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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(令和5年まちづくり環境委員会) > 2023/11/10 令和5年まちづくり環境委員会本文
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2023/11/10 令和5年まちづくり環境委員会本文

                  午前9時29分 開議
◯委員長(土屋けんいちさん)  おはようございます。ただいまから、まちづくり環境委員会を開きます。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(土屋けんいちさん)  初めに、半田伸明委員から、都合により本日の委員会を欠席する旨の届出がございましたので、御報告いたします。
 それでは、休憩を取って、本日の流れを確認いたしたいと思います。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(土屋けんいちさん)  休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩


                  午前9時30分 再開
◯委員長(土屋けんいちさん)  委員会を再開いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(土屋けんいちさん)  本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、三多摩上下水及び道路建設促進協議会令和6年度運動方針三鷹市要望事項について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(土屋けんいちさん)  市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時31分 休憩


                  午前9時32分 再開
◯委員長(土屋けんいちさん)  委員会を再開いたします。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◯委員長(土屋けんいちさん)  都市整備部報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔さん)  よろしくお願いいたします。それでは、資料の1、井の頭地区におけるコミュニティ交通についてです。昨年、令和4年10月から井の頭地区で小型EV車両(グリーンスローモビリティー)を活用した実証運行を行っております。この小型EV車両の実証運行につきましては、道路幅員が狭く、定時定路線型の小型EV車両では運行可能な路線が限られることですとか、直近で車両の不具合が発生するなど、運行の継続に課題がありました。
 そこで、面的な運行が可能であり、地域からもAIデマンド交通導入の声が多くあることも踏まえまして、井の頭地区においてAIデマンド交通の実証運行に向けて取り組むことといたしました。そこで、井の頭地区へのAIデマンド交通の導入に当たりまして、小型EV車両との比較を整理いたしました。
 資料の1の(1)、車両の課題です。ア、小型EV車両では、バッテリーの不具合事象など、車両耐久性に課題があること、また特殊な車両のため代替の対応に課題がございます。現行ルートでは、1日当たり約25キロメートル、当初計画しておりました10月からの延伸想定ルートでは、1日当たり約50キロメートルと2倍となり、車両負荷の影響等から延伸を見送ることとしました。また、低速運行のため、地域間移動や地域全域などの広範囲での運行に課題がございます。
 次に、イ、AIデマンド交通です。一般的な車両を使用しているため、特に課題はないのですが、あえて挙げますと、性能というよりは運行事業者で車両を準備してもらう必要があることです。ただ、車検や点検時はほかの同等車両等で代替対応が可能ですので、ここの部分については柔軟に対応できる部分かと思います。
 次に、(2)、運行形態比較です。ア、定時定路線型の小型EV車両では、ルートやダイヤが決まっているため、停留所に行けばバスが来るなど、安心して乗車できるという利点がある一方で、ルートから離れた場合に利便性が低下するなどの課題があります。
 その下、イ、区域運行のAIデマンド交通では、利点として面的に運行ができ、時間、場所など、ニーズに合わせた乗車ができるという点が挙げられます。課題としては、乗車前に予約が必要であること、ニーズに合わせた乗降ポイントの設定が必要であることが挙げられます。
 次に、大きな2番目の今後の流れです。井の頭地区の小型EV車両については、10月からの延伸を見送り、現行ルートのみの運行として来年5月頃まで継続し、その後、AIデマンド交通に移行していく予定とします。なお、小型EV車両の欄の変更申請の矢印については、現在整備を進めております三鷹台駅前広場の進捗に合わせまして、バスの折り返し場が移転する予定でありますので、令和6年1月頃に路線バス、コミュニティバスと併せてバス停を移設するものです。
 その下のAIデマンド交通への移行に向けては、井の頭地区での乗降ポイントの選定や運行事業者の選定、警察協議などを進めて、令和6年5月下旬頃の運行を目指していきます。表の下段に記載のとおり、事業の進捗に合わせまして、本委員会での報告、また地域への説明を行っていく予定です。
 おおむねの予定としまして、11月、本日の本委員会での報告後、12月に井の頭地域にAIデマンド交通の導入の説明を、来年2月に乗降ポイントと事業の概要、3月から4月にかけまして運行計画、そして5月に利用者説明会などを実施していくスケジュールを基本に取り組んでいきたいと考えております。
 私からの説明は以上です。


◯委員長(土屋けんいちさん)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑のある方は挙手を願います。


◯委員(佐々木かずよさん)  おはようございます。よろしくお願いいたします。井の頭地域、以前、AIデマンド交通を要望していたので、非常にうれしく思います。ありがとうございます。そこで、何点か御質問させていただきたいんですが、運行時間に関しては、大沢と同じ考えでよろしいんでしょうか。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔さん)  基本は大沢でやっているのがベースになるかと思うんですけれども、今後、運行事業者との調整とかもございますので、その点を含めまして、運行事業者、それから地域の方々との意見交換、そういったものを踏まえまして、これから検討させていただきたいなというふうに考えています。


◯委員(佐々木かずよさん)  ありがとうございます。
 曜日に関しても──大沢の方は日曜日にも運行してほしいというアンケートがあるんですけれども、そちらのほうも御検討いただくというお考えでよろしいでしょうか。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔さん)  日曜日の運行について、今、実証の段階で、月曜日から土曜日というのを基本にして、西部のAIデマンドについては、日曜日は、イベント等の際には、臨時的に運行をさせていただいておりますので、その後の、日曜日も含めた毎日運行というところは、利用の状況、実証の状況の結果を踏まえながら検討かなというふうには思いますので、現段階で日曜日を運行するというような計画はまだ持っておりませんので、今後の実証の検証を踏まえながら考えていきたいなというふうに思います。


◯委員(佐々木かずよさん)  ありがとうございます。
 それから、AIですからスマホでお呼びするという形だと思うんですけれども、井の頭地域、高齢者の方も非常に多くお住まいの地域ですので、この辺のスマホの操作なんかも、そういう講習会だったりとか、ちょっとここに駆け込めば教えてもらえるみたいな。やはりこれを機に、高齢者の方のそういうスマホ操作も併せて増やしていくようないいチャンスではないかなというふうに思っているんですけれども、スマホ操作に関しても、併せて何か取組があればということ。
 あとは、決済方法はどのようにされるのかとか、それから金額も、大沢と同じ考えで割引等もお考えなのか、ちょっと細かいんですけれども、教えていただければというふうに思います。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔さん)  まず、予約の方法なんですけれども、スマートフォンのアプリを使った予約の方法で、西部、大沢でのアンケートを──昨年の11月、12月のアンケートと、今年度入ってから、4月に入ってからのアンケート、そういったものですとか実績を見ますと、西部の地域でも約6割強の方々がスマホで予約をされている。これ、利用者、年代、様々ですけれども、高齢の方も含めて、そういった高い割合でのスマホでのオンライン予約といいますか、そういったところをしていただいておりますので、必ずしも高齢の方がスマホを使えないということではないんだなというところを実感として今捉えております。
 そういった方、使えないというか苦手だという方もいらっしゃるかと思いますので、その点は、今、5月に予定をしていきたいなと思っております利用者説明会とか、そういった中で予約の方法も──西部でAIデマンドを導入しているとはいえ、井の頭で導入するのは、地域にとっては初めてというような形になりますから、その点は丁寧に地域には説明をしていきたいなというふうに思っております。
 それから、決済方法と金額、割引等については、これから井の頭地域での導入の方法を検討する中で、どういった形になるかなというところを検討していきたいんですが、決済方法としては、現状では、現金の支払いというところで継続させていただくというような形になろうかと考えています。これは、タクシー車両を使っておりますけれども、その車両での決済のサービスの端末の課題とかもありますので、そういった中では当面は現金になるだろうというふうには考えています。
 以上です。


◯委員(佐々木かずよさん)  ありがとうございます。
 これから地域の方々への説明も含めて進めていくというふうに伺いましたが、井の頭地域、町会も非常にしっかりされているところもありますので、地域の方々の力も借りながら、このAIデマンド交通の機運を盛り上げていくということも大切だと思うんですが、それプラス、この名称は、市民から集めて地域密着性を取り込んでいくみたいなお考えはございますか。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔さん)  今やっているこの実証運行の始まりのときに、井の頭の地域の方にはEVバスで井のバスというような──名称を地域で募集していただいて、その中から今の名称を決定させていただいております。この名称が、この後、デマンドに移行した際にその名称をどうするのかというところは、また12月に地域で説明する機会を設けていきたいと思っておりますので、そういった地域との意見交換の中で、名称についても地域の方々と御相談しながら進めていきたいなというふうに思います。


◯委員(佐々木かずよさん)  ぜひ機運が盛り上がるような形で、よろしくお願いいたします。
 最後にすみません、金額のところでちょっと聞き忘れたんですけれども、回数券の展開なんかもお考えでしょうか。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔さん)  現状では、まだそこまでは考えておりません。この交通が実証運行の中で地域に浸透していく、そういったところをまずは目指していきたいなというふうに考えております。


◯委員(山田さとみさん)  お願いします。まず、この資料の冒頭に書いてあります、小型EV車両の不具合事象などについてありましたけれども、今後このEVバスの取扱いについてはどのようになるのか、お伺いします。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔さん)  現状ですと、このEV車両をどうしていくかというところまではまだ検討はしておりません。ただ、先ほどの御説明の中で車両の課題、また利用形態の中で、どうしてもグリーンスローモビリティーの車両上、低速運行であるということとか、広範囲での運行には課題があるといったところもございますので、ほかの展開というところがなかなか厳しいなというのは正直思っておりますので、この車両の今後については、まだちょっとこれからというような形でございます。


◯委員(山田さとみさん)  分かりました。車両の特性上、ほかへの転用というのは難しいのかもしれないですけど、これから、ほかの自治体で使いたいところがあるとか、何か無駄にならないような使い道というところを考えていただければと思います。ありがとうございます。
 次に、対象エリアについて、まだこれから考えていかれるとは思うんですけれども、井の頭地域全体になっていくのか。あと、この地域で活動している原議員から、杏林大学病院には──やはり病院のニーズというのがあると思いますので、やはり具合が悪くなった方が、エリア外になったとしても、やはり行けるようには必ずしてほしいというふうに言っていたので、それはお願いしたいと思います。
 あとは、大沢でエリア外としている元気創造プラザとか市役所についても、ぜひ御検討いただきたいと思いますが、現在どのようにお考えになっていらっしゃるでしょうか。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔さん)  まず、井の頭の地域の交通の特性を見ますと、三鷹台の駅からコミュニティバスが出ておりまして、それは杏林大学病院ですとか元気創造プラザにつながっております。また、明星学園の前からは、コミュニティバス、路線バスで三鷹駅や吉祥寺の駅につながっております。そういったところが、大沢ですとか、今デマンドでやっているところの地域の特性とは違うところの交通です。ですので、そういったことを考えますと、井の頭全域を基本にというところは、そのように考えていきたいなと思っておりますが、エリア外というようなところですと、今あるそういったほかのバス交通とのネットワークを生かしながら考えていくというようなところが、井の頭の場合は基本になっていくのかなというふうに考えております。


◯委員(山田さとみさん)  民間のバスも走っているので、今はなかなか難しいのかなというふうには理解したんですけれども、これからも住民の方と意見交換などをしながら、ぜひ検討を進めていっていただければと思います。
 以上です。


◯委員(紫野あすかさん)  よろしくお願いします。この間、三鷹市はこのコミュニティ交通についてすごく頑張ってこられて、ここまで来たと思います。この井のバスが使えなくなってしまうというのは大変残念で、すごく市民の方からも、かわいいあのバスが通ると、ああ、井のバスだって、子どもたちも喜んでくれていたので、大変残念ではあるとは思うんですけれども、やはり実験なので、実験段階でこういういろんな変更があるのは当たり前ですし、これも必要な経験だったのではないかと前向きに考えたいと思います。
 この井のバスは、リースじゃなくて買取りだったんでしたっけ、すみません、基本的なことで。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔さん)  EV車両については購入しております。


◯委員(紫野あすかさん)  何台あったんでしたっけ、すみません。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔さん)  2台購入をしております。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。山田委員もおっしゃっていましたけれども、やはりせっかくのいいバスなので、何とか有効活用ができたらなというふうに思っています。
 あと、高齢者の方はAIデマンドもEVも、それ何という感じで、なかなか新しいことに慣れないという地域の方もおられると思うんです。今まで、様々、乗降された方へのアンケートも取り組んでこられたと思うんですけれども、この井の頭地域もAIになるんですが、これまで取られたアンケートの中身で、この井の頭地域もAIには変わるけれども、市民の要望の声を生かせるという点は、ニーズに応えられる点というのはどのようなことがあるんでしょうか。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔さん)  この間の利用者アンケートですとか地域の方との意見交換等をしていく中で、やはり今のEVバスの路線ですと、三鷹台の駅から明星学園の前までというところで──当初計画していた延伸のルートがございます。それは、井の頭の一丁目のほうの三鷹台の児童遊園のほうですとか、井の頭公園駅のほうというところで計画をしておりまして、それは地域の方から、アンケート等も踏まえまして、そういった要望に応えるというような計画を当時はしておりました。
 デマンドに切り替わることで、そうした面的に地域をカバーしていくことができるといった、AIデマンドの区域運行の特性も生かしながら、これまでの地域の皆さんのそういった御要望についても、一定程度応えていくことができるのではないかなというふうには考えております。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。
 乗降ポイントも今後増やしていかれるということで、やっぱりEV車と、このデマンドの違いは、予約をしなければいけないというところが大きな違いかと思いますので、やはり、先ほど大沢では6割強がスマホで予約ができているということでしたけれども、なかなか、まだまだ慣れていくとか、周知までには時間もかかるかと思いますので、丁寧に説明会などをやっていっていただきたいというふうに要望します。
 地域説明会は、取りあえず直近では12月、その後も2月と、何度か行われるようですけれども、どのようにこの説明会は行われるのか、対象者や告知の仕方などはどのように検討されているでしょうか。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔さん)  まず、地域への説明の仕方なんですけれども、このAIデマンド交通の導入、まず12月の段階ですとかは、乗降ポイントをこういったポイントに置いて、皆さん、どうでしょうというところの、今、2月の地域への説明というところは、基本的には住民協議会ですとか地域ケアネットワークですとか、そういった地域の団体の皆さんと意見交換をしていきたいなというふうに考えています。
 そこで積み上げてきたものを最終的には、利用の段階になった際には、広く地域のコミュニティ・センターですとか、そういったところにお越しをいただくというような形での説明会、これは大沢ですとか井口で導入した際もこういった形でやっておりますので、同様にそういった地域の方々、一般の、本当にお住まいの方々を対象にしたというものを5月の利用説明会の中で実施していきたいなというふうには考えております。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。
 市民からも要望、期待の声が大変高いコミュニティ交通ですので、ぜひ丁寧に進めていただければというふうに思います。
 以上です。


◯委員(吉田まさとしさん)  よろしくお願いいたします。ちょっと2点だけ質問させていただきたいと思います。
 先ほど、EV車両、今の現状のものが買取りだったということで、補助金とかも利用されているんだと思うんですが、最終的に、やはりこちらの利用料金を含めて、決算というか数字を出していただくことというのは可能なんでしょうか。というのは、どうしてもあのバスに幾ら金かけたんだみたいな御質問が必ず出るかなというふうな想定をしているので、できたら最終的な決算というか採算表みたいなものを頂けないかなと思うんですが、いかがでしょうか。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔さん)  まず、EV車両の購入の際は、これは補助金は当たっておりませんで、実証運行に係る車両本体の購入については補助の対象外になっておりましたので、これは一般財源で対応しております。一方で、運行経費のほうについては、これは東京都の補助金を活用して、今実証を行っているというようなことになっております。
 ですので、運行の経費につきましては、購入費もそうなんですけれども、運行事業者さんへの運行補助金という支出の部分もございますし、それと収入である運賃、その部分については、運賃を差し引いた金額で運行補助金を支出しておりますので、その毎月の表といいますか決算といいますか、そういったところについては、まとめることは可能でございます。


◯都市整備部長・新都市再生ビジョン担当部長(小泉 徹さん)  今回は実証運行でございますので、一定程度、最終的な実証運行の評価というのは、やっぱりまとめていく必要があると思っております。そういった中で、どれだけ経費がかかっていくかということについても、当然、評価の検証の対象になってくると思いますので、そういうところで整理してお示しをしていければというふうに思います。


◯委員(吉田まさとしさん)  ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
 それから、もう一点、今のEV車両の延伸する想定ルート、これは倍に延ばす予定だったと。この延ばす予定だった部分って、どの辺のことを示しているんでしょうか。ちょっと私、勉強不足ですみません。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔さん)  現行のルートの延伸の予定としていたルートは2つございまして、1つは、今の三鷹台の駅から井の頭の一丁目のほうに延ばすといったものが1つございました。その井の頭の一丁目に延伸するというところは、井の頭一丁目のほうに三鷹台児童遊園という公園があるんですけれども、そこまで延ばすというのが1つです。2つ目が、井の頭公園駅に延伸をする。これ、井の頭公園駅については、三鷹台から明星学園のほうに向かっていく途中に第五小学校がございますけれども、第五小学校の奥から都営の住宅のほうに曲がっていくのが現行ルートなんですけれども、そこを曲がらずに、井の頭公園駅のほうに延ばしていくという、この2つのルートを延伸として計画をしていたというところでございます。


◯委員(吉田まさとしさん)  ありがとうございました。すみません、思い出しました、失礼しました。
 先ほどの、エリアというところで、不便地域、新川、杏林大学というのも出たんですが、私の担当している牟礼の辺り、東八でちょっと分断されているような先のところ、久我山に近い方面なんかは、ちょっと三鷹の交通の便がないものですから、できたらその辺までの延伸をじきに考えていただきたく思うんですが。
 そもそも、この北野とか、あっち方面というのは、今回、この検討のルートには入ってないわけですけども、後々、三鷹市内でも不便地域とされるところ、このAIデマンドであれば、曜日を決めるとかで可能になってくるかと思うんですけども。少しでも実証実験の中でそういうものも取り入れていくのも1つの考えかなというふうに思うんですけども、いかがでしょうか。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔さん)  まず、エリア、今回は井の頭地域にAIデマンド交通を導入していく。その先、市内でどのエリアというようなお話だったかと思いますけれども、並行して交通ネットワークの全体構想の研究も進めているんですけれども、市内の中で不便地域の解消と地域内交通の充実、そこを合わせながら──ちょっと改めまして、運行エリアの考えについては、実証の中で、今、西部のほうで拡大をしたように、運行エリアの広さですとか、あとはこれから井の頭でやるに当たって、道幅とか道路事情も各地域で異なりますし、運行事業者のほうでの運行も日々安全に運行していただくといったところも、いろんな側面を見ながら検討していく必要があるかなとは思います。
 ほかの地域への展開の可能性、これ、AIデマンドは多く持っているのかなというふうには考えておりますので、今後のこの検証も踏まえつつ、その後のほかの地域への展開については今後検討していきたいなというふうには考えております。


◯委員(吉田まさとしさん)  ぜひともよろしくお願いします。
 以上となります。ありがとうございます。


◯委員(おばた和仁さん)  先ほど、1点、佐々木委員から要望といいますか意見がございました、スマホ操作の講習会をしたほうがいいんじゃないかということについて、あまり前向きでない御答弁があったような気がするんですけれども。利用者の6割の方がスマホで予約しているので、高齢者も大丈夫じゃないかというお話だったと思いますけれども、利用者の6割がスマホで使うからといって、高齢者の皆さんがスマホを使えるのかというと、それは別問題だと思うんですけれども、いかがですか。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔さん)  6割の方がスマホで予約されているから、高齢の方が大丈夫だと、そういった認識ではなくて、結果として6割の方が予約されているというような今状況になりますということが、まず1つ。
 これ、地域での運行開始前の利用説明会の際にも、こういった運行の仕方、予約の仕方があります、ポイントはこういったところですという利用の説明会にプラスをしまして、システム事業者もそこに同席をして、実際にそのアプリをダウンロード、インストールするというところも、一から、スマホをお持ちの方はこの場で実際にインストールして予約をしてみましょうといったような、その参加者の個々の状況に合わせた説明もさせていただいておりますので、スマホの講習会だけを取って独自に行うというよりは、そういった説明も踏まえて、こういう利用のときにはこのスマホが使えるので、じゃあ、スマホ自体の操作の説明も一緒にやってみましょうといったところの対応もさせていただくような形で丁寧にやっておりますので、今後、井の頭についても、同様にそういった丁寧な対応に努めていきたいなというふうに考えます。


◯委員(おばた和仁さん)  利用者説明会の中で、そういったことをするという御説明ですか。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 先ほどのスマホ操作講習会という意味でいうと、全庁的に、例えばコミセンで、高齢者の方にサロン等に来てもらって、お話合いをしてもらうという中で、そういったことを話題にしていただくとか、あるいは定期的に──都市整備部さんの管轄でやるのではなくて、例えば健康福祉部さんとか社協さんとか、そういった様々な高齢者に関係している三鷹市の各部署との連携というのが非常に重要だと思うんですよね。だから、そういった視点で。
 やっぱりこういったものって、1回やってもすぐ忘れちゃいますから。なので、何回も何回もやる必要があるんですよ。やっぱり分かっている人をどんどん増やしていくということを、日頃からたゆまぬ形でやっていくということをしないと、やっぱり利用者が──今の大沢で大体50人前後だと思いますけれども、もっともっと増えてこないというところもやっぱり出てくると思うので、そういった意味で、他の部署との連携というものをしっかり考えて、このスマホでの操作、ここをぜひ進めていくということを検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。


◯都市整備部交通ネットワーク推進担当部長(齊藤大輔さん)  委員おっしゃるのはごもっともだと思いますので、利用者──スマホで使ってみたら便利だった、それが次の利用につながっていくといったところも可能性として多くあると思いますので、ほかの部署、もしくは住民協議会との連携、そういったところも視野に入れながら検討していきたいなというふうに思います。


◯委員長(土屋けんいちさん)  以上で都市整備部報告を終了いたします。
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◯委員長(土屋けんいちさん)  休憩いたします。
                  午前10時07分 休憩


                  午前10時08分 再開
◯委員長(土屋けんいちさん)  委員会を再開いたします。
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◯委員長(土屋けんいちさん)  三多摩上下水及び道路建設促進協議会令和6年度運動方針三鷹市要望事項について、本件を議題といたします。
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◯委員長(土屋けんいちさん)  休憩いたします。
                  午前10時08分 休憩


                  午前10時10分 再開
◯委員長(土屋けんいちさん)  委員会を再開いたします。
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◯委員長(土屋けんいちさん)  三多摩上下水及び道路建設促進協議会令和6年度運動方針三鷹市要望事項については、お手元に配付のとおりとすることに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
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◯委員長(土屋けんいちさん)  次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでした。
                  午前10時12分 散会