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トップ会議録会議録閲覧 > 会議録閲覧(令和3年調布飛行場周辺利用及び安全対策特別委員会) > 2021/12/14 令和3年調布飛行場周辺利用及び安全対策特別委員会本文
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2021/12/14 令和3年調布飛行場周辺利用及び安全対策特別委員会本文

                  午後1時24分 開議
◯委員長(高谷真一朗君)  ただいまから、調布飛行場周辺利用及び安全対策特別委員会を開きます。
 初めに休憩を取って、本日の流れを確認いたしたいと思います。
 休憩いたします。
                  午後1時24分 休憩


                  午後1時25分 再開
◯委員長(高谷真一朗君)  委員会を再開いたします。
 本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、議会閉会中継続審査申出について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、そのように確認いたします。
 市側が入室するまで休憩いたします。
                  午後1時25分 休憩


                  午後1時26分 再開
◯委員長(高谷真一朗君)  それでは、委員会を再開いたします。
 行政報告、本件を議題といたします。
 本件に対する市側の説明を求めます。


◯副市長・企画部長事務取扱(土屋 宏君)  よろしくお願いします。本日、行政報告ですが、大沢野川グラウンドの復旧事業の実施について、御報告をさせていただきます。東京都による野川大沢調節池の拡大工事が完了した後の大沢野川グラウンドの復旧工事の内容、そしてスケジュール等について御説明をさせていただきます。
 詳細は、スポーツ推進課長から御説明いたしますので、よろしくお願いします。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  それでは、私のほうから資料1、大沢野川グラウンドの復旧事業の実施について御説明いたします。
 資料1を御覧ください。番号1、事業概要でございます。東京都による野川大沢調節池規模拡大工事完了後、大沢野川グラウンドの復旧工事を早急に実施するため、債務負担行為を設定し、余裕期間制度の活用により、令和4年4月から復旧工事に着手するものでございます。
 2番目の工事対象施設でございますが、資料記載のとおり、テニスコートは4面、サッカー兼ラグビー場、そして野球場は各1面、駐車場・駐輪場、防球ネット・防球フェンス等を対象施設としております。
 次に、3番目の復旧工事の主な内容でございますけれども、運動場の工事、駐車場及び駐輪場の工事、そして、この運動場や駐車場・駐輪場以外のスペースの部分に当たります園路・通路工事、そして駐車場発券機の交通系電子マネー機能の追加を予定しているところでございます。
 本事業につきましては、東京都の復旧補償費で賄われるものでございます。従前の施設同様の機能を復旧するものについては、10分の10の東京都の予算で賄われるものです。一方、機能上グレードアップされる部分については、三鷹市の施工で予定をしております。資料にございます、駐車場発券機の交通系電子マネー機能の追加、こちらの部分がグレードアップ分として、三鷹市の予算で行うものでございます。
 4の経費(債務負担行為補正額)でございます。お手元のとおり限度額7億100万円、今議会で補正予算の御審議をいただいているところでございます。このうち7億円が東京都の復旧補償費で、三鷹市への歳入を見込むものでございまして、残りの100万円につきましては、三鷹市の単独予算で、東京都の復旧補償費の適用外ということでございます。
 次のページをおめくりください。5、スケジュールでございます。スケジュール表の上段です。東京都、その4工事につきましては11月29日で終了しておりますが、追加工事が見込まれております。ただし、令和3年度内に終了予定というふうに聞いておりますので、三鷹市の実施する工事への影響はございません。
 三鷹市の設計、工事の予定ですが、3月に契約議案を提出させていただき、また、議決をいただいた後、契約をいたしまして、4月から復旧工事に着工してまいります。
 説明は以上です。


◯委員長(高谷真一朗君)  ありがとうございました。市側の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。


◯委員(前田まいさん)  何点かお願いします。昨日、文教委員会でもやり取りがあったかと思うんですが、利用団体から水場の設置の要望があったということで、それは市のほうの単独予算分で工事が行われる予定となっているのか、まず確認したいと思います。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  この水場の設置につきましては、今回のこの7億100万円の工事の対象ではありません。東京都のほうに、こちらのほうの熱中症予防対策ということで必要だということで、この復旧補償費内での工事を認めてもらうよう要望を再三してまいりましたけれども、従前の施設においても、この水道がグラウンド面にないというようなことを1つの理由といたしまして、残念ながら含まれなかったものですから、今後、この工事が終わった後、利用団体の御利用状況等も見ながら、市として検討していきたいというふうな、1つの課題ということで認識しているところでございます。


◯委員(前田まいさん)  分かりました。そうか、じゃあ、今回の復旧工事とは別ということで理解しました。
 今、追加工事の見込みがあるけれども、復旧工事への影響はないということだったんですが、この施設の利用開始は工事完了後になるのでしょうか。運動場の工事を優先して終わらせて、限定的にでも利用を再開させるような工夫は考えていらっしゃいますでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  全ての予定している工事が完了した後、施設利用については、再開をしていくというような予定でございます。


◯委員(前田まいさん)  そうしたら、団体説明会も予定されていると思いますが、結構長期間使えない時期が続いていると思いますので、その辺、柔軟に──安全面を気をつけるのが一番だと思いますけれども、なるべく利用団体や市民への開放を早めに行っていただくよう、御検討いただきたいと思います。
 ありがとうございます。


◯委員長(高谷真一朗君)  他にございますでしょうか。


◯委員(伊東光則君)  質問させていただきます。従前のというか、以前のグラウンドと比べて深くなっているわけですよね。野球場のほうですけど、ネットの高さというのは、下からの高さとしては高くなるんでしょうか。それとも、同じ高さなのでしょうか。というのは、北側の住宅地に野球の打ったボールが飛び込むということが何回かあったそうで、ガラスが割れたりしたというふうに聞いているんですが、そういうことに対してどんなふうになるのかなという質問です。お願いします。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  ネットの高さにつきましては、従前の高さと同じでございます。ですので、ガラスが割れる、割れないというような可能性としては、3メートル掘り下がっていますので、そういったところから、その3メートル掘り下がった分は住居のほうに飛んでいく確率が低くなるのではないかというふうに考えているところでございます。
 また、こちらのことにつきましても、町会の代表の方から御懸念事項としては伺っておりますけれども、やはり東京都との従前の機能の復旧というようなところがどうしても前提になっていることから、今回につきましても同様のネットの高さというような形で工事を予定しているところでございます。


◯委員(伊東光則君)  ありがとうございます。1人か2人、優秀な方が飛ばすというふうに聞いていますので、状況を見てください。
 それと、深くなってしまったということで、安全面というか、夜、例えば子どもたちが暗くなった頃遊んでいて、防犯的な面の安全性というのは何か工夫を新しくされるとか、ないんでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  ハード的に、安全面というところでは、従前の施設と変わらない、一番外側の柵ですとか、門の高さとかというところは変わりないというような形になります。ただ、3メートル掘り下げることによって、擁壁がちょっと新たに造られたというところから、グラウンドに下りるところの通路で、一部その擁壁沿いを子どもなりが柵を乗り越えて歩けそうなところが見られたことから、この点については、そのようなことがないよう、東京都に安全対策として要請をしまして、そこの対策は東京都のほうで取っていただけるというような形になってございます。


◯委員(伊東光則君)  3メートル深くなって、見えにくくなっていると思うんです、周りの住宅地からとか。今までは、下で何か遊んでいても、周りの人がちょっと見ただけで、すぐ子どもがいるなって分かっているんですけど、3メートル深くなるということで、周りからの目、大人の目というか、見えにくくなるんじゃないかと思うので、その辺の懸念というか、防犯も含めて何かお考えをお聞かせいただきたいと思うんですが。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  今、そういった防犯の課題については、いま一度、御指摘の点も踏まえまして再検討いたしまして、基本的には運用面での対応になろうかというふうに思いますけれども、しかるべき確認をした中で、やはりどうしてもハード面の対策が必要だというようなこともあれば、それは東京都と協議をして一定の対応を図ってまいりたいというふうに考えます。


◯委員(伊東光則君)  それと、最後なんですけど、水が万が一入った場合の復旧というのは、今まで、3日とかかかっていたかなと思うんですが、今後3メートル深くなって、実際に復旧するまで、日数的にはどういうふうになるんでしょうか。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  今までの施設で水が入った場合、自然に川に戻っていくというような形での排水という形でした。期間的には三、四日かかって水が抜けて、1日清掃し、1日消毒をしてということで、再開まで約1週間かかっていたところです。今回は、入る水の量が大幅に増える形になりますけれども、ポンプアップで排水するというような形で、大型のポンプが配置されております。この排水機能につきましては、満水で入った場合、三、四日かかるというふうに聞いていまして、また清掃と消毒ということで、期間的には約1週間、再開までかかるのではないかというふうに、従前と同じ期間というふうに今想定しております。


◯委員(伊東光則君)  分かりました。きれいなグラウンドが整備されて、一日も早く市民に使っていただけるようにしていただければと思います。
 ありがとうございました。


◯委員長(高谷真一朗君)  他にございますか。


◯委員(宍戸治重君)  裏面、5、スケジュールのところに追加工事、ちょうどこれからの期間のことがそこに追加工事とありますけど、この追加工事って何なのかなという気がするんです。


◯スポーツ推進課長(平山 寛君)  この追加工事について聞いておりますところでは、なかなか図面で御説明しにくいんですけれども、今回、ちょうど川のほうから右側の擁壁のほうに沿って、L字型に水が入ってきます。ちょうどこのサッカー場と野球場のところで、水がこのグラウンド面に下りてくるというような造りになっているんですけれども、ここのところに水の勢いを少し弱めるようなコンクリートの突起の構造物がございまして、そこの周辺を安全管理のためからフェンスで囲うというようなことを、追加工事で予定しているというふうに聞いているところでございます。


◯委員(宍戸治重君)  ありがとうございます。
 これが完成すると、結果的にどのくらい効果があるものなのか。というのは、ここに入ってきちゃうときは、少なくとも野川公園のところの下水の排水口が開かれて、野川の水が増えるわけだよね。それから、人見街道の下にもう一つある。直接関係するのはそれかなと。羽沢小学校の下にあるのは、その下のほうだから、ここには直接関係ないんだけど、その辺の予測と、これから雨が多くなったりなんかすると増える可能性があるし、この3メートルを落として、どれだけの効果があるのかと予測しているの。
 それと、もう一つね。これ、地図の一番北側の、今説明をいただいた、野川から水が入るというのは、土手があって、その下に水を止めるところと、流すところと、そこのところに丸太ん棒が横になっている。それを1本増やすと、10センチ、水面が高くならないと入ってこないように今まではなっていたんだけど、なかなかそれを10センチ上げてくれるのが都ではやれなかったという話なんだけど、そういう意味で、水が超えてくる状況についてはどういうふうに考えているんだろう。
 その3つね。


◯企画部まちづくり総合調整担当部長(田中元次君)  あの川のところで50ミリの雨に対して、河道で流すという計画を東京都が持っています。プラス10ミリを域内の貯留とか、浸透施設を、宅地とか、学校とか、公共施設とか、道路とか、そういったところで造るので、10ミリ分。調節池自体は5ミリ分というように聞いています。全体で、多摩地域は65ミリの雨が1時間に降ったときに、大きな被害がないようにというようなことでの計画がされているというふうに聞いておりますので。
 ただ、これ1つだけで全部の5ミリ分ということにはなっていないと思いますので、今後また調節池が野川沿いにもできることによって、その5ミリというのが達成できるのではないかなというふうに聞いているところです。
 堰の高さなんですけれども、これ、以前の堰の高さからは、今回の新しい堰は20センチ上がっているというふうに聞いています。ですので、前は木のやつで10センチということでしたが、今回の工事が終わったときには2つ分のところの高さが上がっているというふうに聞いています。
 加えて、あの当時は、平成18年から平成27年の間の平均で約2.9回ぐらい年間に入っていたというふうになるんですが、20センチ上げることによって、これは雨の降り方とかによって違うんですが、そのときの雨が降ったと仮定をすると、2.1回ぐらい、約0.8回ぐらい減るんじゃないかって、設計の当時には東京都から説明を受けておりました。


◯委員(宍戸治重君)  幾分効果があるのかなと思うけど、下流に一気に流れないというだけで、下流のほうは事故も少なくなるのかなという気はします。その20センチ上げたことによって、羽沢小学校のところにどれだけの影響が出るかというのは予測できているの。あそこも、台風なんか来ると、橋ぎりぎりに来るわけよ。橋の下を洗うんじゃないかくらいなところに見えるんだけど、そうしてくると、20センチ上がると、羽沢小学校側の土手、南側はどうせ流れちゃうんだろうけど、今一番問題になっているあの辺の状況はどうなっていくのかなという気がするんだけど。


◯企画部まちづくり総合調整担当部長(田中元次君)  堰は20センチ上げるんですけども、入り口をかなり広くしているんです。なので、要は下流側に影響がないように、ためる量も9万トンから15万8,000トンに、6万8,000トン増やしていますので、その分を危険な状態のときに、取り口を広くすることによって一気に取りますので、そういう意味では、今回のことで堰を20センチ上げたから、そこが危険になるというようなことにはならないのではないかなというふうに考えております。


◯委員(宍戸治重君)  僕も実際、10センチの違いがどうなっていくのかなんて、考えはするんだけど、実際測ってみたり、現場を見たりしているわけじゃないんだけども、一番低いのが天文台通り辺りなんだよね。土手というか、縁というか。だから、あの辺が20センチ上げることによってどうなるのかなという心配はしている。
 それに伴って、羽沢小学校側の土手がもつのかというような気もしますし、それに続いて、東へ行くと四丁目の野川の縁の住宅地がありますよね。あの辺もどうなのかなという心配もしないではないんだけど、よく見ていただいて、危険のないようにお願いします。
 あと、揚水ポンプで揚げると言っていましたけど、これは3メートル下げると、前の地盤で大体野川の水面以下だったんだよね。ところが、今度はもっと下げたからいいんだけど、水が湧いてくる可能性もないとは言えないし、だから、そういう意味で荒れることが可能性としては結構あるんじゃないかって、前々から言っているんだけど、どうなの、その辺の工事の関係。


◯企画部まちづくり総合調整担当部長(田中元次君)  御懸念のとおり、地下水位が上がってくる可能性がありますので、今回の工事に先立ちまして、連続の壁をずっとこの調節池の回りに打っています。これは、下の水が上がってこない層のところまで打ち込んで、湧水が上に上がってこない工事をした上で掘削しておりますので、そういったことはないんじゃないかなというふうに考えております。


◯委員(宍戸治重君)  ちょっと心配をしておりました。できるだけ有効に使えるように、お願いします。
 以上で終わります。


◯委員長(高谷真一朗君)  他にございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 なければ、以上で行政報告を終了いたします。
 休憩いたします。
                  午後1時50分 休憩


                  午後1時51分 再開
◯委員長(高谷真一朗君)  委員会を再開いたします。
 議会閉会中継続審査の申出について、本件を議題といたします。
 調布飛行場周辺の利用及び安全について積極的な対策を講ずること、本件については引き続き調査を行っていくということで、議会閉会中の継続審査を申し出ることにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 次回委員会の日程について、本件を議題といたします。
 次回委員会の日程については、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 その他、何かございますでしょうか。
                 (「なし」と呼ぶ者あり)
 それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。ありがとうございました。
                  午後1時51分 散会