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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(令和5年調布飛行場周辺利用及び安全対策特別委員会) > 2023/03/23 令和5年調布飛行場周辺利用及び安全対策特別委員会本文
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2023/03/23 令和5年調布飛行場周辺利用及び安全対策特別委員会本文

                  午前9時27分 開議
◯委員長(高谷真一朗君)  ただいまから調布飛行場周辺利用及び安全対策特別委員会を開きます。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(高谷真一朗君)  初めに休憩を取って、本日の流れを確認いたしたいと思います。
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◯委員長(高谷真一朗君)  休憩いたします。
                  午前9時27分 休憩


                  午前9時29分 再開
◯委員長(高谷真一朗君)  委員会を再開いたします。
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◯委員長(高谷真一朗君)  本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、調布飛行場周辺利用及び安全対策特別委員会活動経過報告書の確認について、3、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
    ──────────────────────────────────────


◯委員長(高谷真一朗君)  市側が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時30分 休憩


                  午前9時31分 再開
◯委員長(高谷真一朗君)  委員会を再開いたします。
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◯委員長(高谷真一朗君)  行政報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯企画部長・調整担当部長(石坂和也君)  本日の行政報告は、資料のかがみ文に記載の3件で、前回12月の特別委員会で報告させていただいた案件の経過報告と、3月11日に発生した火災についてとなります。
 まず1点目は、大島空港給油施設等の整備状況についてです。令和4年10月の入札不調を受けて、施工範囲を再調整して再入札を行っており、現時点での入札結果について御報告いたします。
 2点目は、東京都パラスポーツトレーニングセンターのオープンについてです。令和4年12月の都議会での指定管理者の指定に係る議決を経て、味の素スタジアム内に整備されたパラスポーツトレーニングセンターが3月21日に開所しましたので、施設概要や施設利用について御報告いたします。
 3点目は、調布飛行場で令和5年3月11日に発生した火災についてです。当日、各委員に一報させていただきましたが、調布飛行場管理事務所から経緯と再発防止等について情報提供がありましたので、御報告する内容となります。
 引き続き、企画経営課長から詳細を御説明いたします。


◯企画経営課長・広報メディア政策担当課長(丸山真明君)  それでは、私のほうから資料に基づきまして、御報告をさせていただきます。
 初めに、資料1を御覧ください。大島空港における給油施設整備等に係る工事の入札結果について、御報告いたします。大島空港の給油施設については、自家用機の分散移転に向けて整備するもので、これまでも随時御報告してまいりました。令和3年12月に1回目の不調、令和4年10月に2回目の不調となり、このたび工事範囲や金額規模が見直され、(1)に記載のとおり、令和4年度大島空港給油設備工事として3回目の入札が行われ、その結果、株式会社タツノが落札しているところでございます。落札額は2億6,950万円で、履行期間は契約確定日の翌日から令和6年3月15日までを予定しているところでございます。
 (2)の令和4年度大島空港誘導路ほか建設工事については、誘導路建設工、給油設備、電源工等を含む工事で、3月1日の開札の結果、不調となったところでございます。希望制指名競争入札の方法により入札が行われ、7者の参加があったものの、全者辞退となり不調となったものです。現在、東京都により、辞退理由等の詳細について調査を行っているというふうに聞いているところでございます。
 続きまして、資料2を御覧ください。東京都パラスポーツトレーニングセンターのオープンについてです。前回、同センターの指定管理者及び施設概要について御報告させていただきました。本日は、同センターがオープンいたしましたので、改めて御報告させていただきます。同センターは、都立初のパラスポーツの競技力向上の拠点となり、障がいのある人もない人もパラスポーツに親しむことができる場となるもので、おとといの21日にオープンし、開所式が開催されたところでございます。
 一般利用は昨日からとなっておりまして、開館時間は午前9時から午後9時まで、休館日は毎週火曜日というふうになってございます。
 主な施設は、前回の御報告と重複する部分もございますけれども、地下1階には744平米の面積を誇る体育室、障がいのある人もない人も快適に利用できるトレーニング室のほか、卓球などが行える多目的室が整備され、地上1階には、車椅子フェンシングやボッチャが行われる小体育室、ヨガや軽運動などに利用できる多目的スタジオのほか、研修会や講習会に利用できる集会室が整備されているところでございます。
 指定管理者は、公益社団法人東京都障害者スポーツ協会と株式会社東京スタジアムで構成された公益社団法人東京都障害者スポーツ協会グループとなってございまして、指定期間は令和5年3月1日から令和10年3月31日までとなってございます。
 資料の裏面を御覧ください。2月24日に施設のホームページが開設されておりまして、現在、施設案内や予約状況、イベント開催などの情報が発信されているところでございます。
 施設の利用につきましては、資料に記載はございませんけれども、施設は団体利用と個人利用が可能で、団体利用に当たっては初めに団体登録が必要となります。また、トレーニング室は個人利用も可能となっておりまして、初回利用時に登録証の発行手続が必要となります。なお、団体利用につきましては、国際大会や全国大会への出場を目指す団体、こちらは6か月前から予約が可能で、パラスポーツに使用する場合は3か月前から、それ以外の使用は2か月前から予約ができるようになってございます。
 また、主に障がい者で構成される団体がスポーツ等に使用する場合には、当面は利用料金が免除されるとなっておりまして、当面というのは2029年度までというふうにされているところでございます。
 パラスポーツ教室・体験会につきましては、施設のオープニングを記念したイベントといたしまして、4月2日日曜日、午後2時から、車椅子バスケットボール体験会とパラリンピアントークイベント、こちらが開催される予定です。イベントの内容や申込み等の詳細については、施設ホームページで公開されているところでございます。
 資料2の説明は以上になります。
 続きまして、資料3を御覧ください。令和5年3月11日に調布飛行場で発生した火災についての御報告です。先ほど企画部長が申したとおり、当日、各委員の皆様に御報告させていただいた件になります。このたび、飛行場のほうから経緯や再発防止等の記載された通知がございましたので、改めて御報告させていただきます。
 まず初めに、発生場所につきましては、資料の裏面を御覧ください。A4の横で見る形になります、平面図がございます。平面図の左上、吹き出しで火災現場と記載され、黒塗りのL字部分、延焼面積は約1,200平米になってございます。
 資料の表面にお戻りいただきまして、2番の経緯でございますけれども、経緯といたしましては、当日11時頃に火災が発生、草刈りの作業員が消火器で消火を試みるが、鎮火せず、11時6分頃に滑走路の閉鎖を決定、空港消防車が出動しております。11時19分頃に近隣消防署の消防車8台が順次到着し、消火活動を行い、13時4分頃に鎮火確認、滑走路の点検等を経て、13時20分頃に滑走路を再開というふうになってございます。
 火災の影響といたしましては、4番に記載のとおり、人的・物的被害はなかったものの、資料に記載がございますが、離島便及び事業機への影響が生じたところでございます。また、離島便の利用者は遅延がありました4便で49名の利用者がいたということで聞いているところでございます。天候や飛行機の故障等による遅延と同様に、利用者に遅延についての補償はされないということを東京都に確認したところでございます。
 なお、周辺地域には特に影響はなかったというふうに、東京都から報告を受けているところでございます。
 火災の原因につきましては、業務委託を受けた草刈り業者が、作業中に50メートルほど離れた車に移動した際に、草刈り機のエンジンは止めていたものの、長時間使用して高温になった草刈り機から発火したというふうに聞いてございます。すぐに消火器で消火を試みましたが、火の広がりが早く燃え広がってしまったというふうに報告を受けているところでございます。
 最後に、再発防止策といたしまして、安全教育の徹底、作業における留意事項など、資料記載の5項目ということで、防止策を立てているところでございます。東京都に対しましては、私のほうから再発防止とさらなる安全対策の徹底をお願いしているところでございます。
 私からの説明は以上になります。


◯委員長(高谷真一朗君)  ありがとうございました。市側の説明は終わりました。
 これより委員から質疑をいただきます。


◯委員(前田まいさん)  よろしくお願いします。まず、大島空港のほうからお伺いします。工事を別にして、給油設備のほうは今回、入札が調ったということでよかったと思うんですけど、今後の工事スケジュールは、そうしますと令和6年3月15日までには終わるという認識でよろしいでしょうか。
 また、給油設備が整うことで、大島空港への分散移転の話を進められるのか、あるいは誘導路のこちらの工事も整わないと分散移転はできないのか、確認します。


◯企画経営課長・広報メディア政策担当課長(丸山真明君)  大島空港の給油設備工事については、3月15日までに終わらせるということで、これから契約して工事が行われるというふうなところでございます。
 それから、今回不調になりました誘導路ほか建設工事、こちらは年度明けにもう一度入札をかけてというふうに聞いておりますけども、こちらまで終わらないと給油施設は使えないというふうに聞いていますので、今回不調になったものも終わらせた上で、自家用機が給油までできるというような形です。交渉については引き続きやっていくというふうに聞いているところでございます。


◯委員(前田まいさん)  分かりました。せっかくこっちの誘導路のほうも7者も参加があったのにもかかわらず、また不調になってしまって、ちょっと残念に思っています。引き続き求めていただきたいと思います。
 パラスポーツトレーニングセンターのほうですが、私も昨日ちょっとホームページを見たんですが、よく分からなくて、まだホームページもこれからなのかなという感じがちょっとしたんですけれども。障がいのない方が利用できるのは、トレーニング室の個人利用だけという理解でよろしいでしょうか。


◯企画経営課長・広報メディア政策担当課長(丸山真明君)  障がいがない方も、体育室とか、トレーニング室以外もお使いにはなれるんですけれども、基本は団体利用を想定した料金設定にもなっていますので──空いていれば借りて使うことはできますけれども、個人で使うということに対しては、高い料金設定なのかなというふうに──空いていれば、使うことは可能です。


◯委員(前田まいさん)  分かりました。何か駐車場料金も、障がい者手帳があると無料なようなんですが、そうでないと1時間400円だったかな、高いので。トレーニング室も3時間で500円ですかね。ということで、ちょっと──基本、パラスポーツに資する利用がされればいいとは思うんですけど、一方で、空いているんであれば、広く市民の方にも利用できるような料金設定であるべきだし、やっぱりちょっとここのオープンも含めて周知が足りていないんじゃないかなと思うので、ホームページを見ても、トレーニング室の写真すら載っていなくて、どういうマシンがあるかは書いてあるんですけど、もうちょっと行ってみたいと思うような工夫をしていただくように東京都にも求めていただきたいと思います。
 確認ですが、そうしますと、これは都民に限らず利用できるということでよろしいでしょうか。


◯企画経営課長・広報メディア政策担当課長(丸山真明君)  そのとおりでございます。


◯委員(前田まいさん)  分かりました。
 火災の件も、当日も御連絡いただいて、近隣への影響もないということで安心はしたんですけれども、こういった形での火災もあるんだということも改めて気づかされたところではあります。草刈り機を、長時間することだけで発火してしまうということがあったんでしょうけれども、あるんでしょうか。この危険性ということについては、どういうふうに分析されていますでしょうか。


◯企画経営課長・広報メディア政策担当課長(丸山真明君)  実際に起こったので、あるという──まあ、機種だとか、使った年代というんですかね、あとは長時間使ってどれだけ高温になっていたのかというのと、あとは地べたに置いたまま離れた場所に行ってしまう、置いた場所とかにもよったのかなというふうに、いろいろなことが複合的に重なって発火というところに至ったのかなというふうに思っているところでございます。


◯委員(前田まいさん)  分かりました。比較的建物からも離れた場所だったのが不幸中の幸いかなというふうにも思いますけれども、引き続き再発防止の取組を市からもぜひ求めていただきたいと思います。
 ありがとうございます。


◯委員長(高谷真一朗君)  次にございますか。


◯委員(吉沼徳人君)  お願いします。大島空港の話は、今、前田委員の話から大体分かったんですけども、せっかくこの給油施設ができるんであって、この誘導路、7者も入ったのに入札が落ちなかったというのが、要するに東京都の見積りが甘いんじゃないかと思うんですよ。前回の給油施設なんかもそうなんですけども、やっぱり2回も不調があって、またここで不調なんですよね。
 本来は、飛行機の移転ができるはずなのが、どんどん遅れてしまうわけですよね。東京都のほうに対しても、見積りというか、予算書のつくり方が何か問題があるのじゃないかと思うんですけど、その辺はどうなんでしょうか。


◯企画経営課長・広報メディア政策担当課長(丸山真明君)  これまで、今回入札された給油設備と誘導路を併せて入札にかけていて、2回の不調になったと。今回、これを分離するということで、金額を精査するというところと作業員の確保というのを図って、分離発注といいますか、入札をかけたところなんですが、今回不調になった誘導路建設工事については、現時点で聞いているところは、技術者不足で入札まで至らなかったと業者が言っているということは東京都に聞いています。それと、7者が全て、大島の地元の企業さんを今回指名しているみたいなんです。なので、次につきましては、地元だけでは無理であれば、大島以外の企業も指名してということで、年度明けに改められるのかなというふうに考えているところでございます。


◯委員(吉沼徳人君)  前回の不調が駄目だったので分けたということがあるのであれば、なおさらね。ここで両方が、入札が落ちるというのが通常──分けて考えて、両方別々だから業者は違っていいわけですから、落ちるんじゃないかというような考えだと思うんですよね、もともとはね。
 もう少しこれ、東京都のほうも、技術者不足というのは──技術は分かっていると思うんです。どんな技術が必要で、この設備を造らなきゃいけないかというようなことは十分分かっていてやっていると思うので、やっぱりその中で技術者不足だから落ちないというのであったら、やっぱりそれは東京都のほうでも先に分かっていたんじゃないかと思うんですよ。
 そうしたら、島の外からもきっちり入札に参加していただけるようなあれを取らなきゃいけないんじゃないかと思うんですけど。それは、三鷹からやっぱり要請をして、お話を東京都のほうにしていただきたいと思いますけども、いかがでしょう。


◯企画部長・調整担当部長(石坂和也君)  この見積りについて、かなり技術的なところがあるというふうに聞いています。というのは、やはり工事案件では積算基準というのがきちっと決まっている中で、任意的に見積りを取って上乗せするようなことができない、そういった形になっているといったところでございます。
 ただ、3市、東京都も、早期に給油施設を整備して分散移転を進めるという考えは一致していますので、これからも関係者で集まる機会を設けていますので、引き続き要望を進めていきたいと考えています。


◯委員(吉沼徳人君)  お願いいたします。
 それから、パラスポーツのほうなんですけども、これは、今、前田委員さんも話したんですけど、障がいのない人が、例えばバドミントンとか、何かで──障がい者の方も当然バドミントンをやりますけども、それと一緒に、例えば健常者の人が相手をするようなことというのは、現実にできるんでしょうか。


◯企画経営課長・広報メディア政策担当課長(丸山真明君)  個別に予約を取った上で利用ということになりますので、障がい者の方と健常者の方の団体が予約を取って使う、一緒にプレー、スポーツを楽しむということは事実上可能ですけれども、体育室みたいな広いところはフリーで使えるような形ではないので、たまたま行って一緒にやろうとか、そういった使い方はできないのかなというふうに思っています。


◯委員(吉沼徳人君)  例えば1つのクラブの中で、障がい者の方だけではなくて健常者の方もいるような、例えばサークルみたいなものがあると思うんです。そういったところが利用するときは、両方一緒に使えるんでしょうか、健常者の方と障がい者の方。


◯企画経営課長・広報メディア政策担当課長(丸山真明君)  そういった場合は一緒に使うことはできます。


◯委員(吉沼徳人君)  分かりました。ボッチャなんかですと、もともと競技自体が障がい者の方がやる競技なので、どなたでも同じような方法でできると思うんですけど、卓球とかバドミントンなんていうのは、健常者も障がい者の方も同じコートを使ってやるようなことになるので、やっぱり双方が使えないと、例えばコーチをするなんていっても、健常者の方がコーチできないんじゃ困るし。
 今みたいなお話でしたので、それは安心しました。ありがとうございます。
 それと、火災のほうなんですけども、11時19分に東京消防庁が指令して近隣消防署の消防車8台が出たというんですけど、この8台というのはどこの市の消防車が出たんでしょうか。調布とか、三鷹とか、府中とかがあると思うんですけども、それは分かっていますか。


◯企画経営課長・広報メディア政策担当課長(丸山真明君)  すみません、ちょっと8台の内訳、詳細は把握していないところでございますが、一報を私の携帯電話にいただいたときには、三鷹の消防署からも消防車は出ているというふうには口頭で聞いているところでございます。


◯委員(吉沼徳人君)  分かりました。それじゃあ、三鷹も出ているということは、恐らく調布、府中も出ているんじゃないかと思うんですけども。
 じゃあ、以上で結構でございます。ありがとうございました。


◯委員長(高谷真一朗君)  次にどなたかいらっしゃいますか。


◯委員(宍戸治重君)  1番のことについてはほぼ出ましたので、よしとして。
 よく通りますので、パラスポーツトレーニングセンターは、やはり前田委員が言ったように、外から分からないんだよね、何も書いていない。だから、どこまでの規模の宣伝用のパネルというか、そういうものがつけられるのか分かりませんけど、そういうところは感じています。
 それと、今お話を聞いていると、健常者も使えるということになると、ある意味で健常者が優先ではないけど、空いているからって取っていっちゃうと、今度はパラスポーツのほうが取りにくくなってしまう可能性がないかなと、ちょっと心配を感じるんだけど、どうだろう。


◯企画経営課長・広報メディア政策担当課長(丸山真明君)  施設の利用につきまして、ちょっと先ほども申し上げたかもしれませんが、国際大会とか全国大会を目指す団体は6か月前から先に予約ができて、一般にパラスポーツに使用したいといった場合は3か月前から、それ以外で使いたいといった場合は2か月前からということで、予約できる日時といいますか、そこでちょっと制限をかけているというルールでございます。


◯委員(宍戸治重君)  せっかく銘打ってやることだから、健常者がどうしても優先されないように、パラスポーツを中心に考えられるように検討していただきたいと思います。
 飛行場で発生した火災について、僕も見てきました。あそこはちょうど貯水池というか、水がたまるようになっていて、斜度のきつい坂になっているところの草刈りで、機械も使いにくいところであることは間違いない。秋に1度、周り中、草を刈るんだけど、そこだけ残っているところなんだよね。だから、草丈もあるし、それと──皆さん使ったことないだろうけど、多分、2サイクルエンジンの機械でやっておられると。そうすると、機械が案外いいかげんなんだよ。農耕用とか、そういう機械というのは、外でエンジンがむき出し、燃料が外についているんだけど、斜めにすると燃料がこぼれる。こんなことは当たり前に起こることなので、たまたま──それと、エンジンをかけるとフルスロットル、もう完全に最高の力を出してやるから、下手するとエンジン自体が真っ赤に燃えちゃうぐらいの熱量がたまっちゃうので、火災の発生はあり得るというふうに思います。それを考えると、あの飛行場、どこかで火がついたら、冬場、逆に言うと、ずっときれいになっちゃう。そのぐらいの危険性があるというのは事実です。これからも気をつけておかないと、難しいなと。
 あと、ハンマーモアという機械を使うと、刈ったものを外に搬出しない場合がある。その場に置きっ放し。その代わり、細かく砕いていく。僕らもやりましたけど、そういうのだと跡に草が残っているわけだよね。それに火がついちゃうと、まさしく広がってしまうということはあります。だから、そういう意味では、業者もそういうことをいい教訓に、気をつけないと、これ本当に飛行場はきれいになっちゃうので、経験者として言えば、十分に気をつけるようにお願いしたいなと思います。


◯委員長(高谷真一朗君)  貴重な御意見ありがとうございます。


◯委員(半田伸明君)  女房の実家が農家で、帰省するたびに草刈り機、よくやらされるんですよ。あれ、確かに危ないんだよね。混合油といって、ちょっと特殊なやつを使って、そこで精製したりして。今、宍戸委員がおっしゃったように、確かに漏れる。あと、一番問題なのは、宍戸委員の御指摘、そのとおりなんだけど、古い機種になると、刈った草がそこにぱあっとなっちゃっている。その状態で草刈り機を置いていたら、そりゃ燃えるわね。
 だから、これ、再発防止策のところに草刈り機を置く安全な場所を指定するって、もうこれは当たり前で、これがなかったのかというのがむしろびっくりなんですけど。だから、そこの再発防止策を徹底するということ。
 あと、あわせて、例えばうちでいうと都道の除草をしたり──剪定はまだいいんだけど、というときに草刈り機を使っているケース、幾らでもありますよね。2つ気になったのは、1つは、メーカーと品番がどうなのか。例えば製造して随分古くさいのを使っているというのだったら、それは違うだろうと思うし、その辺りをある程度ちょっと絞りかけていくのがいいのかなというのが、まず1つ。当然、メーカーのホームページをちゃんと確認して。
 あと、もう一つは、同じことが三鷹市内の道路上で起きたら非常に困る。だから、都道の除草するときの業者というのは、それは当然都が指名するわけですから、うちとしてああだこうだ言える立場じゃない。だけど、同じようなことが2度、3度続いたら困ると。だから、要するに都道、都の施設の草刈りをするときに、港湾局のみならず、局をまたいで都庁全体としてきちっと危機管理をしてもらいたいということを都に言ってもらいたい。これは、空港の、ああ、大変でしたねでは済まされない大変な問題だと僕は思うんですよ。御所見を伺います。


◯企画経営課長・広報メディア政策担当課長(丸山真明君)  今度、5月以降に諸課題検討協議会、3市と東京都、部長以上で集まるというのがありますので、そういった機会を捉えて、今みたいな都の全体の中で共有して、ほかの場所を含めて再発しないような形で主張していきたいなと思います。


◯委員長(高谷真一朗君)  よろしいですか。次にございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、以上で行政報告を終了いたします。
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◯委員長(高谷真一朗君)  休憩いたします。
                  午前9時59分 休憩


                  午前10時00分 再開
◯委員長(高谷真一朗君)  委員会を再開いたします。
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◯委員長(高谷真一朗君)  調布飛行場周辺利用及び安全対策特別委員会活動経過報告書の確認について、本件を議題といたします。
 本会議に提出する調布飛行場周辺利用及び安全対策特別委員会活動経過報告書の正副委員長案を作成しましたので、御確認をいただきたいと思います。
 それでは、休憩をしてお手元の案文を朗読いたします。
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◯委員長(高谷真一朗君)  休憩します。
                  午前10時00分 休憩


                  午前10時12分 再開
◯委員長(高谷真一朗君)  再開いたします。
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◯委員長(高谷真一朗君)  活動経過報告書(案)の修正箇所の確認をいたします。
 4ページの令和3年10月と令和4年6月のところに、「平成27年の小型航空機墜落事故における」という文言を加筆させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 お手元の活動経過報告書(案)を以上のように修正したものをもって、調布飛行場周辺利用及び安全対策特別委員会活動経過報告書とすることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。ありがとうございました。
                  午前10時13分 散会