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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(令和4年文教委員会) > 2022/02/10 令和4年文教委員会本文
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2022/02/10 令和4年文教委員会本文

                  午前9時28分 開議
◯委員長(渥美典尚君)  ただいまから、文教委員会を開きます。
 まず、大倉あき子副委員長より、本日の文教委員会を欠席する旨の連絡がございましたので、御報告いたします。
 初めに休憩を取って、本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩します。
                  午前9時28分 休憩


                  午前9時28分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れについては、1、行政報告、2、次回委員会の日程について、3、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 スポーツと文化部が入室するまで休憩いたします。
                  午前9時29分 休憩


                  午前9時31分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  委員会を再開いたします。
 スポーツ文化部報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯スポーツと文化部長・東京2020オリンピック・パラリンピック等担当部長(大朝摂子さん)  おはようございます。それでは、スポーツと文化部からの御報告、本日、御報告する内容は4点でございます。1点目は、新型コロナウイルス感染症に関する対応について、オミクロン株の影響などにもより対応が変更となっている点について、御報告を申し上げます。
 2点目は、吉村昭書斎(仮称)の整備についてです。現在、基本設計中でございますが、2月下旬より実施予定のクラウドファンディングに向けて、現時点でのパース図や施設の配置案ができておりますので、御報告をさせていただきます。地元説明会の予定につきましても、併せて御報告をさせていただきます。
 3点目は、中央線三鷹・武蔵境間三鷹跨線人道橋の廃止に伴う一部譲渡に関する覚書の締結についてです。このたびJR東日本との間で覚書を締結をいたしましたので、報告をするものでございます。今後、JR東日本が跨線人道橋を撤去する際に、橋桁や階段部分について一部譲渡を受け、三鷹市として一部保存と調査記録保存の取組を行うことについて、覚書を締結いたしましたので、後ほど御報告をさせていただきます。
 4点目は、大沢野川グラウンドの復旧工事についてです。当初、余裕期間制度を活用して、令和4年4月からの復旧工事を予定しておりましたが、工事手法の変更が必要になったことから、スケジュールを見直しましたので、御報告をいたします。
 詳細につきましては、それぞれ担当より御説明をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。


◯スポーツと文化部調整担当部長・三鷹中央防災公園・元気創造プラザ総点検担当部長(高松真也君)  私からは、資料1、新型コロナウイルス感染症に関する対応について御説明申し上げます。
 まず、公共施設の対応状況についてでございます。1月21日から2月13日までの期間、東京都にまん延防止等重点措置が適用されたことに伴いまして、三鷹市では、都立施設の対応を踏まえまして、午後10時まで開館している施設につきまして、午後9時までに開館時間を短縮しております。スポーツと文化部所管の施設では、こちら記載のとおり、芸術文化センター、公会堂、井心亭、生涯学習センター、SUBARU総合スポーツセンターにつきまして、1月21日から、開館時間を午後9時までに短縮して運営しているところでございます。なお、現在、国におきまして措置の延長が検討されている状況でありまして、今後につきまして、国・東京都の対応を踏まえて検討していくものと認識をしております。
 続いて、イベント等の状況について、延期または通常と異なる運営方法としているものを一覧としております。まず、みたかバーチャル市民駅伝大会ですが、アプリを活用して、記載の期間中にチーム4人で合計100キロメートルを走るイベントとして開催をしております。次の文学講演会につきましては、文書でもお知らせ申し上げましたけれども、芥川賞作家の村田沙耶香さんを講師にお迎えしまして、開催を予定しておりましたが、今般の状況を踏まえまして、共同主催者である筑摩書房と協議を重ねた結果、やむを得ず延期──令和2年度から延期をしておりますので、再延期とさせていただくことといたしました。また、2月20日、2021みたかスポーツフェスティバルにつきましては、総合スポーツセンターにおきまして、全プログラムを事前申込制とし、感染防止対策を徹底しながらの開催を予定しているところでございます。最後、3月13日親子音楽会につきましては、会場の約半分の席数で事前申込制により実施をする予定でございます。
 私からの説明は以上でございます。


◯芸術文化課長(井上 仁君)  資料2を御覧ください。吉村昭書斎(仮称)の整備についてでございます。1番としまして、事業の内容等でございます。(1)といたしまして、故・吉村 昭氏は長年三鷹市にお住まいになりまして、多くの文学作品を執筆した三鷹市ゆかりの文学者の1人です。吉村家には、吉村 昭氏が執筆した書斎が離れのような形でございまして、吉村氏が現地に赴き、取材を行った資料を整理したり、作りつけの資料を入れたりする本棚や実際に執筆を行った大きな一枚板の机があります。また、四畳半の和室がございまして、時にはお茶を楽しんだりすることもあったというふうに聞いております。また、編集者の方が原稿を受け取りに行ったときに、そこで待ったというような場所だということも伺っているところです。
 この吉村 昭氏を顕彰するために、この離れを書斎として移築しまして、また別に展示を行う建物を設置いたします。設計の概要について御説明をいたします。
 (2)の整備予定地等でございますが、井の頭三丁目3番17号、現在の井の頭第2駐輪場でございます。道路の関係上、若干セットバックしまして、敷地面積は約258平方メートルでございます。移築元の書斎は約35平方メートル。構造は、木造の平屋建てでございます。新たに足す、展示の施設も同じように平屋の建物を考えているところでございます。
 (3)のスケジュールの予定でございますが、現在、基本設計を行っておりまして、その後、令和4年8月までに実施設計を固める予定でございます。その後、令和4年度の後半、移築整備工事を始めまして、令和5年11月を現在、開館予定というふうにしているところでございます。
 現段階のイメージ図及び平面図を御説明いたします。3ページを御覧ください。こちらは、手前が井の頭線が通っているところでございまして、その前の通りから書斎と展示室を見たようなイメージ図でございます。奥に書斎がございまして、手前の展示スペースのところから入場していただいて、ちょっとぐるっと回っていただくと。正面の玄関のところについては、ここは基本、出入りはしないで、展示室から書斎のほうへ向かうというような動線になっているところでございます。
 4ページを御覧ください。これが、展示室1の内観の様子でございます。入ってきた方々は、こちらで吉村氏の書籍であるとか、企画の展示をここで見ていただいたりというふうに考えております。書斎に向かって窓が開いておりまして、イメージとしては、吉村氏の母屋から書斎を眺めるみたいな、そういうイメージをした設計になっているところでございます。奥の扉を通りまして、ぐるっと書斎の背後から中に入るというイメージでございます。
 5ページを御覧ください。5ページが、これが実際の吉村氏の書斎で、執筆していたスペースの部分でございまして、このテーブルで資料を広げ、執筆を行っていたと。窓がございまして、窓が実際の母屋に向かうイメージとして、展示室1が見えるという形になっているところでございます。
 次のページが、この平面図でございます。左側が展示室があるスペースでございまして、ここには常駐する職員がいる事務室とトイレと倉庫を合わせて設置する予定でございます。手前の部分につきましては、シンボルツリーとして、こちらの通り、桜が何本か植わっておりますので、今のところ桜の系統のものを考えておりまして、ベンチがあり、ちょっと広くなったところは障がい者向けの駐車場というふうにして考えているところでございます。屋外通路を通りまして、展示室に実際の書斎を移築する以前は、ここが流しとかがあったところなんですが、そこは展示室に変更いたしまして、そこに入っていただきまして、小規模な展示を行い、実際の書斎は向かって左側で、手前に四畳半の和室があるという形になっております。
 そちらに、来館者が、吉村氏が実際に執筆した書斎を感じ取れるように、今の書斎をできるだけ再現する形で移築をしたいというふうに考えているところでございます。
 行政報告資料2の2番目を御覧ください。事業説明会の開催でございますが、地域の方を対象としたものを2月19日土曜日、井の頭コミュニティ・センターで予定しております。新型コロナ感染症対策としまして、事前申込制にしまして、1回当たりの人数を制限して実施する予定でございます。
 3番としまして、クラウドファンディングの実施ですが、今回の事業については市内外からより多く共感を得られるように、クラウドファンディングを予定しております。期間は2月下旬から3か月程度で、目標金額は150万円。返礼品は特に御用意はしてございませんが、特典といたしまして、3,000円以上でイメージ図の絵はがき、5万円以上で、施設内の一部、壁を予定しておりますが、ネームプレートを掲示する予定でございます。
 私からの説明は以上になります。


◯生涯学習課長(加藤直子さん)  資料3を御覧ください。中央線三鷹・武蔵境駅間三鷹跨線人道橋の廃止に伴う一部譲渡に関する覚書の締結について、御説明いたします。まず初めに、この覚書を締結することになりました経緯を御説明いたします。昨年6月、JR東日本から三鷹市に三鷹跨線人道橋──この後は省略して跨線橋と言わせていただきますが、跨線橋は、建設後、長期間経過するとともに、耐震性能が現在の基準を満たしておらず、利用者や鉄道の安全安定輸送に支障を来すことが想定されること、また、跨線橋の代替施設として堀合地下道があることから、撤去することで進めるとの見解が示されました。
 三鷹市としては、耐震性に課題のある跨線橋の譲渡を受けたとしても、大規模な改修、耐震補強及びメンテナンスに多額の費用が必要となることと、改修により文化的価値が損なわれる可能性が高いことなどから、譲り受けることは困難と判断し、昨年9月にJR東日本の判断を受け入れることとしました。
 また、今後は、JR東日本と連携し、この跨線橋の一部を譲り受けて、保存や映像・画像等での記録など、記憶と記録を残す取組を行うこととしました。跨線橋は市民から親しまれており、富士山がきれいに見えるスポットとして多くの方が訪れている場所です。具体的にこの跨線橋の廃止に伴う一部譲渡、一部保存及び調査、記録保存の円滑な推進を図るために、このたび三鷹市とJR東日本は、令和4年1月27日付で、中央線三鷹・武蔵境間三鷹跨線人道橋の廃止に伴う一部譲渡に関する覚書を締結いたしました。
 覚書の内容ですが、こちらの覚書の写しの条項を御覧ください。第2条、位置、一部譲渡の範囲及び方法を御覧ください。JR東日本は、跨線橋の一部を無償譲渡することとし、その範囲及び方法についてはJR東日本と三鷹市が協議して定めます。
 次に、第4条、階段の一部現地保存を御覧ください。階段の一部現地保存については、JR東日本が行う跨線橋撤去工事の際に、別途協議して定める範囲での階段の一部を現地に残して保存します。
 次に、第5条、橋桁の一部移設保存を御覧ください。橋桁の一部移設保存については、JR東日本が行う跨線橋撤去工事の際に、別途協議して定める範囲で橋桁の一部を、三鷹市が指定する跨線橋に近傍する場所へ移設して保存することとします。
 次に、第6条、跨線橋の調査、記録保存を御覧ください。跨線橋の調査、記録保存については、三鷹市が行い、JR東日本は必要に応じて調査及び資料提供等の協力を行います。
 私からの説明は以上です。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  資料4、大沢野川グラウンドの復旧事業について御説明いたします。本件につきましては、令和3年12月議会において補正予算を可決いただき、同議会において文教委員会に行政報告させていただきました案件でございます。
 1、事業概要及び経過でございます。当初、余裕期間制度を活用し、令和4年4月から復旧工事に着手し、令和5年1月からの利用開始を予定しておりましたが、工事手法の変更が必要となったことから、スケジュールを見直したものでございます。
 この工事の手法の変更でございますが、野球場のネットの支柱の設置に当たりまして、この設置をする、重機をつり下ろす方法を当初考えてございましたけれども、こちらを仮設道路を造りまして、重機をそこから搬入するという工法への変更でございます。
 令和5年4月下旬以降、利用開始に向けて、令和4年7月から工事に着手いたします。なお、復旧工事費及び復旧補償費の予定金額については、復旧工事費にLAN回線敷設工事の5万5,000円が加わったこと以外の変更はございません。
 2の工事対象施設でございますが、お手元の記載のとおり、テニスコート4面ほか、前回の行政報告で御説明させていただいた内容と同じでございます。
 また、3番目の復旧工事の主な内容についても同様に、前回御説明させていただいた内容と変わってございません。
 4番の復旧工事費及び復旧補償費の予定についてでございますけれども、復旧工事費につきましては、7億105万5,000円、復旧補償費については7億円を予定しております。冒頭に申し上げましたとおり、復旧工事費及び復旧補償費の予定金額については、復旧工事費にLAN回線敷設工事費の5万5,000円が加わった以外の変更はございません。
 次のページでございます。スケジュールになります。工事の着工が3か月後ろ倒しになりまして、令和4年7月を予定しておりますので、施設の開設時期についても3か月遅れまして、令和5年4月下旬以降を予定しているところでございます。施設利用団体をはじめ、近隣住民の皆様には丁寧に御説明をしてまいりたいと考えております。
 スケジュールの見直しを含む一連の取組については、御理解を賜れればと存じます。
 以上でございます。


◯委員長(渥美典尚君)  市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(成田ちひろさん)  よろしくお願いします。まず、資料1のイベントの開催のことで、質問します。みたかバーチャル市民駅伝大会、アプリを利用してということでやっていると思うんですけれども、現在どのぐらいの方が参加しているのか、現状をお聞かせください。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  今現在のところ、登録チームは30チームでございます。4人1組ですので、120名の御参加というふうになっております。ただ、こちらのアプリ、通年でのウオーキングやランニングとしても御利用いただけるアプリになっておりますので、登録者数としては、今300人ほど御登録いただいているところでございます。


◯委員(成田ちひろさん)  ありがとうございます。市民駅伝なので、大会という形でやるのが、皆さん、イメージが強いかと思うんですけども、このやり方だと、アプリでこういうふうに、別々のところでも、いつでも参加するみたいなやり方も、今後はやっぱりそういうやり方で参加しやすい方というのがいらっしゃるというふうにも思いますので、もう少しその定着も図っていくような周知の仕方とか、あと今後の在り方についても前向きに検討していただきたいと考えますが、いかがでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  今回、広報でお知らせしてというような形になってございますけれども、より広くいろいろな方に御利用いただけるというふうに考えております。今、委員御指摘のとおり、いつでも、どこでも、スマートフォンのアプリを使って、安全な場所で走ったり、歩いていただくというような形が可能になったところでございますので、今後はいろいろと関係団体ですとか、また、ターゲットを絞って、プッシュ型のPRをさせていただいて、より広い市民の方にお使いいただくよう、引き続き取り組んでいきたいというふうに考えております。


◯委員(成田ちひろさん)  ありがとうございます。よろしくお願いします。
 続きまして、吉村昭書斎の整備について質問します。まず、今、三鷹市が所有する資料というのは、これは、どこにあるんでしょうか。


◯芸術文化課長(井上 仁君)  吉村家等から市に寄贈とかされたものについては、美術関係の倉庫を中心に保管をしております。どうしても紙類ですので、通常のところですと劣化とかがありますので、そういう管理ができるようなところに保管をしているところでございます。


◯委員(成田ちひろさん)  分かりました。そういうものが展示されて、皆さんの目に触れるようになるということで、良いことだと思います。
 続きまして、こちらの施設について2点質問します。新しい施設と呼ぶのか分からないですけど、形になると思うんですけれども、1点は、入館料をどうするのかというのと、あと、事務室がありますけれども、これは誰が管理する予定なのか。先ほど職員とおっしゃっていましたけど、どういうふうな感じなのかというのを、もし決まっているものがあれば教えてください。


◯芸術文化課長(井上 仁君)  入館料につきましては、ちょっとまだ検討段階でございまして、運用については、これから考えていきたいと思っております。
 あと、文学施設の一環ということですので、例えば山本有三記念館とか、そういうものも含めた、総合的に維持管理するという上で、これもまだ決まってはございませんが、スポーツと文化財団が1つの候補になっているところでございます。


◯委員(成田ちひろさん)  分かりました。続きまして、跨線人道橋のことで質問します。こちらなんですけれども、覚書については分かりました。これ、どういうふうになっていくのか。一部保存は、現地保存と移設保存だよということが、これからも分かりましたので、三鷹市が今後どうしていくのかというのが何となく分かった。調査、記録もするんだなとか、そういうことが分かりました。
 これっていうのは、具体的には何年度に実際に行われるような感じなのか、スケジュール感といいますか、その辺り、分かっていたら教えていただきたいのと、あと、これは、今度予算を出していく話になると思うんですけれども、変な話、結構すごいかかるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、どのぐらいの程度で、どこまでやるのか。どのぐらいまで出せるのかとか、そういうことについての考えはいかがでしょうか。


◯生涯学習課長(加藤直子さん)  まず、スケジュールにつきましてですが、JR側からスケジュール感がこちらには全く示されておりませんので、今のところ不明というのがお答えになります。
 また、予算につきましても、当初予算にも組んでおりません。スケジュールも分かっておりませんので、いつの段階で、どの程度かかるかというのは、今後JRとまた協議をして、決めていくという形になろうかと思います。
 私からは以上です。


◯委員(成田ちひろさん)  ありがとうございました。また報告、よろしくお願いいたします。
 最後なんですけれども、グラウンドの件なんですけれども、1点だけあります。今回、5万5,000円が加わったということで、LANの回線を引くということだと思うんですけども、これはどういう意図でそうなったんでしょうか。どこに。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  こちら、LAN回線を引く工事は、現在、従来の管理棟の中にLAN回線を引き込んで、運営に当たっての準備のために準備するものでございます。


◯委員(成田ちひろさん)  分かりました。今まではなかったということなんですね。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  現状、ネットワークとしてはないところでございますので、新たにつけるものでございます。


◯委員(紫野あすかさん)  よろしくお願いします。コロナの対応などで、本当に皆さん、大変な思いをしておられることと思います。イベント等の状況なんですけれども、様々なイベントを開催したり、形を変えて開催したり、延期というふうになっておりますけれども、この間、市民の方から、みたかスポーツフェスティバルを開催するに当たって、ちょっと不安があると、大丈夫なのかと、三鷹市は、何を考えているんだみたいな御意見をいただいたんですけれども、人数制限を行ったりして開催予定なんですけれども、コロナ対策、安全に行える対策のほうは、どのようになっているでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  まず、御説明させていただいたように、人数制限と、完全事前予約制というところで、対策の基本を図っております。また、実際に当日については、当然ですけれども、健康チェックシートを御提出いただいて、健康上、体調の悪い方というのは御参加いただけませんというようなこと、そして、未就学児以外については、不織布マスクを必ずしてくださいというふうにしておりまして、もし不織布マスクをお持ちにならない方がいらっしゃった場合には、子ども用と大人用、こちらのほうでも準備しておりまして、つけて入っていただくというような形にしてございます。
 当然、密にならないように、スタッフ、実行委員等がしっかりと管理をする形で、各イベントに御参加いただくというようなところになってございます。
 また、例年ですと、飲食ブースを設けたりとか、昼食を取っていただくというようなところも設けておりましたけれども、飲食ブースは設置しない。そして、また食事を取っていただくような休憩スペースも設置せず、時間を決めておりますので、食事時間をまたがずに御参加いただいて、お帰りいただくと、そういうような工夫を重ねて安全に実施をするものでございます。


◯委員(紫野あすかさん)  最大限そのような工夫、対策をされていると思いますけれども、市民にとっては、何で講演会は延期で、スポーツフェスティバルをやるんだとか、どういう基準なのかということも不明な点を感じていらっしゃる方がちょっといるみたいなので、その点はどのようにお考えでしょうか。


◯スポーツと文化部長・東京2020オリンピック・パラリンピック等担当部長(大朝摂子さん)  おっしゃるとおり、このオミクロン禍と申しましょうか、感染者が非常に増えていて、今までとまた違う対応を迫られているということは事実でございますし、御不安をお持ちになる市民の方がいらっしゃるということも、非常に理解するところでございます。そういう意味で、私ども、もちろん安全に行う、感染症対策を徹底するということが大前提でございますし、また、国や都のイベントですとか、いろんなものの開催基準、ガイドラインが示されておりますので、それにのっとって実施するというのが大前提でございます。
 なので、今ちょうどここでまん延防止等重点措置の期限がちょうど13日で切れるところでございますので、この週末、来週にかけて、もし何か大きな対応が変更になるようであれば、もちろんその変更された対応にのっとって、スポーツフェスティバル等も──今このように御報告しておりますけれども、ここで何か大きな変更が加わるようであれば、当然その変更にのっとった形で、実施の手法も変更する、もしくは、いよいよになれば、直前であっても中止するという判断をするというのは大前提でございます。
 一方で、文教委員の皆様にもこの間何度も御説明をし、皆様からもいろいろ御意見をいただいているとおり、私どもの活動が不要不急なのかという課題がございます。私どもはコロナ禍にあっても、やれる方法を見つけて極力実施をしていくというのが、やっぱりスポーツ、文化、生涯学習を担当している者の責務だろうと思っております。もちろん、安全が第一でございますけども、一方で、事業実施を極力心がけていくという視点に立っておりまして、一つ一つの事業について、その時点での参加者ですとか、主催者ですとか、例えば文学講演会でしたら、私どもだけではなくて、共同主催者である方、もしくは講師の先生の御事情などもございますので、一見すると対応がばらけているように見えるかもしれませんけれども、一つ一つの事象に照らし合わせて、安全に御理解をいただいた上でやっていくということについてのぶれはないというふうに、御判断をいただければと思います。
 その上で、スポーツフェスティバルにつきましては、実施の現場を実際もし御覧になる機会があるとすれば、今まで皆さんと御一緒に楽しんできた例年のスポーツフェスティバルとは、今回については、かなり違った実施になると思います。今までと比較すると、これがスポーツフェスティバルなのっていうふうに思われてしまうのではないかという危惧もございますけれども、そうであっても、最大限の感染症対策をした上で、やれる範囲でやるということが、今コロナ禍にあっても、やはりスポーツをしてリフレッシュしていただいたり、健康管理をしていただくことが、むしろ感染症対策にもつながるという面もございますので、実行委員の皆様とも悩み抜いた上で、安全に実施をする。もちろん、状況が変われば、中止も視野に入れつつ、やれる範囲の中で最大限、頑張ってやるということを今心がけておりますので、そういう意味でいうと、対応にぶれがあるということではないというふうに御判断をいただければと思います。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。ぜひ安全に開催できるように、よろしくお願いいたします。
 次に、吉村昭書斎ですけれども、文教委員会で何度かこの報告があったときに、入場料は無料でやるというふうに聞いていたような気がするんですけれども、違いましたっけ。


◯スポーツと文化部長・東京2020オリンピック・パラリンピック等担当部長(大朝摂子さん)  過去に何度か入場料のお問合せがございまして、決まっていないということを前提にしつつ、例えば今、山本有三記念館の料金ですとか、あと、もしくは小ぶりなものということでいうと、大沢の古民家や水車でいただいている金額であるとか、そういうものを参考にしながら、取るのであれば、そういうものとのバランスを考えていくというような御説明を、今まで差し上げていたかと思います。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。この展示室のイメージ図を見ますと──青い人たちがくつろいでいるところですけど、これは、見るだけじゃなくて、本も手に取って読んだりできるというイメージでしょうか。


◯芸術文化課長(井上 仁君)  実際、吉村作品、いろいろございますので、手に取っていただけるようなところも御用意したいなというふうに思っています。ただ、貴重な資料については展示のみというようなことを考えております。


◯委員(紫野あすかさん)  ありがとうございます。座って読んでいらっしゃる方がいたので、読めるようなやり方なんだったら、座るところも、もうちょっとたくさんあったほうがゆっくり読めるのかなというふうに感じました。
 あと、これ、夜の閉館のときは門扉を閉めたり、中に入れないようにはなるような設計なんでしょうか。


◯芸術文化課長(井上 仁君)  当然、夜は無人になってしまいますので、門扉というほどのものを設置するスペースが若干厳しいものですから、地面にチェーン式の柵みたいなものを上げて、人の出入りをしないと。あとは、当然、防犯カメラ等を置いて、万が一のときはチェックするとか、機械警備を入れるとかということを考えております。


◯委員(紫野あすかさん)  桜もあって、座るところもあって、居心地がよさそうな感じなので、夜、ここで宴会とかしたくなるような市民がいるんじゃないかなという感じがちょっとしたものですから、お聞きしました。
 あと、クラウドファンディング、目標150万円ということなんですけれども、これ、もうちょっと高い設定にしてもいいんじゃないかなって感じたんですけれども。全国に吉村ファンもいるはずだと思うので、ちょっと150万円って、すごい堅い目標かなと思ったんですけど、いかがでしょうか。


◯スポーツと文化部調整担当部長・三鷹中央防災公園・元気創造プラザ総点検担当部長(高松真也君)  御指摘のクラウドファンディングですけれども、まさに市内外から多くの御賛同を得られるよう、また、この事業の情報発信も含めて、継続的に行っていきたいというふうに考えております。実際、令和5年11月オープンということで今想定しておりますけれども、今回はまず第1弾としまして、設計を進めている段階でありますが、実施をさせていただきたいと。
 また、令和4年度以降においても、整備工事、また展示制作等の段階ごとに、また寄附の募集を行っていきたいと考えておりますので、今回はまず設計のクラウドファンディングというようなことで考えているところでございます。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。ありがとうございます。
 あと跨線橋なんですけれども、階段は移転させて保存でなく、階段部分はその場で残る、また、上れたりするようなイメージと考えてよろしいのでしょうか。


◯生涯学習課長(加藤直子さん)  委員のおっしゃるとおり、現地、その場で残す予定にしております。階段は上れません。


◯委員(紫野あすかさん)  高さはどの程度まで残すとかいうイメージはありますか。


◯スポーツと文化部長・東京2020オリンピック・パラリンピック等担当部長(大朝摂子さん)  今、覚書にございますとおり、どこまでを残せるかということ自体も、JRさんとこの後、きちんと協議をして決めていくことにしたいと思っておりますが、市民の方からも、こうなっている手前側の階段を丸ごと残せないのかという御意見をいただくことは、間々ございます。
 一応、私どもは技術職ではないので、うちの都市整備部の技術職ですとか、それからJRさん側で交渉に立っている方も技術系の方ですので、いろいろ御相談すると、やはりそもそも構造が非常に脆弱なので、もうこれ以上もたないので壊すという話をしているわけなので、この状態で全体的にこうなって、こうなって、全体がバランスよく保たれているので、大変古いものであっても、今何とかあの形を保っているので、切った状態で、手前側の南側の階段部分だけ残るということは、非常に困難であるというふうに聞いております。
 なので、私どもとしては、やはり安全に残す。そこに長く残して、そこに太宰さんも愛した跨線橋があったということをきちっと残していきたいという面がございます。私どもも、残せるものなら、なるべくたくさん残したいと、もちろん思っておりますけれども、安全に残していくということを考えると、ある程度の高さのところでということにならざるを得ないのではないかというふうに、今のところ思っております。
 どの範囲を、どういうふうにきちんと残せるのか、残すことが適切なのかということは、覚書にもございますとおり、今後、JRさんがその撤去工事を進めていく──撤去工事も、いきなり壊すわけではなくて、撤去の段取りがございますので、それを詰めていく中で、私どもときちんとコミュニケーションをして、この範囲なら残せるね、この範囲をこのように適切に残そうねという御相談をするというふうに考えております。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。私も、この階段だけ残せないのかなと思って、せめてね、上って、上に立って風景が見られないかとかいう意見もたくさんお伺いをしています。工事の解体予定はいつ頃とか、まだ不明という、さっきお答えだったんですけれども、やっぱり市民にとっては、何日から解体されてしまうとかいう予定とかが分かれば、それまでに1回でも多く行っておこうとか、訪れる人も多分、全国からも増えたりするんじゃないかなと思うので、メモリアル的なイベントじゃないですけど、さようなら跨線橋みたいなものは考えられないのか、惜しむファンのために何かできないかなと思うんですけど、いかがでしょうか。


◯生涯学習課長(加藤直子さん)  やはり、私も市民でありますし、跨線橋がどんなに市民の方に愛されているかは知っておりますので、そういうことができるといいなとは思いますが、持ち物はJR様のものになりますので、その辺も今後、協議をして、どのような形で、いろんなことの発表とか、そういったイベントができるのか、できないかも協議していきたいと思っております。
 以上です。


◯委員(紫野あすかさん)  どうしても、新聞報道などだけを見ると、三鷹市、何やっているんだみたいなイメージに取られがちですので、三鷹市としては、頑張ったんだけど、どうしても駄目だったということを、もっと周知させたいなとは思います。この場所を訪れる機会を少しでも長くして、皆さんに行っていただけるようにしてほしいなというふうに思います。
 次に、大沢野川グラウンドなんですけれども、前回の復旧内容工事以外は市の負担となるって、以前お伺いしたと思ったんですけれども、前回も要望したんですけれども、市民の方からやっぱり手洗い場がどうしても欲しいという意見をたくさん伺っているんです。もう一度聞くんですけれども、設置などは検討していただいているのでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  こちら、今回の工事の中では、申し訳ないんですけども、手洗い場の設置は、東京都にお認めいただく予算の範囲内でできないというような御判断をいただいています。ただ、市としては、熱中症等の対策等も含めまして、グラウンドレベルにそういった手洗い場、水道はあることが望ましいというふうには考えておりますので、今後、この工事が終わった後、市としてどういうことができるのかということは、検討課題としてきちんと認識していきたいなというふうに考えております。


◯委員(紫野あすかさん)  ひさし、そして手洗い場を、今後、この工事が終わった後、ぜひ設置していただくことを強く要望して、終わります。
 ありがとうございます。


◯委員(吉沼徳人君)  よろしくお願いいたします。吉村昭書斎のところで、先ほど紫野委員からも、目標150万円というクラウドファンディングのお話があったんですけど、5万円以上の寄附をいただいた方には、施設内にネームプレートを表示しますというふうに書いてあります。何人ぐらいが5万円以上の寄附をしてくれると想定され、どのようなものを、どのような場所に設置するのか。
 結局、文化の薫りのするこの部屋を移設するわけですけども、展示する場所によっては合わないとか、あるいはどのような大きさのものを、何枚ぐらいだったら貼れるような予定をしていらっしゃるのかということを、ちょっとお伺いしたい。


◯スポーツと文化部調整担当部長・三鷹中央防災公園・元気創造プラザ総点検担当部長(高松真也君)  今のネームプレート、いわゆる銘板の件でございますが、今回、継続的にクラウドファンディングを行わせていただくに当たりまして、この銘板への御希望があれば掲載というのは、継続して特典として御用意していきたいという内容と考えています。
 過去の例でございますが、例えば山本有三記念館の改修に当たりましては、大体5万円以上の御寄附というので、60名程度の方からいただいて、ネームプレートに御希望の表示ということでさせていただいたという経緯がございます。どの程度の内容になるかというのは、今、基本設計の状況ではありますので、よく設計の中でも考えながら、寄附をいただいた方にもしっかり感謝の気持ちを表わせるような内容として、銘板のほうを考えていきたいと思っております。
 以上です。


◯委員(吉沼徳人君)  せっかく移築するものですから、合うようなものを、合うような場所に展示していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それと、あと跨線橋の話の中で、今、階段については紫野委員からいろいろ御質問があって、上れないみたいなお話なんですけど、非常に残念なんですけども。
 あと、その下に橋桁の移築ということが書いてあるんですけども、これ、多分、階段を残すのは南側の部分の階段を残されるのではないかと思うんですけども、この移築する橋桁というのは、近傍というふうに書いてあるんですけど、今、市でもしこのような場所という予定地が決まっているんであれば、どこなのか教えていただけますか。


◯生涯学習課長(加藤直子さん)  できるだけ跨線橋から近いところ、やはり跨線橋を訪れた方がもう一度訪れたいということで、もう一度この橋桁があるところを見に行っていただけるように、近いところを考えておりますが、まだ検討段階で、どこということは本当に検討しているという途中でございます。
 以上です。


◯委員(吉沼徳人君)  南側の階段を残すのであれば、希望としては、近くに、北側じゃなくて、南側にやっぱりそれを設置していただきたい。その階段の近くに設置していただきたいと思いますので、その辺は要望をして、終わりにさせていただきたいと思います。ありがとうございます。


◯委員(吉野和之君)  それでは、吉村昭書斎の整備について、1点お伺いいたします。当然、これだけの施設を造るわけですから、まず建設のときにコストがかかりますね。それからあと、これ、人を常に置くわけですから、ランニングコストもかかってくると思うんですよ。当然、将来いろいろ補修とかありますから、そういう意味では、かなりの費用がかかるものだと思うんです。
 あと、管理も考えて、私は無料には反対をいたします。今後の検討ということなんですけども。ここで質問なんですけれども、今後検討する場合に、ただ単にここを有料化するのではなくて、他の施設との関連性、特に、これは山本有三記念館と離れていますけども、例えば両方セットにして、先ほどおっしゃったように、全体の三鷹の文化遺産というものを考えた中での料金設定──私、有料化すべきだと思うんですが、それはそういうふうに考えたほうがいいと思うんですよ。
 ですから、どういうふうにするかについても、いろいろアイデアを出していただいて、回数券とか、いろんなやり方はあると思います。例えば、何か所かを巡ると、何か特典があるとかね。いろんなアイデアはあると思うんですよ。ですから、三鷹の文化施設全部の中での位置づけを考えて、それで総合的に、いろんなアイデアを出して、この施設の運営に当たっていただきたいと思うんですが、その点について、今後の検討の仕方についてお伺いいたします。


◯スポーツと文化部調整担当部長・三鷹中央防災公園・元気創造プラザ総点検担当部長(高松真也君)  委員さん御指摘のとおり、この文化施設、山本有三記念館があったり、太宰さんの関連のものもあったりという中で、点ではなく、面として捉えて、しっかり連携できるような整備というのが重要かなというふうに思っております。
 御質問いただいた入館料の件でございますけれども、山本有三記念館で今300円というような形で設定をさせていただいていて、他の類似の施設等も考えると、設定としてはある程度低廉なものにはなるのかなというふうには思います。一方で、入館料をいただくことによる、管理上の様々な工夫も必要になってくるかなとも思っております。そうしたことも総合的に考えながら、他の施設との兼ね合いも含めて、いろいろなことについてしっかり議論をして、検討してまいりたいと思います。
 以上でございます。


◯委員(吉野和之君)  ありがとうございました。最初に申し上げたように、完全な無料というのには私は反対いたします。有料にするにしても、やはり先ほど言った他の施設との関連性を考えて、総合的に、例えば回遊券とか、あるいはスタンプを押して全部回るとどういうふうになるとか、そこら辺、いろんなアイデアがあると思うんですよ。他の自治体でもいろんなアイデアを出していると思うんですが、そこら辺、様々なアイデアを出して、考えていただければというふうに思います。
 よろしくお願いします。


◯委員(谷口敏也君)  まず、新型コロナウイルス感染症に対する対応についてなんですけど、蔓延防止ということで、公共施設の終了時間を早めるというのは致し方ないというような感じを受けているんですけど、実際こういった施設で、今までクラスターまでは行かなかったとしても、例えば利用するに当たって──12月12日に小学生ソフトバレーボールもやっていただきまして、ありがとうございます。ああいうときだって、登録して、必ず各チームで名簿を用意して、熱を測ってとかで、その後、もし感染していたとしたら報告してくださいとあるじゃないですか。そうすると、情報は入ってくるはずですよね。
 今まで、こういった施設で、そういった感染があったという報告って、我々は聞いていないんですけど、実際あったんですか。


◯三鷹中央防災公園・元気創造プラザ担当課長(小林大祐君)  私のところに、団体様のほうから、陽性者が出たところですという連絡があったのは、水泳連盟さんのほうから2回ほどありました。ただ、そちらの中でお聞きさせていただいた情報としては、来館された後に発熱をされていて、それまでに2日以上たっていたので、直接的な濃厚接触者に当たる人はいないという判断などを、労働安全衛生課などにも確認した上で把握はさせていただいていたところです。
 もし、それで、そういった方がいらっしゃるのであれば、それは団体様のほうから、当然、連絡などが必要になってくるとは思うのですけれども、その連絡をいただいた、もう日にち的にはたっているんだけれども、すぐさまその使われたであろうところについては、我々のほうでも消毒をしっかりとして、消毒をしたよというのも記録に写真も残して対応しているところです。
 私から以上です。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。やはり、一番危険なのって、マスクを取っているときじゃないですか。小学生ソフトバレーボール大会とかですけど、選手もみんなマスクをしておいてくださいということで、基本的にはやっているんです。多分、どこの団体さんもみんなそういった対応をしているのではないのかなと思うので、今まで、こういったそれぞれの場所でも、感染者の情報とか、状況を説明して、例えば、基本的には芸術文化センターとかってないでしょう。そういうところは今まで発生していませんとか、そういうのを情報として提供すれば、一定の安心──先ほど紫野委員のほうからありましたけど、スポーツフェスティバルも不安だというような人とかもいるかもしれないですけど、そういう人たちのある程度の安心材料じゃないですけど、今まで三鷹市としてこの施設で利用して感染したというのはありませんとかというのは、報告しておくべきじゃないかと思うんですけど、その辺はどうお考えですか。


◯スポーツと文化部長・東京2020オリンピック・パラリンピック等担当部長(大朝摂子さん)  クラスターが発生していないという形で公表するというのは、なかなか難しいかなとは思うのです。ただ、私どもとしては、こういうふうに徹底してやっていますということはなるべく公表するようにしていますし、逆に言うと、毎回お使いになる方々に、今までもそれで、要はクラスター等に類するものを公共施設ではほぼ発生させていませんので、それに準じてそれぞれの担当が、私どもが主催するものだけではなくて、貸出しでお使いいただく皆様にも、こういうことを徹底してくださいということをお願いをしているところです。
 今、質問委員がおっしゃったとおり、特にスポーツ施設について、やはり芸術文化施設よりは、どうしても活動がアクティブになりますけれども、それは感染症の専門の水野先生にもいろいろ御助言をいただいて、活動の中であっても、例えばスポーツをやっている最中に──マスクを外している場合もありますけれども、最中に感染をするということはかなり確率が低いと。
 ただ、委員おっしゃったとおり、終わった後の、例えばスポーツをしていない、例えばミーティングの時間であるとか、休憩の時間であるとか、水分補給の時間であるとか、そういうときに、ちょっとスポーツをしていたときの流れのままで、マスクをしないで何かしてしまうというようなときに、むしろクラスターなどが発生しやすいというのが、ほかの事例でありますので、スポーツのほうでも、やはりそこのところはきちんと──今回のスポフェスもそうですけれども、感染しやすい、クラスターとなりやすいところはどこなのかというところに集中的に対策をすることで、今のところ、私どもの施設では、いわゆるクラスターが起きていないということになっています。
 これだけの感染状況でございますので、私どものところをお使いいただいているスタッフも含めて、陽性になっている人が1人もいなかっただろうとは思っておりません。何人かは無自覚、無症状のままで陽性の方って、分かっていないだけで、恐らくいらっしゃるんだと思います。ただ、その方からほかの方にうつる、私どもの活動の中でうつって、複数人の方が感染するというようなことが起こらないようにする方法というのを、なるべく徹底してやるということで、いわゆる水際対策をしているというふうにお考えいただければと思います。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。あるいは、使ってもらう方々に安心感を与えるということが1つの目的にあるわけじゃないですか。実際、私も小学生のバレーボールのときには、かなりこうしてください、ああしてくださいということがあって、感染対策をしているなと感じたんですよね。だから、利用していない人はそこまで分からないかもしれないですけど、こういった感染対策を取って、拡大をしないように防いでいますということを、やはりしっかりと告知、広報することも重要だと思いますので、引き続きお願いしたいと思います。
 続いて、吉村 昭さんの書斎の件なんですけど、やっぱりするんですねという思いでいるところなんですけど。これが、出来上がって、先ほど吉野委員のほうからもありましたけど、実際、毎年のランニングコストとか、これはその辺まだ試算できていないんでしたっけ。移設工事費用とかはできてない。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 かなりな金額がかかるんじゃないかなと私も思います。人が詰めるということは、それだけの人件費もかかるし、指定管理料もかかるということになるわけじゃないですか。
 それだったら、跨線人道橋を残すほうがいいんじゃないという思いもあるんですけど。実際、これが出来上がって、人がほとんど来ないような施設にはなってもらいたくないんですよ。一定のファンの方は来るのかもしれないですけど、それだって、恐らく毎日は来ないですよね。どういった形で、これ展示だけじゃなくて、例えばイベントとか、企画展示とか、人が集まる方法というのを考えるのも非常に重要じゃないかと思うんですけど、その辺をどう考えているのか。
 例えば、ひまわり号とかがここに止まれれば、それこそまた人も集まりやすいじゃないですか、車がちょっと入れないのかなという気もしますけど。そういった企画展示やイベントなど、人が集まる集客の方法についてはどうお考えなのか、お伺いしたいと思います。


◯芸術文化課長(井上 仁君)  確かにいろいろな形で、お客様を迎えていくというのを考えないといけないと思います。今、コロナでちょっと中止にはなっていますけど、例えば太宰文学サロンの朗読会ですとか、山本有三記念館でも、そういう朗読会とか、ちょっとした演奏会みたいなのもやっています。そういうのを参考にして、少しでも興味を持っていただいて、人が集まるように。
 あと、井の頭コミュニティ・センターとも、すぐそばでございますので、例えば、まだこれは全く計画にも上がっていませんが、図書部の方々と協力して、何かコラボをして、人が行き来するとか、いろいろそこら辺は、地域の方とか、実際管理するところとも考えながら、一定のお客様を迎え入れる仕組みを考えていきたいと思っています。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。そういった人がちょっと集えるということを考えると、スペース的になかなか難しいんじゃないかと思うんですが、この書斎自体の、例えば和室の、先ほど井上課長も言っていましたけど、お茶をたてたこともあるというような話でしたけど、茶室として使えたりはするのか、それとも、あくまでこっち側の書斎は展示のみで、見学のみなのか、その辺はどうなんですか。


◯芸術文化課長(井上 仁君)  確かに、吉村家ではそういうことをしていたとは聞いているんですけども、展示と火を使う部分というのが同居するのはちょっと難しいので、あくまで展示を中心に考えたいと思っております。
 展示室2のほうは、本当に狭いと言ったら変ですけども、限られていますので、展示室1のほうで、先ほど言ったような人を集めた朗読的なものとか、ちょっとしたイベントを考えたいと思います。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。そうなると、やっぱり展示室1、この絵を見ると、人も、建物と比率的には実際の人の大きさになっているんでしょうけど、そうすると、やっぱりスペース的に、こうなっているじゃないですか。あまり人が集えるお話し会とか、そういうのもできなさそうな間取り、形になっているような気がするんですけど、その辺は大丈夫なんですか。


◯芸術文化課長(井上 仁君)  確かに広さ的には限られてございますが、例えば太宰の文学サロンでも、朗読会をコロナ前はやっていたりしていましたので、本当に席を並べるだけとか、そういうふうな感じになるとは思いますが、小規模な形になるとは思いますが、そういう人が集まる機会を考えていきたいと思っております。


◯委員(谷口敏也君)  そうですね、人がある程度集まれてというのだと、例えば受付の事務室は道路側のほうになきゃいけないんでしょうけど、トイレとか、倉庫とかを南側に持ってくるというような間取りも必要じゃないかなと思うんですけど。ここのスペースが唯一、広く取れるじゃないですか。この間取りは基本的には決定なんでしたっけ。


◯芸術文化課長(井上 仁君)  実際、これは設計会社や、あとはまだ確定はしていませんけれども、ほかの施設を運営している学芸員等とも情報交換しながら、この程度──人を置くといっても、1人ではない、2人ぐらいは必要になってくるので、どうしてもこれぐらいは必要になってくるかと思います。


◯委員(谷口敏也君)  要望としては、人が集えるように、狭いところじゃなくて、細長いんじゃなくて、ある程度正方形っぽいような場所が確保できるほうが使い勝手がいいんじゃないかなと思いますので、ちょっとその辺も踏まえておいていただければなと思います。
 跨線橋は、1点だけ確認したいんですけど、さっき吉沼委員は南側のほうを残すんじゃないかとおっしゃいましたけど、階段のある土地の部分というのは両方とも三鷹市の持ち物なんですか。


◯生涯学習課長(加藤直子さん)  南側は確実に三鷹市のものと分かっています。


◯スポーツと文化部長・東京2020オリンピック・パラリンピック等担当部長(大朝摂子さん)  南側は太宰さんの写真にも残っていて、跨線橋ができた当時から同じ場所にあるということははっきり分かっています。南側の階段が建っている部分は、三鷹市が所有している道路用地で、それをJRさんに長年お貸出しする形で跨線橋を保ってきていただいたというような格好でございます。
 北側については、ちょっとはっきり確証があるわけではないんですけれども、昔、少し新しく延長している跡があって、今ある階段というのは、南側の階段と同じで開設当初からある階段ではなくて、北側の道路を整備したときに付け替えたんじゃないかという説があって。そういうこともあって、残すのであれば、南側を残すほうが──私たちも、やっぱり太宰さんの写真が残っている、あの階段を残したいというものもございますので、基本的には南側を残す前提で、今交渉を進めようというふうに思っております。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。南側ということで、先ほど来から、上れる──上れないんでしょうけど、三鷹市の土地であれば、ある程度補強とかって、できるわけじゃないですか。跨線橋って、太宰さんが使っていたという文学的な価値もありますけど、やっぱりあの辺の保育園生とか、小学生とかが上って、景色を見るとか、電車を見るとかっていうことの意味合いのほうが、私は強いんじゃないかなと思うんです。
 だから、できれば、さっき部長が言った、こうなっているのをそのまま、ここの部分は残して、上れるようにできれば一番いいかなと思うので、駄目って言われましたけど、一応要望しておきます。会派としても、要望しておいてくれって言われたので、要望します。
 最後に、大沢野川グラウンドの件なんですが、12月議会のほうで補正の債務負担行為でしたっけ、7億100万円で、今回5万5,000円ということなんですけど、復旧補償費7億円って、この7億円、どこかに払うんですか、お伺いしておきます。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  この復旧補償費は、市が行った工事費に対して、東京都から工事費を市のほうに歳入としていただけるという費用でございます。


◯委員(谷口敏也君)  分かりました。たしか10分の10って聞いていたから、ちょっと意味合いがよく分からない。補償費7億円は東京都から来ると。三鷹市の負担は、じゃあ、105万5,000円ということになるんですか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  委員おっしゃるとおり、三鷹市の負担は105万5,000円でございます。


◯委員長(渥美典尚君)  それでは、以上でスポーツと文化部報告を終了いたします。
 休憩いたします。お疲れさまでした。
                  午前10時43分 休憩


                  午前10時53分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  委員会を再開いたします。
 教育委員会報告、本件を議題といたします。
 本件に対する教育委員会の説明を求めます。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(秋山慎一君)  よろしくお願いいたします。本日、教育委員会から報告させていただきます事項は、日程に記載の2点でございます。報告事項の1点目につきましては私から、2点目につきましては、指導課長から、それぞれ説明をさせていただきます。
 それでは、まず初めに、新型コロナウイルス感染症への対応状況について御説明いたします。新型コロナウイルス感染症は、年明け直後から新たな変異株であるオミクロン株による感染が急拡大し、東京都では、先月21日から今月13日までの24日間を期間とし、都内全域を対象としたまん延防止等重点措置が適用されています。報道によりますと、この期間を3週間程度延長するとのことで、本日、正式に決定されるようでありますけれども、現時点での対応状況について、この資料1に基づきまして御説明をいたします。
 初めに、1の市立学校ですが、この部活動について御説明をする前に、市立学校におけます現在の感染の状況について、口頭で恐縮ですけれども、御報告をさせていただきます。市立小・中学校では、先月11日の3学期開始時から一昨日の2月8日までの間、小学生238例、中学生55例、教職員32例の陽性事例の報告がございました。また、市のガイドライン等に基づき、同じく2月8日までの期間に、小学校14校で46学級、中学校4校で6学級の学級閉鎖を実施するとともに、そのうち小学校5校で、6学年20学級、中学校1校で、1学年3学級の学年閉鎖を実施したところでございます。
 なお、学校全体を閉じる臨時休校を実施した学校はございません。学級閉鎖、学年閉鎖に伴い、対面授業ができない学級はもちろんですが、感染不安から登校を控えている児童・生徒がいる学級におきましても、タブレット端末を活用したオンライン授業を実施するなど、子どもたちの学びの保障に努めているところでございます。
 なお、陽性、濃厚接触者となった場合はもとより、児童・生徒本人や同居家族の体調が優れないなど、新型コロナウイルス感染症の感染への心配から登校を控えた場合も、これまで同様に出席停止とし、欠席扱いとしないなどの対応を図っているところでございます。
 それでは、資料1のほうにお戻りいただきまして、(1)の部活動についてです。中学校部活動につきましては、まん延防止等重点措置の適用に伴い、活動時間等について一定の制限をかけた上で実施をしています。具体的には、活動を週4日以内とし、平日は2時間以内、休日も3時間以内で、午後6時には下校するよう、時間の短縮を行っています。
 また、感染症対策を講じ、生徒の安全を最優先にした上で、全ての部活動を行っていますけれども、接触を伴うなどの活動においては、感染症対策を講じてもなお生徒の安全を確保できない場合、活動を控えるなどの対応を図っています。
 また、都内及び都外における大会、演奏会への参加や練習試合等は実施しないこととしておりますが、全国大会や関東大会、当該大会につながる都大会については、感染症対策を講じた上で出場を可能としています。
 次に、(2)の中学校自然教室についてです。中学校2年生時に実施いたします中学校自然教室につきましては、1月17日から2月8日までの期間で実施をする予定としていましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、全校の実施を現在3月に延期をしております。まん延防止等重点措置の期間延長によっては再度の調整が必要になるところですが、実施の際の感染症対策といたしましては、昨年10月から12月にかけて実施をしました小学校自然教室の実践を踏まえ、観光バスの借り上げ台数を増やし、1台当たりの乗車人数を減らすなどの工夫を凝らしながら、安全に実施できるよう留意してまいります。
 次に、2の三鷹市川上郷自然の村についてです。東京都はまん延防止等重点措置の適用により、東京都民に対して不要不急の都県境をまたぐ移動の自粛を要請するなど、感染防止対策として人流抑制を示しましたので、こうしたことを踏まえ、自然の村につきましては、1月21日から2月13日までの間、施設を閉館し臨時休業をしています。この間の宿泊予約者は約200名ほどいらっしゃいましたが、予約者の方に対しましては電話等により連絡をしておりまして、キャンセル料はいただかずに、予約を取り消すなどの対応を図りました。
 なお、現在、長野県につきましても、1月27日から2月20日までを期間としたまん延防止等重点措置が適用されておりまして、県からは県民に対して県境を越える不要不急の移動の自粛などが要請されています。
 なお、施設の経営に関しましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う今回の臨時休業などによりまして、さらなる影響が生じる見込みであることから、当初予算に計上した額に加え、さらに一定額を補填する必要が生じているため、今後、予算措置の上、対応を図ることを検討しています。
 最後に、資料にはございませんが、1月29日に開催を予定しておりました、探究カンファレンスin三鷹につきましては、市立学校における感染が拡大している状況を鑑みまして、開催を延期してございます。
 今後の開催日程につきましては、感染の状況を踏まえ、改めて設定の上、御案内をさせていただきます。また、市立図書館につきましては、開館時間の変更はなく、これまでどおり感染症対策を講じた上で、短時間の滞在を御案内しながら図書館のサービスの提供を行っています。
 1点目の報告事項、新型コロナウイルス感染症への対応状況については、以上でございます。引き続き、2点目の報告事項につきまして、指導課長から御説明をいたします。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  引き続き、令和3年度東京都児童・生徒体力・運動能力、生活・運動習慣等調査結果について、御説明をいたします。
 資料の2を御覧ください。この調査は、小学校第1学年から中学校第3学年までの児童・生徒の悉皆調査でございまして、毎年4月から6月末までの間に新体力テストと称して、8種目の体力調査を実施しております。なお、令和2年度につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響で、悉皆調査は行っておりません。
 まず、資料の見方について御説明をいたします。資料の1ページ及び2ページにつきましては、全ての学年の調査結果をまとめたものでございます。1ページ目が小学校、2ページ目が中学校で、それぞれ上段が男子、下段が女子でございます。種目ごとに、令和2年度を除きまして、平成30年度から3年分の結果を記載しております。データにつきましては、小数第2位を四捨五入いたしまして、第1位までの数で記載をしております。また、前年度と比べて上回れば、上向きの矢印、下回れば、下向きの矢印、同じ場合は横線で表示をされております。
 また、学年ごとに、上の段に東京都の平均値を、下の段には三鷹市の平均値を青色で塗り潰しておりまして、その中で、東京都の平均を上回ったものにつきましては、さらに黄色で塗り潰しております。
 また、全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果も参考として記載しております。この調査につきましては、小学校第5学年と中学校第2学年が対象となっております。
 続きまして、種目別の調査結果について御説明をいたします。まず、資料1ページの小学校の結果につきましては、長座体前屈におきまして、第3学年女子を除き全ての学年で、令和元年度の記録より上回っております。握力につきましては、第1、第4学年女子を除き、全ての学年で東京都の平均を上回っているか、または同じでございました。反復横跳びにつきましては、全学年で令和元年度の記録より下回っておりました。ソフトボール投げでは、第1学年男子を除きまして、東京都の平均を下回っておりました。
 続きまして、資料の2ページ、中学校の結果では、まず持久走では、第2学年男子を除きまして、全ての学年で都の平均を上回っておりました。しかしながら、令和元年度の記録に比べますと、下回る結果となっております。次に、握力、上体起こし、長座体前屈、反復横跳びにつきましては、令和元年度の記録より下回る結果となりました。いずれにいたしましても、小・中学校ともにコロナ禍前の令和元年度に比べますと、全体的に記録が下回る結果となりました。
 資料3ページを御覧ください。こちらは、体力調査8種目の合計点につきまして、平成30年度、令和元年度、令和3年度の推移を示したグラフでございます。赤いグラフが三鷹市、青いグラフは東京都でございます。左側のグラフは、小学校6年生と中学校3年生の合計点の推移を示したグラフでございます。東京都全体では、合計点につきまして、4年間の平均推移が下がっている傾向が見られます。三鷹市におきましても、同様の傾向が見られますが、特にコロナ禍前の令和元年度から令和3年度にかけての推移が大きく下がっている結果となりました。
 右側のグラフは、今年度の小学校6年生と中学校3年生につきまして、小学校は3年生から、中学校は1年生からの経年変化を示したものでございます。令和2年度の調査がなかったため、小学校では、同じ集団を4年間、中学校では3年間の経年での変化を追跡したグラフになっております。この結果を見ますと、学年が上がっても、経年での体力の伸びについて、東京都の平均との差はほとんど見られませんが、中学校3年生の女子につきましては、東京都の推移よりも緩やかな結果となっております。
 最後、2ページにお戻りください。今後の課題や取組といたしましては、小学校では、この2年間で東京都の平均より高い学年の多かった反復横跳びや立ち幅跳びが、ほぼ全ての学年で東京都の平均を下回りました。また、ソフトボール投げにつきましては、コロナの影響にかかわらず低い結果となっております。瞬発力や敏捷性、投げる力を引き続き重点的に改善していく必要があると考えております。
 中学校では、引き続き握力が課題でございますが、今まで高かった長座体前屈や反復横跳びが下がっているため、筋力の向上とともに柔軟性や瞬発力の改善が求められております。これまでの新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた取組の中で、東京都全体としても、小・中学校の体育科や保健体育科の授業において制限があったことや休み時間等における運動の機会が減ったことなどが、児童・生徒の体力の低下に影響を与えたことが分かります。
 三鷹市におきましても同様に、これらの状況を踏まえ、各学校におけるそれぞれの体力の課題を明確にしまして、次年度の教育課程の重点に位置づけ、体育、保健体育の授業の充実を図るとともに、学校の教育活動全体を通じた体力向上の取組を推進するよう、指導を進めてまいります。
 また、今年度はにしみたか学園三鷹市立第二中学校が、東京都教育委員会よりコオーディネーショントレーニング地域拠点校の指定を受けまして、その取組を進めております。この効果的な取組を市内全小・中学校で共有いたしまして、児童・生徒の体力向上に向けた授業改善につなげてまいります。
 御説明は以上でございます。


◯委員長(渥美典尚君)  教育委員会の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(成田ちひろさん)  よろしくお願いします。まず、資料1のコロナウイルス感染症の対応状況のところから、1点質問します。川上郷自然の村の財政補填のところなんですけれども、令和2年度からいろいろ補填をしている施設だと思うんですけれども、令和2年度はトータル幾らだったのかと、令和3年度、今回また新たに補填するということなんですけれども、令和2年度、令和3年度と、補填額はどのぐらいになるのでしょうか。


◯総務課長(宮崎 治君)  まず、令和2年度の補填の実績ということですけれども、運営支援交付金として1,182万円余をお支払いしております。
 続きまして、令和3年度の見込みといいますか、その額ということなんですけど、今施設を1月21日から臨時休業にしておりまして、最悪の場合ですと3月末までということになりますので、最悪の事態を想定して額を算出しておりますが、その額は1,416万円余でございます。加えますと、既に8月22日までの分として662万円余をお支払いしておりまして、これはもともと予算に計上していたものでございます。その差額の753万円余につきましては、第1回定例会に提出する予定の補正予算案に盛り込む予定でございます。
 以上でございます。


◯委員(成田ちひろさん)  分かりました。ありがとうございます。コロナウイルスの今後の状況次第ということになると思いますけど、継続的な支援、財政補填がまた必要になるのかなということは、何となく理解しているつもりでいます。
 続きまして、資料2なんですけれども、こちら1点だけなんですけど、これ、経年変化とかもあると思うんですけども、特に3ページとか、平成30年から令和3年の比較で見ると、平成30年までもどういうふうな──例えばですけど、これ、ちょっと下降していた。さらに、ずどんと落ちたとか、そういうのがちょっと見えないかなあと思いまして、そもそも体力の全体的な傾向は、これまで、平成30年まではどんな感じだったのかというのは、今お分かりになれば教えていただきたいんですけど。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  ここには、御指摘のとおり3年間のみなんですが、それまでの傾向としましては、ほぼ東京都と三鷹市の関係は変わらないという状況です。


◯委員(成田ちひろさん)  ありがとうございます。体力が低下しているという傾向が変わらないということですか、それとも、別に、特に推移として少しずつ落ちていって、ここへ来てどんと来たとか、そういうようなところがちょっと分かればと思うんですが。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  数値自体も、東京都の平均と三鷹市の差というのはほぼ変わりませんし、その傾向自体もほぼ変わらない状況でございます。


◯教育部総合教育政策担当部長(松永 透君)  ちょっと補足させてください。基本的には、下がるという傾向で、ずっとその前来ているかというと、そういうわけではございませんということで、ほぼ横ばい、もしくは学年によって、種目によって、高いもの、低いものが少し出てくるという、そういう傾向でありました。


◯委員(成田ちひろさん)  ありがとうございます。なので、やっぱりコロナ禍の中でのちょっと行動の制限とか、なるべく休み時間とかっていう話が影響してきているというのが、数値になって現れたというような理解をいたしました。ありがとうございます。これから取組をしていただけるということで。
 すみません、最後1点。これは、三鷹市における取組っていうのは、教育委員会が学校に向けて指導というか、こういうことを重点的にやってくださいというようにお願いするというような、そういうような位置づけなんですか。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  それぞれ、各学校の課題がございますので、そこの課題に対して、何を重点的に取り組んでいくのかというものを、今、教育課程、来年度のものの編成についてこちらで相談を受けて、受理の手続をしておりますが、その教育課程の中に位置づけて、学校教育全体の中でどのように推進していくのかと、そういう届けを出す方向になっております。


◯委員(紫野あすかさん)  よろしくお願いします。コロナの感染対応状況について質問します。今、1月11日から2月8日までの陽性者の数などをお伺いして、本当に大変な状況なんだなということが分かったんですけれども、学校の対応として、オンラインの授業は、通常、日常的に行われているのか、さほど、あまり利用者はいないのか、現時点ではどのような状況なのでしょうか。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  オンラインの授業につきましては、欠席等があるクラスにつきましては、常に行っている状況でございます。


◯委員(紫野あすかさん)  1人でも、そういう希望がいれば、必ず行うということですね。
                 (「はい」と呼ぶ者あり)
 この陽性者の、先ほどの小学校、中学校、先生とありましたけれども、やっぱり先生もかなり陽性者がいたんだなと思うんですけど、その先生が陽性になった場合の対応などはどのように──ちゃんと先生、足りているのか、回っているのか、そういう現状をちょっと教えてください。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  東京都のほうは、教員が欠けた場合に、緊急措置として、3割程度欠けた場合には人的配置をするということが、この度、出されました。学校につきましては、その3割というような状況には、今なっておりません。数名ということです。
 いずれにしましても、学校は教育活動を継続していくために、いわゆる企業で言うところのBCP、継続計画、こういうものを立てながら対応するようにやっているところでございます。
 以上でございます。


◯委員(紫野あすかさん)  先生も、陽性じゃなくても、例えば家族に陽性者が出て、濃厚接触者の疑いとかという場合もあると思うんです。そういう場合は、例えば先生がおうちからオンライン授業をするとか、そういうこともやっていらっしゃるのでしょうか。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  今、御指摘のとおり、家庭から配信できる状況であれば、家庭から授業を配信している学校も複数ございます。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。あと、給食の状況なんですけれども、この間、給食が急になくなったので、野菜が余って困っていますという八百屋さんがいて、安売りをされたりしていたんですけれども、この給食の状況はどのように──今、給食は全部、通常どおり行われているのでしょうか。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(秋山慎一君)  新型コロナウイルス感染症の影響による学校給食の提供の状況ですけれども、先月、1校で給食の調理に携わる職員の陽性事例が発生をいたしまして、結果的には複数の陽性者が出たということで、一定期間、給食の提供ができなくなったという状況がございます。
 そのほかにも、委託事業者の中にも感染の事例が出たケースがありますけれども、そういった場合、1名程度の場合は、継続して実施ができるということなんですが、当然のことながら、急に給食が提供できないということになりますと、食材のキャンセル等、なかなか利かない場合もございますし、今御指摘のあったように、予定していた食材の購入に至らないというケースも生じるところです。
 今回のコロナの感染症に伴って給食が提供できなかった場合については、その食材のキャンセル料については、しっかりこちら、市のほうで責任を持ってお支払いするようなことで、今、検討を進めています。その他につきましては、通常といいますか、インフルエンザの学級閉鎖のときと同様の取扱いで行っているという状況でございます。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。だんだん、お知らせのメールとかもたくさんあるので、こっちも追いつかないというか、情報をあまりきっちり把握できていないような状況なので、現場の方たちは本当大変だろうなと思っています。
 あと、部活動なんですけれども、全国大会とか、関東大会につながる大会には出場を可としていて、それ以外は可としていないんですけれども、まず、小さな大会があって、そこに勝ったから全国大会に行ったりとかいうような流れじゃないんですかね。ちょっと分かっていないんですけれども、すみません。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  基本的には、地区大会、都大会、競技によってですけども、そのまま全国に行けるところもあれば、関東大会を経て全国に行けるところもございますが、今までの部活動ガイドラインでも、都も含めて、大きな全国の大会につながるものは、こういう状況であっても継続しますよという方向で、それを本市としても継続しておりますが、実情としては、この時期に全国大会までつながる大会はございませんので、ほとんど当てはまりません。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。あと、自然教室、中学校は3月に延期というふうになっていますが、この先、来月3月、コロナがちょっと収まるかどうか分からないんですが、実施する、しないの判断は、どういう基準で決断されるのでしょうか。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  基本的にまん延防止等重点措置のある間は、やはりできないという認識でございます。今のところ、3月以降に延期をする学校で、この延長に当てはまってしまう学校が1校だけございますので、それにつきましては、今、さらなる延期の調整をしているところでございます。
 以上でございます。


◯教育委員会事務局教育部長・調整担当部長(秋山慎一君)  ちょっと1点、補足をいたします。先ほど、御説明の中でもちょっと申し上げましたけども、今日、いわゆる14日以降のまん延防止等重点措置の延長に伴う判断といいますか、国、それから東京都の方針といいますか、措置が発表される予定というふうに聞いておりますので、恐らく今夜になると思いますけど、その内容を確認をした上で、市のほうの対策本部のほうで協議をして決めていきたいんですが、先ほど申し上げたように、現状では、いわゆる人流抑制というのを、まん延防止等重点措置の中で東京都も打ち出しておりますので、仮にそれが例えばなくなって、今都県境を不要不急でまたぐのはやめてくださいねということがあるので、川上郷自然の村も休館をし、自然教室もできないという判断なんですけど、仮にそれは構いませんよっていう話になると、同じまん延防止等重点措置が適用されていたとしても、若干条件が変わりますので、そういう状況を見ながら判断をするということですが、恐らく現状としては、そういうことはないのかなと思っておりますので、今指導課長が申し上げたように、措置の期間は実施は難しいというふうに、現在は認識しているということでございます。


◯委員(紫野あすかさん)  本当、残念なんですけど、行かせてあげたいんですけど、しようがないのかなというふうには思います。
 自然の村は、1か月ほどの間、臨時休業で、約200人の方がキャンセルとなったんですけれども、2月14日からも休業となる可能性も高いと思うんですけれども、予約状況はやはり同じぐらい、現在入っている状況なんでしょうか。


◯総務課長(宮崎 治君)  今、一般の方は予約されているのが36名と聞いておりますので、休業が決まったら、適正な措置で連絡しながら、キャンセルするということになろうかと思います。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。自然の村も本当に残したい施設ですので、大変な状況があると思うんですけれども、よろしくお願いします。
 あと、体力検査のほうで1点だけ。先ほど成田委員も質問されていましたが、3ページ、これは6年生と中学3年生の合計点のグラフ、私も右肩下がりで、すごい気になるんですけれども、これは小学校、中学校の最高学年だから落ちているのか、ほかの学年でも平均的にみんな下がっているのか。6年生と中3だけが落ちている理由とかがあるのか、この辺はどういうふうに考えていらっしゃいますか。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  この掲載した理由は、最高学年ということも1つとして掲載されておりますが、それぞれの学年の経過につきましては、小学校では1ページ、中学校では2ページにございますような経過として載せておりますように、やはり全体的には同じような傾向が見られるというふうに認識しております。


◯委員(紫野あすかさん)  そうなんですね。だったら、やっぱり高齢者にあるフレイル的なものが、子どもたちにも体に影響が出ているかなというふうにも思うんですけれども。やっぱり、コロナに関係なく、もともと子どもたちの体力が低下しているのか、コロナでより低下していったのか、その辺はどのように考えていらっしゃいますか。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  コロナにかかわらず、やはり子どもたちの体力というのは低下している状況があります。それに輪をかけて、このコロナ禍の中で運動する機会が減ったので、また急激に落ちているという現状でございます。


◯委員(紫野あすかさん)  分かりました。子どもたちが健やかに、元気に伸び伸び遊んだり、動けたりできる日が早く来ないかなと、本当に思います。ありがとうございます。
 終わります。


◯委員(吉沼徳人君)  よろしくお願いします。部活動について1点だけお尋ねしたいんですけども、接触等を伴う部活動において、可能な限りの感染対策を講じても、生徒の安全確保ができない場合は、実施を控えるようにしていますと書いてありますけど、現実に部活動のできないサークルは、現在あるのか、ないのか。そして、あるのであれば、何が原因でできないのかを教えていただけますか。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  特定の部活動をこのまん延防止期間中に停止しているという状況はございません。種目の中で、例えばバスケットボールで、試合で接触が多いプレーがあるとか、そういうものは制限すると。だから、その種目の中で感染対策をしても、なお飛沫の可能性が高いという内容については制限をしていると、そういう状況でございます。


◯委員(吉沼徳人君)  今も体力が落ちてきたというようなお話もあったので、何かそういうふうなことで、動けない子どもたちがいるとかわいそうだなと思ったんですけど、そういう種目別であればしようがないとしても、全ての部活が動けているということですね。了解いたしました。ありがとうございます。


◯委員(谷口敏也君)  新型コロナウイルス感染症の対応についての、中学校の自然教室は分かったんですが、3年生の修学旅行も、5校とも、たしか3月に延期しているって聞いていたような気がするんですけど、その状況をちょっとお伺いします。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  5校中1校が2月の下旬に予定されております。それ以降は、3月13日以降になっておりますので、4校については、このままの状況であれば行ける見通しがあるのかなと。
 ただ、2月の末にある学校につきましては、もう行くことは困難ですので、今、校長と調整しているところですが、それに代わる内容で、都内でのバス学習等のようなものを、今調整をしているところでございます。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。たまたまちょっと中学3年生の子と話す機会があって、僕たちって6年生の自然教室も行けなかった。ほかの何かも行けなかったんですよね、みたいなことを言われて、そうだよね、じゃあ、行きたいよねという話はしていたんですけど。1校だけ行けない可能性がある。可能性じゃないや、もう行けないんだ。こうなると、しようがないですよね。分かりました。残り4校が行けるようにお祈りします。
 体力調査のほうなんですけど、コロナ禍で平成30年より落ちているのはしようがないかなと思うんですが、東京都の平均を下がっちゃっているというのは、ちょっと悔しいなという気がするんですけど。ここからの盛り返しじゃないですけど、結局、2ページに書いてあるとおり、それぞれの学校の課題があって、その改善に向けて、一校一取組、一学級一実践というのを計画的に継続的に推進していくとありますけど。
 去年やっていないから、全部これからですか。去年調査していないということは、その取組は、今回、来年度に向けて計画するということですか。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  一校一取組、一学級一実践運動につきましては、これまでも実施していたものです。
 内容としては、一校一取組運動というのは東京都全体でやっているものなんですが、これは全ての小学校、中学校でやっております。一学級一実践運動というのは、小学校のみで東京都全体でやっておるものです。多くの学校は縄跳び、長縄跳び、それから持久走等の取組をやっているところが多いんですが、その中でも、ユニークというか、特筆すべきことをやっているものでは、例えば動画を活用した体づくり運動ということで、教室の中でも持久力、基礎体力の向上ができるようなものを、今開発をしてやっている小学校がございます。
 それから、あとは、やはり長期休業中に、小学校ですと部活動もないし、どうしても運動する機会がなくなってしまうということで、その長期休業中の体力の保持・増進を目指して、体力アップカードというものを作って計画的に取り組めるような内容をやっているとか。
 あとは、中学校では、昼休みを使って実際の体力テスト、8種目あるんですが、そのうち幾つかできるものを設定して、自分たちで自由に取り組みながら、遊び感覚で体力を向上するものですとか、あとは学校独自に──これも中学校ですけれども、毎時間、何々中トレーニングという名前をつけて、体育の授業の中で必ずそれをやると。そんなこともやっております。
 特に二中につきましては、コオーディネーショントレーニングということで、都の拠点校も受けておりますので、それを重点的にやっているということでございます。
 以上でございます。


◯委員(谷口敏也君)  ありがとうございます。ちょうど二中のこのコオーディネーショントレーニングもどういう感じなんですかって聞きたかったので、ありがとうございます。実際、一昨年、臨時休校になったときに、三鷹市の先生たちと、武蔵野市の先生たちと動画を作って、ケーブルテレビで配信して、それが結構、いろんな授業をそれで物珍しくて見たというような話もお伺いしますから、一定のそういった動画ですとか、インターネットのタブレットもそうですし、そういうのをもう配備されているわけだから、そういうのを活用しながら、子どもたちが面白く見れて、やってみたいなとかってなる運動というのを、どんどん配信していったほうがいいんじゃないのかなと思うんですけど、その辺はどうお考えですか。


◯指導課長・個別最適化担当課長(長谷川智也君)  動画につきましては、今おっしゃったように、1つの小学校で特色ある取組ということで、5つほどの動画を作ってやっている現状がありますけども、体力のみにかかわらず、学力のほうも含めて、教員が子どもたちがつまずきやすいポイントに関する動画を、今鋭意作っている状況で、今現在150本ぐらい作ってあります。今後は、教員は約800人いますので、最低1人1本作って、子どもたちがそれを見て学習も、体力も向上できるような、取組を今しています。
 ただ、これは5分程度の動画で、教員は作っていますので、教員も自分の授業を振り返りながら、自分が得意とする、または子どもたちがつまずきやすいところを精査しながら、今取り組んでいるところでございます。
 以上でございます。


◯委員長(渥美典尚君)  よろしいでしょうか。
 以上で教育委員会報告を終了いたします。
 休憩いたします。お疲れさまでした。
                  午前11時35分 休憩


                  午前11時36分 再開
◯委員長(渥美典尚君)  委員会を再開いたします。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会の会期中として、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。ありがとうございました。お疲れさまでした。
                  午前11時37分 散会