金改定というところで進めさせていただきます。
 また、今想定していない、いろいろな社会経済状況の変化ですとか、もしそういうようなことがあれば、一定程度考慮するような場合もあるかもしれませんけれども、現時点で想定している限りでは、基本的に今日御説明させていただいた料金改定で進めさせていただきます。


◯委員(伊沢けい子さん)  市側の考えは分かりましたけれども、ただ、やはり1割以上にわたる値上げということについては、市民の利用者の方の意識とか利用率ということがやっぱり一番だと思いますので、そこを意見として申し上げて、終わります。


◯委員(谷口敏也さん)  ちょっと時間があるので、1つ確認したいんですけど、今回、値上げとか、別にそれに文句言うあれはないんですけど、市の補填で令和6年度で二百何十万円ってあるじゃないですか。今回、情報提供、行政報告なので審議するわけじゃないですけど、来年度の予算をここに報告するわけですよね。本来であれば、例えば今年度だったら予備費とか何かで充当するという報告で、ああ、そうですねというふうになるんですけど、今、来年度、200万円を使うんですけどっていうような報告じゃないですか。
 それって今まで、私、記憶にはないんですけど。本当だったら、手続的に、例えば補正予算で出してから、債務負担行為なり、あるいは繰越明許費とかというふうにやるのが筋じゃないのかなと思うんですけど、この出し方はいいの、確認したいんですけど。


◯スポーツと文化部スポーツと文化財団担当部長(平山 寛さん)  先ほど来申し上げていますとおり、令和6年度予算については、これから議会のほうに御提案して、御審議をいただいてということになりますので、こちらのほうは、皆様に今現在の影響額のイメージを具体的な金額をお示ししつつ共有させていただいて、こういった財政的な影響が出るということを御認識いただくために、この表を作成して、お示しして御説明させていただいているということでございますので、あくまでそうした令和6年度の予算審議が前提となってきておりますので、そこのところは、この委員会でも、私のほうから重ねて申し上げさせていただきたいというふうに思います。


◯委員(谷口敏也さん)  何となくそれで分かるんですけど、筋としたら、やっぱり補正か何かで出して繰越しするとかっていうほうが確実じゃないかなと思うんですけど、そうじゃない。今、予算審議するわけじゃないし、来年度の債務というか、来年度これだけの目安で出ますよというようなのを今委員会で聞くというのも、何かちょっと違うような感じがするんですけど、その辺はどうお考えですか。


◯スポーツと文化部長(大朝摂子さん)  先ほど来、平山部長が申し上げているとおり、あくまでも来年度予算をお諮りする際に、具体的に御説明するべき内容でございますが、イメージとして、今の時点でこういうことを想定しているということを御説明しているということが1点。
 それから、ちょっと資料の作り方として、もしかしたらやや分かりにくいかもしれないんですけれども、収入の財団補填というところは、財団がセントラルスポーツに対して補填をする補填ですけれども、市が補填というのは、財団の人件費、足らず前を市が補填をするという部分でございますので、市がセントラルスポーツに直接補填をするとか、そういうことではないですので、そういう意味でいうと、来年度予算で市が幾ら財団に補助金を出すのかというところの中でお諮りをする内容というふうに御理解いただければと思います。


◯委員(中泉きよしさん)  すみません、まさに今、谷口委員がおっしゃったように、それで私、さっきこの報告の趣旨は何ですかということをお伺いしたので。ここで通ったから、来年度の予算承認に直結するよねという話ではないよねということで、先ほどちょっと趣旨をお伺いしたので、私もまた来年度の予算云々のときにはいろいろ御意見を申し上げるかもしれませんし、そういうことはちょっと私も注意して先ほどやり取りさせていただきました。違和感があったのは確かなんです。
 ありがとうございました。


◯委員長(大倉あき子さん)  以上でスポーツと文化部報告を終了いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(大倉あき子さん)  休憩いたします。
                  午後1時55分 休憩


                  午後1時56分 再開
◯委員長(大倉あき子さん)  委員会を再開いたします。
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◯委員長(大倉あき子さん)  管外視察について、本件を議題といたします。
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◯委員長(大倉あき子さん)  休憩いたします。
                  午後1時56分 休憩


                  午後1時59分 再開
◯委員長(大倉あき子さん)  委員会を再開いたします。
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◯委員長(大倉あき子さん)  管外視察については、お手元に配付した行程案のとおり進めてまいりたいと思いますが、これに御異議ありますでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 なお、ダイヤの改正等に伴い、時間につきましては若干前後することがありますが、あらかじめ御了承願います。
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◯委員長(大倉あき子さん)  次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにしたいと思いますが、これに御異議ありますでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会といたします。お疲れさまでした。
                  午後2時00分 散会