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令和4年第2回臨時会(第1号)本文

                  午前9時27分 開会
◯議長(土屋けんいちさん)  おはようございます。ただいまから令和4年第2回三鷹市議会臨時会を開会いたします。
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◯議長(土屋けんいちさん)  これより本日の会議を開きます。
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◯議長(土屋けんいちさん)  議事日程はお手元に配付したとおりであります。
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◯議長(土屋けんいちさん)  この際、議長より議会運営委員の辞任及び後任委員の選任について報告いたします。
 4月27日付で、伊東光則委員から、議会運営委員の辞任願が提出され、三鷹市議会委員会条例第14条第1項ただし書の規定に基づき、4月28日付をもって、議長においてこれを許可いたしました。
 また、これに伴う議会運営委員の選任については、同条例第8条第1項ただし書の規定に基づき、同日付をもって、議長において池田有也議員を指名いたしました。
 報告は以上でございます。
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◯議長(土屋けんいちさん)  この際、議会運営委員長より報告願います。
 4番 粕谷 稔さん、登壇願います。
                〔4番 粕谷 稔さん 登壇〕


◯4番(粕谷 稔さん)  おはようございます。議会運営委員会の協議結果を報告いたします。
 5月30日に開かれました議会運営委員会において、議長より諮問を受けた会期の設定案について協議いたしました結果、次のとおり決定いたしましたので、報告いたします。
 今次臨時会の会期については、諸種の状況を勘案し、5月31日の1日間と設定することが妥当であるという意見の一致を見ております。
 以上、本委員会に諮問された事項の協議結果を報告いたします。


◯議長(土屋けんいちさん)  議会運営委員長の報告は以上のとおりであります。御協力のほど、よろしくお願いいたします。
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◯議長(土屋けんいちさん)  会期についてお諮りいたします。
 ただいま議会運営委員長より報告がありましたとおり、今次臨時会の会期は、本日5月31日、1日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
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◯議長(土屋けんいちさん)  次に、会議録署名議員を定めます。
 本件は、三鷹市議会会議規則第80条の規定に基づき、議長において指名いたします。
 12番 小幡和仁さん
 13番 高谷真一朗さん
にお願いいたします。
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◯議長(土屋けんいちさん)  次に、諸般の報告を求めます。
 まず、事務局長より事務報告をいたさせます。


◯議会事務局長(刀祢平秀輝さん)  報告事項は3点でございます。
 1点目は、会派役員の交代の届出についてでございます。
 4月27日付で、三鷹市議会令和山桜会から、幹事長を渥美典尚議員、副幹事長を池田有也議員とする旨、届出がございました。
 2点目は、議員表彰についてでございます。去る5月25日に開催されました全国市議会議長会定期総会におきまして、議員在職15年以上といたしまして、渥美典尚議員、岩見大三議員、伊東光則議員、土屋けんいち議員が表彰されました。
 3点目は、議会運営委員会の副委員長互選結果についてでございます。5月30日に開かれました議会運営委員会におきまして、副委員長互選の結果、議会運営副委員長に池田有也委員が選任されました。
 報告事項は以上でございます。
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◯議長(土屋けんいちさん)  次に、市長の行政報告を求めます。市長 河村 孝さん。
                〔市長 河村 孝さん 登壇〕


◯市長(河村 孝さん)  おはようございます。報告事項は2点でございます。
 1点目は、4月1日付で行いました部長職の人事異動についてでございます。
 企画部長兼企画部調整担当部長に石坂和也さんを、健康福祉部調整担当部長兼旧どんぐり山施設整備担当部長に馬男木由枝さんを、子ども政策部長に秋山慎一さんを、教育部長兼教育部調整担当部長兼スポーツと文化部理事兼都市再生部理事に伊藤幸寛さんをお願いしています。そしてまた、企画部渉外部長に和泉 敦さんを、企画部三鷹ネットワーク大学担当部長(特定非営利活動法人三鷹ネットワーク大学推進機構派遣)に鎮目 司さんを、総務部調整担当部長に田中博文さんを、総務部危機管理担当部長兼都市再生部理事に齋藤浩司さんを、スポーツと文化部三鷹市スポーツと文化財団担当部長(公益財団法人三鷹市スポーツと文化財団派遣)に隠岐国博さんを、健康福祉部保健医療担当部長兼都市再生部理事に近藤さやかさんを、都市整備部交通ネットワーク推進担当部長に齊藤大輔さんをそれぞれ発令いたしました。
 なお、大朝摂子スポーツと文化部長につきましては、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に係る事業終了に伴い、東京2020オリンピック・パラリンピック等担当部長兼東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会等推進本部事務局長の兼務を解くことといたしました。
 報告事項の2点目は、監査委員の選任についてです。
 さきの第1回定例会におきまして、議会の御同意をいただきました河並祐幸さんを、5月26日付で監査委員に選任いたしました。
 報告事項は以上でございますが、新たに監査委員に選任いたしました河並祐幸さんに本日はお越しいただいております。ここで、一言御挨拶をいただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。


◯議長(土屋けんいちさん)  それでは、この際、新たに監査委員に就任されました河並祐幸さんから御挨拶をいただきます。河並祐幸さん、登壇をお願いします。
               〔監査委員 河並祐幸さん 登壇〕


◯監査委員(河並祐幸さん)  皆さん、おはようございます。ただいま御紹介いただきました河並祐幸です。先日、三鷹市の監査委員に選任していただきました。私は小学校が三鷹第六小学校、そして中学校は三鷹第一中学校と、2歳のときから三鷹市に在住しております。その後、昭和54年より現在まで税理士という職業に就き43年が経過いたしましたが、無事に今日までやらさせていただいております。このたび監査委員という職責をいただきましたので、これから一生懸命この職責を果たすつもりでございますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 以上でございます。(拍手)


◯議長(土屋けんいちさん)  以上で御挨拶を終わります。
 以上をもって諸般の報告を終わります。
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    日程第1 議案第25号 令和4年度三鷹市一般会計補正予算(第1号)


◯議長(土屋けんいちさん)  これより日程に入ります。
 日程第1 議案第25号 令和4年度三鷹市一般会計補正予算(第1号)、本件を議題といたします。
                    〔書記朗読〕
 提案理由の説明を求めます。市長 河村 孝さん。
                〔市長 河村 孝さん 登壇〕


◯市長(河村 孝さん)  ただいま上程されました議案第25号につきまして御説明申し上げます。
 議案第25号 令和4年度三鷹市一般会計補正予算(第1号)
 今回の補正予算は、コロナ禍における「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」とともに、新型コロナウイルスワクチンに係る国の方針を踏まえ、早急に準備に着手する必要があることから、臨時会での御審議をお願いするものです。
 歳入歳出予算の総額に、それぞれ5億4,897万3,000円を追加し、総額を756億2,823万5,000円とします。
 初めに民生費は、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費1億6,844万6,000円の計上です。コロナ禍において物価高騰等に直面する児童扶養手当の受給世帯及び住民税非課税の子育て世帯等に対し、国庫補助事業として、6月中の給付を目指し、対象児童1人につき5万円をプッシュ型により給付するものです。
 次に、衛生費は、新型コロナウイルスワクチン接種事業費3億8,052万7,000円の増額です。国の方針に基づき、重症化予防を図るため、3回目の接種完了から5か月以上が経過した60歳以上の方及び18歳以上60歳未満で基礎疾患を有する方などのうち、接種を希望される方を対象に、令和4年6月から、順次、4回目の接種を開始します。
 続きまして、歳入予算について申し上げます。
 国庫支出金について、1点目の新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金と3点目の同接種体制確保事業費補助金は、合わせて3億8,052万7,000円の増額で、衛生費の新型コロナウイルスワクチン接種事業費の財源とします。
 2点目は、新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金1億6,844万6,000円の増額で、民生費の子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費の財源とします。
 提案理由の説明は以上です。
 どうぞよろしく御審議のほど、お願い申し上げます。


◯議長(土屋けんいちさん)  提案理由の説明は終わりました。
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◯議長(土屋けんいちさん)  この際、議事の都合によりしばらく休憩いたします。
                  午前9時41分 休憩


                  午前10時09分 再開
◯議長(土屋けんいちさん)  休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
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◯議長(土屋けんいちさん)  この際、議会運営委員長より報告願います。
 4番 粕谷 稔さん、登壇願います。
                〔4番 粕谷 稔さん 登壇〕


◯4番(粕谷 稔さん)  議会運営委員会の協議結果を報告いたします。
 先ほど開かれました議会運営委員会において、議長より諮問を受けた市長提出議案の取扱いについて協議いたしました結果、次のとおり決定いたしましたので、報告いたします。
 本日上程された市長提出議案1件の取扱いについては、本日結論を出すべきであるとの意見の一致を見ております。
 以上、本委員会に諮問された事項の協議結果を報告いたします。


◯議長(土屋けんいちさん)  議会運営委員長の報告は以上のとおりであります。御協力のほど、よろしくお願いいたします。
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◯議長(土屋けんいちさん)  議案第25号 令和4年度三鷹市一般会計補正予算(第1号)、これより質疑併せて討論を願います。


◯14番(谷口敏也さん)  補正予算(第1号)について、会派として幾つか質問をさせていただきます。
 まず、民生費のほうの子育て世帯生活支援特別給付金についてですが、まず1つ目として、この事業については昨年度も実施した事業ですけど、対象になるにもかかわらず給付を受けなかった世帯、あるいは受けられるのに知らなかったなど、特に直近で収入が減少した家庭になるかと思いますけど、昨年の段階で漏れはなかったのか、お伺いしたいと思います。
 また、2問目といたしまして、昨年は12歳までの全世帯、児童扶養手当の方以外の方にも郵送で全世帯に送られたということで、非常にきめ細かにやっていただいたなと思うんですけど、今回もそういった形で通知するのかどうか、お伺いします。
 3問目といたしまして、今回はプッシュ型で対応できる方に対してはプッシュ型で給付するというようなことですが、対象者の3,250人中何人程度の見込みがあるのかということ、そして、例えば直前の引っ越し等の原因で誤送金とかが発生しないのか、そういったことがないような方法をどうお考えなのか、お伺いいたします。
 続きまして、新型コロナウイルスワクチンの追加接種、4回目接種についての費用でお伺いします。これまでに2回接種、3回接種を行った18歳以上の市民の人数と割合をまずお伺いします。
 2問目といたしまして、今回、予約の負担を軽減し、早期に接種を受けていただけるように、4回目の接種会場、日時、ワクチンを指定して送付するとのことですが、今まで、3回目までの接種でこういった形で推進しなければならないほど多数の問題が発生していたのか、このような仕組みになった経緯をお示しください。また、今までと違う仕組みになるわけですから、変な混乱にならないような配慮が必要だと考えますが、対策についてお伺いいたします。
 衛生費の3問目です。現在、世の中的には、コロナにかかっても軽症ではないかとか、自分は大丈夫じゃないかとかの雰囲気を感じます。また、かかるかどうか分からないウイルスよりも確実に起こってしまう副反応──1回目と2回目で副反応が起きている方ですね、そのほうが嫌だということで、3回目のワクチンを打たない方の声を多く耳にします。そんな中、今回何人分のワクチンが支給されるのか、お伺いします。また、それらのワクチンをなるべく無駄にしない方法が重要だと思いますが、これまでの取組についてどのように工夫されているのか、お伺いいたします。
 予定しました4番目については、一定の資料を頂きましたので省略いたします。
 最後の5番目ですが、予防接種健康被害救済制度への対応を引き続き実施するということですが、これまでのこのワクチン接種による健康被害の状況をお伺いします。
 以上、よろしくお願いします。


◯子ども政策部長(秋山慎一さん)  では、子育て世帯生活支援特別給付金の御質問につきまして順次お答えをいたします。
 まず、1点目の昨年度の未申請世帯や制度を知らなかった世帯はあったのかという御質問と、2点目の、今年度も該当の年齢のいる子どもの世帯、全世帯に周知をするのかという御質問につきまして一括して答弁いたします。
 子どもの手当関係で市が受給者の口座情報を把握している場合のプッシュ型通知対象世帯以外は、原則申請による給付となっていることから、この未申請世帯を正確に把握することは困難でございます。しかしながら、給付金制度を知らなかったという世帯が生じないように、昨年度は広報、ホームページ掲載に加えまして、給付対象年齢のお子さんがいる約1万7,000世帯に勧奨通知を個別に郵送いたしました。今年度も昨年度同様に、給付対象年齢のお子さんがいる世帯、今年度1万7,500世帯ですが、こちらに対しましては確実に御案内をお届けできるよう、準備を進めてまいります。なお昨年度、勧奨通知の送付に当たりましては、案内文書等を封書で郵送したところですけれども、対象世帯数が非常に多かったことから、封入・封緘の事務に多くの時間を要する結果となりました。この点を踏まえまして、今年度の実施に当たりましては、圧着はがきを用いる方式に変更し、業務を外部委託することで、職員の事務の軽減を図ることとしております。
 次に、3点目の御質問です。プッシュ型による給付対象世帯数及び転居等による誤送金のおそれという御質問でした。令和4年4月分の児童扶養手当を受給している662世帯、児童数では945人と、4月分の児童手当受給者で、令和4年度の住民税均等割が非課税となる見込みの1,060世帯、児童数で1,800人の合わせまして1,722世帯、児童数2,745人がプッシュ型による給付の対象になると試算しております。6月上旬に御案内の通知を発送いたしまして、設定した期日までに辞退のお申出がなければ、6月下旬の振込を予定しております。また、4月分手当の対象者で、既に市外へ転出している世帯につきましても三鷹市から給付をすることとなりますが、住民基本台帳の情報に基づいて対象者を抽出しまして、給付金システムにより支払いを行います。給付データ確定の際には、システムに加えまして、複数の職員によるダブルチェックを行い、適切な事務の執行に努めてまいります。
 私からは以上です。


◯健康福祉部長・新型コロナウイルスワクチン接種実施本部事務局長(小嶋義晃さん)  私からは新型コロナウイルスワクチン、4回目接種について順次お答えいたします。
 まず、質問の4番目、18歳以上の市民の2回目及び3回目の接種人数と割合についてでございます。18歳以上の市民の方で2回目接種を完了した方は、5月23日現在約14万3,600人で、対象年齢人口に対する割合は88.7%となっております。また、3回目接種を完了した方は約10万8,000人で、対象年齢人口に対する割合は66.7%となっているところでございます。
 続きまして、質問の5番目、一部対象者の会場、日時、ワクチンを指定する経緯及び混乱を防止するための配慮についてでございます。今回の接種日時等の指定につきましては、3回目接種の開始に当たりまして実施いたしました、モデルナ社ワクチンの先行予約の実績を踏まえて実施することとしたものでございます。3回目の先行予約の取組は、65歳以上の方を対象に、モデルナ社ワクチンの接種を前提として、市が最短の接種日を指定するもので、通常の予約開始前に申込みができるものでした。結果といたしまして多くの方に申し込みいただき、予約負担の軽減や重症化リスクの高い高齢者の方の早期接種に成果があったものと考えております。このような経緯から、予約負担の軽減及び早期接種に対する市民ニーズが高いことも想定し、今回はあらかじめ市が指定する方法で実施することとしたというところでございます。
 なお、私どもが指定いたしました日時、ワクチンの種類、会場につきましては、コールセンター、またはワクチン接種予約ウェブサイトで変更、またはキャンセル可能となっているところでございます。混乱を防止するための配慮につきましては、接種券に同封いたします案内チラシに、接種を受けるまでの流れをフローチャートで分かりやすく示すとともに、「広報みたか」や市のホームページでも丁寧に説明させていただきたいと考えているところでございます。また、3回目接種と同じ曜日の同じ時間帯、同じワクチンとすることで、変更希望が極力少なくなるような配慮をいたしたいと考えているところでございます。
 続きまして、質問の6番目でございます。配分されるワクチンの数量及び3回目接種の進捗状況を踏まえたワクチンの有効活用に関する工夫についてございます。4回目接種用のワクチンは、ファイザー社ワクチンとモデルナ社ワクチンを合わせて必要な量が配分されることが示されております。供給されるワクチンの量につきましては、令和4年3月までに3回目接種が完了した全人数分が対象となっており、三鷹市におきましては、ファイザー社ワクチンとモデルナ社ワクチンの合算で、約9万8,000回分を受け取ることが可能でございます。なお、モデルナ社ワクチンにつきましては、全国的にワクチンの有効活用が課題となっています。この課題につきましては、単独の自治体では対応が難しいことから、東京都が調整役となり、国から新規の配分を受けるのではなく、都内の自治体間で余剰のワクチンを融通し合うことで、有効活用が図られているところでございます。
 続きまして、質問の8番目になります。新型コロナウイルスワクチン接種後の健康被害についてでございます。現時点で健康被害救済制度により、市に申請されていますのは6件となります。5件は市の健康被害調査委員会での調査を終え、東京都を通じて国に進達しているところでございまして、まだ審査結果は通知されておりません。残りの1件につきましては、これから調査委員会で調査を行うこととしているところでございます。
 私からは以上でございます。


◯14番(谷口敏也さん)  御答弁ありがとうございます。1点だけ確認したいんですけど、子育て世帯生活支援特別給付金の件で、去年、全世帯に送っていただいたおかげで、結局受け取れるのに──申請式だから、漏れという言い方はちょっとおかしいかもしれないですけど、知らなかったというクレームはなかったということでよろしいんでしょうか。


◯子ども政策部長(秋山慎一さん)  再質問にお答えいたします。
 クレームという形ではなかったというふうに聞いておりますけれども、確かにこの制度でいえば、この部分、いかに情報をお伝えするかということが非常に重要ですので、近隣市などではあまりこうした取組を行っていないようですけれども、三鷹市は昨年度この方式を行いましたので、今年度についてもしっかりと周知できるように努めてまいりたいと考えております。


◯16番(野村羊子さん)  それでは、質問をさせていただきます。
 まず最初に、子育て世帯と、あと低所得者世帯、生活支援特別給付金の給付事業についてです。高校生までの子どもがいる世帯──低所得者世帯に、子ども1人5万円を給付する事業です。対象児童3,250人を想定しています。2022年4月分の児童扶養手当の受給世帯と児童手当及び特別児童扶養手当の受給者で、住民税均等割が非課税の子育て世帯、それに該当する家計急変世帯、高校生のみを養育している世帯などが対象です。実際、先ほど児童扶養手当のほうが662世帯ですかね、低所得者がというふうに数字が出ましたので、残りの家計急変等についての想定数を再度お答えいただきたいと思います。
 児童手当、児童扶養手当受給世帯は既に把握しているので、プッシュ型で通知を発送したことで、受領の意思というのを確認されたこととして6月末に口座に振り込むというふうにしています。家計急変等については、今、答弁ありましたように圧着はがきで通知を出し、それから申請を待って、資格審査をして支給となるということですよね。8月頃の支給となると聞いていますけど、実際にこれ、支給がいつになるのか。そして、前回は何世帯、何人くらい受給していて、その前回支給していた世帯に対して、プッシュ型で支給するということは、やはり可能ではないのか。実際には口座を把握しているわけだしというふうなことがあると思うんですけれども、それについてはやはりできないのかどうかということをちょっと再度確認したいと思います。
 新たに生まれた子どもたちに対してどうなのかということも確認したいと思います。これ、基準日が3月31日になると思いますけれども、今回の新生児、これ、いつまでが対象になるのか、どのようにその人たちに周知するのか。
 もう一つは、やはりDV世帯ですね。この基準日以降に離婚したり、あるいはDV等で住民票を動かせないなどでも、実際の養育者が違うというふうなことに対して救済制度──これ毎回問題になりますけど、今回ちゃんとなっているのか。生活保護世帯も受給対象となっているのか、その際、収入認定されないのかということも確認したいと思います。
 あと、家庭等の事情で18歳未満であって単身で暮らしている児童、本来だったら社会的養護の対象として保護者の下で暮らしていてほしいですが、そうではない場合もあり得るということで、給付でも、残念ながら子育て、養育者に対する給付なので、その子ども本人は給付金対象外とされてしまっているという実態があります。これについて今回も救済制度はないのか、市として独自に給付金を支給する考えはないのかということを確認したいと思います。
 今回の給付事業、毎回本当に皆さん大変な状態の中、忙しい中をやっていただいていますけれども、人員体制、何人くらいでやるのか。先ほど圧着はがきの発送については外部委託するとありますが、これ以外にも委託業務があるのか。これらの事務費も全額国庫負担としてちゃんと対象になっているのか、対象外となるようなものはないのかということを確認します。
 最後に、この件のものですけれども、福祉資金の貸付け等が増大している中、併せて市民税、国保税の滞納という可能性もあります。給付金が入ることでそちらに差し押さえられてしまう、先にそちらに差し引かれるというふうな事態が発生する可能性はないのかということを、最後にこの件では確認したいと思います。
 次に、ワクチン接種事業です。4回目接種事業です。3億8,000万。今回は重症化予防を目的として、対象者を限定しています。3回接種している、そして、そこから5か月以上経過しているというのが条件の1ですね。条件の2は60歳以上、あるいは18歳以上60歳未満で基礎疾患を有する方、あるいはコロナウイルス感染症にかかった場合の重症化リスクが高いと医師が認める方です。この重症化リスクが高いというのは、具体的にはどのような場合を指していますか。このように限定する理由は何でしょうか。それぞれの想定対象者人数、何人になっているのか、改めて確認したいと思います。
 まず3回目接種、現在動いている3回目接種が9月30日までとされていて、3回目接種と4回目接種が混在して同一会場で接種するという可能性があるのか。また、個別接種ではやはり混在する可能性が高いですが、これ、きちっと仕分けてやれるのか、あるいは同じように接種しちゃっても、同じものなんだから構わないんだというふうなことなんでしょうか。ちょっとその辺、確認したいと思います。
 先ほどもちょっとありましたけども、3回目接種を集団接種会場で接種した人には、今回の4回目接種は会場、日時、ワクチンの種類を指定して接種券を送付します。これが送付される人数が1万800人でしょうかね。ちょっとこれ、3回目接種の終了の人数は先ほどありましたが、こうやって日時指定される人たちは何人かということをもう一回確認したいと思います。
 この指定された日時等が不都合な場合は変更可能か、その場合どのような手続が可能か、それが分かりやすく記載されているかどうか。日時指定としてあると、もうこれ、行かなくちゃいけないもの、呼びつけられたものと、強制的に応じなければいけないと受け取る市民がいる可能性があります。強制ではないということがどう担保されているでしょうか。
 18歳から60歳未満の基礎疾患を有する方、重症化リスクの高い方、自己申告によって接種券を出すということになります。これらの方々への周知方法ってどうなっていますでしょうか。そのときに併せてワクチン接種は強制ではないということを、どのように市民に周知しているでしょうか。
 4月20日の厚生省新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料で、ワクチン接種歴別新規陽性者数というデータがありますが、未接種と2回目接種済みの場合では、未接種者が2倍新規陽性者が出ているというふうな比率で書かれていました。しかし、これについてはデータ集計上の間違いが指摘され、5月11日以降は接種歴未記入者という人たちを、未接種者から、それまで未記入だったら未接種だとしていたんですけど、実際はそうではないということで、接種歴不明に分類し直しました。そのため、未接種者と2回目接種者の陽性判明者は、年代によっては未接種者のほうが少ないといったような状態になっています。これについて、この4月の資料は、ワクチン未接種者は感染しやすく感染源となる確率が高いというような話の根拠に使われていました。今回の修正によって、このデータを根拠にはできないということが明白になりましたが、ワクチン未接種者が感染源となりやすいというようなことがあるのかないのか、その辺について把握しているかどうかを確認したいと思います。今回の接種券送付に当たり、このような正しい情報を追記する必要があると思いますが、対応しているでしょうか。
 毎回聞いていますが、ファイザー社、モデルナ社、そしてアストラゼネカ社、それぞれのワクチン接種後の副反応報告、そのうちの重症者数、死亡者数について、国全体の数と三鷹市内の数をそれぞれお伺いします。
 コロナワクチン副反応被害の相談にはどのように対応しているかも確認したいと思います。副反応被害、健康被害について、先ほども健康救済制度の話が出ました。三鷹市での件数がありますけど6件で、5件申請中とありますけれども、この後、このような相談を受けつつ、この人たちに対してどのように対応していくのかということを確認したいと思います。
 さらにコロナ感染症そのものですね、ワクチンではなくてコロナ感染そのものの後遺症について、三鷹市に対して相談があるのか、どのような対応をしているのか、以上、よろしくお願いします。


◯子ども政策部長(秋山慎一さん)  では、私からは子育て世帯生活支援特別給付金の御質問について順次お答えをいたします。
 まず1点目の御質問、給付対象児童数の算定の根拠についてでございます。給付金の対象となる人数につきましては、今回のこの給付金が、昨年度に実施をしました子育て世帯生活支援特別給付金と同様の制度設計であることから、大きくは昨年度の給付実績などに基づき算出をしております。まず、ひとり親世帯分につきましては、令和4年4月分の児童扶養手当受給世帯662世帯、児童数945人がプッシュ型の給付の対象となります。申請が必要となります家計急変世帯につきましては、昨年度、勧奨通知をお送りいたしました400世帯の約30%に当たる113世帯、児童数157人が給付対象となった実績から、今年度は新型コロナの影響が長引き、より深刻な状況にあることを踏まえまして、勧奨対象となる世帯、今年度は約340世帯を想定しておりますが、この40%相当が該当すると見込みまして、134世帯、児童数では176人を対象といたしました。さらに年金受給者の実績なども加味した上で、ひとり親世帯全体では800世帯、児童数1,150人と試算しています。また、その他の子育て世帯におきましては、非課税世帯は、6月1日の賦課決定の結果によるところになりますけれども、約9%でありました昨年度の児童手当受給世帯に占める非課税世帯の割合を、こちらも長引く新型コロナの影響を鑑みまして10%と想定し、1,060世帯、児童数では1,800人としています。
 このほか高校生のみの世帯や公務員世帯など、申請が必要な対象者を昨年度の給付実績から200世帯、児童数では300人と見込みまして、その他の子育て世帯全体で1,260世帯、児童数2,100人と試算してございます。
 なお、プッシュ型による給付の対象となるのは、ひとり親世帯では、先ほど申し上げました662世帯、児童数945人、その他の子育て世帯は、4月分の児童手当受給者で令和4年度の住民税均等割が非課税となる見込みの1,060世帯、児童数1,800人の合わせて1,722世帯、児童数2,745人と見込んでございます。
 質問の2点目です。昨年度の家計急変世帯の申請、受給実績等についてでございます。昨年度、家計急変等により給付金を受給した世帯は、ひとり親世帯が113世帯、児童数157人、非課税相当世帯が180世帯、児童数265人でございました。また、昨年度の支給世帯に対するプッシュ型での支給ですけれども、給付金の給付要件に該当する世帯には迅速な給付が求められるものの、昨年度とは子どもの養育状況や口座情報等が変わっていることも考えられます。国からの通知におきましても、昨年度の給付金事業とは別の事業であり、申請時点におけるその世帯の直近の状況に基づいて給付事務を進めるように示されていることから、改めて申請をいただく必要があるものと考えます。なお、今年度申請が必要となる家計急変等の世帯への支給時期につきましては、ひとり親家庭につきましては7月の中旬、その他の世帯につきましては7月の末までに支給をしたいと、このように考えてございます。
 3点目の御質問、新生児の対象、それからその周知方法についてでございます。国の実施要領等では、令和5年2月28日生まれのお子さんまでを対象とする旨、示されてございます。出生届や乳幼児医療費助成の申請等の機会を捉えまして、漏れなく給付金制度の御案内ができるよう、子育て支援課内での情報を共有しまして、確実な給付事務に努めてまいります。
 次に、4点目の御質問です。離婚やDV等避難者への対応ということでした。基準日以降に離婚した場合には、新たなひとり親として給付金の申請が可能となるため、児童扶養手当の申請時等に給付金制度について御案内をいたします。また、DV被害者から申出があった場合は、居住地情報等の取扱いに十分配慮しながら、東京都を経由して情報をやり取りしまして、加害者への給付を差し止め、実際に子どもを養育している方に給付をする仕組みとなってございます。こうしたケースは迅速な申出が必要となることから、ホームページに掲載するとともに、婦人相談員と緊密に連携をいたしまして、申出者の現状を把握した上で、国・東京都と協議し、実態に合った給付事務を行ってまいります。
 次、5番目の御質問です。生活保護世帯への給付についてです。生活保護を受給している世帯にあっても、給付要件に該当する場合は、給付金を受けることは可能であり、その場合は収入認定をしない取扱いとなることが、国の実施要領等で示されております。
 6点目の御質問、18歳未満の単身世帯者への市独自の給付金の考え方等でございます。この給付金は、コロナ禍における「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」に基づきまして、給付対象年齢の子どもを養育する子育て世帯の生活を支援するための国の制度でございまして、自立して独居している児童は給付対象とはならない旨、国からの通知に示されております。現時点では、市としてこれらに対する独自の給付金を設定することは考えておりませんが、生活の厳しい低所得の若者が独居していることへの支援といたしましては、この一時的な給付金の給付によるものではなく、生活全般について継続的に相談することができるよう、生活・就労支援窓口等へつなげる必要がある、このように考えてございます。
 7番目の御質問です。人員体制や委託業務、それから国庫補助金の対象費目等についてのお尋ねです。ひとり親世帯分につきましては、子育て支援課の職員2名、また、非課税世帯分につきましては、子育て支援課の職員1名と他部課からの兼務職員2名が主担当として給付事務に当たりまして、さらに時間額職員を活用することとしています。先ほども御答弁しましたが、昨年度は勧奨通知の発送に際しまして多くの時間を要する結果となったので、今年度は圧着はがきを用いる方法で外部委託をすることとしましたが、委託業務といたしましては、このほかにシステムの改修等の委託料などを計上しておるところでございます。経費につきましては、事務費、事業費ともに全額国庫補助金の対象となりますが、職員給与につきましては補助費目に含まれてございません。
 給付金、最後の御質問です。給付金は差押えの対象になるのかというお尋ねです。現在国会で審議中の令和4年度子育て世帯生活支援特別給付金に係る差押禁止等に関する法律案が成立しますと、この法律が根拠となりまして、給付金の差押えはできないものと承知してございます。
 私からは以上です。


◯健康福祉部保健医療担当部長(近藤さやかさん)  私からは、新型コロナウイルスワクチンについて順次答弁をさせていただきます。
 まず御質問の9番目、4回目接種の接種対象者及び想定人数についてでございます。感染した場合の重症化リスクが高いものとしまして、基礎疾患のある方や高齢の方以外については、BMIが30以上である方、医師により認められる場合とされております。医師により認められる場合としましては、妊娠している方や、海外の報告としましては、喫煙や運動不足等といった生活習慣がある方が想定されるもので、様々な要因を踏まえまして、医師が医学的見地から総合的に重症化リスクを判断することとしております。今回対象を限定する理由につきましては、厚生労働省の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の資料においては、高齢の方や一定の基礎疾患がある方が重症化しやすく、高齢の方については、4回目接種により、重症化予防効果が一定の期間保たれるという報告がなされていること、また、多くの国では、接種者を重症化リスクの高い方に限定していることなどを理由として挙げております。なお、対象者の想定人数は、本補正予算におきましては、60歳以上の方については約4万6,000人、基礎疾患のある方及び重症化リスクが高い方を約7,000人と見込んでおります。
 続きまして、御質問10番目、3回目接種と4回目接種が混在することについてでございますが、新型コロナウイルスワクチンの接種は、一、二回目接種も含めまして、国が定める期間中は、希望する全ての方が接種を受けることができます。そのため、3回目接種と4回目接種を並行して行うこととなります。個別の医療機関での接種につきましては、会場や日時を分けることが困難であることから、三鷹市医師会と連携しながら、4回目接種の開始に向けまして、予診の際のチェックポイントを改めて周知するなど、正しい接種が確実に行われるよう取り組んでまいります。
 御質問の11番目、集団接種会場における日時等の予約の指定についてでございます。4回目接種の日時、会場、ワクチンの指定は、3回目接種を2月末までに三鷹市の集団接種会場で受けた60歳以上の方を対象としておりまして、対象者は約1万7,000人となります。日時等の変更やキャンセルにつきましては、予約サイト及びコールセンターで受付を行います。なお、接種が強制でないことにつきましては、同封の案内チラシの表面と裏面の両方に記載するとともに、「広報みたか」や市ホームページでも引き続き丁寧に案内をしてまいります。
 続きまして、御質問の12番目、基礎疾患のある方及び重症化リスクが高い方への周知でございますが、「広報みたか」や市ホームページで周知するとともに、医師会を通じまして、個別の医療機関において通院されている患者の方等への周知について協力を依頼いたします。
 御質問の13番目、ワクチン接種の強制ではないことの周知でございますが、18歳以上60歳未満の方につきましても、4回目ワクチンにつきましてはこれまで同様に接種を強制するものではなく、市民の皆様には「広報みたか」、市ホームページで周知を行ってまいります。
 続きまして、御質問14番目、新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料と、4回目接種の根拠となったエビデンスについてお答えいたします。新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードに提供されておりましたワクチン接種歴別の新規陽性者数については、感染者を登録するシステムに登録されている情報を基に集計されており、未接種と接種歴不明との区別の仕方を変更したことにより、未接種の新規感染者数より接種歴不明の新規感染者数が多くなったことは確認をいたしました。新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードは、感染症対策を円滑に推進するに当たって必要となる医療、公衆衛生分野の専門的・技術的な事項について、厚生労働省に対して必要な助言等を行うものと理解しております。一方で、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会において、予防接種・ワクチンに関する重要事項を調査審議されるものとなっております。厚生科学審議会では、4回目接種による感染予防効果は短期間しか持続しなかった一方、重症化予防効果は4回目接種後一定期間減衰しなかったなどの有効性・安全性に関する知見、諸外国における対応状況等の議論がなされ、4回目接種については、重症化予防を目的として特例臨時接種とされたと承知をしております。
 4回目の接種券の送付に当たり、正しい情報を記載する必要についての御質問でございますが、国において議論されたデータや情報などの詳細を市から送付する接種券に追記することは考えておりませんが、接種券に同封する市からの案内には、厚生労働省のワクチンに関するページの案内を掲載するとともに、市ホームページには厚生労働省へのリンクを行うなど、市民の皆様に情報が届くよう、情報提供に努めてまいります。
 続きまして、ワクチン接種の副反応の疑い、健康被害申請の現状についてお答えいたします。
 まず、御質問15番目、国と三鷹市内での副反応の報告でございます。ワクチンごとの副反応疑いの報告数とその内訳でございますが、まず、国全体で申しますと、医療機関からの報告としましては、ファイザー社が2万8,484件、うち重篤が6,197件、死亡が1,187件。小児ファイザーでは29件、うち重篤が5件、死亡がゼロ。モデルナでは4,794件、うち重篤が934件、死亡が114件。ほか、アストラゼネカ製となっております。製造販売者からの報告といたしましては、ファイザー社が1万8,966件、うち死亡が1,474件。小児ファイザーでは30件、死亡がゼロ件。モデルナでは2,795件、うち死亡が140件、ほかアストラゼネカとなっております。
 三鷹市におけます新型コロナウイルスワクチン接種に関する副反応疑いの報告については、東京都を通じまして、現時点で46件の報告がございます。ワクチンの種別で申し上げますと、ファイザー社製が31件、症状が重いものが8件で、症状の経過が死亡との報告が2件となっております。小児ファイザーについては、副反応疑いの報告はございません。モデルナ社製については14件で、うち症状の重いものが3件、ワクチンの種別が不明なものが1件となっております。
 続きまして、御質問16番目、副反応被害の相談対応についてでございます。ワクチン接種後の副反応について市に寄せられた場合につきましては、ワクチン接種実施本部、または健康推進課で対応しております。何かしらの症状があるという御相談に対しましては、医療機関を受診することを御案内するとともに、健康被害があった場合には救済制度があることについても御案内をしているところです。救済制度の件数でございますが、国では1,670件の進達を受理しており、うち認定が708件、否認が51件、保留が12件となっております。なお、国への相談件数については承知をしていないところでございます。認定されました疾病等に関しましては、アナフィラキシー及びアナフィラキシー様症状が最も多く、合計で約67%、次に急性アレルギー反応が多く、約28%となっております。先ほど答弁しましたとおり、三鷹市において市に提出されているのは6件になりまして、5件は市の健康被害調査委員会で調査を終えて、東京都を通じまして、国に進達をしているところです。残りの1件につきまして、これから調査委員会で調査を行うこととしております。
 市への相談件数についてでございますが、接種後の体調不良全体についての相談となりますが、相談が終了したものを含めまして、これまで約30件程度の相談が寄せられているところでございます。
 続きまして、御質問の18番目、三鷹市への感染自体の後遺症についての御相談についてでございます。療養終了期間が終わるのにもかかわらず、まだ喉の痛みの症状があるという御相談や、感染後一定期間たっているにもかかわらず後遺症があるのでどこに相談したらよいかという相談が寄せられた例がございます。まずはかかりつけ医に相談することをお答えするとともに、東京都で設置しております都立病院等のコロナ後遺症相談窓口を御案内しているところでございます。
 答弁は以上です。


◯16番(野村羊子さん)  詳しい答弁をありがとうございます。幾つか再質問したいと思いますが、子育て世帯のほうですけれども、実際に今回のでいろんな形でひとり親、低所得者というふうな形で、何回も給付金が出されています。その効果という辺りをどのように実際に見ているのか。担当課は本当に大変ですけど、これでこの1年半、2年間の間で何回このような給付作業をしたのかというふうなことで、それはその方々に、一人一人の生活にどのように本当にプラスになったというふうに感じ取れているのかというような、要するに本当にこれ、意味がある形で税金が使われているのかというふうなことをちゃんと評価していかなくちゃいけない時期に来ているんじゃないかと思うんです。その辺について、ただちょっと今の部長が答えられる範囲で結構ですのでお答えいただければありがたいんですけれども、やっぱり今後、国に対して、ちゃんとした生活支援というものを、その場しのぎの給付金がぱらぱらぱらぱら出てくるということよりも、やはりちゃんとした生活支援をしていくということを基礎自治体としては提言していかなくちゃいけないんじゃないかと思うんです。その辺のことをちょっと、本当にこれでやり続けていいのか、職員の疲弊も含めて思うので、ちょっとその辺のことがあればお願いしたいと思います。
 そして、差押えの話ですけれども、禁止の法律、今検討中ないしは審議中ということは、逆に言えば、それが通るまでは差押えが可能だということになっちゃうんでしょうか。実際そのような動きが、三鷹市ではないと思いますけれども、それ、大丈夫ですか。そういうことで差し押さえられても、やはり生活を何とか支えるためのお金ですから、ちゃんと御本人が使えるようにしておくということが重要だと思うんですが、その2点、ちょっと確認をしたいと思います。
 それから、コロナワクチンのほうですけれども、副反応被害が物すごいやっぱり多いと私は思っています。ほかのものに比べて桁違いに多いにもかかわらず、接種したほうがいいというふうなね、接種しなくちゃいけないんだというふうな情報がやっぱり出ているという、厚生労働省のアドバイザリーボードの資料なんていうのは、やはりデータの集計の仕方、やっぱりちゃんとやっていくことで、正確な情報を出すことで、逆にやっぱり今の状況、やっぱり市民の皆さん、ちゃんと分かってもらう。先ほどもありましたけど、自分自身が副反応被害、報告はしないけれども副反応被害をたくさん感じ取っている人がたくさんいて、やっぱり体は自分を守るというふうなことに動くんだと思うんです。そのことをちゃんと市としては支えるというか、だから強制じゃないということをもっときちっと言っていく。ワクチン接種してない人に対して差別しないというか、感染源として扱わない、非難しないというふうな空気をちゃんとつくっていくということが重要だと思うんですが、その辺について、何らかの対応、対策って検討してないのかということを確認したいと思います。
 以上、お願いします。


◯子ども政策部長(秋山慎一さん)  では、再質問にお答えいたします。
 この給付金の効果というものをどのように見るかという御質問です。確かに令和2年度、3年度にかけて相当な回数、同種の給付金の事業というのを行ってまいりました。御家庭の事情が様々あると思いますけれども、やはり現金給付によって一定の家計への支援というのは、そういった意味での効果、成果というのはあるものというふうに認識をしております。また、こうした制度を運用する中で見えてくる様々な課題といいますか、顕在化してくるものがあると思います。さっき御質問の中でも、単身でこの給付金の対象年齢の方が生活している場合はどうなんだという御質問もありましたけれども、そういったことも認識する機会になっているのも事実だと思います。そういった中で、やはりこの給付金の事業などを通して、本当に支援が必要な方々についてはしっかりと相談などを通じて支援につなげていく、こうしたことも自治体の仕事としては非常に重要なことというふうに認識をしております。国において今後こういった事業が引き続き行われていくのかどうかちょっと分かりませんけれども、我々現場でこの仕事に携わる者といたしましては、今申し上げたようなことを念頭に、しっかり実務に当たっていきたいと考えております。
 それから、差押えの件ですけれども、ホームページで確認したところ、衆議院の関係では通ったような情報があったんですが、この法案が成立したという情報がなかったもので先ほどのようなお答えになりましたけれども、過去、令和3年度、2年度についても、同様の給付金の際にはこういった法律が、議員提出法案として提出されて成立をしているという経過がございますので、給付の時点においては、この法律については成立しているものと、このように考えますので、差押え等については、できない形でしっかり運用されると、このように考えています。


◯健康福祉部保健医療担当部長(近藤さやかさん)  再質問に答弁させていただきます。
 ワクチン接種が強制ではない、または受けなければならないような空気にならないようにつきましては、引き続き強制ではないことを市の広報、またホームページで周知するとともに、お送りする接種券に同封する案内についても、丁寧に記載をしてまいりたいと思います。また、相談が寄せられた場合につきましては、それぞれ皆さんのお話をよく聞きまして、丁寧に対応してまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯16番(野村羊子さん)  では、討論させていただきます。
 子育て世帯、低所得者世帯への給付金は、毎回のように選挙前に特にばたばたと支給されます。まさにばらまきと言えるのではないかと。本当に必要な、抜本的な支援策は講じられないままで、かえって生活保護費の引下げなど、セーフティーネットが細くなっている状況があるのではないか。この給付金の事業は、各自治体、市町村を実施主体として行われる自治事務です。実際の給付に当たっては各自治体の判断が独自の対応で取ることが可能ではありますが、しかしながら、全額国費の事務として、国は自治体に実施責任だけ押しつけて、その内容を縛っています。このような事業の在り方は問題だと思います。住宅確保給付金や生活福祉資金などのような、ある種貸付制度ではなくて、住宅手当とか、医療費助成などの必要な給付をきちっと支給できる制度が必要です。税金を投じる以上、公正で効果的な支援が行き渡る制度でなくてはならないと思います。長い目で暮らしを支える施策が今、求められています。しかしながら、今、一時しのぎだろうと、低所得のひとり親世帯、子育て世帯に子ども1人5万円の現金給付に反対するものではありません。
 しかし、ワクチン接種事業には賛成することはできません。この間、変わらずその都度述べてきたことですけども、改めて述べたいと思います。現在使用されている新型コロナワクチンは、メッセンジャーRNAワクチンという人類に初めて使用される、新しい機序の薬剤であるにもかかわらず、2021年2月に特例承認され、臨床試験が終了しないまま接種が開始されています。中長期的な安全性は十分に確認されているとはいまだに言えません。2022年5月13日のワクチン分科会副反応検討部会においては、1,711件の接種後死亡例──11歳の女児を含みます、2万1,807人の接種後重篤例──うち女性が1万4,236人であり、2対1で女性が多いです、が報告されています。
 三鷹市の副反応の被害の報告は、5月26日時点で46人、うち死亡が2名。この方は80代の方ということですけれども、重篤者11名の内訳は10代2人、20代、30代各1人、40代3人となっています。これとは別に、三鷹市においても健康被害救済制度の申請をしている人が6人となっています。
 全国有志医師の会では、以下のように述べてワクチン接種中止を求めています。
 本ワクチンは武漢で最初に発見された株に対してつくられたものであり、変異株への効果は不明であり、昨今のブレイクスルー感染の多さからも効果が低下していることは明白である。接種後に体内で産生されるスパイクたんぱく自体に血管障がいや血栓症を誘起する作用に加え、接種後の心筋炎や全身性炎症及び免疫抑制による感染への脆弱性を示す研究論文が次々と報告されている。しかも、日本に現存するワクチンは、第5波までの武漢型ウイルスに対応するものであり、スパイクの分子構造が激変したオミクロン株とその変異株には交差免疫力が極めて低く、抗体依存性感染増強(ADE)を誘発して逆効果となる可能性が強く危惧されている。このようなワクチンを将来子どもたちや妊婦に接種することや、3回目、4回目のブースター接種をすることには大きな危険性があり、新型コロナワクチン接種事業の即時中止を強く求めるとしています。私たちはこの意見に全面的に賛同しています。
 最近でもワクチン接種の効果について、厚労省は、データ集計の間違いを指摘され、5月11日に修正しましたが、このことについて大きく報じられていません。安全が確認され切っていないワクチンで、しかもこれまでのワクチンよりも桁違いに副反応報告がある中で、報告されていない副反応を身近でたくさん見聞きする状態です。決して強制されてはならないにもかかわらず、今回、三鷹市は同調圧力を強化するような、接種日や会場の指定などをした接種券を送付しています。このような方法は取るべきではありません。
 以上の理由から、本補正予算に反対します。


◯27番(前田まいさん)  日本共産党三鷹市会議員団を代表して質疑します。この間、ちょっと一定御答弁いただいた部分もあるのですけれども、多少重複するかもしれませんがよろしくお願いします。
 まず初めに、民生費の子育て世帯生活支援特別給付金についてお伺いします。
 対象人数等をお答えいただきました。また、昨年度の同様の事業実施の実績を踏まえ、また、この間の長期化したコロナの影響等も踏まえての人数の想定ということでありました。このところのやっぱり物価高騰も非常に懸念されるところなんですけれども、この想定人数を上回った場合はどうなるのでしょうか。
 それから、2点目についての質問は、御答弁いただいたので大丈夫です。
 それから、3点目ですが、これもちょっと確認になりますけれども、この事業はいつまでになるものでしょうか。1回目がこの6月下旬の給付ということになると思いますけれども、それより後に対象となる方も給付を受けられるのか、また、どのような頻度で行われるのか、確認します。
 続いて、衛生費、ワクチン4回目についてお伺いします。
 3回目のワクチン接種に当たっては、私どもの周りでも、副反応で自宅に帰ってから倒れて意識を失ったり、あるいは失禁して救急搬送された方など、3人ほどお伺いをしているところです。また、そのほかにも足がしびれたとか、熱が出たという方々も本当に複数名いらっしゃって、4回目ワクチンはもう打ちたくないと言っている方が多くおられます。そうしたことから、このワクチンの接種会場として、今後も集団接種会場が必要かどうか疑問があります。
 1点目、3回目ワクチンの効果、この3回目までのワクチンの事業実施の効果を検証されているでしょうか、お伺いします。
 2点目、コロナに感染した方々のうち、3回目まで接種済みの人は何人で、接種していない人は何人か分かりますでしょうか。
 また、副反応の重篤な反応となった方については、同じように3回目接種済みの人数、また接種していない方の人数、改めてお伺いします。
 それから、衛生費について4点目、4回目ワクチンの有効性についても、市民がやっぱり納得を得られなければ、この接種事業自体もなかなか進まないと考えます。接種しようかどうかとか、接種するか否かも含めて相談できる体制が必要ではないかと思います。そうした接種前に相談したいという方も増えるのではないかと思います。また、そうした場合に、集団接種の会場の確保というのも一定必要だと思いますけれども、一定お金もかかることでありますので、もう少し精査をして、集団接種会場については縮小も考えたらどうかと思いますが、今回の補正予算の提案された根拠をお伺いします。また、御答弁いただいたかもしれないんですが、この4回目の対象者のうちの接種率をどれほど見込んだ体制になっているのか、もう一度お伺いしたいと思います。
 それから5点目、この2年強に及ぶコロナ禍での教訓は、やはり感染者が落ち着いてきている今こそ、感染対策を徹底することが重要だと考えます。外出や旅行、飲食もどんどん解禁されてきていますが、感染予防対策は引き続き市として呼びかけや対策を行うべきと考えますが、市長のお考えをお伺いしたいと思います。
 6点目、コロナに感染している人の多くは、現状ではもう高齢者がだんだん少なくなって、現役世代、あるいは若者、子どもへと広がってきているように感じます。感染予防、また感染抑止、重症化予防の観点からも、ワクチンと同時に、やはり今こそPCR検査を無料で受けられることが何よりも重要だと考えます。八幡前交差点の近くに東京都の無料検査場が設けられていますが、市民にはなかなか知られていないように思います。現役世代が気軽に検査できるようにするには、やはり三鷹駅前に設置が必要だったのではないかと思いますが、東京都と交渉して、ワクチン頼みだけではなくて、検査の拡充についても市として努力していただきたいと思いますが、市長のお考えをお伺いします。
 以上、一旦お願いします。


◯子ども政策部長(秋山慎一さん)  では、私からは子育て世帯生活支援特別給付金について2点お答えをいたします。
 まず、1点目です。想定の見込みを超えた場合ということの御質問ですが、今回の給付対象につきましては、先ほども御答弁いたしましたとおり、昨年度の同種の事業の実績と現在の状況を踏まえ、一定の伸び等を見た予算としておりますので、基本的にはこれで予算的にはいけるというふうには考えておりますけれども、ただ状況の変化等によっては、この予算で想定した人数を超えてくるということも考えられますので、そうした場合につきましては、見込みの中で新たに予算措置をして、事業を続けて実施する必要があるものと考えてございます。
 それから、この事業の実施期間についてのお尋ねです。国の実施要領では、令和5年2月末日までに申請を受け付けまして、年度内に給付を完了させるように制度設計がなされていることから、三鷹市におきましても、同様の事業期間で実施をいたします。なお、1回目の給付以降に離婚等によりひとり親世帯になった方や非課税世帯に新たにお子さんが出生した場合など、この事業期間内に新たに給付要件に該当することとなった世帯につきましても、随時申請に基づきまして、月に2回程度の給付が行えるよう、取組を進めてまいります。
 私からは以上です。


◯健康福祉部長・新型コロナウイルスワクチン接種実施本部事務局長(小嶋義晃さん)  私からは新型コロナウイルスワクチン4回目接種について順次お答えいたします。
 まず、質問の4点目、3回目接種の効果の検証について、質問の5点目、感染した方のうち3回目接種と未接種者数の人数について、質問の6点目、重篤となった方のうち3回目接種者と未接種者の人数についてでございます。関連しますので、一括して答弁させていただきます。
 3回目のワクチン接種の効果につきましては、厚生労働省の厚生科学審議会で審議、検証されており、三鷹市といたしましては専門機関を持っていないため、ワクチンの安全性や有効性についての検証は行っていないところでございます。感染した方の接種の状況につきましては、国の資料におきまして、4月25日から5月1日までのシステムに登録した内容から集計したものとして、ワクチン未接種の感染者数は約5万6,000人、3回目接種の感染者数は約3万人となっているところでございます。なお、重症化した方が3回目接種を受けていたかどうか等については、申し訳ございません、把握しておりません。
 続きまして、質問の7点目でございます。集団接種会場の規模の縮小についてでございます。4回目の集団接種会場につきましては、3回目接種を集団接種会場で受けた方が、4回目も集団接種会場で接種できる規模を前提としつつ、予約日時や個別接種から集団接種への変更にも柔軟に対応できるよう配慮した上で、必要な経費を計上しているところでございます。なお、実施段階につきましては、これまでも感染状況や予約状況を考慮し、必要に応じて規模の変更を行ってまいりましたので、今後も適正な規模の実施に努めてまいりたいと考えているところでございます。
 なお、想定する接種者の人数でございますけども、基本的には3回目接種が済んだ方が、皆さん受けるだろうという想定でしているところでございます。三鷹市としては、希望される方がしっかり接種できるような体制をつくることが責務だというふうに考えているところでございます。
 続きまして、質問の8番目でございます。新型コロナウイルスの感染予防対策と呼びかけについてでございます。ゴールデンウイークで人の動きが活発になることで、感染者が急激に増加する懸念も示されていたところでございますけれども、ゴールデンウイーク明けに一定の増加がありましたが、現在は三鷹市、東京都、国におきましても減少傾向が続いているところでございます。しかしながら、感染者の減少により様々なイベントが実施され、人が集まる機会も増えること、今後暑い季節となり、窓を閉め切って冷房するような場面も増えることが想定されることから、引き続き基本的感染防止対策を継続することは重要であると捉えておりますので、「広報みたか」やホームページなどでも引き続き注意喚起を行ってまいりたいと考えているところでございます。
 また、市が実施するイベント等での感染対策につきましては、必要に応じて感染症の専門家である三鷹市感染症アドバイザーの方からの御助言もいただきながら、対策を徹底した上で実施するとともに、参加者への周知、協力依頼を行ってまいりたいと考えているところでございます。
 私から最後の答弁となります。無料のPCR検査会場についてでございます。東京都で実施している無料のPCR検査につきましては、リバウンド防止期間終了後も、当面の間継続されることになっております。現在、三鷹市内では5か所で実施されているところでございます。三鷹駅前の検査会場の設置についてという御質問ですけれども、現在市外ですけれども、三鷹駅北口や吉祥寺駅でも駅前で実施されているところから、東京都に対しまして、三鷹駅での設置を要望する予定は現時点ではございません。
 以上でございます。


◯27番(前田まいさん)  1点再質問します。最後の無料検査のところですけれども、八幡前の会場の設置については、事前に東京都から市に相談があったのでしょうか。


◯健康福祉部長・新型コロナウイルスワクチン接種実施本部事務局長(小嶋義晃さん)  再質問いただきました。
 特に東京都から事前の調整等はございません。市としても、東京都のホームページ等で確認するというところでございます。
 以上でございます。


◯27番(前田まいさん)  討論します。
 民生費の給付金事業については、申請が必要な方も多数いらっしゃるというふうに想定されますので、そういった方々に漏れなく情報が届いていくようにお願いしたいと思います。
 また、物価高騰の影響等、これからより深刻に出てくると思います。これまでも取り組んでいただいていると思いますが、今後も引き続き、その後の相談支援の体制をしっかりと取っていただくようにお願いいたします。
 それから、ワクチンについては、その効果と副反応についての情報を正しく公開し、接種が強制ではなく、本人がきちんと接種するか否かを判断できるようにしていただきたいと思います。感染拡大が少し減少傾向にある今こそ、ワクチンだけでなく気軽にPCR検査が受けられる体制を、東京都と協議・連携していく必要があると思います。事前に八幡前の会場設置に当たっては何の相談もなかったということですけれども、そうすると結局、この検査事業の効果自体もきちんと測れないというふうに思います。きちんと市民のニーズに合った場所に設置される、また、その体制が確保されることが必要だと思いますので、北口にあるということですが、三鷹市民にとってはやっぱり南口のほうに、また駅により近いところに検査会場を設置するよう、要望してほしいと思います。
 それから、ワクチンを接種したいという人の要望、希望を閉ざさないよう、相談体制の強化も図りながら、今後の体制維持に努めていただきたいというふうに思いますが、併せて専門家の意見や国内外の科学的知見も踏まえ──先ほど接種率については、3回目を受けた人のおよそ100%全員が受けるものとしての体制確保ということですけれども、やはりその辺も状況を踏まえて、接種率見込みの見直しも含めて、集団接種会場の縮小等柔軟に検討されるよう要望して、本補正予算案に賛成します。


◯議長(土屋けんいちさん)  これをもって質疑、討論を終わります。
 これより採決いたします。本件は表決システムにより採決いたします。
 議案第25号について、原案のとおり決することに賛成の方は青のボタンを、反対の方は赤のボタンをそれぞれ押してください。
               (賛成・反対者ボタンにより表決)
 押し忘れはありませんか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なしと認め、確定いたします。
 賛成多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
    ──────────────────────────────────────


◯議長(土屋けんいちさん)  以上をもちまして本日の日程は全部終わりました。会議を閉じます。
 これをもって令和4年第2回三鷹市議会臨時会を閉会いたします。お疲れさまでした。
                  午前11時16分 閉会